JP6848594B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置に関するものである。
特許文献1には、操作部からコピー開始指示を与えると、原稿に付加されたバーコード等の識別コードを検出し、識別コードから得られたパス情報からネットワーク経由でオリジナルファイルをダウンロードしてプリント出力する技術が開示されている。
特開2004−153638号公報
ユーザが識別コードを付加された原稿を、単に例えばコピーしたい場合においても、操作部からのコピー開始指示が与えられたときはいつでも、識別コードを検出したり、検出した識別コードを用いてプリンタに印刷させたりするような、識別コードに基づく処理が行われてしまうと、使い勝手が良くない。
本願は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、識別コードに基づく処理を実行させたいユーザの意思を速やかに反映しやすい画像処理装置を提供することを目的とする。
また、本明細書は、筐体と、原稿を読み取る読取部と、筐体の外部へ画像データを出力する画像出力部と、筐体の外面に設けられる操作部と、筐体に設けられるキーと、制御部と、を備え、制御部は、操作部を介した信号が未入力である間にキーを介した信号が入力されると、読取部に読み取らせて生成される画像データから識別コードを検出するコード検出処理と、コード検出処理にて検出した識別コードをデコードするデコード処理と、デコード処理により生成された識別コード情報に基づいて特定される宛先に画像データを画像出力部に出力させる第1出力処理と、を実行し、操作部を介した信号が入力されている間に、キーを介して信号が入力されると、読取部に読み取らせて生成される画像データを画像出力部に出力させる第2出力処理を実行することを特徴とする画像処理装置を開示する。画像処理装置は、操作部を介した信号が未入力である間にキーを介した信号が入力されると、第1出力処理を実行する。このため、ユーザは、識別コードに基づく第1出力処理を実行させたい場合には、キーを操作すれば良い。識別コードに基づく第1出力処理を実行させたいユーザの意思を速やかに反映しやすい画像処理装置とすることができる。
本願に係る画像処理装置によれば、識別コードに基づく処理を実行させたいユーザの意思を速やかに反映しやすい画像処理装置を提供することができる。
第1実施形態に係るMFPの外観を示す斜視図である。 第1実施形態に係る操作パネルの外観を示す図である。 第1実施形態に係るMFPの電気的構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る識別コード処理の対象となる原稿を説明する図である。 第1実施形態に係る識別コード処理の処理内容を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る識別コード実行処理の処理内容を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る識別コードを複数検出した場合に表示される表示画面である。 第1実施形態に係る識別コードの内容がアクセス情報を含む場合のタッチパネルの表示画面の遷移を説明する図である。 第1実施形態に係る識別コードの内容が処理情報である場合のタッチパネルの表示画面の遷移を説明する図である。 第1実施形態の変形例に係る識別コードを複数検出した場合に表示される表示画面である。 第2実施形態に係る識別コード処理の処理内容を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る読取処理実行前に表示される第1形態の表示画面である。 第2実施形態に係る読取処理実行前に表示される第2形態の表示画面である。 第3実施形態に係る操作パネルの外観を示す図である。 別例に係る識別コードの内容を説明する図である。
[第1実施形態]
<MFPの構成>
以下、本願の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。MFP(Multi Function Peripheral)10は、印刷機能、コピー機能、スキャナ機能、FAX送信機能、FAX受信機能、Eメール送信機能を備える複合機である。以下の説明において、方向は、図1で示す方向を用いる。図1に示す様に、MFP10は、筐体11、原稿台カバー21、ADF(Auto Document Feeder)23、給紙トレイ17,18、排紙トレイ19、操作パネル12、およびUSBレセプタクル43などを備えている。筐体11は略箱型であり、上部に原稿台(不図示)を覆う原稿台カバー21が設置されている。原稿台カバー21は後方に不図示の回動軸を有し、上方に回動することができる。MFP10は原稿台の下方にイメージセンサである第1センサ381(図3)を備えている。原稿が原稿台に載置された場合には、MFP10は、原稿台が支持する原稿に対して、第1センサ381を左から右に移動させて、原稿の一方の面を読み取る。
原稿台カバー21の左側上面に、ADF23が設置されている。ADF23は、ADFカバー23a、原稿を搬送するためにモータによって駆動される機構(不図示)およびイメージセンサである第2センサ382(図3)などを有している。ADFカバー23aは、右端部に不図示の回動軸を有し、上方に回動することができる。ADFカバー23aは、図1に示す閉位置と、上方に回動し、回転軸から上方に向かってやや傾斜する開位置とに位置することができる。開位置のADFカバー23aは、上面で原稿を支持する。ADF23は、開位置のADFカバー23aが支持する原稿を、開口部(不図示)から取り込み、原稿台の左端部下方で静止している第1センサ381に対して原稿を相対的に移動させて、原稿の一方の面を読み取り、原稿を原稿台カバー21の上面に排出する。
操作パネル12はタッチパネル41、テンキー64(図2)などの操作ボタンなどを有している。操作パネル12およびUSBレセプタクル43は筐体11の前側の外面に設置されている。USBレセプタクル43はUSB規格のレセプタクルである。尚、図1では、操作パネル12の一部を省略して示している。
給紙トレイ17,18は、筐体11前面の下側に上下に並んで脱着可能に設置されている。排紙トレイ19は、筐体11の前面に対し、内部へ凹んで設置されている。また、筐体11の内部に、給送部(不図示)、画像形成部37(図2)、排出部(不図示)が設置されている。給紙トレイ17または給紙トレイ18に支持されているシートは、給送部により画像形成部37に搬送される。画像形成部37はシートに画像を形成する。排出部は、画像形成したシートを排紙トレイ19へ排出する。
図2に示すように、操作パネル12は、タッチパネル41の他に、メニューキー62、コピーキー63、テンキー64、スタートキー65、および識別コードキー66などの操作キーを有している。スタートキー65および識別コードキー66は円形状である。操作パネル12の表面には、スタートキー65からの距離がスタートキー65の径よりも短くなる位置に、「スタート」の文字が記載されている。また、操作パネル12の表面には、識別コードキー66からの距離が識別コードキー66の径よりも短くなる位置に、「識別コード」の文字が記載されている。これにより、ユーザは、スタートキー65および識別コードキー66を容易に識別することができる。
<MFPの電気的構成>
次に、図3を用いて、MFP10の電気的構成について説明する。MFP10は、図1に示した構成の他に、CPU32、RAM33、ROM34、NVRAM(不揮発性メモリ)35、画像形成部37、画像読取部38、FAX通信部39、ユーザインターフェース40、USBインターフェース42、ネットワークインターフェース44などを備えている。ROM34は、後述する識別コード処理などの処理を実行するためのプログラム、後述する各機能を実現するためのプログラムなどを記憶しており、CPU32は、ROM34から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM33に記憶させながらバス31で接続されている各部の制御を行う。NVRAM35の一部の領域は読取画像記憶領域352となっている。読取画像記憶領域352には、画像読取部38が原稿を読み取って生成した読取画像データが記憶される。
画像形成部37は、例えば印刷ジョブに従って、電子写真方式によりシートにカラーまたはモノクロの画像を印刷する。画像形成部37は、不図示の、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色に対応する4つのプロセスカートリッジ、露光部、転写ローラ、定着部等を有している。プロセスカートリッジの各々は、不図示の、感光体ドラム、現像ローラ、トナー収容室などを有している。露光部は感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する。現像ローラは、静電潜像にトナーを供給し、トナー像を形成する。転写ローラは、トナー像をシートに転写する。定着部はトナーをシートに熱定着させる。
画像読取部38は、第1センサ381もしくは第2センサ382により、原稿の画像を読み取って読取画像データを生成する。
FAX通信部39は、接続している不図示の電話回線を介して、他のFAX通信機器との間でFAXデータの送受を行う。ユーザインターフェース40は、各種の設定画面や装置の動作状態等をタッチパネル41に表示する。また、ユーザがタッチパネル41および操作キーに対して行う操作に応じた信号をCPU32へ出力する。USBインターフェース42は、USBレセプタクル43に接続されたUSB対応の記憶媒体に対して、USB規格に沿ったデータの読み出しおよび書き込みを行う。USB対応の記憶媒体とは、例えば、USBメモリなどである。ネットワークインターフェース44は、例えば無線LAN通信を行い、無線LANに接続されているサーバ5および不図示のPC(Personal Computer)などと通信を行う。また、ネットワークインターフェース44はインターネットと接続している。これにより、MFP10はEメールを送信することができる。サーバ5はWebサーバであり、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)に従って、XML(Extensible Markup Language)などで記述されたデータの送受を行う。
印刷機能とは、例えば、ネットワークインターフェース44を介して例えばPCから送信された印刷ジョブ、USBインターフェース42を介してUSBメモリなどから読み出した記録データなどを画像形成部37によりシートに印刷する機能である。コピー機能とは、例えば、画像読取部38により生成された読取画像データを画像形成部37によりシートに印刷する機能である。スキャン機能とは、例えば、画像読取部38により生成された読取画像データを、ネットワークインターフェース44を介して例えばPCへ送信する機能である。スキャンtoEメール機能とは、例えば、画像読取部38により生成された読取画像データを、ネットワークインターフェース44を介して宛先へEメールとして送信する機能である。FAX受信機能とは、FAX通信部39を介して受信したFAX受信データを画像形成部37によりシートに印刷する、ネットワークインターフェース44を介して例えばPCへ送信する、USBインターフェース42を介してUSBメモリなどへ書き込む機能である。FAX送信機能とは、例えば、画像読取部38が生成した読取データ、ネットワークインターフェース44を介して例えばPC6から送信された送信データ、USBインターフェース42を介してUSBメモリなどから読み出した記録データを、FAX通信部39を介して送信する機能である。
以下の説明において、上記の各機能においてMFP10により行われる、画像データを、画像形成部37によりシートに印刷する、ネットワークインターフェース44を介して送信する、USBインターフェース42を介してUSBメモリなどへ書き込む、FAX通信部39を介して送信するなどの、画像データを筐体11の外部へ出力する処理を後処理と称する。
ユーザはコピー機能を使用したい場合、原稿を原稿台に載置し、コピーキー63(図2)を押下した後、スタートキー65(図2)を押下する。ユーザインターフェース40はコピーキー63が押下されると、コピーキー63の押下に応じた信号をCPU32へ出力する。また、ユーザインターフェース40はスタートキー65が押下されると、スタートキー65の押下に応じた信号をCPU32へ出力する。CPU32はコピーキー63の押下に応じた信号が入力されてから、所定時間までにスタートキー65の押下に応じた信号が入力された場合、設定に従って、コピー処理(第2出力処理の一例)を実行する。詳しくは、画像読取部38により生成された読取画像データに基づく画像を画像形成部37によりシートに印刷させる。
<識別コード処理の概要>
次に、CPU32が実行する識別コード処理の概要について説明する。図4に示すように、識別コード処理の対象となる原稿200には、アクセス用識別コードBC1および処理実体識別コードBC2が印刷されている。アクセス用識別コードBC1は1次元コードであり、アクセス情報201の一部の情報を有するものである。処理実体識別コードBC2はQRコード(登録商標)であり、MFP10が実行する画像データの後処理に関わる処理内容202を有する、XML(Extensible Markup Language)で記述されたプログラムがコード化されたものである。処理内容202には、例えば、機能の指定、データの出力先、出力するデータ、出力の際のデータ形式などの指定などが含まれる。また、処理内容202には、後処理に関わるタッチパネル41における画面表示の内容などの指定などが含まれる。ユーザは、プログラムに従った処理をMFP10に行わせることにより、都度、煩雑な設定を行うことなく、MFP10に所望の後処理を実行させることができる。
アクセス情報201と、処理実体識別コードBC2が有する処理内容202のプログラムとは、対応付けられている。アクセス情報201と処理内容202のプログラムとが対応付けられた登録情報はサーバ5に記憶されている。アクセス情報201は、アクセス用識別コードBC1がデコードされて生成される識別番号に、NVRAM35に記憶されている所定の情報が追加されたものである。追加される情報とは、具体的には、例えば、「http」などの通信プロトコルを指定する情報、「aaa」などのサーバを指定する情報、および、「xml」などのプログラムのデータの形式を指定する情報などである。MFP10は、識別番号から、アクセス情報201を生成する。尚、ここでは、「aaa」とはサーバ5を示すものであるとする。
MFP10は原稿200を読み取り、検出した識別コードが複数である場合、ユーザに識別コードの何れかを選択させる。次に、MFP10は選択された識別コードをデコードする。MFP10は、アクセス用識別コードBC1が選択された場合には、アクセス用識別コードBC1に基づくアクセス情報201により、サーバ5からアクセス情報201に対応するプログラムを提供され、提供されたプログラムに基づき処理を実行する。一方、処理実体識別コードBC2が選択された場合には、処理実体識別コードBC2をデコードしてされた処理内容202を有するプログラムに従って、処理を実行する。
尚、識別コード処理の対象となる原稿は原稿200に限らない。識別コードが1つ、もしくは、3つ以上印刷されている原稿でも良い。
次に、識別コード処理について説明する。ここでは、原稿200を例に説明する。ユーザは、原稿台に原稿200を、規定方向である、原稿の上辺を左として、長辺方向がMFP10の左右方向となるように載置し、識別コードキー66(図2)を押下する。ユーザインターフェース40は識別コードキー66が押下されると、識別コードキー66の押下に応じた信号をCPU32へ出力する。CPU32は識別コードキー66の押下に応じた信号が入力されると、図5に示す識別コード処理を開始する。識別コード処理を開始すると、CPU32は画像読取部38に画像読取を実行させる(S1)。詳しくは、CPU32は、画像読取部38は原稿を読み取らせ、生成された読取画像データを読取画像記憶領域352に記憶させる。次に、読取画像データから識別コードを探索する(S3)。尚、識別コードの探索は、例えば、読取画像データに、識別コードに含まれる特有のパターンが含まれているかを、例えばパターンマッチング技術等を用いて探索するようにしても良い。識別コードに含まれる特有のパターンとは、1次元コードであれば、所定規格に準拠したバーの配列、スタートキャラクタ、QRコードであれば、ファインダパターンなどである。次に、識別コード実行処理を実行する(S5)。
識別コード実行処理については図6を用いて説明する。識別コード実行処理を開始すると、CPU32は検出した識別コードはあるか否かを判断する(S11)。検出した識別コードはないと判断すると(S11:NO)、識別コード処理の実行を指示されたにも関わらず識別コードを検出できなかったため、識別コードが検出できなかった旨のメッセージをタッチパネル41に表示させ(S25)、識別コード実行処理を終了する。一方、検出した識別コードはあると判断すると(S11:YES)、CPU32は検出した識別コードは1つだけであるか否かを判断する(S13)。識別コードは1つだけであると判断すると(S13:YES)、CPU32はステップS19へ進む。一方、検出した識別コードは1つだけでないと判断すると(S13:NO)、CPU32は図7に示す表示画面67をタッチパネル41に表示させる(S15)。表示画面67には、検出した複数の識別コードの何れか1つの選択を促すメッセージと、原稿の領域を示す画像68と、原稿におけるアクセス用識別コードBC1の位置を示す画像69と、原稿における処理実体識別コードBC2の位置を示す画像70とが表示される。ユーザは、アクセス用識別コードBC1の位置を示す画像69もしくは処理実体識別コードBC2の位置を示す画像70の何れかを選択する。CPU32は、表示画面67の表示を指示してから所定時間までに、アクセス用識別コードBC1の位置を示す画像69もしくは処理実体識別コードBC2の位置を示す画像70の何れかの画像が選択されか否かを判断する(S17)。何れかの画像が選択されたと判断した場合(S17:YES)、CPU32はステップS19へ進む。一方、表示画面67の表示を指示してから所定時間までに、何れの画像も選択されなかったと判断した場合(S17:NO)、識別コード実行処理を終了する。
ステップS19では、CPU32は実行前確認を実行する。まず、ユーザがアクセス用識別コードBC1を選択した場合について説明する。ステップS19では、CPU32はアクセス用識別コードBC1をデコードして生成されたデータを解析する。ここで、データは「12345670」の数字列であるので、アクセス情報201の一部である識別番号であると判断し、識別番号の接頭に「http://aaa/」を、末尾に「.xml」の文字列を付加して、アクセス情報201である「http://aaa/12345670.xml」を生成する。尚、付加する文字列は予めNVRAM35に記憶されている。次に、CPU32はタッチパネル41に図8に示す表示画面73を表示させる。表示画面73には、「識別コード内のアクセス先以下を実行します。」のメッセージと、アクセス先として、アクセス情報201「http://aaa/12345670.xml」と、実行ボタン74と、キャンセルボタン75とを表示する。表示画面73が表示されることにより、ユーザは、MFP10が実行しようとしている処理と、アクセスしようとしているアクセス先とを確認することができる。次に、表示画面73の表示を指示してから所定時間までに実行ボタン74が選択されたか否かを判断する(S21:図6)。CPU32は、表示画面73の表示を指示してから所定時間までに、実行ボタン74が選択されたと判断した場合には(S21:YES)、ステップS23へ進む。一方、表示画面73の表示を指示してから所定時間までに、実行ボタン74が選択されなかったと判断した場合には(S21:NO)、識別コード実行処理を終了する。
ステップS23において、CPU32はまず、アクセス情報201が示すサーバ5に「http://aaa/12345670.xml」を提供するように要求する。これに応じて、サーバ5は「http://aaa/12345670.xml」をMFP10へ提供する。CPU32はネットワークインターフェース44が「http://aaa/12345670.xml」を受信すると、「http://aaa/12345670.xml」に従って、表示画面76(図8)を表示する。「http://aaa/12345670.xml」の処理内容202には、図4に示すように、2つの選択肢を画面表示させる指示と、選択肢が選択された場合に、選択された選択肢に応じた宛先にEメールを送信する、スキャンtoEメールを実行する指示とが含まれている。従って、表示画面76には「宛先を選択して下さい。」のメッセージと、A社受付選択ボタン77と、B事務所選択ボタン78と、「http://aaaのプログラム実行中」のメッセージとが表示される。次に、A社受付選択ボタン77もしくはB事務所選択ボタン78の何れかが選択されたと判断すると、選択された宛先に読取画像データを添付したEメールを送信する処理を実行する。表示画面79は、A社受付選択ボタン77が選択された場合に、CPU32が表示を指示する画面である。表示画面79には「スキャン実行中」「スキャンtoEメール」「宛先:宛先:reception@aaa.co.jp」「http://aaaのプログラム実行中」のメッセージが表示される。プログラムに従った処理が終了すると、識別コード実行処理を終了する。尚、表示画面76の表示を指示してから所定時間内にA社受付選択ボタン77と、B事務所選択ボタン78の何れも選択されなかったと判断した場合、CPU32は識別コード内処理実行処理を終了する。
次に、ユーザが処理実体識別コードBC2を選択した場合のステップS19〜S23について説明する。ステップS19において、CPU32は処理実体識別コードBC2をデコードして生成されたデータを解析する。ここで、データは、選択肢の画面表示の指示を含むプログラムであるので、CPU32は、タッチパネル41に図9に示す表示画面81を表示させる。表示画面81には、「識別コード内のプログラムを実行します。」、「プログラム内容:選択肢表示」のメッセージと、実行ボタン82と、キャンセルボタン83とが表示される。表示画面81が表示されることにより、ユーザは、MFP10が実行しようとしている処理を確認することができる。次に、ステップS21では、CPU32は実行ボタン82が選択されたか否かを判断する。CPU32は、表示画面73の表示を指示してから所定時間までに、実行ボタン82が選択されたと判断した場合には(S21:YES)、プログラムに従って、表示画面84(図9)を表示させる。表示画面84には「宛先を選択して下さい。」のメッセージと、A社受付選択ボタン85と、B事務所選択ボタン86と、「識別コードのプログラム実行中」のメッセージとが表示される。A社受付選択ボタン85もしくはB事務所選択ボタン86の何れかが選択されたと判断すると、選択された宛先に読取画像データを添付したEメールを送信する処理を実行する。表示画面87は、A社受付選択ボタン77が選択された場合に、CPU32が表示を指示する画面である。表示画面87には「スキャン実行中」「スキャンtoEメール」「宛先:宛先:reception@aaa.co.jp」「識別コードのプログラム実行中」のメッセージが表示される。プログラムに従った処理が終了すると、CPU32は識別コード実行処理を終了する。
ここで、MFP10は画像処理装置の一例であり、画像読取部38は読取部の一例であり、画像形成部37、FAX通信部39、USBインターフェース42、ネットワークインターフェース44は画像出力部の一例である。CPU32は制御部の一例であり、識別コードキー66は第1キーの一例であり、スタートキー65は第2キーの一例である。タッチパネル41は表示部および報知部の一例である。
また、ステップS3はコード検出処理の一例であり、ステップS19はデコード処理および第1判断処理の一例であり、ステップS23は第1出力処理の一例である。ステップS19において、表示画面81を表示させる処理は、第1表示処理および第1可否指示処理の一例である。ステップS19において、表示画面73を表示させる処理は、第2表示処理および第2可否指示処理の一例である。ステップS13は第2判断処理の一例である。ステップS15は選択処理の一例である。ステップS25は報知処理の一例である。また、アクセス情報201および処理内容202を有するプログラムは識別コード情報の一例である。
以上、説明した第1実施形態によれば、以下の効果を奏する。
CPU32は識別コードキー66の押下に応じた信号が入力されると、図5に示す識別コード処理を開始する。また、スタートキー65の押下に応じた信号が入力されると、例えばコピー処理などの、読取画像データの後処理を実行する。このため、ユーザは、識別コード処理を実行させたい場合には、識別コードキー66を押下すれば良い。識別コード処理を実行させたいユーザの意思を速やかに反映しやすいMFP10とすることができる。
また、操作パネル12の表面には、スタートキー65からの距離がスタートキー65の径よりも短くなる位置に、「スタート」の文字が記載されている。また、操作パネル12の表面には、識別コードキー66からの距離が識別コードキー66の径よりも短くなる位置に、「識別コード」の文字が記載されている。これにより、ユーザは、キーの識別を容易に識別することができる。
また、識別コード処理の対象となる識別コードには、アクセス用識別コードBC1と処理実体識別コードBC2とがある。アクセス用識別コードBC1の場合、プログラムよりも情報量を少なくすることができる。処理実体識別コードBC2の場合、例えばサーバ5などへアクセスすることなく、プログラムを取得することができる。
また、CPU32は、ステップS19において、処理実体識別コードBC2がデコードされて生成された情報が、プログラムである場合には、表示画面81を表示する。CPU32は、ステップS19において、アクセス用識別コードBC1がデコードされて生成された情報が、識別番号である場合には、表示画面73を表示する。これにより、ユーザはアクセス用識別コードBC1および処理実体識別コードBC2を見ただけでは内容がわからないが、MFP10が実行しようとしている処理を確認することができる。また、ユーザは、アクセスもしくはプログラムの実行をMFP10に実行させるか否かを選択することができる。
また、CPU32は、ステップS13にて、検出した識別コードが複数である場合、ステップS15を実行する。これにより、ユーザは、複数の識別コードの何れかを選択することができる。
また、CPU32は、ステップS11にてNOと判断した場合、ステップS25を実行する。これにより、ユーザは、識別コード処理が実行できないことを知ることができる。
[第1実施形態の変形例1]
次に、第1実施形態の変形例1について説明する。上記では、図2において、スタートキー65と識別コードキー66とを同じ形状として示したが、キーの態様はこれに限定されない。スタートキー65と識別コードキー66とを異なる態様とすると良い。例えば、スタートキー65の色を青色に対して、識別コードキー66をオレンジ色とするなど、色を異なるようにしても良いし、互いに異なる形状としても良い。この構成によれば、ユーザは、キーの識別を容易に行うことができる。
[第1実施形態の変形例2]
次に、第1実施形態の変形例2について説明する。上記では、ステップS15において、検出した識別コードの位置を表示(図7)して選択させると説明したが、図10に示すように、識別コードの内容を表示して選択させる構成としても良い。詳しくは、S15にて、検出した識別コードをデコードし、内容を判断する(第3判断処理の一例)。デコードして生成されたデータが数字列であれば、アクセス情報201であると判断し、アクセス情報201に応じた選択ボタンを表示させ、デコードして生成されたデータがプログラムであれば、コマンドの内容に応じた選択ボタンを表示させ、何れかの選択を促す(選択処理の一例)。例えば、原稿200の場合には、CPU32は表示画面91を表示させる。表示画面91には、「http://aaa/12345670.xmlへアクセス」ボタン92および「スキャンtoEメール」ボタン93が表示される。
この構成によれば、ユーザは、アクセス用識別コードBC1および処理実体識別コードBC2を見ただけでは内容がわからないが、表示画面91を見ることにより、各々の識別コードの内容を確認して、アクセス用識別コードBC1および処理実体識別コードBC2の何れかを選択することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係るMFP10は第1実施形態に係るMFP10と同様の構造を備えており、識別コード処理の内容が異なる。第2実施形態に係る識別コード処理について、原稿200を例に説明する。
識別コード処理を実行させたい場合、ユーザは、識別コードキー66(図2)を押下する。第1実施形態と同様に、CPU32は識別コードキー66が押下されたと判断すると、図11に示す識別コード処理を開始する。まず、CPU32は、識別コード探索領域(識別コード検出領域の一例)が固定であるか否かを判断する(S31)。第2実施形態に係るMFP10では、予め、識別コード探索領域を固定とするか可変とするかは設定されている。識別コード探索領域が固定である場合、CPU32は規定の探索領域(識別コード検出位置の一例)に対して識別コード探索処理を実行する。一方、識別コード探索領域が可変である場合、CPU32はユーザに探索領域を選択させ、選択された探索領域に対して、識別コード探索処理を実行する。
識別コード探索領域が固定であると判断すると(S31:YES)、図12に示す表示画面95を表示させる(S33)。表示画面95には「識別コードが下記部分に収まるように配置して下さい。」のメッセージと、原稿を示す画像96と、メッセージの「下記部分」である、規定の探索領域を示す画像97と、OKボタン98(開始キーの一例)とを表示する。ユーザインターフェース40はOKボタン98が選択されると、OKボタン98が選択されたことに応じた信号(開始指示の一例)をCPU32へ出力する。次に、表示画面95を表示してから所定時間までに、OKボタン98が選択されたか否かを判断する(S35)。CPU32は、OKボタン98が選択されたことに応じた信号が入力されると、OKボタン98が選択されたと判断する。OKボタン98が選択されたと判断すると(S35:YES)、規定の探索領域を、識別コード探索領域としてRAM33に記憶させ(S37)、ステップS39へ進む。一方、OKボタン98が選択されなかったと判断すると(S35:NO)、CPU32は、原稿の全領域を探索領域としてRAM33に記憶させ、ステップS39へ進む。
一方、識別コード探索領域が固定でないと判断すると(S31:NO)、図13に示す表示画面100を表示させる(S45)。表示画面100には「識別コードのある領域を選択して下さい。」のメッセージと、原稿を示す画像101と、各々が、原稿が4分割されて生成された領域である、4つの選択領域の各々を示す画像102とが表示される。次に、表示画面100の表示を指示してから所定時間までに、4つの選択領域を示す画像102の何れかが選択されたか否かを判断する(S47)。4つの選択領域を示す画像102の何れかが選択されたと判断すると(S47:YES)、選択された選択領域を識別コード探索領域として受け付け、選択された選択領域を識別コード探索領域としてRAM33に記憶させ(S37)、ステップS39へ進む。一方、4つの選択領域を示す画像102の何れも選択されなかったと判断すると(S47:NO)、原稿の全領域を識別コード探索領域としてRAM33に記憶させ、ステップS39へ進む。
ステップS39では、第1実施形態のステップS1と同様に、画像読取部38に画像読取を実行させる(S39)。次に、RAM33に記憶されている識別コード探索領域に対して、第1実施形態のステップS3と同様に、識別コードを探索する(S41)。次に、上記の識別コード実行処理を実行し(S43)、処理を終了する。
以上、説明した第2実施形態によれば、以下の効果を奏する。
また、CPU32はステップS31でNOと判断した場合、表示画面100を表示させて、識別コードを探索する領域を、ユーザに選択させ、選択された領域を識別コード探索領域として受け付ける。これにより、原稿の全域ではなく、限定された領域に対して識別コードを探索することができるので、効率良く、識別コードを探索することができる。また、ユーザにおける原稿の原稿台への配置方向の自由度を向上させることができる。
CPU32はステップS31でYESと判断した場合、表示画面95を表示させて、ユーザに予め設定された、規定の探索領域に識別コードを収めるように促す。これにより、原稿の全域ではなく、規定の探索領域に対して識別コードを探索することができるので、効率良く、識別コードを探索することができる。
[第3実施形態]
第3実施形態に係るMFPは、操作パネル112の構成が第1実施形態とは異なる。図14に示すように、第3実施形態に係るMFPが備える操作パネル112は、タッチパネル141、メニューキー162、コピーキー163、テンキー164、スタートキー165などの操作キーを有している。また、タッチパネル141にはコピーボタン166、ファックスボタン167、およびスキャナボタン168が表示される。
また、第3実施形態に係るMFPの、電気的構成は第1実施形態と同様である。ユーザインターフェース40は、上記の各キーが押下されると、押下されてことに応じた信号をCPU32へ出力する。同様に、タッチパネル141に表示している各ボタンが選択されると、選択されたことに応じた信号をCPU32へ出力する。CPU32は、信号が入力されると、対応するフラグをRAM33に記憶させる。例えば、コピーボタン166が選択されたことに応じた信号が入力されると、コピーボタン166が選択されたことを示すフラグをRAM33に記憶させる。また、信号が入力されてから、所定時間までに、スタートキー165が押下されたことに応じた信号が入力されなかった場合には、RAM33に記憶されているフラグを消去する。また、信号が入力されてから、所定時間までに、メニューキー162が押下されたことに応じた信号が入力された場合にもRAM33に記憶されているフラグを消去する。CPU32はスタートキー165が押下されたことに応じた信号が入力されると、RAM33にフラグが記憶されているか否かを判断する。CPU32は、フラグが記憶されていると判断した場合には、操作パネル112を介した信号が入力されている間にスタートキー165を介した信号が入力されたので、フラグに対応した処理を実行する。一方、RAM33にフラグが記憶されていないと判断した場合には、操作パネル112を介した信号が未入力である間にスタートキー165を介した信号が入力されたので、CPU32は識別コード処理を実行する。
ここで、操作パネル112は操作部の一例であり、スタートキー165はーの一例である。画像形成部37は印刷部の一例であり、ネットワークインターフェース44は送信部の一例であり、タッチパネル141はタッチパネルの一例である。また、コピーボタン166はコピーを実行する第1設定を示す情報の一例であり、ファックスボタン167読取部に読み取らせて生成される画像データを機器に送信する第2設定を示す情報の一例である。
以上、説明した第3実施形態によれば、以下の効果を奏する。
操作パネル112を介した信号が未入力である間にスタートキー165を介した信号が入力されると、識別コード処理を実行する。このため、ユーザは、識別コード処理を実行させたい場合には、スタートキー165を押下すれば良い。識別コード処理を実行させたいユーザの意思を速やかに反映しやすいMFP10とすることができる。
[識別コード内容の変形例]
上記では、図4において、処理実体識別コードBC2の処理内容202を例示したが、これに限定されない。処理内容202では、プログラムにアクセス情報が記載されていない例を示したが、アクセス情報が記載されている内容であっても良い。図15を用いて説明する。
処理内容301は、処理実体識別コードBC2がデコードされて生成されるXLMで記述されたプログラムの内容を示している。処理内容301には次の処理としてアクセス情報302が指定されている。ここで、アクセス情報302はサーバ5が保有するデータであるものとする。この場合、ステップS23(図6)において、CPU32は処理内容301に従った表示画面を表示させた後、選択肢に対応する選択ボタンが選択されたと判断すると、選択された選択肢を含む情報を、アクセス情報302に指定されているアクセス先であるサーバ5へ送信する。サーバ5は、選択肢を含む情報を受信すると、選択肢に対応するコマンドが記載されたXMLで記述されたプログラムをMFP10に対して送信する。ここで、送信されるプログラムの内容が図15に示す処理内容303であるものとする。MFP10は受信したプログラムに従って、後処理を実行する。この構成によれば、処理実体識別コードBC2の情報を少なくすることができる。
[変形例]
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上記では、アクセス情報で特定されるメモリの一例として、サーバ5が備えるメモリを例示したが、これに限定されない。NVRAM35であっても良い。
また、アクセス用識別コードBC1および処理実体識別コードBC2として、夫々、1次元コードおよびQRコードを例示したが、識別コードの種類を限定するものではない。例えば、アクセス用識別コードBC1を2次元コードとしても良い。
また、第2実施例の識別コード処理において、画像読取(S39)の実行前のステップS45にて、表示画面100を表示して、ユーザに選択させると説明したが、ステップS45を画像読取(S39)の実行後に行う構成としても良い。
上記では、画像処理装置の一例として、MFP10を例示したが、これに限定されない。複数の機能を有する装置ではなく、例えば、コピー機能を備えるプリンタなどにも適用することができる。
10 MFP
11 筐体
12、112 操作パネル
32 CPU
37 画像形成部
38 画像読取部
39 FAX通信部
41、141 タッチパネル
42 USBインターフェース
44 ネットワークインターフェース
65、165 スタートキー
66 識別コードキー
166 コピーボタン
167 ファックスボタン

Claims (8)

  1. 筐体と、
    原稿を読み取る読取部と、
    前記筐体の外部へ画像データを出力する画像出力部と、
    前記筐体の外面に設けられる操作部と、
    前記筐体に設けられるキーと、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記操作部を介した信号が未入力である間に前記キーを介した信号が入力されると、
    前記読取部に読み取らせて生成される画像データから識別コードを検出するコード検出処理と、
    前記コード検出処理にて検出した前記識別コードをデコードするデコード処理と、
    前記デコード処理により生成された識別コード情報に基づいて特定される宛先に前記画像データを前記画像出力部に出力させる第1出力処理と、を実行し、
    前記操作部を介した信号が入力されている間に、前記キーを介して信号が入力されると、
    前記読取部に読み取らせて生成される画像データを前記画像出力部に出力させる第2出力処理を実行することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像出力部は、画像データに基づく画像をシートに印刷する印刷部と、画像データを前記筐体の外部の機器に送信する送信部と、を有し、
    前記操作部は、コピーを実行する第1設定を示す情報と、前記読取部に読み取らせて生成される画像データを前記機器に送信する第2設定を示す情報とを表示可能なタッチパネルを有し、
    前記制御部は、
    前記操作部を介して入力された信号であって前記第1設定に対応する信号が入力されている間に、前記キーを介して信号が入力されると、前記読取部に読み取らせて生成される画像データを前記印刷部に出力させ、
    前記操作部を介して入力された信号であって前記第2設定に対応する信号が入力されている間に、前記キーを介して信号が入力されると、前記読取部に読み取らせて生成される画像データを前記送信部に出力させることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 筐体と、
    原稿を読み取る読取部と、
    前記筐体の外部へ画像データを出力する画像出力部と、
    前記筐体の外面に設けられる操作部と、
    前記筐体に設けられるキーと、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記操作部を介した信号が未入力である間に前記キーを介した信号が入力されると、
    前記読取部に読み取らせて生成される画像データから識別コードを検出するコード検出処理と、
    前記コード検出処理にて検出した前記識別コードをデコードするデコード処理と、
    前記デコード処理により生成された識別コード情報に基づいて特定される宛先に前記画像データを前記画像出力部に出力させる第1出力処理と、を実行し、
    前記操作部を介した信号が入力されている間に、前記キーを介して信号が入力されると、
    前記読取部に読み取らせて生成される画像データを前記画像出力部に出力させる第2出力処理を実行し、
    前記識別コード情報は、アクセス情報であり、
    前記制御部は、
    前記アクセス情報に従ってアクセスしたメモリに記憶されているプログラムに従って、前記第1出力処理を実行することを特徴とする画像処理装置。
  4. 前記筐体に設けられ、画像を表示する表示部を備え、
    前記制御部は、
    前記デコード処理の実行後、前記識別コード情報の内容を判断する第1判断処理と、
    前記第1判断処理において、前記識別コード情報の内容が、前記アクセス情報であると判断した場合には、前記識別コード情報の内容が前記アクセス情報である旨を前記表示部に表示させる第2表示処理と、
    前記第2表示処理にて表示した前記アクセス情報に基づき前記メモリへのアクセスの実行の可否の指示の入力を促す第2可否指示処理と、を実行することを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  5. 筐体と、
    原稿を読み取る読取部と、
    前記筐体の外部へ画像データを出力する画像出力部と、
    前記筐体の外面に設けられる操作部と、
    前記筐体に設けられるキーと、
    制御部と、
    前記筐体に設けられ、画像を表示する表示部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記操作部を介した信号が未入力である間に前記キーを介した信号が入力されると、
    前記読取部に読み取らせて生成される画像データから識別コードを検出するコード検出処理と、
    前記コード検出処理にて検出した前記識別コードをデコードするデコード処理と、
    前記デコード処理により生成された識別コード情報に基づいて特定される宛先に前記画像データを前記画像出力部に出力させる第1出力処理と、を実行し、
    前記操作部を介した信号が入力されている間に、前記キーを介して信号が入力されると、
    前記読取部に読み取らせて生成される画像データを前記画像出力部に出力させる第2出力処理を実行し、
    前記識別コード情報は、プログラムであり、
    前記制御部は、
    前記デコード処理の実行後、前記識別コード情報の内容を判断する第1判断処理と、
    前記第1判断処理において、前記識別コード情報の内容がプログラムであると判断した場合、前記識別コード情報の内容がプログラムである旨を前記表示部に表示させる第1表示処理と、
    前記第1表示処理にて表示したプログラムの実行の可否の指示の入力を促す第1可否指示処理と、
    を実行することを特徴とする画像処理装置。
  6. 筐体と、
    原稿を読み取る読取部と、
    前記筐体の外部へ画像データを出力する画像出力部と、
    前記筐体の外面に設けられる操作部と、
    前記筐体に設けられるキーと、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記操作部を介した信号が未入力である間に前記キーを介した信号が入力されると、
    前記読取部に読み取らせて生成される画像データから識別コードを検出するコード検出処理と、
    前記コード検出処理にて検出した前記識別コードをデコードするデコード処理と、
    前記デコード処理により生成された識別コード情報に基づいて特定される宛先に前記画像データを前記画像出力部に出力させる第1出力処理と、を実行し、
    前記操作部を介した信号が入力されている間に、前記キーを介して信号が入力されると、
    前記読取部に読み取らせて生成される画像データを前記画像出力部に出力させる第2出力処理を実行し、
    前記コード検出処理において検出された前記識別コードは複数であるか否かを判断する第2判断処理と、
    前記第2判断処理において、前記識別コードは複数であると判断した場合、前記コード検出処理において検出された複数の前記識別コードから何れか1つを選択させる選択処理と、を実行し、
    前記デコード処理において、前記選択処理において選択された前記識別コードをデコードすることを特徴とする画像処理装置。
  7. 前記制御部は、前記選択処理において、
    前記コード検出処理にて検出された前記複数の識別コードの原稿における位置を示し、前記複数の識別コードの原稿における位置の何れか1つの選択を促すことを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  8. 筐体と、
    原稿を読み取る読取部と、
    前記筐体の外部へ画像データを出力する画像出力部と、
    前記筐体の外面に設けられる操作部と、
    前記筐体に設けられるキーと、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記操作部を介した信号が未入力である間に前記キーを介した信号が入力されると、
    前記読取部に読み取らせて生成される画像データから識別コードを検出するコード検出処理と、
    前記コード検出処理にて検出した前記識別コードをデコードするデコード処理と、
    前記デコード処理により生成された識別コード情報に基づいて特定される宛先に前記画像データを前記画像出力部に出力させる第1出力処理と、を実行し、
    前記操作部を介した信号が入力されている間に、前記キーを介して信号が入力されると、
    前記読取部に読み取らせて生成される画像データを前記画像出力部に出力させる第2出力処理を実行し、
    前記コード検出処理において検出された前記識別コードは複数であるか否かを判断する第2判断処理を実行し、
    前記第2判断処理において、前記識別コードは複数であると判断した場合、前記デコード処理において、複数の前記識別コードの各々をデコードし、
    前記デコード処理により生成された複数の前記識別コード情報の各々の内容を判断する第3判断処理を実行し、
    前記第3判断処理において判断した前記複数の識別コード情報の内容を示し、前記複数の識別コード情報の内容の何れか1つの選択させる選択処理を実行し、
    前記選択処理にて選択された前記複数の識別コード情報の何れか1つに基づいて前記第1出力処理を実行すること
    を特徴とする画像処理装置。
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