JP5949049B2 - サーバ装置、プログラム及び通信システム - Google Patents

サーバ装置、プログラム及び通信システム Download PDF

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本発明は、通信端末装置と連動して情報を提供するサーバ装置、プログラム、及び、通信システムに関する。
近年、WWW(World Wide Web)などのネットワーク技術の発展及びスマートフォンなどに代表される携帯型情報通信端末装置の進歩に伴い、仮想空間上におけるコミュニケーションツールとしてソーシャルネットワーキングサービス(以下、「SNS」と略称する。)や電子掲示板に代表されるインターネットコミュニティが普及し、それらの利用者(以下、「ユーザ」という。)の数も年々増加している。
例えば、SNSは、WWW上の仮想空間において、人々が自身の経歴及び顔写真の他に、お気に入りの写真、趣味嗜好、日記、勤務先、職業、居住地等の各情報(以下、「ユーザ情報」という。)、を公開すること、公開した情報を他人と共有すること、及び、公開した情報に基づいて友人を募り交流を深める道具として用いることができるようになっている。また、最近では、SNSは、動画像、静止画像、音楽またはゲームなど各種のデータ及びニュースその他の情報の共有をも手軽に行えるように構成されている。
一方、このSNSにおいては、当該SNS内において数人〜数百人程度のユーザがグループ(「コミュニティ」とも呼ばれる。以下においては「グループ」と統一する。)を作成し、当該グループ固有の掲示板をSNS内に作成して情報交換、及び、データ共有もできるようになっている。
さらに、最近では、SNSのユーザに対して商品やコンテンツを推薦するシステムも提案されている(例えば、特許文献1及び2)。
特許文献1に記載のシステムにおいては、属性や行動履歴など対象ユーザのユーザ情報と関連度の低い商品を抽出し、その抽出した商品が、対象ユーザのSNSにおける友達登録の相手のユーザ情報と関連性が高ければ、その相手に関連付けてその抽出した商品を対象ユーザに推薦するように構成されている。
また、特許文献2に記載のシステムにおいては、コンテンツの利用及び購入情報から対象ユーザの嗜好情報と推薦情報を抽出し、SNS型ネットワークを介して他の端末装置から入手した推薦情報を、抽出した嗜好情報と推薦情報を基に解析し、入手した推薦情報を対象ユーザの嗜好情報に合わせた形式で表示部に表示させるように構成されている。
このような構成により、上記特許文献1及び2に記載のシステムは、SNSの対象ユーザ毎に異なる商品やコンテンツを推薦することができるようになっている。
特開2011−232836号公報 特開2008−191768号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたシステムにあっては、対象ユーザの友達が興味を持っているからといってもその商品に対して対象ユーザが興味を持つとは限らず、対象ユーザが新たに興味を持てるようなコンテンツが推薦されることが少ない。また、このシステムにあっては、グループにおいて全員が興味を有するコンテンツを推薦する旨の言及はない。
また、上記特許文献2に開示されたシステムにあっては、対象ユーザが新たに興味を持てるような意外性のあるコンテンツが推薦されない。また、このシステムにあっては、グループにおいて全員が興味を有するコンテンツを推薦する旨の言及はない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、複数のユーザによって構成されるグループにおいて、対象ユーザに対して新たな興味を持つようなコンテンツの情報を推薦すること、及び、対象ユーザだけなくも他のユーザも興味を有するコンテンツの情報を推薦することによって、ユーザ同士の交流の活性化を図ることができるサーバ装置等を提供することにある。
(1)上述した課題を解決するため、本発明のサーバ装置は、対象ユーザの通信端末装置からコンテンツの推薦要求を受信する受信手段と、前記対象ユーザが参加しているグループ及び当該グループに参加している他のユーザを判別する判別手段と、前記対象ユーザ及び前記他のユーザのコンテンツの利用履歴情報をコンテンツ利用履歴データベースから取得する取得手段と、前記対象ユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツの利用に関する利用パラメータが所与の条件を満たし、かつ、前記他のユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして特定する特定手段と、前記推薦コンテンツに関する情報を前記対象ユーザの前記通信端末装置へ閲覧可能に送信する送信手段と、を備える構成を有している。
この構成より、本発明のサーバ装置は、複数のユーザによって構成されるグループにおいて、対象ユーザが過去に利用したコンテンツの利用履歴に関するパラメータと他のユーザの過去に利用したコンテンツの情報に基づいて、推薦コンテンツを特定し、かつ、対象ユーザに特定した推薦コンテンツを提供することができるので、対象ユーザが新たな興味を有するコンテンツを特定することがきるとともに、同一グループ内の他のユーザにあっても興味を有するコンテンツを特定することができる。
したがって、本発明のサーバ装置は、対象ユーザに対して新たな興味を持つようなコンテンツの情報を推薦するとともに、同一グループ内の他のユーザも興味を有するコンテンツの情報を推薦することによって、グループにおけるユーザ同士の交流の活性化をも図ることができる。
(2)また、本発明のサーバ装置は、前記特定手段が、前記対象ユーザの前記利用履歴情報に含まれる前記利用パラメータが前記所与の条件を満たすコンテンツの種別を特定する第1特定処理を実行し、当該特定した種別に属し、かつ、前記他のユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツを前記推薦コンテンツとして特定する第2特定処理を実行する構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、対象ユーザが興味を持っている本、音楽、映画等のコンテンツの種別を特定し、特定したコンテンツの種別に属するコンテンツを対象ユーザに推薦することができるので、ユーザが興味を有するコンテンツを的確に推薦することができる。
(3)また、本発明のサーバ装置は、前記特定手段が、前記第1特定処理によって特定した種別に属するコンテンツのうち、前記他のユーザの前記利用履歴情報に含まれ、かつ、前記対象ユーザの前記利用履歴情報に含まれないコンテンツを前記推薦コンテンツとして特定する構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、対象ユーザが興味を持っているコンテンツの種別に属し、かつ、他のユーザも興味を有するコンテンツを対象ユーザに推薦することによって、グループにおけるユーザ同士の交流の活性化を図ることができる。さらに、本発明のサーバ装置は、対象ユーザが興味を持っているコンテンツの種別に属するコンテンツのうち、対象ユーザが利用したことのないコンテンツを推薦することができるので、ユーザが興味を有するコンテンツであるものの対象ユーザにおいては意外性のあるコンテンツを推薦することができる。
(4)また、本発明のサーバ装置は、前記特定手段が、前記第1特定処理として、前記対象ユーザの前記利用履歴情報に含まれる前記利用パラメータが前記所与の条件を満たし、かつ、前記他のユーザの前記利用履歴情報に含まれる前記利用パラメータが所与の第2条件を満たすコンテンツの種別を特定する構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、他のユーザにおける興味を有する種別及びその種別の興味度合いをも考慮して推薦するコンテンツを特定するので、対象ユーザだけでなく同一グループの他のユーザも興味を持っているコンテンツを推薦することができる。
(5)また、本発明のサーバ装置は、前記取得手段が、前記対象ユーザが参加したグループの形成履歴情報をグループ形成履歴データベースから取得し、前記特定手段が、前記第1特定処理によって特定した種別に属するコンテンツのうち、前記対象ユーザの前記形成履歴情報に基づいて前記推薦コンテンツを特定する前記第2特定処理を実行する構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、対象ユーザがこれまで形成したグループの形成履歴情報に応じて、対象ユーザも他のユーザも興味を有している一方で、例えば今までにグループ内で話題に登場しなかったコンテンツを特定し、当該コンテンツを対象ユーザに推薦することができる。
(6)また、本発明のサーバ装置は、前記特定手段が、前記対象ユーザの前記形成履歴情報に基づいて前記対象ユーザと前記他のユーザとの出会い回数を算出し、前記第1特定処理によって特定した種別に属するコンテンツのうち、当該算出した出会い回数に基づいて前記推薦コンテンツを特定する前記第2特定処理を実行する構成を有する。
この構成により、本発明のサーバ装置は、例えば、グループ内の対象ユーザと他のユーザとの出会い回数に応じて、対象ユーザも他のユーザも興味を有している一方で、例えば今までにグループ内で話題に登場しなかったコンテンツを特定し、当該コンテンツを対象ユーザに推薦することができる。
(7)また、本発明のサーバ装置は、前記利用パラメータが、前記コンテンツの利用頻度を示すパラメータである構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、対象ユーザの利用頻度の高いまたは利用時間の長いコンテンツの種別に属するコンテンツを対象ユーザが興味を持っているコンテンツの種別として特定し、当該種別に属するコンテンツを対象ユーザに推薦することができる。
(8)また、本発明のサーバ装置は、前記取得手段が、所与の過去の時点から現在までの所定期間内の前記利用履歴情報を取得する構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、新しい利用履歴情報に基づいて特定されたコンテンツを推薦することができるので、グループ内の対象ユーザ及び他のユーザが最近興味を持っているコンテンツを対象ユーザに推薦することができる。
(9)また、本発明のサーバ装置は、前記推薦コンテンツに関する情報が、前記推薦コンテンツを利用した前記他のユーザを特定するユーザ情報を含む構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、コンテンツを対象ユーザに推薦するとともに、グループ内の誰が当該コンテンツを利用したかを対象ユーザに容易に把握させることができる。
(10)また、本発明のプログラムは、サーバ装置を、対象ユーザの通信端末装置からコンテンツの推薦要求を受信する受信手段、前記対象ユーザが参加しているグループ及び当該グループに参加している他のユーザを判別する判別手段、前記対象ユーザ及び前記他のユーザのコンテンツの利用履歴情報をコンテンツ利用履歴データベースから取得する取得手段、前記対象ユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツの利用に関する利用パラメータが所与の条件を満たし、かつ、前記他のユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして特定する特定手段、及び前記推薦コンテンツに関する情報を前記対象ユーザの前記通信端末装置へ閲覧可能に送信する送信手段、として機能させる構成を有している。
この構成より、本発明のプログラムは、サーバ装置によって、複数のユーザによって構成されるグループにおいて、対象ユーザが過去に利用したコンテンツの利用履歴に関するパラメータと他のユーザの過去に利用したコンテンツの情報に基づいて、推薦コンテンツを特定し、かつ、対象ユーザに特定した推薦コンテンツを提供することができるので、対象ユーザが新たな興味を有するコンテンツを特定することがきるとともに、同一グループ内の他のユーザにあっても興味を有するコンテンツを特定することができる。
したがって、本発明のプログラムは、サーバ装置によって、対象ユーザに対して新たな興味を持つようなコンテンツの情報を推薦するとともに、同一グループ内の他のユーザも興味を有するコンテンツの情報を推薦することによって、グループにおけるユーザ同士の交流の活性化をも図ることができる。
(11)また、本発明の通信システムは、ネットワークと、前記ネットワークに接続されたサーバ装置と、前記ネットワークを介して前記サーバ装置と通信を行う複数の通信端末装置と、を有する通信システムであって、前記サーバ装置は、対象ユーザの前記通信端末装置からコンテンツの推薦要求を、前記ネットワークを介して受信する受信手段と、前記対象ユーザが参加しているグループ及び当該グループに参加している他のユーザを判別する判別手段と、前記対象ユーザ及び前記他のユーザのコンテンツの利用履歴情報をコンテンツ利用履歴データベースから取得する取得手段と、前記対象ユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツの利用に関する利用パラメータが所与の条件を満たし、かつ、前記他のユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして特定する特定手段と、前記推薦コンテンツに関する情報を、前記ネットワークを介して前記対象ユーザの前記通信端末装置へ閲覧可能に送信する送信手段と、を備える構成を有している。
この構成より、本発明の通信システムは、複数のユーザによって構成されるグループにおいて、対象ユーザが過去に利用したコンテンツの利用履歴に関するパラメータと他のユーザの過去に利用したコンテンツの情報に基づいて、推薦コンテンツを特定し、かつ、対象ユーザに特定した推薦コンテンツを提供することができるので、対象ユーザが新たな興味を有するコンテンツを特定することがきるとともに、同一グループ内の他のユーザにあっても興味を有するコンテンツを特定することができる。
したがって、本発明の通信システムは、対象ユーザに対して新たな興味を持つようなコンテンツの情報を推薦するとともに、同一グループ内の他のユーザも興味を有するコンテンツの情報を推薦することによって、グループにおけるユーザ同士の交流の活性化をも図ることができる。
本発明のサーバ装置、及び、プログラム、通信システムは、対象ユーザに対して新たな興味を持つようなコンテンツの情報を推薦するとともに、同一グループ内の他のユーザも興味を有するコンテンツの情報を推薦することによって、グループにおけるユーザ同士の交流の活性化をも図ることができる。
本発明の一実施形態における通信システムの構成を示すシステム構成図である。 一実施形態における通信システムの動作概要を示す概念図である。 一実施形態における通信端末装置の構成を示すブロック図である。 一実施形態におけるサーバ装置の構成を示すブロック図である。 一実施形態におけるサーバ装置内のグループ形成履歴データベースに記録されるデータ(グループテーブル)の一例を示す図である。 一実施形態におけるサーバ装置内のグループ形成履歴データベースに記録されるデータ(参加テーブル)の一例を示す図である。 一実施形態におけるサーバ装置内のコンテンツデータベースに記録されるデータの一例を示す図である。 一実施形態におけるサーバ装置内のコンテンツ利用履歴データベースに記録されるデータの一例を示す図である 一実施形態のサーバ装置において実行される推薦コンテンツの種別特定処理の具体例を示すための概念図(その1)である。 一実施形態のサーバ装置において実行される推薦コンテンツの種別特定処理の具体例を示すための概念図(その2)である。 一実施形態のサーバ装置において実行される推薦コンテンツ特定処理の具体例を示すための概念図(その1)である。 一実施形態のサーバ装置において実行される推薦コンテンツ特定処理の具体例を示すための概念図(その2)である。 一実施形態のサーバ装置において実行される推薦コンテンツ特定処理の具体例を示すための概念図(その3)である。 一実施形態の通信システムにおいて実行される各処理を示すフローチャートである。 一実施形態のサーバ装置において実行される種別特定処理を示すフローチャートである。 一実施形態の通信端末装置において表示される画像の一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、通信端末装置と、当該通信端末装置とネットワークを介して接続されるサーバ装置と、を有する通信システムに対し、本発明に係る、サーバ装置、プログラム及び通信システムを適用した場合の実施形態である。
[1]通信システムの構成及び概要
まず、図1及び図2を用いて本実施形態における通信システム1の構成及び概要について説明する。
なお、図1は、本実施形態における通信システム1の構成を示すシステム構成図であり、図2は、本実施形態における通信システム1の動作概要を示す概念図である。また、図が煩雑になることを防止するために、図1及び図2においては、一部のユーザのみを示している。すなわち、実際の通信システム1においては、表示するよりも多数のユーザ、グループ、及び、通信端末装置が存在している。
本実施形態の通信システム1は、図1に示すように、SNSの各ユーザによってそれぞれ所持される、複数の通信端末装置10と、ネットワーク20と、サーバ装置30と、GPS(Global Positioning System)衛星40と、ネットワーク20に接続された基地局BSと、を有している。
なお、ネットワーク20は、例えば、携帯電話網を含む公衆電話網と、IP(Internet Protocol)ネットワークが相互接続されて構成される。ただし、当該ネットワーク20の構成は、これに限られない。
本実施形態の通信システム1は、SNSの対象ユーザがコンテンツの推薦要求を送信した対象ユーザの通信端末装置10に対して、推薦コンテンツに関する情報を閲覧可能に提供するためのシステムである。
通信端末装置10は、例えば、スマートフォン、携帯用電話機、タブレット型情報端末装置、または、携帯型ゲーム機であり、ユーザによって携帯可能な通信端末装置である。
この通信端末装置10は、XML(eXtensible Markup Language)等のマークアップ言語によって記述されているWWWシステム用のリソースデータと、当該リソースデータのネットワークアドレスを示す固有のURL(Uniform Resource Locator)とを用いつつ、サーバ装置30とのデータ通信を行うブラウジング機能を有している。
そして、通信端末装置10は、当該ブラウジング機能を用いて、サーバ装置30から受信したXMLデータに基づいて各種情報を表示するとともに、基地局BS及びネットワーク20を介してサーバ装置30と通信接続しつつ、サーバ装置30からSNSのサービス提供を受けるようになっている。
特に、通信端末装置10は、図2に示すように、ユーザの操作に基づいて、ユーザが今まで利用したコンテンツの利用履歴に関する情報(以下、「コンテンツの利用履歴情報」または単に「利用履歴情報」という。)をサーバ装置30へ送信し、当該利用履歴情報をサーバ装置30のデータベースに登録する処理(以下、「利用履歴登録処理」という。)を実行することができるように構成されている。また、通信端末装置10は、ユーザ操作に基づいて、サーバ装置30と連携してユーザが自身の近辺に存在する他のユーザと、グループGRを形成する処理(以下、「グループ形成処理」という。)を実行することができるように構成されている。
さらに、通信端末装置10は、図2に示すように、コンテンツの推薦要求情報をサーバ装置30へ送信する処理(以下、「コンテンツ推薦要求処理」という。)を実行することができるように構成されている。そして、通信端末装置10は、コンテンツの推薦要求に応じてサーバ装置30が送信した推薦コンテンツに関する情報を、ユーザに閲覧可能に表示する処理(以下、「推薦コンテンツ情報表示処理」という。)を実行することができるように構成されている。
サーバ装置30は、SNSの各サービスを提供するために用いられる。このサーバ装置30は、SNSの各ユーザが所持する通信端末装置10を介したユーザの指示に基づき、通信端末装置10と連携しつつ、利用履歴登録処理及びグループ形成処理を実行することができるように構成されている。
特に、サーバ装置30は、通信端末装置10からコンテンツの推薦要求情報を受信すると、推薦コンテンツを特定する処理(以下、「推薦コンテンツ特定処理」という。)を実行することができるように構成されている。
具体的には、サーバ装置30は、推薦要求情報のユーザ識別情報に基づいて当該推薦要求情報を送信した通信端末装置10のユーザを対象ユーザと特定し、当該対象ユーザが参加しているSNSのグループ及び当該グループに参加している他のユーザを判別する。そして、サーバ装置30は、判別した対象ユーザ及び他のユーザがこれまでに利用したコンテンツの履歴を示す利用履歴情報を、データベース(以下、「DB」ともいい、ここでは具体的には後述するコンテンツ利用履歴DB334)から読み出す(すなわち、データベースから取得する)。そして、サーバ装置30は、対象ユーザの利用履歴情報に含まれるコンテンツの利用に関する利用パラメータが所与の条件を満たし、かつ他のユーザの利用履歴情報に含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして特定する。
そして、サーバ装置30は、特定した推薦コンテンツのタイトル、当該推薦コンテンツを利用した他のユーザ等の情報を含む推薦コンテンツに関する情報を、対象ユーザの通信端末装置10へ閲覧可能に送信する。
[2]通信端末装置の構成
次に、図3を用いて本実施形態の各通信端末装置10の構成について説明する。なお、図3は、本実施形態の通信端末装置10の構成を示す構成図である。
本実施形態の通信端末装置10は、図3に示すように、記録部100と、ネットワーク通信部110と、現在位置検出部120と、端末データ処理部130と、表示部140と、表示制御部150と、操作部160と、端末管理制御部170と、を有している。なお、上記の各部は、バスBによって相互に接続され、各構成要素間におけるデータの転送が実行される。
記録部100は、例えば、ハードディスクドライブ(以下、「HDD」と略す。)、または、NAND型、NOR型等の不揮発性フラッシュメモリによって構成される。また、記録部100は、ネットワーク通信部110、及び、端末管理制御部170のワークエリアとしてRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)も含まれる。
また、記録部100は、アプリケーション記録部101と、コンテンツ記録部102と、コンテンツ利用履歴記録部103と、を少なくとも含む。
アプリケーション記録部101には、端末データ処理部130、及び、端末管理制御部170によって実行される様々なアプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」という。)が記録されている他に、上記ブラウジング機能を実現するためのブラウザ用のプログラムも記録されている。また、アプリケーション記録部101には、ユーザ名、SNSのサービスを享受するためのユーザID、当該通信端末装置10を一意に識別するための端末ID、当該ユーザの友人登録情報等を含むユーザ登録情報が記録されている。
コンテンツ記録部102には、ネットワーク通信部110を介して取得された本、音楽等のコンテンツのデータが記録される。また、コンテンツ記録部102には、コンテンツのデータとあわせて、当該コンテンツの種別、コンテンツID、タイトル等を示す付加情報も記録される。
コンテンツ利用履歴記録部103には、当該通信端末装置10で再生されたコンテンツ、すなわち、当該通信端末装置10のユーザが利用したコンテンツの利用履歴情報が記録される。例えば、利用履歴情報は、再生されたコンテンツの種別を示すコンテンツ種別情報と、当該コンテンツに対応するコンテンツIDと、再生された日時を示す利用日時情報とを含む。また、例えば、利用履歴情報は、当該コンテンツの購入日を示す購入日情報と当該コンテンツの金額を示す金額情報を少なくとも含む購入履歴情報を含んでもよい。なお、コンテンツ利用履歴記録部103には、コンテンツ記録部102内の再生されたコンテンツの利用履歴情報だけでなく、ストリーミング再生された映画、ブラウジングされたサイト等のコンテンツの利用履歴情報も記録される。
ネットワーク通信部110は、基地局BSの準拠する通信規格により、基地局BSと無線通信チャネルを構築し、ネットワーク20を経由して、サーバ装置30と、各種データの授受を行う。特に、ネットワーク通信部110は、コンテンツ推薦要求処理を実行するための推薦要求情報をサーバ装置30へ送信する。そして、ネットワーク通信部110は、推薦要求情報に応じてサーバ装置30が送信した推薦コンテンツに関する情報を受信する。
なお、基地局BSの準拠する通信規格はネットワーク20の構成により変化する。例えば、ネットワーク20が携帯電話網を含む場合に、3GPP(3rd Generation Pertnership Project)または3GPP2、LTE(Long Term Evolution)などの通信規格に準拠することになる。
現在位置検出部120は、所定のタイミング毎に通信端末装置10の現在位置を検出しつつ、当該現在位置を示す位置情報を生成する。
例えば、現在位置検出部120は、所定のタイミングにおいて、図1に示すGPS(Global Positioning System)衛星40の位置を認識しつつ、当該GPS衛星40から送信された衛星信号(GPS信号)を受信する。そして、現在位置検出部120は、当該受信したGPS信号に基づいて自機の現在位置の座標値(例えば、緯度及び経度)を算出し、当該座標値を現在の位置情報として端末管理制御部170に供給する。
なお、通信端末装置10のネットワーク通信部110が、携帯電話機能を実現するチップセット、または、IEEE802.11系の各種ワイヤレスLAN(Wireless local area network)の通信プロトコルに従って、無線通信を行う機能を実現するチップセットを用いて構成されている場合には、現在位置検出部120は、これらの無線システム等において用いられる、三点測量法、すなわち、基地局BSから受信した電波信号の方角と電波強度に基づいて自機の現在位置を検出してもよい。
端末データ処理部130は、アプリケーション記録部101に記録されているアプリケーションに応じて各種データ処理を実行する。例えば、端末データ処理部130は、コンテンツ記録部102に記録されているコンテンツの再生処理を実行する。特に、端末データ処理部130は、操作部160に対する入力に応じて、コンテンツ推薦要求処理を実行するための推薦要求情報を生成する。例えば、推薦要求情報は、ユーザID、端末ID及びコンテンツの推薦要求を示す推薦要求コードを含む。
表示部140は、例えば、液晶素子または有機EL(Electro Luminescence)素子のパネルによって構成され、表示制御部150において生成された表示データに基づいて所定の画像を表示する。
表示制御部150は、表示部140に表示させるために必要な表示データを生成するようになっており、生成された表示データを当該表示部140に出力する。特に、表示制御部150は、ネットワーク通信部110を介して受信された推薦コンテンツに関する情報を用いて、推薦コンテンツ表示処理を実行するための表示データを生成する。例えば、表示制御部150は、当該推薦コンテンツに関する情報から、推薦コンテンツの表紙画像データ、当該推薦コンテンツの種別、タイトル情報を抽出して表示データを生成する。
操作部160は、各種の確認ボタン、各操作指令を入力する操作ボタン、テンキーなどの多数のキー及びタッチパネルにより構成され、各操作を行う際に用いられるようになっている。
端末管理制御部170は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成されるとともに、キー入力ポート、表示制御ポート等の各種入出力ポートを含み、記録部100に記録された各種のアプリケーションを実行することにより、通信端末装置10の全般的な機能を総括的に制御する。
特に、端末管理制御部170は、アプリケーション記録部101に記憶された各種アプリケーションに基づいて、各処理を実現する。例えば、端末管理制御部170は、ブラウザを実行し、通信端末装置10の各部と連動しつつ、グループ形成処理を実行する。
具体的には、端末管理制御部170は、操作部160に対するユーザの入力操作を認識すると、アプリケーション記録部101からユーザIDを読み出して、SNSへのログインを行う。そして、端末管理制御部170は、操作部160に対するユーザのグループ形成のコマンド入力を認識すると、操作部160及び表示制御部150と連動して参加ユーザの入力を受け付ける。
例えば、端末管理制御部170は、SNSに登録されている友人リストを表示部140に表示させるように表示制御部150を制御し、グループに参加する友人の選択入力を、操作部160を介して受け付ける。また、端末管理制御部170は、参加ユーザのユーザ名の入力を、操作部160を介して受け付けてもよい。また、端末管理制御部170は、過去に形成したグループ及び当該グループの参加ユーザを表示部140に表示させるように表示制御部150を制御し、今回形成するグループと同一の構成のグループの選択入力を、操作部160を介して受け付けてもよい。
グループ形成を実行した通信端末装置10の端末データ処理部130は、自機のユーザが当該グループのホストユーザであることを示すフラグ情報と、当該ユーザのユーザ情報と、入力された参加ユーザのユーザ情報とを含むグループ形成情報を生成する。そして、ネットワーク通信部110は、当該グループ形成情報をサーバ装置30に送信する。グループ形成後において、端末管理制御部170は、当該グループを解散する操作入力を認識すると、当該グループの解散を指示するグループ解散指示情報を、ネットワーク通信部110を介してサーバ装置30に送信する。
なお、端末管理制御部170は、グループを形成する際に、グループの参加を希望するユーザの通信端末装置10から、ネットワーク通信部110を介して、位置情報を取得してもよい。そして、端末管理制御部170は、自機の現在位置から所定範囲に存在する他の通信端末装置10のユーザを、参加ユーザとして入力可能にしてもよい。
また、端末管理制御部170は、通信端末装置10におけるコンテンツの利用履歴情報を、ネットワーク通信部110を介して送信する。例えば、端末管理制御部170は、一定の間隔でコンテンツ利用履歴記録部103にアクセスし、新たに追加された利用履歴情報を抽出し、当該利用履歴情報をサーバ装置30に送信する。また、端末管理制御部170は、操作部160及び表示制御部150と連動して、コンテンツの利用情報の入力を受け付けてもよい。
例えば、端末管理制御部170は、タイトル検索等のメニュー画面を表示部140に表示させるように表示制御部150を制御し、コンテンツ検索を指示する検索入力を、操作部160を介して受け付ける。そして、端末管理制御部170は、検索入力の情報を、ネットワーク通信部110を介してサーバ装置30に送信し、検索入力の条件に合致するコンテンツ情報をサーバ装置30から受信する。
そして、端末管理制御部170は、当該コンテンツ情報を表示部140に表示させるように表示制御部150を制御し、当該コンテンツを利用した利用日時を、操作部160を介して受け付ける。端末管理制御部170は、利用日時を受け付けると、当該コンテンツに対応するコンテンツID及び入力された利用日時を示す利用日時情報を含むコンテンツ利用情報を、ネットワーク通信部110を介してサーバ装置30に送信する。
なお、端末管理制御部170は、検索入力の条件に合致するコンテンツ情報がサーバ装置30のデータベースに存在しない場合に、表示制御部150及び操作部160と連動して、ユーザが利用したコンテンツ情報を登録するためのコンテンツ登録情報の入力を受け付けるようにしてもよい。例えば、表示制御部150は、種別、タイトル等のコンテンツ情報の登録欄を表示部140に表示させ、端末管理制御部170は、当該登録欄への入力を、操作部160を介して受け付ける。そして、端末管理制御部170は、受け付けたコンテンツ登録情報を、ネットワーク通信部110を介してサーバ装置30に送信する。
また、端末管理制御部170は、通信端末装置10の各部と連動しつつ、コンテンツ推薦要求処理を実行する。例えば、端末管理制御部170は、コンテンツの推薦要求を指示するためのメニュー画面を表示部140に表示させるように表示制御部150を制御し、コンテンツの推薦要求入力を、操作部160を介して受け付ける。次いで、端末データ処理部130は、上記推薦要求情報を生成する。そして、端末管理制御部170は、当該推薦要求情報を、ネットワーク通信部110を介してサーバ装置30に送信する。
また、端末管理制御部170は、サーバ装置30のユーザ情報のデータベースを更新するために、アプリケーション記録部101に記録されているユーザ登録情報を、ネットワーク通信部110を介してサーバ装置30に送信してもよい。
[3]サーバ装置の構成
次に、図4〜図8の各図を用いて本実施形態のサーバ装置30の構成について説明する。なお、図4は、本実施形態のサーバ装置30の構成を示すブロック図であり、図5及び図6は、本実施形態におけるサーバ装置30内のグループ形成履歴DB332に記録されるデータの一例を示す図である。また、図7は、本実施形態におけるサーバ装置30内のコンテンツDB333に記録されるデータの一例を示す図であり、図8は、本実施形態におけるサーバ装置30内のコンテンツ利用履歴DB334に記録されるデータの一例を示す図ある。
本実施形態のサーバ装置30は、図4に示すように、通信制御部310と、ROM/RAM320と、記録装置330と、サーバデータ処理部340と、サーバ管理制御部350と、を有する。なお、上記の各部は、バスBによって相互に接続され、各構成要素間におけるデータの転送が実行される。
通信制御部310は、所定のネットワークインターフェースであり、通信端末装置10と通信チャネルを構築し、各種のデータの授受を行う。なお、例えば、通信制御部310は、本発明の受信手段及び送信手段を構成する。
ROM/RAM320には、サーバ装置30の駆動に必要な各種のプログラムが記録されている。また、ROM/RAM320には、サーバデータ処理部340、及び、サーバ管理制御部350によって実行される様々なアプリケーションが記録されている。そして、ROM/RAM320は、各種の処理が実行される際のワークエリアとして用いられる。
サーバ管理制御部350は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成され、プログラムを実行することによって、サーバ装置30の各部を統合制御する。
具体的には、サーバ管理制御部350は、記録装置330と連動し、ユーザの操作による通信端末装置10からのログイン要求に基づいて各ユーザのSNSへのログイン処理、及び、上記グループ形成処理を行う。
記録装置330は、HDDにより構成され、その記録領域内に、記録装置330は、少なくとも会員DB331と、グループ形成履歴DB332と、コンテンツDB333と、コンテンツ利用履歴DB334と、を有している。なお、例えば、本実施形態のコンテンツ利用履歴DB334は、本発明のコンテンツ利用履歴データベースを構成する。
会員DB331は、SNSの各ユーザの情報を管理するための各種情報が格納されるデータベースである。例えば、会員DB331には、各ユーザに対応するユーザIDと、当該ユーザの名前を示すユーザ名情報と、が対応付けて登録(記録)される。
グループ形成履歴DB332は、SNSの各ユーザが形成したグループの履歴情報を管理するための各種情報が格納されるデータベースである。例えば、グループ形成履歴DB332には、図5に例示するグループテーブルと、図6に例示する参加テーブルが格納される。
グループテーブルには、図5に示すように、
(1)各グループに対応し、各グループを識別するためのグループIDと、
(2)当該グループを形成したユーザ(すなわち、ホストユーザ)に対応するホストユーザIDと、
(3)当該ユーザが当該グループを形成した日時を示す形成日時の情報と、
(4)当該ユーザが当該グループを解散した日時を示す解散日時の情報と、
が対応付けて登録(記録)される。
また、参加テーブルには、図6に示すように、
(1)各グループに対応し、各グループを識別するためのグループIDと、
(2)当該グループを参加したユーザに対応し、各ユーザを識別するための参加ユーザIDと、
(3)当該ユーザが当該グループに参加した日時を示す参加日時情報と、
が対応付けて登録(記録)される。
コンテンツDB333は、種々のコンテンツの情報を管理するための各種情報が格納されるデータベースである。例えば、コンテンツDB333には、「本」、「音楽」、「映画」、「ゲーム」、「サイト」の5つの種別毎に区分されたテーブルが格納される。
種別「本」のテーブルには、図7(a)に示すように、
(1)種別「本」に属する各コンテンツに対応し、他の本と識別するためのIDと、
(2)当該コンテンツのタイトルを示すタイトルの情報と、
(3)当該コンテンツの著者を示す著者の情報と、
(4)当該コンテンツのあらすじを示すあらすじの情報と、
(5)当該コンテンツの表示画像を示す表示画像の情報と、
(6)当該コンテンツの形態を示す形態の情報と、
(7)当該コンテンツの価格を示す価格の情報と、
(8)当該コンテンツの発売日を示す発売日の情報と、
が対応付けて登録(記録)される。
また、種別「音楽」のテーブルには、図7(b)に示すように、
(1)種別「音楽」に属する各コンテンツに対応し、他の音楽と識別するためのIDと、
(2)当該コンテンツのタイトルを示すタイトルの情報と、
(3)当該コンテンツの音楽ジャンルを示す音楽ジャンルの情報と、
(4)当該コンテンツのアーティスト名を示すアーティスト名の情報と、
(5)当該コンテンツの表紙画像を示す表紙画像の情報と、
(6)当該コンテンツの形態を示す形態の情報と、
(7)当該コンテンツの価格を示す価格の情報と、
(8)当該コンテンツの発売日を示す発売日の情報と、
が対応付けて登録(記録)される。
また、種別「映画」のテーブルには、図7(c)に示すように、
(1)種別「映画」に属する各コンテンツに対応し、他の映画と識別するためのIDと、
(2)当該コンテンツのタイトルを示すタイトルの情報と、
(3)当該コンテンツの映画ジャンルを示す映画ジャンルの情報と、
(4)当該コンテンツの配給会社を示す配給会社の情報と、
(5)当該コンテンツのあらすじを示すあらすじの情報と、
(6)当該コンテンツの表紙画像を示す表紙画像の情報と、
(7)当該コンテンツの形態を示す形態の情報と、
(8)当該コンテンツの価格を示す価格の情報と、
(9)当該コンテンツの発売日を示す発売日の情報と、
が対応付けて登録(記録)される。
また、種別「ゲーム」のテーブルには、図7(d)に示すように、
(1)種別「ゲーム」に属する各コンテンツに対応し、他のゲームと識別するためのIDと、
(2)当該コンテンツのタイトルを示すタイトルの情報と、
(3)当該コンテンツのゲームジャンルを示すゲームジャンルの情報と、
(4)当該コンテンツの概要を示す概要の情報と、
(5)当該コンテンツの表紙画像を示す表紙画像の情報と、
(6)当該コンテンツの形態を示す形態の情報と、
(7)当該コンテンツの価格を示す価格の情報と、
(8)当該コンテンツの発売日を示す発売日の情報と、
が対応付けて登録(記録)される。
また、種別「サイト」のテーブルには、図7(e)に示すように、
(1)種別「サイト」に属する各コンテンツに対応し、他のサイトと識別するためのIDと、
(2)当該コンテンツのタイトルを示すタイトルの情報と、
(3)当該コンテンツのサイトジャンルを示すサイトジャンルの情報と、
(4)当該コンテンツのサイト管理者を示すサイト管理者の情報と、
(5)当該コンテンツの概要を示す概要の情報と、
(6)当該コンテンツの表紙画像を示す表紙画像の情報と、
が対応付けて登録(記録)される。
コンテンツ利用履歴DB334は、SNSの各ユーザが利用したコンテンツの履歴情報を管理するための各種情報が格納されるデータベースである。例えば、コンテンツ利用履歴DB334には、図8に示すように、
(1)各ユーザに対応し、各ユーザを識別するためのユーザIDと、
(2)当該ユーザが利用したコンテンツの種別を示すコンテンツ種別の情報と、
(3)当該ユーザが利用したコンテンツに対応するコンテンツIDと、
(4)当該ユーザが当該コンテンツを利用した日時を示す利用日時の情報と、
(5)当該ユーザが当該コンテンツの利用履歴をコンテンツ利用履歴DB334に登録した日時を示す登録日時の情報と、
が対応付けて登録(記録)される。
なお、記録装置330の各DBに格納される上述の情報の項目は一例であり、SNSのサービス等の状況にあわせて、上述の項目と別の項目がDBに追加されたり、上述の項目のうちのいくつかの項目が削除されたりしてもよい。例えば、図7(a)に示す種別「本」のテーブルに、ISBNを示すISBNの情報が追加されてもよい。
サーバデータ処理部340は、ROM/RAM320に記録されているアプリケーションに応じて各種データ処理を実行する。特に、サーバデータ処理部340は、判別部341、取得部342及び特定部343を含む。なお、例えば、本実施形態の判別部341は、本発明の判別手段を構成し、取得部342は、本発明の取得手段を構成する。また、例えば、本実施形態の特定部343は、本発明の特定手段を構成する。
判別部341は、各通信端末装置10から送信された情報に応じて、少なくともユーザ及びグループを判別する。例えば、判別部341は、ログイン要求を実行した通信端末装置10からログイン要求を受け付けると、当該ログイン要求及び会員DB331を参照してログインしたユーザを判別する。また、判別部341は、グループ形成履歴情報を参照して、ログインしたユーザが参加しているグループ及び当該グループに参加している他のユーザを判別する。
取得部342は、記録装置330の各種DBからデータ処理に用いられる各種データを取得する。そして、取得部342は、記録装置330から取得した各種データを判別部341及び特定部343に出力する。
また、取得部342は、各通信端末装置10が送信した各種情報を、通信制御部310を介して取得する。例えば、取得部342は、ユーザ登録情報、グループ形成情報、コンテンツ登録情報及びコンテンツ利用情報を、各通信端末装置10から取得する。また、取得部342は、各ユーザの通信端末装置10以外に、コンテンツ提供者の端末装置が送信したコンテンツ登録情報を取得してもよい。
サーバデータ処理部340は、取得部342が取得した各種情報を用いて、記録装置330の各種DBを更新する。例えば、サーバデータ処理部340は、取得部342が取得したユーザ登録情報を用いて会員DB331を更新する。同様に、サーバデータ処理部340は、取得部342が取得したグループ形成情報、コンテンツ登録情報及びコンテンツ利用情報を用いて、グループ形成履歴情報DB332、コンテンツDB333及びコンテンツ利用履歴情報DB334をそれぞれ更新する。
特定部343は、コンテンツの推薦要求を行った対象ユーザに対して推薦するコンテンツである推薦コンテンツを特定する。特に、特定部343は、対象ユーザの利用履歴情報に含まれるコンテンツの利用に関する利用パラメータが所与の条件を満たし、かつ、他のユーザの利用履歴情報に含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして特定する。利用パラメータは、例えば、利用頻度を示すパラメータ、利用時間を示すパラメータである。
例えば、特定部343は、対象ユーザの利用履歴情報に含まれる利用パラメータが所与の条件を満たすコンテンツの種別を特定する種別特定処理と、当該特定した種別に属し、かつ他のユーザの利用履歴情報に含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして特定する推薦コンテンツ特定処理とを実行する。
なお、本実施形態における特定部343の種別特定処理及び推薦コンテンツ特定処理の詳細については後述する。
[4]種別特定処理及び推薦コンテンツ特定処理
次に、図9〜図12の各図を用いて本実施形態の種別特定処理及び推薦コンテンツ特定処理について説明する。なお、図9及び図10は、サーバデータ処理部340が実行する推薦コンテンツの種別特定処理の具体例を示すための概念図であり、図11〜図13の各図は、一実施形態のサーバ装置において実行される推薦コンテンツ特定処理の具体例を示すための概念図である。
(種別特定処理)
種別特定処理において、特定部343は、対象ユーザの利用履歴情報に含まれる利用パラメータが所与の条件を満たし、かつ、他のユーザの利用履歴情報に含まれる利用パラメータが所与の第2条件を満たすコンテンツの種別を特定する。
具体的には、特定部343は、取得部342によって所定の期間(例えば、過去半年間)における対象ユーザ及び当該対象ユーザと同一のグループに参加している他のユーザの利用パラメータが含まれる利用履歴情報を取得させる。
そして、特定部343は、利用パラメータとして、コンテンツの種別(すなわち、ジャンル)毎の利用回数(すなわち、利用頻度)を用いるとともに、当該利用パラメータが、所与の条件として、各コンテンツのジャンル毎に、対象ユーザの一のジャンルに含まれるコンテンツの利用回数の合計がSNSのユーザ全員の該当するジャンルに含まれるコンテンツの利用回数の合計の平均より多いという条件を満たすか否かを判定する。
また、特定部343は、所与の第2条件として、コンテンツのジャンル毎に、グループ内の他のユーザのうち、所定の割合(例えば、6割)以上のユーザにおける、該当するジャンルに対するコンテンツの利用回数の合計が、SNSのユーザ全員の該当するジャンルに含まれるコンテンツの利用回数の合計の平均より多いという条件を満たすか否かを判定する。
そして、特定部343は、所与の条件及び所与の第2条件で規定される条件(i)を満たすコンテンツのジャンルを、グループにおける対象ユーザ及び他のユーザ双方が興味のあるジャンルとして特定する。
例えば、図9及び図10の例において、特定部343は、コンテンツのジャンル毎に、対象ユーザAの一のジャンルに含まれるコンテンツの利用回数の合計がSNSのユーザ全員の該当するジャンルに含まれるコンテンツの利用回数の合計の平均より多いという条件(すなわち、所与の条件)を満たすか否かを判定する。また、特定部343は、グループ内の他のユーザ(具体的には、他のユーザB、C、D、E)のうち6割以上のユーザ、例えば他のユーザが5名の場合には5名の6割である3名以上のユーザについて、一のジャンルに含まれるコンテンツの利用回数の合計が、SNSのユーザ全員の該当するジャンルに含まれるコンテンツの利用回数の合計の平均より多いという条件(すなわち、所与の第2条件)を満たすか否かを判定する。
このような場合には、特定部343は、所与の条件及び所与の第2条件で規定される条件(i)を満たすコンテンツのジャンルとして、「本」及び「サイト」を特定する。すなわち、図9においては、ジャンル「本」は、対象ユーザAの「本」のジャンルに含まれるコンテンツの利用回数の合計が「10」であり、平均の「6」より多いので、所与の条件を満たすとともに、他のユーザB、C及びDのうち6割以上のユーザB及びCの「本」のジャンルに含まれるコンテンツの利用回数の合計がそれぞれ「20」及び「8」となり、平均の利用回数の合計が平均の「6」より多いので、第2の所与の条件を満たす。
また、同様に、ジャンル「サイト」が所与の条件及び第2の所与の条件を満たすとともに、他のジャンル「音楽」、「映画」、「ゲーム」が何れか一方の条件のみ満足するか、何れの条件も満足しないこととなる。したがって、特定部343は、条件(i)を満たすジャンルとして「本」及び「サイト」を特定する。
一方、特定部343は、上記の条件(i)を満たすジャンルが存在しない場合には、条件を代えてコンテンツのジャンルを特定する。具体的には、特定部343は、所与の条件の判定基準となる全体の平均値を低く設定(所定の演算にて算出)し、当該設定した平均値(以下、「特定値」ともいう。)を基準に上述と同様の条件判定を実行する。
図10の例において、上記の条件(i)によって条件判定が実行されると、当該条件(i)を満足するコンテンツの種別が存在しない。そこで、特定部343は、このような場合には、各コンテンツのジャンル毎に、SNSのユーザ全員の該当するジャンルにおける利用回数の合計の平均を0.2倍して特定値を算出し、対象ユーザの一のジャンルに含まれるコンテンツの利用回数の合計が算出された特定値より多いという条件(すなわち、所与の条件)を満たすか否かを判定する。図10の例においては、特定部343は、変更後の所与の条件及び所与の第2条件で規定される条件(ii)を満たすコンテンツの種別として、「音楽」を特定する。
なお、条件(ii)を満足するコンテンツの種別が存在しない場合には、特定部343は、所与の第2条件を変更する。例えば、特定部343は、各コンテンツのジャンル毎に、SNSのユーザ全員の該当するジャンルにおける利用回数の合計の平均を0.2倍して特定値を算出し、グループ内の他のユーザ(具体的には、他のユーザB、C、D、E)のうち6割以上のユーザの一のジャンルに含まれるコンテンツの利用回数の合計が算出された特定値より多いという条件(すなわち、所与の第2条件)を満たすか否かを判定する。特定部343は、このように所与の第2条件変更してもコンテンツの種別を特定できない場合には、処理を中止する。そして、サーバ管理制御部350は、推薦コンテンツを発見できなかった旨を示す報知情報を、通信制御部310を介して対象ユーザの通信端末装置10に送信する。
また、特定部343は、所与の第2条件における他のユーザの割合「6割」を下げる、例えば「5割」にして、種別特定処理を再度実行してもよい。この場合、特定部343は、所与の第2条件の割合を下限値、例えば1割まで下げてもコンテンツの種別を特定できない場合には、処理を中止する。そして、サーバ管理制御部350は、推薦コンテンツを発見できなかった旨を示す報知情報を、通信制御部310を介して対象ユーザの通信端末装置10に送信する。
なお、特定部343は、上述の例において、所与の条件を変更した後に所与の第2条件を変更したが、所与の第2条件を先に変更した後に所与の条件を変更してもよい。また、特定部343は、所与の条件と所与の第2条件の双方を一度に変更してもよい。
このように、特定部343は、所与の過去の時点から現在までの所定期間内の対象ユーザの利用履歴情報を取得することにより、対象ユーザや他のユーザが最近興味を持っているコンテンツの傾向を把握することができる構成を有している。そして、特定部343は、所与の条件を満たし、かつ、所与の第2条件を満たすコンテンツの種別を特定することにより、対象ユーザも他のユーザのうちの多くも興味が持てるコンテンツを特定することができるようになっている。
また、特定部343は、該当するジャンルがないと判定された場合には、所与の条件の判定基準を変更することにより、対象ユーザが少しでも興味のあるコンテンツの種別を特定することができるとともに、対象ユーザが全く興味のないコンテンツの種別を特定部343が特定することを防ぐことができるようになっている。
また、特定部343は、該当するジャンルがないと判定された場合には、所与の第2条件の判定基準を変更することにより、他のユーザが少しでも興味のあるコンテンツの種別を特定することができるとともに、他のユーザが全く興味のないコンテンツの種別を特定部343が特定することを防ぐことができるようになっている。
なお、現在から所定期間内は、過去半年間に限られず、特定部343が、各ユーザのコンテンツ利用状況等に応じて、所定期間を調整してもよい。
(推薦コンテンツ特定処理)
推薦コンテンツ特定処理において、特定部343は、種別特定処理で特定した種別に属するコンテンツのうち、他のユーザの利用履歴情報に含まれ、かつ、対象ユーザの利用履歴情報に含まれないコンテンツを推薦コンテンツとして特定する。
図11の例において、特定部343は、上述のように特定したコンテンツの種別、すなわち、ジャンルが「本」と「サイト」の場合に、他のユーザB、C、D、Eの利用履歴情報に含まれる、すなわち他のユーザB、C、D、Eが利用したコンテンツとして、ジャンル「本」の「コンテンツID32」、ジャンル「サイト」の「コンテンツID111」、ジャンル「サイト」の「コンテンツID4」及びジャンル「サイト」の「コンテンツID1」を特定する。そして、特定部343は、これらのコンテンツのうち、対象ユーザAの利用履歴情報に含まれない、すなわち対象ユーザAが利用したことのないジャンル「本」の「コンテンツID32」及びジャンル「サイト」の「コンテンツID1」を推薦コンテンツとして特定する。
このように、特定部343は、種別特定処理で特定した種別(ジャンル)に属するコンテンツのうち、対象ユーザ自身は利用したことはないが他のユーザが利用したコンテンツを推薦コンテンツとして特定することにより、対象ユーザが興味はあるが今まで利用したことのない意外性のあるコンテンツを特定することができるとともに、グループ内において利用したことのある他のユーザに直接意見を聞くことができるコンテンツを推薦コンテンツとして特定することができるようになっている。
なお、特定部343は、他のユーザがより多く利用しているコンテンツを推薦コンテンツとして特定してもよい。例えば、特定部343は、グループ内の他のユーザのうち所定割合、例えば6割以上のユーザの利用履歴情報に含まれ、かつ対象ユーザの利用履歴情報に含まれないコンテンツを推薦コンテンツとして特定する。この構成によれば、特定部343は、対象ユーザがグループ内の多くのユーザから意見を聞くことができるコンテンツを推薦コンテンツとして特定することができるようになっている。
また、上述の推薦コンテンツ特定処理において、特定部343は、特定した種別に属するコンテンツのうち、対象ユーザのグループの形成履歴情報に基づいて推薦コンテンツを特定してもよい。
この場合には、特定部343は、該当するグループにおいて、対象ユーザのグループの形成履歴情報に基づいて、対象ユーザと他のユーザとの出会い回数を算出し、上記のように種別特定処理及び推薦コンテンツ特定処理によって特定したコンテンツのうち、当該算出した出会い回数に基づいて推薦コンテンツを特定する。
具体的には、特定部343は、上記のように種別特定処理及び推薦コンテンツ特定処理によって対象ユーザが未利用であって他のユーザが過去に利用した複数のコンテンツが特定された場合に、特定されたコンテンツ及び他のユーザ毎に、他のユーザが該当するコンテンツを利用してから対象ユーザと他のユーザとの出会い回数をそれぞれ算出する。
また、特定部343は、当該特定されたコンテンツ毎に対象ユーザとの出会い回数の平均を算出する。ただし、特定部は、当該特定されたコンテンツを利用していないユーザについては、平均処理計算の対象外として、特定コンテンツ毎の対象ユーザとの出会い回数の平均を算出する。
そして、特定部343は、対象ユーザとの出会い回数の平均が所定の値以下(例えば、2回以下)のコンテンツを推薦コンテンツとして特定する。
例えば、図12に示すような状況を想定する。図12に示す状況では、対象ユーザAは、現在のグループが形成されるまでに、グループに6回参加してユーザBと6回及びユーザCと1回出会っているが、ユーザDと一度も出会っていない。また、特定部343は、図13に示すように、図9〜図11を用いて説明した処理を実行して、対象ユーザAは利用していないが他のユーザB、C、Dが利用した4つのコンテンツを特定しているものとする。
このような状況においては、特定部343は、ユーザB、C、Dの各々が各特定されたコンテンツを利用してから対象ユーザAと出会った回数を算出する。また、特定部343は、コンテンツを利用していないユーザにおける回数を平均処理計算の対象外としつつ、当該特定されたコンテンツ毎に対象ユーザAとの出会い回数の平均を算出する。
そして、特定部343は、対象ユーザAとの出会い回数の平均が2回以内のコンテンツである「映画B」、「音楽C」及び「本D」を推薦コンテンツとして特定する。この構成によれば、特定部343は、対象ユーザとグループユーザとの出会い回数を勘案することによって、今までに他のユーザとの間で話題になっていないと推定されるコンテンツを対象ユーザに推薦することができる。なお、対象ユーザAとの出会い回数の平均が極端に上昇するのを防ぐために、特定部343は、所定回数(例えば5回)以上会っている場合には所定回数(すなわち、5回)として計算する。
[5]通信システムの動作
次に、図14〜図16の各図を用いて本実施形態の通信システムにおいて実行される具体的な処理について説明する。
なお、図14は、通信システム1において実行される各処理を示すフローチャートであり、図15は、サーバ装置30において実行される種別特定処理を示すフローチャートである。図16は、一実施形態の通信端末装置10において表示される画像の一例を示す図である。
まず、図14を用いて、通信システム1において実行される各処理動作について説明する。なお、この処理に先立って、各ユーザは、SNSの利用登録済みの状態、すなわち、会員DB331に各種の情報が登録済みの状態になっているものとする。SNSへの利用登録方法は、従来のSNSと何ら変わらないので、説明を省略する。また、この処理に先立って、対象ユーザの通信端末装置10は、SNSへのログインしており、上記のグループ形成処理を実行して他のユーザとのグループを形成しているものとする。そして、当該グループの情報は、グループ利用履歴情報に登録済みの状態になっているものとする。
本動作において、通信端末装置10の端末管理制御部170は、表示制御部150を制御し、ユーザによるコンテンツの推薦要求指示の表示を行いつつ、入力が操作部160に対してなされるのを待機しているものとする。例えば、表示制御部150は、図16(a)に示すような、「コンテンツ推薦」のメニュー項目を含むメニュー画面を表示部140に表示させる。そして、端末管理制御部170は、「コンテンツ推薦」の選択入力が操作部160に対してなされるのを待機する。
この状態において、端末管理制御部170は、操作部160に対するユーザ操作に基づいて、コンテンツの推薦要求指示を検出すると(ステップS100)、所定のプログラムをアプリケーション記録部101から読み出して、ブラウザを起動しつつ、サーバ装置30に対して、自機のユーザのユーザIDが付加されたコンテンツの推薦要求情報を送信する(ステップS101)。そして、端末管理制御部170は、サーバ装置30からのデータ受信を待機する状態に移行する。
次いで、サーバ装置30においては、通信制御部310が、この推薦要求情報を受信すると(ステップS200)、サーバデータ処理部340の判別部341は、推薦要求情報のユーザIDと会員DB331とを照合して、対象ユーザを判別する(ステップS201)。そして、判別部341は、グループ形成履歴DB332を参照して対象ユーザが参加しているグループ及び当該グループに参加している他のユーザを判別する(ステップS202)。
次いで、サーバデータ処理部340の取得部342は、対象ユーザ及び他のユーザのグループ形成履歴情報をグループ形成履歴DB332から取得するとともに(ステップS203)、対象ユーザ及び他のユーザのコンテンツの利用履歴情報をコンテンツ利用履歴DB334から取得する(ステップS204)。
次いで、サーバデータ処理部340の特定部343は、図9及び図10を用いて説明したように、対象ユーザのコンテンツの利用履歴情報を参照して推薦コンテンツの種別を特定する種別特定処理を実行する(ステップS205)。なお、種別特定処理動作の詳細については、図15を用いて後述する。そして、特定部343は、図11を用いて説明したように、対象ユーザ及び他のユーザのコンテンツの利用履歴情報を参照して、特定した種別に属する推薦コンテンツを特定する(ステップS206)。このとき、特定部343は、図12及び図13を用いて説明したように、対象ユーザ及び他のユーザのグループ形成履歴情報を参照して推薦コンテンツを特定してもよい。
次いで、サーバデータ処理部340は、コンテンツDB333を参照して推薦コンテンツに関する情報を生成し、通信制御部310は、推薦コンテンツに関する情報を、推薦要求情報を送信した通信端末装置10に送信する(ステップS207)。そして、サーバ管理制御部350は、本動作を終了させる。
次いで、通信端末装置10において、ネットワーク通信部110がサーバ装置30から送信された推薦コンテンツに関する情報を受信すると(ステップS102)、表示制御部150は、推薦コンテンツ情報を表示部140に表示させ(ステップS103)、本動作を終了させる。
例えば、表示制御部150は、図16(b)に示すような推薦コンテンツ表示画面を表示部140に表示させる。推薦コンテンツ表示画面の上部には、推薦コンテンツの数が表示される。推薦コンテンツ表示画面において、3つのコンテンツ表示欄が上下方向に設けられている。そして、コンテンツ表示欄には、推薦コンテンツの情報が、配列順に従って切り替え可能に表示される。
推薦コンテンツの配列順は、例えば、発売日が新しい順、利用ユーザが多い順、図12及び図13を用いて説明した出会い回数が少ない順である。推薦コンテンツの配列順は、製造時に予め規定されていてもよく、また、ユーザがメニュー画面等で任意に設定可能であってもよい。表示制御部150は、上下のスクロール入力が操作部160に対してなされると、配列順に従って、コンテンツ表示欄における推薦コンテンツの情報を切り替える。
コンテンツ表示欄に表示される推薦コンテンツの情報は、表紙画像と、ジャンル、タイトル等の推薦コンテンツの一部の情報と、当該推薦コンテンツを利用したことのある他のユーザのユーザ名とを含む。また、コンテンツ表示欄には、「詳細情報」の項目が表示される。表示制御部150は、「詳細情報」の選択入力が操作部160に対してなされると、価格や発売日等を含む推薦コンテンツの詳細情報に切り替える。
端末管理制御部170は、他のモードへのモード切替入力や電源をオフにするためのオフ入力が操作部160に対してなされると、当該表示を終了させる。
次に、図15を用いて、サーバ装置30において実行される、上記ステップS205の種別特定処理動作について説明する。
まず、サーバデータ処理部340の特定部343は、ROM/RAM320から上記所与の条件及び上記所与の第2条件を読み出す(ステップS250)。
次いで、特定部343は、所与の条件を満足するコンテンツの種別を特定するとともに(ステップS251)、所与の第2条件を満足するコンテンツの種別を特定する(ステップS252)。
次いで、特定部343は、図9及び図10を用いて説明したように、所与の条件を満たし、かつ、所与の第2条件を満たすコンテンツの種別を特定できたか否かを判定する(ステップS253)。
このとき、特定部343は、所与の条件を満たし、かつ、所与の第2条件を満たすコンテンツの種別を特定できないと判定した場合には、図10を用いて説明したように、所与の条件及び所与の第2条件の少なくとも一方を変更し(ステップS254)、ステップS251の処理に戻る。
一方、特定部343は、所与の条件を満たし、かつ、所与の第2条件を満たすコンテンツの種別を特定できたと判定した場合には、本動作フローを終了し、上述したステップS206へ移行する。
以上、本実施形態において、サーバ装置30及び通信システム1は、複数のユーザによって構成されるグループにおいて、対象ユーザが過去に利用したコンテンツの利用履歴に関するパラメータと他のユーザの過去に利用したコンテンツの情報に基づいて、推薦コンテンツを特定し、かつ、対象ユーザに特定した推薦コンテンツを提供することができるので、対象ユーザが新たな興味を有するコンテンツを特定することがきるとともに、同一グループ内の他のユーザにあっても興味を有するコンテンツを特定することができる。
したがって、サーバ装置30及び通信システム1は、対象ユーザに対して新たな興味を持つようなコンテンツの情報を推薦するとともに、同一グループ内の他のユーザも興味を有するコンテンツの情報を推薦することによって、グループにおけるユーザ同士の交流の活性化をも図ることができる。
[6]変形例
[6.1]変形例1
上記実施形態においては、SNSユーザの集団をグループGRとして説明したが、インターネットコミュニティそのものの推薦に利用することも可能であり、ユーザ集団で構成されるグループGRに対しても適用可能である。すなわち、グループGRは、必ずしもSNS上においてのみ適用されるものではなく、単に知り合い同士が集まっているユーザの集団をグループGRとすることも可能である。ただし、この場合には、各グループGRに所属するユーザは、何らかのインターネットコミュニティに会員として登録しているものとする。
[6.2]変形例2
また、上記実施形態においては、サーバ装置30内に各DBを設け、管理及び制御する構成としたが、各DBの管理、制御主体となるコンピュータシステムは、各々、別個なコンピュータシステムによって稼働するようにしてもよい。
[6.3]変形例3
また、上記実施形態においては、対象ユーザの通信端末装置10は、推薦コンテンツの情報を表示部140に表示したが、推薦コンテンツを購入可能に推薦コンテンツの情報を表示してもよい。具体的には、表示制御部150は、図16(b)を用いて説明したように推薦コンテンツの情報を表示部140に表示させ、さらに各コンテンツ表示欄に「購入」の項目を表示される。そして、端末管理制御部170は、「購入」の選択入力が操作部160に対してなされると、通信端末装置10の各部と連動して、当該コンテンツの購入処理を実行する。
1 … 通信システム
10 … 通信端末装置
30 … サーバ装置
100 … 記録部
101 … アプリケーション記録部
102 … コンテンツ記録部
103 … コンテンツ利用履歴記録部
110 … ネットワーク通信部
120 … 現在位置検出部
130 … 端末データ処理部
140 … 表示部
150 … 表示制御部
160 … 操作部
170 … 端末管理制御部
310 … 通信制御部
330 … 記録装置
331 … 会員DB
332 … グループ形成履歴DB
333 … コンテンツDB
334 … コンテンツ利用履歴DB
340 … サーバデータ処理部
341 … 判別部
342 … 取得部
343 … 特定部
350 … サーバ管理制御部

Claims (9)

  1. 対象ユーザの通信端末装置からコンテンツの推薦要求を受信する受信手段と、
    前記対象ユーザが参加しているグループ及び当該グループに参加している他のユーザを判別する判別手段と、
    前記対象ユーザ及び前記他のユーザのコンテンツの利用履歴情報をコンテンツ利用履歴データベースから取得する取得手段と、
    前記対象ユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツの利用に関する利用パラメータが所与の条件を満たし、かつ、前記他のユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして特定する特定手段と、
    前記推薦コンテンツに関する情報を前記対象ユーザの前記通信端末装置へ閲覧可能に送信する送信手段と、
    を備え
    前記取得手段が、
    前記対象ユーザが参加したグループの形成履歴情報をグループ形成履歴データベースから取得し、
    前記特定手段が、
    前記対象ユーザの前記利用履歴情報に含まれる前記利用パラメータが前記所与の条件を満たすコンテンツの種別を特定する第1特定処理を実行し、当該特定した種別に属し、かつ、前記他のユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツを前記推薦コンテンツとして特定する第2特定処理を実行し、
    前記第1特定処理によって特定した種別に属するコンテンツのうち、前記対象ユーザの前記形成履歴情報に基づいて前記推薦コンテンツを特定する前記第2特定処理を実行することを特徴とするサーバ装置。
  2. 請求項1に記載のサーバ装置において、
    前記特定手段が、
    前記対象ユーザの前記形成履歴情報に基づいて前記対象ユーザと前記他のユーザとの出会い回数を算出し、
    前記第1特定処理によって特定した種別に属するコンテンツのうち、当該算出した出会い回数に基づいて前記推薦コンテンツを特定する前記第2特定処理を実行する、サーバ装置。
  3. 請求項1又は2に記載のサーバ装置において、
    前記特定手段が、前記第1特定処理によって特定した種別に属するコンテンツのうち、前記他のユーザの前記利用履歴情報に含まれ、かつ、前記対象ユーザの前記利用履歴情報に含まれないコンテンツを前記推薦コンテンツとして特定する、サーバ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のサーバ装置において、
    前記特定手段が、前記第1特定処理として、前記対象ユーザの前記利用履歴情報に含まれる前記利用パラメータが前記所与の条件を満たし、かつ、前記他のユーザの前記利用履歴情報に含まれる前記利用パラメータが所与の第2条件を満たすコンテンツの種別を特定する、サーバ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のサーバ装置において、
    前記利用パラメータが、前記コンテンツの利用頻度を示すパラメータである、サーバ装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のサーバ装置において、
    前記取得手段が、所与の過去の時点から現在までの所定期間内の前記利用履歴情報を取得する、サーバ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のサーバ装置において、
    前記推薦コンテンツに関する情報が、前記推薦コンテンツを利用した前記他のユーザを特定するユーザ情報を含む、サーバ装置。
  8. サーバ装置を、
    対象ユーザの通信端末装置からコンテンツの推薦要求を受信する受信手段、
    前記対象ユーザが参加しているグループ及び当該グループに参加している他のユーザを判別する判別手段、
    前記対象ユーザ及び前記他のユーザのコンテンツの利用履歴情報をコンテンツ利用履歴データベースから取得する取得手段、
    前記対象ユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツの利用に関する利用パラメータが所与の条件を満たし、かつ、前記他のユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして特定する特定手段、及び
    前記推薦コンテンツに関する情報を前記対象ユーザの前記通信端末装置へ閲覧可能に送信する送信手段、
    として機能させ、
    前記取得手段が、
    前記対象ユーザが参加したグループの形成履歴情報をグループ形成履歴データベースから取得し、
    前記特定手段が、
    前記対象ユーザの前記利用履歴情報に含まれる前記利用パラメータが前記所与の条件を満たすコンテンツの種別を特定する第1特定処理を実行し、当該特定した種別に属し、かつ、前記他のユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツを前記推薦コンテンツとして特定する第2特定処理を実行し、
    前記第1特定処理によって特定した種別に属するコンテンツのうち、前記対象ユーザの前記形成履歴情報に基づいて前記推薦コンテンツを特定する前記第2特定処理を実行することを特徴とするプログラム。
  9. ネットワークと、前記ネットワークに接続されたサーバ装置と、前記ネットワークを介して前記サーバ装置と通信を行う複数の通信端末装置と、を有する通信システムであって、
    前記サーバ装置は、
    対象ユーザの前記通信端末装置からコンテンツの推薦要求を、前記ネットワークを介して受信する受信手段と、
    前記対象ユーザが参加しているグループ及び当該グループに参加している他のユーザを判別する判別手段と、
    前記対象ユーザ及び前記他のユーザのコンテンツの利用履歴情報をコンテンツ利用履歴データベースから取得する取得手段と、
    前記対象ユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツの利用に関する利用パラメータが所与の条件を満たし、かつ、前記他のユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツを推薦コンテンツとして特定する特定手段と、
    前記推薦コンテンツに関する情報を、前記ネットワークを介して前記対象ユーザの前記通信端末装置へ閲覧可能に送信する送信手段と、
    を備え、
    前記取得手段が、
    前記対象ユーザが参加したグループの形成履歴情報をグループ形成履歴データベースから取得し、
    前記特定手段が、
    前記対象ユーザの前記利用履歴情報に含まれる前記利用パラメータが前記所与の条件を満たすコンテンツの種別を特定する第1特定処理を実行し、当該特定した種別に属し、かつ、前記他のユーザの前記利用履歴情報に含まれるコンテンツを前記推薦コンテンツとして特定する第2特定処理を実行し、
    前記第1特定処理によって特定した種別に属するコンテンツのうち、前記対象ユーザの前記形成履歴情報に基づいて前記推薦コンテンツを特定する前記第2特定処理を実行することを特徴とする通信システム。
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