JP5919548B2 - 端子台およびこれを用いた配電装置 - Google Patents
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Description
また、一次側端子部と二次側端子部との間に、温度センサが配されているため、一次側端子部と二次側端子部との両側の異常検知が可能である。
このため、端子台が更に加熱されて焼損、発火することがない。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の端子台を示す斜視図、図2はこの端子台を示す分解斜視図であり、(a)は端子台本体、(b)は温度ヒューズユニットを示す図である。図3は端子台の断面図、図4は温度ヒューズユニットを示す図であり、(a)は、温度ヒューズユニットの正面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(b)のB−B断面図である。
この筒状のカバーは、透明な樹脂からなる樹脂成型品で構成される。そしてこの端子台は、一次側端子部11と二次側端子部12とを分離するセパレート部13が、端子台本体10と一体成型で形成されている。そして温度ヒューズ本体部21が、セパレート部13に直接当接している。
14は端子台本体10の両端の支持板であり、それぞれ支持板本体14aと、取り付け突起14bと、ビス14cとを有している。また15は端子板であり、この端子板15に形成された配線パターンによって一次側端子部と二次側端子部とが接続されている。
またカバー22は端子台本体10の複数個の突起すなわち隔壁10sで確実に保持されているため、温度ヒューズ23が動作するまでの間で熱変形によりカバーが外れるおそれもない。
またこの構成によれば、端子の不完全接続などの異常に対してセンサが確実に反応することができるため、確実な安全装置として作用する。
また前記実施の形態1ではツメ25は一体的に形成したが、複数個のツメを形成してもよく、またこのツメ25に係止される突起についても適宜形状を選択すればよい。
次いで、本発明の実施の形態2について、図面を参照して説明する。
図5は、実施の形態2の端子台を用いた分電盤を示す斜視図、図6はそのP―P断面図である。
本実施の形態では一次側端子部11と二次側端子部12との間に金属遮蔽板16を配置した端子台100を用いた分電盤Bについて説明する。
分電盤Bとしては通常の構成を示すものであるが、表示部D、端子台100を備えている。この端子台100は一次側端子部11と二次側端子部12との間に金属遮蔽板16を具備している。そして図6に示すように、温度ヒューズ23が樹脂製のカバー22で完全に覆われて、温度ヒューズユニット20を構成しており、これが、端子台本体10と一体成型で形成された樹脂製のセパレート部13に装着されている。15は端子板であり、この端子板15の中央部に金属遮蔽板16が装着されている。なお、図1に示した実施の形態1の端子台と同一の部分については同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
また、一次側端子部11と二次側端子部12との間に金属遮蔽板16で配置する場合、金属遮蔽板と端子台との間での絶縁対策が不要となるため、金属遮蔽板と端子台との間で異物侵入防止対策として隙間を小さくすることができる。
またこの樹脂製のカバーを透明のアクリル樹脂で構成することにより、内蔵する温度ヒューズ23の位置、状態などを容易に確認することができる。
次に本発明の実施の形態3の端子台について説明する。この例では、図8乃至図12に示すように、端子台の一次側端子部11と二次側端子部12とを分断している端子板上面のセパレート部に温度センサユニット20Sを設けたものである。図8はこの端子台の全体図であり、(a)は、この端子台の上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。また図9は銘板取付後の端子台を示す斜視図、図10は銘板取付前の端子台を示す斜視図である。図11および図12は図8(a)のA−A断面図および図8(b)のB−B断面図である。
そしてこの温度センサ23Sは、銘板26としての板状体からなる蓋部で保護されている。
この端子台において、一次側端子部11と二次側端子部12とを分離するセパレート部13に設けられた貫通溝13M内に温度センサ23Sが挿入され端子板15に直接接触している。そして外側を銘板26で覆われている。
14は端子台本体10の両端の支持板であり、それぞれ支持板本体14aと、取り付け突起14bと、ビス14cとを有している。
また端子台と一体成型されたセパレート部に温度センサ装着用の貫通溝を設け、この貫通溝から温度センサ23Sのカバーを構成する絶縁体を露出させ、異常を検知するための検知対象である導体部と温度センサとを直接接触させるようにしているため、異常状態の検知精度が向上する。また温度センサを被覆することなく絶縁を行うことが可能である。
また本実施の形態では、端子台のセパレート部の長手方向全体にわたり、貫通溝を形成し、この貫通溝内に温度センサを配設しているため、容易に確実な温度検出が実現される。
また、温度センサ23Sのハーネスは全極を直列で出力するようにしてもよいし、単極毎の取り出しも可能である。
更にまた、セパレート部13に装着される、温度センサ23Sを覆うように蓋部として銘板26を配置することで、温度センサの導電部の絶縁確保を行うことが可能となる。また美観の向上をはかることが可能となる。
なお、温度センサユニットを構成する場合にも、隣接する2つの端子部の間に相当する領域毎に一つの温度センサ23Sを配置するようにしてもよい。
次に本発明の実施の形態4の端子台について説明する。この例では、図14乃至図18に示すように、端子台の一次側端子部11と二次側端子部12とを分断している端子板15上面のセパレート部13に温度センサユニット20Bを設けたものである。図14はこの端子台の全体図であり、(a)は、この端子台の上面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。また図15は銘板取付後の端子台を示す斜視図、図16は銘板取付前の端子台を示す斜視図である。図17および図18は図14のA−A断面図およびB−B断面図である。図19及び図20は温度センサユニット取り外し後の、図14のA−A断面図およびB−B断面図に相当する図である。図21は温度センサユニットを示す図であり、(a)は正面図、(b)は断面図である。
また、この温度センサユニット20Sは、温度センサ23Sの3方を覆うカバーを有している。なお温度センサユニット20Sが、温度センサ23Sの周囲全体を覆うカバーを有するようにしてもよい。
加えて、この温度センサユニットのフラット面を係止する係止部を有していてもよい。
また温度センサがユニット化されているため、着脱が容易であり、メンテナンスが容易となる。さらに、温度センサとして温度ヒューズを用いた場合には、溶断後温度ヒューズを取り替える場合にも容易に取り換えが可能である。
図23は、実施の形態5の端子台の要部を示す斜視図、図24はこの端子台を示す断面図である。図25は温度ヒューズユニットを示す図であり、(a)は、温度ヒューズユニットの正面図、(b)は背面図、(c)は(a)のA−A断面図、(d)は要部拡大斜視図である。図26は、温度ヒューズユニットの露呈面からみた図である。
また、温度ヒューズユニットにカバーを配しているため、金属遮蔽板と一次側及び二次側端子部との絶縁性を高めることができる。従って端子台と金属遮蔽板との隙間を小さくすることができ、異物混入リスクの軽減をはかることができる。
10s 隔壁
11 一次側端子部
11a 端子ネジ
11b 台座
12 二次側端子部
12a 端子ネジ
12b 台座
13 セパレート部
14 支持板
14a 支持板本体
14b 取り付け突起
14c ビス
15 端子板
21 温度ヒューズ本体部
22 カバー
23 温度ヒューズ
26 銘板
26F 蓋体
27 仕切り壁
100 端子台
Claims (9)
- 一次側端子に接続される一次側端子部と、
二次側端子に接続される二次側端子部と、
前記一次側端子部と前記二次側端子部との間に配置され、温度変化を検出する温度センサと、
前記一次側端子部と前記二次側端子部とを分離するセパレート部とを具備した端子台であって、
前記温度センサと、前記温度センサを温度センサユニット本体に固定する固定部とで温度センサユニットを構成しており、
前記セパレート部が、前記温度センサユニットを該セパレート部に係止する突起を有し、
前記温度センサユニットが、前記一次側端子部と前記二次側端子部との間に装着可能に構成されたことを特徴とする端子台。 - 請求項1に記載の端子台であって、
前記セパレート部が、樹脂成型品で構成された端子台。 - 請求項2に記載の端子台であって、
前記温度センサが前記端子台に直接当接するように構成された端子台。 - 請求項1に記載の端子台であって、
前記温度センサユニットは、温度センサ部と、電線を挿通させるハーネス部とが分離された端子台。 - 請求項1に記載の端子台であって、
前記温度センサユニットは、前記温度センサの周囲全体を覆う被覆部を備えた端子台。 - 請求項5に記載の端子台であって、
前記被覆部がフラット面を有する端子台。 - 請求項6に記載の端子台であって、
前記温度センサユニットの前記フラット面を係止する係止部を備えた端子台。 - 請求項1に記載の端子台であって、
前記温度センサは、弾性体により前記端子台表面に対して付勢されている端子台。 - 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の端子台を含む配電装置。
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