JP5947604B2 - コンテンツ再生装置、テレビジョン受像機、コンテンツ再生方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

コンテンツ再生装置、テレビジョン受像機、コンテンツ再生方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、複数のコンテンツを再生するコンテンツ再生装置に関する。また、本発明は、このようなコンテンツ再生装置を備えたテレビジョン受像機、このようなコンテンツ再生装置のコンテンツ再生方法に関する。
近年、表示領域を分割し、分割した複数の表示領域のそれぞれで時間経過に伴って変化する複数のフレームから構成されるコンテンツを同時に再生(表示)することができるテレビジョン受像機(テレビ)が開発されている。このようなテレビは、上記のように複数の表示領域のそれぞれでコンテンツを同時に表示(多画面表示)し、また、ある1個のコンテンツを表示(1画面表示)することができる。
なお、1フレーム中に、互いの時間差が変動する複数のフレームを同時表示させる方法が特許文献1に記載されている。
特開2006−50395号公報(2006年2月16日公開)
多画面表示した状態(多画面表示モード)から当該多画面表示モードにおいて表示した複数のコンテンツのうち1個のコンテンツを1画面表示した状態(1画面表示モード)へ変化させると、上記1個のコンテンツ以外のコンテンツは、テレビに表示されない。その後、多画面表示モードに復帰した際、ユーザは、1画面表示されなかったコンテンツの1画面表示モードに遷移した位置から多画面表示モードに復帰した位置までを、見ることができないという問題があった。
これを、図面を用いて説明する。図8は、テレビに表示されたコンテンツの時間軸上の位置の遷移を示す図であり、同図(a)は、テレビに表示された複数のコンテンツの時間に対するフレームの遷移の一例を示し、同図(b)は、テレビに表示された複数のコンテンツのそれぞれに対し、時間に対するフレームの遷移を示している。
ここで、コンテンツの位置とは、コンテンツの時間軸上の位置を示している。つまり、コンテンツの位置とは、コンテンツを構成する複数のフレームであって、時間経過に伴って変化するフレームのうち、表示装置100に表示されたフレームの当該コンテンツ内の時間軸上の位置である。
図8の(a)に示すように、表示装置100の表示領域は4分割されており、左上段の表示領域(表示領域A)にはコンテンツAが表示(再生)され、右上段の表示領域(表示領域B)にはコンテンツBが表示され、左下段の表示領域(表示領域C)にはコンテンツCが表示され、右下段の表示領域(表示領域D)にはコンテンツDが表示されている(画面a)。ここで、コンテンツAを表示領域全体に表示(1画面表示)するように、ユーザ等によって指示されると、表示装置100には、コンテンツAのみが表示される(画面b)。
ここで、図8の(b)に示すように、図8の(a)の画面aに示したコンテンツA〜Dは、時間の経過と共にコンテンツの位置が変化する。つまり、表示装置100に表示される映像(フレーム)が変化している。時刻tがt1からt4に進んだとき、例えば、コンテンツAは、サッカー選手が表示されたフレームからマラソン選手が表示されたフレームへ変化し、コンテンツCは、時計が表示されたフレームから複数のパンが表示されたフレームに変化している。
このように、時間の経過に伴い表示装置100に表示される各コンテンツの位置は、変化する。そのため、テレビ1に表示されたコンテンツAが、サッカー選手が表示されたフレームからマラソン選手が表示されたフレームへ遷移し(画面c)、その後(t=t4のとき)、コンテンツA〜Dを表示(多画面表示)するようにユーザ等によって指示されると、テレビ1には、図8の(b)のt=t4の時点の各コンテンツのフレームが表示される(画面d)。
このとき、コンテンツAは連続して再生されているが、コンテンツB〜Dは、t1〜t4の間のフレームが表示(再生)されない。そのため、ユーザは、コンテンツB〜Dのt1〜t4の間のフレームを見逃してしまう。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、多画面表示モードから1画面表示モードへの遷移に伴うコンテンツの見逃しを防止するコンテンツ再生装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明におけるコンテンツ再生装置は、多画面表示モードにおいて表示されるN個(N≧2)のコンテンツを再生するコンテンツ再生手段を備えたコンテンツ再生装置であって、前記コンテンツ再生手段は、前記多画面表示モードから1画面表示モードに遷移するときに、前記多画面表示モードにおいて表示される前記N個のコンテンツのうち、前記1画面表示モードにおいて表示される1個のコンテンツを除くN−1個のコンテンツの再生を停止し、前記1画面表示モードから前記多画面表示モードに復帰するときに、前記N−1個のコンテンツの再生を前記遷移の際に停止した位置から再開する、ことを特徴としている。
前記1画面表示モードにおいて、1画面表示された1個のコンテンツ以外のN−1個のコンテンツは表示されない。そのため、前記1画面表示モードに遷移した後も、前記N−1個のコンテンツが再生され続けたとき、前記1画面表示モードの間、ユーザは、当該N−1個のコンテンツを見ることができない。
しかし、上記構成によれば、コンテンツ再生装置は、多画面表示モードから1画面表示モードに遷移した際、1画面表示されないコンテンツ(前記N−1個のコンテンツ)の再生を停止する。その後、コンテンツ再生装置は、1画面表示モードから多画面表示モードに復帰した際、前記N−1個のコンテンツを、当該コンテンツの再生を停止した位置から夫々再生する。
これにより、ユーザは、1画面表示されないコンテンツ(前記N−1個のコンテンツ)に対し、1画面表示モードの間に再生されてしまう部分を、多画面表示モードに復帰した後に見ることができる。これにより、コンテンツの見逃しを防止することができるといった効果を奏する。
また、本発明におけるコンテンツ再生装置は、前記N−1個のコンテンツが、前記遷移の際に停止されたコンテンツであることを示すタイムシフト情報を、当該N−1個のコンテンツにそれぞれ付与する情報付与手段を更に備え、前記コンテンツ再生手段は、前記復帰の際に、前記情報付与手段によって前記タイムシフト情報がそれぞれ付与された前記N−1個のコンテンツを再生することが好ましい。なお、前記タイムシフト情報は、前記コンテンツ再生手段によって再生されたコンテンツが、前記遷移の際に停止しなかった場合に現時点で再生される位置からどのくらい前かを示すプログレスバーまたは時間情報であってもよいし、前記コンテンツ再生手段によって再生されたコンテンツが前記遷移の際に停止しなかった場合に、現時点で表示される画面であってもよい。
これにより、ユーザは前記N−1個のコンテンツが、前記遷移の際に停止されたコンテンツであることを容易に把握することができる。
また、本発明におけるコンテンツ再生装置は、前記N−1個のコンテンツのそれぞれに対し、再生スピードを設定する設定手段を更に備え、前記コンテンツ再生手段は、前記N−1個のコンテンツのうち、前記設定手段によって通常再生よりも高速に設定された再生スピードで再生されたコンテンツの再生位置が、当該コンテンツが前記遷移の際に停止しなかった場合における現時点での再生位置と同じ位置になったとき、当該コンテンツを前記遷移の際に停止しなかった場合の状態で再生するように構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、ユーザは前記N−1個のコンテンツをユーザの好みの速度で視聴することができる。また、上記構成によれば、コンテンツ再生装置は、速くなるように設定された再生スピードで再生されたコンテンツが、当該コンテンツを停止せずに再生させた状態に追いついたとき、自動的に、停止せずに再生させたコンテンツを表示することができる。
また、本発明におけるコンテンツ再生装置の前記コンテンツ再生手段は、前記N−1個のコンテンツのうち、ユーザから指定されたコンテンツに対し、前記遷移の際に停止しなかった場合おける現時点での再生位置から再生する旨の指示を受け付けると、当該コンテンツを前記遷移の際に停止しなかった場合の状態で再生するように構成されていてもよい。
上記構成によれば、コンテンツ再生装置は、前記N−1個のコンテンツを、ユーザの好みのタイミングで、当該N−1個のコンテンツを停止せずに再生させた状態で表示することができる。
また、本発明におけるコンテンツ再生装置は、前記N−1個のコンテンツを前記遷移の際に停止した位置から記録媒体に記録する記録制御手段を更に備え、前記コンテンツ再生手段は、前記復帰の際に、前記N−1個のコンテンツを前記記録媒体から読み出して再生することが好ましい。
上記構成によれば、コンテンツ再生装置は、1画面表示モードから多画面表示モードに復帰した際、前記N−1個のコンテンツを、前記記録媒体から読み出すことにより、当該コンテンツの再生を停止した位置から再生する。
したがって、より好適にユーザによるコンテンツの見逃しを防止することができる。
また、本発明におけるコンテンツ再生装置の前記記録媒体は、前記N個のコンテンツに対し夫々備えられており、前記記録制御手段は、前記1画面表示モードにおいて表示される1個のコンテンツに対応する記録媒体に、前記N−1個のコンテンツを記録するよう制御するものであってもよい。
上記構成によれば、前記N−1個のコンテンツは、当該N−1個のコンテンツの夫々に対応する記録媒体と、前記1個のコンテンツに対応する記録媒体とに記録することができる。よって、コンテンツ再生装置は、前記N−1個のコンテンツを記録する領域を動的に確保することができる。
上記の課題を解決するために、本発明におけるコンテンツ再生方法は、多画面表示モードにおいて表示されるN個(N≧2)のコンテンツを再生するコンテンツ再生工程を含んだコンテンツ再生方法であって、前記コンテンツ再生工程において、前記多画面表示モードから1画面表示モードに遷移するときに、前記多画面表示モードにおいて表示される前記N個のコンテンツのうち、前記1画面表示モードにおいて表示される1個のコンテンツを除くN−1個のコンテンツの再生を停止し、前記1画面表示モードから前記多画面表示モードに復帰するときに、前記N−1個のコンテンツの再生を前記遷移の際に停止した位置から再開する、ことを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係るコンテンツ再生装置と同様の効果を奏する。
なお、上記コンテンツ再生装置を備えたテレビジョン受像機も本発明の範疇に含まれる。
また、本発明に係るコンテンツ再生装置としてコンピュータを動作させるプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させることを特徴とするプログラム、および、そのようなプログラムを記録した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に含まれる。
本発明におけるコンテンツ再生装置は、多画面表示モードにおいて表示されるN個(N≧2)のコンテンツを再生するコンテンツ再生手段を備えたコンテンツ再生装置であって、前記コンテンツ再生手段は、前記多画面表示モードから1画面表示モードに遷移するときに、前記多画面表示モードにおいて表示される前記N個のコンテンツのうち、前記1画面表示モードにおいて表示される1個のコンテンツを除くN−1個のコンテンツの再生を停止し、前記1画面表示モードから前記多画面表示モードに復帰するときに、前記N−1個のコンテンツの再生を前記遷移の際に停止した位置から再開する、ことを特徴としている。
これにより、コンテンツの見逃しを防止することができるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るテレビ(テレビジョン受像機)の構成を示すブロック図である。 多画面表示モードから1画面表示モードに遷移した際のテレビにおける表示処理の流れを示すフローチャートである。 1画面表示モードから多画面表示モードに遷移した際のテレビにおける表示処理の流れを示すフローチャートである。 テレビに表示されたコンテンツのフレームの遷移の一例を示す図である。 コンテンツを録画した際の各メモリの状態を示す図であり、同図(a)は多画面表示モードの初期状態のときの各メモリの記録状態を示し、同図(b)は、多画面表示モードから1画面表示モードに遷移した後の各メモリの記録状態を示している。 テレビに表示されたコンテンツのフレームの遷移の他の例を示す図である。 図6の画面dの各表示領域を拡大した図であって、同図(a)は、表示領域Bを示し、同図(b)は、表示領域Cを示し、同図(c)は、表示領域Dを示している。 テレビに表示されたコンテンツの時間軸上の位置の遷移を示す図であり、同図(a)は、テレビに表示された複数のコンテンツの時間に対するフレームの遷移の一例を示し、同図(b)は、テレビに表示された複数のコンテンツのそれぞれに対し、時間に対するフレームの遷移を示している。 図1におけるテレビのセレクタの構成を示すブロック図である。 セレクタから出力されたコンテンツに対し、通常録画時と、STB2の録画時間を拡大して録画した時において、FM1が記録するコンテンツを示した図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
(テレビ1の概略)
まず、図1を参照して本発明に係るテレビジョン受像機(以下「テレビ」と略記)1の概略を説明する。図1は、本実施形態におけるテレビ(コンテンツ再生装置)1の構成を示すブロック図である。図1に示すように、テレビ1は、セットトップボックス11〜14(STB1〜4)、セレクタ21〜24(MUX1〜4)、セレクタ25(MUX5)、セレクタ26(MUX6)、メモリコントローラ(記録制御手段)31〜34(MEMORY CONTROLLER1〜4)、メモリ(記録媒体)41〜44(FM1〜4)、スケーラ51(SCALER)、ミキサ(情報付与手段)52(MIX)、CPU(コンテンツ再生手段、情報付与手段、設定手段)53および表示装置100を備えている。
セットトップボックス11(STB1)には、地上デジタル放送およびBS放送を受信するチューナが内蔵されている。STB1は、STB1のチューナで受信したコンテンツをセレクタ21〜24に供給する。セットトップボックス12〜14(STB2〜4)の各々は、STB1と同様の構成であるため、説明を省略する。
なお、セットトップボックス11〜14は、テレビ1と一体とした構成であってもよいし、テレビ1と別個の構成であってもよい。
セレクタ21(MUX1)は、CPU53からの指示に従い、STB1〜4からそれぞれ供給された複数の映像信号のうち、何れかを選択する。セレクタ21は、選択した映像信号を、メモリコントローラ31(MEMORY CONTROLLER1)に供給する。同様に、セレクタ22は、選択した映像信号をメモリコントローラ32に供給し、セレクタ23は、選択した映像信号をメモリコントローラ33に供給し、セレクタ24は、選択した映像信号をメモリコントローラ34に供給する。
メモリコントローラ31は、メモリ41(FM1)を制御する。具体的には、メモリコントローラ31は、CPU53からの指示に従い、セレクタ21から供給された映像信号をメモリ41(FM1)に格納する。また、メモリコントローラ31は、CPU53からの指示に従い、メモリ41から取得した映像信号、または、セレクタ21から供給された映像信号を、セレクタ25およびミキサ52に出力する。同様に、メモリコントローラ32(MEMORY CONTROLLER2)はメモリ42を管理し、メモリコントローラ33(MEMORY CONTROLLER3)はメモリ43を管理し、メモリコントローラ34(MEMORY CONTROLLER4)はメモリ44を管理する。
メモリ41〜44(FM1〜4)の各々は、メモリコントローラ31〜34からそれぞれ供給された映像信号を記録するものである。本実施形態では、メモリ41〜44は、映像信号を一時的に記録するバッファ(フレームメモリ)として説明を行うが、メモリ41〜44はこれに限定されない。メモリ41〜44は、HDD等の大容量メモリであってもよい。また、メモリ41〜44は、テレビ1と一体とした構成であってもよいし、テレビ1と別個の構成であってもよい。
セレクタ25(MUX5)は、CPU53からの指示に従い、メモリコントローラ31〜34から供給された複数の映像信号のうち、何れかを選択する。セレクタ25は、選択した映像信号を、スケーラ51に供給する。
スケーラ51(SCALER)は、表示装置100の表示領域全体のサイズ(1画面分のサイズ)にセレクタ25から供給された映像信号を拡大した信号を生成する。スケーラ51は、生成した信号(映像信号)をセレクタ26に供給する。
ミキサ52(MIX)は、メモリコントローラ31〜34のそれぞれから供給された複数の映像信号の各々を、表示装置100の予め定められた表示領域に表示するように合成した信号を生成する。ミキサ52は、生成した信号(映像信号)を、セレクタ26(MUX6)に供給する。
セレクタ26は、CPU53からの指示に従い、スケーラ51から供給された映像信号またはミキサ52から供給された映像信号の何れかを選択する。セレクタ26は選択した映像信号を表示装置100に供給する。
表示装置100は、セレクタ26から供給された映像信号に基づいて、コンテンツを表示(再生)する。具体的には、セレクタ26から供給された映像信号がスケーラ51にて生成された映像信号である場合、表示装置100の表示領域全体に、1個のSTBが受信したコンテンツを再生する。また、セレクタ26から供給された映像信号がミキサ52にて生成された映像信号である場合、表示装置100の表示領域を分割し、分割した表示領域のそれぞれで、各STBが受信したコンテンツを再生する。
例えば、図1に示すように、表示装置100の表示領域をSTBの数(本実施形態においては4つ)に分割し、分割した表示領域のうち、左上段の表示領域を表示領域A、右上段の表示領域を表示領域B、左下段の表示領域を表示領域C、右下段の表示領域を表示領域Dとする。このとき、表示装置100は、表示領域AでSTB1が受信したコンテンツ(コンテンツA)を再生し、表示領域BでSTB2が受信したコンテンツ(コンテンツB)を再生し、表示領域CでSTB3が受信したコンテンツ(コンテンツC)を再生し、表示領域DでSTB4が受信したコンテンツ(コンテンツD)を再生する。
なお、各コンテンツを再生する表示領域は、これに限定されない。例えば、テレビ1は、コンテンツAを、表示領域A〜Dのうち何れかの表示領域で再生することができる。
なお、表示装置100は、テレビ1と一体とした構成であってもよいし、テレビ1と別個の構成であってもよい。
CPU53は、テレビ1における処理全般を制御する。また、CPU53は、1画面表示モードにおいて表示される1個のコンテンツの再生、および、多画面表示モードにおいて表示される4個のコンテンツの再生を行うようテレビ1の各部を制御する。具体的には、CPU53は、セレクタ21〜24に対し、何れかのSTBから供給された映像信号を選択するよう指示する。また、CPU53は、メモリコントローラ31〜34に対し、それぞれ対応するメモリ(メモリ41〜44)から取得した映像信号および/またはそれぞれ対応するセレクタ(セレクタ21〜24)から供給された映像信号を、セレクタ25およびミキサ52に出力するよう指示する。また、CPU53は、セレクタ25に対し、何れかのメモリコントローラから供給された映像信号を選択するよう指示する。また、CPU53は、セレクタ26に対し、スケーラ51およびミキサ52から供給された映像信号のうち、どちらの映像信号を選択するかを指示する。
また、CPU53は、図示しないリモコン等によるユーザからの指示に従い、テレビ1の各部を制御する。具体的には、ユーザからの指示が、ユーザによって選択されたコンテンツを表示装置100の表示領域全体に表示(1画面表示)する旨の指示である場合、テレビ1の各部に対し、ユーザによって選択されたコンテンツを1画面に表示する(1画面表示モード)よう指示する。また、ユーザからの指示が、複数のコンテンツを、表示装置100の複数に分割された各表示領域のそれぞれに表示(多画面表示)する旨の指示である場合、テレビ1の各部に対し、複数のコンテンツの各々を複数に分割された表示領域にそれぞれ表示する(多画面表示モード)よう指示する。
また、CPU53は、選択されたコンテンツが1画面表示されている際、ユーザからの指示に従い、他のコンテンツを録画するか否かの設定(タイムシフト設定)を行う。なお、タイムシフト設定のON/OFFは、例えば、画質、音量などを設定するメニュー画面(ユーザメニュー)にて設定することができる。
なお、本実施形態において、STB、STBが信号を供給するセレクタ、メモリコントローラおよびメモリは、それぞれ4つであることを例に説明を行ったが、これに限定されず、任意の数であってもよい。また、表示装置100の表示領域は4つに分割されることを例に説明を行ったが、これに限定されず、当該表示領域は、STBの数より少ない数に分割することができる。
(テレビ1の処理の流れ)
次に、テレビ1における表示処理の流れについて、図2から図4を参照して説明する。図2は、多画面表示モードから1画面表示モードに遷移した際のテレビ1における表示処理の流れを示すフローチャートである。また、図4は、テレビ1の表示装置100に表示されたコンテンツのフレームの遷移の一例を示す図である。
なお、図2においては、表示領域全体に表示(1画面表示)するコンテンツは、STB1にて受信したコンテンツ(コンテンツA)であることを例に説明を行うが、1画面表示可能なコンテンツは、STB1〜4のうち何れのSTBが受信したコンテンツであってもよい。また、1画面表示する(1画面表示モードに遷移する)旨の指示は、リモコン等に備えられた「1画面表示」ボタンの押下によって、実現するとするが、本発明はこれに限定されない。例えば、表示装置100のユーザメニューの設定(例えば、1画面表示と多画面表示とを自動的に切り換えるか否かを設定するための、1画面−多画面自動切換えON/OFF設定)によって、一定時間ごとに1画面表示と多画面表示とを切り換えることにより実現してもよい。
また、図2においては、図4の画面aに示すように、表示装置100の表示領域が4つに分割されており、分割された表示領域(表示領域A〜D)の各々に各STBが受信したコンテンツ(コンテンツA〜D)がリアルタイムで表示されている(多画面表示モードである)とする。なお、本実施形態において、リアルタイム表示とは、各STBが受信したコンテンツを受信したときに表示していることを示している。なお、以降の説明において、図4の画面aのように、コンテンツが多画面表示され、各コンテンツがリアルタイム表示されている状態を多画面表示モードの初期状態と呼ぶ。
また、図4の画面aのように、コンテンツA〜Dが表示されているとき、CPU53は、MUX1に対しSTB1の映像信号を選択するよう指示し、MUX2に対しSTB2の映像信号を選択するよう指示し、MUX3に対しSTB3の映像信号を選択するよう指示し、MUX4に対しSTB4の映像信号を選択するよう指示しているとする。つまり、メモリコントローラ31は、コンテンツAのフレームをメモリ41に保存し、メモリコントローラ32は、コンテンツBのフレームをメモリ42に保存し、メモリコントローラ33は、コンテンツCのフレームをメモリ43に保存し、メモリコントローラ34は、コンテンツDのフレームをメモリ44に保存するように制御されているとする。なお、上記CPU53の制御は一例であり、例えば、CPU53は、MUX1に対してSTB2の映像信号を選択するように指示してもよい。つまり、メモリコントローラ31は、コンテンツBのフレームをメモリ41に保存してもよい。
図2に示すように、CPU53は、ユーザによって選択されたコンテンツが1画面表示されているときに他のコンテンツを録画するか否かの設定(タイムシフト設定)がONになっているか否かを確認する(ステップS21。以下、単にS21とする)。
タイムシフト設定がOFFである場合(S21にてNO)、テレビ1は、以降の処理を実行しない。タイムシフト設定がONである場合(S21にてYES)、CPU53は、ユーザによって、どのコンテンツを1画面表示する旨の指示を受信したかを判定する。ここで、上述したように、コンテンツAを1画面表示するため、CPU53は、コンテンツAが選択され、「1画面表示」ボタンが押下されたか否かを判定する(S22)。
「1画面表示」ボタンが、押下されていない場合(S22にてNO)、テレビ1は、以降の処理を実行しない。「1画面表示」ボタンが押下された場合(S22にてYES)、CPU53は、コンテンツA以外のコンテンツ(コンテンツB〜D)の再生を停止する。そして、CPU53は、コンテンツB〜Dのそれぞれを、当該コンテンツの再生を停止した位置から録画するようメモリコントローラ32〜34に指示する。
ここで、コンテンツの位置とは、コンテンツの時間軸上の位置を示している。つまり、コンテンツの位置とは、コンテンツを構成する複数のフレームであって、時間経過に伴って変化するフレームのうち、表示装置100に表示されたフレームの当該コンテンツ内の時間軸上の位置である。
メモリコントローラ32は、メモリ42にコンテンツBを録画(記録)し始める。同様に、メモリコントローラ33は、メモリ43にコンテンツCを録画し始め、メモリコントローラ34は、メモリ44にコンテンツDを録画し始める(S23)。
また、CPU53は、メモリコントローラ31に対し、セレクタ21からの映像信号を出力するよう指示する。このとき、メモリコントローラ31は、セレクタ21からの映像信号をメモリ41にバッファリングし、当該バッファリングした映像信号を出力してもよい。その後、CPU53は、セレクタ25に対し、メモリコントローラ31から供給された映像信号を選択(設定)し、出力するよう指示する(S24)。なお、S24は、S23より前に実行されてもよいし、S23と同時に実行されてもよい。
その後、スケーラ51は、セレクタ25から供給された映像信号(コンテンツA)を、1画面分のサイズに拡大する(S25)。そして、CPU53はセレクタ26に対し、スケーラ51から供給された映像信号を選択するよう指示し、セレクタ26は、スケーラ51から供給された映像信号を出力する(S26)。
以上の処理によって、図4の画面bに示すように、図4の画面aの右上段(表示領域A)で再生されていたコンテンツAが1画面表示され、再生される。これにより、図4の画面bおよび画面cに示すように、表示装置100では、サッカー選手が表示されたフレームからマラソン選手が表示されたフレームへ変化するコンテンツAが再生される。
図4の画面cに示すようにコンテンツが1画面表示されている状態(1画面表示モード)で、多画面表示モードに遷移した際のテレビ1における表示処理の流れを、図3を参照して説明する。図3は、1画面表示モードから多画面表示モードに遷移した際のテレビ1における表示処理の流れを示すフローチャートである。
なお、図3において、多画面表示する(多画面表示モードに復帰する)旨の指示は、リモコン等に備えられた「4画面表示」ボタンまたは「戻る」ボタンの押下によって、実現するとするが、本発明はこれに限定されない。例えば、表示装置100のユーザメニューの設定(例えば、1画面表示と多画面表示とを自動的に切り換えるか否かを設定するための、1画面−多画面自動切換えON/OFF設定)によって、一定時間ごとに1画面表示と多画面表示とを切り換えることにより実現してもよい。
コンテンツが1画面表示されているとき、CPU53は、ユーザによって、コンテンツを多画面表示する旨の指示を受信したかを判定する。具体的には、CPU53は、「4画面表示」ボタンが押下されたか否かを判定する(S31)。
「4画面表示」ボタンが、押下されていない場合(S31にてNO)、テレビ1は、処理を実行せず、当該フローチャートを抜ける。「4画面表示」ボタンが押下された場合(S31にてYES)、CPU53は、1画面表示されていたコンテンツ(コンテンツA)以外のコンテンツ(コンテンツB〜D)を各メモリから取得するよう各メモリコントローラに指示する。メモリコントローラ32は、コンテンツBをメモリ42から取得し(読み出し)出力する。同様に、メモリコントローラ33は、コンテンツCをメモリ43から取得し出力する。また、メモリコントローラ34は、コンテンツDをメモリ44から取得し出力する。このとき、コンテンツB〜Dは、多画面表示モードから1画面表示モードに遷移したときに録画され始めたため、各メモリコントローラが読み出す各コンテンツ(コンテンツB〜D)は、上記遷移した際に各コンテンツを停止した位置から読み出される。また、メモリコントローラ31は、セレクタ21からの(または、セレクタ21からの映像信号をメモリ41にバッファリングし、当該バッファリングした)コンテンツを継続して出力する(S32)。
その後、ミキサ52は、メモリコントローラ31〜34のそれぞれから供給された複数の映像信号の各々を、表示装置100の予め定められた表示領域で再生するように合成した信号(映像信号)を生成し、セレクタ26に供給する。そして、CPU53はセレクタ26に対し、ミキサ52から供給された映像信号を選択するよう指示し、セレクタ26は、ミキサ52から供給された映像信号を出力する(S33)。
以上の処理によって、図4の画面dに示すように、コンテンツA〜Dが表示装置100に多画面表示される。このうち、表示領域Aでは画面aと同様にコンテンツAが再生される。画面dにおいて、表示領域Aに表示されたコンテンツAのフレームは、画面cにて表示されたフレームから継続したフレームである。また、表示領域Bに表示されたコンテンツBは、メモリ42に記録された時点から再生される。つまり、テレビ1は、コンテンツAが1画面表示されたとき、コンテンツBの再生を停止し、再度コンテンツBが表示装置100に表示されたとき(多画面表示されたとき)、コンテンツBの再生を、コンテンツBの再生を停止した位置から再開する。コンテンツCおよびコンテンツDについても同様である。
1画面表示モードにおいて、1画面表示されたコンテンツA以外のコンテンツ(コンテンツB〜D)は表示されない。そのため、1画面表示モードに遷移した後も、コンテンツB〜Dが再生され続けたとき、1画面表示モードの間、ユーザはコンテンツB〜Dを見ることができない。
しかし、本実施形態によれば、テレビ1は、多画面表示モードから1画面表示モードに遷移した際、コンテンツB〜Dの再生を停止する。その後、テレビ1は、1画面表示モードから多画面表示モードに復帰した際、コンテンツB〜Dを、当該コンテンツB〜Dの再生を停止した位置から夫々再生する。
これにより、ユーザは、コンテンツB〜Dに対し、1画面表示モードの間に再生されてしまう部分を、多画面表示モードに復帰した後に見ることができる。これにより、コンテンツの見逃しを防止することができるといった効果を奏する。
(メモリ41〜44の記録状態について)
上述したS23において、1画面表示されていないコンテンツ(たとえば、コンテンツB〜D)は、各メモリに録画(記録)される。このとき、各メモリがHDD等の大容量メモリではない場合、各メモリに録画可能なフレームの数は制限される。ここで、1画面表示されるコンテンツ(例えば、コンテンツA)は、リアルタイム表示されるため、当該コンテンツをバッファリングするためのメモリ(例えば、メモリ41)の容量は少なくてもよい。ここでは、当該コンテンツをバッファリングするためのメモリのうち、バッファリングのために使用する領域以外をその他のコンテンツを録画するための領域として使用する方法について、図5を参照して説明を行う。
図5は、コンテンツを録画した際の各メモリの状態を示す図であり、同図(a)は多画面表示モードの初期状態のときの各メモリの記録状態を示し、同図(b)は、多画面表示モードから1画面表示モードに遷移した後の各メモリの記録状態を示している。
なお、多画面表示モードの初期状態(図4の画面a)のとき、CPU53は、MUX1に対しSTB1の映像信号を選択するよう指示し、MUX2に対しSTB2の映像信号を選択するよう指示し、MUX3に対しSTB3の映像信号を選択するよう指示し、MUX4に対しSTB4の映像信号を選択するよう指示しているとする。つまり、メモリコントローラ31は、コンテンツAのフレームをメモリ41に保存し、メモリコントローラ32は、コンテンツBのフレームをメモリ42に保存し、メモリコントローラ33は、コンテンツCのフレームをメモリ43に保存し、メモリコントローラ34は、コンテンツDのフレームをメモリ44に保存するように制御されているとする。
図5の(a)に示すように、メモリ41には、STB1が受信したコンテンツAのn個のフレーム(フレーム1〜n)が記録されている。同様に、メモリ42には、STB2が受信したコンテンツBのn個のフレームが記録され、メモリ43には、STB3が受信したコンテンツCのn個のフレームが記録され、メモリ44には、STB4が受信したコンテンツDのn個のフレームが記録されている。なお、本実施形態において、メモリ41〜44の各容量は同じであることを例に説明を行うが、本発明はこれに限定されず、各メモリの容量は異なっていてもよい。なお、図5の(a)および(b)においては、各コンテンツが記録されている領域を、各コンテンツを受信したSTB(STB1〜4)で表している。
次に、メモリ41にコンテンツAのバッファリングのために使用する領域以外をその他のコンテンツを録画するための領域として使用する方法について説明を行う。まず、CPU53は、メモリ41においてコンテンツAをバッファリングするために必要な領域を算出する。図5の(b)においては、CPU53は、コンテンツAのm個(m<n)のフレームが記録可能な領域を算出し、確保している。次に、CPU53は、上記領域以外の領域を、コンテンツB〜Dのフレームを記録するための領域とする。図5の(b)においては、コンテンツB〜Dのフレームを記録するための領域を均等に分割しているが、本発明はこれに限定されない。コンテンツB〜Dのフレームを記録するための領域は、コンテンツB〜Dのフレーム数、各メモリの容量等によって、適宜変更可能であるとする。
その後、CPU53は、上述したS23において説明したとおり、コンテンツA以外のコンテンツ(コンテンツB〜D)を記録(録画)するようメモリコントローラ32〜34に指示する。このとき、CPU53は、セレクタ21に対し、出力する映像信号を動的に切り替えて、出力するよう指示する。
CPU53がセレクタ21に対し、例えば、STB2から供給された映像信号を出力するよう指示すると、セレクタ21は、メモリコントローラ31にコンテンツBの映像信号を供給する。ここで、セレクタ22は、メモリコントローラ32にコンテンツBの映像信号を供給している。そのため、CPU53は、メモリコントローラ31に対し、メモリ41のSTB2の領域にコンテンツBのフレームを記録するよう指示し、メモリ41への記録が終了した後、メモリコントローラ32に対し、コンテンツBのフレームを録画するよう指示する。
図5の(b)においては、コンテンツBのフレーム1〜k(k<n)がメモリ41に記録され、コンテンツBのフレームであって、メモリ41に記録されたフレームのうち最後のフレーム(フレームk)に連続するフレーム(フレームk+1)からフレームk+nまでがメモリ42に記録されている。このように、コンテンツBのフレームをメモリ41およびメモリ42に記録するように、CPU53は、メモリコントローラ31およびメモリコントローラ32を制御する。コンテンツCおよびコンテンツDの記録についても同様である。
このときの動作についてより詳しく説明する。図9は、図1におけるテレビ1のセレクタ21の構成を示すブロック図である。なお、以下では、セレクタ21について説明を行うが、セレクタ22〜24についても同様の構成を有しているとする。なお、図9においては、メモリ41にSTB1が受信したコンテンツAとSTB2が受信したコンテンツBとを記録する構成について説明を行うが、本発明はこれに限定されず、メモリ41は上述したようにSTB3およびSTB4が受信したコンテンツCおよびコンテンツDを記録してもよい。また、図9においては、メモリ41において各コンテンツが記録されている領域を、各コンテンツを受信したSTB(STB1または2)で表している。
図9に示すように、セレクタ21は、セレクタ211(MUX11)とセレクタ212(MUX12)とを備えている。尚、セレクタ21に含まれるセレクタの数はこれに限定されず、複数であってもよい。
各セレクタがそれぞれ対応するSTBからのコンテンツを受信し、対応するメモリコントローラに受信したコンテンツを送信する場合(以下、(1)通常時と呼ぶ)、メモリコントローラ41〜44は、メモリ41〜44に、図5の(a)に示すように、コンテンツを記録する。図9においては、メモリ41〜44のうち、(1)通常時におけるメモリ41の状態を示している。
このとき、セレクタ21のセレクタ211(MUX11)およびセレクタ212(MUX12)はCPU53の指示に従い、メモリコントローラ31に対し、STB1が受信したコンテンツAを供給している。
図10は、セレクタ21から出力されたコンテンツに対し、通常録画時と、STB2の録画時間を拡大して録画した時において、メモリ41(FM1)が記録するコンテンツを示した図である。図9において、セレクタ211がメモリコントローラ31にコンテンツを供給する経路を経路Aとし、セレクタ212がメモリコントローラ31にコンテンツを供給する経路を経路Bとすると、図10に示すように、(1)通常時におけるメモリ41には、経路AおよびBから供給されたコンテンツ(STB1)が記録される。
次に、コンテンツBのフレームをメモリ41およびメモリ42に記録する場合(以下、(2)STB2の録画時間の拡大時)について説明する。CPU53は、セレクタ21のMUX11に対し、STB1が受信したコンテンツAを経路Aにてメモリコントローラ31に供給するよう指示する。また、CPU53は、セレクタ21のMUX12に対し、STB2が受信したコンテンツBを経路Bにてメモリコントローラ31に供給するよう指示する。
メモリコントローラ31は、セレクタ21のMUX11からの(または、セレクタ21のMUX11からの映像信号をメモリ41にバッファリングし、当該バッファリングした)コンテンツを継続して出力する。これにより、1画面表示されたコンテンツをユーザに提供することができる。また、メモリコントローラ31は、CPU53からの指示に従い、図9の「(2)STB2の録画時間の拡大」に示したように、メモリ41にコンテンツBのフレームを記録する。これにより、図10に示すように、(2)STB2の録画時間の拡大時におけるメモリ41には、経路Bから供給されたコンテンツ(STB2)が記録される。このように、CPU53は、メモリ41に対し、コンテンツが上記(1)または(2)のどちらの状態で記録されるかを切り換える。これにより、メモリの容量が少ない場合に、録画時間を拡張することができる。
その後、CPU53は、S32において、1画面表示されていたコンテンツ(コンテンツA)以外のコンテンツ(コンテンツB〜D)を各メモリから取得し再生するよう各メモリコントローラに指示する。このとき、CPU53は、各コンテンツのうち、最初に記録されたフレームから順に読み出す。また、CPU53は、メモリコントローラ31に対し、MUX11から出力されたコンテンツであって、1画面表示されていたコンテンツ(コンテンツA)を継続して出力するよう指示する。
これにより、最初に記録されたフレームは、多画面表示モードから1画面表示モードに遷移した際に、各コンテンツの再生を停止した位置のフレームであるため、テレビ1は、各コンテンツの再生を停止した位置から再開させることができる。上記の例では、メモリ41から各コンテンツのフレームを記録しているため、CPU53は、メモリコントローラ31に対し、メモリ41に記録されているコンテンツB〜Dのそれぞれのフレームを最初に記録されたフレームから順に読み出すよう指示する。
メモリコントローラ31は、読み出したフレームを順にミキサ52に出力する。メモリコントローラ31が各コンテンツのフレームの読み出しを完了すると、CPU53は、当該コンテンツの次のフレーム(最後に読み出されたフレームと連続するフレーム)が保存されているメモリから当該コンテンツのフレームを読み出すよう制御する。例えば、メモリコントローラ31がメモリ41に記録されているコンテンツBの複数のフレームを全て読み出すと、CPU53は、メモリ41に記録されていた複数のフレームのうち最後に記録されたフレームに連続するフレームを記録しているメモリ42から、コンテンツBのフレームを読み出すようメモリコントローラ32に指示する。ミキサ52は、このようにして各メモリから読み出されたフレームを含む映像信号を元に、表示装置100で表示する映像信号を生成する。
このように、テレビ1には、メモリ41〜44がコンテンツA〜Dに対して夫々備えられており、多画面表示モードから1画面表示モードに遷移した際、1画面表示モードにおいて表示されるコンテンツがコンテンツAであるとする。このとき、CPU53は、コンテンツAに対応するメモリ41に、コンテンツB〜Dを構成する複数のフレームを記録するように制御する。
上記構成によれば、コンテンツB〜Dは、対応するメモリとメモリ41とに記録される。よって、テレビ1は、コンテンツB〜Dを記録する領域を動的に確保することができる。
なお、例えば、メモリ41の領域のうち、メモリコントローラ31が図5の(b)に示す、STB2の領域に記録されたフレームを全て読み出したとき、CPU53は、当該STB2の領域を、再びSTB1の領域とする。これにより、図5の(a)に示すような状態に戻ることができる。
なお、各コンテンツをどのメモリに録画するかについては、上述の方法に限定されず、例えば、コンテンツBを録画する場合、メモリ42に録画した後に、メモリ41に録画してもよいし、フレームごとに交互に録画してもよい。
(多画面表示モードの際のコンテンツの表示例について)
次に、図6および図7を参照して、多画面表示モードの際のコンテンツの表示例について説明する。図4の画面dでは、1画面表示されたコンテンツ(コンテンツA)以外のコンテンツ(コンテンツB〜D)の再生は、各コンテンツの再生が停止された位置から再開されることについて説明した。このとき図4の画面dでは、各表示領域のコンテンツが停止された位置から再開されたコンテンツか、または、停止されることなく再生されているコンテンツかについて区別できない。以下では、各表示領域のコンテンツが、多画面表示モードから1画面表示モードへ遷移した際に停止されたコンテンツ(タイムシフトされたコンテンツ)であることを示す情報(タイムシフト情報)を、各コンテンツに表示する例について説明を行う。
図6は、テレビ1に表示されたコンテンツのフレームの遷移の他の例を示す図である。また、図7は、図6の画面dの各表示領域を拡大した図であって、同図(a)は、表示領域Bを示し、同図(b)は、表示領域Cを示し、同図(c)は、表示領域Dを示している。なお、図6の画面a〜画面cは、図4の画面a〜画面cと同じ画面であるため説明を省略する。
(タイムシフト情報の例1)
図6の画面dおよび図7の(a)に示すように、1画面表示モードから多画面表示モードに復帰したとき、表示領域Bには、コンテンツBが多画面表示モードから1画面表示モードに遷移したときに停止された位置から再生されている。また、表示領域B内には、現在再生されているコンテンツのフレームが、現時点からどのくらい遅れているか(リアルタイム表示されたときのフレームの位置からどのくらい前のフレームか)を示すプログレスバー(タイムシフト情報)71が表示されている。プログレスバー71の左端は、コンテンツBが停止された位置(録画を開始した位置)を示し、プログレスバー71の上部に表示されている下向き三角は、現在の位置(リアルタイム表示したときのコンテンツの位置)を示している。また、プログレスバー71の色は、再生された分だけ、録画を開始した位置から右方向に向かって変化する。CPU53は、録画を開始した位置、どれだけ録画を開始した位置から再生されたか等を示す情報を、ミキサ52に供給し、ミキサ52は、供給された情報に基づいて、図7の(a)に示すように、表示領域Bにプログレスバー71が付与されたコンテンツBを表示する映像信号を生成する。
なお、図7の(a)に示すように、タイムシフトしたコンテンツを再生していることをより明確にするためのメッセージ(図7の(a)においては、「再生時」)を表示してもよい。
また、表示領域Bにて再生されているコンテンツBが、リアルタイム表示されている状態に追いつくために、テレビ1は、コンテンツごとに、再生スピードを変化させる(例えば、1.2倍など)設定を、テレビ1のメニュー画面などで行わせるように構成されていてもよい。このときCPU53は、再生スピードを設定し、設定した再生スピードで、各コンテンツを再生する。
このように再生スピードが設定され、通常再生よりも高速に設定された再生スピードで再生されたコンテンツBが、リアルタイム表示されている状態に追いついたとき、つまり、設定された再生スピードで再生されたコンテンツの位置(再生位置)が、コンテンツBが遷移の際に停止しなかった場合における現時点での再生位置(リアルタイム表示された時のコンテンツの位置)と同じ位置になったとき、テレビ1は、表示領域Bにて再生されているコンテンツBのフレームを、メモリコントローラ32がセレクタ22から供給されたフレーム(映像信号)に切り替えて表示することができる。つまり、コンテンツBを遷移の際に停止しなかった場合の状態(リアルタイム表示された状態)で再生することができる。
また、ユーザ等の指示によって、リモコン等に設けられているリアルタイム表示に戻ることを指示するボタンが押下されたとき、つまり、リアルタイム表示する旨の指示を受け付けたとき、テレビ1は、表示領域Bにて再生されているコンテンツBをリアルタイム表示に切り替えて表示することができる。つまり、コンテンツBを遷移の際に停止しなかった場合の状態(リアルタイム表示された状態)で再生することができる。
また、リモコン等に設けられている早送りボタン等が押下されることによって、テレビ1は、当該コンテンツを早見再生し、プログレスバーの下向き三角の位置(現在の位置)と早見再生したコンテンツの位置とが一致したとき、テレビ1は、コンテンツBを遷移の際に停止しなかった場合の状態(リアルタイム表示された状態)で再生することができる。
(タイムシフト情報の例2)
図6の画面dおよび図7の(b)に示すように、1画面表示モードから多画面表示モードに復帰したとき、表示領域Cには、コンテンツCが多画面表示モードから1画面表示モードに遷移したときに停止された位置から再生されている。また、表示領域C内には、現在再生されているコンテンツのフレームが、現時点から何分前のコンテンツのフレームか(リアルタイム表示されたときのフレームの位置からどのくらい前のフレームか)を示す時間情報(タイムシフト情報)72が表示されている。なお、図7の(b)において、時間情報72は、2分前を示しているが、時間情報72は、これに限定されず、例えば、何分何秒までを示してもよい。CPU53は、現在再生されているコンテンツのフレームが、現時点から何分前のコンテンツのフレームかを示す情報(時間情報)を、ミキサ52に供給し、ミキサ52は、供給された情報に基づいて、図7の(b)に示すように、表示領域Cに時間情報72が付与されたコンテンツCを表示する映像信号を生成する。
また、時間情報72は、ユーザ等の指示によって、書き換えることが可能に構成されている。ユーザ等の指示によって、時間情報72の時間が「0」に書き換えられたことを検知する、つまり、リアルタイム表示する旨の指示を受け付けると、テレビ1は、表示領域Cにて再生されているコンテンツCをリアルタイム表示に切り替えて表示することができる。つまり、コンテンツCを遷移の際に停止しなかった場合の状態(リアルタイム表示された状態)で再生することができる。また、上述したように、表示領域Cにおいても再生スピードを変化させるように設定することができる。
(タイムシフト情報の例3)
図6の画面dおよび図7の(c)に示すように、1画面表示モードから多画面表示モードに復帰したとき、表示領域Dには、コンテンツDが多画面表示モードから1画面表示モードに遷移したときに停止された位置から再生されている。また、表示領域D内には、コンテンツDが遷移の際に停止しなかった場合に、現時点で表示される画面(リアルタイム表示されたときの画面)を表示するリアルタイム画面73が表示されている。なお、図7の(c)において、リアルタイム画面73は、非表示領域Dの左下に表示されているが、リアルタイム画面73の表示位置はこれに限定されない。リアルタイム画面73の位置および大きさは、任意である。CPU53は、各メモリコントローラに対し、録画したコンテンツと共に、各STBが受信しているコンテンツをミキサ52に供給するよう指示し、ミキサ52は、供給された情報に基づいて、図7の(c)に示すように、表示領域Dにリアルタイム画面73が付与されたコンテンツDを表示する映像信号を生成する。
また、ユーザ等の指示によって、当該リアルタイム画面73が選択されたとき、つまり、リアルタイム表示する旨の指示を受け付けたとき、テレビ1は、表示領域Dにて再生されているコンテンツDをリアルタイム表示に切り替えて表示することができる。つまり、コンテンツDを遷移の際に停止しなかった場合の状態(リアルタイム表示された状態)で再生することができる。また、上述したように、表示領域Dにおいても再生スピードを変化させるように設定することができる。
なお、上述したタイムシフト情報の例は、どれか1つを採用して表示装置100に表示してもよいし、図6の画面dに示すように、組み合わせて表示してもよい。
(変形例)
上述したテレビ1は、STBが受信したコンテンツを再生する場合を例に説明を行ったが、再生するコンテンツはHDD等の記録媒体に記録されたコンテンツであってもよい。
本例において、リアルタイム表示とは各HDDが再生を開始してから、停止されずに再生されたフレームを表示装置100に表示していることを示す。
上記構成の場合、多画面表示モードから1画面表示モードに遷移すると、各メモリは、1画面表示されたコンテンツ以外のコンテンツの再生を停止する。そして、CPU53は、1画面表示モードの間、再生を停止したコンテンツを、入力しないようセレクタ21〜24に指示する。その後、1画面表示モードから多画面表示モードへ復帰すると、セレクタ21〜24は、再生を停止したコンテンツを読み出す。これにより、テレビ1は、遷移した際に1画面表示したコンテンツをリアルタイム表示し、遷移の際に停止したコンテンツを、当該コンテンツの再生を停止した位置から再生することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
(ソフトウェアによる実現例について)
最後に、テレビ1の各ブロックは、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、テレビ1は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるテレビ1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、テレビ1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、テレビ1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを、通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、多画面表示モードでコンテンツを再生するコンテンツ再生装置に利用することができる。
1 テレビ(テレビジョン受像機、記録再生装置)
11〜14 セットトップボックス
21〜24 セレクタ
25 セレクタ
26 セレクタ
31〜34 メモリコントローラ(記録制御手段)
41〜44 メモリ(記録媒体)
51 スケーラ
52 ミキサ(情報付与手段)
53 CPU(コンテンツ再生手段、情報付与手段、設定手段)
71 プログレスバー(タイムシフト情報)
72 時間情報(タイムシフト情報)
73 リアルタイム画面(タイムシフト情報)
100 表示装置

Claims (9)

  1. 多画面表示モードにおいて表示されるN個(N≧2)のコンテンツを再生するコンテンツ再生手段を備えたコンテンツ再生装置であって、
    前記コンテンツ再生手段は、前記多画面表示モードから1画面表示モードに遷移するときに、前記多画面表示モードにおいて表示される前記N個のコンテンツのうち、前記1画面表示モードにおいて表示される1個のコンテンツを除くN−1個のコンテンツの再生を停止し、前記1画面表示モードから前記多画面表示モードに復帰するときに、前記N−1個のコンテンツの再生を前記遷移の際に停止した位置から再開し、
    前記N−1個のコンテンツが、前記遷移の際に停止されたコンテンツであることを示すタイムシフト情報を、当該N−1個のコンテンツにそれぞれ付与する情報付与手段を更に備え、
    前記コンテンツ再生手段は、前記復帰の際に、前記情報付与手段によって前記タイムシフト情報がそれぞれ付与された前記N−1個のコンテンツを再生し、
    前記タイムシフト情報は、前記コンテンツ再生手段によって再生されたコンテンツが、前記遷移の際に停止しなかった場合に現時点で再生される位置からどのくらい前かを示すプログレスバーであることを特徴とするコンテンツ再生装置。
  2. 前記N−1個のコンテンツのそれぞれに対し、再生スピードを設定する設定手段を更に備え、
    前記コンテンツ再生手段は、前記N−1個のコンテンツのうち、前記設定手段によって通常再生よりも高速に設定された再生スピードで再生されたコンテンツの再生位置が、当該コンテンツが前記遷移の際に停止しなかった場合における現時点での再生位置と同じ位置になったとき、当該コンテンツを前記遷移の際に停止しなかった場合の状態で再生するように構成されていることを特徴とする請求項に記載のコンテンツ再生装置。
  3. 前記コンテンツ再生手段は、前記N−1個のコンテンツのうち、ユーザから指定されたコンテンツに対し、前記遷移の際に停止しなかった場合おける現時点での再生位置から再生する旨の指示を受け付けると、当該コンテンツを前記遷移の際に停止しなかった場合の状態で再生するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ再生装置。
  4. 前記N−1個のコンテンツを前記遷移の際に停止した位置から記録媒体に記録する記録制御手段を更に備え、
    前記コンテンツ再生手段は、前記復帰の際に、前記N−1個のコンテンツを前記記録媒体から読み出して再生することを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載のコンテンツ再生装置。
  5. 前記記録媒体は、前記N個のコンテンツに対し夫々備えられており、
    前記記録制御手段は、前記1画面表示モードにおいて表示される1個のコンテンツに対応する記録媒体に、前記N−1個のコンテンツを記録するよう制御することを特徴とする請求項に記載のコンテンツ再生装置。
  6. 請求項1〜の何れか1項に記載のコンテンツ再生装置を備えることを特徴とするテレビジョン受像機。
  7. 多画面表示モードにおいて表示されるN個(N≧2)のコンテンツを再生するコンテンツ再生工程を含んだコンテンツ再生方法であって、
    前記コンテンツ再生工程において、前記多画面表示モードから1画面表示モードに遷移するときに、前記多画面表示モードにおいて表示される前記N個のコンテンツのうち、前記1画面表示モードにおいて表示される1個のコンテンツを除くN−1個のコンテンツの再生を停止し、前記1画面表示モードから前記多画面表示モードに復帰するときに、前記N−1個のコンテンツの再生を前記遷移の際に停止した位置から再開し、
    前記N−1個のコンテンツが、前記遷移の際に停止されたコンテンツであることを示すタイムシフト情報を、当該N−1個のコンテンツにそれぞれ付与する情報付与工程を更に含み、
    前記コンテンツ再生工程では、前記復帰の際に、前記情報付与工程において前記タイムシフト情報がそれぞれ付与された前記N−1個のコンテンツを再生し、
    前記タイムシフト情報は、前記コンテンツ再生工程によって再生されたコンテンツが、前記遷移の際に停止しなかった場合に現時点で再生される位置からどのくらい前かを示すプログレスバーであることを特徴とするコンテンツ再生方法。
  8. 請求項1からのいずれか1項に記載のコンテンツ再生装置としてコンピュータを動作させるプログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させるためのプログラム。
  9. 請求項に記載のプログラムが記録されているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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