JP5922498B2 - 給湯システム提案支援装置及び給湯システム提案支援プログラム - Google Patents
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Description
図1は、給湯システム提案支援装置10の構成を示すブロック図である。給湯システム提案支援装置10は、例えば給湯システムの営業員が、顧客の物件(対象物件)に関して入手した条件(推測される条件も含む)に基づいて、顧客に好適な給湯システムを提示することを支援するためのコンピュータである。なお、給湯システムとは、給湯機器(付属ユニット(貯留タンク等)も含む)の組合せ(給湯機器が1台の場合も含む)である。また、好適な給湯システムとは、本実施形態では投資回収年数の短い給湯システムを指すが、これに限定されるものではなく、例えば、ランニングコストの安い給湯システム等でもよい。
以下に、給湯システム提案支援装置10について詳細を説明する。
入力部20は、受付部の一例である。入力部20は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネルディスプレイ等の各種入力機器である。入力部20は、給湯システム提案支援装置10の使用者からの各種情報及び各種操作の入力を受け付ける。
出力部30は、例えば、ディスプレイやプリンタ等の各種出力機器である。出力部30には、入力部20から入力された情報や、演算処理部50による演算結果等の各種情報が出力される。
記憶部40は、ハードディスク、ROM、及びRAMを含んで構成される。記憶部40には、入力部20が受け付けた各種情報、演算処理部50で実行される給湯システム提案支援プログラムを含む各種プログラム、及び、演算処理部50の演算処理に必要な各種データ等が記憶される。
物件基本情報記憶領域40aには、対象物件に関する基本情報が記憶される。対象物件に関する基本情報には、対象物件の名称、業種、営業時間、休業日、及び所在地を含む。所在地は、対象物件の位置する都道府県名の情報である。
機器基本情報記憶領域40bは、給湯システムを構成しうる、複数の給湯機器(貯蔵タンク等の付属ユニットも含む)の、基本情報が記憶される。給湯機器の基本情報は、給湯機器に関する機器情報の一例である。給湯機器には、電気ヒートポンプ式給湯機器、ガス燃焼式給湯機器、液体燃料(灯油,A重油等)燃焼式給湯機器等が含まれる。給湯機器の基本情報には、例えば、後述する組合せ生成部51が検討すべき給湯機器の組合せ、給湯機器熱源の能力、燃焼式給湯器の効率、給湯機器に内蔵される又は付属ユニットのタンクの容量、及び給湯機器の価格等が含まれる。
機器運用等情報記憶領域40cは、複数の給湯機器の、運用等に関する情報が記憶される。給湯機器の運用等に関する情報は、給湯機器に関する機器情報の一例である。給湯機器の運用等に関する情報には、例えば、沸上温度、曜日別の目標水位に対して沸きあげることのできる湯量の上限値、熱源の運転時間、節電モード運転に関する情報、貯湯タンクの容量及び高さに関する情報、貯湯タンクの時刻別の目標水位に関する情報、燃焼式給湯機器に使用される燃料の種類の情報等が含まれる。
簡易物件情報記憶領域40dは、対象物件に係る簡易物件情報が記憶される。対象物件に係る簡易物件情報は、対象物件の所定期間(ここでは1日)あたりの最大使用湯量に関する情報の一例である。
詳細物件情報記憶領域40eには、対象物件に係る詳細物件情報が記憶される。対象物件に係る詳細物件情報は、対象物件の所定期間(ここでは1日)あたりの最大使用湯量に関する情報の一例である。
燃料消費量記憶領域40fには、対象物件の燃料消費量に係る情報が記憶される。後述するように、燃料消費量記憶領域40fに対象物件の燃料消費量に係る情報が記憶された場合には、その情報を用いて、対象物件の1日あたりの最大使用湯量が算出される。つまり、対象物件の燃料消費量に係る情報は、対象物件の所定期間あたりの最大使用湯量に関する情報の一例である。
曜日別負荷記憶領域40gには、対象物件の曜日別の負荷比率が記憶される。対象物件の曜日別の負荷比率は、対象物件の曜日別給湯負荷に関する情報の一例である。対象物件の曜日別の負荷比率は、最大負荷日(使用湯量が最大となる日)を100とした場合の曜日別の負荷(使用湯量)を表した数値である。
月別負荷記憶領域40hには、対象物件の月別の負荷比率が記憶される。対象物件の月別の負荷比率は、対象物件の月別給湯負荷に関する情報の一例である。対象物件の月別の負荷比率は、使用湯量が最大となる月の平均日の負荷を100とした場合の、各月の平均日の負荷(使用湯量)を表した数値である。
気象情報記憶領域40iには、気象条件に関する情報が記憶される。気象条件に関する情報は、対象物件における、冬期及び夏期の平均外気温及び平均給水温と、月別の平均外気温及び平均給水温とを含む。
エネルギー料金情報記憶領域40jには、各種エネルギー(電気、ガス、灯油等)の料金情報(基本料金、従量料金等)が記憶される。契約プラン等に応じて異なる料金が設定されている場合には、同種のエネルギーに対して、複数の料金情報を有する場合もある。
エネルギー単価情報記憶領域40kには、後述する組合せ作成部51により作成された給湯機器の組合せ別に、最適なエネルギー単価の情報が記憶される。最適なエネルギー単価の情報とは、エネルギー料金情報記憶領域40jに、あるエネルギーについて複数の契約プランが記憶されている場合には、消費量算出部52によって算出されたエネルギー消費量に対して適用可能な契約プランのうち、最も安価にそのエネルギーの供給を受けられる契約プランのエネルギー単価の情報である。あるエネルギーについて契約プランが1種類しかない場合には、その契約プランのエネルギー単価の情報である。
カレンダー情報記憶領域40mには、カレンダー情報が記憶される。カレンダー情報には、ある年のある月に、月曜日〜日曜日がそれぞれ何日あるかという情報を含む。
積算情報記憶領域40nには、簡易積算に関する情報が記憶される。簡易積算に関する情報には、簡易積算の範囲(給湯機器だけか、オプションユニット(移送ポンプ等)を含むか)等に関する情報が記憶される。
演算結果記憶領域40oには、後述する演算処理部50による各種演算結果が記憶される。演算結果には、組合せ生成部51によって生成された給湯機器の組合せ(対象物件において給湯システムと適用可能と判断された給湯機器の組合せ)や、組合せ生成部51によって生成された給湯機器の組合せ別の、消費量算出部52により算出されるエネルギー消費量、ランニングコスト算出部54により算出されるランニングコスト、簡易積算部55により算出される初期コスト、及び回収年数算出部56aにより算出される投資回収年数が含まれる。
業種別情報記憶領域40pには、業種別に、曜日別の負荷比率及び月別の負荷比率のデフォルト値が記憶されている。また、業種別情報記憶領域40pには、業種別に、時刻別の負荷パターンや給湯温度が情報として記憶されている。時刻別の負荷パターンとは、1日の使用湯量を100とした場合に、各時刻にどれだけの湯量が使用されるかという情報である。また、業種別情報記憶領域40pには、業種別に、使用湯量原単位(リットル/利用者数、リットル/席数、リットル/調理食数、リットル/シャワー利用時間等)や、時刻別の貯湯タンクの目標水位等も記憶される。なお、全ての種類の情報が業種別に存在するわけではなく、その業種に該当しない(不必要な)情報は記憶されない。
地域別情報記憶領域40qには、対象物件の所在地別に、気象条件に関する情報が記憶されている。
演算処理部50は、記憶部40に記憶された各種プログラムを読み出して実行し、各種の演算及び処理を行うCPU等の演算処理ユニットである。
組合せ生成部51は、所定期間(ここでは1日)あたりの最大使用湯量に関する情報及び機器情報を用いて、対象物件において給湯システムとして適用可能な給湯機器の組合せを生成する。より具体的には、組合せ生成部51は、簡易物件情報記憶領域40d、詳細物件情報記憶領域40e、燃料消費量記憶領域40fのいずれかに記憶された情報と、機器基本情報記憶領域40b及び機器運用等情報記憶領域40cに記憶された情報とを用いて、対象物件において給湯システムとして適用可能な給湯機器の組合せを生成する。給湯システムとして適用可能な給湯機器の組合せとは、最大使用湯量で湯切れ(給湯すべき湯がない状態)が発生しない給湯機器の組合せを基本的に意味する。
消費量算出部52は、組合せ生成部51で生成された給湯機器の組合せ別に、曜日別給湯負荷に関する情報、月別給湯負荷に関する情報、及び機器情報を用いて、エネルギー消費量を算出する。より具体的には、消費量算出部52は、曜日別負荷記憶領域40gに記憶された曜日別の負荷比率と、月別負荷記憶領域40hに記憶された月別の負荷比率と、機器基本情報記憶領域40b及び機器運用等情報記憶領域40cに記憶された情報とを用いて、エネルギー消費量を算出する。エネルギー消費量は、エネルギー種別に、かつ、月別、曜日別かつ時刻別に算出される。消費量算出部52は、1年間のトータルのエネルギー消費量も算出する。
エネルギー単価情報作成部53は、組合せ生成部51で生成された給湯機器の組合せ別に、消費量算出部52で算出されたエネルギー消費量及びエネルギー単価情報記憶領域40kに記憶された各種エネルギーの料金情報を用いて、月別、曜日別かつ時刻別のエネルギー単価情報を作成する。
ランニングコスト算出部54は、組合せ生成部51で生成された給湯機器の組合せ別に、消費量算出部52で算出されたエネルギー消費量を用いて、1年間のトータルのランニングコストを算出する。
簡易積算部55は、機器基本情報記憶領域40bに記憶された給湯機器の基本情報を用いて、組合せ生成部51で生成された給湯機器の組合せ別に簡易積算を行う。つまり、簡易積算部55は、機器基本情報記憶領域40bに記憶された給湯機器の基本情報(主に給湯機器の価格情報)を用いて、組合せ生成部51で生成された給湯機器の組合せ別に、初期コストを算出する。簡易積算の範囲には、給湯機器の価格のほか、オプション(移送ポンプ等)の価格も含めることが可能である。
選択部56は、ランニングコスト算出部54で算出されたランニングコストを用いて、組合せ生成部51で生成された給湯機器の組合せから、2つの組合せを好適な給湯システムとして選択する。より具体的には、選択部56は、ランニングコスト算出部54で算出されたランニングコストを用いて投資回収年数を算出し、投資回収年数の短い順に好適な給湯システムを選択する。
図13は、給湯システム提案支援装置10による処理の流れ(給湯システム提案支援プログラムによってコンピュータに実行される処理の流れ)を示すフローチャートである。図14は、組合せ生成部51が給湯機器の組合せを生成する、組合せ生成処理の流れを示すフローチャートである。図15は、消費量算出部52がエネルギー消費量を算出する、消費量算出処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS101からステップS107では、給湯システム提案支援装置10の使用者が、入力部20から各種情報を入力する。言い換えれば、ステップS101からステップS107では、入力部20は、使用者からの各種情報の入力を受け付ける。
ステップS109では、組合せ生成部51が、1日あたりの最大使用湯量に関する情報及び機器情報を用いて、対象物件において給湯システムとして適用可能な給湯機器の組合せを生成する。
ステップS110では、消費量算出部52が、曜日別給湯負荷に関する情報、月別給湯負荷に関する情報及び機器情報を用いて、組合せ生成部51で生成された給湯機器の組合せ別に、月別、曜日別かつ時刻別のエネルギー消費量を算出する。
ステップS111では、エネルギー単価情報作成部53が、組合せ生成部51で生成された給湯機器の組合せ別に、消費量算出部52により算出された月別、曜日別かつ時刻別のエネルギー消費量と、エネルギー料金情報記憶領域40jに記憶された情報とを用いて、月別、曜日別かつ時刻別のエネルギー単価情報を作成する。作成されたエネルギー単価情報は、給湯機器の組合せ別に、エネルギー単価情報記憶領域40kに記憶される。その後ステップS112に進む。
ステップS112では、ランニングコスト算出部54は、組合せ生成部51で生成された給湯機器の組合せ別に、1年間のランニングコストを算出する。
ステップS113では、簡易積算部55は、組合せ生成部51で生成された給湯機器の組合せ別に、簡易積算を行う。言い換えれば、簡易積算部55は、組合せ生成部51で生成された給湯機器の組合せ別に、初期コストの算出を行う。
ステップS114では、上述のように、検討すべき給湯機器の組合せの全てに対して検討が終了したかが判定される。検討が終了していないと判定された場合には、ステップS109に戻る。全ての組合せに対して検討が終了していると判定された場合には、ステップS115に進む。
ステップS115では、選択部56が、ステップS110で算出されたランニングコストを用いて、組合せ生成部51で生成された給湯機器の全ての組合せの中から、2つの組合せを、好適な給湯システムとして選択する。
ステップS116では、演算結果記憶領域40oに記憶された演算結果が、出力部30に出力される。出力は、ディスプレイに表示されるものであってもよいし、プリンタで印刷されるものであってもよい。
(4−1)
本実施形態の給湯システム提案支援装置10は、対象物件の条件に応じた好適な給湯システムを提示するためのものであって、記憶部40と、組合せ生成部51と、消費量算出部52と、ランニングコスト算出部54と、選択部56と、出力部30と、を備える。記憶部40は、複数の給湯機器に関する機器情報と、条件としての、対象物件の所定期間あたりの最大使用湯量に関する情報及び対象物件の曜日別給湯負荷に関する情報と、を記憶する。組合せ生成部51は、最大使用湯量に関する情報及び機器情報を用いて、対象物件において給湯システムとして適用可能な給湯機器の組合せを生成する。消費量算出部52は、曜日別給湯負荷に関する情報及び機器情報を用いて、組合せ別に、エネルギー消費量を算出する。ランニングコスト算出部54は、エネルギー消費量を用いて、組合せ別にランニングコストを算出する。選択部56は、ランニングコストを用いて、組合せの中から、少なくとも1の組合せを、好適な給湯システムとして選択する。出力部30は、選択部56に選択された好適な給湯システムを出力する。
本実施形態の給湯システム提案支援装置10では、記憶部40には、対象物件の業種に関する情報が、条件として更に記憶される。曜日別給湯負荷に関する情報は、業種別の、曜日別給湯負荷のデフォルト値である。消費量算出部52は、業種に関する情報を更に用いて、エネルギー消費量を算出する。
本実施形態の給湯システム提案支援装置10では、消費量算出部52は、月別、曜日別かつ時刻別にエネルギー消費量を算出する。ランニングコスト算出部54は、月別、曜日別かつ時刻別のエネルギー消費量を用いて、ランニングコストを算出する。
本実施形態の給湯システム提案支援装置10では、記憶部40には、対象物件の月別給湯負荷に関する情報が、対象物件の条件として更に記憶される。消費量算出部52は、月別給湯負荷に関する情報を更に用いて、エネルギー消費量を算出する。
本実施形態の給湯システム提案支援装置10では、ランニングコストを用いて、給湯機器の組合せ別に投資回収年数を算出する回収年数算出部56aを更に備える。選択部56は、複数の組合せを好適な給湯システムとして選択する。出力部30は、複数の好適な給湯システムを、それぞれの投資回収年数と共に一覧で出力する。
本実施形態の給湯システム提案支援装置10では、記憶部40に記憶される情報を入力として受けつける入力部20を更に備える。
本実施形態の給湯システム提案支援装置10では、入力部20は、少なくとも最大使用湯量に関する情報を受け付ける。最大使用湯量に関する情報は、対象物件に係る簡易物件情報、対象物件に係る詳細物件情報、又は、燃料消費量に係る情報のいずれかである。
本実施形態の給湯システム提案支援プログラムは、対象物件の条件に応じた好適な給湯システムを提示するためのものであり、給湯システム提案支援装置10に、呼出ステップと、組合せ生成ステップと、消費量算出ステップと、ランニングコスト算出ステップと、選択ステップ(組合せ選択ステップ)と、出力ステップ(結果出力ステップ)と、を実行させる。給湯システム提案支援装置10は、複数の給湯機器に関する機器情報と、対象物件の条件としての、対象物件の所定期間あたりの最大使用湯量に関する情報及び対象物件の曜日別給湯負荷に関する情報と、を記憶した記憶部40を有する。呼び出しステップでは、記憶部から、機器情報と、最大使用湯量に関する情報と、曜日別給湯負荷に関する情報と、が呼び出される。組合せ生成ステップでは、最大使用湯量に関する情報及び機器情報を用いて、対象物件において、給湯システムとして適用可能な給湯機器の組合せが生成される。消費量算出ステップでは、曜日別給湯負荷に関する情報及び機器情報を用いて、組合せ別に、給湯機器のエネルギー消費量が算出される。ランニングコスト算出ステップでは、エネルギー消費量を用いて、組合せ別にランニングコストが算出される。選択ステップでは、ランニングコストを用いて、給湯機器の組合せの中から、少なくとも1の組合せが、好適な給湯システムとして選択される。出力ステップでは、選択された好適な給湯システムが出力される。
以下に本実施形態の変形例を示す。なお、複数の変形例を適宜組み合わせてもよい。
上記実施形態では、各種入力は入力部20から入力されるが、これに限定されるものではなく、LANやインターネット等の通信回線とネットワークを構成し、図17のように、通信部25からネットワークを介して各種入力を受け付けてもよい。
上記実施形態では、選択部56は2つの給湯機器の組合せを好適な給湯システムとして選択するが、これに限定されるものではなく、3つ以上の給湯機器の組合せを好適な給湯システムとして選択してもよい。また、1つの給湯機器の組合せを好適な給湯システムとして選択してもよい。
上記実施形態では、選択部56は投資回収年数に基づいて、給湯機器の組合せを好適な給湯システムを選択するが、これに限定されるものではない。例えば、選択部56はランニングコストの低い順に、給湯機器の組合せを好適な給湯システムを選択してもよい。
上記実施形態において、曜日別負荷記憶領域40gに記憶されるための情報として、入力部20から対象物件の曜日別の負荷比率が入力されるが、これに限定されるものではなく、例えば、対象物件の曜日別の給湯量、特に給湯量の実測値が入力され、エネルギー消費量の計算等に用いられてもよい。
上記実施形態において、曜日別負荷記憶領域40gには、対象物件の業種に応じたデフォルト値が基本的に記憶され、入力部20から対象物件の曜日別の負荷比率が入力された場合のみ入力値が記憶されるが、これに限定されるものではない。
上記実施形態において、曜日別負荷情報、月別負荷情報、対象物件の定休日の情報等を踏まえてエネルギー消費量及びランニングコストが算出されるが、これに限定されるものではない。例えば、カレンダー情報記憶領域40mのカレンダー情報を用いて、更に祝日についても考慮したエネルギー消費量及びランニングコストの算出を可能としてもよい。
上記実施形態において、業種別情報記憶領域40pには、業種別に、適用することのできない給湯機器に関する情報が記憶されていてもよい。この場合には、組合せ生成部51により検討すべき給湯機器の組合せが、物件基本情報記憶領域40aに記憶された対象物件の情報と、業種別情報記憶領域40pに記憶された情報と、を用いて制限される。
上記実施形態において、給湯システム提案支援装置10は、複数の業種や、複数の所在地に対し好適な給湯システムを提示するものであるが、これに限定されるものではなく、特定の業種や、特定の地方についてのみ好適な給湯システムを提示するものであってもよい。
上記実施形態において、消費量算出部52は、曜日別及び月別の負荷比率の両方を用いてエネルギー消費量を算出するが、これに限定されるものではない。
20 入力部(受付部)
25 通信部(受付部、出力部)
30 出力部
40 記憶部
51 組合せ生成部
52 消費量算出部
54 ランニングコスト算出部
56 選択部
56a 回収年数算出部
Claims (9)
- 対象物件の条件に応じた好適な給湯システムを提示するための給湯システム提案支援装置(10)であって、
複数の給湯機器に関する機器情報と、前記条件としての、前記対象物件の所定期間あたりの最大使用湯量に関する情報及び前記対象物件の曜日別給湯負荷に関する情報と、を記憶する記憶部(40)と、
前記最大使用湯量に関する情報及び前記機器情報を用いて、前記対象物件において前記給湯システムとして適用可能な前記給湯機器の組合せとして、夏季及び冬季に、前記最大使用湯量を2日間連続して使用しても前記給湯システムにおいて湯切れが発生しない前記給湯機器の組合せを生成する組合せ生成部(51)と、
前記曜日別給湯負荷に関する情報及び前記機器情報を用いて、前記組合せ別に、エネルギー消費量を算出する消費量算出部(52)と、
前記エネルギー消費量を用いて、前記組合せ別にランニングコストを算出するランニングコスト算出部(54)と、
前記ランニングコストを用いて、前記組合せの中から、少なくとも1の前記組合せを、前記好適な前記給湯システムとして選択する選択部(56)と、
前記選択部に選択された前記好適な前記給湯システムを出力する出力部(25,30)と、
を備え、
前記組合せ生成部は、電気ヒートポンプ式の給湯機器である第1種類の前記給湯機器と、燃焼式の給湯機器である、前記第1種類とは異なる第2種類の前記給湯機器とを含む前記給湯機器の組合せが、検討すべき前記給湯機器の組合せに含まれるか否かを判定し、前記第1種類の前記給湯機器と前記第2種類の前記給湯機器とを含む前記給湯機器の組合せが検討すべき前記給湯機器の組合せに含まれると判定される場合に、前記最大使用湯量を2日間連続して使用しても前記給湯システムにおいて湯切れが発生しない、前記第1種類の前記給湯機器と前記第2種類の前記給湯機器とを含む組合せを、前記給湯機器の組合せとして生成する、
給湯システム提案支援装置。 - 前記記憶部には、前記対象物件の業種に関する情報が、前記条件として更に記憶され、
前記曜日別給湯負荷に関する情報は、前記業種別の、前記曜日別給湯負荷のデフォルト値であり、
前記消費量算出部は、前記業種に関する情報を更に用いて、前記エネルギー消費量を算出する、
請求項1に記載の給湯システム提案支援装置。 - 前記消費量算出部は、月別、曜日別かつ時刻別に前記エネルギー消費量を算出し、
前記ランニングコスト算出部は、前記月別、前記曜日別かつ前記時刻別の前記エネルギー消費量を用いて、前記ランニングコストを算出する、
請求項1又は2に記載の給湯システム提案支援装置。 - 前記記憶部には、前記対象物件の月別給湯負荷に関する情報が、前記条件として更に記憶され、
前記消費量算出部は、前記月別給湯負荷に関する情報を更に用いて、前記エネルギー消費量を算出する、
請求項1から3のいずれかに記載の給湯システム提案支援装置。 - 前記ランニングコストを用いて、前記組合せ別に投資回収年数を算出する回収年数算出部(56a)を更に備え、
前記選択部は、複数の前記組合せを前記好適な前記給湯システムとして選択し、
前記出力部は、前記複数の前記好適な前記給湯システムを、それぞれの前記投資回収年数と共に一覧で出力する、
請求項1から4のいずれか1項に記載の給湯システム提案支援装置。 - 前記記憶部は、前記曜日別給湯負荷の実測値を、前記曜日別給湯負荷に関する情報として、又は、前記曜日別給湯負荷に関する情報を補完する情報として記憶する、
請求項1から5のいずれか1項に記載の給湯システム提案支援装置。 - 前記記憶部に記憶される情報の少なくとも一部を入力として受けつける受付部(20,25)を更に備える、
請求項1から6のいずれか1項に記載の給湯システム提案支援装置。 - 前記受付部は、少なくとも前記最大使用湯量に関する情報を受け付け、
前記最大使用湯量に関する情報は、前記対象物件に係る簡易物件情報、前記対象物件に係る詳細物件情報、又は、燃料消費実績値に係る情報のいずれかである、
請求項7に記載の給湯システム提案支援装置。 - 対象物件の条件に応じた好適な給湯システムを提示するための給湯システム提案支援プログラムであって、
複数の給湯機器に関する機器情報と、前記条件としての、前記対象物件の所定期間あたりの最大使用湯量に関する情報及び前記対象物件の曜日別給湯負荷に関する情報と、を記憶した記憶部(40)を有するコンピュータ(10)に、
前記記憶部から、前記機器情報と、前記最大使用湯量に関する情報と、前記曜日別給湯負荷に関する情報と、を呼び出す呼出ステップと、
前記最大使用湯量に関する情報及び前記機器情報を用いて、前記対象物件において、前記給湯システムとして適用可能な前記給湯機器の組合せとして、夏季及び冬季に、前記最大使用湯量を2日間連続して使用しても前記給湯システムにおいて湯切れが発生しない前記給湯機器の組合せを生成する組合せ生成ステップと、
前記曜日別給湯負荷に関する情報及び前記機器情報を用いて、前記組合せ別に、前記給湯機器のエネルギー消費量を算出する消費量算出ステップと、
前記エネルギー消費量を用いて、前記組合せ別にランニングコストを算出するランニングコスト算出ステップと、
前記ランニングコストを用いて、前記組合せの中から、少なくとも1の前記組合せを、前記好適な前記給湯システムとして選択する選択ステップと、
選択された前記好適な前記給湯システムを出力する出力ステップと、
を実行させ、
前記組合せ生成ステップは、
電気ヒートポンプ式の給湯機器である第1種類の前記給湯機器と、燃焼式の給湯機器である、前記第1種類とは異なる第2種類の前記給湯機器とを含む前記給湯機器の組合せが、検討すべき前記給湯機器の組合せに含まれるか否かを判定する第1サブステップと、
前記第1サブステップにおいて、前記第1種類の前記給湯機器と前記第2種類の前記給湯機器との組合せが検討すべき前記給湯機器の組合せに含まれると判定される場合に、前記最大使用湯量を2日間連続して使用しても前記給湯システムにおいて湯切れが発生しない、前記第1種類の前記給湯機器と前記第2種類の前記給湯機器とを含む組合せを、前記給湯機器の組合せとして生成する第2サブステップと、
を含む、
給湯システム提案支援プログラム。
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