JP5919939B2 - 貯湯暖房装置 - Google Patents
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Description
制御手段は、湯水循環回路の往き側通路の湯水の温度が所定の温度以上になった場合に、開閉弁を開放状態にするので、貯湯タンクが満蓄状態になった場合に、湯水循環回路内の高温の湯水を、補給通路を介して膨張タンクに排水できる。このため、新たに低温の上水を貯湯タンクを介して湯水循環回路に導入可能となり、湯水循環回路に高価で大型なラジエータを設ける必要がなくなり、製作コストや運転コストを低減することができる。
図1,図2に示すように、貯湯暖房装置1は、発電を行なう発電ユニット2と、熱交換後の湯水を貯湯する貯湯タンク41と湯水を循環させる為の湯水循環回路45とを有する貯湯暖房ユニット3とから構成された燃料電池コージェネレーションシステムである。
図2に示すように、燃料電池発電モジュール4(以下、発電モジュール4という)は、燃料電池セルスタック21、蒸発器22、燃料改質器23、オフガス燃焼室24、熱交換器27等を備え、燃料改質器23によって改質された改質燃料ガス及び酸化剤としての空気を燃料電池セルスタック21で化学反応させることで発電を行うものである。
図2に示すように、水処理装置11は、処理タンク31と、純水タンク32と、純水ポンプ33等を備え、熱交換器9にて凝縮された凝縮水を、回収通路34を介して回収し、処理タンク31により不純物を取り除いた水を、純水通路35を介して発電モジュール4の蒸発器22に供給するものである。
図1に示すように、貯湯暖房ユニット3は、給湯、床暖房パネルへの熱の供給や風呂の追い焚き等の機能を有するものであり、貯湯タンク41、補助熱源機42、第1,第2熱交換器43,44、湯水循環回路45、給水回路46、給湯回路47、温水暖房回路48、風呂給湯追焚回路49、熱利用循環回路50、これら回路45〜50を相互に接続する複数のバイパス通路51〜54,57や風呂出湯通路55、出湯通路58等を備え、これらは外装ケース59内に一体的に収納されて構成されている。
図1,図2に示すように、湯水循環回路45は、外部熱源である発電ユニット2の熱交換器9と貯湯タンク41との間に湯水を循環させる閉回路であり、上流往き側通路45a、下流往き側通路45b、上流戻り側通路45c、下流戻り側通路45dを有し、貯湯タンク41の下部に上流往き側通路45aの上流端が接続され、貯湯タンク41の上部に下流戻り側通路45dの下流端が接続されている。
給水回路46は、上水源から低温の上水を貯湯タンク41に供給するものであり、上流給水通路46a、中間給水通路46b、下流給水通路46cを有し、上水源に上流給水通路46aの上流端が接続され、貯湯タンク41の下部に下流給水通路46cの下流端が接続されている。上流給水通路46aには減圧弁67が設置され、中間給水通路46bには逆止弁46dが設置されている。中間給水通路46bには、安全弁68aが設置された排水通路68が接続され、この排水通路68の下流端は、排水桝69に延びている。
給湯回路47は、貯湯タンク41内に貯湯された湯水を風呂等の所望の給湯先に供給するものであり、高温の湯水が流れる上流給湯通路47a、水と高温の湯水が混合された混合湯水が流れる下流給湯通路47bを有し、上流給湯通路47aの上流端が貯湯タンク41の上部に接続され、下流給湯通路47bの下流端に給湯栓73が接続されている。上流給湯通路47aと下流給湯通路47bとの間には混合弁74が設置され、この混合弁74に上流給水通路46aから分岐した第3バイパス通路53が接続されている。混合弁74は、出湯温度が指令温度になるように、水と高温の湯水の流量比が制御される。
温水暖房回路48は、床暖房パネルや浴室乾燥機等に供給される暖房水を循環させる回路であり、膨張タンク80、暖房往き側共通通路48a、暖房往き側高温通路48b、暖房往き側低温通路48c、暖房戻り側通路48dを有している。
風呂給湯追焚回路49は、風呂のお湯を追い焚きする回路であり、風呂往き側通路49a、風呂戻り側通路49bを有している。風呂往き側通路49aと風呂戻り側通路49bとの間には、第2熱交換器44の内部空間44bが接続され、風呂戻り側通路49bには、風呂水流スイッチ84や風呂循環ポンプ85等が設置されている。
熱利用循環回路50は、貯湯タンク41の高温の湯水を循環させて温水暖房回路48や風呂給湯追焚回路49との間で熱交換を行う閉回路であり、湯水供給通路50a、補助熱源往き側通路50b、熱交換往き側通路50c、湯水戻り側通路50dを有し、湯水供給通路50aの上流端が貯湯タンク41の上部に接続されている。
尚、貯湯暖房ユニット3には、複数の水抜き栓が設置されているが、詳細な説明は省略する。
図1に示すように、補給通路95は、暖房水を膨張タンク80に供給する為のものであり、上流端が湯水循環回路45の下流戻り側通路45dに分岐接続され、下流端が温水暖房回路48の膨張タンク80の上端部に接続されて構成されている。この補給通路95には、制御ユニット97により制御される開閉弁(暖房補給水電磁弁)96が設置されている。つまり、湯水循環回路45を流れる湯水を、必要に応じて膨張タンク80に供給することができる。
貯湯暖房装置1は、制御ユニット97(制御手段に相当する)によって制御されている。各種の温度センサ、各種の流量センサ、水位スイッチ39や水位センサ80a,80bの信号が制御ユニット97に送信され、この制御ユニット97により、発電ユニット2と貯湯暖房ユニット3の動作、各種弁部材の切り換え、各種ポンプの作動・停止、各種開閉弁の開閉状態の切り換え等を制御し、各種運転(排熱回収運転、追い焚き運転、暖房運転、給湯運転等)を実行する。
この貯湯暖房装置1は、発電ユニット2の純水タンク32内の純水の貯留状態と、貯湯タンク41内の湯水の貯湯状態等に応じて、図1に示す通常の排熱回収運転と、図3に示す排熱排出運転と、図4に示す湯水排出運転の3つの純水回収運転モードを有する。
[1]前記実施例2において、外部熱源として、燃料電池式の発電ユニット2について説明したが、これに限定する必要はなく、ヒートポンプ式加熱装置、ガスエンジン等を採用しても良いし、これら以外にも種々の公知なものを採用可能である。
2 発電ユニット
3 貯湯暖房ユニット
41 貯湯タンク
45 湯水循環回路
48 温水暖房回路
80 膨張タンク
95 補給通路
96 開閉弁
97 制御ユニット(制御手段)
Claims (3)
- 貯湯タンクと、この貯湯タンクの湯水を加熱する為の外部熱源と、前記外部熱源と前記貯湯タンクとの間に湯水を循環させる湯水循環回路と、少なくとも前記貯湯タンクの蓄熱を介して加熱される暖房水を貯留可能な膨張タンクを有する温水暖房回路とを備えた貯湯暖房装置において、
前記膨張タンクに下流端が接続され且つ前記膨張タンクに前記暖房水を供給する為の補給通路と、この補給通路に設けられた開閉弁と、この開閉弁の開閉状態を切り換える制御手段とを備え、
前記補給通路の上流端が前記湯水循環回路の戻り側通路に分岐接続され、前記湯水循環回路を流れる湯水を前記補給通路を介して前記膨張タンクに供給可能に構成され、
前記制御手段は、前記湯水循環回路の往き側通路の湯水の温度が所定の温度以上になった場合に、前記開閉弁を開放状態にすることを特徴とする貯湯暖房装置。 - 前記湯水循環回路の戻り側通路において、前記補給通路が分岐する分岐部より下流側に逆止弁が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の貯湯暖房装置。
- 前記制御手段は、エア抜き運転時に、前記開閉弁を開放状態にすることを特徴とする請求項1又は2に記載の貯湯暖房装置。
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