JP5939458B2 - 充電装置及びクリーニング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、充電装置及びクリーニング方法に関し、特に、携帯端末などの電子機器を充電するための充電装置、及び、充電接点となる端子のクリーニング方法に関する。
一般に普及しているコードレス電話機や携帯電話機などの可搬型の電子機器は、充電可能な二次電池(充電池)を内蔵し、当該二次電池からの電力によって動作するように構成されている。このような電子機器は、必要に応じて、専用の充電装置を介して、家庭用のコンセントなどから当該二次電池に充電が行われる。この種の従来の充電装置としては、例えば特許文献1、2に記載されているように、装置本体に設けられた電子機器装着用の凹部内や載置面に貫通孔を有し、当該貫通孔を介して充電端子が上下動可能なように突出して設けられたものが知られている。
ここで、特許文献1、2に記載された充電装置においては、装置本体に電子機器が装着又は載置されていない状態では、充電端子が上記貫通孔内に収納され、電子機器が装着又は載置されることにより、充電端子が上記貫通孔を介して、装置本体の凹部内や載置面から突出して、電子機器の充電用の接続端子に電気的に接続されるように構成されている。また、特許文献1においては、充電装置への電子機器の装着時に、充電端子をクリーニング部材によりセルフクリーニングする構造が開示されている。
ところで、一般に、電子機器を充電装置に装着して、内蔵する二次電池を充電する構造を有する電子機器システムにおいては、当該電子機器が充電装置に装着されていない状態で、充電装置の凹部内や載置面に埃等が溜まりやすく、また、湿気等の周囲の環境の影響を受けやすいため、露出した充電端子の表面に汚れや絶縁性の酸化被膜が生じることが知られている。一方、電子機器側の充電用の接続端子においても、露出した状態のものが多く、使用者の皮脂や埃などの汚れや、水や湿気等の影響を受けやすい。そのため、このような汚れや湿気等に起因して充電端子と接続端子の接触不良が生じやすくなり、二次電池の充電動作が良好に行われなくなるという問題を有している。
これに対して、上述した特許文献1、2に開示された構造を有する充電装置によれば、このような問題が解決されることが記載されている。
特開平9−017456号公報 特開2005−117703号公報
上述した特許文献1、2に記載された充電装置によれば、汚れや湿気等の影響を抑制して、充電装置の充電端子と電子機器側の接触端子との接触不良を防止し良好な充電動作を実現することができるが、次のような問題点を有している。すなわち、上述した特許文献1、2に記載された充電装置の構成においては、充電端子に加え、当該充電端子を、装置本体の凹部内や載置面から突出させたり、又は、収納させるためにスプリングやコイルバネ、移動プレートやスイングボタン、クリーニング部材等の多くの部品や部材を必要とする。さらに、充電端子を突出、収納させるための動作機構も複雑になる。そのため、製造工数が煩雑かつ増加して、製造コストが増大するとともに、充電端子を突出又は収納させるための動作不具合も生じやすくなるという問題を有している。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑み、部品点数を削減した簡易な構成及び簡易な動作機構を有する充電端子を備えることにより、製造コストを削減しつつ、充電端子の動作不具合の発生を抑制して、良好な充電動作を実現することができる充電装置、及び、充電接点となる端子のクリーニング方法を提供することを目的とする。
本発明に係る充電装置は、
貫通孔を底部に有する凹部と、前記底部より下側に位置し、角部を有する本体ストッパ凹部と、取付部と、が設けられた装置本体と、
前記装置本体の前記取付部に少なくとも一端部が固定された取付片と、前記取付片の他端部に一端部が結合された第1の連結部と、前記第1の連結部の他端部に一端部が結合された第1の可動片と、前記第1の可動片の他端部に一端部が結合された第2の連結部と、
前記第2の連結部の他端部に一端部が結合された第2の可動片と、前記第2の可動片の他端部に一端部が結合されたストッパ片と、を含む充電端子と、
を備え、
前記ストッパ片と前記第2の可動片との間でなす角が鋭角となるように、前記第2の可動片の他端部と前記ストッパ片の一端部とが結合されている部位である接触端部は、前記貫通孔を介して前記凹部内に突出するように設けられ、前記ストッパ片の他端部は前記本体ストッパ凹部内に突出するように設けられており、
前記凹部内に、接続端子を持つ機器が挿入されて、前記充電端子の前記接触端部が前記機器の前記接続端子に接触することによって、前記第1の連結部を起点として少なくとも前記第2の可動片及び前記ストッパ片が押し下げられて、前記ストッパ片の他端部が前記本体ストッパ凹部の前記角部に当接するまで前記接触端部が前記接続端子を一方の方向に摺動し、
前記角部に当接後、前記第2の連結部を起点として少なくとも前記第2の可動片及び前記ストッパ片が押し下げられ、前記接触端部が前記接続端子を前記一方の方向と反対側の他方の方向に摺動し、
前記充電端子は、前記第2の連結部を支点とする、前記第1の可動片に対する前記第2の可動片の回動動作より、前記第1の連結部を支点とする、前記取付片に対する前記第1の可動片の回動動作が生じやすいように、前記第1の連結部を前記第2の連結部より変形しやすい構造によって形成されたものであることを特徴とする。
また、本発明に係るクリーニング方法は、
貫通孔を底部に有する凹部と、前記底部より下側に位置し、角部を有する本体ストッパ凹部と、取付部と、が設けられた装置本体の前記凹部内に、接続端子を持つ機器が挿入され、
前記装置本体の前記取付部に少なくとも一端部が固定された取付片と、前記取付片の他端部に一端部が結合された第1の連結部と、前記第1の連結部の他端部に一端部が結合された第1の可動片と、前記第1の可動片の他端部に一端部が結合された第2の連結部と、
前記第2の連結部の他端部に一端部が結合された第2の可動片と、前記第2の可動片の他端部に一端部が結合されたストッパ片と、を含む充電端子と、を備え、
前記ストッパ片と前記第2の可動片との間でなす角が鋭角となるように、前記第2の可動片の他端部と前記ストッパ片の一端部とが結合されている部位である接触端部は、前記貫通孔を介して前記凹部内に突出するように設けられ、前記ストッパ片の他端部は前記本体ストッパ凹部内に突出するように設けられている前記充電端子の前記接触端部が前記機器の前記接続端子に接触することによって、前記第1の連結部を起点として少なくとも前記第2の可動片及び前記ストッパ片が押し下げられて、前記ストッパ片の他端部が前記本体ストッパ凹部の前記角部に当接するまで前記接触端部が前記接続端子を一方の方向に摺動し、
前記角部に当接後、前記第2の連結部を起点として少なくとも前記第2の可動片及び前記ストッパ片が押し下げられ、前記接触端部が前記接続端子を前記一方の方向と反対側の他方の方向に摺動し、
前記充電端子は、前記第2の連結部を支点とする、前記第1の可動片に対する前記第2の可動片の回動動作より、前記第1の連結部を支点とする、前記取付片に対する前記第1の可動片の回動動作が生じやすいように、前記第1の連結部を前記第2の連結部より変形しやすい構造によって形成されたものであることを特徴とする。
本発明に係る充電装置及びクリーニング方法は、部品点数を削減した簡易な構成及び簡易な動作機構を有する充電端子を備えることにより、製造コストを削減しつつ、充電端子の動作不具合の発生を抑制して、良好な充電動作を実現することができる。
本発明に係る充電装置を含む電子機器システムの全体構成を示す概略斜視図である 本発明に係る充電装置の第1の実施形態を示す概略断面図である。 実施形態に係る充電装置に適用される充電端子の構成例を示す概略図である。 本実施形態に係る充電装置における充電端子の動作を説明するための概念図である。 本実施形態に係る充電装置に携帯端末を装着する際の各状態を示す要部断面図である。 本実施形態に係る充電装置における充電接点となる端子のクリーニング方法を説明するための概念図である。 本発明に係る充電装置の第2の実施形態を示す概略断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る充電装置に適用される充電端子の構成例を示す概略断面図である。 本実施形態に係る充電端子を適用した充電装置におけるクリーニング動作の一例を示す概略図である。 本発明の第4の実施形態に係る充電装置に適用される充電端子の構成例を示す概略図である。
以下、本発明に係る充電装置及びクリーニング方法について、実施形態を示して詳しく説明する。ここでは、可搬型の電子機器として、携帯電話機等の携帯端末を適用した場合について説明する。
<第1の実施形態>
(充電装置)
まず、本発明に係る充電装置について説明する。
図1は、本発明に係る充電装置を含む電子機器システムの全体構成を示す概略斜視図である。ここで、図1(a)は充電装置への携帯端末の装着方法を示す斜視図であり、図1(b)は携帯端末を充電装置に装着した状態を示す斜視図である。図2は、本発明に係る充電装置の第1の実施形態を示す概略断面図である。図2の充電端子15は、図3(b)の充電端子15の断面図である。ここで、図2(a)は、図1(a)に示したIIA−IIA線(本願明細書においては図1中に示したローマ数字の「2」に対応する記号として便宜的に「II」を用いる。以下同じ。)に沿った充電装置の断面を示す図であり、図2(b)は、図1(b)に示したIIB−IIB線に沿った、携帯端末が装着された充電装置の断面を示す図である。図2(c)は、図2(a)に示したIIC部を拡大した要部断面図である。図3は、本実施形態に係る充電装置に適用される充電端子の構成例を示す概略図である。
本実施形態に係る充電装置を含む電子機器システムは、例えば図1に示すように、携帯電話機等の可搬型の携帯端末(電子機器)20と、携帯端末20が装着される充電装置10と、を有している。携帯端末(電子機器)20としては、二次電池を内蔵した充電式の端末であれば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、PDA、音楽プレイヤー、ボイスレコーダー、シェーバー等でも良い。
充電装置10は、図1(a)、(b)に示すように、絶縁性の樹脂材料等からなる本体11の上部に、携帯端末20を装着するための凹部12を有している。そして、この凹部12に携帯端末20の下部を挿入することにより、携帯端末20が充電装置10に装着される。
充電装置10の凹部12内には、図2(a)、(b)に示すように、凹部12の底面12bにスリツト状の貫通孔13が一対設けられている。そして、凹部12下側の本体11内には、充電端子15が各貫通孔13に対応するように配置されている。ここで、凹部12内に設けられる貫通孔13、及び、貫通孔13を介して凹部12内に突出する充電端子15は、後述する携帯端末20の充電用の接続端子24の位置と整合するように配置されている。充電装置10の本体11内には、充電端子15の一端側を支持固定する取付部14と、充電端子15の他端側が移動又はスライドする本体ストッパ凹部16が設けられている。本体ストッパ凹部16は、図2(c)に示すように、少なくとも、充電端子15の他端側を係止する係止部16aと、充電端子15の他端側の移動又はスライドを制止する停止辺(角部)16bとを有し、凹部12下側の本体11内の、例えば携帯端末20の装着方向(図面上下方向)に延在する内壁面に、垂直方向(図面上下方向)及び水平方向(図面左右方向)に設けられた壁面の組み合わせからなる矩形溝を形成することにより構成される。ここで、本体ストッパ凹部16の係止部16aは、上記貫通孔13が形成される凹部12の底面12bの一部と、本体ストッパ凹部16を構成する矩形溝の図中上方の壁面により形成される。また、停止辺16bは、本体ストッパ凹部16を構成する矩形溝の図中右方の壁面16cと図中下方の壁面16dにより形成される直角の頂点(又は、角部)により構成される。
充電端子15は、具体的には、例えば図3(a)に示すように、ピアノ線等の、バネ性を有する線材を曲げ加工して形成され、取付片15aと、第1のコイル部(第1の連結部)Peと、第1の可動片15bと、第2のコイル部(第2の連結部)Pfと、第2の可動片15cと、接触端部Pcと、ストッパ片15dと、ストッパ端部Pdと、を有している。
取付片15aは、充電端子15の一端側(図面左方側)に設けられ、図2(a)に示すように、本体11内に設けられた取付部14に取り付け固定される。第1の可動片15bは、取付片15aに対して所定の角度の鈍角を有して図面右上方向に延伸するように設けられている。第2の可動片15cは、第1の可動片15bに対して所定の角度を有して図面上方に延伸し、図2(a)、(c)に示すように貫通孔13を介して凹部12内に、第2の可動片15cの他方側(図面上方側)の端部である接触端部Pcが突出するように設けられている。ストッパ片15dは、第2の可動片15cに対して所定の角度の鋭角を有して図面右下方向に延伸するように設けられている。つまり、ストッパ片15dと第2の可動片15cとの間でなす角が鋭角となるように、第2の可動片15cの他端部とストッパ片15dの一端部とが結合されている部位が接触端部Pcである。
第1のコイル部Peは、取付片15aと第1の可動片15bとの接続点に設けられ、所定の直径及び巻数を有するコイルバネにより構成されている。また、第2のコイル部Pfは、第1の可動片15bと第2の可動片15cとの接続点に設けられ、所定の直径及び巻数を有するコイルバネにより構成されている。ここで、第1のコイル部Peのコイルバネは、第2のコイル部Pfのコイルバネに比較して、変形しやすいように構成されている。具体的には、第1のコイル部Peのコイルバネは、第2のコイル部Pfのコイルバネに比較して、巻数が少ない、又は、直径が大きい、あるいは、巻数が少なくかつ直径が大きくなるように構成されている。すなわち、第2のコイル部Pfを支点とする、第1の可動片15bに対する第2の可動片15cの回動動作(又は変形)に比較して、第1のコイル部Peを支点とする、取付片15aに対する第1の可動片15bの回動動作(又は変形)の方が、生じやすくなるように各回動支点である第1のコイル部Pe、第2のコイル部Pfのコイルバネが設計されている。
接触端部Pcは、線材を所定の鋭角で曲げ加工して、第2の可動片15cとストッパ片15dを形成する際に生じる頂点部分であって、図2(a)、(c)に示すように、充電装置10に携帯端末20が装着されていない状態(すなわち、充電端子15に押圧力が印加されていない初期状態)で、貫通孔13を介して凹部12内に突出するように構成されている。ストッパ端部Pdは、充電端子15の他端側(図面右方側)の端部に設けられ、充電装置10への携帯端末20の装着動作に伴って(すなわち、充電端子15に押圧力が印加されることにより)、本体11内に設けられた本体ストッパ凹部16内を移動又はスライドし、図2(b)に示すように、充電装置10に携帯端末20が装着された状態(すなわち、充電端子15の下部が凹部12の底面12bに到達した状態)で、本体11内に設けられた本体ストッパ凹部16の停止辺16bに当接して、ストッパ片15dの回動支点として機能するように構成されている。
また、充電端子15の他の構成例は、例えば図3(b)に示すように、バネ性を有する板材(板バネ)を曲げ加工して形成され、図3(a)の充電端子15と同様に、取付片15aと、第1の連結片(第1の連結部)Paと、第1の可動片15bと、第2の連結片(第2の連結部)Pbと、第2の可動片15cと、接触端部Pcと、ストッパ片15dと、ストッパ端部Pdと、を有している。ここで、取付片15aと、第1の可動片15bと、第2の可動片15cと、ストッパ片15dは、同一幅の板材により構成されている。
第1の連結片Paは、取付片15aと第1の可動片15bとの接続点に設けられ、取付片15a及び第1の可動片15bよりも板材(板バネ)の幅が狭くなるように構成されている。また、第2の連結片Pbは、第1の可動片15bと第2の可動片15cとの接続点に設けられ、第1の可動片15bと第2の可動片15cよりも板材(板バネ)の幅が狭くなるように構成されている。ここで、図3(a)の充電端子15と同様に、第1の連結片Paは、第2の連結片Pbに比較して、変形しやすいように構成されている。具体的には、第1の連結片Paの板材の幅は、第2の連結片Pbの板材の幅に比較して、狭くなるように構成されている。すなわち、第2の連結片Pbを支点とする、第1の可動片15bに対する第2の可動片15cの回動動作(又は変形)に比較して、第1の連結片Paを支点とする、取付片15aに対する第1の可動片15bの回動動作(又は変形)の方が、生じやすくなるように各回動支点である第1の連結片Pa、第2の連結片Pbの板バネが設計されている。
接触端部Pcは、板材を所定の鋭角で曲げ加工して、第2の可動片15cとストッパ片15dを形成する際に生じる頂辺部分であって、図2(a)、(c)に示すように、充電装置10に携帯端末20が装着されていない状態(充電端子15の初期状態)で、貫通孔13を介して凹部12内に突出するように構成されている。ストッパ端部Pdは、充電端子15の他端側(図面右方側)の端部に設けられ、図2(b)に示すように、充電装置10に携帯端末20が装着された状態で、本体11内に設けられた本体ストッパ凹部16の停止辺16bに当接して、ストッパ片15dの回動支点として機能するように構成されている。
なお、本実施形態に示したように、充電端子15において、第2のコイル部Pf又は第2の連結片Pbを支点とする、第1の可動片15bに対する第2の可動片15cの回動動作(又は変形)に比較して、第1のコイル部Pe又は第1の連結片Paを支点とする、取付片15aに対する第1の可動片15bの回動動作(又は変形)の方が、生じやすくなるように各回動支点である第1のコイル部Pe、第2のコイル部Pf、又は、第1の連結片Pa、第2の連結片Pbを設計する手法としては、上述した構成に限定されるものではない。すなわち、各回動支点である第1のコイル部Pe、第2のコイル部Pf、又は、第1の連結片Pa、第2の連結片Pbを所定の直径や巻数を有するコイルバネを用いた構成や、幅狭部を有する板バネを用いた構成のほか、線材や板材からなるバネ材の線径や板厚を変えることにより、任意のバネ性を実現するものであってもよい。
なお、図示を省略したが、充電装置10の本体11内部には、家庭用のコンセントに供給される商用電源を、携帯端末20に内蔵された二次電池を充電するための適切な電圧に変換して、上記充電端子15を介して、携帯端末20に供給するための充電回路が設けられている。また、充電装置10には上記家庭用コンセントに接続するためのプラグ及び電源コードが設けられている。
携帯端末20は、例えば図1に示すように、方形板状の裏側本体22の一辺側(図面上部)に、方形板状の表側本体21の一辺側がヒンジ部23を介して回動可能に取り付けられた構成を有している。裏側本体22の下部には、図1に示すように、ストライプ状の接続端子24が埋め込まれるように一対設けられている。この一対の接続端子24は、図1、図2(b)に示すように、充電装置10の凹部12内に設けられる貫通孔13、及び、貫通孔13を介して凹部12内に突出する充電端子15の位置と整合するように配置されている。
(クリーニング方法)
次に、本実施形態に係る充電装置に携帯端末を装着して充電動作を行う際の、充電接点となる端子のクリーニング方法について説明する。ここで、本発明において、端子のクリーニングとは、携帯端末(電子機器)20を充電装置10に装着して充電動作を行う電子機器システムにおける通常の装着動作以外に、特別なクリーニング動作を必要とせずに、携帯端末20の装着動作のみにより、携帯端末20の充電用の接続端子24の表面、及び、充電装置10の充電端子15の表面の汚れや酸化被膜を除去して、接続不良を防止する、いわゆるセルフクリーニング機能のことである。
図4は、本実施形態に係る充電装置における充電端子の動作を説明するための概念図であり、図5は、本実施形態に係る充電装置に携帯端末を装着する際の各状態を示す要部断面図である。図4及び図5の充電端子15は、図3(b)の充電端子15の断面図である。図5(a)は、充電装置に携帯端末を装着する前の状態、又は、装着された携帯端末の接続端子により充電端子が押し込まれていない状態(すなわち、充電端子が変形していない初期状態)を示す要部断面図であり、図5(b)は、充電装置に装着された携帯端末の接続端子により充電端子が押し込まれた途中状態(第1の押圧状態)を示す要部断面図であり、図5(c)は、充電装置に装着された携帯端末の接続端子により充電端子が押し込まれた最終状態(第2の押圧状態)を示す要部断面図である。図6は、本実施形態に係る充電装置における充電接点となる端子のクリーニング方法を説明するための概念図である。
まず、図5(a)に示すように、充電装置10の凹部12に携帯端末20の下部を装着する前の状態、もしくは、装着された携帯端末20の接続端子24が、凹部12内の充電端子15に接触していない状態においては、上述したようにバネ性を有する素材により形成された充電端子15の自己復帰力により、少なくとも、第1の可動片15bが第1の連結片Paを支点として、取付片15aに対して図面反時計回りに回動するように付勢され、また、第2の可動片15cから接触端部Pcを介して延在するストッパ片15dが、貫通孔13の図面右方の係止部16aに当接して係止された状態(充電端子15の初期状態)となる。
そして、この状態においては、図5(a)に示すように、充電端子15の接触端部Pcとその周辺の第2の可動片15c及びストッパ片15dは、貫通孔13を介して凹部12内に突出している。また、充電端子15のストッパ端部Pdは、本体ストッパ凹部16内に突出し、例えば、いずれの面や角部にも接触していない。
次いで、携帯端末20の下部を充電装置10の凹部12内に挿入し、携帯端末20の充電用の接続端子24の表面(図面下面)を、充電装置10の充電端子15の接触端部Pcに当接させる。この状態においては、充電装置10の充電端子15が携帯端末20の接続端子24に当接するのみで、未だ押し込み力が印加されていない状態であるので、図4に示すように、充電端子15の接触端部Pcが携帯端末20の接続端子24の図面左方側に接触しただけの状態となる。
次いで、携帯端末20の下部を充電装置10の凹部12内にさらに挿入すると、下降する携帯端末20の接続端子24の下面によって充電端子15の接触端部Pcが押し下げられる。
この場合、充電端子15は、第1の連結片Paが第2の連結片Pbに比較して、変形しやすいように構成されているので、第1の可動片15bが第1の連結片Paを支点にして、取付片15aに対して図面時計回り(第1の方向)に回動するが、第2の連結片Pbはほとんど変形しない。この動作は、携帯端末20の下部が充電装置10の凹部12内に挿入されることにより、充電端子15の接触端部Pcが押し下げられ、ストッパ端部Pdが本体ストッパ凹部16内を図面右下方向に移動又はスライドして、本体ストッパ凹部16内の停止辺16bに到達するまで継続される。
この結果、図4に示すように、第1の可動片15bが実線で示す初期位置から回動して一点鎖線で示す位置に至り、また、第2の可動片15cが実線で示す初期位置から、第1の可動片15bに対する角度をほとんど変化させることなく回動して、一点鎖線で示す位置に至る。これにより、充電端子15の接触端部Pcは、第1の可動片15bの回動に伴って、携帯端末20の接続端子24の下面に沿って、図面右方向に距離D1だけ摺動する。つまり、凹部12内に、接続端子24を持つ携帯端末20が挿入されて、充電端子15の接触端部Pcが携帯端末20の接続端子24に接触することによって、第1の連結片Paを起点として少なくとも第2の可動片15c及びストッパ片15dが押し下げられて、ストッパ片15dの他端部(ストッパ端部Pd)が本体ストッパ凹部16の停止辺(角部)16bに当接するまで接触端部Pcが充電端子(接続端子)15を一方の方向に摺動する。
次いで、携帯端末20の下部を充電装置10の凹部12内にさらに挿入すると、下降する携帯端末20の接続端子24の下面によって充電端子15の接触端部Pcがさらに押し下げられる。
この場合、充電端子15は、第1の連結片Paが第2の連結片Pbに比較して、変形しやすいように構成されているが、ストッパ端部Pdが本体ストッパ凹部16の停止辺16bに当接して位置が固定されるので、ストッパ片15dが当該ストッパ端部Pd(又は停止辺16b)を支点にして、図面反時計回り(第2の方向)に回動するとともに、当該ストッパ片15dの回動に伴って、第2の可動片15cが第2の連結片Pbを支点にして、第1の可動片15bに対して図面反時計回りに回動する。このとき、第1の可動片15bは第1の連結片Paを支点にして、取付片15aに対して図面時計回りにわずかに回動する。この動作は、携帯端末20の下部が充電装置10の凹部12内にさらに挿入され、充電装置10の凹部12内の底面12bに到達するまで継続される。
この結果、図4、図5(c)に示すように、第1の可動片15bが一点鎖線で示す位置から取付片15aに対する角度をほとんど変化させることなく二点鎖線で示す位置に至り、また、第2の可動片15cが一点鎖線で示す位置から回動して二点鎖線で示す位置に至る。これにより、充電端子15の接触端部Pcは、ストッパ片15dの回動に伴って、携帯端末20の接続端子24の下面に沿って、図面左方向に距離D2だけ摺動する。つまり、停止辺(角部)16bに当接後、第2の連結片(第2の連結部)Pbを起点として少なくとも第2の可動片15c及びストッパ片15dが押し下げられ、接触端部Pcが充電端子(接続端子)15を一方の方向と反対側の他方の方向に摺動する。
上述したように、本実施形態に係る充電装置10においては、凹部12内に携帯端末20の下部が装着されると、図4に示すように、携帯端末20の接続端子24によって押し下げられる充電端子15の接触端部Pcが、携帯端末20の接続端子24の下面を図面右方向に往路の距離D1だけ摺動した後、その反対方向の図面左方向に復路の距離D2だけ摺動する。この接触端部Pcの往復動作により、携帯端末20の接続端子24表面、及び、充電端子15の接触端部Pc表面の汚れや酸化被膜を除去する端子のセルフクリーニングが実行される。
特に、本実施形態に係るクリーニング方法においては、図4、図6に示すように、充電端子15の接触端部Pcが携帯端末20の接続端子24の下面に沿って往復動する際の移動距離が、往路の距離D1に対して復路の距離D2の方が短く(D1>D2)なるように設定されている。これにより、図6(a)に示すように、接触端部Pcと接続端子24との間にゴミや異物が介在していたり、接触端部Pcや接続端子24の表面に酸化被膜等の絶縁性の被膜30が形成されている場合であっても、接触端部Pcを往復動作させるという簡易な動作機構により、図6(b)、(c)に示すように、ゴミや異物、被膜30が除去されて、接触端部Pcを携帯端末20の接続端子24の表面の既にクリーニングされたきれいな部分24sに接触させることができる。したがって、接触端部Pcと接続端子24間に異物や被膜30が介在している場合に比較して、接触抵抗を低くすることができ、充電端子15と接続端子24間の接触不良の発生を防止して、携帯端末20の充電を良好に行うことができる。
また、本実施形態に係る充電装置10においては、バネ性を有する導電性部材からなり、初期状態の形状に戻ろうとする方向に常に力(自己復帰力)が働く、自己復帰型のバネ材からなる充電端子15を備えていれば、上記のクリーニング動作を良好に実現することができるので、充電装置10の部品点数を大幅に削減することができる。また、上述したクリーニング動作において必須となる、充電端子15の取付片15aや、ストッパ端部Pdが当接する停止辺16bを備えた本体ストッパ凹部16を、樹脂材料等からなる本体11に一体的に形成することができるので、充電装置10全体として、構造を簡単にすることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明に係る充電装置の第2の実施形態(本体11の他の構成例)について図面を参照して説明する。
上述した第1の実施形態においては、充電装置10の本体11に設けられた本体ストッパ凹部16が、図2(c)に示したように、垂直方向(図面上下方向)及び水平方向(図面左右方向)に設けられた壁面の組み合わせにより構成され、停止辺16bにおける壁面相互の角度が直角になるように構成されている場合について示した。第2の実施形態においては、本体ストッパ凹部16を構成する壁面が垂直方向(図面上下方向)及び水平方向(図面左右方向)に対して所定の角度を有し、停止辺16bにおける壁面相互の角度が鋭角(90°未満)になるように構成されている。
図7は、本発明に係る充電装置の第2の実施形態を示す概略断面図である。ここで、図7(a)は、本実施形態に係る充電装置10に携帯端末20が装着されていない状態(初期状態)を示す断面図であり、図7(b)は、本実施形態に係る充電装置10に携帯端末20が装着された状態(充電端子15の下部が凹部12の底面12bに到達した状態)を示す断面図である。図7(c)は、図7(a)に示したVIIC部(本願明細書においては図7中に示したローマ数字の「7」に対応する記号として便宜的に「VII」を用いる。以下同じ。)を拡大した要部断面図であって、本実施形態に係る充電装置に適用される本体ストッパ凹部を説明するための図である。なお、上述した実施形態と同等の構成については、同一の符号を付してその説明を簡略化する。図7の充電端子15は、図3(b)の充電端子15の断面図である。
本実施形態に係る充電装置10は、例えば図7(c)に示すように、本体11に設けられる本体ストッパ凹部16の断面形状において、少なくとも停止辺16bを構成する図中右方の壁面16cと図中下方の壁面16dが、図面垂直方向(上下方向)又は水平方向(左右方向)に対して0°又は90°以外の所定の角度を有して傾斜するように形成されている。加えて、当該壁面16c、16dが停止辺16bを頂点として形成する角度が鋭角(90°未満)になるように形成されている。
これによれば、例えば図7(a)、(b)に示すように、充電端子15によるクリーニング動作時に本体ストッパ凹部16内を移動又はスライドするストッパ端部Pdが、停止辺16bを頂点とする2つの傾斜する壁面16c、16dに沿って移動又はスライドして、最終的にその頂点である停止辺16bに確実に到達する。したがって、上述した充電端子15によるクリーニング動作(具体的には、図6に示した充電端子15の接触端部Pcの往復動作)が確実に実行されて、充電端子15と接続端子24を接触抵抗が低い状態で接触させることができるので、携帯端末20の充電を良好に行うことができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明に係る充電装置の第3の実施形態(充電端子15の他の構成例)について図面を参照して説明する。
上述した第1の実施形態においては、充電端子15の構成として各回動支点である第1の連結片Pa、第2の連結片Pbに所定のバネ性を付与した線材又は板材を、上述したクリーニング動作が実行されるように曲げ加工した構成を示した。第3の実施形態においては、自己復帰型のバネ部材からなる充電端子15に、本体11からの外れ止めを設けた構成を有している。
図8は、本発明の第3の実施形態に係る充電装置に適用される充電端子の構成例を示す概略断面図である。また、図9は、本実施形態に係る充電端子を適用した充電装置におけるクリーニング動作の一例を示す概略図である。ここで、図9(a)は、本実施形態に係る充電装置10に携帯端末20が装着されていない状態(初期状態)を示す断面図であり、図9(b)は、本実施形態に係る充電装置10に携帯端末20が装着された状態(充電端子15の下部が凹部12の底面12bに到達した状態)を示す断面図である。図9(c)は、図9(a)に示したIXC部(本願明細書においては図9中に示したローマ数字の「9」に対応する記号として便宜的に「IX」を用いる。以下同じ。)を拡大した要部断面図であって、本実施形態に係る充電装置に適用される充電端子を説明するための図である。なお、上述した実施形態と同等の構成については、同一の符号を付してその説明を簡略化する。図9の充電端子15は、図8(b)の充電端子15の断面図である。
本実施形態に係る充電装置10に適用される充電端子15は、例えば図8(a)〜(c)に示すように、充電端子15のストッパ端部Pdに、図面上方向に突出した外れ止め15e、15fが設けられた構成を有している。具体的には、図8(a)、(b)に示すように、充電端子15が線材や板材からなる場合には、ストッパ端部Pdの線材や板材を図面上方に折り返して、外れ止め15eとした構成を有している。また、充電端子15の他の構成としては、図8(c)に示すように、例えばストッパ端部Pdの板材に図面上方に突出するように突部を設けて、外れ止め15fとした構成を有している。
これによれば、図9(a)、(c)に示すように、充電端子15の初期状態において、外れ止め15eが充電装置10の本体11の係止部16aに係止して、充電端子15のストッパ端部Pdを含むストッパ片15dが本体ストッパ凹部16から逸脱して、本体11から外れる現象を防止することができる。また、本実施形態に係る充電端子15によるクリーニング動作時においては、上述した第1の実施形態と同様に、図9(a)、(b)に示すように、携帯端末20の下部が充電装置10の凹部12に装着されることにより、本体ストッパ凹部16内を移動又はスライドする充電端子15のストッパ端部Pd及び外れ止め15eが停止辺16bに到達する。したがって、上述した充電端子15によるクリーニング動作(具体的には、図6に示した充電端子15の接触端部Pcの往復動作)が実行されて、充電端子15と接続端子24を接触抵抗が低い状態で接触させることができるので、携帯端末20の充電を良好に行うことができる。
<第4の実施形態>
次に、本発明に係る充電装置の第4の実施形態(充電端子15のさらに他の構成例)について図面を参照して説明する。
上述した第1の実施形態においては、充電端子15の構成として取付片15aと第1の可動片15b間、及び、各可動片15b、15c間に、コイルバネや幅狭部等の加工を施すことにより所定のバネ性を有する第1のコイル部Pe及び第2のコイル部Pf、又は、第1の連結片Pa及び第2の連結片Pbを備えた構成を示した。第4の実施形態においては、充電端子15がバネ性を有する線材や板材の外形を加工することなく、均一の線径や幅を有する部材に曲げ加工のみを施した構成、もしくは、当該曲げ加工に加え、第1の回動支点Pg、第2の回動支点Ph、又は、その近傍を含む部分に熱処理を行い、所定のバネ性を付与した構成を有している。
図10は、本発明の第4の実施形態に係る充電装置に適用される充電端子の構成例を示す概略図である。ここで、上述した実施形態と同等の構成については、同一の符号を付してその説明を簡略化する。
本実施形態に係る充電装置10に適用される充電端子15は、例えば図10(a)に示すように、所定のバネ性を有し、均一の線径や幅を有する線材や板材を、第1の回動支点Pg、第2の回動支点Ph及び接触端部Pcに相当する位置で、所定の角度で曲げ加工を施した構成を有している。また、充電端子15の他の例は、例えば図10(b)、(c)に示すように、図10(a)に示した充電端子15において、第1の回動支点Pg、第2の回動支点Ph間の第1の可動片15bを、図面上方、あるいは、図面下方側に湾曲するように反り加工を施した構成を有している。ここで、充電端子15を構成する線材や板材は、その全体が均一なバネ性を有するものであってもよいし、例えば第1の回動支点Pg、第2の回動支点Phや第1の可動片15bのみに所定の焼き入れ、焼き鈍しといった熱処理を施して、任意のバネ性を有するように構成したものであってもよい。例えば、焼き入れとして、鋼を730℃以上に熱くして急冷し、鋼を硬くする熱処理を行う。また、焼き鈍しとして、鋼を730℃以上に熱くしてゆっくり冷やし、鋼を柔らかくする熱処理を行う。焼き鈍しは、加工硬化による内部のひずみを取り除き、組織を軟化させ、展延性を向上させる熱処理である。
或いは、焼き入れは、鋼の硬さを増大させる目的で行われるが、靭性が低下するので、粘り強さを得るために、焼き入れ後に焼き戻しを行っても良い。焼き戻しとして、鋼を730℃以下に熱くして急冷する熱処理を行う。焼き戻し温度が低い程鋼は硬くなる。
これによれば、第1の実施形態に示した充電端子15によるクリーニング動作において、携帯端末20の装着に伴って接触端部Pcが押し下げられることにより、第1の回動支点Pgを支点にして第1の可動片15bが図面時計回りに回動して、ストッパ端部Pdが充電装置10の本体ストッパ凹部16内を移動又はスライドして、停止辺16bに到達する。このとき、第1の可動片15bは、第1の回動支点Pgを支点にして図面時計回りに回動するだけでなく、第1の可動片15b自体が湾曲するものであってもよい。すなわち、本実施形態においては、第1の回動支点Pg、もしくは、第1の回動支点Pg及び第1の可動片15bがバネ性を有して変形することにより、ストッパ端部Pdが移動又はスライドして停止辺16bに到達するものであればよい。これにより、簡易な構造を有する充電端子15を適用して、上述したクリーニング動作(具体的には、図6に示した充電端子15の接触端部Pcの往復動作)が実行されて、充電端子15と接続端子24を接触抵抗が低い状態で接触させることができるので、携帯端末20の充電を良好に行うことができる。
なお、上述した実施形態においては、充電装置10に設けられた凹部12に、携帯端末20の下部を挿入することにより充電動作を行う構成を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明に係る充電装置は、携帯端末を載置する載置面を有し、当該載置面に携帯端末の所定の面(例えば裏面)を対向させて載置、密着させることにより充電動作を行う構成を有するものであってもよい。また、ストッパ片15dのストッパ端部Pdが当接する停止辺16bを、本体ストッパ凹部16の停止辺16bとしたが、これに限らず、段差部が設けられていてストッパ片15dを停止できる構造であれば凸部であっても良い。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、
貫通孔を底部に有する凹部と、前記底部より下側に位置し、角部を有する本体ストッパ凹部と、取付部と、が設けられた装置本体と、
前記装置本体の前記取付部に少なくとも一端部が固定された取付片と、前記取付片の他端部に一端部が結合された第1の連結部と、前記第1の連結部の他端部に一端部が結合された第1の可動片と、前記第1の可動片の他端部に一端部が結合された第2の連結部と、前記第2の連結部の他端部に一端部が結合された第2の可動片と、前記第2の可動片の他端部に一端部が結合されたストッパ片と、を含む充電端子と、
を備え、
前記ストッパ片と前記第2の可動片との間でなす角が鋭角となるように、前記第2の可動片の他端部と前記ストッパ片の一端部とが結合されている部位である接触端部は、前記貫通孔を介して前記凹部内に突出するように設けられ、前記ストッパ片の他端部は前記本体ストッパ凹部内に突出するように設けられており、
前記凹部内に、接続端子を持つ機器が挿入されて、前記充電端子の前記接触端部が前記機器の前記接続端子に接触することによって、前記第1の連結部を起点として少なくとも前記第2の可動片及び前記ストッパ片が押し下げられて、前記ストッパ片の他端部が前記本体ストッパ凹部の前記角部に当接するまで前記接触端部が前記接続端子を一方の方向に摺動し、
前記角部に当接後、前記第2の連結部を起点として少なくとも前記第2の可動片及び前記ストッパ片が押し下げられ、前記接触端部が前記接続端子を前記一方の方向と反対側の他方の方向に摺動することを特徴とする充電装置である。
請求項2に記載の発明は、
前記装置本体の前記凹部に前記機器が装着されることにより、前記機器の接続端子により前記充電端子の前記接触端部が押し下げられるとともに、前記充電端子の前記第1の連結部が変形して、前記第1の可動片が前記取付片に対して第1の方向に回動し、
前記ストッパ端部が前記装置本体の前記凹部内を移動して、前記角部に当接し、
前記角部を連結部として前記ストッパ片が、前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に回動するとともに、前記第2の連結部が変形して、前記第2の可動片が前記第1の可動片に対して前記第2の方向に回動するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の充電装置である。
請求項3に記載の発明は、
前記充電端子は、前記装置本体の前記凹部に前記機器が装着されることにより、前記充電端子の前記接触端部が前記機器の前記接続端子の表面を摺動しながら往復動作するように構成されており、前記充電端子の前記接触端部が前記機器の前記接続端子の表面を摺動する距離は、前記往復動作における往路の前記距離が復路の前記距離よりも長くなるように設定されていることを特徴とする請求項2記載の充電装置である。
請求項4に記載の発明は、
前記充電端子は、少なくとも、前記第1の可動片が、前記取付片に対して鈍角を有して延伸し、前記ストッパ片が、前記第2の可動片に対して鋭角を有して延伸するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の充電装置である。
請求項5に記載の発明は、
前記充電端子は、前記第1の連結部及び前記第2の連結部が、コイルバネまたは幅狭部を有する板バネにより構成されているか、或いは、前記充電端子は、均一なバネ性を有する線材又は板材からなり、前記第1の連結部及び前記第2の連結部は、前記線材又は前記板材が所定の角度で曲げ加工して形成されたものであり、前記線材又は前記板材に焼き入れ、焼き鈍し処理が施されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の充電装置である。
請求項6に記載の発明は、
前記装置本体に設けられた前記凹部は、少なくとも前記角部となる角部を構成する壁面相互の角度が直角または鋭角に設定されており、
前記充電端子は、前記ストッパ片の延在方向とは異なる方向に突出する外れ止めが、前記ストッパ端部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の充電装置である。
請求項7に記載の発明は、
貫通孔を底部に有する凹部と、前記底部より下側に位置し、角部を有する本体ストッパ凹部と、取付部と、が設けられた装置本体の前記凹部内に、接続端子を持つ機器が挿入され、
前記装置本体の前記取付部に少なくとも一端部が固定された取付片と、前記取付片の他端部に一端部が結合された第1の連結部と、前記第1の連結部の他端部に一端部が結合された第1の可動片と、前記第1の可動片の他端部に一端部が結合された第2の連結部と、前記第2の連結部の他端部に一端部が結合された第2の可動片と、前記第2の可動片の他端部に一端部が結合されたストッパ片と、を含む充電端子と、を備え、
前記ストッパ片と前記第2の可動片との間でなす角が鋭角となるように、前記第2の可動片の他端部と前記ストッパ片の一端部とが結合されている部位である接触端部は、前記貫通孔を介して前記凹部内に突出するように設けられ、前記ストッパ片の他端部は前記本体ストッパ凹部内に突出するように設けられている前記充電端子の前記接触端部が前記機器の前記接続端子に接触することによって、前記第1の連結部を起点として少なくとも前記第2の可動片及び前記ストッパ片が押し下げられて、前記ストッパ片の他端部が前記本体ストッパ凹部の前記角部に当接するまで前記接触端部が前記接続端子を一方の方向に摺動し、
前記角部に当接後、前記第2の連結部を起点として少なくとも前記第2の可動片及び前記ストッパ片が押し下げられ、前記接触端部が前記接続端子を前記一方の方向と反対側の他方の方向に摺動することを特徴とするクリーニング方法である。
請求項8に記載の発明は、
前記装置本体の前記凹部内に前記機器が挿入されることにより、
前記充電端子の前記接触端部が、前記機器の接続端子により押し下げられると共に、前記充電端子の前記第1の連結部が変形して、前記第1の可動片が前記取付片に対して第1の方向に回動し、
前記本体ストッパ凹部内を、前記ストッパ端部が移動して前記角部に当接し、
前記角部を連結部として前記ストッパ片が、前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に回動すると共に、前記第2の連結部が変形して、前記第2の可動片が前記第1の可動片に対して前記第2の方向に回動することを特徴とする請求項7記載のクリーニング方法である。
請求項9に記載の発明は、
前記装置本体の前記凹部に前記機器が装着されることにより、前記充電端子の前記接触端部が前記機器の前記接続端子の表面を摺動しながら往復動作し、
前記往復動作における往路の摺動距離が復路の前記摺動距離よりも長くなるように設定されていることを特徴とする請求項8記載のクリーニング方法である。
10 充電装置
11 本体
12 凹部
13 貫通孔
14 取付部
15 充電端子
15a 取付片
15b 第1の可動片
15c 第2の可動片
15d ストッパ片
15e、15f 外れ止め
16 本体ストッパ凹部(段差部)
16a 係止部
16b 停止辺(角部)
16c、16d 壁面
20 携帯端末(電子機器)
24 接続端子
Pa 第1の連結片(第1の連結部)
Pb 第2の連結片(第2の連結部)
Pc 接触端部
Pd ストッパ端部(端部)
Pe 第1のコイル部(第1の連結部)
Pf 第2のコイル部(第2の連結部)
Pg 第1の回動支点(第1の連結部)
Ph 第2の回動支点(第2の連結部)

Claims (11)

  1. 貫通孔を底部に有する凹部と、前記底部より下側に位置し、角部を有する本体ストッパ凹部と、取付部と、が設けられた装置本体と、
    前記装置本体の前記取付部に少なくとも一端部が固定された取付片と、前記取付片の他端部に一端部が結合された第1の連結部と、前記第1の連結部の他端部に一端部が結合された第1の可動片と、前記第1の可動片の他端部に一端部が結合された第2の連結部と、前記第2の連結部の他端部に一端部が結合された第2の可動片と、前記第2の可動片の他端部に一端部が結合されたストッパ片と、を含む充電端子と、
    を備え、
    前記ストッパ片と前記第2の可動片との間でなす角が鋭角となるように、前記第2の可動片の他端部と前記ストッパ片の一端部とが結合されている部位である接触端部は、前記貫通孔を介して前記凹部内に突出するように設けられ、前記ストッパ片の他端部は前記本体ストッパ凹部内に突出するように設けられており、
    前記凹部内に、接続端子を持つ機器が挿入されて、前記充電端子の前記接触端部が前記機器の前記接続端子に接触することによって、前記第1の連結部を起点として少なくとも前記第2の可動片及び前記ストッパ片が押し下げられて、前記ストッパ片の他端部が前記本体ストッパ凹部の前記角部に当接するまで前記接触端部が前記接続端子を一方の方向に摺動し、
    前記角部に当接後、前記第2の連結部を起点として少なくとも前記第2の可動片及び前記ストッパ片が押し下げられ、前記接触端部が前記接続端子を前記一方の方向と反対側の他方の方向に摺動し、
    前記充電端子は、前記第2の連結部を支点とする、前記第1の可動片に対する前記第2の可動片の回動動作より、前記第1の連結部を支点とする、前記取付片に対する前記第1の可動片の回動動作が生じやすいように、前記第1の連結部を前記第2の連結部より変形しやすい構造によって形成されたものであることを特徴とする充電装置。
  2. 前記装置本体の前記凹部に前記機器が装着されることにより、前記機器の接続端子により前記充電端子の前記接触端部が押し下げられるとともに、前記充電端子の前記第1の連結部が変形して、前記第1の可動片が前記取付片に対して第1の方向に回動し、
    前記ストッパ片の他端部であるストッパ端部が前記装置本体の前記凹部内を移動して、前記角部に当接し、
    前記角部を連結部として前記ストッパ片が、前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に回動するとともに、前記第2の連結部が変形して、前記第2の可動片が前記第1の可動片に対して前記第2の方向に回動するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の充電装置。
  3. 前記充電端子は、前記装置本体の前記凹部に前記機器が装着されることにより、前記充電端子の前記接触端部が前記機器の前記接続端子の表面を摺動しながら往復動作するように構成されており、前記充電端子の前記接触端部が前記機器の前記接続端子の表面を摺動する距離は、前記往復動作における往路の前記距離が復路の前記距離よりも長くなるように設定されていることを特徴とする請求項2記載の充電装置。
  4. 前記充電端子は、少なくとも、前記第1の可動片が、前記取付片に対して鈍角を有して延伸し、前記ストッパ片が、前記第2の可動片に対して鋭角を有して延伸するように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の充電装置。
  5. 前記充電端子はコイルバネにより構成され、前記第1の連結部は第2の連結部より、コイルバネの巻数が少ない構成及びコイルバネの直径が大きい構成の少なくともいずれか一方であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の充電装置。
  6. 前記充電端子は板バネにより構成され、前記第1の連結部の幅は第2の連結部の幅より、狭い構造及び板厚が薄い構造の少なくともいずれか一方であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の充電装置。
  7. 前記充電端子は均一なバネ性を有する線材又は板材からなり、前記第1の連結部及び前記第2の連結部は、前記線材又は前記板材が所定の角度で曲がっていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の充電装置。
  8. 前記装置本体に設けられた前記凹部は、少なくとも前記角部となる角部を構成する壁面相互の角度が直角または鋭角に設定されており、
    前記充電端子は、前記ストッパ片の延在方向とは異なる方向に突出する外れ止めが、前記ストッパ片の他端部であるストッパ端部に設けられていることを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載の充電装置。
  9. 貫通孔を底部に有する凹部と、前記底部より下側に位置し、角部を有する本体ストッパ凹部と、取付部と、が設けられた装置本体の前記凹部内に、接続端子を持つ機器が挿入され、
    前記装置本体の前記取付部に少なくとも一端部が固定された取付片と、前記取付片の他端部に一端部が結合された第1の連結部と、前記第1の連結部の他端部に一端部が結合された第1の可動片と、前記第1の可動片の他端部に一端部が結合された第2の連結部と、
    前記第2の連結部の他端部に一端部が結合された第2の可動片と、前記第2の可動片の他端部に一端部が結合されたストッパ片と、を含む充電端子と、を備え、
    前記ストッパ片と前記第2の可動片との間でなす角が鋭角となるように、前記第2の可動片の他端部と前記ストッパ片の一端部とが結合されている部位である接触端部は、前記貫通孔を介して前記凹部内に突出するように設けられ、前記ストッパ片の他端部は前記本体ストッパ凹部内に突出するように設けられている前記充電端子の前記接触端部が前記機器の前記接続端子に接触することによって、前記第1の連結部を起点として少なくとも前記第2の可動片及び前記ストッパ片が押し下げられて、前記ストッパ片の他端部が前記本体ストッパ凹部の前記角部に当接するまで前記接触端部が前記接続端子を一方の方向に摺動し、
    前記角部に当接後、前記第2の連結部を起点として少なくとも前記第2の可動片及び前記ストッパ片が押し下げられ、前記接触端部が前記接続端子を前記一方の方向と反対側の他方の方向に摺動し、
    前記充電端子は、前記第2の連結部を支点とする、前記第1の可動片に対する前記第2の可動片の回動動作より、前記第1の連結部を支点とする、前記取付片に対する前記第1の可動片の回動動作が生じやすいように、前記第1の連結部を前記第2の連結部より変形しやすい構造によって形成されたものであることを特徴とするクリーニング方法。
  10. 前記装置本体の前記凹部内に前記機器が挿入されることにより、
    前記充電端子の前記接触端部が、前記機器の接続端子により押し下げられると共に、前記充電端子の前記第1の連結部が変形して、前記第1の可動片が前記取付片に対して第1の方向に回動し、
    前記本体ストッパ凹部内を、前記ストッパ片の他端部であるストッパ端部が移動して前記角部に当接し、
    前記角部を連結部として前記ストッパ片が、前記第1の方向とは逆方向の第2の方向に回動すると共に、前記第2の連結部が変形して、前記第2の可動片が前記第1の可動片に対して前記第2の方向に回動することを特徴とする請求項記載のクリーニング方法。
  11. 前記装置本体の前記凹部に前記機器が装着されることにより、前記充電端子の前記接触端部が前記機器の前記接続端子の表面を摺動しながら往復動作し、
    前記往復動作における往路の摺動距離が復路の前記摺動距離よりも長くなるように設定されていることを特徴とする請求項10記載のクリーニング方法。
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