JP6119828B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は自動原稿搬送装置、自動原稿搬送装置を備える原稿読取装置、および原稿読取装置を備える画像形成装置に関する。
複写装置等の画像形成装置には、原稿を光学的に読み取る電荷結合素子(CCD)等の原稿読取手段を備えた画像読取装置が配置される。画像読取装置には、1枚の原稿を個別に読み取るため、コンタクトガラス上に載せた原稿を副走査方向に移動する原稿読取手段で読み取る手動読取処理を行うものと、自動原稿搬送装置を備え、複数枚の原稿を自動的に順次原稿読取手段の読取位置まで搬送し、自動的に複数枚の原稿を読み取る自動読取処理を行えるものとがある。
この種の自動原稿搬送装置は、原稿載置台に載せた1または複数の原稿を、原稿読取手段の読取位置を経由して原稿排紙トレイに排紙する原稿搬送手段を備える。また、原稿載置台、原稿搬送手段、原稿排紙トレイを一体として筐体に配置し、筐体の下面に手動読取時に原稿をコンタクトガラスに密着させる原稿押さえ板を備える。自動原稿搬送装置を備えた画像読取装置では、原稿押さえ板を自動原稿搬送装置の下側面に配置し、自動原稿搬送装置を画像形成装置のオペレーターが操作する側と反対側である奥側を軸として回転可能に画像形成装置本体に配置し、原稿読取装置全体としてオペレーターが操作する側である手前側で開閉操作できるように構成するものが多い。なお以下、本明細書では、オペレーターが操作時に位置する側を手前側あるいは正面側と、その反対側を奥側あるいは背面側という。
ところで近年、画像形成装置の小型化の要望にともない、上述のように原稿押さえ板を備えた自動原稿搬送装置を薄くしたいという要望がある。これに対応して、原稿読取装置の上部面取り部とコンタクトガラスに原稿を押し付ける原稿押さえ板の下部に形成した取手部とで指の挿入空間を形成しているものがある(例えば特許文献1参照)。
ところで、原稿載置台上に開閉可能に配置された蓋部材を設ける自動原稿搬送装置にあっては、蓋部材を開閉するための部位が把握しにくくなる場合がある。
本発明は上述の点にかんがみてなされたものであり、原稿載置台上に開閉可能に配置された蓋部材を開閉するにあたり、蓋部材を開閉するための部位を良好に認識できる自動原稿搬送装置、自動原稿読取装置、および画像形成装置を提供することを課題とする。
本発明は、自動原稿搬送装置と、前記自動原稿搬送装置で搬送される原稿を光学的に読み取る原稿読取り手段と、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、操作パネルとを備えた画像形成装置であって、前記自動原稿搬送装置は、原稿を載置する原稿載置部と、前記原稿載置部に載置した原稿を搬送する原稿搬送部と、前記原稿搬送部を通過した原稿を積載する原稿積載部とを備え前記原稿載置部は、原稿の一部を設置する原稿載置台と、この原稿載置台に対して回動自在に配置される蓋部材とを備え、前記蓋部材は、前記原稿載置台の上部を覆う閉状態あるいは前記原稿載置台の上部を露出する開状態に設置でき、前記蓋部材を前記閉状態としたとき前記蓋部材と隣り合う筐体部分には、前記蓋部材に手または指をかけることができる凹部が設けられ、前記凹部の底面は該凹部を取り囲んでいる前記筐体部分の外面及び前記蓋部材の外面とは異なる外観性であり、前記操作パネルは、ボタン又はキーが設けられた面とその下側にあって前記面に交差する他の面とに亘って発光面が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、蓋部材を開閉するための部位を良好に認識できる。
実施形態1に係る画像形成装置を示す斜視図である。 原稿読取装置を開状態とした同画像形成装置を示す斜視図である。 原稿載置部の蓋部材を状態とした同画像形成装置を示す斜視図である。 原稿載置部の蓋部材を状態とした同画像形成装置を示す平面図である。 原稿載置部の蓋部材を状態とした同画像形成装置を示す平面図である。 同画像形成装置における取手部を示すものであり、(a)は図4中のA−A線に相当する断面図、(b)は同B−B線に相当する断面図である。 同画像形成装置の外観上の特徴を示す平面図である。 同画像形成装置の外観上の特徴を示す平面図である。 同画像形成装置の操作パネルを示す模式図である。 操作パネルの細部を示すものであり、(a)は表示灯を示す断面図、(b)は表示ランプの表示状態を示す正面図、(c)は操作ボタンを示す断面図である。 原稿搬送装置の内部機構を示す模式図である。 画像形成装置の画像形成手段の構成を示す平面図である。 実施形態2に係る画像形成装置の取手部を示す断面図である。
本発明を実施するための形態に係る自動原稿搬送装置、原稿読取装置、および画像形成装置について説明する。
<実施形態1>
以下実施形態1に係る画像形成装置について説明する。実施形態1に係る画像形成装置は、インクジェット記録式の画像形成手段と、画像読取装置と、を備えた画像形成装置本体の上部に自動原稿搬送装置を配置したものである。なお、画像形成手段は、インクジェット記録式に換えて電子写真式等、他の形式の画像形成手段を採用することができる。
まず画像形成装置10の概略構造について説明する。図1は実施形態1に係る画像形成装置を示す斜視図、図2は原稿読取装置を開状態とした同画像形成装置を示す斜視図、図3は原稿載置部の蓋部材を開いて延長状態(以上及び以下で、開状態、と言う)とした同画像形成装置を示す斜視図である。また、図4は原稿載置部の蓋部材を収納して蓋が閉じた状態(以上及び以下で、閉状態、と言う)とした同画像形成装置を示す平面図、図5は原稿載置部の蓋部材を状態とした同画像形成装置を示す平面図である。さらに、図6は同画像形成装置における取手部を示すものであり、(a)は図4中のA−A線に相当する断面図、(b)は同B−B線に相当する断面図である。

実施形態1に係る画像形成装置10は、立法体形状の画像形成装置本体100と、その上部に配置された自動原稿搬送装置300と、を備える。また、画像形成装置本体100は、内部に原稿を光学的に読み取る画像読取装置130(図11参照)と、画像形成手段であるインクジェット記録装置400(図12参照)とを備える。画像読取装置130は、原稿を1枚ずつ読み取る手動読取処理と、1枚または複数枚の原稿を自動原稿搬送装置300で搬送して読み取る自動読取処理を行うことができる。
実施形態1に係る画像形成装置10では、画像形成装置本体100をつや消しの白色、自動原稿搬送装置300の大部分をつや消し黒色として、全体として高級感があるものとしている。
画像形成装置本体100は、画像を形成する用紙を格納する用紙トレイ110、およびインクジェット記録装置400で画像が記録された用紙が排出される排紙トレイ120を備える。さらに画像形成装置本体100は、画像形成装置10の操作を行う操作ボタン、画像形成装置10の状態を表示する液晶パネル等を備えた操作パネル200を備える。
自動原稿搬送装置300は、画像形成装置本体100の奥側にヒンジ部(図示していない)を備え、図2に示すように、自動原稿搬送装置300を手前側から開閉操作できるよう画像形成装置本体100に搭載する。図2に示すように、自動原稿搬送装置300を開状態とすると、画像形成装置本体100の上面に、手動読取処理の際、原稿を載置する載置原稿読取用原稿載置部としてのコンタクトガラス131があらわれる。また、自動原稿搬送装置300の下面には、原稿の手動読取処理のとき原稿をコンタクトガラス131に圧接させる原稿押さえ板380を配置し、原稿の自動読取処理のとき原稿が通過する窓部370を形成している。
自動原稿搬送装置300は、上述した原稿押さえ板380の上側を覆う筐体301を備える。筐体301には、自動原稿読取時に原稿を積載する原稿載置部310と、読み取られて排出された原稿を積載する原稿積載部320とを配置する。また、筐体301の正面側をなす正面側筐体302に自動原稿搬送装置300を開閉するための取手部350と、原稿押さえ板380手前側辺からの立ち上げ面部381とを形成する。
取手部350は、図6に示すように、正面側筐体302のオペレーターの操作側である手前左側の一部を、原稿押さえ板380の手前側縁位置Lより手前側に突き出すよう形成する。取手部350は、自動原稿搬送装置300の幅方向の重心位置を支持できるようにする。
また、取手部350の上面355は上方に凸の曲面に形成する。取手部350は、図4および図5に示すように、手前側辺部351および右側辺部352を備え、オペレーターは両方の辺部351、352から指をかけ、自動原稿搬送装置300を開閉することができる。この例では、両方の辺部351、352は曲線部353で連結する。また、取手部350は、その下側に指をかける下面部354を形成する。なお、下面部として図6(A)中2点鎖線で示し符号356を付したように、奥側に向け上昇する斜面として指のかかりをよくすることができる。
原稿載置部310は、1枚または複数枚の原稿を載置する原稿載置台311と、この原稿載置台311上に開閉可能に配置された蓋部材312とを備える。原稿載置台311は、筐体301の上面をくぼませて形成する。原稿載置台311には、原稿の両幅方向位置を定める2つの幅位置規制部材313、313を備える。幅位置規制部材313、313は原稿載置台311において原稿紙幅方向にスライドでき、各種の紙幅に対応する位置に配置できる。
原稿載置部310の蓋部材312は、筐体301に形成された原稿載置台311上に開閉動可能に取り付けられている。蓋部材312は、原稿載置台311の上部を覆う状態と、回転され原稿載置台311の延長部となる状態とに設置できる。蓋部材312を状態にすると、図1および図4に示すように、蓋部材312は原稿載置台311上を覆い、蓋部材312の表面と筐体301の原稿搬送装置330を覆うパネル371、372、373とが連続した面を形成する。
図4に示すように、蓋部材312を原稿搬送方向の下流側で原稿載置台311の端部に配置した軸311aで回動自在に支持する。そして、蓋部材312が状態のとき、蓋部材312の軸311a側の端部312aは、自動原稿搬送装置300の幅方向における取手部350が形成された領域の内側に配置する。すなわち、蓋部材312の端部312aが取手部350の右側辺部352の延長線Mと一致させるか、延長線Mより内側(図中左側)に配置する。
実施形態1に係る自動原稿搬送装置300では、蓋部材312の端部312aが取手部350の奥で、右側辺部352の延長線Mより飛び出ない。このため、オペレーターが自動原稿搬送装置300を開くに際して蓋部材312に指をかけず、確実に取手部350に指をかけるように促すことができる。よって、原稿載置部310の蓋部材312が破損したり、自動原稿搬送装置300自体がたわんだり、ねじれたりすることがない。
また、蓋部材312を状態とすると、図3および図5に示すように、蓋部材312が原稿載置台311の原稿載置面を延長する。これにより、長尺、例えばA4サイズの原稿Dを安定して載置できる。
実施形態1に係る自動原稿搬送装置300では、原稿載置部310の蓋部材312を状態としたとき、蓋部材312と取手部350とが水平方向の境界線357を挟んで隣り合うように配置する。そして、取手部350に、境界線357を臨んで蓋部材312にオペレーターが手または指をかけるための凹部360を形成する(図6(b)参照)。これにより、蓋部材312を容易に開くことができる。
原稿積載部320は、排紙トレイ321を備える。排紙トレイ321は、筐体301上面に平面部を形成して構成する。また、原稿載置台311の端部をなす筐体301には、開閉可能なフラップ322を備える。フラップ322を開状態(図4中2点鎖線で示した)にすると、排紙トレイ321に排出された原稿Dの下面を支持でき、原稿Dの垂れ下がりおよび落下を防止できる。筐体301には、フラップ322を開状態とするとき指先を挿入する凹部323を形成する。なお、図4および図5中符号150は両面印刷時に用紙を反転する反転処理部を示している。
また、自動原稿搬送装置300は、原稿搬送手段としての原稿搬送装置330(図11参照)を備える。原稿搬送装置330は、筐体301の図中左側部のパネル372の下部に設置する。原稿搬送装置330は、原稿載置部310に載置された原稿Dを1枚ずつ窓部370経由で原稿積載部320まで搬送する。
次に画像形成装置10の外観上の特徴について説明する。図7および図8は画像形成装置の外観上の特徴を示す平面図である。上述のように原稿載置部310において、蓋部材312は、収納時において原稿載置台311の上側に収納することができる。この状態において、取手部350、蓋部材312の表面、および蓋部材312と取手部350に挟まれるパネル371とは、いずれも同じ外観性、すなわち同じ黒色光沢面に形成する(黒色光沢面を図7、図8中斜線で示した)。
一方、これらの黒色光沢面をなす部材の周囲をなす筐体301のパネル372、373、および排紙トレイ321を光が反射しにくいつや消しの黒色に形成する。また、状態での蓋部材312と、筐体301のパネル372、373の高さを一致させ、連続した面を構成するようにする。なお、蓋部材312の裏面はつや消しの黒色にする。
このような構成を備えることにより、オペレーターは、黒色光沢面の取手部350、および蓋部材312を一目で認識できるので、取手部350、および蓋部材312を迷うことなく操作することができ、誤操作がなくなる。
なお、実施形態1では、取手部350や蓋部材312の表面を光沢がある黒色、他の部分をつや消し黒色としたが、これはつや消し黒色の部分を例えば黒色のシボ面とし、取手部350、蓋部材312の表面と、他の部分との外観性が異なるようにすることができる。ここで、外観性が異なるとは、例えば色彩、光沢、模様、質感等が異なり、オペレーターに与える印象が異なることをいう。実施形態1に係る自動原稿搬送装置300では、取手部350、蓋部材312の表面が目立つように外観性を選択している。これには、目立つようにしたい部材の明度を高くする、彩度を上げる、模様を付すなどする。
また、上述のように、実施形態1に係る画像形成装置本体100では、取手部350に蓋部材312との境界に臨んで蓋部材312に指をかけるための凹部360を形成した。実施形態1に係る自動原稿搬送装置300では、蓋部材312を原稿載置台311上に収納したとき、蓋部材312はパネル372、373と連続した面となるよう構成する。このため、蓋部材312を開閉するための部位が把握しにくくなるが、取手部350を光沢面としたので、オペレーターの意識は装置全体の中で光沢面に向き、その結果、凹部360を容易に認識できる。さらに凹部360をつや消し黒色や、他の部分と外観性を異ならせればさらに良好に認識できる。
また、実施形態1に係る画像形成装置10では、自動原稿搬送装置300を開閉するときに指をかける下面部354を、光沢黒色とした取手部350の下側に形成した。従来、原稿排紙トレイの手前側の立ち上げ面部381に相当する箇所に指をかける取手部を形成していたが、実施形態1に係る画像形成装置10では立ち上げ面部381に指をかける面を形成していない。実施形態1に係る画像形成装置10では、光沢面とした取手部350が立ち上げ面部381および操作パネル200の上端よりも正面側に突き出しているので、オペレーターが取手部350を認識しやすくなる。
図3および図10に示すように、原稿載置部310の蓋部材312を状態としているとき、原稿載置台311の上面、蓋部材312に覆われていた面部314、315を、パネル362、363と同様のつや消し黒色とする。この状態では、光沢黒色の面が取手部350だけとなり、オペレーターの意識は取手部350に集中しやすくなる。このため、従来のようにオペレーターが開放状態の蓋部材312を把持して自動原稿搬送装置300の開動作をしてしまうことを防止できる。
また、凹部360と取手部350とは、ともに自動原稿搬送装置300の正面側においてオペレーター視線の鉛直移動方向の上下位置に配置しているため、自動原稿搬送装置300の開放と蓋部材312への操作のアクセス方向が統一でき、操作性が良くなる。
さらに、実施形態1に係る自動原稿搬送装置300では、原稿搬送装置330を収容している側(搬送手段の駆動部品を収容している側、重心位置)に取手部350を構成する。これにより、自動原稿搬送装置300にたわみや、たわみや、ねじれ等を与える無用の力を与えることがなくなる。
また、取手部350は、手前側の手前側辺部351以外にも右側辺部352にオペレーターが指をかけることもできる。なお、取手部350の形状や大きさは適宜選択することができる。
実施形態1に係る自動原稿搬送装置300では、図6に示すように、取手部350を筐体301の手前側を突き出させて取手部350を認識しやすくしている。しかし、取手部350が前方に大きく突き出してしまうと、その下に配置された操作パネル200の視認性が悪くなる。このため、実施形態1に係る自動原稿搬送装置300では、図6に示すように、液晶パネル280の視認性、操作ボタンの押下操作性をよくするために、操作パネル200を上方が奥になるよう傾斜させている。さらに、取手部350の前端位置が、操作パネル200を構成する最上部の操作ボタン293が斜め上方から視認できる位置とする。
次に画像形成装置10の操作パネル200について説明する。図9は実施形態1に係る画像形成装置の操作パネルを示す模式図である。操作パネル200において、パネル部材201には、電源ボタン211、白黒スタートボタン、カラースタートボタン、クリア・ストップボタンからなるスタートボタン群220、テンキー230、カーソル移動キー群240を配置する。またパネル部材201には、プログラムキー212、IDコピーキー213、コピー選択キー251、スキャナー、プリンター、ファクシミリから使用するものを選択する機能選択キー群250、各種設定キー群260、ワンタッチダイヤルキー群270を配置する。さらに、パネル部材201には、画像形成装置10の情報を表示する液晶パネル280、警告灯291、データ入力表示灯292を配置する。なお、作図の都合上、実際にはつや消し黒色のパネル部材201を着色せずに表示している。
そして、パネル部材201を筐体301の色である白色と異なるつや消し黒色としている。また、各操作ボタンは、その使用頻度を「高」、「中」、「低」に分け、その配置位置および色を違えている。すなわち、使用頻度の「低」の操作ボタンは、液晶パネル280の左側にまとめて配置し、使用頻度の「高」の操作ボタンは取手部350に遮られないように、液晶パネル280の右側にまとめて配置し、使用頻度「中」の操作ボタンは、中間に配置する。
また、使用頻度が「高」のスタートボタン群220、テンキー230、カーソル移動キー群240を目立つ白色にしている。また、次に使用頻度が「中」の機能選択キー群250のうちスキャナー、プリンター、ファクシミリの機能選択キー群250を灰色としている。さらに、使用頻度が「低」の種設定キー群260およびワンタッチダイヤルキー群270をパネル部材201とは異なる質感の黒色としている。さらに、設定の有無を表示する必要がある電源ボタン211、プログラムキー212、およびコピー選択キー251は、バックライトを配置して選択時に発光するものとしている。
実施形態1では、画像形成装置本体100をつや消し白色とし、操作パネル200のパネル部材201をつや消し黒色としているので、両者のコントラストにより、操作パネル200の視認性が良好となる。また、使用頻度が高いボタンについては、つや消し黒色のパネル部材201とコントラストが大きいつや消し白色としているので、視認性を高くし、使用頻度が下がるにしたがってコントラストが小さくなる灰色、黒としている。なお、使用頻度による振り分けは3段階に限らず、2段階、4段階以上でもよい。また、使用頻度が高いボタンをパネル部材201と異なる質感に変えることで(例えばボタンを光沢白色にする)、よりボタンの位置を強調する効果がある。
図10は操作パネルの細部を示すものであり、(a)は表示灯を示す断面図、(b)は表示ランプの表示状態を示す正面図、(c)は操作ボタンを示す断面図である。操作パネル200に配置した警告灯291およびデータ入力表示灯292は、操作パネル200の下側隅部から下面202にかけて発光面を備える。また、操作パネル200の下面202と画像形成装置本体上面101とは、隙間をあけて対向して配置している。
このため、警告灯291およびデータ入力表示灯292からの光は、白色の非光沢面である画像形成装置本体上面101でぼんやりと広がりをもった領域160で光るように反射する。従ってオペレーターは、警告灯291やデータ入力表示灯292発光部の大きさを小さくしても視認しやすくなる。なお、画像形成装置本体上面101を光沢面とすると、発光部における下方側面の輪郭がくっきり画像形成装置本体上面101に写るので、発光部が2つあると誤認してしまうこととなる。
また、操作パネル200に配置する各種ボタンは、パネル部材201からの突き出し量が下方に向け大きくなるようその操作面204aを傾斜形成する。すなわち、図10(c)に示すように、操作ボタン204のパネル部材201からの突き出し量を、上側をh、下側をHとしたとき、h<Hとする。これにより、斜め上から操作する指を接触しやすく、かつ滑りにくくでき、操作性が向上する。また、操作ボタン204の操作面204aを奥に向けてへこむようにすると指の密着性がさらに良好となり操作性が向上する。
次に実施形態1に係る画像形成装置10の自動原稿搬送装置300と画像読取装置130について説明する。図11は原稿搬送装置と画像読取装置の一部の内部機構を示す模式図である。画像読取装置130を画像形成装置本体100の上部に配置する。この画像読取装置130は、画像形成装置本体100の上面に配置したコンタクトガラス131と、コンタクトガラス131の下部に配置した露光ランプ132、第1ミラー133、図示しないレンズ、図示しないCCD等の撮像素子等を備える。露光ランプ132と第1ミラー133とは図示しないキャリアーに搭載し、該キャリアーの移動により同時に移動可能に構成する。
手動読取処理、すなわち自動原稿搬送装置300を開いて、コンタクトガラス131に原稿Dを設置して読み取るとき、露光ランプ132、第1ミラー133を図7中左右方向(副走査方向)に移動し、図示しないレンズを介して結像素子に像を結び原稿Dを撮像する。
自動読取処理、すなわち自動原稿搬送装置300で原稿Dを一枚ずつ搬送して原稿Dを読み取るとき、露光ランプ132および第1ミラー133は、コンタクトガラス131の左下方である原稿読取位置に停止する。この読取位置は、自動原稿搬送装置300の下面に配置した窓部370の下方位置である。原稿読取位置において、窓部370を通過する原稿Dを露光ランプ132によって照射し、原稿Dからの反射光を第1ミラー133および図示しないレンズを介して結像素子に像を結び、原稿Dを撮像する。
原稿搬送装置330は、図11に示すように、呼び出しコロ331、分離ベルト332、分離阻止コロ333、反転経路334、第1搬送コロ335、第1従動コロ336、排紙経路337、第2搬送コロ338、第2従動コロ339、排紙コロ340、および排紙従動コロ341を備える。原稿載置台311に載置された原稿束の原稿Dに呼び出しコロ331が接触・離隔して搬送して後、分離ベルト332および分離阻止コロ333で最上位の原稿を分離する。分離ベルト332および分離阻止コロ333によって分離された原稿Dを第1搬送コロ335および第1従動コロ105で反転経路334に沿って反転移動し、窓部370、すなわちコンタクトガラス131の原稿読取位置に搬送する。
原稿読取位置を通過した原稿Dは、排紙経路337内を第2搬送コロ338および第2従動コロ103で搬送し、排紙コロ340および排紙従動コロ341で排紙トレイ321に上に排紙する。
次に画像形成装置本体100のインクジェット記録装置400について説明する。図12は画像形成装置の画像形成手段の構成を示す平面図である。インクジェット記録装置400では、左右の側板401、402に横架した案内部材であるガイド部材403でキャリッジ404を主走査方向に摺動自在に支持する。そして、主走査モータ405で駆動プーリ406と従動プーリ407との間に架けわたしたタイミングベルト408を駆動してキャリッジ404を主走査方向に移動走査する。
このキャリッジ404には、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色の液滴を吐出す液体吐出ヘッドおよびこの液体吐出ヘッドにインクを供給するヘッドタンクを含む記録ヘッドユニット(以下、単に「記録ヘッド」ともいう。)4409を装着している。記録ヘッド409は、複数のノズルからなるノズル列を主走査方向と直交する副走査方向に配列し、滴吐出方向を下方に向けて装着している。これらの複数の記録ヘッド409は図示しないヘッドホルダに保持されることでユニット化してキャリッジ404に搭載している。
また、キャリッジ404の主走査方向に沿ってエンコーダスケール410を配置し、キャリッジ404側にはエンコーダスケール410の目盛り(スケール:位置識別部)を読み取る透過型フォトセンサーからなるエンコーダセンサー411を配置する。エンコーダスケール410とエンコーダセンサー411とで位置検出装置としてのリニアエンコーダを構成する。
一方、キャリッジ404の下側には、図示しない記録媒体を副走査方向に搬送する搬送手段としての搬送ベルト412を配置している。この搬送ベルト412は、無端状ベルトであり、搬送ローラ413とテンションローラ414との間に架けわたす。搬送ベルト412は、副走査モータ415によってタイミングベルト416およびタイミングプーリ417を介して搬送ローラ413が回転駆動されることによって副走査方向に周回移動される。
さらに、キャリッジ404の主走査方向の一方側には搬送ベルト412の側方に記録ヘッド409の維持回復を行う維持回復機構418を配置している。維持回復機構418は、例えば記録ヘッド409のノズル面(ノズルが形成された面)をキャッピングするキャップ部材、ノズル面を拭い去るワイパ部材、画像形成に寄与しない液滴を吐出する空吐出受けなどで構成する。
この画像形成装置では、外部機器からの印刷データが入力された場合や原稿を読み取ったデータを入力すると、用紙トレイ110から給紙した用紙を搬送ベルト412で間欠的に搬送する。そして、キャリッジ404を主走査方向に移動させつつ画像信号に応じて記録ヘッド409を駆動する。さらに、停止している用紙に液滴を吐出して1行分を記録し、用紙を所定量搬送後、次の行の記録を行う動作を繰り返して用紙上に画像を形成し、画像形成後の用紙を装置正面側の排紙トレイ120に排紙する。
<実施形態2>
次に実施形態2に係る画像形成装置について説明する。図13は実施形態2に係る画像形成装置の取手部を示す断面図である。実施形態2に係る自動原稿搬送装置500は、取手部510の上面511を平面として構成した他、実施形態1に係る自動原稿搬送装置300と同じものである。この平面として構成した取手部510には、蓋部520に指をかけるための凹部530を形成する。
なお、自動原稿搬送装置は、画像読取装置を備える画像形成装置本体に設置する例について説明したが、自動原稿搬送装置と画像読取装置とを組み合わせて自動画像読取装置を構成することができる。
10:画像形成装置
100:画像形成装置本体
131:コンタクトガラス(載置原稿読取用原稿載置部)
200:操作パネル
300:自動原稿搬送装置
301:筐体
310:原稿載置部
311:原稿載置台
312:蓋部材
320:原稿積載
321:排紙トレイ
330:原稿搬送装置
350:取手部
351:手前側辺部
352:右側辺部
360:凹部
380:原稿押さえ板
381:立ち上げ面部
400:インクジェット記録装置(画像形成手段)
特開2009−188959公報

Claims (3)

  1. 自動原稿搬送装置と、前記自動原稿搬送装置で搬送される原稿を光学的に読み取る原稿読取り手段と、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、操作パネルとを備えた画像形成装置であって、
    前記自動原稿搬送装置は、原稿を載置する原稿載置部と、前記原稿載置部に載置した原稿を搬送する原稿搬送部と、前記原稿搬送部を通過した原稿を積載する原稿積載部とを備え
    前記原稿載置部は、原稿の一部を設置する原稿載置台と、この原稿載置台に対して回動自在に配置される蓋部材とを備え、
    前記蓋部材は、前記原稿載置台の上部を覆う閉状態あるいは前記原稿載置台の上部を露出する開状態に設置でき、
    前記蓋部材を前記閉状態としたとき前記蓋部材と隣り合う筐体部分には、前記蓋部材に手または指をかけることができる凹部が設けられ、前記凹部の底面は該凹部を取り囲んでいる前記筐体部分の外面及び前記蓋部材の外面とは異なる外観性であり、
    前記操作パネルは、ボタン又はキーが設けられた面とその下側にあって前記面に交差する他の面とに亘って発光面が設けられていることを特徴とする画像形成装置
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記凹部はその周囲の全てを該凹部の底面とは外観性が異なる前記筐体部分の外面及び前記蓋部材の外面で取り囲まれていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または2記載の画像形成装置において、
    前記操作パネルは画像形成装置本体の正面に設けられ、前記ボタン又はキーは複数並設され、前記蓋部材は、開状態時において、その回動中心とは反対側の端縁が前記全てのボタン又はキーよりも前記自動原稿搬送装置の幅方向において外側に位置することを特徴とする画像形成装置。
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