JP5947473B1 - 形態変化玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】板状体の厚みが薄くても十分な強度が得られる形態変化玩具を提供すること。【解決手段】複数の構成部分が連結部材4a〜4dを介して連結されて板状に配置され、一部の前記連結部材を介して少なくとも一部の前記構成部分同士が重畳されるように折り畳み可能に構成され、重畳された前記構成部分同士のうちの少なくとも一部がその他の部分に対して一体的に動作可能に構成され、複数の構成部分が板状に配置された一の形態と、重畳された前記構成部分同士のうちの少なくとも一部が一体的に動作した他の形態とを可逆的に取り得ることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、形象物の構成部分を板状に収めた板状体の形態を可逆的に変化させることができる形態変化玩具に関するものである。
従来、形態変化玩具として、矩形板状の胴体部と当該胴体部の周側面に対して可動可能に取り付けた左右一対の腕部と左右一対の脚部を設け、前記胴体部と前記腕部の取り付けおよび前記胴体部と前記脚部の取り付けは、結合部材の両端に設けた球状体と、前記胴体部の周側面および/若しくは前記腕部および脚部の側面に設けた前記球状体を保持する筒状の内面を有した孔からなるボールジョイント機構によって行われ、前記胴体部に対して前記腕部と脚部を密着させることによって形成した肉厚が一定かつ矩形の外形を有する板状体の形態と、前記胴体部から前記腕部と脚部を引き離すことによって形成した人間型の人形形態とを可逆的に変形可能となるように形成した変形人形が知られている(例えば、特許文献1参照)。
要するに、この形態変化玩具は、中心に位置する矩形の胴体部の上面に頭部を転回可能に結合させ、胴体部の両側面に腕部を転回可能に連結させ、胴体部の下面に脚部を転回可能に連結させている。
実用新案登録第3197087号公報
ところで、上記形態変化玩具では、結合部材として端部に球状体を有するものを採用し、その球状体を各部に嵌着させることによって各部を胴体部に対して転回可能に連結させている。
それ故、球状体を収容するために、各部の厚みを厚くしなくてはならず、その場合には、矩形板状体の厚みが厚くなってしまう。また、結合部材の球状体を小さくして矩形板状体の厚みを薄くした場合には、十分な強度が得られない虞がある。
本発明は、板状体の厚みが薄くても十分な強度が得られる形態変化玩具を提供することを目的としている。
請求項1に記載の形態変化玩具は、複数の構成部分が連結部材を介して連結されて板状に配置され、一部の前記連結部材を介して少なくとも一部の前記構成部分同士が重畳されるように折り畳み可能に構成され、重畳された前記構成部分同士のうちの少なくとも一部を含む可動部分がその他の部分に対して一体的に動作可能に構成され、複数の構成部分が板状に配置された一の形態と、前記可動部分が一体的に動作した後の他の形態とを可逆的に取り得ることを特徴とする。
また、請求項2に記載の形態変化玩具は、請求項1に記載の形態変化玩具であって、前記連結部材としてヒンジを有し、前記可動部分は前記ヒンジの軸を中心に回動可能に構成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の形態変化玩具は、請求項2に記載の形態変化玩具であって、前記可動部分を構成する重畳された2つの構成部分のそれぞれは前記一の形態における面に垂直な軸を有する別々の前記ヒンジを介してその他の構成部分に連結され、前記別々の前記ヒンジの軸同士は、前記少なくとも一部の前記構成部分同士が重畳されるように折り畳まれた際に、一直線状に並ぶことを特徴とする。
さらに、請求項4に記載の形態変化玩具は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の形態変化玩具であって、前記一部の連結部材には両端に軸が配置され、前記一部の連結部材は、当該軸のそれぞれを介して別々の前記構成部分に連結されていることを特徴とする。
請求項5に記載の形態変化玩具は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の形態変化玩具であって、前記一の形態は、矩形状であり、全幅の1/2の幅をもった中央部分と、当該中央部分の両脇に位置しそれぞれ全幅の1/4の幅をもった両脇部分とから構成され、前記複数の構成部分は前記中央部分と前記両脇部分とに振り分けて配置されるとともに、前記中央部分と前記両脇部分との間は前記一部の連結部材によって互いに連結されていることを特徴とする。
請求項6に記載の形態変化玩具は、請求項5に記載の形態変化玩具であって、前記両脇部分は、前記中央部分の第一面又は第二面のいずれか一つに選択的に重なる方向に折り畳み可能に連結されていることを特徴とする。
請求項7に記載の形態変化玩具は、請求項5に記載の形態変化玩具であって、前記両脇部分は、前記中央部分の第一面又は第二面のいずれか一つの面だけに重なる方向に折り畳み可能に連結されていることを特徴とする。
請求項1から請求項4に記載の形態変化玩具によれば、重畳された構成部分同士のうちの少なくとも一部が一体的に動作するように構成されているため、少なくとも動作部分の厚さは重畳しない場合に比べて厚くなるので、より立体感を醸し出すことができるとともに、強度も十分高いものとなる。また、特に、請求項4に記載の形態変化玩具によれば、連結部材には両端に軸が配置されているので、連結部材を挟んで隣り合う構成部分にある程度厚みがある場合でも、簡単に折り畳むことができる。
請求項5に記載の形態変化玩具によれば、全幅の1/2の中央部分と全幅の1/4の両脇部分とが折り畳まれることになるので、全体の強度がより高いものとなる。
請求項6に記載の形態変化玩具によれば、両脇部分の折り畳み方向を変更することによって2つの他の形態を取ることができる。
請求項7に記載の形態変化玩具によれば、両脇部分の折り畳み方向を1つとすることによって、一の形態の1つの面を平面にすることができる。そして、この平面を各種カードの表面に見立てることができる。
第1実施形態の形態変化玩具とケースを示した斜視図である。 第1実施形態の形態変化玩具の板状体の第二面を示した図である。 第1実施形態の形態変化玩具の連結部材の構造を示した模式図である。 第1実施形態の形態変化玩具の他の連結部材の構造を示した模式図である。 第1実施形態の形態変化玩具のさらに他の連結部材の構造を示した模式図である。 第1実施形態の形態変化玩具の板状体の第一面を示した図である。 第1実施形態の形態変化玩具の形態変化の過程を示した図である。 第1実施形態の形態変化玩具の形態変化の過程を示した図である。 第1実施形態の形態変化玩具の形態変化の過程を示した図である。 第1実施形態の形態変化玩具の形態変化後の様子を示した正面図である。 第1実施形態の形態変化玩具の形態変化後の様子を示した斜視図である。 第1実施形態の形態変化玩具の他の形態変化後の様子を示した斜視図である。 第2実施形態の形態変化玩具の形態変化玩具の第一面を示した図である。 第2実施形態の形態変化玩具の形態変化の過程を示した図である。 第2実施形態の形態変化玩具の形態変化後の様子を示した正面図である。 第3実施形態の形態変化玩具の板状体の第一面を示した図である。 第3実施形態の形態変化玩具の板状体の第二面を示した図である。 第3実施形態の形態変化玩具の形態変化の過程を示した図である。 第3実施形態の形態変化玩具の形態変化後の様子を示した正面図である。 第3実施形態の形態変化玩具の足先の構造を示した拡大図である。
以下、本発明に係る形態変化玩具の実施形態を図面に基づいて説明する。
《第1実施形態》
(全体構成)
図1は、第1実施形態の形態変化玩具1Aを示した斜視図である。
この形態変化玩具1Aは、板状体10である一の形態と、図11及び図12に示す他の2つの形態との間で可逆的に変化可能に構成されている。
この形態変化玩具1Aは、一の形態では、ロボット玩具の胴部,頭部等の各構成部分を連結して矩形板状に配置した板状体10を形成している。
この板状体10は、構成部分同士が重畳されるように連結部材4a〜4dを介して折り畳み可能に構成されている。また、この形態変化玩具1Aは、折り畳みによって重畳された構成部分同士のうちの少なくとも一部が一体的に動作可能に構成されている。
また、この板状体10は持ち運びの際等にはケース5に格納可能となっている。
なお、図1では、板状体10の第二面が表されている。
(細部構成)
1.板状体10の構成
図2は、板状体10の第一面を表している。
形態変化玩具1Aの板状体10は、大別すると、中央部分10aと、中央部分10aの両脇に位置する左側部分(両脇部分の一方)10b及び右側部分(両脇部分の他方)10cとの3つの部分によって構成されている。
中央部分10aは板状体10の幅方向中央に位置し、板状体10の全幅の1/2の幅を有している。また、左側部分10b及び右側部分10cのそれぞれは板状体10の全幅の1/4の幅を有している。そして、図2において、中央部分10aと左側部分10bは、2つの連結部材4a,4bによって互いに連結され、連結部材4a,4bを介して折り畳み可能に構成されている。また、図2において、中央部分10aと右側部分10cは、2つの連結部材4c,4dによって互いに連結され、連結部材4c,4dを介して折り畳み可能に構成されている。
中央部分10aには、左側部分10b及び右側部分10cの折り畳み方向に応じて、ロボット玩具の左半身又は右半身となる構成部分が形成されている。なお、以下では、説明の便宜のため、図2の状態から左側部分10b及び右側部分10cが中央部分10aの裏側に折り返され、中央部分10aが左半身となる場合を説明する。
具体的には、中央部分10aには、胴左部15aと、胴左部15aと一体的に形成された頭左部16aと、胴左部15aにヒンジ(連結部材)17aを介して連結された脚左部18aと、胴左部15aに連結部材19aによって連結された左車輪20aとが形成されている。また、頭左部16aには、連結部材21aを介して左頬部22aが形成され、胴左部15aには、ヒンジ(連結部材)23aを介して左腕部24aが形成されている。
左側部分10bには、ロボット玩具の右半身前部となる構成部分が形成されている。具体的には、左側部分10bには、胴右前部15bと,胴右前部15bと一体的に形成された頭右前部16bと、胴右前部15bにヒンジ(連結部材)17bを介して連結された脚右部18bとが形成されている。また、頭右前部16bには、連結部材21bを介して連結された右頬部22bが形成されている。
右側部分10cには、ロボット玩具の右半身後部となる構成部分が形成されている。具体的には、右側部分10cには、胴右後部15cと、胴右後部15cと一体的に形成された頭右後部16cと、胴右後部16cに連結部材19bによって連結された右車輪20bとが形成されている。また、胴右後部15cには、ヒンジ(連結部材)23bを介して右腕部24bが配設されている。
2.連結部材の構成
連結部材4aは、中央部分10aの頭左部16aと左側部分10bの頭右前部16bとを連結するものである。図3に示すように、頭左部16aと頭右前部16bとは、具体的には、連結部材4aの両端に配置される軸11b,11cによって連結されている。なお、この連結部材4aの外面には一の顔が形成されている。
この連結部材4aでは、図3(A)に示すように、頭左部16aの端面と頭右前部16bの端面とが互いに当接して、第1形態では平坦に保持され、図3(B)に示すように、図2の状態から山折りされて折り畳まれる場合には、頭左部16aと頭右前部16bとが回動されて互いに重なり合う。
連結部材4bは、中央部分10aの脚左部18aと左側部分10bの脚右部18bとを連結するものである。脚左部18aと脚右部18bとは、具体的には、連結部材4bの両端に配置される軸12b,12cによって連結されている。この連結部材4bは上記連結部材4aと同様な構造を有する。したがって、その詳しい説明は省略する。
連結部材4cは、中央部分10aの頭左部16aと右側部分10cの頭右後部16cとを連結するものである。頭左部16aと頭右後部16cとは、具体的には、連結部材4cの両端に配置された軸13b,13cによって連結されている。この連結部材4cも上記連結部材4aと同様な構造を有する。したがって、その詳しい説明は省略する。
連結部材4dは、中央部分10aの胴左部15aと右側部分10cの胴右後部15cとを連結するものである。胴左部15aと胴右後部15cとは、具体的には、連結部材4dの両端に配置された軸14b,14cによって連結されている。この連結部材4dも上記連結部材4aと同様な構造を有する。したがって、その詳しい説明は省略する。
連結部材21a,21bは、図4に示すように、両端にそれぞれ配置された軸21d,21eを有し、当該軸21d,21eを介して頭左部16a及び頭右前部16bと左頬部22a及び右頬部22bとが互いに連結されている。この連結部材21a,21bでは、左頬部22a及び右頬部22bを頭左部16a及び頭右前部16bのそれぞれの外面に重ね合わせる。
連結部材19a,19bは、図5に示すように、両端にそれぞれ配置された軸19d,19eを有し、当該軸19d,19eを介して胴左部15a及び胴右後部15cと左車輪20a及び右車輪20bとが互いに連結されている。この連結部材19a,19bによって、連結部材19a,19bを軸19dを中心にして外方へ回動させるとともに、左車輪20a及び右車輪20bの姿勢を軸19eを中心に回動させて胴左部15a及び胴右後部15cと略平行になるようにすることができる。また、連結部材19a,19bは、この胴左部15a及び胴右後部15cの外面が表側に位置するように、必要ならば車輪20a,20bを軸19eを中心に約180度回転させる機能を有する。
ヒンジ23a,23bは、左腕部24a及び右腕部24bをヒンジ23a,23bを中心にして外方へ引き出させる機能を有する。
3.板状体10の第二面
図6は、形態変化玩具1Aの板状体10の第二面を示している。この第二面は、上記第一面と同一形状で同じ構成部分から構成されているので、同一の構成部分には、同一符号を付して説明を省略する。
この第二面において、連結部材4aには第一面の顔の表情とは異なった表情の顔が形成されている。
(遊び方)
1.遊び方その1
この形態変化玩具1Aでは、図2に示した左側部分10bを連結部材4a,4bを介して中央部分10aの裏側に折り畳んで重ね合わせ、右側部分10cを連結部材4c,4dを介して中央部分10aの裏側に折り畳んで重ね合わせる(図7参照)。
次に、左頬部22a及び右頬部22bをそれぞれ連結部材21a,21bを介して頭左部16a及び頭右前部16bの外面にそれぞれ折り畳んで重ね合わせる(図8参照)。
続いて、脚左部18a及び脚右部18bをヒンジ17a,17bを介して上方へ回動する(図9参照)。なお、この形態変化玩具1Aでは、脚左部18a及び脚右部18bを一体的に回動させる必要があることから、軸17a,17bの中心を十分に合致させておく必要がある。
次に、左車輪20a及び右車輪20bを外方へ引き出すとともに、軸19eを中心にして180度反転させ、また、左腕部24a及び右腕部24bの自由端をヒンジ23a,23bによって後方外方へ回動させる(図10,図11参照)。
2.遊び方その2
この形態変化玩具1Aは、左側部分10b及び右側部分10cを中央部分10aの表側に折り畳んで重ね合わせ、上記手順と同様にして変形させることもできる。この場合、図12に示すように、連結部材4aの第二面側が表になる。したがって、連結部材4Aに第一面側とは異なる顔を形成しておくことが好ましい。なお、この場合には、車輪11a,11bは、反転させる必要はない。
《第2実施形態》
図13から図15は、第2実施形態である形態変化玩具1Bを示している。
(構成)
1.板状体30
この形態変化玩具1Bの板状体30は、大別すると、中央部分30a、左側部分30b及び右側部分30cの3つの部分から構成されている。
中央部分30aは板状体30の幅方向中央に位置し、板状体30の全幅の1/2の幅を有している。また、左側部分30b及び右側部分30cのそれぞれは板状体30の全幅の1/4の幅を有している。そして、図13において、中央部分30aと左側部分30bは、2つの連結部材44,45によって互いに連結され、連結部材44,45を介して折り畳み可能に構成されている。また、図13において、中央部分30aと右側部分30cは、2つの連結部材46,47によって互いに連結され、連結部材46,47を介して一方向に折り畳み可能に構成されている。
中央部分30aには、ロボット玩具の前半身となる構成部分が形成されている。具体的には、中央部30aには顔部を含む胴前部31aが形成され、この胴前部31aの両脇にはヒンジ(連結部材)32a,33aを介して右上腕前部34a及び左上腕前部35aがそれぞれ形成されている。また、右上腕前部34a及び左上腕前部35aの自由端には、連結部材36a,37aを介して右下腕前部38a及び左下腕前部39aが形成されている。また、胴前部31aの下端部の左右には、ヒンジ(連結部材)40a,41aを介して右脚前部42a及び左脚前部43aが形成されている。
左側部分30b及び右側部分30cのそれぞれには、ロボット玩具の後半身の左右の半部となる構成部分が形成されている。そして、左側部分30bの構成部分と右側部分30cの構成部分とが組み合わさって、ロボット玩具の後半身全体が形成される。
左側部分30bには、ロボット玩具の後半身の右半部となる構成部分が形成されている。すなわち、左側部分30bには、胴右後部31bが形成され、その胴右後部31bにはヒンジ(連結部材)32bを介して右上腕後部34bが形成されている。また、この右上腕後部34bの自由端には、連結部材36bを介して右下腕後部38bが形成されている。また、胴右後部31bには、ヒンジ(連結部材)40bを介して右脚後部42bが形成されている。
右側部分30cには、ロボット玩具の後半身の左半部となる構成部分が形成されている。すなわち、右側部分30cには、胴左後部31cが形成され、その胴左後部31cにはヒンジ33bを介して左上腕後部35bが形成されている。また、この左上腕後部35bの自由端には、連結部材37bを介して左下腕後部39bが形成されている。また、胴左後部31cには、ヒンジ(連結部材)41bを介して左脚後部43bが配設されている。
2.連結部材
連結部材36a,36bは、両端に板状体30の面と平行な軸36dと、板状体30の面に対して直行する方向に伸びる軸36eを備えており、右下腕前部38a及び右下腕後部38bは、軸36d,36eによって板状体30の面に対して垂直方向および平行方向に回動可能に支持される。また、連結部材37a,37bは、両端に板状体30の面と平行な軸37dと、板状体30の面に対して直行する方向に伸びる軸37eを備えており、左下腕前部39a及び左下腕後部39bは、軸37d,37eによって板状体30の面に対して垂直方向および平行方向に回動可能に支持される。
連結部材44は、上記連結部材4aと同様の構造を有し、右上腕前部34aと右上腕後部34bとを互いに連結する。また、連結部材45は、右脚前部42aと右脚後部42bとを互いに連結する。同様に、連結部材46は、左上腕前部35aと左上腕後部35bとを互いに連結し、連結部材47は、右脚前部43aと右脚後部43bとを互いに連結する。
(遊び方)
このように形成された形態変化玩具1Bでは、図13に示した左側部分30bを連結部材44,45を介して中央部分30aの裏側に折り畳んで重ね合わせ、右側部分30cを連結部材46,47を介して中央部分30aの裏側に折り畳んで重ね合わせる(図14参照)。
次いで、右上腕前部34a,右上腕後部34b,左上腕前部35a,左上腕後部35bをヒンジ32a,32b、33a,33bを介して外側に引き出すとともに、右下腕前部38a,右下腕後部38b、左下腕前部39a,左下腕後部39bを軸36d,36e、37d,37eを介して前方または後方へ回動させる(図15参照)。
なお、この形態変化玩具1Bは、左側部分30b及び右側部分30cを中央部分30aに対して表側に折り畳むことも可能とすることができる。この場合、形態は変わることがないが、表と裏の模様や彩色等を異ならせることによって変化をつけることができる。
《第3実施形態》
図16から図20は、第3実施形態である形態変化玩具1Cを示している。
(構成)
1.板状体50
図16は、形態変化玩具1Cの矩形板状体50の表面を示し、図17は第一面を示している。
この形態変化玩具1Cの板状体50は、大別すると、中央部分50a、左側部分50b及び右側部分50cの3つの部分から構成されている。
中央部分50aは板状体50の幅方向中央に位置し、板状体50の全幅の1/2の幅を有している。また、左側部分50b及び右側部分50cのそれぞれは板状体50の全幅の1/4の幅を有している。そして、図16において、中央部分50aと左側部分50bは、2つの連結部材64,65によって互いに連結され、連結部材64,65を介して折り畳み可能に構成されている。また、図16において、中央部分50aと右側部分50cは、2つの連結部材66,67によって互いに連結され、連結部材66,67を介して折り畳み可能に構成されている。
この第3実施形態の板状体50の第二面は平面に形成され、左側部分50b及び右側部分50cの中央部分50aに対する折り畳み方向は中央部分50aの裏側方向だけに限定されている。このような構造は、連結部材64〜67によって互いに連結される構成要素の端部の形状を変えることによって容易に得ることができる。要するに、連結部材64〜67によって互いに連結される構成要素に突起や段部などを形成すればこのような構造を容易に得ることができる。そして、このような構造とすることで、第二面を各種カードの絵柄とすることで、興趣性を高めることができる。
中央部50aには、ロボット玩具の前半身が形成されている。すなわち、中央部50aには、頭前部を有する胴前部51aが形成され、この胴前部51aの両脇にはヒンジ(連結部材)52a,53aを介して右腕前部54a及び左腕前部55aがそれぞれ形成されている。これら右腕前部54a及び左腕前部55aの自由端には、ヒンジ(連結部材)56a,57aを介して右手前部58a及び左手前部59aが形成されている。また、胴前部51aの下端部の左右には、連結部材60a,61aを介して右脚前部62a及び左脚前部63aが形成されている。
左側部分50bには、ロボット玩具の後半身の右半部が形成されている。すなわち、左側部分50bには、胴右後部51bが形成され、その胴右後部51bにはヒンジ(連結部材)52bを介して右腕後部54bが形成されている。この右腕後部54bの自由端には、ヒンジ(連結部材)56bを介して右手後部58bが形成されている。また、胴右後部51bの下端部には、連結部材60bを介して右脚後部62bが形成されている。
また、右側部分50cには、ロボット玩具の後半身の左半部が形成されている。すなわち、右側部分50cには、左後胴部51cが形成され、その左後胴部51cにはヒンジ(連結部材)53bを介して左腕後部55bが形成されている。この左腕後部55bの自由端には、ヒンジ(連結部材)57bを介して左手後部59bが形成されている。また、左後胴部51bの下端部には、連結部材61bを介して左脚後部63bが配設されている。
2.連結部材
右腕前部54aと右腕後部54bとは連結部材64によって互いに連結され、右脚前部62aと右脚後部62bとは連結部材65によって互いに連結されている。同様に、左腕前部55aと左脚後部55bとは連結部材66によって互いに連結され、左脚前部63aと左脚後部63bとは連結部材67によって互いに連結されている。
(遊び方)
このように形成された形態変化玩具1Cでは、左側部分50bを連結部材62,65によって中央部分50aの裏側に折り畳んで重ね合わせ、右側部分50cを連結部材66,67を介して中央部分50aの裏側に折り畳んで重ね合わせる(図18参照)。
次に、右腕前部54a,右腕後部54b,左腕前部55a,左腕後部55bをヒンジ52a,52b、53a,53bによって外側に引き出すとともに、右手前部58a,右手後部58b、左手前部59a,左手後部59bを軸56a,56b、57a,57bによって上方等へ回動させる(図19参照)。
(その他)
なお、この形態変化玩具1Cでは、図20に示すように、右脚前部62a及び左脚前部63aに爪状の足先68,69が配設されている。この足先68,69は板状に形成され、下端に舌片68a,69aを備えている。一方、右脚前部62a及び左脚前部63aには、先端が膨出するピン70a,71aが立設されている。そして、足先68,69は、舌片68a,69aでピン70a,71aの膨出部を包み込むようにして右脚前部62a及び左脚前部63aに取り付けられる。したがって、この足先68,69は、ピン70a,71aに対して回転方向,右脚前部62a,左脚前部63aの面に対して垂直方向等、任意姿勢を取り得る。
《発明の変形例》
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では、矩形状の板状体をロボット玩具に変形させる場合について説明したが、板状体は矩形状でなくてもよく、円形、楕円形その他の形状であってもよい。また、ロボット玩具でなくその他の形象物、例えばビークル、昆虫その他の動物等に変形するようにしてもよい。
1A〜1C 形態変化玩具
4a〜4d 連結部材
10 板状体
10a 中央部分
10b 左側部分(両脇部材の1つ)
10c 右側部分(両脇部材の1つ)
30 板状体
30a 中央部分
30b 左側部分(両脇部材の1つ)
30c 右側部分(両脇部材の1つ)
50 板状体
50a 中央部分
50b 左側部分(両脇部材の1つ)
50c 右側部分(両脇部材の1つ)

Claims (7)

  1. 複数の構成部分が連結部材を介して連結されて板状に配置され、一部の前記連結部材を介して少なくとも一部の前記構成部分同士が重畳されるように折り畳み可能に構成され、重畳された前記構成部分同士のうちの少なくとも一部を含む可動部分がその他の部分に対して一体的に動作可能に構成され、複数の構成部分が板状に配置された一の形態と、前記可動部分が一体的に動作した後の他の形態とを可逆的に取り得ることを特徴とする形態変化玩具。
  2. 前記連結部材としてヒンジを有し、前記可動部分は前記ヒンジの軸を中心に回動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の形態変化玩具。
  3. 前記可動部分を構成する重畳された2つの構成部分のそれぞれは前記一の形態における面に垂直な軸を有する別々の前記ヒンジを介してその他の構成部分に連結され、前記別々の前記ヒンジの軸同士は、前記少なくとも一部の前記構成部分同士が重畳されるように折り畳まれた際に、一直線状に並ぶことを特徴とする請求項2に記載の形態変化玩具。
  4. 前記一部の連結部材には両端に軸が配置され、前記一部の連結部材は、当該軸のそれぞれを介して別々の前記構成部分に連結されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の形態変化玩具。
  5. 前記一の形態は、矩形状であり、全幅の1/2の幅をもった中央部分と、当該中央部分の両脇に位置しそれぞれ全幅の1/4の幅をもった両脇部分とから構成され、前記複数の構成部分は前記中央部分と前記両脇部分とに振り分けて配置されるとともに、前記中央部分と前記両脇部分との間は前記一部の連結部材によって互いに連結されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の形態変化玩具。
  6. 前記両脇部分は、前記中央部分の第一面又は第二面のいずれか一つに選択的に重なる方向に折り畳み可能に連結されていることを特徴とする請求項5に記載の形態変化玩具。
  7. 前記両脇部分は、前記中央部分の第一面又は第二面のいずれか一つの面だけに重なる方向に折り畳み可能に連結されていることを特徴とする請求項5に記載の形態変化玩具。
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