JP5903915B2 - サーバ装置、プログラム及び通信システム - Google Patents

サーバ装置、プログラム及び通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP5903915B2
JP5903915B2 JP2012023865A JP2012023865A JP5903915B2 JP 5903915 B2 JP5903915 B2 JP 5903915B2 JP 2012023865 A JP2012023865 A JP 2012023865A JP 2012023865 A JP2012023865 A JP 2012023865A JP 5903915 B2 JP5903915 B2 JP 5903915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
event
user
keyword
importance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012023865A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013161329A (ja
Inventor
宣幸 小林
宣幸 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2012023865A priority Critical patent/JP5903915B2/ja
Publication of JP2013161329A publication Critical patent/JP2013161329A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5903915B2 publication Critical patent/JP5903915B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Description

本発明は、インターネット上に構築された、仮想空間において人物間の交流を支援するサービスを提供するサーバ装置、プログラム、及び、通信システムに関する。
近年、WWW(World Wide Web)などのネットワーク技術の発展及びスマートフォンなどに代表される携帯型情報通信端末装置の進歩に伴い、仮想空間上におけるコミュニケーションツールとしてソーシャルネットワーキングサービス(以下、「SNS」と略称する。)や電子掲示板に代表されるインターネットコミュニティが普及し、利用者(以下、「ユーザ」という。)の数も年々増加している。
例えば、SNSは、WWWなどのネットワーク上の仮想空間において、ユーザが自身の経歴及び顔写真の他に、お気に入りの写真、趣味嗜好、日記、勤務先、職業、居住地等の各情報(以下、「ユーザ情報」という。)、を公開すること、公開した情報を他人と共有すること、及び、公開した情報に基づいて友人を募り、交流を深めるツールとして用いることができるようになっている。また、最近では、SNSは、動画像、静止画像、音楽またはゲームなど各種のデータ及びニュースその他の情報の共有をも手軽に行えるように構成されている。
一方、このSNSにおいては、数人〜数百人程度のユーザがグループ(「コミュニティ」とも呼ばれる。以下においては「グループ」と統一する。)を作成し、当該グループ固有の掲示板をSNS内に作成して情報交換、及び、データ共有もできるようになっている。
また、最近では、ユーザがネットワーク上のグループ(以下、単に、「グループ」ともいう。)を作成する際に、位置情報と、時間情報を用いるシステムも提案されている(例えば、特許文献1)。
上記特許文献1に記載のシステムにおいては、位置情報により各ユーザの現在位置を特定し、現実空間上にて周辺のエリア(すなわち、所定距離範囲内)に存在する他のユーザとネットワーク上のグループを作成できるようになっている。このとき、当該システムにおいては、グループへの参加申し込み可能期間を事前に設定しておいて、当該期間内に上記エリア内に存在していたユーザ間にてネットワーク上のグループを作成できる構成となっている。
このような構成により、上記特許文献1に記載のシステムは、周辺に存在する、ユーザ間にて、ネットワーク上のグループを容易に作成できるようになっている。また、特許文献1に記載のシステムにあっては、SNSだけでなく、例えば、Push−To−Talkのようなリアルタイム通信におけるネットワーク上のグループ作成に手法についても言及している。
特開2009−135869号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたシステムにあっては、現実空間上の友人・知人において作成したネットワーク上のグループ内で情報共有するという機能は実現できるものの、例えば、現実空間で知人・友人が集合して形成される懇親会、会合、交流会、会議、集会その他のイベント(以下、これらを単に「イベント」という。)における話題を提供するなど、現実空間のイベントにおけるコミュニケーションを円滑化させ、または、活性化させる手法として、ネットワーク上のグループを利用することは、難しい。
特に、上記特許文献1に開示されたシステムにあっては、ネットワーク上のグループ毎に提供される情報量も多くなり、各ユーザにおいては取捨選択など煩雑となるとともに、当該取捨選択の作業負担も過大になるので、現実空間において開催されるイベントに利用させること自体も難しい。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、各ユーザの煩雑さを解消し、かつ、その負担を軽減させつつ、現実空間におけるイベントの話題を提供し、当該イベントにおけるコミュニケーションの円滑化、または、活性化を促すことによって、当該イベントにおけるユーザ間の交流を支援することが可能なサーバ装置等を提供することにある。
(1)上述した課題を解決するため、本発明のサーバ装置は、ネットワークを介して接続された通信端末装置に所定の情報を提供するサーバ装置であって、前記通信端末装置から少なくとも当該通信端末装置のユーザを一意に識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザが作成した文字列を少なくとも含み、前記ネットワーク上に閲覧可能に投稿する投稿情報と、を取得する投稿情報取得手段と、一人以上のユーザが参加する現実空間にて形成されるイベントに基づいて、一人以上のユーザに対応する前記ユーザ識別情報を少なくとも含む前記イベントの情報をイベント情報として取得するイベント情報取得手段と、前記取得されたイベント情報及び投稿情報のデータベースへの登録を制御する制御手段と、前記通信端末装置を介して前記所定の情報の取得を希望する取得希望ユーザからの指示に従い、当該ユーザが属するイベントに参加するユーザに対応する投稿情報から所定の第1条件を満たすキーワードを抽出するキーワード抽出手段と、前記投稿情報または前記イベント情報の少なくとも何れか一方に基づいて、抽出されたキーワード毎に、当該キーワードの重要度を示す重要度情報を算出する重要度算出手段と、前記算出された前記重要度情報に基づいて、前記抽出されたキーワードの中から所定の第2条件を満たすキーワードを特定するキーワード特定手段と、前記特定されたキーワードを示すキーワード情報を、前記所定の情報として、該当する通信端末装置に対してユーザに通知可能に配信する配信手段と、を具備する、構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、取得希望ユーザからの指示に従い、当該ユーザが属するイベントに参加するユーザに対応する投稿情報から所定の第1条件を満たすキーワードを抽出することができるとともに、投稿情報またはイベント情報の少なくとも何れか一方に基づいて、抽出されたキーワード毎に、当該キーワードの重要度を示す重要度情報を算出することができる。また、本発明のサーバ装置は、算出された重要度情報に基づいて、抽出されたキーワードの中から所定の第2条件を満たすキーワードを特定するとともに、特定されたキーワードを示すキーワード情報を、該当する通信端末装置に対してユーザに通知可能に配信することができる。
したがって、本発明のサーバ装置は、該当するイベントに参加する各ユーザに、投稿情報から抽出されたキーワードを共有させ、当該キーワードを現実空間においてユーザ同士が交流する際のトピックとして提供することができる。
この結果、本発明のサーバ装置は、各ユーザの煩雑さを解消し、かつ、その負担を軽減させつつ、現実空間におけるイベントの話題を提供し、ユーザ間のコミュニケーションを円滑化、または、活性化させ、ユーザ間の交流を支援することができる。
(2)また、本発明のサーバ装置は、前記重要度算出手段が、前記キーワード抽出手段によって前記投稿情報から抽出されたキーワードの所定期間における出現頻度に基づいて前記重要度情報を算出する、構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、例えば、現実空間においてユーザ同士が交流しなかった期間からキーワードを抽出するなど、作成されたイベントのメンバーに応じてキーワードの抽出候補期間を変化させることができるので、現実空間においてユーザ同士が交流する際により適したトピックを提供することができる。
(3)また、本発明のサーバ装置は、前記キーワード抽出手段が、前記取得希望ユーザが属するイベントとして特定されたユーザの集合Aと、特定された集合Aの以前に前記イベントとして特定されたユーザの集合Bと、が(式1)となる条件を満たす場合に、前記集合Bのイベントが作成されたタイミングから、前記集合Aのイベントが作成されたタイミングまでの期間中に投稿された前記投稿情報に基づいて前記キーワードを抽出する、構成を有している。
Figure 0005903915
この構成により、本発明のサーバ装置は、例えば、現実空間においてユーザ同士が交流しなかった期間におけるキーワードを抽出することができるので、現実空間においてユーザ同士が交流する際により適したトピックを提供することができる。
(4)また、本発明のサーバ装置は、前記キーワード抽出手段が、前記取得希望ユーザが属するイベントとして特定されたユーザの集合Aと、特定された集合Aの以前に前記イベントとして特定されたユーザの集合Bと、が(式2)または(式3)の何れかの条件を満たしている場合に、所定期間の投稿に対応する投稿情報に基づいて、前記キーワードを抽出する、構成を有している。なお、「α」は、一以上のユーザを示す。
Figure 0005903915
Figure 0005903915
この構成により、本発明のサーバ装置は、イベント内に新規のメンバーが存在する場合には、過去のイベント作成状況とは無関係に所定期間内に投稿された投稿情報に基づいてキーワードを抽出することができるので、現実空間においてユーザ同士が交流する際により適したトピックを提供することができる。
(5)また、本発明のサーバ装置は、前記イベント情報には開催された位置情報と参加したユーザ識別情報とが含まれており、前記重要度算出手段が、前記位置情報に基づいて、該当するイベントに所属する各ユーザの現実空間における移動に関する情報を、活動度情報として、算出するとともに、当該算出した活動度情報に基づいて前記重要度情報を算出する、構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、例えば、各イベントに所属するユーザのうち、活動的なユーザ(すなわち、様々な場所に訪れ、様々な人々と交流している可能性が高いユーザ)の重要度を高め、当該ユーザの投稿情報に含まれるキーワードを該当するイベントに所属する各ユーザに共有させ、現実空間におけるユーザ間のコミュニケーションをより円滑化させ、または、より活性化させることが可能なトピックスを当該イベントに提供することができる。
(6)また、本発明のサーバ装置は、前記重要度算出手段が、該当するユーザ毎に、一のイベントが開催された位置情報と、同一のユーザにおける当該一の位置情報とは異なる他のイベントが開催された位置情報と、に基づいて、当該ユーザの現実空間の移動距離を前記活動度情報として算出し、当該算出した移動距離に基づいて前記重要度情報を算出する、構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、各ユーザが現実空間上において移動した距離に基づいてユーザの活動度を算出することができるので、現実空間においてユーザ同士が交流する際により適したトピックを提供することができる。
(7)また、本発明のサーバ装置は、前記重要度算出手段が、前記イベント情報に含まれるユーザ数に基づいて前記重要度情報を算出する、構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、ユーザ数が多いイベントに属しているユーザの活動は活発であると想定されるので、例えば、ユーザ数が多いイベントに属するユーザのキーワードにおいては重要度が高くなるなど、ユーザ数に基づいて各ユーザの活動度を算出することができる。
したがって、本発明のサーバ装置は、現実空間においてユーザ同士が交流する際により適したトピックを提供することができる。
(8)また、本発明のサーバ装置は、前記重要度情報算出手段が、前記イベント情報に含まれる各ユーザの前記イベントへの参加回数に基づいて前記重要度情報を算出する、構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、イベントへの参加回数が多いユーザの活動は活発であると想定されるので、例えば、当該参加回数が多いユーザのキーワードにおいては重要度が高くなるなど、ユーザ数に基づいて各ユーザの活動度を算出することができる。
したがって、本発明のサーバ装置は、現実空間においてユーザ同士が交流する際により適したトピックを提供することができる。
(9)また、本発明のサーバ装置は、前記キーワード特定手段が、前記算出した重要度情報に基づいて、重要度の高い順に順位付けを行いつつ、前記第2条件を具備するキーワードを特定し、前記配信手段が、前記通信端末装置に対して、前記付与された順位がユーザに認知可能な状態にて、前記特定されたキーワード情報を配信する、構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、ユーザに対して、重要度の高い順番にて注目トピックを提示することができるので、現実空間においてユーザ同士が交流する際により適したトピックを提供することができる。
(10)また、本発明のサーバ装置は、前記重要度算出手段が、前記投稿情報の取得日時に応じて、前記重要度情報に異なる係数を乗算する、構成を有している。
この構成により、本発明のサーバ装置は、例えば、古い投稿情報よりも直近に投稿された投稿情報の重要度を高くするなど、最近のユーザの関心事を優先させることができるので、現実空間においてユーザ同士が交流する際により適したトピックを提供することができる。
(11)また、本発明のプログラムは、 ネットワークを介して接続された通信端末装置に所定の情報を提供するサーバ装置用コンピュータシステムを、前記通信端末装置から少なくとも当該通信端末装置のユーザを一意に識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザが作成した文字列を少なくとも含み、前記ネットワーク上に閲覧可能に投稿する投稿情報と、を取得する投稿情報取得手段、一人以上のユーザが参加する現実空間にて形成されるイベントに基づいて、一人以上のユーザに対応する前記ユーザ識別情報を少なくとも含む前記イベントの情報をイベント情報として取得するイベント情報取得手段、前記取得されたイベント情報及び投稿情報のデータベースへの登録を制御する制御手段と、前記通信端末装置を介して前記所定の情報の取得を希望する取得希望ユーザからの指示に従い、当該ユーザが属するイベントに参加するユーザに対応する投稿情報から所定の第1条件を満たすキーワードを抽出するキーワード抽出手段、前記投稿情報または前記イベント情報の少なくとも何れか一方に基づいて、抽出されたキーワード毎に、当該キーワードの重要度を示す重要度情報を算出する重要度算出手段と、前記算出された前記重要度情報に基づいて、前記抽出されたキーワードの中から所定の第2条件を満たすキーワードを特定するキーワード特定手段、及び、前記特定されたキーワードを示すキーワード情報を、前記所定の情報として、該当する通信端末装置に対してユーザに通知可能に配信する配信手段、として機能させることを特徴とする、構成を有している。
この構成により、本発明のプログラムは、取得希望ユーザからの指示に従い、当該ユーザが属するイベントに参加するユーザに対応する投稿情報から所定の第1条件を満たすキーワードを抽出することができるとともに、投稿情報またはイベント情報の少なくとも何れか一方に基づいて、抽出されたキーワード毎に、当該キーワードの重要度を示す重要度情報を算出することができる。また、本発明のサーバ装置は、算出された重要度情報に基づいて、抽出されたキーワードの中から所定の第2条件を満たすキーワードを特定するとともに、特定されたキーワードを示すキーワード情報を、該当する通信端末装置に対してユーザに通知可能に配信することができる。
したがって、本発明のプログラムは、該当するイベントに参加する各ユーザに、投稿情報から抽出されたキーワードを共有させ、当該キーワードを現実空間においてユーザ同士が交流する際のトピックとして提供することができる。
この結果、本発明のプログラムは、各ユーザの煩雑さを解消し、かつ、その負担を軽減させつつ、現実空間におけるイベントの話題を提供し、ユーザ間のコミュニケーションを円滑化、または、活性化させ、ユーザ間の交流を支援することができる。
(12)また、本発明の通信システムは、ネットワークと、前記ネットワークに接続されたサーバ装置と、前記ネットワークを介して前記サーバ装置と通信を行う複数の通信端末装置と、を有し、前記サーバ装置は、前記通信端末装置から少なくとも当該通信端末装置のユーザを一意に識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザが作成した文字列を少なくとも含み、前記ネットワーク上に閲覧可能に投稿する投稿情報と、を取得する投稿情報取得手段と、一人以上のユーザが参加する現実空間にて形成されるイベントに基づいて、一人以上のユーザに対応する前記ユーザ識別情報を少なくとも含む前記イベントの情報をイベント情報として取得するイベント情報取得手段と、前記取得されたイベント情報及び投稿情報のデータベースへの登録を制御する制御手段と、前記通信端末装置を介して前記所定の情報の取得を希望する取得希望ユーザからの指示に従い、当該ユーザが属するイベントに参加するユーザに対応する投稿情報から所定の第1条件を満たすキーワードを抽出するキーワード抽出手段と、前記投稿情報または前記イベント情報の少なくとも何れか一方に基づいて、抽出されたキーワード毎に、当該キーワードの重要度を示す重要度情報を算出する重要度算出手段と、前記算出された前記重要度情報に基づいて、前記抽出されたキーワードの中から所定の第2条件を満たすキーワードを特定するキーワード特定手段と、前記特定されたキーワードを示すキーワード情報を、前記所定の情報として、該当する通信端末装置に対してユーザに通知可能に配信する配信手段と、を具備する構成を有している。
この構成により、本発明の通信システムは、取得希望ユーザからの指示に従い、当該ユーザが属するイベントに参加するユーザに対応する投稿情報から所定の第1条件を満たすキーワードを抽出することができるとともに、投稿情報またはイベント情報の少なくとも何れか一方に基づいて、抽出されたキーワード毎に、当該キーワードの重要度を示す重要度情報を算出することができる。また、本発明のサーバ装置は、算出された重要度情報に基づいて、抽出されたキーワードの中から所定の第2条件を満たすキーワードを特定するとともに、特定されたキーワードを示すキーワード情報を、該当する通信端末装置に対してユーザに通知可能に配信することができる。
したがって、本発明の通信システムは、該当するイベントに参加する各ユーザに、投稿情報から抽出されたキーワードを共有させ、当該キーワードを現実空間においてユーザ同士が交流する際のトピックとして提供することができる。
この結果、本発明の通信システムは、各ユーザの煩雑さを解消し、かつ、その負担を軽減させつつ、現実空間におけるイベントの話題を提供し、ユーザ間のコミュニケーションを円滑化、または、活性化させ、ユーザ間の交流を支援することができる。
本発明のサーバ装置、及び、プログラム、通信システムは、各ユーザの煩雑さを解消し、かつ、その負担を軽減させつつ、現実空間におけるイベントの話題を提供し、ユーザ間のコミュニケーションを円滑化、または、活性化させ、当該イベント内におけるユーザ間の交流を支援することができる。
本発明の一実施形態における通信システムの構成を示すシステム構成図である。 一実施形態における通信システムの動作概要を示す概念図である。 一実施形態における通信端末装置の構成を示すブロック図である。 一実施形態における情報提供サーバ装置の構成を示すブロック図である。 一実施形態における情報提供サーバ装置内のSNSユーザ管理データベースに記録されるデータの一例を示す図である。 一実施形態における情報提供サーバ装置内のイベント管理データベースに記録されるデータの一例を示す図である。 一実施形態における情報提供サーバ装置内の投稿情報データベースに記録されるデータの一例を示す図である。 一実施形態における情報提供サーバ装置内のトピックデータベースに記録されるデータの一例を示す図である。 一実施形態における情報提供サーバ装置内の辞書データベースに記録されるデータの一例を示す図である。 一実施形態における情報提供サーバ装置内の期間算出部が実行する期間特定処理を示す概念図である。 一実施形態の通信システムにおいて、サーバ装置の話題度情報取得部が実行する、トピック情報抽出処理、及び、話題度情報算出処理を概念的に示すイメージ図である。 一実施形態の通信システムにおいて実行されるイベント作成処理を示すフローチャートである。 一実施形態の通信システムにおいて実行される注目トピック情報の抽出処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、通信端末装置と、当該通信端末装置とネットワークを介して接続される情報提供サーバ装置と、SNSサーバ装置と、を有する通信システムに対し、本発明に係る、サーバ装置、プログラム及び通信システムを適用した場合の実施形態である。
[1]通信システムの構成及び概要
まず、図1及び図2の各図を用いて本実施形態における通信システム1の構成及び概要について説明する。
なお、図1は、本実施形態における通信システム1の構成を示すシステム構成図であり、図2は、本実施形態における通信システム1の動作概要を示す概念図である。また、図が煩雑になることを防止するために、図1及び図2においては、一部のユーザのみを示している。すなわち、実際の通信システム1においては、表示するよりも多数のユーザ、イベントET、及び、通信端末装置が存在している。さらに、図1及び図2は、現実空間RSを概念的に示しており、現実空間RSにおいてイベントETに各ユーザが集まっている状況を概念的に示している。
本実施形態の通信システム1は、ユーザが、現実空間RSにおいて、例えば、同窓会または会合などのイベントが開催されている場合に、自身の所属するイベントET内におけるコミュニケーション(例えば会話)の話題を提供することができるようになっており、現実空間におけるイベントET内のコミュニケーションの円滑化、または、活性化を促し、当該イベントET内におけるユーザ間の交流を支援するためのものである。
一般的に、上記のような現実空間RSで開催されるイベントET内においては、様々なコミュニケーションが行われる。そして、このようなイベントET内におけるコミュニケーションを支援するためには、当該イベントETに所属する各ユーザの関心事となりうる注目トピック(すなわち、話題の中心となる可能性の高いキーワード)を提供することが望ましい。
そこで、本実施形態の通信システム1は、各ユーザがSNSなどのインターネット上に閲覧可能に投稿した投稿情報(例えば、ユーザの活動内容、その日記、ニュースその他の感想、または、それらのレポートなど文字列を少なくとも含む情報)及びイベントETの情報(会合に参加するユーザ、参加人数または参加回数など含む)に基づいて各ユーザの関心事を特定し、当該特定された関心事を示すキーワードを、注目トピック情報として、当該イベントETに所属する各ユーザの所持する通信端末装置10に表示可能に配信するようになっている。
なお、本実施形態においては、各ユーザに提供される情報提供サービスは、SNSなどのネットワークサービスと独立して提供されるが、当該SNSから各ユーザの投稿情報を取得して実行されるようになっている。ただし、当該情報提供サービスは、SNSサービスの一部として提供されていてもよい。
本実施形態の通信システム1は、上記機能を実現するため、図1に示すように、各ユーザによってそれぞれ所持される複数の通信端末装置10と、ネットワーク20と、注目トピック情報を提供する情報提供サーバ装置30と、GPS(Global Positioning System)衛星40と、SNSサーバ装置50と、ネットワーク20に接続された基地局BSと、を有している。
なお、ネットワーク20は、例えば、携帯電話網を含む公衆電話網と、IP(Internet Protocol)ネットワークが相互接続されて構成される。ただし、当該ネットワーク20の構成は、これに限られない。
通信端末装置10は、例えば、携帯型音楽プレーヤー、携帯型ゲーム機、タブレット型情報端末装置、スマートフォン、または、携帯用電話機等のユーザによって携帯可能な通信端末装置である。
また、この通信端末装置10は、XML(eXtensible Markup Language)等のマークアップ言語によって記述されているWWWシステム用のリソースデータと、当該リソースデータのネットワークアドレスを示す固有のURL(Uniform Resource Locator)とを用いつつ、情報提供サーバ装置30またはSNSサーバ装置50とのデータ通信を行うブラウジング機能を有している。
そして、通信端末装置10は、当該ブラウジング機能を用いて、情報提供サーバ装置30またはSNSサーバ装置50から受信したXMLデータに基づいて当該データに対応するコンテンツを表示し、情報提供サーバ装置30から注目トピック情報の提供を受けることができるようになっている。
また、通信端末装置10は、掲示情報またはコメントの閲覧、投稿情報の投稿など、SNSサーバ装置50からSNSの各種のサービス提供を受けるための各種の処理を実行するようになっている。
さらに、通信端末装置10は、例えば、図2に示すようにユーザの操作に基づいて、基地局BSを介して情報提供サーバ装置30にアクセスしつつ、情報提供サーバ装置30と連携してユーザが自身の近辺に存在する他のユーザと、イベントETを作成する処理(以下、「イベント作成処理」という。)を実行するように構成されている。
特に、通信端末装置10は、このイベント作成処理を実行する場合には、ユーザの入力操作に従い、少なくとも、該当するイベントのイベント名と、当該イベントに参加しているユーザの性別、年齢層、嗜好などの情報を含むイベント属性情報(例えば、イベント名「旅行に行こうの会」30代、女性、旅行などの情報)と、イベントの開催位置を示す開催位置情報と、を情報提供サーバ装置30に登録することができるようになっている。
特に、通信端末装置10は、例えば、イベント名等をユーザに、選択、または、入力させるための画面を表示し、ユーザの入力操作に応じて、当該入力された内容に対応するイベント属性情報を生成するとともに、GPS機能を用いて自機の現在位置を開催位置情報として取得し、イベント属性情報及び開催位置情報を情報提供サーバ装置30に登録するようになっている。
なお、各イベントETを一意に特定するためのイベントIDは、このイベント情報と対応付けてイベント作成処理時に情報提供サーバ装置30によって割り当てられるとともに、イベント情報と対応付けた状態において、通信端末装置10、及び、情報提供サーバ装置30に登録(記録)されるようになっている。
また、通信端末装置10は、SNSサーバ装置50と連動しつつ、投稿情報を、自機のユーザのユーザIDとともにSNSサーバ装置50にアップロード(投稿)する機能を有している。
そして、通信端末装置10は、既に投稿してある投稿情報に基づいて情報提供サーバ装置30によって生成された注目トピック情報を、ユーザに対して閲覧可能に表示し、イベントET内におけるコミュニケーションのきっかけを提供するとともに、イベントET内におけるコミュニケーションの円滑化、または、活性化を促し、ユーザ間の交流を支援するようになっている。
情報提供サーバ装置30は、後述する各種のデータベースを有し、ユーザIDとともに該当するユーザが作成した投稿情報をSNSサーバ装置50から取得するとともに、通信端末装置10と連動してイベント作成処理を実行することによって、一以上のユーザが属するイベント情報を作成して当該データベースに登録するようになっている。特に、情報提供サーバ装置30は、所定のタイミング毎に、ユーザID毎にSNSサーバ装置50に記憶された投稿情報を取得し、当該投稿情報をユーザID毎にデータベースに登録しておくようになっている。
また、情報提供サーバ装置30は、ユーザからの指示に従い、所定のタイミング(例えば、イベント作成処理時)に、当該ユーザが属するイベントのユーザに対応する投稿情報から所定の第1条件を満たすキーワードを抽出するとともに、投稿情報またはイベント情報の少なくとも何れか一方に基づいて、抽出されたキーワード毎に、当該キーワードの重要度を示す重要度情報を算出するようになっている。
そして、情報提供サーバ装置30は、算出した重要度情報に基づいて、抽出されたキーワードの中から所定の第2条件を満たすキーワードを特定するとともに、特定したキーワードを示すキーワード情報を、該当する通信端末装置に対してユーザに通知可能に配信するようになっている。
具体的には、情報提供サーバ装置30は、所定のタイミング(例えば、イベント作成処理時)に、データベースに記憶された投稿情報から特徴的なトピック(すなわち、キーワード)をトピック情報として抽出する処理(以下、「トピック抽出処理」という。)を実行し、抽出したトピック情報をデータベース(以下、「DB」という。)に登録(記録)するように構成されている。
特に、情報提供サーバ装置30は、第1条件を満たすキーワード(すなわち、トピック)として、注目トピック情報の選出対象となる投稿情報の投稿期間を特定する処理(以下、「期間特定処理」という。)を実行し、当該特定された期間中に投稿された投稿情報からキーワードを抽出するトピック情報抽出処理を実行するようになっている。
また、情報提供サーバ装置30は、キーワードの重要度として、当該特定された期間中における各ユーザの活動度(すなわち、現実空間RS上における行動の活発性)を示すアクティブ度情報を算出する処理(以下、「アクティブ度情報算出処理」という。)、及び、各ユーザの投稿情報に含まれる各トピックの出現頻度を示す話題度情報を算出する処理(以下、「話題度算出処理」という。)を実行するようになっている。
そして、情報提供サーバ装置30は、重要度として算出したアクティブ度情報、及び、話題度情報に基づいて、抽出したキーワードの中から第2条件を満たすキーワードを、イベントETの所属ユーザに推薦すべき注目トピック情報(すなわち、当該イベントETのユーザによる注目度の高い注目トピック情報)として特定するようになっている。
このアクティブ度情報は、各ユーザが参加するイベントETと前回のイベントETとにおける現実空間RS上の移動距離、及び、イベントの情報(参加人数または、イベント作成回数など)に基づいて決定される。すなわち、情報提供サーバ装置30は、投稿情報に含まれる各ユーザの位置情報に基づいて、該当するイベントに所属する各ユーザの現実空間における移動に関する情報を活動度情報として算出し、当該算出した活動度情報に基づいて前記重要度情報を算出することも可能になっている。
そして、情報提供サーバ装置30は、上記の手法により特定した注目トピック情報を、各イベントETに所属するユーザの通信端末装置10に配信するようになっている。
SNSサーバ装置50は、インターネット上に構築された複数のユーザ間における交流を図るための制御装置であって、種々のネットワークサービスを提供するサーバ装置である。
また、SNSサーバ装置50は、例えば、API(アプリケーションプログラミングインタフェース)または所与のプラットフォーム等によって通信端末装置10とデータの送受信を実行し、通信端末装置10を介してそのサービスユーザに提供するようになっている。
特に、SNSサーバ装置50は、SNS上で提供される各種のデータの登録、提供及びその管理を行う。例えば、SNSサーバ装置50は、
(1)通信端末装置10を介してSNSにログインする際のSNS会員判定、
(2)公開されるユーザの経歴、写真、趣味嗜好、勤務先、職業、居住地等の各情報(以下、「ユーザ情報」という。)と、各ユーザの日記その他のコミュニティに閲覧可能に投稿された文字列または画像と、を含むユーザの公開すべき情報が登録されるWebページデータの管理、
(3)SNS上において友人・知人になるフレンド登録または特定のサービスユーザのフォローワーになるフォローワー登録のサービスユーザ同士の対応付け及びそれらの管理、
に関する各処理を実行する。
なお、SNSに関する上記の機能及び通信端末装置10とのデータの送受信については、従来のSNSと何ら変わらないので、本実施形態においては、その説明を省略する。
このような構成を有することによって、本実施形態においては、該当するイベントに所属する各ユーザに、投稿情報から抽出されたキーワードを共有させ、当該キーワードを現実空間においてユーザ同士が交流する際のトピックとして提供することができる。ので、ユーザ間のコミュニケーションを円滑化、または、活性化させ、当該イベント内におけるユーザ間の交流を支援することができるようになっている。
[2]通信端末装置の構成
次に、図3を用いて本実施形態の各通信端末装置10の構成について説明する。なお、図3は、本実施形態の通信端末装置10の構成を示す構成図である。
本実施形態の通信端末装置10は、図3に示すように、記録部100と、ネットワーク通信部110と、現在位置検出部120と、投稿情報生成部130と、表示部140と、表示制御部150と、操作部160と、端末管理制御部170と、を有している。なお、上記の各部は、バスBによって相互に接続され、各構成要素間におけるデータの転送が実行される。
記録部100は、例えば、ハードディスクドライブ(以下、「HDD」と略す。)、または、NAND型、NOR型等の不揮発性フラッシュメモリによって構成される。また、記録部100は、ネットワーク通信部110、及び、端末管理制御部170のワークエリアとしてRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory )も含まれる。
また、記録部100は、アプリケーション記録部101と、管理データ記録部102と、を少なくとも含む。
アプリケーション記録部101には、現在位置検出部120、投稿情報生成部130、及び、端末管理制御部170によって実行される様々なアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」という。)が記録されている他に、上記ブラウジング機能を実現するためのプログラム(「ブラウザ」ともいう。)も記録されている。
管理データ記録部102は、SNSサーバ装置50と連動して、当該通信端末装置10のユーザがSNSのサービス提供を受ける際に必要となる各種の管理データ(以下、単に「SNS管理データ」という。)が記録される。
なお、管理データ記録部102には、SNS管理データとして、例えば、各ユーザにおけるSNSのサイトに対応するURLと、当該ユーザが利用している電子メールのメールアドレスと、当該ユーザのアカウント及びユーザ自体をSNS内において一意に特定するためのユーザIDと、ログイン用のパスワード(すなわち、ログインパスワード)と、が記録されてもよい。ただし、これらの情報が記録されずに、SNSへのログイン時に、操作部160を介して入力されてもよい。
また、管理データ記録部102には、注目トピック情報を取得する情報提供サービスの提供を受ける際に必要となる各種の管理データ(以下、「サービス管理データ」という。)が記録される。ただし、本実施形態においては、ユーザIDについては、SNSのIDと同一のものを使用するようになっている。そして、管理データ記憶部102には、情報提供サービスの提供を受ける際に実行するイベント作成処理に際して、生成されたイベント属性情報、及び、イベントIDが記録される。
ネットワーク通信部110は、基地局BSの準拠する通信規格により、基地局BSと無線通信チャネルを構築し、ネットワーク20を経由して、情報提供サーバ装置30またはSNSサーバ装置50と、各種データの授受を行う。
なお、基地局BSの準拠する通信規格はネットワーク20の構成により変化する。例えば、ネットワーク20が携帯電話網を含む場合には、3GPP(3rd Generation Pertnership Project)、または、3GPP2、または、LTE(Long Term Evolution)などの通信規格に準拠することになる。また、IEEE802.11系の各種ワイヤレスLAN(Wireless local area network)ネットワークを携帯電話網や固定電話網に接続する構成を採用する場合には、対応する通信規格に準拠することになる。
現在位置検出部120は、所定のタイミング毎に通信端末装置10の現在位置を検出しつつ、当該現在位置示す位置情報を生成する。
例えば、現在位置検出部120は、所定のタイミングにおいて、図1に示すGPS(Global Positioning System)衛星40の位置を認識しつつ、当該GPS衛星40から送信された衛星信号(GPS信号)を受信する。そして、現在位置検出部120は、当該受信したGPS信号に基づいて自機の現在位置の座標値(例えば、緯度及び経度)を算出し、当該座標値を現在の位置情報として端末管理制御部170に供給する。
なお、通信端末装置10のネットワーク通信部110が、携帯電話機能を実現する構成、または、IEEE802.11系の各種ワイヤレスLAN(Wireless local area network)の通信プロトコルに従って、無線通信を行う機能を実現する構成を有している場合には、現在位置検出部120は、これらの無線システム等において用いられる、三点測量法、すなわち、基地局BSから受信した電波信号の方角と電波強度に基づいて自機の現在位置を検出してもよい。
投稿情報取得部130は、端末管理制御部170の制御の下、操作部160に対する入力操作に基づいて少なくとも文字列を含む投稿情報を生成し、当該端末管理制御部170を介して、当該生成された投稿情報を、自機のユーザに対応するユーザIDと対応付けてSNSサーバ装置50に投稿(アップロード)するようになっている。
なお、投稿情報は、文字列以外に、画像データなどを含むものであってもよく、画像データを投稿情報に含ませる場合には、この投稿情報生成部130にカメラモジュールを内蔵するようにすればよい。
表示部140は、例えば、液晶素子または有機EL(Electro Luminescence)素子のパネルによって構成され、表示制御部150において生成された表示データに基づいて所定の画像を表示する。
表示制御部150は、表示部140に表示させるために必要な表示データを生成するようになっており、生成された表示データを当該表示部140に出力する。
操作部160は、各種の確認ボタン、各操作指令を入力する操作ボタン、テンキーなどの多数のキー及びタッチパネルにより構成され、各操作を行う際に用いられるようになっている。なお、この操作部160としてユーザの身体から取得した電気信号に基づいて種々の操作を行うBMI(brain−machine−interface)を用いることも可能である。
端末管理制御部170は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成されるとともに、キー入力ポート、表示制御ポート等の各種入出力ポートを含み、記録部100に記録された各種のアプリケーションを実行することにより、通信端末装置10の全般的な機能を総括的に制御し、アプリケーション記憶部101に記憶された各種アプリに基づいて、各処理を実現する。例えば、端末管理制御部170は、ブラウザを実行し、通信端末装置10の各部と連動しつつ、情報提供サーバ装置30またはSNSサーバ装置50に通信接続し、各種のデータの送受信を行う。
特に、端末管理制御部170は、SNSサーバ装置50に対して、SNSへのログインを行うとともに、ログイン状態を維持しつつ、投稿情報の投稿に関する各種のデータを送受信する。
具体的には、端末管理制御部170は、操作部160に対するユーザの入力操作を認識すると、管理データ記録部103からSNS管理データを読み出して、SNSへのログインを行う。また、端末管理制御部170は、投稿情報取得部130によって取得された投稿情報を所定のタイミングにて、ネットワーク通信部110を介して情報提供サーバ装置30にアップロードする処理を実行する。
また、端末管理制御部170は、情報提供サーバ装置30とは、上記イベント作成処理を実行するとともに、注目トピック情報の配信を受ける際に当該注目トピック情報も含めて各種のデータの送受信を行う。
そして、端末管理制御部170は、操作部160に対するユーザの入力操作を認識すると、SNSへのログインを行う際に用いたユーザIDに基づいて情報提供サーバ装置30にログインし、イベント作成処理を実行する。また、端末管理制御部170は、ユーザの入力操作に基づいて、ネットワーク通信部110を介して情報提供サーバ装置30から注目トピック情報を取得するための処理を行う。
さらに、端末管理制御部170は、他のユーザがイベント作成処理によって作成されたイベントに参加するためのデータ(例えば、招待メールその他のデータ)を受信すると、当該招待されたイベントに参加するための各種のデータを送受信する。
なお、端末管理制御部170は、これらの処理を所定のアプリケーションを駆動させて当該アプリケーション上で実行する。
[3]情報提供サーバ装置の構成
次に、図4〜図9の各図を用いて本実施形態の情報提供サーバ装置30の構成について説明する。なお、図4は、本実施形態の情報提供サーバ装置30の構成を示すブロック図であり、図5は、本実施形態における情報提供サーバ装置30内のユーザ管理DB331に記録されるデータの一例を示す図である。また、図6は、本実施形態における情報提供サーバ装置30内のイベント管理DB332に記録されるデータの一例を示す図であり、図7は、本実施形態における情報提供サーバ装置30内の投稿情報DB333に記録されるデータの一例を示す図ある。さらに、図8は、トピックDB334に記録されるデータの一例を示す図であり、図9は、辞書DB335に記録されるデータの一例を示す図である。
本実施形態の情報提供サーバ装置30は、図4に示すように、通信制御部310と、ROM/RAM320と、記録装置330と、サーバ管理制御部340と、日時を特定するためのタイマ350と、データ処理部360と、を有する。
なお、上記の各部は、バスBによって相互に接続され、各構成要素間におけるデータの転送が実行される。
通信制御部310は、所定のネットワークインターフェースであり、通信端末装置10またはSNSサーバ装置50と通信チャネルを構築し、各種データの授受を行う。なお、例えば、本実施形態の通信制御部310は、本発明の投稿情報取得手段、イベント情報取得手段及び配信手段を構成する。
ROM/RAM320には、情報提供サーバ装置30の駆動に必要な各種のプログラムが記録されている。また、ROM/RAM320は、サーバ管理制御部340が各種の処理を実行する際のワークエリアとして用いられる。
記録装置330は、HDDにより構成され、その記録領域内に、少なくとも、ユーザ管理DB331と、イベント管理DB332と、投稿情報DB333と、トピックDB334と、辞書DB335と、が設けられている。
なお、本実施形態のユーザ管理DB331及びイベント管理DB332に記録されるイベントに関連する情報は、本発明のイベント情報を構成し、投稿情報DB333に記録される投稿情報は、本発明の投稿情報を構成する。
ユーザ管理DB331は、情報提供サービスの提供を受ける各ユーザを管理するための各種情報がデータとして格納されるデータベースである。例えば、ユーザ管理DB331には、図5に示すように、
(1)各ユーザに対応するユーザID(SNS用のユーザIDと同一)と、
(2)ユーザのユーザ情報と、
(3)ユーザの現在位置に対応した位置情報(現在位置情報)と、
(4)ユーザの参加した各イベントの位置情報(参加イベント位置情報)と、
(5)ユーザが過去にイベントに参加した回数(以下、「イベント参加回数」)と、が対応付けて登録(記録)される。なお、位置情報は、少なくともイベントが作成される毎に更新される。
例えば、図5に例示する場合には、ユーザID「user1」により特定されるユーザに対して、ユーザ情報「user1profile」なるユーザ情報が対応付けて記録されており、「user1」の現在位置として「N:35:2:11(北緯35度2分11秒)/E140:1:20(東経140度1分20秒)」なる位置情報が登録されている。また、この場合においては、「user1」は、過去に、何れかのイベントに7回参加していることを示している。なお、
なお、本実施形態のユーザ管理DB331に記録されるイベントに関連する情報は、本発明のイベント情報に含まれる。
イベント管理DB332は、イベント作成処理において作成されたイベントETを管理するための各種データが格納されるデータベースである。
例えば、イベント管理DB332には、図6に例示するように、
(1)該当するイベントETに対応したイベントIDと、
(2)当該イベントETに対応するイベント属性情報と、
(3)該当するイベントETに所属するユーザのユーザID(以下、「所属ユーザID」という。)と、
(4)該当するイベントETの作成日時(以下「イベント作成日時」という。)を示す情報と、
(5)当該イベントETの主催者に対応したユーザID(以下、単に「主催者」ともいう。)と、が対応付けて格納される。
投稿情報DB333は、所定のタイミング毎にSNSサーバ装置50から取得した投稿情報が格納されるデータベースである。例えば、投稿情報DB333には、図7に例示するように、
(1)各ユーザのユーザIDと、
(2)当該ユーザの通信端末装置10によってアップロードされた投稿情報を一意に識別するための投稿情報ID、及び投稿情報本体(すなわち、少なくとも文字情報(テキストデータ)を含み、かつ、構成によっては、画像情報(画像データ)も含まれる情報)と、
(3)当該投稿情報の投稿日時を示す投稿日時情報と、
が対応付けて登録される。
トピックDB334は、投稿情報から抽出されたトピック情報、及び、話題度情報が格納されるデータベースである。例えば、トピックDB334には、図8に例示するように、各ユーザのユーザID毎に、
(1)該当するユーザに対応する投稿情報から抽出されたトピック情報と、
(2)当該ユーザに対応する話題度情報と、
(3)当該トピック情報の更新日時を示す更新日時情報と、が対応付けて格納される。
なお、話題度情報は、投稿情報から抽出された各トピックの出現回数を示すベクトルデータであり、図8に例示する場合には、「新婚」「旅行」「ハワイ」である3つのトピックの単語出現回数が、user1において「10」「7」「5」となっている。また、ベクトルデータの算出の詳細については後述する。
辞書DB334は、投稿情報からトピック情報を抽出する際に用いられる辞書が登録されているデータベースである。例えば、この辞書DB334には、図9に示すように、「て」、「に」、「を」、「は」、「私」「僕」、「君」「今日」、「昨日」「明日」などの文書の中でもその属性、または、話題を示す可能性の低い一般的な名詞、接続詞、助詞・助動詞・活用語尾等の語彙(以下、「一般語」という。)を投稿情報から除外するための一般語辞書が登録されている。ただし、辞書DB334に登録される辞書は、どのような構成、機能を実現するためのものであってよい。
サーバ管理制御部340は、主に中央演算処理装置(CPU)によって構成され、プログラムを実行することによって、情報提供サーバ装置30の各部を統合制御する機能を有する。
また、サーバ管理制御部340は、記録装置330と連動し、ユーザ操作による通信端末装置10からのログイン要求に基づいて各ユーザのSNSへのログイン処理、及び、上記のイベント作成処理を行う。なお、例えば、本実施形態のサーバ管理制御部340は、本発明の制御手段を構成する。
データ処理部360は、各種のアプリケーションを実行することにより、各種の機能を実現する。具体的には、データ処理部360は、期間算出部361と、話題度情報取得部362と、アクティブ度情報演算部363と、注目トピック情報生成部364と、を少なくとも含む。
なお、例えば、本実施形態のデータ処理部360は、本発明のキーワード抽出手段、重要度算出手段、及び、キーワード特定手段を構成する。また、本実施形態のデータ処理部360の詳細は後述する。
[4]データ処理部の構成
次に、図10〜図12の各図を用いて本実施形態の情報提供サーバ装置30におけるデータ処理部360の構成について説明する。なお、図10は、情報提供サーバ装置30のデータ処理部360の期間算出部361が実行する期間特定処理を示す概念図であり、図11は、話題度情報取得部362が実行する、トピック情報抽出処理、及び、話題度情報算出処理を概念的に示すイメージ図である。
期間算出部361は、過去のイベント作成状況に基づいて、投稿情報の投稿期間であって、注目トピック情報(すなわち、キーワード)の抽出対象となる期間(以下、「抽出候補期間」ともいう。)を特定する期間特定処理を実行する。
具体的には、期間算出部361は、トピック情報の取得を希望するユーザ(以下、「取得希望ユーザ」という。)が属するイベントとして特定されたユーザ(ユーザID)の集合Aと、当該特定された集合Aの以前にイベントとして作成されたユーザの集合Bと、が(式4)となる条件を満たす場合に、集合Bのイベントが作成されたタイミングから、前記集合Aのイベントが作成されたタイミングまでを抽出候補期間として特定する。
Figure 0005903915
また、期間算出部361は、トピック情報の取得希望ユーザが属するイベントとして特定されたユーザの集合Aと、特定された集合Aの以前にイベントとして特定されたユーザの集合Bと、が(式5)または(式6)の何れかの条件を満たしている場合に、所定期間(例えば、過去1年間の期間)を抽出候補期間として特定する。なお、(式6)における「α」は、一以上のユーザ(すなわち、ユーザID)を示す。
Figure 0005903915
Figure 0005903915
例えば、図10に例示すように、
(1)「group1」が「user1」「user2」「user3」の3名によって「2011/1/1」に作成され、
(2)「group2」がその3ヶ月後の「2011/4/1」に「user1」「user3」の2名によって作成され、
(3)「group3」がその2ヶ月後の「2011/6/1」に「user1」「user2」「user3」の3名によって作成され、かつ、
(4)「group4」がその3月後の「2011/9/1」に「user1」「user2」「user3」「user4」の4名によって作成された場合を想定すると、本実施形態においては、以下のように、期間算出部361は、注目トピック情報の抽出候補期間を特定する。
まず、「group1」の作成タイミングにおいては、各ユーザの初顔合わせとなっており、ユーザ間の関係は希薄であると想定され、他のユーザの関心事については、相互理解が進んでいないと想定される。そこで、「group1」の作成タイミングにおいては、過去1年間の投稿期間が抽出候補期間として特定される。すなわち、本実施形態の期間算出部361は、「group1」の作成タイミングにおいては、2011/6/1から1年間を注目トピック情報の抽出候補期間として特定する。
また、「group2」の作成タイミングにおいては、「user1」、「user3」は、「2011/1/1」の時点において、一度、コミュニケーションを行っているので「2011/1/1」以前の状況については、互いに理解し合っているものと想定される。すなわち、「group2」の作成タイミングにおいては、「group1」と「group2」の関係においては、上記の(式4)を満足する。そこで、「group2」の作成タイミングにおいては、「group1」〜「group2」までに投稿された投稿情報のみが両者間において共有すべき事項として対象であると判断し、当該期間を注目トピック情報の抽出候補期間が特定される。すなわち、本実施形態の期間算出部361は、「group2」の作成タイミングにおいては、「2011/1/1」〜「2011/4/1」の3ヶ月の投稿期間を注目トピック情報の抽出候補期間として特定する。
そして、「group3」の作成タイミングには、「user2」が「group2」には参加しておらず、「group2」を基準とすると、「user2」と「user1」及び「user3」とにおいては相互に理解している期間が異なる一方、「group1」には全てのユーザが参加しており、「2011/1/1」以前の状況については、互いに理解し合っているものと想定される。すなわち、「group3」の作成タイミングにおいては、「group2」と「group3」の関係においては、上記の(式4)を具備せず、(式5)を満足する一方、「group1」と「group3」の関係においては、上記の(式4)を満足する。そこで、「group3」の作成タイミングにおいては、「group1」〜「group3」までに投稿された投稿情報のみが各ユーザにおいて共有すべき事項として対象であると判断し、当該期間を注目トピック情報の抽出候補期間が特定される。すなわち、本実施形態の期間算出部361は、「group3」の作成タイミングにおいては、「2011/1/1」〜「2011/6/1」の5ヶ月間の投稿期間を注目トピック情報の抽出候補期間として特定する。
なお、「group4」の作成タイミングにおいては、「group1」〜「group3」と「group4」の関係においては、上記の(式4)を具備せず、(式6)を満足するので、本実施形態の期間算出部361は、「group4」の作成タイミングにおいては、2011/9/1から1年間の投稿期間を注目トピック情報の抽出候補期間として特定する。
話題度情報取得部362は、投稿情報からトピック情報を抽出するトピック情報抽出処理、及び、話題度情報を所定の演算に従って算出する話題度情報算出処理を実行する。
トピック情報抽出処理においては、話題度情報取得部362は、該当するイベントETに所属する各ユーザに対応した投稿情報において期間算出部361によって特定された抽出候補期間内に各ユーザによって投稿された投稿情報から一般語辞書に含まれていない単語のみを文字列として抽出し、当該文字列に対して、形態素解析を行う。そして、話題度情報取得部362は、当該文字列に含まれる特徴的な単語(すなわち投稿情報において、話題の中心となっている単語、または、キーワード)をトピック情報として抽出する。
例えば、話題度情報取得部362は、図11に示すように、投稿情報に「先日、新婚旅行にて、ハワイに行きました。」という文字列が含まれている場合には、トピック情報として「新婚、旅行、ハワイ」という3つのキーワードをトピック情報として抽出する。
一方、話題度情報算出処理としては、話題度情報取得部362は、抽出候補期間における抽出された各キーワードの出現頻度(すなわち出現回数)を算出し、当該算出された出現頻度をベクトルの各要素として話題度情報を生成する。
具体的には、話題度情報取得部362は、イベントETに属するユーザ毎に以下の(式7)に基づいて出現頻度を示すベクトルデータを話題度情報として算出する。
Figure 0005903915
なお、(式7)において、左辺の「key」は、各々、トピックを示しており、この「j」は、各トピックに割り当てられた識別ID(例えば番号やアルファベット)である。また、右辺の「t」は、各々に各トピックの出現回数を示している。また、全てのトピックについて該当する出現回数に基づいて(式7)の右辺が決定されることにより話題度情報が算出される。すなわち、「t」の値が大きいほど、投稿情報中に繰り返し用いられているキーワードであることを示している。
例えば、話題度情報取得部362は、図11に示すように、user1においては、「旅行」「ハワイ」「新婚」である3つのトピックについて、単語出現回数、「1」「1」「1」のベクトルデータを話題度情報として算出する。
なお、例えば、話題度情報取得部362は、「user2」に対応する投稿情報からも同様にトピック情報として「ハワイ、ネイル、アート」を抽出し、それぞれ、「5,7,3」のベクトルデータを、「user3」に対応する投稿情報からも同様にトピック情報として「ダイエット、ネイル、ハワイ」を抽出し、それぞれ、「8,5,3」のベクトルデータを算出する。ただし、図11においては、図面が煩雑になることを防止するため、userの投稿情報一部のみを例示しているが、実際は、図示するよりも多くの投稿情報が存在し、ユーザ毎に同様の処理がなされる。
アクティブ度算出部363は、アクティブ度算出処理を実行することによって、各ユーザに対応するアクティブ度情報を算出する。
具体的には、アクティブ度算出部363は、ユーザ管理DB331に基づいて、期間算出部361によって特定された期間内に各ユーザがイベントETに参加した回数a[1]を算出するとともに、各イベントへのユーザ参加人数の平均値a[2]を算出する。
また、アクティブ度算出部363は、ユーザ管理DB331に格納された参加した各イベントの位置情報に基づいて、当該ユーザが移動した距離a[3]を算出する。すなわち、アクティブ度算出部363は、ユーザ毎に、期間算出部361によって特定された抽出候補期間内における各イベントが開催された位置からその次に参加したイベントの位置までの移動距離を、全て算出して合計し、合計した距離を各ユーザのイベント参加回数で除算した平均距離a[3]を算出する。
そして、アクティブ度算出部363は、算出した回数a[1]、平均値a[2]及び平均距離a[3]に基づいて、以下の(式8)の演算を実行し、各ユーザのアクティブ度「WA(user(n))」をアクティブ度情報として算出する。
Figure 0005903915
なお、α1、α2、α3は、各演算値に乗算される定数である。特に、α3は、移動距離a[3]に乗算される定数であり、海外において投稿した場合のようにa[3]の値のみが非常に大きな値となる可能性があるので、α3は、α1、α2に対して、数分の1〜数十分の1に設定されることが望ましい。また、a[3]が非常に大きくなるような場合には、a[3]のみ、対数値としてもよい。
トピック情報生成部364は、各ユーザの話題度情報とアクティブ度情報の重要度情報に基づいて、トピック情報抽出処理において抽出されたキーワードの中から、重要度が高いキーワードなど所定の条件(第2条件)を満たすキーワードを注目トピック情報として特定する。特に、トピック情報生成部364は、重要度情報に基づいて、重要度の高い順に順位付けを行いつつ、第2条件を満たすキーワードを注目トピック情報として特定する。
この構成を有することによって、本実施形態においては、話題として注目トピック情報を要求するユーザに対して、重要度の高い注目トピックを提示することができるとともに、重要度の高い順番にて注目トピックを提示することができるので、現実空間においてユーザ同士が交流する際により適したトピックを提供することができるようになっている。
すなわち、アクティブ度は各ユーザの活動度を示すことからイベントETに所属するユーザの中でも、アクティブ度の高いユーザの方がアクティブ度の低いユーザよりも様々な経験をしていると想定され、そのユーザの投稿情報におけるキーワードはイベント内のキーワードとしてはシ重要度が高いと想定可能である。したがって、本実施形態においては、この構成を有することによって、より活動的なユーザが繰り返し用いたキーワードを数値化し、注目度とすることができるとともに、当該注目度の高いキーワード(トピック)を提供することができるようになっている。
具体的には、トピック情報生成部364は、以下の(式9)に従って各ユーザの話題度情報とアクティブ度情報に基づいて抽出された全てのトピックにおける注目度を算出する。
Figure 0005903915
そして、トピック情報生成部364は、注目度の高い順に順位付けを実行しつつ、上位から所定数(例えば、5つ)のキーワードを特定し、注目トピック情報を生成する。
[5]通信システムの動作
次いで、図12及び図13を用いて本実施形態の通信システム1の動作について説明する。なお、図12は、本実施形態の通信システム1において実行されるイベント作成処理を示すフローチャートであり、図13は、通信システム1において実行される注目トピック情報の抽出処理を示すフローチャートである。
[5.1]イベント作成処理
まず、図12を参照しつつ、通信システム1において実行されるイベント作成処理について説明する。
本動作においては、予め各ユーザによって情報提供サーバ装置30に対して情報提供サービスの利用登録済みの状態、すなわち、ユーザ管理DB331に各種の情報が予め登録済みの状態になっているものとする。
また、本動作においては、通信端末装置10の端末管理制御部170は、表示制御部150を制御し、ユーザによる情報提供サーバ装置30へのログイン指示の表示を行いつつ、入力が操作部160に対してなされるのを待機しているものとする。
まず、通信端末装置10において、端末管理制御部170は、操作部160に対するユーザ操作に基づいて、情報提供サーバ装置30へのログイン指示を検出すると(ステップSa100)、所定のプログラムをアプリケーション記録部101から読み出して、ブラウザを起動しつつ、情報提供サーバ装置30に対してログイン要求を行う(ステップSa101)。
このとき、端末管理制御部170は、現在位置取得部120と連携して、当該現在位置取得部120に位置情報を取得させるとともに、表示制御部150及び操作部160と連動し、情報提供サーバ装置30にアクセスしつつ、情報提供サーバ装置30にログインするためのログインパスワードなど、各種ログインに必要な情報の入力を受け付ける。
また、端末管理制御部170は、このログイン要求を送信する際に、自機のユーザのユーザID、及び、取得した位置情報を付加したリクエストを送信し、ステップSa102の処理における情報提供サーバ装置30からのデータ受信を待機する状態に移行する。
次いで、情報提供サーバ装置30においては、通信制御部310が、このログイン要求のリクエストを受信すると(ステップSa200)、サーバ管理制御部340は、ユーザ管理DB331を検索して、ログインユーザのユーザIDと対応付けて、受信した位置情報をユーザ管理DB331に更新登録する(ステップSa201)。
次いで、サーバ管理制御部340は、ユーザ管理DB331を検索し、当該ログインユーザの位置情報により示される現在位置の近隣(例えば、数十m〜200m程度の距離範囲内)に存在する他のログイン中のユーザのユーザIDを読み出し、当該読み出したユーザIDを通信端末装置10に送信して(ステップSa202)、ステップSa203の処理における受信待機状態に移行する。
次いで、通信端末装置10において、ネットワーク通信部110が情報提供サーバ装置30から送信された各ユーザID(すなわち、ユーザの現在位置の近隣に存在する他のユーザのユーザID)を受信すると(ステップSa102)、端末管理制御部170は、表示制御部150、及び、操作部160と連携して、情報提供サーバ装置30から受信した近隣ユーザのユーザID、及び、ユーザの操作入力に基づいて、イベントETを作成するためのイベント名等の必要な情報の入力を受け付けつつ、イベント情報を生成する(ステップSa103)。例えば、表示制御部150は、操作部160と連動して、必要な情報の入力を促す表示を表示部140に表示しつつ、端末管理制御部170は、操作部160から入力を受け付ける。
次いで、端末管理制御部170は、現在位置取得部120から位置情報を取得しつつ、当該取得した位置情報と、当該生成したイベント情報と、を対応付けて情報提供サーバ装置30に送信し(ステップSa104)、本動作を終了させる。
次いで、情報提供サーバ装置30においては、通信制御部310がイベント情報及び位置情報を受信すると(ステップSa203)、サーバ管理制御部340は、当該受信したイベント情報に含まれるユーザIDに基づき、該当するユーザへの招待状に対応するメッセージを、対応する通信端末装置10に送信する(ステップSa204)。
次いで、サーバ管理制御部340は、受信されたイベント情報及び位置情報に基づいて、イベント管理DB332及びユーザ管理DB331を更新し(ステップSa205)、本動作を終了させる。
なお、ステップSa205においては、サーバ管理制御部340は、当該イベントETに対してイベントIDを割り振り、当該イベントETに割り当てた、イベントIDを通信端末装置10に送信して、各装置間において同一のイベントIDを共有する。また、サーバ管理制御部340は、ユーザ管理DB331において、イベント作成処理を実行したユーザ(主催者)及び招待する各ユーザにおける参加したイベントIDとその位置情報、及び、イベントへの参加回数を更新登録する。
[5.2] 注目トピック情報の抽出処理
次に、図13を参照しつつ、通信システム1において実行される注目トピック情報の抽出処理について説明する。なお、この処理の実行開始タイミングは、図12の処理に続けて実行されるようにしてもよいが、例えば、会合のユーザの所望する時刻に実行される。
本動作においては、投稿情報DB333には、予め図7のように各ユーザに対応する投稿情報など必要な情報が全てデータとして登録済みの状態になっているものとし、通信端末装置10は、各ユーザの操作によって、情報提供サーバ装置30へログイン処理を実行してログイン状態であるものとする。
まず、通信端末装置10において、端末管理制御部170は、ユーザによる注目トピック情報の取得要求の指示が操作部160に対してなされると(ステップSb102)、ネットワーク通信部110を介して、ユーザ操作に基づき、情報提供サーバ装置30に、注目トピック情報の取得要求を送信し(ステップSb103)、ステップSb104の受信待機状態に移行する。このとき、端末管理制御部170は、注目トピック情報の取得要求に自機のユーザが所属するイベントのイベントIDを付加する。
次いで、情報提供サーバ装置30においては、通信制御部310が注目トピック情報の取得要求を受信すると(ステップSb201)、サーバ管理制御部340は、データ処理部360の期間算出部361と連携しつつ、受信された注目トピック情報取得要求に付加されたイベントIDに基づき、当該イベントの所属ユーザを特定する(ステップSb202)。
次いで、サーバ管理制御部340は、期間算出処理を実行して注目トピック情報の抽出候補期間を特定する(ステップSb203)。
具体的には、サーバ管理制御部340は、上述したように、受信したイベントIDにおけるユーザ集合「A」イベントの所属ユーザの集合(例えば「A」)に対して、当該集合(すなわち、「A」)によって構成されたイベントが過去に存在したか否かを判定し、過去にイベント(例えば、集合「B」)が存在する場合には、過去にイベントが作成されたときから、現在までの期間を抽出候補期間として特定する。また、サーバ管理制御部340は、過去にイベントが存在しない場合、または、完全に一致しない場合には、上記のように過去所定期間(例えば、イベント(「A」)を作成前1年間)を抽出候補期間として特定する。
次いで、サーバ管理制御部340は、データ処理部360の話題度情報取得部362と連携して、特定された抽出候補期間中のイベントに所属する各ユーザの投稿情報から、話題度情報を算出しつつ、トピック(すなわち、キーワード)を特定するトピック抽出処理を実行する(ステップSb204)。
具体的には、まず、サーバ管理制御部340は、期間算出部361及び辞書DB335と連動して、期間演算部361によって特定された期間内に投稿された、該当するイベントの所属ユーザに対応した投稿情報を投稿情報DB333から抽出する。そして、サーバ管理制御部340は、話題度情報取得部362と連動して、各トピックの出現頻度を算出し、ユーザ毎にベクトルデータからなる話題度情報を算出する。
次いで、サーバ管理制御部340は、アクティブ度演算部363と連携して、イベントに所属する各ユーザにおける過去の移動距離の平均を算出しつつ、イベント作成回数、過去のイベントの参加人数、及び、各ユーザの平均移動距離に基づいて、アクティブ度演算処理を実行する(ステップSb205)。
次いで、サーバ管理制御部340は、トピック情報生成部364と連携して、ステップSb204にて算出された話題度情報と、ステップSb205にて算出されたアクティブ度情報に基づいて、各トピックをソート(順位付け)するとともに、ソートしたトピックの中から、上位所定数(例えば、5つ)分のトピックを注目トピックとして特定し、注目トピック情報を生成する(ステップSb206)。
次いで、サーバ管理制御部340は、通信制御部310を介して、生成した注目トピック情報を該当する通信端末装置10に配信して(ステップSb207)、本動作を終了させる。
なお、トピック情報生成部364は、ステップSb206の処理においては、算出された注目度が所定の閾値を超えているキーワードについて全て注目トピックとして特定してもよいし、さらに、注目度に基づいて、閾値を超えている注目トピックをランキング形式にして注目トピック情報を生成してもよい。また、トピック情報生成部364は、注目度に基づいて、全ての注目トピックをランキング形式にして注目トピック情報を生成してもよい。
次いで、通信端末装置10において、ネットワーク通信部110による注目トピック情報の受信が検出されると(ステップSb104)、端末管理制御部170は、表示制御部150と連動し、当該受信した注目トピック情報に基づき、注目トピックを表示部140に表示させて(ステップSb105)、本動作を終了させる。
なお、通信端末装置10は、任意の表示形式によって注目トピック情報を表示するようになっているが、例えば、トピックを順位付けされた順に表示するようにしてもよいし、各トピック毎に注目度を数値として表示させてもよい。
以上のように、本実施形態の通信システム1は、通信端末装置10のユーザが所属するイベントETにおけるコミュニケーションを活性化、または、円滑化させるため、イベントETに所属しているユーザが投稿した所定期間の投稿情報の中から、特に当該イベントETのユーザにとって関心深いトピックのみを抽出して注目トピック情報として通信端末装置10に配信し、ユーザに認知可能な状態にて当該注目トピックを提供する構成となっている。
したがって、本実施形態においては、インターネットコミュニティのユーザが作成したイベント内におけるコミュニケーションの円滑化、または、活性化を促し、当該イベント内におけるユーザ間の交流を支援することができる。
[6]変形例
[6.1]変形例1
上記実施形態においては、SNSユーザの集団をイベントETとして説明したが、インターネットコミュニティそのもののユーザ間のコミュニケーション支援に利用することも可能である。すなわち、イベントETにおける情報提供サービスは、SNSのサービスの一つとしてSNSサーバ装置50で実行されてもよい。
[6.2]変形例2
上記必実施形態においては、情報提供サーバ装置30内に各DBを設け、これらのDBを情報提供サーバ装置30のみにおいて管理及び制御する構成としたが、各DBの管理及び制御主体が、各々別なコンピュータシステムによって構成されていてもよい。
[6.3]変形例3
上記実施形態においては形態素解析を用い、各単語に対する重み付けを考慮していなかったが、TF−IDF(Term Frequency − Inverse Document Frequency)を用いて、各単語に重み付けを行うようにしてもよい。この構成によれば、アクティブ度や話題度のみならず事前設定により各トピックの注目度に重み付けすることができる。
[6.4]変形例4
また、上記実施形態においては、図9に示すように一般語辞書に基づいて、一般語を除外して、会話属性情報を抽出する構成を採用していたが、特徴的な単語のみを収録した辞書を用いて、特徴的な単語、すなわち、一般語以外の単語を抽出するようにしてもよい。
[6.5]変形例5
また、上記実施形態において、投稿情報のアップロード時にイベントを作成するとともに、当該アップロード時に位置情報をアップロードしてもよい。そして、投稿情報に位置情報を管理対応付けて管理を行って当該位置情報を用いて各ユーザの移動距離を算出するようにしてもよい。
[6.6]変形例6
また、上記実施形態においては、期間演算部361によって演算された期間内に投稿された投稿情報に基づいて注目トピック情報を抽出する手法を採用し、当該期間内に投稿された投稿情報間を同一に扱っていたが、期間によって重み付けをする構成としてもよい。すなわち、話題度情報取得部362は、投稿情報の取得日時に応じて、話題情報に異なる係数を乗算してもよい。例えば、図11に示す例において、「group3」の作成時において、「group2」の作成以前に投稿された投稿情報をよりも「group2」の作成後に投稿された投稿情報の重みを例えば2倍にするようにしてもよい。この場合、(式7)に基づく演算の際に、話題度情報に当該重みに対応した係数を乗算し、投稿情報毎に重み付けを行うことが必要となる。
1 … 通信システム
10 … 通信端末装置
30 … サーバ装置
100 … 記録部
101 … アプリケーション記録部
102 … 管理データ記録部
110 … ネットワーク通信部
120 … 現在位置検出部
130 … 投稿情報取得部
140 … 表示部
150 … 表示制御部
160 … 操作部
170 … 端末管理制御部
310 … 通信制御部
320 … ROM/RAM
330 … 記録装置
331 … ユーザ管理DB
332 … イベント管理DB
333 … 投稿情報DB
334 … トピックDB
340 … サーバ管理制御部
350 … タイマ
360 … データ処理部
361 … 期間算出部
362 … 話題度情報取得部
363 … アクティブ度演算部

Claims (10)

  1. ネットワークを介して接続された通信端末装置に所定の情報を提供するサーバ装置であって、
    前記通信端末装置から少なくとも当該通信端末装置のユーザを一意に識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザが作成した文字列を少なくとも含み、前記ネットワーク上に閲覧可能に投稿する投稿情報と、を取得する投稿情報取得手段と、
    一人以上のユーザが参加する現実空間にて形成されるイベントに基づいて、一人以上のユーザに対応する前記ユーザ識別情報を少なくとも含む前記イベントの情報をイベント情報として取得するイベント情報取得手段と、
    前記取得されたイベント情報及び投稿情報のデータベースへの登録を制御する制御手段と、
    前記通信端末装置を介して前記所定の情報の取得を希望する取得希望ユーザからの指示に従い、当該ユーザが属するイベントに参加するユーザに対応する投稿情報から所定の第1条件を満たすキーワードを抽出するキーワード抽出手段と、
    前記投稿情報または前記イベント情報の少なくとも何れか一方に基づいて、抽出されたキーワード毎に、当該キーワードの重要度を示す重要度情報を算出する重要度算出手段と、
    前記算出された前記重要度情報に基づいて、前記抽出されたキーワードの中から所定の第2条件を満たすキーワードを特定するキーワード特定手段と、
    前記特定されたキーワードを示すキーワード情報を、前記所定の情報として、該当する通信端末装置に対してユーザに通知可能に配信する配信手段と、
    を具備し、
    前記キーワード抽出手段が、
    前記取得希望ユーザが属するイベントとして特定されたユーザの集合Aと、特定された集合Aの以前に前記イベントとして特定されたユーザの集合Bと、が(式A)となる条件を満たす場合に、前記集合Bのイベントが作成されたタイミングから、前記集合Aのイベントが作成されたタイミングまでの期間中に投稿された前記投稿情報に基づいて前記キーワードを抽出することを特徴とするサーバ装置。
    Figure 0005903915
  2. 請求項1に記載のサーバ装置において、
    前記キーワード抽出手段が、
    前記取得希望ユーザが属するイベントとして特定されたユーザの集合Aと、特定された集合Aの以前に前記イベントとして特定されたユーザの集合Bと、が(式B)または(式C)の何れかの条件を満たしている場合に、所定期間の投稿に対応する投稿情報に基づいて、前記キーワードを抽出する、サーバ装置(なお、「α」は、一以上のユーザを示す)。
    Figure 0005903915
    Figure 0005903915
  3. 請求項1又は2に記載のサーバ装置において、
    前記イベント情報には開催された位置情報と参加したユーザ識別情報とが含まれており、
    前記重要度算出手段が、
    前記位置情報に基づいて、該当するイベントに所属する各ユーザの現実空間における移動に関する情報を、活動度情報として、算出するとともに、当該算出した活動度情報に基づいて前記重要度情報を算出する、サーバ装置。
  4. 請求項3に記載のサーバ装置において、
    前記重要度算出手段が、
    該当するユーザ毎に、一のイベントが開催された位置情報と、同一のユーザにおける当該一の位置情報とは異なる他のイベントが開催された位置情報と、に基づいて、当該ユーザの現実空間の移動距離を前記活動度情報として算出し、当該算出した移動距離に基づいて前記重要度情報を算出する、サーバ装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載のサーバ装置において、
    前記重要度算出手段が、
    前記イベント情報に含まれるユーザ数に基づいて前記重要度情報を算出する、サーバ装置。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載のサーバ装置において、
    前記重要度算出手段が、
    前記イベント情報に含まれる各ユーザの前記イベントへの参加回数に基づいて前記重要度情報を算出する、サーバ装置。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載のサーバ装置において、
    前記キーワード特定手段が、
    前記算出した重要度情報に基づいて、重要度の高い順に順位付けを行いつつ、前記第2条件を具備するキーワードを特定し、
    前記配信手段が、
    前記通信端末装置に対して、前記付与された順位がユーザに認知可能な状態にて、前記特定されたキーワード情報を配信する、サーバ装置。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載のサーバ装置において、
    前記重要度算出手段が、
    前記投稿情報の取得日時に応じて、前記重要度情報に異なる係数を乗算する、サーバ装置。
  9. ネットワークを介して接続された通信端末装置に所定の情報を提供するサーバ装置用コンピュータシステムを、
    前記通信端末装置から少なくとも当該通信端末装置のユーザを一意に識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザが作成した文字列を少なくとも含み、前記ネットワーク上に閲覧可能に投稿する投稿情報と、を取得する投稿情報取得手段、
    一人以上のユーザが参加する現実空間にて形成されるイベントに基づいて、一人以上のユーザに対応する前記ユーザ識別情報を少なくとも含む前記イベントの情報をイベント情報として取得するイベント情報取得手段、
    前記取得されたイベント情報及び投稿情報のデータベースへの登録を制御する制御手段と、
    前記通信端末装置を介して前記所定の情報の取得を希望する取得希望ユーザからの指示に従い、当該ユーザが属するイベントに参加するユーザに対応する投稿情報から所定の第1条件を満たすキーワードを抽出するキーワード抽出手段、
    前記投稿情報または前記イベント情報の少なくとも何れか一方に基づいて、抽出されたキーワード毎に、当該キーワードの重要度を示す重要度情報を算出する重要度算出手段と、
    前記算出された前記重要度情報に基づいて、前記抽出されたキーワードの中から所定の第2条件を満たすキーワードを特定するキーワード特定手段、及び、
    前記特定されたキーワードを示すキーワード情報を、前記所定の情報として、該当する通信端末装置に対してユーザに通知可能に配信する配信手段、
    として機能させ、
    前記キーワード抽出手段が、
    前記取得希望ユーザが属するイベントとして特定されたユーザの集合Aと、特定された集合Aの以前に前記イベントとして特定されたユーザの集合Bと、が(式D)となる条件を満たす場合に、前記集合Bのイベントが作成されたタイミングから、前記集合Aのイベントが作成されたタイミングまでの期間中に投稿された前記投稿情報に基づいて前記キーワードを抽出することを特徴とする、プログラム。
    Figure 0005903915
  10. ネットワークと、前記ネットワークに接続されたサーバ装置と、
    前記ネットワークを介して前記サーバ装置と通信を行う複数の通信端末装置と、
    を有し、
    前記サーバ装置は、
    前記通信端末装置から少なくとも当該通信端末装置のユーザを一意に識別するためのユーザ識別情報と、当該ユーザが作成した文字列を少なくとも含み、前記ネットワーク上に閲覧可能に投稿する投稿情報と、を取得する投稿情報取得手段と、
    一人以上のユーザが参加する現実空間にて形成されるイベントに基づいて、一人以上のユーザに対応する前記ユーザ識別情報を少なくとも含む前記イベントの情報をイベント情報として取得するイベント情報取得手段と、
    前記取得されたイベント情報及び投稿情報のデータベースへの登録を制御する制御手段と、
    前記通信端末装置を介して前記所定の情報の取得を希望する取得希望ユーザからの指示に従い、当該ユーザが属するイベントに参加するユーザに対応する投稿情報から所定の第1条件を満たすキーワードを抽出するキーワード抽出手段と、
    前記投稿情報または前記イベント情報の少なくとも何れか一方に基づいて、抽出されたキーワード毎に、当該キーワードの重要度を示す重要度情報を算出する重要度算出手段と、
    前記算出された前記重要度情報に基づいて、前記抽出されたキーワードの中から所定の第2条件を満たすキーワードを特定するキーワード特定手段と、
    前記特定されたキーワードを示すキーワード情報を、前記所定の情報として、該当する通信端末装置に対してユーザに通知可能に配信する配信手段と、
    を具備し、
    前記キーワード抽出手段が、
    前記取得希望ユーザが属するイベントとして特定されたユーザの集合Aと、特定された集合Aの以前に前記イベントとして特定されたユーザの集合Bと、が(式E)となる条件を満たす場合に、前記集合Bのイベントが作成されたタイミングから、前記集合Aのイベントが作成されたタイミングまでの期間中に投稿された前記投稿情報に基づいて前記キーワードを抽出することを特徴とする通信システム。
    Figure 0005903915
JP2012023865A 2012-02-07 2012-02-07 サーバ装置、プログラム及び通信システム Active JP5903915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012023865A JP5903915B2 (ja) 2012-02-07 2012-02-07 サーバ装置、プログラム及び通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012023865A JP5903915B2 (ja) 2012-02-07 2012-02-07 サーバ装置、プログラム及び通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013161329A JP2013161329A (ja) 2013-08-19
JP5903915B2 true JP5903915B2 (ja) 2016-04-13

Family

ID=49173506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012023865A Active JP5903915B2 (ja) 2012-02-07 2012-02-07 サーバ装置、プログラム及び通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5903915B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5957048B2 (ja) * 2014-08-19 2016-07-27 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーションInternational Business Machines Corporation 曖昧性を解消する教師データの生成方法、生成システム、及び生成プログラム
JP7231192B2 (ja) * 2018-11-07 2023-03-01 株式会社コミチ コミュニティの活性度測定方法、コミュニティの成熟度測定方法及びコミュニティの活性度測定プログラム
JP6914307B2 (ja) * 2019-10-16 2021-08-04 楽天グループ株式会社 投稿権限付与装置、投稿権限付与方法、及び投稿権限付与プログラム
US11601786B2 (en) 2019-10-16 2023-03-07 Raukten Group, Inc. Posting right giving device, posting right giving method, and posting right giving program

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006302024A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 関連文書表示方法及びプログラム
JP4234740B2 (ja) * 2006-08-03 2009-03-04 株式会社東芝 キーワード提示装置、プログラムおよびキーワード提示方法
JP5088096B2 (ja) * 2007-11-02 2012-12-05 富士通株式会社 情報抽出プログラムおよび情報抽出装置
JP5108739B2 (ja) * 2008-12-08 2012-12-26 株式会社日立製作所 ジョブマッチング装置、及びジョブマッチング方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013161329A (ja) 2013-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10764231B2 (en) Location aware sticky notes
US8843528B1 (en) Query-based user groups in social networks
KR101470963B1 (ko) 전력 비용 및 소셜 인자에 기반한 알림의 제어
US20110055017A1 (en) System and method for semantic based advertising on social networking platforms
US20140181194A1 (en) Advocacy retention scoring for online community advocacy management platform
US20140181120A1 (en) Online community advocacy management platform
KR20120121376A (ko) 소셜 네트워크 서비스 제공 방법 및 제공 시스템
US10349233B2 (en) Interactive communications system
KR101402467B1 (ko) 스마트폰을 이용한 능동적 골프 매칭 서비스 제공 방법
WO2012070571A1 (ja) Sns統括サイト管理装置、及びsns統括サイトを利用した情報開示方法
US11537673B2 (en) System and method for providing enhanced recommendations based on third-party opinions
JP5903915B2 (ja) サーバ装置、プログラム及び通信システム
JP2013161328A (ja) サーバ装置、プログラム及び通信システム
US20150026272A1 (en) Server device, method, and non-transitory computer-readable storage medium storing program
JP5891909B2 (ja) サーバ装置、プログラム及び通信システム
JP2016053809A (ja) サーバ装置、プログラム及び情報提供方法
JP2014048876A (ja) 集合写真形成装置、集合写真形成方法および集合写真形成プログラム
KR101488153B1 (ko) 단말 장치에서 사용자 프로필을 화면에 표시하는 방법
JP2014157502A (ja) サーバ装置、プログラム及び通信システム
JP6123525B2 (ja) サーバ装置、プログラム及び通信システム
JP6287295B2 (ja) サーバ装置、プログラム及び情報提供方法
JP5911788B2 (ja) 情報提供装置のプログラム、情報提供装置の制御方法、情報提供装置、及び、情報提供システム
US10135773B2 (en) Communications system
JP6481447B2 (ja) サーバ装置、プログラム及び通信システム
JP2014038519A (ja) サーバ装置、プログラム及び通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160229

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5903915

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150