JP5926591B2 - クレジットカードシステム - Google Patents

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Description

本発明は、金融機関の指定口座からクレジットカードによる利用金額を引き落とすタイミングを制御できるクレジットカードシステムに関する。
クレジットカードの場合、その利用金額の引落日に金融機関の指定口座の残高が足りず、引き落としを行うことができないことがある。このような事態の発生を防止するために、種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1には、金融機関の引落日の前日等の任意のタイミングで、クレジットカードの利用金額とその時点での指定口座の残高とを比較することによって利用金額の引き落としが可能か否かを判定し、その判定結果を利用者に通知する通信端末装置が開示されている。この通信端末装置によれば、クレジットカードの利用金額の引き落としの可否を適宜のタイミングで通知することができるため、例えば残高が十分ではないような場合に、利用者に対して不足金額の入金を促すことが可能になる。
特開2005−285054号公報
しかしながら、上記の通信端末装置から通知を受けた後に利用者が不足金額を入金した場合であっても、その後の口座の利用状況によっては実際の引落日に残高があるとは限らないため、引き落としが不可能となる事態が生じ得る。これは、利用者が上記の通信端末装置から通知を受けた日に十分な残高があった場合でも同様である。このような事態の発生を防止するために、利用者が指定口座の残高を常時管理することとすると、非常に煩雑な作業を強いられるという問題が生じる。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、クレジットカードの利用金額の引き落としのタイミングを制御することができるクレジットカードシステムを提供することにある。
上述した課題を解決するために、本発明の一の態様のクレジットカードシステムは、クレジットカードが利用された場合に、当該クレジットカードと対応付けられている金融機関の口座の残高を当該金融機関のシステムから取得する残高取得手段と、前記残高取得手段によって取得された残高及び前記クレジットカードの利用金額に基づいて、前記口座から当該利用金額を即時に引き落とすことが可能か否かを判定する即時引き落とし可否判定手段と、前記即時引き落とし可否判定手段によって引き落とし可能と判定された場合、前記金融機関のシステムに対して、前記利用金額の引き落とし要求を送信する即時引き落とし要求送信手段と、前記即時引き落とし可否判定手段によって引き落とし不可と判定された場合であって、所定の締め日が経過したときに、前記金融機関のシステムに対して、前記利用金額の引き落とし要求を送信する通常引き落とし要求送信手段と、各クレジットカードの利用者から即時引き落としを実行するための即時引き落とし条件を取得する条件取得手段とを備え、前記即時引き落とし可否判定手段が、前記条件取得手段によって取得された即時引き落とし条件が充足されたか否かを判定し、その結果充足されたと判定された場合に、前記即時に引き落とすことが可能か否かを判定するように構成され、前記条件取得手段が、即時引き落としを実行しない不実行期間及びクレジットカードに対応付けられている金融機関の口座の最低残高を含む即時引き落とし条件を取得するように構成されており、前記即時引き落とし可否判定手段がさらに、判定対象の前記クレジットカードの利用日時を特定し、前記即時引き落とし条件に基づいて当該特定した利用日時が即時引き落としの不実行期間内であるか否かを判定し、且つ前記利用金額を前記口座から引き落とした後の当該口座の残高が前記即時引き落とし条件に含まれる最低残高より少ないか否かを判定することによって、前記即時引き落とし条件が充足されたか否かを判定するように構成されている
また、前記態様のクレジットカードシステムにおいて、前記条件取得手段が、即時引き落としを実行する金額の範囲として設定された設定金額範囲を含む即時引き落とし条件を取得するように構成されており、前記即時引き落とし可否判定手段が、判定対象の前記クレジットカードの利用金額が前記即時引き落とし条件に含まれる設定金額範囲の範囲内であるか否かを判定することによって、前記即時引き落とし条件が充足されたか否かを判定するように構成されていてもよい。
また、前記態様のクレジットカードシステムにおいて、前記条件取得手段が、クレジットカードの利用分野別に定められた即時引き落としの要否を含む即時引き落とし条件を取得するように構成されており、前記即時引き落とし可否判定手段が、判定対象の前記クレジットカードの利用分野を特定し、前記即時引き落とし条件に基づいて当該特定した利用分野が即時引き落としの対象であるか否かを判定することによって、前記即時引き落とし条件が充足されたか否かを判定するように構成されていてもよい。
また、前記態様のクレジットカードシステムにおいて、前記条件取得手段が、クレジットカードの利用期間別に定められた即時引き落としの要否を含む即時引き落とし条件を取得するように構成されており、前記即時引き落とし可否判定手段が、判定対象の前記クレジットカードの利用日時を特定し、前記即時引き落とし条件に基づいて当該特定した利用日時が即時引き落としの対象であるか否かを判定することによって、前記即時引き落とし条件が充足されたか否かを判定するように構成されていてもよい。
また、前記態様のクレジットカードシステムにおいて、即時引き落とし可否判定手段によって即時引き落としが不可と判定された場合であって、前記所定の締め日が経過したときに、前記クレジットカードの利用金額の決済をリボルビング支払いに切り替える切り替え手段をさらに備えていてもよい。
また、前記態様のクレジットカードシステムにおいて、前記所定の締め日が経過した場合に、前記金融機関のシステムから前記口座の残高を取得し、当該取得した残高及び前記クレジットカードの利用金額に基づいてリボルビング支払いに切り替えるか否かを判定する切り替え可否判定手段をさらに備え、前記切り替え手段が、前記切り替え可否判定手段によってリボルビング支払いに切り替えると判定された場合に、前記利用金額の決済をリボルビング支払いに切り替えるように構成されていてもよい。
さらに、前記態様のクレジットカードシステムにおいて、前記即時引き落とし可否判定手段によって引き落とし不可と判定された場合であって、前記所定の締め日に達する前に、前記クレジットカードの利用金額の即時引き落とし要求を受け付ける即時引落要求受付手段をさらに備え、前記即時引き落とし可否判定手段が、前記即時引落要求受付手段により受け付けられた即時引落要求に係る利用金額について、即時に引き落とすことが可能か否かを判定するように構成されていてもよい。
本発明に係るクレジットカードシステムによれば、クレジットカードの利用金額の引き落としのタイミングを制御することが可能になるため、クレジットカードの利便性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステム及びその通信先の構成を示すブロック図。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステムに設けられている売上情報データベースのレイアウトの一例を示す図。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステムに設けられている引落設定情報データベースのレイアウトの一例を示す図。 会員端末装置の表示部に表示される第1即時引落設定画面の一例を示す図。 会員端末装置の表示部に表示される第2即時引落設定画面の一例を示す図。 会員端末装置の表示部に表示される第3即時引落設定画面の一例を示す図。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステムと銀行システムとによって実行される売上発生時処理の手順を示すフローチャート。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステムと銀行システムとによって実行される請求締処理の手順を示すフローチャート。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステム、会員端末装置、及び銀行システムによって実行される事後即時引落処理の手順を示すフローチャート(前半)。 本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステム、会員端末装置、及び銀行システムによって実行される事後即時引落処理の手順を示すフローチャート(後半)。 会員端末装置の表示部に表示される利用明細画面の一例を示す図。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す各実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための方法及び装置を例示するものであって、本発明の技術的思想は下記のものに限定されるわけではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において種々の変更を加えることができる。
[クレジットカードシステムの構成]
図1は、本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステム及びその通信先の構成を示すブロック図である。図1に示すとおり、本実施の形態のクレジットカードシステム1は、クレジットカードの各会員(以下、「カード会員」という)側で用いられる複数の会員端末装置2,2,…、クレジットカードの各加盟店に設置される複数の加盟店端末装置3,3,…、及びクレジットカードの利用金額の引き落としに用いられる指定口座を有している銀行のコンピュータシステム(以下、「銀行システム」という)4と通信可能に接続されている。
クレジットカードシステム1は、各種のコンピュータプログラムを実行するCPU、RAM・ROM及びハードディスク等の記憶装置、並びに各通信先と通信を行う場合に用いられる通信インタフェース等の各デバイスを具備するコンピュータによって構成されている。このハードディスクには、クレジットカードの利用による売上に関する売上情報を格納する売上情報データベース(DB)10A及びクレジットカードの利用金額の引き落としの設定に関する引落設定情報データベース(DB)10Bが設けられている。これらの各データベースの詳細については後述する。なお、クレジットカードシステム1は、後述する特定の処理を含む各種の処理を実行する単一のコンピュータによって実現されていてもよく、また、これらの各種の処理を複数のコンピュータにより分散して実行する分散システムによって実現されていてもよい。
会員端末装置2,2,…は、例えばパーソナルコンピュータ、携帯電話機及びPDA(Personal Digital Assistant)等の通信機能を有する装置等で構成される。クレジットカードシステム1は、これらの会員端末装置2,2,…とインターネット等の通信ネットワーク100Aを介して通信を行う。
加盟店端末装置3,3,…は、上述したように各加盟店に設けられており、各カード会員がその加盟店にてクレジットカードを利用する場合に用いられる。クレジットカードシステム1は、これらの加盟店端末装置3,3,…と専用回線100Bを介して通信を行う。
以下、クレジットカードシステム1のハードディスクに設けられている各データベースの詳細について説明する。
(A)売上情報DB10A
図2は、本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステム1に設けられている売上情報DB10Aのレイアウトの一例を示す図である。図2に示すように、売上情報DB10Aは、利用されたクレジットカードのカード番号が格納されるカード番号フィールド101、クレジットカードを利用した日時が格納される利用日時フィールド102、クレジットカードの利用金額が格納される利用金額フィールド103、クレジットカードを利用した店舗を識別する加盟店IDが格納される加盟店IDフィールド104、クレジットカードを利用して購入された商品・サービスの種別を示す利用種別が格納される利用種別フィールド105、指定口座からの引き落とし方法の種別を示す引落種別が格納される引落種別フィールド106、指定口座からの引き落としが既に済んでいるか否かを示す引落状況(引き落としが済んでいる場合は“済”,まだ引き落としがされていない場合は“未”)が格納される引落状況フィールド107、及びリボルビング方式の支払いであるか否かを示す情報(リボルビング方式の支払いの場合は“○”,通常の支払いの場合は“×”)が格納されるリボ払いフィールド108を有している。クレジットカードシステム1は、後述するように、クレジットカードが利用されたことによって売上が発生したタイミングで売上情報を生成し、これを売上情報DB10Aに登録する。
本実施の形態では、クレジットカードの利用金額を指定口座から引き落とす場合の引き落とし方法として、所定の締め日までの利用金額の合計を、毎月末日等、予め定められている引落日に引き落とす「通常引き落とし」、及びクレジットカードを利用したときにその利用金額を即時に引き落とす「即時引き落とし」の2種類が設けられている。上述した引落種別フィールド106には、これら2種類の引き落とし方法を特定する情報(“即時”,”通常”)が格納される。
(B)引落設定情報DB10B
図3は、本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステム1に設けられている引落設定情報DB10Bのレイアウトの一例を示す図である。図3に示すように、引落設定情報DB10Bは、各クレジットカードのカード番号が格納されるカード番号フィールド201、商品・サービスの種別を示す利用種別が格納される利用種別フィールド202、即時引き落としを実行する条件の一つである設定金額が格納される設定金額フィールド203、即時引き落としを実行した場合における指定口座の最低残高である最低保証残高が格納される最低保証残高フィールド204、即時引き落としを実行する期間である対象期間が格納される対象期間フィールド205、及び即時引き落としを実行しない期間である対象外期間が格納される対象外期間フィールド206を有している。クレジットカードシステム1は、後述するように、各カード会員によって設定された即時引き落としに関する各種条件を会員端末装置2から取得し、これを引落設定情報DB10Bに登録する。
図3に示すように、利用種別フィールド202は、各利用種別に対応する複数のサブフィールドに分かれている。図3には、衣料品サブフィールド202a、食料品サブフィールド202b、飲食サブフィールド202c、及びガソリンサブフィールド202dが例示されている。これら以外にも、様々な利用種別に対応する複数のサブフィールドが設けられているが、ここでは省略する。
[クレジットカードシステムの動作]
次に、上述したように構成された本実施の形態のクレジットカードシステム1の動作について、フローチャート等を参照しながら説明する。本実施の形態のクレジットカードシステム1が実行する主な処理には、(1)即時引き落としに関する各種の条件を設定する即時引落設定処理、(2)クレジットカードの利用による売上が発生した場合に実行される売上発生時処理、(3)所定の締め日に到達した場合に実行される請求締処理、及び(4)事後的に即時引き落としを実行するための事後即時引落処理等がある。以下では、これらの各処理の詳細について説明する。
(1)即時引落設定処理
即時引落設定処理は、クレジットカードシステム1と会員端末装置2とによって実行される。まず、会員端末装置2は、カード会員の指示にしたがってクレジットカードシステム1にアクセスし、即時引き落としの各種条件を設定するための即時引落設定画面を要求する。なお、このアクセスの際には、カード番号及び予め設定されたパスワード等を用いてカード会員の認証処理が実行され、その認証に成功した場合にのみ以下の処理が実行されることになる。
上記の要求を受けたクレジットカードシステム1は、即時引落設定画面に表示される各情報を会員端末装置2に対して送信する。会員端末装置2は、その各情報に基づいて、即時引落設定画面を表示部に表示する。本実施の形態では、この即時引落設定画面が、第1乃至第3即時引落設定画面の3つから構成されている。図4A乃至図4Cは、それらの各即時引落設定画面の画面例を示す図である。まず、会員端末装置2の表示部には、図4Aに示されている第1即時引落設定画面301が表示される。この第1即時引落設定画面301には、即時引き落としの対象となる利用種別を設定するための利用種別選択欄301a、即時引き落としの対象となる金額を設定するための金額入力欄301b、及び次の画面である第2即時引落設定画面を表示させるためのボタン301cが設けられている。
図4Aに示すように、第1即時引落設定画面301の利用種別選択欄301aには、各商品・サービスの名称が表示されており、それぞれの商品・サービスについての売上を即時引き落としの対象にするか否かを選択するためのラジオボタンが設けられている。カード会員は、会員端末装置2に設けられている入力部を用いて、即時引き落としの対象にすることを希望する商品・サービスについては「はい」のボタンをチェックし、即時引き落としの対象とはせずに通常引き落としとする商品・サービスについては「いいえ」のボタンをチェックする。なお、この利用種別選択欄301aには、すべての商品・サービスを一括して即時引き落としの対象とするためのラジオボタンも設けられている。カード会員は、すべての商品・サービスを即時引き落としの対象とすることを希望する場合は「はい」のボタンをチェックし、商品・サービスのうち一つでも即時引き落としの対象から除外するものがある場合は「いいえ」のボタンをチェックする。
また、第1即時引落設定画面301の金額入力欄301bには、金額を入力するための入力欄、及び、その入力欄に入力された金額以上の場合に即時引き落としの対象とするか、それともその金額以下の場合に対象とするかを設定するためのプルダウン形式の入力欄が設けられている。カード会員は、利用金額がいくら以上の場合又はいくら以下の場合に即時引き落としを実行するかを各入力欄に入力する。図4Aには、利用金額が20,000円以上の場合に即時引き落としの対象とする場合の入力例が示されている。なお、本実施の形態では、金額入力欄301bで入力された内容が、利用種別選択欄301aで選択された商品・サービスのすべてについて適用されることになるが、商品・サービス毎に金額入力欄を設けて、商品・サービスのそれぞれについて個別に金額を設定できるようにしてもよい。
カード会員は、利用種別選択欄301a及び金額入力欄301bに対して入力を行った後、ボタン301cを押下する。これを検知した会員端末装置2は、図4Bに示す第2即時引落設定画面302を表示部に表示する。この第2即時引落設定画面302には、即時引き落とし実行後の指定口座の最低残高を入力するための最低保証残高入力欄302a、即時引き落としを実行する期間を入力するための対象期間入力欄302b、及び次の画面である第3即時引落設定画面を表示させるためのボタン302cが設けられている。カード会員は、最低保証残高入力欄302aに、即時引き落としが実行された場合において指定口座に残しておきたい最低残高を入力し、対象期間入力欄302bに、即時引き落としの対象期間を入力する。図4Bに示すように、対象期間入力欄302bには、期間を指定するか否かを選択するためのラジオボタンが設けられている。最低保証残高が確保されている場合においては常に即時引き落としを実行することを希望するとき、カード会員は「指定しない」のボタンをチェックし、特定の期間のみ実行することを希望するときは「毎月○日から○日まで」のボタンをチェックした上で希望の期間を入力する。図4Bには、即時引き落としが実行された後の指定口座の残高が10,000円以上の場合であって、クレジットカードの利用日が毎月20日から26日までのときに即時引き落としを行う際の入力例が示されている。
カード会員は、最低保証残高入力欄302a及び対象期間入力欄302bに対して入力を行った後、ボタン302cを押下する。これを検知した会員端末装置2は、図4Cに示す第3即時引落設定画面303を表示部に表示する。この第3即時引落設定画面303には、即時引き落としを実行しない期間を入力するための引落対象外期間入力欄303a、及び即時引き落としの実行条件の設定を完了させるためのボタン303bが設けられている。カード会員は、引落対象外期間入力欄303aに即時引き落としの実行を希望しない期間を入力し、ボタン303bを押下する。他方、この期間の設定が不要な場合、カード会員は引落対象外期間入力欄303aに何も入力せずにボタン303bを押下する。図4Cには、毎月10日から15日までは即時引き落としを実行しない場合の入力例が示されている。
ボタン303bの押下を検知した会員端末装置2は、各即時引落設定画面において入力された即時引き落としの実行のための各種条件をクレジットカードシステム1に送信する。これを受信したクレジットカードシステム1は、その各種条件にカード番号を加えることによって引落設定情報を生成し、引落設定情報DB10Bに登録する。これにより、即時引落設定処理が終了する。上述したような即時引落設定処理が各クレジットカードについて実行されることにより、各クレジットカードに係る引落設定情報がクレジットカードシステム1の引落設定情報DB10Bに蓄積されることになる。以下、このようにして蓄積された引落設定情報を用いて実行される各処理について説明する。
(2)売上発生時処理
カード会員が加盟店においてクレジットカードを利用した場合、そのクレジットカードのカード番号、有効期限、利用金額、加盟店ID、及び利用種別等の各種の情報が加盟店端末3からクレジットカードシステム1に対して送信される。これを受けたクレジットカードシステム1は、今回の利用に対する信用照会処理を実行する。この信用照会処理については公知の処理と同様であるための詳細な説明を省略する。信用照会処理の結果、今回の利用が承認された場合に売上が発生することになる。以下では、このようにして売上が発生した際に実行される売上発生時処理について説明する。
図5は、本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステム1と銀行システム4とによって実行される売上発生時処理の手順を示すフローチャートである。図5に示すように、クレジットカードシステム1は、売上に係るクレジットカードのカード番号をキーとして引落設定情報DB10Bを検索することにより、そのクレジットカードの引落設定情報を抽出する(S101)。
次に、クレジットカードシステム1は、抽出した引落設定情報の利用種別フィールド202、設定金額フィールド203、対象期間フィールド205、及び対象外期間フィールド206に格納されている各情報に基づいて、即時引き落としを実行するための条件を満足しているか否かを判定する(S102)。具体的には、例えばステップS101にて抽出された引落設定情報が、図3に示す引落設定情報DB10Bの1行目のレコードであった場合、今回の利用種別が“食料品”及び“飲食”の何れかであるか否か、今回の利用金額が
“20,000円以下”であるか否か、及び今回の利用日が20日から26日までであるか否かによって実行条件を満足しているか否かを判定する。なお、このレコードの対象外期間206には値が設定されていないため、この例の場合、対象外期間については条件を満足していると判定されることになる。
ステップS102にて即時引き落としの実行条件を満足していないと判定した場合(S102でNO)、クレジットカードシステム1は、即時引き落としを行うことなく後述するステップS108に進む。他方、実行条件を満足していると判定した場合(S102でYES)、クレジットカードシステム1は、処理対象のクレジットカードに対応付けられている指定口座を有する銀行が運営する銀行システム4に対して、その指定口座の残高の通知を要求する残高要求を送信する(S103)。
銀行システム4は、クレジットカードシステム1から送信された残高要求を受信した場合(S201)、その残高要求で示されている指定口座の残高を取得し、その取得した残高を示す残高情報をクレジットカードシステム1に対して送信する(S202)。
クレジットカードシステム1は、銀行システム4から送信された残高情報を受信した場合(S104)、その残高情報で示されている指定口座の残高と、今回の利用金額と、ステップS101にて抽出された引落設定情報の最低保証残高フィールド204に格納されている最低保証残高とに基づいて、即時引き落としが可能か否かを判定する(S105)。より詳細に説明すると、クレジットカードシステム1は、ステップS105において、指定口座の残高が今回の利用金額よりも多く、且つその差が最低保証残高以上である場合に即時引き落としが可能であると判定し、そうではない場合に即時引き落としは不可であると判定する。
ステップS105において即時引き落としが不可であると判定した場合(S105でNO)、クレジットカードシステム1は、即時引き落としを行うことなく後述するステップS108に進む。他方、即時引き落としが可能であると判定した場合(S105でYES)、クレジットカードシステム1は、今回の利用金額の即時引き落としを指示するための引落要求を銀行システム4に対して送信する(S106)。
銀行システム4は、クレジットカードシステム1から送信された引落要求を受信した場合(S203)、指定口座から利用金額を引き落とすための引落処理を実行する(S204)。これにより、即時引き落としがなされたことになる。そして、銀行システム4は、引落処理が完了したことを示す引落完了情報をクレジットカードシステム1に対して送信する(S205)。
クレジットカードシステム1は、銀行システム4から送信された引落完了情報を受信した場合(S107)、即時引き落としに係る売上が完了したことを示す売上完了情報を加盟店端末3に対して送信する(S108)。なお、ステップS102にて即時引き落としの実行条件を満足しないと判定された場合(S102でNO)、又はステップS105にて即時引き落としが不可であると判定された場合(S105でNO)、クレジットカードシステム1は、ステップS108において、通常引き落としに係る売上が完了したことを示す売上完了情報を加盟店端末3に対して送信する。このようにして送信された売上完了情報を受信した加盟店端末3は、売上が完了したこと、並びにその売上が即時引き落とし及び通常引き落としの何れに係るものであるのかを示すメッセージを表示部に表示する。これにより、加盟店の店員は、今回のクレジットカードの利用に関する売上状況を把握することができる。
次に、クレジットカードシステム1は、今回の売上の内容を示す売上情報を生成し、これを売上情報DB10Aに登録する(S109)。ここで、即時引き落としが実行された場合、すなわち銀行システム4においてステップS204が実行され、その後にクレジットカードシステム1においてステップS107が実行された場合は、引落種別フィールド106に“即時”が、引落状況フィールド107に“済”がそれぞれ格納された売上情報が登録されることになる。これに対し、即時引き落としの実行条件のうち残高に関するものを除く実行条件を満足しない場合、すなわちクレジットカードシステム1においてステップS102で実行条件を満足しないと判定された場合は、引落種別フィールド106に“通常”が、引落状況フィールド107に“未”がそれぞれ格納された売上情報が登録されることになる。また、残高に関する実行条件を満足しない場合、すなわちクレジットカードシステム1においてステップS105で即時引き落としが不可であると判定された場合は、引落種別フィールド106に“即時”が、引落状況フィールド107に“未”がそれぞれ格納された売上情報が登録されることになる。なお、何れの場合であっても、登録される売上情報のリボ払いフィールド108には“×”が格納される。
上記の売上発生時処理により、カード会員によって設定された即時引き落としの実行条件を満足する売上が発生した場合であって、指定口座に残高が十分あるときに、即時引き落としがなされることになる。このようにして、カード会員が希望し、且つ指定口座に残高がある場合は即時引き落としを実現することができるため、指定口座の残高を常時管理する等の煩雑な作業を回避することができる。
(3)請求締処理
次に、所定の締め日に到達したタイミングで実行される請求締処理について説明する。
図6は、本発明の実施の形態に係るクレジットカードシステム1と銀行システム4とによって実行される請求締処理の手順を示すフローチャートである。図6に示すとおり、クレジットカードシステム1はまず、請求締処理の対象となるクレジットカードを特定し、その特定したクレジットカードのカード番号をキーにして売上情報DB10Aを検索することにより、当該クレジットカードに係る売上であって、まだ引き落としが済んでいない売上(すなわち、引落状況フィールド107に“未”が格納されている売上)に係る売上情報を抽出する(S302)。なお、このように引き落としが済んでいない売上が複数存在する場合はそれらにそれぞれ対応する複数の売上情報が抽出されることになる。
次に、クレジットカードシステム1は、抽出した売上情報の引落種別フィールド106及び引落状況フィールド107に格納されている情報を確認し、即時引き落としと設定されているものの実際には引き落としが行われていない売上(以下、「即時未引落売上」という)が一つでも存在するか否かを判定する(S303)。ここで存在しないと判定した場合(S303でNO)、クレジットカードシステム1は後述するステップS308に進む。他方、即時未引落売上が存在すると判定した場合(S303でYES)、クレジットカードシステム1は、処理対象のクレジットカードに対応付けられている指定口座を有する銀行が運営する銀行システム4に対して、その指定口座の残高の通知を要求する残高要求を送信する(S304)。
銀行システム4は、クレジットカードシステム1から送信された残高要求を受信した場合(S401)、その残高要求で示されている指定口座の残高を取得し、その取得した残高を示す残高情報をクレジットカードシステム1に対して送信する(S402)。
クレジットカードシステム1は、銀行システム4から送信された残高情報を受信した場合(S305)、その残高情報で示されている指定口座の残高が即時未引落売上に係る利用金額以上であるか否かを判定する(S306)。ここで当該残高が利用金額以上であると判定した場合(S306でYES)、クレジットカードシステム1は後述するステップS308に進む。他方、その残高が利用金額以上ではないと判定した場合(S306でNO)、クレジットカードシステム1は、即時未引落売上をリボルビング方式の支払いに切り替えるためのリボ払い切替処理を実行する(S307)。このリボ払い切替処理については公知の処理と同様であるので詳細な説明を省略する。なお、即時未引落売上が複数ある場合は、ステップS306においてそれらの売上の利用金額の合計と指定口座の残高とを比較するようにしてもよく、例えば利用日時順に各売上の利用金額と指定口座の残高とを比較するようにしてもよい。
次に、クレジットカードシステム1は、引き落としが必要な金額を示す引落金額情報を銀行システム4に対して送信する(S308)。なお、ステップS307のリボ払い切替処理が実行されている場合は、リボルビング方式の支払いの対象になったことに伴う減額が反映された引落金額情報が銀行システム4に送信されることになる。
銀行システム4は、クレジットカードシステム1から送信された引落金額情報を受信した場合(S403)、その受信を確認するための受信確認情報をクレジットカードシステム1に対して送信する(S404)。クレジットカードシステム1が、この受信確認情報を受信することにより(S309)、請求締処理が終了する。
上記の請求締処理が実行された後、所定の引落日に到達したときに、銀行システム4は上記の引落金額情報に示されている金額を指定口座から引き落とすための引落処理を実行する。その後、この引落処理が完了したことを示す引落完了情報が銀行システム4からクレジットカードシステム1に対して送信される。これを受信したクレジットカードシステム1は、対応する売上に係る売上情報の引落状況フィールド107に“済”を格納する。なお、ステップS307のリボ払い切替処理が実行された場合、クレジットカードシステム1は、その対象となった売上に係る売上情報のリボ払いフィールド108に“○”を格納する。
以上の請求締処理がすべてのクレジットカードについて実行されることにより、各クレジットカードについて通常引き落としが実施される。これにより、本実施の形態では、即時引き落とし及び通常引き落としの両方を実現することができる。また、上述したように、当初即時引き落としの対象となっていたものの残高不足によってまだ引き落としがなされていない売上については、その時点における指定口座の残高に応じて通常引き落としの対象としたり、リボルビング方式の支払いの対象としたりすることにより、引き落としができない事態の発生を抑制することができる。
(4)事後即時引落処理
上述した(2)売上発生時処理では、カード会員によって予め設定された実行条件を満足した場合に即時引き落としを実行している。しかし、カード会員によっては、当初は即時引き落としを希望していなかった場合であっても、クレジットカードの利用限度額を減らす等の目的により、事後的に即時引き落としを希望することも考えられる。以下に説明する事後即時引落処理は、このような事後的な即時引き落とし処理を実現するためのものである。なお、本実施の形態では、売上発生時処理において即時引き落としの対象外とされた売上については、上述した(3)請求締処理によって通常引き落としの対象とされ、決済が完了する。したがって、以下の事後即時引落処理は、請求締処理が実行される前、すなわち所定の締め日に到達する前に行われる必要がある。
まず会員端末装置2は、カード会員の指示にしたがってクレジットカードシステム1にアクセスする。このアクセスの際には、カード番号及び予め設定されたパスワード等を用いてカード会員の認証処理が実行され、認証に成功した場合にのみ以下の事後即時引落処理が実行される。
図7A及び図7Bは、クレジットカードシステム1、会員端末装置2、及び銀行システム4によって実行される事後即時引落処理の手順を示すフローチャートである。図7Aに示すように、会員端末装置2は、即時引き落としの実行を要求するための即時引落要求をクレジットカードシステム1に対して送信する(S501)。
クレジットカードシステム1は、会員端末装置2から送信された即時引落要求を受信した場合(S601)、その即時引落要求に係るクレジットカードの売上に係る売上情報を売上情報DB10Aから抽出する(S602)。次に、クレジットカードシステム1は、その抽出した売上情報を用いて、各売上の利用日時、利用店舗名及び利用金額を含む利用明細情報を生成し、これを会員端末装置2に対して送信する(S603)。
会員端末装置2は、クレジットカードシステム1から送信された利用明細情報を受信した場合(S502)、その受信した利用明細情報に基づいて、利用明細画面を表示部に表示する(S503)。図8は、その利用明細画面の画面例を示す図である。図8に示すように、利用明細画面401には、各売上の利用日時、利用店舗名及び利用金額がリスト表示されており、それぞれの売上に対してチェックボックスが設けられている。また、この利用明細画面401には、即時引き落としの実行を指示するためのボタン401aが設けられている。なお、各売上のうち、先の売上発生時処理によって既に即時引き落としが実行されたものについては、選択することができないようにチェックボックスに×印が示されている。カード会員は、会員端末装置2の入力部を用いて、即時引き落としの対象にすることを希望する売上のチェックボックスをチェックし、その後ボタン401aを押下する。これにより、即時引き落としの対象を示す即時引落対象情報の入力が完了する。
会員端末装置2は、上述したようにしてカード会員から即時引落対象情報の入力を受け付けた場合(S504)、その即時引落対象情報をクレジットカードシステム1に対して送信する(S505)。クレジットカードシステム1は、その即時引落対象情報を受信した場合(S604)、処理対象のクレジットカードに対応付けられている指定口座を有する銀行が運営する銀行システム4に対して、その指定口座の残高の通知を要求する残高要求を送信する(S605)。
銀行システム4は、クレジットカードシステム1から送信された残高要求を受信した場合(S701)、その残高要求で示されている指定口座の残高を取得し、その取得した残高を示す残高情報をクレジットカードシステム1に対して送信する(S702)。
クレジットカードシステム1は、銀行システム4から送信された残高情報を受信した場合(S606)、処理対象のクレジットカードのカード番号をキーとして引落設定情報DB10Bを検索することにより、そのクレジットカードの引落設定情報を抽出する(S607)。次に、クレジットカードシステム1は、受信した残高情報で示されている指定口座の残高と、即時引落対象情報に示されている即時引き落としの対象となっている売上の利用金額と、抽出した引落設定情報の最低保証残高フィールド204に格納されている最低保証残高とに基づいて、即時引き落としが可能か否かを判定する(S608)。この処理は、上述した売上発生時処理におけるステップS105と同様である。なお、複数の売上が即時引き落としの対象とされている場合は、それらの複数の売上の利用金額の合計と、指定口座の残高と、最低保証残高とに基づいて、即時引き落としの可否が判定される。
ステップS608において即時引き落としが不可であると判定した場合(S608でNO)、クレジットカードシステム1は、即時引き落としを行うことなく後述するステップS612に進む。他方、即時引き落としが可能であると判定した場合(S608でYES)、クレジットカードシステム1は、今回の利用金額の即時引き落としを指示するための引落要求を銀行システム4に対して送信する(S609)。
銀行システム4は、クレジットカードシステム1から送信された引落要求を受信した場合(S703)、指定口座から利用金額を引き落とすための引落処理を実行する(S704)。これにより、即時引き落としがなされたことになる。そして、銀行システム4は、引落処理が完了したことを示す引落完了情報をクレジットカードシステム1に対して送信する(S705)。
クレジットカードシステム1は、銀行システム4から送信された引落完了情報を受信した場合(S610)、今回の処理対象となった売上に係る売上情報の引落状況フィールド107に“済”を格納することによりその売上情報を更新する(S611)。その後、クレジットカードシステム1は、即時引き落としが実行されたことを示す処理結果情報を会員端末装置2に対して送信する(S612)。なお、ステップS608にて即時引き落としが不可であると判定された場合(S608でNO)は、クレジットカードシステム1は残高不足であるため即時引き落としが実行できなかったことを示す処理結果情報を会員端末装置2に対して送信することになる(S612)。
会員端末装置2は、クレジットカードシステム1から送信された処理結果情報を受信した場合(S506)、その処理結果情報に基づいて、今回の処理結果を示す処理結果画面を表示部に表示する(S507)。この処理結果画面には、即時引き落としの実行の可否に関するメッセージ等が含まれている。カード会員は、この処理結果画面を参照することにより、自身が選択した売上について即時引き落としが行われたか否かを確認することができる。
以上の事後即時引落処理によって、クレジットカードを利用した当初は即時引き落としの対象となっていなかった売上についても、請求締処理が実行される前であれば、事後的に即時引き落としの対象とすることが可能になる。
本発明のクレジットカードシステムは、クレジットカードの利用に関する各種の処理を実行するコンピュータシステム等として有用である。
1 クレジットカードシステム
10A 売上情報データベース
10B 引落設定情報データベース
2 会員端末装置
3 加盟店端末装置
4 銀行システム
100A 通信ネットワーク
100B 専用回線
301 第1即時引落設定画面
302 第2即時引落設定画面
303 第3即時引落設定画面
401 利用明細画面

Claims (7)

  1. クレジットカードが利用された場合に、当該クレジットカードと対応付けられている金融機関の口座の残高を当該金融機関のシステムから取得する残高取得手段と、
    前記残高取得手段によって取得された残高及び前記クレジットカードの利用金額に基づいて、前記口座から当該利用金額を即時に引き落とすことが可能か否かを判定する即時引き落とし可否判定手段と、
    前記即時引き落とし可否判定手段によって引き落とし可能と判定された場合、前記金融機関のシステムに対して、前記利用金額の引き落とし要求を送信する即時引き落とし要求送信手段と、
    前記即時引き落とし可否判定手段によって引き落とし不可と判定された場合であって、所定の締め日が経過したときに、前記金融機関のシステムに対して、前記利用金額の引き落とし要求を送信する通常引き落とし要求送信手段と
    各クレジットカードの利用者から即時引き落としを実行するための即時引き落とし条件を取得する条件取得手段と
    を備え
    前記即時引き落とし可否判定手段が、前記条件取得手段によって取得された即時引き落とし条件が充足されたか否かを判定し、その結果充足されたと判定された場合に、前記即時に引き落とすことが可能か否かを判定するように構成され、
    前記条件取得手段が、即時引き落としを実行しない不実行期間及びクレジットカードに対応付けられている金融機関の口座の最低残高を含む即時引き落とし条件を取得するように構成されており、
    前記即時引き落とし可否判定手段がさらに、判定対象の前記クレジットカードの利用日時を特定し、前記即時引き落とし条件に基づいて当該特定した利用日時が即時引き落としの不実行期間内であるか否かを判定し、且つ前記利用金額を前記口座から引き落とした後の当該口座の残高が前記即時引き落とし条件に含まれる最低残高より少ないか否かを判定することによって、前記即時引き落とし条件が充足されたか否かを判定するように構成されている、
    クレジットカードシステム。
  2. 前記条件取得手段が、即時引き落としを実行する金額の範囲として設定された設定金額範囲を含む即時引き落とし条件を取得するように構成されており、
    前記即時引き落とし可否判定手段が、判定対象の前記クレジットカードの利用金額が前記即時引き落とし条件に含まれる設定金額範囲の範囲内であるか否かを判定することによって、前記即時引き落とし条件が充足されたか否かを判定するように構成されている、
    請求項1に記載のクレジットカードシステム。
  3. 前記条件取得手段が、クレジットカードの利用分野別に定められた即時引き落としの要否を含む即時引き落とし条件を取得するように構成されており、
    前記即時引き落とし可否判定手段が、判定対象の前記クレジットカードの利用分野を特定し、前記即時引き落とし条件に基づいて当該特定した利用分野が即時引き落としの対象であるか否かを判定することによって、前記即時引き落とし条件が充足されたか否かを判定するように構成されている、
    請求項1又は2に記載のクレジットカードシステム。
  4. 前記条件取得手段が、クレジットカードの利用期間別に定められた即時引き落としの要否を含む即時引き落とし条件を取得するように構成されており、
    前記即時引き落とし可否判定手段が、判定対象の前記クレジットカードの利用日時を特定し、前記即時引き落とし条件に基づいて当該特定した利用日時が即時引き落としの対象であるか否かを判定することによって、前記即時引き落とし条件が充足されたか否かを判定するように構成されている、
    請求項1乃至3の何れかに記載のクレジットカードシステム。
  5. 即時引き落とし可否判定手段によって即時引き落としが不可と判定された場合であって、前記所定の締め日が経過したときに、前記クレジットカードの利用金額の決済をリボルビング支払いに切り替える切り替え手段
    をさらに備える、請求項1乃至4の何れかに記載のクレジットカードシステム。
  6. 前記所定の締め日が経過した場合に、前記金融機関のシステムから前記口座の残高を取得し、当該取得した残高及び前記クレジットカードの利用金額に基づいてリボルビング支払いに切り替えるか否かを判定する切り替え可否判定手段をさらに備え、
    前記切り替え手段が、前記切り替え可否判定手段によってリボルビング支払いに切り替えると判定された場合に、前記利用金額の決済をリボルビング支払いに切り替えるように構成されている、
    請求項5に記載のクレジットカードシステム。
  7. 前記即時引き落とし可否判定手段によって引き落とし不可と判定された場合であって、前記所定の締め日に達する前に、前記クレジットカードの利用金額の即時引き落とし要求を受け付ける即時引落要求受付手段をさらに備え、
    前記即時引き落とし可否判定手段が、前記即時引落要求受付手段により受け付けられた即時引落要求に係る利用金額について、即時に引き落とすことが可能か否かを判定するように構成されている、
    請求項1乃至6の何れかに記載のクレジットカードシステム。
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