JP5925544B2 - 音響装置、音量制御方法、音量制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents
音響装置、音量制御方法、音量制御プログラム及び記録媒体 Download PDFInfo
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Description
先ず、本実施形態に係るカーオーディオ装置Sの構成について、図1を用いて説明する。
補正ステップ補正部17は、車速と、車速に基づいて推定される車速基準ノイズレベルと検出ノイズレベルとのノイズ差分と、に基づいて、音響補正部7による補正量を制御する。具体的に、補正ステップ補正部17は、ノイズ差分算出部16から出力されたノイズ差分に応じて、車速基準補正ステップ決定部14により決定された車速基準補正ステップ値を補正する。つまり、補正ステップ補正部17は、車速に応じて決定されたノイズ音量と実際のノイズ音量との差に応じて、車速を基準として決定された音響の補正量を補正する。そして、補正ステップ補正部17は、補正した車速基準補正ステップ値を、最終的な補正ステップ値として音響補正部7に出力する。具体的に、補正ステップ補正部17は、下記の計算を行う。
車速基準補正ステップ値+ノイズ差分×マイク係数 ・・・式2
式2に示すように、ノイズ差分にマイク係数を乗じて得られる値が、補正ステップ値の補正量である。なお、補正ステップ値の補正量は、例えば、四捨五入される。マイク係数は、最終的な補正ステップ値の算出にノイズ差分が寄与する程度、すなわち、重みを示す係数である。また、マイク係数は、実際に発生するノイズの音量が激しく変化しても、音響補正部7による音響の補正レベルが激しく変化しないようにするために用いられる。マイク係数は、車速に応じて決定される。記憶部6には、車速とマイク係数との対応関係を示すマイク係数決定テーブルが記憶されている。具体的に、マイク係数決定テーブルには、車速基準補正ステップ値ごとに、車速基準補正ステップ値とマイク係数とが対応付けて設定されている。車速の代わりに車速基準補正ステップ値が設定されている理由は、基準ノイズ決定テーブルの場合と同様である。設計者は、車速ごとにマイク係数を任意に決定し、決定した内容でマイク係数決定テーブルを記憶部6に記憶させておくことができる。ただし、上述したように、音響補正部7による音響の補正レベルが極力激しくならないように、マイク係数は設定される。
次に、本実施形態に係るカーオーディオ装置Sの動作について説明する。
1 音源部
2 イコライザー
3 電子ボリューム
4 フェーダー
5 操作部
6 記憶部
7 音響補正部
8 アンプ
9 スピーカー
10 マイク
11 ノイズレベル検出部
12 安定化処理部
13 車速検出部
14 車速基準補正ステップ決定部
15 車速基準ノイズレベル決定部
16 ノイズ差分算出部
17 補正ステップ補正部
Claims (5)
- 移動体の移動速度を取得する速度取得部と、
前記移動体の周囲のノイズレベルを取得するノイズ取得部と、
出力音量を補正する補正部と、
前記補正部の補正量を繰り返し決定する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記速度取得部により取得された現在の移動速度に対応した基準補正量を、前記現在の移動速度に基づいて推定される推定ノイズレベルと前記ノイズ取得部により取得された現在のノイズレベルとの差で補正して、前記補正部の補正量を決定する、
ことを特徴とする音響装置。 - 前記制御部は、
前記移動速度と前記基準補正量に対する前記差の重みとの対応関係を示す情報を記憶する記憶部から、前記取得した移動速度に対応する重みを取得し、
当該取得した重みに基づいて前記差を重み付けして前記基準補正量を補正する、
ことを特徴とする請求項1に記載の音響装置。 - 音響装置が出力する音量を制御する音量制御方法であって、
移動体の移動速度を取得する速度取得工程と、
前記移動体の周囲のノイズレベルを取得するノイズ取得工程と、
出力音量を補正する補正工程と、
前記補正工程における補正量を繰り返し決定する制御工程と、
を含み、
前記制御工程は、前記速度取得工程により取得された現在の移動速度に対応した基準補正量を、前記現在の移動速度に基づいて推定される推定ノイズレベルと前記ノイズ取得工程により取得された現在のノイズレベルとの差で補正して、前記補正量を決定する、
ことを特徴とする音量制御方法。 - 請求項3に記載の音量制御方法を、コンピュータにより実行させることを特徴とする音量制御プログラム。
- 請求項4に記載の音量制御プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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JP2012062976A JP5925544B2 (ja) | 2012-03-21 | 2012-03-21 | 音響装置、音量制御方法、音量制御プログラム及び記録媒体 |
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