JP5941244B2 - クロック発生回路、電源供給システム及びクロック信号の周波数変更方法 - Google Patents

クロック発生回路、電源供給システム及びクロック信号の周波数変更方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5941244B2
JP5941244B2 JP2009113914A JP2009113914A JP5941244B2 JP 5941244 B2 JP5941244 B2 JP 5941244B2 JP 2009113914 A JP2009113914 A JP 2009113914A JP 2009113914 A JP2009113914 A JP 2009113914A JP 5941244 B2 JP5941244 B2 JP 5941244B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
current
clock signal
level
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009113914A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010263498A (ja
JP2010263498A5 (ja
Inventor
篤史 福田
篤史 福田
松山 俊幸
俊幸 松山
考樹 青木
考樹 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cypress Semiconductor Corp
Original Assignee
Cypress Semiconductor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cypress Semiconductor Corp filed Critical Cypress Semiconductor Corp
Priority to JP2009113914A priority Critical patent/JP5941244B2/ja
Publication of JP2010263498A publication Critical patent/JP2010263498A/ja
Publication of JP2010263498A5 publication Critical patent/JP2010263498A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5941244B2 publication Critical patent/JP5941244B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

クロック発生回路、電源供給システム及びクロック信号の周波数変更方法に関するものである。
可搬性の電子機器(例えば、ノートパソコン、携帯ゲーム機など)には、DC−DCコンバータが搭載されている。DC−DCコンバータは、リチウムイオン電池や乾電池などからの入力電圧を昇圧・降圧して所望の電圧レベルの出力電圧を生成し、その出力電圧を電源として電子機器内の半導体装置の電子部品(負荷)に供給する。
ところで、DC−DCコンバータは、クロック発生回路からのクロック信号が入力される。DC−DCコンバータは、入力されたクロック信号の周期に基づいて、スイッチング素子をオン・オフ制御して電池からの入力電圧を昇圧・降圧して所望の出力電圧を生成している。
近年、この種の可搬性の電子機器は、ワンセグ受信機や無線通信機を搭載する場合がある。この場合、ワンセグ受信機や無線通信機は、クロック信号及びDC−DCコンバータから発生するスイッチングノイズの不要輻射により悪影響が及ぼされ、精度良く受信することができないという問題があった。
そこで、従来、クロック信号の周波数をわずかに変動させて、不要輻射のノイズレベルを低減させる機能を設けたクロック発生回路であるスペクトラム拡散クロック発生回路(SSCG:spread spectrum clock generator)が用いられている(特許文献1参照)。
特開2005−318797公報
しかしながら、上記のスペクトラム拡散クロック発生回路では、擬似乱数のデータに基づいてクロック信号の周波数を変動させるための回路をクロック発生回路に追加しなくてはいけない。また、一般的なスペクトラム拡散クロック発生回路では、クロック信号の周波数を変動させるため、クロック信号を別の周波数のクロック信号と足し合わせていた。つまり、スペクトラム拡散クロック発生回路は、クロック信号の周波数を変動させるため、2つのクロック発生回路が必要となっていた。
このクロック発生回路、電源供給システム及びクロック信号の周波数変更方法は、回路規模の増大を抑制しつつ、不要輻射のノイズレベルを低減することを目的とする。
開示のクロック発生回路は、周波数が時間の経過と共に変更するクロック信号を生成するクロック発生回路であって、前記クロック発生回路は、充放電コンデンサを備え、その充放電コンデンサに充放電する時間を周期とする前記クロック信号を生成するクロック発生部と、前記クロック信号に同期して前記充放電コンデンサの充放電電流を制御する電流制御部を含み、その電流制御部にて前記充放電コンデンサの充放電時間を制御して前記クロック信号の周期を変更する電流量調整部とを有するようにした。
開示されたクロック発生回路、電源供給システム及びクロック信号の周波数変更方法は、回路規模の増大を抑制しつつ、不要輻射のノイズレベルを低減することができる。
本実施形態の電源供給システムの概略構成図である。 本実施形態のクロック発生回路のブロック図である。 本実施形態の電流量調整部の回路図である。 本実施形態の電流量調整部の動作を示す説明図である。 (a)、(b)は、クロック発生部の特性図である。 別例の電流制御部の回路図である。
以下、第1実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1に示す電源供給システム10は、DC−DCコンバータ11及びクロック発生回路12を有している。
DC−DCコンバータ11は、コンバータ部15、制御回路16を含んでいる。
コンバータ部15は、PチャネルMOSトランジスタよりなるメイン側トランジスタT1、NチャネルMOSトランジスタよりなる同期側トランジスタT2を有している。また、コンバータ部15は、外付け部品として、平滑回路17を構成するチョークコイルL1及び平滑用コンデンサC1を設けている。
メイン側トランジスタT1は、そのゲートに制御回路16から第1制御信号Sc1が入力される。メイン側トランジスタT1は、そのソースに電源供給システム10に内蔵した電池Bから入力電圧VINが供給されるとともに、そのドレインが同期側トランジスタT2のドレイン及び平滑回路17に接続されている。
同期側トランジスタT2は、そのゲートに制御回路16から第2制御信号Sc2が入力されるとともに、そのソースにグランド線GLが接続されている。
そして、DC−DCコンバータ11は、第1及び第2制御信号Sc1,Sc2に基づいて、メイン側トランジスタT1及び同期側トランジスタT2が相補的にオン・オフすることによって、入力電圧VINが降圧されて出力電圧Voとして外部出力端子Toから負荷Z1に供給される。この出力電圧Voは、メイン側トランジスタT1のオン時間とオフ時間の比(デューティー比)を変化することにより予め定めた目標電圧に制御される。
制御回路16は、クロック発生回路12からクロック信号CLKが入力される。制御回路16は、入力されたクロック信号CLKの周期に基づいて、メイン側トランジスタT1及び同期側トランジスタT2を相補的にオン・オフさせる第1及び第2制御信号Sc1,Sc2を生成し、コンバータ部15に出力する。つまり、制御回路16は、クロック信号CLKの周期に基づいて、メイン側トランジスタT1及び同期側トランジスタT2のオン時間とオフ時間の比(デューティー比)を制御している。
詳述すると、制御回路16は、クロック発生回路12から高い周波数のクロック信号CLKを入力すると、メイン側トランジスタT1及び同期側トランジスタT2を早くスイッチングさせる。反対に、制御回路16は、クロック発生回路12から低い周波数のクロック信号CLKを入力すると、メイン側トランジスタT1及び同期側トランジスタT2を遅くスイッチングさせる。
従って、DC−DCコンバータ11では、クロック信号CLKの周波数に応じて、メイン側トランジスタT1及び同期側トランジスタT2のスイッチング動作によって発生する不要輻射の基本周波数が変化する。つまり、DC−DCコンバータ11は、高い周波数のクロック信号CLKを入力すると、不要輻射の基本周波数が高くなる。反対に、DC−DCコンバータ11は、低い周波数のクロック信号CLKを入力すると、不要輻射の基本周波数が低くなる。
図2は、クロック発生回路12のブロック図を示す。図2に示すように、クロック発生回路12は、クロック発生部20、電流量調整部21を有している。
クロック発生部20は、NチャネルMOSトランジスタよりなる第1及び第2トランジスタTr1,Tr2、PチャネルMOSトランジスタよりなる第3及び第4トランジスタTr3,Tr4、電流設定抵抗RT、充放電コンデンサCT、第1及び第2コンパレータ回路23,24を含んでいる。
第1トランジスタTr1は、そのソースが電流設定抵抗RTを介してグランド線GLに接続され、そのドレインが第3トランジスタTr3のドレインに接続されている。第1トランジスタTr1は、そのゲートに予め設定された電流設定電圧Vrが入力される。
このような構成により、第1トランジスタTr1のドレイン電流I1は、電流設定電圧Vr及び電流設定抵抗RTに応じた電流値になる。つまり、第1トランジスタTr1のドレイン電流I1は、電流設定電圧Vrが高くなるほど、その電流値が大きくなり、反対に、第1トランジスタTr1のドレイン電流I1は、電流設定電圧Vrが低くなるほど、その電流値が小さくなる。
また、第1トランジスタTr1のドレイン電流I1は、電流設定抵抗RTが大きくなるほど、その電流値が小さくなり、反対に、第1トランジスタTr1のドレイン電流I1は、電流設定抵抗RTが小さくなるほど、その電流値が大きくなる。
従って、第1トランジスタTr1のドレイン電流I1を目標電流値にするような電流設定電圧Vr及び電流設定抵抗RTに予め設定している。
第3トランジスタTr3は、そのドレイン及びゲートが第4トランジスタTr4のゲートに接続され、そのソースに電源電圧VDDが供給されている。第4トランジスタTr4は、そのドレインが充放電コンデンサCTを介してグランド線GLに接続され、そのソースに電源電圧VDDが供給されている。
すなわち、第3及び第4トランジスタTr3,Tr4は、カレントミラーを構成している。従って、第3及び第4トランジスタTr3,Tr4のドレイン電流I3,I4は、第3及び第4トランジスタTr3,Tr4のサイズ比に基づく電流値になっている。
例えば、第3及び第4トランジスタTr3,Tr4のサイズ比が1対1になっている場合には、第3及び第4トランジスタTr3,Tr4のドレイン電流I3,I4は同じ電流値になる。この場合、第3及び第4トランジスタTr3,Tr4のドレイン電流I3,I4は、第1トランジスタTr1のドレイン電流I1(目標電流値)と同じ値となる。
このような構成により、充放電コンデンサCTに第4トランジスタTr4のドレイン電流I4(充放電電流)が供給されて充電され、時間が経過するとともに充放電コンデンサCTの第4トランジスタTr4側の電圧、つまり、第4トランジスタTr4及び充放電コンデンサCTの接続点(ノードN1)の電圧であるクロック設定電圧Vcが上昇していく。
従って、クロック設定電圧Vcは、第4トランジスタTr4のドレイン電流I4(充放電電流)、つまり、第1トランジスタTr1のドレイン電流(目標電流値)に応じて、上昇する速度が変化する。換言すると、クロック設定電圧Vcは、第1トランジスタTr1のドレイン電流I1(目標電流値)が大きいほど早く上昇し、反対に、クロック設定電圧Vcは、第1トランジスタTr1のドレイン電流I1(目標電流値)が小さいほど遅く上昇する。つまり、クロック設定電圧Vcは、第1トランジスタTr1のドレイン電流I1(目標電流値)によって予め設定された上昇速度になっている。
第1コンパレータ回路23は、その非反転入力端子にクロック設定電圧Vcが入力され、その反転入力端子に予め設定された第1基準電圧Vs1が入力される。第1コンパレータ回路23は、入力されたクロック設定電圧Vc及び第1基準電圧Vs1を比較し、その比較結果である接地信号Vgを第2トランジスタTr2のゲートに出力する。すなわち、第1コンパレータ回路23は、クロック設定電圧Vcが第1基準電圧Vs1より小さいと、Lレベルの接地信号Vgを第2トランジスタTr2に出力する。反対に、第1コンパレータ回路23は、クロック設定電圧Vcが第1基準電圧Vs1以上のとき、Hレベルの接地信号Vgを第2トランジスタTr2に出力する。
第2トランジスタTr2は、そのドレインがノードN1に接続され、そのソースがグランド線GLに接続されている。そして、第2トランジスタTr2は、Lレベルの接地信号Vgを入力すると、ノードN1をグランド線GLに接続しない。この結果、クロック設定電圧Vcは上昇し続ける。反対に、第2トランジスタTr2は、Hレベルの接地信号Vgを入力すると、ノードN1をグランド線GLに接続して充放電コンデンサCTに充電されている電荷を放電する。この結果、クロック設定電圧Vcはグランドレベルまで下降する。
このようにして、クロック設定電圧Vcは、グランドレベルから徐々に上昇して第1基準電圧Vs1に達すると、グランドレベルに下降する。従って、クロック設定電圧Vcがグランドレベルから第1基準電圧Vs1に達するまでの時間は、クロック設定電圧Vcの上昇速度に応じた時間になる。この結果、クロック設定電圧Vcがグランドレベルから徐々に上昇して第1基準電圧Vs1に達してグランドレベルに下降する周期は、クロック設定電圧Vcの上昇速度に応じた時間となる。つまり、クロック設定電圧Vcが第1トランジスタTr1のドレイン電流I1(目標電流値)に基づいた上昇速度になっているため、クロック設定電圧Vcの変動する周期は第1トランジスタTr1のドレイン電流I1(目標電流値)に基づいた周期となっている。
第2コンパレータ回路24は、反転入力端子にノードN1の電圧値であるクロック設定電圧Vcが入力され、非反転入力端子に予め設定された第1基準電圧Vs1より低い第2基準電圧Vs2が入力される。第2コンパレータ回路24は、クロック設定電圧Vc及び第2基準電圧Vs2を比較し、その比較結果であるクロック信号CLKをDC−DCコンバータ11及び電流量調整部21に出力する。すなわち、第2コンパレータ回路24は、クロック設定電圧Vcが第2基準電圧Vs2より小さいとき、Hレベルのクロック信号CLKを出力する。反対に、第2コンパレータ回路24は、クロック設定電圧Vcが第2基準電圧Vs2以上のとき、Lレベルのクロック信号CLKを出力する。
言い換えると、第2コンパレータ回路24は、クロック設定電圧Vcの変動する周期において、クロック設定電圧Vcがグランドレベルから第2基準電圧Vs2になるまでHレベルのクロック信号CLKを出力し、クロック設定電圧Vcが第2基準電圧Vs2から第1基準電圧Vs1までLレベルのクロック信号CLKを出力する。
このように、第2コンパレータ回路24は、クロック設定電圧Vcの変動する周期と同じ周期の矩形波であって、第2基準電圧Vs2に応じたデューティー比のクロック信号CLKを生成している。換言すると、クロック信号CLKの周波数は、クロック設定電圧Vcと同じ周波数になるため、第1トランジスタTr1のドレイン電流I1(目標電流値)に応じた周波数となる。つまり、クロック信号CLKは、第1トランジスタTr1のドレイン電流I1(目標電流値)を設定する電流設定電圧Vr及び電流設定抵抗RTに基づいて、予め設定された周波数(本実施形態では1.4MHz)になっている。
本実施形態では、上記のように構成したクロック発生回路12に電流量調整部21を設けている。電流量調整部21は、クロック発生部20の充放電コンデンサCTを充電する第4トランジスタTr4のドレイン電流I4(充放電電流)を制御し、クロック信号CLKの周波数を3種類の周波数に変更させるためのものである。
そして、本実施形態では、クロック発生回路12は、3種類の周波数(1.35MHz、1.4MHz、1.45MHz)のクロック信号CLKを交互に生成し出力するようになっている。
図5(a)は、電流量調整部21を備えないクロック発生部20から発生する不要輻射のノイズレベルについてシミュレーションした結果であって、クロック発生部20から発生する不要輻射のノイズレベルP1[dBP/Hz]を示す。
図5(a)に示すように、不要輻射のノイズレベルP1は、クロック発生部20が生成するクロック信号CLKの発振周波数f=1.4MHzにおいて最大値(P1=−5[dBP/Hz])となり、発振周波数f=1.4MHzから離れるほど小さくなる。実際には、このクロック信号CLKの発振周波数の高調波成分の影響により、ワンセグ受信機及び無線通信機の受信感度が低下する。従って、電流量調整部21を備えないクロック発生部20では、クロック信号CLKから発生する不要輻射のノイズレベル高く、ワンセグ受信機や無線通信機は受信データを精度良く受信することができない。
そこで、本実施形態では、クロック発生部20に電流量調整部21を設けてクロック発生回路12を構成している。
図3は、電流量調整部21の回路図を示す。図3に示すように、電流量調整部21は、分周回路30、パルス制御部31、電流制御部32を有している。
分周回路30は、第1〜第3D−フリップフロップ回路(D−FF回路)A1〜A3を含んでいる。
第1D−FF回路A1は、そのクロック入力端子CKにクロック発生部20からクロック信号CLKが入力される。第1D−FF回路A1は、そのデータ入力端子D及び反転出力端子XQが互いに接続されている。第1D−FF回路A1は、その出力端子Qから出力される第1分周信号Sb1をパルス制御部31、第2D−FF回路A2のクロック入力端子CKに出力する。
そして、第1D−FF回路A1は、クロック信号CLKがLレベルからHレベルに立ち上がる毎に、第1分周信号Sb1をLレベルからHレベル、又は、HレベルからLレベルに遷移させる。従って、第1D−FF回路A1は、クロック信号CLKを2分周した第1分周信号Sb1を生成している。
第2D−FF回路A2は、そのクロック入力端子CKに第1D−FF回路A1から第1分周信号Sb1が入力される。第2D−FF回路A2は、そのデータ入力端子D及び反転出力端子XQが互いに接続されている。第2D−FF回路A2は、その出力端子Qから出力される第2分周信号Sb2をパルス制御部31、第3D−FF回路A3のクロック入力端子CKに出力する。
そして、第2D−FF回路A2は、第1分周信号Sb1がLレベルからHレベルに立ち上がる毎に、第2分周信号Sb2をLレベルからHレベル、又は、HレベルからLレベルに遷移させる。つまり、第2D−FF回路A2は、第1分周信号Sb1を2分周した第2分周信号Sb2を生成している。従って、第2分周信号Sb2は、クロック信号CLKを4分周した信号となっている。
第3D−FF回路A3は、そのクロック入力端子CKに第2D−FF回路A2から第2分周信号Sb2が入力される。第3D−FF回路A3は、そのデータ入力端子D及び反転出力端子XQが互いに接続されている。第3D−FF回路A3は、その出力端子Qから出力される第3分周信号Sb3をパルス制御部31に出力する。
そして、第3D−FF回路A3は、第2分周信号Sb2がLレベルからHレベルに立ち上がる毎に、第3分周信号Sb3をLレベルからHレベル、又は、HレベルからLレベルに遷移させる。つまり、第3D−FF回路A3は、第2分周信号Sb2を2分周した第3分周信号Sb3を生成している。従って、第3分周信号Sb3は、クロック信号CLKを8分周した信号となっている。
パルス制御部31は、第1〜第3インバータ回路35〜37、第1〜第4アンド回路38〜41、ノア回路42、及び、オア回路43を有している。第1インバータ回路35は、分周回路30から第1分周信号Sb1が入力され、入力された第1分周信号Sb1を反転して第1反転分周信号BSb1として第2及び第4アンド回路39,41に出力する。第2インバータ回路36は、分周回路30から第2分周信号Sb2が入力され、入力された第2分周信号Sb2を反転して第2反転分周信号BSb2として第2及び第4アンド回路39,41に出力する。第3インバータ回路37は、分周回路30から第3分周信号Sb3が入力され、入力された第3分周信号Sb3を反転して第3反転分周信号BSb3として第3及び第4アンド回路40,41に出力する。
第1アンド回路38は、分周回路30から第1〜第3分周信号Sb1〜Sb3がそれぞれ入力される。第1アンド回路38は、入力された第1〜第3分周信号Sb1〜Sb3が共にHレベルのとき、Hレベルの第1論理信号SL1をノア回路42に出力する。
第2アンド回路39は、分周回路30から第3分周信号Sb3、第1及び第2インバータ回路35,36から第1及び第2反転分周信号BSb1,BSb2がそれぞれ入力される。第2アンド回路39は、入力された第3分周信号Sb3、第1及び第2反転分周信号BSb1,BSb2が共にHレベルのとき、Hレベルの第2論理信号SL2をオア回路43に出力する。
第3アンド回路40は、分周回路30から第1及び第2分周信号Sb1,Sb2、第3インバータ回路37から第3反転分周信号BSb3がそれぞれ入力される。第3アンド回路40は、入力された第1及び第2分周信号Sb1,Sb2、第3反転分周信号BSb3が共にHレベルのとき、Hレベルの第3論理信号SL3をオア回路43に出力する。
第4アンド回路41は、第1及び第3インバータ回路35〜37から第1〜第3反転分周信号BSb1〜BSb3がそれぞれ入力される。第4アンド回路41は、入力された第1〜第3反転分周信号BSb1〜BSb3が共にHレベルのとき、Hレベルの第4論理信号SL4をノア回路42に出力する。
このような構成により、図4に示すように、第1〜第4アンド回路38〜41は、クロック信号CLKに同期して規則的に第1〜第4論理信号SL1〜SL4を出力する。具体的には、クロック信号CLKがLレベルからHレベルに8回立ち上がる時間を1周期としている。その周期において、1回目にクロック信号CLKがLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t1)、Hレベルの第1論理信号SL1、Lレベルの第2〜第4論理信号SL2〜SL4を出力する。
2回目、3回目にクロック信号CLKがLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t2,t3)、Lレベルの第1〜第4論理信号SL1〜SL4を出力する。4回目にクロック信号CLKがLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t4)、Lレベルの第1、第3、第4論理信号SL1,SL3,SL4、Hレベルの第2論理信号SL2を出力する。5回目にクロック信号CLKがLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t5)、Lレベルの第1、第2、第4論理信号SL1,SL2,SL4、Hレベルの第3論理信号SL3を出力する。
6回目、7回目にクロック信号CLKがLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t6,t7)、Lレベルの第1〜第4論理信号SL1〜SL4を出力する。8回目にクロック信号CLKがLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t8)、Lレベルの第1〜第3論理信号SL1〜SL3、Hレベルの第4論理信号SL4を出力する。
すなわち、1回目にクロック信号CLKがLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t1)、第1論理信号SL1がHレベルになる。4回目にクロック信号CLKがLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t4)、第2論理信号SL2がHレベルになる。5回目にクロック信号CLKがLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t5)、第3論理信号SL3がHレベルになる。8回目にクロック信号がLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t8)、第4論理信号SL4がHレベルになる。
そして、第1〜第4アンド回路38〜41は、クロック信号CLKがLレベルからHレベルに8回立ち上がる毎に上記のような第1〜第4論理信号SL1〜SL4の出力を繰り返していく。
ノア回路42は、第1及び第4アンド回路38,41から第1及び第4論理信号SL1,SL4が入力される。ノア回路42は、入力された第1又は第4論理信号SL1,SL4が共にLレベルのとき、Hレベルの第1電流制御信号Si1を電流制御部32に出力する。オア回路43は、第2及び第3アンド回路39,40から第2及び第3論理信号SL2,SL3が入力される。オア回路43は、入力された第2又は第3論理信号SL2,SL3のいずれかがHレベルのとき、Hレベルの第2電流制御信号Si2を電流制御部32に出力する。
このような構成により、ノア回路42及びオア回路43は、図4に示すように、クロック信号CLKに同期して規則的に第1及び第2電流制御信号Si1,Si2を出力する。
詳しくは、クロック信号CLKがLレベルからHレベルに8回立ち上がる時間を1周期としている。その周期において、1回目にクロック信号CLKがLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t1)、共にLレベルの第1及び第2電流制御信号Si1,Si2を出力する。2回目、3回目にクロック信号CLKがLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t2,t3)、Hレベルの第1電流制御信号Si1、Lレベルの第2電流制御信号Si2を出力する。4回目、5回目にクロック信号CLKがLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t4,t5)、共にHレベルの第1及び第2電流制御信号Si1,Si2を出力する。6回目、7回目にクロック信号CLKがLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t6,t7)、Hレベルの第1電流制御信号Si1、Lレベルの第1及び第2電流制御信号Si2を出力する。8回目にクロック信号CLKがLレベルからHレベルへ立ち上がると(時刻t8)、共にLレベルの第1及び第2電流制御信号Si1,Si2を出力する。
つまり、ノア回路42、オア回路43は、クロック信号CLKがLレベルからHレベルに2回立ち上がる毎に、共にLレベルの第1及び第2電流制御信号Si1,Si2を出力し、次に、Hレベルの第1電流制御信号Si1、Lレベルの第2電流制御信号Si2を出力し、続いて、共にHレベルの第1及び第2電流制御信号Si1,Si2を出力し、さらに、Hレベルの第1電流制御信号Si1、Lレベルの第2電流制御信号Si2を出力する。そして、ノア回路42、オア回路43は、クロック信号CLKがLレベルからHレベルに2回立ち上がる毎に、上記のような第1及び第2電流制御信号Si1,Si2の出力を繰り返していく。
電流制御部32は、PチャネルMOSトランジスタよりなる第5トランジスタTr5、NチャネルMOSトランジスタよりなる第6トランジスタTr6、第1及び第2抵抗R1,R2を有している。
第5トランジスタTr5は、そのドレインが第1抵抗R1及び第2抵抗R2を介して第6トランジスタTr6のドレインに接続され、そのソースに電源電圧VDDが供給される。第5トランジスタTr5は、そのゲートに第1電流制御信号Si1が入力される。第6トランジスタTr6は、そのソースがグランド線GLに接続され、そのゲートに第2電流制御信号Si2が入力される。そして、第1抵抗R1と第2抵抗R2の接続点であるノードN2は、クロック発生部20のノードN1と接続されている。
そして、第5トランジスタTr5は、パルス制御部31からの第1電流制御信号Si1に応じて、第1抵抗R1を介してクロック発生部20のノードN1に第1調整電流Ia1を流し込む。つまり、第5トランジスタTr5は、Lレベルの第1電流制御信号Si1を入力すると、オンしてクロック発生部20のノードN1に第1調整電流Ia1を流し込む。反対に、第5トランジスタTr5は、Hレベルの第1電流制御信号Si1を入力すると、オフしてクロック発生部20のノードN1に第1調整電流Ia1を流し込まない。
一方、第6トランジスタTr6は,パルス制御部31からの第2電流制御信号Si2に応じて、第2抵抗R2を介してクロック発生部20のノードN1から第2調整電流Ia2を引き込む。反対に、第6トランジスタTr6は、Lレベルの第2電流制御信号Si2を入力すると、オフしてクロック発生部20のノードN1から第2調整電流Ia2を引き込まない。
このような構成により、電流制御部32は、パルス制御部31から出力される第1及び第2電流制御信号Si1,Si2に応じて、クロック発生部20のノードN1に第1調整電流Ia1を流し込んだり、又は、クロック発生部20のノードN1から第2調整電流Ia2を引き込んだりする。換言すると、電流制御部32は、パルス制御部31からLレベルの第1電流制御信号Si1を入力すると、クロック発生部20のノードN1に第1調整電流Ia1を流し込み、ノードN1の電圧値であるクロック設定電圧Vcが上昇する速度を早くする。つまり、クロック設定電圧Vcが第1基準電圧Vs1に達する時間が短くなる。反対に、電流制御部32は、パルス制御部31からHレベルの第2電流制御信号Si2を入力すると、クロック発生部20のノードN1から第2調整電流Ia2を引き込み、ノードN1の電圧値であるクロック設定電圧Vcが上昇する速度を遅くする。その結果、クロック設定電圧Vcが第1基準電圧Vs1に達する時間が長くなる。
従って、電流制御部32がLレベルの第1電流制御信号Si1を入力すると、クロック発生部20のクロック設定電圧Vcの変動する周期が短くなり、反対に、電流制御部32がHレベルの第2電流制御信号Si2を入力すると、クロック発生部20のクロック設定電圧Vcの変動する周期が長くなる。
この結果、電流制御部32が共にLレベルの第1及び第2電流制御信号Si1,Si2を入力すると、第2コンパレータ回路24から出力されるクロック信号CLKの周波数が1.45MHzとなる。また、電流制御部32がHレベルの第1電流制御信号Si1、Lレベルの第2電流制御信号Si2を入力すると、第2コンパレータ回路24から出力されるクロック信号CLKの周波数が1.40MHzとなる。さらに、電流制御部32が共にHレベルの第1及び第2電流制御信号Si1,Si2を入力すると、第2コンパレータ回路24から出力されるクロック信号CLKの周波数が1.35MHzとなる。
すなわち、クロック発生回路12は、電流制御部32の第1及び第2調整電流Ia1,Ia2に応じて、3種類の周波数に変更するクロック信号CLKを生成する。
これにより、図4に示すように、電流制御部32は、クロック信号CLKがLレベルからHレベルに2回立ち上がる毎に、1.45MHz→1.40MHz→1.35MHz→1.40MHzの順でクロック信号CLKの周波数を変更し、これを繰り返すことになる。
図5(b)は、上記の電流量調整部21を備えたクロック発生部20の不要輻射のノイズレベルについてシミュレーションした結果であって、クロック発生部20から発生する不要輻射のノイズレベルP2[dBP/Hz]を示す。
図5(b)に示すように、不要輻射のノイズレベルP2は、クロック発生部20が生成するクロック信号CLKの周波数f=1.35、1.4、1.45MHz付近において最大値(P1=約−10[dBP/Hz])となり、クロック信号CLKの周波数f=1.35、1.4、1.45MHzから離れるほど小さくなる。
これに対して、上記のように、電流量調整部21を備えないクロック発生部20は、図5(a)に示すようにクロック信号CLKの周波数f=1.4MHz付近において最大値(P1=約−5[dBP/Hz])になっている。
つまり、クロック発生回路12は3種類の周波数のクロック信号CLKを生成することでクロック信号CLKの周波数を拡散している。実際にはクロック信号CLKの高調波成分のピーク値も拡散される。従って、ひとつの周波数のクロック信号CLKを生成するクロック発生部20から発生する不要輻射のノイズレベルに比べて、クロック発生回路12から発生する不要輻射のノイズレベルを低くすることができる。すなわち、ワンセグ受信機及び無線通信機の受信感度の向上につながる。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)電流制御部32は、クロック発生部20のノードN1に第1調整電流Ia1を流し込んだりノードN1から第2調整電流Ia2を引き込んだりした。従って、クロック発生回路12は、クロック発生部20の回路構成を変更せずにクロック信号CLKの周波数を3種類に拡散することができる。この結果、クロック発生回路12は、小規模な回路変更によりクロック信号CLKの周波数を拡散することができ、さらに、回路規模の増大を低減することができる。
(2)電流量調整部21は、クロック発生部20から出力されるクロック信号CLKに同期して、クロック信号CLKを3種類の周波数に変更するようにした。従って、クロック発生部20に電流量調整部21を追加するだけでクロック信号CLKの周波数を変更することができ、クロック信号CLKと異なる周波数のクロック信号を生成するクロック発生部を新たに追加しなくてもよく、回路規模の増大を抑制することができる。
尚、上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態において、クロック発生回路12は、3種類の周波数のクロック信号CLKを生成していた。これに限らず、2種類以上の周波数であればクロック発生回路12が生成するクロック信号CLKの周波数の種類は特に制限されない。
これに伴い、パルス制御部31は、第1及び第2電流制御信号Si1,Si2を生成していたが、クロック信号CLKの周波数の種類が増加した数の電流制御信号を生成することになる。例えば、7種類の周波数のクロック信号CLKを生成する場合、パルス制御部31は、第1〜第6電流制御信号Si1〜Si6を生成することになる。また、電流制御部32は、第1及び第2調整電流Ia1,Ia2を生成していたが、クロック信号CLKの周波数の種類が増加した数の調整電流の電流値を制御することになる。例えば、クロック発生回路12が7種類のクロック信号CLKの周波数を生成する場合、電流制御部32は、第1調整電流Ia1を3種類の電流値にて制御し、第2調整電流Ia2を3種類の電流値にて制御する。つまり、電流制御部32は、調整電流を6種類の電流値にて制御することになる。
このとき、電流制御部32aは図6に示すように構成される。
電流制御部32aは、第1抵抗部として第5トランジスタTr5及び第1抵抗R1の直列回路に対して、PチャネルMOSトランジスタよりなる第7トランジスタTr7及び第3抵抗R3の直列回路、及び、PチャネルMOSトランジスタよりなる第8トランジスタTr8及び第4抵抗R4の直列回路が並列接続されている。また、電流制御部32aは、第2抵抗部として第6トランジスタTr6及び第2抵抗R2の直列回路に対して、NチャネルMOSトランジスタよりなる第9トランジスタTr9及び第5抵抗R5の直列回路、及び、NチャネルMOSトランジスタよりなる第10トランジスタTr10及び第6抵抗R6の直列回路が並列接続されている。
そして、電流制御部32aは、パルス制御部31からの第1、第3及び第4電流制御信号Si1,Si3,Si4に応じて第5、第7及び第8トランジスタTr5,Tr7,Tr8をオン・オフして電源線LV及びノードN1間の抵抗値を増減することで第1調整電流Ia1の電流量を3段階で変更している。また、電流制御部32aは、パルス制御部31からの第2、第5及び第6電流制御信号Si2,Si5,Si6に応じて第6、第9及び第10トランジスタTr6,Tr9,Tr10をオン・オフしてグランド線GL及びノードN1間の抵抗値を増減することで第2調整電流Ia2の電流量を3段階に変更している。
・上記実施形態において、クロック発生部20には第1コンパレータ回路23及び第2コンパレータ回路24を用いているが、充放電コンデンサCTを使用しているクロック発生回路であれば、クロック信号CLKを出力する方法は特に制限されない。
・上記実施形態において、DC−DCコンバータ11は入力電圧VINを電池Bから供給されていたが、入力電圧VINを供給する電源供給装置であれば特に制限されない(例えば、ACアダプタ等)。
・上記実施形態では、入力電圧VINを降圧した出力電圧Voを生成する降圧型のDC−DCコンバータに具体化したが、入力電圧VINを昇圧した出力電圧Voを生成する昇圧型のDC−DCコンバータに具体化してもよい。
・上記実施形態では、同期整流方式のDC−DCコンバータに具体化したが、非同期整流方式のDC−DCコンバータに具体化してもよい。
・上記実施形態では、クロック発生回路12は、クロック信号CLKがLレベルからHレベルに8回立ち上がる時間を1周期として、その1周期においてクロック信号CLKが3種類の周波数を生成する順番を設定し、これを繰り返していた。これに限らず、3種類の周波数のクロック信号CLKを生成する順番を設定する周期は特に制限されない。
・上記実施形態では、クロック発生回路12は、クロック信号CLKがLレベルからHレベルに2回立ち上がる毎に、1.45MHz→1.40MHz→1.35MHz→1.40MHzの順でクロック信号CLKの周波数を変更して生成していた。これに限らず、クロック信号CLKの3種類の周波数を生成する順番は特に制限されない。これに加え、クロック信号CLKの各周波数を生成する回数も特に制限されない。
10 電源供給システム
11 DC−DCコンバータ
12 クロック発生回路
20 クロック発生部
21 電流量調整部
30 分周回路
32 電流制御部
CLK クロック信号
CT 充放電コンデンサ
R1〜R6 抵抗(第1〜第6抵抗)

Claims (5)

  1. 周波数が時間の経過と共に変更するクロック信号を生成するクロック発生回路であって、
    前記クロック発生回路は、
    充放電コンデンサを含み、その充放電コンデンサに充放電する時間を周期とする前記クロック信号を生成するクロック発生部と、
    前記クロック信号の周期を変更する電流量調整部と
    を有し、
    前記電流量調整部は、
    前記クロック信号を受信して分周することにより、それぞれ周波数の異なる複数の分周信号を生成する分周回路と、
    前記生成された複数の分周信号を組み合わせて論理演算を行うことにより、1周期においてそれぞれ異なるタイミングでレベルがそれぞれ変化する複数の制御信号を生成するパルス制御部と、
    複数のトランジスタ及び複数の抵抗を有し、前記生成された複数の制御信号の前記複数のトランジスタへの入力に応じて、オンするトランジスタに接続された抵抗を介して調整電流を前記クロック発生回路のノードに流し込み又は当該ノードから引き込むことによって、前記クロック信号の周期を変更するように前記充放電コンデンサの充電の時間を制御する電流制御部と
    を含むことを特徴とするクロック発生回路。
  2. 請求項1に記載のクロック発生回路であって、
    前記分周回路は、フリップフロップを含み、
    前記パルス制御部は、前記分周回路のフリップフロップの複数の段に応じた前記充放電コンデンサの充電電流を切り換えるための前記複数の制御信号を生成することを特徴とするクロック発生回路。
  3. 請求項1又は2に記載のクロック発生回路であって、
    前記電流制御部は、
    前記充放電コンデンサの高電位側と電源との間に接続された、前記トランジスタと前記抵抗の直列回路を複数並列接続した第1抵抗部、及び、前記充放電コンデンサの高電位側とグランド線との間に接続された、前記トランジスタと前記抵抗の直列回路を複数並列接続した第2抵抗部を含み、
    前記パルス制御部は、前記複数の制御信号を前記トランジスタにそれぞれ供給することにより、前記電流制御部に、前記電流制御部の第1抵抗部の抵抗値を変更することで前記充放電コンデンサの充電電流を大きくする方向に制御させ、前記第2抵抗部の抵抗値を変更することで前記充放電コンデンサの充電電流を小さくする方向に制御させることを特徴とするクロック発生回路。
  4. DC−DCコンバータと、前記DC−DCコンバータにクロック信号を供給する請求項1〜3のいずれか1つに記載のクロック発生回路とを有することを特徴とする電源供給システム。
  5. クロック発生部と、電流量調整部とを有するクロック発生回路が生成するクロック信号の周波数変更方法であって、
    前記クロック発生部が、充放電コンデンサに充放電する時間を周期とする前記クロック信号を生成すること、
    前記電流量調整部が、前記クロック信号を受信して分周することにより、それぞれ周波数の異なる複数の分周信号を生成すること、
    前記電流量調整部が、前記生成された複数の分周信号を組み合わせて論理演算を行うことにより、1周期においてそれぞれ異なるタイミングでレベルがそれぞれ変化する複数の制御信号を生成すること、
    前記電流量調整部が、前記生成された複数の制御信号の複数のトランジスタへの入力に応じて、オンするトランジスタに接続された抵抗を介して調整電流を前記クロック発生回路のノードに流し込み又は当該ノードから引き込むことによって、前記クロック信号の周期を変更するように前記充放電コンデンサの充電の時間を制御すること
    を有することを特徴とするクロック信号の周波数変更方法。

JP2009113914A 2009-05-08 2009-05-08 クロック発生回路、電源供給システム及びクロック信号の周波数変更方法 Expired - Fee Related JP5941244B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009113914A JP5941244B2 (ja) 2009-05-08 2009-05-08 クロック発生回路、電源供給システム及びクロック信号の周波数変更方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009113914A JP5941244B2 (ja) 2009-05-08 2009-05-08 クロック発生回路、電源供給システム及びクロック信号の周波数変更方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010263498A JP2010263498A (ja) 2010-11-18
JP2010263498A5 JP2010263498A5 (ja) 2012-04-12
JP5941244B2 true JP5941244B2 (ja) 2016-06-29

Family

ID=43361202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009113914A Expired - Fee Related JP5941244B2 (ja) 2009-05-08 2009-05-08 クロック発生回路、電源供給システム及びクロック信号の周波数変更方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5941244B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015018000A (ja) * 2011-11-10 2015-01-29 富士フイルム株式会社 電源回路、撮像モジュール、及び撮像装置
JP2018164401A (ja) * 2018-07-25 2018-10-18 新電元工業株式会社 制御装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000278097A (ja) * 1999-03-25 2000-10-06 Mitsubishi Electric Corp パルス発振回路
JP4240072B2 (ja) * 2006-07-07 2009-03-18 ヤマハ株式会社 スペクトラム拡散回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010263498A (ja) 2010-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8212599B2 (en) Temperature-stable oscillator circuit having frequency-to-current feedback
US8901902B2 (en) Switching regulator and electronic device incorporating same
JP3573137B2 (ja) 電源回路及びpwm手段
JP2007329855A (ja) 発振回路
JP2009021841A (ja) チャージポンプ駆動回路、及びそれを用いた半導体装置
JP5576078B2 (ja) Dc−dcコンバータ制御回路
JP5605177B2 (ja) 制御回路、電子機器及び電源の制御方法
KR101196609B1 (ko) 발진 회로, dc-dc 컨버터 및 반도체 장치
US7579918B2 (en) Clock generator with reduced electromagnetic interference for DC-DC converters
CN103312265B (zh) 振荡器电路
CN106911251B (zh) 降压功率变换器
JP5941244B2 (ja) クロック発生回路、電源供給システム及びクロック信号の周波数変更方法
CN103312267B (zh) 一种高精度振荡器及频率产生方法
WO2019036177A1 (en) VOLTAGE CONDENSER VOLTAGE DIVIDER WITH LOW POWER AND LOW COEFFICIENT OF USE
CN112953526A (zh) 一种环形振荡电路、方法以及集成芯片
CN210490799U (zh) 一种SoC内置振荡电路
CN115276615B (zh) 一种输出无毛刺的低占空比误差的时钟信号倍频电路
US20080309398A1 (en) Multiplier circuit
CN103825555A (zh) 一种振荡电路
JP2007306421A (ja) 発振回路およびその制御方法
US6861911B2 (en) Self-regulating voltage controlled oscillator
JP6788850B2 (ja) コンパレータと、そのコンパレータを用いた発振器回路
TW201332266A (zh) 減少功率轉換器之電磁干擾之電路及方法
CN107196606B (zh) 一种振荡器
CN108599745B (zh) 单电容占空比可控振荡器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120224

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120224

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130930

AA91 Notification that invitation to amend document was cancelled

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971091

Effective date: 20131015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140123

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140214

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151210

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20160118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160324

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5941244

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees