JP2004007279A - 無線通信システム、通信端末装置、および基地局装置 - Google Patents

無線通信システム、通信端末装置、および基地局装置 Download PDF

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蛯子 恵介
Mitsuru Uesugi
上杉 充
Isamu Yoshii
吉井 勇
Kenichi Miyoshi
三好 憲一
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Abstract

【課題】回路規模および通信システムの負荷を削減し、また、周波数利用効率を向上させること。
【解決手段】通信端末装置181は、同一周波数で運用されるセルラー方式通信システムおよび超高速無線LAN等のホットスポット通信システムにおいて、セルラー方式通信システムの基地局151から送信される下り伝送信号、および、ホットスポット通信システムのアクセスポイント171から送信される下り信号を、MIMO受信機能を搭載することにより、同時受信する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信システム、通信端末装置、および基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は、従来の無線通信システムの一例を示す図である。セルラー方式移動通信システムのセル内に局所的に存在しているエリア(以下、ホットスポットエリア、または単にホットスポットという)をカバーする無線通信システム(例えば、超高速無線LAN)が存在し、一台の端末によってこれら二つのシステムと通信を行う場合、特に、リアルタイムサービスの品質を確保するため、セルラー方式基地局とのリンクを維持したまま、ホットスポットサービスを受ける場合を例にとって説明する。
【0003】
この無線通信システムにおいて、セルラー方式とホットスポットとの使用周波数帯が異なる場合には、システム間で干渉が起こらないメリットがあるが、移動通信端末はシステム毎に無線(RF)処理を行わなければならないので、システム毎にRF回路が必要となる。また、ホットスポットエリア外では、ホットスポット周波数用のRF回路は使用できない。
【0004】
また、セルラー方式とホットスポットとの周波数帯が同じ場合には、システム間の干渉を回避するために、タイムスロット/周波数/符号の割り当てが重ならないことが必要となり、通信制御が複雑となるため、回路構成も複雑になる。
【0005】
従来、この方法の一例として、特開平8−140135号公報に記載されているものがある。これは、階層化されたマクロセル/マイクロセルにおける周波数ホッピング方法を採用した例である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の無線通信システムにおいては、セルラー方式とホットスポットとの使用周波数帯が異なる場合または同一の場合、いずれの場合においても、通信端末の回路規模、および、通信システムの負荷が大きくなり、また、周波数利用効率も低いという問題がある。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、回路規模および通信システムの負荷を削減することができ、また、周波数利用効率を向上させることができる無線通信システム、通信端末装置、および基地局装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の無線通信システムは、同一周波数を用いて下り無線送信を行う複数の基地局と、前記基地局から無線送信された信号を受信する通信端末装置と、を有し、前記通信端末装置は、1つの受信系統において同時受信された前記複数の基地局からの無線送信信号に対し無線受信処理を施す無線受信手段と、前記無線受信手段によって得られた信号から前記基地局毎の信号を分離する分離手段と、を有する構成を採る。
【0009】
本発明の無線通信システムは、下り無線送信を行う第1基地局と、第1基地局と同一周波数を用いて、第1基地局から無線送信された信号に基づいて下り無線送信を行う第2基地局と、第1基地局および第2基地局から無線送信された信号を受信する通信端末装置と、を有し、前記通信端末装置は、1つの受信系統において同時受信された前記複数の基地局からの無線送信信号に対し無線受信処理を施す無線受信手段と、前記無線受信手段によって得られた信号から前記基地局毎の信号を分離する分離手段と、を有する構成を採る。
【0010】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、前記分離手段は、MIMO受信処理である構成を採る。
【0011】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、前記複数の無線通信システムは、サービスエリアの大きい第1通信システムおよびサービスエリアの小さい第2通信システムの少なくとも2つの無線通信システムから構成され、第1通信システムおよび第2通信システムが階層化されている構成を採る。
【0012】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、第1通信システムは、セルラー方式である構成を採る。
【0013】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、第2通信システムは、無線LAN方式である構成を採る。
【0014】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、前記複数の基地局が使用する送信アンテナ数の和が、前記通信端末装置が使用する受信アンテナ数以下である構成を採る。
【0015】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、第1通信システムは、前記通信端末装置毎の下り通信を行い、第2通信システムは、第2通信システムサービスエリア内の全ての通信端末装置に対し同報通信を行う構成を採る。
【0016】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、前記通信端末装置は、第2通信システムの基地局から送信された信号に誤りを検出した場合、前記基地局に再送要求を行い、前記再送要求に基づいて再送パケットは、第1通信システムを用いて送信される構成を採る。
【0017】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、第2通信システムに関わる制御情報の一部を、第1通信システムを用いて送信する構成を採る。
【0018】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、第2通信システムに関わる制御情報は、送信方法、ACK、NACK、認証、または課金のいずれかである構成を採る。
【0019】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、第2通信システムにおいて暗号化データが送信され、第1通信システムにおいて前記暗号化データの復号用の鍵の一部が送信される構成を採る。
【0020】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、重要なデータまたは緊急度の高いデータは、第1通信システムおよび第2通信システムの両方の基地局から送信し、前記通信端末装置は、前記両方の基地局から受信した信号を合成する構成を採る。
【0021】
本発明の通信端末装置は、同一周波数を用いて下り無線送信を行う複数の基地局から無線送信された信号を受信する通信端末装置であって、1つの受信系統において同時受信された前記複数の基地局からの無線送信信号に対し無線受信処理を施す無線受信手段と、前記無線受信手段によって得られた信号から前記基地局毎の信号を分離する分離手段と、を有する構成を採る。
【0022】
本発明の通信端末装置は、上記の構成において、前記分離手段は、MIMO受信処理である構成を採る。
【0023】
本発明の通信端末装置は、上記の構成において、前記複数の基地局が、サービスエリアの大きい第1通信システムおよびサービスエリアの小さい第2通信システムの少なくとも2つの無線通信システムを構成し、第1通信システムおよび第2通信システムは、階層化されている構成を採る。
【0024】
本発明の通信端末装置は、上記の構成において、第2通信システムのサービスエリア内では、MIMO受信処理を行い、第2通信システムのサービスエリア外であって、第1通信システムのサービスエリア内にいる場合、受信ダイバーシチ処理を行う構成を採る。
【0025】
本発明の通信端末装置は、上記の構成において、第2通信システムのサービスエリア内にいることを報知された場合、第1通信システムの基地局および第2通信システムの基地局にその旨を報知する構成を採る。
【0026】
本発明の通信端末装置は、上記の構成において、第1通信システムおよび第2通信システムから送信される信号の平均受信電力を通信システムごとに測定する測定手段と、前記測定手段によって測定された平均受信電力に基づいて、第1通信システムおよび第2通信システムの基地局に個別に送信電力制御コマンドを送信する構成を採る。
【0027】
本発明の通信端末装置は、上記の構成において、第1通信システムおよび第2通信システムから送信される信号の平均受信電力の差を算出する算出手段と、前記算出手段によって算出された平均受信電力の差を少なくする方向の送信電力制御コマンドを第1通信システムおよび第2通信システムの基地局に個別に送信する構成を採る。
【0028】
本発明の通信端末装置は、上記の構成において、前記算出手段によって算出された平均受信電力の差に基づいて送信電力制御コマンドのステップサイズを調整する構成を採る。
【0029】
これらの構成によれば、同一時刻に同一周波数を用いて二つの異なる通信システムとリンクを維持できるので、周波数利用効率を高めることができる。
【0030】
また、単一の回路でRF処理を行うことができるので、二つの通信システムに異なる周波数を用いる従来の通信システムと比較して、通信端末の回路規模を削減することができる。
【0031】
さらに、通信端末装置がホットスポットエリアに出入りしてもセルラー方式基地局との下りリンクが切れないので、スムーズかつシームレスな通信サービスを提供することができる。また、下り通信リンクをセルラー方式からホットスポットへ完全に切替える従来の通信システムと比較して、音声通話などのリアルタイムサービス品質を確保することができる。
【0032】
さらに、通信端末装置は、ホットスポットエリア外ではMIMO(Multi−Input Multi−Output)受信処理を停止するため、消費電力を削減することができる。また、アンテナダイバーシチ受信処理によってRF部を有効活用することができる。
【0033】
本発明の基地局装置は、サービスエリアの大きい第1通信システムの基地局が送信するパイロット信号を検知する検知手段と、前記検知手段によって検知されたパイロット信号と直交するパイロット信号を生成する生成手段と、を有し、前記生成手段によって生成されたパイロット信号を用いてサービスエリアの小さい第2通信システムの下り通信を行う構成を採る。
【0034】
本発明の基地局装置は、サービスエリアの大きい第1通信システムの基地局が送信する信号を検知する検知手段を有し、前記検知手段によって検知された信号とタイミングおよび周波数を同期させてサービスエリアの小さい第2通信システムの下り通信を行う構成を採る。
【0035】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、第1通信システムまたは第2通信システムのいずれか一方とのみ通信可能な通信端末装置が存在する場合、チャネルを時分割し、第1通信システムおよび第2通信システムの通信を行う第1時間帯と、第1通信システムまたは第2通信システムのいずれか一方の通信のみを行う第2時間帯と、を設け、第1通信システムまたは第2通信システムのいずれか一方とのみ通信可能な通信端末への下り通信を第2時間帯に割り当てる構成を採る。
【0036】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、第1時間帯を優先したスケジューリングを行い、第2時間帯では、最低伝送レートのみを確保する構成を採る。
【0037】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、第1通信システムまたは第2通信システムのいずれか一方とのみ通信可能な通信端末装置が存在し、前記複数の基地局は、マルチキャリア伝送を用いて下り無線送信を行う場合、第1通信システムおよび第2通信システムに用いる第1周波数帯と、第1通信システムまたは第2通信システムのいずれか一方のみに用いる第2周波数帯と、を設け、第1通信システムまたは第2通信システムのいずれか一方とのみ通信可能な通信端末に対し無線送信するサブキャリアを第2周波数帯に配置する構成を採る。
【0038】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、第1通信システムおよび第2通信システム間で遅延時間差を補償したフレーム同期をとり、前記通信端末装置毎に時分割伝送を行う場合、前記通信端末装置毎の時間スロットおよびサブキャリア割り当てを第1通信システムおよび第2通信システムにおいて同一に設定し、無線送信する構成を採る。
【0039】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、第1周波数帯および第2周波数帯の間にガードバンドを設ける構成を採る。
【0040】
本発明の無線通信システムは、上記の構成において、第1通信システムおよび第2通信システムにおいて使用される伝送周波数帯の中心周波数を同一に設定し、第2周波数帯が前記中心周波数を含んだ周波数帯である構成を採る。
【0041】
本発明の無線通信システムは、上記いずれかに記載の無線通信システムにおいて、前記マルチキャリア伝送は、OFDM通信システムである構成を採る。
【0042】
【発明の実施の形態】
従来、複数の送信アンテナから異なる情報ストリームを同一時刻に同一周波数かつ同一拡散符号を用いて伝送することによって、伝送容量を増大させる技術として、多入力多出力(MIMO;Multi−Input Multi−Output)無線通信システムが知られている。
【0043】
本発明者は、複数の異なる無線通信システムと通信を行う通信端末が、上記のMIMO受信処理を搭載することにより、周波数利用効率の高い通信システムを構築できることを発見し、本発明をするに至った。
【0044】
本発明の骨子は、通信端末装置にMIMO受信機能を搭載することにより、同一周波数で運用されるセルラー方式通信システムの下り伝送信号と、超高速無線LAN等のホットスポット通信システムの下り信号とを同時受信することである。
【0045】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0046】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信システムの構成の一例を示す図である。ここでは、通信端末装置が、異なる2つの通信システムの基地局、具体的には、セルラー方式の基地局および超高速無線LAN等のホットスポットエリアを管理するアクセスポイント(AP)と通信する場合を例にとって説明する。
【0047】
図1に示す通信システムは、基地局(BS)151、ホットスポットのAP161、171、および移動通信端末181から構成される。
【0048】
BS151は、セルラー方式の通信システムの構成要素であり、送信アンテナ152を装備し、セル153を管理している。
【0049】
AP171は、無線LANの通信システムの構成要素であり、送信アンテナ172を装備し、エリア173を管理している。
【0050】
AP161は、AP171と同様の通信システムを採用していても、また、別の通信システムを採用していても良い。AP171と同様に、送信アンテナ162を装備し、エリア163を管理している。
【0051】
移動通信端末181は、BS151およびAP171と周波数f1で通信を行う。具体的構成としては、2本の受信アンテナ、1つの無線受信処理部(RF回路)、および2×2MIMO受信機能が搭載されており、セルラー方式基地局とホットスポットAPとから同一周波数・同一時刻・同一拡散符号を用いて送信された、相異なるデータ系列を分離受信することができる。MIMO受信機能については後述する。
【0052】
この移動通信端末181は、ホットスポットサービスエリア内における受信と、ホットスポットサービスエリア外における受信とで2つの受信モードを有している。ホットスポットサービスエリア内においては、MIMO受信モードで動作する。ホットスポットサービスエリア外においては、MIMO受信機能を停止し、受信ダイバーシチ・モードで動作する。
【0053】
次いで、上記構成を有する無線通信システムの仕組みについて説明する。
【0054】
MIMO通信では、送信装置から送信された信号を、送信装置の数と同数またはそれよりも多いアンテナ数で受信し、当該受信信号にそれぞれ挿入されているパイロット信号に基づいてそれぞれのアンテナ対毎に伝搬路推定を行う。この推定された伝搬路特性Hは、例えば、送信装置の送信アンテナが2つであり、また受信装置の受信アンテナが2つである場合には、2×2の行列によって表される。
【0055】
そして、MIMO方式による通信方法では、このようにして求められた伝搬路Hの逆行列および各受信信号に基づいて、各送信装置から送信された送信信号を分離して求めることができる。すなわち、同一周波数で送信された信号を、1つのRF回路によって、無線受信処理を行うことができる。よって、無線送信において異なる周波数を用いる必要もなくなり、周波数効率も良くなる。
【0056】
MIMO無線通信システムにおいては、受信アンテナ数が送信アンテナ数以上であれば、伝送容量が線形的に増加することがWireless Personal Communication,Vol.6,1998,”On Limits of Wireless Communication ina Fading Environment when Using Multiple Antennas”,Foschini G.J.;Gans M.J.において明らかにされており、このアンテナ数に関する条件が、一般に、MIMO無線通信システム設計における制約条件となっている。
【0057】
そこで、本実施の形態では、ホットスポットの通信システムのサービスエリア173内にいる移動通信端末181が、セルラー方式の通信システムの基地局151およびホットスポットの通信システムの基地局(アクセスポイント)171と同時通信を行っている場合、セルラー方式の通信システムの下り送信アンテナ数とホットスポットの通信システムの下り送信アンテナ数との和が、移動通信端末181の受信アンテナ数以下となるように制限を設ける。
【0058】
一方、移動通信端末181がホットスポットの通信システムのサービスエリア173外かつセルラー方式の通信システムのサービスエリア153内に存在し、もはやMIMO受信処理を行わない場合には、セルラー方式の通信システムの下り送信アンテナ数に設けていた制限を解除する。従って、この場合にはセルラー方式の下り送信アンテナ数を増やしても良い。
【0059】
また、移動通信端末181がホットスポットの通信システムのサービスエリア173内に移動したことを、ホットスポットAPからの報知チャネル受信により検知した場合、セルラー方式の通信システムの基地局151と、ホットスポットの通信システムの基地局171とに対して、ホットスポットの通信システムのサービスエリア内に移動したことを通知する。
【0060】
このように、本実施の形態によれば、回路規模およびシステム負荷を削減することができ、また、周波数利用効率を向上させることができる無線通信システムを提供することができる。また、本発明の無線通信システムに特有の通信サービスとして、以下のような具体例が考えられる。
【0061】
ホットスポットの通信システムにて提供されるサービスは、ホットスポットの通信システムのサービスエリア内に存在する全ての移動通信端末に対する同報通信サービスとすることができる。このとき、移動通信端末個別の通信は、セルラー方式の通信システムを用いて行う。
【0062】
移動通信端末が、ホットスポットの通信システムからの下り信号を受信し復号した結果、誤りを検出し、再送要求を行った場合に、この再送要求に対する再送パケットを、ホットスポットの通信システムでなく、セルラー方式の通信システムの下りリンクを用いて伝送することもできる。
【0063】
ホットスポットの通信システムのサービスエリア内にいる移動通信端末が、セルラー方式の通信システムの基地局およびホットスポットの通信システムの基地局と同時通信を行っている場合、ホットスポットの通信システムに関わる制御情報(例えば、送信方法の通知、ACK/NACK、認証、課金)の一部を、セルラー方式の通信システムのリンクを用いて伝送することができる。
【0064】
ホットスポットの通信システムのサービスエリア内にいる移動通信端末が、セルラー方式の通信システムの基地局およびホットスポットの通信システムの基地局と同時通信を行っている場合、ホットスポットの通信システムの下りリンクにおいて、暗号化されたデータを伝送し、セルラー方式の通信システムにおいて復号用の鍵の一部を伝送することができる。
【0065】
ホットスポットの通信システムのサービスエリア内にいる移動通信端末が、セルラー方式の通信システムの基地局およびホットスポットの通信システムの基地局と同時通信を行っている場合、重要かつ緊急度の高いデータについては、二つの通信システムを用いて送信し、移動通信端末においては、受信結果を合成し、データの信頼性を高めることができる。
【0066】
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2に係る通信端末装置の構成の一例を示すブロック図である。
【0067】
図2において、無線受信(RxRF)部202−1〜202−4は、アンテナ201−1〜201〜4で受信された信号にダウンコンバート等の所定の無線処理を施し、A/D変換部203−1〜203〜4に出力する。
【0068】
A/D変換部203−1〜203〜4は、無線受信部202−1〜202−4から出力された受信信号にA/D変換処理を施し、逆拡散部204−1〜204−4およびパイロット逆拡散部205−1〜205−4に出力する。
【0069】
逆拡散部204−1〜204−4は、A/D変換部203−1〜203〜4から出力された信号に所定の逆拡散コードを乗じて、受信信号の逆拡散処理を施し、エリア報知信号検知部221および受信モード選択部220に出力する。
【0070】
エリア報知信号検知部221は、逆拡散部204−1〜204−4から出力された信号から、所定のエリアのAPから送信されるエリア報知信号を検知する。
【0071】
受信モード選択部220は、エリア報知信号検知部221での検出結果に基づいて、受信モードを選択する。
【0072】
パイロット逆拡散部205−1〜205−4は、A/D変換部203−1〜203〜4から出力された信号に受信側で既知のパイロット信号の逆拡散処理を施し、チャネル推定部206に出力する。
【0073】
チャネル推定部206は、パイロット逆拡散部205−1〜205−4から出力されたパイロット信号から、送信信号の伝搬路における位相変動または振幅変動を補償するため、チャネル推定を行い、チャネル推定値を求め、レプリカを生成し、MMSE検出部207に出力する。
【0074】
MMSE検出部207は、受信モード選択部220から出力された信号およびチャネル推定部206から出力されたレプリカに対し、LMSまたはRLS等の所定のアルゴリズムを用いてMMSE検出に基づくストリーム分離を行い、この結果をP/S変換部208に出力する。なお、MMSE検出の代わりに、ZF(Zero Forcing)や再尤系列推定に基づくストリーム分離アルゴリズムを採用することも可能である。
【0075】
P/S変換部208は、MMSE検出部207から出力された並列データであるMMSE検出の結果を、直列データに変換し、復調部209−1、209−2に出力する。
【0076】
復調部209−1、209−2は、P/S変換部208から出力されたデータに復調処理を施し、復号部210−1、210−2に出力する。復号部210−1は、復調部209−1から出力された復調データに対し、復号処理を施し、無線LAN信号を得る。復号部210−2は、復調部209−2から出力された復調データに対し、復号処理を施し、セルラー信号を得る。利得調整部222−1〜222−4は、受信モード選択部220の出力信号に対し、利得調整を行う。位相調整部223−1〜223−4は、利得調整部222−1〜222−4の出力に対し、位相調整を行う。加算器224は、位相調整部223−1〜223−4の出力を加算する。復調部225は、加算器224から出力されたデータに復調処理を施し、復号部226に出力する。復号部226は、復調部225から出力された復調データに対し、復号処理を施し、セルラー信号を得る。
【0077】
次いで、上記構成を有する通信端末装置の動作について説明する。
【0078】
本実施の形態に係る通信端末装置は、ホットスポットサービスエリア内における受信と、ホットスポットサービスエリア外における受信とで2つの受信モードを有している。
【0079】
ホットスポットの通信システムのサービスエリア内ではMIMO受信モードで動作する。一方、ホットスポットの通信システムのサービスエリア外かつセルラー方式の通信システムのサービスエリア内では、MIMO受信処理を停止して受信ダイバーシチ・モードで動作する。
【0080】
このように、本実施の形態によれば、ホットスポットエリア外ではMIMO処理を停止するため、消費電力を削減することができる。また、アンテナダイバーシチ受信によってRF回路を有効活用することができる。
【0081】
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3に係る通信端末装置の構成の一例を示すブロック図である。なお、この通信端末装置は、図2に示した通信端末装置と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0082】
図3において、P/S変換部208は、MMSE検出部207から出力された並列データであるMMSE検出の結果を、直列データに変換し、電力測定部301−1、301−2に出力する。電力測定部301−1は、P/S変換部208の出力から、セルラー方式の信号の平均受信電力を測定する。電力測定部301−2は、P/S変換部208の出力から、無線LAN方式の信号の平均受信電力を測定する。TPCコマンド生成部302−1、302−2は、電力測定部301−1、301−2で測定された平均受信電力に基づいて送信電力制御(TPC)コマンドを生成する。制御ステップサイズ調整部303−1、303−2は、TPCコマンド生成部302−1、302−2から出力されたTPCコマンドに基づいて、送信電力制御における制御ステップサイズを調整し、送信部304に出力する。電力差計算部305は、電力測定部301−1、301−2で測定された平均電力の差を計算し、制御ステップサイズ調整部303−1、303−2に出力する。
【0083】
次いで、上記構成を有する通信端末装置の動作について説明する。
【0084】
移動通信端末は、二つの通信システムから同時に同一周波数の信号を受信する。そして通信システム毎に平均受信電力を測定し、各々の基地局に対して送信電力制御(TPC)コマンドを送る。ここで、受信信号の受信電力レベル差が大きすぎると、MIMO受信においてストリーム分離が困難になる可能性があるので、送信電力制御を行う。また、その差を可及的速やかに解消するため、送信電力制御ステップサイズの調整も行う。
【0085】
ホットスポットの通信システムのサービスエリア内にいる移動通信端末が、セルラー方式の通信システムの基地局およびホットスポットの通信システムの基地局と同時下り通信を行っている場合、移動通信端末は、二つの通信システムからの平均受信信号電力を各々測定し、各々の基地局に対して、下り送信電力制御コマンドを送る。
【0086】
通信端末では、各通信システム間の平均受信信号電力の差を求める。受信信号電力差を少なくする方向に電力制御ステップサイズを調整して、下り送信電力制御コマンドを、二つの通信システムの基地局に対して、各々送信する。
【0087】
例えば、ホットスポットからの平均受信信号電力が、セルラー方式からの平均受信信号電力に比べて非常に大きい場合、ホットスポットのアクセスポイントに対しては下り送信電力を大きく下げるTPCコマンドを送り、セルラー方式の基地局に対しては下り送信電力を大きく上げるTPCコマンドを送る。
【0088】
図4は、上記送信電力制御ステップサイズの調整方法のフローチャート図である。
【0089】
本実施の形態に係る通信端末装置は、フレーム受信(ST3100)を行った後、送信基地局ごとに受信信号の平均電力を算出する(ST3200)。この算出された平均電力に基づいてTPCコマンドが生成される(ST3300)。また、平均電力の差が算出される(ST3400)。
【0090】
そして、ST3400において算出された電力差が閾値以上である場合(ST3500)、既述の通り、受信電力差を可及的速やかに小さくするようにTPCコマンドの制御ステップサイズが調整される(ST3600)。
【0091】
ST3400において算出された電力差が閾値以下の場合(ST3500)、TPCコマンドの制御ステップサイズの調整は行われない。
【0092】
そして、TPCコマンドが上りリンクを用いて送信される(ST3700)。
【0093】
このように、本実施の形態によれば、TPCコマンドの制御ステップサイズを受信電力の差に応じて調整するため、MIMO受信性能を向上させることができる。
【0094】
(実施の形態4)
図5は、本発明の実施の形態4に係る無線LANアクセスポイント装置の構成の一例を示すブロック図である。
【0095】
図5に示すアクセスポイント装置の内部構成は、大別して、セルラー方式の基地局から送信される信号に対し、受信処理を施す信号受信部451、移動通信端末から送信される信号に対し、受信処理を施す信号受信部452、および送信データを移動通信端末に送信する処理を行う送信部453に分かれる。
【0096】
信号受信部451において、無線受信(RxRF)部402は、アンテナ401で受信された信号にダウンコンバート等の所定の無線処理を施し、A/D変換部403に出力する。
【0097】
A/D変換部403は、無線受信部402から出力された受信信号にA/D変換処理を施し、逆拡散部404およびパイロット判別部406に出力する。
【0098】
逆拡散部404は、A/D変換部403から出力された信号に所定の逆拡散コードを乗じて、受信信号の逆拡散処理を施し、同期タイミング検出部405に出力する。
【0099】
同期タイミング検出部405は、逆拡散部404の出力からセルラー方式の下り信号の同期タイミングを検出し、同期情報をパイロット判別部406に出力すると共に、送信部に対し、送信制御信号を出力する。
【0100】
信号受信部452において、アンテナ411で受信された信号は、無線受信部412、A/D変換部413、および逆拡散部414を介し、信号受信部451と同様の処理が施され、復調部415に出力される。
【0101】
復調部415は、逆拡散部414から出力された信号に復調処理を施し、復号部416に出力する。
【0102】
復号部416は、復調部415から出力された復調データに対し、復号処理を施し、受信データを得る。
【0103】
パイロット逆拡散部417およびチャネル推定部418は、図2に示した通信端末装置と同様に受信信号に対し、チャネル推定を行う。
【0104】
パイロット判別部406は、A/D変換部403から出力された信号から、セルラー方式で使用されているパイロットを判別し、判別結果を直交パイロット生成部407に出力する。
【0105】
直交パイロット生成部407は、パイロット判別部406で判別されたパイロットに対し、直交関係にあるパイロットを生成し、パイロット挿入回路422に出力する。
【0106】
送信部453において、符号化部421は、送信データを符号化する。パイロット挿入回路422は、直交パイロット生成部407から出力されたパイロットを送信データに挿入する。変調部423は、パイロットが挿入された後の送信信号に変調処理を施す。拡散部424は、送信信号に拡散処理を施す。D/A変換部425は、送信信号にD/A変換を施す。無線送信(TxRF)部426は、アップコンバート等の所定の無線処理を施し、アンテナ427から送信データを送信する。ここで、送信タイミングは前記送信制御信号の指示に従う。
【0107】
次いで、上記構成を有するアクセスポイント装置の動作について説明する。
【0108】
ホットスポットの通信システムの基地局は、セルラー方式の基地局が送信するパイロット信号を検知し、セルラー方式の通信システムのパイロット信号と直交するようにパイロット信号を生成して送信する。
【0109】
ホットスポットの通信システムの基地局は、セルラー方式の通信システムの基地局が送信する信号を検知し、セルラー方式の通信システムからの信号タイミングと下り送信タイミングを同期させる。すなわち、移動通信端末における遅延時間差の補償を行う。
【0110】
このように、本実施の形態によれば、二つの通信システムのパイロットが直交するため、移動通信端末において、各通信システムの基地局送信アンテナ毎に伝搬路推定を容易に行うことができる。また、各通信システムからの信号は、同期がとれた状態で移動通信端末において受信されるので、MIMO受信処理における動作間隔を最適化することができる。これらにより、移動通信端末の処理負荷を軽減することができる。
【0111】
(実施の形態5)
図6は、本発明の実施の形態5に係る無線通信システムにおける信号構成を示す図である。
【0112】
本実施の形態の特徴は、ホットスポットの通信システムのサービスエリア内に、セルラー方式の通信システムとのみ通信可能であり、MIMO受信処理には対応していない移動通信端末が移動してきた場合にも対応できることである。
【0113】
ホットスポットサービスエリアにおいて、MIMO非対応端末が存在する場合の送信処理のスケジューリングについて述べる。この場合、MIMO非対応端末は、セルラー方式の信号とホットスポットの信号とを分離できない。従って、図6に示すように、MIMO非対応端末の通信は、どちらか一方の通信システムの無送信区間を用いて行われる。
【0114】
このとき、セルラー方式の通信システムの基地局から当該移動通信端末へ下り送信を行う際には、信号を時分割し、チャネルを周期的に確保させる。ホットスポットの通信システムの基地局は、当該移動通信端末がセルラー方式の通信システムから下り信号を受信する期間には、下り信号送信を行わないスケジューリングを行う。
【0115】
ここで、MIMO受信処理に対応していない移動通信端末には最低伝送レートのみ保証し、MIMO端末を優先したスケジューリングを行う。逆に、移動通信端末がホットスポットの通信システムとのみ通信可能であるMIMO受信非対応の端末である場合には、セルラー方式の通信システムの下り無送信区間に当該通信端末の下り通信を割り当てる。
【0116】
このように、本実施の形態によれば、スケジューリングの工夫により、MIMO対応端末およびMIMO非対応端末が混在する場合にも無線通信システムの運用を可能にすることができる。
【0117】
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6に係る無線通信システムは、同一周波数で運用されるセルラー方式通信システムの下り伝送信号と、超高速無線LAN等のホットスポット通信システムの下り信号が、OFDM等のマルチキャリア伝送である通信システムである。
【0118】
本実施の形態の特徴は、OFDM通信におけるサブキャリアの配置において、使用する通信システムにより配置場所を変えて配置する方法をとることにより、サブキャリアの分離を容易にしたことである。
【0119】
図7および図8は、本発明の実施の形態6に係る無線通信システムにおいて使用されるサブキャリア信号の分離配置の一例を示す図である。
【0120】
ここでは、二つの通信システムにおいて、同じ周波数帯域を用いる。ただし、MIMO伝送を行うユーザの信号をのせるサブキャリアの組と、セルラーのみの伝送を行うユーザの信号をのせるサブキャリアの組とを、周波数軸上で分離配置する。
【0121】
図7(a)において、セルラー方式下り伝送において8サブキャリア、無線LAN下り伝送において4サブキャリアが送信される。
【0122】
このとき、中心周波数f1〜f4のサブキャリアについては、セルラー方式とのみ通信を行っているユーザに割り当てる。また、中心周波数f5〜f8のサブキャリアについては、MIMO通信を行っているユーザに割り当てる。
【0123】
これにより、セルラー方式とのみ通信をしているユーザは、中心周波数f1〜f8までの範囲のサブキャリアに対し、FFTを行う必要がなくなり、中心周波数f1〜f4までの範囲のサブキャリアに対し、FFTを行えば良いことになる。
【0124】
逆に、MIMO通信を行っているユーザは、中心周波数f5〜f8の範囲のサブキャリアに対し、FFTを行えば良い。もし、上記のような分離を行わず、f1〜f8の範囲でFFTを行う場合には、より大きな回路規模を必要とする。
【0125】
さらに、好ましくは、二つのシステム間で遅延時間差を補償したフレーム同期を取り、MIMO伝送の時間軸方向において、ユーザ毎の分離も行う。
【0126】
図7(a)および(b)において、時刻t0〜t2、t2〜t4、t4〜t6のそれぞれに区間に別々のユーザが割り当てられている。図面上では、網掛けの種類によって、ユーザの違いを表現している。
【0127】
更に、図8(a)および(b)に示したように、セルラーと無線LANのサブキャリア間にガードバンド(周波数f3およびf6の位置)を配置することにより、どちらか一方のサブキャリアを取り出すときに、所望の周波数のサブキャリアのみフィルタでカットすることが容易になる。
【0128】
MIMO非対応端末について、実施の形態5では時分割で相互の干渉を回避する方法を説明したが、本実施の形態のように、周波数軸で分離を行う方法もある。
【0129】
また、セルラーと無線LANのFFT演算範囲の中心周波数(Fc)を同一として、セルラーのサブキャリアを内側(f4、f5)に、無線LANのサブキャリアを外側(f1、f2、f7、f8)に配置することにより、ローカルの周波数を共通化できる。すなわち、通常は低いサンプリングレート(f3〜f6の範囲)でサンプリングしておいて、ホットスポットに入ったときにはサンプリングレートを上げて(全範囲で)サンプリングするような、サンプリングレートの使い分けが可能となる。サンプリングレートが低ければ回路の消費電力も低下できる。
【0130】
このように、本実施の形態によれば、OFDM通信においてサブキャリアを分離配置することにより、移動無線端末におけるFFTの範囲を狭めることができ、回路規模の削減、また、消費電力の削減をすることができる。
【0131】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、回路規模および通信システムの負荷を削減することができ、また、周波数利用効率を向上させることが可能な無線通信システム、通信端末装置、および基地局装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る通信システムの構成の一例を示す図
【図2】本発明の実施の形態2に係る通信端末装置の構成の一例を示すブロック図
【図3】本発明の実施の形態3に係る通信端末装置の構成の一例を示すブロック図
【図4】実施の形態3における下り送信電力制御ステップサイズの調整方法を示したフローチャート図
【図5】本発明の実施の形態4に係る無線LANアクセスポイント装置の構成の一例を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態5に係る無線通信システムにおける信号構成を示す図
【図7】本発明の実施の形態6に係る無線通信システムにおいて使用されるサブキャリア信号の分離配置の一例を示す図
【図8】本発明の実施の形態6に係る無線通信システムにおいて使用されるサブキャリア信号の分離配置の一例を示す図
【図9】従来の無線通信システムの一例を示す図
【符号の説明】
151 基地局装置
152、162、172、201−1〜201−4、401、411、427
アンテナ
153 セルラー方式のセル
161、171 アクセスポイント
163、173 無線LANのエリア
181 通信端末装置
202−1〜202−4、402、412 無線受信部
206、418 チャネル推定部
207 MMSE検出部
220 受信モード選択部
221 エリア報知信号検知部
251 受信ダイバーシチ処理部
252 MIMO処理部
301−1、301−2 電力測定部
302−1、302−2 TPCコマンド生成部
303−1、303−2 制御ステップサイズ調整部
305 電力差計算部
405 同期タイミング検出部
406 パイロット判別部
407 直交パイロット生成部
422 パイロット挿入回路
451、452 信号受信部

Claims (30)

  1. 同一周波数を用いて下り無線送信を行う複数の基地局と、
    前記基地局から無線送信された信号を受信する通信端末装置と、を有し、
    前記通信端末装置は、
    1つの受信系統において同時受信された前記複数の基地局からの無線送信信号に対し無線受信処理を施す無線受信手段と、
    前記無線受信手段によって得られた信号から前記基地局毎の信号を分離する分離手段と、を有する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 下り無線送信を行う第1基地局と、
    第1基地局と同一周波数を用いて、第1基地局から無線送信された信号に基づいて下り無線送信を行う第2基地局と、
    第1基地局および第2基地局から無線送信された信号を受信する通信端末装置と、を有し、
    前記通信端末装置は、
    1つの受信系統において同時受信された前記複数の基地局からの無線送信信号に対し無線受信処理を施す無線受信手段と、
    前記無線受信手段によって得られた信号から前記基地局毎の信号を分離する分離手段と、を有する、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 前記分離手段は、MIMO受信処理であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の無線通信システム。
  4. 前記複数の無線通信システムは、
    サービスエリアの大きい第1通信システムおよびサービスエリアの小さい第2通信システムの少なくとも2つの無線通信システムから構成され、
    第1通信システムおよび第2通信システムが階層化されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  5. 第1通信システムは、セルラー方式であることを特徴とする請求項4記載の無線通信システム。
  6. 第2通信システムは、無線LAN方式であることを特徴とする請求項4記載の無線通信システム。
  7. 前記複数の基地局が使用する送信アンテナ数の和が、前記通信端末装置が使用する受信アンテナ数以下であることを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  8. 第1通信システムは、前記通信端末装置毎の下り通信を行い、
    第2通信システムは、第2通信システムサービスエリア内の全ての通信端末装置に対し同報通信を行う、
    ことを特徴とする請求項4記載の無線通信システム。
  9. 前記通信端末装置は、第2通信システムの基地局から送信された信号に誤りを検出した場合、前記基地局に再送要求を行い、
    前記再送要求に基づいて再送パケットは、第1通信システムを用いて送信される、
    ことを特徴とする請求項4記載の無線通信システム。
  10. 第2通信システムに関わる制御情報の一部を、第1通信システムを用いて送信することを特徴とする請求項4記載の無線通信システム。
  11. 第2通信システムに関わる制御情報は、送信方法、ACK、NACK、認証、または課金のいずれかであることを特徴とする請求項10記載の無線通信システム。
  12. 第2通信システムにおいて暗号化データが送信され、第1通信システムにおいて前記暗号化データの復号用の鍵の一部が送信されることを特徴とする請求項4記載の無線通信システム。
  13. 重要なデータまたは緊急度の高いデータは、第1通信システムおよび第2通信システムの両方の基地局から送信し、
    前記通信端末装置は、前記両方の基地局から受信した信号を合成する、
    ことを特徴とする請求項4記載の無線通信システム。
  14. 同一周波数を用いて下り無線送信を行う複数の基地局から無線送信された信号を受信する通信端末装置であって、
    1つの受信系統において同時受信された前記複数の基地局からの無線送信信号に対し無線受信処理を施す無線受信手段と、
    前記無線受信手段によって得られた信号から前記基地局毎の信号を分離する分離手段と、
    を有することを特徴とする通信端末装置。
  15. 前記分離手段は、MIMO受信処理であることを特徴とする請求項14記載の通信端末装置。
  16. 前記複数の基地局が、サービスエリアの大きい第1通信システムおよびサービスエリアの小さい第2通信システムの少なくとも2つの無線通信システムを構成し、
    第1通信システムおよび第2通信システムは、階層化されている、
    ことを特徴とする請求項14または請求項15記載の通信端末装置。
  17. 第2通信システムのサービスエリア内では、MIMO受信処理を行い、第2通信システムのサービスエリア外であって、第1通信システムのサービスエリア内にいる場合、受信ダイバーシチ処理を行う、
    ことを特徴とする請求項16記載の通信端末装置。
  18. 第2通信システムのサービスエリア内にいることを報知された場合、第1通信システムの基地局および第2通信システムの基地局にその旨を報知する、
    ことを特徴とする請求項16記載の通信端末装置。
  19. 第1通信システムおよび第2通信システムから送信される信号の平均受信電力を通信システムごとに測定する測定手段と、
    前記測定手段によって測定された平均受信電力に基づいて、第1通信システムおよび第2通信システムの基地局に個別に送信電力制御コマンドを送信する、
    ことを特徴とする請求項16記載の通信端末装置。
  20. 第1通信システムおよび第2通信システムから送信される信号の平均受信電力の差を算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出された平均受信電力の差を少なくする方向の送信電力制御コマンドを第1通信システムおよび第2通信システムの基地局に個別に送信する、
    ことを特徴とする請求項16記載の通信端末装置。
  21. 前記算出手段によって算出された平均受信電力の差に基づいて送信電力制御コマンドのステップサイズを調整することを特徴とする請求項20記載の通信端末装置。
  22. サービスエリアの大きい第1通信システムの基地局が送信するパイロット信号を検知する検知手段と、
    前記検知手段によって検知されたパイロット信号と直交するパイロット信号を生成する生成手段と、を有し、
    前記生成手段によって生成されたパイロット信号を用いてサービスエリアの小さい第2通信システムの下り通信を行う、
    ことを特徴とする基地局装置。
  23. サービスエリアの大きい第1通信システムの基地局が送信する信号を検知する検知手段を有し、
    前記検知手段によって検知された信号とタイミングおよび周波数を同期させてサービスエリアの小さい第2通信システムの下り通信を行う、
    ことを特徴とする基地局装置。
  24. 第1通信システムまたは第2通信システムのいずれか一方とのみ通信可能な通信端末装置が存在する場合、
    チャネルを時分割し、第1通信システムおよび第2通信システムの通信を行う第1時間帯と、第1通信システムまたは第2通信システムのいずれか一方の通信のみを行う第2時間帯と、を設け、
    第1通信システムまたは第2通信システムのいずれか一方とのみ通信可能な通信端末への下り通信を第2時間帯に割り当てる、
    ことを特徴とする請求項4記載の無線通信システム。
  25. 第1時間帯を優先したスケジューリングを行い、第2時間帯では、最低伝送レートのみを確保する、
    ことを特徴とする請求項24記載の無線通信システム。
  26. 第1通信システムまたは第2通信システムのいずれか一方とのみ通信可能な通信端末装置が存在し、前記複数の基地局は、マルチキャリア伝送を用いて下り無線送信を行う場合、
    第1通信システムおよび第2通信システムに用いる第1周波数帯と、第1通信システムまたは第2通信システムのいずれか一方のみに用いる第2周波数帯と、を設け、
    第1通信システムまたは第2通信システムのいずれか一方とのみ通信可能な通信端末に対し無線送信するサブキャリアを第2周波数帯に配置する、
    ことを特徴とする請求項4記載の無線通信システム。
  27. 第1通信システムおよび第2通信システム間で遅延時間差を補償したフレーム同期をとり、前記通信端末装置毎に時分割伝送を行う場合、前記通信端末装置毎の時間スロットおよびサブキャリア割り当てを第1通信システムおよび第2通信システムにおいて同一に設定し、無線送信することを特徴とする請求項26記載の無線通信システム。
  28. 第1周波数帯および第2周波数帯の間にガードバンドを設けることを特徴とする請求項26記載の無線通信システム。
  29. 第1通信システムおよび第2通信システムにおいて使用される伝送周波数帯の中心周波数を同一に設定し、第2周波数帯が前記中心周波数を含んだ周波数帯であることを特徴とする請求項26記載の無線通信システム。
  30. 前記マルチキャリア伝送は、OFDM通信システムであることを特徴とする請求項26から請求項29のいずれかに記載の無線通信システム。
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