JP2007287619A - 音叉端子 - Google Patents

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【課題】スロットに差し込まれる相手方端子の雄タブの両面に圧接させる接点部の寸法精度や接点部の形状精度を厳しい精度管理を要しない形状としながら、接触不良を起こすことなく雄タブとの電気的接続を確実に維持することのできる音叉端子を提供する。
【解決手段】細幅且つ縦長な平板状の本体の先端よりスロットが切り込まれ、該スロットに差し込まれる相手方端子の雄タブに前記スロットの両側端面を圧接接続させる音叉端子であって、前記スロットの対向する両側縁は非対称形状とし、一端縁には少なくとも1個の突出させた第1接点部を設けると共に、対向する他端縁にも少なくとも1個の第2接点部を設け、これら第1接点部と第2接点部とは左右非対称位置に設け、前記雄タブに対して少なくとも2個の接点部を左右非対称位置で圧接させる構成としている。
【選択図】図3

Description

本発明は、音叉端子に関するものであり、詳しくは、スロットに差し込まれる相手方端子の雄タブに両側から圧接させる接点部を、接触不良を起こすことなく確実に圧接させて電気接続信頼性を高めるものである。
近年、タブ状端子と電気接続する端子として、ボックス形状のメス端子に代えて、平板状の端子の先端より相手方のタブ状端子を圧入するスロットを切り込んだ音叉端子が、構成が簡単で、かつ、素材となる導電性金属板の使用量も少なく安価に製造できる点より、汎用されている。
例えば、特開2006−54154号公報(特許文献1)には、図5に示されるように、バスバー2の端部を垂直に屈曲させた垂直部の先端中央から垂直に切り欠いて圧接用のスロット3を形成し、該スロット3の両側内面より左右対称位置に接点部4、5を突出させた音叉端子1が提案されている。この音叉端子1に対して、相手方端子であるリレー端子(雄タブ)6を音叉端子1の上端から挿入し、雄タブ6の両面に両接点部4、5を左右対称位置で圧接させて電気接続している。
前記のような従来の音叉端子1では、スロット3の対向する両側縁を対称形状とし、左右対称位置に設けられた接点部4と接点部5とで雄タブ6を両側から圧接する構成とすることにより接圧を維持している。
しかしながら、接点部4、5間の寸法が少しでも広いと雄タブ6と接触不良を起こす一方で、接点部4、5間の寸法が狭いと雄タブ6が容易に挿入できず、無理に挿入すると音叉端子1を変形させて接触不良の原因を招くおそれがある。よって、接点部4、5間のギャップ幅や、接点部4、5の高さなどの寸法管理には非常に高い精度が要求され、また、接点部4、5の形状についても高精度な対称形状とする必要がある。このように極めて高い精度管理が要求されるため、歩留まりが悪くなり、結果的にコスト高になりやすい問題がある。
特開2006−54154号公報
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであり、スロットに差し込まれる相手方端子の雄タブの両面に圧接させる接点部に厳しい精度が要求されない形状としながら、接触不良を起こすことなく雄タブとの電気的接続を確実に維持することのできる音叉端子を提供することを課題としている。
前記課題を解決するために、本発明は、細幅且つ縦長な平板状の本体の先端よりスロットが切り込まれ、該スロットに差し込まれる相手方端子の雄タブに前記スロットの両側端面を圧接接続させる音叉端子であって、
前記スロットの対向する両側縁は非対称形状とし、一端縁には少なくとも1個の突出させた第1接点部を設けると共に、対向する他端縁にも少なくとも1個の第2接点部を設け、これら第1接点部と第2接点部とは左右非対称位置に設け、前記雄タブに対して少なくとも2個の接点部を左右非対称位置で圧接させる構成としていることを特徴とする音叉端子を提供している。
前記のように、スロットの対向する両側縁を非対称形状とし、一端縁で突出させた第1接点部と、他端縁で突出させた第2接点部とを、雄タブに対して左右非対称位置で圧接させる構成としている。これにより、一方の接点部の対称位置に他方の接点部がない分空間的な余裕が生じ、第1、第2接点部を従来より多少内側寄りに突出させていても雄タブを挿入し前記接点部を雄タブに圧接させることが可能となるため、従来ほどの厳しい寸法管理をする必要がなくなる。これに加え、前記第1、第2接点部を従来より若干内側寄りに突出させることができれば雄タブとの接圧を上げることもでき、接触不良の防止にも効果的である。即ち、前記構成によれば、第1接点部と第2接点部の寸法精度を、左右対称位置に2つの接点部を設けていた従来より下げても、接触不良を起こすことなく雄タブと音叉端子との電気的接続を確実に維持することができ、雄タブに圧接させる第1、第2接点部の形状についても、従来のように高精度な対称形状とする必要がないため、形状管理も容易となる。
また、前記構成によれば、雄タブの挿入方向に対して、第1接点部と雄タブとの圧接位置と、第2接点部と雄タブとの圧接位置をずらしているため、2個の接点部を同時に押し広げてその間に雄タブを挿入させる従来の音叉端子よりも、低い挿入力で雄タブを挿入することができ、大きな力で無理に雄タブを挿入することにより発生する雄タブや音叉端子の変形や破損を防止することができる。
また、前記スロットの他端縁には前記第2接点部と上下方向に間隔をあけて第3接点部を設け、前記第1接点部と第2接点部、第3接点部とは千鳥配置として左右非対称位置に設け、前記雄タブに対して、3個の接点部を左右非対称位置で圧接させる構成としていることが好ましい。
前記のように、3個の接点部を左右非対称位置で圧接させることにより、従来の2個の接点部で圧接する場合より接触信頼性を高めることができ、特に、3個の接点部である、第1接点部、第2接点部、第3接点部を千鳥配置とすることで、最も安定した圧接状態を保つことができる。
また、本発明の音叉端子は、電気接続箱の内部に収容するバスバーに一体的に設ける端子、ヒューズの端子、リレーの端子、導電材に溶接あるいは突き刺し接続される端子からなることが好ましい。
前記構成とすることにより、安定した電気接続性を有した前記端子を比較的容易に製造することができる。
前述したように、本発明によれば、スロットの対向する両側縁を非対称形状とし、一端縁で突出させた第1接点部と、他端縁で突出させた第2接点部とを、雄タブに対して左右非対称位置で圧接させることにより、第1、第2接点部を従来より多少内側に突出させていても前記雄タブを挿入し前記接点部を雄タブに圧接させることが可能となり、第1、第2接点部の寸法精度を、左右対称位置に2つの接点部を設けていた従来より精度管理を下げても、接触不良を起こすことなく雄タブと音叉端子との電気的接続を確実に維持することができる。また、雄タブに圧接させる第1、第2接点部の形状についても、従来のように高精度な対称形状とする必要がないため、形状管理も容易となる。
また、雄タブの挿入方向に対して、第1接点部と雄タブとの圧接位置と、第2接点部と雄タブとの圧接位置をずらしているため、低い挿入力で雄タブを挿入することができ、大きな力で無理に雄タブを挿入することにより発生する雄タブや音叉端子の変形や破損を防止することができる。
さらに、前記のように、3個の接点部を左右非対称位置で圧接させることにより、従来の2個の接点部で圧接する場合より接触信頼性を高めることができ、特に、3個の接点部である、第1接点部、第2接点部、第3接点部を千鳥配置とすることで、最も安定した圧接状態を保つことができる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1および図2は本発明の第一実施形態に係る音叉端子11を示す。音叉端子11は、電気接続箱30に収容され絶縁板33の上面に固定されたバスバー10(導電板)の端部を折り曲げ加工して突出させ、電気接続箱30の上壁31に形成されたリレー搭載部32に嵌合されるリレー20のリレー端子(雄タブ)21と接続させる。
詳細には、図2に示すように、バスバー10の端部を垂直に屈曲させることにより、音叉端子11をバスバー10に一体的に設けており、屈曲させた細幅且つ縦長な平板状の音叉端子本体11の先端中央よりスロット11aを切り込むことにより、対向する両側縁11b、11cを形成している。一端縁11bには、内側に突出させた第1接点部11b−1を設ける一方、他端縁11cには、内側に突出させた第2接点部11c−2を第1接点部11b−1とは左右非対称位置に設け、両側縁11b、11cを非対称形状としている。
音叉端子11とリレー20の雄タブ21との接続は、雄タブ21を音叉端子11の上端よりスロット11aに挿入し、雄タブ21に、第1接点部11b−1と第2接点部11c−2を、前記のように非対称位置で圧接させることにより行われる。
前記のように、スロット11aの対向する両側縁11b、11cを非対称形状とし、一端縁11bで突出させた第1接点部11b−1と、他端縁11cで突出させた第2接点部11c−2とを、雄タブ21に対して左右非対称位置で圧接させることにより、2つの接点部を左右対称位置に設けていた従来よりも、第1接点部11b−1、第2接点部11c−2を多少内側寄りに突出させても雄タブ21を挿入し前記接点部11b−1、11c−2を雄タブ21に圧接させることが可能となる。よって、接点部11b−1、11c−2について従来ほど厳しい寸法管理をしなくても、接触不良を起こすことなく雄タブ21と音叉端子11との電気的接続を維持することができる。また、雄タブ21に圧接させる第1接点部11b−1、第2接点部11c−2の形状についても、従来のように高精度な対称形状とする必要がないため、形状管理も容易となる。
さらに、雄タブ21の挿入方向に対して、第1接点部11b−1と雄タブ21との圧接位置と、第2接点部11c−2と雄タブ21との圧接位置をずらしているため、低い挿入力で雄タブ21を挿入することができ、大きな力で無理に雄タブを挿入することにより発生する雄タブや音叉端子の変形や破損を防止することができる。
第二実施形態では、第一実施形態と同様、バスバー10の端部を折り曲げ加工して一体的に音叉端子11を設けているが、音叉端子11として、図3に示すように、一端縁11bには内側に突出させた第1接点部11b−1を設け、他端縁11cには内側に突出させた第2接点部11c−2および第3接触部11c−3を上下方向に間隔をあけてそれぞれ設けている。前記第1接点部11b−1、第2接点部11c−2、第3接点部11c−3は千鳥配置として左右非対称位置に設けており、両側縁11b、11cを非対称形状としている。
前記のように、第1接点部11b−1、第2接点部11c−2、第3接点部11c−3を千鳥配置として、3個の接点部を左右非対称位置で圧接させることにより、非常に安定した圧接状態を保ち、従来の2個の接点部で圧接する場合より接触信頼性を高めることができる。
第三実施形態では、図4に示すように、ヒューズ22の端子として音叉端子23を用い、バスバーの先端を折り曲げ加工して設けた雄タブ12と接続している点以外は第二実施形態と同様としている。
第三実施形態においても、第1接点部23b−1、第2接点部23c−2、第3接点部23c−3を千鳥配置として、3個の接点部を左右非対称位置で圧接させているので、第1接点部23b−1、第2接点部23c−2、第3接点部23c−3について従来ほど厳しい寸法管理をしなくても、接触不良を起こすことなくバスバーの雄タブ12とヒューズ端子である音叉端子23との電気的接続を確実に維持することができる。
本発明の第一実施形態に係る音叉端子と相手方端子(リレー端子)の接続構造を示す断面図である。 図1に示す音叉端子と相手方端子を示す要部分解斜視図である。 本発明の第二実施形態に係る音叉端子と相手方端子を示す要部分解斜視図である。 本発明の第三実施形態に係るヒューズ端子としての音叉端子と相手方端子を示す要部分解斜視図である。 従来例を示す図面である。
符号の説明
10 バスバー
11、23 音叉端子
11a、23a スロット
11b、11c、23b、23c (両側)端縁
11b−1、23b−1 第1接点部
11c−2、23c−2 第2接点部
11c−3、23c−3 第3接点部
12 バスバー端子(雄タブ)
20 リレー
21 リレー端子(雄タブ)
22 ヒューズ
30 電気接続箱
31 上壁部
32 リレー搭載部
33 絶縁板

Claims (3)

  1. 細幅且つ縦長な平板状の本体の先端よりスロットが切り込まれ、該スロットに差し込まれる相手方端子の雄タブに前記スロットの両側端面を圧接接続させる音叉端子であって、
    前記スロットの対向する両側縁は非対称形状とし、一端縁には少なくとも1個の突出させた第1接点部を設けると共に、対向する他端縁にも少なくとも1個の第2接点部を設け、これら第1接点部と第2接点部とは左右非対称位置に設け、前記雄タブに対して少なくとも2個の接点部を左右非対称位置で圧接させる構成としていることを特徴とする音叉端子。
  2. 前記スロットの他端縁には前記第2接点部と上下方向に間隔をあけて第3接点部を設け、前記第1接点部と第2接点部、第3接点部とは千鳥配置として左右非対称位置に設け、
    前記雄タブに対して、3個の接点部を左右非対称位置で圧接させる構成としている請求項1に記載の音叉端子。
  3. 電気接続箱の内部に収容するバスバーに一体的に設ける端子、ヒューズの端子、リレーの端子、導電材に溶接あるいは突き刺し接続される端子からなる請求項1または請求項2に記載の音叉端子。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013196803A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Hitachi Automotive Systems Ltd 端子接続部および電動アクチュエータ

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