JP5942418B2 - 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、現像装置及びこれを用いた画像形成装置に関するものである。
近年、上記画像形成装置においては、単位時間あたりに画像形成が可能な記録用紙の枚数で決まる生産性を更に向上させるため、画像形成プロセスの高速化が検討されている。この画像形成プロセスの高速化に対応可能な現像装置としては、例えば、特開平7−244431号公報や特開2006−267891号公報等に開示されたものが既に提案されている。
上記特開平7−244431号公報に係る電子写真装置の現像装置は、感光体に対向して近接し、感光体の回転方向と逆方向に回転する現像ロールを2本以上有する第1現像ロール群と、前記第1現像ロール群の感光体回転方向上流側に配置され、感光体に対向して近接し、感光体の回転方向と同方向に回転する現像ロールを1本以上有する第2現像ロール群とを備え、第1現像ロール群背面に付着した現像剤を規制部材によって前記第1現像ロール群及び第2現像ロール群の現像剤付着量の総和に相当する量に規制するとともに、前記規制部材により規制された現像剤を分配部材によって前記第1現像ロール群及び第2現像ロール群に分配するように構成したものである。
また、上記特開2006−267891号公報に係る現像装置は、回転可能に支持された像担持体に現像剤を供給搬送する複数個の現像ロールを有し、前記複数個の現像ロールのうち少なくとも一対は、前記像担持体の回転方向と逆方向および同方向に回転する現像ロールを隣接し、前記一対の現像ロール間には現像剤の搬送量を規制する規制部材を備え、前記規制部材を隣接した2本の現像ロール内の磁石に対向させるように配置した二成分現像剤方式の現像装置において、前記一対の現像ロールの対向した磁石の極性を異極性とするように構成したものである。
特開平7−244431号公報 特開2006−267891号公報
ところで、この発明が解決しようとする課題は、複数の現像剤保持体にそれぞれ分離された現像剤に周方向に沿った層厚のムラが発生するのを抑制することが可能な現像装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することにある。
すなわち、請求項1に記載された発明は、像保持体に対向し、かつ相互に近接して対向するように配置され、相互に対向する対向部の内部に互いに逆極性の対向磁極が着磁された磁性体を有するとともに、前記磁性体の外周に対向部から前記像保持体に向かう方向に互いに逆方向に回転する円筒体とを有する第1及び第2の現像剤保持体と、
前記第1及び第2の現像剤保持体のうち、少なくとも一方の現像剤保持体に供給される現像剤を規制する規制部材と、
前記第1及び第2の現像剤保持体の合成磁場を解析して得られる磁束密度が局部的に減少する極小値となる位置で、前記第1及び第2の現像剤保持体との間隔が最も狭くなるように配置され、前記規制部材によって規制された現像剤を前記第1及び第2の現像剤保持体とに分離する分離部材とを備えたことを特徴とする現像装置である。
更に、請求項2に記載された発明は、前記第1及び第2の現像剤保持体は、前記像保持体と対向するように上下に配置され、前記相対的に上方に配置される前記第1の現像剤保持体は、前記像保持体と対向する面が当該像保持体の移動方向と逆方向に移動するように回転するとともに、前記相対的に下方に配置される前記第2の現像剤保持体は、前記像保持体と対向する面が当該像保持体の移動方向と同方向に移動するように回転することを特徴とする請求項1に記載の現像装置である。
また、請求項3に記載された発明は、静電潜像を保持する像保持体と、
前記像保持体に保持された静電潜像をトナーにより現像する現像手段と、
前記像保持体上に現像されたトナー像を直接又は中間転写体を介して記録媒体に転写する転写手段とを備え、
前記現像手段として請求項1又は2に記載された現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に記載された発明によれば、複数の現像剤保持体にそれぞれ分離された現像剤に周方向に沿った層厚のムラが発生するのを抑制することができる。
また、請求項2に記載された発明によれば、複数の現像剤保持体にそれぞれ分離された現像剤に周方向に沿った層厚のムラが発生するのをより一層抑制することができる。
さらに、請求項3に記載された発明によれば、規制部材の構成を簡略化することができる。
又、請求項4に記載された発明によれば、複数の現像剤保持体にそれぞれ分離された現像剤に周方向に沿った層厚のムラが発生するのをより一層抑制することができる。
更に、請求項5に記載された発明によれば、第1の現像剤保持体によって細線の再現性を向上しつつ、第2の現像剤保持体によって階調性を維持することができる。
また、請求項6に記載された発明によれば、複数の現像剤保持体にそれぞれ分離された現像剤に周方向に沿った層厚のムラが発生するのを抑制することができ、画質を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係る現像装置を示す断面構成図である。 この発明の実施の形態1に係る現像装置を適用した画像形成装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る現像装置の現像ロールの磁極配置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る現像装置の第1のマグネットロールの磁束密度分布を示すグラフである。 この発明の実施の形態1に係る現像装置の第2のマグネットロールの磁束密度分布を示すグラフである。 第1及び第2の現像ロール間の間隙を示す模式図である。 この発明の実施例と従来例の現像剤層厚の標準偏差を示すグラフである。 この発明の実施の形態1に係る現像装置の第1のマグネットロール及び第2のマグネットロールの磁束密度分布を示すグラフである。 この発明の実施の形態1に係る現像装置の第1のマグネットロールの磁束密度分布を示すグラフである。 第1の現像ロールのマグネットロールを単独で配置した場合におけるマグネットロールの周方向に沿った磁束密度の絶対値|B|と、第1の現像ロールと第2の現像ロールを近接して対向配置した場合におけるマグネットロールの周方向に沿った磁束密度の絶対値|B|をそれぞれ示すグラフである。 第1及び第2の現像ロール間の間隙を示す模式図である。 評価指標と現像剤層厚の標準偏差の関係を示すグラフである。 この発明の実施の形態2に係る現像装置を適用した画像形成装置を示す構成図である。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1
図2はこの発明の実施の形態1に係る現像装置を適用した画像形成装置としてのタンデム方式のフルカラー画像形成装置を示すものである。なお、このタンデム方式のフルカラー画像形成装置は、画像読取装置を備えており、フルカラーの複写機としても機能するように構成されているが、画像読取装置を備えていなくとも勿論良い。また、このフルカラー画像形成装置は、単位時間あたりに画像形成可能な記録用紙の枚数である生産性が高く設定されており、例えば、A4サイズのLEF(Long Edge Feed)の記録用紙に毎分当たり120〜140枚(PPM)程度の画像を形成することが可能となっている。ただし、本発明は、高速のタンデム方式の画像形成装置に限定されるものではないことは勿論であり、感光体ドラムを1つのみ備えた単色の画像形成装置であっても適用可能である。
図2において、1は画像形成装置の本体を示すものであり、この画像形成装置本体1の上部の一端(図示例では、左端)には、原稿2の画像を読み取る画像読取装置4が配置されている。この画像読取装置4は、原稿押え部材3によって押圧された状態でプラテンガラス5上に置かれた原稿2を光源6によって照明し、原稿2からの反射光像をフルレートミラー7及びハーフレートミラー8、9及び結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD等からなる画像読取素子11上に走査露光することにより、画像読取素子11によって原稿2の画像を予め定められたドット密度で読み取るように構成されている。
上記画像読取装置4によって読み取られた原稿2の画像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)(例えば、各8bit)の3色の画像データとして画像処理装置等を備えた制御装置12に送られ、この制御装置12では、原稿2の画像データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の予め定められた画像処理が施される。また、上記の如く制御装置12で予め定められた画像処理が施された画像データは、同じく制御装置12によってシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒(K)の4色の画像データに変換される。なお、制御装置12によって変換される画像データの色数は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒(K)の4色の画像データに限らず、後述するように、高彩度シアン(HC)や高彩度マゼンタ(HM)を含む6色等に変換しても良く、その色数は任意である。また、上記制御装置12に入力される画像データとしては、図示しない通信回線を介してパーソナルコンピュータ等から送られてくるものであっても勿論良い。
ところで、この実施の形態では、互いに色の異なるトナーを用いて画像を形成する複数の画像形成手段を備えるように構成されている。
すなわち、この実施の形態に係る画像形成装置本体1の内部には、図2に示すように、複数の画像形成手段として、シアン(C)、マゼンタ(M)、高彩度シアン(HC)、高彩度マゼンタ(HM)、イエロー(Y)、黒(K)の各色に対応した6つの画像形成部13C、13M、13HC、13HM、13Y、13Kが、水平方向に沿って一定の間隔を隔てて並列的に配置されている。なお、高彩度シアン(HC)は、シアン色系の色相を有し、シアン(C)色よりも色調が明るく彩度が相対的に高い高彩度のシアン色である。また、高彩度マゼンタ(HM)は、マゼンタ色系の色相を有し、マゼンタ(M)色よりも色調が明るく彩度が相対的に高い高彩度のマゼンタ色である。
また、上記シアン(C)、マゼンタ(M)、高彩度シアン(HC)、高彩度マゼンタ(HM)、イエロー(Y)、黒(K)色の各画像形成部13C、13M、13HC、13HM、13Y、13Kの配列順序は、図示のものに限定されるものではなく、異なる順序で配列しても良い。また、上記シアン(C)、マゼンタ(M)、高彩度シアン(HC)、高彩度マゼンタ(HM)、イエロー(Y)、黒(K)色の各画像形成部13C、13M、13HC、13HM、13Y、13Kは、それぞれが個別に一体的にユニット化されており、各画像形成部13C、13M、13HC、13HM、13Y、13Kが単独で画像形成装置本体1に対して交換可能に装着されている。
これらの6つの画像形成部13C、13M、13HC、13HM、13Y、13Kは、図2に示すように、使用するトナーの種類(色)を除いて、基本的にすべて同様に構成されており、大別して、矢印A方向に沿って予め定められた回転速度(例えば、周速が800mm/sec程度)で駆動される像保持体としての感光体ドラム15と、この感光体ドラム15の表面を一様に帯電する一次帯電手段としてのスコロトロン16と、当該感光体ドラム15の表面に各色に対応した画像を露光して静電潜像を形成する潜像形成手段としての画像露光装置14と、感光体ドラム15上に形成された静電潜像を対応する色のトナーで現像する本実施の形態に係る現像手段としての現像装置17と、感光体ドラム15上に残留した転写残トナー等を除去するクリーニング装置18とから構成されている。
上記画像露光装置14は、図2に示すように、半導体レーザ19を画像データに応じて変調し、この半導体レーザ19からレーザ光LBを画像データに応じて出射する。この半導体レーザ19から出射されたレーザ光LBは、反射ミラー20、21を介して回転多面鏡22によって偏向走査され、図示しないf−θレンズで走査角度に応じて焦点距離が調整された状態で、複数枚の反射ミラー23、24等を介して像保持体としての感光体ドラム15上に走査露光される。なお、上記画像露光装置14としては、レーザ光LBを偏向走査させて画像露光を行う装置に限らず、例えば、LED発光素子を感光体ドラム15の軸方向に沿って多数配列したLEDアレイを用いた装置を使用しても良い。LEDアレイを用いた画像露光装置14の場合には、レーザ光LBを偏向走査させて画像露光を行う画像露光装置14と比較して、画像露光装置14の大幅な小型化が可能となり、画像形成装置全体を小型化することができ望ましい。
上記制御装置12からは、シアン(C)、マゼンタ(M)、高彩度シアン(HC)、高彩度マゼンタ(HM)、イエロー(Y)、黒(K)の各色の画像形成部13C、13M、13HC、13HM、13Y、13Kの画像露光装置14C、14M、14HC、14HM、14Y、14Kに各色の画像データが順次出力される。そして、これらの画像露光装置14C、14M、14HC、14HM、14Y、14Kから画像データに応じて出射されるレーザ光LBは、対応する感光体ドラム15C、15M、15HC、15HM、15Y、15Kの表面に主走査方向(感光体ドラム15の軸方向)に沿って走査露光されて静電潜像が形成される。上記各感光体ドラム15C、15M、15HC、15HM、15Y、15K上に形成された静電潜像は、現像装置17C、17M、17HC、17HM、17Y、17Kによって、それぞれシアン(C)、マゼンタ(M)、高彩度シアン(HC)、高彩度マゼンタ(HM)、イエロー(Y)、黒(K)の各色のトナー像として現像される。なお、符号15C、15M、15HC、15HM、15Y、15K及び17C、17M、17HC、17HM、17Y、17Kは、シアン(C)の画像形成部13Cに代表して記載し、他のマゼンタ(M)、高彩度シアン(HC)、高彩度マゼンタ(HM)、イエロー(Y)、黒(K)の各画像形成部13M、13HC、13HM、13Y、13Kにおいては記載を省略した。
上記各画像形成部13C、13M、13HC、13HM、13Y、13Kの感光体ドラム15C、15M、15HC、15HM、15Y、15K上に、順次形成されたシアン(C)、マゼンタ(M)、高彩度シアン(HC)、高彩度マゼンタ(HM)、イエロー(Y)、黒(K)の各色のトナー像は、図2に示すように、各画像形成部13C、13M、13HC、13HM、13Y、13Kの下方に配置された中間転写体としての中間転写ベルト25上に、一次転写ロール26C、26M、26HC、26HM、26Y、26Kによって互いに重ね合わせた状態で一次転写される。
上記中間転写ベルト25は、駆動ロール27と、従動ロール28と、張力付与ロール29と、従動ロール30と、二次転写部の背面支持ロール31と、従動ロール32からなる複数のロール間に予め定められた張力で掛け渡されている。そして、中間転写ベルト25は、図示しない定速性に優れた専用の駆動モータによって回転駆動される駆動ロール27により、矢印B方向に沿って感光体ドラム15C、15M、15HC、15HM、15Y、15Kの回転速度(周速)と略等しい予め定められた速度で循環移動するように駆動される。上記中間転写ベルト25としては、例えば、可撓性を有するポリイミドやポリアミドイミド等の合成樹脂フィルムの抵抗値を調整して無端ベルト状に形成したものが用いられる。
上記中間転写ベルト25上に多重に転写されたシアン(C)、マゼンタ(M)、高彩度シアン(HC)、高彩度マゼンタ(HM)、イエロー(Y)、黒(K)の各色のトナー像は、背面支持ロール31に中間転写ベルト25を介して圧接する二次転写ロール33に印加される二次転写バイアスによって記録媒体としての記録用紙34上に一括して二次転写され、これらの各色のトナー像が転写された記録用紙34は、二連の搬送ベルト35、36によって定着手段としての定着装置37へと搬送される。そして、上記各色のトナー像が転写された記録用紙34は、定着装置37の加熱ベルト38及び加圧ロール39によって熱及び圧力で定着処理を受けた後、シート搬送装置40を介して冷却ユニット41へ搬送されて冷却され、カール矯正ユニット42によってカールが矯正された状態で、片面プリントの場合には、そのまま画像形成装置本体1の外部に設けられた排出トレイ43上に排出される。なお、上記定着装置37としては、加熱ロールと加圧ロールからなるものであっても勿論よく、冷却ユニット41やカール矯正ユニット42などを備えていなくとも良いことは勿論である。
上記記録用紙34は、図2に示すように、例えば、複数の給紙トレイ44、45のうちの何れかから予め定められたサイズや材質のものが、給紙ロール46及び用紙搬送用のロール対47からなる用紙搬送経路48を介して1枚ずつ分離された状態で、レジストロール49まで一旦搬送される。上記給紙トレイ44、45のうちの何れかから供給された記録用紙34は、所定のタイミングで回転駆動されるレジストロール49によって中間転写ベルト25上のトナー像と同期して二次転写位置50へと送り出される。
また、上記画像形成装置によって記録用紙34の両面に画像を形成する場合には、定着装置37によって片面に画像が定着された記録用紙34を、そのまま機外に排出せずに、切り替えゲート51によって、記録用紙34の搬送経路を下方に切り替え、反転用の用紙搬送経路52を介して給紙ローラ54によって中間トレイ53に一旦収容される。そして、この中間トレイ53に収容された記録用紙34は、給紙ローラ54によってその搬送方向を反転した状態で、両面用の用紙搬送経路55及び通常の用紙搬送経路48を介して、表裏が反転された状態で、再度、中間転写ベルト25の二次転写位置50まで搬送され、裏面に画像が転写された後、定着装置37の加熱ベルト38及び加圧ロール39によって熱及び圧力で定着処理を受けて、シート搬送装置40を介して冷却ユニット41へ搬送されて冷却され、カール矯正ユニット42によってカールが矯正された状態で、画像形成装置本体1の外部に設けられた排出トレイ43上に排出される。
なお、トナー像の一次転写が終了した後の感光体ドラム15は、その表面がクリーニング装置18によって清掃される。また、トナー像の二次転写が終了した後の中間転写ベルト25は、その表面が駆動ロール27の近傍に配置されたベルトクリーニング装置56によって清掃される。
図2中、符合57は、ユーザが画像形成条件等を入力するユーザインターフェイスを示している。
図1は上記の如く構成される画像形成装置に適用される現像装置17C〜17Kを示す断面図である。
この現像装置17は、図1に示すように、その内部下方にキャリアとトナーからなる二成分の現像剤101を収容する現像剤収容部102と、一方の側面(図示例では、左側面)に開口部103とを有する現像装置本体104を備えている。現像装置本体104の開口部103の内部には、複数の現像剤保持体として第1及び第2の2つの現像ロール105、106が、感光体ドラム15の表面に予め定められた間隙(約0.5〜1.0mm)を介して対向するように配置されている。また、上記第1及び第2の現像ロール105、106は、鉛直方向に沿って上下に互いに近接して(例えば、数mmの間隙を介して)対向するように隣り合って配置されている。これら第1及び第2の現像ロール105、106は、内部に固定した状態で配置された磁性体としてのマグネットロール107、108と、当該マグネットロール107、108の外周に矢印方向に沿って回転可能に配置された円筒体としての現像スリーブ109、110とから構成されている。
上記マグネットロール107、108は、強磁性体等からなる磁性材料によって円柱形状に形成されており、現像装置本体104に固定した状態で取り付けられている。上記マグネットロール107、108のうち、感光体ドラム15の回転方向に沿った上流側に位置する第1の現像ロール105の第1のマグネットロール107は、図3及び図4に示すように、単独で、感光体ドラム15と近接して対向する現像領域111に現像極として第2のN2極112を有しており、当該第2のN2極112に対して現像スリーブ109の回転方向に沿った下流側には、現像剤101を搬送する搬送磁極としての第1のS1極113が着磁されている。この第1のS1極113の現像スリーブ107の回転方向に沿った下流側には、やはり現像剤101を搬送する搬送磁極としての第1のN1極114が着磁されているとともに、当該第1のN1極114の現像スリーブ107の回転方向に沿った下流側には、現像剤101を搬送する搬送磁極としての第2のS2極115が着磁されている。さらに、上記第2のS2極115の現像スリーブ107の回転方向に沿った下流側には、第2のN2極115と共に現像スリーブ107の表面から現像剤101を剥離する剥離磁極を構成する第3のS3極116が着磁されている。第3のS3極116は、現像極として第2のN2極112との間で搬送磁極を構成している。
なお、図4において、実線はマグネットロール108の各磁極の法線方向における磁束密度を示しており、破線はマグネットロール108の各磁極の接線方向における磁束密度を示している。
また、上記第2のN2極112、第1のS1極113、第1のN1極114、第2のS2極115、第3のS3極116は、図4に示すように、現像極としての第2のN2極112よりも現像スリーブ107の回転方向に沿った若干上流側の位置を基準(180°)として、マグネットロール107の周方向に沿ってそれぞれ予め定められた角度で且つ予め定められた磁束密度となるように着磁されている。マグネットロール107は、図4に示すように、その軸140の端部に設けられた断面D字形状の基準面141が現像磁極である第2のN2極112の方向を向くように設定されている。
一方、上記マグネットロール107、108のうち、感光体ドラム15の回転方向に沿った下流側に位置する第2の現像ロール106の第2のマグネットロール108は、図3及び図5に示すように、感光体ドラム15と近接して対向する現像領域135に現像極として第1のS1極117を有しており、当該第1のS1極117に対して現像スリーブ110の回転方向に沿った下流側には、現像剤101を搬送する搬送磁極としての第1のN1極118が着磁されている。この第1のN1極118の現像スリーブ110の回転方向に沿った下流側には、第1のN1極118と共に現像スリーブ110の表面から現像剤101を剥離する剥離磁極を構成する第3のN3極119が着磁されている。また、上記第3のN3極119の現像スリーブ110の回転方向に沿った下流側には、現像剤101を搬送する搬送磁極としての第2のS2極120が着磁されている。さらに、上記第2のS2極120の現像スリーブ110の回転方向に沿った下流側であって、他方の現像ロール105と近接して対向する対向部124には、現像剤101を搬送する搬送磁極としての第2のN2極121が着磁されており、当該第2のN2極121は、現像極として第1のS1極117との間で搬送磁極を構成している。
なお、図5において、実線はマグネットロール108の各磁極の法線方向における磁束密度を示しており、破線はマグネットロール108の各磁極の接線方向における磁束密度を示している。
上記第1のS1極117、第1のN1極118、第3のN3極119、第2のS2極120、第2のN2極121は、図5に示すように、現像極としての第1のS1極117よりも現像スリーブ110の回転方向に沿った若干上流側の位置を基準(0°)として、マグネットロール108の周方向に沿ってそれぞれ予め定められた角度で且つ予め定められた磁束密度となるように着磁されている。マグネットロール108は、図5に示すように、その軸142の端部に設けられた断面D字形状の基準面143が現像磁極である第1のS1極117の方向を向くように設定されている。
なお、上記実施の形態では、マグネットロール107、108の周方向に沿ってそれぞれ5つの磁極を配置した場合について説明したが、マグネットロール107、108の周方向に沿って配置される磁極の数は、5つに限定されるものではなく、例えば、7極等であっても良い。
また、上記現像スリーブ109、110は、図1に示すように、アルミニウムやステンレス等の非磁性材料によって円筒形状に形成されているとともに、現像装置本体104に対して回転自在に取り付けられており、一方の現像スリーブ109は、感光体ドラム15の回転方向と同方向(図1中の矢印方向)に沿って予め定められた速度で回転駆動される。また、他方の現像スリーブ110は、感光体ドラム15の回転方向と逆方向に沿って予め定められた速度で回転駆動される。その結果、一方の現像スリーブ109は、その表面が感光体ドラム15と対向する位置において、感光体ドラム15表面の移動方向と逆方向に移動し、他方の現像スリーブ110は、その表面が感光体ドラム15と対向する位置において、感光体ドラム15表面の移動方向と同方向に移動するように構成されている。さらに、上記第1の現像スリーブ109及び第2の現像スリーブは、第1の現像スリーブ109の回転速度(周速)が第2の現像スリーブ110よりも速く設定されており、第1及び第2の現像スリーブ109、110の速度比は、例えば、1.2〜1.8倍程度に設定される。
その結果、上記第1及び第2の現像ロール105、106は、感光体ドラム15の表面に形成された静電潜像を現像するのに寄与する割合が、感光体ドラム15の回転方向に沿った上流側に位置する第1の現像ロール105が約7割、感光体ドラム15の回転方向に沿った下流側に位置する第2の現像ロール106が約3割となるように設定されている。第1の現像ロール105は、主として現像性能を向上させて細線の再現性を向上させ、第2の現像ロール106は、主として階調の再現性を向上させる上で寄与している。
さらに、上記第2の現像スリーブ110の表面には、図1に示すように、当該現像スリーブ110の表面に供給された現像剤101の量を規制する層厚規制部材としての非磁性のアルミニウムやステレンスなどの金属平板等からなるトリマー部材123が、第2のマグネットロール108の第2のS2極120と対向する位置の近傍に、現像スリーブ110の表面と予め定められた間隙を介して対向するように配置されている。上記トリマー部材123は、第1の現像ロール105に供給される現像剤101をも含めて、第1及び第2の現像ロール105、106の表面に供給される現像剤101を同時に規制するように構成されている。
また、上記第1の現像ロール105と第2の現像ロール106とが互いに近接して対向する対向部124から感光体ドラム15と対向する現像領域111、135との間には、第2の現像ロール106の表面に供給された現像剤101を、第1の現像ロール105と第2の現像ロール106とに分離する分離部材125が配置されている。この分離部材125は、非磁性材料によって断面略二等辺三角形状に形成されており、後述するように、第1の現像ロール105及び第2の現像ロール106の表面と予め定められた間隙を介して対向するように予め定められた位置に配置されている。
さらに、上記現像装置本体104の内部には、図1に示すように、当該現像装置本体104の内部に収容されたキャリアとトナーからなる二成分の現像剤101を攪拌しつつ搬送し、第2の現像ロール106に供給する現像剤供給手段としての現像剤供給オーガ126が、第2の現像ロール106の背面側に矢印方向に沿って回転可能に配置されている。また、現像剤供給オーガ126の背面側には、仕切り壁127を介して、当該現像剤供給オーガ126との間で現像剤101を循環しつつ攪拌搬送することにより、現像剤101中のトナーを摩擦帯電させる現像剤攪拌搬送オーガ128が矢印方向に沿って回転可能に配置されている。上記仕切り壁127の長手方向に沿った両端部には、現像剤供給オーガ126と現像剤攪拌搬送オーガ128との間で現像剤101を循環しつつ搬送するための図示しない通路が設けられている。さらに、上記現像剤攪拌搬送オーガ128の現像剤搬送方向に沿った上流側の端部には、現像装置本体104の内部に少なくともトナーを含む新しい現像剤101が供給されるように構成されている。この実施の形態では、キャリアとトナーからなる二成分の新たな現像剤101が、現像剤攪拌搬送オーガ128の現像剤搬送方向に沿った上流側の端部に図示しない現像剤供給手段によって予め定められたタイミングで供給されるようになっている。
さらに、上記現像装置本体104の内部には、図1に示すように、第1の現像ロール105の表面から剥離された現像剤101を現像剤供給オーガ126へと案内する案内部材としての案内シュート130が配置されている。上記案内シュート130は、アルミニウムやステンレス等の非磁性材料である金属板、合成樹脂材料、或いは非磁性の金属板と合成樹脂材料との複合材などによって、少なくとも現像剤101と接触する表面が非磁性の平板状に形成されている。案内シュート130は、その先端部131が第1の現像ロール105の剥離磁極に対応した表面に近接して配置されており、先端部131に連続して平板状に形成された中間部132が水平方向に対して予め定められた角度(例えば、45°〜50°程度)だけ傾斜した状態で配置されている。また、案内シュート130は、その後端部133が現像剤供給オーガ125の上方において当該現像剤供給オーガ126に向けて略鉛直方向に位置するように相対的に短く折り曲げられている。なお、案内シュート130の後端部133は、現像剤供給オーガ125に向けて折り曲げずに、単に、現像剤供給オーガ125の上方に配置しても良い。
また、上記現像装置本体104には、図1に示すように、現像剤攪拌搬送オーガ128が配置された現像剤攪拌搬送用通路の側壁に、当該現像装置本体104の内部に収容された現像剤101のトナー濃度を検知するトナー濃度センサ134が配置されている。
そして、上記現像装置17では、図1に示すように、現像装置本体104の内部に収容された現像剤101が、現像剤供給オーガ126と現像剤攪拌搬送オーガ128との間で攪拌しつつ搬送する間に、現像剤101中のトナーを摩擦帯電によって負極性に帯電されるとともに、現像剤供給オーガ126によって第2の現像ロール106の表面に供給される。
上記第2の現像ロール106の表面に供給された現像剤101は、第2の現像スリーブ110の回転に伴って第3のN3極119と第2のS2極120とで構成される搬送磁極によって反時計回り方向に搬送され、トリマー部材123によって現像剤101の層厚が規制された後、第1の現像ロール105と第2の現像ロール106が近接して対向する対向部124へと搬送される。上記第2の現像スリーブ110の回転に伴って第1の現像ロール105と第2の現像ロール106が近接して対向する対向部124へと搬送された現像剤101は、対向部124又はその近傍に配置された分離部材125によって第1の現像ロール105と第2の現像ロール106とに分離される。第1の現像ロール105側に分離された現像剤101は、現像スリーブ109の回転に伴って第3のS3極116と第2のN2極112とで構成される搬送磁極によって時計回り方向に搬送されて、感光体ドラム15の表面と対向する現像領域111へ到達し、現像極としての第2のN2極112によって現像剤101の磁気ブラシとなって感光体ドラム15の表面に形成された静電潜像が現像される。その後、第1の現像ロール105の表面に保持された現像剤101は、第1の現像スリーブ109の回転に伴って第2のN2極112と第1のS1極113とで構成される搬送磁極及び第1のN1極114と第2のS2極115とで構成される搬送磁極によって時計回り方向に搬送されて、第2のS2極115と第3のS3極116とで反発磁界を形成する剥離磁極によって現像スリーブ109の表面から剥離され、当該現像ロール105の表面には、第2の現像ロール106によって新しい現像剤101が供給される。
一方、第2の現像ロール106側に分離された現像剤101は、図1及び図5に示すように、第2の現像スリーブ110の回転に伴って第2のN2極121と第1のS1極117とで構成される搬送磁極によって反時計回り方向に搬送されて、感光体ドラム15の表面と対向する現像領域135へ到達し、現像極としての第1のS1極117によって現像剤101の磁気ブラシとなって感光体ドラム15の表面に形成された静電潜像が現像される。その後、第2の現像ロール106の表面に保持された現像剤101は、第2の現像スリーブ110の回転に伴って第1のS1極117と第1のN1極118とで構成される搬送磁極によって反時計回り方向に搬送されて、第1のN1極118と第3のN3極119とで反発磁界を形成する剥離磁極によって現像スリーブ110の表面から剥離され、当該現像スリーブ110の表面には、現像剤供給オーガ126によって新しい現像剤101が供給される。
また、上記第1の現像ロール105の表面から剥離された現像剤101は、図1に示すように、案内シュート130によって案内されて現像剤供給オーガ126の上部に落下供給され、現像剤供給オーガ126によって現像装置本体104内の現像剤101と攪拌されつつ搬送され、第2の現像ロール106の表面へと供給される。なお、現像剤供給オーガ126の回転方向は、第2の現像ロール106の回転方向と同方向(図示例では、時計回り方向)に設定されているため、第2の現像ロール106の表面から剥離された現像剤101は、直ちに第2の現像ロール106の表面へと供給されることはなく、現像剤供給オーガ126によって第2の現像ロール106と反対側へ搬送され、現像装置本体104内の現像剤101と攪拌された後に第2の現像ロール106の表面へと供給される。
ところで、上記の如く構成される現像装置17は、図1に示すように、第1の現像ロール105と第2の現像ロール106とが近接して対向するように配置されているとともに、第1の現像ロール105と第2の現像ロール106との対向部124の内部には、互いに逆極性に着磁された対向磁極S3とN2とが配置されている。第2の現像ロール106の表面に供給されトリマー部材123によって層厚が規制された現像剤は、第1の現像ロール105と第2の現像ロール106との対向部124から感光体ドラム15の表面と対向する現像領域111、135との間に配置された分離部材125によって第1の現像ロール105と第2の現像ロール106とに分離するように構成され、ストレスを低減することができる。
本発明者らの研究によれば、第1及び第2の現像ロール105、106の対向磁極S3とN2の影響によって、分離部材125によって第1の現像ロール105と第2の現像ロール106とに分離される現像剤101の層厚にバラツキが生じる虞れがあることが判った。
本発明者らは、図6に示すような従来の現像装置のモデルを用いて、分離部材125によって第1の現像ロール105と第2の現像ロール106とに分離された現像剤101の層厚が経時的にどのように変化するかを、個別要素法(DEM)による数値解析によって求めた。
その結果、第1及び第2の現像ロール105、106の表面に保持される現像剤101の層厚のバラツキを示す標準偏差は、図7に示すように、相対的に大きな値を示し、第1及び第2の現像ロール105、106の表面に保持される現像剤101の層厚に大きなムラが発生し、現像濃度ムラの原因となることが明らかとなった。
そこで、本発明者らは、第1及び第2の現像ロール105、106の表面に保持される現像剤101の層厚にムラが発生するのを抑制するため、解析を行った。その結果、上記の如く構成される現像装置17は、図1に示すように、第1の現像ロール105と第2の現像ロール106とが互いに近接して配置されており、しかも第1の現像ロール105と第2の現像ロール106との対向部124の内部に互いに逆極性に着磁された対向磁極S3とN2とが配置されている。そのため、上記の如く構成される現像装置17は、これら第1及び第2の現像ロール105、106の対向部124に配置された互いに逆極性の対向磁極S3とN2が図8に示すように相互に影響しあい、第1及び第2の現像ロール105、106の対向部124に形成される磁場が、図4及び図5に示すように、第1及び第2の現像ロール105、106をそれぞれ単独で配置した場合に比較して変化していることが判った。
具体的には、図8に示すように、第1の現像ロール105のマグネットロール107の第3のS3極116における磁束密度の法線方向成分が第2の現像ロール106側に大きく増加しているとともに、第2の現像ロール106のマグネットロール108の第2のN2極121における磁束密度の法線方向成分が第1の現像ロール105側に大きく増加しており、これら第1のマグネットロール107の第3のS3極116、及び第2のマグネットロール108の第2のN2極121にそれぞれ隣接する磁極も影響を受けて磁束密度が変化していることが判る。そのため、第1の現像ロール105と第2の現像ロール106の対向部124を通過する現像剤101は、第1及び第2のマグネットロール107、108の磁束密度の変化に伴って、対向磁極から隣接する磁極へ飛翔したり重力の影響によって第1の現像ロール105から第2の現像ロール106へと落下した不規則的に移動し、第1及び第2の現像ロール105、106に分離される現像剤101の層厚に大きなムラが発生するものと考えられる。
図9は第1の現像ロール105と第2の現像ロール106とを近接して配置した場合における第1の現像ロール105のマグネットロール107の磁束密度分布を更に詳細に示したグラフである。
この図9から明らかなように、第1の現像ロール105のマグネットロール107の磁力分布には、第2の現像ロール106におけるマグネットロール108の磁極が影響して、第1のマグネットロール107の第3のS3極116よりも現像スリーブ109の回転方向下流側に磁束密度分布が局所的に大幅に減少する領域150があることが判明した。
さらに、本発明者らは、図4及び図8に基づいて、第1の現像ロール105におけるマグネットロール107の周方向に沿った磁束密度の絶対値|B|=√[(Br)2+(Bt)2]を演算により求めた。尚、Brは磁束密度の法線方向成分を、Btは磁束密度の接線方向成分を、それぞれ示している。
図10(a)は図4に示すように第1の現像ロール105のマグネットロール107を単独で配置した場合におけるマグネットロール107の周方向に沿った磁束密度の絶対値|B|を示している。また、図10(b)は図8に示すように第1の現像ロール105と第2の現像ロール106を近接して対向配置した場合におけるマグネットロール107の周方向に沿った磁束密度の絶対値|B|を示している。
図10(a)(b)から明らかなように、第1の現像ロール105のマグネットロール107の周方向に沿った磁束密度の絶対値|B|には、対向磁極116(S3)の現像スリーブ109の回転方向に沿った下流側に、磁束密度の絶対値|B|が局所的に減少する領域151があることが判る。また、第1の現像ロール105と第2の現像ロール106を近接して対向配置した場合には、対向磁極の磁束密度が大幅に増加するとともに、対向磁極の現像スリーブ109の回転方向に沿った下流側に、磁束密度の絶対値|B|が第1の現像ロール105を単独で配置した場合に比較して局所的に大幅に減少し、極小値152を示す領域153があることが判る。
この実施の形態では、上記の如く、第1及び第2の現像ロール105、106の対向磁極が形成する合成磁場を解析し、互いに逆極性に着磁された対向磁極の相互作用によって、少なくとも一方の現像ロール105が単独で配置された場合に比較して合成磁場の大きさが局所的に減少する領域151において、第1及び第2の現像ロール105、106との間隙D1、D2が最も狭くなるように配置され、トリマー部材123によって規制された現像剤101を第1及び第2の現像ロール105、106とに分離する分離部材125を備えるように構成されている。分離部材125は、図11に示すように、断面二等辺三角形状に形成されており、その頂点125aが対向部125の最も距離が狭い位置に略配置されている。また、第1の現像ロール105と分離部材125の上端面125bとの間隙D1が最も狭くなる位置が、図9の位置150及び図10(b)の極小値152の位置と一致するように配置されている。また、第2の現像ロール106と分離部材125の下端面125cとの間隙D2が最も狭くなる位置が、同じく図9の位置150及び図10(b)の極小値152の位置と一致するように配置されている。
なお、分離部材125は、必ずしも図10(b)の極小値152の位置と一致するように配置しなくとも、少なくとも図10(a)に示す第1の現像ロール105を単独で配置した場合における極小値151(図示例では、約0.06T)よりも、図10(b)に示すように小さくなる領域に配置すれば良い。
即ち、この実施の形態では、図10(b)に示すように、第1及び第2の現像ロール105、106の合成磁場を解析して得られる磁束密度の絶対値|B|が局部的に減少する極小値152となる位置で、第1及び第2の現像ロール105、106との間隔D1、D2が最も狭くなるように、予め定められた形状に形成された分離部材125が配置されている。
なお、これに限定されるものではなく、分離部材125は、上述したように、第1及び第2の現像ロール105、106の対向部124から感光体ドラム15と対向する現像領域までにおいて、第1及び第2の現像ロール105、106の合成磁場を解析して得られる磁束密度の絶対値|B|が局所的に減少し、且つ第1の現像ロール105が単独で配置された場合における局所的に減少する極小値151よりも低い値となる領域154で、第1及び第2の現像ロール105、106との間隔D1、D2が最も狭くなるように配置しても良い。
以上の構成において、この実施の形態に係る現像装置を適用した画像形成装置では、次のようにして、複数の現像剤保持体にそれぞれ分離された現像剤に周方向に沿った層厚のムラが発生するのを抑制することが可能となっている。
すなわち、この実施の形態に係る現像装置を適用した画像形成装置では、図2に示すように、シアン(C)、マゼンタ(M)、高彩度シアン(HC)、高彩度マゼンタ(HM)、イエロー(Y)、黒(K)の各画像形成部13C、13M、13HC、13HM、13Y、13Kにおいて、感光体ドラム15の表面がスコロトロン16によって帯電された後、画像露光装置14によって画像データに応じて画像露光が施され、感光体ドラム15の表面には、画像データに応じた静電潜像が形成される。そして、上記感光体ドラム15の表面に形成された静電潜像は、図1に示すように、現像装置17によって対応する色のトナーによって現像され、感光体ドラム15の表面にトナー像が形成される。
シアン(C)、マゼンタ(M)、高彩度シアン(HC)、高彩度マゼンタ(HM)、イエロー(Y)、黒(K)の各画像形成部13C、13M、13HC、13HM、13Y、13Kの感光体ドラム15上に形成された各色のトナー像は、中間転写ベルト25上に多重に一次転写された後、二次転写位置50において中間転写ベルト25上から記録用紙34上に一括して二次転写される。
上記シアン(C)、マゼンタ(M)、高彩度シアン(HC)、高彩度マゼンタ(HM)、イエロー(Y)、黒(K)の一部又はすべての色のトナー像が一括して二次転写された記録用紙34は、図2に示すように、定着装置37によって加熱・加圧されて、未定着トナー像が定着された後、シート搬送装置40によって冷却ユニット41へと搬送され冷却され、カール矯正ユニット42によってカールが矯正された状態で、画像形成装置本体1の外部に設けられた排出トレイ43上に排出される。
その際、上記現像装置17では、図1に示すように、現像装置本体104の内部に収容された現像剤101が、現像剤供給オーガ126及び現像剤攪拌搬送オーガ128によって攪拌されつつ搬送される間に、現像剤10中のトナーがキャリア等との摩擦帯電によって負極性に帯電され、現像剤供給オーガ126によって第2の現像ロール106へと供給される。第2の現像ロール106へと供給された現像剤101は、当該第2の現像ロール106の現像スリーブ110の回転に伴って反時計回り方向に沿って搬送され、トリマー部材123によって現像剤101の層厚が規制された状態で、第2の現像ロール106と第1の現像ロール105とが近接して対向する対向部124へと搬送される。そして、現像剤101は、分離部材125によって第1の現像ロール106と第2の現像ロール105とに分離される。第1の現像ロール106側に分離された現像剤101は、第1の現像ロール105の現像スリーブ109の回転に伴って時計回り方向に沿って搬送され、感光体ドラム15の表面と対向する現像領域111へと移動して、感光体ドラム15表面の静電潜像の現像に供された後、現像スリーブ109の回転に伴って時計回り方向に沿って搬送されて、剥離磁極によって現像スリーブ109の表面から剥離されるとともに、第2の現像ロール106との対向部124において新しい現像剤101が供給される。
一方、第2の現像ロール106側に分離された現像剤101は、第2の現像ロール105の現像スリーブ110の回転に伴って反時計回り方向に沿って搬送され、感光体ドラム15の表面と対向する現像領域135へと移動して、感光体ドラム15表面の静電潜像の現像に供された後、現像スリーブ109の回転に伴って反時計回り方向に沿って搬送されて、剥離磁極によって現像スリーブ109の表面から剥離されるとともに、現像剤供給オーガ126によって新しい現像剤101が供給される。
このとき、上記現像装置17では、図1、図10(b)及び図11に示すように、第1及び第2の現像ロール105、106の合成磁場を解析して得られる磁束密度の絶対値|B|が局部的に減少する極小値152となる位置で、第1及び第2の現像ロール105、106との間隔D1、D2が最も狭くなるように、予め定められた形状に形成された分離部材125が配置されている。そのため、分離部材125によって第1及び第2の現像ロール105、106に分離される現像剤101には、対向磁極及びその隣接する磁極の影響が殆ど作用しないか又は作用しても僅かであるため、現像剤101が対向磁極から隣接する磁極へ飛翔したり重力の影響によって第1の現像ロール105から第2の現像ロール106へと落下した不規則的に移動することがない。その結果、現像剤101の層厚は、分離部材125と第1及び第2の現像ロール105、106との間隔D1、D2が最も狭くなる位置で決定される量にそれぞれ分離され、第1及び第2の現像ロール105、106に分離される現像剤101の層厚にムラが発生することが抑制される。
本発明者らは、図11に示すような現像装置のモデルに基づいて、第1及び第2の現像ロール105、106に分離される現像剤101の層厚の標準偏差を演算により求めたところ、図7に示すように、従来例に比較して大幅に小さな値となり、第1及び第2の現像ロール105、106に分離される現像剤101の層厚にムラが発生するのを抑制できていることがわかる。
更に本発明者らは、第1及び第2の現像ロール105、106に分離される現像剤101の層厚の標準偏差を評価する指標として、W×(Bmin/g)×(Bmin/Bg)を用いれば良いことを明らかにした。ここで、gは現像ロールと分離部材の間隙を、Bmin(mT)は現像ロールの対向部近傍の磁極と感光体ドラムの対向部近傍の磁極間の磁束密度が局所的に減少する領域の磁束密度を、Bgは現像ロールと分離部材との間隙がg(mm)となる位置における磁束密度をそれぞれ示している。また、Wは現像剤101が分離部材125bまたは125cに接触している幅を示している。
図12は現像剤101の層厚の標準偏差と評価指標との関係を示すグラフである。
本発明者らの検討によれば、図12において評価指標が300以上であれば、現像剤101の層厚の標準偏差を満足がいく範囲に抑制することができることが判った。
実施の形態2
図13はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態2では、本実施の形態に係る現像装置をタンデム方式のフルカラー画像形成装置ではなく、像保持体を1つのみ備えた単色の画像形成装置に適用したものである。
すなわち、この実施の形態2では、図13に示すように、画像形成装置本体1の内部に像保持体としての感光体ドラム15が1つのみ矢印方向に沿って回転可能に配置されており、感光体ドラム15の周囲には、一次帯電手段としての帯電ロール16と、画像露光装置13と、本発明の実施の形態に係る現像装置17とが配置されている。
感光体ドラム15の表面に形成された静電潜像は、現像装置17の第1及び第2の現像ロール105、106によって例えば黒(K)色のトナーにより現像された後、給紙トレイ44から給紙ロール46a及びリタードロール46b、フィードロール46cによって1枚ずつ分離された状態で供給される記録媒体としての記録用紙34上に転写ロール26によって転写される。なお、記録用紙34は、画像形成装置本体1の側面に配置された手差しトレイ44aからも給紙可能となっている。
感光体ドラム15上からトナー像が転写された記録用紙34は、定着装置37の加熱ロール38及び加圧ロール39によって熱及び圧力で定着された後、排出ロール54aによって画像形成装置本体1の上部に設けられた排紙トレイ43上に排出される。
その他の構成及び作用は、前記実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
15:感光体ドラム、105:第1の現像ロール、106:第2の現像ロール、107、108:マグネットロール、123:トリマー部材、125:分離部材。

Claims (3)

  1. 像保持体に対向し、かつ相互に近接して対向するように配置され、相互に対向する対向部の内部に互いに逆極性の対向磁極が着磁された磁性体を有するとともに、前記磁性体の外周に対向部から前記像保持体に向かう方向に互いに逆方向に回転する円筒体とを有する第1及び第2の現像剤保持体と、
    前記第1及び第2の現像剤保持体のうち、少なくとも一方の現像剤保持体に供給される現像剤を規制する規制部材と、
    前記第1及び第2の現像剤保持体の合成磁場を解析して得られる磁束密度が局部的に減少する極小値となる位置で、前記第1及び第2の現像剤保持体との間隔が最も狭くなるように配置され、前記規制部材によって規制された現像剤を前記第1及び第2の現像剤保持体とに分離する分離部材とを備えたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記第1及び第2の現像剤保持体は、前記像保持体と対向するように上下に配置され、前記相対的に上方に配置される前記第1の現像剤保持体は、前記像保持体と対向する面が当該像保持体の移動方向と逆方向に移動するように回転するとともに、前記相対的に下方に配置される前記第2の現像剤保持体は、前記像保持体と対向する面が当該像保持体の移動方向と同方向に移動するように回転することを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 静電潜像を保持する像保持体と、
    前記像保持体に保持された静電潜像をトナーにより現像する現像手段と、
    前記像保持体上に現像されたトナー像を直接又は中間転写体を介して記録媒体に転写する転写手段とを備え、
    前記現像手段として請求項1又は2に記載された現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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