JP2015093109A - スキンケア装置 - Google Patents

スキンケア装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015093109A
JP2015093109A JP2013234704A JP2013234704A JP2015093109A JP 2015093109 A JP2015093109 A JP 2015093109A JP 2013234704 A JP2013234704 A JP 2013234704A JP 2013234704 A JP2013234704 A JP 2013234704A JP 2015093109 A JP2015093109 A JP 2015093109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
care
irradiation
skin
handpiece
skin care
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013234704A
Other languages
English (en)
Inventor
巨樹 村田
Kiyoki Murata
巨樹 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2013234704A priority Critical patent/JP2015093109A/ja
Publication of JP2015093109A publication Critical patent/JP2015093109A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Radiation-Therapy Devices (AREA)

Abstract

【課題】 脱毛、美顔その他の美容処理を行うスキンケア装置において、ハンドピースのスライドによるケア光線照射の連続操作に熟練を要さず、スキンケア処理時間を短縮できる、スキンケア装置及びスキンケア方法を提供することである。【解決手段】本発明のスキンケア装置1は、皮膚表面に対向接触してケア光線照射操作を行う把持可能なハンドピース10と、前記ハンドピース10の操作を行うに際しケア光線照射制御やハンドピースのスライド制御等を行う制御部2と、により構成したスキンケア装置1において、前記ハンドピース10は、ケア光線を照射するためのケア光線照射体と、下側面に開口したケア光線照射用の照射窓150と、前記ハンドピースを皮膚表面に沿って密着させながらスライドさせたスライド量の検出を行うスライド量検出手段と、前記照射窓150のスライド量が所定の値となった時に作動するケア光線照射手段と、を備えることとした。【選択図】図1

Description

本発明は、スキンケア装置に関する。特にキセノン管の発光による光線を照射してスキンケア処理を行うスキンケア装置に関する。
従来、脱毛等のスキンケア処理方法として提案されている方法には、例えば、電気針脱毛法、レーザー脱毛法、フラッシュランプによる光線を用いた光脱毛法等がある。
電気針脱毛法は、一つ一つの毛穴に針を刺して電気を流し発熱ないしは電気分解によって毛根や毛母細胞などの発毛に関与する部分を破壊して脱毛する方法である。毛穴1本単位で針をさして脱毛するため、確実に脱毛できるものの煩雑で処理時間が長くなる。
レーザー脱毛法は、レーザー光が特定の色に吸収されるという特性を用いて、レーザー光を皮膚表面に照射して毛根またはその周囲の細胞組織に化学変化を加えて脱毛する方法である。照射は面単位に行われるので、電気針脱毛法に比べ処理時間が少ない。表層に出ている毛は全体の20%程度であり、毛周期に合わせて何回か繰り返し処理を行う必要がある。
光脱毛法は、キセノン管等のフラッシュランプによる光線を皮膚表面に照射して毛根またはその周囲の細胞組織に化学変化を加えて脱毛する方法である。レーザー脱毛法に比べ、照射エネルギーが少なく、また照射範囲もより広く取ることができ処理時間を短くすることができる。レーザー脱毛法と同じく、毛周期に合わせて何回か繰り返し処理を行う必要がある。
かかるレーザー脱毛法または光脱毛法を用いたスキンケア装置では、一定の照射範囲を持つ面単位ではあるものの、スキンケア処理部位全体をカバーするためには、照射面を移動させて繰り返し照射を行う必要がある。
そこで、例えば移動機構を設けて脱毛処理部位全体を照射する家庭用脱毛機が提案されている。(特許文献1)
特開2002−172179号公報
しかしながら、特許文献1のように、これまでの家庭用脱毛機では、スキンケア処理部位に照射ハンドピースを当接するに際して既処理領域に重ならないようにハンドピースを隣接部位に次々と繰り返し置き換える操作が必要であり、簡便な作業が行えるケア処理装置とは言えなかった。
また、手動で処理部位全体に繰り返しハンドピースを置き換えながら照射するためには、照射窓の単一ケア領域が重なったり、その間に隙間が生じたりしないように照射面を正確に置き換え移動させる必要がある。
しかしながら、このような照射操作を行うには、熟練が必要であり、多大の処理時間を要し、ケア処理の単位時間でケア料金を算出する美容処理業界においては大きな問題となっていた。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、脱毛、美顔その他の美容処理を行うスキンケア装置において、ケア光線照射を行うハンドピースを皮膚表面上で連続的にスライドさせ、ハンドピースの正確な置換え作業を要することなく、既照射領域に隣接した新たな照射領域に正確にハンドピースの照射面を安全かつ容易に設定可能とし、スライドによるスキンケア光線照射の連続操作に熟練を要さず、スキンケア処理時間を短縮できる、スキンケア装置及びスキンケア方法を提供することである。
本発明のスキンケア方法では、
スキンケア装置により皮膚表面にケア光線を照射しながらスキンケアを行う方法において、スキンケア装置に設けた照射窓を皮膚表面から離脱することなく皮膚表面に密着しながらスライドさせて皮膚表面に連続してスキンケアを行うこととした。
さらに、本発明のスキンケア方法では、
ケア光線照射体の照射窓から照射するケア光線は、照射窓のスライド操作時には照射をOFFとし、照射窓が既照射領域を通過すると同時に照射をONとすることにも特徴を有するものである。
さらに、本発明のスキンケア方法では、
照射窓のスライド量を測定するためのスライド量検出手段をスキンケア装置に設けたことにも特徴を有するものである。
さらに、本発明のスキンケア方法では、
照射窓のスライド操作時およびケア領域通過時に操作されるケア光線のON、OFF操作は、前記スライド量検出手段に電気的に接続した制御部を介してケア光線操作手段により行われることにも特徴を有するものである。
さらに、本発明のスキンケア方法では、
スライド量検出手段は、照射窓の近傍に設けた回転体であり、照射窓のスライド操作時皮膚表面を転動する回転体の回転量を検出してスライド量の検出を行うことにも特徴を有するものである。
さらに、本発明のスキンケア方法では、
スライド量が所定の値となった時に回転体の転動を停止するスライド停止手段を設けたことにも特徴を有するものである。
さらに、本発明のスキンケア方法では、
スライド量検出手段は、照射窓の近傍に設けた光センサーであり、照射窓のスライド操作時皮膚表面を移動する距離を検出してスライド量の検出を行うことにも特徴を有するものである。
さらに、本発明のスキンケア方法では、
光センサーまたは磁気センサーによりスライド量の検出が可能なようにケア領域である皮膚表面に光検出ストライプ又は磁気ストライプを表示したシートを貼着することにも特徴を有するものである。
さらに、本発明のスキンケア方法では、
単一のスライド量は、単一のケア領域の幅員と略同一の長さであることにも特徴を有するものである。
さらに、本発明のスキンケア方法では、
照射窓の幅員は、単一のケア領域の幅員又は単一のスライド量と略同一の長さであることにも特徴を有するものである。
本発明のスキンケア装置では、
皮膚表面に対向接触して、ケア光線照射操作を行う把持可能なハンドピースと、前記ハンドピースの操作を行うに際しケア光線照射制御及びハンドピースのスライド制御等を行う制御部と、により構成したスキンケア装置において、
前記ハンドピースは、ケア光線を照射するためのケア光線照射体と、下側面に開口したケア光線照射用の照射窓と、下側面の近傍にハンドピースを皮膚表面に沿って密着させながらスライドさせたときの照射窓のスライド量を検出するスライド量検出手段と、を備えることとした。
さらに、本発明のスキンケア装置では、
スライド量検出手段は、ハンドピースの下側面から周面の一部を露出させて転動する回転体であるように構成したことにも特徴を有するものである。
さらに、本発明のスキンケア装置では、
回転体は、回転自在の球体またはローラーであることにも特徴を有するものである。
さらに、本発明のスキンケア装置では、
スライド量検出手段により検出されたスライド量が所定の値となった時に回転体の転動を停止するスライド停止手段を設けたことにも特徴を有するものである。
さらに、本発明のスキンケア装置では、
回転体は、ケア光線が透過可能な多角形とし、多角形の一辺は単一の照射領域の幅員と略同一の長さであることにも特徴を有するものである。
さらに、本発明のスキンケア装置では、
スライド量検出手段は光センサーまたは磁気センサーであるように構成したことにも特徴を有するものである。
さらに、本発明のスキンケア装置では、
スライド量検出手段は皮膚表面に貼着させた光検出ストライプまたは磁気ストライプを有するシートを用いて行う光センサーまたは磁気センサーであるように構成したことにも特徴を有するものである。
請求項1の発明によれば、
1)ケア光線を照射して行うスキンケア方法であるため、処理面積を一定の広さでとることができ処理効率の向上を図ることができる、
2)ハンドピース本体(照射窓)をケア領域の皮膚表面に密着しながらスライドさせて連続して行うスキンケア方法であるため、さらに処理効率の向上を図ることができる、
という効果がある。
請求項2の発明によれば、ケア光線照射体から照射するケア光線は、照射窓のスライド操作中は照射をOFFとし、既照射領域を通過すると同時に照射をONとするスキンケア方法であるため、同一の照射領域に重畳して照射することがなく安全であるという効果がある。
請求項3の発明によれば、スキンケア装置にスライド量検出手段を設けたスキンケア方法であるため、スライド操作に既処理領域との重なりや隙間が生じることなく連続的に照射が行えるため、安全であり、処理効率が向上できるという効果がある。
請求項4の発明によれば、 照射窓のスライド操作時およびケア領域通過時に操作されるケア光線のON、OFF操作は、前記スライド量検出手段に電気的に接続した制御部を介してケア光線操作手段により行われることとしたので、操作が容易であるという効果がある。
請求項5及び請求項12の発明によれば、 前記スライド量検出手段は、照射窓の近傍に設けた回転体であり、照射窓のスライド操作時皮膚表面を転動する回転体の回転量を検出してスライド量の検出を行うこととしたので、皮膚表面に密着してスライドさせることができ、操作が容易であるという効果がある。
請求項6及び請求項14の発明によれば、 前記スライド量が所定の値となった時に前記回転体の転動を停止するスライド停止手段を設けることとしたので、スライド停止操作が容易で、より正確で確実なスライド操作を行えるという効果がある。
請求項7及び請求項16の発明によれば、スライド量検出手段は、照射窓の近傍に設けた光センサーまたは磁気センサーであり、照射窓のスライド操作時皮膚表面を移動する距離を検出してスライド量の検出を行うこととしたので、機械的可動部分がなく高信頼、長寿命であるという効果がある。
請求項8及び請求項17の発明によれば、光センサーまたは磁気センサーによりスライド量の検出が可能なように皮膚表面に光検出ストライプ又は磁気ストライプを備えたシートを貼着することとしたので、ケア領域全体のスライド操作をより正確、確実に行えるという効果がある。
請求項9の発明によれば、単一のスライド量は、単一のケア領域の幅員と略同一の長さであることとしたので、スライド操作が容易であるという効果がある。
請求項10の発明によれば、 照射窓の幅員は、単一のケア領域の幅員又は単一のスライド量と略同一の長さであることとしたので、スライド操作が容易であるという効果がある。
請求項11の発明によれば、
1)皮膚表面に対向接触してケア光線照射操作を行う把持可能なハンドピースと、前記ハンドピースの操作を行うに際し、ケア光線の照射制御やハンドピースのスライド制御等を行う制御部と、により構成したスキンケア装置としたので、ハンドピースの小型軽量化を図ることができる、
2)前記ハンドピースは、ケア光線を照射するためのケア光線照射体と、下側面に開口したケア光線照射用の照射窓と、前記ハンドピースを皮膚表面に沿って密着させながらスライドさせたときの前記照射窓のスライド量を検出するスライド量検出手段と、前記照射窓のスライド量が所定の値となったときに作動するケア光線照射手段と、を備えることとしたので、照射窓を皮膚表面から離脱することなく皮膚表面に密着しながらスライドさせて皮膚表面に連続してスキンケアを安全確実に行える、
3)ケア光線を照射した後、隣接したケア領域にハンドピース本体をスライドさせて停止し、ケア光線照射を行うという連続操作を行う際に、照射窓の単一ケア領域が重なったり、隙間が生じたりしないように正確、安全かつ容易なスライド操作を可能としたので、熟練者でなくても操作が可能となり、またスキンケア処理時間が短縮できる、
という効果がある。
請求項13の発明によれば、回転体は回転自在の球体またはローラー体としたので、皮膚表面に密着させながらスライド操作を容易に行えるという効果がある。
請求項15の発明によれば、ケア光線が透過可能な多角形とし、多角形の一辺は単一の照射領域の幅員と略同一の長さとしたので、スライド操作で重なりや隙間が生じにくく確実な操作が行えるという効果がある。
本発明の実施形態にかかるスキンケア装置の概略構成図である。 本発明の実施形態にかかるハンドピースの構造を示すものであり、(a)はハンドピースの上面図であり、(b)はハンドピースの側面図であり、(c)はハンドピースの底面図であり、(d)はハンドピースの正面図である。 本発明の実施形態にかかるハンドピースを片手の平でグリップした状態を示した図であり、(a)はハンドピースを底面視した状態を示す図であり、(b)はハンドピースを側面視した状態を示す図である。 本発明の実施形態にかかるスキンケア装置の機能構成を例示した図である。 本発明の実施形態にかかるスキンケア装置の処理の概略フローを示したフローチャートである。 (a)は本発明の実施形態にかかるハンドピースの使用状態を示した図であり、(b)はハンドピースの使用状態を示した図である。 本発明の実施形態にかかるハンドピースの構成を示した図であり、(a)は回転機構を収納して構成したハンドピースであり、(b)は断面多角形状の回転機構を収納して構成したハンドピースであり、(c)は光センサーを収納して構成したハンドピースである。 本発明に使用する光検出ストライプの説明図である。 本発明の実施形態にかかるハンドピースの構成を示した図である。 本発明の実施形態にかかるハンドピース本体の構成を示した図である。
本発明は、皮膚表面に対向接触してスキンケア照射操作を行う把持可能なハンドピースと、前記ハンドピースの操作を行うに際し、ケア光線の照射制御やハンドピースのスライド制御等を行う制御部と、により構成したスキンケア装置において、前記ハンドピースは、ケア光線を照射するためのケア光線照射体と、下側面に開口したケア光線照射用の照射窓と、前記ハンドピースを皮膚表面に沿って密着させながらスライドさせたときの照射窓のスライド量を検出するスライド量検出手段と、前記照射窓のスライド量が所定の値となったときに作動するケア光線照射手段と、を備えたスキンケア装置および当該スキンケア装置を用いたスキンケア方法を提供するものである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて詳しく説明する。
先ず、本発明のスキンケア装置について説明する。
図1は本発明の実施形態にかかるスキンケア装置の概略構成図である。スキンケア装置は、装置本体1及び装置本体1にケーブル4を介して接続されたハンドピース10を備えている。
装置本体1は、マイコン等の制御回路よりなり、各種制御処理を行う制御部2(図示せず)と、操作キー類及び表示器を備えた操作部3と、ハンドピースのキセノン管の発光に伴う発熱を冷却する冷却部(図示せず)と、より構成されている。制御部2及び冷却部6については、図4を参照して後述する。
図1に示すように、操作部3は、操作パネル30と緊急停止ボタン31とキースイッチ32を設けている。操作パネル30は、表示パネル33とMODEボタン34とSELECTボタン35とOKボタン36とにより構成されている。表示パネル33は、各種設定の状態、アラーム等を表示するようにしている。MODEボタン34は、処理モード、A〜Dモードのいずれかを選択するボタンであり、A〜Dモードでは光の照射箇所、例えばフェイスやボディなどによりモード別に分けたものである。SELECTボタン35は、光の強弱を上げたり下げたりするボタンである。OKボタン36は、前記各モードを設定した後に確定するためのボタンである。緊急停止ボタン31は、緊急事態が発生した場合に強制的にケア光線の照射等を停止するためのボタンである。キースイッチ32は、図示しないキーを差し込み、時計回りに回すと操作可能にするためのスイッチである。
コネクタ部8は、装置本体1とその先端にハンドピース10を備えたケーブル4との接続部である。コネクタ部8には、電気系統コネクタ81と冷却水コネクタ82とが設けられている。
図1及び図4に示すように、ハンドピース10は、略長方形のケースよりなるハンドピース本体100、ハンドピース本体100の後端に連接した筒状のグリップ部110、グリップ部110の基端下面に配設した照射ボタン120、ハンドピース本体100の上面先端部に配設した表示器130、略長方形のハンドピース本体100の上面で表示器130の後方に配設した照射カウンタ140、ハンドピース本体100の内部に長手方向に沿って架設したケア光線照射体の実施例としてのキセノン管151およびハンドピース本体100の下底面に方形状に配設した照射窓152を備えた照射部150、ハンドピース本体100の下底面に設けたスライド量検出部160、ハンドピース本体100の下底面に設けた圧力センサー180より構成されている。
ハンドピース10は、グリップ部110またはハンドピース本体100を手で掴み、スキンケアを行う部位に照射部150を対向させて操作するようになっている。
また、ハンドピース本体100はグリップ部110と一体構造の他に、図9(a)、図9(b)に示すように、ハンドピース本体100を回転自在の枢支した構造とする場合もある。
すなわち、図9(a)に示すように、枢軸200を介してグリップ部110の先端をハンドピース本体100の上面中央部に枢支しておき、スキンケア処理を行う場合には必要に応じて図9(b)に示すように、90度や45度のように一定角度にハンドピース本体100を回転させて処理部位の位置や処理部位の表面凹凸などの処理環境に応じてハンドピース本体100を所望の角度だけ回転させ最適の処理姿勢に変位させることができるように構成している。
ケーブル4は装置本体1とハンドピース10を接続し、装置本体とハンドピ−ス間の各種信号のやり取りをする信号線、キセノン管へ電力を供給する電力線、装置本体とハンドピースで冷却水を循環させるための冷却水パイプ64を収容している。ケーブル4は、一端をコネクタ部8に、他端はグリップ部110を通してハンドピース本体100に接続している。
図2は、本発明の実施形態にかかるスキンケア装置のハンドピース10の外観を示している。 図2(a)は上面図、図2(b)は側面図、図2(c)は底面図、図2(d)は正面図である。図2(a)の上面図には、表示器130、及び照射カウンタ140が示されている。図2(b)の側面図には、グリップ部のハンドピース本体寄りの底面に照射ボタン120が示されている。ハンドピース本体の底面には、照射部150とともに回転体191及び圧力センサー180が設けられている。
図2(c)に示すように、ハンドピース本体100の底面には、照射窓152、スライド量検出部160としての回転体191及び圧力センサー180が設けられている。
表示器130は、発光ダイオード等の発光素子を備えており、照射部150が停止状態にあるか、待機状態にあるか、照射中であるかを黄色、緑色、赤などの異なる色で発光して表示するようになっている。照射カウンタ140は設置時からの累積照射回数を記憶し表示する。
図3は、ハンドピースを片手の平でグリップした状態を示した図である。
図3(a)は、ハンドピース本体100をグリップし、照射ボタン120を親指で押さえている状態を示している。
図3(a)及び図3(b)に示すように、棒状のグリップ部110はハンドピース本体100のケースと一体に形成されており、ハンドピース本体100の前後の長さと略同一の長さに構成すると共に、ハンドピース本体100の基端上部に延設している。
これにより、図3(a)及び図3(b)に示すように、スキンケアを行う処理部位に応じて操作しやすいグリップ形態をとることができ、安全で確実な操作が可能である。
図4は、本発明の実施形態に係るスキンケア装置の機能構成を例示した図である。装置本体1の制御部2は、照射制御部201、操作制御部202およびスライド制御部203、を備えており、照射制御部201は、照射ボタンの押下操作に基づいて照射部150を作動させてキセノン管151を発光させ、ケア光線を方形状の照射窓152を通して照射するように制御する。照射窓152はサファイアからなる導光管から構成され、大きさは、たとえば、10mm×50mmである。
発光は、例えば20ms〜1500msの幅を持つパルス発光で行っている。また、キセノン管の発光は、非点灯時にも微弱電流を流してシマー発光させておき、照射時に高速に発光するようにしている。
操作制御部202は、ハンドピースの状態及び照射ボタンの押下操作に基づいて表示器130を停止状態、待機状態または照射中に設定するように制御する。
冷却部6は、ハンドピース本体100のキセノン管151の発光に伴う発熱を冷却水で冷却する。キセノン管151の冷却と共に、皮膚表面にケア光線を照射することによる火傷のおそれを防止すため、皮膚表面に接する照射部150の照射窓152の冷却を行っている。
冷却部6は、冷却装置であるペルチェユニット61、冷却水を補給、貯水する冷却水タンク62、送水ポンプ63より構成されている。ペルチェユニット61は、ペルチェ効果を利用した熱電素子であるペルチェ素子を用いた水冷による冷却装置であり、冷却水タンク62から供給された水を冷却する。冷却された水は、送水ポンプ63により冷却水パイプ64を通して循環し、ケーブル4を経由してハンドピース本体100の照射部150に設けたキセノン管151及び照射窓152を冷却する。
[スライド量検出手段]
以下にスライド量検出部160において照射窓152のスライド量を検出するために設けたスライド量検出手段の具体的な実施例について図7を用いて説明する。
1)スライド量検出手段は、
照射窓152の近傍に設けた回転体191の回転量を検出して照射窓152のスライド量を検出する実施例と、
多角形回転体193を断面多角形に形成して多角形の一辺の長さの分だけの回転量を所望の照射範囲に設定しておくことにより照射窓152のスライド量を検出する実施例と、
照射窓152の近傍に設けた光センサー162により照射窓152のスライド量を検出する実施例と、
照射窓の近傍に設けた光センサー162または磁気センサー164によりケア領域の皮膚表面Mに貼着した光検出ストライプまたは磁気ストライプSを有するシート本体S−2を用いて照射窓152のスライド量を検出する実施例と、がある。
2)まず、照射窓152の近傍に設けた回転体191の回転量を検出して照射窓152のスライド量を検出する実施例について説明する。
この実施例のスライド量検出手段の具体的な構造は図7(a)に示すようにハンドピース本体100のピースケース101中に回転機構190を収納して構成している。
回転機構190は、皮膚当接面を有する基板102と、その中央の照射窓両側に配設した回転自在の回転体191よりなり、回転機構190は回転体191の回転数からハンドピース本体100の皮膚表面M上のスライド量を検出できるように制御部2に連設されている。照射窓152の上方にはカバー153を有するキセノン管151が配設されている。照射窓152のグリップ部110寄りの外側には回転体191との間に圧力センサー180が配設されている。
操作に当たっては、ハンドピース本体100をスキンケア対象の皮膚表面Mに沿ってスライドさせ皮膚表面M上の回転体191を当接回転させることにより、その回転情報を制御部2に送り回転体の回転数から照射窓152のスライド量を検出する。
すなわち、皮膚表面Mの既照射領域L−1に隣接する次の照射領域L−2に的確に照射窓152が変位したかどうかの検出を上記の回転体191の回転数から検出することができるので正確に次のケア光線の照射作業に移ることができる。
上記の回転体の回転数からスライド量を検出する変形例として、図10に示すような構造を説明する。
すなわち、図10に示す構造は、上記の手動式で移動回転するローラー構造によりスライド量を検出する構造と異なり、モータを利用した自動回転式としてケア処理領域分だけ自動で回転してハンドピース本体100を処理領域分だけ移動させ所定の処理領域にキセノン管151からのケア光線照射を行うように構成している。
かかる構造とすることにより、作業者はグリップ部110を把持して皮膚表面にハンドピース10を載置保持し、グリップ部110の側面に設けた移動スイッチ300を操作すればローラーがケア処理領域分だけ自動的に回転してケア光線を照射し、ケア処理領域を通過すれば自動的にケア光線の照射は停止する。
このようにして作業者に手動で照射領域に正確にケア光線を照射、停止する作業の煩わしさを解消できるようにしている。
なお、ローラーをこのように自動的に照射領域の分だけ回転させてハンドピース本体100を自動的に移動させ、次いで停止する構造としては、図10(a)に示すように制御部(図示せず)に連結したマイクロギヤードモータ400を動力源として連動機構410を介しローラーを所定の回転数だけ回転させるように構成している。
また、図10(c)に示す構造は、ローラーの代わりに皮膚面の走行性を良好にするために表面にスリップ防止のトレッドを刻設したクローラ式の履帯ローラー600を使用しており、皮膚表面でのスリップの可能性を少なくし確実な自動走行を行い処理領域に正確にキセノン管151からのケア光線照射を行うことができる。
3)次に、多角形回転体193を断面多角形に形成して多角形の一辺の長さの分だけの回転量を所望の照射範囲に設定しておくことにより照射窓152のスライド量を検出する実施例について説明する。
この実施例のスライド量検出手段の具体的な構造は、図7(b)に示すようにハンドピース本体100のピースケース101中に断面多角形状の回転機構192を収納して構成している。
断面多角形状の回転機構192は、例えば断面八角形に構成した透明の筒状の多角形回転体193を両端の環状軸体194を介してピースケース101内に回転自在に軸支しており、かかる筒状の多角形回転体193の内部にはキセノン管151を収納しており、このようにキセノン管151をピースケース101内に固定することにより多角形回転体193の回転にもかかわらずキセノン管151は固定された状態を保持したまま多角形回転体193の八角形の一面から皮膚表面にケア光線を照射出来るように構成している。
また、断面八角形に構成した多角形回転体193の一面(八角形の一辺に相当する一面)の幅員は皮膚表面への一回の照射領域の幅員と同じに構成しておく。
従って、断面八角形に構成した多角形回転体193の転動毎に連続した照射領域が形成されていくことになるから多角形回転体193の転動毎にキセノン管151からのケア光線の照射制御を行えば照射窓152のスライド操作と同じ機能を果たすことができる。照射窓152のグリップ部110寄りの外側には圧力センサー180が配設されている。
操作に当たっては、ハンドピース本体100をスキンケア対象の皮膚表面Mに沿ってスライド操作させると皮膚表面M上で断面八角形に構成した透明の筒状の多角形回転体193が転動する。一回の転動により既照射領域L−1に隣接する次の照射領域L−2にケア光線の照射が的確に行われることになる。
すなわち、断面八角形に構成した多角形回転体193の転動により皮膚表面Mの既照射領域L−1に隣接する次の照射領域L−2に照射窓152が変位したと同じ機能を果たすことができる。
4)次に、照射窓152の近傍に設けた光センサー162により照射窓152のスライド量を検出する実施例を説明する。
この実施例のスライド量検出手段の具体的な構造は図7(c)に示すようにハンドピース本体100のピースケース101中に光センサー162を収納構成している。
すなわち、皮膚当接面を有する基板102と、その中央の照射窓152の両側に配設した光センサー162とよりなり、光センサー162はハンドピース本体100のスライド量を検出できるように制御部2に連設されている。照射窓152の上方にはカバー153を有するキセノン管151が配設されている。照射窓152のグリップ部110寄りの外側で光センサー162との間には圧力センサー180が配設されている。
ハンドピース本体100の照射位置を起点とした移動距離は光センサー162によりスライド量として検出されることになるため、既照射領域L−1に隣接する次の照射領域L−2に的確に照射窓152が変位したかどうかの検出が行われることになり、次のケア光線の照射作業に円滑に移ることができる。
5)次に、照射窓の近傍に設けた光センサーまたは磁気センサーによりケア領域の皮膚表面Mに貼着したシート状の光検出ストライプまたは磁気ストライプSを用いて照射窓152のスライド量を検出する実施例を説明する。
図8に示すように、光検出ストライプSは、剥離紙S−1を裏面に貼着した皮膚接着層S−4を有する長方形状のシート本体S−2よりなり、シート本体S−2の表面にはストライプ状に単一のケア領域幅毎に光検出用のラインS−3を表示している。
以下の例は磁気センサー164を用いた実施例である
この実施例のスライド量検出手段の具体的な構造は図7(c)に示す光センサーの代わりに、ハンドピース本体100のピースケース101中に磁気センサー164を収納構成している。
すなわち、皮膚当接面を有する基板102と、その中央の照射窓152の両側に配設した磁気センサー164及びケア領域の皮膚表面Mに貼着したシート本体S−2とよりなり、磁気センサー164は、シート本体S−2上に照射窓152の幅員を間隔として有する磁気ストライプSを検知してハンドピース本体100の近接ストライプSからの距離としてスライド量を検出できるように制御部2に連設されている。照射窓152の上方にはカバー153を有するキセノン管151が配設されている。照射窓152のグリップ部110寄りの外側で光センサー162との間には圧力センサー180が配設されている。
ハンドピース本体100のスライド量は磁気センサー164により近接ストライプSからの距離として検出されることになるため、既照射領域L−1に隣接する次の照射領域L−2に的確に照射窓152が変位したかどうかの検出が行われることになり、次のケア光線の照射作業に円滑に移ることができる。図6(a)には、腕部にストライプを有するシートを貼着してスライド操作を行う作業イメージが示されている。
以下に本発明のスキンケア装置を用いたスキンケア方法について図5に基づいて説明する。
図5は、本発明の実施形態にかかるスキンケア装置の処理及びスキンケア方法の概略フローを示すフローチャートである。以下の操作及び処理は、操作者及び装置本体1の制御部2が行う。
ステップS101では、まず、操作者が電源スイッチをONとする。
ステップS102では、制御部2は、各センサーからの状態信号を確認する。
異常がある場合は、アラームを表示して終了する(図示せず)。
ステップS103では、操作制御部202は、表示器130、スライド量検出部160を初期設定する。表示器130は停止状態に設定し、例えば黄色のランプを点灯する。
ステップS104では、照射制御部201は、照射部150を介してキセノン管151をシマー発光させる。あらかじめシマー発光させておくことにより、キセノン管の発光時、高速に発光させることができる。
ステップS105では、操作者は、ケア処理モードを選択設定する。
ケア処理モードは、フェイス、ボディなどのケア領域により照射時間をモード別に分けたものである。
ステップS106では、操作者は、ハンドピース本体100を皮膚表面Mのケア領域にセットする。
ステップS107では、操作制御部202は、圧力センサー180によりハンドピースが皮膚表面Mに密着しているか否かをチェックする。密着していない場合は密着するまで待つ。密着している場合は、次のステップS108に移る。
ステップS108では、操作制御部202は、表示器130を待機状態(例えば青色)に設定する。
ステップS109では、操作制御部202は、照射ボタン120が押下されたか否かをチェックする。照射ボタン120が押下された場合は、次のステップS110に移る。照射ボタンが押下されていない場合は、照射ボタンが押下されるまで待つ。
ステップS110では、照射制御部201は、照射部150を作動させてキセノン管151を発光させ、照射窓から皮膚表面Mにケア光線の照射を行う。キセノン管151からはパルス光が発光される。パルス幅すなわち照射時間は例えば20ms〜1500msである。これで1回の照射が終わったことになる。照射カウンタ140を1増加させる。照射カウンタ140は、スキンケア装置の設置以後の累積照射回数を記録し表示している。これは、ハンドピース交換時等に有効な情報となる。
ステップS111では、操作制御部202により、表示器130は待機状態から照射中状態に設定変更される。例えば、待機状態で青色表示されている場合には、照射中状態で赤色表示される。
ステップS112では、照射制御部201は、照射が終了するのを待つ
ステップS113では、操作制御部202は、表示器130を停止状態例えば黄色に設定する。
ステップS114では、操作者は、スライド操作かを選択する。スライド操作の場合は、ステップS115に移る。置換え操作の場合はステップS120に移る。
ステップS115では、操作者は表示器130が停止状態(黄色)であることを確認してハンドピース本体を皮膚表面Mに密着させながらスライドさせる。
ステップS116では、操作制御部202は、圧力センサー180によりハンドピースが皮膚表面Mに密着しているかをチェックする。密着していない場合は、ステップS120に移る。密着している場合は、次のステップS117に移る。
ステップS117では、スライド制御部203は、スライド量検出部160からのスライド量が所定の値すなわち、所望のケア領域の幅員に等しいか否かをチェックする。所定値に達していない場合はステップS116に戻る。所定値に達した場合は、次のステップS118に移る。
ステップS118では、操作制御部202は、表示器130を待機状態(青色点灯)とする。
ステップS119では、操作者は表示器の青色点灯を見てハンドピース本体100のスライド操作を停止する。
ステップS107に戻る。
ステップS120では、操作制御部202は、モード設定変更か否かをチェックする。モード設定変更の場合は、ステップS105に戻る。モード設定でない場合は、次のステップS121に移る。
ステップS121では、ケア処理終了か否かをチェックする。ケア処理終了でない場合はステップS106に戻る。ケア処理終了の場合は、次のステップS122に移る。
ステップS122では、操作者が電源をOFFとしスキンケア処理を終了する。
以下に本発明のスキンケア装置によりスキンケア処理を行う場合の操作手順について説明する。
図5を用いた制御部の動作フローで説明したように、操作者は、
1.装置本体1の電源をONとする。表示器130は初期状態(黄色点灯)となる。
2.ハンドピース本体100をケア領域にセットする。ハンドピース本体100が皮膚表面Mに密着すると表示器130は待機状態(青色点灯)となり照射ボタン120押下待ちの状態となる。
3.操作者が照射ボタン120を押下するとケア光線が皮膚表面Mに照射される。表示器130は照射中状態となり赤色点灯する。照射が終了すると表示器130は停止状態(黄色点灯)となる。これで1回分の照射が終了したことになる。
4.次に操作者は、ハンドピース10の変位操作を行う。
変位操作は、スライド操作により行う。スライド操作は、ハンドピース本体100を皮膚表面Mに密着させながらスライドさせる操作である。
5.スライド操作を行う場合は、操作者は、表示器130の黄色点灯を確認して、ハンドピース本体100を皮膚表面Mに密着させながらスライドさせる。所定の量すなわち、既に照射した領域すなわち、既照射領域L−1を超えてスライドすると表示器130は待機状態(青色点灯)となる。
6.操作者は、表示器130の青色点灯をみて、ハンドピース本体100のスライド操作を停止する。次に3.に戻って連続照射を行う。
7.装置本体1の電源をOFFとする。
以上のように、ケア光線の照射動作を開始するのは、表示器130が待機状態に設定されている間に照射ボタン120の押下が行われた場合だけであるので、操作者は表示器130の表示を確認して照射ボタン120の操作を行えば容易に且つ安全に照射動作を開始することができる。
図6は、ハンドピース10の使用状態を示した図である。操作者は、ハンドピースのストラップ(図示せず)を手首につけ、ハンドピースの表示器130が停止状態(黄色点灯)であることを確認し、グリップ部110を把持して照射窓152を処理部位の皮膚表面Mに押し当て水平に密着させる。圧力センサー180によりハンドピース本体100が皮膚表面Mに密着していることを検知すると、表示器130が待機状態(青色点灯)となり照射が可能となる。操作者が照射ボタン120を押下することによりパルス光が照射窓152から皮膚表面Mに照射される。
図6(b)は、ハンドピースを皮膚表面でスライドさせながらケア光線の照射領域をずらしていく場合の作業イメージを示したものである。一点鎖線で囲まれた各領域が1回分の照射領域を示している。
上記の実施形態の説明では、技術的に種々の限定がなされているが、本発明はこれらの形態に限定されるものではない。
1 装置本体
2 制御部
3 操作部
4 ケーブル
6 冷却部
8 コネクタ部
10 ハンドピース
61 ペルチェユニット
62 冷却水タンク
63 送水ポンプ
64 冷却水パイプ
81 電気系統コネクタ
82 冷却系統コネクタ
100 ハンドピース本体
101 ピースケース
102 基板
110 グリップ部
120 照射ボタン
130 表示器
140 照射カウンタ
150 照射部
151 キセノン管
152 照射窓
153 カバー
160 スライド量検出部
162 光センサー
164 磁気センサー
180 圧力センサー
190 回転機構
191 回転体(ローラー)
192 断面多角形状の回転機構
193 多角形回転体
194 環状軸体
201 照射制御部
202 操作制御部
203 スライド制御部
200 枢軸
300 移動スイッチ
400 マイクロギヤードモータ
410 連動機構
500 自動ローラー
600 履帯ローラー
L―1 既照射領域
L―2 次の照射領域
M 皮膚表面
S 光検出ストライプまたは磁気ストライプ
S−1 剥離紙
S−2 シート本体
S−3 ライン
S−4 皮膚接着層

Claims (17)

  1. スキンケア装置により皮膚表面にケア光線を照射しながらスキンケアを行う方法において、
    スキンケア装置に設けた照射窓を皮膚表面から離脱することなく皮膚表面に密着しながらスライドさせて皮膚表面に連続してスキンケアを行うことを特徴とするスキンケア方法。
  2. ケア光線照射体の照射窓から照射するケア光線は、照射窓のスライド操作時には照射をOFFとし、照射窓が既照射領域を通過すると同時に照射をONとすることを特徴とする請求項1に記載のスキンケア方法。
  3. 照射窓のスライド量を測定するためのスライド量検出手段をスキンケア装置に設けたことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載のスキンケア方法。
  4. 照射窓のスライド操作時およびケア領域通過時に操作されるケア光線のON、OFF操作は、前記スライド量検出手段に電気的に接続した制御部を介してケア光線操作手段により行われることを特徴とする請求項3に記載のスキンケア方法。
  5. 前記スライド量検出手段は、照射窓の近傍に設けた回転体であり、照射窓のスライド操作時皮膚表面を転動する回転体の回転量を検出してスライド量の検出を行うことを特徴とする請求項4に記載のスキンケア方法。
  6. 前記スライド量が所定の値となった時に前記回転体の転動を停止するスライド停止手段を設けたことを特徴とする請求項5に記載のスキンケア方法。
  7. 前記スライド量検出手段は、照射窓の近傍に設けた光センサーであり、照射窓のスライド操作時皮膚表面を移動する距離を検出してスライド量の検出を行うことを特徴とする請求項4に記載のスキンケア方法。
  8. 光センサーまたは磁気センサーによりスライド量の検出が可能なようにケア領域である皮膚表面に光検出ストライプ又は磁気ストライプを表示したシートを貼着することを特徴とする請求項4に記載のスキンケア方法。
  9. 単一のスライド量は、単一のケア領域の幅員と略同一の長さであることを特徴とする請求項4に記載のスキンケア方法。
  10. 照射窓の幅員は、単一のケア領域の幅員又は単一のスライド量と略同一の長さであることを特徴とする請求項4に記載のスキンケア方法。
  11. 皮膚表面に対向接触してケア光線照射操作を行う把持可能なハンドピースと、
    前記ハンドピースの操作を行うに際しケア光線の照射制御やハンドピースのスライド制御等を行う制御部と、により構成したスキンケア装置において、
    前記ハンドピースは、
    ケア光線を照射するためのケア光線照射体と、
    下側面に開口したケア光線照射用の照射窓と、
    前記ハンドピースを皮膚表面に沿って密着させながらスライドさせたときの前記照射窓のスライド量を検出するスライド量検出手段と、
    前記照射窓のスライド量が所定の値となったときに作動するケア光線照射手段と、を備えたことを特徴とするスキンケア装置。
  12. 前記スライド量検出手段は、ハンドピースの下側面から周面の一部を露出させて転動する回転体である請求項11に記載のスキンケア装置。
  13. 前記回転体は、回転自在の球体またはローラー体であることを特徴とする請求項12に記載のスキンケア装置。
  14. 前記スライド量検出手段によって検出された前記照射窓のスライド量が所定の値になったときに、前記回転体の回転を停止することによりスライドを停止させるスライド停止手段を設けたことを特徴とする請求項13に記載のスキンケア装置。
  15. 前記回転体はケア光線が透過可能な多角形とし、多角形の一辺は単一の照射領域の幅員と略同一の長さであることを特徴とする請求項12に記載のスキンケア装置。
  16. 前記スライド量検出手段は、光センサーまたは磁気センサーであることを特徴とする請求項11に記載のスキンケア装置。
  17. 前記スライド量検出手段は、皮膚表面に貼着させた光検出ストライプまたは磁気ストライプを有するシートを用いて行う光センサーまたは磁気センサーであることを特徴とする請求項11に記載のスキンケア装置。
JP2013234704A 2013-11-13 2013-11-13 スキンケア装置 Pending JP2015093109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013234704A JP2015093109A (ja) 2013-11-13 2013-11-13 スキンケア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013234704A JP2015093109A (ja) 2013-11-13 2013-11-13 スキンケア装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015093109A true JP2015093109A (ja) 2015-05-18

Family

ID=53195928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013234704A Pending JP2015093109A (ja) 2013-11-13 2013-11-13 スキンケア装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015093109A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018033923A (ja) * 2016-08-26 2018-03-08 ヤーマン株式会社 光照射型美容装置
KR20200028112A (ko) * 2018-09-06 2020-03-16 주식회사 루트로닉 치료용 핸드 피스, 이를 포함하는 치료 장치 및 이를 이용한 치료 방법
CN112007279A (zh) * 2019-05-30 2020-12-01 淡海高级化妆品实验有限公司 手持抗皱的装置及皮肤护理的系统
JP2021073065A (ja) * 2021-02-17 2021-05-13 マクセルホールディングス株式会社 光照射型の美容器具
JP2021104406A (ja) * 2017-06-06 2021-07-26 マクセルホールディングス株式会社 光照射型の美容器具
JP2022501091A (ja) * 2018-08-21 2022-01-06 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 皮膚に対して治療動作を実行するハンドヘルドデバイス

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018033923A (ja) * 2016-08-26 2018-03-08 ヤーマン株式会社 光照射型美容装置
JP2021104406A (ja) * 2017-06-06 2021-07-26 マクセルホールディングス株式会社 光照射型の美容器具
JP2022501091A (ja) * 2018-08-21 2022-01-06 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェKoninklijke Philips N.V. 皮膚に対して治療動作を実行するハンドヘルドデバイス
JP7420789B2 (ja) 2018-08-21 2024-01-23 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 皮膚に対して治療動作を実行するハンドヘルドデバイス
KR20200028112A (ko) * 2018-09-06 2020-03-16 주식회사 루트로닉 치료용 핸드 피스, 이를 포함하는 치료 장치 및 이를 이용한 치료 방법
KR102192606B1 (ko) 2018-09-06 2020-12-17 주식회사 루트로닉 치료용 핸드 피스, 이를 포함하는 치료 장치 및 이를 이용한 치료 방법
CN112007279A (zh) * 2019-05-30 2020-12-01 淡海高级化妆品实验有限公司 手持抗皱的装置及皮肤护理的系统
JP2021073065A (ja) * 2021-02-17 2021-05-13 マクセルホールディングス株式会社 光照射型の美容器具
JP7122420B2 (ja) 2021-02-17 2022-08-19 マクセル株式会社 光照射型の美容器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015093109A (ja) スキンケア装置
US9271793B2 (en) Method and apparatus for personal skin treatment
US9060791B2 (en) Device for intermittently performing care sessions to form a large skin area care
JP5899391B1 (ja) スキントリートメント装置
EP3003652B1 (en) Device and system for treating hair and/or skin
RU2007142282A (ru) Оптическое устройство удаления волос
KR20110008003A (ko) 개인용 피부치료 장치와 이를 사용하는 방법
JP2010279711A (ja) レーザ脱毛装置
KR20200036003A (ko) 광-기반 제모 디바이스 및 미용 모발 제거 방법
WO2011034122A1 (ja) 発毛調節光照射装置
JP2016168094A (ja) 光脱毛装置
JP2006149489A (ja) 光脱毛装置
CN109068825B (zh) 用于执行取决于设备的角度位置的动作的手持型设备
JP2003174923A (ja) 光エネルギーによる脱毛方法および光エネルギー脱毛装置のプローブ
KR20220100618A (ko) 제모 장치, 시스템 및 방법
AU2012201387B2 (en) A method and apparatus for personal skin treatment
KR101544830B1 (ko) 영상 모니터링을 이용한 광조사 피부 치료기
KR101162181B1 (ko) 휴대용 제모기
ITBO20010233A1 (it) Sistema di apparecchiatura per l'epilazione cutanea