JP5941593B2 - モード分割多重方式を使用する光データ伝送の方法 - Google Patents

モード分割多重方式を使用する光データ伝送の方法 Download PDF

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Description

本発明は、モード分割多重方式を使用するデータ伝送のための方法および光学装置に関する。
光データ伝送において、データは、好ましくは搬送波波長と呼ばれる特定波長を有する光信号によって、光導波路を介して送信され得る。光信号は、送信データを示すために変調されてもよく、変調は、送信されることになるデータに応じて振幅変調および/または位相変調として実施されてもよい。非常によく知られている位相変調方法は、たとえばクワドラチャ位相シフトキーイング(QPSK)である。振幅変調および位相変調を用いる別の非常によく知られている変調方法としては、たとえば16直交位相振幅変調(16QAM)がある。
データ転送速度を上昇させるために、特定波長の1つの光データ信号が送信され得るだけでなく、2つ以上の光データ信号がいわゆる多重化技術で送信され得る。
波長分割多重方式(WDM)の多重化技術では、それぞれ互いに異なる波長の複数の光データ信号が同じ導波路を介して送信される。各信号は、それぞれの信号を介して送信すべきデータに応じて個別に変調される。
別の多重化技術としては、偏光分割多重方式(PDM)のものがある。PDMでは、波長が同じであるが、それぞれの偏光状態が互いに直交する2つの光信号が、同じ導波路を介して送信される。またPDMでは、各信号は、それぞれの信号を介して送信すべきデータに応じて個別に変調される。データ転送速度をさらに上昇させるために、PDMの技術はWDMの技術と組み合わされてもよい。
単一の波長の光信号は、単一の波長をもち、電界と磁界が互いに直交している電磁波と言われることがある。
光シングルモードファイバ(SMF)を通って伝搬する特定波長の光信号は、直交電磁場(TEM)モードとして表され得るものと表現されることが多く、このモードでは、電磁波が、伝搬方向に電界/磁界成分を含まない電界および磁界を有し、いわゆるモードパターンが、伝搬方向に垂直な面内の空間にある電界の分布を表す。SMFでは、基本モードを有する光信号の伝搬のみが可能である。
いわゆる光学マルチモードファイバ(MMF)は、特定波長の1つの光信号が基本モードとしてのTEMモードとして内部を伝搬し得るだけでなく、複数の光信号も、同じ特定波長の異なるTEMモードとして内部を伝搬し得るファイバである。異なるTEMモードは、対応する電界に応じてそれぞれのモードパターンが異なる。
モードは、その方位角方向の周期性およびその動径関数における零交差の数によって一意に識別され得る。したがって、モードおよびその個々のモードパターンは、いわゆる方位角方向次数およびいわゆる径方向次数によって分類される。これにより、0とπの位相レベルと等価な、複素電界での正と負の符号をもつゾーンからなる一意のパターンが導かれる。指標lとした方位角方向次数は、モードパターンの原点の周りの円軌道に沿って移動するとき、モードパターンが有する周期数を示す。指標mとした径方向次数は、モードパターンの原点を通過する半径に沿ってモードパターンが有する極値の数を示す。方位角方向次数l=0のモードでは、径方向次数mは複数の2m+1の極値を示す。方位角方向次数l>0のモードでは、径方向次数mは複数の2mの極値を示す。いわゆる高次のモードは、0より大きい方位角方向次数を有するものである。したがって、高次の方位角方向次数は、指標l>0の付いたものである。
0に等しい方位角方向次数のモードは、回転しても不変のモードパターンを有する。これは、径方向次数が1に等しい基本モード、または径方向次数が1より大きいより高次のモードのいずれかであってもよい。
1以上の方位角方向次数と所与の径方向次数のモードでは、2つのモードのモードパターンが互いに直交する、たとえばモードパターンの積の面積分が0に等しい、同じ方位角方向次数と同じ径方向次数の別のモードも存在する。
モード分割多重方式(MDM)の技術がMMFで使用されてもよく、ここでは、同じ波長の異なるTEMモードとしての異なる光信号がMMFでそれぞれの個々のデータを送信することができる。
Seb J. Savory、「Digital filters for coherent optical receivers」、Optics Express、vol.16、No.2、pp.804−817、2008 Joseph W. Goodman、「Introduction to Fourier Optics」、2nd edition、McGraw−Hill、1996
モード分割多重方式を使用する光データ伝送の方法が提案される。この方法は各種のステップを含む。
個々の着信導波モードを有する複数の着信光信号は、着信光マルチモードファイバから、実質的には基礎導波モードを有する中間光信号にそれぞれ多重分離される。多重分離のステップは、乗算的(multiplicative)パターンが着信導波モードの電界パターンに対応する第1の空間光変調器を使用することによってそれぞれ実行される。
中間光信号は、送出光学マルチモードファイバにおけるそれぞれの送出導波モードを有する対応する送出光信号にそれぞれ多重化される。多重化のステップは、乗算的パターンが送出導波モードの電界パターンに対応する第2の空間光変調器を使用することによってそれぞれ実行される。
多重分離および多重化のステップは、0に等しい方位角方向次数をもつそれぞれの第1の着信導波モードを有する第1の着信光信号が、実質的に、0に等しい方位角方向次数をもつそれぞれの第1の送出導波モードを有するそのような第1の送出光信号になるように実行される。
さらに、多重分離および多重化のステップは、
− 0より大きい同じ方位角方向次数をもち、
− 同じ径方向次数をもち、
− 互いに直交する
それぞれの第2の着信導波モードを有する2つの第2の着信光信号が、実質的に、
− 0より大きい同じ方位角方向次数をもち、
− 同じ径方向次数をもち、
− 互いに直交する
それぞれの第2の送出導波モードを有するそのようなそれぞれの第2の送出信号になる
ように実行される。
これらの着信導波モードおよび送出導波モードは、好ましくは、少なくともそれらの方位角方向次数またはそれらの径方向次数が異なる。
提案される方法の利点を享受するためには、さまざまな側面が考慮に入れられなければならない。
異なるモードは同じ光学MMFで異なる伝搬遅延を有することができ、これはしばしば差動モード群遅延(DMGD)と呼ばれる。したがって、異なるモードの2つの光信号が、異なる時点で受信装置に到達する。そのような遅延差を補償するために、受信装置においてアルゴリズムが使用されてもよく、そこでは、そのようなアルゴリズムが補償できる最大遅延差が超過され得ない。したがって、着信光学MMFにおける個々の着信導波モードを有する着信光信号を、送出光ファイバにおける異なる導波モードの送出光信号に写像することによって、異なる信号のDMGDの平均化が実現され、これが結果的に、送出光ファイバの他端に位置する受信装置における異なる光信号間の遅延差を最大遅延差未満に維持するのに役立ち得る。
さらに、光学MMFの非線形性により、方位角次数および径方向次数がより大きいTEMモードパターンの向きは、MMFに沿ったあらゆる点において一定にはならず、MMFにおいて回転することが考慮に入れられなければならない。さらに、この向きは経時的に変化することがある。したがって、着信TEM導波モードを有するそのような着信光信号を受信し、それを、パターンが着信導波モードの電界パターンに対応する空間光変調器によって、基礎TEM導波モードを有する中間光信号に多重分離するとき、着信導波モードのモードパターンの向きが空間変調器のモードパターンの向きで位置調整されるかどうかが重要な側面である。着信導波モード信号のモードパターンと、空間変調器のモードパターンの間での向きの位置ずれは、変化した信号成分を有する中間信号をもたらすことができる。したがって、着信モードパターンについての向きの位置ずれを生じさせる可能な装置は、多重分離に使用される空間光変調器によって与えられる。
これらの問題は、以下のように提案される方法によって対処される:同じ高次の方位角方向次数をもち、同じ径方向次数をもち、さらには互いに直交する個々の着信導波モードを有する2つの着信光信号が、同じ高次の方位角方向次数をもち、同じ径方向次数をもち、さらには互いに直交する送出導波モードを有する2つの送出信号になるように、多重分離および多重化が実行される。
前述のように、特定の方位角次数および特定の径方向次数の第1の着信光学モード信号をそれぞれの第1の中間信号に多重分離するとき、多重分離に使用される乗算的マスクに対するこの第1の着信光学モード信号の回転位置ずれには、この第1の着信光学モード信号のすべての信号成分がそれぞれの第1の中間信号に適切に変換されるわけではないという効果がある。残りの信号成分は、同じ特定の方位角次数および同じ特定の径方向次数をもち、モードパターンが第1の着信光学モード信号のモードパターンと直交する別の第2の着信光学モード信号を多重分離することによって作り出される別の第2の中間信号に寄与する。
特定の方位角次数および特定の径方向次数の第2の着信光学モード信号に同じことが当てはまる:それぞれの第2の中間信号を作り出すとき、多重分離に使用される乗算的マスクに対するこの第2の着信光学モード信号の回転位置ずれには、この第2の(seoncd)着信光学モード信号のすべての信号成分がそれぞれの第2の(seoncd)中間信号に適切に変換されるわけではないという効果がある。残りの信号成分は、第1の着信光学モード信号を多重分離することによって作り出される第1の中間信号に寄与する。
多重分離における着信導波モードおよび多重化における送出導波モードの提案される選択の効果は、以下の通りである:より高次の同じ方位角方向次数および同じ径方向次数の2つの着信信号は、1つの合成着信光信号と考えられてもよく、より高次の同じ方位角方向次数および同じ径方向次数の2つの送出光信号は、1つの合成送出光信号と考えられてもよい。空間変調器が、乗算的成分として機能するモードパターンを有するので、着信導波モードについて同じ着信方位角方向次数および同じ着信径方向次数を、また送出導波モードについて同じ送出方位角方向次数および同じ送出径方向次数を選択することによって、合成着信光信号のすべての信号成分の合成送出光信号への線形変換が保証される。言い換えれば、2つの着信信号のすべての信号成分は2つの送出信号に適切に変換される。
全体を同じ方位角方向次数および同じ径方向次数の2つの着信モード信号に多重分離および多重化することによって、同じ方位角方向次数および同じ径方向次数の2つの着信モード信号の信号成分が確実に変換される限りは、送出モードの全体的な回転は、デジタル信号処理によって受信装置において補償され得る。
したがって、多重分離と多重化のための方位角方向次数および径方向次数の提案される選択によって、多重分離のステップのための2つの着信導波モード信号の正確な向きを知る必要なく、2つの着信導波モード信号を2つの送出導波モード信号に写像することが可能になる。
伝送の異なるステージにおける異なるモード分割多重信号とともに、送信機および受信機を示す図である。 マルチモードファイバで可能なモードに対する異なるモードパターンの表である。 着信モード信号および送出モード信号とともに、提案される装置を示す図である。 着信モード信号および送出モード信号とともに、提案される装置を示す図である。 着信モード信号および送出モード信号とともに、提案される装置を示す図である。 受信装置を示す図である。 受信機で実行される信号処理ステップのブロック図である。 提案される装置をより詳細に示す図である。 ある周波数領域におけるモード信号を変調するための構成を示す図である。 モード変換のための装置を示す図である。 偏波多重の場合のモード変換のための装置を示す図である。 プログラム可能な空間光変調器の一実施形態を示す図である。 光信号のそれぞれのモードパターンに対する位相パターンを示す図である。 提案される装置のさらなる実施形態を示す図である。
図1は、送信装置TXから受信装置RXへの光伝送の異なるステージにおける異なるシングルモード信号およびマルチモード信号を示す。
送信機TXと受信機RXの間の光伝送路OLTは、少なくとも、送信機TXとモードインバータMIを接続する着信マルチモードファイバIMMFとともに、モードインバータMIと受信装置RXを接続する送出マルチモードファイバOMMFを含む。
いくつかのシングルモード信号SMSが送信機TXに存在する。これらのシングルモード信号は好ましくは、シングルモード信号SMSがすべて、シングルモードファイバ内の基本モードに対応するモードパターンMP01をもつモードMPOを有するように、それぞれのシングルモードファイバ内に存在する。送信機TXはモード多重化装置MMをさらに備え、モード多重化装置MMは、シングルモード信号SMSをそれぞれのマルチモード信号MMS1に変換する。そうすることによって、モード多重化装置MMは、シングルモード信号SMSのうちの1つまたは複数を、高次モードのモードパターンであるそれぞれのモードパターンMP1を有する対応するマルチモード信号にMMS1に変換する。
図2は表T1を示し、表T1では、異なる次数の異なるモードに対して、対応する差動モード群遅延と、モード信号の電界の対応するモードパターンとが示されている。
各モードについて、方位角方向次数AOと径方向次数ROを示す対応する指標が与えられる。概説されたように、モードのモードパターンは、正と負の符号をもつゾーンからなる、伝搬方向に直交する、マルチモードファイバのその面内の複素電界の振幅を規定する。方位角方向次数は、モードパターンの原点の周りの円軌道に沿って移動するとき、モードパターンが有する周期数を規定する。径方向次数は、ノードパターンの原点から半径に沿って外側に移動するとき、モードパターンが有する周期数を規定する。モードLP01では、モードに対応するパターンMP01は、回転しても不変であり、方位角方向に周期性をもたないパターンである。さらに、モードLP02では、対応するモードパターンMP02は、回転しても不変であり、径方向の周期性が次数2のモードパターンである。
次数LP11のモードでは、可能なシングルモードは1つだけではなく、モードパターンMP11aが対応する第1のモードLP11aと、モードパターンMP11bが対応する第2のモード信号LP11bとが存在する。モードパターンMP11aとMP11bは、これらの2つのモードパターンMP11aとMP11bの積の面積分が0に等しいという点で、互いに直交している。
同じことが、モードLP21aとLP21bのモードパターンMP21bとMP21aに当てはまる。
表T1から明らかに分かるように、異なるモードは、基本モードLP01に対する差動モード群遅延DMGDの異なる値を有し、表T1において、所与の値は1キロメートル当たりのナノ秒の値を示す。
概説されたように、異なるモードが異なる差動モード群遅延DMGDを有することにより、異なるモード信号は、異なる遅延で受信装置に到達することができる。そのような遅延は、信号処理アルゴリズムによって受信装置において補償されてもよく、そのような現在の信号処理アルゴリズムは、異なるモード信号間の最大遅延しか補償できないという問題を抱えている。したがって、光伝送路に沿って異なるモード信号を送信するとき、この光伝送路の距離は、受信機が実際に補償できる異なるモード信号間の最大遅延により、受信機における信号処理アルゴリズムの能力によって制限され得る。
図1に戻ると、モード反転用の装置MIが提案されており、ここではモードインバータと呼ぶ。モードインバータMIは、それぞれの導波モードMP1を有する着信光信号MMS1を、対応する他の送出導波モードMP2を有する送出光信号MMS2に写像する。このタイプのモード反転は、光信号が、第1の距離L−xにおいては着信マルチモードファイバIMMF内を光伝送路OLTに沿って進み、次いで距離xにおいては、送出マルチモードファイバOMMFを別のモードで進むという利点を有する。これは結果的に、光伝送路OTLの全長Lにおいて、着信光信号と送出光信号について平均化された差動モード群遅延をもたらす。したがって、この着信光信号とこの送出光信号によってデータを送信機TXから受信機RXに送信するとき、光伝送路OTLに沿ったデータ伝送についての全体の差動モード群遅延は、異なる光信号の差動モード群遅延の平均化により、受信機RXが補償できる最大遅延未満に維持され得る。
受信機RXにおいて、モード多重分離装置MDは、それぞれのモードパターンMP2を有する送出光信号MMS2を、基本モードLP01のモードパターンMP01であるモードパターンMP3を有する、対応するシングルモード信号SMSに多重分離する。
図3は、提案されるモードインバータMIをより詳細に示している。着信光信号MMS1は、それぞれのモードパターンMP1を伴って、着信マルチモードファイバIMMFからモードインバータMIのモード多重分離装置MD’を介して受信される。モード多重分離装置MD’は、着信光信号MMS1をそれぞれの中間光信号ISに多重分離する。中間の光信号ISは、図3に見られるように、基礎導波モードを有する。次いで中間光信号ISは、モード多重化装置MM’によって、対応する送出導波モードMP2を有するそれぞれの送出光信号MMS2に多重化され、送出マルチモードファイバOMMFに入る。
多重分離と多重化は、乗算的パターンが着信導波モードと送出導波モードの電界パターンにそれぞれ対応する空間光変調器によって実行される。これは、図9a、図9b、図10および図11に関してより詳細に説明される。
図4aは、0に等しい方位角方向次数をもつそれぞれの導波モードを有する着信光信号に対するモードインバータMIの提案される構成を示す。図4aの例では、着信光信号は導波モードLP01を有する。モード多重分離装置MD’は、着信導波モードLP01の電界パターンに対応する乗算的パターンMP01を有する空間光変調器を使用する。得られる中間光信号は、基本モードである導波モードLP01’を有する。モード多重化装置MM’は、中間光信号を、送出マルチモードファイバOMMFにおける送出光信号に多重化し、この送出光信号は、方位角方向次数が同様に0に等しい送出導波モードLP02を有する。
図4aは、回転しても不変のモードLP01の着信光信号が、回転しても不変の別のモードLP02の送出光信号になる構成を示す。回転しても不変のモード、たとえばモードLP02の別の着信光信号は、回転しても不変のモード、たとえばモードLP01の別の送出光信号になるように、多重分離および多重化され得る。
図4bは、0より大きい方位角方向次数のモードを有する着信光信号を、それぞれのモードを有する対応する送出光信号に写像するためのモードインバータMIの提案される構成を示す。装置MIは、0より大きい同じ方位角方向次数をもち、同じ径方向次数をもち、さらには互いに直交する個々の着信導波モードLP11aとLP11bを有する2つの着信光信号が、同様に0より大きい同じ方位角方向次数をもち、同じ径方向次数をもち、さらには互いに直交する導波モードLP21aとLP21bを有する対応する送出光信号になるように構成される。これは、乗算的パターンがモードLP11aの電界パターンMP11aに対応する空間変調器によって、モードLP11aを有する信号をフィルタリングすることによって実行される。このフィルタリングによって中間光信号LP011が得られる。
さらに、モードLP11bの着信光信号は、着信モード信号LP11bの電界パターンMP11bに対応する乗算的パターンを有する空間変調器によってフィルタリングされ、モードLP11bの着信信号に変換され、その結果、基本モードLP01を有する中間信号が得られる。次いで、モードLP01およびLP01の中間信号が、モードLP21aおよびLP21bのモードパターンMP21aおよびMP21bに対応するそれぞれの乗算的パターンを有するそれぞれの空間変調器によって、対応するモードLP21aおよびLP21bを有するそれぞれの送出信号に多重化される。
モードLP11aおよびLP11bを有する着信信号の、モードLP21aおよびLP21bを有する送出信号への変換は、2つの着信信号を含む合成着信の、2つの送出信号の合成送出信号への線形変換として考えられ得る。空間変調器が乗算的パターンを使用するので、これは線形変換である。
既に述べたように、モードの向きは、光ファイバに沿って一定でなくてもよく、回転してもよい。そのような場合には、モードパターンLP11aおよびLP11bを有する着信信号を受信するのではなく、着信信号が、この例ではLP11a’およびLP11b’として示されている回転したモードパターンでモードインバータMIに到達するケースであってもよい。モードインバータMIの所与の構成により、これは、モードLP21aおよびLP21bに対して回転したモードLP21a’およびLP21b’を有する送出信号をもたらす。空間変調器が多重分離および多重化のために乗算的パターンを使用することにより、モードLP11a’およびLP11b’の着信信号を含む合成着信信号の、モードLP21a’およびLP21b’の2つの送出信号を含む合成送出信号への線形変換が保証される。したがって、0より大きい同じ方位角方向次数、同じ径方向次数および直交モードパターンをもつモードの着信信号を、0より大きい同じ方位角方向次数、同じ径方向次数および直交モードパターンをもつモードを有する送出信号に写像することによって、合成着信信号のすべての信号成分が合成送出信号に確実に変換される。モードパターンが回転したそれぞれのモードLP21a’およびLP21b’を有する2つの送出信号は、次いで、受信装置における信号処理によって検出され得る。0より大きい同じ方位角方向次数をもち、径方向次数が等しいモードを有する光信号の回転したモードパターンの位置を再調整ために、刊行物「Seb J. Savory、『Digital filters for coherent optical receivers』、Optics Express、vol.16、No.2、pp.804−817、2008」に記載されているものなどの非常によく知られている信号処理アルゴリズムが存在する。
図5は、マルチモードファイバMMFから来た異なるモード信号を多重分離するために、また、受信されたモード信号のモードパターン(patters)の回転変化を補償するために使用され得る典型的な受信機RX’を示す。受信機RX’は、異なるモードの信号を基本モードのそれぞれの中間信号IS’に多重分離するモード多重分離装置MDを備える。これらの中間信号IS’は、差動モード群遅延DMGDを補償するためのそれぞれの遅延線DLによってさらに時間的に遅延させられてもよい。
中間信号IS’のそれぞれについて、2つの直交偏光面において光信号をサンプリングし、それにより、偏光面ごとに、対応する同相信号および対応する直角位相信号を生成する、それぞれの受信機RX1、……RX4が存在する。次いで、これらの同相位相信号および直角位相信号は信号処理装置DSPに送られる。
信号処理装置DSPは、より詳細に図6に示されている。処理装置DSPは、この例では受信機RX1およびRX2のみから来たそれぞれの信号とともに示されている。信号処理装置DSPは、図5に既に示されたさらなる受信機のさらなる信号を受信および処理することができる。
処理装置DSPには、第1の中間光信号の光信号を第1の偏光面に沿ってサンプリングすることによって、受信機RX1によって生成された同相信号IP1および直角位相信号QP1が供給される。さらに、プロセッサDSPには、同じ第1の中間光信号を、その光の電界において第2の直交偏光面に沿ってサンプリングすることによって、受信機RX1によって生成される同相信号IP2および直角位相信号QP2が供給される。
それぞれの同相信号および直角位相信号は、第2の中間光信号をサンプリングすることによって、受信機RX2により、またはそこからプロセッサDSPに供給される。
ここで、受信機RX1が、図4bに示されたモードLP21aのマルチモードファイバの信号から得られる中間信号を表すことになる信号を供給し、受信機RX2が、図4bに示されたモードLP21bのモードファイバMMFのモード信号から得られる中間信号を表す信号を供給すると仮定すると、処理装置DSPは、これらのモードパターンの軸の可能性のある回転が補償されるモード多重分離MPRのステップを含む。そのようなモードパターンの回転は、この例ではモードLP21a’およびLP21b’のモードパターンについて、既に図4bに示されている。モード多重分離と等化MPRのステップが、ここでは受信機RX1およびRX2によって供給される同じ方位角方向次数および同じ径方向次数のすべての信号を一緒に扱うことにより、図4bに示されたモードインバータMIにおいて、0より大きい同じ方位角方向次数および同じ径方向次数の2つの信号が、0より大きい別の同じ方位角方向次数および別の同じ径方向次数の2つの送出信号になるように写像されることだけは保証される必要がある。図4bに示されたモードインバータMIの構成によってこのことが保証されるので、上述の知られている信号処理アルゴリズムを使用する図5および図6に示されたような受信機は、図6に示されたそれぞれのデータ信号DS1およびDS2を導出するために、モードLP21a’およびLP21b’の送出信号を適切に検出および処理することができる。
データ信号DS1およびDS2は、QAMまたはQPSKなどの位相変調および/または振幅変調測定方法によって、それぞれのモード信号を個別に変調することにより、生成されていてもよい。
図7は、好ましい実施形態による提案されたモードインバータMI1を示す。着信マルチモードファイバIMMFから受信された着信光信号の組は、図3、図4aおよび図4bに関して既に図示および説明されたモード多重分離装置MD’に似た動作をする多重分離装置MD1に供給される。モード多重分離装置MD1において、信号の組は、ビームスプリッタBSおよびミラーMによって分割され、モード変換器M1、……、M4の組に供給される。モードインバータM1、……、M4は少なくとも空間光変調器を備え、その空間光変調器の乗算的電界パターンは、それぞれのモード変換器M1、……、M4が、IMMFから受信された信号の組からフィルタリングする着信導波モード信号の電界パターンに対応する。モードインバータM1、……、M4は、したがって、特定の着信導波モードの着信光信号をフィルタリングし、この着信光信号をそれぞれのシングルモードファイバSMF1、……SMF4における対応する中間光信号に変換する。中間光信号は、それぞれのシングルモードファイバSMF1、……SMF4における基礎導波モードを有する。モード変換器M1、……、M4は、図9aおよび図9bに関してより詳細に説明される。
モード多重化装置MM1は、中間光信号を受信し、送出マルチモードファイバOMMFにおけるそれぞれの送出導波モードの対応する送出光信号に変換する。このために、モード多重化装置MM1はそれぞれのモード変換器M5、……、M8を備えており、これらは図9aおよび図9bに関して後で詳細に説明される。次いで、モード変換器M5、……、M8によって供給される送出光信号は、送出マルチモードファイバOMMFに提供するために、ミラーMおよびビーム結合器BCによって合成される。
図7に示されたモード変換器M1、……、M8は、好ましくは、空間光変調器としての位相マスクに依存するモード変換器である。
乗算的位相マスクを使用する原理は図8に概説されている。入力ファイバIFから受信された信号は入力ファイバIFからレンズLに供給され、ここで、着信ファイバとレンズLの間の距離はfとして与えられる。次いでレンズは、受信した光信号を乗算的マスクに供給し、次いで、さらなるレンズLにさらに供給し、このレンズが光信号を出力ファイバOFに供給する。入力ファイバIFの末端部と、レンズと、乗算的マスクと、出力ファイバOFの先端部とは、それぞれ互いに距離fだけ離間している。これは4f相関器と呼ばれ、刊行物「Joseph W. Goodman、『Introduction to Fourier Optics』、2nd edition、McGraw−Hill、1996」によって知られている。
そのような4f相関器は、乗算的マスクにおいて、入力ファイバIFを介して受信された光信号のフーリエ変換を行う。入力信号をモードLP01からモードLP11の出力信号に変えるためには、乗算的マスクは、モードLP11のモードパターンの振幅特性に対応する、フーリエ領域における位相特性をもつ必要がある。そのようなモードパターンは、たとえば図11において、モードLP11aに対するモードパターンMPとして与えられている。乗算的位相マスクのモードパターンの一方の区域は、したがって、0の位相シフトを生じさせる領域をもたなければならず、他方の領域はπの位相シフトを生じさせる。
4f相関器内のそれぞれの乗算的位相マスクによって、図8に示されたモードLP11などの対応する特定の出力モードが生成され得る。
図9aは、モードインバータMIの一実施形態を示す。着信光信号INSは、レンズLに供給され、そこから、右側に拡大して示されているプログラム可能な位相マスクPMに供給される。位相マスクPMは、図8および図11に関して概説されたような適切な位相シフトを生じさせながら、着信信号INSを反射する。その信号は、レンズLを通過し、送出信号OSとしてモード変換器MIから出る。距離fである入力ファイバとレンズLの間隔は、明示的には図9aに示されていない。好ましくは、この間隔は、モードLP01、LP11およびLP21のみのパターンが使用され、提案される方法および装置が依然として十分に機能するケースでは、fとは変わる距離を有する。これらのモードLP01、LP11およびLP21は、径方向の周期性はもたず、したがって、距離fの方向の軸に沿ったマスクの位置ずれによって生じ得る位相マスクのサイズ変化の影響を受けない。
したがって、プログラム可能な位相マスクPMを使用することによって、図11に示されたそれぞれのモードパターンMPが、それぞれのモードの対応する着信光信号をフィルタリングするために生成され得る。
高次モードの着信光信号INSを基本モードの中間信号ISに多重分離するために、位相マスクPMは、高次モードの位相パターンに対応する位相パターンをとる。
言い換えれば、モードパターンは、フーリエ領域における0とπの位相レベルと等価な、複素電界での正と負の符号をもつゾーンからなる。異なる符号のゾーンの数および次数は、それらの相対的なサイズが変化し得るとしても、2次元フーリエ変換後に一定のままとなる。したがって、あるモードを別のモードに変換することは、着信「位相ゾーン」が所望の送出「位相ゾーン」に写像されるように、入力モードへの位相シフトを実施するマスクによって十分に近似され得る。着信LP01モードの特別なケースでは、着信モードは、単一の位相ゾーンのみからなり、したがって変換マスクは所望の出力モードの位相ゾーンパターンに直接的に対応する。多重分離するとき、モードの位相パターンの一意性によって、選択されることになるモードの位相パターンのみが、好ましくは通常はLP01のモードである出力モードの位相パターンに写像されることが保証される。したがってすべての他のモードは後にシングルモードファイバなどの装置によってフィルタリングされ得る。
図9aに示されたモード変換器M1は、高次モードの着信信号INSを基本モードの中間信号ISに変換するように動作可能である。中間信号を送出信号に変換するための、図7に示されたモード変換器M5、……、M8は、図9aに示されたモード変換器M1に構造が類似しており、図7に示されたようなモード変換器M5、……、M8は、それぞれの送出光信号のモードパターンに対応する位相パターンを有する位相マスクを備える。図7に示されたモードインバータMI1の構成を設定するために、明示的に示されていない制御ユニットが使用されてもよい。そのような制御ユニットは、好ましくは、1つまたは互いに相互作用する複数の制御ユニットとして与えられ、1つの制御ユニットまたは複数の制御ユニットは、制御端または管理プレーンと相互作用するように動作可能な1つまたは複数のインターフェースを有する。
図9aは、偏光分割多重方式が使用されないケースにおけるモード変換器M1を示す。着信モード信号が、位相マスクPMにとって好ましい偏光の向きに位置調整されていない偏光向きで、好ましくはリキッドクリスタルオンシリコーン(liquid chrystal on silicone)(LCOS)である位相マスクPMに達する場合、送信信号電力が減少する。
図9bは、偏光分割多重方式が使用されるケースにおけるさらなる解決策による図9aの提案されたモード変換器を示す。
着信光信号INSは、偏光ビームスプリッタPBSによって2つの直交偏光成分に分割され、図9aに関して既に説明したように、一方の成分が直接的にレンズLに供給され、次いで位相マスクPMに供給される。他方の成分は、半波長板HWPによってその偏光状態が回転され、次いでレンズLに、さらには位相マスクPMに供給される。この他方の成分は、もう一度レンズLを通過し、次いで半波長板HWPによってもう一度その偏光状態が回転される。第1の成分と第2の成分は、偏光ビームスプリッタPBSにおいて中間信号ISに再合成される。
図9bに示された位相マスクPMは、図9aに関して既に図示および説明された位相マスクPMに構造および機能が類似している。
図9bの構成では、着信信号の偏光軸に対するビームスプリッタPBSの偏光軸の位置ずれによって、着信信号の一方の偏光状態の信号寄与分が両方のマスクPMに対して生じる。次いで他方の偏光状態によってまた、着信信号の信号寄与分が両方のマスクPMに対して生じる。これらの寄与分は、提案される装置によって再合成される。
図9aおよび図9bに示された提案される位相マスクPMは、好ましくはモードインバータMI内のLCOSマスクであり、これらの位相マスクPMは反射マスクである。
代替の解決策によれば、モードインバータに一方の側から伝搬する着信光信号が、透過性の位相マスクに供給され、その結果、着信光信号がこの透過性の位相マスクを通過し、次いで伝搬し、さらには他方の側のモードインバータから出るようにモードインバータが構成されていてもよい。そのような透過性の位相マスクは、好ましくは、ガラスの中に製造された固定されたモード選択的位相マスクである。偏波多重化の場合、着信光信号は、図9bに示されたミラーMおよびビームスプリッタPBSによって分割および再合成されてもよい。ガラスの中に製造されたモード選択的位相マスクを使用するケースでは、さらに下で図12に関して記載されている多重分離装置と多重化装置の間の構成が可能にならなければならない。
図11は、対応するモードに対する位相マスクのそれぞれのモードパターンMPを示す。
図10は、複数の位相マスクPMを1つのシリコン装置上に備える合成位相マスクCPMの一実施形態を示し、ここでは、異なる位相マスクPMが、それぞれのモード変換器M1、……、M4に対する位相マスクとして使用される。この例では、各モード変換器M1、……、M4は、偏光分割多重方式の場合にモード変換を可能にする2つの位相マスクPMを備える。
位相マスクPMは、好ましくは、結合された表面上のLCOS(liquid crystals on silicon)である。合成位相マスクCPMおよびその位相マスクPMは、好ましくは、制御ユニットCTRLによって構成可能およびプログラム可能である。これは既に詳細に説明されている。
制御ユニットCTRLは、モードインバータで受信された制御信号に応じて位相マスクPMのモードパターンを設定する。
図7に戻ると、中間信号が、多重分離装置MD1から多重化装置MM1に、シングルモード光ファイバによって送られることが既に説明された。あるいは、中間信号は、それぞれのオプティカルフリースペース経路内または集積化デバイスのそれぞれの導波路内を送られてもよい。
図8、図9a、図9b、図10および図11に関して概説されたように、空間変調器は、フーリエ変換または周波数変換を実施する4f相関器における位相マスクとして与えられてもよい。空間変調器の位相パターンは、それぞれのモード信号のモードパターンに対応する。あるいは、図7に示されたモード変換器M1、M8は、周波数変換またはフーリエ変換用の4f相関器には依存せず、振幅値がそれぞれのモード信号のモードパターンの振幅値に対応する振幅マスクを使用することによって、直接的に空間変調を実施する。
言い換えれば、モード変換は、振幅マスクによって所望のモードの振幅分布を強調することによって実施され得る。たとえば、0より大きい方位角方向次数を有するモードを、0(ゼロ)に等しい方位角方向次数を有するモードよりも強化するために、モードの中心に減衰が適用され得る。これは、0(ゼロ)に等しい方位角方向次数を有するモードがこの中心領域において最大振幅を有する一方で、すべての他のモードはこの中心領域に0の振幅をもつためである。
図4bに関して既に概説されたように、0より大きい同じ方位角方向次数、同じ径方向次数および直交モードパターンをもつ特定のモードパターン、たとえば着信モード信号LP11a’およびLP11b’の2つの着信光信号が、やはり0より大きい同じ方位角方向次数をもち、同じ径方向次数をもち、互いに直交するモードパターン、たとえばLP21a’およびLP21b’を有するそのような送出光信号になるように、モードインバータMIは多重分離および多重化を実施する。多重分離および多重化のステップによって生じる着信信号の信号成分間のさらに別の遅延が確実に最小化されるためには、図7に示された着信マルチモードファイバIMMFから図7に示された送出マルチモードファイバOMMFに至るまでの全体の光学距離が、着信光信号LP11a’と併せたそのそれぞれの中間信号およびそのそれぞれの送出信号について、着信信号LP11b’と併せたその中間信号およびそのそれぞれの送出信号についての全体の光学距離に確実に等しくなるようにする必要がある。
図12はモードインバータMI3の代替実施形態を示す。モードインバータMI3は、図7に示されたモード多重分離装置MD1に構造および機能が類似している多重化装置MD2を備える。さらに、モードインバータMI3は、図7に示されたモード多重化装置MM1に構造および機能が概ね類似しているモード多重化装置MM2を備える。
図12のモードインバータMI3は、図7のモードインバータMI1とは2つの主な側面で異なっている。第1に、多重分離装置MD2と多重化装置MM1が、シングルモードファイバSMFaおよびSMFbによって接続されており、次いで、N×Nの切り換え機能を有する切り換え装置Sによって相互に接続されている。数Nは、シングルモードファイバSMFa、SMFbの数に等しい。第2に、多重分離装置MD2および多重化装置MM2は、図7の多重分離装置MD1および多重化装置MM1とは、それぞれのモード変換器がプログラム可能な位相マスクを備えず、固定されたモード選択的位相マスクを備えるという点で異なっている。モードインバータMI3の構成機能は、切り換え装置Sを構成する制御ユニットCTRL2によって与えられる。好ましくは、多重分離装置MD2および多重化装置MM2において使用されるマスクは、ガラスの中に製造された固定されたモード選択的位相マスクである。
図10に示された制御ユニットCTRLおよび図12に示されたCTRL2ならびに図9aおよび図9bに関して述べられた制御ユニットは、好ましくは、受信されたモード信号のうちの1つを介して制御信号を受信する。好ましくは、制御信号の送信に使用されるモード信号は、基本モードLP01のものである。

Claims (14)

  1. モード分割多重方式を使用する光データ伝送の方法であって、
    着信光マルチモードファイバ(IMMF)からの、個々の着信導波モード(MP1)を有する複数の着信光信号(MMS1)を、実質的に基礎導波モードを有する中間光信号(IS)にそれぞれ多重分離するステップと、
    前記中間光信号(IS)を、送出光マルチモードファイバ(OMMF)におけるそれぞれの送出導波モード(MP2)を有するそれぞれの送出光信号(MMS2)に多重化するステップと
    を含み、
    多重分離のステップが、乗算的パターン(MP01、MP11a、MP11b)が前記着信導波モード(MP1)の電界パターンに対応するそれぞれの第1の空間光変調器(PM)によって実行され、
    多重化のステップが、乗算的パターン(MP02、MP21a、MP21b)が前記送出導波モード(MP2)の電界パターンに対応するそれぞれの第2の空間光変調器(PM)によって実行され、
    多重分離および多重化のステップが、
    0に等しい方位角方向次数をもつそれぞれの第1の着信導波モード(LP01)を有する第1の着信光信号が、実質的に、0に等しい方位角方向次数をもつそれぞれの第1の送出導波モード(LP02)を有するそのような第1の送出光信号になり、
    0より大きい同じ方位角方向次数をもち、
    同じ径方向次数をもち、
    互いに直交する
    それぞれの第2の着信導波モード(LP11a、LP11b)を有する2つの第2の着信光信号が、
    実質的に、
    0より大きい同じ方位角方向次数をもち、
    同じ径方向次数をもち、
    互いに直交する
    それぞれの第2の送出導波モード(LP21a、LP21b)を有するそのようなそれぞれの第2の送出信号になる
    ように実行され、
    前記第2の着信導波モード(MP1)の前記同じ方位角方向次数が、前記第2の送出導波モード(MP2)の前記同じ方位角方向次数とは異なり、
    前記第1の着信導波モード(LP01)が、前記第1の送出導波モード(LP02)の径方向次数とは異なる径方向次数を有する、方法。
  2. 前記第1の空間光変調器(PM)と前記第2の空間光変調器(PM)が位相マスクおよび/または振幅マスクである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記多重分離および多重化のステップが4f相関器によって実行され、前記第1の空間光変調器(PM)と前記第2の空間光変調器(PM)が、前記着信導波モード(MP1)および前記送出導波モード(MP2)の電界パターンに対応する乗算的位相パターンを有する位相マスクである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記位相マスクが、プログラム可能なLCOSである、請求項3に記載の方法。
  5. 前記位相マスクが、固定されたモード選択位相マスクである、請求項3に記載の方法。
  6. 前記中間光信号(IS)が、それぞれのシングルモード光ファイバ(SMF)内、それぞれの光学的空き空間経路内または集積化デバイスのそれぞれの導波路内を送信される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記2つの第2の着信光信号のうちの一方、そのそれぞれの中間光信号およびその得られるそれぞれの送出光信号についての、前記着信マルチモードファイバ(IMMF)から前記送出マルチモードファイバ(OMMF)への全体の光学距離が、
    前記2つの第2の着信光信号のうちの他方、そのそれぞれの中間光信号およびその得られるそれぞれの送出光信号についての、前記着信マルチモードファイバから前記送出マルチモードファイバへの全体の光学距離に等しい、
    請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1の着信導波モード(LP01)が、前記それぞれの第1の送出導波モード(LP02)の径方向次数とは異なる径方向次数をもち、
    少なくとも1つの制御信号を受信するステップであって、
    前記それぞれの第1の送出導波モード(LP02)の前記径方向次数と、
    前記それぞれの第2の送出信号の前記同じ方位角方向次数および前記同じ径方向次数とが、
    前記制御信号に応じて選択される、受信するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  9. 前記第2の着信光信号の前記同じ方位角方向次数が、前記第2の送出光信号の前記同じ方位角方向次数とは異なり、かつ/または前記第2の着信光信号の前記同じ径方向次数が、前記第2の送出光信号の前記同じ径方向次数とは異なる、請求項1に記載の方法。
  10. モード分割多重方式のための光データ伝送装置であって、
    着信光マルチモードファイバ(IMMF)からの、個々の着信導波モード(MP1)を有する複数の着信光信号(MMS1)を、実質的に基礎導波モードを有するそれぞれの中間光信号(IS)に多重分離するように動作可能な光学モード多重分離装置(MD’)と、
    前記中間光信号(IS)を、送出光マルチモードファイバ(OMMF)におけるそれぞれの送出導波モード(MP2)を有するそれぞれの送出光信号(MMS2)に多重化するように動作可能な光学モード多重化装置(MM’)と
    を備え、
    前記光学モード多重分離装置(MD’)が、乗算的パターンが前記着信導波モード(MP1)の電界パターンに対応するように動作可能であるそれぞれの第1の空間光変調器(PM)を備え、
    前記光学モード多重化装置(MM’)が、乗算的パターンが前記送出導波モード(MP2)の電界パターンに対応するように動作可能であるそれぞれの第2の空間光変調器(PM)を備え、
    前記光学モード多重分離装置(MD’)および前記光学モード多重化装置(MM’)が、
    0に等しい方位角方向次数をもつそれぞれの第1の着信導波モード(LP01)を有する第1の着信光信号が、実質的に、0に等しい方位角方向次数をもつそれぞれの第1の送出導波モード(LP02)を有するそのような第1の送出光信号になり、
    0より大きい同じ方位角方向次数をもち、
    同じ径方向次数をもち、
    互いに直交する
    それぞれの第2の着信導波モード(LP11a、LP11b)を有する2つの第2の着信光信号が、
    実質的に、
    0より大きい同じ方位角方向次数をもち、
    同じ径方向次数をもち、
    互いに直交する
    それぞれの第2の送出導波モード(LP21a、LP21b)を有するそのようなそれぞれの第2の送出信号になる
    ように動作可能であり、
    前記第2の着信導波モード(MP1)の前記同じ方位角方向次数が、前記第2の送出導波モード(MP2)の前記同じ方位角方向次数とは異なり、
    前記第1の着信導波モード(LP01)が、前記第1の送出導波モード(LP02)の径方向次数とは異なる径方向次数を有する、光データ伝送装置。
  11. 前記第1の空間光変調器(PM)と前記第2の空間光変調器(PM)が位相マスクおよび/または振幅マスクである、請求項10に記載の光データ伝送装置。
  12. 光学モード多重化装置(MM’)および前記光学モード多重分離装置(MD’)がそれぞれの4f相関器を備え、前記第1の空間光変調器(PM)と前記第2の空間光変調器(PM)が、前記着信導波モード(MP1)および前記送出導波モード(MP2)の電界パターンに対応するように動作可能である乗算的位相パターンを有する位相マスクである、請求項11に記載の光データ伝送装置。
  13. 前記位相マスクが、プログラム可能なLCOSである、請求項12に記載の光データ伝送装置。
  14. 前記位相マスクが、固定されたモード選択位相マスクである、請求項13に記載の光データ伝送装置。
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