JP5935000B2 - 無線受信器、及び無線受信器用のアンテナ保持冶具 - Google Patents

無線受信器、及び無線受信器用のアンテナ保持冶具 Download PDF

Info

Publication number
JP5935000B2
JP5935000B2 JP2012104081A JP2012104081A JP5935000B2 JP 5935000 B2 JP5935000 B2 JP 5935000B2 JP 2012104081 A JP2012104081 A JP 2012104081A JP 2012104081 A JP2012104081 A JP 2012104081A JP 5935000 B2 JP5935000 B2 JP 5935000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
holding
substrate
lens
wireless receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012104081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013232811A (ja
Inventor
成弘 三浦
成弘 三浦
永久 片倉
永久 片倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2012104081A priority Critical patent/JP5935000B2/ja
Publication of JP2013232811A publication Critical patent/JP2013232811A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5935000B2 publication Critical patent/JP5935000B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Support Of Aerials (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Description

本発明は、照度センサや熱線センサを備えた無線発信器との間で照明制御などに関する無線信号を送受信する無線受信器、及びこの無線受信器に用いられるアンテナ保持冶具に関する。
従来、照度センサや熱線センサ付きの端末器を用いて、照明負荷の点灯及び消灯を行う照明制御システムが広く利用されている。例えば、伝送ユニット、熱線センサ付き端末器、リレーユニット、スイッチ部、照明負荷を備え、これらが有線の信号線を介して互いに接続されることにより、照明負荷の点灯及び消灯を行う技術が知られている。
そして、熱線センサ付き端末器を含む遠隔制御システムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この遠隔制御システムは、全ての機器が有線の信号線を介して互いに接続されているため、設置に伴う配線作業が必要であった。また、機器の設置後に、熱線センサ付き端末器の設置場所を変更するためには、改めて配線作業が必要となるため、容易にレイアウトを変更することができなかった。
そこで、無線ユニットを用いて照明を制御する技術が開示されている(例えば、非特許文献1参照)。この無線ユニットは、無線信号を良好に受信するために、無線ユニットの外部に突出したアンテナを備えている。しかしながら、このアンテナは、外部からの衝撃を受けて破損する可能性があり、また、無線ユニットの製造時においては基板への半田付けなど取り付け作業に手間を要する。さらに、外部アンテナを設けることで無線ユニットの一層の小型化が実現しにくいという問題もある。
特開2012−74775号公報
"RS485リレー・HA・接点入力 制御ユニット"[平成24年4月18日検索]、インターネット<URL:http://www.xbow.jp/pdf/rs485_seigyo.pdf>
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、治具を別途用意することなく容易にアンテナを内部に収容し、より一層の小型化を図ることができる無線受信器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、電源端子が取り付けられる基板と、該基板を載置する基板支持体と、該基板支持体と結合するボディと、該ボディに結合するカバーと、を備える無線受信器において、前記基板には、無線信号を受信するアンテナの端部が挿し込まれる挿入孔が形成され、前記無線受信器は、前記アンテナを保持するために互いに平行に形成された2本の保持柱と、前記2本の保持柱を互いに連結する梁と、前記基板上に取り付けられた発光部が発する光を導光するレンズとが一体に形成されたアンテナ保持治具をさらに備え、前記レンズは、前記発光部の上部に位置し、かつ、前記基板から所定の隙間を有するように該梁と一体に形成され、前記保持柱には、前記アンテナの一部が嵌め込まれることにより該アンテナを保持する保持溝が設けられることを特徴とする。
この無線受信器において、前記基板は、対向する外周辺に前記保持柱が嵌合する切欠部がそれぞれ設けられ、前記アンテナは、一方の端部は前記挿入孔に挿入され、他方の端部は、該基板に対して垂直方向に所定の長さ延出した箇所で曲折加工された形状を有し、前記ボディは、前記レンズと嵌合するレンズ孔を備えることが好ましい。
この無線受信器において、前記基板、前記アンテナ保持冶具及び前記アンテナは、前記基板支持体及び前記ボディが結合した状態で、前記ボディに形成された収容部内に収容され、前記ボディは、前記収容部の内側底面に前記アンテナの一部が嵌め込まれることにより前記アンテナを保持する嵌合溝を備えることが好ましい。
この無線受信器において、前記保持柱は、その内側面に、前記基板の切欠部と係合する爪部をさらに備えることが好ましい。
この無線受信器において、前記アンテナは、照度を検知する照度センサ及び人体からの放射される熱線を検知する熱線センサを備えた無線発信器との間で前記無線信号を送受信することが好ましい。
また、本発明に係る無線受信器用のアンテナ保持冶具は、アンテナを保持する2本の保持柱と、2本の前記保持柱を互いに連結する梁と、基板上に取り付けられた発光部が発する光を導光するレンズとが一体に形成され、前記レンズは、前記発光部の上部に位置し、かつ、前記基板から所定の隙間を有するように該梁と一体に形成され、前記保持柱には、前記アンテナの一部が嵌め込まれることにより該アンテナを保持する保持溝が設けられることを特徴とする。
本発明に係る無線受信器において、アンテナを機器の内部に無線信号を良好に受信できる状態で保持しつつ小型化を図ることができる。また、加工者は、アンテナを基板に取り付ける際、別途、取り付けにのみ用いられる治具を用いることなく、容易かつ正確に基板に半田付けすることができる。
本発明の実施形態に係る照明制御システムの構成図。 (a)乃至(c)は、本実施形態に係る無線受信器の外観図。 (a)本実施形態に係る無線受信器に用いられる基板支持体の斜視図、(b)本実施形態に係る無線受信器に用いられるボディの斜視図。 同上ボディの平面図。 (a)及び(b)は、本実施形態に係る無線受信器に用いられるアンテナ保持治具の斜視図。 (a)本実施形態に係る無線受信器に用いられる基板支持体、基板、及びアンテナ保持治具の外観図、(b)同上基板の平面図。 (a)及び(b)は、本実施形態に係る無線受信器の断面図。
図1は、本実施形態に係る照明制御システム1の構成を示す。この照明制御システム1は、伝送ユニット2と、リレー制御用端末器3と、リモコンリレー4と、リモコントランス5と、リモコンスイッチ6と、無線受信器7と、無線発信器8と、照明器具9とを備えている。
リレー制御用端末器3、リモコンスイッチ6、及び無線受信器7は、2線式の信号線を介して伝送ユニット2と相互に接続されており、伝送ユニット2との情報のやり取りは、信号線に多重伝送方式で伝送される伝送信号を通して行われる。この照明制御システム1では、無線受信器7と無線発信器8との間で無線通信を行い、照明器具9のオン/オフ状態や室内の照度を自動制御する。
伝送ユニット2は、リモコンスイッチ6や無線受信器7からの伝送信号に基づいて、伝送信号に含まれるアドレス情報から制御対象となる照明器具9を特定すると共に、照明器具9に対する制御状態を特定する。そして、伝送ユニット2は、制御対象となる照明器具9と対応するリレー制御用端末器3に対して、照明器具9のアドレス情報と、その制御状態(ON、OFFや調光レベルなど)とを制御指令信号として送信する。
照明制御システム1内に存在する照明器具9は、負荷アドレスによって一意に特定することができる。具体的には、リレー制御用端末器3には、負荷チャネル(Ch)と呼ばれる固有の識別子が割り当てられており、リレー制御用端末器3に接続するリモコンリレー4には、負荷ナンバー(Nm)を呼ばれる固有の識別子が割り当てられている。負荷チャネル(Ch)と、負荷ナンバー(Nm)とを組み合わせることにより、負荷アドレス(Ch−Nm)が構成される。
リレー制御用端末器3は、リレーの制御状態に応じて照明器具9の状態を制御する負荷制御端末器としての機能を担っている。リレー制御用端末器3は、伝送ユニット2からの伝送信号に基づいて、自己に接続するリモコンリレー4のうち、制御対象となる照明器具9に対応するリモコンリレー4に対して制御信号を送ることにより、リモコンリレー4の状態を制御する。リモコンリレー4の個々のリレーは、リレー制御用端末器3に制御されて、ブレーカ電源(AC100又は200V)10などからの商用交流をオン/オフすることで、照明器具9をオン状態またはオフ状態にする。
リモコントランス5は、リレー制御用端末器3、及びリモコンリレー4に駆動用の電力を供給する。
リモコンスイッチ6は、照明器具9を制御するための制御指令を出力するための入力端末器としての機能を担っている。具体的には、リモコンスイッチ6は、例えば室内などの任意の壁面に設置されており、照明器具9を利用するユーザによってプッシュ操作が可能な端末器である。リモコンスイッチ6は、操作スイッチのいずれかが操作されるのに応じて、その操作スイッチに関連付けられているアドレス情報と、操作スイッチの操作状態とを制御指令として伝送ユニット2に送信する。
無線受信器7は、天井面に埋め込まれ、無線発信器8とワイヤレスで制御情報の送受信を行うと共に、2線式の信号線と接続して伝送ユニット2と制御データの送受信を行う。この無線受信器7には、例えば電波式ワイヤレスアドレス設定器を用いて、アドレスやエリアナンバーが設定される。
無線発信器8は、レイアウトフリーに壁面に設置され、検知エリア周辺の照度を検知する照度センサ、及び検知エリア内の人体から放射される熱線を検知する熱線センサを備える。また、無線発信器8の背面側には、ユーザ操作されるアドレス設定選択つまみ、動作保持時間設定用つまみなどが設けられている。
熱線センサは、人体から放射される熱線を検出して検知エリア内の人の存否に応じて出力する人体検出信号を監視する。無線発信器8は、検知エリア内の人の動きが検出されたときに照明器具9を自動でのON/OFF制御や自動調光させるためのアドレス情報や制御情報を無線受信器7に送信可能とする。また、無線発信器8は、熱線センサによって検知エリア内で人検出されてから所定の動作保持時間経過後に照明器具9を消灯するためのOFF制御要求を無線受信器7に送信する。
照度センサは、検知エリアの明るさを検知(照度検知範囲5〜1000ルクス等)する。無線発信器8は、照度センサにより検知された照度に基づいて照明器具9を制御するための制御情報を無線受信器7に送信可能とする。この照度センサを用いた照明制御により、日没後は点灯するなど外光にあわせて平均照度を一定に保って調光でき、照明環境の快適性を保ちながら省エネを図ることができる。また、無線発信器8が熱線センサに加えて照度センサをも備えることで、暗くなり且つ人がいる時だけの点灯制御などが可能となる。
図2(a)乃至(c)は、本実施形態に係る無線受信器7の外観を示す。図2(a)は、無線受信器7の側面を示し、図2(b)は、無線受信器7のカバー13側からの平面図を示し、図2(c)は、無線受信器7のボディ12側からの平面図を示す。図2(a)を参照して、無線受信器7は、天井面上側から、基板支持体16、ボディ12、及びカバー13が結合することによって構成される。基板支持体16は、後述する基板が載置される合成樹脂などで形成された略円筒有底形状の筐体である。基板支持体16及びボディ12の円筒部は、室内などの天井面に埋め込まれる。
図2(b)を参照して、ボディ12は、中央にLEDなどの光を導光するための円形のレンズ孔15を備える。基板支持体16及びボディ12が天井面に埋め込まれることにより、レンズは、天井面から床に向けて設置される。これにより、室内に居るユーザは、レンズ孔15からの光を視認することが可能となる。図2(a)及び(c)を参照して、ボディ12は、上側が基板支持体16、下側がカバー13と結合する。
図3(a),(b)は、本実施形態に係る基板支持体16及びボディ12の構成を示す。図4は、本実施形態に係るボディ12の平面図を示す。ボディ12は、基板支持体16に載置される基板21のアンテナ23側を収容する収容部17を備える。基板支持体16は、矢印Y1で示すように、ボディ12に収容される。ボディ12は、円形の底面を備え、底面の中央部に収容部17が形成される。収容部17は、壁面によって上面が開口した略筒型に形成される。収容部17の壁面は、長手方向が直線状に形成され、短手方向が円弧状に形成される。収容部17は、長手方向の壁面の上部に、基板支持体16の側面に設けられた突起部18に嵌合するための孔19が設けられた嵌合片20を備える。
基板支持体16は、収容部17と同様に、長手方向は直線状に形成され、短手方向は円弧状に形成される。基板支持体16の長手方向の各側面には、それぞれ孔19に嵌合する突起部18が2つずつ設けられる。基板支持体16に載置される基板21のアンテナ23側は、収容部17に収容され、側面に設けられた4つの突起部18が、収容部17に形成された4つの嵌合片20にそれぞれ嵌合することにより、ボディ12の内部に収容される。また、ボディ12の収容部17の内側底面には、レンズ14と嵌合するレンズ孔15、アンテナ23と嵌合する嵌合溝36が形成されている。
基板支持体16に載置される基板21は、基板支持体16と同様に、長手方向が直線状に形成され、短手方向が円弧状に形成される。基板21の上面中央には、チップ型のLED22(発光部)が取り付けられる。LED22は、無線受信器7が無線信号11の受信している通信中、若しくは、通信又は無線受信器7に異常が発生したときに、点灯又は点滅する。ユーザは、LED22の点灯状態を、カバー13を介して視認することにより、無線信号11の通信状況又は無線受信器7の状態を知ることができる。基板21は、一つの隅付近に、無線信号11を受信するアンテナ23の端部が挿入される挿入孔24を備える。
アンテナ23は、図3(a)に示すように線状であって、一方の端部が挿入孔24に挿入されて、端部と挿入孔24が半田付けされることにより、基板21に取り付けられる。アンテナ23は、無線信号11を感度の良い状態で受信するために基板21から垂直方向に所定の長さ延出した箇所で曲折加工される。アンテナ23は、曲折加工されることにより、基板21に平行な面を成すコイル部25が形成される。これにより、無線受信器7の小型化を図ることができると共に、アンテナ23は、多方向から発信される無線信号11を基板21から離れたコイル部25で良好に受信することができる。
基板支持体16には、アンテナ23を保持するアンテナ保持治具26が取り付けられる。アンテナ保持治具26は、アンテナ23を保持する2本の保持柱27と、2本の保持柱27を連結する梁28と、梁28の中央部に設けられた円筒形のレンズ14が一体に形成される。レンズ14は、LED22の上部に、基板21から所定の隙間を設けて配置される。レンズ14は、LED22の発する光をボディ12に設けられたレンズ孔15からカバー13の外部へ導光させるために、透光性とされる。
2本の保持柱27は、それぞれの上端部にアンテナ23を保持するための保持溝29を有する。アンテナ23のコイル部25の一部が、図3(a)に示すように、保持溝29に嵌め込まれることにより、アンテナ保持治具26は、コイル部25を所定の形状に矯正した状態で、アンテナ23を保持することができる。アンテナ23が基板21に半田付けされるとき、アンテナ23の端部は挿入孔24に挿入され、コイル部25の一部は保持溝29に保持される。これにより、アンテナ23は、半田付けされる前であっても、基板21に対して位置が定まる。従って、加工者は、アンテナ23を基板21に対して固定するための治具を別途用意することなく、挿入孔24に挿入されたアンテナ23の端部と基板21を容易かつ確実に半田付けすることができる。また、アンテナ保持治具26を用いることでアンテナ23のコイル部25を保持するなど別部品が必要なくなり、部品点数を削減できる。
図5は、本実施形態に係るアンテナ保持治具26の構成を示す。アンテナ保持治具26は、アンテナ23を保持する2本の保持柱27と、2本の保持柱27を連結する梁28と、梁28の中央部に設けられたレンズ14で構成される。2本の保持柱27は、互いに平行に形成され、その上端部にはアンテナ23を保持するための保持溝29がそれぞれ設けられる。2本の保持柱27は、それぞれ内側面に、基板21と係合する爪部30を有する。梁28は、保持柱27に対して垂直に形成される。
レンズ14は、梁28に対して垂直であって、保持柱27と平行に形成される。また、レンズ14は、略円筒形であって、その内部は空洞である。レンズ14の先端部は、カバー13に形成されたレンズ孔15に挿通するように円形の突起を有する。レンズ14は、図3(a)に示すように、基板21に接することなく、LED22の上部に位置するため、基板21の電子部品を実装する面積は減少しない。
図6は、本実施形態に係る基板支持体16、基板21、及びアンテナ保持治具26の外観図を示す。ここで、基板21は、基板支持体16に設けられた位置決め用の突起片31が挿入される位置決め孔32と、電源端子33が挿入される一対の端子孔34を備える。突起片31及び位置決め孔32は、基板21の基板支持体16に対する位置を定めることはできるが、基板21のアンテナ保持治具26に対する位置を定めることができない。そこで、基板21は、外周の対向する長手方向の中央部に、2本の保持柱27がそれぞれ嵌まる切欠部35を備える。
組み立て時において、はじめに、基板21の切欠部35が、アンテナ保持治具26の爪部30に係合される。次に、一体化された基板21及びアンテナ保持冶具26は、位置決め孔32に突起片31が挿入され、かつ、端子孔34に電源端子33が挿入された状態で基板支持体16に載置される。電源端子33は、基板21に半田付けされる。これにより、アンテナ保持治具26は、基板支持体16に対して位置が定まる。また、基板21は、切欠部35が保持柱27にそれぞれ嵌まり込むことにより、アンテナ保持冶具26に対して位置が定まる。
保持溝29がアンテナ23のコイル部25を保持するとき、アンテナ保持治具26は、アンテナ23のコイル部25の歪みよって、アンテナ23から力を受けることがある。アンテナ保持治具26は、アンテナ23から力を受けた場合であっても、切欠部35に保持柱27が嵌合されているので、基板21に対して位置ずれしない。これにより、レンズ14は、常にLED22の真上に位置するため、LED22の光をレンズ孔15に挿通された先端部まで導光させることができる。
図7(a),(b)は、本実施形態に係る無線受信器7の断面を示す。図7(a)は、ボディ12が基板支持体16に結合する途中の状態を示し、図7(b)は、ボディ12が基板支持体16に結合した状態を示す。図7(a)を参照して、ボディ12は、内側底面に、アンテナ23のコイル部25が嵌まり込む嵌合溝36を備える。アンテナ23が嵌合溝36に嵌まり込むことにより、ボディ12は、運搬時の振動又は衝撃、若しくは地震による揺れが発生した場合であっても、アンテナ23を所定の形状に保ったまま確実に保持することができる。
ボディ12と基板支持体16が結合するとき、ボディ12は、収容部17にアンテナ23を収容している。基板21は、アンテナ保持治具26の爪部30に係合された状態で基板支持体16に載置される。アンテナ23の端部は、挿入孔24に挿入されて基板21に半田付けされており、保持溝29は、コイル部25の一部を保持している。
この際、ボディ12は、収容部17の内側がアンテナ保持治具26の保持柱27に沿うようにスライドされられて基板支持体16に結合させられる。このとき、保持柱27は、ボディ12をスムーズに基板支持体16に結合させるガイドの役割を担う。これにより、加工者は、迅速かつ簡便にボディ12を基板支持体16に結合させることができる。
図7(b)を参照して、ボディ12及び基板支持体16は、互いに結合することにより、内部にレンズ14、基板21、LED22、及びアンテナ23を収容する。無線受信器7は、アンテナ23を内部に収容することにより、小型化を図ると共に、外部からの衝撃によってアンテナ23が破損することを防止することができる。また、レンズ14の先端部は、レンズ孔15に挿通することにより、LED22からの光をユーザに視認させることができる。
レンズ14の底端部と基板21には、隙間が設けられている。仮に、レンズ14の先端部が押圧されて、基板21に対して垂直方向に力37が加えられた場合、力37は、矢印Y2に示すように、梁28を介して2本の保持柱27に分散する。これにより、基板21に荷重が加わることを防止し、レンズ14は、力37によってレンズ14の底端部で基板21を破損すること防止することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態の構成に限られず、発明の趣旨を変更しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、無線信号11は、無線発信器8から発信される制御信号に限定されるものではなく、無線LANにおける通信信号や、電子機器を操作する信号であってもよい。
1 照明制御システム
7 無線受信器
8 無線発信器
12 ボディ
13 カバー
14 レンズ
15 レンズ孔
16 基板支持体
17 収容部
21 基板
22 LED(発光部)
23 アンテナ
24 挿入孔
26 アンテナ保持治具
27 保持柱
28 梁
29 保持溝
30 爪部
33 電源端子
35 切欠部
36 嵌合溝

Claims (6)

  1. 電源端子が取り付けられる基板と、該基板を載置する基板支持体と、該基板支持体と結合するボディと、該ボディに結合するカバーと、を備える無線受信器において、
    前記基板には、無線信号を受信するアンテナの端部が挿し込まれる挿入孔が形成され、
    前記無線受信器は、
    前記アンテナを保持するために互いに平行に形成された2本の保持柱と、前記2本の保持柱を互いに連結する梁と、前記基板上に取り付けられた発光部が発する光を導光するレンズとが一体に形成されたアンテナ保持治具をさらに備え、
    前記レンズは、前記発光部の上部に位置し、かつ、前記基板から所定の隙間を有するように該梁と一体に形成され、
    前記保持柱には、前記アンテナの一部が嵌め込まれることにより該アンテナを保持する保持溝が設けられることを特徴とする無線受信器。
  2. 前記基板は、対向する外周辺に前記保持柱が嵌合する切欠部がそれぞれ設けられ、
    前記アンテナは、一方の端部は前記挿入孔に挿入され、他方の端部は、該基板に対して垂直方向に所定の長さ延出した箇所で曲折加工された形状を有し
    前記ボディは、前記レンズと嵌合するレンズ孔を備えることを特徴とする請求項1に記載の無線受信器。
  3. 前記基板、前記アンテナ保持冶具及び前記アンテナは、前記基板支持体及び前記ボディが結合した状態で、前記ボディに形成された収容部内に収容され、
    前記ボディは、前記収容部の内側底面に前記アンテナの一部が嵌め込まれることにより前記アンテナを保持する嵌合溝を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線受信器。
  4. 前記保持柱は、その内側面に、前記基板の切欠部と係合する爪部をさらに備える請求項2又は3に記載の無線受信器。
  5. 前記アンテナは、照度を検知する照度センサ及び人体からの放射される熱線を検知する熱線センサを備えた無線発信器との間で前記無線信号を送受信することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の無線受信器。
  6. アンテナを保持する2本の保持柱と、2本の前記保持柱を互いに連結する梁と、基板上に取り付けられた発光部が発する光を導光するレンズとが一体に形成され、
    前記レンズは、前記発光部の上部に位置し、かつ、前記基板から所定の隙間を有するように該梁と一体に形成され、
    前記保持柱には、前記アンテナの一部が嵌め込まれることにより該アンテナを保持する保持溝が設けられることを特徴とする無線受信器用のアンテナ保持治具。
JP2012104081A 2012-04-27 2012-04-27 無線受信器、及び無線受信器用のアンテナ保持冶具 Active JP5935000B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012104081A JP5935000B2 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 無線受信器、及び無線受信器用のアンテナ保持冶具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012104081A JP5935000B2 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 無線受信器、及び無線受信器用のアンテナ保持冶具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013232811A JP2013232811A (ja) 2013-11-14
JP5935000B2 true JP5935000B2 (ja) 2016-06-15

Family

ID=49678886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012104081A Active JP5935000B2 (ja) 2012-04-27 2012-04-27 無線受信器、及び無線受信器用のアンテナ保持冶具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5935000B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001053519A (ja) * 1999-08-12 2001-02-23 Toshiba Corp 無線装置のアンテナ固定装置
JP2001292016A (ja) * 2000-04-04 2001-10-19 Sony Corp Pcカード
JP4600588B2 (ja) * 2000-05-09 2010-12-15 ソニー株式会社 情報処理装置
JP2007243871A (ja) * 2006-03-13 2007-09-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ装置およびその製造方法
JP5613589B2 (ja) * 2010-03-19 2014-10-29 パナソニック株式会社 無線機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013232811A (ja) 2013-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9897300B2 (en) Lighting device
KR101776433B1 (ko) 조명기기
JP2018056015A (ja) 照明器具
EP3477184B1 (en) Downlight apparatus
JP6617882B2 (ja) 照明器具、照明システム及び照明システムの設定方法
JP5935000B2 (ja) 無線受信器、及び無線受信器用のアンテナ保持冶具
JP6886845B2 (ja) 信号モジュール及び照明装置
JP7463702B2 (ja) 光源ユニットおよび照明器具
JP7035804B2 (ja) センサユニット、照明器具、電子機器
JP2017011219A (ja) 制御装置
JP2012112743A (ja) センサ装置、および照明器具
ES2932371T3 (es) Un dispositivo de iluminación y un método
JP2014003010A (ja) 照明装置
JP7151818B2 (ja) 照明器具
JP2017174670A (ja) 照明器具
JP2016058369A (ja) 照明器具
KR102304820B1 (ko) 전자장치
KR101565498B1 (ko) 원형 조명기구에 사용되는 조립형 인쇄회로기판
JP4103714B2 (ja) ワイヤレススイッチ
JP2018181594A (ja) 照明器具
JP2024072884A (ja) 光源ユニットおよび照明器具
JP2011029095A (ja) 照明器具
JP2006012644A (ja) 熱線センサ付き自動スイッチ
JP5899514B2 (ja) 無線端末
JP6138096B2 (ja) 照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150203

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20150312

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20150320

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160401

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5935000

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151