JP5944358B2 - 半導体集積回路の検証装置、半導体集積回路の検証方法、及び、プログラム - Google Patents

半導体集積回路の検証装置、半導体集積回路の検証方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、半導体集積回路の検証方法、及び、プログラムに関する。
従来、メモリのサブバンク化を実行すると論理検証のために、論理シミュレーションを実行する必要がある。特に、大規模集積回路の場合、ゲートレベルシミュレーションには非常に時間がかかるため、RTL(Resister Transfer Level)シミュレーションまで戻って実行する必要がある。そして、このRTLシミュレーションを実行した後も、論理合成、テスト回路挿入といった一連の設計作業にも時間がかかる。
このため、一度、論理シミュレーションを行って、論理検証が終わった後にメモリのサブバンク化を行うことは現実的でない。
特開2007−34584号公報 特開2008−59032号公報
検証時間の短縮を図ることが可能な半導体集積回路の検証方法を提供する。
本発明の一態様に係る半導体集積回路の検証装置は、1つのメモリを前記メモリと入出力ピン数が一致する分割メモリモデルに置き換えて、その入出力の論理を検証することにより、回路変更前後における論理の等価性を検証する。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係る半導体集積回路の検証装置100の構成を示す図である。 図2は、半導体集積回路に適用されるメモリMの構成の一例を示すブロック図である。 図3は、図2に示すメモリMを形式検証用にモデル化した分割メモリモデルの一例を示すブロック図である。 図4は、図3に示すモデル化されたメモリMをサブバンク化した構成の一例を示すブロック図である。 図5は、図1に示す実施例1に係る検証装置100により実行される半導体集積回路の検証方法の一例を示すフローチャートである。
以下、実施例について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一態様である実施例1に係る半導体集積回路の検証装置100の構成を示す図である。
図1に示すように、半導体集積回路の検証装置100は、処理装置(コンピュータ)1と、データ記憶装置2と、入力部3と、出力部4と、を備える。
入力部3としては、例えば、キーボード、マウス、光学式文字読取装置(OCR)等の認識装置、イメージスキャナ等の図形入力装置、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−R、DVD、USBメモリ等の外部記憶媒体駆動装置、ネットワークで接続された記憶装置、及び音声認識装置等の特殊入力装置が選択される。この入力部3から、必要な情報が処理装置1に入力される。
また、出力部4としては、例えば、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ等の表示装置、インクジェットプリンタ、レーザープリンタなどの印刷装置、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−R、DVD、USBメモリ等の外部記憶媒体駆動装置、ネットワークで接続された記憶装置が選択される。この出力部4から処理装置1で処理された情報が出力される。
また、データ記憶装置2は、処理装置1により実行されるプログラム、例えば、論理検証や形式検証を実行するための検証プログラムや、設計したRTL記述やゲートレベルネットリスト等が記憶される。このデータ記憶装置2は、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−R、DVD、USBメモリや、ネットワークで接続された記憶装置でもよい。
ここで、半導体集積回路においてSRAMやROMなどのメモリを適用する場合、RTLやゲートレベルネットリストでSRAMやROMをインスタンス化し、論理シミュレーションによって、論理検証を行う必要がある。そして、ある容量のメモリを、小さい容量の複数のメモリの組み合わせによって構成するサブバンク化を実行する。
従来、サブバンク化を行った場合は、再度論理シミュレーションを実行して、論理検証を行っている。一般に論理シミュレーションの実行時間は長いため、論理検証に時間が掛かる。
そこで、本実施例では、回路変更前後の論理的等価性を検証する方法として、形式検証という手法を実行する。この形式検証では、メモリ内部はブラックボックスとして扱い、その入出力での論理の等価性を検証する。
こでで、図2は、半導体集積回路に適用されるメモリMの構成の一例を示すブロック図である。
例えば、図2に示すように、メモリMは、チップの活性化を制御する1ビットのチップイネーブル信号CEと、メモリMのメモリセルのアドレスを指定する5ビットのアドレス信号A[4:0]と、8ビットの入力データ信号I[7:0]が入力され、8ビットの出力データ信号O[7:0]を出力する。
このメモリMは、既述のように、例えば、SRAMやROM等であり、32W(ワード)×8B(ビット)の容量を有する。ここでは、このメモリMの全体をブラックボックスとしている。
次に、この図2に示すメモリMを形式検証用にモデル化した分割メモリモデルの一例について説明する。図3は、図2に示すメモリMを形式検証用にモデル化した分割メモリモデルの一例を示すブロック図である。
図3に示すように、本実施例では、メモリの形式検証のために、例えば、1つのメモリMを、このメモリMよりも容量が小さい複数の分割メモリDM1〜DM4と、その複数の分割メモリDM1〜DM4を選択するための第1の論理回路(AND回路AN1〜AN4、インバータ回路IN1〜IN3)と、アドレス信号A[4]、A[3]を1クロック遅延させた信号を出力するフリップフロップ回路(遅延回路)FF1、FF2と、このフリップフロップ回路FF1、FF2からの信号に応じて、分割メモリDM1〜DM4からの出力を選択してメモリ全体の出力とする第2の論理回路(選択回路MUX1〜MUX3)と、にモデル化する。
なお、上記第1の論理回路(AND回路AN1〜AN4、インバータ回路IN1〜IN3)、フリップフロップ回路FF1、FF2、及び、第2の論理回路(選択回路MUX1〜MUX3)の論理回路は、論理的に正しければその実現方法は問わない。
ここで、AND回路AN1は、チップイネーブル信号CEと、アドレス信号A[3]、A[4]とが入力され、分割メモリDM1を活性化するチップイネーブル信号CE1を出力する。
分割メモリDM1は、8W(ワード)×8B(ビット)の容量を有する。この分割メモリM1は、チップイネーブル信号CEと、アドレス信号A[2:0]と、入力データ信号I[7:0]とが入力され、出力データ信号O[7:0]を出力する。
インバータ回路IN1は、アドレス信号A[3]が入力され、このアドレス信号A[3]の論理を反転した信号を出力する。
AND回路AN2は、チップイネーブル信号CEと、アドレス信号A[3]の論理を反転した信号と、アドレス信号A[4]と、が入力され、分割メモリDM2を活性化するチップイネーブル信号CE2を出力する。
分割メモリDM2は、8W(ワード)×8B(ビット)の容量を有する。この分割メモリM2は、チップイネーブル信号CE2と、アドレス信号A[2:0]と、入力データ信号I[7:0]とが入力され、出力データ信号O[7:0]を出力する。
インバータ回路IN2は、アドレス信号A[4]が入力され、このアドレス信号A[4]の論理を反転した信号を出力する。
AND回路AN3は、チップイネーブル信号CEと、アドレス信号A[4]の論理を反転した信号と、アドレス信号A[3]と、が入力され、分割メモリDM3を活性化するチップイネーブル信号CE3を出力する。
分割メモリDM3は、8W(ワード)×8B(ビット)の容量を有する。この分割メモリM3は、チップイネーブル信号CE3と、アドレス信号A[2:0]と、入力データ信号I[7:0]とが入力され、出力データ信号O[7:0]を出力する。
インバータ回路IN3は、アドレス信号A[3]が入力され、このアドレス信号A[3]の論理を反転した信号を出力する。
AND回路AN4は、チップイネーブル信号CEと、アドレス信号A[3]の論理を反転した信号と、アドレス信号A[4]の論理を反転した信号と、が入力され、分割メモリDM4を活性化するチップイネーブル信号CE4を出力する。
分割メモリDM4は、8W(ワード)×8B(ビット)の容量を有する。この分割メモリM4は、チップイネーブル信号CE4と、アドレス信号A[2:0]と、入力データ信号I[7:0]が入力され、出力データ信号O[7:0]を出力する。
フリップフロップ回路FF1は、アドレス信号A[4]が入力され、このアドレス信号A[4]を1クロックだけ遅らせた選択信号を出力する。
フリップフロップ回路FF2は、アドレス信号A[3]が入力され、このアドレス信号A[3]を1クロックだけ遅らせた選択信号を出力する。
選択回路MUX1は、アドレス信号A[3]を1クロックだけ遅らせた選択信号に応じて、分割メモリDM1又は分割メモリDM2が出力した出力データ信号O[7:0]の何れか一方を選択して、出力する。
選択回路MUX2は、アドレス信号A[3]を1クロックだけ遅らせた選択信号に応じて、分割メモリDM3又は分割メモリDM4が出力した出力データ信号O[7:0]の何れか一方を選択して、出力する。
選択回路MUX3は、アドレス信号A[4]を1クロックだけ遅らせた選択信号に応じて、選択回路MUX1又は選択回路MUX2が出力した出力データ信号O[7:0]の何れか一方を選択して、出力する。
この選択回路MUX3の出力が、メモリMの出力となる。
なお、複数の分割メモリDM1〜DM4は、8W(ワード)×8B(ビット)の容量を有するブラックボックスとして扱う。
このように、本実施例では、1個のメモリMを、容量が小さい分割メモリDM1〜DM4でソフトマクロ化する。すなわち、このソフトマクロ化により、1つのメモリMを、メモリMと入出力ピン数が一致する分割メモリモデルに置き換えられる。
なお、図3に示す例では、1個のメモリMを、4個の分割メモリDM1〜DM4に分割しているが、これに限られず、複数の分割メモリに分割するようにすればよい。
次に、このメモリMを形式検証用にモデル化したメモリMをサブバンク化した構成の一例について説明する。ここでは、既述の図3に示すモデル化されたメモリMをワード方向に2のサブバンクに分割する例について説明する。
図4は、図3に示すモデル化されたメモリMをサブバンク化した構成の一例を示すブロック図である。なお、この図4において、図3に示す符号と同じ符号は、図3と同様の構成を示す。
図4に示すように、サブバンク化により、メモリMを、複数(ここでは2個)のサブバンクM1、M2のサブバンク構成にする。すなわち、サブバンク化されたメモリMは、サブバンクM1、M2と、インバータ回路IN2と、フリップフロップ回路FF1と、選択回路MUX3とから構成される。
そして、サブバンクM1は、AND回路AN1、AN2と、インバータ回路IN1と、アドレス信号A[3]を1クロック遅延させるためのフリップフロップ回路FF2aと、このフリップフロップ回路FF2aからの信号に応じて、分割メモリDM1、DM2からの出力を選択して出力する選択回路MUX1とにより構成される。
また、サブバンクM2は、AND回路AN3、AN4と、インバータ回路IN3と、アドレス信号A[3]を1クロック遅延させるためのフリップフロップ回路FF2bと、このフリップフロップ回路FF2bからの信号に応じて、分割メモリDM1、DM2からの何れかの出力を選択して出力する選択回路MUX2とにより構成される。
ここで、図3に示すサブバンク化前におけるモデル化されたメモリM(FVライブラリ)の分割メモリDM1〜DM4の入出力ピンの数と、図4に示すサブバンク化後におけるモデル化されたメモリM(FVライブラリ)の入出力ピンの数とは、同数である。
また、図3に示すサブバンク化前のモデル化されたメモリM(FVライブラリ)では、フリップフロップ回路FF1、FF2の数が2個である。一方、図4に示すサブバンク化後のモデル化されたメモリM(FVライブラリ)では、フリップフロップ回路の数が3個である。この図4のメモリライブラリ内のフリップフロップ回路FF2a、2bは、入出力信号の論理が同一の等価なセルである。
そこで、これらのフリップフロップ回路FF2a、2bのセルを1つのセルとみなすことによって、図4、図5に示すサブバンク化後におけるモデル化されたメモリMのFVライブラリ内の入出力ピンは、同数となる。なお、形式検証において、サブバンク化されたメモリMの入出力の論理が同じ選択回路を1つのセルとして扱うクローンセル情報を予め規定するようにする。
このように、サブバンク化前後において、モデル化されたメモリMの比較ポイントが一致するため、図3に示すサブバンク化前の回路と、図4に示すサブバンク化後の回路とは、形式検証を実行することができる。
なお、既述のように、図4に示す例では、メモリMを、2個の分割メモリDM1、DM2のサブバンクM1と、2個の分割メモリDM3、DM4のサブバンクM2とにサブバンク化した、サブバンク構成について記載している。しかし、例えば、メモリMを、1個の分割メモリのサブバンクと、3個の分割メモリのサブバンクとにサブバンク化するように、異なる複数の分割メモリのサブバンクにサブバンク化したサブバンク構成にしてもよい。
以上のように、本実施例に係る形式検証用の分割メモリモデルを用いることにより、メモリのサブバンク化前後で形式検証が実行可能になり、論理検証時間を大きく短縮できる。
そして、論理シミュレーション以降のメモリのサブバンク化やバンク構成の変更が可能となる。特に、レイアウト設計時に、フロアプラン上の空き領域を利用してチップ面積を小さくするために、メモリのサブバンク化し、また、既にサブバンク化されているメモリのバンク構成を変更することができる。
次に、実施例1に係る半導体集積回路の検証方法の一例について説明する。
ここで、図5は、図1に示す実施例1に係る検証装置100により実行される半導体集積回路の検証方法の一例を示すフローチャートである。なお、以下のステップは、データ記憶装置2に記憶されたプログラムにより処理装置1(コンピュータ)が実行する。
まず、図5に示すように、処理装置1は、半導体集積回路の動作を記述するRTL(Resister Transfer Level)記述を設計する論理設計を実行する(ステップS1)。
RTL記述を設計において、例えば、既述の図3に示すように、1つのメモリMを、このメモリMのアドレスを指定するアドレス信号A[4:0]の一部A[2:0]によりアドレス指定され且つメモリよりも容量が小さい複数の分割メモリDM1〜DM4と、アドレス信号A[4:0]の残りA[4]、A[3]に応じて、複数の分割メモリDM1〜DM4を選択するための第1の論理回路(AND回路AN1〜AN4、インバータ回路IN1〜IN3)と、アドレス信号A[4:0]の残りA[4]、A[3]を1クロック遅延させて出力する遅延回路FF1、FF2と、遅延回路FF1、FF2からの信号に応じて、分割メモリDM1〜DM4からの出力を選択してメモリ全体の出力とする第2の論理回路(選択回路MUX1〜MUX3)と、にモデル化する。
そして、例えば、既述の図4に示すように、モデル化されたメモリMを、複数の分割メモリDM1〜DM4の何れかを含む複数のサブバンクM1、M2のサブバンク構成に、サブバンク化する。
なお、上記RTL記述としては、Veriog−HDLやVHDLなどの公知の設計言語が一般的であるが、これに限定されない。
次に、処理装置1は、設計したRTL記述及びゲートレベルネットリストに対して、規定されたプロパティにより示される動作仕様の通りに動作するかを検証する論理シミュレーションを実行する(ステップS2)。
次に、処理装置1は、設計したRTL記述及びゲートレベルネットリストを論理ゲートにマッピングし、タイミング、面積、消費電力の最適化などを行う論理合成を実行する(ステップS3)。
次に、処理装置1は、上記論理合成でメモリのサブバンク構成の変更が必要になった場合に、サブバンク構成の変更を実行する(ステップS4)。
次に、処理装置1は、RTL記述と上記論理合成の結果のネットリストの論理的等価性を検証する形式検証を実行する(ステップS5)。
次に、処理装置1は、テスト容易化のために、半導体集積回路にテスト回路を挿入するテスト設計を実行する(ステップS6)。
次に、処理装置1は、テスト設計により、メモリのサブバンク構成の変更が必要になった場合には、サブバンク構成を変更する(ステップS7)。
次に、処理装置1は、テスト設計前後のネットリストに対して、論理的等価性を検証する形式検証を実行する(ステップS8)。
次に、処理装置1は、論理ゲートを配置し、クロックツリーを生成して、配線する物理設計を実行する(ステップS9)。
次に、処理装置1は、物理設計でメモリのサブバンク構成の変更が必要になった場合には、サブバンク構成を変更する(ステップS10)。
次に、処理装置1は、物理設計前後のネットリストの論理的等価性を検証する形式検証を実行する(ステップS11)。
以上のステップにより、処理装置1による半導体集積回路の検証が完了する。すなわち、半導体集積回路の検証装置100は、1つのメモリMを、メモリMと入出力ピン数が一致する分割メモリモデルに置き換えて、その入出力の論理を検証することにより、メモリのサブバンク化による回路変更前後における論理の等価性を検証する。
既述のように、実施例1に係る形式検証用メモリモデルを用いることにより、メモリのサブバンク化前後で形式検証が実行可能になる。これにより、論理検証時間を大きく短縮できるため、論理シミュレーション以降のメモリのサブバンク化やバンク構成の変更が可能となる。
以上のように、本実施例に係る半導体集積回路の検証方法によれば、検証時間の短縮することができる。
なお、実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。
1 処理装置
2 データ記憶装置
3 入力部
4 出力部
100 半導体集積回路の検証装置
M メモリ
DM1〜DM4 分割メモリ
AN1〜AN4 AND回路
IN1〜IN3 インバータ回路
FF1、FF2 フリップフロップ回路
MUX1〜MUX3 選択回路

Claims (4)

  1. 1つのメモリを前記メモリと入出力ピン数が一致する分割メモリモデルに置き換えて、その入出力の論理を検証することにより、回路変更前後における論理の等価性を検証する半導体集積回路の検証装置であって、
    前記分割メモリモデルは、
    前記メモリのアドレスを指定するアドレス信号の一部によりアドレス指定され且つ前記メモリよりも容量が小さい複数の分割メモリと、
    前記アドレス信号の残りに応じて前記複数の分割メモリを選択するための第1の論理回路と、
    前記アドレス信号の残りを遅延させて出力する遅延回路と、
    前記遅延回路からの信号に応じて前記分割メモリからの出力を選択して前記複数の分割メモリ全体からの出力とする第2の論理回路と、を有し、
    前記遅延回路は、フリップフロップ回路である、
    ことを特徴とする半導体集積回路の検証装置。
  2. 前記検証において、サブバンク化された前記メモリの入出力の論理が同じ前記第2の論理回路を1つのセルとして扱うことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路の検証装置。
  3. 半導体集積回路を検証装置により検証する検証方法であって、
    前記検証装置は、半導体集積回路の検証方法を実行する処理装置と、前記処理装置により実行されるプログラムを記憶するデータ記憶装置と、必要な情報が前記処理装置に入力する入力部と、前記処理装置で処理された情報が出力される出力部と、を備え、
    前記検証装置は、
    1つのメモリを前記メモリと入出力ピン数が一致する分割メモリモデルに置き換えて、その入出力の論理を検証することにより、回路変更前後における論理の等価性を検証し、
    前記分割メモリモデルは、
    前記メモリのアドレスを指定するアドレス信号の一部によりアドレス指定され且つ前記メモリよりも容量が小さい複数の分割メモリと、
    前記アドレス信号の残りに応じて前記複数の分割メモリを選択するための第1の論理回路と、
    前記アドレス信号の残りを遅延させて出力する遅延回路と、
    前記遅延回路からの信号に応じて前記分割メモリからの出力を選択して前記複数の分割メモリ全体からの出力とする第2の論理回路と、を有し、
    前記遅延回路は、フリップフロップ回路である、
    ことを特徴とする半導体集積回路の検証方法。
  4. 前記検証において、サブバンク化された前記メモリの入出力の論理が同じ前記第2の論理回路を1つのセルとして扱う
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体集積回路の検証方法。
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