JP2014038519A - サーバ装置、プログラム及び通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】情報を所望するユーザの身近に位置する情報であって他のユーザにおいて注目されている情報を提供すること、及び、それに基づいてネットワークサービス上のユーザ同士のコミュニケーションを活性化させることが可能なサーバ装置等を提供する。
【解決手段】情報提供サーバ装置30は、所与のタイミングにて、評価情報及び評価位置情報、更には、評価ユーザの属性(性別、年齢等)に基づいて各コンテンツデータに対するユーザの注目度を示す注目度情報を算出するとともに、当該注目度情報に基づいて注目情報を決定し、決定した注目情報を該当するユーザの通信端末装置10に配信するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワーク上に構築された仮想空間において有益な情報及びそれに基づくネットワークサービスを提供するサーバ装置、プログラム及び通信システムに関する。
近年、WWW(World Wide Web)などのネットワーク技術の発展、及び、スマートフォンなどに代表される携帯型情報通信端末装置の進歩に伴い、ソーシャルネットワーキングサービス(以下、「SNS」と略称する。)が広く普及し、利用者(以下、「ユーザ」という。)の数も年々増加している。特に、最近では、GPS(Global Positioning System)などの現在位置を認識する機能と連動させてユーザの現在位置に基づいて、種々のサービスを提供することも一般化している。
例えば、このようなサービスを用いた情報配信システムとしては、ユーザの現在位置と、予め登録されたユーザの興味の度合いと、に基づいて、該当する情報を当該ユーザに提供するものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開平11−355836号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたシステムにあっては、ユーザの現在位置に関連づけつつ、予め登録されたユーザの興味度合いに基づいて該当する情報を提供しているため、当該提供される情報には既に時間が経過した古い情報、又は、興味を抱く他のユーザが少ないなど他のユーザ間において注目されていない情報も含まれる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、情報を所望するユーザの身近に位置する情報であって他のユーザにおいて注目されている情報を提供すること、及び、それに基づいてネットワークサービス上のユーザ同士のコミュニケーションを活性化させることが可能なサーバ装置等を提供することにある。
(1)上述した課題を解決するため、本発明に係るサーバ装置は、ネットワークを介して接続された通信端末装置に対して所定の情報を提供するサーバ装置であって、前記通信端末装置から、コンテンツと、当該コンテンツに関係する位置を示すコンテンツ位置情報と、を含むコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段と、前記取得した各コンテンツデータをデータベースに登録させるデータベース管理手段と、前記通信端末装置から、前記登録されたコンテンツに対する当該コンテンツの投稿者以外の他のユーザによって提供された当該コンテンツに対するコメントに関するコメント関連情報を取得するコメント関連情報取得手段と、該当するコンテンツにおける前記取得されたコメント関連情報に基づいて、前記コンテンツに対する前記ネットワーク内のユーザの注目度を示す注目度情報を算出する注目度情報算出手段と、前記通信端末装置から、前記ネットワーク内のユーザ間で注目されている注目情報の取得を所望するユーザからの取得要求を、当該ユーザの現在位置とともに受信する受信手段と、前記受信された取得要求をしたユーザの現在位置から所定の距離範囲に対応する前記コンテンツを、前記データベースに登録された各コンテンツデータの前記コンテンツ位置情報に基づいて検出する検出手段と、 前記算出した注目度情報に基づいて、前記検出されたコンテンツデータの中から所定の条件を満たす前記コンテンツを特定する特定手段と、前記特定されたコンテンツ又は当該コンテンツに関する情報を注目情報として該当する通信端末装置に提供する提供手段と、を備える構成を有している。
この構成より、本発明に係るサーバ装置は、所与の情報の取得を所望するユーザの現在位置の周辺において投稿されたコンテンツを抽出しつつ、抽出された各コンテンツ中から、注目度に基づいて、ネットワーク内のユーザによって注目されているコンテンツを注目情報として提供することができるので、情報を所望するユーザの身近に位置する情報であって他のユーザにおいて注目されている情報を提供すること、及び、それに基づいてネットワークサービス上のユーザ同士のコミュニケーションを活性化させることができる。
(2)また、本発明に係るサーバ装置は、前記コンテンツ関連情報には、前記該当するコンテンツにおける、前記他のユーザの評価を示す評価情報、当該他のユーザが評価を行った位置を示す評価位置情報、及び、前記他のユーザの属性情報の少なくとも何れか一方の情報が含まれる、構成を有している。
この構成により、本発明に係るサーバ装置は、例えば、他のユーザによるコメント関連情報が提供された位置に基づいて、当該位置とコンテンツに関する位置と間の距離の隣接度合いを示す局所度を注目度として算出すること、評価情報の所定期間の数を算出することによって、コンテンツに対応する評価情報の投稿数、又は、当該評価情報の投稿数の増減を示す話題度を注目度として算出すること、又は、他のユーザの属性情報に基づいて、コンテンツに対する評価をした他のユーザの属性のバラツキを数値化した雑多度情報を注目度として算出することができるので、種々の角度から他のユーザにおいて注目されている情報を所望するユーザに提供することができる。
(3)また、本発明に係るサーバ装置は、前記注目度情報算出手段が、前記注目度情報として、前記コンテンツ位置情報及び前記該当するコンテンツの前記評価位置情報に基づいて、前記コンテンツに関する位置と前記他のユーザによるコメント関連情報が提供された位置と間の距離の隣接度合いを示す局所度情報を算出する、構成を有している。
この構成により、本発明に係るサーバ装置は、他のユーザによるコメント関連情報が提供された位置に基づいて、局所度を注目度として算出することができるので、コンテンツに対応する物や場所に関する知識が豊富なユーザによって評価されたコンテンツを、注目情報として提供することができる。
したがって、本発明に係るサーバ装置は、情報を所望するユーザにおいて、当該ユーザの身近に存在し、かつ、有用な情報を的確に提供することができる。
(4)また、本発明に係るサーバ装置は、前記注目度情報算出手段が、前記コンテンツ位置情報によって示される位置から前記評価位置情報によって示される位置までの距離の逆数を前記局所度情報として算出する、構成を有している。
この構成により、本発明に係るサーバ装置は、簡易、かつ、正確に局所度情報を算出することができる。
(5)また、本発明に係るサーバ装置は、前記注目度情報算出手段が、前記注目度情報として、前記コンテンツデータに対応する前記評価情報の投稿数、及び、当該評価情報の投稿数の増減の少なくとも何れか一方に基づいて、前記ネットワーク内での話題となっている度合いを示す活性化度情報を算出する、構成を有している。
この構成により、本発明に係るサーバ装置は、評価情報の所定期間の数を算出することによって話題度を注目度として算出することができるので、話題性の高い有用なコンテンツを所望するユーザに的確に提供することができる。
(6)また、本発明に係るサーバ装置は、前記注目度情報算出手段が、所定の単位時間当たりの前記コンテンツデータに対応する前記評価情報の投稿数、及び、当該評価情報の投稿数の増減の少なくとも何れか一方に基づいて、前記活性化度を算出する、構成を有している。
この構成により、本発明に係るサーバ装置は、単位時間以前の古い情報を利用せずに、時間的に最近投稿された情報のみに基づいて、最近注目されている情報を提供することができるので、古い情報より情報的な価値が高い有用なコンテンツを所望するユーザに的確に提供することができる。
(7)また、本発明に係るサーバ装置は、前記注目度算出手段が、前記注目度情報として、前記ユーザ属性情報に基づいて、前記コンテンツデータに対する評価をした前記他のユーザの属性のバラツキを数値化した雑多度情報を算出する、構成を有している。
この構成により、本発明に係るサーバ装置は、他のユーザの属性情報に基づいて、雑多度情報を注目度として算出することができるので、例えば、幅広い属性のユーザによって評価される有用な情報を、提供することができる。
したがって、本発明に係るサーバ装置は、幅広いユーザによって興味を有する有用なコンテンツを所望するユーザに的確に提供することができる。
(8)また本発明に係るサーバ装置は、前記ユーザ属性には、前記他のユーザの人数、性別、及び、年齢層の少なくとも何れか一方含む、構成を有している。
この構成により、本発明に係るサーバ装置は、幅広い他のユーザによって興味を有するコンテンツをより的確に特定することができる。
(9)また本発明に係るサーバ装置は、前記取得されたユーザの現在位置から所定の距離範囲に対応する前記コンテンツデータを前記コンテンツ位置情報に基づいて検出する検出手段を更に備え、前記特定手段が、前記算出した注目度情報に基づいて、前記検出されたコンテンツデータの中から所定の条件を満たす前記コンテンツデータを特定する、構成を有している。
この構成により、本発明に係るサーバ装置は、コンテンツの取得を所望するユーザにとって身近なコンテンツを的確に提供することができる。
(10)また、本発明に係るプログラムは、ネットワークを介して接続された通信端末装置に対して所定の情報を提供するサーバ装置を、前記通信端末装置から、コンテンツと、当該コンテンツに関係する位置を示すコンテンツ位置情報と、を含むコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段、前記取得した各コンテンツデータをデータベースに登録させるデータベース管理手段、前記通信端末装置から、前記登録されたコンテンツに対する当該コンテンツの投稿者以外の他のユーザによって提供された当該コンテンツに対するコメントに関するコメント関連情報を取得するコメント関連情報取得手段、該当するコンテンツにおける前記取得されたコメント関連情報に基づいて、前記コンテンツに対する前記ネットワーク内のユーザの注目度を示す注目度情報を算出する注目度情報算出手段、前記通信端末装置から、前記ネットワーク内のユーザ間で注目されている注目情報の取得を所望するユーザからの取得要求を、当該ユーザの現在位置とともに受信する受信手段、前記受信された取得要求をしたユーザの現在位置から所定の距離範囲に対応する前記コンテンツを、前記データベースに登録された各コンテンツデータの前記コンテンツ位置情報に基づいて検出する検出手段、 前記算出した注目度情報に基づいて、前記検出されたコンテンツデータの中から所定の条件を満たす前記コンテンツを特定する特定手段、及び、前記特定されたコンテンツ又は当該コンテンツに関する情報を注目情報として該当する通信端末装置に提供する提供手段、として機能させる、構成を有している。
この構成より、本発明に係るプログラムは、所与の情報の取得を所望するユーザの現在位置の周辺において投稿されたコンテンツを抽出しつつ、抽出された各コンテンツ中から、注目度に基づいて、ネットワーク内のユーザによって注目されているコンテンツを注目情報として提供することができるので、情報を所望するユーザの身近に位置する情報であって他のユーザにおいて注目されている情報を提供すること、及び、それに基づいてネットワークサービス上のユーザ同士のコミュニケーションを活性化させることができる。
(11)また、本発明に係る通信システムは、通信端末装置と、前記通信端末装置とネットワークを介して接続され、所定の情報を提供するサーバ装置と、を有する通信システムであって、前記サーバ装置が、前記通信端末装置から、コンテンツと、当該コンテンツに関係する位置を示すコンテンツ位置情報と、を含むコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段と、前記取得した各コンテンツデータをデータベースに登録させるデータベース管理手段と、前記通信端末装置から、前記登録されたコンテンツに対する当該コンテンツの投稿者以外の他のユーザによって提供された当該コンテンツに対するコメントに関するコメント関連情報を取得するコメント関連情報取得手段と、該当するコンテンツにおける前記取得されたコメント関連情報に基づいて、前記コンテンツに対する前記ネットワーク内のユーザの注目度を示す注目度情報を算出する注目度情報算出手段と、前記通信端末装置から、前記ネットワーク内のユーザ間で注目されている注目情報の取得を所望するユーザからの取得要求を、当該ユーザの現在位置とともに受信する受信手段と、前記受信された取得要求をしたユーザの現在位置から所定の距離範囲に対応する前記コンテンツを、前記データベースに登録された各コンテンツデータの前記コンテンツ位置情報に基づいて検出する検出手段と、前記算出した注目度情報に基づいて、前記検出されたコンテンツデータの中から所定の条件を満たす前記コンテンツを特定する特定手段と、前記特定されたコンテンツ又は当該コンテンツに関する情報を注目情報として該当する通信端末装置に提供する提供手段と、を備える、構成を有している。
この構成より、本発明に係る通信システムは、所与の情報の取得を所望するユーザの現在位置の周辺において投稿されたコンテンツを抽出しつつ、抽出された各コンテンツ中から、注目度に基づいて、ネットワーク内のユーザによって注目されているコンテンツを注目情報として提供することができるので、情報を所望するユーザの身近に位置する情報であって他のユーザにおいて注目されている情報を提供すること、及び、それに基づいてネットワークサービス上のユーザ同士のコミュニケーションを活性化させることができる。
本発明に係るサーバ装置、プログラム、及び、通信システムは、情報を所望するユーザの身近に位置する情報であって他のユーザにおいて注目されている情報を提供すること、及び、それに基づいてネットワークサービス上のユーザ同士のコミュニケーションを活性化させることができる。
本発明に係る通信システムの一実施形態における構成を示すシステム構成図である。 一実施形態の通信システムの動作概要を示す概念図である。 一実施形態の通信端末装置の構成を示すブロック図である。 一実施形態のサーバ装置の構成を示すブロック図である。 一実施形態のサーバ装置内に設けられたSNSユーザ管理データベースに記録されるデータの一例を示す図である。 一実施形態のサーバ装置内に設けられたコンテンツデータデータベースに記録されるデータの一例を示す図である。 一実施形態におけるサーバ装置内の評価情報データベースに記録されるデータの一例を示す図である。 一実施形態におけるサーバ装置の局所度算出部が実行する局所度算出処理を概念的に示すイメージ図である。 一実施形態におけるサーバ装置の活性化度算出部が実行する活性化度情報算出処理を概念的に示すイメージ図である。 一実施形態におけるサーバ装置の雑多度算出部が実行する雑多度情報算出処理を概念的に示すイメージ図である。 一実施形態の通信システムにおいて実行される注目情報配信処理を示すフローチャートである。 一実施形態の情報提供サーバ装置において実行される注目度情報算出処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、通信端末装置と、当該通信端末装置とネットワークを介して接続されるサーバ装置と、を有する通信システムに対し、本発明に係る、サーバ装置、プログラム及び通信システムを適用した場合の実施形態である。
[1]通信システムの構成及び概要
まず、図1及び図2の各図を用いて本実施形態における通信システム1の構成及び概要について説明する。なお、図1は、本実施形態における通信システム1の構成を示すシステム構成図であり、図2は、本実施形態における通信システム1の動作概要を示す概念図である。また、図が煩雑になることを防止するために、図1及び図2においては、一部のユーザのみを示している。すなわち、実際の通信システム1においては、表示するよりも多数のユーザ、及び、通信端末装置が存在している。さらに、図1及び図2は、現実空間RSを概念的に示しており、SNSのユーザが現実空間RS上に存在している状況を概念的に示している。
本実施形態の通信システム1は、SNSを利用してユーザの身近に位置する店舗又はイベント等の情報であって他のユーザにおいて注目されている情報(以下、「注目情報」という。)を提供し、かつ、当該注目情報に基づいてSNS上のコンテンツとなるユーザ同士のコミュニケーションを活性化させるためのシステムである。
具体的には、本実施形態の通信システム1は、図1に示すように、ユーザによって所持される複数の通信端末装置10と、ネットワーク20と、基地局BSを介して接続される通信端末装置10に注目情報を提供する情報提供サーバ装置30と、から構成される。
なお、ネットワーク20は、例えば、携帯電話網を含む公衆電話網と、IP(Internet Protocol)ネットワークが相互接続されて構成される。ただし、当該ネットワーク20の構成は、これに限られない。
通信端末装置10は、例えば、携帯型音楽プレーヤー、携帯型ゲーム機、タブレット型情報端末装置、スマートフォン、又は、携帯用電話機等のユーザによって携帯可能な通信端末装置である。そして、通信端末装置10は、基地局BSを介してネットワーク20に接続される。
また、この通信端末装置10は、XML(eXtensible Markup Language)等のマークアップ言語によって記述されているWWWシステム用のリソースデータと、当該リソースデータのネットワークアドレスを示す固有のURL(Uniform Resource Locator)とを用いつつ、情報提供サーバ装置30とのデータ通信を行うブラウジング機能を有している。
そして、通信端末装置10は、当該ブラウジング機能を用いて、情報提供サーバ装置30から受信したリソースデータに基づいて、当該リソースデータによって構成されるコンテンツをユーザが閲覧可能に表示するとともに、基地局BS及びネットワーク20を介して情報提供サーバ装置30と通信接続しつつ、情報提供サーバ装置30からSNSのサービス提供を受けることができるようになっている。
また、通信端末装置10は、例えば、図2に示すように、ユーザの操作に基づいて、基地局BSを介して情報提供サーバ装置30にアクセスしつつ、SNS上にコンテンツの投稿及び当該SNS上に閲覧可能に提供された各コンテンツに対する評価を行うことができるように構成されている。
特に、通信端末装置10は、撮像機能を有し、ユーザの操作に基づいて、現実空間RS上において、SNS上のコンテンツとなる店舗や商品、風景などの画像を撮像することができるようになっている。そして、通信端末装置10は、当該撮像した画像及び当該画像に対するコメント(以下、「コンテンツ」という。)を、例えば、当該通信端装置10の現在位置などの当該コンテンツに関連する位置情報(以下、「コンテンツ位置情報」という。)とともに、コンテンツデータとして、情報提供サーバ装置30にアップロード(投稿)することができるようになっている。すなわち、通信端末装置10は、投稿を所望するユーザ(以下、「投稿ユーザ」という。)によって各種の情報をコンテンツとして情報提供サーバ装置30にアップロード(投稿)することができるようになっている。
また、通信端末装置10は、ユーザの操作に基づいて、情報提供サーバ装置30に投稿済みの各コンテンツに対して、SNS上のコンテンツとなる評価ユーザとしての評価を行うためのコメント関連情報を提供することができるようになっている。具体的には、通信端末装置10は、評価ユーザの操作に基づいて、コメント関連情報としての、評価内容を示す評価情報と、当該評価を行った際の評価ユーザの現在位置などの評価に関連する位置情報(以下、「評価位置情報」という。)と、を対応付けて情報提供サーバ装置30に投稿することができるように構成されている。
さらに、通信端末装置10は、後述ように情報提供サーバ装置30によって算出された注目情報をユーザに閲覧可能に表示するようになっている。
情報提供サーバ装置30は、SNSの各サービスを提供するために用いられるサーバ装置である。この情報提供サーバ装置30は、データベース(以下、「DB」という。)を有し、SNSの各ユーザが所持する通信端末装置10を介して入力されたユーザ指示に基づいて、通信端末装置10と連携しつつ、上記コンテンツ及び評価情報を,データとして当該DBに登録(記録)するように構成されている。
また、情報提供サーバ装置30は、所与のタイミング(例えば、注目情報の取得要求を受信したタイミング)において、評価情報及び評価位置情報、更には、評価ユーザの属性(性別、年齢等)に基づいて各コンテンツに対するユーザの注目度を示す注目度情報を算出するとともに、当該注目度情報に基づいて注目情報を決定し、決定した注目情報を該当するユーザの通信端末装置10に配信するように構成されている。
具体的には、情報提供サーバ装置30は、ユーザが注目情報の取得を所望する場合に、通信端末装置10から当該ユーザ(すなわち、注目情報を所望するユーザ(以下、「注目情報所望ユーザ」という。))の現在位置を示す位置情報(以下、「所望ユーザ位置情報」という。)を取得し、当該所望ユーザ位置情報により示される現実空間上RS上の位置から所定の距離(例えば、1km)範囲内において投稿されたコンテンツデータをコンテンツ位置情報に基づいて検出する。
そして、情報提供サーバ30は、当該検出の結果ヒットしたコンテンツデータについて所定の演算を実行して注目度情報を算出し、当該算出された注目度情報が所定の条件を満たすコンテンツデータを、注目情報に決定し、注目情報所望ユーザの通信端末装置10に配信する構成となっている。
特に、情報提供サーバ装置30は、
(1)コンテンツを提供したコンテンツ位置情報によって示される位置(以下、「投稿位置」という。)と、評価ユーザが評価情報を登録した位置の評価位置情報によって示される位置(以下、「評価位置」という。)と、の距離の隣接度合いを示す局所度と、
(2)該当するコンテンツに対して、過去所定期間(例えば、一週間)以内になされた評価情報の投稿状況を示す活性化度と、
(3)該当するコンテンツデータに対する、評価ユーザの属性のバラツキを数値化した雑多度と、
から演算して注目度情報を算出し、算出された注目度情報に基づいて注目情報を決定して該当する通信端末装置10に配信するように構成されている。
このような構成により、本実施形態の通信システム1においては、所与の情報の取得を所望する注目情報所望ユーザの現在位置の周辺において投稿されたコンテンツを検出しつつ、各検出されたコンテンツにおけるネットワーク内の注目度を算出し、当該算出された注目度に基づいてコンテンツを注目情報として提供することができるので、注目情報所望ユーザの身近に位置する情報であって他のユーザにおいて注目されている情報を提供すること、及び、それに基づいてネットワークサービス上のユーザ同士のコミュニケーションを活性化させることができるようになっている。
特に、本実施形態の通信システム1においては、例えば、他のユーザによるコメント関連情報が提供された評価位置に基づいて、当該評価位置と投稿位置と間の距離の隣接度合いを示す局所度を注目度として算出すること、評価情報の所定期間の数を算出することによって、コンテンツに対応する評価情報の投稿数、又は、当該評価情報の投稿数の増減を示す話題度を注目度として算出すること、又は、他のユーザの属性情報に基づいて、コンテンツに対する評価をした他のユーザの属性のバラツキを数値化した雑多度情報を注目度として算出することができるので、種々の角度から他のユーザにおいて注目されている情報を所望するユーザに提供することができるようになっている。
[2]通信端末装置の構成
次に、図3を用いて本実施形態の各通信端末装置10の構成について説明する。なお、図3は、本実施形態の通信端末装置10の構成を示す構成図である。
本実施形態の通信端末装置10は、図3に示すように、記録部100と、基地局BSを介してネットワーク20に接続するネットワーク通信部110と、GPS衛星40から発信されたGPS信号に基づいて自機の現在位置を検出する現在位置検出部120と、種々のアプリケーションを実行するアプリケーション実行部130と、を有している。
また、通信端末装置10は、所定の画像を表示する表示部140と、表示部140を制御する表示制御部150と、カメラモジュールとして機能する撮像部160と、ユーザの操作を受け付ける操作部170と、装置全体を管理制御する端末管理制御部180と、を有している。なお、上記の各部は、バスBによって相互に接続され、各構成要素間におけるデータの転送が実行される。
記録部100は、例えば、ハードディスクドライブ(以下、「HDD」と略す。)、又は、NAND型若しくはNOR型等の不揮発性フラッシュメモリによって構成される。また、記録部100は、アプリケーション実行部130、撮像部160及び端末管理制御部180のワークエリアとしてRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory )も含まれる。
具体的には、記録部100は、アプリケーション記録部101と、SNS利用管理データ記録部102と、を少なくとも含む。
アプリケーション記録部101には、現在位置検出部120、アプリケーション実行部130、及び、撮像部160、端末管理制御部180によって実行される様々なアプリケーションプログラム(以下「アプリ」という。)が記録されている他に、上記ブラウジング機能を実現するためのプログラム(すなわち、「ブラウザ」。)も記録されている。
SNS利用管理データ記録部102には、当該通信端末装置10のユーザがSNSのサービス提供を受ける際に必要となる各種の管理データ(以下、「SNS管理データ」という。)が記録される。
例えば、SNS利用管理データ記録部102には、SNS管理データとして、例えば、SNSのサイトに対応するURLと、当該ユーザが利用している電子メールのメールアドレスと、当該ユーザのアカウント及び上記ユーザIDと、ログイン用のパスワード(すなわち、ログインパスワード)と、が記録されている。ただし、これらの情報が記録されずに、SNSへのログイン時に、これらの情報が操作部170を介して入力されてもよい。
ネットワーク通信部110は、基地局BSの準拠する通信規格により、基地局BSと無線通信チャネルを構築し、ネットワーク20を経由して、情報提供サーバ装置30と各種データの授受を行う。
なお、基地局BSの準拠する通信規格は、ネットワーク20の構成によって異なる。例えば、ネットワーク20が携帯電話網を含む場合には、3GPP(3rd Generation Pertnership Project)、又は、3GPP2、或いは、LTE(Long Term Evolution)などの通信規格に準拠することになる。また、IEEE802.11系の各種ワイヤレスLAN(Wireless local area network)ネットワークを携帯電話網や固定電話網に接続する構成を採用する場合には、対応する通信規格に準拠することになる。
現在位置検出部120は、所定のタイミング毎に通信端末装置10の現在位置を検出しつつ、当該現在位置示す位置情報を生成する。
例えば、現在位置検出部120は、所定のタイミングにおいて、図1に示すGPS衛星40の位置を認識しつつ、当該GPS衛星40から送信された衛星信号(GPS信号)を受信する。そして、現在位置検出部120は、当該受信したGPS信号に基づいて自機の現在位置の座標値(例えば、緯度及び経度)を算出し、当該座標値を現在の位置情報としてアプリケーション実行部130に供給する。
なお、通信端末装置10のネットワーク通信部110が、携帯電話機能を実現するチップセット、又は、IEEE802.11系の各種ワイヤレスLAN(Wireless local area network)の通信プロトコルに従って、無線通信を行う機能を実現するチップセットを用いて構成されている場合には、現在位置検出部120は、これらの無線システム等において用いられる、三点測量法、すなわち、基地局BSから受信した電波信号の方角と電波強度に基づいて自機の現在位置を検出してもよい。
アプリケーション実行部130は、独立的に設けられた中央演算処理装置(CPU)によって又は端末管理制御部180ともに共通の中央演算処理装置(CPU)によって構成され、アプリケーション記録部101に記録された各種アプリに基づいて、各処理を実現する。
具体的には、アプリケーション実行部130は、操作部170に対するユーザの入力操作を検出すると、ブラウザの所定の機能を実行してネットワーク通信部110と連動しつつ、情報提供サーバ装置30に通信接続し、SNSへのログインを行う。
そして、アプリケーション実行部130は、コンテンツを投稿する際には、ログイン状態において、記録部100、現在位置検出部120、表示制御部150、撮像部160、及び、操作部170と連動しつつ、撮像された画像のデータである画像データ、入力操作に基づくテキストデータ、又は、当該画像データとテキストデータを、コンテンツとして情報提供サーバ装置30に提供する。このとき、アプリケーション実行部130は、GPS衛星40からの信号に基づいて、自機の現在位置を示す位置情報を取得し、当該取得した位置情報を、投稿位置を示すコンテンツ位置情報として当該コンテンツデータを含めて、アップロード(投稿)する。
なお、コンテンツ位置情報は、自機の現在位置の他に、画像データの位置、又は、コメントによって提供される店舗又はイベントなどの位置であってもよい。この場合には、アプリケーション実行部130は、操作部170と連動して位置情報を操作入力又は現在位置の補正を行うことができるようになっている。
一方、アプリケーション実行部130は、評価情報を投稿する際には、ログイン状態において、記録部100、現在位置検出部120、表示制御部150、撮像部160、及び、操作部170と連動しつつ、入力操作に基づくテキストデータを、評価情報として情報提供サーバ装置30に提供する。このとき、アプリケーション実行部130は、GPS衛星40からの信号に基づいて、自機の現在位置を示す位置情報を取得し、当該取得した位置情報を、評価位置情報として当該評価情報に含めて、アップロード(投稿)する。
なお、アプリケーション実行部130は、オープングラフプロトコル等に従って、情報提供サーバから受信したXMLデータ内の「いいね」ボタンが選択された旨の情報を評価情報として生成してもよい。ただし、この「いいね」ボタンに関しては、従来のSNSにて用いられるものと同様であるため、詳細は省略する。
表示部140は、例えば、液晶素子又は有機EL(Electro Luminescence)素子のパネルによって構成され、表示制御部150において生成された表示データに基づいて所定の画像を表示する。
表示制御部150は、表示部140に表示させるために必要な表示データを生成するようになっており、生成された表示データを当該表示部140に出力する。
撮像部160は、光学システムと、該光学システムから入力された光学画像を電気信号に変換するCCDIセンサ(Charge Coupled Device Image Sensor)と、CCDIセンサ部において生成された電気信号に基づいて画像に対応する画像データを生成する生成部と、を有し、カメラモジュールとして機能する。撮像部160は、生成した画像データをアプリケーション実行部130に供給する。
操作部170は、各種の確認ボタン、各操作指令を入力する操作ボタン、テンキーなどの多数のキー及びタッチパネルにより構成され、各操作を行う際に用いられる。
端末管理制御部180は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成されるとともに、キー入力ポート、表示制御ポート等の各種入出力ポートを含み、記録部100に記録された各種のアプリケーションを実行することにより、通信端末装置10の全般的な機能を総括的に制御する。
[3]サーバ装置の構成
次に、図4〜図7の各図を用いて本実施形態の情報提供サーバ装置30の構成について説明する。なお、図4は、本実施形態の情報提供サーバ装置30の構成を示すブロック図であり、図5は、本実施形態における情報提供サーバ装置30内のSNSユーザ管理DB331に記録されるデータの一例を示す図である。また、図6は、本実施形態における情報提供サーバ装置30内のコンテンツデータDB342に記録されるデータの一例を示す図であり、図7は、本実施形態における情報提供サーバ装置30内の評価情報DB343に記録されるデータの一例を示す図ある。
本実施形態の情報提供サーバ装置30は、図4に示すように、ネットワーク20に接続される通信制御部310と、各種のメモリとして機能するROM/RAM320と、現在日時を特定するためのタイマ330と、各種のデータベースを有する記録装置340と、装置全体を制御するサーバ管理制御部350と、商品の区画画像を管理するための各種の処理を実行するデータ処理部360と、を有する。
なお、例えば、本実施形態の通信制御部310は、本発明に係るコンテンツデータ取得手段提供手段及びコメント関連情報取得手段又はその一部を構成し、サーバ管理制御部350は、データベース管理手段、検出手段、及び、特定手段、又は、その一部を構成する。また、上記の各部は、バスBによって相互に接続され、各構成要素間におけるデータの転送が実行される。
通信制御部310は、所定のネットワークインターフェースであり、通信端末装置10と通信チャネルを構築し、各種データの授受を行う。
ROM/RAM320には、情報提供サーバ装置30の駆動に必要な各種のプログラムが記録されている。また、ROM/RAM320は、サーバ管理制御部350やデータ処理部360が各種の処理を実行する際のワークエリアとして用いられる。
記録装置340は、HDDにより構成され、その記録領域内に、少なくとも、SNSユーザ管理DB341と、コンテンツデータDB342と、評価情報DB343と、が設けられている。
SNSユーザ管理DB341は、SNSの利用登録をした各ユーザを管理するための各種情報がデータとして格納されるデータベースである。例えば、SNSユーザ管理DB341には、図5に示すように、
(1)各ユーザに対応するユーザIDと、
(2)当該ユーザのユーザ名と、
(3)当該ユーザのユーザ情報と、
が対応付けて登録(記録)される。
例えば、図5に例示する場合には、SNSユーザ管理DB341には、ユーザID「001」により特定されるユーザに対して、ユーザ名「ユーザA」と、ユーザ情報「userA−profile」なるユーザ情報が対応付けて記録されている。なお、このユーザ情報には少なくとも当該ユーザの性別、及び、年齢、又は、年齢層が含まれている。
コンテンツデータDB342は、通信端末装置10を通じて投稿されたコンテンツをコンテンツデータとして管理登録するためのDBである。例えば、
コンテンツデータDB342には、図6に示すように、
(1)各コンテンツデータを識別するためのコンテンツIDと、
(2)当該コンテンツ本体のデータと、
(3)当該コンテンツを投稿したユーザの投稿ユーザIDと、
(4)投稿位置等の当該コンテンツに関連するコンテンツ位置情報と、
が対応付けて格納される。
評価情報DB343には、通信端末装置10からアップロードされた評価情報及び評価位置情報に対応したデータが格納される。例えば、評価情報DB343には、図7に示すように、
(1)評価の対象となっているコンテンツに対応したコンテンツIDと、
(2)評価ユーザのユーザIDと、
(3)当該コンテンツに対するコメント、又は、「いいね」ボタンのクリック状況を含む評価情報と、
(4)当該評価情報に対応付けて投稿された評価位置情報と、
(5)タイマ330によって得られる当該評価情報の投稿日時を示す評価日時と、
が対応付けて登録される。
サーバ管理制御部350は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成され、プログラムを実行することによって、情報提供サーバ装置30の各部を統合制御する。
データ処理部360は、独立的に設けられた中央演算処理装置(CPU)によって又は上記サーバ管理制御部350とともに共通の中央演算処理装置(CPU)によって構成される。
特に、サーバ管理制御部350による制御の下、ログイン管理を実行しつつ、通信端末装置10によってコンテンツの投稿及び評価情報の投稿が実行されることによってアップロードされたコンテンツデータの登録管理を実行する。そして、データ処理部360は、注目情報所望ユーザの通信端末装置10からコンテンツの取得要求が通信制御部310に受信された場合に、当該要求に付加された上記所望ユーザ位置情報に基づいて、該当するコンテンツデータを検出する。
また、データ処理部360は、検出したコンテンツデータについて注目度情報を算出する。そして、データ処理部360は、算出する注目度情報に基づいて注目情報を決定し、決定した注目情報を、通信制御部310を介して該当する通信端末装置10、すなわち、コンテンツの取得要求をした通信端末装置10に配信する。
具体的には、データ処理部360は、アプリケーションを実行することによって、コンテンツデータの登録管理を実行するコンテンツ登録管理部361と、コンテンツの検出を行うコンテンツ検出部362と、注目度を算出する注目情報決定配信部363と、を実現する。
特に、コンテンツ検出部362は、通信端末装置10から注目情報所望ユーザにおける注目情報の取得を所望する旨を受信した場合に、当該注目情報の取得を所望する旨に含まれる所望ユーザ位置情報を取得し、当該所望ユーザ位置情報により示される現実空間上RS上の位置から所定の距離(例えば、1km)範囲内において投稿されたコンテンツをコンテンツ位置情報に基づいて検出する。
また、本実施形態の注目情報決定配信部363は、上述のように、
(1)コンテンツ位置情報によって示される投稿位置と、評価位置情報により示される位置と、の距離の隣接度合いを示す局所度を局所度情報として算出し、
(2)該当するコンテンツに対して、過去所定期間(例えば、一週間)以内になされた評価情報の投稿状況を示す活性化度を活性化度情報として算出し、かつ、
(3)該当するコンテンツに対する、評価ユーザの属性のバラツキを数値化した雑多度を雑多度情報として算出するようになっている。
そして、注目情報決定配信部363は、局所度情報、活性化度情報及び雑多度情報に基づいて、注目度情報を算出するとともに、算出した注目度に基づいて検出したコンテンツデータの中から所定の条件を具備するコンテンツを注目情報として決定して該当する通信端末装置10に配信する。
注目情報決定配信部363は、上記の演算を実行するために、機能別に、局所度算出部365と、活性化度算出部366と、雑多度算出部367と、注目情報決定部368と、を含む。
なお、例えば、本実施形態の注目情報決定配信部363は、本発明に係る注目度算出手段を構成する。また、本実施形態の注目情報決定配信部363の詳細は後述する。
[4]注目情報決定配信部の構成
次に、図8〜図10の各図を用いて本実施形態のデータ処理部360における注目情報決定配信部363の詳細について説明する。なお、図8は、注目情報決定配信部363の局所度算出部365によって実行される局所度算出処理を概念的に示すイメージ図であり、図9は、注目情報決定配信部363の活性化度算出部366によって実行される活性化度情報算出処理を概念的に示すイメージ図である。また、図10は、注目情報決定配信部363の雑多度算出部366によって実行される雑多度情報算出処理を概念的に示すイメージ図である。
(局所度算出部)
局所度算出部365は、上述のように、コンテンツ位置情報によって示されるコンテンツに関する位置(すなわち、投稿位置)と、評価位置情報により示される評価位置と、の距離の隣接度合いを示す局所度を局所度情報として算出する。
通常、画像等のコンテンツが投稿された位置から離れた場所において当該コンテンツに対して評価を行った評価ユーザは、当該コンテンツに対応する物又は場所に関する知識が乏しいと仮定することができる。その一方、当該コンテンツが投稿された投稿位置の近傍から評価を行った評価ユーザは、自宅又は職場が近い等の理由から、これらの物又は場所に関する知識が豊富であると仮定することができる。したがって、コンテンツが投稿された投稿位置の近傍から行われた評価は、当該コンテンツが投稿された位置の遠方から行われた評価よりも、信憑性が高く、注目度及び有効性も高いと想定される。
そこで、本実施形態の局所度算出部365は、コンテンツ毎に、コンテンツデータに含まれるコンテンツ位置情報によって示される投稿位置と、当該コンテンツに対して登録された各評価情報に含まれる位置情報により示される評価を実行した評価位置と、の距離を算出するとともに、その平均を算出し、当該算出した平均の逆数を局所度情報として算出する。すなわち、局所度算出部365は、該当するコンテンツに対して投稿位置に対して評価位置の距離が近いほど、局所度の値が大きくなり、かつ、当該距離が遠いほど値が小さくなるように、算出した平均の逆数を局所度情報として算出する。
具体的には、局所度算出部365は、コンテンツ毎に、コンテンツとそれぞれの評価情報とについて以下の(式1)に従って局所度情報WAを算出する。なお、(a1)は、重み付け定数であり、(X)は、コンテンツ位置情報により示される座標から評価位置情報により示される座標までの距離の平均値を示す。
WA=(a1)×(1/(X)) ・・・・・式(1)
例えば、図8(a)及び(b)に例示する場合を想定する。具体的には、コンテンツ(item001(コンテンツID100001))及びコンテンツ(item004(コンテンツID100004))が各々対応する投稿ユーザA及び投稿ユーザBによって投稿されている。また、その各々のコンテンツに対して「評価ユーザ1」及び「評価ユーザ2」が評価を行っている。
特に、図8(a)に示すコンテンツ「item001」については、例えば、投稿位置と同一の駅周辺に存在する評価ユーザによって評価が行われているなど近接しており、具体的には、「評価ユーザ1」及び「評価ユーザ2」によって当該コンテンツ「item001」の評価位置(評価座標)が、投稿位置(投稿座標)から「10m」離れている。
この場合には、「評価ユーザ1」及び「評価ユーザ2」は、「item001」の撮像場所の近傍に局所化しているので、本実施形態の局所度算出部365は、値が大きな局所度を算出することになる。
一方、図8(b)に示すコンテンツ「item004」については、例えば、投稿位置から非常に離れた場所に存在し、距離的に離れた場所に分散しているユーザによって評価がされており、「評価ユーザ1」及び「評価ユーザ2」によって当該「item004」の評価位置(評価座標)が投稿位置(投稿座標)から「100km」離れている。
この場合には、「評価ユーザ1」及び「評価ユーザ2」は、「item001」の撮像場所の近傍に局所化していないので、本実施形態の局所度算出部365は、値が小さな局所度を算出することになる。
(活性化度算出部)
活性化度算出部366は、該当するコンテンツに対して、所定期間内の当該コンテンツに対応する評価情報の投稿数、及び、当該評価情報の投稿数の増減に基づいて、SNS内での話題となっている度合いを示す活性化度情報を算出する。
通常、コンテンツの評価情報の投稿数又は当該投稿数の増減、特に、直近のコンテンツの評価情報の投稿数又は当該投稿数の増減は、多数のユーザにおける当該コンテンツへの興味の有無を端的に示し、投稿数が多ければ又は当該投稿数が増加していれば(増加傾向にあれば)、注目度が高いものと考えられる。
そこで、本実施形態において活性化度算出部366は、該当するコンテンツに対応する各評価情報の評価日時の情報に基づいて、コンテンツ毎に、所定期間内の該コンテンツに対応する評価情報の投稿数、及び、当該評価情報の直近の単位時間あたりの投稿数の増加量を算出する。そして、活性化度算出部366は、算出した所定期間内の評価情報の投稿数と、当該評価情報の直近の単位時間あたりの投稿数の増加量を加算して活性度として算出する。
具体的には、活性化度算出部366は、コンテンツ毎に、該当するコンテンツに対応する各評価情報の評価日時の情報に基づいて、一定期間における評価情報の投稿数を算出する。また、活性化度算出部366は、コンテンツ毎に、該当するコンテンツに対応する各評価情報の評価日時の情報に基づいて、直近とその前の単位時間あたりの評価情報の投稿数をそれぞれ算出し、その増加量を算出する。そして、活性化度算出部366は、以下の(式2)に従って活性化度情報WBを算出する。なお、(b1)及び(b2)は、重み付け定数であり、(Y1)は、過去所定期間内に投稿された評価情報総数を示し、(Y2)は、直近の単位時間内における評価情報の増加量を示す。
WB=(b1)×(Y1)+(b2)×(Y2) ・・・・・式(2)
例えば、図9(a)及び(b)に例示する場合を想定する。具体的には、コンテンツ(item001(コンテンツID100001))及びコンテンツ(item004(コンテンツID100004))が各々対応する投稿ユーザA及び投稿ユーザBによって投稿されている。
特に、図9(a)に示すコンテンツ(item001)に関しては、「評価ユーザ1」〜「評価ユーザ4」によって過去の所定期間内(例えば一週間以内)に300件の評価情報が投稿されており、直近の単位時間(例えば、1日)内に評価情報の投稿が50件に増加している。この場合には、本実施形態の活性化度算出部366は、所定期間の投稿数及び単位時間当たりの投稿数の増加量に基づく活性化度情報WBについては大きな値を算出することなる。
一方、図9(b)に示すコンテンツ(item001)に関しては、「評価ユーザ1」〜「評価ユーザ4」によって過去所定期間(例えば一週間)内に30件の評価情報が投稿されており、直近の単位時間(例えば、1日)内に評価情報の投稿が2件に増加している。この場合には、本実施形態の活性化度算出部366は、所定期間の投稿数及び単位時間当たりの投稿数の増加量に基づく活性化度情報WBについては小さな値を算出することになる。
なお、本実施形態の活性化度算出部366は、においては、マイナスの増加量が算出された場合には、増加量を「0」として上記の演算を実行する。
(雑多度算出部)
雑多度算出部367は、該当するコンテンツに対して、評価情報に含まれる評価ユーザの属性(ユーザ情報)に基づいて、当該コンテンツに評価した評価ユーザのバラツキを数値化した雑多度を雑多度情報として算出する。
通常、幅広いユーザによって評価がなされているコンテンツは、注目度も高いと想定される。そこで、本実施形態において、雑多度算出部367は、コンテンツ毎に、評価ユーザのユーザIDを特定しつつ、当該ユーザIDと対応付けてSNSユーザ管理DB341に格納されたユーザ情報を読み出し、当該ユーザ情報に基づいて、評価ユーザの男女比及び年齢層を特定して、雑多度情報WCを算出するようになっている。
具体的には、活性化度算出部366は、コンテンツ毎に、該当する評価ユーザのユーザ情報に基づいて、評価情報を提供したユーザのユーザ数、評価ユーザの男女比、及び、評価ユーザの最小年齢から最高年齢の差を示す年齢幅をそれぞれ算出し、以下の(式3)に従ってコンテンツ毎に算出したユーザ数、男女比及び年齢幅を加算して雑多度WCを算出する。なお、(c1)、(c2)及び(c3)は、重み付け定数であり、(Z1)は、評価情報を提供したユーザ数、(Z2)は、評価ユーザの男女比、及び、(Z3)は、評価ユーザの年齢幅を示す。
WC=(c1)×(Z1)+(c2)×(Z2)+(c3)×(Z3)・・・式(3)
例えば、図10(a)(b)に例示する場合を想定する。具体的には、コンテンツ(item001)及びコンテンツ(item004)が各々に対応する投稿ユーザA及び投稿ユーザBによって投稿されている。
特に、コンテンツ(item001)に関しては、評価ユーザ1〜30の30人の評価ユーザによって評価情報が投稿されており、評価ユーザは(男性:18人、女性12人)の男女比(=3:2=2/3)で(10〜60歳)の年齢層(=50)とも幅広くなっている。
一方、コンテンツ(item004」に関しては、「評価ユーザ1」〜「評価ユーザ3」という3人の評価ユーザのみによって評価情報が投稿されており、その投稿ユーザは(男性:3人、女性0人)の男女比(0)で(50〜55歳)年齢層(=5)とも評価ユーザに偏りがある。
この場合には、活性化度算出部366は、コンテンツ(item001)については値が大きな活性化度を算出することになり、コンテンツ(item002)については値が小さな活性化度を算出することになる。
(注目情報決定部)
注目情報決定部368は、上述のように算出された各コンテンツにおける注目度情報Wを集計するとともに、当該注目度情報Wの高いコンテンツ(例えば、上位5位までのコンテンツ)を注目度の高いコンテンツとして判断し、当該コンテンツにおける情報を注目情報として決定する。そして、注目情報決定部368は、決定した注目情報をリソースデータとして構築し、通信制御部310を介して該当する通信端末装置10に配信する。
特に、注目情報決定部368は、コンテンツ毎に、上記(式1)〜(式3)によって算出されたWA、WB及びWCを以下の(式4)に代入して注目度情報Wを算出し、注目度情報Wの数値が高い所定数のコンテンツ(例えば、上位5位)を、注目情報として決定して該当する通信端末装置10に配信する。なお、(d1)、(d2)及び(d3)は、重み付け定数である。
W=WA×(d1)+WB×(d2)+WC×(d3) ・・・式(4)
[5]通信システムの動作
次いで、図11及び図12を参照しつつ本実施形態の通信システム1の注目情報配信処理の動作について説明する。
[5.1]注目情報配信処理
まず、図11を用いて通信システム1の注目情報配信処理について説明する。なお、図11は、本実施形態の通信システム1において実行される注目情報配信処理を示すフローチャートである。
本動作においては、当該動作に先立って、SNSの利用登録済みの状態、すなわち、SNSユーザ管理DB331に各種の情報が登録済みの状態になっているものとする。そして、既にコンテンツ及び評価情報が投稿されておりコンテンツデータDB342及び評価情報343には、図6及び図7に例示する各種データが登録済みになっているものとする。なお、SNSへの利用登録方法やコンテンツデータ、及び、評価情報投稿の方法は、従来のSNSと同一なので、その説明を省略する。
また、本動作において、通信端末装置10の端末管理制御部180は、表示制御部150を制御し、ユーザによるSNSへのログイン指示の表示を行いつつ、入力が操作部170に対してなされるのを待機しているものとする。
まず、ユーザが操作部170に所定の入力操作を行い、当該操作が端末管理制御部180によって検出されると(ステップS10:Y)、端末管理制御部180は、アプリケーション記録部101に記録されたブラウザをアプリケーション実行部130に起動させ、情報提供サーバ装置30に対してログインを実行させる(ステップS11)。
このとき、アプリケーション実行部実行部130は、表示制御部150及び操作部170と連動し、情報提供サーバ装置30にアクセスしつつ、SNSにログインするためのログインパスワードなど、各種ログインに必要な情報の入力を受け付ける。
次いで、アプリケーション実行部実行部130は、SNSへのログイン状態を維持しつつ、現在位置検出部120にコンテンツ所望ユーザ位置情報を取得させる(ステップS12)。
次いで、アプリケーション実行部実行部130は、取得した所望ユーザ位置情報を付加したコンテンツ取得要求を情報提供サーバ30に送信し、情報提供サーバ30からのデータ受信を待機する(ステップS13)。
次いで、情報提供サーバ装置30においては、通信制御部310が、このコンテンツ取得要求を受信すると(ステップS20:Y)、コンテンツ登録処理部361は、当該受信日時をタイマによって特定して、ROM/RAM320に一時記録するとともに、当該要求に付加された所望ユーザ位置情報を抽出する(ステップS21)。
次いで、コンテンツ検出部362は、当該位置情報を検索キーとして、コンテンツ所望ユーザの現在位置から所定の距離(例えば、1km)範囲内において撮像されたコンテンツデータを検出し、当該検出したコンテンツデータのコンテンツIDをコンテンツデータDB342から読み出す(ステップS22)。このとき、コンテンツ検出部362は、読み出したコンテンツIDをROM/RAM320に一時記録する。
次いで、注目情報決定配信部363は、注目度情報算出処理を実行し(ステップS23)、ROM/RAM320に展開したコンテンツIDに対応した、各コンテンツデータに関する注目度情報Wを算出させる(ステップS23)。なお、注目情報決定配信部363によって実行される注目度情報算出処理の詳細については、後述する。
次いで、注目情報決定部368は、当該算出された注目度情報Wが所定の閾値を超えるなど、所定の条件を満たすコンテンツデータを特定し(ステップS24)、当該特定されたコンテンツデータに基づいて注目情報を生成する(ステップS25)。
次いで、注目情報決定部368は、ステップS25において生成された注目情報を、通信制御部310を介して、取得要求の送信元の通信端末装置10(すなわち、注目情報所望ユーザ)に配信して(ステップS26)、本動作を終了させる。
なお、注目情報の形式については任意であり、例えば、注目度情報Wの値が大きいものから所定数のコンテンツデータに基づいて、サムネイル形式にて注目情報を生成するようにしてもよく、注目度Wの値が大きいものの上位数個分を一覧形式にて通信端末装置10にて表示させるように注目情報を生成してもよい。
次いで、通信端末装置10において、ネットワーク通信部110が注目情報を受信すると(ステップS14:Y)、アプリケーション実行部130は、表示制御部150と連動し、当該受信した注目情報に基づき、注目情報を表示部140に表示させて(ステップS15)、本動作を終了させる。
[5.2] 注目度情報算出処理
次に、図12を用いて情報提供サーバ装置30の注目情報配信処理において実行される注目度情報の抽出処理について説明する。なお、図12は、データ処理部360が実行する注目度情報算出抽出処理を示すフローチャートである。
本動作の開始前に、記録装置340の各DB341〜343には、処理に必要なデータが全て登録済みの状態になっているものとする。なお、この処理は、このタイミングに限定されることはなく、例えば、何日かに一度決められた時間に実行するようにしてもよい。
まず、局所度算出部365は、ROM/RAM320に展開されたコンテンツIDを読み出し、当該コンテンツIDと対応付けられた評価情報及び評価位置情報を評価情報DB343から読み出す(ステップS231)。
そして、局所度算出部365は、当該読み出した評価位置情報に基づいて図8に示す局所度情報WAの算出処理を行う(ステップS232)。
次いで、活性化度算出部366は、図9に示す、活性化度情報WBの算出処理を実行する(ステップS233)。
次いで、雑多度算出部367は、SNSユーザ管理DB341から評価ユーザに対応するユーザ情報を読み出し(ステップS234)、読み出したユーザ情報に基づいて図10に示す雑多度情報WCの算出処理を実行する(ステップS235)。
次いで、注目情報決定部368は、算出された局所度情報WA、話題度情報WB雑多度情報WCを上記(式4)に代入して注目度情報Wを算出して(ステップS236)、本動作を終了する。
なお、本動作によって注目度情報Wを算出すると、注目情報決定部368は、ステップS24において、算出した注目度情報Wに基づいて処理を実行することになる。
以上のように、本実施形態の通信システム1においては、所与の情報の取得を所望する注目情報所望ユーザの現在位置の周辺において投稿されたコンテンツを検出しつつ、各検出されたコンテンツにおけるネットワーク内の注目度を算出し、当該算出された注目度に基づいてコンテンツを注目情報として提供することができるので、注目情報所望ユーザの身近に位置する情報であって他のユーザにおいて注目されている情報を提供すること、及び、それに基づいてネットワークサービス上のユーザ同士のコミュニケーションを活性化させることができる。
また、本実施形態の通信システム1においては、評価ユーザによるコメント関連情報が提供された位置に基づいて、局所度を注目度として算出することができるので、コンテンツに対応する物や場所に関する知識が豊富な評価ユーザによって評価されたコンテンツを、注目情報として提供することができる。特に、本実施形態の通信システム1においては、コンテンツ位置情報によって示される位置から評価位置情報によって示される位置までの距離の逆数を前記局所度情報として算出するので、簡易、かつ、正確に局所度情報を算出することができる。
また、本実施形態の通信システム1においては、評価情報の所定期間の数を算出することによって話題度を注目度として算出することができるので、話題性の高い有用なコンテンツを所望するユーザに提供することができる。特に、本実施形態の通信システム1においては、単位時間以前の古い評価情報を利用せずに、時間的に最近投稿された評価情報のみに基づいて、話題性の高い有用なコンテンツを所望する注目情報所望ユーザに提供することができる。
また、本実施形態の通信システム1においては、評価ユーザの属性情報に基づいて、雑多度情報を注目度として算出することができるので、幅広い属性の評価ユーザによって評価されたコンテンツを確実に特定することができるとともに、幅広いユーザによって興味を持たれたコンテンツを注目情報所望ユーザに的確に提供することができる。
[6]変形例
[6.1]変形例1
上記実施形態においては、コンテンツデータが通信端末装置10内において生成されるものとして説明したが、通信端末装置10と、情報提供サーバ装置30と、が連携することによりコンテンツデータを生成するようにすることも可能である。この場合、例えば、画像を撮像して情報提供サーバにアップロードした後、投稿ユーザが通信端末装置10を用いて情報提供サーバ30にアクセスする。そして、アップロード済みのコンテンツデータに対するタグ付けや、画像の加工指示を送信し、情報提供サーバ30が通信端末装置10からの指示に基づいてコンテンツの改変を行うようにすればよい。
[6.2]変形例2
上記必実施形態においては、情報提供サーバ装置30内に各DBを設け、これらのDBを情報提供サーバ装置30のみにおいて管理及び制御する構成としたが、各DBの管理、制御主体は、各々、別個なコンピュータシステムを用いるようにしてもよい。
[6.3]変形例3
上記実施形態においては、評価情報の内容がコンテンツデータに対して肯定的な内容であるか否かを問わず、各コンテンツデータに対する、全ての評価情報に基づいて注目度情報Wを算出するが、形態素解析等を用い、評価情報の内に否定的な文言が使われているか否かを判別し、否定的な内容を含む評価情報を除外して、注目度情報Wを算出するようにしてもよい。
[6.4]変形例4
上記実施形態においては、局所度情報WA、活性化度情報WB、及び雑多度情報WCの全てを上記(式4)に代入して注目度情報Wを算出するが、局所度情報WA、活性化度情報WB、雑多度情報WCの全てを用いる必要は無く、何れか1つをもって注目度情報Wとしてもよいし、また、3個の値のうち、2個を用いて注目度情報Wを算出するようにしてもよい。
[6.5]変形例5
上記実施形態においては、コンテンツデータ及び評価情報の投稿日時による差を設けていないが、投稿された日時に応じて重み付けを行うようにしてもよい。この場合、コンテンツの取得要求の受信日時から、実感的近い日時に投稿されたコンテンツデータや評価情報の重み付けを大きくして、注目度情報Wを算出するようにすればよい。
[6.6]変形例6
上記実施形態においては、決定した注目情報のコンテンツを該当する通信端末装置10に直接提供するようになっているが、当該コンテンツを閲覧するためのURLを提供し、通信端末装置100における注目情報所望ユーザの操作に基づいて、当該URLを閲覧することによって当該コンテンツを閲覧させるようにしてもよい。
[6.7]変形例7
上記実施形態においては、通信端末装置10におけるブラウジング機能によって注目情報所望ユーザにコンテンツを閲覧させるようになっているが(URLに基づく閲覧も含む)、電子メールによって注目情報(又はそれを閲覧させるためのURL)を提供してもよい。
1 … 通信システム
10 … 通信端末装置
30 … サーバ装置
100 … 記録部
101 … アプリケーション記録部
102 … SNS利用管理データ記録部
110 … ネットワーク通信部
120 … 現在位置検出部
130 … アプリケーション実行部
140 … 表示部
150 … 表示制御部
160 … 撮像部
170 … 操作部
180 … 端末管理制御部
310 … 通信制御部
320 … ROM/RAM
330 … タイマ
340 … 記録装置
341 … SNSユーザ管理DB
342 … コンテンツデータDB
343 … 評価情報DB
350 … サーバ管理制御部
360 … データ処理部
361 … コンテンツ登録管理部
362 … コンテンツ検出部
363 … 注目情報決定配信部
365 … 局所度算出部
366 … 活性化度算出部
367 … 雑多度算出部
368 … 注目情報決定部

Claims (11)

  1. ネットワークを介して接続された通信端末装置に対して所定の情報を提供するサーバ装置であって、
    前記通信端末装置から、コンテンツと、当該コンテンツに関係する位置を示すコンテンツ位置情報と、を含むコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段と、
    前記取得した各コンテンツデータをデータベースに登録させるデータベース管理手段と、
    前記通信端末装置から、前記登録されたコンテンツに対する当該コンテンツの投稿者以外の他のユーザによって提供された当該コンテンツに対するコメントに関するコメント関連情報を取得するコメント関連情報取得手段と、
    該当するコンテンツにおける前記取得されたコメント関連情報に基づいて、前記コンテンツに対する前記ネットワーク内のユーザの注目度を示す注目度情報を算出する注目度情報算出手段と、
    前記通信端末装置から、前記ネットワーク内のユーザ間で注目されている注目情報の取得を所望するユーザからの取得要求を、当該ユーザの現在位置とともに受信する受信手段と、
    前記受信された取得要求をしたユーザの現在位置から所定の距離範囲に対応する前記コンテンツを、前記データベースに登録された各コンテンツデータの前記コンテンツ位置情報に基づいて検出する検出手段と、
    前記算出した注目度情報に基づいて、前記検出されたコンテンツデータの中から所定の条件を満たす前記コンテンツを特定する特定手段と、
    前記特定されたコンテンツ又は当該コンテンツに関する情報を注目情報として該当する通信端末装置に提供する提供手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ装置。
  2. 請求項1に記載のサーバ装置において、
    前記コンテンツ関連情報には、前記該当するコンテンツにおける、前記他のユーザの評価を示す評価情報、当該他のユーザが評価を行った位置を示す評価位置情報、及び、前記他のユーザの属性情報の少なくとも何れか一方の情報が含まれる、サーバ装置。
  3. 請求項2に記載のサーバ装置において、
    前記注目度情報算出手段が、前記注目度情報として、前記コンテンツ位置情報及び前記該当するコンテンツの前記評価位置情報に基づいて、前記コンテンツに関する位置と前記他のユーザによるコメント関連情報が提供された位置と間の距離の隣接度合いを示す局所度情報を算出する、サーバ装置。
  4. 請求項3に記載のサーバ装置において、
    前記注目度情報算出手段が、前記コンテンツ位置情報によって示される位置から前記評価位置情報によって示される位置までの距離の逆数を前記局所度情報として算出する、サーバ装置。
  5. 請求項2〜4のいずれか1項に記載のサーバ装置において、
    前記注目度情報算出手段が、前記注目度情報として、前記コンテンツデータに対応する前記評価情報の投稿数、及び、当該評価情報の投稿数の増減の少なくとも何れか一方に基づいて、前記ネットワーク内での話題となっている度合いを示す活性化度情報を算出する、サーバ装置。
  6. 請求項5に記載のサーバ装置において、
    前記注目度情報算出手段が、所定の単位時間当たりの前記コンテンツデータに対応する前記評価情報の投稿数、及び、当該評価情報の投稿数の増減の少なくとも何れか一方に基づいて、前記活性化度を算出する、サーバ装置。
  7. 請求項2〜6のいずれか1項に記載のサーバ装置において、
    前記注目度算出手段が、前記注目度情報として、前記ユーザ属性情報に基づいて、前記コンテンツデータに対する評価をした前記他のユーザの属性のバラツキを数値化した雑多度情報を算出する、サーバ装置。
  8. 請求項7に記載のサーバ装置において、
    前記ユーザ属性には、前記他のユーザの人数、性別、及び、年齢層の少なくとも何れか一方含む、サーバ装置。
  9. 請求項2〜8のいずれか1項に記載のサーバ装置において、
    前記取得されたユーザの現在位置から所定の距離範囲に対応する前記コンテンツデータを前記コンテンツ位置情報に基づいて検出する検出手段を更に備え、
    前記特定手段が、前記算出した注目度情報に基づいて、前記検出されたコンテンツデータの中から所定の条件を満たす前記コンテンツデータを特定する、サーバ装置。
  10. ネットワークを介して接続された通信端末装置に対して所定の情報を提供するサーバ装置を、
    前記通信端末装置から、コンテンツと、当該コンテンツに関係する位置を示すコンテンツ位置情報と、を含むコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段、
    前記取得した各コンテンツデータをデータベースに登録させるデータベース管理手段、
    前記通信端末装置から、前記登録されたコンテンツに対する当該コンテンツの投稿者以外の他のユーザによって提供された当該コンテンツに対するコメントに関するコメント関連情報を取得するコメント関連情報取得手段、
    該当するコンテンツにおける前記取得されたコメント関連情報に基づいて、前記コンテンツに対する前記ネットワーク内のユーザの注目度を示す注目度情報を算出する注目度情報算出手段、
    前記通信端末装置から、前記ネットワーク内のユーザ間で注目されている注目情報の取得を所望するユーザからの取得要求を、当該ユーザの現在位置とともに受信する受信手段、
    前記受信された取得要求をしたユーザの現在位置から所定の距離範囲に対応する前記コンテンツを、前記データベースに登録された各コンテンツデータの前記コンテンツ位置情報に基づいて検出する検出手段、
    前記算出した注目度情報に基づいて、前記検出されたコンテンツデータの中から所定の条件を満たす前記コンテンツを特定する特定手段、及び、
    前記特定されたコンテンツ又は当該コンテンツに関する情報を注目情報として該当する通信端末装置に提供する提供手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  11. 通信端末装置と、
    前記通信端末装置とネットワークを介して接続され、所定の情報を提供するサーバ装置と、
    を備え、
    前記サーバ装置が、
    前記通信端末装置から、コンテンツと、当該コンテンツに関係する位置を示すコンテンツ位置情報と、を含むコンテンツデータを取得するコンテンツデータ取得手段と、
    前記取得した各コンテンツデータをデータベースに登録させるデータベース管理手段と、
    前記通信端末装置から、前記登録されたコンテンツに対する当該コンテンツの投稿者以外の他のユーザによって提供された当該コンテンツに対するコメントに関するコメント関連情報を取得するコメント関連情報取得手段と、
    該当するコンテンツにおける前記取得されたコメント関連情報に基づいて、前記コンテンツに対する前記ネットワーク内のユーザの注目度を示す注目度情報を算出する注目度情報算出手段 と、
    前記通信端末装置から、前記ネットワーク内のユーザ間で注目されている注目情報の取得を所望するユーザからの取得要求を、当該ユーザの現在位置とともに受信する受信手段と、
    前記受信された取得要求をしたユーザの現在位置から所定の距離範囲に対応する前記コンテンツを、前記データベースに登録された各コンテンツデータの前記コンテンツ位置情報に基づいて検出する検出手段と、
    前記算出した注目度情報に基づいて、前記検出されたコンテンツデータの中から所定の条件を満たす前記コンテンツを特定する特定手段と、
    前記特定されたコンテンツ又は当該コンテンツに関する情報を注目情報として該当する通信端末装置に提供する提供手段と、
    を備えることを特徴とする通信システム。
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