JP5946666B2 - 電動アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、一方の通電端子と他方の通電端子とを接続させた端子接続部をハウジングの内部に収容した電動アクチュエータおよび電動アクチュエータの製造方法に関する。
例えば電動パワーステアリング装置においては、ステアリングシャフトを駆動する電動モータと、該電動モータを制御する制御手段とを端子接続部を介して接続して構成されている。
従来の端子接続部としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1の図1に示すように、端子21には貫通穴22を設けて膨出部23が形成されている。図1の(1)に示すように貫通穴22,膨出部23にペースト状硬化性樹脂7を塗布した状態で、或いは図1の(2)に示すように基板8のスルーホール10にペースト状硬化性樹脂7を予め充填した状態で、端子21を基板8のスルーホール10に挿入すると、図1の(3)に示すように膨出部23と壁面鍍金層11との接触部25とは、鍍金屑を発生させながら締まり嵌め状態で嵌合され、部分的ではあっても直接接触し、通電可能になる。ペースト状硬化性樹脂7は熱硬化性のものが用いられており、端子21をスルーホール10に挿入した状態で、加熱炉内で加熱してペースト状硬化性樹脂7を硬化させる。
特開2009−16064号公報
ところが、特許文献1に記載の端子接続部は、端子21を組み付けた基板8を加熱炉で加熱すると、ペースト状硬化性樹脂7の温度が上昇して端子21と壁面鍍金層11とを固着させることができるが、基板をハウジングに収容した状態で加熱炉により加熱する場合は、ハウジングの熱容量が大きいため、ハウジングに多くの熱が吸収され、その後にペースト状硬化性樹脂7に熱が吸収されることになり、ペースト状硬化性樹脂7の温度上昇が遅れるという問題がある。
このため、電動アクチュエータとしての例えば電動パワーステアリング装置においては、電動モータを収容したモータハウジングと制御手段を収容した制御ハウジングとを一体的に組み付けた状態で、前記端子接続部のペースト状硬化性樹脂を固着させるには、端子接続部をモータハウジングおよび制御ハウジングと共に加熱する必要があり、これらのハウジングの熱容量が大きいため、ハウジングの内部に収容した端子接続部のペースト状硬化性樹脂が固着温度に達するまでに時間がかかる。
そこで本発明は、上記の課題を解決し、端子接続部が熱容量の大きいハウジングの内部に組み込まれた状態で、導電性接着剤を短時間で固着させることができる電動アクチュエータおよび電動アクチュエータの製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、一端部がブロックに保持された一方の通電端子と、一端部がモータハウジングに保持された他方の通電端子とを接続する端子接続部を設け、該端子接続部をハウジングの内部に収容した電動アクチュエータにおいて、
前記ブロックは、前記一方の通電端子の一端部の一部を露出させる凹部が形成されていると共に、
前記他方の通電端子の他端部と前記凹部内に臨む前記一方の通電端子の一端部が隙間を介して対向配置され、
非固形状態から発熱硬化する性質を有する導電性接着剤が、前記隙間と凹部に充填された状態で前記両方の通電端子を電気接続することを特徴としている。
請求項1に係る電動アクチュエータによれば、通電すると自ら有する電気抵抗により発熱硬化する導電性接着剤を、一方の通電端子と他方の通電端子との間に介在させ、導電性接着剤に通電して発熱硬化させることができるので、導電性接着剤を短時間で硬化温度まで高めることができる。
端子接続部の要部を示す断面図(実施の形態)。 電動パワーステアリング装置の分解斜視図(実施の形態)。 電動パワーステアリング装置の要部を示す斜視図(実施の形態1)。 電動パワーステアリング装置の要部を一部破断して示す正面図(実施の形態1)。 電動パワーステアリング装置の作用説明図(実施の形態)。
以下、本発明による電動アクチュエータおよび電動アクチュエータの製造方法を説明する。本実施の形態は、本発明による電動アクチュエータおよび電動アクチュエータの製造方法を、ステアリングホィールを回動操作する際のトルクを補助する電動パワーステアリング装置に適用したものである。
(実施の形態の構成)
運転者がステアリングホィールを回動操作する際のトルクを補助するため、車両には電動パワーステアリング装置が設けられている。該電動パワーステアリング装置は、ステアリングシャフトの回動方向と回動トルクとを検出するトルクセンサを設け、該トルクセンサの検出値に基づいて電動モータを駆動するものであり、電動モータと該電動モータを制御する制御手段とにより構成されている。
図2に示すように、電動パワーステアリング装置は、モータユニット1とコントロールユニット(ECU:Electroniic Control Unit)2とにより構成され、モータユニット1には例えば三相ブラシレスモータ等の電動モータが収容され、コントロールユニット2には制御手段が収容されている。モータユニット1を構成するモータハウジング1aの図中の右上に位置する出力軸側には3つのボス部1bが形成され、該ボス部1bに設けられた取付孔1cに図示しないボルトを挿通して、モータユニット1が車両の図示しないギヤに結合されている。モータハウジング1aの出力軸とは反対側の図中の左下には、外形寸法の大きい外装部1dが形成され、該外装部1dに図示しないボルトを介してコントロールユニット2が結合されている。
該コントロールユニット2は、底部がモータユニット1側に結合された有底筒形状のECUハウジング3と、該ECUハウジング3に図示しない3本のボルトを介して結合された蓋体4と、ECUハウジング3と蓋体4とにより形成される収容空間に収容されたモータ駆動回路部5,制御回路部6,フィルタ回路部7とで構成されている。
前記モータ駆動回路部5は、制御回路6から送られる制御信号によって図示しないMOSFETを駆動制御し、該MOSFETにより電動モータの3相のモータ側通電端子に交流電流を供給して電動モータを駆動するものであり、金属基板8に図示しないMOSFETが実装されている。前記制御回路部6は、前記のように前記MOSFET等を制御するものであり、プリント基板9に図示しないマイコンを実装して構成されている。前記フィルタ回路部7は、コントロールユニット2の内外のノイズを吸収する機能を備えており、コントロールユニット2の内外から電源ラインに混入するノイズやMOSFETのスイッチングノイズ(ラジオノイズ)を吸収し、外部へ伝播されるのを抑制するものであり、樹脂基板10に図示しないコンデンサ,コイル,リレー等を実装して構成されている。
蓋体4の外面にはコネクタ4aが一体形成され、該コネクタ4aを介して、図示しないバッテリから前記モータ駆動回路部5,前記制御回路部6,前記フィルタ回路部7および前記モータユニット1内の電動モータへ電力が供給されている。電力の供給を行うための構成を以下に詳細に説明する。
前記蓋体4を貫通する蓋体側電源端子11a,11bの一端がコネクタ4aの内部に臨み、他端が蓋体4の内部へ向って突出している。一方、前記フィルタ回路部7には樹脂基板10を貫通する状態でフィルタ回路側電源端子12a,12bが設けられ、該フィルタ回路側電源端子12a,12bに前記蓋体側電源端子11a,11bが挿通され、溶接結合されている。
また、前記フィルタ回路部7には、樹脂基板10を貫通するフィルタ回路側通電端子13a,13bが設けられる一方、前記金属基板8には駆動回路側第1通電端子14a,14bが突出して設けられ、該駆動回路側第1通電端子14a,14bがプリント基板9に形成された切欠部9aを介してフィルタ回路側通電端子13a,13bに接続されている。
また、前記金属基板8には3相分の駆動回路側第2通電端子15a〜15cが設けられる一方、前記モータユニット1には電動モータに接続された3相分のモータ側通電端子16a〜16cが突出して設けられ、該3相分のモータ側通電端子16a〜16cがECUハウジング3に形成された長孔3aを介して駆動回路側第2通電端子15a〜15cに接続されている。
前記駆動回路側第1通電端子14a,14bと前記3相分のモータ側通電端子16a〜16cとは以下のようにして前記金属基板8に取り付けられている。図3に示すようにブロック17が樹脂で形成され、該ブロック17に形成された突起部17a,17bを金属基板8の貫通孔に嵌合させることにより、該ブロック17が金属基板8に結合されている。このブロック17に3相分の前記駆動回路側第2通電端子15a〜15cの上端の軸部20と前記駆動回路側第1通電端子14a,14bの基端部26の近傍とがモールドされている。
即ち、図3に示すように、ブロック17の一方の面に3つの凹部17cが形成され、該凹部17cに3相分の駆動回路側第2通電端子15a〜15cの軸部20が入り込んだ状態で駆動回路側第2通電端子15a〜15cがモールドされ、該駆動回路側第2通電端子15a〜15cの基端部27は金属基板8の配線回路へ向かって突出し、該配線回路に接続されている。駆動回路側第2通電端子15a〜15cの上端部は、軸部20の上下位置がブロック17の凹部17cの内壁に埋設された状態で支持されている。なお、モールドすることなく、凹部17cの内部に軸部20を貫通させる構成を採用してもよい。一方、前記駆動回路側第1通電端子14a,14bは、基端部26の近傍がモールドされ、先端部28がフィルタ回路7へ向って伸びており、基端部26はブロック17から金属基板8の配線回路へ向かって突出し、該配線回路に接続されている。
前記外装部1dの内部には、図2に示すように電動モータの出力軸の回転数を検出するレゾルバ18が設けられている。該レゾルバ18は、出力軸に固定された図示しないロータと、該ロータを囲繞するステータ18aとから構成されている。レゾルバ18が検出した出力軸の回転数を前記制御回路部6へ送るため、軸心方向に沿って配置された6本のレゾルバ端子18bが設けられ、該レゾルバ端子18bをECUハウジング3の長孔3bおよび金属基板8の切欠部8aに挿通させてコネクタ19に結合することにより、レゾルバ18と制御回路部6とが接続されている。
ここで、本実施の形態では3相分の駆動回路側第2通電端子15a〜15cを一方の通電端子とし、3相分のモータ側通電端子16a〜16cを他方の通電端子としたときの状態を詳細に説明する。一方の通電端子と他方の通電端子とからなる端子接続部は、前記モータハウジング1aと前記ECUハウジング3との内部にわたって収容されている。ここでは、夫々の駆動回路側第2通電端子15a〜15cは同一の形状であり、夫々のモータ側通電端子16a〜16cは同一の形状なので、単一の駆動回路側第2通電端子15aと単一のモータ側通電端子16aとの接続構造について説明する。
図1に示すように、駆動回路側第2通電端子15aの上部には断面形状が略正方形の軸部20がブロック17に対して図中の紙面と直角な方向に沿って設けられ、軸部20の両端部が凹部17cの内壁に埋設されている。また、軸部20の背面の部分は、後方から突出するブロック17の突起部17dにより保持されている。一方、モータ側通電端子16aは帯板状に構成されており、その先端には一対の突起部21が形成されている。該一対の突起部21と前記軸部20との間に隙間gを夫々設けるため、軸部20の断面の一辺の長さAに対して、一対の突起部21の間隔がBに設定されている。該一対の突起部21の基端部どうしの間には凹部22が形成され、一対の突起部21の両側には切欠部23が形成されている。そして、駆動回路側第2通電端子15aの軸部20に対し、軸部20の軸心と略直角な方向からモータ側通電端子16aの一対の突起部21を差し込んで保持されている。
前記隙間gは、導電性接着剤24により埋められており、この導電性接着剤24を介して、駆動回路側第2通電端子15aとモータ側通電端子16aとが電気接続されている。該導電性接着剤24は、非固形状態で前記隙間gに充填され、通電により自ら有する電気抵抗で発熱して硬化したものである。なお、導電性接着剤24は隙間gだけでなく、凹部22の内部まで充填しても良い。
駆動回路側第2通電端子15aとモータ側通電端子16aとについて説明したが、その他の駆動回路側第2通電端子15b,15cとモータ側通電端子16b,16cとについても同じ構成なので、説明を省略する。
また、前記駆動回路側第1通電端子14a,14bとフィルタ回路側通電端子13a,13bとについても同じ構成なので、説明を省略する。なお、フィルタ回路側通電端子13a,13bは一方の通電端子に相当し、駆動回路側第1通電端子14a,14bは他方の通電端子に相当する。
(実施の形態の作用)
次に、電動パワーステアリング装置の作用を説明する。
この実施の形態によれば、駆動回路側第2通電端子15a〜15cとモータ側通電端子16a〜16cとの間に設けた隙間gを埋めるようにして設けられた非固形状態の導電性接着剤24に通電することにより、非固形状態の導電性接着剤24が発熱硬化して電気接続されたものであるから、駆動回路側第2通電端子15a〜15c,モータ側通電端子16a〜16cに対する導電性接着剤24の接触面積が大きく、電気抵抗が小さい。また、駆動回路側第2通電端子15a〜15cとモータ側通電端子16a〜16cとを突き合わせた状態では、両者間に隙間gが形成されているため両者が直接に接触せず、大きな圧接力を伴って両者が直接に接触する従来の接続とは異なって、コンタミ(金属粉)が発生しにくい。そして、たとえコンタミが発生した場合でも、該コンタミは非固形状態の導電性接着剤24の内部に取り込まれ、非固形状態の導電性接着剤24が発熱硬化すると、コンタミが、金属基板8や制御回路部6,フィルタ回路部7等の基板の上へ落下するのが抑制される。
この電動パワーステアリング装置によれば、通電すると自ら有する電気抵抗により発熱硬化する導電性接着剤24を、駆動回路側第2通電端子15a〜15cとモータ側通電端子16a〜16cとの間に介在させ、導電性接着剤24に通電して発熱硬化させることができるので、導電性接着剤24を短時間で硬化温度まで高めることができる。従って、熱容量の大きいモータハウジング1aやECUハウジング3の内部に、従来のように端子接続部およびペースト状硬化性樹脂を収容し、これらを加熱炉の内部で一体に加熱してペースト状硬化性樹脂が硬化する温度にする場合は、硬化する温度に達するまでに時間がかかるのに比べ、短時間で硬化温度まで高めることができる。
また、導電性接着剤24の発熱硬化により、駆動回路側第2通電端子15a〜15cおよびモータ側通電端子16a〜16cと導電性接着剤24との接触面積が大きくなって電気抵抗が低下するので、電動モータを駆動する際の通電による発熱量を抑制でき、発熱量の増大による駆動回路側第2通電端子15a〜15cとモータ側通電端子16a〜16cとの結合力の低下を抑制できる。
更に、駆動回路側第2通電端子15a〜15cとモータ側通電端子16a〜16cとの間に隙間gを設けているので、両者が直接に接触することがなく、又は接触が低減され、両者が直接接触する場合は両者を付き合わせる際に差込力が必要になり、差込力を付与すると反作用の力を受け、この反作用の力を支持する構造体を大型化する必要があるが、本実施の形態では、前記反作用の力の発生が低減され、構造体の大型化を抑制できる。
また、ブロック17の凹部17cの内部で、駆動回路側第2通電端子15a〜15cとモータ側通電端子16a〜16cとを接合するので、両者を接合する際に摺動してコンタミが発生しても、該コンタミは金属基板8等の基板から離れた位置で、導電性接着剤24に取り込まれ、金属基板8等にコンタミが付着しにくくなる。また、駆動回路側第2通電端子15a〜15cへのモータ側通電端子16a〜16cの差込力はブロック17によって吸収され、差込力による応力がブロック17の装着されている金属基板8へ伝達されるのが低減される。
次に、電動パワーステアリング装置の製造方法について説明する。図5に示すように、まずブロック17の3つの凹部17cの内部に非固形状態の導電性接着剤24を充填し、特に軸部20の周囲に十分に導電性接着剤24を充填する。その後、モータ側通電端子16a〜16cを前進させて突き合わせ、その一対の突起部21が駆動回路側第2通電端子15a〜15cの軸部20の両側に位置し、両者間に非固形状態の導電性接着剤24が介在する図4の状態にする。このようにして突き合わせた駆動回路側第2通電端子15a〜15cとモータ側通電端子16a〜16cとを、モータハウジング1aの内部と制御ハウジング3の内部とにわたって収容する。
図4の状態で、前記モータハウジング1aおよび前記ECUハウジング3の外部から駆動回路側第2通電端子15a〜15cとモータ側通電端子16a〜16cとを介して非固形状態の導電性接着剤24に通電し、非固形状態の導電性接着剤24を自ら有する電気抵抗で発熱硬化させ、硬化した導電性接着剤24を介して駆動回路側第2通電端子15a〜15cとモータ側通電端子16a〜16cとを電気接続する。
この実施の形態によれば、突き合わせた状態の駆動回路側第2通電端子15a〜15cとモータ側通電端子16a〜16cとの間の隙間gに非固形状態の導電性接着剤24を介在させておき、介在させた非固形状態の導電性接着剤24に通電すると、非固形状態の導電性接着剤24が自ら有する電気抵抗により発熱して硬化し、硬化した導電性接着剤24を介して駆動回路側第2通電端子15a〜15cとモータ側通電端子16a〜16cとが電気接続される。
この電動パワーステアリング装置の製造方法によれば、駆動回路側第2通電端子15a〜15cとモータ側通電端子16a〜16cとの間の隙間gに介在させた非固形状態の導電性接着剤24に通電し、非固形状態の導電性接着剤24を発熱硬化させるので、短い時間で導電性接着剤24を発熱硬化させることができる。また、駆動回路側第2通電端子15a〜15cとモータ側通電端子16a〜16cとを突き合わせ、突き合わせた状態の両者の隙間gに介在させた非固形状態の導電性接着剤24に通電して両者を電気接続するので、電動モータと制御手段とをモータハウジング1a,ECUハウジング3に組み付けた後に、通電させて駆動回路側第2通電端子15a〜15cとモータ側通電端子16a〜16cとを電気接続することが可能であり、電動パワーステアリング装置の検査時の駆動テスト(大電流の通電)を行う際に、導電性接着剤24に通電して導電性接着剤24を発熱硬化させる硬化工程を設けることができ、硬化工程を削除または低減できる。
ここで、従来は端子21がスルーホール10に挿入される際に、ペースト状硬化性樹脂7が端子21およびスルーホール10から外れてしまう虞がある。また、端子21とスルーホール10の内面とが直接に接触することから両者間の電気抵抗は低く、両者間に通電しても電気抵抗による発熱量が小さいため、ペースト状硬化性樹脂7に通電してもペースト状硬化性樹脂が硬化するには至らない。
なお、本実施の形態では電動アクチュエータが電動パワーステアリング装置である場合について電動パワーステアリング装置と電動パワーステアリング装置の製造方法について説明したが、電動パワーステアリング装置に限定されるものではない。また、導電性接着剤に通電させて発熱硬化させて一方の通電端子と他方の通電端子とを電気接続したが、加熱炉を併用して加熱することもできる。また、電動モータとモータ駆動回路部5とを接続する部分の構成について説明したが、電動モータが例えば制御回路部6の基板やフィルタ回路部7の基板と接合される部分にも適用でき、また、制御回路部6,フィルタ回路部7,モータ駆動回路部5を構成する基板どうしの接続にも適用できる。
1a…モータハウジング
3…ECUハウジング
15a〜15c…駆動回路側第2通電端子(一方の通電端子)
16a〜16c…モータ側通電端子(他方の通電端子)
24…導電性接着剤
g…隙間

Claims (1)

  1. 一端部がブロックに保持された一方の通電端子と、一端部がモータハウジングに保持された他方の通電端子とを接続する端子接続部を設け、該端子接続部をハウジングの内部に収容した電動アクチュエータにおいて、
    前記ブロックは、前記一方の通電端子の一端部の一部を露出させる凹部が形成されていると共に、
    前記他方の通電端子の他端部と前記凹部内に臨む前記一方の通電端子の一端部が隙間を介して対向配置され、
    非固形状態から発熱硬化する性質を有する導電性接着剤が、前記隙間と凹部に充填された状態で前記両方の通電端子を電気接続することを特徴とする電動アクチュエータ。
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