JP5940805B2 - アドレス情報送信装置、方法、およびプログラム - Google Patents

アドレス情報送信装置、方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5940805B2
JP5940805B2 JP2011278710A JP2011278710A JP5940805B2 JP 5940805 B2 JP5940805 B2 JP 5940805B2 JP 2011278710 A JP2011278710 A JP 2011278710A JP 2011278710 A JP2011278710 A JP 2011278710A JP 5940805 B2 JP5940805 B2 JP 5940805B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address information
user
user terminal
terminal
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011278710A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013131847A (ja
Inventor
知子 松浦
知子 松浦
有美 前野
有美 前野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Communications Corp
Original Assignee
NTT Communications Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Communications Corp filed Critical NTT Communications Corp
Priority to JP2011278710A priority Critical patent/JP5940805B2/ja
Publication of JP2013131847A publication Critical patent/JP2013131847A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5940805B2 publication Critical patent/JP5940805B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、ユーザ端末からの着信にIVR処理システムで対応した際に、当該ユーザ端末へ誘導先のウェブサイトに関するアドレス情報を通知するアドレス情報送信技術に関する。
電話網を介したユーザからの着信をオペレータが受け付けてユーザへの電話対応業務を行うコールセンタなどの電話対応システムでは、着信に自動応答して当該ユーザ端末へ音声ガイダンスを送信するIVR(Interactive Voice Response:自動音声応答)処理システムを導入して、ユーザ端末から着信数が受付可能な数を越えた場合、その超過分の着信、すなわちあふれ呼に対して自動応答して、音声ガイダンスをユーザ端末へ通知し、オペレータ対応の順番待ちをユーザに促すものとなっている。
このような、IVR処理システムによる対応で、順番待ち状態となった場合、ユーザによっては順番を待ちきれずに通話を切断して、IVR処理システムから離脱するケースが発生する。このため、ユーザ端末がSMSなどの電子メッセージ機能を利用できる場合、コールセンタと関連するウェブサイトに関するURLなどのアドレス情報を、電子メッセージでユーザ端末へ送信して、関連ウェブサイトへユーザを誘導する方法が考えられる。
従来、このようなウェブサイトのアドレス情報をユーザ端末へ通知する技術として、ユーザ端末からの着信に自動応答して、ユーザ端末から送信された指定コードを受信し、この指定コードに対応するURLをユーザ端末へ、例えば当該ユーザ端末の電話番号を利用して、メールなどの電子メッセージで通知する技術が提案されている(例えば、特許文献1など参照)。
したがって、このような従来技術を利用すれば、IVR処理システムで順番待ちをしている、あふれ呼のユーザ端末に対して、関連するウェブサイトに関するURLなどのアドレス情報を自動送信することができる。これにより、コールセンタでのオペレータ対応の代替手段として、順番を待ちきれずに通話を切断するユーザを、コールセンタと関連するウェブサイトへ誘導することができ、ユーザへのサービスを向上させることができる。
特開2004−221941号公報
このようなアドレス情報送信技術では、IVR処理システムであふれ呼となったユーザ端末に対して、誘導先となるウェブサイトのアドレス情報をユーザ端末へ自動送信することができる。しかし、通知されたアドレス情報に基づき、すべてのユーザが実際に誘導先ウェブサイトへアクセスして閲覧するとは限らない。また、ウェブサイトへ誘導したユーザがサービス提供者の意図する申込などの手続きを完了したかどうかを、把握することができない。
したがって、あふれ呼となったユーザに対して誘導先ウェブサイトで提供するサービスの品質をさらに向上させて、サービス提供者の意図とユーザ行動とのミスマッチによる機会損失を減らすためには、IVR処理システムでの自動応答後のユーザ行動を詳細に分析することが重要となる。
ここで、ウェブサイトへの個々のアクセスは、ウェブサイトのサーバにおいてログ情報として記録されるため、このログ情報に含まれるアクセスをユーザごとに分類すれば、ウェブサイトを閲覧した個々のユーザの行動履歴を抽出することができる。
この際、ウェブサイトは、通信網を介してユーザ端末と接続されるため、ログ情報において、ウェブサイトにアクセスしたユーザは、ユーザ端末の電話番号ではなくユーザ端末の端末IDや端末ネットワークアドレスにより識別される。
一方、IVR処理システムは、電話網を介してユーザ端末と接続されるため、ユーザはユーザ端末の電話番号により識別されている。
したがって、IVR処理システムであふれ呼となったユーザに関する、誘導先ウェブサイトにおける行動履歴を抽出するには、IVR処理システム側のユーザとウェブサイト側のユーザとを紐付ける必要がある。
しかしながら、従来技術によれば、誘導先ウェブサイトのアドレス情報をユーザ端末に対して自動送信できるものの、IVR処理システム側のユーザとウェブサイト側のユーザとを紐付けることはできない。このため、IVR処理システムであふれ呼となったユーザに関する行動履歴を、誘導先ウェブサイトのログ情報から抽出することができず、結果として、IVR処理システムでの自動応答後のユーザ行動を詳細に分析することができないという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、アドレス情報をユーザ端末へ送信してユーザをIVR処理システムから誘導先ウェブサイトへ誘導する際、IVR処理システム側のユーザとウェブサイト側のユーザとを紐付けることができるアドレス情報送信技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるアドレス情報送信システムは、ユーザ端末にウェブサイトのアドレス情報を送信するアドレス情報送信システムであって、ウェブサイトの第1のアドレス情報を記憶する記憶部と、ユーザが操作するユーザ端末からの着信を受け付ける接続処理部と、接続処理部から着信に含まれるユーザ端末の端末電話番号を取得し、当該端末電話番号に基づき当該ユーザ端末を識別するためのユーザIDを生成するユーザID生成部と、第1のアドレス情報にユーザIDを付加することにより、ユーザ端末がウェブサイトにアクセスするための第2のアドレス情報を生成するアドレス情報生成部と、第2のアドレス情報をユーザ端末へ電子メッセージで送信するアドレス情報送信部と、接続処理部が受け付けた着信に対して音声により自動応答し、当該着信を他の端末へ転送するIVR処理部とを備え、アドレス情報送信部で、IVR処理部が着信を他の端末へ転送できない場合に、ユーザID生成部で生成された当該ユーザ端末のユーザIDに基づきアドレス情報生成部で生成された第2のアドレス情報を、ユーザ端末へ送信するようにしたものである。
また、ウェブサイトに対する個々のアクセスを記録したログ情報を当該ウェブサイトから収集するログ収集部と、収集したログ情報から、ウェブサイトへのアクセスに用いられた第2のアドレス情報に含まれるユーザIDを抽出し、当該ユーザIDごとに行動履歴を抽出する行動履歴抽出部とをさらに備えてもよい。
また、本発明にかかるアドレス情報送信装置は、ユーザ端末からの着信に自動応答して当該ユーザ端末へ音声ガイダンスを送信するIVR処理システムと通信回線を介して接続されて、当該ユーザ端末への自動応答後に当該IVR処理システムから通知された当該ユーザ端末の端末情報に基づいて、当該ユーザ端末の誘導先となる誘導先ウェブサイトのアドレス情報を当該ユーザ端末へ電子メッセージで送信するアドレス情報送信装置であって、誘導先ウェブサイトの第1のアドレス情報を記憶する記憶部と、IVR処理システムから通知された端末情報に含まれる当該ユーザ端末の端末電話番号に基づき、当該ユーザ端末を識別するためのユーザIDを生成するユーザID生成部と、記憶部から取得した誘導先ウェブサイトの第1のアドレス情報に、ユーザID生成部で生成したユーザIDを付加することにより、当該ユーザ端末からウェブサイトへアクセスするための第2のアドレス情報を生成するアドレス情報生成部と、アドレス情報生成部で生成した第2のアドレス情報をユーザ端末へ電子メッセージで送信するアドレス情報送信部と、誘導先ウェブサイトに対する個々のアクセスを記録したログ情報を当該誘導先ウェブサイトから収集するログ収集部と、ログ収集部で収集したログ情報から、誘導先ウェブサイトへのアクセスに用いられた第2のアドレス情報を抽出し、当該第2のアドレス情報に含まれるユーザIDごとに、ログ情報に記録されている個々のアクセスを分類することにより、ユーザ端末を使用する各ユーザに関する、IVR処理システムでの自動応答後の行動履歴を抽出する行動履歴抽出部とを備え、アドレス情報送信部は、IVR処理システムが自動応答した着信を他の端末へ転送できない場合に、ユーザID生成部で生成された当該ユーザ端末のユーザIDに基づきアドレス情報生成部で生成された第2のアドレス情報を、ユーザ端末へ送信するようにしたものである
この際、記憶部で、異なる着信先電話番号ごとに個別の第1のアドレス情報を記憶し、アドレス情報生成部で、記憶部に記憶されている第1のアドレス情報のうち、端末情報に含まれる着信の着信先電話番号と対応する第1のアドレス情報を、誘導先ウェブサイトの第1のアドレス情報として取得するようにしてもよい。
また、記憶部で、異なる有効期間ごとに個別の第1のアドレス情報を記憶し、アドレス情報生成部で、記憶部に記憶されている第1のアドレス情報のうち、当該第1のアドレス情報を取得しようとする時点を含む有効期間と対応する第1のアドレス情報を、誘導先ウェブサイトの第1のアドレス情報として取得するようにしてもよい。
また、記憶部で、異なる選択IDごとに個別の第1のアドレス情報を記憶し、アドレス情報生成部で、記憶部に記憶されている第1のアドレス情報のうち、端末情報に含まれるユーザ端末により選択された選択IDと対応する第1のアドレス情報を、誘導先ウェブサイトの第1のアドレス情報として取得するようにしてもよい。
また、本発明にかかるアドレス情報送信方法は、ユーザ端末からの着信に自動応答して当該ユーザ端末へ音声ガイダンスを送信するIVR処理システムと通信回線を介して接続されて、当該ユーザ端末への自動応答後に当該IVR処理システムから通知された当該ユーザ端末の端末情報に基づいて、当該ユーザ端末の誘導先となる誘導先ウェブサイトのアドレス情報を当該ユーザ端末へ電子メッセージで送信するアドレス情報送信装置で用いられるアドレス情報送信方法であって、記憶部が、誘導先ウェブサイトの第1のアドレス情報を記憶する記憶ステップと、ユーザID生成部が、IVR処理システムから通知された端末情報に含まれる当該ユーザ端末の端末電話番号に基づき、当該ユーザ端末を識別するためのユーザIDを生成するユーザID生成ステップと、アドレス情報生成部が、記憶部から取得した誘導先ウェブサイトの第1のアドレス情報に、ユーザID生成ステップで生成したユーザIDを付加することにより、当該ユーザ端末からウェブサイトへアクセスするための第2のアドレス情報を生成するアドレス情報生成ステップと、アドレス情報送信部が、アドレス情報生成ステップで生成した第2のアドレス情報をユーザ端末へ電子メッセージで送信するアドレス情報送信ステップと、ログ収集部が、誘導先ウェブサイトに対する個々のアクセスを記録したログ情報を当該誘導先ウェブサイトから収集するログ収集ステップと、行動履歴抽出部が、ログ収集ステップで収集したログ情報から、誘導先ウェブサイトへのアクセスに用いられた第2のアドレス情報を抽出し、当該第2のアドレス情報に含まれるユーザIDごとに、ログ情報に記録されている個々のアクセスを分類することにより、ユーザ端末を使用する各ユーザに関する、IVR処理システムでの自動応答後の行動履歴を抽出する行動履歴抽出ステップとを備え、アドレス情報送信ステップは、IVR処理システムが自動応答した着信を他の端末へ転送できない場合に、ユーザID生成部で生成された当該ユーザ端末のユーザIDに基づきアドレス情報生成部で生成された第2のアドレス情報を、ユーザ端末へ送信するようにしたものである
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータを、前述したいずれかのアドレス情報送信装置を構成する各部として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、ユーザ端末の端末電話番号に基づき生成したユーザIDが第2のアドレス情報に含まれて、ユーザ端末から誘導先ウェブサイトへアクセスする際に用いられるため、IVR処理システム側のユーザと誘導先ウェブサイト側のユーザとを紐付けることはできる。このため、IVR処理システムであふれ呼となったユーザに関する行動履歴を、誘導先ウェブサイトのログ情報から抽出することができ、結果として、IVR処理システムでの自動応答後のユーザ行動を詳細に分析することが可能となる。
本実施の形態にかかるアドレス情報送信システムおよびアドレス情報送信装置の構成を示すブロック図である。 端末情報の構成例である。 第1のアドレス情報の構成例である。 第2のアドレス情報の構成例である。 アドレス情報送信装置の動作を示すシーケンス図である。 ログ情報の構成例である。 行動履歴情報の構成例である。 誘導先ウェブサイトの閲覧端末内訳情報の構成例である。
次に、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかるアドレス情報送信システム1およびアドレス情報送信装置10について説明する。図1は、本実施の形態にかかるアドレス情報送信システムおよびアドレス情報送信装置の構成を示すブロック図である。
本発明にかかるアドレス情報送信システム1は、アドレス情報送信装置10とIVR処理システム20の一部とから構成されており、誘導先となる誘導先ウェブサイト41のアドレス情報を当該ユーザ端末40へ、電子メッセージで送信するシステムである。
アドレス情報送信装置10は、全体として1つ以上のサーバ装置から構成されてなり、IVR処理システム20と通信回線61を介して接続されるとともに、電話網51および通信網52と接続されて、ユーザ端末40への自動応答後に当該IVR処理システム20から通知された当該ユーザ端末40の端末情報に基づいて、誘導先となる誘導先ウェブサイト41のアドレス情報を当該ユーザ端末40へ、電子メッセージで送信する機能を有している。
IVR処理システム20は、全体として1つ以上のサーバ装置から構成されて、電話網51内の交換機システム(図示せず)や企業のPBXシステム(図示せず)の一部として電話網51と接続されて、電話網51を介したユーザ端末40からの着信に対する電話対応システム30への接続処理を行う機能、および電話対応システム30で受付不可となったあふれ呼に自動応答して当該ユーザ端末40へ音声ガイダンスを送信する機能を有している。
電話対応システム30は、全体としてコールセンタなどの電話システムからなり、通信回線62を介してIVR処理システム20と接続されるとともに、通信回線63を介してアドレス情報送信装置10と接続されて、ユーザ端末40の着信に応答して、オペレータによるユーザとの音声通話によりユーザ対応を行う機能と、IVR処理システム20やアドレス情報送信装置10に対する各種設定を行う機能と、アドレス情報送信装置10で抽出した行動履歴を取得してユーザ行動を分析する機能とを有している。
ユーザ端末40は、全体として携帯電話端末やスマートフォンなどの情報通信端末からなり、電話網51と接続して電話対応システム30の受付端末31やIVR処理システム20のIVR処理部24との間で音声通話を行う機能と、アドレス情報送信装置10との間で、電話網51や通信網52を介して電子メッセージをやり取りする機能と、通信網52を介して誘導先ウェブサイト41へアクセスしてアドレス情報を含む閲覧要求を送信することにより、アドレス情報と対応するウェブページを閲覧する機能とを有している。
誘導先ウェブサイト41は、全体としてサーバ装置からなり、通信網52と接続されて、通信網52を介したユーザ端末40からのアクセスに応じて、ユーザ端末40から送信された閲覧要求に含まれるアドレス情報と対応するウェブページをユーザ端末40へ配信する機能と、各ウェブページへのアクセスをそれぞれログ情報として記録する機能とを有している。
電話網51は、携帯電話網のほかIP電話網、PSTNやISDNどの電話網からなり、通信網52は、インターネットなどのデータ通信網からなる。電話網51が携帯電話網の場合には、ユーザ端末40がアドレス情報送信装置10から第2のアドレス情報を受信する際、SMS(Short Message Service:ショートメッセージサービス)を利用できる。なお、その他の電話網については、通信網52を用いた電子メールを用いて、ユーザ端末40がアドレス情報送信装置10から第2のアドレス情報を受信すればよい。
本実施の形態は、アドレス情報送信システム1において、ユーザID生成部12により、ユーザ端末40からの着信を受け付けた接続処理部21から当該着信に含まれるユーザ端末40の端末電話番号を取得し、当該端末電話番号に基づき当該ユーザ端末を識別するためのユーザIDを生成し、アドレス情報生成部13により、第1のアドレス情報にユーザIDを付加することにより、ユーザ端末がウェブサイトにアクセスするための第2のアドレス情報を生成し、アドレス情報送信部13により、第2のアドレス情報をユーザ端末40へ電子メッセージで送信するようにしたものである。
[アドレス情報送信装置]
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかるアドレス情報送信装置10の構成について詳細に説明する。
このアドレス情報送信装置10には、主な機能部として、端末情報取得部11、ユーザID生成部12、アドレス情報生成部13、アドレス情報送信部14、記憶部15、ログ収集部16、行動履歴抽出部17、および処理制御部18が設けられている。
端末情報取得部11は、通信回線61を介してIVR処理システム20とデータ通信を行うことにより、IVR処理システム20におけるユーザ端末40からの着信へ自動応答した後に、IVR処理システム20から通知されたユーザ端末40に関する端末情報を取得する機能を有している。
図2は、端末情報の構成例である。ここでは、ユーザ端末40の端末情報として、端末電話番号、着信先電話番号、アドレス情報送信承諾結果、および承諾時刻が含まれている。端末電話番号「090xxxxxxx1」は、ユーザ端末40の電話番号である。着信先電話番号「0120xxxxx1」は、ユーザ端末40から送出した着信先電話番号、すなわち電話対応システム30側の電話番号である。アドレス情報送信承諾結果は、IVR処理システム20から音声ガイダンスによりユーザ端末40へ第2のアドレス情報の送信可否を問い合わせた際に、ユーザ端末40から得られた返答、すなわち承諾の有無を示す情報である。承諾日時は、ユーザ端末40から承諾を受け取った際の日時情報である。
記憶部15は、ハードディスクや半導体メモリなどの記憶装置からなり、アドレス情報送信装置10で用いるプログラムや各種処理情報を記憶する機能を有している。プログラムは、アドレス情報送信装置10のCPUで実行されることにより、各機能部を実現するプログラムであり、外部装置や記録媒体から通信回線を介して入力され、予め記憶部15に格納される。
記憶部15で記憶する主な処理情報として、第1のアドレス情報がある。図3は、第1のアドレス情報の構成例である。ここでは、着信先電話番号および有効期限ごとに、当該着信先電話番号および有効期限の条件で選択されるべき誘導先の誘導先ウェブサイト41の第1のアドレス情報と処理状態とが登録されている。着信先電話番号は、IVR処理システム20から通知された端末情報に含まれる着信先電話番号である。有効期間は、当該第1のアドレス情報の使用が有効となる期間である。第1のアドレス情報は、誘導先ウェブサイト41のURLである。処理状態は、当該第1のアドレス情報の送信処理に関する開始および終了を示す情報である。
例えば、着信先電話番号が「0120xxxxx1」であって、記憶部15から第1のアドレス情報を取得する時点が有効期間「平日17:00−9:00」に含まれる場合、これら条件に対応する第1のアドレス情報は「http://ntt.com/freedial」となる。この際、当該第1のアドレス情報の処理状態が「開始」を示していることから、この第1のアドレス情報が誘導先ウェブサイト41の第1のアドレス情報として取得される。
これら第1のアドレス情報は、電話対応システム30を運用するサービス提供者に固有の情報であり、電話対応システム30から任意に設定することができる。
ユーザID生成部12は、IVR処理システム20から通知された端末情報に含まれる当該ユーザ端末40の端末電話番号に基づき、当該ユーザ端末40を識別するためのユーザIDを生成する機能を有している。
アドレス情報生成部13は、記憶部15から取得した誘導先ウェブサイト41の第1のアドレス情報に、ユーザID生成部12で生成したユーザIDを付加することにより、当該ユーザ端末40から誘導先ウェブサイト41へアクセスするための第2のアドレス情報を生成する機能を有している。
図4は、第2のアドレス情報の構成例である。ここでは、誘導先ウェブサイト41の第1のアドレス情報71「http://ntt.com/freedaial/」の後に、ユーザID72「090xxxxxxx1」がパラメータ形式で付加されて、第2のアドレス情報70が構成されている。第2のアドレス情報70において、パラメータ名73は、ユーザID72のパラメータ名を示す文字であり、ここでは誘導先ウェブサイト41へアクセスしたユーザ端末40の電話番号を示す「tel=」という文字が用いられている。また、第1のアドレス情報71とそれ以降のパラメータとを接続するための文字として接続子73「?」が用いられている。
アドレス情報送信部14は、アドレス情報生成部13で生成した第2のアドレス情報をユーザ端末40へ電子メッセージで送信する機能を有している。ユーザ端末40が、携帯電話端末やスマートフォンなどの情報通信端末であって、電話網51が携帯電話網である場合、ユーザ端末40に対して、電話番号をアドレスとして使用できるSMSで第2のアドレス情報を送信することができる。この場合には、電話網51を介して、あるいは、通信網52から電話網51を経由して、ユーザ端末40へSMSで送信すればよい。また、ユーザ端末40が電子メールを利用できる場合には、通信網52を介してユーザ端末40へ電子メールで送信すればよい。この場合、予め記憶部15にユーザ端末40の端末電話番号と電子メールアドレスとを予め登録しておく必要がある。
ログ収集部16は、誘導先ウェブサイト41に対する個々のアクセスを記録したログ情報を、通信網52を介して誘導先ウェブサイト41から収集する機能を有している。
行動履歴抽出部17は、ログ収集部16で収集したログ情報から、誘導先ウェブサイト41へのアクセスに用いられた第2のアドレス情報を抽出する機能と、当該第2のアドレス情報に含まれる端末IDやIPアドレスごとに、ログ情報に記録されている個々のアクセスを分類することにより、ユーザ端末40を使用する各ユーザに関する、IVR処理システム20での自動応答後の行動履歴を抽出する機能とを有している。
処理制御部18は、アドレス情報送信装置10で実行される各種処理を制御する機能と、アドレス情報送信装置10でのアドレス情報送信処理の起動/停止を、通信回線61を介してIVR処理システム20へ通知する機能と、通信回線63を介した電話対応システム30からの指示に応じて、記憶部15の第1のアドレス情報を更新する機能と、行動履歴抽出部17で抽出した各ユーザの行動履歴を、通信回線63を介して電話対応システム30へ通知する機能とを有している。
[IVR処理システム]
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかるIVR処理システム20の構成について詳細に説明する。
IVR処理システム20には、主な機能部として、接続処理部21、起動判定部22、端末判定部23、およびIVR処理部24が設けられている。
接続処理部21は、電話対応システム30に設けられている受付端末31の受付状態を管理する機能と、電話対応システム30の電話回線への着信を検出した場合、当該受付状況に基づいて当該着信への受付可否を判定する機能と、受付可の場合には空き受付端末31へ当該着信を転送する機能と、受付不可の場合にはIVR処理部24へ当該着信をあふれ呼として転送する機能と、受付端末31の受付状態に空きが発生した場合には、IVR処理部24で順番待ち状態にあるあふれ呼のうちから古い順番にあふれ呼を選択して空き受付端末31へ転送する機能とを有している。
起動判定部22は、アドレス情報送信装置10からの通知に基づいて、アドレス情報送信装置10におけるアドレス情報送信処理の起動有無を判定する機能を有している。
端末判定部23は、着信時に電話網51から通知されたユーザ端末40の端末電話番号または端末情報に基づいて、電子メッセージによる第2のアドレス情報の送信可否を判定する機能を有している。例えば、端末電話番号で判定する場合、端末電話番号が「090」や「070」などの携帯電話端末用識別番号で始まる電話番号の場合には、送信可と判定し、その他は送信不可と判定すればよい。
IVR処理部24は、接続処理部21から転送されたユーザ端末40からの着信、すなわちあふれ呼に自動応答して、順番待ちの旨の音声ガイダンスをユーザ端末40へ送信する機能と、起動判定部22でアドレス情報送信装置10におけるアドレス情報送信処理の起動ありと判定され、端末判定部23で電子メッセージによる第2のアドレス情報の送信可と判定された場合に、ユーザ端末40に対して誘導先ウェブサイト41への第2のアドレス情報の送信可と判定し、これ以外については送信不可と判定する機能と、送信可の場合には第2のアドレス情報の送信承諾の問合せの旨の音声ガイダンスをユーザ端末40へ送信する機能と、これに応じてユーザ端末40から送信されたDTMF信号に基づき承諾有無を判定する機能と、承諾ありの場合にはユーザ端末40の端末情報をアドレス情報送信装置10へ通知する機能とを有している。
[電話対応システム]
次に、図1を参照して、本実施の形態にかかる電話対応システム30の構成について詳細に説明する。
電話対応システム30には、主な機能部として、受付端末31、設定処理部32、および分析結果出力部33が設けられている。
受付端末31は、オペレータがユーザに対して電話で対応するための電話端末からなり、オペレータ操作により、IVR処理システム20から転送された着信に応答して、ユーザ端末40と音声通話を行う機能を有している。
設定処理部32は、管理者操作に応じて、アドレス情報送信装置10やIVR処理システム20に対して各種処理に対する設定を行う機能を有している。
分析結果出力部33は、アドレス情報送信装置10から取得した行動履歴情報に基づいて、IVR処理システム20での自動応答後のユーザ行動を詳細に分析し、その分析結果を表示画面やファイルへ出力する機能を有している。
[本実施の形態の動作]
次に、図5を参照して、本実施の形態にかかるアドレス情報送信装置10の動作について説明する。図5は、アドレス情報送信装置の動作を示すシーケンス図である。
まず、アドレス情報送信装置10の処理制御部18は、電話対応システム30からの起動設定指示に応じて(ステップ100)、アドレス情報送信処理を開始するとともに、IVR処理システム20に対して、アドレス情報送信処理の起動を通知する(ステップ101)。
その後、ユーザ端末40での電話対応システム30を着先先とする発信操作に応じて(ステップ110)、電話網51から着信が通知された場合(ステップ111)、IVR処理システム20の接続処理部21は、電話対応システム30での受付状況に基づいて当該着信への受付可否を判定する(ステップ112)。
ここで、受付可の場合、接続処理部21は、当該着信を電話対応システム30へ転送し、受付不可の場合、当該着信をあふれ呼としてIVR処理部24へ転送する。
IVR処理部24は、接続処理部21からあふれ呼が転送されてきた場合、当該着信に自動応答して、オペレータ対応の順番待ちをユーザに促すための音声ガイダンスをユーザ端末40へ送信する(ステップ113)。
また、起動判定部22は、アドレス情報送信装置10からの通知に基づいて、アドレス情報送信装置10におけるアドレス情報送信処理の起動有無を判定を判定し(ステップ120)、端末判定部23は、着信時に電話網51から通知されたユーザ端末40の端末電話番号または端末情報に基づいて、電子メッセージによる第2のアドレス情報の送信可否を判定する(ステップ121)。
この後、IVR処理部24は、起動判定部22でアドレス情報送信処理の起動有無判定と、端末判定部23で電子メッセージによる第2のアドレス情報の送信可否判定とに基づいて、ユーザ端末40に対して誘導先ウェブサイト41への第2のアドレス情報の送信可否を判定する(ステップ122)。
ここで、送信可の場合、IVR処理部24は、第2のアドレス情報の送信承諾問合せの旨の音声ガイダンスをユーザ端末40へ送信する(ステップ123)。なお、送信不可の場合、送信承諾問合せの旨の音声ガイダンスは送信せず、ユーザ端末40の順番待ち状態を維持する。
送信承諾問合せの旨の音声ガイダンスを送信した後、IVR処理部24は、ユーザ端末40から送信されたDTMF信号を受信して(ステップ124)、承諾有無を判定する。ここで、当該DTMF信号が承諾を示す場合には、ユーザ端末40の端末情報をアドレス情報送信装置10へ通知する(ステップ125)。承諾がない場合、ユーザ端末40の順番待ち状態を維持する。
アドレス情報送信装置10の端末情報取得部11は、このようにしてIVR処理システム20から通知されたユーザ端末40に関する端末情報を取得する。
これに応じて、ユーザID生成部12は、IVR処理システム20から通知された端末情報に含まれる当該ユーザ端末40の端末電話番号に基づき、当該ユーザ端末40を識別するためのユーザIDを生成する(ステップ130)。
続いて、アドレス情報生成部13は、記憶部15から取得した誘導先ウェブサイト41の第1のアドレス情報に、ユーザID生成部12で生成したユーザIDを付加することにより、当該ユーザ端末40から誘導先ウェブサイト41へアクセスするための第2のアドレス情報を生成する(ステップ131)。
この後、アドレス情報送信部14は、アドレス情報生成部13で生成した第2のアドレス情報をユーザ端末40へ電子メッセージで送信する(ステップ132)。この際、ユーザ端末40が、携帯電話端末やスマートフォンなどの情報通信端末であって、電話網51が携帯電話網である場合、ユーザ端末40に対して、電話番号をアドレスとして使用できるSMSで第2のアドレス情報を送信する。
ユーザ端末40は、アドレス情報送信装置10から第2のアドレス情報を受信した場合、第2のアドレス情報の内容を画面表示し(ステップ133)、当該第2のアドレス情報と対応する誘導先ウェブサイト41へのアクセスを指示するユーザのアクセス操作に応じて(ステップ134)、当該第2のアドレス情報を含む閲覧要求を通信網52から誘導先ウェブサイト41へ送信する(ステップ135)。この際、第2のアドレス情報には、ユーザ端末40の端末電話番号から生成したユーザIDが付加されている。
誘導先ウェブサイト41は、ユーザ端末40からの閲覧要求に応じて、当該閲覧要求で指定された第2のアドレス情報と対応するウェブ画面を読み出し、通信網52を介してユーザ端末40へ配信する(ステップ136)。また、配信後、当該ユーザ端末40からのアクセスをログ情報として記録する(ステップ137)。
一方、アドレス情報送信装置10のログ収集部16は、定期的に誘導先ウェブサイト41からログ情報を収集する(ステップ140)。
また、行動履歴抽出部17は、ログ収集部16で収集したログ情報から、誘導先ウェブサイト41へのアクセスに用いられた第2のアドレス情報を抽出し、当該第2のアドレス情報に含まれるユーザIDごとに、ログ情報に記録されている個々のアクセスを分類することにより、ユーザ端末40を使用する各ユーザに関する、IVR処理システム20での自動応答後の行動履歴を抽出する(ステップ141)。
図6は、ログ情報の構成例である。ここでは、アクセスしたユーザ端末40のIPアドレス(1行目)、およびユーザ端末40の端末ID(2行目)、アクセス日時(3行目)、ユーザ端末40からの閲覧要求の内容(4行目)、当該閲覧要求に対する処理結果と配信データ量(5行目)、リンク元のURL(6行目)、およびユーザ端末40のブラウザ情報が記録されている。
これらログ情報のうち、閲覧要求の内容には、ユーザ端末40から通知された第2のアドレス情報が記録されており、URLの後にユーザ端末40の端末電話番号「090xxxxxxx1」がパラメータ形式で付加されている。したがって、この端末電話番号を抽出することにより、個々のユーザ端末40の端末電話番号と端末IDやIPアドレスとを紐付けすることができる。このため、端末IDやIPアドレスごとに、ログ情報に記録されている個々のアクセスを分類することにより、任意の端末電話番号を持つユーザ端末40に関する行動履歴を抽出できる。
図7は、行動履歴情報の構成例である。ここでは、端末電話番号「090xxxxxxx1」のユーザ端末40について、誘導先ウェブサイト41で閲覧したウェブページのURLが、そのアクセス日時とともに、時系列で記録されている。
したがって、この行動履歴を追跡することにより、ユーザによるウェブページの閲覧経路を把握することができ、どのウェブページで閲覧終了したかを確認できる。
また、IVR処理システム20から通知される端末情報、アドレス情報送信装置10で生成した第2のアドレス情報やその送信結果と、誘導先ウェブサイト41から収集したログ情報とを比較することにより、誘導先ウェブサイト41を閲覧したユーザ端末40の内訳、例えば、IVR経由の有無(進入経路)、アドレス情報送信の承諾有無、アドレス情報送信の有無、誘導先ウェブサイト41の閲覧有無、目的ウェブページの閲覧有無などの各項目について、閲覧数あるいは閲覧率を集計することができる。これら集計については、行動履歴抽出部17で実行してもよく、電話対応システム30の分析結果出力部33で実行してもよい。
図8は、誘導先ウェブサイトの閲覧端末内訳情報の構成例であり、括弧内の数値は、任意の検査期間に集計した端末数を示している。
例えば、誘導先ウェブサイト41は、IVR処理システム20からのあふれ呼を誘導したユーザ端末40だけでなく、IVR処理システム20を経由していないユーザ端末40からもアクセスされる。したがって、行動履歴抽出部17において、行動履歴として抽出したアクセスのユーザ端末40をIVR経由とし、行動履歴として抽出しなかったアクセスをIVR非経由と判定することができる。
また、IVR処理システム20から通知される端末情報には、アドレス情報送信の承諾結果が含まれているため、あふれ呼となったユーザ端末40のうちから、アドレス情報送信について未承諾のユーザ端末40を判定することができる。
また、アドレス情報送信部14における第2のアドレス情報の送信結果に基づいて、アドレス情報送信について承諾したユーザ端末40のうち、通信状況などの原因で第2のアドレス情報を送信完了できなかったユーザ端末40を判定することができる。
また、第2のアドレス情報の送信が完了したユーザ端末40のうち、ログ情報に記録されていないユーザ端末40について、誘導先ウェブサイト未閲覧のユーザ端末40として判定することができる。
また、行動履歴情報の最終閲覧ウェブページのURLとサービス提供者が意図する、例えば申込完了のウェブページなどの目的ウェブページのURLとを比較することにより、ユーザ端末40が目的ウェブページまで到達したか、あるいは途中離脱したかを判定することができる。
[本実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、アドレス情報送信システム1において、ユーザID生成部12により、ユーザ端末40からの着信を受け付けた接続処理部21から当該着信に含まれるユーザ端末40の端末電話番号を取得し、当該端末電話番号に基づき当該ユーザ端末を識別するためのユーザIDを生成し、アドレス情報生成部13により、第1のアドレス情報にユーザIDを付加することにより、ユーザ端末がウェブサイトにアクセスするための第2のアドレス情報を生成し、アドレス情報送信部13により、第2のアドレス情報をユーザ端末40へ電子メッセージで送信するようにしたものである。
これにより、ユーザ端末40の端末電話番号に基づき生成したユーザIDが第2のアドレス情報に含まれて、ユーザ端末40から誘導先ウェブサイト41へアクセスする際に用いられるため、アドレス情報をユーザ端末40へ送信してユーザをIVR処理システム20から誘導先ウェブサイト41へ誘導する際、IVR処理システム20側のユーザと誘導先ウェブサイト41側のユーザとを紐付けることができる。
また、本実施の形態では、接続処理部が受け付けた着信に対して音声により自動応答し、当該着信を他の端末へ転送するIVR処理部24をさらに備え、アドレス情報送信部13で、IVR処理部24が着信を他の端末へ転送できない場合に、ユーザID生成部で生成された当該ユーザ端末のユーザIDに基づきアドレス情報生成部で生成された第2のアドレス情報を、ユーザ端末へ送信するようにしてもよい。
これにより、IVR処理システム20であふれ呼となったユーザ端末へアドレス情報を送信して誘導先ウェブサイト41へ誘導する際、自動的にIVR処理システム20側のユーザと誘導先ウェブサイト41側のユーザとを紐付けることができる。
また、本実施の形態では、ログ収集部16で、ウェブサイトに対する個々のアクセスを記録したログ情報を当該ウェブサイトから収集し、行動履歴抽出部17で、収集したログ情報から、ウェブサイトへのアクセスに用いられた第2のアドレス情報に含まれるユーザIDを抽出し、当該ユーザIDごとに行動履歴を抽出するようにしてもよい。
これにより、IVR処理システム20であふれ呼となったユーザに関する行動履歴を、誘導先ウェブサイト41のログ情報から抽出することができ、結果として、IVR処理システム20での自動応答後のユーザ行動を詳細に分析することが可能となる。
また、本実施の形態は、アドレス情報送信装置10において、ユーザID生成部12で、IVR処理システム20から通知された端末情報に含まれる当該ユーザ端末40の端末電話番号に基づき、当該ユーザ端末40を識別するためのユーザIDを生成し、アドレス情報生成部13で、記憶部15から取得した誘導先ウェブサイト41の第1のアドレス情報にユーザIDを付加することにより第2のアドレス情報を生成し、アドレス情報送信部14で、この第2のアドレス情報をユーザ端末40へ電子メッセージで送信し、ログ収集部16で、誘導先ウェブサイト41からログ情報収集し、行動履歴抽出部17で、このログ情報から、誘導先ウェブサイト41へのアクセスに用いられた第2のアドレス情報を抽出し、ユーザ端末40を使用する各ユーザに関する、IVR処理システム20での自動応答後の行動履歴を抽出するようにしたものである。
これにより、ユーザ端末40の端末電話番号に基づき生成したユーザIDが第2のアドレス情報に含まれて、ユーザ端末40から誘導先ウェブサイト41へアクセスする際に用いられるため、IVR処理システム20側のユーザと誘導先ウェブサイト41側のユーザとを紐付けることができる。このため、IVR処理システム20であふれ呼となったユーザに関する行動履歴を、誘導先ウェブサイト41のログ情報から抽出することができ、結果として、IVR処理システム20での自動応答後のユーザ行動を詳細に分析することが可能となる。
また、本実施の形態では、記憶部15で、異なる着信先電話番号ごとに個別の第1のアドレス情報を記憶しておき、アドレス情報生成部13で、記憶部15に記憶されている第1のアドレス情報のうち、端末情報に含まれる着信の着信先電話番号と対応する第1のアドレス情報を、誘導先ウェブサイト41の第1のアドレス情報として取得するようにしてもよい。
これにより、着信先電話番号ごとに異なる誘導先ウェブサイト41を設定することができる。このため、電話対応システム30を運用するサービス提供者が、ユーザの要求種別ごとに異なる電話番号の電話回線を用意すれば、当該要求種別に最適な誘導先ウェブサイト41へユーザを誘導することができ、ユーザへのサービスを向上させることができる。
また、本実施の形態では、記憶部15で、異なる有効期間ごとに個別の第1のアドレス情報を記憶しておき、アドレス情報生成部13で、記憶部15に記憶されている第1のアドレス情報のうち、当該第1のアドレス情報を取得しようとする時点を含む有効期間と対応する第1のアドレス情報を、誘導先ウェブサイト41の第1のアドレス情報として取得するようにしてもよい。
これにより、有効期間ごとに異なる誘導先ウェブサイト41を設定することができる。このため、電話対応システム30を運用するサービス提供者が、例えば電話対応システム30の稼働スケジュールに合わせて有効期間を設定することにより、第2のアドレス情報の送信時点で最適な誘導先ウェブサイト41へユーザを誘導することができ、ユーザへのサービスを向上させることができる。
また、本実施の形態では、記憶部15で、異なる選択IDごとに個別の第1のアドレス情報を記憶しておき、アドレス情報生成部13で、記憶部15に記憶されている第1のアドレス情報のうち、端末情報に含まれる、ユーザ端末により選択された選択IDと対応する第1のアドレス情報を、誘導先ウェブサイト41の第1のアドレス情報として取得するようにしてもよい。この際、例えば、IVR処理部24からの音声案内に応じたユーザのダイヤル操作により、ユーザ端末40からDTMF信号などの通知により選択IDを受け付けるようにしてもよい。
これにより、ユーザの要求する任意の内容の誘導先ウェブサイト41へユーザを誘導することができ、ユーザへのサービスを向上させることができる。
また、本実施の形態では、行動履歴抽出部17で行動履歴情報を抽出する場合について説明したが、さらにこの行動履歴情報から得られる閲覧経路を分析して、離脱の多いウェブページを特定するようにしてもよい。これにより、離脱の多いウェブページの改良や、前後のウェブページとのリンク再構築など、誘導先ウェブサイト41の改良を行うことができる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
また、以上の実施の形態では、アドレス情報送信装置10において、1つの電話対応システム30にかかるあふれ呼を、誘導先ウェブサイト41へ誘導する場合を例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、記憶部15の第1のアドレス情報において、これら電話対応システム30の電話番号ごとに誘導先ウェブサイト41の第1のアドレス情報を個別に設定しておけば、異なるサービス提供者がそれぞれ別個の電話対応システム30を運営している場合でも、それぞれのあふれ呼を、それぞれの誘導先ウェブサイト41へ誘導することができる。
また、アドレス情報送信装置10において、1つのIVR処理システム20から通知された端末情報に基づき、第2のアドレス情報を生成してユーザ端末40へ通知する場合を例として説明したが、これに限定されるものではない。例えば、記憶部15の第1のアドレス情報において、これらIVR処理システム20で処理する電話対応システム30の電話番号ごとに誘導先ウェブサイト41の第1のアドレス情報を個別に設定しておけば、異なるIVR処理システム20からの端末情報に基づいて、それぞれのあふれ呼を、それぞれの誘導先ウェブサイト41へ誘導することができる。
10…アドレス情報送信装置、11…端末情報取得部、12…ユーザID生成部、13…アドレス情報生成部、14…アドレス情報送信部、15…記憶部、16…ログ収集部、17…行動履歴抽出部、18…処理制御部、20…IVR処理システム、21…接続処理部、22…起動判定部、23…端末判定部、24…IVR処理部、30…電話対応システム、31…受付端末、32…設定処理部、33…分析結果出力部、40…ユーザ端末、41…誘導先ウェブサイト、51…電話網、52…通信網、61〜63…通信回線。

Claims (8)

  1. ユーザ端末にウェブサイトのアドレス情報を送信するアドレス情報送信システムであって、
    前記ウェブサイトの第1のアドレス情報を記憶する記憶部と、
    ユーザが操作する前記ユーザ端末からの着信を受け付ける接続処理部と、
    前記接続処理部から前記着信に含まれる前記ユーザ端末の端末電話番号を取得し、当該端末電話番号に基づき当該ユーザ端末を識別するためのユーザIDを生成するユーザID生成部と、
    前記第1のアドレス情報に前記ユーザIDを付加することにより、前記ユーザ端末が前記ウェブサイトにアクセスするための第2のアドレス情報を生成するアドレス情報生成部と、
    前記第2のアドレス情報を前記ユーザ端末へ電子メッセージで送信するアドレス情報送信部と
    前記接続処理部が受け付けた前記着信に対して音声により自動応答し、当該着信を他の端末へ転送するIVR処理部を備え、
    前記アドレス情報送信部は、前記IVR処理部が前記着信を前記他の端末へ転送できない場合に、前記ユーザID生成部で生成された当該ユーザ端末の前記ユーザIDに基づき前記アドレス情報生成部で生成された前記第2のアドレス情報を、前記ユーザ端末へ送信する
    ことを特徴とするアドレス情報送信システム。
  2. 請求項1に記載のアドレス情報送信システムにおいて、
    前記ウェブサイトに対する個々のアクセスを記録したログ情報を当該ウェブサイトから収集するログ収集部と、
    収集した前記ログ情報から、前記ウェブサイトへのアクセスに用いられた前記第2のアドレス情報に含まれる前記ユーザIDを抽出し、当該ユーザIDごとに行動履歴を抽出する行動履歴抽出部と
    をさらに備えることを特徴とするアドレス情報送信システム。
  3. ユーザ端末からの着信に自動応答して当該ユーザ端末へ音声ガイダンスを送信するIVR処理システムと通信回線を介して接続されて、当該ユーザ端末への自動応答後に当該IVR処理システムから通知された当該ユーザ端末の端末情報に基づいて、当該ユーザ端末の誘導先となる誘導先ウェブサイトのアドレス情報を当該ユーザ端末へ電子メッセージで送信するアドレス情報送信装置であって、
    前記誘導先ウェブサイトの第1のアドレス情報を記憶する記憶部と、
    前記IVR処理システムから通知された前記端末情報に含まれる当該ユーザ端末の端末電話番号に基づき、当該ユーザ端末を識別するためのユーザIDを生成するユーザID生成部と、
    前記記憶部から取得した前記誘導先ウェブサイトの第1のアドレス情報に、前記ユーザID生成部で生成した前記ユーザIDを付加することにより、当該ユーザ端末から前記ウェブサイトへアクセスするための第2のアドレス情報を生成するアドレス情報生成部と、
    前記アドレス情報生成部で生成した前記第2のアドレス情報を前記ユーザ端末へ電子メッセージで送信するアドレス情報送信部と、
    前記誘導先ウェブサイトに対する個々のアクセスを記録したログ情報を当該誘導先ウェブサイトから収集するログ収集部と、
    前記ログ収集部で収集した前記ログ情報から、前記誘導先ウェブサイトへのアクセスに用いられた第2のアドレス情報を抽出し、当該第2のアドレス情報に含まれる前記ユーザIDごとに、前記ログ情報に記録されている個々のアクセスを分類することにより、前記ユーザ端末を使用する各ユーザに関する、前記IVR処理システムでの自動応答後の行動履歴を抽出する行動履歴抽出部とを備え
    前記アドレス情報送信部は、前記IVR処理システムが自動応答した前記着信を他の端末へ転送できない場合に、前記ユーザID生成部で生成された当該ユーザ端末の前記ユーザIDに基づき前記アドレス情報生成部で生成された前記第2のアドレス情報を、前記ユーザ端末へ送信する
    ことを特徴とするアドレス情報送信装置。
  4. 請求項3に記載のアドレス情報送信装置において、
    前記記憶部は、異なる着信先電話番号ごとに個別の第1のアドレス情報を記憶し、
    前記アドレス情報生成部は、前記記憶部に記憶されている前記第1のアドレス情報のうち、前記端末情報に含まれる前記着信の着信先電話番号と対応する第1のアドレス情報を、前記誘導先ウェブサイトの第1のアドレス情報として取得する
    ことを特徴とするアドレス情報送信装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載のアドレス情報送信装置において、
    前記記憶部は、異なる有効期間ごとに個別の第1のアドレス情報を記憶し、
    前記アドレス情報生成部は、前記記憶部に記憶されている前記第1のアドレス情報のうち、当該第1のアドレス情報を取得しようとする時点を含む有効期間と対応する第1のアドレス情報を、前記誘導先ウェブサイトの第1のアドレス情報として取得する
    ことを特徴とするアドレス情報送信装置。
  6. 請求項3〜請求項5のいずれか1つに記載のアドレス情報送信装置において、
    前記記憶部は、異なる選択IDごとに個別の第1のアドレス情報を記憶し、
    前記アドレス情報生成部は、前記記憶部に記憶されている前記第1のアドレス情報のうち、前記端末情報に含まれる前記ユーザ端末により選択された選択IDと対応する第1のアドレス情報を、前記誘導先ウェブサイトの第1のアドレス情報として取得する
    ことを特徴とするアドレス情報送信装置。
  7. ユーザ端末からの着信に自動応答して当該ユーザ端末へ音声ガイダンスを送信するIVR処理システムと通信回線を介して接続されて、当該ユーザ端末への自動応答後に当該IVR処理システムから通知された当該ユーザ端末の端末情報に基づいて、当該ユーザ端末の誘導先となる誘導先ウェブサイトのアドレス情報を当該ユーザ端末へ電子メッセージで送信するアドレス情報送信装置で用いられるアドレス情報送信方法であって、
    記憶部が、前記誘導先ウェブサイトの第1のアドレス情報を記憶する記憶ステップと、
    ユーザID生成部が、前記IVR処理システムから通知された前記端末情報に含まれる当該ユーザ端末の端末電話番号に基づき、当該ユーザ端末を識別するためのユーザIDを生成するユーザID生成ステップと、
    アドレス情報生成部が、前記記憶部から取得した前記誘導先ウェブサイトの第1のアドレス情報に、前記ユーザID生成ステップで生成した前記ユーザIDを付加することにより、当該ユーザ端末から前記ウェブサイトへアクセスするための第2のアドレス情報を生成するアドレス情報生成ステップと、
    アドレス情報送信部が、前記アドレス情報生成ステップで生成した前記第2のアドレス情報を前記ユーザ端末へ電子メッセージで送信するアドレス情報送信ステップと、
    ログ収集部が、前記誘導先ウェブサイトに対する個々のアクセスを記録したログ情報を当該誘導先ウェブサイトから収集するログ収集ステップと、
    行動履歴抽出部が、前記ログ収集ステップで収集した前記ログ情報から、前記誘導先ウェブサイトへのアクセスに用いられた第2のアドレス情報を抽出し、当該第2のアドレス情報に含まれる前記ユーザIDごとに、前記ログ情報に記録されている個々のアクセスを分類することにより、前記ユーザ端末を使用する各ユーザに関する、前記IVR処理システムでの自動応答後の行動履歴を抽出する行動履歴抽出ステップとを備え
    前記アドレス情報送信ステップは、前記IVR処理システムが自動応答した前記着信を他の端末へ転送できない場合に、前記ユーザID生成部で生成された当該ユーザ端末の前記ユーザIDに基づき前記アドレス情報生成部で生成された前記第2のアドレス情報を、前記ユーザ端末へ送信する
    ことを特徴とするアドレス情報送信方法。
  8. コンピュータを、請求項3〜請求項6のいずれか1つに記載のアドレス情報送信装置を構成する各部として機能させるためのプログラム。
JP2011278710A 2011-12-20 2011-12-20 アドレス情報送信装置、方法、およびプログラム Active JP5940805B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011278710A JP5940805B2 (ja) 2011-12-20 2011-12-20 アドレス情報送信装置、方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011278710A JP5940805B2 (ja) 2011-12-20 2011-12-20 アドレス情報送信装置、方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013131847A JP2013131847A (ja) 2013-07-04
JP5940805B2 true JP5940805B2 (ja) 2016-06-29

Family

ID=48909106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011278710A Active JP5940805B2 (ja) 2011-12-20 2011-12-20 アドレス情報送信装置、方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5940805B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6455975B2 (ja) * 2015-02-25 2019-01-23 株式会社ゼクウ 面接設定代行システム、面接設定代行方法及び面接設定代行プログラム
JP6705887B2 (ja) * 2016-03-15 2020-06-03 光徳 平田 コンピュータおよび情報処理方法
JP7332272B2 (ja) * 2018-01-05 2023-08-23 株式会社Kddiエボルバ 注文受付装置、注文受付方法、及びプログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3350656B2 (ja) * 2000-02-21 2002-11-25 株式会社博報堂 携帯電話機向けのurl通知装置
JP2003209632A (ja) * 2002-01-15 2003-07-25 Ntt Docomo Inc Url送信サーバ、url送信方法、url送信プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4750493B2 (ja) * 2005-07-20 2011-08-17 エイディシーテクノロジー株式会社 電話通信システム、電話装置及びプログラム
JP2010252093A (ja) * 2009-04-16 2010-11-04 Atsuo Otaguro サイト接続支援システムおよびサイト接続支援方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013131847A (ja) 2013-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10423958B2 (en) Method, apparatus and system for voice verification
US20090028306A1 (en) Multimodal network community system for rapid message transmission to multiple specific persons and method of controlling the same
JP5719409B2 (ja) アクセス管理システム及びアクセス管理方法
EP2679028B1 (en) Methods and apparatus for transmitting data
JP5876720B2 (ja) 案内画面表示装置、方法、およびプログラム
JP5940805B2 (ja) アドレス情報送信装置、方法、およびプログラム
JP2016139931A (ja) アクセス管理システム及びアクセス管理方法
JP5628865B2 (ja) 発呼支援装置、プログラム、および方法
KR101641166B1 (ko) 레터링 서비스 제공 장치 및 방법
JP6279872B2 (ja) 呼制御サーバ、呼制御方法及びコンピュータプログラム
JP2010165189A (ja) 広告提供装置、端末装置、広告提供方法、及びプログラム
JP6830291B1 (ja) メッセージ通信方法及びプログラム
KR20120049455A (ko) 소셜 네트워킹 서비스 통신망으로 메시지를 전송하는 방법 및 장치
KR100950695B1 (ko) 통화와 푸시형 웹 서비스를 제공하는 방법 및 그에 따른voip 단말기, 시스템
US8588397B2 (en) Communication control system, communication control method, and recording medium including communication control program
CN102938810A (zh) 实现快速拨号的方法及系统
JP2009253960A (ja) 情報配信装置、情報配信方法、情報配信プログラム、及び情報配信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
KR100738208B1 (ko) 통화중인 상대방과의 통신정보를 제공하는 방법 및서비스제공서버
JP2015204090A (ja) 電話番号を用いてサーバと端末との間でセキュアリンクを確立する方法、装置及びプログラム
KR20090118900A (ko) 추천 마케팅 서비스 제공방법 및 그 시스템
JP2016158049A (ja) 窓口電話番号にかかってくる電話に係員が応答して通話内容に基づく確認文書を作成して相手に知らせるコンピューティング
JP4703597B2 (ja) 呼制御システム、呼制御方法、呼接続要求処理装置、及びプログラム
KR101713968B1 (ko) 고객 관리 시스템 및 이를 이용한 고객 관리 서비스 제공 방법
KR20110103556A (ko) 사용자 통화내역 제공 시스템 및 그 방법
KR101106326B1 (ko) 착신 단말기 전화번호에 매칭된 서브 착신 단말기로 통신 연결을 수행하는 통신 처리 서버 및 그 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160519

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5940805

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250