JP5920351B2 - 無線通信システム、基地局、通信方法、及びプログラム - Google Patents

無線通信システム、基地局、通信方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の無線アクセス技術(RAT(Radio Access Technology))をサポートする基地局を含む無線通信システムにおける移動局の無線アクセス技術間(Inter-RAT)ハンドオーバーに関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、無線アクセス技術(RAT)の多様化に対応するため、3GPPで標準化された複数のRAT間のハンドオーバー、例えばUTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)とE-UTRAN(Evolved UTRAN)の間のハンドオーバー、及びE-UTRANとGERAN(GSM/EDGE Radio Access Network)の間のハンドオーバー、を規定している(非特許文献1を参照)。さらに、3GPPでは、3GPPで標準化されたRATとその他のRAT(Non-3GPP RAT)の間のハンドオーバーについても検討されている(非特許文献2を参照)。Non-3GPP RATの具体例は、IEEE802.11で標準化されている無線LAN、IEEE 802.16で標準化されているWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、及び3GPP2(3rd Generation Partnership Project 2)で標準化されているcdma2000等である。
図14は、3GPPで検討されている、複数のRATから3GPPのコアネットワーク(EPC(Evolved Packet Core))に接続する場合のネットワーク構成例を示す図である。図14において、移動局(UE)4は、E-UTRAN、UTRAN、及びNon-3GPP RATを含む複数のRATをサポートしている。基地局(eNB)11は、3GPPで規定されたE-UTRANをサポートしており、E-UTRANセル10を生成し、移動局(UE)4と接続する。基地局(eNB)11は、EPC40と移動局4との間でユーザーデータを中継する。
EPC40は、3GPPで規定されているE-UTRANに対応するコアネットワークである。EPC40は、S-GW(Serving Gateway)41、P-GW(Packet Data Network Gateway)42、MME(Mobility Management Entity)43を含む。S-GW41及びP-GW42は、ユーザーデータの転送を行う転送ノードである。P-GW42は、外部ネットワーク70に対するゲートウェイとして機能し、移動局4とEPC40の間の通信路(i.e. EPS(Evolved Packet System)ベアラ)を終端する。外部ネットワーク70は、3GPPではPDN(Protocol Data Network)と呼ばれる。MME43は、移動局(UE)4のモビリティ管理及びベアラ管理を行う。MME43によって行われるベアラ管理は、移動局(UE)4とP-GW42の間の通信路(i.e. EPSベアラ)の設定に関する情報(QoSクラス、ベアラID、ベアラ経路情報など)を管理すること、並びに基地局(eNB)11、移動局(UE)4、及びS-GW41等との間でベアラ設定のためのシグナリングを行うことを含む。
基地局(NB)21は、3GPPで規定されたUTRANをサポートしており、UTRANセル20を生成し、移動局(UE)4と接続する。基地局(NB)21は、RNC(Radio Network Controller)22及びGPRSパケットコア50を含む上位ネットワークと移動局4との間でユーザーデータを中継する。RNC22は、基地局(NB)21を含むUTRANの無線リソース管理を行うノードである。
GPRSパケットコア50は、3GPPで規定されているUTRANに対応するコアネットワークである。GPRSパケットコア50は、制御ノード及び転送ノードとしてのSGSN(Serving GPRS Support Node)51を含む。SGSN51は、移動局(UE)4のモビリティ管理及びベアラ管理を行うとともに、ユーザーデータの転送処理を行う。基地局(NB)21に帰属する移動局(UE)4から送信されるアップリンクのユーザーデータは、RNC22及びSGSN51を経由してEPC40に転送され、P-GW42を経由して外部ネットワーク70に転送される。ダウンリンクのユーザーデータもアップリンクのユーザーデータと同様にEPC40及びGPRSパケットコア50を経由して転送される。
基地局(AP(Access Point))31は、Non-3GPPのRAT、例えばcdma2000、WiMAX、又は無線LANをサポートしており、Non-3GPPセル30を生成し、移動局(UE)4と接続する。基地局(AP)31は、Non-3GPP上位ネットワーク60と移動局4との間でユーザーデータを中継する。
HLR(Home Location Register)/HSS(Home Subscriber Server)44は、移動局(UE)4の識別子、認証情報、及び位置情報などを管理する。HLR/HSS44は、MME43及びSGSN51と連携して、移動局(UE)4がEPC40及びGPRSパケットコア50にアタッチする際の認証処理を行う。
Non-3GPP上位ネットワーク60は、基地局(AP)31がサポートするNon-3GPPのRATに対応する上位ネットワークである。Non-3GPP上位ネットワーク60は、ユーザーデータの転送を行う転送ノード61と、ベアラ管理及びモビリティ管理等を行う制御ノード62を含む。基地局(AP)31に帰属する移動局(UE)4から送信されるアップリンクのユーザーデータは、転送ノード61を経由してEPC40に転送され、P-GW42を経由して外部ネットワーク70に転送される。ダウンリンクのユーザーデータもアップリンクのユーザーデータと同様にEPC40及びNon-3GPP上位ネットワーク60を経由して転送される。
Non-3GPP上位ネットワーク60は、RANのノード及びコアネットワークのノードを含む。例えば、WiMAXの場合、Non-3GPP上位ネットワーク60は、無線アクセスネットワーク(WiMAX Access Service Network(ASN)に配置されるASN GW(Access Network Gateway)、及びコアネットワーク(Core Services Network(CSN))に配置されるHA(Home Agent)等を含む。ASN GW及びHAは、ともに転送ノード61及び制御ノード62の両方に相当する。
上述したように、図14のアーキテクチャでは、外部ネットワーク70と移動局4の間で送受信されるユーザーデータは、EPC40に配置されたP-GW42を経由して転送される。言い換えると、図14のアーキテクチャでは、EPC40に配置されたP-GW42は、異なるRATをサポートする基地局11、21及び31の間で移動局(UE)4がハンドオーバーする際のアンカーノードとして動作する。
本願の発明者等は、複数のRATをサポートするMulti-RAT基地局と上位ネットワークとの接続に関して検討を行った。上述したE-UTRANとEPCの組み合わせのように、RATと上位ネットワークとの対応関係は予め決定されている。このため、一般的には、Multi-RAT基地局は、複数の上位ネットワークとの接続をサポートするとともに、移動局との接続に使用しているRATに対応する上位ネットワークとの間でユーザーデータを転送するための通信路を確立するよう構成されると考えられる。しかしながら、本願の発明者等は、Multi-RAT基地局によるこのような上位ネットワークの選択は、必ずしも効率的と言えないことを見出した。
一例として、Multi-RAT基地局の下でのInter-RATハンドオーバーについて考察する。上述したように非特許文献1及び2は、Inter-RATハンドオーバーについて記載している。これらのInter-RATハンドオーバーの前後では、移動局(UE)4が帰属する上位ネットワークが変更されるため、ハンドオーバーの前後でユーザーデータの通信路(例えばEPSベアラ、PDNコネクション、IPsecトンネル等)の経路が変更される。したがって、ハンドオーバー後のユーザーデータの通信路に必要なリソースを確保するためのシグナリングが必要となる。さらに、非特許文献2は、3GPP RAT(e.g. UTRAN、E-UTRAN)とNon-3GPP RAT(e.g. 無線LAN、WiMAX、cdma2000)の間のInter-RATハンドオーバーについて記載している。このような異なる標準に準拠するRAT 間でのハンドオーバーの場合、ハンドオーバーの前後に係る2つの異なる上位ネットワークの間では、通常、移動局(UE)4の認証システムが共通化されていない。したがって、異なる標準に準拠するRAT 間でのハンドオーバーでは、ハンドオーバー先のシステム(上位ネットワーク)は移動局(UE)4の認証処理を改めて行う必要がある。通常は、上位ネットワークに初期接続(アタッチ)する際と同様の認証処理が行われる。
非特許文献1及び2に記載されたInter-RATハンドオーバーをMulti-RAT基地局が行うと、ベアラの切り替え処理および移動局(UE)の認証処理に時間がかかるため、ハンドオーバーが失敗する可能性が高くなる。
さらに、Inter-RATハンドオーバーの場合だけでなく、移動局の初期アタッチに応じて上位ネットワークとの通信路を確立する場合においても、RATと上位ネットワークとの既存の対応関係に拘束されずに柔軟な上位ネットワークの選択を行えることが望ましい。本発明の目的の1つは、Multi-RAT基地局が複数の上位ネットワークをサポートする場合に上位ネットワークを効率的に使用することが可能な無線通信システム、基地局、通信方法、移動局、及びプログラムを提供することである。
第1の態様は、無線通信システムを含む。当該無線通信システムは、基地局及び複数の上位ネットワークを含む。前記基地局は、第1及び第2の無線アクセス技術を含む複数の無線アクセス技術によって移動局と接続可能に構成されている。前記上位ネットワークは、前記第1の無線アクセス技術に対応する第1の上位ネットワーク及び前記第2の無線アクセス技術に対応する第2の上位ネットワークを含む。さらに、前記基地局は、前記移動局が前記第2の無線アクセス技術によって通信する場合、前記第1の上位ネットワークを経由する第1の通信路を用いることができるよう構成されている。
第2の態様は、第1及び第2の無線アクセス技術を含む複数の無線アクセス技術によって移動局と接続可能な基地局を含む。当該基地局は、前記移動局が前記第2の無線アクセス技術によって通信する場合、前記第1の無線アクセス技術に対応する第1の上位ネットワークを経由する第1の通信路を用いることができるよう構成された通信路制御部を有する。
第3の態様は、第1及び第2の無線アクセス技術を含む複数の無線アクセス技術によって移動局と接続可能な基地局の通信方法を含む。当該方法は、前記移動局が前記第2の無線アクセス技術によって通信する場合、前記第1の無線アクセス技術に対応する第1の上位ネットワークを経由する第1の通信路を用いること、を含む。
第4の態様は、無線通信システムで用いられる移動局を含む。前記無線通信システムは、複数の上位ネットワーク及び基地局を含む。前記複数の上位ネットワークは、第1の無線アクセス技術に対応する第1の上位ネットワーク及び第2の無線アクセス技術に対応する第2の上位ネットワークを含む。前記基地局は、前記第1及び第2の無線アクセス技術を含む複数の無線アクセス技術によって前記移動局と接続可能に構成され、前記移動局が前記第2の無線アクセス技術によって通信する場合、前記第1の上位ネットワークを経由する第1の通信路を用いることができるよう構成されている。そして、本態様に係る移動局は、前記第1及び第2の無線アクセス技術の少なくとも1つを用いて、前記基地局に接続するよう構成されている。
第5の態様は、上述した第3の態様に係る方法をコンピュータに行わせるためのプログラムを含む。
上述した各態様によれば、Multi-RAT基地局が複数の上位ネットワークをサポートする場合に上位ネットワークを効率的に使用することが可能な無線通信システム、基地局、通信方法、移動局、及びプログラムを提供できる。
実施の形態1に係る基地局を含む無線通信システムの構成例を示す図である。 実施の形態1に係る基地局の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る基地局の通信動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るInter-RATハンドオーバー手順の一例を示すシーケンス図である。 比較例に係るInter-RATハンドオーバー手順を示すシーケンス図である。 実施の形態2に係る基地局によるInter-RATハンドオーバーの実施手順の具体例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るInter-RATハンドオーバー手順の一例を示すシーケンス図である。 実施の形態3に係る基地局によるInter-RATハンドオーバーの実施手順の具体例を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る基地局を含む無線通信システムの構成例を示す図である。 実施の形態4に係るInter-RATハンドオーバー手順(E-UTRANからUTRAN)の一例を示すシーケンス図である。 実施の形態4に係るInter-RATハンドオーバー手順(E-UTRANからNon-3GPP RAT)の一例を示すシーケンス図である。 実施の形態5に係る通信手順(移動局アタッチ手順)の一例を示すシーケンス図である。 実施の形態5に係る基地局による移動局アタッチ時の動作例を示すフローチャートである。 背景技術に係る無線通信システムの第1の構成例を示す図である。
以下では、具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態に係るMulti-RAT基地局1を含む無線通信システムの構成例を示す図である。基地局1は、少なくとも2つの異なるRATをサポートし、これら少なくとも2つのRATにより移動局と接続可能である。図1の例では、基地局1は、第1のRATによる第1のセル110及び第2のRATによる第2のセル120を生成し、移動局4との通信を行う。基地局1は、第1のRATに対応する第1の上位ネットワーク140及び第2のRATに対応する第2の上位ネットワーク150と接続可能である。
第1の上位ネットワーク140は、転送ノード141及び142、並びに制御ノード143を含む。転送ノード141及び142は、基地局1と転送ノード141の間に設定された通信路400を用いて、基地局1と外部ネットワーク70の間で送受信されるユーザーデータを中継する。通信路400は、ユーザーデータの転送に使用される物理的又は論理的に確立された通信路である。ユーザーデータは、基地局1と移動局4の間の無線ベアラ(無線リンク)と通信路400によって、移動局4と転送ノード141間で中継される。通信路400は、例えば、S1ベアラ、S5/S8ベアラ、GTP(GPRS Tunneling Protocol)トンネル、PMIP(Proxy Mobile IP)のGRE(Generic Routing Encapsulation)トンネル、若しくはIPsecトンネル、又はこれらのうち少なくとも2つの組み合わせである。
転送ノード142は、外部ネットワーク70に対するゲートウェイとして動作し、ユーザーデータの転送のために基地局1との間に設定される通信路400を終端する。制御ノード143は、移動局4のモビリティ管理及びベアラ管理を行う。制御ノード143によって行われるベアラ管理は、移動局4と転送ノード142の間の通信路400を含む通信路の設定に関する情報(QoSクラス、ベアラID、ベアラ経路情報など)を管理すること、並びに基地局1、移動局4、及び転送ノード141等との間でベアラ設定のためのシグナリングを行うことを含む。なお、図1における転送ノード141及び142並びに制御ノード143は、機能的な要素を示しているに過ぎない。つまり、転送ノード141及び142並びに制御ノード143のうち少なくとも2つは、1つの物理的なノードとして実現されてもよい。また、これら3つのノードが有する機能は、4つ以上の物理ノードによって分担されてもよい。
第2の上位ネットワーク150は、転送ノード151及び制御ノード152を含む。転送ノード151は、基地局1と転送ノード141(又は転送ノード142)の間でユーザーデータを中継する機能を有する。制御ノード152は、第2のRATに対応するRANに接続された移動局4のモビリティ管理及びベアラ管理を行う。図1における転送ノード151及び制御ノード152は、機能的な要素を示しているに過ぎない。つまり、転送ノード151及び制御ノード152は、1つの物理的なノードとして実現されてもよい。また、これら2つのノードが有する機能は、3つ以上の物理ノードによって分担されてもよい。
移動局4は、第1及び第2のRATをサポートしており、第1のセル110及び第2のセル120に接続可能である。移動局4は、第1のセル110および第2のセル120の一方に選択的に接続してもよい。また、移動局4は、第1のセル110及び第2のセル120の両方に同時に接続してもよい。言い換えると、移動局4は、第1及び第2のRATを選択的に用いて、又は第1及び第2のRATの両方を用いて、基地局1に接続可能である。移動局4は、これら2つのRAT間(セル110とセル120の間)でハンドオーバーを行うことができるように構成されてもよい。
さらに、本実施の形態に係るMulti-RAT基地局1は、第2のRATによって移動局4と接続して通信を行う場合における移動局4と外部ネットワーク70との間のデータ転送のために、第2の上位ネットワーク150を経由せずに第1の上位ネットワーク140を経由する通信路400を用いることができるよう構成されている。言い換えると、基地局1は、第2のRATに対応する第2の上位ネットワーク150を経由する通信路(例えば、GTPトンネル、GREトンネル、又はIPsecトンネル)を用いずに、ユーザーデータの転送を行うことができる。さらに、言い換えると、基地局1は、移動局4と通信を行う第2のRATに対応付けられている上位ネットワーク(第2の上位ネットワーク150)とは異なる他の上位ネットワーク(第1の上位ネットワーク140)を用いてユーザーデータの転送を行うことができる。
図2は、Multi-RAT基地局1の構成例を示すブロック図である。無線通信部101−1は、第1のRATをサポートし、第1のセル110を生成し、移動局4との間で無線通信を行う。無線通信部101−2は、第2のRATをサポーとし、第2のセル120を生成し、移動局4との間で無線通信を行う。
通信部102は、第1及び第2の上位ネットワーク140及び150との通信に利用されるインタフェースである。つまり、通信部102は、転送ノード141、制御ノード143、転送ノード151、及び制御ノード152との間でユーザーデータの送受信、制御メッセージの送受信を行う。
通信路制御部103は、基地局1と上位ネットワーク140及び150との間における通信路の設定を制御する。具体的に述べると、通信路制御部103は、移動局4との接続を第1のRAT(第1のセル110)から第2のRAT(第2のセル120)に切り替えるInter-RATハンドオーバーを制御し、このハンドオーバーに際して通信路の設定を制御してもよい。
また、通信路制御部103は、複数の上位ネットワーク(上位ネットワーク140及び150を含む)内での通過経路が互いに異なる複数の通信路(通信路400を含む)の中から、ユーザーデータの転送のために用いる通信路を選択してもよい。通信路制御部103は、この通信路の選択を予め定められた条件に基づいて行えばよい。予め定められた条件は、例えば、複数の上位ネットワークの状態(通信負荷、基地局1の接続可否など)を考慮したものとしてもよい。また、予め定められた条件は、基地局1の周囲に位置する周辺基地局が使用するRATを考慮したものとしてもよい。
図3は、本実施の形態に係る基地局1の通信動作の一例を示すフローチャートである。ステップS11では、基地局1は、第2のRATで移動局4と接続する。ステップS12では、基地局1は、第2の上位ネットワーク150を経由せずに第1の上位ネットワーク140を経由する通信路400を用いて、転送ノード142との間でユーザーデータを転送する。
上述したように、本実施の形態にかかるMulti-RAT基地局1は、移動局4との接続に使用するRATに対応していない上位ネットワークとの通信路をユーザーデータの転送のために用いることができる。このため、本実施の形態によれば、Multi-RAT基地局を含む無線通信システムにおいて、基地局と上位ネットワークとの間の通信路設定の柔軟性を向上させることができる。
<実施の形態2>
上述した実施の形態1では、Multi-RAT基地局1が、移動局4との接続に使用するRATに対応していない上位ネットワークとの通信路をユーザーデータの転送のために用いる動作について説明した。本実施の形態では、この動作の具体例として、移動局4との接続を第1のRAT(第1のセル110)から第2のRAT(第2のセル120)に切り替えるInter-RATハンドオーバーに際して通信路の設定を制御する例について説明する。なお、本実施の形態に係る移動通信システムの構成例は、図1に示した実施の形態1の例と同様とすればよい。また、本実施の形態に係るMulti-RAT基地局の構成は図2に示したブロック図と同様とすればよい。
本実施の形態に係る基地局1は、移動局4との接続を第1のRAT(第1のセル110)から第2のRAT(第2のセル120)に切り替えるInter-RATハンドオーバーを制御する。基地局1が行うInter-RATハンドオーバーの制御は、例えば、Inter-RATハンドオーバーの実施を決定すること、ハンドオーバー先(第1のセル110又は第2のセル120)の無線リソースを準備すること、及び移動局4に対して接続先セル(RAT)の切り替えを要求すること、を含む。
またさらに、基地局1は、このInter-RATハンドオーバーの前後において、基地局1と転送ノード142との間に設定された通信路400の経路変更を行わないよう構成されている。言い換えると、基地局1は、移動局4が第1のRAT(第1のセル110)から第2のRAT(第2のセル120)にハンドオーバーする場合に、ハンドオーバーの前に設定されていた通信路(ベアラ)400を、第2の上位ネットワーク150を経由するよう変更することなく、Inter-RATハンドオーバー後もユーザーデータ転送のために継続して使用する。
Inter-RATハンドオーバー前の通信路400をハンドオーバー後も継続的に使用するために、基地局1は以下のように動作すればよい。例えば、基地局1は、通信路400の経路変更を要求する制御メッセージの第1及び第2の上位ネットワーク140及び150に対する送信を抑止すればよい。又は、基地局1は、通信路400の経路変更が不要であることを示す制御メッセージを第1及び第2の上位ネットワーク140及び150の制御ノード143及び152に向けて送信してもよい。また、基地局1は、第2の上位ネットワーク150の制御ノード152又は認証システム(不図示)に対して、移動局4の再認証が不要であることを通知してもよい。
また、基地局1は、第2の上位ネットワーク150へのアタッチ要求(認証要求)を移動局4から受信した場合に、このアタッチ要求の第2の上位ネットワーク150への転送を抑止してもよい。また、基地局1は、第2の上位ネットワーク150へのアタッチ要求(認証要求)の送信が不要であることを示す制御メッセージを移動局4に向けて送信してもよい。この移動局4への制御メッセージは、ハンドオーバー要求として送信されてもよい。例えば、基地局1は、Multi-RAT基地局下での特別なハンドオーバーであることを示す識別情報を含むハンドオーバー要求を送信してもよい。
上述したように、本実施の形態に係るMulti-RAT基地局1の構成例は図2と同様とすればよい。ただし、本実施の形態では、通信路制御部103は、移動局4との接続を第1のRAT(第1のセル110)から第2のRAT(第2のセル120)に切り替えるInter-RATハンドオーバーを制御する。具体的に述べると、通信路制御部103は、Inter-RATハンドオーバーの実施を決定する。ハンドオーバーのトリガ要因の具体例は、移動局4のダウンリンク受信品質の低下、基地局1の負荷増大、及び移動局4からの自発的な要求などである。典型的には、通信路制御部103は、ダウンリンク無線品質の測定報告を移動局4から受信し、現在のセル(例えば第1のセル110)に比べて隣接セル(例えば第2のセル120)の受信品質が良好であることを条件として、ハンドオーバーの開始を決定する。また、通信路制御部103は、ハンドオーバー先(例えば第2のセル120)の無線リソースの準備を無線通信部101−2に要求し、移動局4に対して接続先セルの切り替えを要求する。
続いて以下では、本実施の形態に係るInter-RATハンドオーバー手順について説明する。図4は、本実施の形態に係るInter-RATハンドオーバー手順の一例を示すシーケンス図である。ステップS21では、移動局4は、第1のRAT(第1のセル110)によりMulti-RAT基地局1に接続し、基地局1及び第1の上位ネットワーク140を経由して転送ノード142との間でデータ通信を行っている。上述したように、転送ノード142は、外部ネットワーク70とのゲートウェイであり、移動局4との間に設定された通信路400と外部ネットワーク70との間でユーザーデータを中継する。
ステップS22では、基地局1が第1のRAT(第1のセル110)から第2のRAT(第2のセル120)へのInter-RATハンドオーバーの実施を決定し、基地局1及び移動局4はInter-RATハンドオーバーの準備を行う。このInter-RATハンドオーバーの準備は、ハンドオーバー先である第2のRAT(第2のセル120)の無線リソースを準備すること、及び基地局1から移動局4に対して接続先セル(RAT)の切り替えを要求すること、を含む。ただし、上述したように、基地局1は、Inter-RATハンドオーバーの前後において、基地局1と転送ノード142との間に設定された通信路400の経路変更を行わない。このため、図4の例では、基地局1は、通信路400の経路変更を要求する制御メッセージの第1及び第2の上位ネットワーク140及び150に対する送信を抑止する。
ステップS23では、移動局4は、第2のRATを用いて基地局1に接続要求を送信し、第2のセル120に接続する。そして、ステップS24では、移動局4は、第2のRAT(第2のセル120)によりMulti-RAT基地局1に接続し、基地局1及び第1の上位ネットワーク140を経由して転送ノード142との間でデータ通信を行う。
ここで、図4に示したハンドオーバー手順との比較のために、Inter-RATハンドオーバーの前後で通信路400の経路変更を行う例について説明する。図5は、比較例に係るInter-RATハンドオーバー手順を示すシーケンス図である。ステップS101は、図4のステップS21と同様である。つまり、移動局4は、第1のRAT(第1のセル110)によりMulti-RAT基地局1に接続し、基地局1及び第1の上位ネットワーク140を経由して転送ノード142との間でデータ通信を行っている。
ステップS102では、基地局1が第1のRAT(第1のセル110)から第2のRAT(第2のセル120)へのInter-RATハンドオーバーの実施を決定する。このとき、基地局1は、第2の上位ネットワーク150のリソースを確保してベアラ設定を行うために、第1及び第2の上位ネットワーク140及び150のうち少なくとも一方との間でシグナリングを行う。例えば、基地局1は、第1の上位ネットワーク140の制御ノード143に対して、ベアラの再配置を要求する制御メッセージを送信する。そして、制御ノード143は、基地局1からの制御メッセージの受信に応じて、第2の上位ネットワーク150の転送ノード151又は制御ノード152に対してベアラ設定を要求する制御メッセージを送信する。そして、基地局1は、第2の上位ネットワーク150におけるベアラ設定が完了したことを条件として、移動局4に対して接続先セル(RAT)の切り替えを要求する。
ステップS103では、移動局4は、第2のRATを用いて基地局1に接続要求を送信し、第2のセル120に接続する。ステップS104では、第2のセル120に接続した移動局4は、第2のRATに対応する第2上位ネットワーク150との間で認証処理を実行する。ステップS104の認証処理は、第1及び第2の上位ネットワーク140及び150の間で認証システムが共通化されている場合(例えば3GPPのEPC及びGPRSパケットコアの場合)には省略されてもよい。
ステップS105では、基地局1は、第2の上位ネットワーク150を経由して転送ノード142に対してベアラ切り替え要求を送信する。この要求に応じて、転送ノード142は、ベアラの再設定を実行し、第2の上位ネットワーク150を経由するよう通信路400を経路変更する。ステップS106では、移動局4は、第2のRAT(第2のセル120)によりMulti-RAT基地局1に接続し、基地局1及び第2の上位ネットワーク150を経由して転送ノード142との間でデータ通信を行う。
図4と図5の対比から明らかであるように、図4のハンドオーバー手順では、第2の上位ネットワーク150でのリソース確保及びベアラ設定が不要となり、通信路400の経路変更のためのシグナリングが不要となる。さらに、移動局4の認証処理(ステップS104)を省略することも可能である。このため、図4のハンドオーバー手順によれば、Multi-RAT基地局1が管理する2つのRATの間で移動局4のInter-RATハンドオーバーが行われる場合に、ハンドオーバー処理を軽減することができる。
図6は、Multi-RAT基地局1によるInter-RATハンドオーバーの実施手順の具体例を示すフローチャートである。図6のステップS31〜33は、図4のハンドオーバー準備(ステップS22)に対応する。つまり、ステップS31では、基地局1の通信路制御部103は、第1のRAT(第1のセル110)から第2のRAT(第2のセル120)へのInter-RATハンドオーバーの実行を決定する。ステップS32では、通信路制御部103は、無線通信部101−2と協働して、第2のRATにおいて無線リソースを確保する。ステップS33では、通信路制御部103は、無線通信部101−1を介して移動局4に対してハンドオーバーを指示する。
ステップS34では、通信路制御部103は、第2のRAT(第2のセル120)において移動局4の接続要求を受信したかを判定する。移動局4の接続要求を受信した場合(ステップS34でYES)、通信路制御部103は、無線通信部101−2と協働して、移動局4の接続処理を実行する。移動局4の接続要求を受信しない場合(ステップS34でNO)、通信路制御部103は、再度、接続要求を受信するステップS34に戻る。
上述したように、本実施の形態にかかるMulti-RAT基地局1は、Inter-RATハンドオーバーの前後において、基地局1と転送ノード142との間に設定された通信路400の経路変更を行わないよう構成されている。言い換えると、基地局1は、移動局4が第1のRAT(第1のセル110)から第2のRAT(第2のセル120)にInter-RATハンドオーバーする場合に、Inter-RATハンドオーバーの前に設定されていた通信路(ベアラ)400を、第2の上位ネットワーク150を経由するよう変更することなく、Inter-RATハンドオーバー後もユーザーデータ転送のために継続して使用する。そのため、Multi-RAT基地局1並びに上位ネットワーク140及び150は、ベアラ経路変更のための処理を実行しなくてよいため、Inter-RATハンドオーバーに要する処理を軽減することができる。
<実施の形態3>
本実施の形態では、上述した実施の形態2で説明したInter-RATハンドオーバー手順の変形について説明する。図4を用いて説明したInter-RATハンドオーバー手順では、通信路400の経路変更を要求する制御メッセージの基地局1から上位ネットワーク140及び150への送信を抑止する例を示した。本実施の形態では、通信路400の経路変更が不要であることを示す制御メッセージを基地局1から上位ネットワーク140及び150のうち少なくとも一方に向けて送信する例について説明する。なお、本実施の形態に係る移動通信システムの構成例は、図1に示した実施の形態1の例と同様とすればよい。また、本実施の形態に係るMulti-RAT基地局の構成は図2に示したブロック図と同様とすればよい。
図7は、本実施の形態に係るInter-RATハンドオーバー手順の一例を示すシーケンス図である。図7に示されたステップS21、S22、S23、及びS24で行われる処理及び動作は、図4に示した同じ符号のステップ群と同じである。図7のステップS41−1及びS41−2において、Multi-RAT基地局1は、ハンドオーバー情報を第1のRAT及び第2のRATに対応した上位ネットワーク140及び150に送信する。ハンドオーバー情報は、通信路400の経路変更が不要であることを上位ネットワーク140及び150に通知する。例えば、ハンドオーバー情報は、Multi-RAT基地局内でのInter-RATハンドオーバーであることを示す情報を含む。ハンドオーバー情報は、Inter-RATハンドオーバーを行う移動局4の識別子(例えば、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)、TMSI(Temporary Mobile Subscriber Identity)、又はM-TMSI(MME-TMSI))を含んでもよい。
なお、基地局1は、上位ネットワーク140及び150のうち一方にハンドオーバー情報を送信してもよい。具体的には、基地局1は、上位ネットワーク140及び150のうちベアラ経路変更の制御主体となるノード(例えば制御ノード143)を含む上位ネットワーク(例えばネットワーク140)に対してハンドオーバー情報を送信すればよい。ハンドオーバー情報は、一方の上位ネットワーク(例えばネットワーク140)から他方の上位ネットワーク(例えばネットワーク150)に転送されてもよい。
図8は、本実施の形態に係るMulti-RAT基地局1によるInter-RATハンドオーバーの実施手順の具体例を示すフローチャートである。図8のステップS31〜35で行われる処理及び動作は、図6に示した同じ符号のステップ群と同じである。図8のステップS51では、通信路制御部103は、通信部102を介して、上位ネットワーク140及び150のうち少なくとも一方にハンドオーバー情報を送信する。
上述したように、本実施の形態では、Multi-RAT基地局1は、Inter-RATハンドオーバーを行う際に、通信路400の経路変更が不要であることを通知するためのハンドオーバー情報を上位ネットワーク140及び150のうち少なくとも一方に送信する。これにより、上位ネットワーク140及び150は、通信路400の経路変更が不要であることを認識できる。また、上位ネットワーク140及び150は、移動局4が帰属するセルの変更を把握することができる。
<実施の形態4>
本実施の形態では、上述した実施の形態2及び3において、第1のRATがE-UTRANであり、第2のRATがUTRAN又はNon-3GPP RATである場合について具体的に説明する。図9は、本実施の形態に係るMulti-RAT基地局1を含む無線通信システムの構成例を示す図である。図9の例では、基地局1は、3種類のRAT、具体的にはE-UTRAN、UTRAN、及びNon-3GPP RAT(cdma2000、WiMAX、又は無線LAN等)をサポートする。基地局1は、第1のセル110としてE-UTRANセルを生成し、第2のセル120としてUTRANセルを生成する。また、基地局1は、Non-3GPP RATに対応する第3のセル130としてNon-3GPPセルを生成する。
図9に示された第1の上位ネットワーク140は、E-UTRANに対応するEPCである。S-GW401及びP-GW42は、転送ノード141及び142にそれぞれ対応する。また、MME403は、制御ノード143に対応する。本実施の形態では、通信路400は、E-UTRANの基地局(eNB)とP-GWの間に設定されるユーザーデータの通信路である。つまり、本実施の形態の通信路400は、基地局1とS-GW401の間に設定されるGTPトンネル(S1ベアラ)と、S-GW401とP-GW42の間に設定されるGTPトンネル(S5/S8ベアラ)又はGREトンネルとを含む。EPS(Evolved Packet System)ベアラに相当する。
図9に示された第2の上位ネットワーク150は、UTRANに対応するGPRSパケットコア及びRNCである。SGSN501は、転送ノード151及び制御ノード152に対応する。さらに、RNC202も、転送ノード151及び制御ノード152に対応する。
図9に示された第3の上位ネットワーク160は、Non-3GPP RATに対応するNon-3GPPの上位ネットワークである。第3の上位ネットワーク160は、転送ノード601及び制御ノード602を含む。
図9に示されたMulti-RAT基地局1は、E-UTRANセル110からUTRANセル120又はNon-3GPPセル130への移動局4のInter-RATハンドオーバーの前後において、基地局1とP-GW42との間に設定されたEPSベアラ400の経路変更を行わないよう構成されている。言い換えると、基地局1は、移動局4がE-UTRANセル110からUTRANセル120又はNon-3GPPセル130にハンドオーバーする場合に、当該ハンドオーバーの前に設定されていたEPSベアラ400を、第2又は第3の上位ネットワーク150又は160を経由するよう変更することなく、Inter-RATハンドオーバー後もユーザーデータ転送のために継続して使用する。
図10は、本実施の形態におけるE-UTRANセル110からUTRANセル120へのInter-RATハンドオーバー手順の一例を示すシーケンス図である。なお、図10は、実施の形態3で説明したハンドオーバー情報の送信を伴う手順(図7)に対応する。図10のステップS61は、図7のステップS21と同様である。すなわち、ステップS61では、移動局4は、E-UTRANによりMulti-RAT基地局1に接続し、基地局1及びEPC140を経由してP-GW42との間でデータ通信を行っている。図10のステップS62は、図7のステップS22と同様である。すなわち、ステップS62では、基地局1がE-UTRANからUTRANへのInter-RATハンドオーバーの実施を決定し、基地局1及び移動局4はInter-RATハンドオーバーの準備を行う。
図10のステップS63は、図7のステップS41−1及びS41−2と同様である。すなわち、ステップS63では、基地局1は、ハンドオーバー情報を第1の上位ネットワーク(EPC)140に配置されたMME403及びS-GW401に送信する。MME403は、第2の上位ネットワーク(GPRSパケットコア及びRNC)150に配置されたRNC202及びSGSN501にハンドオーバー情報を通知する。
図10のステップS64は、図7のステップS23と同様である。すなわち、ステップS64では、移動局4は、UTRANのRATにより基地局1に接続要求を送信し、UTRANセル120に接続する。図10のステップS65は、図7のステップS24と同様である。すなわち、ステップS65では、移動局4は、UTRANによりMulti-RAT基地局1に接続し、基地局1及び第1の上位ネットワーク(EPC)140を経由してP-GW42との間でデータ通信を行う。
次に、E-UTRANセル110からNon-3GPPセル130へのInter-RATハンドオーバーについて説明する。図11は、本実施の形態におけるE-UTRANセル110からNon-3GPPセル130へのInter-RATハンドオーバー手順の一例を示すシーケンス図である。図11も、実施の形態3で説明したハンドオーバー情報の送信を伴う手順(図7)に対応する。図11のステップS71は、図7のステップS21と同様である。すなわち、ステップS71では、移動局4は、E-UTRANによりMulti-RAT基地局1に接続し、基地局1及びEPC140を経由してP-GW42との間でデータ通信を行っている。図11のステップS72は、図7のステップS22と同様である。すなわち、ステップS72では、基地局1がE-UTRANからNon-3GPP RATへのInter-RATハンドオーバーの実施を決定し、基地局1及び移動局4はInter-RATハンドオーバーの準備を行う。
図11のステップS73−1及びS73−2は、図7のステップS41−1及びS41−2と同様である。すなわち、ステップS73−1及びS73−2において、Multi-RAT基地局1は、ハンドオーバー情報を第1の上位ネットワーク(EPC)140及び第3の上位ネットワーク(Non-3GPPの上位ネットワーク)160に送信する。
図11のステップS74は、図7のステップS23と同様である。すなわち、ステップS74では、移動局4は、Non-3GPP RATにより基地局1に接続要求を送信し、Non-3GPPセル130に接続する。図11のステップS75は、図7のステップS24と同様である。すなわち、ステップS75では、移動局4は、Non-3GPP RATによりMulti-RAT基地局1に接続し、基地局1及び第1の上位ネットワーク(EPC)140を経由してP-GW42との間でデータ通信を行う。
なお、本実施の形態では、Multi-RAT基地局1が3種類のRATをサポートする例について具体的に説明したが、Multi-RAT基地局1は2種類のRATのみをサポートしてもよいし、4種類以上のRATをサポートしてもよい。
また、本実施の形態では、実施の形態3で説明したハンドオーバー情報の送信を伴う手順(図7)をE-UTRANとUTRANの間のハンドオーバー、並びにE-UTRANとNon-3GPP RATの間のハンドオーバーに適用する例について説明した。しかしながら、実施の形態2で説明したハンドオーバー情報の送信を伴わない手順(図4)についても、E-UTRANとUTRANの間のInter-RATハンドオーバー、並びにE-UTRANとNon-3GPP RATの間のInter-RATハンドオーバーに適用できる。
<実施の形態5>
上述した実施の形態1では、Multi-RAT基地局1が、移動局4との接続に使用するRATに対応していない上位ネットワークとの通信路をユーザーデータの転送のために用いる動作について説明した。本実施の形態では、この動作の具体例として、複数の上位ネットワーク(上位ネットワーク140及び150を含む)内での通過経路が互いに異なる複数の通信路(通信路400を含む)の中から、ユーザーデータの転送のために用いる通信路を選択する例について説明する。なお、本実施の形態に係る移動通信システムの構成例は、図1に示した実施の形態1の例と同様とすればよい。また、本実施の形態に係るMulti-RAT基地局の構成は図2に示したブロック図と同様とすればよい。
本実施の形態に係るMulti-RAT基地局1は、複数の上位ネットワーク(上位ネットワーク140及び150を含む)内での通過経路が互いに異なる複数の通信路(通信路400を含む)の中から、ユーザーデータの転送のために用いる通信路を選択する。この通信路(言い換えると、上位ネットワーク)の選択は、例えば、(a)移動局4の電源オン又はセル再選択に伴うアタッチ時、(b)移動局4の周辺セルからのハンドオーバー時、又は(c)基地局1の配下での移動局4のInter-RATハンドオーバー時などに行えばよい。また、Multi-RAT基地局1は、ユーザーデータの転送のために用いる通信路の選択条件として様々な条件を用いることができる。通信路の選択条件のいくつかの具体例について以下に説明する。
(具体例1:上位ネットワークの負荷)
基地局1は、複数の上位ネットワーク(上位ネットワーク140及び150を含む)のうち少なくとも1つの上位ネットワークの負荷に基づいて、複数の上位ネットワーク内での通過経路が互いに異なる複数の通信路の中から、ユーザーデータの転送のために用いる通信路を選択する。具体的には、基地局1は、複数の上位ネットワークの中で相対的に負荷が低い上位ネットワークを経由する通信路を、ユーザーデータ転送のための通信路として優先的に選択するとよい。より具体的な例としては、基地局1は、複数の上位ネットワークの中で最も負荷が低い上位ネットワークを経由する通信を、ユーザーデータ転送のための通信路として優先的に選択してもよい。
上位ネットワークの負荷は、例えば、上位ネットワークに配置された転送ノード若しくは制御ノードの処理負荷、又は通信リンクの輻輳状態により判定すればよい。基地局1は、複数の上位ネットワークのうち少なくとも1つからの通知によって、上位ネットワークの負荷を把握すればよい。また、基地局1は、通信事業者が管理するOAM(Operations Administration and Maintenance)サーバからの通知によって、上位ネットワークの負荷を把握してもよい。
上位ネットワークの負荷を考慮してユーザーデータ転送のための通信路を選択することによって、複数の上位ネットワークの間で負荷分散を行うことができる。このため、通信容量の向上、及びスループットの向上を図ることができる。
(具体例2:周辺セルで使用されているRAT)
基地局1は、基地局1の周辺セルで使用されているRATに基づいて、複数の通信路の中からユーザーデータの転送のために用いる通信路を選択する。具体的には、基地局1は、基地局1の周辺に配置された少なくとも1つの周辺基地局によって使用されているRATに対応した上位ネットワークを経由する通信路をユーザーデータ転送のための通信路として優先的に選択するとよい。より具体的な例としては、基地局1は、自身がサポートしている複数のRATのうち、1又は複数の周辺基地局によって最も多く使用されているRATに対応した上位ネットワークを経由する通信路をユーザーデータ転送のための通信路として選択してもよい。
基地局1は、上位ネットワークからの通知によって、周辺セルで使用されているRATを把握してもよい。また、基地局1は、OAMサーバからの通知によって、周辺セルで使用されているRATを把握してもよい。また、基地局1は、周辺基地局との通信インタフェースを用いて、周辺基地局から直接的にRATの使用状況を受信してもよい。
周辺セルで使用されているRATに対応した上位ネットワークを経由する通信路を選択することによって、移動局4が基地局1から周辺セルにハンドオーバーする場合に、共通の上位ネットワーク内でのハンドオーバー処理で済む。このため、ハンドオーバーの処理遅延の低減を図ることができる。
(具体例3:上位ネットワークの存在・利用可否)
基地局1は、基地局1による複数の上位ネットワーク(上位ネットワーク140及び150を含む)の利用可否に基づいて、複数の通信路の中からユーザーデータの転送のために用いる通信路を選択する。具体的には、基地局1は、基地局1が利用可能な上位ネットワークを経由する通信路をユーザーデータ転送のための通信路として優先的に選択するとよい。これにより、基地局1は、対応する上位ネットワークが利用でいない又は存在しないRATであっても、移動局4との間の無線リンクに使用することができる。
図12は、本実施形態に係る通信手順の一例を示すシーケンス図である。具体的には、図12は、移動局4が基地局1に対してアタッチを要求した場合に、上位ネットワークとの通信路の選択を行う例を示している。ステップS81では、移動局4は、移動局4は、第2のRAT(第2のセル120)によりMulti-RAT基地局1に接続要求を送信し、第2のRATにより基地局1に接続する。ステップS82では、基地局1は、移動局4のユーザーデータの転送に使用するための通信路を選択する。図12の例では、基地局1は、上述した通信路400(第1の上位ネットワーク140を経由する通信路)と、第2のRATに対応する第2の上位ネットワーク150を経由する通信路との間で、ユーザーデータの転送に使用するための通信路を選択する。ここでは、通信路400が選択されたものとして説明する。
ステップS83では、基地局1は、通信路400に対応する第1の上位ネットワーク140との間で通信路400を設定するためのシグナリングを実行することによって、通信路400を確立する。ステップS84では、移動局4は、第2のRATによりMulti-RAT基地局1に接続し、基地局1及び第1の上位ネットワーク140を経由する通信路400を用いてP-GW42との間でデータ通信を行う。
図13は、本実施の形態に係る移動局4のアタッチ時の基地局1による動作例を示すフローチャートである。ステップS91では、通信路制御部103は、移動局4の接続要求を受信したかを判定する。移動局4の接続要求を受信した場合(ステップ91でYES)、通信路制御部103は、上位ネットワークとの通信路を選択する(ステップS92)。ステップS93では、通信路制御部103は、選択した通信路の設定を上位ネットワークに対して要求する。
<その他の実施の形態>
上述した実施の形態1〜5では、E-UTRANとUTRANの間のInter-RATハンドオーバー、並びにE-UTRANとNon-3GPP RATの間のInter-RATハンドオーバーについて具体的に説明した。しかしながら、上述した実施の形態1〜3は、これら以外のInter-RATハンドオーバーに適用してもよい。
また、上述した実施の形態1〜5は、適宜組み合わせることも可能である。例えば、移動局4のアタッチ時に実施の形態5で説明した上位ネットワークとの通信路の選択を行うとともに、その後のInter-RATハンドオーバーの際に、実施の形態2〜4で説明したハンドオーバーの前後において通信路を維持する動作を行ってもよい。
実施の形態1〜5で説明した基地局1、移動局4、並びに上位ネットワーク140、150及び160に配置されたノード(制御ノード143、転送ノード141等)が行う処理は、マイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)等のコンピュータにプログラムを実行させることによって実現してもよい。具体的には、図3、4、6、7、8、10、11、12、及び13のシーケンス図及びフローチャートを用いて説明した各ノードに関するアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含むプログラムを作成し、当該プログラムをコンピュータに供給すればよい。
このプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
さらに、上述した実施形態は本件発明者により得られた技術思想の適用に関する例に過ぎない。すなわち、当該技術思想は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(付記1)
第1及び第2の無線アクセス技術によって移動局と接続可能な基地局と、
前記第1の無線アクセス技術に対応する第1の上位ネットワークと、
前記第2の無線アクセス技術に対応する第2の上位ネットワークと、
を備え、
前記基地局は、
前記移動局との接続を前記第1の無線アクセス技術から前記第2の無線アクセス技術に切り替える無線アクセス技術間ハンドオーバーを制御するよう構成されるとともに、
前記移動局と外部ネットワークとの間のデータ転送のために前記ハンドオーバーの前に設定されていた前記基地局と前記第1の上位ネットワークとの間の通信路を、前記第2の上位ネットワークを経由するよう変更することなく、前記ハンドオーバー後も前記データ転送のために継続して使用するよう構成されている、
無線通信システム。
(付記2)
前記基地局は、前記ハンドオーバーの際に、前記通信路の切り替えが不要であることを通知するための制御メッセージを前記第1及び第2の上位ネットワークのうち少なくとも一方に送信する、付記1に記載の無線通信システム。
(付記3)
前記通信路は、前記第1の上位ネットワークに配置されて前記外部ネットワークに対するゲートウェイとして機能する転送ノードと前記基地局との間に設定されるベアラである、付記1又は2に記載の無線通信システム。
(付記4)
前記第1の無線アクセス技術は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)のE−UTRAN(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)であり、
前記第1の上位ネットワークは、3GPPのEPC(Evolved Packet Core)を含む、
付記1〜3のいずれか1項に記載の無線通信システム。
(付記5)
前記第2の無線アクセス技術は、3GPPのUTRANであり、
前記第2の上位ネットワークは、3GPPのGPRS(General Packet Radio Service)パケットコアを含む、
付記4に記載の無線通信システム。
(付記6)
前記第2の無線アクセス技術は、非3GPPの無線アクセス技術であり、
前記第2の上位ネットワークは、前記第1の上位ネットワークに接続可能な非3GPPの無線アクセスネットワークを含む、
付記4に記載の無線通信システム。
(付記7)
第1及び第2の無線アクセス技術によって移動局と接続可能な基地局であって、
前記移動局との接続を前記第1の無線アクセス技術から前記第2の無線アクセス技術に切り替える無線アクセス技術間ハンドオーバーを制御する制御部を備え、
前記制御部は、
前記移動局と外部ネットワークとの間のデータ転送のために前記ハンドオーバーの前に設定されていた前記基地局と前記第1の無線アクセス技術に対応する第1の上位ネットワークとの間の通信路を、前記第2の無線アクセス技術に対応する第2の上位ネットワークを経由するよう変更することなく、前記ハンドオーバー後も前記データ転送のために継続して使用する、
基地局。
(付記8)
前記基地局は、前記ハンドオーバーの際に、前記通信路の切り替えが不要であることを通知するための制御メッセージを前記第1及び第2の上位ネットワークのうち少なくとも一方に送信する、付記7に記載の基地局。
(付記9)
前記通信路は、前記第1の上位ネットワークに配置されて前記外部ネットワークに対するゲートウェイとして機能する転送ノードと前記基地局との間に設定されるベアラである、付記7又は8に記載の基地局。
(付記10)
前記第1の無線アクセス技術は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)のE−UTRAN(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)であり、
前記第1の上位ネットワークは、3GPPのEPC(Evolved Packet Core)を含む、
付記7〜9のいずれか1項に記載の基地局。
(付記11)
前記第2の無線アクセス技術は、3GPPのUTRANであり、
前記第2の上位ネットワークは、3GPPのGPRS(General Packet Radio Service)パケットコアを含む、
付記10に記載の基地局。
(付記12)
前記第2の無線アクセス技術は、非3GPPの無線アクセス技術であり、
前記第2の上位ネットワークは、前記第1の上位ネットワークに接続可能な非3GPPの無線アクセスネットワークを含む、
付記10に記載の基地局。
(付記13)
第1及び第2の無線アクセス技術によって移動局と接続可能な基地局による無線アクセス技術間ハンドオーバーの制御方法であって、
前記移動局との接続を前記第1の無線アクセス技術から前記第2の無線アクセス技術に切り替える無線アクセス技術間ハンドオーバーを制御すること、及び
前記移動局と外部ネットワークとの間のデータ転送のために前記ハンドオーバーの前に設定されていた前記基地局と前記第1の無線アクセス技術に対応する第1の上位ネットワークとの間の通信路を、前記第2の無線アクセス技術に対応する第2の上位ネットワークを経由するよう変更することなく、前記ハンドオーバー後も前記データ転送のために継続して使用すること、
を備える無線アクセス技術間ハンドオーバーの制御方法。
(付記14)
前記ハンドオーバーの際に、前記通信路の切り替えが不要であることを通知するための制御メッセージを前記第1及び第2の上位ネットワークのうち少なくとも一方に送信することをさらに備える、付記13に記載の方法。
(付記15)
前記通信路は、前記第1の上位ネットワークに配置されて前記外部ネットワークに対するゲートウェイとして機能する転送ノードと前記基地局との間に設定されるベアラである、付記13又は14に記載の方法。
(付記16)
付記7〜12のいずれか1項に記載の基地局に前記第1及び第2の無線アクセス技術によって接続可能な移動局。
(付記17)
付記13〜15のいずれか1項に記載の方法をコンピュータに行わせるためのプログラム。
この出願は、2011年8月12日に出願された日本出願特願2011−176785を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 Multi-RAT基地局
4 移動局
70 外部ネットワーク
101−1 無線通信部
101−2 無線通信部
102 通信部
103 通信路制御部
110 第1のRATによる第1のセル(e.g. E-UTRANセル)
120 第2のRATによる第2のセル(e.g. UTRANセル)
130 第3のRATによる第3のセル(e.g. Non-3GPPセル)
140 第1の上位ネットワーク(e.g. EPC)
141 転送ノード
142 転送ノード
143 制御ノード
150 第2の上位ネットワーク(e.g. GPRSパケットコア及びRNC)
151 転送ノード
152 制御ノード
160 第3の上位ネットワーク(e.g. Non-3GPPの上位ネットワーク)
161 転送ノード
162 制御ノード
400 通信路(ベアラ)

Claims (37)

  1. 第1及び第2の無線アクセス技術を含む複数の無線アクセス技術によって移動局と接続可能な基地局と、
    前記第1の無線アクセス技術に対応する第1の上位ネットワーク及び前記第2の無線アクセス技術に対応する第2の上位ネットワークを含む複数の上位ネットワークと、
    を備え、
    前記基地局は、前記移動局が前記第2の無線アクセス技術によって通信する場合、前記第1の上位ネットワークを経由する第1の通信路を用いることができるよう構成されている、
    無線通信システム。
  2. 前記基地局は、
    前記移動局との接続を前記第1の無線アクセス技術から前記第2の無線アクセス技術に切り替える無線アクセス技術間ハンドオーバーが行われる際に、前記ハンドオーバーの前に設定されていた前記第1の通信路を、前記ハンドオーバー後もデータ転送のために継続して使用するよう構成されている、
    請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記基地局は、前記ハンドオーバーの際に、前記第1の通信路の切り替えが不要であることを通知するための制御メッセージを前記第1及び第2の上位ネットワークのうち少なくとも一方に送信する、請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記第1の通信路は、前記第1の上位ネットワークに配置され、外部ネットワークに対するゲートウェイとして機能する転送ノードと前記基地局との間に設定されるベアラである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  5. 前記基地局は、前記複数の上位ネットワーク内での通過経路が互いに異なる前記第1の通信路を含む複数の通信路の中から、データ転送のために用いる通信路を第1の条件に基づいて選択する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  6. 前記第1の条件は、前記複数の上位ネットワークのうち少なくとも1つの上位ネットワークの負荷に関する、請求項5に記載の無線通信システム。
  7. 前記基地局は、前記複数の通信路のうち、前記複数の上位ネットワークの中で相対的に負荷が低い上位ネットワークを経由する通信路を前記データ転送のための通信路として優先的に選択する、請求項6に記載の無線通信システム。
  8. 前記第1の条件は、前記基地局の周辺で使用されている無線アクセス技術に関する、請求項5に記載の無線通信システム。
  9. 前記基地局は、前記複数の通信路のうち、前記基地局の周辺に配置された少なくとも1つの周辺基地局によって使用されている無線アクセス技術に対応した上位ネットワークを経由する通信路を前記データ転送のための通信路として優先的に選択する、請求項8に記載の無線通信システム。
  10. 前記第1の条件は、前記基地局による前記複数の上位ネットワークの利用可否に関する、請求項5に記載の無線通信システム。
  11. 前記基地局は、前記複数の通信路のうち、利用可能な上位ネットワークを経由する通信路を前記データ転送のための通信路として優先的に選択する、請求項10に記載の無線通信システム。
  12. 前記第1の無線アクセス技術は、3GPP(3rd Generation Partnership Project)のE−UTRAN(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access Network)であり、
    前記第1の上位ネットワークは、3GPPのEPC(Evolved Packet Core)を含む、
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  13. 前記第2の無線アクセス技術は、3GPPのUTRANであり、
    前記第2の上位ネットワークは、3GPPのGPRS(General Packet Radio Service)パケットコアを含む、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  14. 前記第2の無線アクセス技術は、非3GPPの無線アクセス技術であり、
    前記第2の上位ネットワークは、前記第1の上位ネットワークに接続可能な非3GPPのアクセスネットワークを含む、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の無線通信システム。
  15. 第1及び第2の無線アクセス技術を含む複数の無線アクセス技術によって移動局と接続可能であり、且つ前記第1の無線アクセス技術に対応する第1の上位ネットワーク及び前記第2の無線アクセス技術に対応する第2の上位ネットワークを含む複数の上位ネットワークと接続可能な基地局であって、
    前記移動局が前記第2の無線アクセス技術によって通信する場合、前記第1の無線アクセス技術に対応する第1の上位ネットワークを経由する第1の通信路を用いることができるよう構成された通信路制御手段を備える基地局。
  16. 前記通信路制御手段は、前記移動局との接続を前記第1の無線アクセス技術から前記第2の無線アクセス技術に切り替える無線アクセス技術間ハンドオーバーが行われる際に、前記ハンドオーバーの前に設定されていた前記第1の通信路を、前記ハンドオーバー後もデータ転送のために継続して使用する、請求項15に記載の基地局。
  17. 前記通信路制御手段は、前記ハンドオーバーの際に、前記第1の通信路の切り替えが不要であることを通知するための制御メッセージを前記第1及び第2の上位ネットワークのうち少なくとも一方に送信する、請求項16に記載の基地局。
  18. 前記第1の通信路は、前記第1の上位ネットワークに配置され、外部ネットワークに対するゲートウェイとして機能する転送ノードと前記基地局との間に設定されるベアラである、請求項15〜17のいずれか1項に記載の基地局。
  19. 前記通信路制御手段は、前記第1及び第2の上位ネットワークを含む前記複数の上位ネットワーク内での通過経路が互いに異なる前記第1の通信路を含む複数の通信路の中から、データ転送のために用いる通信路を第1の条件に基づいて選択する、請求項15〜18のいずれか1項に記載の基地局。
  20. 前記第1の条件は、前記複数の上位ネットワークのうち少なくとも1つの上位ネットワークの負荷に関する、請求項19に記載の基地局。
  21. 前記通信路制御手段は、前記複数の通信路のうち、前記複数の上位ネットワークの中で相対的に負荷が低い上位ネットワークを経由する通信路を前記データ転送のための通信路として優先的に選択する、請求項20に記載の基地局。
  22. 前記第1の条件は、前記基地局の周辺で使用されている無線アクセス技術に関する、請求項19に記載の基地局。
  23. 前記通信路制御手段は、前記複数の通信路のうち、前記基地局の周辺に配置された少なくとも1つの周辺基地局によって使用されている無線アクセス技術に対応した上位ネットワークを経由する通信路を前記データ転送のための通信路として優先的に選択する、請求項22に記載の基地局。
  24. 前記第1の条件は、前記基地局による前記複数の上位ネットワークの利用可否に関する、請求項19に記載の基地局。
  25. 前記通信路制御手段は、前記複数の通信路のうち、利用可能な上位ネットワークを経由する通信路を前記データ転送のための通信路として優先的に選択する、請求項24に記載の基地局。
  26. 第1及び第2の無線アクセス技術を含む複数の無線アクセス技術によって移動局と接続可能であり、且つ前記第1の無線アクセス技術に対応する第1の上位ネットワーク及び前記第2の無線アクセス技術に対応する第2の上位ネットワークを含む複数の上位ネットワークと接続可能な基地局の通信方法であって、
    前記移動局が前記第2の無線アクセス技術によって通信する場合、前記第1の無線アクセス技術に対応する第1の上位ネットワークを経由する第1の通信路を用いること、
    を備える基地局の通信方法。
  27. 前記第1の通信路を用いることは、前記移動局との接続を前記第1の無線アクセス技術から前記第2の無線アクセス技術に切り替える無線アクセス技術間ハンドオーバーが行われる際に、前記ハンドオーバーの前に設定されていた前記第1の通信路を、前記ハンドオーバー後もデータ転送のために継続して使用することを含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記ハンドオーバーの際に、前記第1の通信路の切り替えが不要であることを通知するための制御メッセージを前記第1及び第2の上位ネットワークのうち少なくとも一方に送信することをさらに備える、請求項27に記載の方法。
  29. 前記第1の通信路は、前記第1の上位ネットワークに配置され、外部ネットワークに対するゲートウェイとして機能する転送ノードと前記基地局との間に設定されるベアラである、請求項26〜28のいずれか1項に記載の方法。
  30. 前記第1及び第2の上位ネットワークを含む前記複数の上位ネットワーク内での通過経路が互いに異なる前記第1の通信路を含む複数の通信路の中から、データ転送のために用いる通信路を第1の条件に基づいて選択することをさらに備える、請求項26〜29のいずれか1項に記載の方法。
  31. 前記第1の条件は、前記複数の上位ネットワークのうち少なくとも1つの上位ネットワークの負荷に関する、請求項30に記載の方法。
  32. 前記選択することは、前記複数の通信路のうち、前記複数の上位ネットワークの中で相対的に負荷が低い上位ネットワークを経由する通信路を前記データ転送のための通信路として優先的に選択することを含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記第1の条件は、前記基地局の周辺で使用されている無線アクセス技術に関する、請求項30に記載の方法。
  34. 前記選択することは、前記複数の通信路のうち、前記基地局の周辺に配置された少なくとも1つの周辺基地局によって使用されている無線アクセス技術に対応した上位ネットワークを経由する通信路を前記データ転送のための通信路として優先的に選択することを含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記第1の条件は、前記基地局による前記複数の上位ネットワークの利用可否に関する、請求項30に記載の方法。
  36. 前記選択することは、前記複数の通信路のうち、利用可能な上位ネットワークを経由する通信路を前記データ転送のための通信路として優先的に選択することを含む、請求項35に記載の方法。
  37. 基地局の通信方法をコンピュータに行わせるためのプログラムであって、
    前記基地局は、第1及び第2の無線アクセス技術を含む複数の無線アクセス技術によって移動局と接続可能であり、且つ前記第1の無線アクセス技術に対応する第1の上位ネットワーク及び前記第2の無線アクセス技術に対応する第2の上位ネットワークを含む複数の上位ネットワークと接続可能であり、
    前記方法は、前記移動局が前記第2の無線アクセス技術によって通信する場合、前記第1の無線アクセス技術に対応する第1の上位ネットワークを経由する第1の通信路を用いるよう制御することを含む、
    プログラム。
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