JP5936226B2 - 便器洗浄装置 - Google Patents

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本発明は便器洗浄装置に関する。
特許文献1は局部洗浄装置の温水タンクを開示している。局部洗浄装置は中空に形成された便蓋を有している。温水タンクは便蓋を略同一形状で縮小した形状に形成されており、便蓋の内部に内蔵されている。このため、温水タンクを別に設ける必要がなく、局部洗浄装置のコンパクト化を図ることができる。
実開平5−7767号公報
しかし、特許文献1の局部洗浄装置の温水タンクは、局部を洗浄する洗浄水を貯留するものであるため、貯留した洗浄水を水道圧を利用して吐水し、吐水流量が少ないものである。一方、便器洗浄を実行する際に洗浄タンクから便器本体に供給する洗浄水は、便器本体から汚物等を排出することが必要であるため、流量がある程度多くなければならない。このため、仮に、この温水タンクから便器本体に洗浄水を供給しても、良好に便器洗浄を実行することができない。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、省スペース化を図りつつ、便器洗浄を良好に実行することができる便器洗浄装置を提供することを解決すべき課題としている。
第一発明の便器洗浄装置は、洗浄水を吐水する吐水口を有する便器本体と、この便器本体の上面に回動自在に設けた便蓋とを備えた水洗式便器の便器洗浄装置であって、
前記便蓋に一体的に設けられており、前記便器本体の上面近傍の倒伏位置と、その位置よりも高い起立位置との間を前記便蓋の回動に伴い移動し、前記起立位置に位置した際の上端部に空気抜き孔が設けられ、前記起立位置で貯留した洗浄水を吐水する洗浄タンクと、
この洗浄タンクと前記吐水口とを連通する吐水流路と、
前記洗浄タンクが前記起立位置に位置した状態で前記吐水流路を開放する開閉弁とを備えていることを特徴とする。
この便器洗浄装置は、洗浄タンクが起立位置に位置した状態で開閉弁を開弁して吐水流路を開放する。これによって、この便器洗浄装置は洗浄タンク内に貯留した洗浄水を吐水する。この際、洗浄タンクが起立位置に位置しているため、洗浄タンク内に貯留した洗浄水の位置エネルギーが大きく、大流量の洗浄水を吐水流路を介して吐水口から便器本体に供給することができる。また、洗浄タンクを便蓋に一体的に設けているため、洗浄タンクを便器本体の後部上面等に設ける必要がなく、すっきりとしたローシルエットの水洗式便器を形成することができる。
したがって、第一発明の便器洗浄装置は、省スペース化を図りつつ、便器洗浄を良好に実行することができる。
前記洗浄タンクは前記起立位置に位置した際の上端部に空気抜き孔を設けられている。この場合、洗浄タンクが起立位置に位置した状態で空気抜き孔から洗浄タンク内の空気が抜けつつ、洗浄タンク内に洗浄水が流入するため、洗浄水を良好に貯留することができる。また、開閉弁を開弁すると、洗浄タンク内に貯留した洗浄水の位置エネルギーを利用して、空気抜き孔から洗浄タンク内に空気が流入しつつ、大流量の洗浄水を吐水することができる。
前記空気抜き孔は前記洗浄タンクが倒伏位置に位置した際の上側に設けられ得る。この場合、仮に、洗浄タンク内に洗浄水を貯留した状態で便蓋が便器本体上に伏した状態に回動しても、つまり、洗浄タンクが倒伏位置に位置しても、その際、空気抜き孔が洗浄タンクの上側に位置するため空気抜き孔から洗浄水が流出し難くすることができる。
第二発明の便器洗浄装置は、洗浄水を吐水する吐水口を有する便器本体と、この便器本体の上面に回動自在に設けた便蓋とを備えた水洗式便器の便器洗浄装置であって、
前記便蓋に一体的に設け、前記便器本体の上面近傍の倒伏位置と、その位置よりも高い起立位置との間を前記便蓋の回動に伴い移動し、前記起立位置で貯留した洗浄水を吐水する洗浄タンクと、
この洗浄タンクと前記吐水口とを連通する吐水流路と、
前記洗浄タンクが前記起立位置に位置した状態で前記吐水流路を開放する開閉弁と、
前記洗浄タンクが前記起立位置に位置した状態で前記洗浄タンク内に洗浄水を供給する給水装置と、
を備えており、
前記洗浄タンクが前記倒伏位置に位置した状態で前記洗浄タンク内に洗浄水を貯留しないことを特徴とする。
この場合、洗浄タンクが倒伏位置から起立位置に移動する際、つまり、便蓋が便器本体上に伏した状態から略垂直方向に立ちあがった状態に回動する際、洗浄タンク内に洗浄水が貯留されていない。このため、洗浄タンクが一体的に設けられた便蓋をスムーズに回動することができる。
前記給水装置は、前記洗浄タンクが前記起立位置に位置すると、小洗浄に必要な水量分の洗浄水を前記洗浄タンク内に供給し、大洗浄を実行する際に大洗浄に必要な水量になるように洗浄水を追加供給し得る。この場合、先ずは、洗浄タンク内に小洗浄に必要な水量分の洗浄水を貯留することになるため、小洗浄を実行した際に必ず洗浄タンク内に貯留した洗浄水を使いきることができる。また、大洗浄を実行する際のみ、洗浄タンク内に大洗浄に必要な水量の洗浄水を貯留する。このため、便器洗浄装置は大洗浄も良好に実行することができる。このように、洗浄タンク内に貯留した洗浄水を無駄なく使いきることができるため、節水化を図ることができる。また、便蓋が略垂直方向に立ちあがった状態から便器本体上に伏した状態に回動する際、洗浄タンク内に洗浄水が貯留されていないため、スムーズに便蓋を回動することができるとともに、その際に洗浄タンク内から洗浄水が漏れ出すおそれがない。
実施例の水洗式便器において、洗浄タンクに小洗浄に必要な洗浄水を供給した状態を示す斜視図である。 実施例の水洗式便器において、便蓋が便器本体上に伏した状態を示す斜視図である。 実施例の水洗式便器において、便蓋が便器本体上に伏した状態を示す断面図である。 実施例の水洗式便器において、小洗浄実行時を示す斜視図である。 実施例の水洗式便器において、小洗浄実行時を示す断面図である。 実施例の水洗式便器において、洗浄タンクに大洗浄に必要な洗浄水を追加供給する状態を示す斜視図である。 実施例の水洗式便器において、大洗浄実行時を示す斜視図である。
本発明の便器洗浄装置を備えた水洗式便器を具体化した実施例について、図面を参照しつつ説明する。
<実施例>
実施例の水洗式便器は、図1に示すように、便器本体10、便座20、便蓋30、及び便器洗浄装置40を備えている。便器本体10は、便鉢部11と、便鉢部11の下流側に連通した便器排水路12(図3参照)とを有している。便鉢部11は上端周縁部にリム通水路13を設けている。また、便器本体10はリム通水路13に向けて洗浄水を吐水する吐水口14を有している。この水洗式便器は、便器洗浄(小洗浄又は大洗浄)を実行した際、吐水口14から洗浄水が吐水される。吐水口14から吐水された洗浄水は、リム通水路13に沿って流れつつ、便鉢部11の表面に流れ落ちる。このため、この水洗式便器は、便器洗浄を実行すると、便鉢部11の平面視において、便鉢部11内に旋回流が形成され、汚物等が便鉢部11の中央部に集まり、便鉢部11から便器排水路12へ押し流される。
便座20及び便蓋30は便器本体10の上面後端部に設けられた軸支部15に回動自在に軸支されている。便座20及び便蓋30は夫々の後端部に軸支部15に軸支される軸部を有している。このため、便座20及び便蓋30は、便器本体10上に伏した状態と、前端部が上方に位置するように便器本体10上から略垂直方向に立ちあがった状態との間を回動自在である。
便蓋30は上面部31と側面部32とを有している。便蓋30の上面部31は、便蓋30が便器本体10上から略垂直方向に立ちあがった状態の正面視において、略縦長矩形状であり、上端部が上方向上方に湾曲したかまぼこ形状である。便蓋30の上面部31は上端部の中央の裏面から突出して形成された当接部33を有している。当接部33は先端部33Aが弾性部材から形成されている。当接部33は、図3に示すように、便蓋30が便器本体10上に伏した際、先端部33Aの下面が便座20の上面に当接する。
便蓋30の側面部32は、図2及び図3に示すように、便蓋30が便器本体10上に伏した状態において、上面部31の左右縁部及び前縁部から下方に延びて帯状に形成されている。便蓋30は、便座20及び便蓋30が便器本体10上に伏した状態に位置すると、便座20及び便器本体10の上面部を上方から覆うように形成されている。
便器洗浄装置40は、図1に示すように、洗浄タンク41、吐水流路42、開閉弁43、給水装置44を備えている。洗浄タンク41は、便蓋30の上面部31の裏面であって、便蓋30が便器本体10上から略垂直方向に立ちあがった状態において、上面部31の上側に偏った位置に一体的に固定されている。洗浄タンク41は、便蓋30が便器本体10上に伏した際の側面部32の上下幅よりも小さい幅を有した左右側面部41L、41R、上面部41U及び下面部41Bと、便蓋30の上面部31の左右幅よりわずかに小さい左右幅を有した前面部41F及び背面部41とを有し、外形状が略直方体形状に形成されている。また、この洗浄タンク41は、便蓋30が便器本体10上から略垂直方向に立ちあがった状態において、便蓋30の上下寸法よりも短い上下寸法に形成されている。
このように、洗浄タンク41は、便蓋30の上面部31の裏面側であって、側面部32に囲まれた領域内に固定することができる。このため、図3に示すように、便蓋30が便器本体10上に伏した際、つまり、洗浄タンク41が便器本体10の上面近傍の倒伏位置に位置した際、洗浄タンク41の前面部41Fが便座20の上面に接触することを防止することができる。洗浄タンク41は、便蓋30の回動に伴い、便蓋30が便器本体10上に伏した際の便器本体10の上面近傍の倒伏位置と、便蓋30が便器本体10上から略垂直方向に立ちあがった際に、倒伏位置よりも高い起立位置との間を移動することができる。
洗浄タンク41は、図1に示すように、上面の左右幅の全体に亘ってスリット形状の空気抜き孔41Sを設けている。つまり、洗浄タンク41は起立位置に位置した際の上端部に空気抜き孔41Sを設けている。この空気抜き孔41Sは、図3に示すように、洗浄タンク41が倒伏位置に位置した際の洗浄タンク41の上面部41Uの上側に設けられている。
洗浄タンク41は、図1に示すように、下面部41Bの左右中央部に流出口41Dを有している。吐水流路42は、上流端部を流出口41Dに接続し、便器本体10の後端部に設けられた開口16を通って便器本体10内部に挿入され、下流端開口42Aを便器本体10の吐水口14に向けて開口している。このように、吐水流路42は流出口41Dと便器本体10の吐水口14とを連通している。開閉弁43は、吐水流路42の途中に設けられ、吐水流路42を開閉することができる。
洗浄タンク41は下面部41Bの右側端部に流入口41Eを有している。給水装置44は、この流入口41Eに下流端部を接続した給水路45と、この給水路45を開閉する給水弁46とを有している。給水路45は便蓋30を軸支する軸支部15の軸心を貫通している。また、給水路45は上流の給水源Sに連通している。
次に、このような構成を有する便器洗浄装置40を備えた水洗式便器の便器洗浄動作を説明する。
<待機状態>
この水洗式便器は、待機状態において、図2及び図3に示すように、便座20及び便蓋30が便器本体10上に伏した状態に位置している。待機状態において、便器洗浄装置40は洗浄タンク41内に洗浄水を貯留していない。また、この水洗式便器は、洗浄タンク41を便蓋30に一体的に設けているため、洗浄タンク41を便器本体10の後部上面等に設ける必要がなく、すっきりとしたローシルエットにすることができる。
<用便時>
水洗式便器の使用者は、用便をするために、便蓋30を便器本体10上から略垂直方向に立ちあげる。つまり、洗浄タンク41が起立位置に移動する。この際、洗浄タンク41内に洗浄水が貯留されていないため、洗浄タンク41が一体に設けられた便蓋30をスムーズに回動することができる。なお、使用者が男性であって、小便を行う際、便蓋30を便器本体10上から略垂直方向に立ちあげるとともに、便座20も同様に便器本体10上から略垂直方向に立ちあげる。この状態で使用者は用便をする。その間に、図1に示すように、給水弁46が開弁して、給水路45から洗浄タンク41内に洗浄水が流入する。この際、給水弁46は、洗浄タンク41内に小洗浄に必要な水量分の洗浄水を供給するまで開弁状態を維持し、その後、閉弁する。洗浄タンク41が起立位置に位置した状態で空気抜き孔41Sから洗浄タンク41内の空気が抜けつつ、洗浄タンク41内に洗浄水が流入するため、洗浄水を良好に貯留することができる。
<小洗浄実行時>
水洗式便器の使用者が用便後、図示しないリモートコントローラーの操作部に設けられた小洗浄ボタンを操作すると、図4及び図5に示すように、開閉弁43が開弁し、吐水流路42を開放する。洗浄タンク41が起立位置に位置しているため、洗浄タンク41内に貯留した洗浄水の位置エネルギーが大きく、大流量の洗浄水を吐水流路42を介して便器本体10の吐水口14から便器本体10内に供給することができる。この際、洗浄タンク41の空気抜き孔41Sから空気が洗浄タンク41内に流入するため、洗浄タンク41から洗浄水が良好に流出する。吐水口14から吐水された洗浄水は、リム通水路13に沿って流れつつ、便鉢部11の表面に流れ落ちる。このため、この水洗式便器は、小洗浄を実行すると、便鉢部11の平面視において、便鉢部11内に旋回流が形成され、トイレットペーパー等が便鉢部11の中央部に集まり、便鉢部11から便器排水路12へ押し流される。開閉弁43は、洗浄タンク41内に貯留した小洗浄に必要な水量分の洗浄水が完全に吐水されるまで、開弁状態を維持し、その後、閉弁する。このように、この便器洗浄装置40は小洗浄を実行した際に必ず洗浄タンク41内に貯留した洗浄水を使いきることができる。
<大洗浄実行時>
水洗式便器の使用者が用便後、図示しないリモートコントローラーの操作部に設けられた大洗浄ボタンを操作すると、図6に示すように、先ず、給水弁46が開弁して、大洗浄に必要な水量になるように洗浄タンク41内に洗浄水を追加供給する。給水弁46は洗浄タンク41内に大洗浄に必要な水量の洗浄水が貯留されるまで開弁状態を維持し、その後、閉弁する。その後、便器洗浄装置40は、図7に示すように、開閉弁43が開弁し、吐水流路42を開放する。洗浄タンク41が起立位置に位置しているため、洗浄タンク41内に貯留した洗浄水の位置エネルギーが大きく、大流量の洗浄水が吐水流路42を介して便器本体10の吐水口14から便器本体10内に供給することができる。この際、洗浄タンク41の空気抜き孔41Sから空気が洗浄タンク41内に流入するため、洗浄タンク41から洗浄水が良好に流出する。吐水口14から吐水された洗浄水は、リム通水路13に沿って流れつつ、便鉢部11の表面に流れ落ちる。このため、この水洗式便器は、大洗浄を実行すると、便鉢部11の平面視において、便鉢部11内に旋回流が形成され、汚物等が便鉢部11の中央部に集まり、便鉢部11から便器排水路12へ押し流される。開閉弁43は、洗浄タンク41内に貯留した大洗浄に必要な水量分の洗浄水が完全に吐水されるまで、開弁状態を維持し、その後、閉弁する。このように、この便器洗浄装置40は大洗浄を実行した際にも必ず洗浄タンク41内に貯留した洗浄水を使いきることができる。
このように、この便器洗浄装置40は、小洗浄時、及び大洗浄時において、洗浄タンク41が起立位置に位置した状態で開閉弁43を開弁して吐水流路42を開放し、洗浄タンク41内に貯留した洗浄水を吐水する。このため、洗浄タンク41内に貯留した洗浄水の位置エネルギーを利用して大流量の洗浄水を吐水流路42を介して吐水口14から便器本体10に供給することができる。また、洗浄タンク41を便蓋30に一体的に設けているため、洗浄タンク41を便器本体10の後部上面に設ける必要がなく、すっきりとしたローシルエットの水洗式便器にすることができる。
したがって、実施例の便器洗浄装置40は、省スペース化を図りつつ、便器洗浄を良好に行うことができる。
また、洗浄タンク41は、空気抜き孔41Sを洗浄タンク41が倒伏位置に位置した際の洗浄タンク41の上面の上側に設けているため、仮に洗浄タンク41内に洗浄水を貯留した状態で便蓋30が便器本体10の上面上にした状態に回動しても、つまり、洗浄タンク41が倒伏位置に位置しても、空気抜き孔41Sから洗浄水が流出し難くすることができる。
また、この便器洗浄装置40は、便器洗浄(小洗浄又は大洗浄)を実行した後、洗浄タンク41内に貯留した洗浄水を無駄なく使いきることができるため、節水化を図ることができる。
<便器洗浄後>
便器洗浄(小洗浄又は大洗浄)を実行し、終了した後、図2又は図3に示すように、便蓋30を略垂直方向に立ちあがった状態から便器本体10上に伏した状態に回動する。これによって、水洗式便器は待機状態に復帰する。この際、洗浄タンク41内に洗浄水が貯留されていないため、便蓋30をスムーズに回動することができるとともに、洗浄タンク41内から洗浄水が漏れ出すおそれがない。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施例では、スリット形状の空気抜き孔を設けたが、スリット形状でなく、複数個の開口を洗浄タンクの上面に設けてもよい。
(2)実施例では、空気抜き孔を洗浄タンクが倒伏位置に位置した際の洗浄タンクの上面の上側に設けたが、空気抜き孔は洗浄タンクの上面に設ければよい。この場合、空気抜き孔を通して洗浄水が流出しないように空気抜き孔に逆止弁等を設けるとよい。
(3)実施例では、便器本体の吐水口をリム通水路に向けて洗浄水を吐水する位置に設けたが、吐水口を便鉢部の下部に便器排水路の下流側に向けて設けて、便器排水路の下流側に向けて洗浄水を吐水するようにしてもよい。
10…便器本体
14…吐水口
30…便蓋
40…便器洗浄装置
41…洗浄タンク
41S…空気抜き孔
42…吐水流路
43…開閉弁
44…給水装置

Claims (4)

  1. 洗浄水を吐水する吐水口を有する便器本体と、この便器本体の上面に回動自在に設けた便蓋とを備えた水洗式便器の便器洗浄装置であって、
    前記便蓋に一体的に設けられており、前記便器本体の上面近傍の倒伏位置と、その位置よりも高い起立位置との間を前記便蓋の回動に伴い移動し、前記起立位置に位置した際の上端部に空気抜き孔が設けられ、前記起立位置で貯留した洗浄水を吐水する洗浄タンクと、
    この洗浄タンクと前記吐水口とを連通する吐水流路と、
    前記洗浄タンクが前記起立位置に位置した状態で前記吐水流路を開放する開閉弁とを備えていることを特徴とする便器洗浄装置。
  2. 前記空気抜き孔は前記洗浄タンクが倒伏位置に位置した際の上側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の便器洗浄装置。
  3. 洗浄水を吐水する吐水口を有する便器本体と、この便器本体の上面に回動自在に設けた便蓋とを備えた水洗式便器の便器洗浄装置であって、
    前記便蓋に一体的に設け、前記便器本体の上面近傍の倒伏位置と、その位置よりも高い起立位置との間を前記便蓋の回動に伴い移動し、前記起立位置で貯留した洗浄水を吐水する洗浄タンクと、
    この洗浄タンクと前記吐水口とを連通する吐水流路と、
    前記洗浄タンクが前記起立位置に位置した状態で前記吐水流路を開放する開閉弁と、
    前記洗浄タンクが前記起立位置に位置した状態で前記洗浄タンク内に洗浄水を供給する給水装置と、
    を備えており、
    前記洗浄タンクが前記倒伏位置に位置した状態で前記洗浄タンク内に洗浄水を貯留しないことを特徴とする便器洗浄装置。
  4. 前記給水装置は、前記洗浄タンクが前記起立位置に位置すると、小洗浄に必要な水量分の洗浄水を前記洗浄タンク内に供給し、大洗浄を実行する際に大洗浄に必要な水量になるように洗浄水を追加供給することを特徴とする請求項記載の便器洗浄装置。
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