JP5919327B2 - 廃棄物の焼却装置 - Google Patents
廃棄物の焼却装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5919327B2 JP5919327B2 JP2014108621A JP2014108621A JP5919327B2 JP 5919327 B2 JP5919327 B2 JP 5919327B2 JP 2014108621 A JP2014108621 A JP 2014108621A JP 2014108621 A JP2014108621 A JP 2014108621A JP 5919327 B2 JP5919327 B2 JP 5919327B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste
- rotating
- cylinder
- rotating drum
- incinerator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
Description
1.回転ドラム4から取りだされた回転筒1に廃棄物を供給する。このとき、回転筒1の周壁25を開いて、廃棄物を回転筒1の内部に供給し、その周壁25を回転筒1に固定して、回転筒1の開口部27を閉塞する。開口部27のある回転筒1は、周壁25を外すことなく、開口部27から廃棄物を供給することもできる。
2.開閉蓋7を開いて回転ドラム4内部に設けた各々の焼却チャンバ23に、廃棄物を入れた回転筒1を供給する。
3.廃棄物を入れた回転筒1を収納する状態で、回転ドラム4の開閉蓋7を閉じる。
4.回転ドラム4を回転する状態で、バーナー8から回転ドラム4内に燃料を噴射して空気を供給し、火炎からなる燃焼ガスで回転ドラム4内を加熱して、回転筒1内の廃棄物を焼却する。この状態で、排気ファン9が回転ドラム4から燃焼ガスを強制的に吸引して排気して、回転ドラム4の内圧を大気圧よりも低くする。大気圧よりも低い回転ドラム4は、内部の燃焼ガスが回転ドラム4と開閉蓋7との間の隙間から外部に漏れることがなく、この隙間からは外気を吸入させる。
5.回転筒1内に収納している全ての廃棄物を焼却した後、バーナー8の運転を停止する。
6.その後、排気ファン9の運転を停止して、開閉蓋を開いて焼却された廃棄物を収納している回転筒1を回転ドラム4から取り出し、回転筒1を開いて焼却された廃棄物を廃棄する。
2…第2の閉塞蓋
3…排ガス口
4…回転ドラム
5…回転機構
6…貫通孔
7…第1の閉塞蓋
8…バーナー
9…排気ファン
10…耐熱シール
14…基台
15…蝶番 15A…固定片
16…除去器
17…対向ロール
18…スリップバンド
19…外枠 19A…縦枠 19B…横枠
20…ストッパ 20A…止めボルト 20B…ロックナット
21…スリット
22…区画ロッド
23…焼却チャンバ
24…リング状凸部
25…周壁
27…開口部
28…フランジ
Claims (9)
- 廃棄物の焼却装置であって、
内部が加熱される円筒状の回転ドラム(4)と、
前記回転ドラム(4)の内部に燃焼ガスを噴射して加熱するバーナー(8)と、
この回転ドラム(4)を円筒の中心軸を水平姿勢の回転中心として回転させる回転機構(5)と、
前記回転ドラム(4)内に出し入れ自在にセットされる回転筒(1)とを備え、
前記回転ドラム(4)は、中心から外側に向かって放射状に延びる複数組の区画ロッド(22)が内部に固定され、各組の区画ロッド(22)は、円筒の軸方向に離して設けられると共に、軸方向に離して配置してなる各組の区画ロッド(22)は、円筒の中心軸を含む同一面内に配置されて、各組の区画ロッド(22)によって、前記回転ドラム(4)の内部を複数の焼却チャンバ(23)に区画しており、
さらに、前記回転筒(1)は、中心軸を前記回転ドラム(4)の軸方向に延びる姿勢で前記焼却チャンバ(23)に収納される円筒状であって、内部に廃棄物の収納室を有し、かつ両端には回転状態で内部の廃棄物が漏れるのを阻止する周壁(25)を内面に突出して設けており、
前記回転筒(1)の収納室に廃棄物が供給され、廃棄物を収納してなる前記回転筒(1)が前記回転ドラム(4)の焼却チャンバ(23)に配置され、前記回転筒(1)の収納された回転ドラム(4)が回転状態で加熱され、回転する前記回転ドラム(4)内で前記回転筒(1)が回転されて、内部に収納している廃棄物を撹拌して、前記回転筒(1)内の廃棄物を焼却するようにしてなる廃棄物の焼却装置。 - 請求項1に記載される廃棄物の焼却装置であって、
前記周壁(25)が中央部に開口部(27)を設けてなることを特徴とする廃棄物の焼却装置。 - 請求項1に記載される廃棄物の焼却装置であって、
前記周壁(25)が前記回転筒(1)の両端開口部(27)を閉塞してなることを特徴とする廃棄物の焼却装置。 - 請求項2に記載される廃棄物の焼却装置であって、
前記回転筒(1)の一端又は両端に設けてなる周壁(25)が、開閉自在に連結されてなることを特徴する廃棄物の焼却装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載される廃棄物の焼却装置であって、
前記回転筒(1)の外周に、回転方向に沿って、前記区画ロッド(22)をガイドするリング状凸部(24)を設けてなることを特徴とする廃棄物の焼却装置。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載される廃棄物の焼却装置であって、
前記回転筒(1)に供給して焼却される廃棄物をPCBを含有する廃棄物とすることを特徴とする廃棄物の焼却装置。 - 請求項6に記載される廃棄物の焼却装置であって、
前記回転筒(1)に供給して焼却される廃棄物を、PCBを含有する切断された電線、PCBを含むコンデンサ、PCBを含むブッシュのいずれかとすることを特徴とする廃棄物の焼却装置。 - 請求項1ないし7のいずれかに記載される廃棄物の焼却装置であって、
前記回転筒(1)に供給して焼却される廃棄物を、アルミニウム、鉛、半田の何れかの焼却温度で溶融する金属を含む廃棄物とすることを特徴とする廃棄物の焼却装置。 - 請求項8に記載される廃棄物の焼却装置であって、
前記回転筒(1)に供給して焼却される廃棄物を、プリント基板とすることを特徴とする廃棄物の焼却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014108621A JP5919327B2 (ja) | 2014-05-26 | 2014-05-26 | 廃棄物の焼却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014108621A JP5919327B2 (ja) | 2014-05-26 | 2014-05-26 | 廃棄物の焼却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015224808A JP2015224808A (ja) | 2015-12-14 |
JP5919327B2 true JP5919327B2 (ja) | 2016-05-18 |
Family
ID=54841703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014108621A Active JP5919327B2 (ja) | 2014-05-26 | 2014-05-26 | 廃棄物の焼却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5919327B2 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3230296B2 (ja) * | 1992-10-07 | 2001-11-19 | 株式会社村田製作所 | 回転式熱処理炉 |
JP3791710B2 (ja) * | 1996-08-02 | 2006-06-28 | 日鉄鉱業株式会社 | 微粉体の連続熱処理方法およびその装置 |
JP3953562B2 (ja) * | 1996-10-16 | 2007-08-08 | 株式会社チサキ | 原料等の横型回転加熱装置 |
JP4078701B2 (ja) * | 1997-12-27 | 2008-04-23 | 株式会社Ihi | ロータリーキルン |
JP4569007B2 (ja) * | 2001-01-23 | 2010-10-27 | Jfeスチール株式会社 | 方向性電磁鋼板の製造方法 |
JP2005077013A (ja) * | 2003-09-01 | 2005-03-24 | Kazuaki Jokegataki | 拡散型螺旋加熱空気混合方法のpcb等超高温焼却熱分解炉 |
JP3957737B1 (ja) * | 2006-09-26 | 2007-08-15 | 尚 浜田 | Pcb等の難燃性高粘度廃棄物の燃焼システム |
JP5689649B2 (ja) * | 2010-11-08 | 2015-03-25 | 株式会社アライドマテリアル | 回転炉 |
-
2014
- 2014-05-26 JP JP2014108621A patent/JP5919327B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015224808A (ja) | 2015-12-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5082155B2 (ja) | 廃棄物処理システム | |
CN110139920A (zh) | 包括自动灰处理器的热分解气化炉 | |
JP5919327B2 (ja) | 廃棄物の焼却装置 | |
JP2011056504A (ja) | Pcb含有物の処理方法及びpcb含有物の処理装置 | |
JP2008049207A (ja) | 汚染物質の加熱処理装置 | |
JP2016011765A (ja) | Pcb廃棄物の焼却装置 | |
JP7066090B2 (ja) | 廃棄物処理方法 | |
JP5903126B2 (ja) | Pcb廃棄物のバッチ式焼却装置 | |
JP2013184089A (ja) | Pcb含有廃棄物の処理方法および処理装置 | |
JP2001047002A (ja) | 廃棄物無害化処理装置 | |
JP3904379B2 (ja) | 二次燃焼室のダスト排出装置 | |
CN216431741U (zh) | 一种带废渣处理的化工焚烧炉 | |
JP3037097B2 (ja) | 電気式灰溶融炉のメタル排出方法および装置 | |
JP2004154666A (ja) | 廃棄物の処理方法 | |
JP4469751B2 (ja) | 廃棄物の溶融処理方法及び装置 | |
JPH0834621A (ja) | 固体片または粒子の形態にある生成物のガラス化方法 | |
JP2005249236A (ja) | キルンドライヤー | |
JP2015108457A (ja) | 連続式処理装置 | |
JP3565050B2 (ja) | 灰溶融炉 | |
JP2016008802A (ja) | Pcb廃棄物の焼却方法 | |
NZ762264B2 (en) | Waste processing system | |
JP2001153349A (ja) | 溶融炉用安全弁 | |
JP2003056832A (ja) | 溶融炉の排ガス処理設備 | |
JPH04131800A (ja) | 不燃物溶融炉とその運転方法 | |
JP2004333082A (ja) | 小型焼却溶融炉 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20151228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160405 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160411 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5919327 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |