JP5946340B2 - ベルト式真空包装機 - Google Patents

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本発明は、被包装物を充填した包装袋が間欠回転する回転ベルト上にセットされ、昇降動する真空チャンバーが下降して前記回転ベルトに密着し、真空チャンバー内の空気を吸引して被包装物を真空包装するベルト式真空包装機に関する。
ベルト式真空包装機は、間欠回転する回転ベルトを備えており、この回転ベルト上に載せた包装袋が回転ベルトの走行に伴って真空チャンバーの下部に至り、そこで真空包装をした後に回転ベルトの走行により包装袋を排出するようになっている。
即ち、このベルト式真空包装機は、回転ベルトを挟んで、上方に真空チャンバーを設け、下方に真空チャンバー台を設けた構造になっており、回転ベルト上の包装袋が真空チャンバー下部に至ると、真空チャンバーが下降し、回転ベルトを挟んだ状態で真空チャンバー台を閉塞し、真空チャンバーと回転ベルトに挟まれた空間を真空状態にすることにより、包装袋の内部も真空状態となり、真空包装される。
前記真空チャンバー内面には、シール機構の一方を構成する上部シール部が取り付けられているが、この構成部品のヒータ線は消耗品であり、定期的な交換や修理作業が必要である。この部品の交換、修理作業は作業性や安全性の面で問題がある。
また、食品を扱う装置では、品質管理面および衛生管理面で厳しく製品を管理する必要があるため、真空チャンバー内の汚れは、速やかに、あるいは定期的に清掃する必要がある。
図5は前記問題点を解決するための従来のベルト式真空包装機の側面図である。この従来のベルト式真空包装機では、真空チャンバー内面の清掃作業や部品交換作業を容易にするため、真空チャンバー1を回転ベルト走行方向の上流側、すなわち作業者が作業する装置入口部A側に向けて移動させることができるようにしている。そのため、真空チャンバー1の両側に、真空包装部Iから装置入口部A側に向けて真空チャンバー1を移動するためのガイドレール12を設けている。ガイドレール12は、分割部Sにて、真空包装部I側のガイドレール12Xと装置入口部A側のガイドレール12Yに2分割されている。
前記特許文献1の真空チャンバー1内面の清掃作業は、まず、真空チャンバー1をカム18により上昇させる。即ち、18Yのカムの状態から18Xのカムの状態にして、カム18を上昇して、回転ベルト3から切り離した上で、装置入口部A付近位置まで真空チャンバー1を移動させる。この真空チャンバー1の移動は、ガイドレール12を介して行われるが、移動時にはガイドレール12Xと12Yとが実質的に1本のガイドレール12として接合された状態となる。
前記の状態で、真空チャンバーを移動させるための駆動モータを回転駆動することにより、駆動モータに取り付けられた駆動ギアとラックとが噛み合い、真空チャンバー1は、ガイドレール12Xとガイドレール12Yを乗り継ぎ、回転ベルト3と平行に、装置入口部Aに側に向かって移動し、移動後の位置で真空チャンバー1を起立させて開放する(1Y−V)。
特許文献1以前の真空チャンバーを起立させた状態(1X−V)に比べて、特許文献1は、真空チャンバー1を作業者の手元まで移動させることができ、作業者との距離Hを従来の距離Gより大幅に短縮することができる。したがって、両手を使い、安定した姿勢で真空チャンバー1を開放することが可能となる。そのため、真空チャンバー内面の清掃や、消耗部品の交換作業も極めて容易に行うことができる。
特開2008-155930号(特許第4881148号)公報
しかしながら、真空チャンバー1を装置入口部A付近位置まで真空チャンバー1を移動させるために、ガイドレール12Xとガイドレール12Yから構成し、ガイドレール12Xを昇降動させる必要があるが、真空チャンバー1は重量が重いため、ガイドレール12X、12Yは剛性を必要とするため大掛かりなものと成らざるをえず、しかも、通常の包装作業ではガイドレール12Yは必要ではないため、包装作業では邪魔になる。
また、真空チャンバー1は起立した状態であるので、真空チャンバー内の上部シール部のヒータ線を取り替える時は、ヒータ線が落下しないように保持しつつ取り替え作業をする必要があるので、作業性が劣る。
本件発明は、前記問題点に鑑みて、構造的に簡単で、しかもヒータ線の交換が容易にできるベルト式真空包装機を提供することを目的とする。
本発明は、被包装物を充填した包装袋を回転ベルト上に載置し、前記包装袋上から真空チャンバーが回転ベルト上に密着して、真空チャンバー内を負圧として包装袋を真空包装するベルト式真空包装機において、前記回転ベルトの両側に支持アームを配置し、この支持アームの一端を包装機本体の下流側に軸支し、この支持アームに沿って真空チャンバーが移動可能で、かつ回転可能に軸支され、支持アームに支持された真空チャンバーが昇降動する、ことを特徴とする。
本発明は上記構成のように、支持アームに沿って真空チャンバーが移動可能で、かつ回転可能に軸支されていることから、支持アームを上昇して真空チャンバーを回転して裏返しにすることにより、真空チャンバー内の消耗品の交換やメンテナンスが容易にできる。
本発明のベルト式真空包装機は、支持アームという簡単な構成により、真空チャンバーを持ち上げて回転して裏返すことにより、真空チャンバー内の消耗品の交換やメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明のベルト式真空包装機の正面図 本発明のベルト式真空包装機の平面図 本発明のベルト式真空包装機の内部を示した側面図 本発明のベルト式真空包装機のメンテナンス時の工程図 従来のベルト式真空包装機の側面図
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1乃至図3において、20は回転ベルト、21は回転ベルト20を回転駆動する駆動ローラ、22は前記駆動ローラ21に対する従動ローラ、23は回転ベルト20の下流側上部に配置された真空チャンバー、24は真空チャンバー23を昇降動させるクランク機構を示している。
即ち、包装袋に被包装物を充填して真空包装するために、間欠回転する回転ベルト20の上部に、昇降動する真空チャンバー23が配置され、この真空チャンバー23が下降して回転ベルト20に密着し、真空チャンバー23内の空気を吸引して包装袋を真空包装する。
前記回転ベルト20の上面に、角柱状のシール台25が回転ベルト20の回転方向に所定間隔を開けて複数本固定されている。これらのシール台25は、回転ベルト20の幅方向に配置され、このシール台25と対応させて、真空チャンバー23内にも上部シール部(図示せず)を備えており、前記シール台25と前記上部シール部により袋口をシールするシール機構を構成している。
回転ベルト20の両側には、支持アーム27の一端が、回転ベルト20の下流端側の包装機本体26に軸支されている。この支持アーム27は、包装作業の際、クランク機構24により真空チャンバー23を昇降動させると共に、真空チャンバー23内の上部シール部のヒータ線を交換する際に、真空チャンバー23を持ち上げる。支持アーム27は長尺状の金属製の厚みのある板体であって、一端部はテーパ状に形成され、包装機本体26のフレーム26Aに軸支されている。支持アーム27の他端側は自由端であって、全体が軸支点を中心に回動する。
この支持アーム27の中央部から他端部にかけて、長孔28が形成されている。この長孔28に真空チャンバー23を支える回転軸29が挿入され、この回転軸29が長孔28内に沿って移動可能に、着脱自在な固定具33で固定されている。
前記長孔28の下流端側には、クランク機構24のクランクロッド24Aの上端が軸支する回動軸30が取り付けられている。なお、真空チャンバー23の両側部前後には、ピン35が軸支し、真空チャンバー23が長孔28に沿って移動しやすいようになっている。
支持アーム27の上流端には、長孔28に沿って上流端に移動した回転軸29が戻るのを防止する戻り防止プレート31が取り付けられている。この戻り防止プレート31は先端部まで移動した回転軸29が下流側に移動しないように長孔28を自動的に塞いでロックして作業の安全を図っている。真空チャンバー23が下流端側に戻る時は、作業者により解除することができる。
この支持アーム27には、回転軸29が長孔28の下流端側でしか回らないように、ストッパー片(図示せず)が設けられている。このストッパー片は支持アーム27の内側中央下部に取り付けられ、真空チャンバー23を長孔28に沿って上流側に引き出した場合に、真空チャンバー23の回転を規制している。なお、回転軸29の回転を下流端でしか回転できないようにするために、回転軸に切り欠を形成し、真空チャンバー23が裏返った状態でしか回転軸29が長孔28を移動できないようにしてもよい。
包装機本体26の内部には、真空チャンバー23を昇降するための昇降モータ34が配備されている。この昇降モータ34下流側に隣接してクランク機構24が設けられ、前記昇降モータ34の駆動歯車34Aとクランク機構の歯車24Bとが歯合している。
次に、前記構成において、ヒータ線を交換する際の手順を説明する。図4はヒータ線を交換する際の手順を示している。図4(A)は真空チャンバー23の回転軸29が長孔28の下流端側で回転する状態を示している。即ち、昇降モータ34が回転してクランク機構24のクランクロッド24Aにより、コントロールボックス32からの指令に基づき、回動軸30を上方に持ち上げると、支持アーム27により真空チャンバー23が上死点まで持ち上げられる。この状態で真空チャンバー23は回転ベルト20と接触することなく回転することができる。
図4(A)のように、真空チャンバー23が上死点まで持ち上げてから真空チャンバー23を裏返した後、図4(B)に示すように、クランク機構24を回転して、支持アーム27を引き下げて真空チャンバー23が引き出せるように下げる。 図4(C)は真空チャンバー23を手前に引き出す工程を示している。この引き出す作業は特許文献1のように動力を必要とせず、作業者の手で引き出し作業を行うことができる。
図4(D)は、ヒータ線の交換作業の状態を示している。図4(D)の状態は、回転軸29が長孔28の上流端側に位置し、真空チャンバー23は裏返っている。しかも、図4(C)の状態から真空チャンバーは裏返った状態で引き出し、この上流端では真空チャンバー23は回転することができない。図4(D)の状態では、真空チャンバー23が裏返っているため、ヒータ線の交換が極めて容易となる。特許文献1の真空チャンバーでは、立ち上がった状態であるので、ヒータ線を支えながら交換作業を行わなければならないが、本件発明では真空チャンバー23が裏返った状態なのでヒータ線は上部シール部に乗せた状態で作業ができ落下することがないので交換作業が容易となる。
なお、上記実施の形態では、ヒータ線の交換について説明したが、本件発明は真空チャンバー23の清掃作業も容易に行うことができる。
本発明は、例えば、被包装物を充填した包装袋が間欠回転する回転ベルト上にセットされ、真空チャンバーが下降して、真空チャンバー内の空気が吸引されて被包装物を真空包装するベルト式真空包装機において、消耗部品の交換や清掃作業を容易とする。
20 回転ベルト21 駆動ローラ23 真空チャンバー24 クランク機構25 シール台26 包装機本体27 支持アーム28 長孔29 回転軸30 回動軸32 コントロールボックス34 昇降モータ35 ピン

Claims (2)

  1. 被包装物を充填した包装袋を回転ベルト上に載置し、前記包装袋上から真空チャンバーが回転ベルト上に密着して、真空チャンバー内を負圧として包装袋を真空包装するベルト式真空包装機において、前記回転ベルトの両側に支持アームを配置し、この支持アームの一端を包装機本体の下流側に軸支し、この支持アームに沿って真空チャンバーが移動可能で、かつ回転可能に軸支され、支持アームに支持された真空チャンバーが昇降動する、ことを特徴とするベルト式真空包装機。
  2. 支持アームは長尺状の板体であって、この支持アームに長孔が形成され、この長孔に前記真空チャンバーの回転軸が軸支し、クランク機構により、前記支持アームと共に真空チャンバーが昇降動する、ことを特徴とする請求項1に記載のベルト式真空包装機。
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