JP2788693B2 - 端子台 - Google Patents

端子台

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JP2788693B2
JP2788693B2 JP4238212A JP23821292A JP2788693B2 JP 2788693 B2 JP2788693 B2 JP 2788693B2 JP 4238212 A JP4238212 A JP 4238212A JP 23821292 A JP23821292 A JP 23821292A JP 2788693 B2 JP2788693 B2 JP 2788693B2
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  • Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブルなどの接続に
用いられる端子台に関し、特に、接続部分の発熱などに
よる温度上昇を検知することの可能な端子台に関する。
【0002】受電盤又は分電盤などの電気設備におい
て、ケーブルの配線のために端子台が用いられる。一般
に、端子台への接続にはネジが用いられているが、ネジ
の弛み若しくはネジ締め不良、又は負荷機器の増設など
にともなう過電流による過熱事故が多発する傾向にあ
り、このような事故を未然に防止するための方策が望ま
れている。
【0003】
【従来の技術】従来の端子台は、絶縁体により支持され
た金属板を有し、金属板の両側に設けられた2つのネジ
穴に、配線接続用の2つのネジ(又はボルト)がねじ込
まれて構成されている。端子台の使用に当たっては、2
つのネジによって、1次側及び2次側のケーブル又はケ
ーブルの端部に圧着された端子を固定し接続する。
【0004】しかし、ネジ締め不良又はネジの弛みがあ
ると、その部分の接触抵抗値が上昇して発熱し易くな
り、負荷電流の大きさ及び継続時間によっては過熱事故
に至る可能性がある。これを防止するために、従来にお
いては、トルクドライバーを用いてネジ締めを行い、又
はネジによる接続箇所にロックペイントの塗布を行って
いる。
【0005】また、温度上昇により変色する変色テープ
を発熱の可能性のある箇所に予め貼り付けておき、その
変色の有無を目視することにより機器の発熱状態を検知
して過熱事故を防止することが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の方法で
は、ロックペイントの塗布によってネジの弛みが完全に
防止されない場合もあり、しかも過電流などのようにネ
ジの弛みに起因しない過熱事故を防止することはできな
い。
【0007】また、後者の方法では、変色テープの変色
の有無を監視員が機器の傍で絶えず監視している必要が
ある。このため、通常必要とされる長期的な監視を後者
の方法により行うことは実際上困難である。
【0008】上述の事情から、ネジによる接続箇所又は
機器自体の過熱事故を有効且つ経済的に防止し得る方策
が望まれていた。このような要望に対して、発熱の可能
性のある箇所に塗布することによって異常高温を監視す
ることのできる温度監視用のガス放出体が知られている
(特開平3ー261835号公報)。
【0009】したがって、上述のガス放出体を端子台な
どのネジ部分に塗布しておくことにより、過熱などで一
定の高温以上になったときにガス放出体からガスが放出
され、分電盤などの内部に設置したガス検知器がそれを
検知し、警報などを発することによって過熱事故が未然
に防止される。
【0010】ところが、このガス放出体は塗布剤として
構成されており、現場において作業員が塗布するもので
あるため、塗布を行う箇所の形状の違いや作業員の個人
差などによって塗布量又は塗布状態にバラツキが生じ
る。また、ガス放出体の経年変化によって再塗布を行う
必要があるが、そのような保守作業を簡便に行う上でも
若干の問題が残っていた。
【0011】本発明は、上述の問題に鑑み、発熱を検知
してガスを放出するとともに、ガスを放出する塗布剤の
現場における塗布作業を無くして作業性及び保守性を向
上させることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る端
子台11は、上述の課題を解決するため、図1及び図4
に示すように、絶縁体21により支持された金属製の導
電体22を有し、前記導電体22にねじ込まれたネジ2
3、24を利用して配線を行うための端子台11であっ
て、ネジ部42を有した金属製の基材31の表面に温度
上昇によりガスを放出する塗布剤32が塗布されてなる
温度検知用部材25が、前記導電体22にねじ結合によ
り取り付けられており、前記絶縁体21は、前記温度検
知用部材25の保護のためにその周囲を囲む形状であっ
て且つ上面と側面の一部とが開放された保護部53を有
して構成される。
【0013】請求項2の発明に係る端子台11におい
て、前記基材31は、円柱状の軸部41の端面に前記ネ
ジ部42が突出して形成されており、前記塗布剤32
は、前記軸部41の外周面に塗布されて構成される。
【0014】請求項3の発明に係る端子台11におい
て、前記ネジ部42が設けられた側と反対側の前記軸部
41の端面には、温度上昇によって色が変化するサーモ
シール33が貼付されて構成される。
【0015】請求項4の発明に係る温度検知用部材25
は、円柱状であって両側の端面が平面に形成された
41、前記軸部41の一方の端面から突出して当該軸
部と一体的に形成された雄ネジ部42と、前記軸部41
の他方の端面に設けられて当該軸部41を工具により
させるための係合用の溝43、前記軸部41の外周
面に塗布され、温度上昇によりガスを放出する塗布剤3
2と、を有して構成される。
【0016】
【作用】端子台11の接続部の温度が上昇すると、その
熱が導電体22、ネジ部42、及び軸部41を経てガス
放出塗布剤32に伝わり、ガス放出塗布剤32の温度が
上昇する。これによってガス放出塗布剤32は外部へガ
スを放出し、ガス濃度が上昇することによってガス検知
器によって検知され、これによって警報などが発せられ
る。保護部53は、温度検知用部材25の周囲を囲んで
これが傷つけられないように保護するとともに、ガス放
出塗布剤32からガスが発生した場合に、発生したガス
は保護部53の開放された部分から外部へ放出される。
【0017】軸部41へのガス放出塗布剤32の塗布
は、例えば工場において行われる。温度検知用部材25
の端子台11などへの取り付けは、工場又は設置現場に
おいて行われる。温度検知用部材25の端面が平面に形
成されているので、軸部41の端面と導電体22の表面
とが密着し易く、これらの間の熱伝導性が極めて良好と
なる。また、温度検知用部材25の他方の端面にサーモ
シール33などを貼り付ける場合に接着性が良好とな
り、貼り付けが容易且つ確実となる。
【0018】
【実施例】図1は本発明に係る端子台11の断面正面
図、図2は端子台11の斜視図、図3は端子台11を取
り付けた状態を示す正面図、図4は本発明に係る温度検
知用部材25の断面正面図及び平面図である。
【0019】図1及び図2を参照して、端子台11は、
合成樹脂などの絶縁体21、絶縁体21により支持され
た金属板22、金属板22の両側に設けられた2つのネ
ジ穴22aにねじ込まれた配線用のネジ23、24、及
び、金属板22の中央に設けられたネジ穴22bにねじ
込まれた温度検知用部材25などから構成されている。
【0020】絶縁体21は、板状の隔壁部51、隔壁部
51に突出して形成された支持部52及び保護部53を
有している。保護部53は、温度検知用部材25を保護
するためのものであり、略柱状に形成され、上部は温
度検知用部材25の着脱とサーモシール33の視認のた
めに開放され、図1における左右位置にはガスを放出す
るための窓55が設けられている。
【0021】図3によく示されているように、多数の端
子台11が、それぞれの支持部52により1本のレール
RLに挿入されて配列され、各端子台11の隔壁部51
の上部の溝に透明のカバーCVが挿入される。
【0022】図4を参照して、温度検知用部材25は、
金属製の基材31、基材31の表面に塗布されたガス放
出塗布剤32、及びサーモシール33からなる。基材3
1は、円柱状の軸部41、及び軸部41の下端面の中央
に突出して設けられたネジ部42とからなる。軸部41
の上端面には、ドライバーとの係合用の溝43が設けら
れている。基材31の材料としては、ガス放出塗布剤3
2の付着性、熱伝導性、強度、製作の容易性、経済性な
どを考慮して選定される。例えば、特に熱伝導性を考慮
して、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金な
どが用いられる。経済性を考慮すると鉄などが用いられ
る。
【0023】サーモシール33は、一定の温度に上昇し
たときに変色するものであり、粘着剤などで軸部41の
上端面に貼り付けられている。次に、ガス放出塗布剤3
2の一例について説明する。なお、ガス放出塗布剤32
については、特開平3ー261835号公報及び特願平
3ー195756号に詳しいので、ここではその概略の
みを説明する。
【0024】図5はガス放出塗布剤32を示す断面図で
ある。ガス放出塗布剤32は、ガス検知器により検知可
能なガスを温度上昇により放出するものであり、低沸点
化合物81を封入したカプセル82と示温顔料84とが
塗料83の中に分散して一体化されている。
【0025】低沸点化合物81としては、端子台11な
どの種類、定格温度、耐熱温度、動作条件、ガス検知器
の検知方式、感度、その他の動作条件、環境条件などに
よって異なるが、一般的には沸点が摂氏30〜200度
程度の範囲、好ましくは摂氏60〜120度の範囲の液
体が用いられる。
【0026】低沸点化合物31は、それとカプセル82
との総重量に対して、通常10〜90%、好ましくは4
0〜70%程度の量が封入される。カプセル82の壁材
は、内部に封入される低沸点化合物81の温度が沸点を
越えると、内圧の上昇により破壊するような材質で構成
される。カプセル82の壁材としては、従来公知の種々
の有機材料及び無機材料を用いることができる。有機材
料としては、アクリル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ビニ
リデン系樹脂、ゼラチン、ポリビニルアルコールのアセ
タール化物、塩化ビニル系樹脂が例示される。また、無
機材料としては、金属酸化物、例えばケイ酸ナトリウ
ム、ケイ酸カリウムなどのケイ酸塩化合物が例示され
る。カプセル32の平均粒径は10〜40μm程度が一
般に好適である。
【0027】低沸点化合物81を封入したカプセル32
は、ガス放出塗布剤32の乾燥塗膜中に通常10〜90
%、好ましくは50〜80%程度含まれるように配合さ
れる。以上のような低沸点化合物81を内包したカプセ
ル82は、インサイト重合法、界面重合法などの従来公
知の種々の製法を用いて作製される。
【0028】示温顔料84は、機器の発熱に伴う温度上
昇により呈色又は変色する物質であり、染料、顔料、コ
レステリック液晶などの化合物がある。示温顔料84
は、ガス放出塗布剤32の乾燥塗膜中に通常2〜50重
量%、好ましくは5〜20重量%程度の量が含まれるよ
うに配合される。
【0029】塗料83は、結合剤などを含有しており、
これにより適当数のカプセル82と示温顔料84とが一
体化して軸部41の外周面に付着される。塗料83とし
ては、カプセル82から放出されたガスの塗膜外への放
出を可能にするために、ポーラスな塗膜を形成するもの
や、カプセル82の破壊に伴って塗膜が破壊するものが
用いられる。
【0030】結合剤としては、酢酸ビニルエマルショ
ン、酢酸ビニル−アクリルエマルション、酢酸ビニル−
ベオバエマルション、アクリルエマルション、スチレン
−アクリルエマルション、エポキシエマルション、ウレ
タンエマルションなどが好適に用いられる。また、低沸
点化合物の代わりに低温分解性物質が用いられる場合
は、溶解性の関係で、結合剤として溶剤型の塗料用樹脂
も用いられる。
【0031】結合剤は、ガス放出塗布剤32の乾燥塗膜
中に通常5〜50重量%、好ましくは10〜20重量%
程度の量が含まれるように、塗料83に配合される。5
%未満であると各成分の結合が不充分となり、また50
%を越えるとガスの放出が抑制されるので、ともに好ま
しくない。
【0032】ガス放出塗布剤32には、乾燥塗膜中に5
0重量%を越えない程度の量で非示温顔料が配合されて
もよく、必要に応じてタレ止めのための増粘剤や安定剤
などの種々の添加剤が配合されてもよい。示温顔料84
を省略してもよい。
【0033】ガス放出塗布剤32の塗布方法としては、
例えばガス放出塗布剤32の中に軸部41を漬けること
によって塗布を行う。刷毛塗り、スプレー塗り等の通常
の塗布方法でもよい。軸部41の表面にプライマー処理
を行った上で塗布してもよい。
【0034】上述の温度検知用部材25は、金属板22
のネジ穴22bにねじ込まれた後、サーモシール33が
貼られている。ネジ穴22bにねじ込まれることによっ
て、軸部41の下面が金属板22の表面と密着し、これ
らの間の熱伝導性は極めて良好である。
【0035】上述のように構成された端子台11は、例
えば上述の先願に示されるように、分電盤内に取り付ら
れ、ケーブルなどがネジ23、24によって固定され接
続される。ネジ23、24の弛み又は過電流などによっ
て端子台11における接続部が発熱すると、その熱が金
属板22を経て温度検知用部材25に伝わり、ガス放出
塗布剤32の温度が上昇する。
【0036】低沸点化合物81が沸点に達すると、低沸
点化合物81は気化し、カプセル82の内圧が上昇し、
これによってカプセル82が破壊し、気化した低沸点化
合物81は塗料83の塗膜を透過し、窓55から端子台
11の外部へ放出される。低沸点化合物81のガス濃度
が上昇すると、分電盤内に設置されたガス検知器がこれ
を検知し、警報などを発する。
【0037】これによって、端子台11に異常高温が発
生したことを容易に知ることができるとともに、分電盤
や負荷の点検、分電盤への送電停止、又は当該負荷の切
り離しなど、適切な処置を行って過熱事故を未然に防止
することができる。
【0038】また、温度検知用部材25にはサーモシー
ル33が貼付されているので、変色した部分を発見する
ことにより、異常高温が発生した箇所を容易且つ迅速に
特定することができる。
【0039】上述の実施例によると、温度検知用部材2
5にはガス放出塗布剤32が予め塗布されており、温度
検知用部材25を金属板22にネジ結合によって取り付
けるだけでよいので、その取り付け作業が容易であると
ともに、現場における塗布作業を要しないので、塗布量
又は塗布状態にバラツキが生じることがなく均一なもの
とすることができ、異常高温を確実に検知することがで
きる。
【0040】また、温度検知用部材25が容易に交換可
能であり、且つ活線状態でも交換可能であるので、使用
済の温度検知用部材25の交換、又は定期的な温度検知
用部材25の交換が容易であり、保守性に優れる。
【0041】上述の実施例において、低沸点化合物81
の種類、カプセル82の寸法、形状、材質、及びガス放
出塗布剤32の構成などは、種々変更することができ
る。上述の温度検知用部材25は、端子台11以外に、
サーキットブレーカ、リレーなどの配電機器、電動機そ
の他の電気機器、エレベータなどの電気設備、工作機な
どの機械設備、自動車、航空機、船舶、又は建築物な
ど、種々の機器の異常高温の検知又は監視に用いること
ができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によると、端子台における発熱を
検知してガスを放出するとともに、ガスを放出する塗布
剤の現場における塗布作業を無くすことができ、作業性
及び保守性が向上する。また、保護部によって温度検知
用部材が保護され、しかも、上面と側面の一部とが開放
されているため、ガスの放出には何らの支障がなく且つ
温度検知用部材の着脱と状態の視認が容易である。
【0043】請求項2及び4の発明によると、温度検知
用部材の構造が簡単で製作が容易であるとともに、導電
体への着脱が容易である。請求項3の発明によると、変
色によって異常高温が発生した箇所を容易且つ迅速に特
定することができる。請求項4の発明によると、端面が
平面に形成されているので、軸部の端面と導電体の表面
とが密着し、これらの間の熱伝導性が極めて良好とな
り、且つ、他方の端面にサーモシールなどを貼り付ける
場合に接着性が良好となり、貼り付けが容易且つ確実で
ある。しかも、溝にドライバーなどの工具を係合させて
温度検知用部材を容易に回転させて着脱することができ
るとともに、締めつけた後で他方の端面にサーモシール
を貼り付けて溝を覆った場合には、溝に工具を係合させ
ることができなくなるので、サーモシールを温度検知用
部材が新品であることを保証するシールとしても利用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る端子台の断面正面図である。
【図2】本発明に係る端子台の斜視図である。
【図3】本発明に係る端子台を取り付けた状態を示す正
面図である。
【図4】本発明に係る温度検知用部材の断面正面図及び
平面図である。
【図5】ガス放出塗布剤を示す断面図である。
【符号の説明】 11 端子台 21 絶縁体 22 金属板(導電体) 23、24 ネジ 25 温度検知用部材 31 基材 32 ガス放出塗布剤(塗布剤) 33 サーモシール 41 軸部 42 ネジ部(雄ネジ部) 43 溝(係合部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中内 澄夫 東京都品川区大井1丁目20番10号 富士 通システムコンストラクション株式会社 内 (72)発明者 栗原 俊光 東京都品川区大井1丁目20番10号 富士 通システムコンストラクション株式会社 内 (56)参考文献 特開 平3−261835(JP,A) 実開 昭63−67977(JP,U) 実開 平3−30839(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 9/00,9/15 - 9/28 G01K 11/02,11/12 H02H 5/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁体により支持された金属製の導電体を
    有し、前記導電体にねじ込まれたネジを利用して配線を
    行うための端子台であって、 ネジ部を有した金属製の基材の表面に温度上昇によりガ
    スを放出する塗布剤が塗布されてなる温度検知用部
    、前記導電体にねじ結合により取り付けられており、 前記絶縁体は、前記温度検知用部材の保護のためにその
    周囲を囲む形状であって且つ上面と側面の一部とが開放
    された保護部を有してなる ことを特徴とする端子台。
  2. 【請求項2】前記基材は、円柱状の軸部の端面に前記ネ
    部が突出して形成されており、 前記塗布剤は、前記軸部の外周面に塗布されてなること
    を特徴とする請求項1記載の端子台。
  3. 【請求項3】前記ネジ部が設けられた側と反対側の前記
    部の端面には、温度上昇によって色が変化するサーモ
    シールが貼付されてなることを特徴とする請求項2記載
    の端子台。
  4. 【請求項4】円柱状であって両側の端面が平面に形成さ
    れた部と、 前記軸部の一方の端面から突出して当該軸部と一体的に
    形成された雄ネジ部と、 前記軸部の他方の端面に設けられて当該軸部を工具によ
    回転させるための係合用の溝と、 前記軸部の外周面に塗布され、温度上昇によりガスを放
    出する塗布剤と、 を有してなることを特徴とする温度検知用部材。
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