JP5921019B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置は、インクを吐出可能な複数のノズルが形成された記録ヘッドを有している。シリアル型のインクジェット記録装置は、用紙の幅よりも小さい記録ヘッド(シリアルヘッド)を有し、その記録ヘッドを用紙の幅方向に往復移動させることによって画像を記録するようになっている。一方、ラインヘッド型のインクジェット記録装置は、装置内部で固定して設けられると共に、用紙の幅方向の全域に亘って複数のノズルが形成された記録ヘッド(ラインヘッド)を有している。ラインヘッド型のインクジェット記録装置は、シリアル型のインクジェット記録装置よりも高速に画像を記録することができる。
例えば特許文献1に記載されているように、互いに異なる色のインクを吐出する複数のラインヘッドを用紙の搬送方向に順に配置し、その複数のラインヘッドに対向して搬送される用紙に各ノズルから吐出したインクを載せることによってカラー画像を記録することが知られている。また、インクジェット記録装置は、用紙を吸着してベルト搬送する搬送機構を有している。
特開2011−136468号公報
しかし、インクジェット記録装置には、用紙を搬送すると紙粉が発生して舞い上がり、その紙粉が記録ヘッドのノズルに付着してノズルを塞いでしまうという問題がある。ノズルが詰まると、形成画像に白い筋が生じてしまう。特に、ラインヘッド型のインクジェット記録装置においては、シリアル型のインクジェット記録装置よりも高速に用紙が搬送されて紙粉が発生しやすいので、上述の問題はより顕著なものとなる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、紙粉によるノズルの詰まりを抑制することにある。
本発明に係るインクジェット記録装置は、インクを吐出する複数のノズルが形成された記録ヘッドを有する記録部と、上記記録部に対向して配置され、上記記録部に沿って用紙を搬送する搬送機構と、上記記録部における上記用紙の搬送方向上流側に設けられ、液面が上記搬送機構に対向するように液体を保持する液体保持部と、上記液体保持部に保持されている上記液体の液面を上記搬送機構に対して進退させる液面進退手段とを備えている。
この構成によると、搬送機構は記録部に沿って用紙を搬送する。一方、記録部の記録ヘッドに形成されている複数のノズルからインクが吐出される。ノズルから吐出されたインクは、当該記録部に対向して搬送されている用紙に付着する。そのことによって、画像が用紙に記録される。
このとき、用紙が搬送されると、紙粉が発生すると共に舞い上がって、その紙粉が記録部へ向かって用紙の搬送方向に移動しようとする。これに対し、上記構成では、記録部における用紙の搬送方向上流側に液体保持部が設けられているので、舞い上がった紙粉は記録部側へ移動する前に液体保持部に保持されている液体に付着して捕捉される。したがって、舞い上がった紙粉の記録部側への移動量が大幅に低減するので、紙粉によるノズルの詰まりを抑制することが可能になる。
また、液体保持部に保持されている液体の液面を液面進退手段によって進退させることにより、液体が紙粉を積極的に捕らえるようになるので、紙粉の記録部側への移動をより低減させることが可能となる
上記液体保持部は、インクジェットヘッドによって構成されていることが好ましい。
この構成によると、記録部に用いられる既存の構造を利用して液体保持部を構成することができるので、液体保持部を設けることによる製造コストの上昇を抑制することが可能となる。しかも、紙粉を捕らえた液体をパージして新たな液体を保持することにより、紙粉を効率よく捕捉することが可能になる。
上記記録部はラインヘッド型であることが好ましい。
この構成によると、記録部がラインヘッド型であるので、用紙を高速に搬送して記録を行うことができる。ところが、用紙を高速に搬送すれば紙粉がより多く発生してしまう。これに対し、上記構成では、液体保持部を設けるようにしたので、紙粉が多く発生したとしても、その紙粉を液体保持部によって捕捉できる。よって、用紙を高速に搬送しながらも、ラインヘッド型の記録部におけるノズルの詰まりを、好適に抑制することが可能になる。
本発明によれば、用紙の搬送に伴って発生した紙粉によるノズルの詰まりを抑制することができる。
図1は、本実施形態におけるインクジェット記録装置としての画像形成装置を概略的に示す縦断面図である。 図2は、画像形成装置の構成を示すブロック図である。 図3は、ラインヘッド及び液体保持部を模式的に示す底面図である。 図4は、液体保持部に保持されている液体を拡大して示す側面図である。 図5は、比較例の測定結果を示す表である。 図6は、実施例の測定結果を示す表である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態におけるインクジェット記録装置としての画像形成装置1を概略的に示している。図2は、画像形成装置1の構成を示している。図3は、ラインヘッド6Y,6M,6C,6Kを模式的に示す底面図である。
画像形成装置1は、図1に示すように、記録部としてのインクジェットヘッドインクジェットヘッド2と、記録媒体である用紙Pを収容する給紙カセット3と、インクジェットヘッド2に対向して配置された用紙搬送機構4と、画像が形成された用紙Pを排出するための用紙排出トレイ5とを備えている。
インクジェットヘッド2はラインヘッド型に構成されている。すなわち、インクジェットヘッド2は、副走査方向(図1の左右方向)に並ぶ記録ヘッドとしての複数のラインヘッド6Y,6M,6C,6Kを有している。各ラインヘッド6Y,6M,6C,6Kは、それぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のインクを用紙Pに吐出して画像を形成するように構成されている。
図3に示すように、ラインヘッド6Y,6M,6C,6Kには、用紙搬送機構4に対向する下面にインクを吐出する複数のノズル12が形成されている。尚、図3では、説明上ノズル12の数を少なく記載しているが、実際には多数のノズル12がマトリクス状に設けられている。
ラインヘッド6Y,6M,6C,6Kは、インクが充填された圧力室の容積を圧電素子により変動させることで、各ノズル12からインクを吐出するようになっている。
図1に示すように、給紙カセット3は、装置下部に設けられていて、複数のシート状の用紙Pを積層して収容可能になっている。給紙カセット3には、給紙を行うための給紙ローラー7が設けられている。
給紙ローラー7の側方には、給紙カセット3から給紙される用紙Pを用紙搬送機構4へ導くための搬送経路Lが設けられている。搬送経路Lはガイド板8により構成されている。搬送経路Lには、給紙カセット3側から用紙搬送機構4側へ向かって順に、一対の第1搬送ローラー9、一対の第2搬送ローラー10、及び一対のレジストローラー20が設けられている。レジストローラー20は、用紙Pを所定のタイミングで用紙搬送機構4に供給する。また、用紙搬送機構4の側方には、一対の用紙排出ローラー11及び用紙排出トレイ5が設けられている。
用紙搬送機構4は、図1に示すように、複数のローラー13〜16に掛け回されると共に用紙Pを保持して搬送する環状の搬送ベルト18と、搬送ベルト18の径方向内側に配置された負圧発生装置19とを備えている。用紙搬送機構4は、インクジェットヘッド2に対向して配置され、インクジェットヘッド2に沿った用紙搬送方向Aに用紙Pを搬送するように構成されている。
複数のローラー13〜16には、2つのテンションローラー13,14と、駆動ローラー15と、従動ローラー16とが含まれる。
駆動ローラー15は、搬送ベルト18に駆動力を伝達するためのローラーであって、インクジェットヘッド2よりも用紙搬送方向Aの下流側に配置されている。駆動ローラー15は、図2に示すように、駆動モーター23に動力伝達可能に連結されている。
従動ローラー16は、インクジェットヘッド2よりも用紙搬送方向Aの上流側に配置されている。従動ローラー16は、駆動ローラー15と略同じ高さに配置されている。テンションローラー13,14は、搬送ベルト18のテンションを調整するためのローラーであって、駆動ローラー15及び従動ローラー16よりも下側に配置されている。
搬送ベルト18の上面は、用紙Pを搬送するための用紙搬送面を形成している。搬送ベルト18の上面は、インクジェットヘッド2の下面に対して略平行に延びている。そして、搬送ベルト18は、その上面に用紙Pを吸着保持しながら搬送する。
搬送ベルト18には、多数の通気孔(図示省略)が形成されている。各通気孔は搬送ベルト18をベルト厚さ方向に貫通している。各通気孔は、負圧発生装置19にて発生した負圧を用紙Pに作用させる機能を有している。
負圧発生装置19は、ファン24が取り付けられたファンケース25を有している。ファンケース25は、上側に開放するケース体26と、ケース体26の上側を覆う天板部27とにより構成されている。
ファン24は、ケース体26の下方に取り付けられている。ファン24は、ファン駆動モーター(図示省略)により駆動されることでファンケース25内に負圧を発生させる。
天板部27は、搬送ベルト18の内周面に当接している。そして、搬送ベルト18の上面(外周面)に保持された用紙Pを、当該搬送ベルト18を介して下方から支持する。
天板部27には、複数の吸着孔(図示省略)が貫通形成されている。そして、ファン24が作動すると、ファンケース25内に負圧が発生し、この負圧が、吸着孔及び搬送ベルト18の通気孔を介して、搬送ベルト18上の用紙Pに作用する。その結果、用紙Pは、搬送ベルト18の上面に吸着保持される。
そして、給紙カセット3から給紙ローラー7により給紙された用紙Pは、第1及び第2搬送ローラー9,10によって搬送経路Lで搬送され、レジストローラー20によって用紙搬送機構4へ供給される。用紙搬送機構4に供給された用紙Pは、副走査方向に搬送されながらインクジェットヘッド2によって画像が形成された後に、用紙排出ローラー11によって用紙排出トレイ5に排出される。
そして、画像形成装置1は、インクジェットヘッド2における用紙搬送方向Aの上流側に設けられ、液面が用紙搬送機構4に対向するように液体を保持する液体保持部30をさらに備えている。液体保持部30は、インクジェットヘッドによって構成されている。
ここで、図4は、液体保持部30に保持されている液体を液体保持部30の一部と共に拡大して示している。図3及び図4に示すように、液体保持部30は、ラインヘッド6Y,6M,6C,6Kと同様に、用紙搬送機構4に対向する複数のノズル31と、ノズル31に連通する圧力室32と、圧力室32の容積を変動させる圧電素子(図示省略)とを備えている。
尚、図3では、説明上ノズル31の数を少なく記載しているが、実際には多数のノズル31がマトリクス状に設けられている。
圧力室32には、例えば水や保存液等のインクとは異なる液体33が充填されている。液体33は透明であることが望ましい。そして、液体保持部30は、圧力室32をある程度収縮させることによって圧力室32内部の液体33をノズル31からしみ出させて保持するようになっている。
さらに、画像形成装置1は、図4に示すように液体保持部30に保持されている液体33の液面を用紙搬送機構4に対して進退させる液面進退手段35を備えている。
液面進退手段35は、図2に示すように、液体保持部30に接続されて圧力室32に液体33を供給する液体供給部としてのシリンジ36と、シリンジ36を駆動制御するシリンジ駆動回路37とを有している。そして、液面進退手段35は、圧力室32内の液体33の圧力を所定の周期で増減させることにより、液体33の液面を進退させるようになっている。
−制御系の構成−
図2に示すように、画像形成装置1は、搬送ベルト18、ラインヘッド6Y,6M,6C,6K及び液体保持部30等を制御する制御部40を備えている。制御部40には、上記シリンジ駆動回路37、インターフェース41、ROM42、RAM43、エンコーダー44、駆動モーター制御回路45、ラインヘッド制御回路46、及びファンモーター制御回路47等が接続されている。
インターフェース41は、例えば、図示しないパソコン等のホスト装置とデータの送受信を行う。制御部40は、インターフェース41を介して受信された画像信号を画像データに変換し、後述する各種制御回路に制御信号を出力する。
ROM42は、ラインヘッド6Y,6M,6C,6Kを駆動させて画像記録を行う際の制御プログラム等を記憶している。RAM43は、制御部40により変換された画像データを所定の領域に格納する。
エンコーダー44は、搬送ベルト18を駆動する排紙側の駆動ローラー15に接続されており、駆動ローラー15の回転軸の回転変位量に応じてパルス列を出力する。制御部40は、エンコーダー44から送信されるパルス数をカウントすることで回転量を算出し、用紙の送り量(用紙位置)を把握する。そして制御部40は、エンコーダー44から入力された信号に基づいて、駆動モーター制御回路45及びラインヘッド制御回路46に制御信号を出力する。
駆動モーター制御回路45は、制御部40の出力信号に基づいて駆動モーター23を駆動する。駆動モーター23は、駆動ローラー15を回転駆動させることにより、搬送ベルト18を回動させて用紙Pを搬送方向Aへ搬送する。
ラインヘッド制御回路46は、制御部40の出力信号とRAM43に格納された画像データとに基づいて、ラインヘッド6Y,6M,6C,6Kによるインクの吐出を制御する。このラインヘッド6Y,6M,6C,6Kの制御と、駆動モーター23による用紙Pの搬送制御とによって、用紙Pに対する記録処理が行われる。
ファンモーター制御回路47は、制御部40の出力信号に基づいてファンモーター48を駆動する。ファンモーター48は、ファン24を回転駆動させることにより、ファンケース25の内部に負圧を発生させ、搬送ベルト18に用紙Pを吸着させる。
そして、シリンジ駆動回路37は、制御部40の出力信号に基づいてシリンジ36を駆動制御する。シリンジ駆動回路37によって駆動制御されるシリンジ36は、液体保持部30における圧力室32内の液体33の圧力を所定の周期で増減させる。そのことにより、液体33の液面を、図4に示すように上下方向Bに移動させる。
次に、実施例について説明する。
上記液体保持部30を備えた画像形成装置1を実施例1〜3とし、液体保持部30を有しない画像形成装置を比較例1〜3とする。液体保持部30以外の実施条件については、各実施例1〜3及び比較例1〜3で同じである。
実施例の画像形成装置のインクジェットヘッド2は、ラインヘッド6Y,6M,6C,6Kを有している。用紙搬送機構4には、150枚/分の速度(867mm/sの搬送線速)でA4サイズの用紙Pを搬送させた。搬送ベルト18は、厚みが0.1mmのポリイミドシートからなる。駆動ローラー15は、直径が29.4mmであり、厚みが1.0mmのEPDMゴムからなる。搬送ベルト18に形成された通気孔の内径は2mmであり、各通気孔の間隔を8mmとして千鳥状に配置した。また、用紙Pに形成した画像が用紙P全体に占める割合は5%である。
そして、1万枚の用紙Pに連続して画像形成を行った後に、ラインヘッド6Y,6M,6C,6Kについて、インクを吐出できなかったノズル12の数を調べた。図5は比較例の測定結果を示し、図6は実施例の測定結果を示している。
図5に示すように、比較例1〜3において、ノズル12に詰まりが生じた数は平均して30.3個であった。特に、ラインヘッド6Y,6M,6C,6Kのうち最も用紙搬送方向Aの上流側に配置されているラインヘッド6Yにおいて、ノズル12の詰まった数が突出して多かった。
これに対し、図6に示す実施例1〜3において、ノズル12に詰まりが生じた数は平均して1.7個であり、比較例1〜3に比べて飛躍的にノズル12の詰まりを抑制できることが確認できた。
以上説明したように、用紙Pが搬送されると、紙粉が発生すると共に舞い上がってその紙粉がインクジェットヘッド2へ向かって用紙Pの搬送方向Aに移動しようとする。これに対し、本実施形態では、インクジェットヘッド2における用紙Pの搬送方向Aの上流側に液体保持部30を設けるようにしたので、舞い上がった紙粉はインクジェットヘッド2側へ移動する前に液体保持部30に保持されている液体33に付着して捕捉される。したがって、舞い上がった紙粉のインクジェットヘッド2側への移動量が大幅に低減して、紙粉によるノズルの詰まりを抑制することができる。
さらに、液体保持部30に保持されている液体33の液面を液面進退手段35としてのシリンジ36及びシリンジ駆動回路37によって進退させるようにしたので、図4に示すように上下方向Bに進退する液体33によって紙粉を積極的に捕らえることができる。よって、液体保持部30の液体33による紙粉の捕捉量が増加するので、紙粉のインクジェットヘッド2側への移動をより低減させることができる。
さらにまた、インクジェットヘッド2に用いられる既存の構造であるインクジェットヘッドを利用して液体保持部30を構成したので、液体保持部30を設けることによる製造コストの上昇を抑制することができる。しかも、シリンジ駆動回路37によりシリンジ36を駆動制御して、紙粉を捕らえた液体33をパージして新たな液体33を保持させることにより、紙粉を効率よく捕捉することができる。
また、インクジェットヘッド2がラインヘッド型であるので、用紙Pを高速に搬送して記録を行うことができる。用紙Pを高速に搬送すれば紙粉がより多く発生し、用紙搬送に伴って生じる搬送風の風速が大きくなるが、上述のように本実施形態では液体保持部30を設けるようにしたので、紙粉が多く発生したとしても、その紙粉を液体保持部30によって捕捉できる。よって、用紙Pを高速に搬送しながらも、ラインヘッド型のインクジェットヘッド2におけるノズル12の詰まりを、好適に抑制できる。
尚、液面進退手段35は、シリンジ36及びシリンジ駆動回路37に限らず、例えば、メニスカス内のインクを揺動させることによって液面を進退させる構成であってもよい。メニスカスを揺動させるには、例えば、メニスカスの増粘を抑制する目的で、所定の駆動波形を圧電素子に印加し、吐出しない程度にメニスカスを振動させるのと同様の方法により揺動させることが可能である。
また、上記実施形態では、ラインヘッド型のインクジェット記録装置を例に挙げて説明したが、これに限らず、シリアルヘッド型のインクジェット記録装置としてもよい。
以上説明したように、本発明は、インクジェット記録装置について有用である。
P 用紙
1 画像形成装置(インクジェット記録装置)
2 インクジェットヘッド(記録部)
4 用紙搬送機構
6Y,6M,6C,6K ラインヘッド(記録ヘッド)
12 ノズル
30 液体保持部
33 液体
35 液面進退手段
36 シリンジ
37 シリンジ駆動回路

Claims (3)

  1. インクを吐出する複数のノズルが形成された記録ヘッドを有する記録部と、
    上記記録部に対向して配置され、上記記録部に沿って用紙を搬送する搬送機構と、
    上記記録部における上記用紙の搬送方向上流側に設けられ、液面が上記搬送機構に対向するように液体を保持する液体保持部と、
    上記液体保持部に保持されている上記液体の液面を上記搬送機構に対して進退させる液面進退手段とを備えている、インクジェット記録装置。
  2. 請求項に記載のインクジェット記録装置において、
    上記液体保持部は、インクジェットヘッドによって構成されている、インクジェット記録装置。
  3. 請求項1又は2に記載のインクジェット記録装置において、
    上記記録部はラインヘッド型である、インクジェット記録装置。
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