JP5919503B2 - 取付構造 - Google Patents

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本発明は、ベース材に連結具を介して連結体を取り付ける取付構造に関するものである。
特許文献1には、内部空間が開口部よりも広く形成された溝を有する補強体の長手方向の端部から、ボルトの頭部を溝内に装着して、ボルトのねじ部を開口部から突出させ、この突出したねじ部に固定用プレートをナットで固定した取付構造が開示されている。
特開2011−246205号公報
しかし、特許文献1の取付構造では、ベース材である補強体が長尺な場合に、補強体の長手方向の端部に装着した連結具であるボルトを、取付希望位置まで長い距離移動させなければならず、連結具のベース材への取付に手間がかかるといった問題があった。
そこで、上記事情を鑑みて、本発明は、ベース材への連結具の取付が簡単で、ベース材から連結具が抜けにくい取付構造を提案することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の取付構造は、ベース材に設けた凹溝に連結具を取り付け、この連結具を介して前記ベース材に連結体を取り付ける取付構造において、前記凹溝は、開口側に位置する幅狭部と、溝底側に位置し且つ前記幅狭部よりも溝幅の広い幅広部とを備え、前記連結具は、螺子部と、この螺子部に固定される角度規定部と、前記螺子部に遊嵌される取付部材と、前記螺子部が貫通される押圧部と、前記螺子部に螺子締めされるナット部とを備え、前記螺子部に、前記角度規定部と前記取付部材と前記押圧部と前記ナット部とがこの順に配置されたものであり、前記取付部材と前記角度規定部のうち、一方にガイド用凹部を備え、他方にこのガイド用凹部に嵌まり込むガイド用凸部を備え、前記連結具を、前記凹溝に差し込んで、前記幅広部に前記角度規定部と前記取付部材を位置させたうえで、前記ナット部を螺子締めして、前記押圧部を介して前記取付部材を前記角度規定部に押し当てることで、前記取付部材を前記ガイド用凸部と前記ガイド用凹部とが嵌合する姿勢まで回転させ、前記姿勢にある前記取付部材と前記ナット部とで前記幅狭部の周縁部を挟み込むことで前記連結具を前記凹溝に取り付けることを特徴とする。
本発明の取付構造は、連結具の取付部材を幅狭部を通過する姿勢で幅広部まで差し込んだうえで、ナット部を螺子締めすることで、取付部材を角度規定部に押し当てて自動的に回転させることができる。そして、この回転した姿勢にある取付部材とナット部とで幅狭部の周縁部を挟み込むことで連結具を凹溝に取り付けることができる。そのため、本発明の取付構造では、凹溝が長尺であっても、凹溝の長手方向の所望の箇所にて連結具を取り付けることができて、ベース材への連結具の取り付けが簡単に行える。また、本発明の取付構造は、連結具の取付部材とナット部とで、凹溝の幅狭部の周縁部を挟み込むようにしたことで、ベース材の凹溝から連結具が抜けにくいものとなっている。
(a)、(b)は、本発明の実施形態の取付構造において、ベース材に連結具を取り付ける施工手順を示す正面断面図である。 (a)〜(d)は、同上の取付構造の連結具を示し、(a)は分解斜視図であり、(b)は他の方向から視た分解斜視図であり、(c)は凹溝に差し込む状態の斜視図であり、(d)は凹溝に取り付けた状態の斜視図である。 同上の連結具を示し、(a)は取付部材の下面図であり、(b)は角度規定部の平面図であり、(c)は取付部材を角度規定部に押し当てた状態の平面図である。 同上の取付構造が用いられる屋根構造の一例を示す斜視図である。
以下、本発明を添付図面に基づいて説明する。
本発明の実施形態の取付構造は、図1(b)に示すように、ベース材5に設けた凹溝50に連結具4を取り付け、この連結具4を介してベース材5に連結体6(図4参照)を取り付けた取付構造である。なお、図1(b)には、連結体6の図示は省略している。
本実施形態の取付構造は、連結具4を介してベース材5に連結体6を取り付けるものであれば、様々な用途で使用することができる。以下では、本実施形態の取付構造を、図4に示す屋根構造に用いた例について説明する。
図4には、片流れ屋根を有する建物1が示されている。以下の説明では、傾斜した屋根面に沿って軒と棟を結ぶ方向を軒棟方向D1とし、軒に沿う方向を軒方向D2とし、棟に沿う方向を棟方向とする。本実施形態では、軒方向D2と棟方向は平行になっている。
建物1の軒側の外壁の上端部には、軒部2が形成されており、軒部2は、屋外側に向かって突出している。また、建物1の棟側の外壁の上端部には、棟部3が形成されており、棟部3は屋外側に向かって突出している。
建物1の屋根下地は、垂木等の建築躯体上に野地板10(図1参照)を設けることで、形成されている。野地板10は、棟側から軒側に向かって略一様な角度で下り傾斜している。
野地板10の上には、凹凸屋根材11が載置されており、凹凸屋根材11は、軒方向D2に複数並べて設けてある。なお、凹凸屋根材11は、例えば螺子や接着剤によって野地板10に固定される。各凹凸屋根材11は、例えば、鋼板製になっている。各凹凸屋根材11は、下方に開口し且つ上方に突出する凸部12と、上方に開口し且つ下方に凹む凹部13とを有する。凸部12と凹部13とは、軒方向D2に交互に並んで形成してある。各凹部13の側面部13aは、隣接する凸部12の側面部を兼ねている。各凹部13の両側面部13aは底面部13b(下面部)に対して略直角である。
野地板10とこの上に配置された各凹凸屋根材11の間には、通気空間17(第1通気空間)が形成されている。各通気空間17は、凸部12と野地板10で囲まれた空間になっており、軒方向D2に沿って凸部12と同数形成されている。通気空間17は、凹凸屋根材11の軒棟方向D1の全長に亘って形成されている。通気空間17は、軒棟方向D1と直交する断面形状が、略矩形状になっている。
凹凸屋根材11の軒側端部は、軒棟方向D1において、野地板10の軒側端縁よりも屋外側に位置した出代部18になっている。凹凸屋根材11の出代部18における凸部12(すなわち、各凸部12の軒側の端部)は、開口している。この開口部分が、対応する通気空間17の導入口になっている。
図1(a)に示すように、凹凸屋根材11の軒方向D2における端部は、凹部13で形成されている。そして、この端部において、凹部13の外側面部の上部には、被掛止部14が形成されている。更に、隣り合う凹凸屋根材11の間には、係止部材7及び連結部材19が配置されている。係止部材7は、上方に開口する略溝形の部材になっており、両側部の上部には、被掛止部14に係止される係止部70を有している。この溝形の係止部材7内に連結部材19は載置されている。連結部材19は、上端部に上方に開口した溝20を有している。連結部材19は、例えばアルミで形成される。
溝20は、開口側(上側)に位置する外側幅狭部21と、溝底側(下側)に位置する外側幅広部22とを備える。外側幅広部22は、外側幅狭部21よりも軒方向D2の溝幅が広いものとなっている。また、本実施形態では、外側幅狭部21は、溝20の開口部(上端部)に形成されている。溝20は、連結部材19の上面部の一部が断面矩形状に凹んで形成され、開口部(上端部)の溝両側部から、内側(軒方向D2)に向けて外側突出部23が突出している。各外側突出部23は、断面矩形状であり、溝20のうち、各外側突出部23間の部位が外側幅狭部21となっている。溝20のうち、各外側突出部23よりも下方の部位が外側幅広部22となっている。外側幅狭部21と外側幅広部22とは連通している。外側幅広部22は、外側幅狭部21よりも軒方向D2の両側に広がった断面形状が矩形状の空間である。
各連結部材19には、軒棟方向D1に長いカバー部材15が取り付けられている。各カバー部材15は、下方に開口する略溝形の部材になっており、軒方向D2の略中央部に上方に開口した凹溝50を備えている。凹溝50は、連結部材19の溝20に対応した形状で形成されている。各カバー部材15の両側面部の下部には、被係合部16が形成されている。各カバー部材15は、凹溝50を連結部材19の溝20に嵌め込み、両側の被係合部16を対応する凹凸屋根材11の被掛止部14及び係止部材7の係止部70に掛止することで、両側の凹凸屋根材11に跨って取り付けられる。このため、カバー部材15は、両側の凹凸屋根材11の間の部分と、ここに配置された連結部材19を、上側から覆っている。カバー部材15は、例えば板金で、長手方向に継ぎ目のないものに形成される。
本実施形態では、図4に示すように、複数の凹凸屋根材11で形成した屋根面上に、機能パネルが設置してある。機能パネルは、例えば、太陽光発電パネル48となっている。太陽光発電パネル48は、例えばシリコンを主材料とした半導体素子を有しており、太陽光エネルギーを電気エネルギーに変換して出力する。なお、太陽光発電パネル48は、上下両面で受光して発電可能な両面受光型のパネルであってもよいし、上面のみで受光して発電可能なパネルであってもよい。
太陽光発電パネル48は、複数の凸部12の上方に設置されており、複数の凸部12に跨っている。このため、太陽光発電パネル48とこの下方に位置する凹凸屋根材11の間には、第2通気空間が形成されている。この第2通気空間は、太陽光発電パネル48と凹部13とで囲まれた空間になっており、太陽光発電パネル48の下方に位置する凹部13と同数形成される。
また、太陽光発電パネル48は、任意のカバー部材15に設けた連結具4やその他の固定部材によって、前記屋根面上に固定されている。
続いて、カバー部材15からなるベース材5に、連結具4を介して、太陽光発電パネル48からなる連結体6を取り付ける本実施形態の取付構造について、図1〜図3を参照して、さらに詳しく説明する。
ベース材5には、軒棟方向D1の略全長に亘って凹溝50が設けられている。凹溝50は、開口側(上側)に位置する幅狭部51と、溝底側(下側)に位置する幅広部52とを備える。幅広部52は、幅狭部51よりも軒方向D2の溝幅が広いものとなっている。また、本実施形態では、幅狭部51は、凹溝50の開口部(上端部)に形成されている。
凹溝50は、ベース材5の一部が断面楔形状に凹んで形成され、開口部(上端部)の溝両側部からは、内側(軒方向D2)に向けて突出部53が突出している。各突出部53は、断面形状が角のある溝形であり、凹溝50のうち、各突出部53間の部位が幅狭部51となっている。凹溝50のうち、各突出部53よりも下方の部位が幅広部52となっている。幅狭部51と幅広部52とは連通している。本実施形態では、各突出部53が、連結部材19の各外側突出部23の先端部に嵌合している。
幅広部52は、開口側(上側)に位置する取付部材保持部520と、溝底側(下側)に位置する角度規定部収容部530とを備える。取付部材保持部520は、幅狭部51よりも軒方向D2の両側に広がった断面形状が矩形状の空間である。角度規定部収容部530は、取付部材保持部520から溝底側に近づくにつれて徐々に狭まった断面形状が鉢状の空間である。なお、角度規定部収容部530は、角度規定部41を収容可能な形状であればよく、溝底側の溝幅が幅狭部51の溝幅よりも狭くなっていてもかまわない。本実施形態では、幅広部52は、連結部材19の外側幅広部22の軒方向D2の中央部に配置されており、外側幅広部22の両側壁から離して設けられている。
連結具4は、図2に示すように、螺子部40と、この螺子部40に固定される角度規定部41と、螺子部40に遊嵌される取付部材42と、螺子部40が貫通される押圧部43と、螺子部40に螺子締めされるナット部44とを備える。螺子部40には、角度規定部41、取付部材42、押圧部43、ナット部44とがこの順に配置される。
螺子部40は、円柱状であり、外周に螺子溝が形成されている。螺子部40の径は、凹溝50の幅狭部51の軒方向D2の溝幅よりも狭く形成されている。螺子部40の一部(本実施形態では一端部である下端部)に角度規定部41が固定されている。
角度規定部41は、短手方向の幅が、凹溝50の幅狭部51の軒方向D2の溝幅よりも短く、長手方向の長さが、凹溝50の幅狭部51の軒方向D2の溝幅よりも長いものとなっており、本実施形態では、略長方形板状である。角度規定部41の厚み(上下厚み)は、角度規定部収容部530の上下深さよりも短いものとなっている。
また、取付部材42は、短手方向の幅が、凹溝50の幅狭部51の軒方向D2の溝幅よりも短く、長手方向の長さが、凹溝50の幅狭部51の軒方向D2の溝幅よりも長いものとなっている。本実施形態では、取付部材42は、略長方形板状であり、角度規定部41と略同大のものとなっている。取付部材42は、上面視にて4つの角部が丸く面取りされている。また、取付部材42の中央部には、遊嵌用孔45が貫通させて設けてある。遊嵌用孔45の径は、螺子部40の径よりも広く、取付部材42には螺子部40が遊嵌される。また、取付部材42の長手方向の長さは、取付部材保持部520の軒方向D2の溝幅と同じか、それよりも長く、取付部材42の厚み(上下厚み)は、取付部材保持部520の上下深さと同じか、この上下深さよりも短いものとなっている。
また、押圧部43は、円筒状であり、内径が、螺子部40の径よりも大きく、外径が、凹溝50の幅狭部51の軒方向D2の溝幅よりも小さいものとなっている。また、押圧部43の上下厚みは、凹溝50の幅狭部51の上下深さと略同じ長さとなっている。
また、ナット部44は、内周面に螺子部40に螺子締めするための螺子溝46が形成されている。ナット部44は、外径が凹溝50の幅狭部51の軒方向D2の溝幅よりも長いものとなっており、本実施形態では平面視六角形状をなしている。
なお、押圧部43は、ナット部44または取付部材42のうち一方に一体に設けていてもよい。
取付部材42の角度規定部41側の面には、図2(b)に示すように、ガイド用凹部81を備えている。そして、角度規定部41の取付部材42側の面には、図2(a)に示すように、ガイド用凹部81に嵌まり込むガイド用凸部80を備えている。ガイド用凸部80とガイド用凹部81とは、合致する形状に形成されている。本実施形態では、ガイド用凸部80は、角度規定部41の短手方向及び長手方向の中央部が最も突出するように形成され、その中央部から螺子部40が突出している。ガイド用凸部80の上面は、長手方向に平行な面での切断面が円弧状であり、また、短手方向に平行な面での切断面が円弧状である。ガイド用凸部80の上面は、短手方向の中央部及び長手方向の中央部が最も突出するような曲面で形成されている。ガイド用凸部80は、その長手方向が、図3(b)に示すように、角度規定部41の長手方向と一致するように、角度規定部41の取付部材42側の面に設けられている。
そして、ガイド用凹部81は、凹部内面が、ガイド用凸部80の曲面全面に亘って合致する形状の凹みである。ガイド用凹部81は、その長手方向が、図3(a)に示すように、取付部材42の長手方向に対して交差するように、取付部材42の角度規定部41側の面に設けられている。
取付部材42は、角度規定部41に押し当てられると、ガイド用凸部80とガイド用凹部81とが長手方向を一致するように嵌合する方向に回転させられて、図2(d)及び図3(c)に示すように、角度規定部41に対して回転方向にずれた状態で固定される。このとき、取付部材42の角度規定部41側の面のうちガイド用凹部81以外の部位が、角度規定部41のガイド用凸部80の上面の曲面に接触することで、取付部材42は、ガイド用凸部80とガイド用凹部81とが長手方向を一致する固定位置へとガイドされる。
以上説明した本実施形態の連結具4をベース材5に取り付ける施工手順について説明する。
まず、図2(c)に示すように、角度規定部41の長手方向に対して取付部材42の長手方向が略一致するようにして、つまり、ガイド用凹部81とガイド用凸部80とを嵌合させていない状態で、連結具4を凹溝50内に差し込む。このとき、角度規定部41を幅広部52の角度規定部収容部530に位置させ、取付部材42を幅広部52の取付部材保持部520に位置させる。
次いで、図1(b)に示すように、ナット部44を螺子締めして、押圧部43を介して取付部材42を角度規定部41に押し当てることで、取付部材42をガイド用凸部80と前記ガイド用凹部81とが長手方向を一致するように嵌合する姿勢まで回転させる。そして、この姿勢にある取付部材42とナット部44とで、幅狭部51の周縁部(各突出部53の先端部)を挟み込む。このとき、この姿勢にある取付部材42は、取付部材保持部520の両側部に押し当たって保持される。
以上説明した本実施形態の取付構造では、連結具4の取付部材42を幅狭部51を通過する姿勢で幅広部52まで差し込んだうえで、ナット部44を螺子締めするだけで、取付部材42が角度規定部41に押し当たって自動的に回転される。そして、この回転した姿勢にある取付部材42とナット部44とで幅狭部51の周縁部を挟み込むことで連結具4を凹溝50に取り付けることができる。そのため、本実施形態の取付構造では、凹溝50が長尺であっても、凹溝50の長手方向の所望の箇所にて連結具4を取り付けることができて、ベース材5への連結具4の取り付けが簡単に行える。また、連結具4の取付部材42とナット部44とで、凹溝50の幅狭部51の周縁部を挟み込むようにしたことで、ベース材5の凹溝50から連結具4が抜けにくいものとなっている。
なお、本実施形態の取付構造では、ベース材5に連結具4を貫通させて設けていないため、連結具4とベース材5との取付箇所からベース材5の裏側に雨等の水分が浸入することがない。また、この取付箇所の隙間を埋めるためのコーキング処理を行う必要もなく、施工者にはコーキング処理の技術が必要とならず、また施工者によるコーキング処理のし忘れの恐れもない。
以上、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の意図する範囲内であれば、適宜の設計変更が可能である。
4 連結具
5 ベース材
6 連結体
40 螺子部
41 角度規定部
42 取付部材
44 ナット部
43 押圧部
50 凹溝
51 幅狭部
52 幅広部
80 ガイド用凸部
81 ガイド用凹部

Claims (1)

  1. ベース材に設けた凹溝に連結具を取り付け、この連結具を介して前記ベース材に連結体を取り付ける取付構造において、
    前記凹溝は、開口側に位置する幅狭部と、溝底側に位置し且つ前記幅狭部よりも溝幅の広い幅広部とを備え、
    前記連結具は、螺子部と、この螺子部に固定される角度規定部と、前記螺子部に遊嵌される取付部材と、前記螺子部が貫通される押圧部と、前記螺子部に螺子締めされるナット部とを備え、
    前記螺子部に、前記角度規定部と前記取付部材と前記押圧部と前記ナット部とがこの順に配置されたものであり、
    前記取付部材と前記角度規定部のうち、一方にガイド用凹部を備え、他方にこのガイド用凹部に嵌まり込むガイド用凸部を備え、
    前記連結具を、前記凹溝に差し込んで、前記幅広部に前記角度規定部と前記取付部材を位置させたうえで、前記ナット部を螺子締めして、前記押圧部を介して前記取付部材を前記角度規定部に押し当てることで、前記取付部材を前記ガイド用凸部と前記ガイド用凹部とが嵌合する姿勢まで回転させ、前記姿勢にある前記取付部材と前記ナット部とで前記幅狭部の周縁部を挟み込むことで前記連結具を前記凹溝に取り付けることを特徴とする取付構造。
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