JP5933358B2 - 電子キーシステム、電子キー位置検出装置、および電子キー位置検出方法 - Google Patents

電子キーシステム、電子キー位置検出装置、および電子キー位置検出方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子キーシステム、電子キー位置検出装置、および電子キー位置検出方法に関し、特に電磁場を電子キーの位置検出に用いた電子キーシステム、電子キー位置検出装置、および電子キー位置検出方法に関する。
従来から、アンテナを用いたエリア判定装置が知られている。
たとえば、特許文献1(特開2011−127368号公報)には、通信マスタからのID返信要求に応答して電子キーが返信してきたIDコードによりID照合を行う電子キーシステムの通信エリア形成装置が記載されている。この装置は、通信マスタの送信アンテナとして形成され、軸方向が異なる向きに配置された少なくとも2つのアンテナ部材が設けられた複数軸一体アンテナを備える。この装置は、さらに、複数のアンテナ部材から各々個別に電波を単独送信させるとともに、アンテナ部材の複数から電波を同時送信させることにより、互いに指向性の異なる通信エリアを形成して、電子キーとのID照合を実行させる送信実行手段を備える(段落[0009]を参照)。
また、特許文献2(特開2011−147104号公報)は、通信マスタからの問い合せに通信端末が応答して、これらが双方向通信する無線システムに使用される通信端末位置判定装置が記載されている。この装置は、通信マスタの送信アンテナとして形成され、軸方向が異なる向きに配置された少なくとも2つのアンテナ部材が設けられた複数軸一体アンテナと、ID照合の際に複数のアンテナ部材から各々個別に電波を送信させる個別送信実行手段と、一アンテナ部材からの電波を通信端末が受信した際の受信強度とを備える。この装置は、さらに、他アンテナ部材からの電波を通信端末が受信した際の受信強度とを取得する受信強度取得手段と、2つの受信強度の強度差を算出する強度差算出手段と、強度差から通信端末の位置を判定する位置判定手段とを備える。
特開2011−127368号公報 特開2011−147104号公報
上述の特許文献1および特許文献2に記載のエリア判定装置では、単一アンテナからの電磁波の強度、もしくは複数アンテナからの電磁界の強度の和や差が、ある閾値よりも大きいか小さいかでエリア判定を行なっている。
しかしながら、アンテナから出る電磁界はアンテナに近いほど強いため、アンテナ直近でエリア境界を作ることが非常に困難である。
それゆえに、本発明の目的は、アンテナ直近でエリア境界を作ることができる電子キーシステム、電子キー位置検出装置、および電子キー位置検出方法を提供することである。
本発明のある局面に係わる電子キーシステムは、電子キーの位置を検出する電子キー位置検出装置と、電子キーとからなる。電子キー位置検出装置は、エリア境界を境にして回転電磁場の方向の態様が変化するような回転電磁場を生成する回転電磁場生成部を含む。電子キー位置検出装置は、電子キーで検出された電磁場の方向に基づいて、電子キーの位置を検出する位置検出部を含む。電子キーは、電磁場の方向を検出して電子キー位置検出装置に通知する信号を出力する電磁場方向検出部を含む。
本発明によれば、アンテナ直近でエリア境界を作ることができる。
第1の実施形態の電子キーシステムの構成を表す図である。 図1の電子キーシステムを部屋や車両への入退出管理に使用する場合の電子キー位置検出装置1の配置を示す正面図である。 図1の電子キーシステムを部屋や車両への入退出管理に使用する場合の電子キー位置検出装置1の配置を示す上面図である。 第1の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。 第1の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。 回転電磁場生成部17を上面から見た場合の電磁場の向きの時間変化を表す図である。 時計回りに電磁場が回転している場合には、電磁場のx成分とy成分の変化を表わす図である。 反時計回りに電磁場が回転している場合には、電磁場のx成分とy成分の変化を表わす図である。 第1の実施形態の電子キーシステムのエリア判定手順を表わすフローチャートである。 第2の実施形態の電子キーシステムの構成を表す図である。 第2の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。 第2の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。 回転電磁場生成部117を上面から見た場合の、第2の期間における電磁場の向きの時間変化を表す図である。 第3の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。 第3の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。 第4の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。 第4の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。 第5の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。 第5の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。 第6の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。 第6の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。 第7の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。 第7の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。 第8の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。 第8の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。 第9の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。 第9の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。 第10の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。 第10の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態の電子キーシステムの構成を表す図である。
電子キーシステムは、電子キー位置検出装置1と、電子キー2とからなる。
電子キー位置検出装置1は、受信機11と、回転電磁場生成部17と、位置検出部15とを備える。電子キー2は、電磁場方向検出部21と、送信機22とを備える。
回転電磁場生成部17は、エリア境界を境にして回転電磁場の方向の態様が変化するような回転電磁場を生成する。回転電磁場生成部17は、2極電磁場を生成する2極電磁場生成部13と、2極電磁場と異なる位相の4極電磁場を生成する4極電磁場生成部14とを含む。
4極電磁場生成部14は、第1のアンテナ31aおよび第2のアンテナ31bを含む。
2極電磁場生成部13は、第3のアンテナ32を含む。
第1のアンテナ31aには、基準となる位相の電流が流れる。第2のアンテナ31bの電流が流れる方向は、第1のアンテナ31aの電流が流れる方向と平行である。第3のアンテナ32の電流が流れる方向は、第1のアンテナ31aの電流が流れる方向および第2のアンテナ31bの電流が流れる方向と直交である。
第2のアンテナ31bに流れる電流の位相は、第1のアンテナ31aに流れる電流の位相と逆位相である。第3のアンテナ32に流れる電流の位相は、第1のアンテナ31aおよび第2のアンテナ31bに流れる電流の位相と異なる(たとえば、90度相違する)。
図2および図3は、それぞれ、図1の電子キーシステムを部屋や車両への入退出管理に使用する場合の電子キー位置検出装置1の配置を示す正面図および上面図である。
図2および図3に示すように、回転電磁場生成部17を含む電子キー位置検出装置1が扉の両側の壁のうちの一方の壁に取り付けられる。壁と扉がエリア境界を形成する。地表と垂直方向をz軸とし、壁に垂直方向をy軸とし、z軸およびy軸に直交する軸をx軸とする。第1のアンテナ31a、第2のアンテナ31b、および第3のアンテナ32の重心を原点とする。エリア境界をy=0とする。電子キー位置検出装置1によって、ユーザが保持する電子キー2の位置がエリア境界の内側(y>0)か、あるいは外側(y<0)であるかが判定される。
図4は、第1の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。図5は、第1の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。
第1の実施形態では、第1のアンテナ31aおよび第2のアンテナ31bが、磁界型アンテナであるアンチヘルムホルツコイルである。第3のアンテナ32が、磁界型アンテナであるバーアンテナである。
第1のアンテナ31aであるコイルの中心と第2のアンテナ31bであるコイルの中心を結ぶ線分の中点を通り、当該線分に垂直な平面がエリア境界(y=0)となる。エリア境界に垂直な軸がy軸である。y軸に垂直であって、第3のアンテナ32であるバーアンテナのコアの中心軸がx軸である。y軸およびx軸に垂直な軸がz軸である。
XY平面上で、第1のアンテナ31aの電流が流れる方向をx軸の正方向とし、第2のアンテナ31bの電流が流れる方向をx軸の負方向とし、第3のアンテナ32の電流の流れる方向をy軸の方向とする。
図4および図5では、第1のアンテナ31aと第2のアンテナ31bの間に第3のアンテナ32がある場合を示したが、これに限定するものではなく、第3のアンテナ32が、第1のアンテナ31a側または第2のアンテナ31b側にずれていてもよい。
図6は、回転電磁場生成部17を上面から見た場合の電磁場の向きの時間変化を表す図である。図6におけるΦは4極電磁場を形成する第1のアンテナ31aの信号を、sin波で励磁した場合における時刻t=0を基準とした位相を表す。
図6(a)→図6(b)→図6(c)→図6(d)→図6(a)・・・の順番に電磁場の向きが時間的に変化する。
図6に示すように、y>0(壁の内側)では時計回りの回転電磁場が発生し、y<0(壁の外側)では反時計周りの回転電磁場が発生する。すなわち、アンテナ直近(y=0)でエリア境界を形成している。
時計回りに電磁場が回転している場合には、図7のような順番で電磁場のx成分とy成分が変わる。反時計回りに電磁場が回転している場合には、図8のような順番で電磁場のx成分とy成分が変わる。なお、電子キー2の位置によって状態1〜8のどこから始まるか違うが、状態の変化の順番は変わらない。
再び、図1を参照して、電子キー2に含まれる電磁場方向検出部21は、電子キー2の位置での電磁場の方向を検出して、送信機22および電子キー位置検出装置1の受信機11を通じて、検出した電磁場の方向を通知する信号を出力する。
電磁場方向検出部21は、方向センサ23と、電磁場センサ24と、通知信号生成部25とを含む。
方向センサ23は、電子キー2が向いている方向を検出する。すなわち、電子キー2の長軸方向をu軸として、それに直交する軸をw軸、v軸とした場合に、方向センサ23は、(u、w、z)の座標と、図2に示す部屋または車両の位置座標系である(x、y、z)の座標との関係を検出する。方向センサ23は、地磁気センサおよび加速度センサなどで構成される。
電磁場センサ24は、電子キー2の所定の軸方向の電磁場を検出する。
通知信号生成部25は、方向センサ23で検出した方向に基づいて、検出した電磁場のx軸成分およびy軸の成分を算出して、x軸成分が正か負か0かを表わす第1の信号と、y軸成分が正か負か0かを表わす第2の信号を出力する。
位置検出部15は、電子キー2で検出された電磁場の方向に基づいて、電子キー2がエリア境界の一方側にあるか、あるいは他方側にあるかを判定する。具体的には、位置検出部15は、受信した第1の信号の時間変化および受信した第2の信号の時間変化で表わされる回転電磁場の向きが時計回りの場合に、電子キー2がエリア境界の一方側(y>0:壁の内側)にあると判定する。位置検出部15は、受信した第1の信号の時間変化および受信した第2の信号の時間変化で表わされる回転電磁場の向きが反時計回りの場合に、電子キー2がエリア境界の他方側(y<0:壁の外側)にあると判定する。
電子キー2の送信機22は、第1の信号および第2の信号と、電子キー2のIDコードを含んだ電磁波を電子キー位置検出装置1へ送信する。電子キー位置検出装置1の受信機11は、第1の信号および第2の信号と、電子キー2のIDコードを含んだ電磁波を受信する。送信機22および受信機11は、UHF(Ultra High Frequency)帯の電波を送信する発信機、受信する受信機であってもよい。
(動作)
図9は、第1の実施形態の電子キーシステムのエリア判定手順を表わすフローチャートである。
図9を参照して、電子キー位置検出装置1の回転電磁場生成部17が、エリア境界を境にして回転電磁場の方向の態様が変化するような回転電磁場を生成する(ステップS201)。
次に、電子キー2の電磁場方向検出部21が、電磁場の方向を検出する(ステップS202)。
次に、電子キー2の電磁場方向検出部21が、送信機22および受信機11を通じて電子キー位置検出装置1に電磁場の方向を表わす第1の信号および第2の信号を出力する(ステップS203)。
次に、電子キー位置検出装置1の位置検出部15が、受信した第1の信号および第2の信号の時間変化のパターンに基づいて、電子キー2がエリア境界の一方側にあるか、あるいは他方側にあるかを判定する(ステップS204)。
以上のように、本実施の形態によれば、1対のコイルを逆相モードで励磁することによって、壁の内側では時計回りの回転電磁場を、壁の外側では反時計回りの回転電磁場を作り出し、電子キーで電磁場の方向を検出することで、電子キーの位置するエリアを判定することができる。
なお、第1の実施形態では、エリア境界を境にした出入り判定を行なうことを想定した。電子キーの向きが固定されている場合や、電子キーの動きが制限されている場合(たとえば工場のラインなど)では、回転電磁場発生部17によって発生された回転電磁場の方向を検出するだけで位置に対応させることが可能である。すなわち、この場合には、位置検出部15は、電子キー2で検出された電磁場の方向に基づいて、電子キー2の位置を検出する。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、方向センサを備えた電子キーを用いた場合のエリア判定について説明した。第2の実施形態では、方向センサを備えない電子キーを用いた場合のエリア判定について説明する。
図10は、第2の実施形態の電子キーシステムの構成を表す図である。
電子キーシステムは、電子キー位置検出装置101と、電子キー102とからなる。
電子キー位置検出装置101は、受信機11と、回転電磁場生成部117と、位置検出部115とを備える。電子キー102は、電磁場方向検出部121と、送信機22とを備える。
回転電磁場生成部117は、エリア境界を境にして回転電磁場の方向の態様が変化するような回転電磁場を生成する。回転電磁場生成部117は、2極電磁場を生成する2極電磁場生成部113と、2極電磁場と異なる位相の4極電磁場を生成する4極電磁場生成部114とを含む。
4極電磁場生成部114は、第1のアンテナ37aおよび第2のアンテナ37bを含む。2極電磁場生成部13は、第3のアンテナ32を含む。
第1のアンテナ37aには、基準となる位相の電流が流れる。第2のアンテナ37bの電流が流れる方向は、第1のアンテナ37aの電流が流れる方向と平行である。第3のアンテナ32の電流が流れる方向は、第1のアンテナ37aの電流が流れる方向および第2のアンテナ37bの電流が流れる方向と直交する。
第1の期間では、第2のアンテナ37bに流れる電流の位相が第1のアンテナ37aに流れる電流の位相と逆位相であり、第2の期間では、第2のアンテナ37bに流れる電流の位相が第1のアンテナ37aに流れる電流の位相と同位相である。第1の期間と第2の期間は交互に繰り返される。第3のアンテナ32に流れる電流の位相は、第1のアンテナ37aおよび第2のアンテナ37bに流れる電流の位相と異なる(たとえば、90度相違する)。
図11は、第2の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。図12は、第2の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。
第2の実施形態では、第1のアンテナ37aおよび第2のアンテナ37bが、第1の期間では磁界型アンテナであるアンチヘルムホルツコイルとなり、第2の期間では磁界型アンテナであるヘルムホイツコイルとなる。このようにできるのは、一対のコイルの一方の電流の位相を基準として他方のコイルの電流を逆位相にすると一対のコイルがアンチヘルムホルツコイルを形成し、一対のコイルの一方の電流の位相を基準として他方のコイルの電流を同位相にすると一対のコイルがアンチヘルムホルツコイルを形成するからである。
第3のアンテナ32は、第1の実施形態と同様に磁界型アンテナであるバーアンテナである。
第1のアンテナ37aであるコイルの中心と第2のアンテナ37bであるコイルの中心を結ぶ線分の中点を通り、当該線分に垂直な平面がエリア境界(y=0)とする。エリア境界に垂直な軸がy軸である。y軸に垂直であって、第3のアンテナ32であるバーアンテナのコアの中心軸がx軸である。y軸およびx軸に垂直な軸がz軸である。
XY平面上で、第1のアンテナ37aの電流が流れる方向をx軸の正方向とし、第2のアンテナ37bの電流が流れる方向をx軸の負方向とし、第3のアンテナ32の電流の流れる方向をy軸の方向とする。
図11および図12では、第1のアンテナ37aと第2のアンテナ37bの間に第3のアンテナ32がある場合を示したが、これに限定するものではなく、第3のアンテナ32が、第1のアンテナ37a側または第2のアンテナ37b側にずれていてもよい。
図13は、回転電磁場生成部117を上面から見た場合の、第2の期間における電磁場の向きの時間変化を表す図である。図13におけるΦは4極電磁場を形成する第1のアンテナ37aの信号を、sin波で励磁した場合における時刻t=0を基準とした位相を表す。
図13(a)→図13(b)→図13(c)→図13(d)→図13(a)・・・の順番に電磁場の向きが時間的に変化する。なお、第1の期間における電磁場の向きの時間変化は、第1の実施形態と同様に図6で示される。
図13に示すように、y>0(壁の内側)でも、y<0(壁の外側)でも時計回りの回転電磁場が発生している。 つまり、ヘルムホルツコイルとバーアンテナを用いた場合、生成される回転電磁場の回転方向は位置に依存しない。
図10に示す電磁場方向検出部121は、電子キー102の位置での電磁場の方向を検出して、送信機22および電子キー位置検出装置101の受信機11を通じて、検出した電磁場の方向を通知する信号を出力する。
電磁場方向検出部121は、電磁場センサ24と、通知信号生成部125とを含む。
電磁場センサ24は、電子キー102の所定の軸方向の電磁場を検出する。
通知信号生成部125は、検出した所定の方向の電磁場が正か負か0かを表わす第1の信号を出力する。
位置検出部115は、電子キー102で検出された電磁場の方向に基づいて、電子キー102がエリア境界の一方側にあるか、あるいは他方側にあるかを判定する。具体的には、位置検出部115は、第1の期間における第1の信号の時間変化のパターンと、第2の期間における第1の信号の時間変化のパターンが同一の場合に、電子キー102がエリア境界の一方側(y>0:壁の内側)にあると判定する。また、位置検出部115は、第1の期間における第1の信号の時間変化のパターンと、第2の期間における第1の信号の時間変化のパターンが異なる場合に、電子キー102がエリア境界の他方側(y<0:壁の外側)にあると判定する。
以上のように、本実施の形態によれば、一対のコイルを同相モードと逆相モードで時分割で交互に励磁することによって、壁の内側では各モードで回転方向が同一の回転電磁場を、壁の外側では各モードで回転方向が逆の回転電磁場を作り出し、電子キーで電磁場の時間変化のパターンを検出することによって、電子キーの位置するエリアを判定することができる。
[第3の実施形態]
図14は、第3の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。図15は、第3の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。
第3の実施形態では、第1のアンテナ33aおよび第2のアンテナ33bが、磁界型アンテナである対抗逆向きバーアンテナである。第3のアンテナ32が、第1の実施形態と同様に磁界型アンテナであるバーアンテナである。
第1のアンテナ33aであるコイルの中心と第2のアンテナ33bであるコイルの中心を結ぶ線分の中点を通り、当該線分に垂直な平面がエリア境界(y=0)とする。エリア境界に垂直な軸がy軸である。y軸に垂直であって、第3のアンテナ32であるバーアンテナのコアの中心軸がx軸である。y軸およびx軸に垂直な軸がz軸である。
XY平面上で、第1のアンテナ33aの電流が流れる方向をx軸の正方向とし、第2のアンテナ33bの電流が流れる方向をx軸の負方向とし、第3のアンテナ32の電流の流れる方向をy軸の方向とする。
本実施の形態によれば、アンテナの縦幅を抑えつつ、第1の実施形態と同様に回転電磁場を用いたエリア判定装置を実現することができる。
[第4の実施形態]
図16は、第4の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。図17は、第4の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。
第4の実施形態では、第1のアンテナ33aおよび第2のアンテナ33bが、第3の実施形態と同様に、磁界型アンテナである対抗逆向きバーアンテナである。第3のアンテナ34が、磁界型アンテナであるループアンテナである。
第1のアンテナ33aであるコイルの中心と第2のアンテナ33bであるコイルの中心を結ぶ線分の中点を通り、当該線分に垂直な平面がエリア境界(y=0)とする。エリア境界に垂直な軸がy軸である。y軸に垂直であって、第3のアンテナ34であるループアンテナのコイルの中心軸がx軸である。y軸およびx軸に垂直な軸がz軸である。
XY平面上で、第1のアンテナ33aの電流が流れる方向をx軸の正方向とし、第2のアンテナ33bの電流が流れる方向をx軸の負方向とし、第3のアンテナ34の電流の流れる方向をy軸の方向とする。
本実施の形態によれば、アンテナの横幅を抑えつつ、第1の実施形態と同様に回転電磁場を用いたエリア判定装置を実現することができる。
[第5の実施形態]
図18は、第5の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。図19は、第5の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。
第5の実施形態では、第1のアンテナ35aおよび第2のアンテナ35bが、電界型アンテナである対抗逆向きダイポールアンテナである。第3のアンテナ36が、電界型アンテナであるダイポールアンテナである。
第1のアンテナ35aの中心軸と第2のアンテナ35bの中心軸を結ぶ線分の中点を通り、当該線分に垂直な平面がエリア境界(y=0)とする。エリア境界に垂直な軸がy軸である。y軸に垂直であって、第3のアンテナ36の中心軸がx軸である。y軸およびx軸に垂直な軸がz軸である。
XY平面上で、第1のアンテナ35aの電流が流れる方向をy軸の正方向とし、第2のアンテナ35bの電流が流れる方向をy軸の負方向とし、第3のアンテナ36の電流の流れる方向をx軸の方向とする。
本実施の形態によれば、電界型アンテナを用いることによって、数十MHz以上の周波数が高い領域にて、第1の実施形態と同様に回転電磁場を用いたエリア判定装置を実現することができる。
[第6の実施形態]
図20は、第6の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。図21は、第6の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。
第6の実施形態では、第1のアンテナ31aおよび第2のアンテナ31bが、第1の実施形態と同様に、磁界型アンテナであるアンチヘルムホイツコイルである。第3のアンテナ34が、第4の実施形態と同様に、磁界型アンテナであるループアンテナである。
第1のアンテナ31aであるコイルの中心と第2のアンテナ31bであるコイルの中心を結ぶ線分の中点を通り、当該線分に垂直な平面がエリア境界(y=0)とする。エリア境界に垂直な軸がy軸である。y軸に垂直であって、第3のアンテナ34であるループアンテナのコイルの中心軸がx軸である。y軸およびx軸に垂直な軸がz軸である。
XY平面上で、第1のアンテナ31aの電流が流れる方向をx軸の正方向とし、第2のアンテナ31bの電流が流れる方向をx軸の負方向とし、第3のアンテナ34の電流の流れる方向をy軸の方向とする。
本実施の形態によれば、フェライトなどの磁性体を用いないため、フェライトの飽和の問題を考慮しないで、第1の実施形態と同様に回転電磁場を用いたエリア判定装置を実現することができる。
[第7の実施形態]
図22は、第7の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。図23は、第7の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。
第7の実施形態では、第1のアンテナ38aおよび第2のアンテナ38bが、第1の期間では磁界型アンテナである対抗逆向きバーアンテナとなり、第2の期間では磁界型アンテナである対抗同一向きバーアンテナとなる。このようにできるのは、一対のコイルの一方の電流の位相を基準として他方のコイルの電流を逆位相にすると一対のコイルが対抗逆向きバーアンテナを形成し、一対のコイルの一方の電流の位相を基準として他方のコイルの電流を同位相にすると一対のコイルが対抗同一向きバーアンテナを形成するからである。
第3のアンテナ32が、第1の実施形態と同様に、磁界型アンテナであるバーアンテナである。
第1のアンテナ38aであるバーアンテナのコアの中心と第2のアンテナ38bであるバーアンテナのコアの中心を結ぶ線分の中点を通り、当該線分に垂直な平面がエリア境界(y=0)とする。エリア境界に垂直な軸がy軸である。y軸に垂直であって、第3のアンテナ32であるバーアンテナのコアの中心軸がx軸である。y軸およびx軸に垂直な軸がz軸である。
XY平面上で、第1のアンテナ38aの電流が流れる方向をx軸の正方向とし、第2のアンテナ38bの電流が流れる方向をx軸の負方向とし、第3のアンテナ32の電流の流れる方向をy軸の方向とする。
図22および図23では、第1のアンテナ38aと第2のアンテナ38bの間に第3のアンテナ32がある場合を示したが、これに限定するものではなく、第3のアンテナ32が、第1のアンテナ38a側または第2のアンテナ38b側にずれていてもよい。
本実施の形態によれば、アンテナの縦幅を抑えつつ、第2の実施形態と同様に回転電磁場を用いたエリア判定装置を実現することができる。
[第8の実施形態]
図24は、第8の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。図25は、第8の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。
第8の実施形態では、第1のアンテナ38aおよび第2のアンテナ38bが、第7の実施形態と同様に、第1の期間では磁界型アンテナである対抗逆向きバーアンテナとなり、第2の期間では磁界型アンテナである対抗同一向きバーアンテナとなる。第3のアンテナ34が、第4の実施形態と同様に、磁界型アンテナであるループアンテナである。
第1のアンテナ38aであるバーアンテナのコアの中心と第2のアンテナ38bであるバーアンテナのコアの中心を結ぶ線分の中点を通り、当該線分に垂直な平面がエリア境界(y=0)とする。エリア境界に垂直な軸がy軸である。y軸に垂直であって、第3のアンテナ34であるループアンテナのコイルの中心軸がx軸である。y軸およびx軸に垂直な軸がz軸である。
XY平面上で、第1のアンテナ38aの電流が流れる方向をx軸の正方向とし、第2のアンテナ38bの電流が流れる方向をx軸の負方向とし、第3のアンテナ34の電流の流れる方向をy軸の方向とする。
図24および図25では、第1のアンテナ38aと第2のアンテナ38bの間に第3のアンテナ34がある場合を示したが、これに限定するものではなく、第3のアンテナ34が、第1のアンテナ38a側または第2のアンテナ38b側にずれていてもよい。
本実施形態によれば、アンテナの横幅を抑えつつ、第2の実施形態と同様に回転電磁場を用いたエリア判定装置を実現することができる。
[第9の実施形態]
図26は、第9の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。図27は、第9の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。
第9の実施形態では、第1のアンテナ39aおよび第2のアンテナ39bが、第1の期間では電界型アンテナである対抗逆向きダイポールアンテナであり、第2の期間では電界型アンテナである対抗同一向きダイポールアンテナである。第3のアンテナ36が、第5の実施形態と同様に、電界型アンテナであるダイポールアンテナである。
第1のアンテナ39aの中心軸と第2のアンテナ39bの中心軸を結ぶ線分の中点を通り、当該線分に垂直な平面がエリア境界(y=0)とする。エリア境界に垂直な軸がy軸である。y軸に垂直であって、第3のアンテナ36の中心軸がx軸である。y軸およびx軸に垂直な軸がz軸である。
XY平面上で、第1のアンテナ39aの電流が流れる方向をy軸の正方向とし、第2のアンテナ39bの電流が流れる方向をy軸の負方向とし、第3のアンテナ36の電流の流れる方向をx軸の方向とする。
本実施形態によれば、電界形アンテナを用いることによって、数十MHz以上の周波数が高い領域にて、第2の実施形態と同様に回転電磁場を用いたエリア判定装置を実現することができる。
[第10の実施形態]
図28は、第10の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす正面図である。図29は、第10の実施形態における、第1のアンテナ、第2のアンテナおよび第3のアンテナの外観を表わす上面図である。
第10の実施形態では、第1のアンテナ37aおよび第2のアンテナ37bが、第2の実施形態と同様に、第1の期間では磁界型アンテナであるアンチヘルムホルツコイルとなり、第2の期間では磁界型アンテナであるヘルムホイツコイルとなる。第3のアンテナ34が、第4の実施形態と同様に、磁界型アンテナであるループアンテナである。
第1のアンテナ37aであるコイルの中心と第2のアンテナ37bであるコイルの中心を結ぶ線分の中点を通り、当該線分に垂直な平面がエリア境界(y=0)とする。エリア境界に垂直な軸がy軸である。y軸に垂直であって、第3のアンテナ34であるループアンテナのコイルの中心軸がx軸である。y軸およびx軸に垂直な軸がz軸である。
XY平面上で、第1のアンテナ37aの電流が流れる方向をx軸の正方向とし、第2のアンテナ37bの電流が流れる方向をx軸の負方向とし、第3のアンテナ34の電流の流れる方向をy軸の方向とする。
図28および図29では、第1のアンテナ37aと第2のアンテナ37bの間に第3のアンテナ34がある場合を示したが、これに限定するものではなく、第3のアンテナ34が、第1のアンテナ37a側または第2のアンテナ37b側にずれていてもよい。
本実施の形態によれば、フェライトなどの磁性体を用いないため、フェライトの飽和の問題を考慮しないで、第2の実施形態と同様に回転電磁場を用いたエリア判定装置を実現することができる。
なお、上記の第1〜第10の実施形態では、エリア境界を境にして回転電磁場の方向の態様が変化するような回転電磁場を生成する回転電磁場生成部17として、2極電磁場を生成する2極電磁場生成部と、2極電磁場と異なる位相の4極電磁場を生成する4極電磁場生成部とを含むものとしたが、これに限定するものではない。その他の手段でエリア境界を境にして回転電磁場の方向の態様が変化するような回転電磁場を生成してもよい。
1,101 電子キー位置検出装置、2,102 電子キー、11 受信機、13,113 2極電磁場生成部、14,114 4極電磁場生成部、15,115 位置検出部、17,117 回転電磁場生成部、21,121 電磁場方向検出部、22 送信機、23 方向センサ、24 電磁場センサ、25,125 通知信号生成部、31a,33a,35a,37a,38a,39a 第1のアンテナ、31b,33b,35b,37b,38b,39b 第2のアンテナ、32,34,36 第3のアンテナ。

Claims (15)

  1. 電子キーの位置を検出する電子キー位置検出装置と、電子キーとからなる電子キーシステムであって、
    前記電子キー位置検出装置は、
    エリア境界を境にして回転電磁場の方向の態様が変化するような回転電磁場を生成する回転電磁場生成部と、
    前記電子キーで検出された電磁場の方向に基づいて、前記電子キーの位置を検出する位置検出部を備え、
    前記電子キーは、
    前記電磁場の方向を検出して前記電子キー位置検出装置に通知する信号を出力する電磁場方向検出部を含む、電子キーシステム。
  2. 前記回転電磁場生成部は、2極電磁場を生成する2極電磁場生成部と、前記2極電磁場と異なる位相の4極電磁場を生成する4極電磁場生成部とを含む、請求項1記載の電子キーシステム。
  3. 前記4極電磁場生成部は、第1のアンテナおよび第2のアンテナを含み、
    前記2極電磁場生成部は、第3のアンテナを含み、
    前記第1のアンテナには、基準となる位相の電流が流れ、
    前記第2のアンテナは、電流が流れる方向が前記第1のアンテナと平行であり、
    前記第3のアンテナは、電流が流れる方向が前記第1および前記第2のアンテナと直交し、流れる電流の位相が前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナと異なる、請求項2記載の電子キーシステム。
  4. 前記エリア境界の一方側の回転電磁場の方向が、前記エリア境界の他方側の回転電磁場の方向と逆方向である、請求項3記載の電子キーシステム。
  5. 前記第2のアンテナに流れる電流の位相が前記第1のアンテナに流れる電流の位相と逆位相である、請求項4記載の電子キーシステム。
  6. 前記電磁場方向検出部は、
    前記電子キーの所定の軸方向の電磁場を検出する電磁場センサと、
    前記電子キーが向いている方向を検出する方向センサと、
    前記エリア境界に垂直な軸を第1の軸、前記第1の軸に直交する軸を第2の軸としたときに、前記検出した方向に基づいて、前記検出した電磁場の前記第1の軸の成分および前記第2の軸の成分を算出して、前記第の軸の成分が正か負か0かを表わす第1の信号と前記第の軸の成分が正か負か0かを表わす第2の信号を出力する信号生成部とを含み、
    前記位置検出部は、前記第1の信号の時間変化および前記第2の信号の時間変化で表わされる回転電磁場の方向に基づいて、前記電子キーが前記エリア境界の一方側にあるか、あるいは他方側にあるかを判定する、請求項5記載の電子キーシステム。
  7. 第1の期間において、前記エリア境界の一方側の回転電磁場の方向が、前記エリア境界の他方側の回転電磁場の方向と逆方向であり、
    第2の期間において、前記エリア境界の一方側の回転電磁場の方向が、前記エリア境界の他方側の回転電磁場の方向と同方向である、請求項3記載の電子キーシステム。
  8. 前記第1の期間において、前記第2のアンテナに流れる電流の位相が前記第1のアンテナに流れる電流の位相と逆位相であり、
    前記第2の期間において、前記第2のアンテナに流れる電流の位相が前記第1のアンテナに流れる電流の位相と同位相である、請求項7記載の電子キーシステム。
  9. 前記電磁場方向検出部は、
    前記電子キーの所定の軸方向の電磁場を検出する電磁場センサと、
    前記検出した電磁場が正か負か0かを表わす第1の信号を出力する信号生成部とを含み、
    前記位置検出部は、前記第1の期間における前記第1の信号の時間変化のパターンと、前記第2の期間における前記第1の信号の時間変化のパターンとが同一か否かに基づいて、前記電子キーが前記エリア境界の一方側にあるか、あるいは他方側にあるかを判定する、請求項8記載の電子キーシステム。
  10. 前記第1のアンテナ、前記第2のアンテナおよび第3のアンテナは、磁界型アンテナである、請求項3記載の電子キーシステム。
  11. 前記第1のアンテナ、前記第2のアンテナおよび第3のアンテナは、電界型アンテナである、請求項3記載の電子キーシステム。
  12. 前記第1のアンテナ、前記第2のアンテナおよび第3のアンテナは、それぞれ単一のアンテナにて構成される、請求項3記載の電子キーシステム。
  13. 前記第1のアンテナ、前記第2のアンテナおよび第3のアンテナは、前記エリア境界に近接して配置される、請求項3記載の電子キーシステム。
  14. 電子キーの位置を検出する電子キー位置検出装置であって、
    エリア境界を境にして回転電磁場の方向の態様が変化するような回転電磁場を生成する回転電磁場生成部と、
    前記電子キーで検出された電磁場の方向に基づいて、前記電子キーの位置を検出する位置検出部を備える、電子キー位置検出装置。
  15. 電子キー位置検出装置が、エリア境界を境にして回転電磁場の方向の態様が変化するような回転電磁場を生成するステップと、
    電子キーが、電磁場の方向を検出して前記電子キー位置検出装置に通知する信号を出力するステップと、
    前記電子キー位置検出装置が、前記電子キーで検出された電磁場の方向に基づいて、前記電子キーの位置を検出するステップとを備えた電子キー位置検出方法。
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