JP2014157502A - サーバ装置、プログラム及び通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザ同士の積極的、かつ、持続的なコミュニケーションを構築させるとともに、ネットワークサービスの利用価値を高め、かつ、ネットワーク上のユーザ間のコミュニケーションの活性化、及び、仮想空間又は現実空間におけるユーザ間の交流を支援することが可能なサーバ装置等を提供する。
【解決手段】情報提供サーバ装置30は、取得希望ユーザと対象ユーザとのとの親密さの度合いを示す親密度及び感性の類似度を算出し、対象ユーザにおけるアクティブ度を算出するための所定の演算を実行し、演算により算出した値に基づいて所定の条件を具備する対象ユーザを推薦ユーザとして特定し、当該特定した推薦ユーザに関する情報を、取得希望ユーザの通信端末装置に配信する、構成を有している。
【選択図】図1
【解決手段】情報提供サーバ装置30は、取得希望ユーザと対象ユーザとのとの親密さの度合いを示す親密度及び感性の類似度を算出し、対象ユーザにおけるアクティブ度を算出するための所定の演算を実行し、演算により算出した値に基づいて所定の条件を具備する対象ユーザを推薦ユーザとして特定し、当該特定した推薦ユーザに関する情報を、取得希望ユーザの通信端末装置に配信する、構成を有している。
【選択図】図1
Description
本発明は、インターネット上に構築された、仮想空間において人物間の交流を支援するサービスを提供するサーバ装置、プログラム、及び、通信システムに関する。
近年、WWW(World Wide Web)などのネットワーク技術の発展及びスマートフォンなどに代表される携帯型情報通信端末装置の進歩に伴い、仮想空間上におけるコミュニケーションツールとしてソーシャルネットワーキングサービス(以下、「SNS」と略称する。)又は電子掲示板に代表されるインターネットコミュニティが普及し、利用者(以下、「ユーザ」という。)の数も年々増加している。
例えば、SNSは、WWWなどのネットワーク上の仮想空間において、ユーザが自身の経歴及び顔写真の他に、お気に入りの写真、趣味嗜好、日記、勤務先、職業、居住地等の各情報(以下、「ユーザ情報」という。)、を公開すること、公開した情報を他人と共有すること、及び、公開した情報に基づいて友人を募り、交流を深めるツールとして用いることができるようになっている。また、最近では、SNSは、動画像、静止画像、音楽またはゲームなど各種のデータ及びニュースその他の情報の共有をも手軽に行えるように構成されている。
このようなネットワークザービスにおいては、ユーザ同士のコミュニケーションを活性化する機能を有し、かつ、コミュニケーションの「きっかけ」を与えるための情報として、ユーザに関する情報とコミュニケーションの履歴に基づいて、ユーザの特性を抽出し、その情報を提供するものが知られている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、上記特許文献1に開示されたシステムにあっては、画一的な情報であるため、ユーザ特性の情報だけでは、各ユーザにおいて自己の嗜好又は感性が一致又は類似しているか否かを判断することは難しく、持続的なコミュニケーションを構築するための情報としては利用できない場合も多い。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザ同士の積極的、かつ、持続的なコミュニケーションを構築させるとともに、ネットワークサービスの利用価値を高め、かつ、ネットワーク上のユーザ間のコミュニケーションの活性化、及び、仮想空間又は現実空間におけるユーザ間の交流を支援することが可能なサーバ装置等を提供することにある。
(1)上述した課題を解決するため、本発明のサーバ装置は、ネットワークを介して接続された通信端末装置に所定の情報を提供するサーバ装置であって、前記通信端末装置から前記ネットワーク上にコンテンツを閲覧可能に投稿する投稿情報を取得し、当該取得した投稿情報を、当該投稿情報を投稿したユーザを識別するためのユーザ識別情報に対応付けてデータベースに登録する投稿情報登録手段と、前記通信端末装置から前記投稿情報に対するコメントを示すコメント情報を取得し、当該取得したコメント情報を、当該コメント情報を投稿したユーザのユーザ識別情報に対応付けて前記データベースに登録するコメント情報登録手段と、前記所定の情報の取得を希望する取得希望ユーザの指示に基づいて、当該取得希望ユーザと異なる他のユーザ毎に、所定の第1条件を有する前記登録されたコメント情報の数値的な要素について所定の演算を実行し、前記取得希望ユーザと前記他のユーザとの親密さの度合いを示す親密度、及び、感性の類似度の少なくともいずれか一方を算出する算出手段と、前記算出された値が所定の第2条件を有する前記他のユーザを推薦ユーザとして特定する特定手段と、前記特定された推薦ユーザに関する情報を、前記所定の情報として、該当する前記通信端末装置に配信する配信手段と、を備える、構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、投稿情報に対するコメント情報の数値的な要素に基づいて、取得希望ユーザに、当該取得希望ユーザと高い親密度を有する他のユーザ又は感性が類似する他のユーザに関する情報を提供することができる。
したがって、本発明のサーバ装置は、各ユーザにおいて、ネットワークを用いたコミュニケーションを通じて自己の成長を促し、かつ、自己の視野を広げる可能性を有する、共感するユーザ、又は、趣味若しくは嗜好が近いユーザを推薦することができる。
この結果、本発明のサーバ装置は、ユーザ同士の積極的、かつ、持続的なコミュニケーションを構築させるとともに、ネットワークサービスの利用価値を高め、かつ、ネットワーク上のユーザ間のコミュニケーションの活性化、及び、仮想空間又は現実空間におけるユーザ間の交流を支援することができる。
(2)また、本発明のサーバ装置は、前記算出手段が、前記親密度及び感性の類似度の少なくともいずれか一方ととともに、前記他のユーザにおける前記ネットワーク上における活動的な指数を示すアクティブ度を算出する、構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、投稿情報に対するコメント情報に基づいて、取得希望ユーザに、親密度が高く、又は、感性が類似し、更にネットワーク上における活動的な他のユーザに関する情報を提供することができるので、共感するユーザ、又は、趣味若しくは嗜好が近いユーザであって、活動的なユーザを推薦し、その情報を提供することできる。
したがって、本発明のサーバ装置は、ネットワーク上のユーザ間のコミュニケーションを活性化させつつ、仮想空間又は現実空間におけるユーザ間の交流を支援することができる。
(3)また、本発明のサーバ装置は、前記算出手段が前記親密度を算出する場合には、前記所定の第1条件を有する前記登録されたコメント情報の数値的な要素には、
(1)前記取得希望ユーザが前記他のユーザの前記投稿情報に対して投稿したコメント情報の数、及び、
(2)前記他のユーザが前記取得希望ユーザに対して投稿したコメント情報の数、
の少なくともいずれか一の数値が含まれる、構成を有している。
(1)前記取得希望ユーザが前記他のユーザの前記投稿情報に対して投稿したコメント情報の数、及び、
(2)前記他のユーザが前記取得希望ユーザに対して投稿したコメント情報の数、
の少なくともいずれか一の数値が含まれる、構成を有している。
通常、ユーザ同士が互いの投稿情報にコメントするコメント数が多い場合には、当該ユーザ同士の親密度は高いと想定される。
本発明のサーバ装置は、上記構成により、投稿情報に対するコメント情報の数値的な要素に基づいて、他のユーザ毎に取得希望ユーザとの親密度を的確に算出することができる。
(4)また、本発明のサーバ装置は、前記算出手段が前記感性の類似度を算出する場合には、前記所定の第1条件を有する前記登録されたコメント情報の数値的な要素には、
(1)前記取得希望ユーザと前記他のユーザとが同一の投稿情報に投稿したコメント情報の数、及び、
(2)前記同一の投稿情報に投稿した前記取得希望ユーザと前記他のユーザのコメント情報の予め定めた要素が一致する割合、
の少なくともいずれか一方が含まれる、構成を有している。
(1)前記取得希望ユーザと前記他のユーザとが同一の投稿情報に投稿したコメント情報の数、及び、
(2)前記同一の投稿情報に投稿した前記取得希望ユーザと前記他のユーザのコメント情報の予め定めた要素が一致する割合、
の少なくともいずれか一方が含まれる、構成を有している。
通常、ユーザ同士が同一の投稿情報に対してコメントすることが多い場合、又は、同一の投稿情報にコメントしたコメント情報の内容やその文字数などの要素が一致する場合には、当該ユーザ同士の感性は類似していると想定される。
本発明のサーバ装置は、上記構成により、投稿情報に対するコメント情報の数値的な要素に基づいて、他のユーザ毎に取得希望ユーザとの感性の類似度を的確に算出することができる。
(5)また、本発明のサーバ装置は、前記算出手段によって前記アクティブ度が算出されるために、前記所定の第1条件を有する前記登録されたコメント情報の数値的な要素には、
(1)前記他のユーザの投稿情報の数、
(2)前記他のユーザの前記コメント情報の数、及び、
(3)前記他のユーザの前記コメント情報を投稿した先のユーザであって、前記他のユーザ及び前記取得希望ユーザとは異なるユーザの数
の少なくともいずれか一方が含まれる、構成を有している。
(1)前記他のユーザの投稿情報の数、
(2)前記他のユーザの前記コメント情報の数、及び、
(3)前記他のユーザの前記コメント情報を投稿した先のユーザであって、前記他のユーザ及び前記取得希望ユーザとは異なるユーザの数
の少なくともいずれか一方が含まれる、構成を有している。
通常、対象ユーザに対するコメントが多い場合には、又は、コメントする対象ユーザが多い場合には、当該ユーザのアクティブ度は高いと想定される。
本発明のサーバ装置は、上記構成により、投稿情報に対するコメント情報の数値的な要素に基づいて、他のユーザ毎に的確にアクティブ度を算出することができる。
(6)また、本発明のサーバ装置は、前記コメント情報には、
(1)前記ユーザによって前記通信端末装置の操作部を介して入力される文字列情報、及び、
(2)前記ユーザによって予め定められた評価を表す文字列が選択されることによって入力される評価情報、
の少なくともいずれか一方の情報が含まれる、構成を有している。
(1)前記ユーザによって前記通信端末装置の操作部を介して入力される文字列情報、及び、
(2)前記ユーザによって予め定められた評価を表す文字列が選択されることによって入力される評価情報、
の少なくともいずれか一方の情報が含まれる、構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、ユーザによって入力された個々の文字から構成される文字列だけでなく、「いいね」又は「すてき」などの予め定められた定型文を選択することによって入力されたコメント情報を用いて親密度又は感性の類似度を算出することができるので、ユーザの煩雑なコメント情報の入力を簡略化させてコメント情報を投稿する頻度を向上させつつ、有用な推薦情報を提供することができる。
(7)また、本発明のサーバ装置は、前記算出手段が、前記コメント情報の数値的な要素として前記種別毎に、前記親密度、及び、感性の類似度の少なくともいずれか一方をそれぞれ算出するとともに、前記算出した値を所定の演算式によって合算することによって、前記親密度、及び、感性の類似度の少なくともいずれか一方を算出する、構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、ユーザによって入力された個々の文字から構成されるコメント情報と予め定められた定型文を選択することによって入力されたコメント情報の双方を合算することができる。
したがって、本発明のサーバ装置は、種々のコメント情報に基づいて親密度又は感性の類似度を算出することができるので、有用な推薦情報を提供することができる。
(8)上述した課題を解決するため、本発明のプログラムは、ネットワークを介して接続された通信端末装置に所定の情報を提供するサーバ装置を、前記通信端末装置から前記ネットワーク上にコンテンツを閲覧可能に投稿する投稿情報を取得し、当該取得した投稿情報を、当該投稿情報を投稿したユーザを識別するためのユーザ識別情報に対応付けてデータベースに登録する投稿情報登録手段、前記通信端末装置から前記投稿情報に対するコメントを示すコメント情報を取得し、当該取得したコメント情報を、当該コメント情報を投稿したユーザのユーザ識別情報に対応付けて前記データベースに登録するコメント情報登録手段、前記所定の情報の取得を希望する取得希望ユーザの指示に基づいて、当該取得希望ユーザと異なる他のユーザ毎に、所定の第1条件を有する前記登録されたコメント情報の数値的な要素について所定の演算を実行し、前記取得希望ユーザと前記他のユーザとの親密さの度合いを示す親密度、及び、感性の類似度の少なくともいずれか一方を算出する算出手段、前記算出された値が所定の第2条件を有する前記他のユーザを推薦ユーザとして特定する特定手段、及び、前記特定された推薦ユーザに関する情報を、前記所定の情報として、該当する前記通信端末装置に配信する配信手段、として機能させる構成を有している。
この構成により、本発明のプログラムは、投稿情報に対するコメント情報の数値的な要素に基づいて、取得希望ユーザに、当該取得希望ユーザと高い親密度を有する他のユーザ又は感性が類似する他のユーザに関する情報を提供することができる。
したがって、本発明のプログラムは、各ユーザにおいて、ネットワークを用いたコミュニケーションを通じて自己の成長を促し、かつ、自己の視野を広げる可能性を有する、共感するユーザ、又は、趣味若しくは嗜好が近いユーザを推薦することができる。
この結果、本発明のプログラムは、ユーザ同士の積極的、かつ、持続的なコミュニケーションを構築させるとともに、ネットワークサービスの利用価値を高め、かつ、ネットワーク上のユーザ間のコミュニケーションの活性化、及び、仮想空間又は現実空間におけるユーザ間の交流を支援することができる。
(9)上述した課題を解決するため、本発明の通信システムは、通信端末装置と、前記通信端末装置とネットワークを介して接続され、所定の情報を提供するサーバ装置と、を有する通信システムであって、前記サーバ装置が、前記通信端末装置から前記ネットワーク上にコンテンツを閲覧可能に投稿する投稿情報を取得し、当該取得した投稿情報を、当該投稿情報を投稿したユーザを識別するためのユーザ識別情報に対応付けてデータベースに登録する投稿情報登録手段と、前記通信端末装置から前記投稿情報に対するコメントを示すコメント情報を取得し、当該取得したコメント情報を、当該コメント情報を投稿したユーザのユーザ識別情報に対応付けて前記データベースに登録するコメント情報登録手段と、前記所定の情報の取得を希望する取得希望ユーザの指示に基づいて、当該取得希望ユーザと異なる他のユーザ毎に、所定の第1条件を有する前記登録されたコメント情報の数値的な要素について所定の演算を実行し、前記取得希望ユーザと前記他のユーザとの親密さの度合いを示す親密度、及び、感性の類似度の少なくともいずれか一方を算出する算出手段と、前記算出された値が所定の第2条件を有する前記他のユーザを推薦ユーザとして特定する特定手段と、前記特定された推薦ユーザに関する情報を、前記所定の情報として、該当する前記通信端末装置に配信する配信手段と、を備える構成を有している。
この構成により、本発明の通信システムは、投稿情報に対するコメント情報の数値的な要素に基づいて、取得希望ユーザに、当該取得希望ユーザと高い親密度を有する他のユーザ又は感性が類似する他のユーザに関する情報を提供することができる。
したがって、本発明の通信システムは、各ユーザにおいて、ネットワークを用いたコミュニケーションを通じて自己の成長を促し、かつ、自己の視野を広げる可能性を有する、共感するユーザ、又は、趣味若しくは嗜好が近いユーザを推薦することができる。
この結果、本発明の通信システムは、ユーザ同士の積極的、かつ、持続的なコミュニケーションを構築させるとともに、ネットワークサービスの利用価値を高め、かつ、ネットワーク上のユーザ間のコミュニケーションの活性化、及び、仮想空間又は現実空間におけるユーザ間の交流を支援することができる。
本発明のサーバ装置、プログラム、及び、通信システムは、各ユーザにおいて、ネットワークを用いたコミュニケーションを通じて自己の成長を促し、かつ、自己の視野を広げる可能性を有する、共感するユーザ、又は、趣味若しくは嗜好が近いユーザを推薦することができる。
したがって、本発明のサーバ装置、プログラム、及び、通信システムは、ユーザ同士の積極的、かつ、持続的なコミュニケーションを構築させるとともに、ネットワークサービスの利用価値を高め、かつ、ネットワーク上のユーザ間のコミュニケーションの活性化、及び、仮想空間又は現実空間におけるユーザ間の交流を支援することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、通信端末装置と、当該通信端末装置とネットワークを介して接続されるサーバ装置と、を有する通信システムに対し、本発明に係る、サーバ装置、プログラム及び通信システムを適用した場合の実施形態である。
[1]通信システムの構成及び概要
まず、図1及び図2の各図を用いて本実施形態における通信システム1の構成及び概要について説明する。なお、図1は、本実施形態における通信システム1の構成を示すシステム構成図であり、図2は、本実施形態における通信システム1の動作概要を示す概念図である。また、図が煩雑になることを防止するために、図1及び図2においては、一部のユーザのみを示している。すなわち、実際の通信システム1においては、表示するよりも多数のユーザ、及び、通信端末装置が存在している。さらに、図1及び図2は、現実空間RSを概念的に示しており、SNSのユーザが現実空間RS上に存在している状況を概念的に示している。
まず、図1及び図2の各図を用いて本実施形態における通信システム1の構成及び概要について説明する。なお、図1は、本実施形態における通信システム1の構成を示すシステム構成図であり、図2は、本実施形態における通信システム1の動作概要を示す概念図である。また、図が煩雑になることを防止するために、図1及び図2においては、一部のユーザのみを示している。すなわち、実際の通信システム1においては、表示するよりも多数のユーザ、及び、通信端末装置が存在している。さらに、図1及び図2は、現実空間RSを概念的に示しており、SNSのユーザが現実空間RS上に存在している状況を概念的に示している。
本実施形態の通信システム1は、SNSを利用してユーザのお気に入りの写真、趣味嗜好、又は、日記等の各情報(以下、「コンテンツ情報」ともいう。)を他のユーザに閲覧可能に投稿し、かつ、投稿した情報(以下、「投稿情報」ともいう。)に他のユーザが評価又はコメントその他の情報(以下、「コメント情報」ともいう。)を投稿することが可能なシステムであり、ネットワーク上においてユーザ同士のコミュニケーションを活性化させるためのシステムである。
具体的には、本実施形態の通信システム1は、図1に示すように、ユーザによって所持される複数の通信端末装置10と、ネットワーク20と、基地局BSを介して接続される通信端末装置10に注目情報を提供する情報提供サーバ装置30と、から構成される。
なお、ネットワーク20は、例えば、携帯電話網を含む公衆電話網と、IP(Internet Protocol)ネットワークが相互接続されて構成される。ただし、当該ネットワーク20の構成は、これに限られない。
通信端末装置10は、例えば、携帯型音楽プレーヤー、携帯型ゲーム機、タブレット型情報端末装置、スマートフォン、又は、携帯用電話機等のユーザによって携帯可能な通信端末装置である。そして、通信端末装置10は、基地局BSを介してネットワーク20に接続される。
また、この通信端末装置10は、XML(eXtensible Markup Language)等のマークアップ言語によって記述されているWWWシステム用のリソースデータと、当該リソースデータのネットワークアドレスを示す固有のURL(Uniform Resource Locator)とを用いつつ、情報提供サーバ装置30とのデータ通信を行うブラウジング機能を有している。
具体的には、通信端末装置10は、当該ブラウジング機能を用いて、情報提供サーバ装置30から受信したリソースデータによって構成されるコンテンツを、ユーザが閲覧可能に表示するとともに、基地局BS及びネットワーク20を介して情報提供サーバ装置30と通信接続しつつ、情報提供サーバ装置30からSNSのサービス提供を受けることができるようになっている。
また、通信端末装置10は、ユーザの操作に基づいて、ユーザ基地局BSを介して情報提供サーバ装置30にアクセスしつつ、SNS上にコンテンツの投稿及び当該SNS上に閲覧可能に提供された各コンテンツに対するコメント情報の投稿を行うことができるように構成されている。
特に、通信端末装置10は、現実空間RS上における各種の画像を撮像することができる撮像機能を有し、例えば、図2に示すように、撮像した画像、当該画像に対するコメント、又は、コメント単独などの各種の投稿情報を、コンテンツ情報として、情報提供サーバ装置30にアップロード(投稿)することができるようになっている。すなわち、通信端末装置10は、投稿を所望するユーザ(以下、「投稿ユーザ」という。)によって各種の情報をコンテンツ情報として情報提供サーバ装置30にアップロード(投稿)することができるようになっている。
また、通信端末装置10は、ユーザの操作に基づいて個々の文字を入力することによって、又は、予め定められた定型文を選択することによって、情報提供サーバ装置30に投稿済みの各コンテンツ情報に対する評価などのコメント情報を投稿することができるようになっている。すなわち、通信端末装置10は、コメント情報を投稿するユーザ(以下、「コメントユーザ」という。)の操作に基づいて作成した文字列(以下、「非定型コメント」という。)又は選択した定型の文字列(以下、「定型コメント」という。)によって構成される投稿情報に対する評価などのコメント情報を、ユーザの識別情報に対応付けて情報提供サーバ装置30に投稿することができるように構成されている。
なお、定型コメントは、投稿ユーザが投稿情報を投稿する際に、設定可能な文字列(テキスト)であり、複数種類(例えば、12種類)の中から1又は複数のコメントをコメントユーザに対して選択可能に設定することができるようになっている。
情報提供サーバ装置30は、SNSの各サービスを提供するために用いられるサーバ装置である。この情報提供サーバ装置30は、データベース(以下、「DB」という。)を有し、SNSの各ユーザが所持する通信端末装置10を介して入力されたユーザ指示に基づいて、通信端末装置10と連携しつつ、コンテンツ情報をデータとして当該DBに登録(記録)するように構成されている。
また、情報提供サーバ装置30は、図2に示すように、所与のタイミング(例えば、任意のユーザ(以下、「取得希望ユーザ」ともいう。)から推薦情報の取得要求を受信したタイミング)において、所定の演算処理を実行することによって、取得希望ユーザ以外の演算の対象となる他のユーザ(以下、「対象ユーザ」という。)の中から、当該取得希望ユーザに推薦すべき推薦ユーザを特定してその情報を配信する処理(以下、「推薦情報特定配信処理」という。)を実行することが可能な構成を有している。
特に、情報提供サーバ装置30は、推薦情報特定配信処理としては、
(1)取得希望ユーザと対象ユーザとのとの親密さの度合いを示す親密度及び感性の類似度(以下、「感性類似度」という。)を算出し、
(2)対象ユーザにおけるアクティブ度を算出するための所定の演算を実行し、
(3)(1)及び(2)の演算により算出した値に基づいて所定の条件を具備する対象ユーザを推薦ユーザとして特定し、
(4)当該特定した推薦ユーザに関する情報を、取得希望ユーザの通信端末装置に配信する、
構成を有している。
(1)取得希望ユーザと対象ユーザとのとの親密さの度合いを示す親密度及び感性の類似度(以下、「感性類似度」という。)を算出し、
(2)対象ユーザにおけるアクティブ度を算出するための所定の演算を実行し、
(3)(1)及び(2)の演算により算出した値に基づいて所定の条件を具備する対象ユーザを推薦ユーザとして特定し、
(4)当該特定した推薦ユーザに関する情報を、取得希望ユーザの通信端末装置に配信する、
構成を有している。
このような構成により、本実施形態の通信システム1においては、投稿情報に対するコメント情報の数値的な要素に基づいて、取得希望ユーザに、当該取得希望ユーザと高い親密度を有する他のユーザ又は感性が類似する他のユーザに関する情報を提供することができるようになっている。
すなわち、最近では、自己の成長を促し、かつ、自己の視野を広げる可能性を有するユーザとのコミュニケーションを図る手段としてもネットワークが注目されているものの、このようなユーザを検索する検索手法又は当該ユーザとのマッチングを行うマッチング手法においては確立されていない。
その一方、親密なコミュニケーションをしているユーザからは、その影響を受けやすく、かつ、種々の刺激を受けやすいなど共感を得ることが多い。また、感性が類似するユーザからは、趣味及び嗜好が類似するため、当該ユーザから発信される情報によって自己の視野を広げること及び自己の成長を促す可能性が高い。さらに、アクティブなユーザは、幅広い知見や知識を有し、他人に対する影響力も高い。
そこで、本実施形態の通信システム1においては、投稿情報に対するコメント情報の数値的な要素を用いて、取得要求ユーザに対する対象ユーザとの親密度及び感性類似度を算出することによって、ネットワークを用いたコミュニケーションを通じて自己の成長を促し、かつ、自己の視野を広げる可能性を有するユーザを推薦することができるようになっている。
そして、本実施形態の通信システム1においては、ユーザ同士の積極的、かつ、持続的なコミュニケーションを構築させるとともに、ネットワークサービスの利用価値を高め、かつ、ネットワーク上のユーザ間のコミュニケーションの活性化、及び、仮想空間又は現実空間におけるユーザ間の交流を支援することができるようになっている。
[2]通信端末装置
次に、図3を用いて本実施形態の各通信端末装置10の構成について説明する。なお、図3は、本実施形態の通信端末装置10の構成を示す構成図である。
次に、図3を用いて本実施形態の各通信端末装置10の構成について説明する。なお、図3は、本実施形態の通信端末装置10の構成を示す構成図である。
本実施形態の通信端末装置10は、図3に示すように、記録部100と、基地局BSを介してネットワーク20に接続するネットワーク通信部110と、種々のアプリケーションを実行するアプリケーション実行部130と、を有している。
また、通信端末装置10は、所定の画像を表示する表示部140と、表示部140を制御する表示制御部150と、カメラモジュールとして機能する撮像部160と、ユーザの操作を受け付ける操作部170と、装置全体を管理制御する端末管理制御部180と、を有している。なお、上記の各部は、バスBによって相互に接続され、各構成要素間におけるデータの転送が実行される。
記録部100は、例えば、ハードディスクドライブ(以下、「HDD」と略す。)、又は、NAND型若しくはNOR型等の不揮発性フラッシュメモリによって構成される。また、記録部100は、アプリケーション実行部130、撮像部160及び端末管理制御部180のワークエリアとしてRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory )も含まれる。
具体的には、記録部100は、アプリケーション記録部101と、SNS利用管理データ記録部102と、を少なくとも含む。
アプリケーション記録部101には、アプリケーション実行部130、及び、撮像部160、端末管理制御部180によって実行される様々なアプリケーションプログラム(以下「アプリ」という。)が記録されている他に、上記ブラウジング機能を実現するためのプログラム(すなわち、ブラウザ)も記録されている。
SNS利用管理データ記録部102には、当該通信端末装置10のユーザがSNSのサービス提供を受ける際に必要となる各種の管理データ(以下、「SNS管理データ」という。)が記録される。
例えば、SNS利用管理データ記録部102には、SNS管理データとして、例えば、SNSのサイトに対応するURLと、当該ユーザが利用している電子メールのメールアドレスと、当該ユーザのアカウント及び上記ユーザIDと、ログイン用のパスワード(すなわち、ログインパスワード)と、が記録されている。ただし、これらの情報が記録されずに、SNSへのログイン時に、これらの情報が操作部170を介して入力されてもよい。
ネットワーク通信部110は、基地局BSの準拠する通信規格により、基地局BSと無線通信チャネルを構築し、ネットワーク20を経由して、情報提供サーバ装置30と各種データの授受を行う。
なお、基地局BSの準拠する通信規格は、ネットワーク20の構成によって異なる。例えば、ネットワーク20が携帯電話網を含む場合には、3GPP(3rd Generation Pertnership Project)、3GPP2、又は、LTE(Long Term Evolution)などの通信規格に準拠することになる。また、IEEE802.11系の各種ワイヤレスLAN(Wireless local area network)ネットワークを携帯電話網や固定電話網に接続する構成を採用する場合には、対応する通信規格に準拠することになる。
アプリケーション実行部130は、独立的に設けられた中央演算処理装置(CPU)によって又は端末管理制御部180ともに共通の中央演算処理装置(CPU)によって構成され、アプリケーション記録部101に記録された各種アプリに基づいて、各処理を実現する。
具体的には、アプリケーション実行部130は、操作部170に対するユーザの入力操作を検出すると、ブラウザの所定の機能を実行してネットワーク通信部110と連動しつつ、情報提供サーバ装置30に通信接続し、SNSへのログインを行う。
そして、アプリケーション実行部130は、投稿情報を投稿する際には、ログイン状態において、記録部100、表示制御部150、撮像部160、及び、操作部170と連動しつつ、撮像された画像のデータである画像データ、入力操作に基づくテキストデータ、又は、当該画像データとテキストデータを、投稿情報として情報提供サーバ装置30に提供する。
一方、アプリケーション実行部130は、コメント情報を投稿する際には、ログイン状態において、記録部100、表示制御部150、撮像部160、及び、操作部170と連動しつつ、入力操作に基づいて個々の文字を入力し構成したテキストデータ(すなわち、非定型コメント)を、コメント情報として情報提供サーバ装置30に提供する。
また、アプリケーション実行部130は、オープングラフプロトコル等に従って、ユーザの操作に基づいて、サーバ装置30から受信したXMLデータ内の「いいね」、「すてき」又は「きれい」などの複数の評価ボタンの中から選択された場合に、当該選択された定型のコメント情報(すなわち、定型コメント)をコメント情報として生成し、当該コメント情報を情報提供サーバ装置30に提供する。
なお、この評価ボタンは、ユーザ毎及び投稿情報毎に設定可能な複数のボタン(「いいね」、「すてき」又は「きれい」などのボタン)であって、閲覧したユーザによって選択可能に提供される。また、この複数の評価ボタンのうち一のボタンがユーザによって選択されると、選択されたボタンに割り当てられた「評価」が定型コメント情報として生成されるようになっている。
表示部140は、例えば、液晶素子又は有機EL(Electro Luminescence)素子のパネルによって構成され、表示制御部150において生成された表示データに基づいて所定の画像を表示する。
表示制御部150は、表示部140に表示させるために必要な表示データを生成するようになっており、生成された表示データを当該表示部140に出力する。
撮像部160は、光学システムと、該光学システムから入力された光学画像を電気信号に変換するCCDIセンサ(Charge Coupled Device Image Sensor)と、CCDIセンサ部において生成された電気信号に基づいて画像に対応する画像データを生成する生成部と、を有し、カメラモジュールとして機能する。撮像部160は、生成した画像データをアプリケーション実行部130に供給する。
操作部170は、各種の確認ボタン、各操作指令を入力する操作ボタン、テンキーなどの多数のキー及びタッチパネルにより構成され、各操作を行う際に用いられる。
端末管理制御部180は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成されるとともに、キー入力ポート、表示制御ポート等の各種入出力ポートを含み、記録部100に記録された各種のアプリケーションを実行することにより、通信端末装置10の全般的な機能を総括的に制御する。
[3]サーバ装置
次に、図4〜図7の各図を用いて本実施形態の情報提供サーバ装置30の構成について説明する。なお、図4は、本実施形態の情報提供サーバ装置30の構成を示すブロック図であり、図5は、本実施形態における情報提供サーバ装置30内のSNSユーザ管理DB331に記録されるデータの一例を示す図である。また、図6は、本実施形態における情報提供サーバ装置30内の投稿情報DB342に記録されるデータの一例を示す図であり、図7は、本実施形態における情報提供サーバ装置30内のコメント情報DB343に記録されるデータの一例を示す図である。
次に、図4〜図7の各図を用いて本実施形態の情報提供サーバ装置30の構成について説明する。なお、図4は、本実施形態の情報提供サーバ装置30の構成を示すブロック図であり、図5は、本実施形態における情報提供サーバ装置30内のSNSユーザ管理DB331に記録されるデータの一例を示す図である。また、図6は、本実施形態における情報提供サーバ装置30内の投稿情報DB342に記録されるデータの一例を示す図であり、図7は、本実施形態における情報提供サーバ装置30内のコメント情報DB343に記録されるデータの一例を示す図である。
本実施形態の情報提供サーバ装置30は、図4に示すように、ネットワーク20に接続される通信制御部310と、各種のメモリとして機能するROM/RAM320と、現在日時を特定するためのタイマ330と、各種のデータベースを有する記録装置340と、装置全体を制御するサーバ管理制御部350と、商品の区画画像を管理するための各種の処理を実行するデータ処理部360と、を有する。
なお、例えば、本実施形態の通信制御部310は、投稿情報登録手段、コメント情報登録手段及び配信手段又はその一部を構成し、記録装置340は、本発明のデータベースを構成する。また、例えば、データ処理部360は、投稿情報登録手段、コメント情報登録手段、算出手段、特定手段及び配信手段を構成する。
通信制御部310は、所定のネットワークインターフェースであり、通信端末装置10と通信チャネルを構築し、各種データの授受を行う。
ROM/RAM320には、情報提供サーバ装置30の駆動に必要な各種のプログラムが記録されている。また、ROM/RAM320は、サーバ管理制御部350やデータ処理部360が各種の処理を実行する際のワークエリアとして用いられる。
記録装置340は、HDDにより構成され、その記録領域内に、少なくとも、SNSユーザ管理DB341と、投稿情報DB342と、コメント情報DB343と、が設けられている。
SNSユーザ管理DB341は、SNSの利用登録をした各ユーザを管理するための各種情報がデータとして格納されるデータベースである。例えば、SNSユーザ管理DB341には、図5に示すように、
(1)各ユーザに対応するユーザIDと、
(2)当該ユーザのユーザ名と、
(3)当該ユーザを説明する説明文その他のユーザ情報と、
が対応付けて登録(記録)される。
(1)各ユーザに対応するユーザIDと、
(2)当該ユーザのユーザ名と、
(3)当該ユーザを説明する説明文その他のユーザ情報と、
が対応付けて登録(記録)される。
例えば、図5に例示する場合には、SNSユーザ管理DB341には、ユーザID「001」により特定されるユーザに対して、ユーザ名「ユーザA」と、ユーザ情報「userA−profile」なるユーザ情報が対応付けて記録されている。なお、このユーザ情報には少なくとも当該ユーザの性別、及び、年齢、又は、年齢層が含まれている。
投稿情報DB342は、通信端末装置10を通じて投稿された投稿情報をデータとして管理登録するためのDBである。例えば、投稿情報DB342には、図6に示すように、
(1)各投稿情報を識別するための投稿IDと、
(2)当該投稿情報を投稿したユーザの投稿ユーザIDと、
(3)当該投稿情報のデータ本体(画像、テキスト又はその双方)と、
が対応付けて登録(記録)される。
(1)各投稿情報を識別するための投稿IDと、
(2)当該投稿情報を投稿したユーザの投稿ユーザIDと、
(3)当該投稿情報のデータ本体(画像、テキスト又はその双方)と、
が対応付けて登録(記録)される。
コメント情報DB343は、通信端末装置10からアップロードされたコメント情報をデータとして格納するためDBである。例えば、コメント情報DB343には、図7に示すように、
(1)各コメント情報を識別するためのコメントIDと、
(2)コメントの対象となっている投稿情報に対応した投稿IDと、
(3)コメント情報を投稿したコメントユーザのユーザIDと、
(4)コメント情報の種別(非定型コメント又は定型コメントの種別)
(5)非定型コメント又は定型コメントのデータ本体と、
(6)タイマ330によって得られる当該コメント情報の投稿日時と、
が対応付けて登録される。
(1)各コメント情報を識別するためのコメントIDと、
(2)コメントの対象となっている投稿情報に対応した投稿IDと、
(3)コメント情報を投稿したコメントユーザのユーザIDと、
(4)コメント情報の種別(非定型コメント又は定型コメントの種別)
(5)非定型コメント又は定型コメントのデータ本体と、
(6)タイマ330によって得られる当該コメント情報の投稿日時と、
が対応付けて登録される。
サーバ管理制御部350は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成され、プログラムを実行することによって、情報提供サーバ装置30の各部を統合制御する。
データ処理部360は、独立的に設けられた中央演算処理装置(CPU)によって又は上記サーバ管理制御部350とともに共通の中央演算処理装置(CPU)によって構成される。
特に、データ処理部360は、サーバ管理制御部350による制御の下、ログイン管理を実行しつつ、
(1)通信端末装置10によるコンテンツの投稿及び登録の管理、
(2)通信端末装置10によるコメント情報の投稿及び登録の管理
(3)該当する通信端末装置10からの推薦情報における取得要求(以下、「推薦情報取得要求」という。)に基づく推薦情報特定配信処理の実行
を行う。
(1)通信端末装置10によるコンテンツの投稿及び登録の管理、
(2)通信端末装置10によるコメント情報の投稿及び登録の管理
(3)該当する通信端末装置10からの推薦情報における取得要求(以下、「推薦情報取得要求」という。)に基づく推薦情報特定配信処理の実行
を行う。
具体的には、データ処理部360は、アプリケーションを実行することによって、投稿情報及びコンテンツ情報の登録管理を実行する登録管理部361と、推薦情報特定配信処理を行う推薦情報特定配信処理部362と、を実現する。なお、本実施形態のおける推薦情報特定配信処理部362の詳細は後述する。
[4]推薦情報特定配信処理部
[4.1]推薦情報特定配信処理部の概要
次に、本実施形態の情報提供サーバ装置30における推薦情報特定配信処理部362について説明する。
[4.1]推薦情報特定配信処理部の概要
次に、本実施形態の情報提供サーバ装置30における推薦情報特定配信処理部362について説明する。
推薦情報特定配信処理部362は、
(1)推薦情報の取得要求をしたユーザ(以下、「取得要求ユーザ」又は「取得希望ユーザ」ともいう。)の指示に基づいて、SNS上における取得要求ユーザとは異なる他のユーザ(すなわち、対象ユーザ)毎に、所定の第1条件を有する登録されたコメント情報の数値的な要素について所定の演算を実行し、取得要求ユーザと対象ユーザとの親密度及び感性類似度と、対象ユーザにおけるアクティブ度と、を算出する演算処理を実行し、
(2)算出した値が所定の第2条件を有する対象ユーザを推薦ユーザとして特定し、
(3)特定した推薦ユーザに関する情報を、取得要求ユーザの通信端末装置10に配信する。
(1)推薦情報の取得要求をしたユーザ(以下、「取得要求ユーザ」又は「取得希望ユーザ」ともいう。)の指示に基づいて、SNS上における取得要求ユーザとは異なる他のユーザ(すなわち、対象ユーザ)毎に、所定の第1条件を有する登録されたコメント情報の数値的な要素について所定の演算を実行し、取得要求ユーザと対象ユーザとの親密度及び感性類似度と、対象ユーザにおけるアクティブ度と、を算出する演算処理を実行し、
(2)算出した値が所定の第2条件を有する対象ユーザを推薦ユーザとして特定し、
(3)特定した推薦ユーザに関する情報を、取得要求ユーザの通信端末装置10に配信する。
特に、推薦情報特定配信処理部362は、(1)の演算処理としては、
(1A)親密度の算出処理
(1B)感性類似度の算出処理
(1C)アクティブ度の算出処理
の各処理を実行する。
(1A)親密度の算出処理
(1B)感性類似度の算出処理
(1C)アクティブ度の算出処理
の各処理を実行する。
また、推薦情報特定配信処理部362は、(2)の処理において、所定の第2条件として、(1A)〜(1C)によって算出された値を所定の演算式によって演算して各対象ユーザのスコアを算出し、当該算出したスコアに基づいて、推薦ユーザを特定する。
なお、本実施形態における親密度の算出処理、感性類似度の算出処理、アクティブ度の算出処理、スコアの算出処理及び推薦ユーザの特定処理とその配信処理の各処理の詳細については後述する。
[4.2]親密度の算出処理
次に、図8を用いて本実施形態の情報提供サーバ装置30における親密度の算出処理についての構成について説明する。なお、図8は、本実施形態の情報提供サーバ装置30における親密度の算出処理を説明するための図である。
推薦情報特定配信処理部362は、上述のように、対象ユーザ毎に、所定の第1条件を有する登録されたコメント情報の数値的な要素について所定の演算を実行し、取得要求ユーザと対象ユーザとの親密度を算出する。
通常、ユーザ同士が互いの投稿情報にコメントするコメント数が多い場合には、当該ユーザ同士の親密度は高いと想定される。そこで、推薦情報特定配信処理部362は、上記の構成により、投稿情報に対するコメント情報の数値的な要素としてコメント情報の数を用いることによって、対象ユーザ毎に取得要求ユーザとの親密度を的確に算出することができるようになっている。
具体的には、推薦情報特定配信処理部362は、所定の第1条件を有する登録されたコメント情報の数値的な要素として、
(1)取得要求ユーザが対象ユーザの投稿情報に対して投稿した所定の条件を有するコメント情報の数、及び、
(2)対象ユーザが、取得要求ユーザに対して投稿した所定の条件を有するコメント情報の数、
を用いるとともに、当該これらの数値的な要素に基づいて、取得要求ユーザと各対象ユーザとの親密度を算出する。
(1)取得要求ユーザが対象ユーザの投稿情報に対して投稿した所定の条件を有するコメント情報の数、及び、
(2)対象ユーザが、取得要求ユーザに対して投稿した所定の条件を有するコメント情報の数、
を用いるとともに、当該これらの数値的な要素に基づいて、取得要求ユーザと各対象ユーザとの親密度を算出する。
特に、推薦情報特定配信処理部362は、(1)及び(2)においては、(式1)に示すように、非定型コメント及び定型コメントの種別毎に、それぞれ所定の条件を有するコメント情報の数を算出しつつ合算し、各対象ユーザにおける親密度WA(i,n)をそれぞれ算出する。
なお、(a1)〜(a4)は、所定の重み付け係数であり、「i」は、SNSユーザに含まれる取得要求ユーザの識別番号を示し、「n」は、SNSユーザの総数(N)のうち、「i」以外の各対象ユーザを示す。また、「Arc」、「Aru」「Atc」及び「Atu」は、それぞれ、取得要求ユーザが対象ユーザの投稿情報において定型コメントを付した数、取得要求ユーザが対象ユーザの投稿情報において非定型コメントを付した数、対象ユーザが取得要求ユーザの投稿情報において定型コメントを付した数、及び、対象ユーザが取得要求ユーザの投稿情報において非定型コメントを付した数を示す。
また、所定の条件には、投稿情報又はコメント情報の投稿された期間(例えば、取得要求ユーザの所得要求のタイミングから一月前までの期間)、及び、対象ユーザの性別又は年齢などの属性が含まれる。
例えば、図8に示すように、ユーザ1が取得要求ユーザU1であって、ユーザ2が対象ユーザU2である場合に、
(1)ユーザ1におけるユーザ2への定型コメント数(Arc)「20」、
(2)ユーザ1におけるユーザ2への及び非定型コメント数(Aru)「10」
(3)ユーザ2におけるユーザ1への定型コメント数(Atc)「15」、及び、
(4)ユーザ2におけるユーザ1への非定型コメント数(Atu)「5」、
とすると、推薦情報特定配信処理部362は、式2に示すように、親密度WA(U1,U2)を算出する。
(1)ユーザ1におけるユーザ2への定型コメント数(Arc)「20」、
(2)ユーザ1におけるユーザ2への及び非定型コメント数(Aru)「10」
(3)ユーザ2におけるユーザ1への定型コメント数(Atc)「15」、及び、
(4)ユーザ2におけるユーザ1への非定型コメント数(Atu)「5」、
とすると、推薦情報特定配信処理部362は、式2に示すように、親密度WA(U1,U2)を算出する。
また、例えば、図8に示すように、ユーザ1が取得要求ユーザU1であって、ユーザ3が対象ユーザU3である場合に、
(1)ユーザ1におけるユーザ3への定型コメント数(Arc)「4」、
(2)ユーザ1におけるユーザ3への非定型コメント数(Aru)「2」、
(3)ユーザ3におけるユーザ1への定型コメント数(Atc)「3」、及び、
(4)ユーザ3におけるユーザ1への非定型コメント数(Atu)「1」、
とすると、推薦情報特定配信処理部362は、(式3)に示すように、親密度WA(U1,U3)を算出する。
(1)ユーザ1におけるユーザ3への定型コメント数(Arc)「4」、
(2)ユーザ1におけるユーザ3への非定型コメント数(Aru)「2」、
(3)ユーザ3におけるユーザ1への定型コメント数(Atc)「3」、及び、
(4)ユーザ3におけるユーザ1への非定型コメント数(Atu)「1」、
とすると、推薦情報特定配信処理部362は、(式3)に示すように、親密度WA(U1,U3)を算出する。
なお、(式2)及び(式3)における(a1)〜(a4)の係数は、それぞれ、「0.02」「0.04」「0.01」及び「0.03」である。
[4.3]感性類似度の算出処理
次に、図9を用いて本実施形態の情報提供サーバ装置30における感性類似度の算出処理についての構成について説明する。なお、図9は、本実施形態の情報提供サーバ装置30における感性類似度の算出処理を説明するための図である。
次に、図9を用いて本実施形態の情報提供サーバ装置30における感性類似度の算出処理についての構成について説明する。なお、図9は、本実施形態の情報提供サーバ装置30における感性類似度の算出処理を説明するための図である。
推薦情報特定配信処理部362は、上述のように、対象ユーザ毎に、所定の第1条件を有する登録されたコメント情報の数値的な要素について所定の演算を実行し、取得要求ユーザと対象ユーザとの感性類似度を算出する。
通常、ユーザ同士が同一の投稿情報に対してコメントすることが多い場合、そのコメントの内容や文字数などの要素が一致する場合には、当該ユーザ同士の感性は類似していると想定される。特に、文字列自体は異なるものの、短いコメント又は長いコメントなどコメントとしてのユーザの傾向が現れるので、コメントの文字数の一致する割合によっては、ユーザ同士のコメントに対する傾向や思考などの感性の類似性を判断することができる。
そこで、推薦情報特定配信処理部362は、投稿情報に対するコメント情報の数値的な要素として、同一の投稿情報に対して投稿したコメント情報の有無及びその要素が一致する割合を用いることによって、対象ユーザ毎に取得要求ユーザとの感性の類似度を的確に算出することができるようになっている。
具体的には、推薦情報特定配信処理部362は、所定の第1条件を有する登録されたコメント情報の数値的な要素として、
(1)所定の条件を有し、取得要求ユーザと対象ユーザとが同一の投稿情報(すなわち、取得要求ユーザと対象ユーザとは異なるユーザ(以下、「非対象ユーザ」という。)の投稿情報)に対して投稿したコメント情報の数、及び、
(2)同一の投稿情報に投稿した取得要求ユーザと対象ユーザのコメント情報の予め定めた要素(内容、文字数又は定型コメントの種別)が一致する割合、
を用いるとともに、これらの数値的な要素に基づいて、取得要求ユーザと各対象ユーザと感性類似度を算出する。
(1)所定の条件を有し、取得要求ユーザと対象ユーザとが同一の投稿情報(すなわち、取得要求ユーザと対象ユーザとは異なるユーザ(以下、「非対象ユーザ」という。)の投稿情報)に対して投稿したコメント情報の数、及び、
(2)同一の投稿情報に投稿した取得要求ユーザと対象ユーザのコメント情報の予め定めた要素(内容、文字数又は定型コメントの種別)が一致する割合、
を用いるとともに、これらの数値的な要素に基づいて、取得要求ユーザと各対象ユーザと感性類似度を算出する。
特に、推薦情報特定配信処理部362は、(1)及び(2)においては、(式4)に示すように、非定型コメント及び定型コメントの種別毎に、同一の投稿情報にコメントしたコメント情報の数(すなわち、コメント情報の投稿先が一致する数)を算出しつつ合算し、各対象ユーザにおける感性類似度WB(i,n)をそれぞれ算出する。
なお、(b1)〜(b4)は、所定の重み付け係数であり、「i」は、SNSユーザに含まれる取得要求ユーザの識別番号を示し、「n」は、SNSユーザの総数(N)のうち、「i」以外の各対象ユーザを示す。また、「Bsc」、「Bsu」、「Btc」及び「Btu」は、それぞれ、定型コメントの同一投稿先の数、非定型コメントの同一投稿先の数、同一投稿先のそれぞれの定型コメントにおける要素が一致する数、及び、同一投稿先のそれぞれの非定型コメントにおける要素が一致する数を示す。
また、同一投稿先に投稿された非定型コメントにおける要素には、文字数及びコメント情報の内容を含み、非定型コメントの内容の同一性については、所定の辞書データに基づいてそれぞれのコメント情報からキーワードを抽出しつつ、キーワードの一致する数(すなわち、キーワードの一致数)又はキーワードの類似度を算出し、これらの値が予め定められた閾値以上か否かによって判定する。
さらに、所定の条件には、非対象ユーザの投稿情報又は当該投稿情報にコメントしたコメント情報の投稿された期間(例えば、取得要求ユーザの所得要求のタイミングから一月前までの期間)、及び、対象ユーザ若しくは非対象ユーザの性別又は年齢などの属性が含まれる。
例えば、図9に示すように、ユーザ1が取得要求ユーザU1であって、ユーザ2が対象ユーザU2である場合に、
(1)ユーザ1とユーザ2が定型コメントを投稿した同一の投稿情報(他のユーザ(群)の複数の投稿情報(例えば、投稿先の画像1〜50)のうち定型コメントを投稿した同一の投稿先)Bscの数「30」、
(2)ユーザ1とユーザ2が非定型コメントを投稿した同一の投稿情報(他のユーザ(群)の複数の投稿情報(例えば、投稿先の画像1〜50)のうち非定型コメントを投稿した同一の投稿先)Bsuの数「10」、
(3)ユーザ1とユーザ2が定型コメントを投稿した同一の投稿情報において、同一の定型コメントの一致数Btc「10」、及び、
(4)ユーザ1とユーザ2が非定型コメントを投稿した同一の投稿情報において、同一の要素の非定型コメント数Btu「5」
とすると、推薦情報特定配信処理部362は、(式5)に示すように、感性類似度WB(U1,U2)を算出する。
(1)ユーザ1とユーザ2が定型コメントを投稿した同一の投稿情報(他のユーザ(群)の複数の投稿情報(例えば、投稿先の画像1〜50)のうち定型コメントを投稿した同一の投稿先)Bscの数「30」、
(2)ユーザ1とユーザ2が非定型コメントを投稿した同一の投稿情報(他のユーザ(群)の複数の投稿情報(例えば、投稿先の画像1〜50)のうち非定型コメントを投稿した同一の投稿先)Bsuの数「10」、
(3)ユーザ1とユーザ2が定型コメントを投稿した同一の投稿情報において、同一の定型コメントの一致数Btc「10」、及び、
(4)ユーザ1とユーザ2が非定型コメントを投稿した同一の投稿情報において、同一の要素の非定型コメント数Btu「5」
とすると、推薦情報特定配信処理部362は、(式5)に示すように、感性類似度WB(U1,U2)を算出する。
また、例えば、図9に示すように、ユーザ1が取得要求ユーザU1であって、ユーザ3が対象ユーザU3である場合に、
(1)ユーザ1とユーザ3が定型コメントを投稿した同一の投稿情報(他のユーザ(群)の複数の投稿情報(例えば、投稿先の画像1〜30)のうち定型コメントを投稿した同一の投稿先)Bscの数「5」、
(2)ユーザ1とユーザ3が非定型コメントを投稿した同一の投稿情報(他のユーザ(群)の複数の投稿情報(例えば、投稿先の画像1〜30)のうち非定型コメントを投稿した同一の投稿先)Bsuの数「5」、
(3)ユーザ1とユーザ3が定型コメントを投稿した同一の投稿情報において、同一の定型コメントの一致数Btc「6」、及び、
(6)ユーザ1とユーザ3が非定型コメントを投稿した同一の投稿情報において、同一の要素の非定型コメント数Btu「3」
とすると、推薦情報特定配信処理部362は、(式6)に示すように、感性類似度WB(U1,U3)を算出する。
(1)ユーザ1とユーザ3が定型コメントを投稿した同一の投稿情報(他のユーザ(群)の複数の投稿情報(例えば、投稿先の画像1〜30)のうち定型コメントを投稿した同一の投稿先)Bscの数「5」、
(2)ユーザ1とユーザ3が非定型コメントを投稿した同一の投稿情報(他のユーザ(群)の複数の投稿情報(例えば、投稿先の画像1〜30)のうち非定型コメントを投稿した同一の投稿先)Bsuの数「5」、
(3)ユーザ1とユーザ3が定型コメントを投稿した同一の投稿情報において、同一の定型コメントの一致数Btc「6」、及び、
(6)ユーザ1とユーザ3が非定型コメントを投稿した同一の投稿情報において、同一の要素の非定型コメント数Btu「3」
とすると、推薦情報特定配信処理部362は、(式6)に示すように、感性類似度WB(U1,U3)を算出する。
なお、(式5)及び(式6)における(b1)〜(b4)の係数は、それぞれ、「0.01」「0.02」「0.03」及び「0・04」である。
[4.4]アクティブ度の算出
次に、図10を用いて本実施形態の情報提供サーバ装置30におけるアクティブ度の算出処理についての構成について説明する。なお、図10は、本実施形態の情報提供サーバ装置30におけるアクティブ度の算出処理を説明するための図である。
次に、図10を用いて本実施形態の情報提供サーバ装置30におけるアクティブ度の算出処理についての構成について説明する。なお、図10は、本実施形態の情報提供サーバ装置30におけるアクティブ度の算出処理を説明するための図である。
推薦情報特定配信処理部362は、上述のように、対象ユーザ毎に、所定の第1条件を有する登録されたコメント情報の数値的な要素について所定の演算を実行し、ネットワーク上における活動的な指数を示すアクティブ度を算出する。特に、推薦情報特定配信処理部362は、親密度及び感性類似度とともに、アクティブ度を算出する。
通常、活動的なユーザは、幅広い知見や知識を有し、他人に対する影響力も高いので、このようなユーザとのコミュニケーションは、たとえネットワーク上であっても、ユーザの視野を広げるとともに、ユーザの成長を促す可能性が高い。そこで、推薦情報特定配信処理部362は、所定の第1条件を有する登録されたコメント情報の数値的な要素として、投稿情報の総数やコメント情報数などを用いることによって、自己の成長を促し、かつ、自己の視野を広げる可能性を有するユーザを抽出することができるようになっている。
具体的には、推薦情報特定配信処理部362は、所定の第1条件を有する登録されたコメント情報の数値的な要素としては、
(1)対象ユーザの所定の条件を有する投稿情報の総数、
(2)対象ユーザの所定の条件を有するコメント情報の数、及び、
(3)対象ユーザのコメント情報を投稿した先の対象ユーザ及び取得要求ユーザとは異なるユーザ(以下、「非対象ユーザ」という。)の数
を用いるとともに、これらの数値的な要素に基づいて、対象ユーザにおけるアクティブ度を算出する。
(1)対象ユーザの所定の条件を有する投稿情報の総数、
(2)対象ユーザの所定の条件を有するコメント情報の数、及び、
(3)対象ユーザのコメント情報を投稿した先の対象ユーザ及び取得要求ユーザとは異なるユーザ(以下、「非対象ユーザ」という。)の数
を用いるとともに、これらの数値的な要素に基づいて、対象ユーザにおけるアクティブ度を算出する。
特に、推薦情報特定配信処理部362は、(1)〜(3)のうち(2)及び(3)においては、(式7)に示すように、非定型コメント及び定型コメントの種別毎に、同一の投稿情報にコメントしたコメント情報の数(すなわち、コメント情報の投稿先が一致する数)を算出しつつ合算し、各対象ユーザにおける親密度WC(i,n)をそれぞれ算出する。
なお、(c1)〜(c5)は、所定の重み付け係数であり、「n」は、各対象ユーザを示す。また、「Ct」、「Cun」、「Cum」、「Ccn」、及び「Ccm」は、それぞれ、対象ユーザの所定の条件を有する投稿した投稿情報の総数、対象ユーザの所定の条件を有する非定型コメント数、非定型コメントを投稿した先の非対象ユーザ数、対象ユーザの所定の条件を有する定型コメント数、及び、定型コメントを投稿した先の非対象ユーザ数を示す。また、所定の条件には、コメント情報を投稿した期間(例えば、取得要求ユーザの所得要求のタイミングから一月前までの期間)、又は、対象ユーザ若しくは非対象ユーザの性別若しくは年齢などのユーザ属性が含まれる。
例えば、図10に示すように、ユーザ1(図示せず)が取得要求ユーザU1であって、ユーザ2が対象ユーザU2である場合に、
(1)ユーザ2が投稿した投稿情報の総数Ct「50」
(2)ユーザ2が投稿した非定型コメント数Cun「30」
(3)ユーザ2が非定型コメントを投稿した非対象ユーザ数Cum「5」
(4)ユーザ2が投稿した定型コメント数Ccn「200」
(5)ユーザ2が定型コメントを投稿した非対象ユーザ数Ccm「40」
とすると、推薦情報特定配信処理部362は、(式8)に示すように、アクティブ度WC(U2)を算出する。
(1)ユーザ2が投稿した投稿情報の総数Ct「50」
(2)ユーザ2が投稿した非定型コメント数Cun「30」
(3)ユーザ2が非定型コメントを投稿した非対象ユーザ数Cum「5」
(4)ユーザ2が投稿した定型コメント数Ccn「200」
(5)ユーザ2が定型コメントを投稿した非対象ユーザ数Ccm「40」
とすると、推薦情報特定配信処理部362は、(式8)に示すように、アクティブ度WC(U2)を算出する。
また、例えば、図10に示すように、ユーザ1(図示せず)が取得要求ユーザU1であって、ユーザ3が対象ユーザU3である場合に、
(1)ユーザ3が投稿した投稿情報の総数Ct「5」
(2)ユーザ3が投稿した非定型コメント数Cun「5」
(3)ユーザ3が非定型コメントを投稿した非対象ユーザ数Cum「2」
(4)ユーザ3が投稿した定型コメント数Ccn「40」
(5)ユーザ3が定型コメントを投稿した非対象ユーザ数Ccm「10」
とすると、推薦情報特定配信処理部362は、(式9)に示すように、アクティブ度WC(U3)を算出する。
(1)ユーザ3が投稿した投稿情報の総数Ct「5」
(2)ユーザ3が投稿した非定型コメント数Cun「5」
(3)ユーザ3が非定型コメントを投稿した非対象ユーザ数Cum「2」
(4)ユーザ3が投稿した定型コメント数Ccn「40」
(5)ユーザ3が定型コメントを投稿した非対象ユーザ数Ccm「10」
とすると、推薦情報特定配信処理部362は、(式9)に示すように、アクティブ度WC(U3)を算出する。
なお、(式8)及び(式9)における(b1)〜(b4)の係数は、それぞれ、「0.03」「0.04」「0.05」「0.01」及び「0.02」である。
[4.5]推薦ユーザの特定及び推薦情報としての配信
推薦情報特定配信処理部362は、上述のように、対象ユーザ毎に、算出した値(すなわち、親密度、感性類似度及びアクティブ度)が所定の第2条件を有する対象ユーザを推薦ユーザとして特定し、特定した推薦ユーザに関する情報を、取得要求ユーザの通信端末装置10に配信する。
推薦情報特定配信処理部362は、上述のように、対象ユーザ毎に、算出した値(すなわち、親密度、感性類似度及びアクティブ度)が所定の第2条件を有する対象ユーザを推薦ユーザとして特定し、特定した推薦ユーザに関する情報を、取得要求ユーザの通信端末装置10に配信する。
具体的には、推薦情報特定配信処理部362は、対象ユーザ毎に、上述のように算出した親密度WA、感性類似度WB及びアクティブ度WCを集計するとともに、当該集計結果の高い対象ユーザ(例えば、上位3位までの対象ユーザ)を取得要求ユーザの視野を広げるとともに成長を促す可能性が高い所定の第2条件を有する推薦ユーザとして判断し、当該対象ユーザのSNSのページ、電子メールアドレス、または、当該対象ユーザを紹介するメッセージなどの推薦ユーザに関する情報をリソースデータとして構築し、通信制御部310を介して該当する通信端末装置10に配信する。
特に、推薦情報特定配信処理部362は、対象ユーザ毎に、上記(式1)、(式4)及び(7)によって算出された親密度WA、感性類似度WB及びアクティブ度WCを以下の(式10)に代入してスコアWを算出し、当該スコアWの数値が高い対象ユーザ(例えば、最上位又は上位3位)を、推薦ユーザとして決定して該当する通信端末装置10に配信する。
なお、(d1)、(d2)及び(d3)は、重み付け定数である。また、推薦情報特定配信処理部362は、スコアWが高く推薦ユーザとなるべき対象ユーザであっても、取得要求ユーザとSNS上において既に一定の関係性を有するユーザ(例えば、SNS上の友人関係)にあっては当該推薦ユーザからは除外する。ただし、推薦情報特定配信処理部362は、当該ユーザを推薦ユーザから除外しなくてもよい。
[5]通信システムの動作
次いで、図11を参照しつつ本実施形態の通信システム1の推薦情報特定配信処理の動作について説明する。なお、図11は、本実施形態の通信システム1において実行される推薦情報特定配信処理を示すフローチャートである。
次いで、図11を参照しつつ本実施形態の通信システム1の推薦情報特定配信処理の動作について説明する。なお、図11は、本実施形態の通信システム1において実行される推薦情報特定配信処理を示すフローチャートである。
本動作においては、当該動作に先立って、SNSの利用登録済みの状態、すなわち、SNSユーザ管理DB331に各種の情報が登録済みの状態になっているものとする。そして、既に投稿情報及びコメント情報が投稿されており投稿情報DB342及びコメント情報DB343には、図6及び図7に例示する各種データが登録済みになっているものとする。なお、SNSへの利用登録方法やコンテンツデータ、及び、評価情報投稿の方法は、従来のSNSと同一なので、その説明を省略する。
また、本動作において、通信端末装置10の端末管理制御部180は、表示制御部150を制御し、ユーザによるSNSへのログイン指示を行うための表示を行いつつ、入力が操作部170に対してなされるのを待機しているものとする。
まず、通信端末装置10において、ユーザが操作部170に所定の入力操作を行い、当該操作が端末管理制御部180によって検出されると(ステップS101)、端末管理制御部180は、アプリケーション記録部101に記録されたブラウザをアプリケーション実行部130に起動させ、情報提供サーバ装置30に対してログインを実行させる(ステップS102)。
このとき、アプリケーション実行部実行部130は、表示制御部150及び操作部170と連動し、情報提供サーバ装置30にアクセスしつつ、SNSにログインするためのログインパスワードなど、各種ログインに必要な情報の入力を受け付ける。
次いで、アプリケーション実行部実行部130は、推薦ユーザの取得要求を情報提供サーバ装置30に送信し、情報提供サーバ装置30からのデータ受信を待機する(ステップS103)。
次いで、情報提供サーバ装置30においては、通信制御部310が、推薦ユーザの取得要求を受信すると(ステップS201)、推薦情報特定配信処理部362は、当該取得要求をしたユーザIDを除く他のSNSユーザ(すなわち、対象ユーザ)毎に、親密度の算出処理、感性類似度の算出処理及びアクティブ度の算出処理の各処理を実行する(ステップS202、203及び204)。
次いで、推薦情報特定配信処理部362は、親密度の算出、感性類似度の算出及びアクティブ度の算出の各算出結果に基づいて、各対象ユーザのスコアを算出し(ステップS205)、推薦ユーザを特定する(ステップS206)。
次いで、推薦情報特定配信処理部362は、特定した推薦ユーザに関する情報を推薦情報として該当する通信端末装置10に配信して(ステップS207)本動作を終了させる。
次いで、通信端末装置10においては、ネットワーク通信部110が推薦情報を受信すると(ステップS104)、アプリケーション実行部130は、表示制御部150と連動し、当該受信した推薦情報を表示部140に表示させて(ステップS105)、本動作を終了させる。
以上のように、本実施形態の通信システム1においては、投稿情報に対するコメント情報の数値的な要素に基づいて、取得要求ユーザに、当該取得要求ユーザと高い親密度を有する他のユーザ又は感性が類似する他のユーザに関する情報を提供することができるので、各ユーザにおいて、ネットワークを用いたコミュニケーションを通じて自己の成長を促し、かつ、自己の視野を広げる可能性を有する、共感するユーザ、又は、趣味若しくは嗜好が近いユーザを推薦することができる。
したがって、本実施形態の通信システム1においては、ユーザの積極的、かつ、持続的なコミュニケーションを構築させるとともに、ネットワークサービスの利用価値を高め、かつ、ネットワーク上のユーザ間のコミュニケーションの活性化、及び、仮想空間又は現実空間におけるユーザ間の交流を支援することができる。
また、本実施形態の通信システム1においては、投稿情報に対するコメント情報に基づいて、取得要求ユーザに、親密度が高く、又は、感性が類似し、更にネットワーク上における活動的な他のユーザに関する情報を提供することができるので、共感するユーザ、又は、趣味若しくは嗜好が近いユーザであって、活動的なユーザを推薦し、その情報を提供することできる。
したがって、本実施形態の通信システム1においては、ネットワーク上のユーザ間のコミュニケーションを活性化させつつ、仮想空間又は現実空間におけるユーザ間の交流を支援することができる。
[6]変形例
[6.1]変形例1
上記実施形態においては、情報提供サーバ装置30内に各DBを設け、これらのDBを情報提供サーバ装置30のみにおいて管理及び制御する構成としたが、各DBの管理、制御主体は、各々、別個なコンピュータシステムを用いるようにしてもよい。
[6.1]変形例1
上記実施形態においては、情報提供サーバ装置30内に各DBを設け、これらのDBを情報提供サーバ装置30のみにおいて管理及び制御する構成としたが、各DBの管理、制御主体は、各々、別個なコンピュータシステムを用いるようにしてもよい。
[6.2]変形例2
上記実施形態においては、親密度については、コメント情報数に基づいて算出するようになっているが、感性類似度と同様に、コメント情報が非定型コメントの場合には、コメントの文字数に基づいて、親密度を算出するようしてもよい。
上記実施形態においては、親密度については、コメント情報数に基づいて算出するようになっているが、感性類似度と同様に、コメント情報が非定型コメントの場合には、コメントの文字数に基づいて、親密度を算出するようしてもよい。
例えば、この場合には、推薦情報特性配信処理部362は、予め定められた文字数に到達する毎に一定の値を加算し、非定型コメントの文字数が多いほど、点数が高くなるように算出する。そして、推薦情報特性配信処理部362は、単独で又は上記の実施形態によって親密度を算出された際に用いた値に加算して親密度を算出する。
[6.3]変形例3
上記実施形態においては、親密度WA、感性類似度WB、及び、アクティブ度WCの全てを上記(式10)に代入してスコアWを算出するが、親密度WA、感性類似度WB、及び、アクティブ度WCの全てを用いる必要は無く、何れか1つに基づいてスコアWを算出してもよいし、また、3個の値のうち、2個を用いてスコアWを算出するようにしてもよい。
上記実施形態においては、親密度WA、感性類似度WB、及び、アクティブ度WCの全てを上記(式10)に代入してスコアWを算出するが、親密度WA、感性類似度WB、及び、アクティブ度WCの全てを用いる必要は無く、何れか1つに基づいてスコアWを算出してもよいし、また、3個の値のうち、2個を用いてスコアWを算出するようにしてもよい。
[6.4]変形例4
上記実施形態においては、取得要求のタイミングから一定期間内のコメント情報に基づいて各演算処理を実行しているが、全期間の投稿情報に基づいて各演算処理を実行してもよいし、投稿された日時に応じて重み付けをしつつ各演算を実行してもよい。例えば、コンテンツの取得要求のタイミングから、近い日時に投稿されたコメント情報の重み付けを大きくして、スコアWを算出するようにすればよい。
上記実施形態においては、取得要求のタイミングから一定期間内のコメント情報に基づいて各演算処理を実行しているが、全期間の投稿情報に基づいて各演算処理を実行してもよいし、投稿された日時に応じて重み付けをしつつ各演算を実行してもよい。例えば、コンテンツの取得要求のタイミングから、近い日時に投稿されたコメント情報の重み付けを大きくして、スコアWを算出するようにすればよい。
[6.5]変形例5
上記実施形態においては、決定した推薦ユーザに関する情報を推薦情報として該当する通信端末装置10に直接提供するようになっているが、当該推薦情報を閲覧するためのURLを電子メールや電子掲示板によって提供し、通信端末装置100における取得要求ユーザの操作に基づいて、当該URLを閲覧することによって当該推薦情報を閲覧させるようにしてもよい。
上記実施形態においては、決定した推薦ユーザに関する情報を推薦情報として該当する通信端末装置10に直接提供するようになっているが、当該推薦情報を閲覧するためのURLを電子メールや電子掲示板によって提供し、通信端末装置100における取得要求ユーザの操作に基づいて、当該URLを閲覧することによって当該推薦情報を閲覧させるようにしてもよい。
1 … 通信システム
10 … 通信端末装置
30 … サーバ装置
100 … 記録部
101 … アプリケーション記録部
102 … 管理データ記録部
110 … ネットワーク通信部
130 … アプリケーション記録部
140 … 表示部
150 … 表示制御部
160 … 撮像部
170 … 操作部
180 … 端末管理制御部
310 … 通信制御部
320 … ROM/RAM
330 … タイマ
340 … 記録装置
341 … SNSユーザ管理DB
342 … 投稿情報DB
343 … コンテンツ情報DB
360 … データ処理部
361 … 登録管理部
362 … 推薦情報特定配信処理部362
10 … 通信端末装置
30 … サーバ装置
100 … 記録部
101 … アプリケーション記録部
102 … 管理データ記録部
110 … ネットワーク通信部
130 … アプリケーション記録部
140 … 表示部
150 … 表示制御部
160 … 撮像部
170 … 操作部
180 … 端末管理制御部
310 … 通信制御部
320 … ROM/RAM
330 … タイマ
340 … 記録装置
341 … SNSユーザ管理DB
342 … 投稿情報DB
343 … コンテンツ情報DB
360 … データ処理部
361 … 登録管理部
362 … 推薦情報特定配信処理部362
Claims (9)
- ネットワークを介して接続された通信端末装置に所定の情報を提供するサーバ装置であって、
前記通信端末装置から前記ネットワーク上にコンテンツを閲覧可能に投稿する投稿情報を取得し、当該取得した投稿情報を、当該投稿情報を投稿したユーザを識別するためのユーザ識別情報に対応付けてデータベースに登録する投稿情報登録手段と、
前記通信端末装置から前記投稿情報に対するコメントを示すコメント情報を取得し、当該取得したコメント情報を、当該コメント情報を投稿したユーザのユーザ識別情報に対応付けて前記データベースに登録するコメント情報登録手段と、
前記所定の情報の取得を希望する取得希望ユーザの指示に基づいて、当該取得希望ユーザと異なる他のユーザ毎に、所定の第1条件を有する前記登録されたコメント情報の数値的な要素について所定の演算を実行し、前記取得希望ユーザと前記他のユーザとの親密さの度合いを示す親密度、及び、感性の類似度の少なくともいずれか一方を算出する算出手段と、
前記算出された値が所定の第2条件を有する前記他のユーザを推薦ユーザとして特定する特定手段と、
前記特定された推薦ユーザに関する情報を、前記所定の情報として、該当する前記通信端末装置に配信する配信手段と、
を備えることを特徴とするサーバ装置。 - 請求項1に記載のサーバ装置において、
前記算出手段が、前記親密度及び感性の類似度の少なくともいずれか一方ととともに、前記他のユーザにおける前記ネットワーク上における活動的な指数を示すアクティブ度を算出する、サーバ装置。 - 請求項1又は2に記載のサーバ装置において、
前記算出手段が前記親密度を算出する場合には、
前記所定の第1条件を有する前記登録されたコメント情報の数値的な要素には、
(1)前記取得希望ユーザが前記他のユーザの前記投稿情報に対して投稿したコメント情報の数、及び、
(2)前記他のユーザが前記取得希望ユーザに対して投稿したコメント情報の数、
の少なくともいずれか一の数値が含まれる、サーバ装置。 - 請求項1又は2に記載のサーバ装置において、
前記算出手段が前記感性の類似度を算出する場合には、
前記所定の第1条件を有する前記登録されたコメント情報の数値的な要素には、
(1)前記所得希望ユーザと前記他のユーザとが同一の投稿情報に投稿したコメント情報の数、及び、
(2)前記同一の投稿情報に投稿した前記取得希望ユーザと前記他のユーザのコメント情報の予め定めた要素が一致する割合、
の少なくともいずれか一方が含まれる、サーバ装置。 - 請求項2に記載のサーバ装置において、
前記算出手段によって前記アクティブ度が算出されるために、前記所定の第1条件を有する前記登録されたコメント情報の数値的な要素には、
(1)前記他のユーザの投稿情報の数、
(2)前記他のユーザの前記コメント情報の数、及び、
(3)前記他のユーザの前記コメント情報を投稿した先のユーザであって、前記他のユーザ及び前記取得希望ユーザとは異なるユーザの数
の少なくともいずれか一方が含まれる、サーバ装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のサーバ装置において、
前記コメント情報には、
(1)前記ユーザによって前記通信端末装置の操作部を介して入力される文字列情報、及び、
(2)前記ユーザによって予め定められた評価を表す文字列が選択されることによって入力される評価情報、
の少なくともいずれか一方の情報が含まれる、サーバ装置。 - 請求項6に記載のサーバ装置において、
前記算出手段が、前記コメント情報の数値的な要素として前記種別毎に、前記親密度、及び、感性の類似度の少なくともいずれか一方をそれぞれ算出するとともに、前記算出した値を所定の演算式によって合算することによって、前記親密度、及び、感性の類似度の少なくともいずれか一方を算出する、サーバ装置。 - ネットワークを介して接続された通信端末装置に所定の情報を提供するサーバ装置を、
前記通信端末装置から前記ネットワーク上にコンテンツを閲覧可能に投稿する投稿情報を取得し、当該取得した投稿情報を、当該投稿情報を投稿したユーザを識別するためのユーザ識別情報に対応付けてデータベースに登録する投稿情報登録手段、
前記通信端末装置から前記投稿情報に対するコメントを示すコメント情報を取得し、当該取得したコメント情報を、当該コメント情報を投稿したユーザのユーザ識別情報に対応付けて前記データベースに登録するコメント情報登録手段、
前記所定の情報の取得を希望する取得希望ユーザの指示に基づいて、当該取得希望ユーザと異なる他のユーザ毎に、所定の第1条件を有する前記登録されたコメント情報の数値的な要素について所定の演算を実行し、前記取得希望ユーザと前記他のユーザとの親密さの度合いを示す親密度、及び、感性の類似度の少なくともいずれか一方を算出する算出手段、
前記算出された値が所定の第2条件を有する前記他のユーザを推薦ユーザとして特定する特定手段、及び、
前記特定された推薦ユーザに関する情報を、前記所定の情報として、該当する前記通信端末装置に配信する配信手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 通信端末装置と、
前記通信端末装置とネットワークを介して接続され、所定の情報を提供するサーバ装置と、
を有する通信システムであって、
前記サーバ装置が、
前記通信端末装置から前記ネットワーク上にコンテンツを閲覧可能に投稿する投稿情報を取得し、当該取得した投稿情報を、当該投稿情報を投稿したユーザを識別するためのユーザ識別情報に対応付けてデータベースに登録する投稿情報登録手段と、
前記通信端末装置から前記投稿情報に対するコメントを示すコメント情報を取得し、当該取得したコメント情報を、当該コメント情報を投稿したユーザのユーザ識別情報に対応付けて前記データベースに登録するコメント情報登録手段と、
前記所定の情報の取得を希望する取得希望ユーザの指示に基づいて、当該取得希望ユーザと異なる他のユーザ毎に、所定の第1条件を有する前記登録されたコメント情報の数値的な要素について所定の演算を実行し、前記取得希望ユーザと前記他のユーザとの親密さの度合いを示す親密度、及び、感性の類似度の少なくともいずれか一方を算出する算出手段と、
前記算出された値が所定の第2条件を有する前記他のユーザを推薦ユーザとして特定する特定手段と、
前記特定された推薦ユーザに関する情報を、前記所定の情報として、該当する前記通信端末装置に配信する配信手段と、
を備えることを特徴とする通信システム。
Priority Applications (1)
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JP2013028243A JP2014157502A (ja) | 2013-02-15 | 2013-02-15 | サーバ装置、プログラム及び通信システム |
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- 2013-02-15 JP JP2013028243A patent/JP2014157502A/ja active Pending
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