JP5939924B2 - コネクタ用工具 - Google Patents

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本発明は、回路基板等に取付けられたコネクタに相手コネクタを嵌合させるための工具に関する。
電気機器や電子機器等には外部との接続(信号のやり取り)のためにコネクタが使用されていて、コネクタには互いに対となる嵌合相手がある。例えば、回路基板と外部機器を接続するためには、回路基板に取付けられた第一コネクタと、電線の先端に取り付けられた第一コネクタの嵌合相手である第二コネクタと、を嵌合させる作業が必要になる。前記コネクタ同士の嵌合は手で前記第二コネクタを持って、前記第一コネクタに嵌め込んで(嵌合させて)いた。
近年、市場からの要求等によりコネクタの小型化がなされているが、コネクタの小型化に伴い前述の嵌合作業の作業性が悪くなっており、その改善策として、例えば特許文献1(図5及び段落「0040」〜「0044」等)のような専用の工具を使用しての作業について開示されている。
特開2006−004791号
しかしながら、特許文献1の工具を用いて第二コネクタを第一コネクタに嵌合させる場合、その構造上、第二コネクタを第一コネクタと嵌合できる位置に精度良く合わせる必要がある。精度良く位置合わせをしないと、前記コネクタ同士の嵌合ができず、位置合わせができないまま嵌合すると、前記コネクタ同士の破損に繋がる。さらに、コネクタが小型であるほど位置合わせが困難となりスムーズな嵌合作業ができないため、作業効率が悪化してしまうという問題点がある。
そこで、本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、嵌合作業の際に精度の高い位置合わせを必要とせず容易に位置合わせができ、コネクタ同士の破損等がなく、簡単に嵌合することができるコネクタ用工具を提供する。
本発明の目的は、請求項1記載のように、回路基板に取付けられた第一コネクタに嵌合相手である電線に取付けられた第二コネクタを嵌合させる際に使用するコネクタ用工具において、前記第二コネクタを把持する把持突起と押込部材の制御部が当接する制御当接部と押圧部材への取付手段と開閉手段とを有する分割構造の把持部材と、前記押込部材への装着手段と前記第二コネクタを前記第一コネクタへ嵌合させる際に前記第二コネクタを押圧する押圧部と前記把持部材の取付手段とを有する押圧部材と、前記押圧部材の装着手段と前記把持部材の制御当接部に当接する制御部とを有する押込部材と、を備え、前記第二コネクタを前記第一コネクタへ嵌合させる際に前記第一コネクタへガイドする傾斜状のガイド部を前記把持突起に設け、前記押圧部材が前記押込部材に前記第二コネクタの挿抜方向に移動可能に装着され、前記把持部材の制御当接部の形状と前記押込部材の制御部の形状と前記押込部材の押込量により前記把持部材の開閉を制御し、前記押込部材を押し込むことで前記把持部材が開き、前記押圧部材の押圧部により前記第二コネクタが押圧され、前記第二コネクタを前記第一コネクタに嵌合させることを特徴とするコネクタ用工具により達成できる。
請求項2記載のコネクタ用工具は、前記把持部材の開閉手段は、前記押圧部材に対してスライドして開閉する機構であることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ用工具にある。
請求項3記載のコネクタ用工具は、前記把持部材の開閉手段は、前記把持部材に凸部または凹部を設け、前記押圧部材の前記把持部材の凸部または凹部に対応する位置に凹部または凸部を設け、前記凸部と前記凹部とが嵌り合い、前記押圧部材に対してスライドして開閉する機構であり、同時に取付手段として前記凸部と前記凹部とが嵌り合うことにより前記把持部材が前記押圧部材へ取り付けられることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ用工具にある。
請求項4記載のコネクタ用工具は、前記把持部材の開閉手段は、前記押圧部材に対して回動して開閉する機構であることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ用工具にある。
請求項5記載のコネクタ用工具は、前記把持部材の把持突起には、前記第二コネクタを把持するために前記第二コネクタに合致する形状の箇所が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ用工具にある。
請求項6記載のコネクタ用工具は、前記押圧部材の前記押込部材への装着手段が、前記押込部材に内部空間を設け該内部空間に前記押圧部材を装着する手段であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコネクタ用工具にある。
本発明によれば、コネクタ用工具の把持部材の把持突起に傾斜状のガイド部を設けることで、コネクタ同士(第一コネクタ及び第二コネクタ)の嵌合作業の際に精度の高い位置合わせを必要とせず容易に位置合わせができ、コネクタの破損がなく、簡単にコネクタ同士を嵌合することができる。さらに、把持部材の制御当接部の形状と押込部材の制御部の形状と押込部材の押込量により把持部材の開閉を制御できるので、嵌合作業の際に把持部材がコネクタに干渉することがなく、また、作業を終えた後に自動的に初期状態に戻るような機構とすることで、初期位置に戻すという動作が不要なコネクタ用工具を提供できる。
本発明によるコネクタ用工具(実施形態1)における、第二コネクタを把持した状態の平面図である。(回路基板は省略) 本実施形態1のコネクタ用工具の先端付近を拡大した斜視図である。 本実施形態1のコネクタ用工具の中心断面図であり、(a)は初期状態、(b)は押込状態を表している。 本実施形態1のコネクタ用工具を使用して嵌合作業を行う様子を(a),(b),(c),(d),(e)の順で表した平面図である。(回路基板は省略) 本実施形態1の2つに分割された片側の把持部材の斜視図であり、(a),(b)はそれぞれ別方向から見たものである。 本実施形態1の押圧部材の斜視図である。 本実施形態1の押込部材の斜視図である。 本発明によるコネクタ用工具(実施形態2)における、第二コネクタを把持した状態の平面図である。(回路基板は省略) 本実施形態2のコネクタ用工具の先端付近を拡大した斜視図である。 本実施形態2のコネクタ用工具の中心断面図であり、(a)は初期状態、(b)は押込状態を表している。 本実施形態2のコネクタ用工具を使用して嵌合作業を行う様子を(a),(b),(c),(d)の順で表した平面図である。(回路基板は省略) 本実施形態2の2つに分割された片側の把持部材の斜視図であり、(a),(b)はそれぞれ別方向から見たものである。 本実施形態2の押圧部材の斜視図である。 本実施形態2の押込部材の斜視図である。
図に基づいて、本発明の実施形態について以下に説明する。
(実施形態1)
図1〜図7に本実施形態1のコネクタ用工具10を示している。該コネクタ用工具10は、把持部材11と押圧部材13と押込部材15と、を主たる構成部材として有する。以下、それぞれについて説明する。
まず、前記把持部材11について説明する。前記把持部材11は金属であり、公知技術の切削加工や鋳造によって製作され、この材料としては、耐衝撃性や耐摩耗性や寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的には鋼やステンレス鋼や銅合金等を挙げることができる。また、プラスチックでもよく、前記プラスチックは公知技術の射出成形や切削加工によって製作され、この材料としては、耐衝撃性や耐摩耗性や寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やポリフェニレンサルファイド(PPS)やポリエチレン(PE)やこれらの合成材料等を挙げることができる。
前記把持部材11は分割構造として2つに分割された構造であり、互いを連接させるために用いる外部コイルばね用ピン118を挿入するためのピン用孔119と、前記押圧部材13に取り付けスライド移動するためのスライド凸部116と、第二コネクタ32を把持するための把持突起111と、前記第二コネクタ32が収まる把持空間113と、コネクタ同士を嵌合させる際に前記押込部材15の制御部152が当接する制御当接部114と、を有する。
また、前記把持部材11の一部は前記押圧部材13を挟み込むような形状であり、その向かい合う両面の内側には、前記押圧部材13のスライド凹部139に入り前記2分割された把持部材11が互いに開閉する方向にスライド可能なように、スライド凸部116が設けられている。なお、凹部と凸部が逆に配置されても構わない。また、前記把持部材11の向かい合う両面には前記外部コイルばね用ピン118を挿入する前記ピン用孔119が設けられている。
また、前記2分割されたそれぞれの把持部材11のピン用孔119に挿入された前記外部コイルばね用ピン118に金属製でコイル状の外部コイルばね117を係止することで、前記2分割された把持部材11を常に互いに閉じる方向に付勢して一体化させている。なお、本実施形態1では前述のように前記2分割された把持部材11を常に互いに閉じる方向に付勢して一体化させているが、その目的を果たせればどのようなものであっても構わない。
また、前記把持部材11の制御当接部114は、押込部材15が押し込まれた際に該押込部材15の制御部152が当接する箇所であり、前記制御部152の形状と前記制御当接部114の形状と前記押込部材15の押込状態により前記2分割された把持部材11の開閉状態を変化させることができる。
また、把持部材11には、前記第二コネクタ32を把持する時に前記第二コネクタ32が収まる把持空間113が設けられている。
また、前記2分割されたそれぞれの把持部材11には、前記第二コネクタ32を把持する把持突起111が設けられている。前記把持突起111には前記第一コネクタ31が通過可能な大きさの嵌合孔115が設けられている。また、前記把持突起111には前記第二コネクタ32を確実に把持するために、前記第二コネクタ32と合致する形状の箇所が設けられている。本実施形態1における前記第二コネクタ32の形状は略円形であるため、それに合致するように円弧状の切り欠きが設けられている。
また、前記2分割されたそれぞれの把持部材11の把持突起111には傾斜状のガイド部112が設けられている。前記ガイド部112は前記第二コネクタ32の中心を前記第一コネクタ31の中心に向かって誘導させるような傾斜としているため、前記第二コネクタ32の中心は前記第一コネクタ31の中心へと誘導され前記第二コネクタ32が前記第一コネクタ31に正しく嵌合できる位置へと位置合わせを行うことができる。つまり、前記ガイド部112の役割は、前記第二コネクタ32を前記第一コネクタ31に嵌合させる際、コネクタ同士の位置合わせが容易となるように誘いとして設けられたものであり、これが本願発明のポイント(第一のポイント)となる部分である。
次に、押圧部材13について説明する。前記押圧部材13は金属であり、公知技術の切削加工や鋳造によって製作され、この材料としては、耐衝撃性や耐摩耗性や寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的には鋼やステンレス鋼や銅合金等を挙げることができる。また、プラスチックでもよく、前記プラスチックは公知技術の射出成形や切削加工によって製作され、この材料としては、耐衝撃性や耐摩耗性や寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やポリフェニレンサルファイド(PPS)やポリエチレン(PE)やこれらの合成材料等を挙げることができる。
前記押圧部材13は、略円柱形状である後方部131と、前記後方部131より直径の大きい略円柱形状である中間部132と、略直方体形状である前方部133と、を一直線上に有する。
また、前記押圧部材13は、押込部材15の内部空間153を往復移動可能に装着される構造であり、前記押込部材15により押圧されることで前記前方部133の先端に設ける押圧部138が前記第二コネクタ32を押圧しコネクタ同士を嵌合させる。また、前記コネクタ同士を嵌合させる際に前記把持部材11が前記コネクタに干渉することを防止するための機構の一部であるスライド凹部139を備える。
前記後方部131は略円柱形状であり、前記押込部材15の内部空間153をスムーズに移動可能な大きさに形成されている。前記後方部131の後方面134は、常に内部コイルばね171により前記内部空間153から外部方向へ付勢されている。つまり、押圧部材13全体は常に前記押込部材15の内部空間153から外部方向へ付勢されている。
前記中間部132は略円柱形状であり、前記押込部材15の内部空間153をスムーズに移動可能、かつ、前記押込部材15を押圧しまた押圧される構造とするため前記後方部131より直径の大きい略円柱形状に形成されている。前記中間部132の、前記後方部131との段差となる面を中間部後方面135、前記前方部133との段差となる面を中間部前方面136とする。また、コネクタ用工具10を使用していない初期状態では、内部コイルばね171により前記押圧部材13全体が前記押込部材15の内部空間153から外部方向に付勢され、前記中間部前方面136と前記押込部材15の第三内部空間面156が当接した状態である(図3(a)参照)。押込部材15を押し込んでいくと、中間部後方面135と前記押込部材15の第二内部空間面155が当接する(図3(b)参照)。
前記前方部133は略直方体形状であり、コネクタ同士を嵌合させる際に前記第二コネクタ32を押圧する押圧部138と、前記把持部材11のスライド凸部116に対応するスライド凹部139が設けられている。
前記押圧部138は、前記前方部133の先端に設けられ、前記コネクタ同士を嵌合させる際に前記第二コネクタ32を押圧する。前記押圧部138の形状はコネクタを押圧し易い形状であればよく、本実施例1では四角形の平面形状としている。
前記スライド凹部139は、前記前方部133の先端付近の断面長手方向両面に、前記把持部材11のスライド凸部116に対応するように設けられている。このスライド凹部139に沿って前記把持部材11がスライド可能となる。なお、凹部と凸部を逆の配置としても構わない。また、前記スライド凹部139は、前記前方部133に平面略V字形状に形成されているが、これは、前記第二コネクタ32を前記第一コネクタ31に嵌合させる際、把持部材11が前記コネクタに干渉しない方向に逃げ易くするためにこのように形成されたものである。コネクタの形状や大きさ等を考慮し、例えば一直線状やその他の形状に形成してもよい。
次に、押込部材15について説明する。前記押込部材15は金属であり、公知技術の切削加工や鋳造によって製作され、この材料としては、耐衝撃性や耐摩耗性や寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的には鋼やステンレス鋼や銅合金等を挙げることができる。また、プラスチックでもよく、前記プラスチックは公知技術の射出成形や切削加工によって製作され、この材料としては、耐衝撃性や耐摩耗性や寸法安定性や加工性やコスト等を考慮して適宜選択するが、一般的にはポリブチレンテレフタレート(PBT)やポリアミド(66PA、46PA)や液晶ポリマー(LCP)やポリカーボネート(PC)やポリフェニレンサルファイド(PPS)やポリエチレン(PE)やこれらの合成材料等を挙げることができる。
前記押込部材15は、略円柱形状である本体部151と、前記把持部材11の開閉を制御する制御部152と、前記本体部151内に内部空間153とを有する。前記内部空間153を前記押圧部材13が往復移動可能に装着される構造であり、前記押込部材15により前記押圧部材13を押圧することで前記第二コネクタ32を押圧しコネクタ同士を嵌合させることができる。
前記本体部151は略円柱形状であり、内部には前記押圧部材13を装着する内部空間153が設けられている。前記本体部151における、前記内部空間153の開口部の反対側の面を第一内部空間面154とし、前記押圧部材13の中間部後方面135と対向し当接する箇所を第二内部空間面155とし、前記押圧部材13の中間部前方面136と対向し当接する箇所を第三内部空間面156とする。
前記制御部152は、前記押圧部材13を挟み込むような略コ字形状であり、概ね先端に向かって先細りの形状である。前記制御部152は、前記把持部材11の制御当接部114に当接して前記把持部材11を開閉させる機能を有し、その形状や押込み量により開閉状態を変化させることができる。
前記内部空間153は、前記押圧部材13が前記押込部材15の内部を移動可能に装着されるように設けられた空間であり、形状や大きさは前記押圧部材13がスムーズに移動可能となるようなものとする。
また、前記押込部材15は、前述のように前記内部空間153に前記押圧部材13を装着するため、前記押圧部材13を装着できるような分割可能な構造である。
また、前記第一内部空間面154と前記後方面134との間の内部空間153には金属製でコイル状の内部コイルばね171が配置され、該内部コイルばね171は前記押圧部材13を前記押込部材15の内部空間153から外部方向に付勢している。コネクタ用工具10を使用していない初期状態では前記第三内部空間面156と前記中間部前方面136が当接した状態であり(図3(a)参照)、押込部材15を押し込んでいくと、前記第二内部空間面155と前記中間部後方面135が当接する(図3(b)参照)。
次に、本実施形態1のコネクタ用工具10を使用して電線の先端に取り付けられた第二コネクタ32を回路基板に取付けられた第一コネクタ31に嵌合させる方法について、図2,図3及び図4を用いて説明する。但し、前記電線及び前記回路基板は図示していない。
まず、前記コネクタ用工具10の使用前の初期状態では、図3(a)の断面図に示すように、前記押込部材15の内部空間153に配置された内部コイルばね171により前記押圧部材13が図の下部方向へ付勢されていて、前記押圧部材13の中間部前方面136が押込部材15の第三内部空間面156に当接した状態で保持されている。
この初期状態の時に、電線の先端に取り付けられた前記第二コネクタ32を前記把持部材11の把持空間113に図3の正面方向または背面方向から挿入する(図4では背面方向から挿入している)。前記第二コネクタ32を把持空間113に挿入していくと、前記第二コネクタ32は前記把持突起111に当接する。さらに挿入していくと、前記把持部材11が開き、前記第二コネクタ32が前記把持突起111の当接箇所を乗り越える。そして、前記把持突起111には前記第二コネクタ32と合致する形状の箇所が設けられているため、前記第二コネクタ32は前記把持突起111に保持され、前記把持部材11は閉じた状態に戻る。これで、図4(a)に示すように、前記第二コネクタ32の把持空間113への挿入が完了となる。
次に、前記第二コネクタ32を前記第一コネクタ31へ位置合わせを行う。回路基板上に取り付けられた前記第一コネクタ31に前記コネクタ用工具10の把持部材11の先端を近づけていく。この時、前記第二コネクタ32の中心が前記第一コネクタ31の中心と合っている場合には、前記第一コネクタ31をそのまま嵌合孔115に通し嵌合させることができる。一方、前記第二コネクタ32の中心が前記第一コネクタ31の中心とずれている場合は、前記把持部材11の把持突起111に傾斜状に設けられたガイド部112が前記第一コネクタ31の嵌合面側に当接する。図2に示すように前記ガイド部112は前記第二コネクタ32の中心を前記第一コネクタ31の中心に向かって誘導させるような傾斜としているため、前記第二コネクタ32の中心は前記第一コネクタ31の中心へと誘導され、前記第二コネクタ32が前記第一コネクタ31に正しく嵌合できる位置へと位置合わせを行うことができる。前記コネクタ用工具10を押し込んでいくと、前記第一コネクタ31は嵌合孔115を通り、図4(b)に示すように、前記第二コネクタ32と軽く嵌合した状態となる。
さらに前記コネクタ用工具10を押し込んでいくと、前記押圧部材13に対して前記押込部材15だけが図の下部方向へ移動していく。その移動の途中で、図4(c)に示すように、前記押込部材15の制御部152が前記把持部材11の制御当接部114に当接する。
さらに前記コネクタ用工具10を押し込んでいくと、前記押込部材15の制御部152と前記把持部材11の制御当接部114との当接作用により、2つに分割された前記把持部材11が前記押圧部材13のスライド凹部139に沿って開く方向へスライドしていく。さらに押し込んでいくと、図3(b)の断面図に示すように、前記押込部材15の第二内部空間面155が前記押圧部材13の中間部後方面135に当接する。この時、把持部材11は最大に開いた状態であり、図4(d)に示すように、前記第二コネクタ32は前記把持部材11の把持から解放された状態となる。
さらに前記コネクタ用工具10を押し込んでいくと、前記押込部材15の第二内部空間面155は前記押圧部材13の中間部後方面135に常に当接しているため、前記押込部材15と前記押圧部材13は同調しながら図の下部方向へ移動し、前記押圧部材13の押圧部138により前記第二コネクタ32が押圧され、図4(e)に示すように、前記第二コネクタ32が前記第一コネクタ31へと完全に嵌合される。これで作業が終了となる。
また、本願発明のコネクタ用工具10においては、コネクタ嵌合時にコネクタと把持部材11が互いに干渉しないような機構とすることもポイント(第二のポイント)であり、使用するコネクタに合わせて適切なタイミングで把持部材11が開くように各部材の位置や形状等の微調整が必要である。
また、前述の作業終了後に、図の下部の方向へ押し込んでいる力を解放すると、前記内部コイルばね171及び前記外部コイルばね117が変形した状態から元の状態へと戻るため、前記コネクタ用工具10の全ての部材は図3(a)のような初期状態へと戻る。このように、作業を終えた後に自動的に初期状態に戻るような機構としたことも本願発明のコネクタ用工具10のポイント(第三のポイント)である。
(実施形態2)
図8〜図14に本実施形態2のコネクタ用工具20を示している。該コネクタ用工具20は、把持部材21と押圧部材23と押込部材25と、を主たる構成部材として有する。以下、それぞれについて説明する。把持部材21、押圧部材23及び押込部材25の材料についての説明は実施形態1と同様のため省略する。
まず、前記把持部材21について説明する。前記把持部材21は分割構造として2つに分割された構造であり、前記押圧部材23に回動可能に取り付けるための回動軸用ピン220を挿入するピン用孔221と、第二コネクタ32を把持するための把持突起211と、前記第二コネクタ32が収まる把持空間213と、コネクタ同士を嵌合させる際に前記押込部材25の制御部252が当接する制御当接部214と、を有する。
また、前記把持部材21の一部は前記押圧部材23を挟み込むような形状であり、その向かい合う両面には、前記回動軸用ピン220を挿入する前記ピン用孔221が設けられている。
前記把持部材21の制御当接部214は、押込部材25の制御部252が当接する箇所であり、前記制御部252の形状と前記制御当接部214の形状と前記押込部材25の押込状態により前記2分割された把持部材21の開閉状態を変化させることができる。
また、把持部材21には、前記第二コネクタ32を把持する時に前記第二コネクタ32が収まる把持空間213が設けられている。
また、前記2分割されたそれぞれの把持部材21には、前記第二コネクタ32を把持する把持突起211が設けられている。前記把持突起211には前記第一コネクタ31が通過可能な大きさの嵌合孔215が設けられている。また、前記把持突起211には前記第二コネクタ32を確実に把持するために、前記第二コネクタ32と合致する形状の箇所が設けられている。本実施形態2における前記第二コネクタ32の形状は略円形であるため、それに合致するように円弧状の切り欠きが設けられている。
また、前記2分割されたそれぞれの把持部材21の把持突起211には傾斜状のガイド部212が設けられている。前記ガイド部212は前記第二コネクタ32の中心を前記第一コネクタ31の中心に向かって誘導させるような傾斜としているため、前記第二コネクタ32の中心は前記第一コネクタ31の中心へと誘導され前記第二コネクタ32が前記第一コネクタ31に正しく嵌合できる位置へと位置合わせを行うことができる。つまり、前記ガイド部212の役割は、前記第二コネクタ32を前記第一コネクタ31に嵌合させる際、コネクタ同士の位置合わせが容易となるように誘いとして設けられたものであり、これが本願発明のポイント(第一のポイント)となる部分である。
次に、押圧部材23について説明する。前記押圧部材23は、略円柱形状である後方部231と、前記後方部231より直径の大きい略円柱形状である中間部232と、略直方体形状である前方部233と、を一直線上に有する。
また、前記押圧部材23は、押込部材25の内部空間253を往復移動可能に装着される構造であり、前記押込部材25により押圧されることで前記前方部233の先端に設ける押圧部238が前記第二コネクタ32を押圧しコネクタ同士を嵌合させる。
前記後方部231は略円柱形状であり、前記押込部材25の内部空間253をスムーズに移動可能な大きさに形成されている。前記後方部231の後方面234は、常に内部コイルばね271により前記内部空間253から外部方向へ付勢されている。つまり、押圧部材23全体は常に前記押込部材25の内部空間253から外部方向へ付勢されている。
前記中間部232は略円柱形状であり、前記押込部材25の内部空間253をスムーズに移動可能、かつ、前記押込部材25を押圧しまた押圧される構造とするため前記後方部231より直径の大きい略円柱形状に形成されている。前記中間部232の、前記後方部231との段差となる面を中間部後方面235、前記前方部233との段差となる面を中間部前方面236とする。また、コネクタ用工具20を使用していない初期状態では、内部コイルばね271により前記押圧部材23全体が前記押込部材25の内部空間253から外部方向に付勢されている(図10(a)参照)。押込部材25を押し込んでいくと、中間部後方面235と前記押込部材15の第二内部空間面255が当接する。(図10(b)参照)
前記前方部233は略直方体形状であり、コネクタ同士を嵌合させる際に前記第二コネクタ32を押圧する押圧部238と、前記把持部材21を回動可能に取り付けるための回動軸用ピン220を挿入するピン用孔240と、前記把持部材21を適切な初期位置にするための押さえ突起241が設けられている。
前記押圧部238は、前記前方部233の先端に設けられ、前記コネクタ同士を嵌合させる際に前記第二コネクタ32を押圧する。前記押圧部238の形状はコネクタを押圧し易い形状であればよく、本実施例2では四角形の平面形状としている。
前記ピン用孔240と押さえ突起241は前記把持部材21の取り付けに関するものである。前記ピン用孔240は、前記前方部233の先端付近に2箇所設けられ、2つに分割された前記把持部材21各々に対応している。前記ピン用孔240の位置と前記把持部材21のピン用孔221の位置を合致させ前記回動軸用ピン220を挿入することで、前記把持部材21が前記押圧部材23に回動可能に取り付けられる。また、押さえ突起241は、回動可能に取り付けられた前記把持部材21が内側方向へ倒れ過ぎずに適切な初期位置となるように押さえとして設けられたものであり、前記前方部233の前方面237に適宜配置される。
次に、押込部材25について説明する。前記押込部材25は、略円柱形状である本体部251と、前記把持部材21の開閉を制御する制御部252と、前記本体部251内に内部空間253とを有する。前記内部空間253を前記押圧部材23が往復移動可能に装着される構造であり、前記押込部材25により前記押圧部材23を押圧することで前記第二コネクタ32を押圧しコネクタ同士を嵌合させることができる。
前記本体部251は略円柱形状であり、内部には前記押圧部材23を装着する内部空間253が設けられている。前記本体部251における、前記内部空間253の開口部の反対側の面を第一内部空間面254とし、前記押圧部材23の中間部後方面235と対向し当接する箇所を第二内部空間面255とし、前記押圧部材23の中間部前方面236と対向する箇所を第三内部空間面256とする。
前記制御部252は、前記押圧部材23を挟み込むような略コ字形状であり、前記略コ字形状に向かい合う片側は概ね先端に向かって先細りの形状であり、もう片側は先端に向かって幅が狭くなった後に幅が拡がる形状である。前記制御部252は、前記把持部材21の制御当接部214に当接して前記把持部材21を開閉させる機能を有し、その形状や押込み量により開閉状態を変化させることができる。また、前述の幅が拡がる形状の箇所を設ける大きな理由は、嵌合作業を終えた後に前記把持部材21を初期位置へ戻すための役割としてである。また、前記第二コネクタ32を前記把持空間213に挿入する際の奥方向の押さえとしての役割と、押さえ突起241と同様に前記把持部材21が内側方向へ倒れ過ぎずに適切な初期位置となるような押さえとしての役割も兼ね備えている。
前記内部空間253は、前記押圧部材23が前記押込部材25の内部を移動可能に装着されるように設けられた空間であり、形状や大きさは前記押圧部材23がスムーズに移動
可能となるようなものとする。
また、前記押込部材25は、前述のように前記内部空間253に前記押圧部材23を装着するため、前記押圧部材23を装着できるような分割可能な構造である。
また、前記第一内部空間面254と前記後方面234との間の内部空間253には金属製でコイル状の内部コイルばね271が配置され、該内部コイルばね271は前記押圧部材23を前記押込部材25の内部空間253から外部方向に付勢している。コネクタ用工具10を使用していない初期状態(図10(a)参照)から押込部材25を押し込んでいくと、前記第二内部空間面255と前記中間部後方面235が当接する(図10(b)参照)。
次に、本実施形態2のコネクタ用工具20を使用して電線の先端に取り付けられた第二コネクタ32を回路基板に取付けられた第一コネクタ31に嵌合させる方法について、図9,図10及び図11を用いて説明する。但し、前記電線及び前記回路基板は図示していない。
まず、前記コネクタ用工具20の使用前の初期状態では、図10(a)の断面図に示すように、前記押込部材25の内部空間253に配置された内部コイルばね271により前記押圧部材23が図の下部方向へ付勢された状態で保持されている。
この初期状態の時に、電線の先端に取り付けられた前記第二コネクタ32を前記把持部材21の把持空間213に図11の背面方向から挿入する。前記第二コネクタ32を把持空間213に挿入していくと、前記第二コネクタ32は前記把持突起211に当接する。さらに挿入していくと、前記把持部材21が開き、前記第二コネクタ32が前記把持突起211の当接箇所を乗り越える。そして、前記把持突起211には前記第二コネクタ32と合致する形状の箇所が設けられているため、前記第二コネクタ32は前記把持突起211に保持され、前記把持部材21は閉じた状態に戻る。これで、図11(a)に示すように、前記第二コネクタ32の把持空間213への挿入が完了となる。
次に、前記第二コネクタ32を前記第一コネクタ31へ位置合わせを行う。回路基板上に取り付けられた前記第一コネクタ31に前記コネクタ用工具20の把持部材21の先端を近づけていく。この時、前記第二コネクタ32の中心が前記第一コネクタ31の中心と合っている場合には、前記第一コネクタ31をそのまま嵌合孔215に通し嵌合させることができる。一方、前記第二コネクタ32の中心が前記第一コネクタ31の中心とずれている場合は、前記把持部材21の把持突起211に傾斜状に設けられたガイド部212が前記第一コネクタ31の嵌合面側に当接する。図9に示すように前記ガイド部212は前記第二コネクタ32の中心を前記第一コネクタ31の中心に向かって誘導させるような傾斜としているため、前記第二コネクタ32の中心は前記第一コネクタ31の中心へと誘導され、前記第二コネクタ32が前記第一コネクタ31に正しく嵌合できる位置へと位置合わせを行うことができる。前記コネクタ用工具20を押し込んでいくと、前記第一コネクタ31は嵌合孔215を通り、図11(b)に示すように、前記第二コネクタ32と軽く嵌合した状態となる。
さらに前記コネクタ用工具20を押し込んでいくと、前記押込部材25の制御部252と前記把持部材21の制御当接部214との当接作用により、2つに分割された前記把持部材21がピン用孔221を中心軸として開く方向へ回動していく。さらに押し込んでいくと、図10(b)の断面図に示すように、前記押込部材25の第二内部空間面255が前記押圧部材23の中間部後方面235に当接する。この時、把持部材21は最大に開いた状態であり、図11(c)に示すように、前記第二コネクタ32は前記把持部材21の把持から解放された状態となる。
さらに前記コネクタ用工具20を押し込んでいくと、前記押込部材25の第二内部空間面255は前記押圧部材23の中間部後方面235に常に当接しているため、前記押込部材25と前記押圧部材23は同調しながら図の下部方向へ移動し、前記押圧部材23の押圧部238により前記第二コネクタ32が押圧され、図11(d)に示すように、前記第二コネクタ32が前記第一コネクタ31へと完全に嵌合される。これで作業が終了となる。
また、本願発明のコネクタ用工具20においては、コネクタ嵌合時にコネクタと把持部材11が互いに干渉しないような機構とすることもポイント(第二のポイント)であり、使用するコネクタに合わせて適切なタイミングで把持部材21が開くように各部材の位置や形状等の微調整が必要である。
また、前述の作業終了後に、図の下部の方向へ押し込んでいる力を解放すると、前記内部コイルばね271が変形した状態から元の状態へと戻るため、前記コネクタ用工具10の全ての部材は図10(a)のような初期状態へと戻る。このように、作業を終えた後に自動的に初期状態に戻るような機構としたことも本願発明のコネクタ用工具10のポイント(第三のポイント)である。
10 ,20 コネクタ用工具
11 ,21 把持部材
111,211 把持突起
112,212 ガイド部
113,213 把持空間
114,214 制御当接部
115,215 嵌合孔
116 スライド凸部
117 外部コイルばね
118 外部コイルばね用ピン
119 ピン用孔
220 回転軸用ピン
221 ピン用孔
13 ,23 押圧部材
131,231 後方部
132,232 中間部
133,233 前方部
134,234 後方面
135,235 中間部後方面
136,236 中間部前方面
137,237 前方面
138,238 押圧部
139 スライド凹部
240 ピン用孔
241 押さえ突起
15 ,25 押込部材
151,251 本体部
152,252 制御部
153,253 内部空間
154,254 第一内部空間面
155,255 第二内部空間面
156,256 第三内部空間面
171,271 内部コイルばね
31 第一コネクタ
32 第二コネクタ

Claims (6)

  1. 回路基板に取付けられた第一コネクタに嵌合相手である電線に取付けられた第二コネクタを嵌合させる際に使用するコネクタ用工具において、
    前記第二コネクタを把持する把持突起と押込部材の制御部が当接する制御当接部と押圧部材への取付手段と開閉手段とを有する分割構造の把持部材と、
    前記押込部材への装着手段と前記第二コネクタを前記第一コネクタへ嵌合させる際に前記第二コネクタを押圧する押圧部と前記把持部材の取付手段とを有する押圧部材と、
    前記押圧部材の装着手段と前記把持部材の制御当接部に当接する制御部とを有する押込部材と、を備え、
    前記第二コネクタを前記第一コネクタへ嵌合させる際に前記第一コネクタへガイドする傾斜状のガイド部を前記把持突起に設け、
    前記押圧部材が前記押込部材に前記第二コネクタの挿抜方向に移動可能に装着され、
    前記把持部材の制御当接部の形状と前記押込部材の制御部の形状と前記押込部材の押込量により前記把持部材の開閉を制御し、
    前記押込部材を押し込むことで前記把持部材が開き、前記押圧部材の押圧部により前記第二コネクタが押圧され、前記第二コネクタを前記第一コネクタに嵌合させることを特徴とするコネクタ用工具。
  2. 前記把持部材の開閉手段は、前記押圧部材に対してスライドして開閉する機構であることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ用工具。
  3. 前記把持部材の開閉手段は、前記把持部材に凸部または凹部を設け、前記押圧部材の前記把持部材の凸部または凹部に対応する位置に凹部または凸部を設け、前記凸部と前記凹部とが嵌り合い、前記押圧部材に対してスライドして開閉する機構であり、同時に取付手段として前記凸部と前記凹部とが嵌り合うことにより前記把持部材が前記押圧部材へ取り付けられることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ用工具。
  4. 前記把持部材の開閉手段は、前記押圧部材に対して回動して開閉する機構であることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ用工具。
  5. 前記把持部材の把持突起には、前記第二コネクタを把持するために前記第二コネクタに合致する形状の箇所が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ用工具。
  6. 前記押圧部材の前記押込部材への装着手段が、前記押込部材に内部空間を設け該内部空間に前記押圧部材を装着する手段であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコネクタ用工具。
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