JP5949629B2 - 内質特性に優れた極厚オーステナイト系ステンレス厚鋼板の製造方法および内質特性に優れた極厚オーステナイト系ステンレス厚鋼板 - Google Patents

内質特性に優れた極厚オーステナイト系ステンレス厚鋼板の製造方法および内質特性に優れた極厚オーステナイト系ステンレス厚鋼板 Download PDF

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本発明は、連続鋳造スラブにより内質特性の極めて良好な極厚オーステナイト系ステンレス厚鋼板(製品板厚80mm以上230mm以下の例えばSUS316LやSUS304L)を製造する方法およびそれにより製造される内質特性に優れた極厚オーステナイト系ステンレス厚鋼板に関する。
一般に厚鋼板は、連続鋳造スラブ、または鋳型鋳造したインゴットを分塊圧延した造塊スラブを素材として製造される。両者を比較すると、製造コストの点では前者の方に魅力があるが、連続鋳造スラブの場合、造塊スラブよりも厚みが薄い為、極厚鋼板の製造では、センターポロシティーの未圧着部分が残存する割合が高い。
現状の厚板圧延機の能力では、連続鋳造スラブの板厚中心位置に必然的に発生するセンターポロシティーを安定して消滅させる事は困難である。連続鋳造スラブから製造された極厚鋼板に超音波探傷試験を実施すると、圧下率が小さくなるに伴い、鋼板内質不良による欠陥の検出数が増加する。
そのため、連続鋳造スラブを用いた極厚鋼板の製造では、圧下比(スラブ厚/製品厚)に下限値を設けることが一般的に行われ、例えば、圧力容器用鋼板の一般製造条件を規定したASTM A20では、この圧下比の下限値を3以上に規定している。JIS規格にはこのような規定はないが、鋼板製造業者が自主的に管理を行い、製造を行っている。
下限値を下回るような加工条件で極厚鋼板を製造しなければならない時には、造塊スラブを用いていたが、製造プロセス上、押湯部や沈澱晶部の非定常部分の切り捨てや分塊圧延を必要とする為、コストの増大や生産性低下を招いていた。
連続鋳造スラブにより、圧下比が小さくとも、鋼板内質特性に優れた極厚鋼板を製造する事が望ましく、その為に幾つかの提案がなされている。
非特許文献1には、圧延形状比で定義される数値を大きくする事により、鋼板内質の良好な鋼板を製造する技術が開示されている。特許文献1、2には、連続鋳造機の出側でロールまたは平金敷による圧下を施す事によって、連続鋳造スラブのセンターポロシティーの消滅を図る技術が開示されている。
特許文献3には、全圧下率が20〜60%の加工条件で125mm厚以上の極厚鋼板を製造する際、厚板圧延に先立ち、連続鋳造スラブの端部を幅方向から鍛造圧下し、元スラブの幅から150mm以上減尺させると共に肥厚化させ、スラブ厚方向の鍛造圧下を行う事によって、センターポロシティーを消滅させる技術が開示されている。
特開昭55−114404号公報 特開昭61−273201号公報 特許第3528504号公報
鉄と鋼 第66年(1980)第2号第201〜210頁、日本鉄鋼協会発行
しかしながら、非特許文献1の技術では、鋼板内質の良好な極厚鋼板を得る為に必要な圧延形状比が圧延機の設備仕様により制約される範囲の上限を超える為、実用性に乏しく、特許文献1、2の技術では、厚板素材用連続鋳造機の設備改良にコストがかかり過ぎるという問題がある。特許文献3の技術は、実施例の対象が一般用40キロ級鋼、一般用50キロ級鋼、および高炭素鋼で、これらの鋼種と高温強度が相違するオーステナイト系ステンレス厚鋼板での効果は不明である。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、連続鋳造スラブより既存の設備を用いて製造される、鋼板内質特性の極めて良好な、製品板厚が80mm以上230mm以下の極厚オーステナイト系ステンレス厚鋼板の製造方法およびそれにより製造される極厚オーステナイト系ステンレス厚鋼板を提供することを目的とする。
本発明者等は、上記目的を達成すべく種々検討を行い、以下の知見を得た。なお、本発明では、センターポロシティー、ザク性欠陥をまとめてセンターポロシティーとする。
1.連続鋳造によるスラブの両幅端部における3面冷却部、特に端部よりスラブ厚相当内部の領域に、スラブの幅方向中央部に生成するセンターポロシティーより、大きなサイズのセンターポロシティーが生成する内部不良域が存在し、鍛造または圧延におけるスラブ厚中心位置の塑性歪量が十分でない場合、残存し、鋼板内質不良となる。
2.上記内部不良域は、スラブの幅方向両端部を幅方向から鍛造圧下して両端部を肥厚化させた後、FM(Free from Mannesmann effect)鍛造法を適用すれば、消滅させることが可能である。FM鍛造法は、上下非対称の鍛造金敷を用いて、スラブ厚の中心位置の引張応力を、中心位置からスラブ厚方向へずらし、中心位置の静水圧大きくして、被鍛造物の内質改善効果を得る鍛造法である。
3.上記内部不良域のセンターポロシティーを消滅させれば、スラブの幅方向中央部に生成するセンターポロシティーも同時に消滅する。
本発明は得られた知見を基に更に検討を加えてなされたもので、すなわち、本発明は、(1)以下の工程を備えた80mm厚以上の極厚オーステナイト系ステンレス鋼板の製造方法。
1.連続鋳造によるスラブを1090℃〜1150℃の範囲で加熱し、スラブの幅方向の両端部を幅方向から鍛造圧下し、スラブ幅を300mm以上減尺させて、両端部を肥厚化させる工程。
2.上金敷の前記スラブとの接触長さを1としたとき、下金敷の前記スラブとの接触長さを3以上とする上下非対称の鍛造金型により、1000℃以上の温度でスラブ厚さ方向に圧下率8%超えで圧下するFM鍛造を行う工程。
3.その後、1090℃〜1150℃の範囲でスラブを加熱し、上記2でのFM鍛造の圧下率と圧延の圧下率を合計した全圧下率が20%以上30%以下を満足するように圧延を行う工程。
(2)80mm厚以上で、スラブ圧延垂直方向 全幅、板厚の1/2厚±10mm位置における0.1mmφ〜1.0mmφ径のポロシティーの数が10個/100mm以下であることを特徴とする内質特性に優れた極厚オーステナイト系ステンレス鋼板。
本発明によれば、従来、分塊スラブを素材として製造していたSUS316L極厚オーステナイト系ステンレス厚鋼板を、既設の鍛造プレス機を用いて、連続鋳造スラブのセンターポロシティーを完全に消滅させて製造でき、産業上極めて有用である。
連続鋳造スラブを幅方向に鍛造する様子を説明する模式図。
本発明は、スラブの両幅端部の3重点近傍における内質不良部を消滅させるため、スラブの幅方向の両端部を幅方向から鍛造圧下した後、FM鍛造を行うことを特徴とする。
本発明では、まず、連続鋳造スラブの幅方向両端部を肥厚化した形状にする為、図1に示すように連続鋳造スラブ(1)の幅方向の両端部(E)を、鍛造用の上金敷(2)、下金敷(3)にて、幅方向から圧下し、連続鋳造スラブ(1)の両端部(E)の厚さを大きくする。なお、鍛造用の上金敷(2)と下金敷(3)は幅方向を圧下後、FM鍛造を行うために用いる。
連続鋳造によるスラブは1090℃〜1150℃の範囲で加熱する。1090℃未満では、鍛造による変形が十分得られず、1150℃を超えると、高温強度が低下して鍛造による効果が十分得られなくなるため、1090℃〜1150℃とする。
幅方向圧下による、スラブ幅の減尺代(r)は300mm以上とする。スラブ幅の減尺代(r)を300mm以上とし、その後、FM鍛造を行うと、厚板圧延の圧下の効果も加味されて、両幅端部における3面冷却部、特に端部よりスラブ厚相当内部の領域近傍とスラブ幅中央部におけるセンターポロシティを消滅させることが可能である。
FM鍛造は、1000℃以上の温度で行い、上金敷(2)の前記スラブとの接触長さを1としたとき、下金敷(3)の前記スラブとの接触長さを3以上とする上下非対称の鍛造金型により、スラブ厚さ方向に圧下率8%超えで圧下する。
スラブ温度が1000℃未満では、鍛造の効果が十分得られないため、1000℃以上とする。上金敷(2)のスラブとの接触長さを1としたとき、下金敷(3)の前記スラブとの接触長さが3未満では、FM鍛造による、スラブ厚の中心位置の引張応力が、中心位置からスラブ厚方向にずれて、中心位置の静水圧が大きくなる効果が十分得られないため、3以上とする。
また、スラブ厚さ方向の圧下率が8%未満では、両幅端部における3面冷却部、特に端部よりスラブ厚相当内部の領域近傍とスラブ幅中央部におけるセンターポロシティを消滅させることができないため、8%以上圧下する
FM鍛造後、スラブを1090℃〜1150℃に加熱し、全圧下率が20%以上30%以下の加工条件で厚板圧延を行う。スラブ加熱温度が1090℃未満では、合金元素が十分固溶せず、1150℃を超えると、オーステナイト粒径が大きくなりすぎて、靭性が劣化するようになるため、1090℃〜1150℃とする。
スラブ厚が110〜350mmの連続鋳造スラブに上述した鍛造を施した後、製品板厚が80mm以上230mm以下の極厚鋼板を圧延するため、FM鍛造の圧下率と圧延の圧下率を合計した全圧下率を20%以上30%以下とする。全圧下率が20%未満30%超えでは、所望する製品板厚の極厚鋼板が得られない。
本発明法によれば、80mm厚以上で、スラブ圧延垂直方向 全幅、板厚の1/2厚±10mm位置における0.1mmφ〜1.0mmφ径のポロシティーの数が10個/100mm以下である内質特性に優れた極厚オーステナイト系ステンレス鋼板の製造が可能である。なお、本発明はオーステナイト系ステンレス鋼であれば、その作用効果が得られ、鋼の成分組成は特に規定しない。
110〜350mm厚の連続鋳造スラブを用いて、鍛造及び厚板圧延の圧下率を変化させ、板厚が81〜245mmの極厚鋼板を製造し、得られた鋼板について超音波探傷試験をJIS G0801に準じて実施し、内質特性を調査した。表1に供試鋼の化学成分を示す。
ポロシティーの調査は、スラブの端部から100mmの圧延垂直方向断面について全幅、1/2(中央)までについて0.1mmφ〜1.0mmφのポロシティーを光学顕微鏡(X200)で観察し、その個数を測定し、単位長さあたりの数(個/100mm)を測定した。なお、合否基準は金型用鋼(NKM3)で適用実績がある0.1mmφ〜1.0mmφのポロシティーの個数が10個/100mm以下とした。
表2に製造条件と試験結果を合わせて示す。本発明法により製造した極厚鋼板(No.4、8、10〜16、19、23〜25)はいずれも0.1mmφ〜1.0mmφのポロシティーの個数が10個/100mm以下であった。
Figure 0005949629
Figure 0005949629
1 連続鋳造スラブ
2 上金敷
3 下金敷
E 両端部
r 減尺代

Claims (1)

  1. 以下の工程を備えた80mm厚以上の極厚オーステナイト系ステンレス鋼板の製造方法。
    1.連続鋳造によるスラブを1090℃〜1150℃の範囲で加熱し、スラブの幅方向の両端部を幅方向から鍛造圧下し、スラブ幅を300mm以上減尺させて、両端部を肥厚化させる工程。
    2.上金敷の前記スラブとの接触長さを1としたとき、下金敷の前記スラブとの接触長さを3以上とする上下非対称の鍛造金型により、1000℃以上の温度でスラブ厚さ方向に圧下率8%超えで圧下するFM鍛造を行う工程。
    3.その後、1090℃〜1150℃の範囲でスラブを加熱し、上記2でのFM鍛造の圧下率と圧延の圧下率を合計した全圧下率が20%以上30%以下の加工条件で圧延を行う工程。
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