JP2019145858A - 端末装置、制御装置、及び通信制御方法 - Google Patents

端末装置、制御装置、及び通信制御方法 Download PDF

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真史 新本
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雄大 河崎
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Abstract

【課題】端末や通信路に好適なモビリティの種類、及び多様化されたモビリティを実現するためのハンドオーバーを提供する通信制御手段を提供すること。【解決手段】端末や通信路に好適なモビリティに対応するハンドオーバー手続きのための通信制御手段、及び/又は好適なハンドオーバー手続きをサポートするための制御手段、及び/又は好適なハンドオーバー手続きをサポートするセッションを確立するための通信制御手段などを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、端末装置、制御装置、及び通信制御方法に関する。
近年の移動通信システムの標準化活動を行う3GPP(The 3rd Generation Partnership Project)は、LTE(Long Term Evolution)のシステムアーキテクチャであるSAE(System Architecture Enhancement)の検討を行っている。3GPPは、オールIP化を実現する通信システムとしてEPS(Evolved Packet System)の仕様化を行っている。なお、EPSを構成するコアネ
ットワークはEPC(Evolved Packet Core)と呼ばれる。
また、近年3GPPでは、次世代移動通信システムである5G(5th Generation)移動通信システムの次世代通信技術やシステムアーキテクチャの検討も行っており、次世代通信技術の検討として、NextGen(Architecture for Next Generation System)の検討を行っている。NextGenでは、多種多様な端末をセルラーネットワークに接続するための技術課題を抽出
し、解決策を仕様化している。
例えば、固定されているような移動頻度が少ない端末や、自動車等に備え付けられたような移動頻度が多い端末等、多種多様な端末を同時にサポートするためのモビリティの最適化や多様化や、応じた通信手続きやシステムアーキテクチャの最適化なども要求条件として挙げられる。
3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Services and System Aspects;Study on Architecture for Next Generation System; (Release 14)
NextGenでは、端末のモビリティの最適化のための検討が行われている。より具体的に
は、端末のモビリティの種類を多様化することで、端末やネットワークに適したモビリティを提供するための検討行われている。
しかし、端末のモビリティの種類や、端末に適したモビリティの種類が選択される手順、多様化されたモビリティのためのハンドオーバーを実現する手段が明らかになっていない。本発明は、このような事情を鑑みてなされたもので、その目的は、端末や通信路に好適なモビリティの種類、及び多様化されたモビリティを実現するためのハンドオーバーを提供する通信制御手段を提供する事である。
本発明の端末装置は、アタッチ手続きを完了した状態において実行するセッション確立手続きにおいて、少なくとも第1の識別情報、及び又は第2の識別情報を含むセッション
確立受諾メッセージをコアネットワークから受信する送受信部を備え、前記第1の識別情
報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行するための機能を前記コアネットワークが有することを示す情報であり、前記第2の識別情報は、前記端末装
置が主導して開始するハンドオーバー手続きの実行を前記端末装置に対して許可することを示す情報であることを特徴とする。
本発明の端末装置の通信制御方法は、アタッチ手続きを完了した状態で実行するセッション確立手続きにおいて、少なくとも第1の識別情報、及び又は第2の識別情報を含むセ
ッション確立受諾メッセージをコアネットワークから受信するステップを有し、前記第1
の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行するための機能を前記コアネットワークが有することを示す情報であり、前記第2の識別情報は、前
記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きの実行を前記端末装置に対して許可することを示す情報であることを特徴とする。
本発明のコアネットワークに含まれる制御装置は、アタッチ手続きを完了した状態において実行するセッション確立手続きにおいて、少なくとも第1の識別情報、及び又は第2
の識別情報を含むセッション確立受諾メッセージを端末装置に送信する送受信部を備え、前記第1の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行す
るための機能を前記コアネットワークが有することを示す情報であり、前記第2の識別情
報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きの実行を前記端末装置に対して許可することを示す情報であることを特徴とする。
本発明のコアネットワークに含まれる制御装置の通信制御方法は、アタッチ手続きを完了した状態で実行するセッション確立手続きにおいて、少なくとも第1の識別情報、及び又は第2の識別情報を含むセッション確立受諾メッセージを端末装置に送信するステップ
を有し、前記第1の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続き
を実行するための機能を前記コアネットワークが有することを示す情報であり、前記第2
の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きの実行を前記端末装置に対して許可することを示す情報であることを特徴とする。
本発明によれば、端末は、モビリティ能力に応じた接続性の確立、及びハンドオーバーを実現することができる。またコアネットワークは、異なるモビリティ能力を有する端末の接続、もしくは異なるモビリティ能力を有する通信路を確立、及びハンドオーバーを実現することができる。
移動通信システムの概略を説明するための図である。 移動通信ネットワークの構成等の一例を説明するための図である。 移動通信ネットワークの構成等の一例を説明するための図である。 UEの装置構成を説明するための図である。 UEの記憶部を説明するための図である。 eNB/NextGen BS/WAGの装置構成を説明するための図である。 MMEの装置構成を説明するための図である。 MMEの記憶部を説明するための図である。 MMEの記憶部を説明するための図である。 SGW/PGW/SCEFの装置構成を説明するための図である。 SGWの記憶部を説明するための図である。 PGWの記憶部を説明するための図である。 SCEFの記憶部を説明するための図である。 PDUセッション確立状態を説明するための図である。 通信手続きの概要を説明するための図である。 アタッチ手続きを説明するための図である。 UE主導のPDUセッション確立手続きを説明するための図である。 ハンドオーバー設定変更確立手続きを説明するための図である。 ネットワーク主導のハンドオーバー確立手続きを説明するための図である。 第1のUE主導のハンドオーバー確立手続きを説明するための図である。 第2のUE主導のハンドオーバー確立手続きを説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明を実施する為に最良の形態について説明する。なお、本実施形態では一例として、本発明を適用した場合の移動通信システムの実施形態について説明する。
[1.システム概要]
図1は、本実施形態における移動通信システムの概略を説明するための図である。本図
に示すように、移動通信システム1は、移動端末装置UE_A10とアクセスネットワークとコ
アネットワーク_A90とPDN(Packet Data Network)_A5により構成されている。ここで、UE_A10は無線接続可能な端末装置であればよく、UE(User Equipment)または、ME(Mobile Equipment)またはMS(Mobile Station)であってよい。また、UE_A10は、CIoT端末であっても
よい。なお、CIoT端末とはコアネットワーク_A90へ接続可能なIoT端末であり、IoT端末とは、スマートフォン等の携帯電話端末を含み、パソコンやセンサー装置などの様々なIT機器であってよい。
また、UE_A10は、アクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90と接続する
ことができる。さらに、UE_A10は、アクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90を介してPDN_A5と接続することができ、さらにPDN_A5との間でユーザデータを送受信
する。なお、ユーザデータとは、UE_A10とPDN_A5との間で送受信するデータであってよい。さらに、ユーザデータの送受信はPDU(Packet Data Unit)セッションを用いて実施され
てもよい。さらに、ユーザデータの通信は、IP通信に限らず、non-IP通信であってもよい。
ここで、PDUセッションは、UE_A10とPDN_A5との間のユーザデータの送受信等を行うPDU接続サービスを提供するため、UE_A10とPDN_A5との間で確立される接続性である。より具体的には、PDUセッションは、UE_A10と外部ゲートウェイ装置との間で確立する接続性で
あってよい。ここで、外部ゲートウェイ装置は、PGW_A30やSCEF_A46等のコアネットワー
ク_A90とPDN_A5を接続する装置であってよい。
また、PDUセッションは、UE_A10と、コアネットワーク_A90、及び/又はPDN_A5との間でユーザデータを送受信するために確立される通信路であってよく、PDUを送受信するため
の通信路であってよい。さらに、PDUセッションは、UE_A10とコアネットワーク_A90、及
び/又はPDN_A5との間で確立されるセッションであってよく、移動通信システム1内の各装置間の一又は複数のベアラ等の転送路で構成される論理的な通信路であってもよい。より具体的には、PDUセッションは、UE_A10が、コアネットワーク_A90と外部ゲートウェイ装
置との間に確立するコネクションであってよく、UE_A10とPGW_A30、及び/又はSCEF_A46
との間に確立するPDNコネクション(Packet Data Network Connection)等のコネクション
であってよい。
なお、PDUセッションは、eNB_A45、及び/又はSGW_A35を介したUE_A10とPGW_A30との間
の接続性、及び/又はコネクションであってもよいし、eNB_A45、及び/又はMME_A40を介
したUE_A10とSCEF_A46との間の接続性、及び/又はコネクションであってもよい。ここで、アクセスネットワーク内の装置、及びSGW_A35を介して、UE_A10とPGW_A30との間で確立されるPDUセッションを第1のPDUセッションと定義し、アクセスネットワーク内の装置、
及びMME_A40を介して、UE_A10とSCEF_A46との間で確立されるPDUセッションを第2のPDUセ
ッションと定義する。
なお、UE_A10とPDN_A5に配置するアプリケーションサーバー等の装置は、PDUセッショ
ンを用いてユーザデータの送受信を実行することができる。言い換えると、PDUセッショ
ンは、UE_A10とPDN_A5に配置するアプリケーションサーバー等の装置が送受信するユーザデータを、転送することができる。さらに、各装置(UE_A10、及び/又は、アクセスネッ
トワーク内の装置、及び/又は、コアネットワーク_A90内の装置)は、PDUセッションに対して、一又は複数の識別情報を対応づけて管理してもよい。なお、これらの識別情報には、APN、TFT、セッションタイプ、アプリケーション識別情報、PDN_A5の識別情報、ネットワークスライス識別情報、アクセスネットワーク識別情報が一つ以上含まれてもよいし、その他の情報がさらに含まれてもよい。さらに、PDUセッションを複数確立する場合には
、PDUセッションに対応づけられる各識別情報は、同じ内容であってもよいし、異なる内
容であってもよい。
また、IP通信とは、IP(Internet Protocol)を用いたデータの通信のことであり、IPヘ
ッダが付与されたIPパケットの送受信によって実現されるデータ通信のことである。なお、IPパケットを構成するペイロード部にはUE_A10が送受信するユーザデータが含まれてよい。また、non-IP通信とは、IPを用いないデータの通信のことであり、IPヘッダが付与されていないデータの送受信によって実現されるデータ通信のことである。例えば、non-IP通信は、IPパケットが付与されていないアプリケーションデータの送受信によって実現されるデータ通信であってもよいし、マックヘッダやEthernet(登録商標)フレームヘッダ等の別のヘッダを付与してUE_A10が送受信するユーザデータを送受信してもよい。
さらに、PDN_A5は、UE_A10に通信サービスを提供するDN(Data Network)である。なお、DNは、パケットデータサービス網として構成されてもよいし、サービス毎に構成されていてもよい。さらに、PDN_A5は、接続された通信端末を含んでいてもよい。従って、PDN_A5と接続するということは、PDN_A5に配置された通信端末と接続するということであって
もよい、さらに、PDN_A5との間でユーザデータを送受信するということは、PDN_A5に配置された通信端末とユーザデータを送受信するということであってもよい。
さらに、アクセスネットワークは、アクセスネットワークは、UE_A10、及び/又はコア
ネットワーク_A90と接続した、無線ネットワークのことである。アクセスネットワークは、3GPPアクセスネットワークであってもよく、non-3GPPアクセスネットワークであってもよい。なお、3GPPアクセスネットワークは、E-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)_A80、UTRAN(Universal Terrestrial Radio Access Network)_A20、GERAN(GSM(登録商標) EDGE Radio Access Network)_A25、NextGen RAN(Next Generation Radio Access Network)_A120であってもよく、non-3GPPアクセスネットワークは、WLAN ANb75、WLAN ANa70、WLAN ANc125であってもよい。なお、UE_A10はコアネットワーク_A90
に接続するために、アクセスネットワークに接続してもよく、アクセスネットワークを介してコアネットワーク_A90に接続してもよい。
さらに、コアネットワーク_A90は、アクセスネットワーク、及び/又はPDN_A5と接続し
た、移動通信事業者(Mobile Operator)が運用するIP移動通信ネットワークのことである
。コアネットワーク_A90は移動通信システム1を運用、管理する移動通信事業者のための
コアネットワークであってもよいし、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)などの仮
想移動通信事業者のためのコアネットワークであってよい。また、コアネットワーク_A90はCIoT端末を収容する為のコアネットワークであってもよい。なお、コアネットワーク_A90は、EPS(Evolved Packet System)のためのEPC(Evolved Packet Core)であってもよく、NextGen System(Next Generation System)のためのNextGen Core(Next Generation Core)であってよい。
次に、コアネットワーク_A90の構成例を説明する。本実施形態では2つのコアネットワ
ーク_A90の構成例を説明する。なお、コアネットワーク_A90は第1のコアネットワーク、
または第2のコアネットワーク、またはこれらを組み合わせたものであってもよい。また
、なお、第1のコアネットワークはEPCであってもよく、第2のコアネットワークは、NextGen Coreであってもよい。さらに、第1のコアネットワーク、及び/又は第2のコアネットワークは、IoTのために最適化されたシステムで構成されてよい。
まず、図2にコアネットワーク_A90が第1のコアネットワークである場合の、コアネットワーク_A90の構成の一例を示す。図2(a)のコアネットワーク_A90は、HSS(Home Subscriber Server)_A50、AAA(Authentication Authorization Accounting)_A55、PCRF(Policy and
Charging Rules Function)_A60、PGW(Packet Data Network Gateway)_A30、ePDG(enhanced Packet Data Gateway)_A65、SGW(Serving Gateway)_A35、MME(Mobility Management Entity)_A40、SGSN(Serving GPRS Support Node)_A42、SCEF(Service Capability Exposure Function)_A46により構成される。また、コアネットワーク_A90は、複数の無線アクセ
スネットワーク(E-UTRAN_A80、WLAN ANb75、WLAN ANa70、UTRAN_A20、GERAN_A25)に接続
することができる。
無線アクセスネットワークは、複数の異なるアクセスネットワークに接続して構成してもよいし、いずれか一つのアクセスネットワークに接続した構成であってもよい。さらに、UE_A10は無線アクセスネットワークに無線接続することができる。さらに、WLANアクセスシステムで接続可能なアクセスネットワークは、ePDG_A65を介してコアネットワークへ接続するWLANアクセスネットワークb(WLAN ANb75)と、PGW_A30とPCRF_A60とAAA_A55とに
接続するWLANアクセスネットワークa(WLAN ANa70)とが構成可能である。なお、各装置はEPSを利用した移動通信システムにおける従来の装置と同様に構成されるため、詳細な説明は省略する。以下、各装置の簡単な説明をする。
PGW_A30はPDN_A5とSGW_A35とePDG_A65とWLAN ANa70と、PCRF_A60とAAA_A55とに接続さ
れており、PDN_A5、及び/又はDNとコアネットワーク_A90のゲートウェイ装置としてユー
ザデータの転送を行う中継装置である。なお、PGW_A30は、IP通信、及び/又はnon-IP通信のためのゲートウェイ装置であってもよい。さらに、PGW_A30は、IP通信を転送する機能
を持っていてもよく、non-IP通信とIP通信を変換する機能を持っていてもよい。なお、こうしたゲートウェイはコアネットワーク_A90に複数配置されてよい。さらに、コアネットワーク_A90と単一のDNを接続するゲートウェイも複数配置されてよい。
さらに、PGW_A30は、PDN_A5との接点を持ったユーザデータの転送を行うUPネットワー
ク装置(U-Plane Network Function)であってもよく、ユーザデータのためのPDN_A5とコアネットワークとの間のゲートウェイであるUP GW(User Plane Gateway)であってもよい。
SGW_A35は、PGW_A30とMME_A40とE-UTRAN_A80とSGSN_A42とUTRAN_A20とに接続されてお
り、コアネットワーク_A90と3GPPのアクセスネットワーク(UTRAN_A20、GERAN_A25、E-UTRAN_A80)とのゲートウェイ装置としてユーザデータの転送を行う中継装置である。
さらに、SGW_A35は、アクセスネットワークとの接点を持ったユーザデータの転送を行
うUPネットワーク装置(U-Plane Network Function)であってもよく、ユーザデータのためのアクセスネットワークとコアネットワークとの間のゲートウェイであるUP GW(User Plane Gateway)であってもよい。
MME_A40は、SGW_A35とアクセスネットワークとHSS_A50とSCEF_A46に接続されており、
アクセスネットワークを経由してUE_A10のモビリティ管理を含む位置情報管理と、アクセ
ス制御を行う制御装置である。さらに、MME_A40は、UE_A10が確立するセッションを管理
するセッション管理装置としての機能を含んでもよい。また、コアネットワーク_A90には、こうした制御装置を複数配置してもよい。例えば、MME_A40とは異なる位置管理装置が
構成されてもよい。MME_A40とは異なる位置管理装置はMME_A40と同様にSGW_A35とアクセ
スネットワークとSCEF_A46と、HSS_A50と接続されてよい。
また、コアネットワーク_A90内に複数のMMEが含まれている場合、MME同士が接続されてもよい。これにより、MME間で、UE_A10のコンテキストの送受信が行われてもよい。この
ように、MME_A40は、UE_A10とモビリティ管理やセッション管理に関連する制御情報を送
受信する管理装置であり、言い換えるとコントロールプレーンの制御装置であればよい。
さらに、MME_A40はコアネットワーク90に含まれて構成される例を説明したが、MME_A40は、複数のコアネットワークやネットワークスライスが構成される場合、一つ以上のコアネットワークに接続される管理装置であってもよいし、MME_A40は複数のネットワークス
ライスに接続される管理装置であってもよい。
また、複数のコアネットワーク又はネットワークスライスは単一の通信事業者によって運用されるネットワークであってもよいし、それぞれ異なる通信事業者によって運用されるネットワークであってよい。ここで、ネットワークスライスとは、サービス等によって配送されるユーザデータを分けるために構成された論理的なネットワークであってよい。なお、ネットワークスライスは、ネットワークスライスインスタンスであってもよい。
また、MME_A40は、コアネットワーク_A90とアクセスネットワークとの間のゲートウェ
イ装置としてユーザデータの転送を行う中継装置であってもよい。なお、MME_A40がゲー
トウェイ装置となって送受信されるユーザデータは、スモールデータであってもよい。
さらに、MME_A40は、UE_A10等のモビリティ管理の役割を担うネットワーク装置(Network Function)であってもよく、PDUセッション等のセッション管理の役割を担うネットワ
ーク装置であってよく、1又は複数のネットワークスライスを管理するネットワーク装置
であってもよい。また、MME_A40は、これらの1又は複数の役割を担うネットワーク装置であってよい。なお、ネットワーク装置は、コアネットワーク_A90内に1又は複数配置され
る装置であってもよく、制御情報、及び/又は制御メッセージのためのC-Plane制御装置(Control Plane Function)であってもよく、複数のネットワークスライス間で共有される
共有C-Plane制御装置(Common Control Plane Function)であってもよい。
HSS_A50はMME_A40とAAA_A55とSCEF_A46とに接続されており、加入者情報の管理を行う
管理ノードである。HSS_A50の加入者情報は、例えばMME_A40のアクセス制御の際に参照される。さらに、HSS_A50は、MME_A40とは異なる位置管理装置と接続されていてもよい。AAA_A55は、PGW30と、HSS_A50と、PCRF_A60と、WLAN ANa70とに接続されており、WLAN ANa70を経由して接続するUE_A10のアクセス制御を行う。
PCRF_A60は、PGW_A30と、WLAN ANa75と、AAA_A55と、PDN_A5に接続されており、データ配送に対するQoS管理を行う。例えば、UE_A10とPDN_A5間の通信路のQoSの管理を行う。ePDG_A65は、PGW30と、WLAN ANb75とに接続されており、コアネットワーク_A90と、WLAN ANb75とのゲートウェイ装置としてユーザデータの配送を行う。
SGSN_A42は、UTRAN_A20とGERAN_A25とSGW_A35と接続されており、3G/2Gのアクセスネットワーク(UTRAN/GERAN)とLTEのアクセスネットワーク(E-UTRAN)間の位置管理のための制
御装置である。さらに、SGSN_A42は、PGW及びSGWの選択機能、UE_A10のタイムゾーンの管理機能、及びE-UTRANへのハンドオーバー時のMMEの選択機能を持つ。
SCEF_A46はPDN_A5とMME_A40とHSS_A50とに接続されており、PDN_A5、及び/又はDNとコ
アネットワーク_A90とを繋ぐゲートウェイ装置としてユーザデータの転送を行う中継装置である。なお、SCEF_A46は、non-IP通信のためのゲートウェイ装置であってもよい。さらに、SCEF_A46は、non-IP通信とIP通信を変換する機能を持っていてもよい。また、こうしたゲートウェイはコアネットワーク_A90に複数配置されてよい。さらに、コアネットワーク_A90と単一のDNを接続するゲートウェイも複数配置されてよい。
また、図2(b)に示すように、各無線アクセスネットワークには、UE_A10が実際に接続される装置(例えば、基地局装置やアクセスポイント装置)等が含まれている。接続に用いられる装置は、無線アクセスネットワークに適応した装置が考えられる。
本実施形態においては、E-UTRAN_A80は、LTE(Long Term Evolution)のアクセスネット
ワークであり、eNB(evolved Node B)_A45を含んで構成される。eNB_A45はE-UTRA(Evolved
Universal Terrestrial Radio Access)でUE_A10が接続する無線基地局であり、E-UTRAN_A80には1又は複数のeNB_A45が含まれて構成されてよい。また、複数のeNBは互いに接続しあっていてよい。
UTRAN_A20は、3Gのアクセスネットワークであり、RNC(Radio Network Controller)_A24とNB(Node B)_A22を含んで構成される。NB_A22は、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)でUE_A10が接続する無線基地局であり、UTRAN_A20には1又は複数の無線基地局が含まれて構成されてよい。またRNC_A24は、コアネットワーク_A90とNB_A22を接続する制御
部であり、UTRAN_A20には1又は複数のRNCが含まれて構成されてよい。また、RNC_A24は1
つまたは複数のNB_A22と接続されてよい。さらに、RNC_A24は、GERAN_A25に含まれる無線基地局(BSS(Base Station Subsystem)_A26)と接続されてよい。
GERAN_A25は、2Gのアクセスネットワークであり、BSS_A26を含んで構成される。BSS_A26は、GERA(GSM(登録商標)/EDGE Radio Access)でUE_A10が接続する無線基地局であり、GERAN_A25には1又は複数の無線基地局BSSで構成されてもよい。また、複数のBSSは互いに接続しあっていてよい。またBSS_A26はRNC_A24と接続してもよい。
WLAN ANa70は、無線LANアクセスネットワークであり、WLAN AP(WLAN Access Point)a72と、TWAG(Trusted WLAN Access Gateway)_A74とが含まれて構成される。WLAN APa72はコ
アネットワーク_A90を運営する事業者に対して信頼性のあるWLANアクセスシステムでUE_A10が接続する無線基地局であり、WLAN ANa70には1又は複数の無線基地局が含まれて構成
されてよい。TWAG_A74はコアネットワーク_A90とWLAN ANa70のゲートウェイ装置である。また、WLAN APa72とTWAG_A74とは、単一の装置で構成されてもよい。コアネットワーク_A90を運営する事業者とWLAN ANa70を運営する事業者が異なる場合でも、事業者間の契約や規約によりこのような構成での実現が可能となる。
また、WLAN ANb75は、無線LANアクセスネットワークであり、WLAN AP(WLAN Access Point)b76を含んで構成される。WLAN APb76はコアネットワーク_A90を運営する事業者に対して信頼関係が結ばれていない場合に、WLANアクセスシステムでUE_A10が接続する無線基地局であり、WLAN ANb75には1又は複数の無線基地局が含まれて構成されてよい。
このように、WLAN ANb75はコアネットワーク_A90に含まれる装置であるePDG_A65をゲートウェイとしてコアネットワーク_A90に接続される。ePDG_A65は安全性を確保するためのセキュリティー機能を持つ。
次に、コアネットワーク_A90が第2のコアネットワークである場合の、コアネットワー
ク_A90の構成の一例を説明する。図3にコアネットワーク_A90の構成の一例を示す。図3(a)のコアネットワーク_A90は、HSS_A50、PCRF_A60、PGW_A30、SGW_A35、MME_A40、SCEF_A46により構成される。
また、コアネットワーク_A90は、複数の無線アクセスネットワーク(E-UTRAN80、NextGen RAN_A120、WLAN ANc125)に接続することができる。無線アクセスネットワークは、複数の異なるアクセスネットワークに接続して構成してもよいし、いずれか一つのアクセスネットワークに接続した構成であってもよい。さらに、UE_A10は無線アクセスネットワークに無線接続することができる。
さらに、3GPPアクセスシステムで接続可能なアクセスネットワークは、E-UTRAN_A80とNextGen RAN_A120とが構成可能である。さらに、WLANアクセスシステムで接続可能なアク
セスネットワークは、MME_A40とSGW_A35とに接続するWLANアクセスネットワークc(WLAN ANc125)とが構成可能である。なお、各装置は第1のコアネットワークの装置と同様に構成
されるため、詳細な説明は省略する。以下、各装置の簡単な説明をする。
PGW_A30は、PDN_A5とSGW_A35とPCRF_A60とに接続される装置である。さらに、SGW_A35
は、PGW_A30とMME_A40とE-UTRAN80とNextGen RAN_A120とWLAN ANc126とに接続される装置である。さらに、MME_A40は、SGW_A35とE-UTRAN80とNextGen RAN_A120とWLAN ANc126とHSS_A50とSCEF_A46に接続される装置である。なお、PGW_A30、及びSGW_A35、及びMME_A40の役割は、第1のコアネットワークで説明した各装置の役割と同じであってよい。また、SCEF_A46、HSS_A50、PCRF_A60の構成、及び役割は、第1のコアネットワークで説明した装
置と同様の装置であってよい。従って、ここでの説明は省略する。
また、図3(b)に示すように、各無線アクセスネットワークには、UE_A10が実際に接続される装置(例えば、基地局装置やアクセスポイント装置)等が含まれている。接続に用いられる装置は、無線アクセスネットワークに適応した装置が考えられる。
本実施形態においては、NextGen RAN_A120は、5Gのアクセスネットワークであり、NextGen BS(Next Generation Base Station)_A122を含んで構成される。NextGen BS_A122はNextGen RA(Next Generation Radio Access)でUE_A10が接続する無線基地局であり、NextGen RAN_A120には1又は複数のNextGen BS_A122が含まれて構成されてよい。
WLAN ANc125は、無線LANアクセスネットワークであり、WAG_A126が含まれて構成される。WAG(WLAN Access Gateway)_A126は、無線LANアクセスでUE_A10が接続する無線基地局であり、WLAN ANc125には1又は複数のWAG_A126が含まれて構成されてよい。さらに、WAG_A126はコアネットワーク_A90とWLAN ANc125のゲートウェイ装置であってもよい。また、WAG_A126は、無線基地局の機能部とゲートウェイ装置の機能部とが別の装置で構成されても
よい。
なお、本明細書において、UE_A10が各無線アクセスネットワークに接続されるという事は、各無線アクセスネットワークに含まれる基地局装置やアクセスポイント等に接続される事であり、送受信されるデータや信号等も、基地局装置やアクセスポイントを経由するという事である。
[1.2.装置の構成]
まず、各装置で記憶される識別情報について説明する。IMSI(International Mobile Subscriber Identity)は、加入者(ユーザ)の永久的な識別情報であり、UEを使用するユーザに割り当てられる、識別情報である。UE_A10及びMME_A40及びSGW_A35が記憶するIMSIは、HSS_A50が記憶するIMSIと等しくてよい。
EMM State/MM Stateは、UE_A10またはMME_A40の移動管理(Mobility management)状態を示す。例えば、EMM State/MM Stateは、UE_A10がネットワークに登録されているEMM-REGISTERED状態(登録状態)、及び/又はUE_A10がネットワークに登録されていないEMM-DEREGISTERD状態(非登録状態)であってもよい。また、EMM State/MM Stateは、UE_A10とコアネットワーク_A90間の接続が維持されているECM-CONNECTED状態、及び/又は接続が解放されているECM-IDLE状態であってもよい。
GUTI(Globally Unique Temporary Identity)は、UE_A10の一時的な識別情報である。GUTIはMME_A40の識別情報(GUMMEI:Globally Unique MME Identifier)と特定MME_A40内でのUE_A10の識別情報(M-TMSI)により構成される。ME Identityは、UE_A10またはMEのIDであり、例えば、IMEI(International Mobile Equipment Identity)やIMISV(IMEI Software Version)であってもよい。MSISDNは、UE_A10の基本的な電話番号を表す。MME_A40が記憶するMSISDNはHSS_A50の記憶部により示された情報であってよい。
MME F-TEIDは、MME_A40を識別する情報である。MME F-TEIDには、MME_A40のIPアドレスが含まれていてもよいし、MME_A40のTEID(Tunnel Endpoint Identifier)が含まれてもよ
いし、またはこれら両方が含まれてもよい。また、MME_A40のIPアドレスとMME_A40のTEIDは独立して記憶されてもよい。また、MME F-TEIDは、ユーザデータ用の識別情報であってもよいし、制御情報用の識別情報であってもよい。
SGW F-TEIDは、SGW_A35を識別する情報である。SGW F-TEIDには、SGW_A35のIPアドレスが含まれていてもよいし、SGW_A35のTEIDが含まれてもよいし、またはこれら両方が含ま
れてもよい。また、SGW_A35のIPアドレスとSGW_A35のTEIDは独立して記憶されてもよい。また、SGW F-TEIDは、ユーザデータ用の識別情報であってもよいし、制御情報用の識別情報であってもよい。
PGW F-TEIDは、PGW_A30を識別する情報である。PGW F-TEIDには、PGW_A30のIPアドレスが含まれていてもよいし、PGW_A30のTEIDが含まれてもよいし、またはこれら両方が含ま
れてもよい。また、PGW_A30のIPアドレスとPGW_A30のTEIDは独立して記憶されてもよい。また、PGW F-TEIDは、ユーザデータ用の識別情報であってもよいし、制御情報用の識別情報であってもよい。
eNB F-TEIDはeNB_A45を識別する情報である。eNB F-TEIDには、eNB_A45のIPアドレスが含まれていてもよいし、eNB_A45のTEIDが含まれてもよいし、またはこれら両方が含まれ
てもよい。また、eNB_A45のIPアドレスとSGW_A35のTEIDは独立して記憶されてもよい。また、eNB F-TEIDは、ユーザデータ用の識別情報であってもよいし、制御情報用の識別情報であってもよい。
また、APN(Access Point Name)は、コアネットワーク_A90とDN等の外部ネットワークを識別する識別情報であってよい。さらに、APNは、コアネットワークA_90を接続するPGW_A30等のゲートウェイ装置を選択する情報として用いることもできる。
なお、APNは、こうしたゲートウェイ装置を識別する識別情報であってもよいし、DN等
の外部ネットワークを識別する識別情報であってもよい。なお、コアネットワーク_A90とDNとを接続するゲートウェイが複数配置される場合には、APNによって選択可能なゲート
ウェイは複数あってもよい。さらに、こうした複数のゲートウェイ装置の中から一つのゲートウェイを選択する場合には、APN以外の識別情報を用いた別の手法によってゲートウ
ェイが選択されてよい。
UE Radio Access Capabilityは、UE_A10の無線アクセス能力を示す識別情報である。UE
Network Capabilityは、UEにサポートされるセキュリティーのアルゴリズムと鍵派生関
数を含める。MS Network Capabilityは、GERAN及び/又はUTRAN機能をもつUEに対して、SGSNに必要な少なくとも一つの情報を含める情報である。Access Restrictionは、アクセス制限の登録情報である。eNB Addressは、eNB_A45のIPアドレスである。MME UE S1AP IDは、MME_A40内でのUEを識別する情報である。eNB UE S1AP IDは、eNB_A45内でのUEを識別する情報である。
APN in Use(Data Network Identifier)は、最近使用されたAPNである。このAPNは、ネ
ットワークの識別情報と、デフォルトのオペレータの識別情報とで構成されてよい。さらに、APN in Use(Data Network Identifier)は、PDUセッションの確立先のDNを識別する情報であってもよい。
Assigned Session Type(Assigned PDN Type)は、PDUセッションのタイプを示す情報で
ある。PDUセッションのタイプは、IPであってもよいし、non-IPであってもよい。さらに
、PDUセッションのタイプがIPである場合、ネットワークから割り当てられたPDNのタイプを示す情報をさらに含んでもよい。なお、Assigned Session Type(Assigned PDN Type)は、IPv4や、IPv6や、IPv4v6であってよい。
また、特に記載がない場合には、IP Addressは、UEに割り当てられたIPアドレスである。IPアドレスは、IPv4アドレスであってもよいし、IPv6アドレスであってもよいし、IPv6プレフィックスであってよい。なお、Assigned Session Type(Assigned PDN Type)がnon-IPを示す場合、IP Addressの要素を含まなくてもよい。
SCEF IDは、PDUセッションで用いられているSCEF_A46のIPアドレスである。Default Bearerは、PDUセッション確立時に取得、及び又は、生成する情報であり、PDUセッションに対応づけられたデフォルトベアラを識別するためのEPSベアラ識別情報である。
EPS Bearer IDは、EPSベアラの識別情報である。また、EPS Bearer IDは、SRB、及び又は、CRBを識別する識別情報であってもよいし、DRBを識別する識別情報であってもよい。TI(Transaction Identifier)は、双方向のメッセージフロー(Transaction)を識別する識
別情報である。なお、EPS Bearer IDは、デディケイテッドベアラを識別するEPSベアラ識別情報であってよい。したがって、デフォルトベアラとは異なるEPSベアラを識別する識
別情報であってよい。TFT(Traffic Flow Template)は、EPSベアラと関連づけられた全て
のパケットフィルターを示す。TFTは送受信するユーザデータの一部を識別する情報であ
り、UE_A10は、TFTによって識別されたユーザデータを、TFTに関連付けたEPSベアラを用
いて送受信する。さらに言い換えると、UE_A10は、TFTによって識別されたユーザデータ
を、TFTに関連づけたRBを用いて送受信する。また、TFTは、送受信するアプリケーションデータ等のユーザデータを適切な転送路に対応づけするものであってよく、アプリケーションデータを識別する識別情報であってもよい。また、UE_A10は、TFTで識別できないユ
ーザデータを、デフォルトベアラを用いて送受信してもよい。また、UE_A10は、デフォルトベアラに関連付けられたTFTを予め記憶しておいてもよい。
Default Bearerは、PDUセッションに対応づけられたデフォルトベアラを識別するEPSベアラ識別情報である。なお、EPSベアラとは、UE_A10とPGW_A30との間で確立する論理的な通信路であってもよい。この場合においても、EPSベアラは、UE_A10とアクセスネットワ
ーク内の基地局、及び/又はアクセスポイントとの間で確立するRB(Radio Bearer)を含ん
で構成されてよい。さらに、RBとEPSベアラとは一対一に対応づけられてよい。そのため
、RBの識別情報は、EPSベアラの識別情報と一対一に対応づけられてもよいし、同じ識別
情報であってもよい。なお、RBは、SRB(Signalling Radio Bearer)及び/又はCRB(Control
-plane Radio bearer)であってもよいし、DRB(Data Radio Bearer)であってもよい。また、Default Bearerは、PDUセッション確立時にUE_A10及び/またはSGW_A35及び/またはPGW_A30がコアネットワーク_A90から取得する情報であってよい。
User Identityは、加入者を識別する情報である。User Identityは、IMSIであってもよいし、MSISDNであってもよい。さらに、User Identityは、IMSI、MSISDN以外の識別情報
であってもよい。Serving Node Informationは、PDUセッションで用いられているMME_A40を識別する情報であり、MME_A40のIPアドレスであってよい。
eNB/NextGen BS/WAG Addressは、eNB_A45、及び/又はNextGen BS_A122、及び/又はWAG_A126のIPアドレスである。eNB/NextGen BS/WAG IDは、eNB_A45、及び/又はNextGen BS_A122、及び/又はWAG_A126内でのUEを識別する情報である。
NextGen BS Addressは、NextGen BS_A122のIPアドレスである。NextGen BS IDは、NextGen BS_A122内でのUEを識別する情報である。WAG Addressは、WAG_A126のIPアドレスである。WAG IDは、WAG_A126内でのUEを識別する情報である。
MME/eNB/NextGen BS/WAG Addressは、MME_A40、及び/又はeNB_A45、及び/又はNextGen BS_A122、及び/又はWAG_A126のIPアドレスである。MME/eNB/NextGen BS/WAG IDは、MME_A40、及び/又はeNB_A45、及び/又はNextGen BS_A122、及び/又はWAG_A126内でのUEを識別
する情報である。
モビリティタイプ(Mobility Type)は、モビリティの粒度を示す情報である。さらに、
モビリティタイプはサービス継続(Service Continuity)の種類を示す情報であってもよいし、サポートするモビリティの種類を示す情報であってもよいし、ハンドオーバーに関する情報であってもよい。例えば、モビリティタイプは、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティタイプであってもよいし、UE主導のハンドオーバーの実行を許さない状態に対応するモビリティタイプであってもよく、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行を許さない状態に対応するモビリティタイプであってもよい。なお、モビリティタイプはモビリティクラス(Mobility Class)であってもよく、モビリティレベル(Mobility level)であってもよい。
Handover Informationは、UE_A10、及び/又はネットワーク(アクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90)のハンドオーバーに関する情報である。Handover Informationは、サポートするハンドオーバーの種類を示す情報であってもよいし、各状態におけるハンドオーバーの許可情報であってもよい。
なお、サポートするハンドオーバーの種類は、3GPPアクセスネットワーク、又はnon-3GPPアクセスネットワーク内のハンドオーバーであってもよいし、3GPPアクセスネットワークとnon-3GPPアクセスネットワークとの間のハンドオーバーであってもよい。また、各状態におけるハンドオーバーの許可情報は、アクティブモード、及び/又はアイドルモード
時のハンドオーバーを許可することを示す情報であってよく、アクティブモード、及び/
又はアイドルモード時のハンドオーバーを許可しないことを示す情報であってもよい。
さらに、Handover Informationは、UE UE-initiated Handover Capability、及び/又はNW UE-initiated Handover Capability、及び/又はUE-initiated Handover allowed、及
び/又はNW-initiated Handover allowedを含む情報であってよい。
なお、UE UE-initiated Handover Capabilityは、UE_A10がUE主導のハンドオーバーを
サポートするか否かを示す能力情報である。さらに、NW UE-initiated Handover Capabil
ityは、ネットワーク、及び/又はネットワーク内の装置がUE主導のハンドオーバーをサポートするか否かを示す能力情報である。
また、UE-initiated Handover allowedは、UE主導のハンドオーバーを許可するか否か
を示す情報である。UE-initiated Handover allowedは、UE主導のハンドオーバーを、接
続中のセル、及び/又はトラッキングエリア、及び/又はアクセスネットワークで許可するか否かを示す情報であってもよいし、一時的に許可するか否かを示す情報であってもよいし。
さらに、NW-initiated Handover allowedは、ネットワーク主導のハンドオーバーを許
可するか否かを示す情報である。NW-initiated Handover allowedは、ネットワーク主導
のハンドオーバーを、接続中のセル、及び/又はトラッキングエリア、及び/又はアクセスネットワークで許可するか否かを示す情報であってもよいし、一時的に許可するか否かを示す情報であってもよい。
以下、各装置の構成について説明する。
[1.2.1.UEの構成]
図4にUE_A10の装置構成を示す。図に示すように、UE_A10は送受信部_A420と、制御部_A400と記憶部_A440で構成されている。送受信部_A420と記憶部_A440は制御部_A400と、バ
スを介して接続されている。
制御部_A400はUE_A10を制御するための機能部である。制御部_A400は、記憶部_A440に
記憶されている各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。
送受信部_A420は、UE_A10がアクセスネットワーク内の基地局、及び/又はアクセスポイントに接続し、アクセスネットワークへ接続するための機能部である。また、送受信部_A420には、外部アンテナ_A410が接続されている。言い換えると、送受信部_A420は、UE_A10がアクセスネットワーク内の基地局、及び/又はアクセスポイントと接続するための機能部である。さらに、送受信部_A420は、UE_A10が、アクセスネットワーク内の基地局、及
び/又はアクセスポイントからユーザデータ及び又は制御情報を送受信する送受信機能部
である。
記憶部_A440は、UE_A10の各動作に必要なプログラムや、データなどを記憶する機能部
である。記憶部_A440は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成
されている。記憶部_A440は、少なくとも、後述する通信手続き内で送受信する制御メッ
セージに含まれる識別情報及びまたは制御情報及び又はフラグ及び又はパラメータを記憶してもよい。記憶部_A440は、図に示すように、UEコンテキスト542を記憶する。以下、記憶部_A440で記憶される情報要素について説明する。
まず、図5(b)にUEごとに記憶されるUEコンテキストに含まれる情報要素を示す。図に示すように、UEごとに記憶されるUEコンテキストは、IMSI、EMM State、GUTI、ME Identityを含む。
さらに、UEごとに記憶されるUEコンテキストは、Mobility Type、及び/又はHandover Informationを含んでもよい。
次に、図5(c)にPDU(Packet Data Unit)セッションごとに記憶されるPDUセッションごとのUEコンテキストを示す。図に示すように、PDUセッションごとのUEコンテキストは、APN
in Use(Data Network Identifier)、Assigned Session Type(Assigned PDN Type)、IP A
ddress(es)、Default Bearerを含む。
さらに、PDUセッションごとに記憶されるUEコンテキストは、Mobility Type、及び/又
はHandover Informationを含んでもよい。
図5(d)は、UEの記憶部で記憶されるベアラごとのUEコンテキストを示す。図に示すように、ベアラごとのUEコンテキストは、EPS Bearer ID、TI、TFTを含む。
[1.2.2.eNB/NextGen BS/WAGの構成]
以下、eNB_A45及び、NextGen BS_A122及び、WAG_A126の構成について説明する。図6にeNB_A45及び、NextGen BS_A122及び、WAG_A126の装置構成を示す。図に示すように、eNB_A45及び、NextGen BS_A122及び、WAG_A126はネットワーク接続部_B620と、送受信部_B630
と、制御部_B600と記憶部_B640で構成されている。ネットワーク接続部_B620と送受信部_B630と記憶部_B640は制御部_B600と、バスを介して接続されている。
制御部_B600はeNB_A45を制御するための機能部である。制御部_B600は、記憶部_B640に記憶されている各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。
ネットワーク接続部_B620は、eNB_A45及び、NextGen BS_A122及び、WAG_A126がMME_A40及び/又はSGW_A35と接続するための機能部である。さらに、ネットワーク接続部_B620は
、eNB_A45及び、NextGen BS_A122及び、WAG_A126がMME_A40及び/又はSGW_A35からユーザ
データ及び又は制御情報を送受信する送受信部である。
送受信部_B630は、eNB_A45及び、NextGen BS_A122及び、WAG_A126がUE_A10と接続する
ための機能部である。さらに、送受信部_B630は、UE_A10からユーザデータ及び又は制御
情報を送受信する送受信機能部である。また、送受信部_B630には、外部アンテナ_B610が接続されている。
記憶部_B640は、eNB_A45及び、NextGen BS_A122及び、WAG_A126の各動作に必要なプロ
グラムや、データなどを記憶する機能部である。記憶部_B640は、例えば、半導体メモリ
や、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。記憶部_B640は、少なくとも、後述
する通信手続き内で送受信する制御メッセージに含まれる識別情報及び/又は制御情報及
び又はフラグ及び又はパラメータを記憶してもよい。記憶部_B640は、これらの情報をUE
コンテキストとして記憶してもよい。
さらに、記憶部_B640は、Mobility Type、及び/又はHandover Informationを含んでも
よい。
[1.2.3.MMEの構成]
以下、MME_A40の構成について説明する。図7にMME_A40の装置構成を示す。図に示すよ
うに、MME_A40はネットワーク接続部_C720と、制御部_C700と記憶部_C740で構成されている。ネットワーク接続部_C720と記憶部_C740は制御部_C700と、バスを介して接続されて
いる。
制御部_C700はMME_A40を制御するための機能部である。制御部_C700は、記憶部_C740に記憶されている各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。
ネットワーク接続部_C720は、MME_A40が、アクセスネットワーク内の基地局、及び/又
はアクセスネットワーク内のアクセスポイント、及び/又は、SCEF_A46、及び/又はHSS_A50及び/又はSGW_A35と接続するための機能部である。さらに、ネットワーク接続部_C720は
、MME_A40が、アクセスネットワーク内の基地局、及び/又はアクセスネットワーク内のアクセスポイント、及び/又は、SCEF_A46、及び/又はHSS_A50、及び/又はSGW_A35とユーザ
データ及び又は制御情報を送受信する送受信部である。
記憶部_C740は、MME_A40の各動作に必要なプログラムや、データなどを記憶する機能部である。記憶部_C740は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成
されている。記憶部_C740は、少なくとも、後述する通信手続き内で送受信する制御メッ
セージに含まれる識別情報及びまたは制御情報及び又はフラグ及び又はパラメータを記憶してもよい。
記憶部_C740は、図に示すように、MMEコンテキスト1142を記憶する。以下、記憶部_C740で記憶される情報要素について説明する。まず、図8(b)にUEごとに記憶されるUEコンテ
キストに含まれる情報要素を示す。図に示すように、UEごとに記憶されるMMEコンテキス
トは、IMSI、MSISDN、MM State、GUTI、ME Identity、UE Radio Access Capability、UE Network Capability、MS Network Capability、Access Restriction、MME F-TEID、SGW F-TEID、eNB Address、MME UE S1AP ID、eNB UE S1AP ID、NextGen BS Address、NextGen BS ID、WAG Address、WAG ID、を含む。
さらに、UEごとに記憶されるMMEコンテキストは、Mobility Type、及び/又はHandover Informationを含んでもよい。
次に、図9(c)にPDUセッションごとに記憶されるPDUセッションごとのMMEコンテキスト
を示す。図に示すように、PDUセッションごとのMMEコンテキストは、APN in Use(Data Network Identifier)、Assigned Session Type(Assigned PDN Type)、IP Address、PGW F-TEID、SCEF ID、Default bearerを含む。
さらに、PDUセッションごとのMMEコンテキストは、Mobility Type、及び/又はHandover
Informationを含んでもよい。
図9(d)は、ベアラごとに記憶されるベアラごとのMMEコンテキストを示す。図が示すよ
うに、ベアラごとに記憶されるMMEコンテキストは、EPS Bearer ID、TI、TFT、SGW F-TEID、PGW F-TEID、MME F-TEID、eNB/NextGen BS/WAG Address、eNB/NextGen BS/WAG ID、を含む。ここで、図8、9に示すMMEコンテキストに含まれる情報要素は、MMコンテキスト644またはEPSベアラコンテキストのいずれかに含まれ、記憶されてもよい。
[1.2.4.SGWの構成]
図10にSGW_A35の装置構成を示す。図に示すように、SGW_A35はネットワーク接続部_D1020と、制御部_D1000と記憶部_D1040で構成されている。ネットワーク接続部_D1020と記憶部_D1040は制御部_D1000と、バスを介して接続されている。
制御部_D1000はSGW_A35を制御するための機能部である。制御部_D1000は、記憶部_D1040に記憶されている各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する
ネットワーク接続部_D1020は、SGW_A35が、アクセスネットワーク内の基地局、及び/又はアクセスポイント、及び/又はMME_A40及び/又はPGW_A30及び/又はSGSN_A42と接続する
ための機能部である。さらに、ネットワーク接続部_D1020は、SGW_A35が、アクセスネッ
トワーク内の基地局、及び/又はアクセスポイント及び/又はMME_A40及び/又はPGW_A30及
び/又はSGSN_A42からユーザデータ及び又は制御情報を送受信する送受信部である。
記憶部_D1040は、SGW_A35の各動作に必要なプログラムや、データなどを記憶する機能
部である。記憶部_D1040は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
記憶部_D1040は、少なくとも、後述する通信手続き内で送受信する制御メッセージに含まれる識別情報及びまたは制御情報及び又はフラグ及び又はパラメータを記憶してもよい。
記憶部_D1040は、図に示すように、EPSベアラコンテキスト1442を記憶する。なお、EPSベアラコンテキストの中には、UEごとに記憶されるものと、PDUセッションごとに記憶さ
れるものと、ベアラごとに記憶されるものが含まれる。
まず、図11(b)にUEごとに記憶されるEPSベアラコンテキストの情報要素を示す。図に示すように、UEごとに記憶されるEPSベアラコンテキストは、IMSI、ME Identity、MSISDN、MME F-TEID、SGW F-TEIDを含む。
さらに、EPSベアラコンテキストには、PDUセッションごとに記憶されるPDUセッション
ごとのEPSベアラコンテキストが含まれる。図11(c)に、PDUセッションごとのEPSベアラコンテキストを示す。図に示すように、PDUセッションごとのEPSベアラコンテキストは、APN in Use(Data Network Identifier)、Assigned Session Type(Assigned PDN Type)、SGW
F-TEID、PGW F-TEID、Default Bearer、IP Address(es)を含む。
さらに、EPSベアラコンテキストには、ベアラごとのEPSベアラコンテキストが含まれる。図11(d)は、ベアラごとのEPSベアラコンテキストを示す。図に示すように、ベアラごとのEPSベアラコンテキストはEPS Bearer ID、TFT、PGW F-TEID、SGW F-TEID、eNB F-TEID
、MME/NextGen BS/WAG Address、MME/NextGen BS/WAG IDを含む。
[1.2.5.PGWの構成]
図10にPGW_A30の装置構成を示す。図に示すように、PGW_A30はネットワーク接続部_D1020と、制御部_D1000と記憶部_D1040で構成されている。ネットワーク接続部_D1020と記憶部_D1040は制御部_D1000と、バスを介して接続されている。
制御部_D1000はPGW_A30を制御するための機能部である。制御部_D1000は、記憶部_D1040に記憶されている各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する
ネットワーク接続部_D1020は、PGW_A30が、SGW_A35及び/またはPCRF_A60及び/又はePDG_A65と及び/またはAAA_A55及び/またはTWAG_A74及び/又はPDN_A5と接続するための機能部である。また、ネットワーク接続部_D1020は、PGW_A30が、SGW_A35及び/またはPCRF_A60
及び/又はePDG_A65と及び/またはAAA_A55及び/またはTWAG_A74及び/又はPDN_A5からユー
ザデータ及び又は制御情報を送受信する送受信部である。
記憶部_D1040は、PGW_A30の各動作に必要なプログラムや、データなどを記憶する機能
部である。記憶部_D1040は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。
記憶部_D1040は、少なくとも、後述する通信手続き内で送受信する制御メッセージに含まれる識別情報及びまたは制御情報及び又はフラグ及び又はパラメータを記憶してもよい。
記憶部_D1040は、図に示すように、EPSベアラコンテキスト1642を記憶する。なお、EPSベアラコンテキストの中には、UEごとに記憶されるものと、APNごとに記憶されるものと
、PDUセッションごとに記憶されるものと、ベアラごとに記憶されるものとが分かれて記
憶されてもよい。
図12(b)は、UEごとに記憶されるEPSベアラコンテキストに含まれる情報要素を示す。図に示すように、UEごとに記憶されるEPSベアラコンテキストは、IMSI、IMSI-unauthenticated-indicator、ME Identity、MSISDN、RAT typeを含む。
次に、図12(c)にAPNごとに記憶されるEPSベアラコンテキストを示す。図に示すように
、PGW記憶部のAPNごとに記憶されるEPSベアラコンテキストは、APN in useを含む。なお
、APNごとに記憶されるEPSベアラコンテキストは、Data Network Identifierごとに記憶
されてもよい。
また、図12(d)にPDUセッションごとに記憶されるPDUセッションごとのEPSベアラコンテキストを示す。図に示すように、PDUセッションごとのEPSベアラコンテキストは、Assigned Session Type(Assigned PDN Type)、IP Address、SGW F-TEID、PGW F-TEID、Default Bearerを含む。
さらに、図12(e)に、EPSベアラごとに記憶されるEPSベアラコンテキストを示す。図に
示すように、EPSベアラコンテキストは、EPS Bearer ID、TFT、PGW F-TEID、SGW F-TEID
を含む。
[1.2.6.SCEFの構成]
図10にSCEF_A46の装置構成を示す。図に示すように、SCEF_A46はネットワーク接続部_D1020と、制御部_D1000と記憶部_D1040で構成されている。ネットワーク接続部_D1020と記憶部_D1040は制御部_D1000と、バスを介して接続されている。
制御部_D1000はSCEF_A46を制御するための機能部である。制御部_D1000は、記憶部_D1040に記憶されている各種プログラムを読みだして実行することにより各種処理を実現する。ネットワーク接続部_D1020は、SCEF_A46がコアネットワーク_A90へ接続するための機能部である。言い換えると、ネットワーク接続部_D1020は、SCEF_A46がMME_A40と接続する
ための機能部である。さらに、ネットワーク接続部_D1020は、SCEF_A46が、MME_A40から
ユーザデータ及び又は制御情報を送受信する送受信部である。
記憶部_D1040は、SCEF_A46の各動作に必要なプログラムや、データなどを記憶する機能部である。記憶部_D1040は、例えば、半導体メモリや、HDD(Hard Disk Drive)等により構成されている。記憶部_D1040は、少なくとも、後述する通信手続き内で送受信する制御メッセージに含まれる識別情報及びまたは制御情報及び又はフラグ及び又はパラメータを記憶してもよい。
記憶部_D1040は、図に示すように、EPSベアラコンテキスト1042を記憶する。以下、記
憶部_D1040で記憶される情報要素について説明する。図13(b)にEPSベアラコンテキストに含まれる情報要素を示す。図に示すように、EPSベアラコンテキストは、User Identity、APN in Use(Data Network Identifier)、EPS Bearer ID、Serving Node Informationを含む。
[1.3.通信手続きの説明]
次に、本実施形態における通信手続きを、図15を用いて説明する。ここで、各手続きの詳細手順を説明する前に、重複説明を避けるために本実施形態特有の用語や、各手続きに
用いる主要な識別情報を予め説明する。
本実施形態における第1の状態を図14を用いて説明する。本実施形態における第1の状態は、UE_A10がコアネットワーク_A90に接続、及び登録され、各装置がPDUセッションを確
立した状態である。なお、各装置は、UE_A10がコアネットワーク_A90に登録されるための手続きとPDUセッション確立のための手続きは、同時に実行されてもよいし、別々に実行
されてもよい。
次に、本実施形態における識別情報について説明する。本実施形態における第1の識別
情報は、UE_A10がUE主導のハンドオーバーを実行する機能を有していることを示すUE_A10の機能情報である。ここで、UE_A10がUE主導のハンドオーバーを実行する機能とは、UE_A10等の端末装置が主導してハンドオーバー手続きを開始する機能であってよい。言い換えると、本機能は、UE_A10がアクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90に対
してハンドオーバーを要求する機能であってよい。さらに具体的には、本機能は、UE_A10がアクセスネットワークに配置される基地局装置、及び/又はコアネットワーク_A90に配
置されるC-Plane制御装置に対してハンドオーバーを要求する機能であってよい。
さらに言い換えると、本機能は、UE_A10がアクセスネットワーク、及び/又はコアネッ
トワーク_A90に対して、UE主導のハンドオーバー手続きを開始することを要求する機能であってよい。さらに具体的には、本機能は、UE_A10がアクセスネットワークに配置される基地局装置、及び/又はコアネットワーク_A90に配置されるC-Plane制御装置に対してUE主導のハンドオーバー手続きを開始することを要求する機能であってよい。
また、第1の識別情報は、上述した機能に対応するモビリティオンデマンド機能を有す
ることを示す情報であってよい。もしくは、第1の識別情報は、上述した機能に対応する
モビリティレベル、及び/又はモビリティタイプを示す情報であってもよい。
本実施形態における第2の識別情報は、ネットワークがUE主導のハンドオーバーを実行
する機能を有していることを示すネットワークの機能情報である。ここで、ネットワークがUE主導のハンドオーバーを実行する機能とは、UE_A10等の端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行する機能であってよい。言い換えると、本機能は、UE_A10が送信するハンドオーバーの要求を受信し、ハンドオーバー手続きを実行する機能であってよい。なお、ネットワークとは、アクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90であってよい。
さらに言い換えると、本機能は、UE_A10がアクセスネットワーク、及び/又はコアネッ
トワーク_A90に対して送信するUE主導のハンドオーバー手続きを開始するための要求を受信し、ハンドオーバー手続きを実行する機能であってよい。
また、第2の識別情報は、上述した機能に対応するモビリティオンデマンド機能を有す
ることを示す情報であってよい。もしくは、第2の識別情報は、上述した機能に対応する
モビリティレベル、及び/又はモビリティタイプを示す情報であってもよい。
本実施形態における第3の識別情報は、UE主導のハンドオーバーを実行する機能の有効
化を要求することを示す識別情報である。ここで、UE主導のハンドオーバーを実行する機能の有効化とは、UE_A10、及び/又はネットワークが、UE主導のハンドオーバーを実行可
能な状態に遷移することであってよい。また、UE_A10がUE主導のハンドオーバーを実行可能な状態とは、UE_A10等の端末装置が主導してハンドオーバー手続きを開始することができる状態であってよい。言い換えると、本状態は、UE_A10がアクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90に対してハンドオーバーを要求することができる状態であっ
てよい。さらに具体的には、本状態は、UE_A10がアクセスネットワークに配置される基地局装置、及び/又はコアネットワーク_A90に配置されるC-Plane制御装置に対してハンドオーバーを要求することができる状態であってよい。
さらに言い換えると、本状態は、UE_A10がアクセスネットワーク、及び/又はコアネッ
トワーク_A90に対して、UE主導のハンドオーバー手続きを開始することを要求することができる状態であってよい。さらに具体的には、本状態は、UE_A10がアクセスネットワークに配置される基地局装置、及び/又はコアネットワーク_A90に配置されるC-Plane制御装置に対してUE主導のハンドオーバー手続きを開始することを要求することができる状態であってよい。
また、ネットワークがUE主導のハンドオーバーを実行可能な状態とは、UE_A10等の端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行することができる状態であってよい。言い換えると、本状態は、UE_A10が送信するハンドオーバーの要求を受信し、ハンドオーバー手続きを実行することができる状態であってよい。なお、ネットワークとは、アクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90であってよい。
さらに言い換えると、本状態は、UE_A10がアクセスネットワーク、及び/又はコアネッ
トワーク_A90に対して送信するUE主導のハンドオーバー手続きを開始するための要求を受信し、ハンドオーバー手続きを実行することができる状態であってよい。
また、第3の識別情報は、上述した状態に対応するモビリティオンデマンド機能を有効
化することを要求する情報であってよい。もしくは、第3の識別情報は、上述した状態に
対応するモビリティレベル、及び/又はモビリティタイプへの移行を要求することを示す
情報であってもよい。
本実施形態における第4の識別情報は、第3の識別情報が示す要求を許可することを示す情報である。
本実施形態における第5の識別情報は、ネットワークがUE主導のハンドオーバーを実行
する機能を有していないことを示すネットワークの機能情報である。ここで、ネットワークがUE主導のハンドオーバーを実行する機能とは、UE_A10等の端末装置が主導してハンドオーバー手続きを実行する機能であってよい。言い換えると、本機能は、UE_A10が送信するハンドオーバーの要求を受信し、ハンドオーバー手続きを実行する機能であってよい。なお、ネットワークとは、アクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90であ
ってよい。
さらに言い換えると、本機能は、UE_A10がアクセスネットワーク、及び/又はコアネッ
トワーク_A90に対して送信するUE主導のハンドオーバー手続きを開始するための要求を受信し、ハンドオーバー手続きを実行する機能であってよい。
また、第5の識別情報は、上述した機能に対応するモビリティオンデマンド機能を有し
ていないことを示す情報であってよい。もしくは、第5の識別情報は、上述した機能に有
さないことを示すモビリティレベル、及び/又はモビリティタイプを示す情報であっても
よい。
及び/又は、本実施形態における第5の識別情報は、第3の識別情報が示す要求を許可し
ないことを示す情報であってもよい。また、第5の識別情報は、上述した意味を示す理由
情報(Cause Value)であってもよい。
本実施形態における第6の識別情報は、UE_A10がUE主導のハンドオーバーの実行を要求
すること示すUE_A10の機能情報である。ここで、UE_A10がUE主導のハンドオーバーの実行を要求とは、UE_A10等の端末装置が主導してハンドオーバー手続きを開始することであってよい。言い換えると、本要求は、UE_A10がアクセスネットワーク、及び/又はコアネッ
トワーク_A90に対してハンドオーバーを開始することであってよい。さらに具体的には、本要求は、UE_A10がアクセスネットワークに配置される基地局装置、及び/又はコアネッ
トワーク_A90に配置されるC-Plane制御装置に対してハンドオーバー開始することであっ
てよい。
または、第6の識別情報は、UE_A10がアクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90に対して、開始するハンドオーバー手続きがUE主導のハンドオーバー手続きであることを示す情報であってよい。
もしくは、第6の識別情報は、UE_A10がアクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90に対して、ネットワーク主導のハンドオーバー手続きの開始を要求することを示す情報であってよい。より具体的には、UE_A10がアクセスネットワークに配置される基地局装置、及び/又はコアネットワーク_A90に配置されるC-Plane制御装置に対して、基地局装置又はC-Plane制御装置が主導するハンドオーバー手続きの開始を要求することを示す
情報であってよい。
本実施形態における第7の識別情報は、UE主導のハンドオーバーを実行する機能の無効
化を要求することを示す識別情報である。ここで、UE主導のハンドオーバーを実行する機能の無効化とは、UE_A10、及び/又はネットワークが、UE主導のハンドオーバーの実行を
許さない状態に遷移することであってよい。また、UE_A10がUE主導のハンドオーバーの実行を許さない状態とは、UE_A10等の端末装置が主導してハンドオーバー手続きを開始することができない状態であってよい。言い換えると、本状態は、UE_A10がアクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90に対してハンドオーバーを要求することができな
い状態であってよい。さらに具体的には、本状態は、UE_A10がアクセスネットワークに配置される基地局装置、及び/又はコアネットワーク_A90に配置されるC-Plane制御装置に対してハンドオーバーを要求することができない状態であってよい。
さらに言い換えると、本状態は、UE_A10がアクセスネットワーク、及び/又はコアネッ
トワーク_A90に対して、UE主導のハンドオーバー手続きを開始することを要求することができない状態であってよい。さらに具体的には、本状態は、UE_A10がアクセスネットワークに配置される基地局装置、及び/又はコアネットワーク_A90に配置されるC-Plane制御装置に対してUE主導のハンドオーバー手続きを開始することを要求することができない状態であってよい。
また、ネットワークがUE主導のハンドオーバーの実行を許さない状態とは、UE_A10等の端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きの実行を許さない状態であってよい。言い換えると、本状態は、UE_A10が送信するハンドオーバーの要求を受信しない状態であってよい。または、本状態は、UE_A10が送信するハンドオーバーの要求を受信し、受信した要求に基づいてハンドオーバー手続きを実行しない状態であってよい。または、本状態では、ネットワークはUE_A10が送信するハンドオーバーの要求を受信し、受信した要求に基づいて要求を不許可とすることを示す制御情報をUE_A10に対して送信してもよい。なお、ネットワークとは、アクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90であって
よい。
また、第7の識別情報は、上述した状態に対応するモビリティオンデマンド機能を有効
化することを要求する情報であってよい。もしくは、第7の識別情報は、上述した状態に
対応するモビリティレベル、及び/又はモビリティタイプへの移行を要求することを示す
情報であってもよい。なお、第7の識別情報は上述した状態へ一時的に遷移することを示
す情報であってよい。
本実施形態における第8の識別情報は、第7の識別情報が示す要求を許可することを示す情報である。
本実施形態における第9の識別情報は、ネットワーク主導のハンドオーバーを実行する
機能の無効化を要求することを示す識別情報である。ここで、ネットワーク主導のハンドオーバーを実行する機能の無効化とは、ネットワークが、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行を許さない状態に遷移することであってよい。なお、ネットワークとは、アクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90であってよい。
言い換えると、本状態は、アクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90が
、アクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90が主導して開始するハンドオ
ーバー手続きを開始することができない状態であってよい。さらに具体的には、本機能は、アクセスネットワークに配置される基地局装置、及び/又はコアネットワーク_A90に配
置されるC-Plane制御装置が主導してハンドオーバー手続きを開始できない状態であって
よい。
また、第9の識別情報は、上述した状態に対応するモビリティオンデマンド機能を有効
化することを要求する情報であってよい。もしくは、第9の識別情報は、上述した状態に
対応するモビリティレベル、及び/又はモビリティタイプへの移行を要求することを示す
情報であってもよい。なお、第9の識別情報は上述した状態へ一時的に遷移することを示
す情報であってよい。
本実施形態における第10の識別情報は、第9の識別情報が示す要求を許可することを示
す情報である。
本実施形態における第11の識別情報は、第9の識別情報が示す要求を許可しないことを
示す情報であってもよい。また、第11の識別情報は、上述した意味を示す理由情報(Cause
Value)であってもよい。
次に、本実施形態における通信手続きを図15を用いて説明する。なお、各手続きの詳細は、後述する。各装置は、まず、アタッチ手続き(S2000)を実行し、UE_A10がネットワー
クに接続した状態に遷移する。次に、各装置は、PDUセッション確立手続き(S2002)を実行し、第1の状態に遷移する。なお、各装置は、アタッチ手続き、及び/又はPDUセッション確立手続きにおいて、各装置の各種能力情報、及び/又は各種要求情報を交換してもよい。
なお、各装置は、各種情報の交換、及び/又は各種要求の交渉をアタッチ手続きで実施
した場合、各種情報の交換、及び/又は各種要求の交渉をPDUセッション確立手続きで実施しなくてもよい。逆に、各装置は、各種情報の交換、及び/又は各種要求の交渉をアタッ
チ手続きで実施しなかった場合、各種情報の交換、及び/又は各種要求の交渉をPDUセッション確立手続きで実施してもよい。これに限らず、各装置は、各種情報の交換、及び/又
は各種要求の交渉をアタッチ手続きで実施した場合でも、各種情報の交換、及び/又は各
種要求の交渉をPDUセッション確立手続きで実施してもよい。
例えば、各装置は、アタッチ手続き、及びPDUセッション確立手続きにおいて、第1から11の識別情報の内、1つ以上の識別情報を交換してもよい。また、各装置は、第1から11の
識別情報の内、1つ以上の識別情報をアタッチ手続きで交換し、PDUセッション確立手続きで交換しなくてもよい。逆に、各装置は、第1から11の識別情報の内、1つ以上の識別情報をアタッチ手続きで交換せずに、PDUセッション確立手続きで交換してもよい。また、各
装置は、第1から11の識別情報の内、アタッチ手続きで交換していない識別情報をPDUセッション確立手続きで交換してもよい。
さらに、各装置は、これらの識別情報をUE_A10と対応づけて管理する場合、アタッチ手続き中で交換してもよく、PDUセッションと対応づけて管理する場合、PDUセッションを確立手続き中で交換してもよい。
また、各装置は、PDUセッション確立手続きを、アタッチ手続きの中で実行してもよく
、アタッチ手続きの完了後に実行してもよい。なお、PDUセッション確立手続きがアタッ
チ手続きの中で実行された場合、各装置は、アタッチ手続きの完了に基づいてPDUセッシ
ョンを確立してもよいし、第1の状態へ遷移してもよい。
次に、各装置は、ハンドオーバー設定変更手続き(S2006)、及び/又はハンドオーバー
手続き(S2008)を実行する。なお、ハンドオーバー設定変更手続き(S2006)、及び/又はハンドオーバー手続き(S2008)は、第1の状態への遷移後であれば任意のタイミングで実行可能であってよい。また、各装置は、ハンドオーバー設定変更手続き、及び/又はハンドオーバー手続きにおいて、各種要求情報を交換してもよい。
例えば、各装置は、ハンドオーバー設定変更手続きにおいて、UE_A10、及び/又はネットワーク主導のハンドオーバーを一時的に禁止するための情報を交換してもよい。また、各装置は、ハンドオーバー手続きにおいてUE_A10主導でハンドオーバーを実行するための情報を交換してもよい。
以上の手続きにより、各装置は、本手続きを完了する。なお、本手続きに関わる各装置は、本手続きで説明する各制御メッセージを送受信することにより、各制御メッセージに含まれる1又は複数の識別情報を送受信し、送受信した各識別情報をコンテキストとして
記憶してもよい。
[1.3.1.アタッチ手続きの概要]
まず、アタッチ手続きの概要について説明する。本手続きは、UE_A10が主導してネットワーク(アクセスネットワーク、及び/又はコアネットワーク_A90、及び/又はPDN_A5)へ接続するための手続きである。UE_A10は、コアネットワーク_A90に接続していない状態であれば、端末電源投入時等の任意のタイミングで本手続きを実行することができる。言い換えると、UE_A10は、登録されていない状態(EMM-DEREGISTERED)であれば任意のタイミングで本手続きを開始してもよい。また、各装置は、アタッチ手続き完了に基づいて、登録状態(EMM-REGISTERED)に遷移してもよい。
[1.3.2.PDUセッション確立手続き例]
次に、PDUセッション確立手続きの例について説明する。本手続きは、各装置がPDUセッションを確立するための手続きである。なお、各装置は、本手続きを、アタッチ手続きを完了した状態で実行してもよいし、アタッチ手続きの中で実行してもよい。また、各装置は、アタッチ手続き後の任意のタイミングで本手続きを開始してもよい。また。各装置は、PDUセッション確立手続きの完了に基づいて、PDUセッションを確立してもよい。さらに、各装置は、本手続きを複数回実行することで、複数のPDUセッションを確立してもよい
また、本手続きはUE_A10が主導して実行してもよいし、ネットワークが主導して実行し
てもよい。例えば、端末電源投入時等の初期接続時に、UE_A10が主導して本手続きを実行してもよい。また、DNからのユーザデータ、及び/又は制御メッセージの受信時やオペレ
ータポリシーの更新時に、ネットワークが主導して本手続きを実行してもよい。
[1.3.2.1.UE主導のPDUセッション確立手続き例]
図17を用いて、UE_A10が主導してPDUセッション確立手続きを実行する手順の例を説明
する。以下、本手続きの各ステップについて説明する。まず、UE_A10は、eNB_A45を介し
てMME_A40にPDUセッション確立要求メッセージを送信し、UE主導のPDUセッション確立手
続きを開始する(S2200)。
ここで、UE_A10は、PDUセッション確立要求メッセージに、少なくとも第1の識別情報、及び/又は第3の識別情報を含めてもよいし、これらの識別情報を含めることでUE主導のハンドオーバーをサポートしたPDUセッションの確立を要求してもよい。また、UE_A10は、PDUセッション確立要求メッセージに第1の識別情報、及び/又は第3の識別情報を含めるこ
とで、UE主導のハンドオーバーを実行する機能、及び/又はUE主導のハンドオーバーに対
応するモビリティオンデマンド機能を有していることを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティレベルを示してもよい。
さらに、UE_A10は、PDUセッション確立要求メッセージに第1の識別情報、及び/又は第3の識別情報を含めることで、UE主導のハンドオーバーを実行する機能を有効化にすることを要求してもよいし、UE主導のハンドオーバーが実行可能な状態に遷移することを要求してもよい。さらに、UE_A10は、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティオンデマンド機能を有効化することを要求してもよいし、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティレベルへ移行することを要求してもよい。
また、UE_A10は、PDUセッション確立要求メッセージに、少なくとも第9の識別情報を含めてもよいし、これらの識別情報を含めることでネットワーク主導のハンドオーバーを一時的に禁止すること、及び/又は実行しないことを要求してもよい。また、UE_A10は、PDUセッション確立要求メッセージに第9の識別情報を含めることで、ネットワーク主導のハ
ンドオーバーを実行する機能を一時的に無効化にすることを要求してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に一時的に遷移することを要求してもよい。
さらに、UE_A10は、PDUセッション確立要求メッセージに第9の識別情報を含めることで、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行を許さない状態に対応するモビリティオンデマンド機能を有効化することを要求してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへ移行することを要求してもよい。
MME_A40は、PDUセッション確立要求メッセージを受信し、第1の条件を判別する。MME_A40は、第1の条件が真の場合、本手続き中の(A)の手続きを開始し、第1の条件が偽の場合
、本手続き中の(B)の手続きを開始する。
以下、本手続き中の(A)の手続きの各ステップを説明する。MME_A40は、本手続き中の(C)の手続きを実行し、本手続き中の(A)の手続きを開始する。さらに、本手続き中の(C)の
手続きの各ステップを説明する。MME_A40は、第2の条件判別を実行し、本手続き中の(C)
の手続きを開始する。第2の条件が真の場合には、MME_A40はSGW_A35にセッション生成要
求メッセージを送信してもよい(S2202)。又は、第2の条件が偽の場合には、MME_A40はSCEF_A46にセッション生成要求メッセージを送信してもよい(S2210)。なお、第1の条件が偽
の場合のステップは後述する。
ここで、第1の条件判別は、MME_A40が、UE_A10の要求を受諾するか否かを判別する為のものである。第1の条件が真とは、UE_A10の要求を受諾する場合であり、UE_A10の要求が
許可される場合であってよい。さらに、第1の条件が偽とは、UE_A10の要求を拒否する場
合であり、第1の条件を真と判断しなかった場合であってよい。
また、第2の条件判別は、MME_A40が、確立するPDUセッションのタイプを決定する為の
ものである。第2の条件が真とは、確立するPDUセッションが第1のタイプのPDUセッションである場合であり、UE_A10が第1のタイプのPDUセッションの確立を要求し、MME_A40が要
求を許可した場合、及び/又はMME_A40が第1のタイプのPDUセッションの確立を決定した場合であってよい。さらに、第2の条件が偽とは、確立するPDUセッションが第2のタイプのPDUセッションである場合であり、UE_A10が第2のタイプのPDUセッションの確立を要求し、MME_A40が要求を許可した場合、及び/又はMME_A40が第2のタイプのPDUセッションの確立
を決定した場合であってよく、第2の条件を真と判断しなかった場合であってよい。
ここで、第1のタイプのPDUセッションとは、eNB_A45、及び/又はSGW_A35、及び/又はPGW_A30を介したUE_A10とDNとの間の接続性であり、第2のタイプのPDUセッションとはeNB_A45、及び/又はMME_A40、及び/又はSCEF_A46を介したUE_A10とDNとの間の接続性である。
なお、SGW_A35は、セッション生成要求メッセージを受信した場合には、PGW_A30にセッション生成要求メッセージを送信する(S2204)。さらに、PGW_A30は、セッション生成要求メッセージを受信し、第3の条件を判別する。
第3の条件が真の場合には、PGW_A30はSGW_A35にセッション生成応答メッセージを送信
する(S2206)。さらに、SGW_A35は、セッション生成応答メッセージを受信し、MME_A40に
セッション生成応答メッセージを送信する(S2208)。さらに、MME_A40は、セッション生成応答メッセージを受信する。
第3の条件が偽の場合には、PGW_A30はSGW_A35にセッション生成拒絶メッセージを送信
する(S2206)。さらに、SGW_A35は、セッション生成拒絶メッセージを受信し、MME_A40に
セッション生成拒絶メッセージを送信する(S2208)。なお、セッション生成拒絶メッセー
ジは、拒絶理由を含むセッション生成応答メッセージであってもよい。
また、SCEF_A46は、セッション生成要求メッセージを受信した場合には、第3の条件を
判別する。第3の条件が真の場合には、SCEF_A46はMME_A40にセッション生成応答メッセージを送信する(S2212)。MME_A40は、セッション生成応答メッセージを受信する。また、SCEF_A46はMME_A40にセッション生成拒絶メッセージを送信する(S2212)。各装置は、セッション生成応答メッセージ、及び/又はセッション生成拒絶メッセージの受信に基づき、本
手続きの(C)の手続きは完了する。
なお、第3の条件判別は、PGW_A30、及び/又はSCEF_A46が、UE_A10の要求を受諾するか
否かを判別する為のものである。第3の条件が真とは、UE_A10の要求を受諾する場合であ
り、UE_A10の要求が許可される場合であってよい。さらに、第3の条件が偽とは、UE_A10
の要求を拒否する場合であり、第3の条件を真と判断しなかった場合であってよく、第3の条件を真と判断しなかった場合であってよい。
MME_A40は、セッション生成応答メッセージの受信に基づいて、eNB_A45にPDUセッショ
ン確立受諾メッセージを送信する(S2214)。なお、MME_A40は、セッション生成拒絶メッセージを受信した場合、本手続き中の(A)の手続きを続けず、本手続き中の(B)の手続きを開始してもよい。
eNB_A45は、PDUセッション確立受諾メッセージを受信し、UE_A10にRRCコネクション再
設定要求メッセージ、及び/又はPDUセッション確立受諾メッセージを送信する(S2216)。
なお、PDUセッション確立受諾メッセージは、RRCコネクション再設定要求メッセージに含まれて送受信されてもよい。
ここで、MME_A40は、PDUセッション確立受諾メッセージに、少なくとも第2の識別情報
、及び/又は第4の識別情報を含めてもよいし、これらの識別情報を含めることでUE_A10の要求を許可したことを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーをサポートしたPDUセッ
ションを確立することを示してもよい。また、MME_A40は、PDUセッション確立受諾メッセージに第2の識別情報、及び/又は第4の識別情報を含めることで、ネットワークがUE主導
のハンドオーバーを実行する機能、及び/又はUE主導のハンドオーバーに対応するモビリ
ティオンデマンド機能を有していることを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティレベルを示してもよい。
さらに、MME_A40は、PDUセッション確立受諾メッセージに第2の識別情報、及び/又は第4の識別情報を含めることで、UE主導のハンドオーバーを実行する機能の有効化を許可す
ることを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーが実行可能な状態への遷移を許可することを示してもよい。さらに、MME_A40は、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリテ
ィオンデマンド機能の有効化を許可することを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティレベルへの移行を許可することを示してもよい。
また、MME_A40、及び/又はeNB_A45は、PDUセッション確立受諾メッセージに、少なくとも第7の識別情報を含めてもよいし、第7の識別情報を含めることでUE主導のハンドオーバー手続きを一時的に禁止することを要求してもよい。さらに、MME_A40、及び/又はeNB_A45は、PDUセッション確立受諾メッセージに第7の識別情報を含めることで、UE主導のハンドオーバーを実行する機能を一時的に無効化にすることを要求してもよいし、UE主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に一時的に遷移することを要求してもよい。
さらに、MME_A40、及び/又はeNB_A45は、PDUセッション確立受諾メッセージに第7の識別情報を含めることで、UE主導のハンドオーバーの実行を許さない状態に対応するモビリティオンデマンド機能を有効化することを要求してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへ移行することを要求してもよい。
また、MME_A40は、PDUセッション確立受諾メッセージに、少なくとも第10の識別情報を含めてもよいし、これらの識別情報を含めることでネットワーク主導のハンドオーバー手続きを一時的に禁止する要求が許可されたことを示してもよい。さらに、MME_A40は、PDUセッション確立受諾メッセージに第10の識別情報を含めることで、ネットワーク主導のハンドオーバーを実行する機能の一時的な無効化を許可することを示してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態への一時的な遷移が許可されたことを示してもよい。
さらに、MME_A40は、PDUセッション確立受諾メッセージに第10の識別情報を含めるこ
とで、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能の有効化が許可されたことを示してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへの移行が許可されたことを示してもよい。
RRCコネクション再設定要求メッセージを受信した場合、UE_A10はeNB_A45にRRCコネク
ション再設定要求メッセージを送信する(S2218)。eNB_A45は、RRCコネクション再設定要
求メッセージを受信し、MME_A40にベアラ設定メッセージを送信する(S2220)。さらに、MME_A40は、ベアラ設定メッセージを受信する。
PDUセッション確立受諾メッセージを受信した場合、UE_A10はeNB_A45を介してMME_A40
にPDUセッション確立完了メッセージを送信する(S2222)(S2224)。さらに、MME_A40は、PDUセッション確立完了メッセージを受信し、本手続き中の(D)手続きを開始する。
以下、本手続き中の(D)の手続きの各ステップを説明する。第2の条件が真の場合、MME_A40は、ベアラ変更要求メッセージをSGW_A35に送信し、本手続き中の(D)の手続きを開始
する(S2226)。さらに、SGW_A35は、ベアラ変更要求メッセージを受信し、MME_A40にベア
ラ変更応答メッセージを送信する(S2228)。さらに、MME_A40は、ベアラ変更応答メッセージを受信し、本手続きの(D)の手続きを完了する。さらに、各装置は、PDUセッション確立完了メッセージの送受信、及び/又は本手続きの(D)の手続きの完了に基づき、本手続き中の(A)の手続きを完了する。
また、UE_A10は、PDUセッション確立完了メッセージに、少なくとも第8の識別情報を含めてもよいし、第8の識別情報を含めることでUE主導のハンドオーバー手続きを一時的に
禁止する要求が許可されたことを示してもよい。さらに、UE_A10は、PDUセッション確立
完了メッセージに第8の識別情報を含めることで、UE主導のハンドオーバーを実行する機
能の一時的な無効化を許可することを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーの実行が許されない状態への一時的な遷移が許可されたことを示してもよい。
さらに、UE_A10は、PDUセッション確立完了メッセージに第8の識別情報を含めることで、UE主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能の有効化が許可されたことを示してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへの移行が許可されたことを示してもよい。
次に、本手続き中の(B)の手続きの各ステップを説明する。MME_A40は、eNB_A45を介し
てUE_A10にPDUセッション確立拒絶メッセージを送信し、本手続き中の(B)の手続きを開始する(S2230)。さらに、UE_A10はPDUセッション確立拒絶メッセージを受信し、UE_A10の要求が拒絶されたことを認識する。各装置は、アタッチ拒絶メッセージの送受信に基づき、本手続き中の(B)の手続きを完了する。
ここで、MME_A40は、PDUセッション確立拒絶メッセージに、少なくとも第5の識別情報
を含めてもよいし、これらの識別情報を含めることでUE_A10の要求を許可しないことを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーをサポートしたPDUセッションを確立しないこと
を示してもよい。また、MME_A40は、PDUセッション確立拒絶メッセージに第5の識別情報
を含めることで、ネットワークがUE主導のハンドオーバーを実行する機能、及び/又はUE
主導のハンドオーバーに対応するモビリティオンデマンド機能を有していないことを示してもよいし、UE主導のハンドオーバー機能を有さないモビリティレベルを示してもよい。
また、MME_A40は、PDUセッション確立拒絶メッセージに、少なくとも第11の識別情報を含めてもよいし、これらの識別情報を含めることでUE_A10の要求を許可しないことを示してもよい。また、MME_A40は、PDUセッション確立拒絶メッセージに、第11の識別情報を含めることでネットワーク主導のハンドオーバーを一時的に禁止にすることを許可しないことを示してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態へ遷移が許可されないことを示してもよい。
さらに、MME_A40は、PDUセッション確立拒絶メッセージに第11の識別情報を含めるこ
とで、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能の有効化が許可されないことを示してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへの移行が許可されないことを示してもよい。
各装置は、本手続き中の(A)、又は(B)の手続きの完了に基づいて、本手続きを完了する。なお、各装置は、本手続き中の(A)の手続きの完了に基づいて、PDUセッションが確立された状態に遷移してもよいし、本手続き中の(B)の手続きの完了に基づいて、本手続きが
拒絶されたことを認識してもよい。
さらに、各装置は、本手続きの完了に基づいて、UE主導のハンドオーバーをサポートしたPDUセッションを確立してもよい。言い換えると、各装置は、UE主導のハンドオーバー
をサポートしたPDUセッションを、第2の識別情報、及び/又は第4の識別情報を送受信した場合は確立してもよく、第5の識別情報を送受信した場合は確立しなくてもよい。
さらに、第2の識別情報、及び/又は第4の識別情報を送受信した場合、各装置は、UE主
導のハンドオーバーを実行する機能の有効化してもよいし、UE主導のハンドオーバーが実行可能な状態へ遷移してもよい。さらに、各装置は、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティオンデマンド機能を有効化してもよいし、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティレベルへ遷移してもよい。
さらに、第5の識別情報を送受信した場合、各装置は、UE主導のハンドオーバーを実行
する機能の無効化してもよいし、UE主導のハンドオーバーが実行不可能な状態へ遷移してもよい。さらに、各装置は、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティオンデマンド機能を無効化してもよいし、UE主導のハンドオーバー機能を有さないモビリティレベルへ遷移してもよい。
さらに、第8の識別情報を送受信した場合、各装置は、本手続きの完了に基づいて、UE
主導のハンドオーバー手続きを一時的に禁止してもよいし、UE主導のハンドオーバーを一時的に許可しない状態に遷移してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへ移行してもよい。さらに、各装置は、本手続きの完了に基づいて、UE主導のハンドオーバーを実行する機能が一時的に無効化されたことを認識してもよいし、UE主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能が有効化されたことを認識してもよい。
さらに、第10の識別情報を送受信した場合、各装置は、本手続きの完了に基づいて、ネットワーク主導のハンドオーバー手続きを一時的に禁止してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーを一時的に許可しない状態に遷移してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへ移行してもよい。さらに、各装置は、本手続きの完了に基づいて、ネットワーク主導のハンドオーバーを実行する機能が一時的に無効化されたことを認識してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能が有効化されたことを認識してもよい。
さらに、第11の識別情報を送受信した場合、各装置は、本手続きの完了に基づいて、ネットワーク主導のハンドオーバーを一時的に禁止にすることが許可されないことを認識してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーを実行する機能を無効化することができないことを認識してもよい。
また、前述した第1から第3の条件判別は、PDUセッション確立要求メッセージに含まれ
る識別情報、及び/又は加入者情報、及び/又はオペレータポリシーに基づいて実行されてもよい。また、第1から第3の条件の真偽が決まる条件は前述した条件に限らなくてもよい。
例えば、第1の条件、及び第3の条件は、UE_A10がUE主導のハンドオーバーをサポートし
たPDUセッションの確立を要求し、ネットワークが要求を許可する場合、真であってよい
。また、第1の条件、及び第3の条件は、UE_A10がUE主導のハンドオーバーをサポートしたPDUセッションの確立を要求し、ネットワークが要求を許可しない場合、偽であってよい
[1.3.3.アタッチ手続き例]
図16を用いて、アタッチ手続きを実行する手順の例を説明する。以下、本手続きの各ステップについて説明する。まず、UE_A10は、eNB_A45を介してMME_A40にアタッチ要求メッセージを送信し、アタッチ手続きを開始する(S2100)。UE_A10は、アタッチ要求メッセー
ジに、前述したPDUセッション確立要求メッセージを含めて送信してもよいし、PDUセッション確立要求メッセージを含めることで、アタッチ手続き中でPDUセッション確立手続き
を実施することを要求してもよい。
ここで、UE_A10は、アタッチ要求メッセージに、少なくとも第1の識別情報、及び/又は第3の識別情報を含めてもよいし、これらの識別情報を含めることでUE主導のハンドオー
バーをサポートする、及び/又は有効にすることを要求してもよい。また、UE_A10は、ア
タッチ要求メッセージに第1の識別情報、及び/又は第3の識別情報を含めることで、UE主
導のハンドオーバーを実行する機能、及び/又はUE主導のハンドオーバーに対応するモビ
リティオンデマンド機能を有していることを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティレベルを示してもよい。
さらに、UE_A10は、アタッチ要求メッセージに第1の識別情報、及び/又は第3の識別情
報を含めることで、UE主導のハンドオーバーを実行する機能を有効化にすることを要求してもよいし、UE主導のハンドオーバーが実行可能な状態に遷移することを要求してもよい。さらに、UE_A10は、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティオンデマンド機能を有効化することを要求してもよいし、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティレベルへ移行することを要求してもよい。
また、UE_A10は、アタッチ要求メッセージに、少なくとも第9の識別情報を含めてもよ
いし、これらの識別情報を含めることでネットワーク主導のハンドオーバーを一時的に禁止すること、及び/又は実行しないことを要求してもよい。また、UE_A10は、アタッチ要
求メッセージに第9の識別情報を含めることで、ネットワーク主導のハンドオーバーを実
行する機能を一時的に無効化にすることを要求してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に一時的に遷移することを要求してもよい。
さらに、UE_A10は、アタッチ要求メッセージに第9の識別情報を含めることで、ネット
ワーク主導のハンドオーバーの実行を許さない状態に対応するモビリティオンデマンド機能を有効化することを要求してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへ移行することを要求してもよい。
なお、UE_A10は、これらの識別情報を、アタッチ要求とは異なる制御メッセージに含めて送信してもよい。例えば、UE_A10は、ESM(EPS Session Management)情報要求メッセー
ジへの応答メッセージであるESM情報応答メッセージ(S2102)に、これらの識別情報を含めて送信してもよい。
MME_A40は、アタッチ要求メッセージ、及び/又はESM情報応答メッセージを受信し、第1の条件を判別する。MME_A40は、第1の条件が真の場合、本手続き中の(A)の手続きを開始
し、第1の条件が偽の場合、本手続き中の(B)の手続きを開始する。
以下、本手続き中の(A)の手続きの各ステップを説明する。MME_A40は、第4の条件を判
別し、本手続き中の(A)の手続きを開始する。MME_A40は、UE主導のPDUセッション確立手
続き中の(C)の手続きを、第4の条件が真の場合には開始し、第4の条件が偽の場合には省
略する(S2104)。さらに、MME_A40は、アタッチ要求メッセージの受信、及び/又はセッシ
ョン生成応答メッセージの受信に基づいて、eNB_A45にアタッチ受諾メッセージを送信す
る(S2106)。なお、MME_A40は、セッション生成拒絶メッセージを受信した場合、本手続き中の(A)の手続きを続けず、本手続き中の(B)の手続きを開始してもよい。
eNB_A45は、アタッチ受諾メッセージを受信し、UE_A10にRRCコネクション再設定要求メッセージ、及び/又はアタッチ受諾メッセージを送信する(S2108)。なお、アタッチ受諾メッセージは、RRCコネクション再設定要求メッセージに含まれて送受信されてもよい。さ
らに、第4の条件が真の場合、MME_A40は、アタッチ受諾メッセージに、前述したPDUセッ
ション確立受諾メッセージを含めて送信してもよいし、PDUセッション確立受諾メッセー
ジを含めることで、PDUセッション確立手続きが受諾されたことを示してもよい。
ここで、MME_A40は、アタッチ受諾メッセージに、少なくとも第2の識別情報、及び/又
は第4の識別情報を含めてもよいし、これらの識別情報を含めることでUE_A10の要求を許
可したことを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーをサポートする、及び/又は有効
にすることを示してもよい。また、MME_A40は、アタッチ受諾メッセージに第2の識別情報、及び/又は第4の識別情報を含めることで、ネットワークがUE主導のハンドオーバーを実行する機能、及び/又はUE主導のハンドオーバーに対応するモビリティオンデマンド機能
を有していることを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティレベルを示してもよい。
さらに、MME_A40は、アタッチ受諾メッセージに第2の識別情報、及び/又は第4の識別情報を含めることで、UE主導のハンドオーバーを実行する機能の有効化を許可することを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーが実行可能な状態への遷移を許可することを示してもよい。さらに、MME_A40は、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティオンデマ
ンド機能の有効化を許可することを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティレベルへの移行を許可することを示してもよい。
また、MME_A40、及び/又はeNB_A45は、アタッチ受諾メッセージに、少なくとも第7の識別情報を含めてもよいし、第7の識別情報を含めることでUE主導のハンドオーバー手続き
を一時的に禁止することを要求してもよい。さらに、MME_A40、及び/又はeNB_A45は、ア
タッチ受諾メッセージに第7の識別情報を含めることで、UE主導のハンドオーバーを実行する機能を一時的に無効化にすることを要求してもよいし、UE主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に一時的に遷移することを要求してもよい。
さらに、MME_A40、及び/又はeNB_A45は、アタッチ受諾メッセージに第7の識別情報を
含めることで、UE主導のハンドオーバーの実行を許さない状態に対応するモビリティオンデマンド機能を有効化することを要求してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへ移行することを要求してもよい。
また、MME_A40は、アタッチ受諾メッセージに、少なくとも第10の識別情報を含めても
よいし、これらの識別情報を含めることでネットワーク主導のハンドオーバー手続きを一時的に禁止する要求が許可されたことを示してもよい。さらに、MME_A40は、アタッチ受
諾メッセージに第10の識別情報を含めることで、ネットワーク主導のハンドオーバーを実行する機能の一時的な無効化を許可することを示してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態への一時的な遷移が許可されたことを示してもよい。
さらに、MME_A40は、アタッチ受諾メッセージに第10の識別情報を含めることで、ネッ
トワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能の有効化が許可されたことを示してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへの移行が許可されたことを示してもよい。
ここで、第1から第3の条件判別は、UE主導のPDUセッション確立手続き中の第1から第3
の条件判別と同じであってよい。また、第4の条件判別は、MME_A40が、PDUセッション確
立手続きを実施するか否かを判別する為のものである。第4の条件が真とは、PDUセッション確立要求メッセージを受信した場合であり、本手続き中でUE主導のPDUセッション確立
手続きも実行する場合であってよい。さらに、第4の条件が偽とは、PDUセッション確立要求メッセージを受信しなかった場合であり、本手続き中でUE主導のPDUセッション確立手
続きも実行しない場合であってよいし、第4の条件を真と判断しなかった場合であってよ
い。
RRCコネクション再設定要求メッセージを受信した場合、UE_A10はeNB_A45にRRCコネク
ション再設定要求メッセージを送信する(S2110)。eNB_A45は、RRCコネクション再設定要
求メッセージを受信し、MME_A40にベアラ設定メッセージを送信する(S2112)。さらに、MME_A40は、ベアラ設定メッセージを受信する。
アタッチ受諾メッセージを受信した場合、UE_A10はeNB_A45を介してMME_A40にアタッチ完了メッセージを送信する(S2114)(S2116)。さらに、MME_A40は、アタッチ完了メッセー
ジを受信する。さらに、第4の条件が真の場合、MME_A40は、UE主導のPDUセッション確立
手続き中の(D)手続きを開始する(S2118)。各装置は、アタッチ完了メッセージの送受信、及び/又はUE主導のPDUセッション確立手続き中の(D)手続きの完了に基づき、本手続き中
の(A)の手続きを完了する。
なお、UE_A10は、PDUセッション確立受諾メッセージを受信した場合、アタッチ完了メ
ッセージに、前述したPDUセッション確立完了メッセージを含めて送信してもよいし、PDUセッション確立完了メッセージを含めることで、PDUセッション確立手続きを完了するこ
とを示してもよい。
また、UE_A10は、アタッチ完了メッセージに、少なくとも第8の識別情報を含めてもよ
いし、第8の識別情報を含めることでUE主導のハンドオーバー手続きを一時的に禁止する
要求が許可されたことを示してもよい。さらに、UE_A10は、アタッチ完了メッセージに第8の識別情報を含めることで、UE主導のハンドオーバーを実行する機能の一時的な無効化
を許可することを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーの実行が許されない状態への一時的な遷移が許可されたことを示してもよい。
さらに、UE_A10は、アタッチ完了メッセージに第8の識別情報を含めることで、UE主導
のハンドオーバーの実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能の有効化が許可されたことを示してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへの移行が許可されたことを示してもよい。
次に、本手続き中の(B)の手続きの各ステップを説明する。MME_A40は、eNB_A45を介し
てUE_A10にアタッチ拒絶メッセージを送信し、本手続き中の(B)の手続きを開始する(S2120)。さらに、UE_A10はアタッチ拒絶メッセージを受信し、UE_A10の要求が拒絶されたことを認識する。各装置は、アタッチ拒絶メッセージの送受信に基づき、本手続き中の(B)の
手続きを完了する。なお、第4の条件が真の場合、MME_A40は、アタッチ拒絶メッセージに、前述したPDUセッション確立拒絶メッセージを含めて送信してもよいし、PDUセッション確立拒絶メッセージを含めることで、PDUセッション確立手続きが拒絶されたことを示し
てもよい。
また、MME_A40は、アタッチ拒絶メッセージに、少なくとも第5の識別情報を含めてもよいし、これらの識別情報を含めることでUE_A10の要求を許可しないことを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーをサポートしない、及び/又は有効にしないことを示してもよ
い。また、MME_A40は、アタッチ受諾メッセージに第5の識別情報を含めることで、ネットワークがUE主導のハンドオーバーを実行する機能、及び/又はUE主導のハンドオーバーに
対応するモビリティオンデマンド機能を有していないことを示してもよいし、UE主導のハンドオーバー機能を有さないモビリティレベルを示してもよい。
また、MME_A40は、アタッチ拒絶メッセージに、少なくとも第11の識別情報を含めても
よいし、これらの識別情報を含めることでUE_A10の要求を許可しないことを示してもよい。また、MME_A40は、アタッチ拒絶メッセージに、第11の識別情報を含めることでネット
ワーク主導のハンドオーバーを一時的に禁止にすることを許可しないことを示してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態へ遷移が許可されないことを示してもよい。
さらに、MME_A40は、アタッチ拒絶メッセージに第11の識別情報を含めることで、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能の有効化が許可されないことを示してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへの移行が許可されないことを示してもよい。
各装置は、本手続き中の(A)、又は(B)の手続きの完了に基づいて、本手続きを完了する。なお、各装置は、本手続き中の(A)の手続きの完了に基づいて、UE_A10がネットワーク
に接続した状態、及び/又は登録状態に遷移してもよいし、本手続き中の(B)の手続きの完了に基づいて、本手続きが拒絶されたことを認識してもよい。また、各装置の各状態への遷移は、本手続きの完了に基づいて行われてもよく、PDUセッションの確立に基づいて行
われてもよい。
さらに、各装置は、本手続きの完了に基づいて、UE主導のハンドオーバーを有効にするか否かを決定してもよい。言い換えると、各装置は、UE主導のハンドオーバーを、第2の
識別情報、及び/又は第4の識別情報を送受信した場合は有効化してもよく、第5の識別情
報を送受信した場合は有効化しなくてもよい。
さらに、第2の識別情報、及び/又は第4の識別情報を送受信した場合、各装置は、UE主
導のハンドオーバーを実行する機能の有効化してもよいし、UE主導のハンドオーバーが実行可能な状態へ遷移してもよい。さらに、各装置は、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティオンデマンド機能を有効化してもよいし、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティレベルへ遷移してもよい。
さらに、第5の識別情報を送受信した場合、各装置は、UE主導のハンドオーバーを実行
する機能の無効化してもよいし、UE主導のハンドオーバーが実行不可能な状態へ遷移してもよい。さらに、各装置は、UE主導のハンドオーバーに対応するモビリティオンデマンド機能を無効化してもよいし、UE主導のハンドオーバー機能を有さないモビリティレベルへ遷移してもよい。
さらに、第8の識別情報を送受信した場合、各装置は、本手続きの完了に基づいて、UE
主導のハンドオーバー手続きを一時的に禁止してもよいし、UE主導のハンドオーバーを一時的に許可しない状態に遷移してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへ移行してもよい。さらに、各装置は、本手続きの完了に基づいて、UE主導のハンドオーバーを実行する機能が一時的に無効化されたことを認識してもよいし、UE主導のハンドオーバー
の実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能が有効化されたことを認識してもよい。
さらに、第10の識別情報を送受信した場合、各装置は、本手続きの完了に基づいて、ネットワーク主導のハンドオーバー手続きを一時的に禁止してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーを一時的に許可しない状態に遷移してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへ移行してもよい。さらに、各装置は、本手続きの完了に基づいて、ネットワーク主導のハンドオーバーを実行する機能が一時的に無効化されたことを認識してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能が有効化されたことを認識してもよい。
さらに、第11の識別情報を送受信した場合、各装置は、本手続きの完了に基づいて、ネットワーク主導のハンドオーバーを一時的に禁止にすることが許可されないことを認識してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーを実行する機能を無効化することができないことを認識してもよい。
また、上述した第1から第4の条件判別は、アタッチ要求メッセージに含まれる識別情報、及び/又は加入者情報、及び/又はオペレータポリシーに基づいて実行されてもよい。また、第1から第4の条件の真偽が決まる条件は上述した条件に限らなくてもよい。
例えば、第1の条件、及び第3の条件は、UE_A10がUE主導のハンドオーバーの有効化を要求し、ネットワークが要求を許可する場合、真であってよい。また、第1の条件、及び第3の条件は、UE_A10がUE主導のハンドオーバーの有効化を要求し、ネットワークが要求を許可しない場合、偽であってよい。
[1.3.4.ハンドオーバー設定変更手続き例]
次に、ハンドオーバー設定変更手続きの例について説明する。本手続きは、ハンドオーバー手続きをするための各装置の各装置の設定を更新するための手続きである。各装置は、UE_A10がコアネットワーク_A90に接続している状態、及び/又はPDUセッションを確立している状態であれば、任意のタイミングで本手続きを実行することができる。言い換えると、各装置は、アタッチ手続きを完了した状態、及び/又は登録状態において、本手続き
を開始することができる。なお、本手続きの完了により、各装置は、UE主導のハンドオーバーを許可しない状態になってもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーを許可しない状態になってもよい。
また、本手続きはUE_A10が主導して実行してもよいし、ネットワークが主導して実行してもよい。例えば、ネットワークが加入者情報やオペレータポリシーの変更の検知に基づいて、ネットワーク主導の本手続きを実行してもよいし、UE_A10からの制御メッセージの受信に基づいて、ネットワーク主導の本手続きを実行してもよい。また、UE_A10が自身の設定変化を検知して、UE_A10主導の本手続きを実行してもよい。
[1.3.4.1.ネットワーク主導のハンドオーバー設定変更手続き例]
図18を用いて、ネットワークが主導してハンドオーバー設定変更手続きを実行する手順の例を説明する。以下、本手続きの各ステップについて説明する。まず、MME_A40は、eNB_A45にハンドオーバー設定変更通知メッセージを送信し、本手続きを開始する(S2304)。
さらに、eNB_A45は、ハンドオーバー設定変更通知メッセージを受信し、UE_A10にハンド
オーバー設定変更通知メッセージを送信する(S2306)。
ここで、MME_A40は、UE_A10、及び/又はeNB_A45からの制御メッセージの受信に基づか
ず、加入者情報やオペレータポリシー等の更新に基づいて、本手続きを開始してもよいし
、UE_A10、及び/又はeNB_A45からの制御メッセージの受信に基づいて、本手続きを開始してもよい。
また、MME_A40、及び/又はeNB_A45は、ハンドオーバー設定変更通知メッセージに、少
なくとも第7の識別情報を含めてもよいし、第7の識別情報を含めることでUE主導のハンドオーバー手続きを一時的に禁止することを要求してもよい。さらに、MME_A40、及び/又はeNB_A45は、ハンドオーバー設定変更通知メッセージに第7の識別情報を含めることで、UE主導のハンドオーバーを実行する機能を一時的に無効化にすることを要求してもよいし
、UE主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に一時的に遷移することを要求してもよい。
さらに、MME_A40、及び/又はeNB_A45は、ハンドオーバー設定変更通知メッセージに第
7の識別情報を含めることで、UE主導のハンドオーバーの実行を許さない状態に対応するモビリティオンデマンド機能を有効化することを要求してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへ移行することを要求してもよい。
UE_A10は、ハンドオーバー設定変更通知メッセージを受信し、eNB_A45にハンドオーバ
ー設定変更通知応答メッセージを送信する(S2308)。さらに、eNB_A45は、ハンドオーバー設定変更通知応答メッセージを受信し、MME_A40にハンドオーバー設定変更通知応答メッ
セージを送信する(S2310)。さらに、MME_A40は、ハンドオーバー設定変更通知応答メッセージを受信する。各装置は、ハンドオーバー設定変更通知応答メッセージの送受信に基づき、本手続きを完了し、ネットワークの要求が受諾されたことを認識する。
ここで、UE_A10は、ハンドオーバー設定変更通知応答メッセージに、少なくとも第8の
識別情報を含めてもよいし、第8の識別情報を含めることでUE主導のハンドオーバー手続
きを一時的に禁止する要求が許可されたことを示してもよい。さらに、UE_A10は、ハンドオーバー設定変更通知応答メッセージに第8の識別情報を含めることで、UE主導のハンド
オーバーを実行する機能の一時的な無効化を許可することを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーの実行が許されない状態への一時的な遷移が許可されたことを示してもよい。
さらに、UE_A10は、ハンドオーバー設定変更通知応答メッセージに第8の識別情報を含
めることで、UE主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能の有効化が許可されたことを示してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへの移行が許可されたことを示してもよい。
また、各装置は、本手続きの完了に基づいて、UE主導のハンドオーバー手続きを一時的に禁止してもよいし、UE主導のハンドオーバーを一時的に許可しない状態に遷移してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへ移行してもよい。さらに、各装置は、本手続きの完了に基づいて、UE主導のハンドオーバーを実行する機能が一時的に無効化されたことを認識してもよいし、UE主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能が有効化されたことを認識してもよい。
[1.3.4.2.UE主導のハンドオーバー設定変更手続き例]
図18を用いて、UE_A10が主導してハンドオーバー設定変更手続きを実行する手順の例を説明する。以下、本手続きの各ステップについて説明する。まず、UE_A10は、eNB_A45に
ハンドオーバー設定変更要求メッセージを送信し、UE主導のハンドオーバー設定変更手続きを開始する(S2300)。さらに、eNB_A45は、ハンドオーバー設定変更要求メッセージを受信し、MME_A40にハンドオーバー設定変更要求メッセージを送信する(S2302)。
ここで、UE_A10は、ハンドオーバー設定変更要求メッセージに、少なくとも第9の識別
情報を含めてもよいし、これらの識別情報を含めることでネットワーク主導のハンドオーバーを一時的に禁止すること、及び/又は実行しないことを要求してもよい。また、UE_A10は、ハンドオーバー設定変更要求メッセージに第9の識別情報を含めることで、ネットワーク主導のハンドオーバーを実行する機能を一時的に無効化にすることを要求してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に一時的に遷移することを要求してもよい。
さらに、UE_A10は、ハンドオーバー設定変更要求メッセージに第9の識別情報を含める
ことで、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行を許さない状態に対応するモビリティオンデマンド機能を有効化することを要求してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへ移行することを要求してもよい。
なお、ハンドオーバー設定変更要求メッセージは、トラッキングエリア更新要求メッセージであってもよく、UE_A10は、第9の識別情報をトラッキングエリア更新要求メッセー
ジに含めて送信してもよい。
MME_A40は、ハンドオーバー設定変更要求メッセージを受信し、第1の条件を判別する。MME_A40は、第1の条件が真の場合、本手続き中の(A)の手続きを開始し、第1の条件が偽の場合本手続き中の(B)の手続きを開始する。ここで、第1の条件判別は、UE主導のPDUセッ
ション確立手続き中の第1の条件判別と同じであってよい。また、本手続き中の(A)の手続きは、ネットワーク主導のハンドオーバー設定変更手続きと同様であってよい。
なお、本手続き中の(A)の手続きでは、MME_A40は、ハンドオーバー設定変更通知メッセージに、少なくとも第10の識別情報を含めてもよいし、これらの識別情報を含めることでネットワーク主導のハンドオーバー手続きを一時的に禁止する要求が許可されたことを示してもよい。さらに、MME_A40は、ハンドオーバー設定変更通知メッセージに第10の識別
情報を含めることで、ネットワーク主導のハンドオーバーを実行する機能の一時的な無効化を許可することを示してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態への一時的な遷移が許可されたことを示してもよい。
さらに、MME_A40は、ハンドオーバー設定変更通知メッセージに第10の識別情報を含めることで、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能の有効化が許可されたことを示してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへの移行が許可されたことを示してもよい。
なお、ハンドオーバー設定変更通知メッセージは、トラッキングエリア更新受諾メッセージであってもよく、MME_A40は、第10の識別情報をトラッキングエリア更新受諾メッセ
ージに含めて送信してもよい。
次に、本手続き中の(B)の手続きの各ステップを説明する。MME_A40は、eNB_A45を介し
てUE_A10にハンドオーバー設定変更拒絶メッセージを送信し、本手続き中の(B)の手続き
を開始する(S2312)。さらに、UE_A10は、ハンドオーバー設定変更拒絶メッセージを受信
し、UE_A10の要求が拒絶されたことを認識する。各装置は、ハンドオーバー設定変更拒絶メッセージの送受信に基づき、本手続き中の(B)の手続きを完了する。
ここで、MME_A40は、ハンドオーバー設定変更拒絶メッセージに、少なくとも第11の識
別情報を含めてもよいし、これらの識別情報を含めることでUE_A10の要求を許可しないことを示してもよい。また、MME_A40は、ハンドオーバー設定変更拒絶メッセージに、第11
の識別情報を含めることでネットワーク主導のハンドオーバーを一時的に禁止にすること
を許可しないことを示してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態へ遷移が許可されないことを示してもよい。
さらに、MME_A40は、ハンドオーバー設定変更拒絶メッセージに第11の識別情報を含めることで、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能の有効化が許可されないことを示してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへの移行が許可されないことを示してもよい。
なお、ハンドオーバー設定変更要求メッセージは、トラッキングエリア更新拒絶メッセージであってもよく、MME_A40は、第11の識別情報をトラッキングエリア更新拒絶メッセ
ージに含めて送信してもよい。
各装置は、本手続き中の(A)、又は(B)の手続きの完了に基づき、本手続きを完了する。なお、各装置は、本手続き中の(A)の手続きの完了に基づいて、ネットワーク主導のハン
ドオーバー手続きを一時的に禁止してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバー手続きを一時的に許可しない状態に遷移してもよい。また、各装置は、本手続き中の(B)の完
了に基づいて、ネットワーク主導のハンドオーバー手続きを一時的に禁止する要求が拒絶されたことを認識してもよい。
また、各装置は、第10の識別情報の送受信に基づいて、ネットワーク主導のハンドオーバー手続きを一時的に禁止してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーを一時的に許可しない状態に遷移してもよいし、この状態に対応するモビリティレベルへ移行してもよい。さらに、各装置は、第10の識別情報の送受信に基づいて、ネットワーク主導のハンドオーバーを実行する機能が一時的に無効化されたことを認識してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーの実行が許されない状態に対応するモビリティオンデマンド機能が有効化されたことを認識してもよい。
また、各装置は、第11の識別情報の送受信に基づいて、ネットワーク主導のハンドオーバーを一時的に禁止にすることが許可されないことを認識してもよいし、ネットワーク主導のハンドオーバーを実行する機能を無効化することができないことを認識してもよい。
[1.3.5.ハンドオーバー手続き例]
次に、ハンドオーバー手続きの例について説明する。本手続きは、UE_A10が接続しているネットワークを切り替えるための手続きである。各装置は、UE_A10がコアネットワーク_A90に接続している状態、及び/又はPDUセッションを確立している状態であれば、任意のタイミングで本手続きを実行することができる。
本手続きの完了により、UE_A10が接続するアクセスネットワークの装置は、eNB_A45か
らeNB_B145に変更される。また、UE_A10が確立しているPDUセッションもeNB_A45を介した接続性から、eNB_B145を介した接続性に変わる。なお、eNB_B145は、eNB_A45と同じ構成
であってもよく、NextGen BS_A122、又はWAG_A126と同じ構成であってもよい。
また、本手続きはUE_A10が主導して実行してもよいし、ネットワークが主導して実行してもよい。例えば、ネットワークがUE_A10の移動を検知して、ネットワーク主導の本手続きを実行してもよい。また、UE_A10がネットワーク状態の変化を検知して、UE主導の本手続きを実行してもよい。なお、UE主導の本手続きは、第1のUE主導のハンドオーバー手続
きと第2のUE主導のハンドオーバー手続きとがあってもよい。
[1.3.5.1.ネットワーク主導ハンドオーバー手続き例]
図19を用いて、ネットワークが主導してハンドオーバー手続きを実行する手順の例を説
明する。以下、本手続きの各ステップについて説明する。まず、eNB_A45は、ハンドオー
バー手続きを実行することを決定し、eNB_B145にハンドオーバー要求メッセージを送信し、ネットワーク主導のハンドオーバー手続きを開始する(S2400)(S2402)。
ここで、eNB_A45は、UE_A10、及び/又はMME_A40からの制御メッセージの受信、及び/又はオペレータポリシーや加入者情報の更新に基づいて、ハンドオーバー手続きを決定してもよいし、UE_A10の移動を検知することでハンドオーバー手続きの実行を決定してもよい。また、eNB_A45は、ネットワーク主導のハンドオーバーが許可されている場合に本手続
きを実行してもよい。
eNB_B145は、ハンドオーバー要求メッセージを受信し、eNB_A45にハンドオーバー要求
応答メッセージを送信する(S2404)。さらに、eNB_A45は、ハンドオーバー要求応答メッセージを受信し、UE_A10にRRCコネクション再設定要求メッセージを送信し、eNB_B145にSN
ステータス転送メッセージを送信する(S2406)(S2408)。さらに、UE_A10は、RRCコネクシ
ョン再設定要求メッセージを受信し、eNB_B145にRRCコネクション再設定完了メッセージ
を送信する(S2410)。
eNB_B145は、SNステータス転送メッセージ、及び/又はRRCコネクション再設定完了を受信し、MME_A40にパス切替え要求メッセージを送信する(S2412)。MME_A40はパス切替え要
求メッセージを受信し、第5の条件を判別する。
第5の条件が真の場合、MME_A40は、SGW_A35にベアラ変更要求メッセージを送信する(S2414)。さらに、SGW_A35は、ベアラ変更要求メッセージを受信する。SGW_A35は、ベアラ変更要求メッセージの受信に基づいて、PGW_A30ベアラ変更要求メッセージを送信してもよ
い(S2416)。さらに、PGW_A30は、ベアラ変更要求メッセージを受信し、SGW_A35にベアラ
変更応答メッセージを送信してもよい(S2416)。さらに、SGW_A35はベアラ変更応答メッセージを受信してもよい。また、SGW_A35は、ベアラ変更要求メッセージ、及び/又はベアラ変更応答メッセージの受信に基づいて、MME_A40にベアラ変更応答メッセージを送信する(S2418)。
第5の条件が偽の場合、MME_A40は、SCEF_A46にベアラ変更要求メッセージを送信してもよい(S2420)。SCEF_A46は、MME_A40にベアラ変更要求メッセージを受信し、ベアラ変更応答メッセージを送信してもよい(S2420)。
ここで、第5の条件判別は、MME_A40が、確立されているPDUセッションのタイプを認証
する為のものである。第5の条件が真とは、確立されているPDUセッションが第1のタイプ
のPDUセッションである場合であってよい。さらに、第5の条件が偽とは、確立されているPDUセッションが第2のタイプのPDUセッションである場合であってよく、第5の条件を真と判断しなかった場合であってよい。なお、第5の条件の真偽が決まる条件は前述した条件
に限らなくてもよい。
MME_A40は、パス切替え要求メッセージ、及び/又はベアラ変更応答メッセージの受信に基づいて、eNB_B145にパス切替え要求応答メッセージを送信する(S2422)。さらに、eNB_B145は、パス切替え要求応答メッセージを受信し、eNB_A45にUEコンテキスト解放要求メッセージを送信する(S2424)。eNB_A45は、UEコンテキスト解放要求メッセージを受信し、UE_A10に関するコンテキスト、及び/又はリソースを解放する。
各装置は、UEコンテキスト解放要求メッセージの送受信、及び/又はUE_A10に関するリ
ソースの解放に基づいて、本手続きを完了し、UE_A10の接続先、及び/又は確立しているPDUセッションの経由先をeNB_A45からeNB_B145に変更する。
[1.3.5.2.第1のUE主導のハンドオーバー手続き例]
図20を用いて、第1のUE_A10が主導してハンドオーバー手続きを実行する手順の例を説
明する。以下、本手続きの各ステップについて説明する。まず、UE_A10は、ハンドオーバー手続きを実行することを決定し、eNB_A45を介してMME_A40にハンドオーバー要求メッセージを送信し、本手続きを開始する(S2500)(S2502)。
ここで、UE_A10は、ネットワーク状態の変化を検知して本手続きを開始してもよいし、eNB_A45、及び/又はMME_A40からの制御メッセージの受信に基づかず、本手続きを開始し
てもよい。また、UE_A10は、アタッチ手続き、及び/又はPDUセッション確立手続きにおいて、第2の識別情報、及び/又は第4の識別情報を受信した場合に本手続きを実行してもよ
いし、UE主導のハンドオーバーが許可されている場合に本手続きを実行してもよい。
ここで、UE_A10は、ハンドオーバー要求メッセージに、少なくとも第6の識別情報を含
めてもよいし、これらの識別情報を含めることでUE主導のハンドオーバーを要求してもよいし、開始するハンドオーバー手続きがUE主導のハンドオーバーであることを示してもよい。さらに、UE_A10は、ハンドオーバー要求メッセージに第6の識別情報を含めることで
、ネットワーク主導のハンドオーバー手続きを開始することを要求してもよい。
MME_A40は、ハンドオーバー要求メッセージを受信し、第1の条件を判別する。MME_A40
は、第1の条件が真の場合、本手続き中の(A)の手続きを開始し、第1の条件が偽の場合本
手続き中の(B)の手続きを開始する。ここで、第1の条件判別は、UE主導のPDUセッション
確立手続き中の第1の条件判別と同じであってよい。
以下、本手続き中の(A)の手続きの各ステップを説明する。MME_A40は、eNB_A45にハン
ドオーバー開始要求メッセージを送信し、本手続き中の(A)の手続きを開始する(S2504)。さらに、eNB_A45は、ハンドオーバー開始要求メッセージを受信し、前術したネットワー
ク主導のハンドオーバー手続きを開始する(S2506)。
MME_A40は、ネットワーク主導のハンドオーバー手続きの完了に基づき、eNB_B145を介
してUE_A10にハンドオーバー受諾メッセージを送信する(S2508)。さらに、UE_A10は、ハ
ンドオーバー受諾メッセージを受信し、eNB_B145を介してMME_A40にハンドオーバー完了
メッセージを送信する(S2510)。さらに、MME_A40は、ハンドオーバー完了メッセージを受信する。各装置は、ハンドオーバー完了メッセージの送受信に基づき、本手続き中の(A)
の手続きを完了する。
次に、本手続き中の(B)の手続きの各ステップを説明する。MME_A40は、eNB_A45を介し
てUE_A10にハンドオーバー拒絶メッセージを送信し、本手続き中の(B)の手続きを開始す
る(S2512)。さらに、UE_A10は、ハンドオーバー拒絶メッセージを受信し、UE_A10の要求
が拒絶されたことを認識する。各装置は、ハンドオーバー拒絶メッセージの送受信に基づき、本手続き中の(B)の手続きを完了する。
ここで、MME_A40は、ハンドオーバー拒絶メッセージに、少なくとも第11の識別情報を
含めてもよいし、これらの識別情報を含めることでUE_A10の要求を許可しないことを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーを実行しないことを示してもよい
各装置は、本手続き中の(A)、又は(B)の手続きの完了に基づき、本手続きを完了する。なお、各装置は、本手続き中の(A)の完了に基づいて、UE_A10の接続先、及び/又は確立しているPDUセッションの経由先をeNB_A45からeNB_B145に変更してもよいし、本手続き中の(B)の完了に基づいて、UE主導のハンドオーバーの要求が拒絶されたことを認識してもよ
い。
[1.3.5.3.第2のUE主導のハンドオーバー手続き例]
図21を用いて、第2のUE_A10が主導してハンドオーバー手続きを実行する手順の例を説
明する。以下、本手続きの各ステップについて説明する。まず、UE_A10は、ハンドオーバー手続きを実行することを決定し、eNB_A45にハンドオーバー要求メッセージを送信し本
手続きを開始する(S2600)(S2602)。
ここで、UE_A10は、ネットワーク状態の変化を検知して本手続きを開始してもよいし、eNB_A45、及び/又はMME_A40からの制御メッセージの受信に基づかず、本手続きを開始し
てもよい。また、UE_A10は、アタッチ手続き、及び/又はPDUセッション確立手続きにおいて、第2の識別情報、及び/又は第4の識別情報を受信した場合に本手続きを実行してもよ
いし、UE主導のハンドオーバーが許可されている場合に本手続きを実行してもよい。
ここで、UE_A10は、ハンドオーバー要求メッセージに、少なくとも第6の識別情報を含
めてもよいし、これらの識別情報を含めることでUE主導のハンドオーバーを要求してもよいし、開始するハンドオーバー手続きがUE主導のハンドオーバーであることを示してもよい。さらに、UE_A10は、ハンドオーバー要求メッセージに第6の識別情報を含めることで
、ネットワーク主導のハンドオーバー手続きを開始することを要求してもよい。
eNB_A45は、ハンドオーバー要求メッセージを受信し、第6の条件を判別する。MME_A40
は、第6の条件が真の場合、本手続き中の(A)の手続きを開始し、第6の条件が偽の場合、
本手続き中の(B)の手続きを開始する。
ここで、第6の条件判別は、eNB_A45が、UE_A10の要求を受諾するか否かを判別する為のものである。第6の条件が真とは、UE_A10の要求を受諾する場合であり、UE_A10の要求が
許可される場合であってよい。さらに、第6の条件が偽とは、UE_A10の要求を拒否する場
合であり、第6の条件を真と判断しなかった場合であってよい。
以下、本手続き中の(A)の手続きの各ステップを説明する。eNB_A45は、前術したネットワーク主導のハンドオーバー手続きを開始し、本手続き中の(A)の手続きを開始する(S2604)。
eNB_B145は、ネットワーク主導のハンドオーバー手続きの完了に基づき、UE_A10にハンドオーバー受諾メッセージを送信する(S2606)。さらに、UE_A10は、ハンドオーバー受諾
メッセージを受信し、eNB_B145にハンドオーバー完了メッセージを送信する(S2608)。さ
らに、eNB_B145は、ハンドオーバー完了メッセージを受信する。各装置は、ハンドオーバー完了メッセージの送受信に基づき、本手続き中の(A)の手続きを完了する。
次に、本手続き中の(B)の手続きの各ステップを説明する。eNB_A45は、UE_A10にハンドオーバー拒絶メッセージを送信し、本手続き中の(B)の手続きを開始する(S2512)。さらに、UE_A10は、ハンドオーバー拒絶メッセージを受信し、UE_A10の要求が拒絶されたことを認識する。各装置は、ハンドオーバー拒絶メッセージの送受信に基づき、本手続き中の(B)の手続きを完了する。
ここでeNB_A45は、ハンドオーバー拒絶メッセージに、少なくとも第11の識別情報を含
めてもよいし、これらの識別情報を含めることでUE_A10の要求を許可しないことを示してもよいし、UE主導のハンドオーバーを実行しないことを示してもよい
各装置は、本手続き中の(A)、又は(B)の手続きの完了に基づき、本手続きを完了する。なお、各装置は、本手続き中の(A)の手続きの完了に基づいて、UE_A10の接続先、及び/又は確立しているPDUセッションの経由先をeNB_A45からeNB_B145に変更してもよいし、本手
続き中の(B)の完了に基づいて、UE主導のハンドオーバーの要求が拒絶されたことを認識
してもよい。
[1.3.6.本実施形態の変形例]
本実施形態における各装置は、上記で説明した装置とは別の装置であってもよい。例えば、MME_A40は、UE_A10等の各装置のモビリティの管理、及び又は各装置間のセッション
の管理の役割を担う装置であるが、本実施形態におけるコアネットワーク_A90では、モビリティの管理の役割とセッションの管理の役割とは、別の装置で担ってもよい。
具体的にいうと、SME(Session Management Entity)が、MME_A40の内、セッション管理
の機能を担ってもよい。その場合、本実施形態におけるMME_A40は、SME(Session Management Entity)に置き換えることができる。さらに本実施形態における通信手続きで説明し
た、MME_A40が送受信する各メッセージは、SMEが送受信してもよいし、MME_A40が実施す
る各処理は、SMEが実施してもよい。
本実施形態におけるeNB_A45、及び/又はeNB_B145は、E-UTRAN_A80の装置ではなく、他
のアクセスネットワーク内の装置であってもよい。例えば、eNB_A45、及び/又はeNB_B145は、NextGen BS_A120であってよいし、WAG_A126であってもよい。
[2.変形例]
本発明に関わる装置で動作するプログラムは、本発明に関わる実施形態の機能を実現するように、Central Processing Unit(CPU)等を制御してコンピュータを機能させるプログラムであっても良い。プログラムあるいはプログラムによって取り扱われる情報は、一時的にRandom Access Memory(RAM)などの揮発性メモリあるいはフラッシュメモリなどの不
揮発性メモリやHard Disk Drive(HDD)、あるいはその他の記憶装置システムに格納される。
尚、本発明に関わる実施形態の機能を実現するためのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録しても良い。この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。ここでいう「コンピュータシステム」とは、装置に内蔵されたコンピュータシステムであって、オペレーティングシステムや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータが読み取り可能な記録媒体」とは、半導体記録媒体、光記録媒体、磁気記録媒体、短時間動的にプログラムを保持する媒体、あるいはコンピュータが読み取り可能なその他の記録媒体であっても良い。
また、上述した実施形態に用いた装置の各機能ブロック、または諸特徴は、電気回路、たとえば、集積回路あるいは複数の集積回路で実装または実行され得る。本明細書で述べられた機能を実行するように設計された電気回路は、汎用用途プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲート
アレイ(FPGA)、またはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア部品、またはこれらを組み合わせたものを含んでよい。汎用用途プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいし、従来型のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであっても良い。前述した電気回路は、デジタル回路で構成されていてもよいし、アナログ回路で構成されていてもよい。また、半導体技術の進歩により現在の集積回路に代替する集積回路化の技術が出現した場合、本発明の一又は複数の態様は当該技術による新たな集積回路を用いることも可能である。
なお、本願発明は上述の実施形態に限定されるものではない。実施形態では、装置の一
例を記載したが、本願発明は、これに限定されるものではなく、屋内外に設置される据え置き型、または非可動型の電子機器、たとえば、AV機器、キッチン機器、掃除・洗濯機器、空調機器、オフィス機器、自動販売機、その他生活機器などの端末装置もしくは通信装置に適用出来る。
以上、この発明の実施形態に関して図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態に記載された要素であり、同様の効果を奏する要素同士を置換した構成も含まれる。
1 移動通信システム
5 PDN_A
10 UE_A
20 UTRAN_A
22 NB_A
24 RNC_A
25 GERAN_A
26 BSS_A
30 PGW_A
35 SGW_A
40 MME_A
45 eNB_A
46 SCEF_A
50 HSS_A
55 AAA_A
60 PCRF_A
65 ePDG_A
70 WLAN ANa
72 WLAN APa
74 TWAG_A
75 WLAN ANb
76 WLAN APb
80 E-UTRAN_A
90 コアネットワーク_A
120 NextGen RAN_A
122 NextGen BS_A
125 WLAN ANc
126 WAG_A
145 eNB_B

Claims (20)

  1. 端末装置であって、
    アタッチ手続きを完了した状態において実行するセッション確立手続きにおいて、少なくとも第1の識別情報、及び又は第2の識別情報を含むセッション確立受諾メッセージを
    コアネットワークから受信する送受信部を備え、
    前記第1の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行
    するための機能を前記コアネットワークが有することを示す情報であり、
    前記第2の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きの実行
    を前記端末装置に対して許可することを示す情報である
    ことを特徴とする端末装置。
  2. 前記送受信部は、前記セッション確立手続きにおいて、少なくとも第3の識別情報、及
    び又は第4の識別情報を含むセッション確立要求メッセージを前記コアネットワークに送
    信し、
    前記第3の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行
    するための機能を前記端末装置が有することを示す情報であり、
    前記第4の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行
    可能とするよう要求すること示す情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記送受信部は、前記セッション確立手続きを完了した状態において、少なくとも第5
    の識別情報を含むハンドオーバー要求メッセージを前記コアネットワークに送信し、
    前記第5の識別情報は、前記端末装置が主導してハンドオーバー手続きの開始を要求す
    ることを示す情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  4. 前記送受信部は、前記セッション確立手続きを完了した状態において、少なくとも第6
    の識別情報を含む制御メッセージを前記コアネットワークから受信し、
    前記第6の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きの実行
    を前記端末装置に対して一時的に禁止することを示す情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  5. 前記送受信部は、前記セッション確立手続きを完了した状態において、少なくとも第7
    の識別情報を含む制御メッセージを前記コアネットワークに送信し、
    前記第7の識別情報は、基地局装置又は前記コアネットワークが主導して開始するハン
    ドオーバー手続きの実行を一時的に実行しないことを要求する情報である
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  6. 端末装置の通信制御方法であって、
    アタッチ手続きを完了した状態で実行するセッション確立手続きにおいて、少なくとも第1の識別情報、及び又は第2の識別情報を含むセッション確立受諾メッセージをコアネ
    ットワークから受信するステップを有し、
    前記第1の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行
    するための機能を前記コアネットワークが有することを示す情報であり、
    前記第2の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きの実行
    を前記端末装置に対して許可することを示す情報である
    ことを特徴とする端末装置の通信制御方法。
  7. 前記セッション確立受諾メッセージを受信する前に、少なくとも第3の識別情報、及び
    又は第4の識別情報を含むセッション確立要求メッセージを前記コアネットワークに送信
    するステップを有し、
    前記第3の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行
    するための機能を前記端末装置が有することを示す情報であり、
    前記第4の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行
    可能とするよう要求すること示す情報である
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末装置の通信制御方法。
  8. 前記セッション確立手続きを完了した状態において、少なくとも第5の識別情報を含む
    ハンドオーバー要求メッセージを前記コアネットワークに送信するステップを有し、
    前記第5の識別情報は、前記端末装置が主導してハンドオーバー手続きの開始を要求す
    ることを示す情報である
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末装置の通信制御方法。
  9. 前記セッション確立手続きを完了した状態において、少なくとも第6の識別情報を含む
    制御メッセージを前記コアネットワークから受信するステップを有し、
    前記第6の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きの実行
    を前記端末装置に対して一時的に禁止することを示す情報である
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末装置の通信制御方法。
  10. 前記セッション確立手続きを完了した状態において、少なくとも第7の識別情報を含む
    制御メッセージを前記コアネットワークに送信するステップを有し、
    前記第7の識別情報は、基地局装置又は前記コアネットワークが主導して開始するハン
    ドオーバー手続きの実行を一時的に実行しないことを要求する情報である
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末装置の通信制御方法。
  11. コアネットワークに含まれる制御装置であって、
    アタッチ手続きを完了した状態において実行するセッション確立手続きにおいて、少なくとも第1の識別情報、及び又は第2の識別情報を含むセッション確立受諾メッセージを
    端末装置に送信する送受信部を備え、
    前記第1の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行
    するための機能を前記コアネットワークが有することを示す情報であり、
    前記第2の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きの実行
    を前記端末装置に対して許可することを示す情報である
    ことを特徴とする制御装置。
  12. 前記送受信部は、前記セッション確立手続きにおいて、少なくとも第3の識別情報、及
    び又は第4の識別情報を含むセッション確立要求メッセージを前記端末装置から受信し、
    前記第3の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行
    するための機能を前記端末装置が有することを示す情報であり、
    前記第4の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行
    可能とするよう要求すること示す情報である
    ことを特徴とする請求項11に記載の制御装置。
  13. 前記送受信部は、前記セッション確立手続きを完了した状態において、少なくとも第5
    の識別情報を含むハンドオーバー要求メッセージを前記端末装置から受信し、
    前記第5の識別情報は、前記端末装置が主導してハンドオーバー手続きの開始を要求す
    ることを示す情報である
    ことを特徴とする請求項11に記載の制御装置。
  14. 前記送受信部は、前記セッション確立手続きを完了した状態において、少なくとも第6
    の識別情報を含む制御メッセージを前記端末装置に送信し、
    前記第6の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きの実行
    を前記端末装置に対して一時的に禁止することを示す情報である
    ことを特徴とする請求項11に記載の制御装置。
  15. 前記送受信部は、前記セッション手続きを完了した状態において、少なくとも第7の識
    別情報を含む制御メッセージを前記端末装置から受信し、
    前記第7の識別情報は、基地局装置又は前記コアネットワークが主導して開始するハン
    ドオーバー手続きの実行を一時的に実行しないことを要求する情報である
    ことを特徴とする請求項11に記載の制御装置。
  16. コアネットワークに含まれる制御装置の通信制御方法であって、
    アタッチ手続きを完了した状態で実行するセッション確立手続きにおいて、少なくとも第1の識別情報、及び又は第2の識別情報を含むセッション確立受諾メッセージを端末装
    置に送信するステップを有し、
    前記第1の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行
    するための機能を前記コアネットワークが有することを示す情報であり、
    前記第2の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きの実行
    を前記端末装置に対して許可することを示す情報である
    ことを特徴とする制御装置の通信制御方法。
  17. 前記セッション確立受諾メッセージを受信する前に、少なくとも第3の識別情報、及び
    又は第4の識別情報を含むセッション確立要求メッセージを前記端末装置から受信するス
    テップを有し、
    前記第3の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行
    するための機能を前記端末装置が有することを示す情報であり、
    前記第4の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きを実行
    可能とするよう要求すること示す情報である
    ことを特徴とする請求項16に記載の制御装置の通信制御方法。
  18. 前記セッション確立手続きを完了した状態において、少なくとも第5の識別情報を含む
    ハンドオーバー要求メッセージを前記端末装置から受信するステップを有し、
    前記第5の識別情報は、前記端末装置が主導してハンドオーバー手続きの開始を要求す
    ることを示す情報である
    ことを特徴とする請求項16に記載の制御装置の通信制御方法。
  19. 前記セッション確立手続きを完了した状態において、少なくとも第6の識別情報を含む
    制御メッセージを前記端末装置に送信するステップを有し、
    前記第6の識別情報は、前記端末装置が主導して開始するハンドオーバー手続きの実行
    を前記端末装置に対して一時的に禁止することを示す情報である
    ことを特徴とする請求項16に記載の制御装置の通信制御方法。
  20. 前記セッション確立手続きを完了した状態において、少なくとも第7の識別情報を含む
    制御メッセージを前記端末装置から受信するステップを有し、
    前記第7の識別情報は、基地局装置又は前記コアネットワークが主導して開始するハン
    ドオーバー手続きの実行を一時的に実行しないことを要求する情報である
    ことを特徴とする請求項16に記載の制御装置の通信制御方法。
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