JP5148713B2 - Ue、pgw、移動通信システム及び通信方法 - Google Patents

Ue、pgw、移動通信システム及び通信方法 Download PDF

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Description

本発明は所定のQoSを保証するベアラ転送路を確立可能な第1アクセスネットワークと、第1アクセスネットワークと異なる第2アクセスネットワークとに接続可能な移動局と、第2アクセスネットワークを経由して複数のフローの通信を行うパスが設定されており、前記移動局が、第2アクセスネットワークから第1アクセスネットワークにハンドオーバするためのアタッチ要求を受信するアタッチ要求受信手段と、前記アタッチ要求を受信した場合には、第1アクセスネットワークにベアラを確立するベアラ確立手段と、を備える制御局等に関するものである。
従来から、移動通信システムにおいて、移動局が異なるネットワーク間(例えば、3GPP規格のネットワークと、WLANとの間等)においてハンドオーバする制御について、様々な手法が知られている。
ここで、従来の移動通信ネットワークにおける移動制御(ハンドオーバ)については、例えば非特許文献1や非特許文献2に定められている。そこで、図13を用いて、従来の移動通信システムについて説明する。図13の移動通信システム9は、非特許文献1に記載される移動通信システムの形態である。
図13の移動通信システム9では、コアネットワークに対して、複数のアクセスネットワーク(アクセスネットワークA、アクセスネットワークB)が接続されている。また、UE(User Equipment;移動局)910が、アクセスネットワークを介してコアネットワークに接続されている。UE910は、アクセスネットワークA及びアクセスネットワークBのどちらを経由しても、コアネットワークに接続可能である。
ここで、アクセスネットワークAは、QoSが設定可能な通信路であり、例えば3GPPの規格により定められているネットワークである。そして、アクセスネットワークAには、UE910が接続されるeNB(基地局)950が配置されている。UE910は、eNB950と、ゲートウェイSGW(Serving GW)940を介してコアネットワークに接続される。
さらに、UE910への通信データを転送するPGW(Packet Data Gateway:制御局)920がコアネットワークに設置されている。PGW920は、アクセスネットワークAとはSGW940を介して接続されている。
さらに、コアネットワークにはUE910から転送路確立の要求を受付け、eNB950、SGW940を介したUE910とPGW920との間の転送路であるEPSベアラを確立する手続きを主導するMME(Mobility Management Entity:管理局)930が設置されている。EPSベアラは、アクセスネットワークAを介したUE910とPGW920間の転送路である。
一方、アクセスネットワークBには、UE910が接続するAR(Access Router;アクセスルータ)960が設置され、UE910はAR960を介してコアネットワーク内のPGW920との間でDSMIPv6(Dual-Stack MIPv6)に基づく転送路を確立して接続される(例えば、非特許文献3参照)。
UE910はDSMIPv6の転送路又はEPSベアラのいずれかの転送路によってPGW920と接続される。通信相手となるUEにおいても同様に転送路が確立されており、UE間の通信はそれぞれの通信路によってPGW920を介した通信を行う。
また、UE910が、アクセスネットワークBを介したDSMIPv6の転送路によって送受信していた通信を、アクセスネットワークAを介したベアラの転送路へ切り替えて継続して通信を行う場合に関するハンドオーバ手続きが規定されている。
TS23.402 Architecture enhancements for non-3GPP accesses TS23.401 General Packet Radio Service(GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN) access Mobile IPv6 Support for Dual Stack Hosts and Routers, draft-ietf-next-memo-v4traversal-05.txt
従来の移動通信システム(パケット通信システム)は、通信路の伝送能力は低速であり、アプリケーションも広帯域通信を必要不可欠とするものはなかった。そのため、アプリケーションごとに、アプリケーションが必要とする帯域を割り当てた通信路を提供するような複雑な制御をする必要はなかった。
しかしながら、近年においてはインターネットの爆発的な普及によりアプリケーションは多様化し、WEBアクセスやFTPなど帯域を一定以上確保しなくてもよいものや、音声通信のように大きな帯域は必要としないものの、最低限の帯域を必要とするものや、映像配送などの大きな帯域を保証しないと動作が困難なものなど、様々なものが一般的になってきた。
アプリケーションに対してその特性に応じた伝送路を確保することができれば、帯域がさほど必要でないアプリケーションに対して大きすぎる帯域の転送路を提供することも防ぐことができるし、大きな帯域を必要とするアプリケーションに対しては、必要とする帯域を割り当てることもでき、効率のよい帯域の活用を行うことができる。
上述した従来技術においても、アプリケーションが必要とするQoSレベルを満足する通信路であるベアラを確立して通信する仕組みが提供されるようになり、帯域の効率利用と通信品質との維持の双方を満たす技術が確立されるようになってきた。
しかしながら、UEがQoS保証機能を有するアクセスネットワークとQoS保証機能を有するアクセスネットワークの複数のアクセスネットワークを介してコアネットワークに接続するするネットワークにおいては、品質を維持したハンドオーバ機能にまだ不十分な部分が存在する。
上述した従来技術では、アクセスネットワークBを介してDSMIPv6の転送路を介して通信を行っているUE910がアクセスネットワークAへハンドオーバする場合、アクセスネットワークAを介した通信路であるベアラをまず確立し、UE910のすべての通信は一度DSMIPv6の通信路からベアラによる通信路へ切り替える必要があった。
ここで、UE910がDSMIPv6の通信路によって複数のフローの通信をおこなっている状況を想定することができる。フローとは、アプリケーションや通信相手で識別することができる通信種別であり、例えば音声通信やWEBアクセスといったアプリケーションは異なるフローとして識別することができる。
従来のハンドオーバでは、UE910及びPGW920ではフローに対して通信路が管理されておらず、UEのすべてのフローはハンドオーバにおいて同時に通信路を切り替えてハンドオーバする必要があった。具体的には、音声通信のフローaとWEBアクセスのフローbとをDSMIPv6転送路で通信している状態からハンドオーバする場合、まず、アクセスネットワークAを介した通信路であるベアラを確立し、UE910とPGW920とにおいてフローa及びフローbの転送路をDSMIPv6の転送路からベアラの転送路に通信路を切り替えることでハンドオーバを行っていた。すなわち、ベアラの通信路とDSMIPv6の転送路を同時に保持し得なかった。
アクセスネットワークA及びアクセスネットワークBは、例えばLTE(Long Term Evolution)や無線LANなど、異なるアクセスネットワークによって構築することができ、伝送速度やQoSの有無など性能が異なる。一方でアプリケーションはそれぞれの性質により求める伝送速度やQoSの必要性など特性が異なる。そのため、フローに応じてより適したアクセスネットワークが異なるが、従来ではフローに対して伝送路を管理する手段がないために特定のフローのみをハンドオーバさせることができなかった。
また、従来技術では、アクセスネットワークAを介して確立する転送路のベアラは、QoSの保障を行わない特定のフローに対してではないデフォルトベアラ(EPSベアラ1)と、特定のフローに対してQoSを保障する特定EPSベアラ(EPSベアラ2)が規定されている。
しかしながら、ここで、従来ではフロー単位でハンドオーバはできないためQoSに関する考慮がなく、DSMIPv6転送路からのハンドオーバの際には、デフォルトベアラを確立し、デフォルトベアラにハンドオーバする必要があった。デフォルトベアラで通信を継続後、特定EPSベアラを確立してフローの必要とするQoSを満足する特定EPSベアラで通信を行うことは可能だが、一旦QoSレベルを満たさないデフォルトベアラで通信する必要があるため、その際にフローの品質を著しく劣化させるといった問題点が生じる。
このように、従来では、ベアラ通信を行うアクセスネットワークへのハンドオーバはフロー単位で行うことができず、QoSをサポートするベアラを確立できるもかかわらず、フローのハンドオーバにおいてはQoSを維持したベアラへのハンドオーバすることが出来ないという課題があった。
上述した課題に鑑み、本発明が目的とするところは、移動局がハンドオーバする場合に、複数のフローのうち特定のフローを選択してベアラ通信路へ直接ハンドオーバさせることにより、通信品質を維持してハンドオーバが実現可能な移動通信システム等を提供することである。
上述した課題に鑑み、本発明のUEは、
PGWとUEとを含んで構成される移動通信システムにおけるUEであって、
前記UEは、前記UEと前記PGWとの間で、第1のアクセスネットワーク経由の転送路を確立し、
前記PGWと、前記転送路を用いて複数のフローの送受信を行っているときに、前記UEは、アタッチ要求を送信して、前記UEと前記PGW間の第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるデフォルトEPSベアラを確立し、
前記UEは、さらに、前記PGWに対して、前記複数のフローの一部を識別する識別情報を含む位置登録要求を前記第2のアクセスネットワークを経由して送信して、前記UEと前記PGW間の前記第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるQoSの保障された特定EPSベアラを確立し、
前記UEは、前記PGWに対して前記位置登録要求を送信した後に、前記識別情報によって識別されるフローの送受信を行うための転送路を、前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路から前記特定EPSベアラに切替え
前記識別情報によって識別されるフロー以外のフローは前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路を用いて送受信を行う、
ことを特徴とする。
本発明のPGWは、PGWとUEとを含んで構成される移動通信システムにおけるPGWであって、
前記PGWは、前記UEと前記PGWとの間で、第1のアクセスネットワーク経由の転送路を確立し、
前記UEと、前記転送路を用いて複数のフローの送受信を行っているときに、前記UEからのアタッチ要求の送信に伴って、前記PGWは、前記UEと前記PGW間の第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるデフォルトEPSベアラを確立し、
前記PGWは、さらに、前記UEから、前記複数のフローの一部を識別する識別情報を含む位置登録要求を前記第2のアクセスネットワークを経由して受信して、前記UEと前記PGW間の前記第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるQoSの保障された特定EPSベアラを確立し、
前記PGWは、前記UEから前記位置登録要求を受信した後に、前記識別情報によって識別されるフローの送受信を行うための転送路を、前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路から前記特定EPSベアラに切替え
前記識別情報によって識別されるフロー以外のフローは前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路を用いて送受信を行う、
ことを特徴とする。
本発明の移動通信システムは、PGWとUEとを含んで構成される移動通信システムであって、
前記UEと前記PGWとの間の第1のアクセスネットワーク経由の転送路を確立し、
前記転送路を用いて複数のフローの送受信を行っているときに、前記UEのアタッチ要求の送信に伴って、前記UEと前記PGW間の第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるデフォルトEPSベアラを確立し、
前記UEは、さらに、前記PGWに対して、前記複数のフローの一部を識別する識別情報を含む位置登録要求を前記第2のアクセスネットワークを経由して送信して、前記UEと前記PGW間の前記第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるQoSの保障された特定EPSベアラを確立し、
前記UEが前記PGWに対して、前記位置登録要求を送信した後に、前記識別情報によって識別されるフローの送受信を行うための転送路を、前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路から前記特定EPSベアラに切替え、
前記識別情報によって識別されるフロー以外のフローは前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路を用いて送受信を行う、
ことを特徴とする。
本発明の通信方法は、PGWとUEとを含んで構成される移動通信システムにおけるUEの通信方法であって、
前記UEは、前記UEと前記PGWとの間で、第1のアクセスネットワーク経由の転送路を確立し、
前記PGWと、前記転送路を用いて複数のフローの送受信を行っているときに、前記UEは、アタッチ要求を送信して、前記UEと前記PGW間の第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるデフォルトEPSベアラを確立し、
前記UEは、さらに、前記PGWに対して、前記複数のフローの一部を識別する識別情報を含む位置登録要求を前記第2のアクセスネットワークを経由して送信して、前記UEと前記PGW間の前記第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるQoSの保障された特定EPSベアラを確立し、
前記UEは、前記PGWに対して前記位置登録要求を送信した後に、前記識別情報によって識別されるフローの送受信を行うための転送路を、前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路から前記特定EPSベアラに切替え
前記識別情報によって識別されるフロー以外のフローは前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路を用いて送受信を行う、
ことを特徴とする。
本発明の通信方法は、PGWとUEとを含んで構成される移動通信システムにおけるPGWの通信方法であって、
前記PGWは、前記UEと前記PGWとの間で、第1のアクセスネットワーク経由の転送路を確立し、
前記UEと、前記転送路を用いて複数のフローの送受信を行っているときに、前記UEからのアタッチ要求の送信に伴って、前記PGWは、前記UEと前記PGW間の第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるデフォルトEPSベアラを確立し、
前記PGWは、さらに、前記UEから、前記複数のフローの一部を識別する識別情報を含む位置登録要求を前記第2のアクセスネットワークを経由して受信して、前記UEと前記PGW間の前記第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるQoSの保障された特定EPSベアラを確立し、
前記PGWは、前記UEから前記位置登録要求を受信した後に、前記識別情報によって識別されるフローの送受信を行うための転送路を、前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路から前記特定EPSベアラに切替え
前記識別情報によって識別されるフロー以外のフローは前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路を用いて送受信を行う、
ことを特徴とする。
本発明の通信方法は、PGWとUEとを含んで構成される移動通信システムの通信方法であって、
前記UEと前記PGWとの間の第1のアクセスネットワーク経由の転送路を確立し、
前記転送路を用いて複数のフローの送受信を行っているときに、前記UEのアタッチ要求の送信に伴って、前記UEと前記PGW間の第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるデフォルトEPSベアラを確立し、
前記UEは、さらに、前記PGWに対して、前記複数のフローの一部を識別する識別情報を含む位置登録要求を前記第2のアクセスネットワークを経由して送信して、前記UEと前記PGW間の前記第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるQoSの保障された特定EPSベアラを確立し、
前記UEが前記PGWに対して、前記位置登録要求を送信した後に、前記識別情報によって識別されるフローの送受信を行うための転送路を、前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路から前記特定EPSベアラに切替え
前記識別情報によって識別されるフロー以外のフローは前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路を用いて送受信を行う、
ことを特徴とする。
本発明によれば、所定のQoSを保証するベアラ転送路を確立可能な第1アクセスネットワークと、第1アクセスネットワークと異なる第2アクセスネットワークとに接続可能な移動局と、第2アクセスネットワークを経由して複数のフローの通信を行うパスが設定されており、前記移動局から、第2アクセスネットワークから第1アクセスネットワークにハンドオーバするためのハンドオーバ要求を受信した場合には、第1アクセスネットワークにベアラを確立する制御局であって、移動局から、QoSを保証するフローの情報を含む特定ベアラの確立要求を受信し、前記特定ベアラの確立要求に基づいて、前記フローのQoSを保証する特定ベアラを確立し、特定ベアラに、移動局と制御局との間で前記フローの通信を行うパスを設定することとなる。
したがって、ハンドオーバ時に、QoSを保証するフローについては、第1アクセスネットワークに確立されたベアラを経由することなく、特定ベアラに設定されたパスにて通信を行うことができる。
また、本発明によれば、特定ベアラ確立要求に含まれているフロー以外については、前記第2アクセスネットワークに設定されたパスで通信を継続することができる。したがって、第1アクセスネットワークと、第2アクセスネットワークとの両方にパスを設定し、通信することができる。
本実施形態における移動通信システムの概略を説明するための図である。 本実施形態におけるUE(移動局)の構成について説明するための図である。 本実施形態におけるPGWの構成について説明するための図である。 本実施形態におけるフロー管理表のデータ構成の一例を説明するための図である。 本実施形態における通信路確立手順について説明するための図である。 第1実施例における処理の流れを説明するための図である。 第1実施例におけるフロー管理表のデータ構成の一例を説明するための図である。 第1実施例における処理の流れを説明するための図である。 第1実施例におけるPGWの動作を説明するためのフローチャートである。 第2実施例における処理の流れを説明するための図である。 第3実施例における処理の流れを説明するための図である。 第4実施例における処理の流れを説明するための図である。 従来の移動通信システムの概略を説明するための図である。
続いて、本発明を適用した場合の移動通信システムの実施形態について、図を用いて詳細に説明する。
[1.ネットワーク構成]
まず、本実施形態におけるネットワーク構成について、図1を用いて説明する。図1は、本発明を適用した場合における移動通信システム1の概略を説明するための図である。本図に示すように、移動通信システムは、コアネットワークに、アクセスネットワークA及びアクセスネットワークBが接続されている。ここで、アクセスネットワークAとアクセスネットワークBは、異なるネットワークであるとし、例えば、アクセスネットワークAとしては3GPP規格のネットワークとし、アクセスネットワークBの一例としてはnon−3GPPのネットワーク(例えば、DSMIPv6)とする。
まず、UE10(移動局:User Equipment)は複数の無線アクセスネットワークを介してコアネットワークに接続されている。アクセスネットワークAには、UE10が接続する基地局(eNB50)を備え、コアネットワークとゲートウェイ(SGW40)を介して接続されている。
コアネットワークには、他の移動局から送信される移動局宛への通信データを転送するGW(PGW20)が設置され、SGW40と接続されている。さらに、コアネットワークにはUE10から転送路確立の要求を受付け、eNB50、SGW40を介したUE10とPGW20間の転送路であるベアラ(EPSベアラ)を確立する手続きを主導する管理装置(MME30)が設置されている。EPSベアラは、アクセスネットワークAを介したUE10とPGW20との間のQoSをサポートした転送路である。
アクセスネットワークBには、UE10が接続するアクセスルータ(AR60)が設置され、UE10はAR60を介してコアネットワーク内のPGW20との間でDSMIPv6に基づく転送路を確立して接続される。
アクセスネットワークAは例えば携帯電話網の通信規格団体である3GPPの定める無線アクセスネットワークであるLTE(Long Term Evolution)などであり、アクセスネットワークBは無線LANやWiMAXなどのアクセスネットワークである。さらに、コアネットワークは3GPPの定めるSAE(System Architecture Evolution)に基づくものである。
以上のように、本実施形態におけるパケット通信を利用した移動通信システムでは、UE10はアクセスネットワークAを介したQoSをサポートしたベアラによる転送路と、アクセスネットワークBを介したDSMIPv6の基づく転送路によってコアネットワークに接続されることとなる。
[2.装置構成]
続いて、各装置構成について図を用いて簡単に説明する。なお、SGW40、MME30、eNB50及びAR60に関してはSAEにおける従来の装置と同様であるため構成の詳細説明を省略する。
[2.1 UEの構成]
まず、移動局であるUE10の構成について図2のブロック図を用いて説明する。ここで、UE10の具体的な一例として、複数のアクセスネットワークを介してコアネットワークに同時接続する携帯端末や、PDA等の端末が想定される。
図2に示すように、UE10は、制御部100と、第1送受信部110と、第2送受信部120と、記憶部130と、ベアラ確立処理部140と、DSMIPv6処理部150と、パケット送受信部160とを備えて構成されている。
制御部100は、UE10を制御するための機能部である。制御部100は、記憶部130に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより処理を実現する。
第1送受信部110及び第2送受信部120は、UE10が、各アクセスネットワークに接続するための機能部である。第1送受信部110は、アクセスネットワークAに接続するための機能部であり、第2送受信部120は、アクセスネットワークBに接続するための機能部である。第1送受信部110及び第2送受信部120には、それぞれ外部アンテナが接続されている。
記憶部130は、UE10の各種動作に必要なプログラム、データ等を記憶する機能部である。さらに、記憶部130は、アプリケーションを識別するフロー情報と送信する転送路を対応づけて記憶するフロー管理表132を記憶する。パケット送受信部160がデータを送信する場合に、フロー管理表132が参照され、フロー毎に転送路を選択し、転送路に対応した送受信部から送信されることとなる。
ここで、フロー管理表のデータ構成の一例を図4(a)に表す。図4(a)に示すように、フロー(例えば、「フロー1(TFT1,FlowID1)」)と、転送路(例えば、「DSMIPv6転送路」)とが対応づけて記憶されている。
ベアラ確立処理部140は、アクセスネットワークAを介したPGW20との通信路であるEPSベアラをSGW40を経由して確立するための処理を実行する機能部である。
DSMIPv6処理部150は、アクセスネットワークBを介してコアネットワークと接続するDSMIPv6に基づく転送路を確立するための機能部である。また、パケット送受信部160は、具体的なデータ(パケット)を送受信する機能部である。上位層から受け取ったデータを、パケットとして分解し送信する。また、受信したパケットを上位層に渡す機能を実現する。
[2.2 PGWの構成]
次に、本実施形態におけるPGW20の構成について図3をもとに説明する。PGW20は、制御部200と、送受信部210と、記憶部230と、ベアラ確立処理部240と、DSMIPv6処理部250と、パケット送受信部260とを備えて構成されている。
送受信部210は、ルータもしくはスイッチに有線接続され、パケットの送受信を行う機能部である。例えば、ネットワークの接続方式として一般的に利用されているEthernet(登録商標)などにより送受信する。
記憶部230は、PGW20の各種動作に必要なプログラム、データ等を記憶する機能部である。さらに、記憶部230は、アプリケーションを識別するフロー情報と送信する転送路を対応づけて記憶するフロー管理表232を記憶する。パケット送受信部260がデータを送信する場合に、フロー管理表232が参照され、フロー毎に転送路を選択し、転送路に対応した送受信部から送信されることとなる。
ここで、フロー管理表のデータ構成の一例を図4(b)に表す。図4(b)に示すように、フロー(例えば、「フロー1(TFT1,FlowID1)」)と、転送路(例えば、「DSMIPv6転送路」)とが対応づけて記憶されている。
ベアラ確立処理部240は、アクセスネットワークAを介したUE10との通信路であるEPSベアラをSGW40を経由して確立するための処理を実行する機能部である。
DSMIPv6処理部250は、アクセスネットワークBを介してUE10と接続するDSMIPv6に基づく転送路を確立するための機能部である。また、パケット送受信部260は、具体的なデータ(パケット)を送受信する機能部である。
[3.通信路確立手続き]
次に、図1に示すネットワークにおいて、UE10がアクセスネットワークBを介してコアネットワークに接続し、DSMIPv6の通信路を確立するためのUE10、AR60及びPGW20の手続きについて、図5のシーケンス図を用いて説明する。ここで、UE10はアクセスネットワークBに接続する第2送受信部120を用いて制御情報の送受信し、手続きを行う。
(1)まず、UE10がアクセスネットワークBからローカルIPアドレスを取得するための認証手続きを行う(S100)。手続きはDSMIPv6の従来手法のとおり、UE10と、AR60との間の手続きと、AR60とPGW20との間の手続きの組み合わせで行われる。AR60はUE10の在圏エリアに設置され、UE10が接続するARであり、PGW20はあらかじめUE10の保持する情報によって選択されるものである。認証、アクセス許可処理は、UE10の識別情報や加入者情報などのプロファイルから、事業者のポリシーに基づいてPGW20又はAR60によって行われる。
(2)続いて、認証されてアクセスが許可されたUE10は、DSMIPv6の従来手法のとおり、AR60からローカルIPアドレスが割り当てられる(S102)。割り当てられるローカルIPアドレスはIPv4又はIPv6アドレスであり、DSMIPv6のCoA(Care-of-Address)として使用される。割り当て方法はインターネットにおいて広く使用されているDHCPや、ステートレスIPアドレス割り当て手続きに基づいて行われる。
(3)UE10と、PGW20との間でDSMIPv6の制御メッセージを暗号化して送受信するためのセキュリティアソシエーションを確立するセットアップ処理を実行する(S104)。処理としては、DSMIPv6の従来手法にしたがって、IKEv2、EAP等に基づいて行われる。
このステップにおいて、PGW20は、UE10へIPv6アドレス又はIPv6ネットワークプレフィックスを通知する。UE10は、割り当てられたIPv6アドレスをHoA(Home Address)とする。ネットワークプレフィックスを割り当てられた場合には、そのネットワークプレフィックスに基づいてHoAを生成する。この手続きによって、UE10はPGW20へ暗号化した制御メッセージを用いて安全に位置登録処理を行うことができるようになる。
(4)UE10は、DSMIPv6に定められる位置登録要求をPGW20へ送信する(S106)。メッセージには、UE10の識別情報、UE10のHoA及び位置情報となるCoAを含んでいる。また、UE10は、DSMIPv6に基づいて本メッセージによってIPv4アドレスのHoAの割り当てを要求することもできる。
ここで、UE10は、生成するDSMIPv6転送路を用いて通信を行うフロー情報を含んで位置登録要求を送信する。フロー情報とは、アプリケーションを識別することができる情報であり、IPアドレス、ポート番号及びプロトコル番号で構成されるTFT(Traffic Flow Template)を用いることができる。
また、UE10とPGW20とで、あらかじめ「TFT」と、「TFTを特定するフローID」とを保持しあうことにより、フロー情報にフローIDを用いることもできる。また、位置登録要求には複数のフロー情報を含めることもできる。
本実施形態では、TFT1で識別されるフロー1と、TFT2で識別されるフロー2とを含んで送信する。フロー1はたとえば音声通話などのアプリケーションであり、フロー2はWEBアクセスなどのアプリケーションとすることができる。
(5)PGW20は、DSMIPv6転送路を確立し、UE10へ位置登録応答を送信する(S108)。位置登録応答にHoA及びCoAを含んでいる。また、(4)の要求(S106の要求)によっては、IPv4アドレスのHoAを割り当てることができる。また、位置登録応答を受信したUEにおいても転送路確立処理を完了する。
(6)UE10及びPGW20は、確立したDSMIPv6転送路によってデータ送受信を開始する(S110)。すなわち、DSMIPv6転送路において、PGW20と、UE10との間にパスが設定されることとなる。
以上のステップにより、UE10とPGW20との間に、DSMIPv6転送路が確立される。PGW20では、図4(b)に示すように、UE10のフローに対して送信する転送路がDSMIPv6で確立した転送路であること対応づけて管理する。具体的には、フロー1及びフロー2はDSMIPv6転送路を用いてUE10へ送信することを管理する。
同様に、UE10は図4(a)に示すようにUE10のフローに対して送信する転送路がDSMIPv6で確立した転送路であることを対応付けて管理する。具体的には、フロー1及びフロー2はDSMIPv6転送路を用いてUE10へ送信することを管理する。UE10及びPGW20では、パケット送信時に、送信データのフローに対応した転送路をフロー管理表を参照して選択し、パケットを送信する。UE10の通信相手も同様の手続きが行われており、移動局間の通信はPGW20を介して行うことができるようになる。
なお、この後に新たなフローをDSMIPv6転送路で通信したい場合には、フロー情報を付与した位置登録手続きを行うことにより、フローの登録を行うことができる。
[4.ハンドオーバ手続き]
続いて、移動局が、アクセスネットワークBからアクセスネットワークAへハンドオーバする場合の手続きについて説明する。
[4.1 第1実施例]
最初に、第1実施例について、図6から図9までを用いて説明する。
[4.1.1 アタッチ種別1の場合]
まず、図6を用いて説明する。ハンドオーバ時の初期状態として、先に説明した通信路確立手続きにより、UE10はフロー1及びフロー2の通信を、アクセスネットワークBを介してDSMIPv6転送路で通信している(S200)。ハンドオーバ時には、UE10はアクセスネットワークAの基地局(eNB50)の在圏エリアに入り、第1送受信部110を用いて制御メッセージを送受信するハンドオーバ手続きを行う。
(1)UE10は従来手法に従い、ハンドオーバ要求を送信する。具体的には、まず、UE10からアタッチ要求をMME30へ送信する(S202)。アタッチ要求にはUE10を認証し、アクセスを許可するためのUE10の識別情報を含んでいる。また、接続するPGW20を識別するためのアクセスポイントネーム(APN)を含んでいる。
ここで、従来と異なる点は、UE10はアタッチ要求の情報要素により、新たなアタッチ種別を通知することができる。新たなアタッチ種別としては、他のアクセスネットワークで通信する特定のフローのハンドオーバを要求することを示す。これは、従来のハンドオーバ手続きにおいてはじめに確立される転送路であるデフォルトベアラによってPGW20がUE10へパケットを送信しないよう要求することを表す。
一方で、ハンドオーバ時の従来のアタッチ要求では、フロー単位での管理が行われていないため、UE10の通信するすべてのフローをハンドオーバする。以下のアタッチ種別「1」が新たなアタッチ種別であり、アタッチ種別「2」が従来のアタッチ要求として説明する。すなわち、
アタッチ種別1:他のアクセスネットワークからのハンドオーバであり、特定のフローをハンドオーバさせることを表すアタッチ
アタッチ種別2:他のアクセスネットワークからのハンドオーバであり、すべてのフローをハンドオーバさせることを表すアタッチ
となる。
具体的なアタッチ種別の通知方法としては、アタッチ要求に新たにフローハンドオーバフラグ(以下、「Fフラグ」とする。)を定め、「Fフラグ」を「ON」とすることでアタッチ種別「1」とし、「Fフラグ」を「OFF」とすることでアタッチ種別「2」とすることで表すことができる。まず、図6では、アタッチ種別「1」によりアタッチ要求をする例について説明している。
(2)アタッチ要求を受信したMME30は、従来手法に従いUE10、eNB50間との手続きにより、認証及びアクセス許可の処理を実行する(S204)。MME30は、アタッチ情報に含まれるUE10の加入者識別情報などにより認証及びアクセスの許可行う。
(3)MME30は、接続を許可されたUE10に対して、デフォルトEPSベアラ(EPSベアラ1)の確立処理を実行する(S206)。手続きは従来手続きに従い、UE10、eNB50、MME30、SGW40及びPGW20間の制御メッセージの送受信により手続きが行われる。
具体的には、アタッチ要求を受信したMME30は、PGW20に対してデフォルトEPSベアラ確立要求を送信する。PGW20は、デフォルトEPSベアラ確立要求を受信すると、EPSベアラを確立する処理を実行する。ここで、従来と異なるのは、デフォルトEPSベアラ確立要求には、アタッチ要求に含まれているアタッチ種別(ここではアタッチ種別「1」)が含まれていることである。なお、デフォルトEPSベアラとは、特定のフローの要求するQoSレベルを満たす転送路ではなく、UE10とPGW20との間での通信を可能にするための転送路である。
(4)UE10は、デフォルトEPSベアラを確立した後、特定EPSベアラ確立要求をMME30へ送信する(S208)。ここで、メッセージにはハンドオーバするフローに関する情報として、フロー識別情報及びQoSレベルが含まれている。フロー識別情報は、アプリケーションを識別することができる情報であり、IPアドレス、ポート番号及びプロトコル番号で構成されるTFT(Traffic Flow Template)を用いることができる。また、UE10とPGW20とであらかじめTFTを特定するフローIDを保持しあうことにより、フロー情報にフローIDを用いることもできる。これにより、UE10はハンドオーバを要求するフローと、フローに対応するQoSレベル(当該フローにおいて保証されるQoSレベル)を通知する。本実施形態においては、フロー識別情報に含まれるTFTとして、「TFT1」が指定されている。
(5)MME30は、特定EPSベアラ確立要求をUE10から受信し、特定EPSベアラ(EPSベアラ2)の確立処理を実行する(S210)。手続きは従来の処理に従い、MME30からPGW20に特定EPSベアラ確立要求が送信され、その後、UE10、eNB50、MME30、SGW40及びPGW20間の制御メッセージの送受信によりEPSベアラ確立処理が実行される。特定EPSベアラはUE10の要求する特定のフローの要求するQoSレベルを保証する転送路であり、UE10とPGW20と間での通信を可能にするための転送路である。
(6)PGW20は、DSMIPv6転送路へ送信していたUE10のフローのうち、UE10の要求によって選択されたフロー(TFT1)をEPSベアラ2の転送路によってUE10へ送信する。すなわち、選択されたフロー(TFT1)については、EPSベアラ2においてパスが設定され、EPSベアラ2の転送路を利用してTFT1のデータ送受信が開始される(S212)。
このように、従来のハンドオーバでは、ハンドオーバ時にはQoSレベルを満たさないデフォルトEPSベアラへ一度ハンドオーバする必要があったが、デフォルトEPSベアラを利用することなく、フローが必要とするQoSレベルを保証する特定EPSベアラへハンドオーバすることが可能となる。したがって、アプリケーションにおいて通信品質を劣化することなく転送路を切り替えることができるようになる。
具体的には、UE10はフロー1(TFT1)を指定して特定EPSベアラ確立要求を送信し、フロー1のQoSレベルを保証するEPSベアラ2を確立する。このときのUE10のフロー管理表132を示したのが図7(a)であり、PGW20のフロー管理表232を示したのが図7(b)である。このように、UE10では、フロー1の転送路がEPSベアラ2に、PGW20では、フロー1の転送路がEPSベアラ2にそれぞれ更新される。
UE10及びPGW20では、パケット送信時、フロー管理表を参照し、送信データに基づいてフローを特定し、フローに対応した転送路を選択してパケットを送信することとなる。また、特定EPSベアラ確立要求に含まれないフロー2は、DSMIPv6転送路によって通信が継続されることとなる。
(7)UE10は、特定EPSベアラ確立後、PGW20へDSMIPv6に基づいた位置登録要求を送信する(S214)。メッセージには、UE10の識別情報、UE10のHoA及び位置情報となるCoAを含んでいる。さらに、UE10は確立されているDSMIPv6転送路を用いて通信を行うフロー情報を位置登録要求に含めて送信する。
(8)PGW20は、UE10へ位置登録応答を送信し、DSMIPv6の位置登録処理を完了する(S216)。
以上の手続きにより、アクセスネットワークBからアクセスネットワークAへのハンドオーバを、フロー単位でQoSを維持しながら行うことができるようになる。従来では複数のフローを通信していた場合でも、すべてのフローを一度にハンドオーバする必要があり、フローに適したアクセスネットワーク(転送路)をフロー毎に選択することができなかった。
そこで、本実施形態により、例えば、より帯域を必要とするフローに対しては、帯域の十分にあるアクセスネットワークを選択し、その他のフローに対しては他のアクセスネットワークを分散して利用するなど、よりフローに最適化した伝送路を活用することができ、リソースを有効に活用できるようになる。
ここで、PGW20における転送路の切り替えは、S210において特定EPSベアラを確立後ただちに行われるとしたが、S214、S216に示すDSMIPv6の位置登録手続きを契機に行われてもよい。
また、図6において、特定EPSベアラ(EPSベアラ2)が確立した後位置登録要求/応答がなされるとして説明したが、PGW20からUE10に対する位置登録完了通知/応答としても良い。すなわち、PGW20が、UE10のハンドオーバによる位置登録が完了したことを位置登録完了通知としてUE10に送信する。UE10は、位置登録完了通知を受信した応答信号をPGW20に送信することとなる。さらに、PGW20における転送路の切り替えは、PGW20からUE10に対する位置登録完了通知/応答手続きを契機に行われてもよい。
[4.1.2 アタッチ種別2の場合]
つづいて、アタッチ種別が「2」となる場合について図8を用いて説明する。
ハンドオーバ時の初期状態として、先に説明した通信路確立手続きにより、UE10はフロー1(TFT1)及びフロー2(TFT2)の通信を、アクセスネットワークBを介してDSMIPv6転送路で通信している(S300)。ハンドオーバ時には、UE10はアクセスネットワークAの基地局(eNB50)の在圏エリアに入り、第1送受信部110を用いて制御メッセージによりハンドオーバ要求を送信し、ハンドオーバ手続きを実行する。
(1)UE10は、ハンドオーバ要求として、従来手法に従いアタッチ要求をMME30へ送信する(S302)。アタッチ要求にはUE10を認証し、アクセスを許可するためのUE10の識別情報が含まれている。また、接続するPGW20を識別するためのアクセスポイントネーム(APN)が含まれている。ここで、UE10は、Fフラグを含めないことにより、アタッチ種別「2」として、アタッチ要求を行う。
(2)アタッチ種別「1」の(2)と同様に、認証及びアクセス許可の処理を実行する(S304)。
(3)アタッチ種別「1」の(3)と同様に、MME30は、接続を許可されたUE10に対して、デフォルトEPSベアラ(EPSベアラ1)の確立処理を実行する(S306)。これにより、UE10と、PGW20との間にデフォルトEPSベアラ(EPSベアラ1)が確立される。すなわち、アタッチ要求を受信したMME30は、PGW20に対してデフォルトEPSベアラ確立要求を送信する。デフォルトEPSベアラ確立要求には、アタッチ要求に含まれているアタッチ種別(ここではアタッチ種別「2」)が含まれている。
(4)PGW20は、アタッチ種別「2」であることから、EPSベアラ1を経由して、フロー1及びフロー2のパスが設定される。すなわち、EPSベアラ1において、フロー1及びフロー2(TFT1及びTFT2)のデータ送受信が開始される(S308)。
(5)UE10は、特定EPSベアラ確立後、PGW20へ位置登録要求を送信する(S310)。
(6)PGW20は、UE10へ位置登録応答を送信し、位置登録処理を完了する(S312)。
(7)UE10は、デフォルトEPSベアラを確立した後、特定EPSベアラ確立要求をMME30へ送信する(S314)。ここで、メッセージにはフローに関する情報として、フロー識別情報及びQoSレベルを含ませることとする。本実施形態においては、フロー識別情報に含まれるTFTとして、「TFT1」が指定されている。
(8)MME30は、特定EPSベアラ確立要求をUE10から受信し、特定EPSベアラ(EPSベアラ2)の確立処理を実行する(S316)。手続きは従来の処理に従い、UE10、eNB50、MME30、SGW40及びPGW20間の制御メッセージの送受信により処理が実行される。
(9)PGW20は、EPSベアラ1にて送受信していたUE10のフローのうち、UE10の要求によって選択されたフロー(TFT1)をEPSベアラ2の転送路によってUE10へ送信する。これにより、TFT1に関するパスがEPSベアラ2に設定され、EPSベアラ2の転送路を利用して「TFT1」のデータ送受信が開始されることとなる(S318)。
このように、本実施形態によれば、アタッチ種別「2」とすることにより、総てのフローを一度デフォルトEPSベアラに移した後、特定EPSベアラに移すという従来の処理であっても同様に処理することが可能となる。
[4.1.3 制御局の処理の流れ]
ここで、本実施形態における制御局(PGW20)のベアラ確立に伴う処理について、図9の動作フローを用いて説明する。
まず、デフォルトEPSベアラ確立要求を受信する(ステップS10)。本実施形態においては、まずMME30がUE10からアタッチ要求を受信する。MME30は、デフォルトEPSベアラを確立する手続きとして、デフォルトEPSベアラ確立要求をPGW20に通知する。このとき、デフォルトEPSベアラ確立要求に含まれるアタッチ種別を保持する。当該デフォルトEPSベアラ確立要求に応じてデフォルトEPSベアラを確立し、PGW20とUE10間の転送路(EPSベアラ1)を確立する(ステップS12)。
つづいて、デフォルトEPSベアラ確立要求に示されたアタッチ種別を識別する(ステップS14)。
ここで、アタッチ種別が「1」の場合(ステップS14;アタッチ種別「1」)、MME30は特定EPSベアラの確立要求待ちとなる(ステップS16)。そして、UE10から、特定EPSベアラ確立要求を受信すると(ステップS16;Yes)、QoSを保証する特定EPSベアラ(EPSベアラ2)を確立する(ステップS18)。そして、PGW20は、特定EPSベアラ確立要求で指定されたフローのパス(経路)を設定し、通信を開始する(ステップS20)。
他方、ステップS14においてアタッチ種別「2」の場合(ステップS14;アタッチ種別「2」)、PGW20はデフォルトEPSベアラにおいてフローのパス(経路)を設定し通信を開始することとなる(ステップS22)。
このように、アタッチ種別「2」の場合には、PGW20はDSMIPv6転送路へ送信していたUE10のすべてのフローを、特定EPSベアラ(EPSベアラ1)の転送路によってUE10へ送信する。
しかしながら、これは、従来のハンドオーバと同様で、ハンドオーバするUE10のフローが、QoSレベルを要する場合でも、フローに応じたQoSレベルを満たさないデフォルトベアラによって通信が行われることになる。これは、アプリケーションによっては品質を満たさない転送路で送信されてしまうことにより、著しく品質が劣化してしまう可能性がある。
この場合、アタッチ種別を「1」とすることにより、DSMIPv6転送路から、デフォルトEPSベアラを介することなく、QoSレベルを保証可能な特定EPSベアラ(EPSベアラ2)にフローを移すことが可能となる。
[4.2 第2実施例]
続いて、第2実施例について、図10を用いて説明する。本実施例は、ネットワーク構成及び装置構成は第1実施例と同様であり、詳細説明は省略する。さらに、UE10がアクセスネットワークBを介してコアネットワークへ接続し、フロー1及びフロー2に対するDSMIPv6転送路を確立する手続きについても同様であるため説明を省略する。
ハンドオーバ時の初期状態として、UE10はフロー1及びフロー2の通信を、アクセスネットワークBを介してDSMIPv6転送路で通信している。ハンドオーバ時には、UE10はアクセスネットワークAのeNB50の在圏エリアに入り、第1送受信部110を用いて制御メッセージによりハンドオーバ要求を送信し、ハンドオーバ手続きを実行する。ハンドオーバ手続きは第1実施例で説明した図6のハンドオーバ手続きのデフォルトEPSベアラを確立するまでのS206までは同様である。その後の手続きを図10で説明する。
(1)第1実施例と異なり、UE10はDSMIPv6の位置登録要求をPGW20へ送信し、この位置登録要求によって特定EPSベアラの確立を要求する(S350)。なお、この位置登録要求のメッセージには、UE10の識別情報、UE10のHoA及び位置情報となるCoAを含んでいるものとする。更に、UE10は生成するDSMIPv6転送路を用いて通信を行うフロー情報及びQoSレベルを含んで位置登録要求を送信する。
(2)位置登録要求を受信したPGW20は、特定EPSベアラ(EPSベアラ2)の確立処理を実行する(S352)。手続きは従来手続きに従い、UE10、eNB50、MME30、SGW40及びPGW20間の制御メッセージの送受信により手続きが行われる。特定EPSベアラはUE10の要求する特定のフローの要求するQoSレベルを保証する転送路であり、UE10とPGW20との間での通信を可能にするための転送路である。
(3)PGW20及びUE10は、位置登録要求にあるフロー(本実施例ではTFT1)の通信の、パスを設定する。これにより、DSMIPv6の転送路から特定EPSベアラの転送路に切り替えて通信を開始することとなる(S354)。それ以外のフローについてはDSMIPv6転送路で通信を継続する。
(4)特定EPSベアラ確立後、PGW20はUE10へ位置登録応答を送信する(S356)。
UE10のフロー管理表132及びPGW20のフロー管理表232の更新と、転送路の切り替え手続きについては、第1実施例と同様に特定EPSベアラの確立を契機に行うこともできるし、DSMIPv6の位置登録処理の完了を契機に行うこともできる。
本実施例が先の第1実施例と異なる点は、第1実施例では、特定EPSベアラの確立をUE10の特定EPSベアラ確立要求に基づいてMME30が主導して確立するのに対して、本実施例では、DSMIPv6の位置登録要求に基づいてPGW20が主導して確立する点である。
[4.3 第3実施例]
続いて、第3実施例について説明する。本実施例は、ネットワーク構成及び装置構成は第1実施例と同様であり、詳細説明は省略する。さらに、UE10がアクセスネットワークBを介してコアネットワークへ接続し、フロー1及びフロー2に対するDSMIPv6転送路を確立する手続きについても同様であるため説明を省略する。
ハンドオーバ時の初期状態として、UE10はフロー1及びフロー2の通信を、アクセスネットワークBを介してDSMIPv6転送路で通信している。ハンドオーバ時には、UE10はアクセスネットワークAのeNB50の在圏エリアに入り、第1送受信部110を用いて制御メッセージを用いてハンドオーバ要求を送信し、ハンドオーバ手続きを実行する。本実施例におけるハンドオーバ手続きについて、図11を用いて説明する。
(1)まず、UE10と、PGW20とは、DSMIPv6転送路を介して、フロー1(TFT1)及びフロー2(TFT2)のデータが送受信中である(S400)。
(2)続いて、UE10の第1送受信部110から、アタッチ要求をMME30に送信する(S402)。第1実施例と異なる点は、アタッチ種別「1」によりUE10はアタッチに連動して認証処理のみを要求し、デフォルトEPSベアラの確立は必要ないことを通知する。これにより、MME30はアタッチ要求の受信によって認証手続きは行うが、デフォルトEPSベアラの確立手続きを行わない。
(3)アタッチ要求を受信したMME30は、従来手法に従いUE10及びeNB50間との手続きにより、認証及びアクセス許可の処理を実行する(S406)。MME30は、アタッチ要求に含まれるUE10の加入者識別情報などにより認証及びアクセス許可の処理を実行する。その後、UE10から特定EPSベアラ確立要求の受信待ちとなる。
(4)UE10はアクセスが許可されると、特定EPSベアラ確立要求をMME30へ送信する(S408)。ここで、特定EPSベアラ確立要求のメッセージには、フローに関する情報として、フロー識別情報(TFT1)及びQoSレベルを含んで送信する。
これにより、EPSベアラ確立処理が実行され(S410)、特定EPSベアラ(EPSベアラ2)が、UE10及びPGW20間で確立される。そして、確立されたEPSベアラ2にパスが設定され、「TFT1」のデータ送受信が開始される(S412)。
また、第1実施例のS214及びS216と同様に、位置登録要求・応答が送受信される(S414及びS416)。なお、特定EPSベアラを確立した後の、フロー管理表の更新と転送路の切り替えなどの手続きについては、上述した実施例と同様であるため説明を省略する。
このように、第3実施例が第1実施例と異なる点は、ハンドオーバ時のアタッチ要求(S402)では、デフォルトEPSベアラの確立を行わず、認証処理のみを行い、その後UE10が特定EPSベアラ確立要求を送信する点である。これにより、第1実施例と比べてデフォルトEPSベアラ(EPSベアラ1)を確立する必要がなく、より早くハンドオーバを完了することができる。
また、本実施例においても、特定EPSベアラ確立要求にフロー情報及びQoSレベルを通知して特定EPSベアラを確立することを要求するのではなく、第2実施例と同様にDSMIPv6の位置登録要求時にフロー情報とQoSレベルと付与して特定EPSベアラを確立することを要求してもよい。
また、アタッチ種別「2」によってアタッチ要求がされた場合は第1実施例と同様に従来どおりのハンドオーバ手続きを行うことができることは勿論である。
また、本実施例においては、特定EPSベアラ(EPSベアラ2)が確立した後位置登録要求/応答がなされるとして説明したが、PGW20からUE10に対する位置登録完了通知/応答としても良い。すなわち、PGW20が、UE10のハンドオーバによる位置登録が完了したことを位置登録完了通知としてUE10に送信する。UE10は、位置登録完了通知を受信した応答信号をPGW20に送信することとなる。さらに、PGW20における転送路の切り替えは、PGW20からUE10に対する位置登録完了通知/応答手続きを契機に行われてもよい。
[4.4 第4実施例]
続いて、第4実施例について説明する。本実施例は、ネットワーク構成及び装置構成は第1実施例と同様であり、詳細な説明は省略する。さらに、UE10がアクセスネットワークBを介してコアネットワークへ接続し、フロー1及びフロー2に対するDSMIPv6転送路を確立する手続きについても同様であるため説明を省略する。
ハンドオーバ時の初期状態として、UE10はフロー1及びフロー2の通信を、アクセスネットワークBを介してDSMIPv6転送路で通信している。ハンドオーバ時には、UE10はアクセスネットワークAのeNB50の在圏エリアに入り、第1送受信部110を用いて制御メッセージを用いてハンドオーバ要求を送信し、ハンドオーバ手続きを実行する。ここで、第4実施例における手続きについて、図12を用いて説明する。
(1)まず、UE10と、PGW20とは、DSMIPv6転送路を介して、フロー1(TFT1)及びフロー2(TFT2)のデータが送受信中である(S500)。
(2)つづいて、UE10は、MME30へアタッチ要求を送信する(S502)。ここで、本実施例のアタッチ要求には、UE10を認証し、アクセスを許可するためのUE10の識別情報を含む。ここで、第1実施例と異なる点は、ハンドオーバさせるフローに関する情報(ハンドオーバさせる「TFT1」及びQoSレベル)を含めてアタッチ要求を送信する点である。
(3)アタッチ要求を受信したMME30は、従来手法に従いUE10、eNB50間との手続きにより、認証及びアクセス許可の処理を実行する(S504)。具体的には、アタッチ要求を受信したMME30が、PGW20に対してデフォルトEPSベアラ確立要求を送信する。PGW20は、デフォルトEPSベアラ確立要求を受信すると、EPSベアラを確立する処理を実行する。ここで、デフォルトEPSベアラ確立要求には、アタッチ要求に含まれているハンドオーバさせるフローに関する情報が含まれていることである。
(4)MME30は、接続を許可されたUE10に対して、第3実施例の図11のS410と同じように、特定EPSベアラの確立処理を実行する(S506)。
これにより、特定EPSベアラ(EPSベアラ2)が、UE10及びPGW20間で確立される。そして、確立されたEPSベアラ2においてパスが設定され、「TFT1」のデータ送受信が開始される(S508)。
また、第1実施例のS214及びS216と同様に、位置登録要求・応答が送受信される(S510及びS512)。なお、特定EPSベアラを確立した後の、フロー管理表の更新と転送路の切り替えなどの手続きについては、上述した実施例と同様であるため説明を省略する。
このように、本実施例が第1実施例と異なる点は、第1実施例では、ハンドオーバ時にデフォルトEPSベアラをまず確立し、その後に特定EPSベアラを確立していたのに対して、第4実施例では、アタッチ要求によって特定EPSベアラを確立することができる点である。これにより、第1実施例と比較してデフォルトEPSベアラを確立する手続きを省略するため、よりはやくハンドオーバを完了することができる。
また、本実施例においても、特定EPSベアラ確立要求にフロー情報及びQoSレベルを通知して特定EPSベアラを確立することを要求するのではなく、第2実施例と同様にDSMIPv6の位置登録要求にフロー情報とQoSレベルと付与して特定EPSベアラを確立することを要求してもよい。
また、アタッチ要求にフロー情報及びQoSレベルが含まれない場合には、従来どおりのハンドオーバ手続きを行うことができる。
また、本実施例においては、特定EPSベアラ(EPSベアラ2)が確立した後位置登録要求/応答がなされるとして説明したが、PGW20からUE10に対する位置登録完了通知/応答としても良い。すなわち、PGW20が、UE10のハンドオーバによる位置登録が完了したことを位置登録完了通知としてUE10に送信する。UE10は、位置登録完了通知を受信した応答信号をPGW20に送信することとなる。さらに、PGW20における転送路の切り替えは、PGW20からUE10に対する位置登録完了通知/応答手続きを契機に行われてもよい。
1 移動通信システム
10 UE
100 制御部
110 第1送受信部
120 第2送受信部
130 記憶部
132 フロー管理表
140 ベアラ確立処理部
150 DSMIPv6処理部
160 パケット送受信部
20 PGW
200 制御部
210 送受信部
230 記憶部
232 フロー管理表
240 ベアラ確立処理部
250 DSMIPv6処理部
260 パケット送受信部
30 MME
40 SGW
50 eNB
60 AR

Claims (6)

  1. PGWとUEとを含んで構成される移動通信システムにおけるUEであって、
    前記UEは、前記UEと前記PGWとの間で、第1のアクセスネットワーク経由の転送路を確立し、
    前記PGWと、前記転送路を用いて複数のフローの送受信を行っているときに、前記UEは、アタッチ要求を送信して、前記UEと前記PGW間の第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるデフォルトEPSベアラを確立し、
    前記UEは、さらに、前記PGWに対して、前記複数のフローの一部を識別する識別情報を含む位置登録要求を前記第2のアクセスネットワークを経由して送信して、前記UEと前記PGW間の前記第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるQoSの保障された特定EPSベアラを確立し、
    前記UEは、前記PGWに対して前記位置登録要求を送信した後に、前記識別情報によって識別されるフローの送受信を行うための転送路を、前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路から前記特定EPSベアラに切替え
    前記識別情報によって識別されるフロー以外のフローは前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路を用いて送受信を行う、
    ことを特徴とするUE。
  2. PGWとUEとを含んで構成される移動通信システムにおけるPGWであって、
    前記PGWは、前記UEと前記PGWとの間で、第1のアクセスネットワーク経由の転送路を確立し、
    前記UEと、前記転送路を用いて複数のフローの送受信を行っているときに、前記UEからのアタッチ要求の送信に伴って、前記PGWは、前記UEと前記PGW間の第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるデフォルトEPSベアラを確立し、
    前記PGWは、さらに、前記UEから、前記複数のフローの一部を識別する識別情報を含む位置登録要求を前記第2のアクセスネットワークを経由して受信して、前記UEと前記PGW間の前記第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるQoSの保障された特定EPSベアラを確立し、
    前記PGWは、前記UEから前記位置登録要求を受信した後に、前記識別情報によって識別されるフローの送受信を行うための転送路を、前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路から前記特定EPSベアラに切替え
    前記識別情報によって識別されるフロー以外のフローは前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路を用いて送受信を行う、
    ことを特徴とするPGW。
  3. PGWとUEとを含んで構成される移動通信システムであって、
    前記UEと前記PGWとの間の第1のアクセスネットワーク経由の転送路を確立し、
    前記転送路を用いて複数のフローの送受信を行っているときに、前記UEのアタッチ要求の送信に伴って、前記UEと前記PGW間の第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるデフォルトEPSベアラを確立し、
    前記UEは、さらに、前記PGWに対して、前記複数のフローの一部を識別する識別情報を含む位置登録要求を前記第2のアクセスネットワークを経由して送信して、前記UEと前記PGW間の前記第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるQoSの保障された特定EPSベアラを確立し、
    前記UEが前記PGWに対して、前記位置登録要求を送信した後に、前記識別情報によって識別されるフローの送受信を行うための転送路を、前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路から前記特定EPSベアラに切替え、
    前記識別情報によって識別されるフロー以外のフローは前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路を用いて送受信を行う、
    ことを特徴とする移動通信システム。
  4. PGWとUEとを含んで構成される移動通信システムにおけるUEの通信方法であって、
    前記UEは、前記UEと前記PGWとの間で、第1のアクセスネットワーク経由の転送路を確立し、
    前記PGWと、前記転送路を用いて複数のフローの送受信を行っているときに、前記UEは、アタッチ要求を送信して、前記UEと前記PGW間の第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるデフォルトEPSベアラを確立し、
    前記UEは、さらに、前記PGWに対して、前記複数のフローの一部を識別する識別情報を含む位置登録要求を前記第2のアクセスネットワークを経由して送信して、前記UEと前記PGW間の前記第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるQoSの保障された特定EPSベアラを確立し、
    前記UEは、前記PGWに対して前記位置登録要求を送信した後に、前記識別情報によって識別されるフローの送受信を行うための転送路を、前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路から前記特定EPSベアラに切替え
    前記識別情報によって識別されるフロー以外のフローは前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路を用いて送受信を行う、
    ことを特徴とする通信方法。
  5. PGWとUEとを含んで構成される移動通信システムにおけるPGWの通信方法であって、
    前記PGWは、前記UEと前記PGWとの間で、第1のアクセスネットワーク経由の転送路を確立し、
    前記UEと、前記転送路を用いて複数のフローの送受信を行っているときに、前記UEからのアタッチ要求の送信に伴って、前記PGWは、前記UEと前記PGW間の第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるデフォルトEPSベアラを確立し、
    前記PGWは、さらに、前記UEから、前記複数のフローの一部を識別する識別情報を含む位置登録要求を前記第2のアクセスネットワークを経由して受信して、前記UEと前記PGW間の前記第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるQoSの保障された特定EPSベアラを確立し、
    前記PGWは、前記UEから前記位置登録要求を受信した後に、前記識別情報によって識別されるフローの送受信を行うための転送路を、前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路から前記特定EPSベアラに切替え
    前記識別情報によって識別されるフロー以外のフローは前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路を用いて送受信を行う、
    ことを特徴とする通信方法。
  6. PGWとUEとを含んで構成される移動通信システムの通信方法であって、
    前記UEと前記PGWとの間の第1のアクセスネットワーク経由の転送路を確立し、
    前記転送路を用いて複数のフローの送受信を行っているときに、前記UEのアタッチ要求の送信に伴って、前記UEと前記PGW間の第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるデフォルトEPSベアラを確立し、
    前記UEは、さらに、前記PGWに対して、前記複数のフローの一部を識別する識別情報を含む位置登録要求を前記第2のアクセスネットワークを経由して送信して、前記UEと前記PGW間の前記第2のアクセスネットワーク経由の転送路であるQoSの保障された特定EPSベアラを確立し、
    前記UEが前記PGWに対して、前記位置登録要求を送信した後に、前記識別情報によって識別されるフローの送受信を行うための転送路を、前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路から前記特定EPSベアラに切替え
    前記識別情報によって識別されるフロー以外のフローは前記第1のアクセスネットワーク経由の転送路を用いて送受信を行う、
    ことを特徴とする移動通信システムの通信方法。
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