JP5922682B2 - 脱毛処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、脱毛処理装置に関する。特にキセノン管の発光による光線を照射して脱毛処理を行う脱毛処理装置に関する。
従来技術
従来、脱毛方法として提案されている方法には、電気針脱毛法、レーザー脱毛法、フラッシュランプによる光線を用いた光脱毛法等がある。
電気針脱毛法は、一つ一つの毛穴に針を刺して電気を流し発熱ないしは電気分解によって毛根や毛母細胞などの発毛に関与する部分を破壊して脱毛する方法である。毛穴1本単位で針をさして脱毛するため、確実に脱毛できるものの煩雑で処理時間が長くなる。また、この方法には、痛みを伴うという問題もある。
レーザー脱毛法は、レーザー光が特定の色に吸収されるという特性を用いて、レーザー光を皮膚表面に照射して毛根またはその周囲の細胞組織に化学変化を加えて脱毛する方法である。照射は面単位に行われるので、電気針脱毛法に比べ処理時間が少ない。ただし、表層に出ている毛は20%程度であり、毛周期に合わせて何回か繰り返し処理を行う必要がある。
光脱毛法は、キセノン管等のフラッシュランプによる光線を皮膚表面に照射して毛根またはその周囲の細胞組織に化学変化を加えて脱毛する方法である。レーザー脱毛法に比べ、照射エネルギーが少なく、また照射範囲もより広く取ることができ処理時間を短くすることができる。レーザー脱毛法と同じく、毛周期に合わせて何回か繰り返し処理を行う必要がある。
しかしながら、かかるレーザー脱毛法または光脱毛法を用いた脱毛処理装置では、レーザーあるいは光の出力エネルギーが大きいために、不用意に照射すると焼損等のトラブルを招く危険性が高く、また、皮膚がやけどを起こすおそれがある。誤ってレーザー等が目に入ると失明するおそれもある。
そのため、レーザー等の光線を用いた光線治療装置(脱毛処理装置を含む)の使用にあたっては、さまざまな安全対策がとられている。例えば、特許文献1では、半導体レーザーから照射されるレーザー光を遮蔽する遮蔽板と、遮蔽版を開閉する照射操作スイッチと、照射スイッチと連動する照射開始スイッチ素子とを設けた照射プローブが記載されている。また、特許文献2では、フットペダルスイッチ、接触スイッチ及びレーザー光発射スイッチの3つのスイッチが同時にオンしなければレーザー光が照射できないようにして誤照射を防止した点が記載されている。
また、特許文献3では、操作スイッチを1つとして安全な操作を行う方法が記載されている。
特開平5−92048号公報 特開2001−292825号公報 実用新案登録第3131883号公報
しかしながら、上記の特許文献に記載されたレーザー等の光線の照射に必要なスイッチの数を増加させて不用意な照射を防止することは安全上有効ではあるものの、機器を操作する上では操作が煩雑になり、機器の操作性が低下する欠点がある。また、スイッチの数が増加した場合にいずれかのスイッチの操作が不十分であると照射が行われないが、どのスイッチの操作が不十分なのか操作者が分かりづらく、照射中においても全てのスイッチの操作を行う必要があり、いずれかのスイッチの操作が不十分になると照射が停止してしまうといった問題点がある。
また、特許文献3に記載された装置の操作スイッチは1つではあるものの、ハンドピースを有するものにあっては、処理部位によってハンドピースを握り変えて操作することが多いために、あらかじめ配設された操作スイッチが適確操作位置から外れてしまい操作の利便性を損なっていた。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、処理部位に応じてグリップを変えることが可能なハンドピースに、同一の機能を持つ照射ボタンを2か所設け、処理部位に応じてグリップを変えても、どのグリップの態様でも照射ボタンが容易に操作できると共に、同じ照射ボタンを重畳的に操作しない限り照射できないようにして、キセノン管の発光による光線の照射を安全、快適に操作することができる脱毛処理装置を提供することである。
本発明の脱毛処理装置では、
操作部を介してキセノン管へ通電を行う制御部と、
制御部に通電ケーブルを介して接続することにより脱毛照射操作を行うハンドピース本体と、により構成した脱毛処理装置において、
ハンドピース本体の基端部に棒状のグリップ部を設けるとともに、ハンドピース本体を片手の平で把持可能な上面略凸半円弧状で両側面略偏平状に形成し、ハンドピース本体の略凸半円弧状の上面先端部に第1の照射ボタンを、グリップ部に第2の照射ボタンを、それぞれ配設することとした。
さらに、本発明の脱毛処理装置では、
各照射ボタンは、同じ照射ボタンを重畳的に操作することによってのみ照射作動を開始するように構成したことにも特徴を有するものである。
さらに、本発明の脱毛処理装置では、同じ照射ボタンの重畳的な操作においては、待機状態での操作により照射作動が行われ、待機状態以外での操作は無効とすることにも特徴を有するものである。
さらに、本発明の脱毛処理装置では、
第1又は第2の照射ボタンのいずれかを先に操作すると、他方の照射ボタンの操作を無効とすることにも特徴を有するものである。
さらに、本発明の脱毛処理装置では、
ハンドピース本体は、片手の平で上面略凸半円弧状で両側面略偏平状のハンドピース本体部分を把持した状態では第1の照射ボタンの操作を可能とし、
グリップ部を把持した状態では第2の照射ボタンの操作を可能とするように構成したことにも特徴を有するものである。
請求項1の発明によれば、
1. キセノン管の発光による光線を照射して行う脱毛処理であるため、処理面積を一定の広さでとることができ処理効率の向上を図ることができる。
2. ハンドピース本体を上面凸半円弧状でかつ両側面略偏平状としたので片手で手の平に容易に包み込んで把持することができる。また、ハンドピースのグリップ部を設けたので脱毛処理の処理部位に応じてハンドピース本体とグリップ部を使い分けることができる。
3. 第1の照射ボタンと第2の照射ボタンがそれぞれハンドピース本体の上面先端部とグリップ部の底面に配設されているので、片手でグリップしたまま人差し指や親指を用いて照射ボタンの操作を確実にかつ容易に行うことができる。
という効果がある。
請求項2の発明によれば、待機状態において同じ照射ボタンを重畳的に操作することによってのみ照射作動を開始することにしたので、不用意に照射ボタンを1回押しても照射作動は起きないという効果がある。
請求項3の発明によれば、待機状態以外での照射ボタンの重畳的操作は無効としたので、重畳的操作に戻るまでに一定の保持状態を経ることができ、その間に照射の意図的確認を行えることになり、不用意な初期操作が行われることなく、安全な照射作動が行えるという効果がある。
請求項4の発明によれば、先に操作を行った照射ボタンを有効とし、他方の照射ボタンの操作は無効としたので、不用意に他方の照射ボタンを重畳的操作と誤って操作しても、この操作は無効となるので、極めて正しい照射ボタンでの操作が行えることになり、誤操作を防止するという効果がある。
請求項5の発明によれば、ハンドピースは、2つのグリップを脱毛処理の処理部位に応じて使い分け、第1の照射ボタンの操作はハンドピース本体の外観部分を片手の平で包むようにして行うことができるので、第1の照射ボタンの操作が行いやすく、他方、処理部位の位置によっては、グリップを把持して行う方が操作を行いやすい場合があり、かかるグリップ部把持形態での処理操作の時には、第2の照射ボタンを容易に操作できるようにしており、処理部位の状態に応じて把持形態を変化させてもいずれの把持形態においても各照射ボタンの操作は行いやすくなり、各グリップに適した照射ボタンで操作できるので操作性が向上するという効果がある。
本発明の実施形態にかかる脱毛処理装置の概略構成図である。 本発明の実施形態にかかるハンドピースの上面図、側面図、底面図及び正面図である。 本発明の実施形態にかかるハンドピースを片手の平でグリップした様子を示した図である。 本発明の実施形態にかかる脱毛処理装置の機能構成を例示した図である。 本発明の実施形態にかかる脱毛処理装置の処理の概略フローを示したフローチャートである。 本発明の実施形態にかかるハンドピースの使用状態を示した図である。
本発明は、操作部を介してキセノン管へ通電を行う制御部と、制御部に通電ケーブルを介して接続することにより脱毛照射操作を行うハンドピース本体と、により構成した脱毛処理装置において、ハンドピース本体の基端部に棒状のグリップ部を設けるとともに、ハンドピース本体を片手の平で把持可能な上面略凸半円弧状で両側面略偏平状に形成し、ハンドピース本体の略凸半円弧状の上面先端部に第1の照射ボタンを、グリップ部に第2の照射ボタンを、それぞれ配設した脱毛処理装置を提供するものである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて詳しく説明する。
図1は本発明の実施形態にかかる脱毛処理装置の概略構成図である。脱毛処理装置は、装置本体1及び装置本体1に通電ケーブル4を介して接続されたハンドピース5を備えている。
装置本体1は、マイコン等の制御回路よりなり、各種制御処理を行う制御部2(図示せず)と、操作キー類及び表示器を備えた操作部3と、ハンドピースのキセノン管の発光に伴う発熱を冷却する冷却部6と、より構成されている。制御部2及び冷却部6については、図4を参照して後述する。
図1に示すように、操作部3は、操作パネル30と緊急停止ボタン31とキースイッチ32を設けている。操作パネル30は、表示パネル33とMODEボタン34とOKボタン35とSELECTボタン36とにより構成されている。表示パネル33は、各種設定の状態、アラーム等を表示するようにしている。MODEボタン34は、処理モード、A〜Dモードのいずれかを選択するボタンであり、A〜Dモードでは光の照射箇所、例えばフェイスやボディなどによりモード別に分けたものである。OKボタン35は、前記各モードを設定した後に確定するためのボタンである。SELECTボタン36は、光の強弱を上げたり下げたりするボタンである。
緊急停止ボタン31は、緊急事態が発生した場合に強制的に光の照射等を停止するためのボタンである。キースイッチ32は、図示しないキーを差し込み、時計回りに回すと操作可能にするためのスイッチである。
コネクタ部8は、装置本体1とその先端にハンドピース5を備えた通電ケーブル4との接続部である。コネクタ部8には、電気系統コネクタ81と冷却水コネクタ82とが設けられている。
ハンドピース5は、ハンドピース本体50、グリップ部59、キセノン管56および照射窓57を備えた照射部55、第1照射ボタン51、第2照射ボタン52、表示器53、及び照射カウンター54より構成されている。
ハンドピース5は、グリップ部59またはハンドピース本体50を手で掴み、脱毛処理を行う部位に照射部55を対向させて操作するようになっている。
通電ケーブル4は装置本体1とハンドピース5を接続し、装置本体とハンドピ−ス間の各種信号のやり取りをする信号線、キセノン管へ電力を供給する電力線、装置本体とハンドピースで冷却水を循環させるための冷却水パイプ64を収容している。通電ケーブル4は、一端をコネクタ部8に、他端はグリップ部59を通してハンドピース本体50に接続している。
図2は、本発明の実施形態にかかる脱毛処理装置のハンドピース本体50の外観を示している、(a)上面図、(b)側面図、(c)底面図及び(d)正面図である。図2(a)の上面図には、第1照射ボタン51、表示器53、及び照射カウンター54が示されている。図2(c)の底面図には、第2照射ボタンが示されている。
図2(b)に示すように、ハンドピース本体50の両側面には中央部がやや凹状に形成されると共に側面上部には半円弧状上面に沿った半円弧状の凸条が形成されている。図2(a)、(b)、(d)に示すように、上面凸半円弧状、両側面偏平状のハンドピース本体50の上面には、表示器53及び第1照射ボタン51が設けられている。すなわち、半円弧状上面には先端部に小円形の照射準備ランプよりなる表示器53を配設し、その後方においてハンドピース本体50を手の平で把持した状態で人差指の先端腹面に位置する箇所に第1照射ボタン51が配設されており、更に、その後方に液晶表示窓からなる照射カウンター54を配設している。
表示器53は、発光ダイオード等の発光素子を備えており、照射部55が停止状態にあるか待機状態であることを赤色や緑色の異なる色で発光して表示するようになっている。照射カウンター54は設置時からの累積照射回数を記憶し、表示する。
図3は、ハンドピースを片手の平でグリップした様子を示した図である。
図3(a)は、上面略凸半円弧状、両側面略偏平状としたハンドピース本体50をグリップし、第1照射ボタン51を人差し指で押さえている様子を示している。
図3(b)は、ハンドピース本体の基端部にある棒状のグリップ部59をグリップし、第2照射ボタン52を親指で押さえている様子を示している。
図3(a)及び図3(b)に示すように、棒状のグリップ部59はハンドピース本体のケースと一体に形成されており、ハンドピース本体の前後長さと略同一の長さに構成すると共に、ハンドピース本体の上面略凸半円弧状の延長基端部、すなわち、ハンドピース本体の基端上部に延設している。
これにより、図3(a)及び図3(b)及び図6に示すように、脱毛処理を行う処理部位に応じて操作しやすいグリップ形態をとることができ、また操作しやすい位置にそれぞれ照射ボタンが配設されているので安全で確実な操作が可能である。図6中、91はハンドピースが手から脱落して損傷しないように防止するためのストラップである。
図4は、本発明の実施形態に係る脱毛処理装置の機能構成を例示した図である。装置本体1の制御部2は、照射制御部201、操作制御部202、及びタイマー203を備えており、照射制御部201は、第1又は第2の照射ボタンの重畳的押下操作に基づいて照射部55を作動させてキセノン管56を発光させ、光線を矩形状の照射窓57を通して照射するように制御する。照射窓57はサファイアからなる導光管から構成され、大きさは、たとえば、16mm×46mmである。
発光は、例えば20ms〜1500msの幅を持つパルス発光で行っている。また、キセノン管の発光は、非点灯時にも微弱電流を流してシマー発光させておき、照射時に高速に発光するようにしている。
操作制御部202は、第1または第2の照射ボタンの押下操作及びタイマー203からの計時信号に基づいて表示器53を停止状態または待機状態に設定するように制御する。
第1又は第2の照射ボタンは、いずれかの照射ボタンが早く押下操作されると他の照射ボタンはロックされ操作は無効となるように制御される。
冷却部6は、ハンドピース本体のキセノン管の発光に伴う発熱を冷却水で冷却する。キセノン管の冷却と共に、皮膚表面に光線を照射することによる火傷のおそれを防止すため皮膚表面に接する照射部の照射窓の冷却を行っている。
冷却部6は、冷却装置であるペルチェユニット61、冷却水を補給、貯水する冷却水タンク62、送水ポンプ63より構成されている。 ペルチェユニット61は、ペルチェ効果を利用した熱電素子であるペルチェ素子を用いた水冷による冷却装置であり、冷却水タンク62から供給された水を冷却する。冷却された水は、送水ポンプ63により冷却水パイプ64を通して循環し、通電ケーブル4を経由してハンドピース本体の照射部55に設けたキセノン管56及び照射窓57を冷却する。
図5は、本発明の実施形態にかかる脱毛処理装置の処理の概略フローを示すフローチャートである。以下の処理は、主として装置本体1の制御部2が行う。
ステップS101では、まず、操作者が電源スイッチをONとする。
ステップS102では、制御部2は、各センサーからの信号を確認する。
異常がある場合は、アラームを表示して終了する(図示せず)。
ステップS103では、照射制御部201は、照射部55を介してキセノン管をシマー発光させる。あらかじめシマー発光させておくことにより、キセノン管の発光時、高速に発光させることができる。
ステップS104では、操作制御部202は、表示器53及び各照射ボタン51,52を初期設定する。すなわち、表示器53を停止状態に設定し、例えば赤色のランプを点灯する。また、各照射ボタン51,52の操作を可能とする。
ステップS105では、操作制御部202は、第1又は第2の照射ボタン51,52が押下されたか否かをチェックする。第1又は第2の照射ボタン51,52のいずれかが押下された場合は、次のステップS106に移る。第1及び第2の照射ボタンのいずれも押下されていない場合は、ステップS105に戻り、いずれかの照射ボタンが押下されるまで待つ。
ステップS106では、操作制御部202により、表示器53は停止状態から待機状態に設定変更される。例えば、停止状態で赤色に表示されている場合には、待機状態で緑色に表示される。
ステップS107では、他方の照射ボタンはロックされ、操作は無効となる。制御部2のタイマー203がカウントを開始する。
ステップS108では、タイマー203のカウント値から、所定の待機時間(例えば10秒)が経過したか否かをチェックする。所定の待機時間を経過した場合は、ステップS113に移る。所定の待機時間を経過していない場合には、次のステップS109に移る。
ステップS109では、操作制御部202は、同一の照射ボタンが2回目の押下をされたか否かをチェックし、2回目の押下がされていない場合はステップS108に戻る。2回目の照射ボタンの押下がないままステップS108で所定時間が経過した場合には、表示器の表示は停止状態に設定変更される(S113)。そのため、不用意に照射ボタンが押下されても照射動作は行われず、再び停止状態となる。2回目の照射ボタンが押下された場合にはステップS110に移る。
ステップS110では、照射制御部201は照射部55を作動させてキセノン管56を発光させ、照射窓から光線の照射を行う。キセノン管からはパルス光が発光される。パルス幅すなわち照射時間は例えば20ms〜1500msである。これで1回の照射が終わったことになる。
ステップS111では、操作制御部202は照射カウンター54を1増加させる。照射カウンター54は、該脱毛処理装置の設置以後の累積照射回数を記録し表示している。これは、ハンドピース交換時等に有効な情報となる。
ステップS112では、照射制御部201は、処理モードが「連続照射モード」であるか否かをチェックする。「連続照射モード」の場合はステップS108に戻る。所定の待機時間内に2回目の照射ボタンを押すことにより、照射部位を変えて連続して脱毛処理を継続することができる。ステップS112で「連続照射モード」でない場合は次のステップS113に移る。
ステップS113では、操作制御部202は、表示器53の表示を停止状態に設定変更し、赤色ランプを点灯する。
ステップS114では、照射制御部201は、「トリートメント終了」か否かをチェックする。「トリートメント終了」でない場合はステップS102に戻る。これは、各種操作モード等を再設定して照射を継続する場合である。ステップS114で、「トリートメント終了」の場合は、次のステップS115に移る。
ステップS115では、操作者が電源をOFFとし脱毛処理を終了する。
以上のように、照射部55の照射動作を開始するのは、表示器が待機状態に設定されている間に同一照射ボタンでの2回目の重畳的な押下が行われた場合だけであるので、操作者は表示器の表示を確認して第1又は第2の照射ボタンの操作を行えば容易に照射動作を開始することができる。また、照射ボタンの1回の操作では表示器が待機状態に設定されるだけなので、誤って第1又は第2の照射ボタンが操作されたとしても照射が行われることがなく、1つの照射ボタンにより簡単かつ安全に照射動作を行うことが可能となる。
また、第1または第2の照射ボタンは、グリップを処理部位に応じて変えた場合に適切な位置の照射ボタンを選択することができる。いずれかの照射ボタンが操作された場合、他の照射ボタンはロックされるので、実質的に1つの照射ボタンとして機能することとなり、誤操作を防止することができる。
図6は、ハンドピース5の使用状態を示した図である。操作者は、ハンドピースのストラップ91を手首につけ、ハンドピースの表示器53が停止状態(赤色点灯)であることを確認し、ハンドピース本体50またはグリップ部を脱毛処理の処理部位に応じて把持して(図6では、ハンドピース本体50)、照射窓57を処理部位の皮膚表面に押し当て水平に密着させる。第1又は第2の照射ボタン51,52を一度押下すると待機状態(青色点灯)となり照射が可能となる。待機時間(例えば10秒)以内に同じ照射ボタンを再度押下することによりパルス光が照射窓57から照射される。
上記の実施形態の説明では、技術的に種々の限定がなされているが、本発明はこれらの形態に限定されるものではない。
1 装置本体
2 制御部
3 操作部
4 通電ケーブル
5 ハンドピース
6 冷却部
8 コネクタ部
50 ハンドピース本体
51 第1照射ボタン
52 第2照射ボタン
53 表示器
54 照射カウンター
55 照射部
56 キセノン管
57 照射窓
59 グリップ部
61 ペルチェユニット
62 冷却水タンク
63 送水ポンプ
64 冷却水パイプ
81 電気系統コネクタ
82 冷却系統コネクタ
91 ストラップ
201 照射制御部
202 操作制御部
203 タイマー

Claims (5)

  1. 操作部を介してキセノン管へ通電を行う制御部と、
    制御部に通電ケーブルを介して接続することにより脱毛照射操作を行うハンドピース本体と、により構成した脱毛処理装置において、
    ハンドピース本体の基端部に棒状のグリップ部を設けるとともに、ハンドピース本体を片手の平で把持可能な上面略凸半円弧状で両側面略偏平状に形成し、ハンドピース本体の略凸半円弧状の上面先端部に第1の照射ボタンを、
    グリップ部に第2の照射ボタンを、それぞれ配設したことを特徴とする脱毛処理装置。
  2. 各照射ボタンは同じ照射ボタンを重畳的に操作することによってのみ照射作動を開始するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の脱毛処理装置。
  3. 同じ照射ボタンの重畳的操作においては待機状態での操作により照射作動が行われ、待機状態以外での操作は無効とすることを特徴とする請求項2に記載の脱毛処理装置。
  4. 第1又は第2の照射ボタンのいずれかを先に操作すると、他方の照射ボタンの操作を無効とすることを特徴とする請求項2又は3に記載の脱毛処理装置。
  5. ハンドピース本体は、片手の平で上面略凸半円弧状で両側面略偏平状のハンドピース本体部分を把持した状態では第1の照射ボタンの操作を可能とし、
    グリップ部を把持した状態では第2の照射ボタンの操作を可能とするように構成したことを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の脱毛処理装置。
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