JP5928872B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に係り、特に筐体の正面パネルに配置され、パネル部材に複数の操作ボタンを配置した操作パネルを備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置には、操作パネルを配置し、装置を操作する。この操作パネルには、装置の状態を示す表示部と、装置の動作を指定する操作ボタン等と、を配置する。そして、画像形成装置では、操作をよりわかりやすくするため、操作部にさまざまな工夫がなされている。
特許文献1は、操作部の上面に電源ボタン、操作ボタンのように複数のボタンを配置し、そのうち最も操作頻度が高い電源ボタンを、操作部上の他の操作ボタンよりも大きく形成し、他の操作ボタンキーよりも操作者に近い位置に配置した画像形成装置を記載する。
近年、画像処理のデジタル化に伴い、1台でプリンター、スキャナー、ファクシミリ、複写機などの多機能を備えるプリンター複合機(MFP:MultiFunction Printer)が実用化され、普及している。このような画像形成装置の操作部には、装置の各種機能における状態を表示する表示部や、画像形成装置の各機能の操作に対応する多数の操作ボタンを配置している。
しかしながら、このようなプリンター複合機などでは、多数のボタンが配置されているため、一目で必要な操作ボタンを視認することが容易ではない。
本発明は上述の点にかんがみてなされたものであり、オペレーターが一見して必要な操作ボタンを認識することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、記録媒体に画像形成を行う画像形成手段を格納し、オペレーターに正対する正面パネルを少なくとも備える筐体と、前記正面パネルの上側に配置され、複数の操作ボタンおよび前記複数の操作ボタンの周囲に配置されたパネル部材を備える操作部と、を備えた画像形成装置において、前記パネル部材には情報を表示する表示部が設けられ、複数の前記操作ボタンを含んで前記表示部の前記オペレーターから見て右側に配した第1の操作ボタン群と、複数の前記操作ボタンを含んで前記表示部の前記オペレーターから見て左側に配した第2の操作ボタン群は、各々を構成する前記ボタンのいずれもが前記パネル部材の外観性とは異なる外観性であり、前記第1の操作ボタン群は前記複数のボタンとして電源ボタンを含み、前記第1の操作ボタン群の前記電源ボタンを除く他の全ての前記操作ボタンが、前記正面パネルと同じ外観性であり、前記第2の操作ボタン群には、前記電源ボタンを除く前記第一の操作ボタン群の他の前記複数のボタンよりも、前記パネル部材とのコントラストが小さい外観性の操作ボタンを含む、ことを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置によれば、表示部の右側の第1の操作ボタン群を左側の第2の操作ボタン群よりも相対的に目立つようにすることができ、オペレーターは外観性の違いにより操作ボタンを一見して認識することができ、操作を誤ることなく容易に画像形成装置の操作を行うことができる。
実施形態1に係る画像形成装置を示す斜視図である。 原稿読取装置を開状態とした同画像形成装置を示す斜視図である。 原稿載置部の蓋部材を延長状態とした同画像形成装置を示す斜視図である。 原稿載置部の蓋部材を収納状態とした同画像形成装置を示す平面図である。 原稿載置部の蓋部材を延長状態とした同画像形成装置を示す平面図である。 同画像形成装置における取手部を示すものであり、(a)は図4中のA−A線に相当する断面図、(b)は同B−B線に相当する断面図である。 同画像形成装置の外観上の特徴を示す平面図である。 同画像形成装置の外観上の特徴を示す平面図である。 同画像形成装置の操作パネルを示す模式図である。 操作パネルの細部を示すものであり、(a)は表示灯を示す断面図、(b)は表示ランプの表示状態を示す正面図、(c)は操作ボタンを示す断面図である。 原稿搬送装置の内部機構を示す模式図である。 画像形成装置の画像形成手段の構成を示す平面図である。 実施形態2に係る画像形成装置の取手部を示す断面図である。
本発明を実施するための形態(以下では単に実施形態1と記載する)に係る原稿読取装置、および画像形成装置について説明する。
<実施形態1>
以下実施形態1に係る画像形成装置について説明する。実施形態1に係る画像形成装置は、インクジェット記録式の画像形成手段と、画像読取装置と、を備えた画像形成装置本体の上部に自動原稿搬送装置を配置したものである。なお、画像形成手段は、インクジェット記録式に換えて電子写真式等、他の形式の画像形成手段を採用することができる。また、自動原稿搬送装置に換えて載置された原稿を押圧する押圧板を採用することができる。
まず画像形成装置10の概略構造について説明する。図1は実施形態1に係る画像形成装置を示す斜視図、図2は原稿読取装置を開状態とした同画像形成装置を示す斜視図、図3は原稿載置部の蓋部材を延長状態とした同画像形成装置を示す斜視図である。また、図4は原稿載置部の蓋部材を収納状態とした同画像形成装置を示す平面図、図5は原稿載置部の蓋部材を延長状態とした同画像形成装置を示す平面図である。さらに、図6は同画像形成装置における取手部を示すものであり、(a)は図4中のA−A線に相当する断面図、(b)は同B−B線に相当する断面図である。
実施形態1に係る画像形成装置10は、立法体形状の画像形成装置本体100と、その上部に配置された自動原稿搬送装置300と、を備える。画像形成装置本体100は、オペレーター操作側である正面に配置された正面パネル151、および上面152を備えた筐体150を備える。そして筐体150内に、原稿を光学的に読み取る画像読取装置130(図11参照)と、画像形成手段であるインクジェット記録装置400(図12参照)とを備える。画像読取装置130は、原稿を1枚ずつ読み取る手動読取処理と、1枚または複数枚の原稿を自動原稿搬送装置300で搬送して読み取る自動読取処理を行うことができる。
実施形態1に係る画像形成装置10は、正面パネル151、上面152を含む筐体150全体を非光沢であるつや消し白色、自動原稿搬送装置300の大部分をつや消し黒色として、全体として高級感があるものとしている。なお、図1、図2、および図3において、自動原稿搬送装置300は、実際にはつや消し黒色部分と黒色光沢部分を備えるものであるが、作図の都合上着色を省略している。
画像形成装置本体100は、画像を形成する用紙を格納する用紙トレイ110、およびインクジェット記録装置400で画像が記録された用紙が排出される排紙トレイ120を備える。さらに画像形成装置本体100は、画像形成装置10の操作を行う操作ボタン、画像形成装置10の状態を表示する液晶パネル等を配置した操作部としての操作パネル200を備える。
自動原稿搬送装置300は、画像形成装置本体100の奥側にヒンジ部(図示していない)を備え、図2に示すように、自動原稿搬送装置300を手前側から開閉操作できるよう画像形成装置本体100に配置する。図2に示すように、自動原稿搬送装置300を開状態とすると、画像形成装置本体100の上面に手動読取処理の際、原稿が配置されるコンタクトガラス131があらわれる。また、自動原稿搬送装置300の下面には、原稿の手動読取処理のとき原稿をコンタクトガラス131に圧着する原稿押さえ板380を配置し、原稿の自動読取処理のとき原稿が通過する窓部370形成している。
自動原稿搬送装置300は、上述した原稿押さえ板380の上側を覆う搬送装置筐体301を備える。搬送装置筐体301には、自動原稿読取時に原稿を積載する原稿載置部310と、読み取られて排出された原稿を積載する原稿排紙部320とを配置する。また、搬送装置筐体301には自動原稿搬送装置300を開閉するための取手部350と原稿押さえ板380手前側辺からの立ち上げ面部381を形成する。
取手部350は、図6に示すように、搬送装置筐体301のオペレーターの操作側である手前左側の一部を、原稿押さえ板380の手前側縁位置Lより手前側に突き出すよう形成する。取手部350は、自動原稿搬送装置300の幅方向の重心位置を支持できるようにする。
また、取手部350の上面355は上方に凸の曲面に形成する。取手部350は、手前側辺部351および右側辺部352を備え、オペレーターは両方の辺部551、352から指をかけ、自動原稿搬送装置300を開閉することができる。この例では、両方の辺部551、352は曲線部353で連結する。また、取手部350は、その下側に指をかける下面部354を形成する。なお、下面部として図6(A)中2点鎖線で示し符号356を付したように、奥側に向け上昇する斜面として指のかかりをよくすることができる。
原稿載置部310は、1枚または複数枚の原稿を配置する原稿設置台311と、この原稿設置台311上に開閉可能に配置された蓋部材312とを備える。原稿設置台311は、搬送装置筐体301の上面をくぼませて形成する。原稿設置台311には、原稿の両幅方向位置を定める2つの幅位置規制部材313、313を備える。幅位置規制部材313、313は原稿設置台311において紙幅方向にスライドでき、各種の紙幅に対応する位置に配置できる。
原稿載置部310の蓋部材312は、搬送装置筐体301に形成された原稿設置台311上に開閉動可能に取り付けられている。蓋部材312は、原稿設置台311の上部を覆う収納状態と、回転され原稿設置台311の延長部となる延長状態とに設置できる。蓋部材312を収納状態にすると、図1および図4に示すように、蓋部材312は原稿設置台311上を覆い、蓋部材312の表面と搬送装置筐体301の原稿搬送装置330を覆うパネル371とが連続した面を形成する。
原稿載置部310において、図4に示すように、蓋部材312を原稿搬送方向の下流側で原稿設置台311の端部に配置した軸311aで回動自在に支持する。そして、蓋部材312が収納状態のとき、蓋部材312の軸311a側の端部312aは、自動原稿搬送装置300の幅方向における取手部350が形成された領域の内側に配置する。すなわち、蓋部材312の端部312aが取手部350の右側辺部352の延長線Mと一致させるか、延長線Mより内側(図中左側)に配置する。
実施形態1に係る自動原稿搬送装置300では、蓋部材312の端部312aが取手部350の奥で、右側辺部352の延長線Mより飛び出ない。このため、オペレーターが自動原稿搬送装置300を開くに際して蓋部材312に指をかけることなく、確実に取手部350に指をかけるように促すことができる。よって、原稿載置部310の蓋部材312が破損したり、自動原稿搬送装置300自体がたわんだり、ねじれたりすることがない。
また、蓋部材312を延長状態とすると、図3およびに示すように、蓋部材312が原稿設置台311の原稿設置面を延長する。これにより、長尺、例えばA4サイズの原稿を安定して載置できる。
実施形態1に係る自動原稿搬送装置300では、原稿載置部310の蓋部材312を収納状態としたとき、蓋部材312と取手部350とが水平方向の境界線357を挟んで隣り合うように配置する。そして、取手部350に、境界線357を臨んで蓋部材312にオペレーターが手または指をかけることができる凹部360を形成する(図6参照)。これにより、蓋部材312を容易に開くことができる。
原稿排紙部320は、排紙トレイ321を備える。排紙トレイ321は、搬送装置筐体301上面に平面部を形成して構成する。また、原稿設置台311の端部をなす搬送装置筐体301には、開閉可能なフラップ322を備える。フラップ322を開状態(図4中2点鎖線で示した)にすると、排紙トレイ321に排出された原稿Dの下面を支持でき、原稿Dの垂れ下がりおよび落下を防止できる。搬送装置筐体301には、フラップ322を開状態とするとき、指先を挿入する凹部323を形成する。なお、図4および図5中符号170は両面印刷時に用紙を反転する反転処理部を示している。
また、自動原稿搬送装置300は、原稿搬送手段としての原稿搬送装置330(図11参照)を備える。原稿搬送装置330は、搬送装置筐体301の図中左側部のパネル372の下部に設置する。原稿搬送装置330は、原稿載置部310に配置された原稿Dを1枚ずつ窓部370経由で原稿排紙部320まで搬送する。
次に同画像形成装置10の外観上の特徴について説明する。図7および図8は画像形成装置の外観上の特徴を示す平面図である。上述のように原稿載置部310において、蓋部材312は、収納時において原稿設置台311の上側に収納することができる。この状態において、取手部350、蓋部材312の表面、および蓋部材312と取手部350に挟まれるパネル371とは、いずれも同じ外観性、すなわち同じ黒色光沢面に形成する(黒色光沢面を図7、図8中斜線で示した)。
一方、これらの黒色光沢面をなす部材の周囲をなす搬送装置筐体301のパネル372、373、および排紙トレイ321を光が反射しにくいつや消し黒色に形成する。また、収納状態での蓋部材312と、搬送装置筐体301のパネル372、373の高さを一致させ、連続した面を構成するようにする。なお、蓋部材312の裏面はつや消し黒色として形成する。
このような構成を備えることにより、オペレーターは、黒色光沢面の取手部350、および蓋部材312を一目で認識できるので、取手部350、および蓋部材312を迷うことなく操作することができ、誤操作がなくなる。
なお、実施形態1では、取手部350や蓋部材312の表面を光沢がある黒色、他の部分をつや消し黒色としたが、これはつや消し黒色の部分を例えば黒色のシボ面とし、取手部350、蓋部材312の表面と、他の部分との外観性が異なるようにすることができる。ここで、外観性が異なるとは、例えば色彩、光沢、模様、質感等が異なり、オペレーターに与える印象が異なることをいう。実施形態1に係る自動原稿搬送装置300では、取手部350、蓋部材312の表面が目立つように外観性を選択している。これには、目立つようにしたい部材の明度を高くする、彩度を上げる、模様を付すなどする。
また、上述のように、実施形態1に係る画像形成装置本体100では、取手部350に蓋部材312との境界に臨んで蓋部材312に指をかけるための凹部360を形成した。実施形態1に係る自動原稿搬送装置300では、蓋部材312を原稿設置台311上に収納したとき、蓋部材312はパネル362、363と連続した面となるよう構成する。このため、蓋部材312を開閉するための部位が把握しにくくなるが、取手部350を光沢面としたので、オペレーターの意識は装置全体の中で光沢面に向けき、その結果、凹部360を容易に認識できる。さらに凹部360をつや消し黒色や、他の部分と外観性を異ならせればさらに良好に認識できる。
また、実施形態1に係る画像形成装置10では、自動原稿搬送装置300を開閉するときに指をかける下面部354を,光沢黒色とした取手部350の下側に形成した。従来、原稿排紙トレイの手前側の立ち上げ面部381に相当する箇所に持ち手を形成していたが、実施形態1に係る画像形成装置10では立ち上げ面部381に指をかける面を形成していない。オペレーターは指をかける面を把握しにくくなるが、実施形態1に係る画像形成装置10では、光沢面とした取手部350が立ち上げ面部381および操作パネル200の上端よりも正面側に突き出しているので、オペレーターが取手部350を認識しやすくなる。
図3および図10に示すように、蓋部材312を延長状態としているとき、原稿設置台311の上面、蓋部材312に覆われていた面部314、315を、パネル362、363と同様のつや消し黒色である。このため、光沢黒色の面が取手部350だけとなり、オペレーターの意識は取手部350に集中しやすくなる。このため、従来のようにオペレーターが開放状態の蓋部材312を把持して自動原稿搬送装置300の開動作をしてしまうことを防止できる。
また、凹部360と取手部350とは、ともに自動原稿搬送装置300の正面側においてオペレーター視線の鉛直移動方向の上下位置に配置しているため、自動原稿搬送装置300の開放と蓋部材312へのアクセス方向が統一でき、操作性がよくなる。
さらに、実施形態1に係る自動原稿搬送装置300では、原稿搬送装置330を収容している側(搬送手段の駆動部品を収容している側、重心位置)に取手部350を構成する。これにより、自動原稿搬送装置300にたわみや、たわみや、ねじれ等を与える無用の力を与えることがなくなる。
また、取手部350は、手前側の手前側辺部351以外にも右側辺部352にオペレーターが指をかけることもできる。なお、取手部350の形状や大きさは適宜選択することができる。
実施形態1に係る自動原稿搬送装置300では、図6に示すように、取手部350を手前側に突き出させて取手部350を認識しやすくしている。しかし、取手部350が前方に大きく突き出してしまうと、その下に配置された操作パネル200の視認性が悪くなる。このため、実施形態1に係る自動原稿搬送装置300では、図6に示すように、取手部350の前端位置が、操作パネル200を構成する最上部の操作ボタン293が斜め上方から視認できる位置とする。また、液晶パネル280の視認性、操作ボタンの押下操作性をよくするために、操作パネル200を上方が奥になるよう傾斜させている。
次に画像形成装置10の操作パネル200について説明する。図9は実施形態1に係る画像形成装置の操作パネルを示す模式図である。操作パネル200において、パネル部材201には、電源ボタン211、白黒スタートボタン、カラースタートボタン、クリア・ストップボタンからなるスタートボタン群220、テンキー230、カーソル移動キー群240を配置する。またパネル部材201には、プログラムキー212、IDコピーキー213、コピー選択キー251、スキャナー、プリンター、ファクシミリから使用するものを選択する機能選択キー群250、各種設定キー群260、ワンタッチダイヤルキー群270を配置する。さらに、パネル部材201には、画像形成装置10の情報を表示する液晶パネル280、警告灯291、データ入力表示灯292を配置する。なお、作図の都合上、実際にはつや消し黒色のパネル部材201を着色せずに表示している。
そして、パネル部材201を筐体150の正面パネル151の色である白色と異なるつや消し黒色としている。また、各操作ボタンは、その使用頻度を「高」、「中」、「低」に分け、その配置位置および色を違えている。すなわち、使用頻度の「低」の操作ボタンは、液晶パネル280の左側にまとめて配置し、使用頻度の「高」のボタンは取手部350に遮られないように、液晶パネル280の右側にまとめて配置する。
また、使用頻度が「高」のスタートボタン群220、テンキー230、カーソル移動キー群240を目立つ白色にしている。また、次に使用頻度が「中」の機能選択キー群250のうちスキャナー、プリンター、ファクシミリの機能選択キー群250を灰色としている。さらに、使用頻度が「低」の種設定キー群260およびワンタッチダイヤルキー群270をパネル部材201とは異なる質感の黒色としている。さらに、設定の有無を表示する必要がある電源ボタン211、プログラムキー212、およびコピー選択キー251は、バックライトを配置して選択時に発光するものとしている。
実施形態1では、画像形成装置本体100をつや消し白色とし、操作パネル200のパネル部材201をつや消し黒色としているので、両者のコントラストにより、操作パネル200の視認性が良好となる。また、使用頻度が高いボタンについては、つや消し黒色のパネル部材201とコントラストが大きいつや消し白色としているので、視認性を高くし、使用頻度が下がるにつてコントラストが小さくなる灰色、黒としている。なお、使用頻度による振り分けは3段階に限らず、2段階、4段階以上でもよい。
図10は操作パネルの細部を示すものであり、(a)は表示灯を示す断面図、(b)は表示ランプの表示状態を示す正面図、(c)は操作ボタンを示す断面図である。操作パネル200に配置した警告灯291およびデータ入力表示灯292は、操作パネル200の下側隅部から下面202にかけて発光面を備える。また、操作パネル200の下面202と画像形成装置本体上面101とは、隙間を開けて対向して配置している。
このため、警告灯291およびデータ入力表示灯292からの光を、つや消し白色の筐体150の上面152でぼんやりと広がりをもった領域160で光るように反射する。従ってオペレーターは、警告灯291やデータ入力表示灯292発光部の大きさを小さくしても視認しやすくなる。なお、筐体150の上面152を光沢面とすると、発光部における下方側面の輪郭がくっきりと上面152に写るので、発光部が2つあると誤認してしまうこととなる。
なお、筐体150の正面パネル151、上面152、パネル部材201の色、および各ボタンの色は上記例に限らない。使用頻度が高いボタンをより目立つようにできれば、他の外観性の組み合わせによってもよい。上述のように、外観性が異なるとは、例えば色彩、光沢、模様、質感等が異なり、オペレーターに与える印象が異なることをいう。目立つようにしたいボタンの明度を高くする、彩度を上げる、模様を付す、大きさを変える等により、外観性を異ならせることができる。
また、操作パネル200に配置する各種ボタンは、パネル部材201からの突き出し量が下方に向け大きくなるようその操作面204aを傾斜形成する。すなわち、図12(c)に示すように、操作ボタン204のパネル部材201からの突き出し量を、上側をh、下側をHとしたとき、h<Hとする。これにより、斜め上から操作する指を接触しやすく、かつ滑りにくくでき、操作性が向上する。また、操作ボタン204の操作面204aを奥に向けてへこむようにすると指の密着性がさらに良好となり操作性が向上する。
次に実施形態1に係る画像形成装置10の自動原稿搬送装置300と画像読取装置130について説明する。図11は原稿搬送装置と画像読取装置の一部の内部機構を示す模式図である。画像読取装置130を画像形成装置本体100の上部に配置する。この画像読取装置130は、画像形成装置本体100の上面に配置したコンタクトガラス131と、コンタクトガラス131の下部に配置した露光ランプ132、第1ミラー133、図示しないレンズ、図示しない電荷結合素子(CCD)等の撮像素子等を備える。露光ランプ132と第1ミラー133とは図示しないキャリアーに搭載し、キャリアーの移動により同時に移動可能に構成する。
手動読取処理、すなわち自動原稿搬送装置300を開いて、コンタクトガラス131に原稿Dを設置して読み取るとき、露光ランプ132、第1ミラー133を図7中幅方向(副走査方向)に移動し、図示しないレンズを介して結像素子に像を結び原稿Dを撮像する。
自動読取処理、すなわち自動原稿搬送装置300で原稿Dを一枚ずつ搬送して原稿Dを読み取るとき、露光ランプ132および第1ミラー133は、コンタクトガラス131の左下方である原稿読取位置に停止する。この読取位置は、自動原稿搬送装置300の下面に配置した窓部370の下方位置である。原稿読取位置において、窓部370を通過する原稿Dを露光ランプ132によって照射し、原稿Dからの反射光を第1ミラー133および図示しないレンズを介して結像素子に像を結び、原稿Dを撮像する。
原稿搬送装置330は、図11に示すように、呼び出しコロ331、分離ベルト332、分離阻止コロ333、反転経路334、第1搬送コロ335、第1従動コロ336、排紙経路337、第2搬送コロ338、第2従動コロ339、排紙コロ340、および排紙従動コロ341を備える。原稿設置台311に配置された原稿束の原稿Dに呼び出しコロ331が接触・離隔して搬送して後、分離ベルト332および分離阻止コロ333で最上位の原稿を分離する。分離ベルト332および分離阻止コロ333によって分離された原稿Dを第1搬送コロ335および第1従動コロ105で反転経路334に沿って反転移動し、窓部370、すなわちコンタクトガラス131の原稿読取位置に搬送する。
原稿読取位置を通過した原稿Dは、排紙経路337内を第2搬送コロ338および第2従動コロ103で搬送し、排紙コロ340および排紙従動コロ341で排紙トレイ321に上に排紙する。
次に画像形成装置本体100のインクジェット記録装置400について説明する。図12は画像形成装置の画像形成手段の構成を示す平面図である。インクジェット記録装置400では、左右の側板401、402に横架した案内部材であるガイド部材403でキャリッジ404を主走査方向に摺動自在に支持する。そして、主走査モータ405で駆動プーリ406と従動プーリ407との間に張架されたタイミングベルト408を駆動してキャリッジ404を主走査方向に移動走査する。
このキャリッジ404には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の液滴を吐出す液体吐出ヘッドおよびこの液体吐出ヘッドにインクを供給するヘッドタンクを含む記録ヘッドユニット(以下、単に「記録ヘッド」ともいう。)4409を装着している。記録ヘッド409は、複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、滴吐出方向を下方に向けて装着している。これらの複数の記録ヘッド409は図示しないヘッドホルダに保持されることでユニット化してキャリッジ404に搭載している。
また、キャリッジ404の主走査方向に沿ってエンコーダスケール410を配置し、キャリッジ404側にはエンコーダスケール410の目盛り(スケール:位置識別部)を読み取る透過型フォトセンサーからなるエンコーダセンサー411を配置する。エンコーダスケール410とエンコーダセンサー411とで位置検出装置としてのリニアエンコーダを構成する。
一方、キャリッジ404の下側には、図示しない記録媒体を副走査方向に搬送する搬送手段としての搬送ベルト412を配置している。この搬送ベルト412は、無端状ベルトであり、搬送ローラ413とテンションローラ414との間にかけ渡す。搬送ベルト412は、副走査モータ415によってタイミングベルト416およびタイミングプーリ417を介して搬送ローラ413が回転駆動されることによって副走査方向に周回移動される。
さらに、キャリッジ404の主走査方向の一方側には搬送ベルト412の側方に記録ヘッド409の維持回復を行う維持回復機構418を配置している。維持回復機構418は、例えば記録ヘッド409のノズル面(ノズルが形成された面)をキャッピングするキャップ部材、ノズル面を拭い去るワイパ部材、画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出受けなどで構成する。
この画像形成装置では、外部機器からの印刷データが入力された場合や原稿を読み取ったデータを入力すると、用紙トレイ110から給紙した用紙を搬送ベルト412で間欠的に搬送する。そして、キャリッジ404を主走査方向に移動させつつ画像信号に応じて記録ヘッド409を駆動する。さらに、停止している用紙に液滴を吐出して1行分を記録し、用紙を所定量搬送後、次の行の記録を行う動作を繰り返して用紙上に画像を形成し、画像形成後の用紙を装置正面側の排紙トレイ120に排紙する。
<実施形態2>
次に実施形態2に係る画像形成装置について説明する。図13は実施形態2に係る画像形成装置の取手部を示す断面図である。実施形態2に係る自動原稿搬送装置500は、取手部510の上面511を平面として構成した他、実施形態1に係る自動原稿搬送装置300と同じものである。この平面として構成した取手部510には、蓋部520に指をかけるための凹部530を形成する。
なお、自動原稿搬送装置は、画像読取装置を備える画像形成装置本体に設置する例について説明したが、自動原稿搬送装置と画像読取装置とを組み合わせて自動画像読取装置を構成することができる。
10:画像形成装置
100:画像形成装置本体
150:筐体
151:正面パネル
152:上面
200:操作パネル
300:自動原稿搬送装置
301:搬送装置筐体
310:原稿載置部
311:原稿設置台
312:蓋部材
320:原稿排紙部
321:排紙トレイ
330:原稿搬送装置
350:取手部
351:手前側辺部
352:右側辺部
360:凹部
380:原稿押さえ板
381:立ち上げ面部
400:インクジェット記録装置(画像形成手段)
特開2007−168133公報

Claims (6)

  1. 記録媒体に画像形成を行う画像形成手段を格納し、オペレーターに正対する正面パネルを少なくとも備える筐体と、前記正面パネルの上側に配置され、複数の操作ボタンおよび前記複数の操作ボタンの周囲に配置されたパネル部材を備える操作部と、を備えた画像形成装置において、
    前記パネル部材には情報を表示する表示部が設けられ、
    複数の前記操作ボタンを含んで前記表示部の前記オペレーターから見て右側に配した第1の操作ボタン群と、複数の前記操作ボタンを含んで前記表示部の前記オペレーターから見て左側に配した第2の操作ボタン群は、各々を構成する前記ボタンのいずれもが前記パネル部材の外観性とは異なる外観性であり、
    前記第1の操作ボタン群は前記複数のボタンとして電源ボタンを含み、
    前記第1の操作ボタン群の前記電源ボタンを除く他の全ての前記操作ボタンが、前記正面パネルと同じ外観性であり、
    前記第2の操作ボタン群には、前記電源ボタンを除く前記第一の操作ボタン群の他の前記複数のボタンよりも、前記パネル部材とのコントラストが小さい外観性の操作ボタンを含む、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記電源ボタンを除く前記第1の操作ボタン群と前記パネル部材の色彩が異なり、
    前記電源ボタンを除く前記第1の操作ボタン群と前記正面パネルと同じ色彩とした
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記パネル部材の色を黒色とし、前記正面パネルおよび前記第1の操作ボタンの色彩を白としたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記操作部は、前記パネル部材の下側から奥側に延びる下側面を備え、前記下側面が前記正面パネルの上面との間に対向して間隔を開けて配置されるとともに
    記パネル部材には、該パネル部材の下側縁近傍に配置され正面に向け光を放出する正面発光面と、前記下側面に正面発光面と連続形成され、下方に向け光を放出する下側発光面とを備え、
    前記下側発光面から放たれた光が前記正面パネルの上面に反射し画像形成装置の正面側に放出される、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 記正面パネルの上面は、白色であることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記正面パネルの上面は、非光沢面であることを特徴とする請求項4または5に記載の画像形成装置。
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