JP5943498B1 - 理美容用鋏 - Google Patents

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Abstract

鋏使用時の薬指への負荷を軽減する。さらに、カット技術者への負担を軽減する。動刃(11)は柄部(12)を介して親指リング(13)と連続し、鋏半体(1)を構成し、静刃(21)は柄部(22)を介し薬指リング(23)と連続し、鋏半体(2)を構成する。鋏半体(1)と鋏半体(2)とが軸支部(3)にて回動自在に連結されている。鋏半体(2)は、連結部(25)を介して鋏半体刃側部(26)と鋏半体リング側部(27)とが連結されて形成される。連結部(25)は、回動機構(51)と弾性機構(52)とを備える。鋏半体リング側部(27)は鋏半体刃側部(26)に対し連結軸を中心に回動可能である。弾性機構(52)は回動を戻す(回動に対抗する)ように作用する。

Description

本発明は理容または美容用の鋏に関する。
一般的に利用されている理容師や美容師(カット技術者)の鋏(従来技術)の構成・作用について、簡単に説明する。動刃と親指リングとを有する第1鋏半体と、静刃部と薬指リングと小指掛部とを有する第2鋏半体とが軸支部にて回動自在に連結されている。髪切断時は、親指を親指リングに挿入し、薬指を薬指リングに挿入し、人差し指と中指とを第2鋏半体の柄部に添え、小指を小指掛部に掛ける。親指腹側を親指リングに押し当てることにより、静刃に対し動刃が回動し、静刃と動刃との間にある髪を切断する。
このとき、薬指と薬指リングとの接触により、鋏の姿勢を保持することになる。薬指のリング接触部には負荷がかかる。長年に渡って鋏を使用していると、薬指にタコができたり、変形したりする。すなわち、知らず知らずのうちに、カット技術者に負担を与えている。
ちなみに、一人の髪を切るのに約700回開閉する。時間にして約20分である。1日10人の髪を切ると仮定すると、約7000回の開閉となり、時間では約200分となる。1年のうち、240日稼働すると仮定しとして約168万開閉となり、時間にしては約800時間となる。20年間続けると、3000万開閉超、時間にして約16000時間となる。したがって、ほとんどのカット技術者は、薬指への負荷の影響を受けている。
また、理容師や美容師の職業病の一つに指や手首の腱鞘炎がある。上記薬指への負荷が、指の腱鞘炎の原因である可能性がある。さらに、上記負荷が指から手首に伝わり、手首の腱鞘炎の遠因となる可能性もある。
さらに、鋏を閉じるとき、親指リングと薬指リングとが衝突する。この衝突の衝撃が、指や手首の腱鞘炎の原因である可能性がある。
特に、最近では斬新なカットテクニックが開発され、手首を過度に曲げる等の不自然な姿勢が要求される。これにより、ますます腱鞘炎の可能性が高まる。
腱鞘炎を予防するため、例えば、特許文献1記載の従来技術が提案されている。すなわち、鋏の柄部の少なくとも一部分に中空部を形成するとともに、中空部に、粘弾性体を封入する。粘弾性体の優れた衝撃緩衝力や振動吸収力により、鋏を閉じるときの衝撃の一部を緩和できる。
国際公開第2006/022368号
しかしながら特許文献1記載の従来技術では、特に薬指への負荷について軽減することはできない。
また、鋏を閉じるときの衝撃の一部を緩和できても、その効果は限定的である。したがって、カット技術者の負担軽減に対し、抜本的な対策になっていない。
本発明は、上記課題を解決するものであり、薬指への負荷を軽減することにより、カット技術者への負担を軽減できる鋏を提供することを目的とする。
本願発明者は、薬指への負荷の原因を詳細に検討した。上述の通り、親指を親指リングに挿入し、薬指を薬指リングに挿入し、親指腹側を親指リングに押し当てることにより、静刃に対し動刃が回動し、静刃と動刃との間にある髪を切断する。このとき、薬指と薬指リングとの接触により、鋏(特に静刃)の姿勢を保持することになる。
ところで、従来技術において、鋏開閉時の親指リングと薬指リングとが為す軌跡は一定である。カット技術者は、2つのリングの軌跡に合わせるように、指の動きを調整する。その結果、薬指のリング接触部には大きな負荷が発生する。
本願発明者らは、上記原因に着目し、対応策を鋭意検討した結果、本発明に至った。
上記課題を解決する本発明は、刃部と親指リングとを有する第1鋏半体と、刃部と薬指リングとを有する第2鋏半体とが軸支部にて回動自在に連結される鋏である。
前記第2鋏半体は、連結部を介して第2鋏半体刃側部と第2鋏半体リング側部とが連結されて形成される。第2鋏半体刃側部と第2鋏半体リング側部は、連結軸を中心に回動可能に連結される。
前記連結部には、前記回動を戻す弾性機構が設けられている。
第2鋏半体リング側部の回動により、薬指への負荷や鋏が閉じるときの衝撃を軽減できる。また、鋏が閉じるとき、静刃の姿勢を保持しつつ、四指の屈曲を許容する。
弾性機構による反力が回動に対抗するように作用することで、意図に反する回動が抑制できる。また、鋏が閉じる時、反力は付勢力として作用する。
これにより、薬指への負荷を軽減でき、カット技術者への負担を軽減できる。
上記発明において、好ましくは、前記弾性機構はねじりバネを有する。
上記発明において、好ましくは、前記回動では、前記第2鋏半体刃側部が前記第2鋏半体リング側部に対し、四指の回動方向に回動する。
前記連結部には、所定角度回動すると、回動を拘束する回動拘束機構が設けられている。
上記発明において、好ましくは、前記連結部には、回動可能な状態で連結を保持する連結保持機構が設けられている。
上記発明において、好ましくは、前記第2鋏半体リング側部の前記薬指リングより鋏先端側には、人指し指または/および中指を掛止する指掛止部が設けられている。
上記発明において、好ましくは、前記第1鋏半体または第2鋏半体の柄部であって、前記連結部より軸支部側にヒットポイントが設けられている。
上記課題を解決する本発明は、刃部と親指リングとを有する第1鋏半体と、刃部と薬指リングとを有する第2鋏半体とが軸支部にて回動自在に連結される鋏である。
前記第2鋏半体を一体となすように、第2鋏半体刃側部と第2鋏半体リング側部とを連結する連結部と、
前記連結部の連結軸を中心に、前記第2鋏半体刃側部に対し前記第2鋏半体リング側部を回動する回動機構と、
前記回動に対抗する弾性機構と、
を備える。
本発明の鋏によれば、薬指への負荷を軽減できる。その結果、カット技術者への負担を軽減できる。
本実施形態に係る鋏の概略構成 本実施形態に係る鋏の概略構成 連結部の詳細構成 連結部の詳細構成 連結部の詳細構成 従来技術の鋏 従来技術の散髪動作 本実施形態の散髪動作 本実施形態の散髪動作 本実施形態の動作詳細 変形例 変形例
<第1実施形態>
〜構成〜
図1および図2は、本実施形態に係る鋏の概略構成を示す。
動刃11は柄部12を介して親指リング13と連続し、鋏半体1を構成する。静刃21は柄部22を介し薬指リング23と連続し、鋏半体2を構成する。薬指リング23には小指掛24が延設される。鋏半体1と鋏半体2とが軸支部3にて回動自在に連結されている。親指腹側を親指リング13に押し当てることにより、静刃21に対し動刃11が回動し、静刃21と動刃11との間にある髪を切断する。以上が、鋏の基本構成である。
本実施形態では、柄部22において連結部25が設けられている。すなわち、鋏半体2は、連結部25を介して鋏半体刃側部26と鋏半体リング側部27とが連結されて形成される。柄部22の中心軸が連結軸となる。
図3〜図5は、連結部25の詳細構成を示す。連結部25は、回動機構51と弾性機構52と、回動拘束機構53と、連結保持機構54とを有する。
鋏半体リング側部27は鋏半体刃側部26に対し連結軸を中心に回動可能である。
鋏半体刃側部26の端部には、柄部22より一回り小径の軸部61が延設されている。軸部61の根元には、軸部61を囲むように溝が設けられ、ねじりバネ挿入部62を形成する。
軸部61の端面には、扇型状部材がもうけられ、回動拘束部63を形成する。軸部61の周面には、周方向に溝が設けられ、連結保持溝64を形成する。
鋏半体リング側部27の端部には、軸部61に対応する穴が設けられ、軸受部71を形成する。軸受部71の入口では、軸穴より一回り拡径され、ねじりバネ挿入部72を形成する。
軸受部71の奥行きには、回動可能範囲部73が設けられている。鋏半体リング側部27には、表面から軸受部71に連通するネジ孔74が設けられている。
回動機構51について説明する。軸部61が軸受部71に挿入されて、回動機構51が形成される。つまり、鋏半体リング側部27は鋏半体刃側部26に対し連結軸を中心に回動可能となる。
弾性機構52について説明する。ねじりバネ挿入部62とねじりバネ挿入部72は対向する位置にあり、空間を形成する。軸部61まわりとねじりバネ挿入部62,72の間にねじりバネ82が介挿され、弾性機構52が形成される。
弾性機構52は、回動機構51による回動に対し、回動を戻すように作用する(詳細後述)。
回動拘束機構53について説明する。軸部61が軸受部71に挿入された状態で、回動拘束部63と回動可能範囲部73とが対応する。回動拘束部63である扇型部材は第1係止面と第2係止面を持つ。一方、回動可能範囲部73は、回動拘束部63の扇角より角度の大きい、扇状空間であり、第1係止面と第2係止面を持つ。
回動拘束部63第1係止面と回動可能範囲部73第1係止面とが係合することにより、回動機構51による回動は、指の回動方向への回動であり、逆方向の回動が拘束される。
回動拘束部63第2係止面と回動可能範囲部73第2係止面とが係合することにより、回動機構51による回動は、所定角度(45〜90度未満、たとえば70度)に拘束される。
連結保持機構54について説明する。軸部61が軸受部71に挿入された状態で、連結保持溝64とネジ孔74とが対応する。ネジ孔74に連結保持ネジ84に螺合させると、連結保持ネジ84の先端が連結保持溝64に位置する。連結保持ネジ84先端が連結保持溝64に係合し、軸方向の移動が拘束され、連結状態は保持される。
一方、回動機構51による回動に伴い、連結保持ネジ84先端は連結保持溝64に沿って移動する。そのため、連結保持機構54が回動を阻害することはない。
図1および図2に戻り、その他の構成について説明する。
鋏半体リング側部27の柄部22には、指掛止部41,42が設けられている。指掛止部41はクォーターリング41であり、指掛止部42はワンエイスリング(= one eighth =1/8)42である。
クォーターリング41は、軸支部3と薬指リング23との間から鋏先端側に向かって延設され、人差し指背部と当接する。クォーターリング41は、楕円状の薬指リング23の1/4弧状をしている。これにより、クォーターリング41鋏先端側が開放されている。
ワンエイスリング42は、薬指リング23に鋏先端側に向かって延設され、中指背部と当接する。ワンエイスリング42は、楕円状の薬指リング23の1/8弧状に近似する形状をしている。これにより、ワンエイスリング42鋏先端側が開放されている。
鋏半体刃側部26の柄部22であって、連結部25と軸支部3の間にはヒットポイント29が設けられている。
〜動作および効果〜
基本的な散髪動作について従来技術と本実施形態とを比較することにより、本実施形態の効果について説明する。
図6は従来技術の鋏の概略図であり、図7は従来技術の散髪動作について説明する図である。
親指を親指リングに挿入し、薬指を薬指リングに挿入し、人差し指と中指とを第2鋏半体の柄部に添え、小指を小指掛部に掛ける。
親指を開く方向に動かすことにより、静刃に対し動刃が回動し、鋏が開く。さらに、親指腹側を親指リングに押し当てることにより、静刃に対し動刃が反対方向回動し、鋏が閉じる。その際、静刃と動刃との間にある髪を切断する。この開閉が繰り返される。
このとき、薬指と薬指リングとの接触により、静刃の姿勢を保持することになる。四指(人差し指、中指、薬指、小指)は伸びた状態になる。この姿勢を維持することは、人間本来の動きに反し、指以外の筋肉も緊張する。
また、2つのリングの軌跡に指の動きをあわせる。薬指は薬指リングに拘束され、薬指のリング接触部には大きな負荷が発生する。
さらに、鋏が閉じるとき、親指リングと薬指リングとが衝突し、衝撃が発生する。
以上の動作が、カット技術者に負担を与え、腱鞘炎の原因となる可能性がある。
図8および図9は、本実施形態の散髪動作について説明する図である。図10は、本実施形態の動作詳細について説明する図である。
親指を親指リング13に挿入し、人差し指背部をクォーターリング41に当接し、中指をワンエイスリング42に当接し、薬指を薬指リング23に挿入し、小指を小指掛24に掛ける。
基本的な散髪動作は従来技術と共通するが、以下の点で相違する。
鋏が閉じるとき、薬指のリング接触部には負荷が発生する。負荷はねじりバネ82に対抗し、鋏半体リング側部27を回動させる。鋏半体リング側部27の回動に伴い四指(人差し指、中指、薬指、小指)の回動(屈曲状態)を許容する。四指の屈曲は人間本来の動きであり、指以外の筋肉への影響は少ない。
一方、ねじりバネ82の対抗力が作用することにより、カット技術者の意図に反する回動が抑制される。これにより、カット技術者は鋏が指に吸い付く一体感を得る。
鋏半体リング側部27が回動しても、鋏半体刃側部26すなわち静刃21の姿勢は保持される。
従来技術では2つのリングの軌跡に指の動きをあわせるのに対し、本実施形態では、上記回動が指の動きにあわせる。上記回動により、薬指は薬指リングに拘束されず、薬指への負荷は大幅に軽減される。
さらに、鋏が閉じるとき、柄部12はヒットポイント29に衝突するが、上記回動により、衝撃は吸収される。
鋏が開くとき、ねじりバネ82の対抗力は、付勢力として作用する。親指を開く方向に動かす力を軽減できる。
以上の動作により、薬指への負荷を軽減でき、カット技術者への負担を軽減できる。その結果、指や手首の腱鞘炎を予防できる。
〜その他の効果〜
最近では斬新なカットテクニックが開発され、手首を過度に曲げる等の不自然な姿勢が要求される。本実施形態では、四指の回動により、手首の曲げを緩和できる。すなわち、様々なカットテクニックにも対応できる。
回動機構51および弾性機構52以外の効果について説明する。
本実施形態は、回動拘束機構53を備える。これにより、逆方向の回動および過剰な回動を抑制できる。
本実施形態は、連結保持機構54を備える。これにより、上記回動を可能にするとともに、鋏半体2としての一体性を保持できる。
本実施形態は、クォーターリング41およびワンエイスリング42を備える。これにより、回動時に発生するねじりモーメントを抑制でき、回動の反力は四指に分散される。その結果、カット技術者への負担を軽減できる。
本実施形態は、ヒットポイント29を備える。本実施形態では、上記のように回動が衝撃を吸収するため、親指リングと薬指リングの間にヒットポイントを設ける必要がない。また、ヒットポイント29が鋏半体刃側部26に設けられているため、鋏半体リング側部27の回動を阻害しない。したがって、カット技術者には違和感が発生しない。
〜変形例〜
本願発明は上記実施形態に限定されず、発明の技術思想の範囲で種々の変形が可能である。
図11は、本発明の変形例である。従来技術の鋏(図6参照)に、連結部25、回動機構51および弾性機構52を付加したものである。
これにより上記実施形態と同様に、薬指への負荷を軽減でき、カット技術者への負担を軽減できる。その結果、指や手首の腱鞘炎を予防できる。
他の変形例について説明する。
上記実施形態においては、回動機構51として軸部61と軸受部71を用いたが、他の構成でもよい。例えば、鋏半体刃側部26に軸受け部を、鋏半体リング側部27に軸部を設けてよい(図12参照)。
上記実施形態においては、弾性機構52としてねじりバネ82を用いたが、他の構成でもよい。例えば、ゼンマイバネ、板バネ、流体バネ、樹脂等の弾性体を用いてもよい。
上記実施形態においては、回動拘束機構53として回動拘束部63と回動可能範囲部73との係止構造を用いたが、他の構成でもよい。例えば、鋏半体刃側部26に軸受け部を、鋏半体リング側部27に軸部を設けて、軸部の基部に回動拘束部を設け、軸受け部に回動可能範囲部を設けても良い(図12参照)。
上記実施形態においては、連結保持機構54として、連結保持溝64,ネジ孔74,連結保持ネジ84を用いたが、回動を確保しながら連結を保持できれば、他の構成でもよい。
上記実施形態においては、指掛止部としてクォーターリング41およびワンエイスリング42を用いたが、いずれか一方でもよい。
上記実施形態においては、ヒットポイント29は鋏半体刃側部26の柄部22に設けられたが、柄部12の対応する位置でもよい。
1 鋏半体(第1)
2 鋏半体(第2)
3 軸支部
11 動刃
12 柄部
13 親指リング
21 静刃
22 柄部
23 薬指リング
24 小指掛部
25 連結部
26 第2鋏半体刃側部
27 第2鋏半体リング側部
29 ヒットポイント
41 クォーターリング(人差し指掛止部)
42 ワンエイスリング(中指掛止部)
51 回動機構
52 弾性機構
53 回動拘束機構
54 連結保持機構
61 軸部
62 ねじりバネ挿入部
63 回動拘束部
64 連結保持溝
71 軸受部
72 ねじりバネ挿入部
73 回動可能範囲部
74 ネジ孔
82 ねじりバネ
84 連結保持ネジ

Claims (7)

  1. 刃部と親指リングとを有する第1鋏半体と、刃部と薬指リングとを有する第2鋏半体とが軸支部にて回動自在に連結される鋏であって、
    前記第2鋏半体は、連結部を介して第2鋏半体刃側部と第2鋏半体リング側部とが連結軸を中心に回動可能に連結されて形成され、
    前記第2鋏半体リング側部は、人指し指および中指が係止可能な部位を有し、
    前記連結部には、前記回動を戻す弾性機構が設けられている
    ことを特徴とする理美容用鋏。
  2. 前記弾性機構はねじりバネを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の理美容用鋏。
  3. 前記回動では、前記第2鋏半体刃側部が前記第2鋏半体リング側部に対し、四指の回動方向に回動し、
    前記連結部には、所定角度回動すると、回動を拘束する回動拘束機構が設けられている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の理美容用鋏。
  4. 前記連結部には、回動可能な状態で連結を保持する連結保持機構が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の理美容用鋏。
  5. 前記第2鋏半体リング側部の前記薬指リングより鋏先端側には、人指し指の背に掛止する人指し指掛止部または/および中指の背に掛止する中指掛止部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の理美容用鋏。
  6. 前記第1鋏半体または第2鋏半体の柄部であって、前記連結部より軸支部側にヒットポイントが設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の理美容用鋏。
  7. 刃部と親指リングとを有する第1鋏半体と、刃部と薬指リングとを有する第2鋏半体とが軸支部にて回動自在に連結される鋏であって、
    前記第2鋏半体を一体となすように、第2鋏半体刃側部と第2鋏半体リング側部とを連結する連結部と、
    前記連結部の連結軸を中心に、前記第2鋏半体刃側部に対し前記第2鋏半体リング側部を回動する回動機構と、
    前記回動に対抗する弾性機構と、
    を備え、
    前記第2鋏半体リング側部は、人指し指および中指が係止可能な部位を有する
    ことを特徴とする理美容用鋏。
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