JP5949082B2 - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像装置および画像形成装置に関する。
電子写真方式による画像形成において感光体上に形成された静電潜像を現像するための現像装置においては、高速現像や高精細化を目指し、複数の現像ローラーを利用することが提案されている。
しかし、複数の現像ローラーを感光体に対して押圧する場合、現像ローラーの平行度や位置決め精度を確保することが困難であり、例えば、現像ローラーが感光体に対し傾斜して離れる虞れがある。また、現像装置が大型化するため、現像ローラーを感光体に対して押圧するための動作の制御性が低下し、感光体等が偏芯している場合は、追従性も悪く、感光体に対する距離を高精度に保てずに、例えば、濃度ムラが発生して画像が劣化する問題を有する。
そのため、第1および第2現像ローラーを有する現像装置において、感光体に対して水平移動で当接させた第1現像ローラーの回転軸を回転中心にして、現像装置を回転し、現像装置が支持する第2現像ローラーを感光体に当接させるものがある(特許文献1参照。)。
また、第1現像ローラーを回転可能に支持する一方、第1現像ローラーを回転中心にして第2現像ローラーが回転するように構成することで、第1および第2現像ローラーの平行度を確保しているものもある(特許文献2参照。)。
また、第1および第2現像ローラーを1つの保持部材で保持することで、感光体に対する距離を一定に保つものもある(特許文献3参照。)。
特開2002−357951号公報 特開2000−147900号公報 特開2005−165024号公報
しかし、特許文献1に記載の現像装置においては、現像装置の重さに抗して回転押圧するため、押圧力が強くなり、突き当て部が摩耗し、耐久性が低下する問題を有している。
特許文献2に記載の現像装置においては、現像装置が重いため、押圧動作の制御性が良好ではなく、偏芯や異物の存在等により生じる感光体に対する距離変動の追従性も十分ではない問題を有している。
特許文献3に記載の現像装置においては、特許文献2に記載の現像装置に比較し、感光体に対する距離変動の追従性が向上しているが、現像装置が同様に重いため、制御性に問題を有している。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、現像ローラーの押圧動作の制御性および感光体に対する距離変動の追従が良好でありかつ耐久性にも優れた現像装置および濃度ムラの発生および画像の劣化を抑制し得る画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)像担持体上に形成された静電潜像を現像し、現像剤に含まれるトナーによって可視化する複数の現像ローラーを有する現像装置であって、
本体シャーシと、
前記本体シャーシに回転可能に支持される第1支持部材と、
前記第1支持部材に回転可能に支持される第2支持部材と、
前記第2支持部材に回転可能に支持される第1現像ローラーと、
前記像担持体の回転方向に関し、前記第1現像ローラーより下流側に位置し、前記第2支持部材に回転可能に支持される第2現像ローラーと、
前記第1支持部材を回転させることによって前記第2支持部材を回転可能に支持している前記第1支持部材の第2回転軸の位置が移動され、当該移動した前記第1支持部材の第2回転軸を支点として前記第2支持部材が回転駆動されることにより、
前記第2支持部材に支持されている前記第1および第2現像ローラーを前記像担持体に押圧するための第1押圧機構と、
を有することを特徴とする現像装置。
(2)前記第1押圧機構は、前記本体シャーシに固定される一端と、前記第1支持部材に固定される他端と、を有する第1弾性部材を備えており、
前記第1弾性部材は、圧縮する方向に付勢力を生じるように設定されており、
前記第1支持部材における前記他端が固定されている部位、前記本体シャーシに回転可能に支持されている前記第1支持部材の第1回転軸、および、前記第2支持部材を回転可能に支持している前記第1支持部材の第2回転軸は、力点、支点および作用点として機能するように設定されており、
前記第1弾性部材の前記付勢力に基づき、前記第1支持部材を回転させることによって、前記第1および第2現像ローラーが前記像担持体を押圧する方向に、前記第2支持部材を駆動し得る
ことを特徴とする上記(1)に記載の現像装置。
(3)駆動源からの回転が入力される入力ギヤと、
前記第1および第2現像ローラーの回転軸に取り付けられる駆動ギヤと、
前記入力ギヤと前記駆動ギヤとを連結するギヤ機構と、をさらに有し、
前記入力ギヤは、前記第1支持部材の第1回転軸に回転可能に取り付けられ、
前記ギヤ機構は、前記第1支持部材によって直接的あるいは前記第2支持部材を介して間接的に支持されている
ことを特徴とする上記(1)又は上記(2)に記載の現像装置。
(4)前記ギヤ機構は、前記第1支持部材の第2回転軸に回転可能に取り付けられる中間ギヤをさらに有し、
前記中間ギヤは、前記第1および第2現像ローラーの駆動ギヤの両方と係合するように設定されている
ことを特徴とする上記(3)に記載の現像装置。
(5)前記第2現像ローラーに付着している現像剤を剥離して回収するための回収ローラーを、さらに有し、
前記回収ローラーは、前記第2支持部材に回転可能に支持されており、
前記第1押圧機構は、前記本体シャーシに固定される一端と、前記第2支持部材に固定される他端と、を有する第2弾性部材をさらに備えており、
前記第2弾性部材は、拡張する方向に付勢力を生じるように設定されており、前記第1および第2現像ローラーが前記像担持体を押圧する方向に、前記第2支持部材を駆動し得る
ことを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の現像装置。
(6)前記回収ローラーの回転軸に取り付けられる駆動ギヤを、さらに有し、
前記回収ローラーの駆動ギヤは、前記第2現像ローラーの駆動ギヤと係合しており、前記第2現像ローラーの駆動ギヤの回転に伴って、回転駆動されることを特徴とする上記(5)に記載の現像装置。
(7)前記第1押圧機構は、前記本体シャーシに固定される一端と、前記第1支持部材に固定される他端と、を有する第1弾性部材と、前記本体シャーシに固定される一端と、前記第2支持部材に固定される他端と、を有する第2弾性部材と、を備えており、
前記第1弾性部材は、圧縮する方向に付勢力を生じるように設定されており、
前記第1弾性部材の前記付勢力に基づき、前記第1支持部材を回転させることによって、前記第1および第2現像ローラーが前記像担持体を押圧する方向に、前記第2支持部材を駆動し、
前記第2弾性部材は、拡張する方向に付勢力を生じるように設定されており、前記第1および第2現像ローラーが前記像担持体を押圧する方向に、前記第2支持部材を駆動し得ることを特徴とする上記(1)に記載の現像装置。
)前記第2支持部材に回転可能に支持される第3支持部材と、
前記像担持体の回転方向に関し、前記第2現像ローラーより下流側に位置し、前記第3支持部材に回転可能に支持される第3現像ローラーと、
前記第3支持部材に支持されている前記第3現像ローラーを前記像担持体に押圧するための第2押圧機構と、
を有することを特徴とする上記(1)又は上記(2)に記載の現像装置。
)前記第2押圧機構は、前記本体シャーシに固定される一端と、前記第3支持部材に固定される他端と、を有する第2弾性部材を備えており、
前記第2弾性部材は、拡張する方向に付勢力を生じるように設定されており、前記第3支持部材に支持されている前記3現像ローラーが前記像担持体を押圧する方向に、前記第3支持部材を駆動し得る
ことを特徴とする上記()に記載の現像装置。
10)前記第3支持部材に回転可能に支持される中間ギヤと、
前記第2現像ローラーの回転軸に取り付けられる駆動ギヤと、
前記第3現像ローラーの回転軸に取り付けられる駆動ギヤと、を有し、
前記中間ギヤは、前記第2現像ローラーの駆動ギヤおよび前記第3現像ローラーの駆動ギヤの両方に係合するように設定されており、
前記第3現像ローラーの駆動ギヤは、前記第2現像ローラーの駆動ギヤの回転に伴って、回転駆動される
ことを特徴とする上記()又は上記()に記載の現像装置。
11)前記第3現像ローラーに付着している現像剤を剥離して回収するための回収ローラーと、
前記回収ローラーの回転軸に取り付けられる駆動ギヤと、をさらに有し、
前記回収ローラーは、前記第3支持部材に回転可能に支持されており、
前記回収ローラーの駆動ギヤは、前記第3現像ローラーの駆動ギヤと係合しており、前記第3現像ローラーの駆動ギヤの回転に伴って、回転駆動される
ことを特徴とする上記()〜(10)のいずれか1項に記載の現像装置。
12)前記第1現像ローラーに供給される前記現像剤の流量を規制する規制ブレードをさらに有し、
前記規制ブレードは、前記第1および第2現像ローラーを回転可能に支持する前記第2支持部材に配置されている
ことを特徴とする上記(1)〜(11)のいずれか1項に記載の現像装置。
13)前記第1および第2現像ローラーと前記像担持体との間の距離を保つための位置決め部材を、さらに有し、
前記位置決め部材は、前記第1および第2現像ローラーの両端に配置され、前記像担持体の両端と当接するように位置決めされている
ことを特徴とする上記(1)〜(12)のいずれか1項に記載の現像装置。
14)上記(1)〜(13)のいずれか1項に記載の現像装置と、
前記現像装置によって現像される静電潜像が形成される像担持体と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
本発明に係る現像装置によれば、第1および第2現像ローラーは1つの支持部材(第2支持部材)によって支持(保持)されているため、第1および第2現像ローラーの平行度および像担持体に対する一定の距離の確保が容易である。また、第1および第2現像ローラーを像担持体に押圧するために駆動される対象は、第1および第2支持部材であり、大重量の本体シャーシに比較し軽量であるため、大きな押圧力が不要であり、例えば、突き当て部が摩耗して耐久性が低下することが抑制され、また、押圧動作の制御性が良好であり、偏芯や異物の存在等により生じる像担持体に対する距離変動の追従性も良好である。さらに、第1支持部材を回転させることによって第2支持部材を回転可能に支持している第1支持部材の第2回転軸の位置が移動され、当該移動した第1支持部材の第2回転軸を支点として第2支持部材が回転駆動されることにより、第1および第2現像ローラーが像担持体に押圧されており、第1および第2現像ローラーを像担持体に押圧する力を、単純な構造で発生させることが可能である。したがって、現像ローラーの押圧動作の制御性および感光体に対する距離変動の追従が良好でありかつ耐久性にも優れた現像装置を提供することが可能である。
本発明に係る画像形成装置によれば、組み込まれている現像装置は、現像ローラーの押圧動作の制御性および感光体に対する距離変動の追従が良好でありかつ耐久性にも優れているため、濃度ムラの発生および画像の劣化を抑制することができる。つまり、濃度ムラの発生および画像の劣化を抑制し得る画像形成装置を提供することが可能である。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置を説明するための断面図である。 図1に示される現像装置を説明するための断面図である。 図2に示される第1および第2現像ローラーの位置決め部材を説明するための概略図である。 図2に示される第1および第2現像ローラーの支持機構を説明するための概略図である。 本発明の実施の形態に係る変形例1を説明するための概略図である。 本発明の実施の形態に係る変形例2を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態に係る変形例2を説明するための概略図である。 本発明の実施の形態に係る変形例3を説明するための概略図である。 本発明の実施の形態に係る変形例4を説明するための概略図である。 本発明の実施の形態に係る変形例5を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態に係る変形例5を説明するための概略図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置を説明するための断面図である。
図1に示される画像形成装置100は、タンデム型のカラー複写機であり、制御部110、画像読み取り部120、操作表示部130、画像形成部140、転写部150、定着部155および用紙搬送部160を有する。
制御部110は、プログラムにしたがって上記各部の制御や各種の演算処理を実行するマイクロプロセッサ等から構成される制御回路であり、画像形成装置100の各機能は、それに対応するプログラムを制御部110が実行することにより発揮される。
画像読み取り部120は、原稿の画像データを生成するために使用され、光源122、光学系124および撮像素子126を有する。光源122は、読取面128に載置された原稿に対して光を照射し、その反射光は、光学系124を経由し、読取り位置に移動した撮像素子126に結像される。撮像素子126は、例えば、ラインイメージセンサからなり、反射光強度に応じて電気信号を生成する(光電変換する)。生成された電気信号は、画像処理後、画像形成部140に入力される。画像処理は、A/D変換、シェーディング補正、フィルター処理、画像圧縮処理等である。
操作表示部130は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)およびキーボードから構成され、機器構成、プリントジョブの進行状況、エラーの発生状況、現在変更可能な設定などを、ユーザーに提示するために使用される出力手段と、文字入力、各種設定、スタート指示等の各種指示(入力)をユーザーが行うために利用される入力手段とを兼ねている。キーボードは、用紙Pのサイズを指定する選択キー、コピー枚数等を設定するテンキー、動作の開始を指示するスタートキー、動作の停止を指示するストップキー等からなる複数のキーを有する。
画像形成部140は、トナーを含んでいる現像剤を使用する電子写真プロセスを利用し、記録媒体である用紙Pに画像を形成するために使用され、イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成ユニット140A、マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成ユニット140B、シアン(C)色の画像を形成する画像形成ユニット140C、黒(K)色の画像を形成する画像形成ユニット140Dを有する。
画像形成部140の各ユニットは、現像装置10、感光体ドラム142、帯電部143、光書込部145およびクリーニング部148をそれぞれ有する。
現像装置10は、感光体ドラム142上に形成された静電潜像を現像し、トナーによって可視化するものである。つまり、画像形成ユニット140A、140B、140Cおよび140Dの感光体ドラム142に、イエロー色、マゼンタ色、シアン色および黒色に対応するトナーのモノクロ画像を、それぞれ形成する。
現像装置10は、後述するように、現像ローラーの押圧動作の制御性および感光体に対する距離変動の追従が良好でありかつ耐久性にも優れており、濃度ムラの発生および画像の劣化を抑制することができる。したがって、現像装置10が組み込まれている画像形成装置100は、濃度ムラの発生および画像の劣化を抑制することが可能である。
感光体ドラム142は、有機光導電体(Organic Photo Conductor:OPC)を含むポリカーボネイト等の樹脂からなる感光層を有する像担持体であり、所定の速度で回転するように構成されている。帯電部143は、感光体ドラム142の周囲に配置されるコロナ放電極からなり、生成されるイオンによって感光体ドラム142の表面を帯電させる。
光書込部145は、走査光学装置170が組み込まれており、画像読み取り部120からの入力される画像データに基づいて、帯電された感光体ドラム142を露光することにより、露光された部分の電位を低下させ、画像データに対応する電荷パターン(静電潜像)を形成する。
クリーニング部148は、後述の中間転写ベルト151にモノクロ画像が転写された後において、感光体ドラム142の表面に残留したトナーや外添剤などの残留物を掻き取る(除去する)ことにより、表面状態を良好に維持するために使用される。
転写部150は、中間転写ベルト151、1次転写部153および2次転写部154を有する。中間転写ベルト151は、1次転写部153および複数のローラーにより巻回され、走行可能に支持されている。1次転写部153は、イエロー色、マゼンタ色、シアン色および黒色に対応する1次転写モジュール153A、153B、153Cおよび153Dからなる。2次転写部154は、中間転写ベルト151の外側に配置され、中間転写ベルト151との間を用紙Pが通過可能に位置決めされている。
画像形成ユニット140A〜140Dにおいて形成された各色のモノクロ画像は、1次転写モジュール153A〜153Dにより、中間転写ベルト151上に逐次転写され、イエロー色、マゼンタ色、シアン色および黒色の各層が重畳したカラー画像が形成される。形成されたカラー画像は、2次転写部154によって、搬送されて来た用紙Pに転写される。
定着部155は、用紙Pに転写されたカラー画像を定着するために使用され、加熱ローラー157および加圧ローラー158を有する。用紙Pは、加熱ローラー157と加圧ローラー158との間を通過する際、圧力および熱が加えられ、トナーを溶融することで、カラー画像を定着させる。
用紙搬送部160は、給紙部162、レジストローラー164、定着搬送ローラー165、排紙ローラー166および用紙反転部168を有する。
給紙部162は、用紙Pを収容している給紙トレイ162A〜162C、送り出しローラー163Aおよびさばきローラー163Bを有する。送り出しローラー163Aおよびさばきローラー163Bは、給紙トレイ162A〜162Cから用紙を一枚ずつ搬送経路に送り出す。
レジストローラー164は、給紙部162から給紙された用紙Pを、2次転写部154に搬送する。定着搬送ローラー165は、2次転写部154および定着部155を通過した用紙Pを、排紙ローラー166に向って搬送する。排紙ローラー166は、搬送されて来た用紙Pを装置外に排出する。
用紙反転部168は、定着搬送ローラー165を通過した用紙Pを、排紙ローラー166に向う搬送経路ではなく、給紙トレイ162A〜162Cと排紙ローラー166との間の搬送経路に導入することで、用紙Pの表裏を反転して排出したり、用紙Pの両面に画像を形成したりするために使用される。
次に、現像装置10を詳述する。
図2は、図1に示される現像装置を説明するための断面図、図3は、図2に示される第1および第2現像ローラーの位置決め部材を説明するための概略図、図4は、図2に示される第1および第2現像ローラーの支持機構を説明するための概略図である。
図2に示される現像装置10は、攪拌部20、供給部22、規制ブレード24、第1および第2現像ローラー30,35、回収部40、位置決め部材48(図3参照)および現像ローラー支持機構50(図4参照)を有し、これらの部材は、本体シャーシ12に収容されている。
攪拌部20は、スクリューコンベア21を有し、現像剤を攪拌するために使用される。現像剤は、例えば、非磁性トナーと磁性キャリアとからなる。供給部22は、スクリューコンベア23を有し、現像剤を攪拌部20から受け取り、第1現像ローラー30に供給するために使用される。規制ブレード24は、供給部22から第1現像ローラー30に供給される現像剤の流量を規制する機能を有する。
第1現像ローラー30は、回転軸31を中心に回転可能に設けられたスリーブと、内部に固定された複数の磁極を有しており、規制ブレード24を経由した現像剤を、スリーブの回転動作によって搬送し、感光体ドラム142に形成された潜像を現像し得るように構成されている。
第2現像ローラー35は、感光体ドラム142の回転方向に関し、第1現像ローラー30より下流側に位置し、回転軸36を中心に回転可能に設けられたスリーブと、内部に固定された複数の磁極を有しており、第1現像ローラー30からの現像剤を受けとり、スリーブの回転動作によって搬送し、感光体ドラム142に形成された潜像を現像し得るように構成されている。
回収部40は、回収ローラー42およびスクリューコンベア44を有する。回収ローラー42は、回転軸43を中心に回転可能に設けられたスリーブと、内部に固定された複数の磁極を有しており、第2現像ローラー35に付着している現像剤をスリーブの回転動作によって剥離し得るように構成されている。スクリューコンベア44は、回収ローラー42から離脱および落下した現像剤を回収するために使用される。回収された現像剤は、攪拌部20に搬送される。
次に、図3を参照し、位置決め部材48を説明する。
位置決め部材48は、円筒状であり、第1および第2現像ローラー30,35の両端から突出している回転軸31,36が挿通される軸受部49を有し、第1および第2現像ローラー30,35と感光体ドラム142との間の距離を保つために使用される。位置決め部材48は、第1および第2現像ローラー30,35の外径より大きい外径を有し、かつ、感光体ドラム142における画像形成に寄与しない両端と当接するように配置されている。
したがって、位置決め部材48と感光体ドラム142とが両端の2箇所で当接することによって、第1および第2現像ローラー30,35と感光体ドラム142との間隙が一定に保たれる。つまり、位置決め部材48の半径Rと第1および第2現像ローラー30,35の半径Rの差により、間隙Gが正確に規定されるため、間隙Gの変動が防止され、現像により形成されるトナー像に生じる濃度ムラが抑制される。
次に、図4を参照し、現像ローラー支持機構50を説明する。なお、図4においては、図をわかり易くするため、現像ローラー、回収ローラーおよびギヤの歯が省略されている。
現像ローラー支持機構50は、第1および第2支持部材52,62、押圧機構(第1押圧機構)80およびギヤ90〜94を有する。
第1支持部材52は、本体シャーシ12(図2参照)に回転可能に支持されている。第2支持部材62は、第1支持部材52に回転可能に支持されており、第1および第2現像ローラー30,35および回収ローラー42を回転可能に支持している。第1および第2現像ローラー30,35は、1つの支持部材(第2支持部材62)によって支持(保持)されているため、第1および第2現像ローラー30,35の平行度および感光体ドラム142に対する一定の距離の確保が容易である。
押圧機構80は、例えば、コイルバネからなる第1弾性部材82を有する。第1弾性部材82は、本体シャーシに固定される一端83と、第1支持部材52に固定される他端84と、を有する第1弾性部材であり、圧縮する方向に付勢力を生じるように設定されている。したがって、押圧機構80は、第1支持部材52を回転させることによって第2支持部材62を駆動し、第2支持部材62に支持されている第1および第2現像ローラー30,35を感光体ドラム142に押圧すること可能である。
第1および第2現像ローラー30,35を感光体ドラム142に押圧するために駆動される対象は、第1および第2支持部材52,62であり、大重量の本体シャーシ12に比較し軽量であるため、大きな押圧力が不要であり、例えば、突き当て部が摩耗して耐久性が低下することが抑制され、また、押圧動作の制御性が良好であり、偏芯や異物の存在等により生じる感光体ドラム142に対する距離変動の追従性も良好である。
第1支持部材52は、第1弾性部材82の一端83が固定されている端部53、本体シャーシに回転可能に支持されている第1回転軸54、および、第2支持部材62を回転可能に支持している第2回転軸55を有し、端部53、第1回転軸54および第2回転軸55は、力点、支点および作用点として機能するように設定されている。
したがって、第1弾性部材82の付勢力に基づき、第1支持部材52を回転させることによって、第1および第2現像ローラー30,35が感光体ドラム142を押圧する方向に、第2支持部材62を駆動することが可能である。つまり、第1および第2現像ローラー30,35を感光体ドラム142に押圧する力を、単純な構造で発生させることが可能である。
次に、ギヤ90〜94を説明する。
ギヤ90は、駆動源からの回転が入力される入力ギヤであり、第1支持部材52の第1回転軸54に回転可能に取り付けられている。
ギヤ91,92は、第1および第2現像ローラー30,35の回転軸31,36に取り付けられる駆動ギヤである。ギヤ93は、第1支持部材52の第2回転軸55に回転可能に取り付けられる中間ギヤであり、第1および第2現像ローラー30,35の駆動ギヤ91,92の両方と係合するように設定されており、入力ギヤ90と、第1および第2現像ローラー30,35の駆動ギヤ91,92と、を連結するギヤ機構を構成する。
したがって、第2支持部材62に支持される第1および第2現像ローラー30,35の回転駆動は、第2支持部材62を支持する第1支持部材によって直接的に支持されるギヤ機構(ギヤ93)を利用して実施されるため、第1および第2現像ローラー30,35が動いても、駆動力を確実に伝達することが可能である。また、第1および第2現像ローラー30,35を回転駆動する力を、単純な構造(駆動ギヤ91,92の両方との係合)で伝達することが可能である。
ギヤ94は、回収ローラー42の回転軸43に取り付けられる駆動ギヤであり、第2現像ローラー35の駆動ギヤ92と係合している。したがって、第2現像ローラー35の駆動ギヤ92の回転に伴って、回転駆動されるため、回収ローラー42を回転駆動するための独立した駆動機構が不要となる。
次に、図5〜図11を参照し、本発明の実施の形態に係る変形例1〜5を説明する。なお、図5、図7〜9および図11においては、図をわかり易くするため、現像ローラー、回収ローラーおよびギヤの歯が省略されている。
図5は、変形例1を説明するための概略図である。
供給部22から第1現像ローラー30に供給される現像剤の流量を規制する機能を有する規制ブレード24は、本体シャーシ12(図2参照)に配置する形態に限定されず、例えば、現像ローラー支持機構50Aのように、第2支持部材62に配置することも可能である。この場合、規制ブレード24と第1現像ローラー30とが第2支持部材62を介して一体化されているため、規制ブレード24と第1現像ローラー30との間の距離を高精度に保つことが可能である。
図6および図7は、変形例2を説明するための断面図および概略図である。
回収部40の回収ローラー42は、必要に応じて省略することも可能である。この場合、現像装置10Bの現像ローラー支持機構50Bが有する第2支持部材62Bは、回収ローラー42および駆動ギヤ94を支持している部位が不要になるため、軽量かつ小型化される。
図8は、変形例3を説明するための概略図である。
入力ギヤ90と、第1および第2現像ローラー30,35の駆動ギヤ91,92と、を連結するギヤ機構は、単一の中間ギヤ93によって構成する形態に限定されず、例えば、現像ローラー支持機構50Cのように、中間ギヤ93と入力ギヤ90との間に、第1支持部材52に回転可能に取り付けられる第2中間ギヤ95を配置することも可能である。
図9は、変形例4を説明するための概略図である。
第1および第2現像ローラー30,35は、中間ギヤ93によって同時に駆動される形態に限定されず、例えば、現像ローラー支持機構50Dのように、順次回転駆動することも可能である。この場合、ギヤ機構(入力ギヤ90と、第1および第2現像ローラー30,35の駆動ギヤ91,92と、を連結するギヤ機構)は、第2支持部材62Dに回転可能に支持されている中間ギヤ96によって構成される。この場合、中間ギヤ96は、第1支持部材52Dによって第2支持部材62Dを介して間接的に支持されていることとなる。
なお、第1支持部材52Dの第1回転軸54に回転可能に取り付けられている入力ギヤ90は、第1現像ローラー30の駆動ギヤ91と係合し、入力ギヤ90の回転を、第1現像ローラー30に伝達するように設定されている。中間ギヤ96は、第1および第2現像ローラー30,35の駆動ギヤ91,92の両方と係合するように設定されており、第1現像ローラー30の回転を、第2現像ローラー35に伝達することが可能である。
第1支持部材52Dにおいて、第2支持部材62を回転可能に支持している第2回転軸55は、第1現像ローラー30の回転軸31を兼ねており、第1支持部材52の端部53、第1回転軸54および第2回転軸55(第1現像ローラー30の回転軸31)は、力点、支点および作用点として機能する。したがって、第1弾性部材82の付勢力に基づき、第1支持部材52を回転させることによって、第1および第2現像ローラー30,35が感光体ドラム142を押圧する方向に、第2支持部材62Dを駆動することが可能である。
現像ローラー支持機構50Dの押圧機構80は、例えば、コイルバネからなる第2弾性部材87を有する。第2弾性部材87は、本体シャーシ12(図2参照)に固定される一端88と、第2支持部材62に固定される他端89と、を有する。第2弾性部材87は、拡張する方向に付勢力を生じるように設定されており、第1および第2現像ローラー30,35が感光体ドラム142を押圧する方向に、第2支持部材62を駆動することが可能である。この場合、第2支持部材62を駆動する力として、第1弾性部材82に加えて第2弾性部材による付勢力が加わるため、第2支持部材が相対的に大型化し重量が増加した場合であっても、その影響を抑制することが可能である。
図10および図11は、変形例5を説明するための断面図および概略図である。
現像ローラーの数は、2つに限定されず、例えば、図10に示される現像装置10Eのように、感光体ドラム142の回転方向に関し、第2現像ローラー35より下流側に位置する第3現像ローラー38を配置することも可能である。この場合、現像装置10Eの現像ローラー支持機構50Eは、第3支持部材72および第2押圧機構85Eを有する。
第3支持部材72は、第2支持部材62に回転可能に支持される一方、第3現像ローラー38、中間ギヤ97および回収ローラー42を回転可能に支持している。
第2押圧機構85Eは、第3支持部材72に支持されている第3現像ローラー38を感光体ドラム142に押圧するために使用され、例えば、コイルバネからなる第2弾性部材87Eを有する。
第2弾性部材87Eは、本体シャーシ12(図2参照)に固定される一端88Eと、第3支持部材72に固定される他端89Eと、を有する。第2弾性部材87Eは、拡張する方向に付勢力を生じるように設定されており、第3現像ローラー38が感光体ドラム142を押圧する方向に、第3支持部材72を駆動することが可能である。この場合、第3現像ローラー38を感光体ドラム142に押圧する力を、単純な構造で発生させることが可能である。なお、符号39は、第3現像ローラー38の回転軸である。
中間ギヤ97は、第2現像ローラー35の駆動ギヤ92および第3現像ローラー38の駆動ギヤ98の両方に係合するように設定されており、第3現像ローラー38の駆動ギヤ98は、中間ギヤ97を介し、第2現像ローラー35の駆動ギヤ92の回転に伴って、回転駆動される。したがって、第3現像ローラーを回転駆動するための独立した駆動機構が不要となる。
回収ローラー42の駆動ギヤ94は、第3現像ローラー38の駆動ギヤ98と係合しており、第3現像ローラー38の駆動ギヤ98に伴って、回転駆動される。したがって、回収ローラー42を回転駆動するための独立した駆動機構が不要となる。
以上のように、本発明の実施の形態に係る現像装置においては、第1および第2現像ローラーは1つの支持部材(第2支持部材)によって支持(保持)されているため、第1および第2現像ローラーの平行度および感光体ドラムに対する一定の距離の確保が容易である。また、第1および第2現像ローラーを感光体ドラムに押圧するために駆動される対象は、第1および第2支持部材であり、大重量の本体シャーシに比較し軽量であるため、大きな押圧力が不要であり、例えば、突き当て部が摩耗して耐久性が低下することが抑制され、また、押圧動作の制御性が良好であり、偏芯や異物の存在等により生じる感光体ドラムに対する距離変動の追従性も良好である。したがって、現像ローラーの押圧動作の制御性および感光体に対する距離変動の追従が良好でありかつ耐久性にも優れた現像装置を提供することが可能である。
また、本発明の実施の形態に係る画像形成装置においては、組み込まれている現像装置は、現像ローラーの押圧動作の制御性および感光体に対する距離変動の追従が良好でありかつ耐久性にも優れているため、濃度ムラの発生および画像の劣化を抑制することができる。つまり、濃度ムラの発生および画像の劣化を抑制し得る画像形成装置を提供することが可能である。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲で種々改変することができる。例えば、画像形成装置は、複写機に限定されず、印刷専用のプリンターや、コピー機能、プリンター機能およびスキャン機能を有するMFP(Multi−Function Peripheral)や、ファクシミリ装置等を、適用することも可能である。また、現像ローラーの数は、2つあるいは3つに限定されず、4つ以上に適用することも可能である。この場合、例えば、変形例5のように、現像ローラーの増加に対応し、支持部材および押圧機構を追加することにより、対応することが可能である。
10,10B,10E 現像装置、
12 本体シャーシ、
20 攪拌部、
21 スクリューコンベア、
22 供給部、
23 スクリューコンベア、
24 規制ブレード、
30 第1現像ローラー、
31 回転軸、
35 第2現像ローラー、
36 回転軸、
38 第3現像ローラー、
39 回転軸、
40 回収部、
42 回収ローラー、
43 回転軸、
44 スクリューコンベア、
48 位置決め部材、
49 軸受部、
50,50A〜E 現像ローラー支持機構、
52,52D 支持部材、
53 端部、
54 回転軸、
55 回転軸、
62,62B,62D 第2支持部材、
72 第3支持部材、
80 押圧機構(第1押圧機構)、
82 第1弾性部材、
83 一端、
84 他端、
87 第2弾性部材、
88 一端、
89 他端、
85E 第1押圧機構、
87E 第2弾性部材、
88E 一端、
89E 他端、
90 入力ギヤ、
91,92,94,98 駆動ギヤ、
93,95,96,97 中間ギヤ、
100 画像形成装置、
140 画像形成部、
140A〜140D 画像形成ユニット、
142 感光体ドラム、
143 帯電部、
145 光書込部、
148 クリーニング部。

Claims (14)

  1. 像担持体上に形成された静電潜像を現像し、現像剤に含まれるトナーによって可視化する複数の現像ローラーを有する現像装置であって、
    本体シャーシと、
    前記本体シャーシに回転可能に支持される第1支持部材と、
    前記第1支持部材に回転可能に支持される第2支持部材と、
    前記第2支持部材に回転可能に支持される第1現像ローラーと、
    前記像担持体の回転方向に関し、前記第1現像ローラーより下流側に位置し、前記第2支持部材に回転可能に支持される第2現像ローラーと、
    前記第1支持部材を回転させることによって前記第2支持部材を回転可能に支持している前記第1支持部材の第2回転軸の位置が移動され、当該移動した前記第1支持部材の第2回転軸を支点として前記第2支持部材が回転駆動されることにより、
    前記第2支持部材に支持されている前記第1および第2現像ローラーを前記像担持体に押圧するための第1押圧機構と、
    を有することを特徴とする現像装置。
  2. 前記第1押圧機構は、前記本体シャーシに固定される一端と、前記第1支持部材に固定される他端と、を有する第1弾性部材を備えており、
    前記第1弾性部材は、圧縮する方向に付勢力を生じるように設定されており、
    前記第1支持部材における前記他端が固定されている部位、前記本体シャーシに回転可能に支持されている前記第1支持部材の第1回転軸、および、前記第2支持部材を回転可能に支持している前記第1支持部材の第2回転軸は、力点、支点および作用点として機能するように設定されており、
    前記第1弾性部材の前記付勢力に基づき、前記第1支持部材を回転させることによって、前記第1および第2現像ローラーが前記像担持体を押圧する方向に、前記第2支持部材を駆動し得る
    ことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 駆動源からの回転が入力される入力ギヤと、
    前記第1および第2現像ローラーの回転軸に取り付けられる駆動ギヤと、
    前記入力ギヤと前記駆動ギヤとを連結するギヤ機構と、をさらに有し、
    前記入力ギヤは、前記第1支持部材の第1回転軸に回転可能に取り付けられ、
    前記ギヤ機構は、前記第1支持部材によって直接的あるいは前記第2支持部材を介して間接的に支持されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記ギヤ機構は、前記第1支持部材の第2回転軸に回転可能に取り付けられる中間ギヤをさらに有し、
    前記中間ギヤは、前記第1および第2現像ローラーの駆動ギヤの両方と係合するように設定されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記第2現像ローラーに付着している現像剤を剥離して回収するための回収ローラーを、さらに有し、
    前記回収ローラーは、前記第2支持部材に回転可能に支持されており、
    前記第1押圧機構は、前記本体シャーシに固定される一端と、前記第2支持部材に固定される他端と、を有する第2弾性部材をさらに備えており、
    前記第2弾性部材は、拡張する方向に付勢力を生じるように設定されており、前記第1および第2現像ローラーが前記像担持体を押圧する方向に、前記第2支持部材を駆動し得る
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の現像装置。
  6. 前記回収ローラーの回転軸に取り付けられる駆動ギヤを、さらに有し、
    前記回収ローラーの駆動ギヤは、前記第2現像ローラーの駆動ギヤと係合しており、前記第2現像ローラーの駆動ギヤの回転に伴って、回転駆動されることを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
  7. 前記第1押圧機構は、前記本体シャーシに固定される一端と、前記第1支持部材に固定される他端と、を有する第1弾性部材と、前記本体シャーシに固定される一端と、前記第2支持部材に固定される他端と、を有する第2弾性部材と、を備えており、
    前記第1弾性部材は、圧縮する方向に付勢力を生じるように設定されており、
    前記第1弾性部材の前記付勢力に基づき、前記第1支持部材を回転させることによって、前記第1および第2現像ローラーが前記像担持体を押圧する方向に、前記第2支持部材を駆動し、
    前記第2弾性部材は、拡張する方向に付勢力を生じるように設定されており、前記第1および第2現像ローラーが前記像担持体を押圧する方向に、前記第2支持部材を駆動し得ることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  8. 前記第2支持部材に回転可能に支持される第3支持部材と、
    前記像担持体の回転方向に関し、前記第2現像ローラーより下流側に位置し、前記第3支持部材に回転可能に支持される第3現像ローラーと、
    前記第3支持部材に支持されている前記第3現像ローラーを前記像担持体に押圧するための第2押圧機構と、
    を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
  9. 前記第2押圧機構は、前記本体シャーシに固定される一端と、前記第3支持部材に固定される他端と、を有する第2弾性部材を備えており、
    前記第2弾性部材は、拡張する方向に付勢力を生じるように設定されており、前記第3支持部材に支持されている前記3現像ローラーが前記像担持体を押圧する方向に、前記第3支持部材を駆動し得る
    ことを特徴とする請求項に記載の現像装置。
  10. 前記第3支持部材に回転可能に支持される中間ギヤと、
    前記第2現像ローラーの回転軸に取り付けられる駆動ギヤと、
    前記第3現像ローラーの回転軸に取り付けられる駆動ギヤと、を有し、
    前記中間ギヤは、前記第2現像ローラーの駆動ギヤおよび前記第3現像ローラーの駆動ギヤの両方に係合するように設定されており、
    前記第3現像ローラーの駆動ギヤは、前記第2現像ローラーの駆動ギヤの回転に伴って、回転駆動される
    ことを特徴とする請求項又は請求項に記載の現像装置。
  11. 前記第3現像ローラーに付着している現像剤を剥離して回収するための回収ローラーと、
    前記回収ローラーの回転軸に取り付けられる駆動ギヤと、をさらに有し、
    前記回収ローラーは、前記第3支持部材に回転可能に支持されており、
    前記回収ローラーの駆動ギヤは、前記第3現像ローラーの駆動ギヤと係合しており、前記第3現像ローラーの駆動ギヤの回転に伴って、回転駆動される
    ことを特徴とする請求項10のいずれか1項に記載の現像装置。
  12. 前記第1現像ローラーに供給される前記現像剤の流量を規制する規制ブレードをさらに有し、
    前記規制ブレードは、前記第1および第2現像ローラーを回転可能に支持する前記第2支持部材に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の現像装置。
  13. 前記第1および第2現像ローラーと前記像担持体との間の距離を保つための位置決め部材を、さらに有し、
    前記位置決め部材は、前記第1および第2現像ローラーの両端に配置され、前記像担持体の両端と当接するように位置決めされている
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の現像装置。
  14. 請求項1〜13のいずれか1項に記載の現像装置と、
    前記現像装置によって現像される静電潜像が形成される像担持体と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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