JP5940365B2 - タッチパネル - Google Patents
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Description
図6に示されるように、本発明の実施形態に係るタッチパネル10は、可視光に対して透明なガラスを矩形状に形成した第一基板の一例としての第1の基板14と、第1の基板14に対向して配置され、第1の基板14と同様に可視光に対して透明なガラスを矩形状に形成し、パネル長手方向において第1の基板14より長くされた第二基板の一例としての第2の基板18と、を備えている。この第2の基板18については、液晶表示装置と組み合わされた際に表面側となるように配置され、使用時にユーザより押圧される側となる。このため、第2の基板18の板厚は、第1の基板14の板厚よりも薄くされて変形し易くなっている。
次に、パネル長手方向(第一方向の一例)におけるタッチパネル10の押圧部位を検出するために用いられる検出部材の一例としての検出構造26について説明する。
次に、パネル短手方向(第二方向の一例)におけるタッチパネル10の押圧部位を検出するために用いられる構造等について説明する。
図1、図6に示されるように、第1の基板14に対してパネル長手方向の一方側(図中右側)には、パネル短手方向に延びる実装基板30が備えられる。そして、この実装基板30、並びに後述する発光素子32及び受光素子34は第2の基板18に対して第1の基板14側に配置されている。また、実装基板30は第1の基板14よりも薄くされ、実装基板30の表面30A(第2の基板18側を向いた面)が第1の透明電極12の表面と、パネル板厚方向において同様の位置になるように実装基板30が配置されている。そして、実装基板30の表面30A及び裏面30Bには、絶縁膜、配線、デバイス等が積層されて構成されている。
発光部材28は、光を出射する発光素子32と、この発光素子32が出射した光を反射する反射部材38とを備えている。
実装基板30の裏面30Bにおいて、実装基板30の長手方向の中央側には、図4(B)に示されるように、赤外線LED等により構成される発光素子32が1個実装されている。発光素子32は、図1に示されるように、第1の基板14の一端面14Aに対向するように配置されている。そして、発光素子32から出射された赤外線L(以下単に「光L」と記載する)は、図1、図5に示されるように、第1の基板14の一端面14Aから入射し、パネル短手方向に拡散(拡散光)すると共に、第1の基板14の他端面14Bから出射するようになっている。
図1、図6に示されるように、第1の基板14に対してパネル長手方向の他方側(図中左側)には、発光素子32から出射されて第1の基板14の他端面14Bから出射した光Lを反射する反射部材38が備えられている。そして、この反射部材38は、第2の基板18に対して第1の基板14側に配置されている。また、この反射部材38は、図1、図5に示されるように、第1の基板14の他端面14Bから出射した光Lを、先ずパネル板厚方向における第2の基板18側に反射し、次に第1の基板14と第2の基板18と間を通るようにパネル短手方向の各部でパネル長手方向に反射するようになっている。つまり、パネル短手方向に拡散した拡散光Lは、反射部材38によってパネル長手方向に沿う平行光Lとされるようになっている。
一方、実装基板30の表面30Aには、図4(A)に示されるように、パネル短手方向に沿うように一列に配置されると共に、赤外線フォトトランジスタ等により構成された複数の受光部材の一例としての受光素子34が等間隔に実装されている。
次に、第1の基板14及び第2の基板18のパネル長手方向の端部(端縁)を支持する支持部材56、62について説明する。
次に、タッチパネル10の作用及び効果について説明する。タッチパネル10は、例えば、図示せぬ液晶表示装置にタッチパネル10の第1の基板14側を重ねることで用いられる。
14 第1の基板(第一基板の一例)
14A 一端面
14B 他端面
18 第2の基板(第二基板の一例)
26 検出構造(検出部材の一例)
28 発光部材
32 発光素子
34 受光素子(受光部材の一例)
38 反射部材
Claims (3)
- 第一基板と、
前記第一基板の板面と対向するように配置された第二基板と、
前記第二基板の板面の一部が外部より押圧されて押圧部位が前記第一基板側に変形することで、前記第一基板の板面に沿った第一方向における前記押圧部位を抵抗膜方式により検出する検出部材と、
前記第二基板に対して前記第一基板側に配置され、前記第二基板における前記第一基板側の板面に沿うように前記第一方向に向けて光を出射する発光部材と、
前記第二基板に対して前記第一基板側で、前記第一方向と交差する第二方向に沿って並べられ、前記発光部材から出射された光を受光する複数の受光部材と、
を備えるタッチパネル。 - 前記第一基板は、一端面と、前記一端面に対して反対側の他端面と、を備え、
発光部材は、
光が前記一端面から入射して、前記他端面から出射するように配置された発光素子と、
前記第二基板に対して前記第一基板側に配置され、前記他端面から出射した光を反射して、前記第一基板と前記第二基板との間を通るように前記第一方向に折り返す反射部材と、を備え、
前記受光部材は、前記反射部材によって前記第一方向に折り返された光を受光するように配置される請求項1に記載のタッチパネル。 - 前記発光部材は、前記第二方向に拡散する拡散光を出射し、
前記反射部材は、前記発光部材から出射された拡散光を平行光として折り返す請求項2に記載のタッチパネル。
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