JP5949647B2 - 電線スプライス具及びワイヤハーネス - Google Patents
電線スプライス具及びワイヤハーネス Download PDFInfo
- Publication number
- JP5949647B2 JP5949647B2 JP2013082676A JP2013082676A JP5949647B2 JP 5949647 B2 JP5949647 B2 JP 5949647B2 JP 2013082676 A JP2013082676 A JP 2013082676A JP 2013082676 A JP2013082676 A JP 2013082676A JP 5949647 B2 JP5949647 B2 JP 5949647B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric wire
- splice
- wire
- tool
- electric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
(1)第1の構成要素は、それぞれ電線の端部が挿入される複数のキャビティと他の電線スプライス具の導体が挿入される差込孔とが形成された非導電性の電線保持部である。
(2)第2の構成要素は、上記電線保持部から突出して形成された接点導体である。
(3)第3の構成要素は、上記電線保持部に内包され上記キャビティ各々に挿入される上記電線各々と上記接点導体と上記差込孔に挿入される他の電線スプライス具の導体とを電気的に接続する短絡導体である。
(4)第4の構成要素は、上記電線保持部と一体に形成され上記接点導体を囲う非導電性の囲い部である。
(5)第5の構成要素は、上記接点導体が他の電線スプライス具の孔に挿入された状態及び他の電線スプライス具の導体が上記差込孔に挿入された状態のうちの少なくとも一方の状態で他の電線スプライス具の一部と係り合うことにより他の電線スプライス具の連結状態を維持するロック機構である。
まず、図1を参照しつつ、第1実施形態に係るワイヤハーネス10及びそれに含まれる第1実施形態に係る電線スプライス具1について説明する。図1には対向配置された2つの電線スプライス具1及びそれら各々に接続された2組の電線群90が示されている。
電線群90は複数の電線9を含み、電線9各々は芯線と芯線の周囲を覆う絶縁被覆とを有する絶縁電線である。
図1に示されるように、電線スプライス具1は、電線保持部2、短絡導体4、接点導体5、囲い部3及びロック機構6を備えている。
電線保持部2は、複数のキャビティ21と1つの差込孔22とが形成された非導電性の部材である。電線保持部2は、例えば、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)又はABS樹脂などの非導電性の合成樹脂からなる成形部材である。
接点導体5は、電線保持部2に保持され、電線保持部2から突出して形成された導体である。接点導体5は、電線保持部2内から電線保持部2の側面を経て電線保持部2の外側へ突出している。
短絡導体4は、電線保持部2に内包された導体である。短絡導体4は、例えば、銅などを主成分する芯金部とその芯金部の表面に形成された錫メッキなどの金属メッキとを含む金属部材である。短絡導体4は、接点導体5における電線保持部2内に位置する部分と接触しているもしくは繋がっている。
囲い部3は、接点導体5を囲う非導電性の部分である。囲い部3は、例えば、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)又はABS樹脂などの非導電性の合成樹脂からなる成形部材である。
ロック機構6は、他の電線スプライス具1のロック機構6と係り合うことにより当該電線スプライス具1と他の電線スプライス具1とを連結状態に維持する機構である。図3は連結状態にある2つの電線を含むワイヤハーネス10の斜視図である。
次に、図4〜6を参照しつつ、第2実施形態に係るワイヤハーネス10A及びそれに含まれる第2実施形態に係る電線スプライス具1Aについて説明する。図4は2つの電線スプライス具1Aの斜視図である。図4には対向配置された2つの電線スプライス具1A及びそれら各々に接続された2組の電線群90が示されている。図5は電線スプライス具1Aの斜視図である。図4の斜視図及び図5の斜視図は、それぞれ異なる方向から見た斜視図である。図6はワイヤハーネス10Aの斜視図である。
電線スプライス具1,1Aが採用されれば、複数の電線9の端部が電線保持部2のキャビティ21に挿入されるだけで、各電線9の端部が電線保持部2に内包された短絡導体4によって電気的に接続される。これにより、電線群90の端部にスプライス部が形成される。この場合、スプライス部が電線群90の端部に対する溶接又は圧着金具の圧着によって形成される場合に比べ、スプライス部を形成するための工数は少なくて済む。
電線スプライス具1,1Aにおいて、囲い部3が接点導体5の四方を囲うことも考えられる。この場合、囲い部3を構成する四方の隔壁のうちの1つが嵌り込む切れ込みが電線保持部2に形成されていればよい。
1X,1AX 第一電線スプライス具
1Y,1AY 第二電線スプライス具
2 電線保持部
3 囲い部
4 短絡導体
5 接点導体
6 ロック機構
9 電線
10,10A ワイヤハーネス
21 キャビティ
22 差込孔
61 突起部
62 孔部
90 電線群
90X 第一電線群
90Y 第二電線群
Claims (2)
- それぞれ電線の端部が挿入される複数のキャビティと他の電線スプライス具の導体が挿入される差込孔とが形成された非導電性の電線保持部と、
前記電線保持部から突出して形成された接点導体と、
前記電線保持部に内包され前記キャビティ各々に挿入される前記電線各々と前記接点導体と前記差込孔に挿入される他の電線スプライス具の導体とを電気的に接続する短絡導体と、
前記電線保持部と一体に形成され前記接点導体を囲う非導電性の囲い部と、
前記接点導体が他の電線スプライス具の孔に挿入された状態及び他の電線スプライス具の導体が前記差込孔に挿入された状態のうちの少なくとも一方の状態で他の電線スプライス具の一部と係り合うことにより他の電線スプライス具の連結状態を維持するロック機構と、を備え、
前記差込孔は前記電線保持部の四方の側面のうちの前記キャビティ各々の入口が形成された側面に対し反対側の側面に形成されており、
前記接点導体は前記電線保持部における前記差込孔が形成された側面から突出して形成されている、電線スプライス具。 - それぞれ複数の電線を含む第一電線群及び第二電線群と、
前記第一電線群の端部に取り付けられ前記第一電線群の複数の電線を電気的に接続する第一電線スプライス具と、
前記第二電線群の端部に取り付けられ前記第二電線群の複数の電線を電気的に接続し前記第一電線スプライス具と同じ構造を有する第二電線スプライス具と、を備え、
前記第一電線スプライス具及び前記第二電線スプライス具各々は、
それぞれ前記電線の端部が挿入された複数のキャビティと導体が挿入される差込孔とが形成された非導電性の電線保持部と、
前記電線保持部から突出して形成された接点導体と、
前記電線保持部に内包され前記キャビティ各々に挿入された前記電線各々と前記差込孔に挿入された相手側の電線スプライス具の前記接点導体とを電気的に接続する短絡導体と、
前記電線保持部と一体に形成され、前記接点導体を、前記差込み孔が形成された部分を避けて3方から囲う非導電性の囲い部と、
前記第一電線スプライス具の前記接点導体が前記第二電線スプライス具の孔に挿入された状態及び前記第二電線スプライス具の前記接点導体が前記第一電線スプライス具の前記差込孔に挿入された状態の両方の状態で前記第一電線スプライス具及び前記第二電線スプライス具のうち相手側の一部と係り合うことにより前記第一電線スプライス具と前記第二電線スプライス具とを連結状態に保持するロック機構と、を備えるワイヤハーネス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013082676A JP5949647B2 (ja) | 2013-04-11 | 2013-04-11 | 電線スプライス具及びワイヤハーネス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013082676A JP5949647B2 (ja) | 2013-04-11 | 2013-04-11 | 電線スプライス具及びワイヤハーネス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014207071A JP2014207071A (ja) | 2014-10-30 |
JP5949647B2 true JP5949647B2 (ja) | 2016-07-13 |
Family
ID=52120492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013082676A Expired - Fee Related JP5949647B2 (ja) | 2013-04-11 | 2013-04-11 | 電線スプライス具及びワイヤハーネス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5949647B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000294352A (ja) * | 1999-04-05 | 2000-10-20 | Yazaki Corp | 圧接ジョイントコネクタ |
JP2013037819A (ja) * | 2011-08-04 | 2013-02-21 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 連結ジョイントコネクタ |
-
2013
- 2013-04-11 JP JP2013082676A patent/JP5949647B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014207071A (ja) | 2014-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5506439B2 (ja) | コネクタ | |
KR101570647B1 (ko) | 접속 단자, 접속 단자 유닛 및 전동기 | |
JP5031599B2 (ja) | 通信線用の分岐コネクタ | |
JP6206392B2 (ja) | ジョイントコネクタ | |
US10622774B2 (en) | Joint connector | |
JP6211483B2 (ja) | リーク遮断構造、電子部品、及び、電子部品ユニット | |
US20140154916A1 (en) | Waterproof connector | |
WO2016121565A1 (ja) | シールドコネクタ | |
US9419379B2 (en) | Connector having a recessed concave section in a surface between a pair or partition walls between adjacent terminals | |
US11031724B2 (en) | Stacked connector and wire harness | |
JP6605341B2 (ja) | コネクタ | |
JP5758677B2 (ja) | 圧着端子及びジョイントコネクタ | |
WO2016208369A1 (ja) | 複合コネクタ及びその製造方法 | |
JP5949647B2 (ja) | 電線スプライス具及びワイヤハーネス | |
JP6768304B2 (ja) | コネクタの組立方法 | |
JP2015032442A (ja) | 電気接続具 | |
JP5911896B2 (ja) | ジョイントコネクタの接続構造及び端子付きジョイントコネクタの製造方法 | |
JP6630051B2 (ja) | ワイヤハーネス、及び、分岐構造 | |
JP6190716B2 (ja) | ジョイントコネクタ | |
JP2016213004A (ja) | 配線部材 | |
JP6925912B2 (ja) | 電気配線ユニット、電気接続箱及びワイヤハーネス | |
JP5823718B2 (ja) | ハウジング及びジョイントコネクタ | |
JP5566730B2 (ja) | 圧接コネクタ及びワイヤハーネスの製造方法 | |
JP2010003461A (ja) | 圧接ジョイントコネクタ | |
JP2023038053A (ja) | ジョイントコネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160408 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160510 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160523 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5949647 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |