JP5865743B2 - 端子接続部および電動アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、一方の通電端子に対して他方の通電端子を接近・離反させて電気的な接続・断続を行う端子接続部と、該端子接続部を備えた電動アクチュエータとに関する。
例えば電動パワーステアリング装置のように、運転者が回動操作するステアリングシャフトの回動方向と同じ方向へ回転駆動力を付与して操舵アシストトルクを発生させる装置は、駆動源として電動モータが用いられている。そして、該電動モータはモータユニットに収容され、該電動モータを制御するための制御手段が制御ユニットに収容され、前記電動モータに接続された通電端子と前記制御手段に接続された通電端子とが接続され、これらの一対の通電端子により端子接続部を構成している。
従来の端子接続部としては、例えば特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1は、音叉端子11がバスバー10と一体に形成されており、音叉端子11にスロット11aを形成することにより両側縁11b,11cが形成され、一端縁11bには内側に突出する第1接点部11b−1が形成され、他端縁11cには内側に突出する第2接点部11c−2が形成されている。
前記雄タブ21を前記音叉端子11の上端よりスロット11aに挿入すると、
第1接点部11b−1と第2接点部11c−2とが広がる方向へ弾性変形し、該弾性変形により復帰しようとする反力が生じ、第1接点部11b−1と第2接点部11c−2とが非対称位置で雄タブ21の両面に圧接される。
特開2007−287619号公報
ところが、特許文献1に記載の端子接続部は、振動を受けたり、あるいは経時的な劣化などにより、当初に有していた弾性変形による復帰力が低下し、前記反力が徐々に消失して圧接力が低下するため、音叉端子11と雄タブ21との接触圧が低下して電気的な接続が確保できなくなる虞がある。
そこで本発明は、上記の課題を解決した端子接続部および電動アクチュエータを提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、貫通孔を設けた第1通電端子と、板状部材に該板状部材の先端部から基端部へ向かってスリットを形成して一対のフォーク部を設けた第2通電端子とにより構成し、
前記夫々のフォーク部は、基端部側の第1フォーク部と該第1フォーク部から連続して形成された先端部側の第2フォーク部とにより構成し、一対の前記第1フォーク部の夫々の外面には、該外面間の幅寸法が、先端部から基端部へ向って順次に大きくなるテーパ面を形成し、
前記一対のフォーク部のうちの少なくともいずれか一方の内面であって、前記第1フォーク部または前記第2フォーク部に、前記一対の第1フォーク部が板幅方向外側から圧縮されたときに、少なくともいずれか一方の前記第2フォーク部の先端部が板幅方向外側へ向かって開いて前記フォーク部が曲がり変形するように突起部を形成したことを特徴とする。
そして、さらに、前記一対のフォーク部の一方を板厚方向の一方側へ突出させて屈曲部を設け、前記一対のフォーク部の他方を他方側へ突出させて屈曲部を設け、前記一対の屈曲部どうしが板厚方向の相互に反対方向へ突出した状態に設け、
前記一対のフォーク部の夫々の屈曲部が前記貫通孔に挿通されることにより、夫々の屈曲部どうしが板厚方向の相互に反対方向へ突出した突出状態から突出しない非突出状態になると、前記第2フォーク部の先端部どうしが板厚方向に開き、第1通電端子における貫通孔から第2通電端子のフォーク部が抜けるのを抑制する抜け止め手段とし
請求項に係る発明は、電動モータを収容したモータユニットと、前記モータを制御する制御手段を収容した制御ユニットとにより構成し、
前記制御手段は、モータ駆動回路部とフィルタ回路部とを、前記電動モータの軸方向に対向させて配置し、
前記モータ駆動回路部と前記フィルタ回路部との間、または、前記モータ駆動回路部もしくは前記フィルタ回路部と前記電動モータとの間を電気接続した電動アクチュエータであって、
貫通孔を設けた第1通電端子と、板状部材に該板状部材の先端部から基端部へ向かってスリットを形成して一対のフォーク部を設けた第2通電端子とにより構成し、前記夫々のフォーク部は、基端部側の第1フォーク部と該第1フォーク部から連続して形成された先端部側の第2フォーク部とにより構成し、一対の前記第1フォーク部の夫々の外面には、該外面間の幅寸法が、先端部から基端部へ向って順次に大きくなるテーパ面を形成し、前記一対のフォーク部のうちの少なくともいずれか一方の内面であって、前記第1フォーク部または前記第2フォーク部に、前記一対の第1フォーク部が板幅方向外側から圧縮されたときに、少なくともいずれか一方の前記第2フォーク部の先端部が板幅方向外側へ向かって開いて前記フォーク部が曲がり変形するように突起部を形成し、さらに、前記一対のフォーク部の一方を板厚方向の一方側へ突出させて屈曲部を設け、前記一対のフォーク部の他方を他方側へ突出させて屈曲部を設け、前記一対の屈曲部どうしが板厚方向の相互に反対方向へ突出した状態に設け、前記一対のフォーク部の夫々の屈曲部が前記貫通孔に挿通されることにより、夫々の屈曲部どうしが板厚方向の相互に反対方向へ突出した突出状態から突出しない非突出状態になると、前記第2フォーク部の先端部どうしが板厚方向に開き、第1通電端子における貫通孔から第2通電端子のフォーク部が抜けるのを抑制する抜け止め手段として、端子接続部を構成し、
該端子接続部によって、前記モータ駆動回路部と前記フィルタ回路部との間、または、前記モータ駆動回路部もしくは前記フィルタ回路部と前記電動モータとの間を電気接続したことを特徴とする。
請求項1に係る端子接続部によれば、第2フォーク部の先端部が板幅方向の外側へ向かって開いてフォーク部が変形するので、一対のフォーク部が貫通孔から抜けなくなる。また、第1通電端子と第2通電端子との電気的な接続性の低下が抑制される。
特に、第2通電端子の一対のフォーク部を第1通電端子の貫通孔へ挿入したときに、第2フォーク部の先端部が、板幅方向の外側へ向かって開くだけでなく、板厚方向へも開き、第2通電端子のフォーク部が貫通孔から抜けるのを抑制する。つまり、第2通電端子のフォーク部が第1通電端子の貫通孔から抜けるのが、第2通電端子の板幅方向だけでなく板厚方向からも抑制され、フォーク部の抜けが2つの方向から抑制される。
請求項に係る電動アクチュエータによれば、端子接続部として、第1通電端子と第2通電端子とを用いるので、前記請求項1に記載の効果が得られる。また、第1通電端子と第2通電端子との接続作業が低減され、モータユニットと制御ユニットとの組み付け性が向上する。
接続前の端子接続部に係り、(a)は正面図、(b)は右側面図(実施の形態1)。 接続後の端子接続部に係り、(a)は正面図、(b)は右側面図(実施の形態1)。 電動パワーステアリング装置の分解斜視図(実施の形態1)。 電動パワーステアリング装置の要部を示す斜視図(実施の形態1)。 電動パワーステアリング装置の要部を一部破断して示す正面図(実施の形態1)。 端子接続部に係り、(a)は接続前の正面図、(b)は接続後の正面図、(c)は第1通電端子の正面図(実施の形態2)。
以下、本発明による端子接続部および電動アクチュエータの実施の形態を説明する。本実施の形態は、本発明による電動アクチュエータを、ステアリングホィールを回動操作する際のトルクを補助する電動パワーステアリング装置に適用したものである。
(a)実施の形態1
(実施の形態1の構成)
運転者がステアリングホィールを回動操作する際のトルクを補助するため、車両には電動パワーステアリング装置が設けられている。該電動パワーステアリング装置は、ステアリングシャフトの回動方向と回動トルクとを検出するトルクセンサを設け、該トルクセンサの検出値に基づいて電動モータを駆動するものであり、電動モータと該電動モータを制御する制御手段とにより構成されている。
図3に示すように、電動パワーステアリング装置は、モータユニット1とコントロールユニット(ECU:Electroniic Control Unit)2とにより構成され、モータユニット1には例えば三相ブラシレスモータ等の電動モータが収容され、コントロールユニット2には制御手段が収容されている。モータユニット1を構成するモータハウジング1aの図中の右上に位置する出力軸側には3つのボス部1bが形成され、該ボス部1bに設けられた取付孔1cに図示しないボルトを挿通して、モータユニット1が車両の図示しないギヤに結合されている。モータハウジング1aの出力軸とは反対側の図中の左下には、外形寸法の大きい外装部1dが形成され、該外装部1dに図示しないボルトを介してコントロールユニット2が結合されている。
該コントロールユニット2は、底部がモータユニット1側に結合された有底筒形状のECUハウジング3と、該ECUハウジング3に図示しない3本のボルトを介して結合された蓋体4と、ECUハウジング3と蓋体4とにより形成される収容空間に収容されたモータ駆動回路部5,制御回路部6,フィルタ回路部7とで構成されている。
前記モータ駆動回路部5は、制御回路6から送られる制御信号によって図示しないMOSFETを駆動制御し、該MOSFETにより電動モータの3相のモータ側通電端子に交流電流を供給して電動モータを駆動するものであり、金属基板8に図示しないMOSFETが実装されている。前記制御回路部6は、前記のように前記MOSFET等を制御するものであり、プリント基板9に図示しないマイコンを実装して構成されている。前記フィルタ回路部7は、コントロールユニット2の内外のノイズを吸収する機能を備えており、コントロールユニット2の内外から電源ラインに混入するノイズやMOSFETのスイッチングノイズ(ラジオノイズ)を吸収し、外部へ伝播されるのを抑制するものであり、樹脂基板10に図示しないコンデンサ,コイル,リレー等を実装して構成されている。
蓋体4の外面にはコネクタ4aが一体形成され、該コネクタ4aを介して、図示しないバッテリから前記モータ駆動回路部5,前記制御回路部6,前記フィルタ回路部7および前記モータユニット1内の電動モータへ電力が供給されている。電力の供給を行うための構成を以下に詳細に説明する。
前記蓋体4を貫通する蓋体側電源端子11a,11bの一端がコネクタ4aの内部に臨み、他端が蓋体4の内部へ向って突出している。一方、前記フィルタ回路部7には樹脂基板10を貫通する状態でフィルタ回路側電源端子12a,12bが設けられ、該フィルタ回路側電源端子12a,12bに前記蓋体側電源端子11a,11bが挿通され、溶接結合されている。
また、前記フィルタ回路部7には、樹脂基板10を貫通するフィルタ回路側通電端子13a,13bが設けられる一方、前記金属基板8には駆動回路側第1通電端子14a,14bが突出して設けられ、該駆動回路側第1通電端子14a,14bがプリント基板9に形成された切欠部9aを介してフィルタ回路側通電端子13a,13bに接続されている。
また、前記金属基板8には3相分の駆動回路側第2通電端子15a〜15cが設けられる一方、前記モータユニット1には電動モータに接続された3相分のモータ側通電端子16a〜16cが突出して設けられ、該3相分のモータ側通電端子16a〜16cがECUハウジング3に形成された長孔3aを介して駆動回路側第2通電端子15a〜15cに接続されている。
前記駆動回路側第1通電端子14a,14bと前記3相分のモータ側通電端子16a〜16cとは以下のようにして前記金属基板8に取り付けられている。図4に示すようにブロック17が樹脂で形成され、該ブロック17に形成された突起部17a,17bを金属基板8の貫通孔に嵌合させることにより、該ブロック17が金属基板8に結合されている。このブロック17に3相分の前記駆動回路側第2通電端子15a〜15cの上端の軸部24と前記駆動回路側第1通電端子14a,14bの基端部26の近傍とがモールドされている。
即ち、図4に示すように、ブロック17の一方の面に3つの凹部17cが形成され、該凹部17cに3相分の駆動回路側第2通電端子15a〜15cの貫通孔20の形成された上端部が入り込んだ状態で駆動回路側第2通電端子15a〜15cがモールドされ、該駆動回路側第2通電端子15a〜15cの基端部27は金属基板8の配線回路へ向かって突出し、該配線回路に接続されている。駆動回路側第2通電端子15a〜15cの上端部は、貫通孔20の周囲四方がブロック17の凹部17cの内壁に埋設された状態で支持されている。なお、モールドすることなく、凹部17cの内部に上端部を貫通させて固定する構成を採用してもよい。一方、前記駆動回路側第1通電端子14a,14bは、基端部26の近傍がモールドされ、先端部28がフィルタ回路7へ向って伸びており、基端部26はブロック17から金属基板8の配線回路へ向かって突出し、該配線回路に接続されている。
前記外装部1dの内部には、図3に示すように電動モータの出力軸の回転数を検出するレゾルバ18が設けられている。該レゾルバ18は、出力軸に固定された図示しないロータと、該ロータを囲繞するステータ18aとから構成されている。レゾルバ18が検出した出力軸の回転数を前記制御回路部6へ送るため、軸心方向に沿って配置された6本のレゾルバ端子18bが設けられ、該レゾルバ端子18bをECUハウジング3の長孔3bおよび金属基板8の切欠部8aに挿通させてコネクタ19に結合することにより、レゾルバ18と制御回路部6とが接続されている。
ここで、本実施の形態では3相分の駆動回路側第2通電端子15a〜15cを第1通電端子とし、3相分のモータ側通電端子16a〜16cを第2通電端子としたときの状態を詳細に説明する。ここでは、夫々の駆動回路側第2通電端子15a〜15cは同一の形状であり、夫々のモータ側通電端子16a〜16cは同一の形状なので、単一の駆動回路側第2通電端子15aと単一のモータ側通電端子16aとの接続構造について説明する。
図1〜図4に示すように、通電端子15aの上部の板状部分には略四角形の貫通孔20が形成され、その周囲4方がブロック17の凹部17cの内壁に埋設されている。一方、通電端子16aは板状部材に該板状部材の先端部21hから基端部21iへ向かってスリット22を形成し、前記貫通孔20に挿入される一対のフォーク部21を設けて構成されている。そして、夫々のフォーク部21は、基端部21i側の第1フォーク部21aと該第1フォーク部21aから連続して形成された先端部21h側の第2フォーク部21bとにより構成されている。一対の第2フォーク部21bの外面21jどうしは略平行に設定され、該外面21jどうしの間の幅寸法W1は、貫通孔20の対向する短辺20cの内壁間の寸法W2よりも僅かに小さい寸法に設定されている。
そして、一対の第1フォーク部21aの夫々の外面21jには、該外面21j間の幅寸法が、先端部から基端部へ向って順次に大きくなるテーパ面21cが形成されている。一対のフォーク部21のうちの一方の内面であって、第1フォーク部21aと第2フォーク部21bとの境界近傍に、前記一対の第1フォーク部21aが板幅方向外側から矢印(イ)の方向へ圧縮されたときに、両方の第2フォーク部21bの先端部が板幅方向外側へ向かって開いてフォーク部21が曲がり変形するように、突起部21dが形成されている。なお、突起部21dは第1フォーク部21aと第2フォーク部21bとの境界よりも先端部21h側に配置してもよい。そして、第2フォーク部21bの先端部の外面には、略45度に傾斜するガイド面21kが形成されている。通電端子15aの貫通孔20に対し、通電端子15aと略直角な方向から通電端子16aの一対のフォーク部21を差し込んで、両者が接続される。
このほか、図1(a)の右側から見た右側面図を図1(b)に示すように、一対のフォーク部21の一方の前記境界近傍を、図1(b)の左右方向である板厚方向の左方側へ突出させて「く」の字形に屈曲させた屈曲部21eが設けられ、他方の境界近傍を右方側へ突出させて逆「く」の字形に屈曲させた屈曲部21eが設けられ、前記一対のフォーク部21の屈曲部21eどうしを板厚方向の相互に反対方向である矢印(ロ)(ハ)の方向へ突出させた状態に形成されている。屈曲部21eは突起部21dを頂点として屈曲させてもよく、また突起部21dから頂点をずらして屈曲させてもよい。屈曲部21eは第2フォーク部21bが開き得る位置であれば、第1フォーク部21aと第2フォーク部21bのいずれに設けてもよい。一方、前記貫通孔20の長辺20dの内壁間の寸法T2が、一対のフォーク部21の板圧寸法T1よりも僅かに大きく設定されている。これは、図2(b)のように一対のフォーク部21の夫々の屈曲部21eが貫通孔20に挿通されることにより、夫々の屈曲部21どうしが板厚方向の相互に反対方向へ突出した突出状態から、貫通孔20の長辺20d間に挟まれて突出しない非突出状態になると、第2フォーク部21bの先端部どうしが板厚方向である左右方向に開き、通電端子15aにおける貫通孔20から通電端子16aの一対のフォーク部21が抜けるのを抑制する抜け止め手段としたものである。
通電端子15aの貫通孔20への通電端子16aの一対のフォーク部21の挿入位置を設定する一対のストッパ部21fが、通電端子16aの板幅方向における一対のフォーク部21の外側に、一対のフォーク部21の先端部の方向へ向って突出形成されている。
駆動回路側第2通電端子15aとモータ側通電端子16aとについて説明したが、その他の駆動回路側第2通電端子15b,15cとモータ側通電端子16b,16cとについても同じ構成なので、説明を省略する。
また、前記駆動回路側第1通電端子14a,14bとフィルタ回路側通電端子13a,13bとについても同じ構成なので、説明を省略する。なお、フィルタ回路側通電端子13a,13bは第1通電端子に相当し、駆動回路側第1通電端子14a,14bは第2通電端子に相当する。
(実施の形態1の作用)
次に、端子接続部の作用を説明する。
この実施の形態によれば、通電端子16aの一対のフォーク部21を通電端子15aの貫通孔20へ挿入して押し込むと、第1フォーク部21aの夫々のテーパ面21cが貫通孔20の内面に押圧され、該貫通孔20の内壁から第1フォーク部21aの第2フォーク21b近傍へ向って、両側から圧縮するように反作用の力が作用する。このため、一対のフォーク部21の間に介在する突起部21dを支点として、第2フォーク部21bの先端部が板幅方向の外側へ向かって開いて、フォーク部21が「く」の字形状に変形する。そして、第2フォーク部21bの先端部の外面間の板幅寸法W1が貫通孔20の開口幅である短辺間の寸法W2よりも大きくなって一対のフォーク部21が貫通孔20から抜けなくなる。また、第1フォーク部21aは板幅方向の両側から圧縮されて弾性変形した状態になっているので、弾性変形による復帰力で、第1フォーク部21aの外面が貫通孔20の内壁に圧接される。
この端子接続部によれば、第2フォーク部21bの先端部が板幅方向の外側へ向かって開いてフォーク部21が変形するので、一対のフォーク部21が貫通孔20から抜けなくなる。また、第1フォーク部21aの基端部と突起部21dとの間の部分は、閉じる方向へ弾性変形した状態になっているので、該弾性変形による復帰力で、第1フォーク部21aの外面が貫通孔20の内壁に圧接され、第1通電端子15aと第2通電端子16aとの電気的な接続性の低下が抑制される。
この実施の形態によれば、通電端子16aの一対のフォーク部21を第1通電端子15aの貫通孔20へ挿入していない状態では、一対のフォーク部21の屈曲部21eどうしが板厚方向へ突出しており、一対のフォーク部21を貫通孔20へ挿入すると、屈曲部21eどうしが貫通孔20の内壁により相互に反対方向へ押圧されて非突出状態になり、屈曲部21eが直線上に並ぶ。このため一対のフォーク部21の第2フォーク部21bの先端部どうしが板厚方向に開き、通電端子16aのフォーク部21が貫通孔20から抜けるのを抑制する。
この端子接続部によれば、通電端子16aの一対のフォーク部21を通電端子15aの貫通孔20へ挿入したときに、第2フォーク部21bの先端部が、板幅方向の外側へ向かって開くだけでなく、板厚方向へも開いて板厚寸法T1が貫通孔20の開口幅である短辺間の寸法T2よりも大きくなって、通電端子16aのフォーク部21が貫通孔20から抜けるのを抑制する。つまり、通電端子16aのフォーク部21が通電端子15aの貫通孔20から抜けるのが、通電端子16aの板幅方向だけでなく板厚方向からも抑制され、フォーク部21の抜けが2つの方向から抑制される。
この実施の形態によれば、第2通電端子16aの一対のフォーク部21を第1通電端子15aの貫通孔20へ挿入する際に、一対のストッパ部21fが第1通電端子15aに当接するまで挿入すると、第2フォーク部21bの先端部が第2通電端子16aの板幅方向の外側へ向かって開いたときの開度が設定される。
この端子接続部によれば、一対のストッパ部21fが通電端子15aに当接するまで通電端子16aを挿入すると、第2フォーク部21bの先端部が通電端子16aの板幅方向の外側へ向かって開いたときの開度が、予め設定された値になるので、通電端子16aのフォーク部21の挿入位置をその都度に設定する煩雑さが低減される。
通電端子15aと通電端子16aとの作用と効果を説明したが、通電端子15b,16bおよび通電端子15c,16cについても同じなので、説明を省略する。また、前記駆動回路側第1通電端子14a,14bとフィルタ回路側通電端子13a,13bとについても同じなので、説明を省略する
(b)実施の形態2
次に、実施の形態2について説明する。
なお、実施の形態2は実施の形態1の一部を変更したものなので、同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
実施の形態1における図1(a)と図2(a)とに対応する図面を、図6(a)(b)に示す。この実施の形態は、突起部21dに代えて、図6(a)に示すように第2フォーク部21bの全長にわたって長い突起部21gを設けたものである。なお、図1(b)に示す屈曲部21eは形成されていない。また、通電端子15aの貫通孔20には、貫通孔20の長さ方向の両端部にスリット20a,20bが形成されている。これは、一対のフォーク部21が貫通孔20へ容易に挿入できるようにし、かつ貫通孔20の角部への応力集中を防止するためである。
この実施の形態によれば、図6(a)において通電端子16aの一対のフォーク部21を通電端子15aの貫通孔20へ挿入して押し込むと、第1フォーク部21aの夫々のテーパ面21cが貫通孔20の内面に押圧され、該貫通孔20の内壁から第1フォーク部21aの第2フォーク21b近傍へ向って、両側から圧縮するように反作用の力が作用する。このため、図6(b)に示すように一対のフォーク部21の間に介在する突起部21gを支点として、第2フォーク部21bの先端部が板幅方向の外側へ向かって開いて、フォーク部21が「く」の字形状に変形する。そして、第2フォーク部21bの先端部の外面間の板幅寸法貫通孔20の開口幅である短辺間の寸法よりも大きくなって一対のフォーク部21が貫通孔20から抜けなくなる。また、第1フォーク部21aは板幅方向の両側から圧縮されて弾性変形した状態になっているので、弾性変形による復帰力で、第1フォーク部21aの外面が貫通孔20の内壁に圧接される。
この端子接続部によれば、第2フォーク部21bの先端部が板幅方向の外側へ向かって開いてフォーク部21が変形するので、一対のフォーク部21が貫通孔20から抜けなくなる。また、第1フォーク部21aの基端部と突起部21dとの間の部分は、閉じる方向へ弾性変形した状態になっているので、該弾性変形による復帰力で、第1フォーク部21aの外面が貫通孔20の内壁に圧接され、第1通電端子15aと第2通電端子16aとの電気的な接続性の低下が抑制される。
図3に示したように、電動アクチュエータとしての電動パワーステアリング装置係る発明は、電動モータを収容したモータユニット1と、前記モータを制御する制御手段を収容した制御ユニット2とにより構成し、前記制御手段は、モータ駆動回路部5とフィルタ回路部7とを、前記電動モータの軸方向に対向させて配置し、前記モータ駆動回路部5と前記フィルタ回路部7との間、および前記モータ駆動回路部5と電動モータとの間を電気接続した電動パワーステアリング装置であって、実施の形態1の図1,図2に記載の通電端子15a,16a等により構成される端子接続部を設け、前記通電端子15a等と前記通電端子16a等とによって、前記モータ駆動回路部5と前記フィルタ回路部7との間が電気接続され、またこれと同じ構成の通電接続部によって、モータ駆動回路部5と電動モータとの間が電気接続されている。
この実施の形態によれば、通電端子16aの一対のフォーク部21を通電端子15aの貫通孔20へ挿入して押し込むと、第1フォーク部21aの夫々のテーパ面21cが貫通孔20の内面に押圧され、該貫通孔20の内壁から第1フォーク部21aの第2フォーク21b近傍へ向って、両側から圧縮するように反作用の力が作用する。このため、一対のフォーク部21の間に介在する突起部21dを支点として、第2フォーク部21bの先端部が板幅方向の外側へ向かって開いて、フォーク部21が「く」の字形状に変形する。そして、第2フォーク部21bの先端部の外面間の板幅寸法W1が貫通孔20の開口幅である短辺間の寸法W2よりも大きくなって一対のフォーク部21が貫通孔20から抜けなくなる。また、第1フォーク部21aは板幅方向の両側から圧縮されて弾性変形した状態になっているので、弾性変形による復帰力で、第1フォーク部21aの外面が貫通孔20の内壁に圧接される。
この端子接続部によれば、第2フォーク部21bの先端部が板幅方向の外側へ向かって開いてフォーク部21が変形するので、一対のフォーク部21が貫通孔20から抜けなくなる。また、第1フォーク部21aの基端部と突起部21dとの間の部分は、閉じる方向へ弾性変形した状態になっているので、該弾性変形による復帰力で、第1フォーク部21aの外面が貫通孔20の内壁に圧接され、第1通電端子15aと第2通電端子16aとの電気的な接続性の低下が抑制される。また、通電端子15a〜15cと通電端子16a〜16cとの接続作業が低減され、モータユニット1と制御ユニット2との組み付け性が向上する。
なお、本実施の形態では端子接続部の発明において一対のフォーク部の両方が曲がり変形する構成としたが、一対のフォーク部の一方に対して他方の幅寸法を小さくして曲げ強度差を設けることにより、他方のみが曲がり変形するように設定することもできる。また、抜け止め手段は実施の形態2のように省略してもよく、ストッパ部を設けない設定にすることもできる。また、電動パワーステアリング装置の発明において、モータ駆動回路部5と電動モータとの間を電気接続した構成について示したが、フィルタ回路部7と電動モータとの間を電気接続した構成にしてもよい。
(イ)
請求項1または2に記載の端子接続部において、
前記第1通電端子の前記貫通孔への前記第2通電端子の一対のフォーク部の挿入位置を設定する一対のストッパ部を、前記第2通電端子の板幅方向における前記一対のフォーク部の外側に、前記一対のフォーク部の先端部の方向へ向って突出形成したことを特徴とする。
この発明によれば、第2通電端子の一対のフォーク部を第1通電端子の貫通孔へ挿入する際に、一対のストッパ部が第1通電端子に当接するまで挿入すると、第2フォーク部の先端部が第2通電端子の板幅方向の外側へ向かって開いたときの開度が設定される。
(イ)に係る端子接続部によれば、一対のストッパ部が第1通電端子に当接するまで第2通電端子を挿入すると、第2フォーク部の先端部が第2通電端子の板幅方向の外側へ向かって開いたときの開度が、予め設定された値になるので、第2通電端子のフォーク部の挿入位置をその都度に設定する煩雑さが低減される。
1…モータユニット
2…制御ユニット
15a〜15c…通電端子(第1通電端子)
16a〜16c…通電端子(第2通電端子)
20…貫通孔
21…フォーク部
21a…第1フォーク部
21b…第2フォーク部
21c…テーパ面
21d,21g…突起部
21e…屈曲部(抜け止め手段)
21f…ストッパ部
22…スリット
W1…板幅寸法
W2…短辺間の寸法
T1…板厚寸法
T2…長辺間の寸法

Claims (2)

  1. 通孔を設けた第1通電端子と、板状部材に該板状部材の先端部から基端部へ向かってスリットを形成して一対のフォーク部を設けた第2通電端子とにより構成し、
    前記夫々のフォーク部は、基端部側の第1フォーク部と該第1フォーク部から連続して形成された先端部側の第2フォーク部とにより構成し、一対の前記第1フォーク部の夫々の外面には、該外面間の幅寸法が、先端部から基端部へ向って順次に大きくなるテーパ面を形成し、
    前記一対のフォーク部のうちの少なくともいずれか一方の内面であって、前記第1フォーク部または前記第2フォーク部に、前記一対の第1フォーク部が板幅方向外側から圧縮されたときに、少なくともいずれか一方の前記第2フォーク部の先端部が板幅方向外側へ向かって開いて前記フォーク部が曲がり変形するように突起部を形成し
    さらに、
    前記一対のフォーク部の一方を板厚方向の一方側へ突出させて屈曲部を設け、前記一対のフォーク部の他方を他方側へ突出させて屈曲部を設け、前記一対の屈曲部どうしが板厚方向の相互に反対方向へ突出した状態に設け、
    前記一対のフォーク部の夫々の屈曲部が前記貫通孔に挿通されることにより、夫々の屈曲部どうしが板厚方向の相互に反対方向へ突出した突出状態から突出しない非突出状態になると、前記第2フォーク部の先端部どうしが板厚方向に開き、第1通電端子における貫通孔から第2通電端子のフォーク部が抜けるのを抑制する抜け止め手段とした、ことを特徴とする端子接続部。
  2. 電動モータを収容したモータユニットと、前記モータを制御する制御手段を収容した制御ユニットとにより構成し、
    前記制御手段は、モータ駆動回路部とフィルタ回路部とを、前記電動モータの軸方向に対向させて配置し、
    前記モータ駆動回路部と前記フィルタ回路部との間、または、前記モータ駆動回路部もしくは前記フィルタ回路部と前記電動モータとの間を電気接続した電動アクチュエータであって、
    貫通孔を設けた第1通電端子と、板状部材に該板状部材の先端部から基端部へ向かってスリットを形成して一対のフォーク部を設けた第2通電端子とにより構成し、前記夫々のフォーク部は、基端部側の第1フォーク部と該第1フォーク部から連続して形成された先端部側の第2フォーク部とにより構成し、一対の前記第1フォーク部の夫々の外面には、該外面間の幅寸法が、先端部から基端部へ向って順次に大きくなるテーパ面を形成し、前記一対のフォーク部のうちの少なくともいずれか一方の内面であって、前記第1フォーク部または前記第2フォーク部に、前記一対の第1フォーク部が板幅方向外側から圧縮されたときに、少なくともいずれか一方の前記第2フォーク部の先端部が板幅方向外側へ向かって開いて前記フォーク部が曲がり変形するように突起部を形成し、さらに、前記一対のフォーク部の一方を板厚方向の一方側へ突出させて屈曲部を設け、前記一対のフォーク部の他方を他方側へ突出させて屈曲部を設け、前記一対の屈曲部どうしが板厚方向の相互に反対方向へ突出した状態に設け、前記一対のフォーク部の夫々の屈曲部が前記貫通孔に挿通されることにより、夫々の屈曲部どうしが板厚方向の相互に反対方向へ突出した突出状態から突出しない非突出状態になると、前記第2フォーク部の先端部どうしが板厚方向に開き、第1通電端子における貫通孔から第2通電端子のフォーク部が抜けるのを抑制する抜け止め手段として、端子接続部を構成し、
    該端子接続部によって、前記モータ駆動回路部と前記フィルタ回路部との間、または、前記モータ駆動回路部もしくは前記フィルタ回路部と前記電動モータとの間を電気接続したことを特徴とする電動アクチュエータ。
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