JP5918565B2 - 手動式チーズモルダー - Google Patents

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Description

本発明はチーズの製造装置に関するものであって、特に原料乳から加工されたチーズ原製品を所定の形状に成型するにあたり、小中規模の生産施設への導入を可能にするとともに、良好な生産性を実現した、手動式チーズモルダーに係るものである。
チーズの製造における第一の段階は、殺菌処理の施された原料乳に対してスタータ(乳酸菌、カビ類)を注入し、乳酸醗酵を行うとともに、レンネット(凝乳成分であるキモシンを主成分とする乳凝固剤)を注入して混合した後、所定時間静止させてカード(固体成分)を形成し、その後、カッティングを行った後、再度撹拌を行い、ホエイ(液体成分)を除去することにより、残存するカードをチーズ原製品(フレッシュチーズ)として得るという段階である。
次いで第二の段階として、最終製品の種類(ゴーダ、カマンベール、クリーム、チェダー、ブルー、カテージ等)に応じた加工が行われるものであり、チーズ原製品に対し、加塩、混練、カビ付け、熟成等を行うことにより、所望の最終製品が得られることとなる。
そして前記最終製品の加工に先立って、チーズ原製品を所定の目方に小分けすると同時に、所望の形に成型する作業が行われており、大規模な生産施設においては専用のチーズモルダーが導入されている。
この種の装置は、凹部が形成されたローラ体(モールド)と、このローラ体に接する他のローラ体との間に材料を巻き込むことにより前記凹部に材料を充填するものであり、更に成型された材料を凹部から抜き出す機構が具えらる等、非常に複雑に構成されており、洗浄等のメンテナンスに長時間を要するものである(例えば特許文献1参照)。このためこの種の装置は非常に高価なものとなり、大量生産を行う大規模な生産設備への導入は可能であるが、小中規模の生産施設への導入は難しく、これらの施設において前記小分け・成型作業は専ら手作業によって行われているのが実情である。
特開平1−160455号公報
本発明はこのような背景を認識してなされたものであって、特に安価で提供することにより小中規模の生産施設への導入を可能にするとともに、良好な生産性、メンテナンス性を実現することのできる、新規な手動式チーズモルダーを開発することを技術課題としたものである。
すなわち請求項1記載の手動式チーズモルダーは、手動によって回転駆動されるモールドと、このモールドにチーズ原製品を供給するためのホッパとが架台上に具えられ、前記モールドに形成されたモールド穴にチーズ原製品が充填されることにより、所定の形状に成型された成型品を得ることができるように構成されたチーズモルダーにおいて、前記ホッパは、モールド直上部に具えられたものであり、前記モールドは横軸配置の状態とされる円盤柱状の部材であり、このモールドの側周面に形成されるモールド穴の再深部には、中空部と連通する液抜孔が形成され、また前記モールドの側面には、被覆板が密接した状態に装着され、この被覆板に形成される液抜孔と、前記モールド穴に形成される液抜孔とが、中空部を通じて連通状態となるように構成され、更に前記モールドはハンドル操作によって回転駆動されるものであり、モールド穴がホッパ直下に位置する始発姿勢から、ハンドルを一回転させたときに、次のモールド穴がホッパ直下に位置して始発姿勢を再現するように構成されていることを特徴として成るものである。
また請求2項記載の手動式チーズモルダーは、前記要件に加え、前記ホッパは加温可能に構成されたものであることを特徴として成るものである。
また請求項3記載の手動式チーズモルダーは、前記要件に加え、前記ホッパとモールドとの間には、ホッパガイドが介在するものであり、このホッパガイドは、ホッパ側からモールド側へのチーズ原製品の供給路となる流下孔が形成されて成るものであり、また前記ホッパガイドは、前記流下孔内に位置するチーズ原製品から、モールド穴に充填されたチーズ原製品を擦り切るように切断するための切断部と、前記モールド穴に充填されたチーズ原製品との接触面となる円弧状の擦切部とが形成されたものであり、前記モールドの回転にともなって、モールド穴の開口部が、前記流下孔の下方から擦切部の下方側に完全に移動した状態において、擦切部の先端部が、モールド穴の先端部分を覆った状態となるように形成されていることを特徴として成るものである。
そしてこれら各請求項記載の発明の構成を手段として前記課題の解決が図られる。
まず請求項1記載の発明によれば、モールド穴へチーズ原製品を充填するための機構を格別設けることなく、重力のみによって充填を行うことが可能となり、装置構成を簡素化することができ、低コスト化及びサニタリー性の向上を実現することができる。
また操作者はハンドルの回転具合に応じてモールド穴の位置を認識することができ、適切且つ安定した成型作業を行うことが可能となる。
また請求項2記載の発明によれば、チーズ原製品の固化を防止して、成型品の性状を均一なものとすることができるとともに、安定した成型作業を行うことができる。
更にまた請求項3記載の発明によれば、成型途中の段階でモールド穴内のチーズ原製品が引き戻されたり、モールド穴からチーズ原製品が漏出してしまうことを防止することができる。
本発明の手動式チーズモルダーを一部透視して示す斜視図である。 手動式チーズモルダーを一部透視して示す正面図、側面図及び平面図である。 ホッパガイドを示す斜視図、正面図、横断面図及び平面図である。 天板に組み付けられる部材を示す分解斜視図並びにモールドの周辺部材を示す分解斜視図である。 種々のモールド穴が形成されたモールド並びに被覆板を示す正面図である。 ハンドル及びモールドの回転状態とモールド穴へのチーズ原製品の充填状態を段階的に示す正面図である。
本発明の手動式チーズモルダーの最良の形態の一つは以下の実施例に説明するとおりであるが、以下の実施例に対して、本発明の技術的思想の範囲内において適宜変更を加えることも可能である。
図中、符号Mで示すものが本発明の手動式チーズモルダー(以下チーズモルダーMと呼ぶ。)であって、このものは架台1に対して、モールド2及びホッパ3が具えられるとともに、前記ホッパ3の外周部にジャケット5が具えられ、更に前記ホッパ3を載置するためのホッパガイド6が具えられて成るものである。
そして前記モールド2におけるモールド穴26にチーズ原製品C0が充填され、所定の形状に成型されることにより、所定の目方の成型品C1が得られるものである。
以下、前記チーズモルダーMの構成について詳しく説明する。
まず前記架台1は、適宜鋼材を矩形枠状に組み合わせて構成されるものであり、上部にステー11が具えられるとともに、最上部に天板12が設けられるものである。一方、下部には底板13が設けられ、この底板13上に一例としてSUS製のバット14が載置される。
次に前記モールド2は、一例としてポリエチレンによって形成された円盤柱状の部材が横軸配置の状態とされるものであり、図4(b)に示すように後述する被覆板27に具えられる一方の軸22の端部にフランジ付きのローラ22aが具えられ、もう一方の軸22の端部に凸部22bが形成されて成る。そして、前記ローラ22aが、前記ステー11に取り付けられたローラ受20に載置状態とされるとともに、ギヤボックス21における従動ギヤ21bの軸端部に形成される凹部21cに、前記凸部22bが嵌め込まれることにより結合状態とされ、これによりモールド2が回転可能に支持されるものである。
この際、前記凹部21cと凸部22bとの結合部を、スリーブ22cに挿通された状態とするとともに、止めネジ22dによって固定することにより、結合状態が維持される。このような構成は同時に、前記止めネジ22dを解除してスリーブ22cをずらし、凹部21cと凸部22bとの結合を解除することにより、容易にモールド2を取り外すことができる構成である。
そして前記ギヤボックス21における、駆動ギヤ21aの軸部に対してハンドル24が具えられている。またこの実施例では、前記駆動ギヤ21aと従動ギヤ21bとのギヤ比は、1:2に設定されるものとする。
更に前記モールド2の側周面25には、略半球状のモールド穴26が形成されるものであり、この実施例では図5(a)に示すように、正面視において対向した二箇所の部位にモールド穴26が形成されるようにした。そしてモールド穴26の最深部には液抜孔26hが形成される。なお前記モールド穴26は、チーズ原製品C0を所定の目方に小分けすると同時に、所望の形に成型するためのものであり、この実施例では一例として略半球状となるように形成されているが、最終製品は、このものが水が張られたバット14に落下した段階で略球形状となるものである。
またモールド2の側面23には、図5(b)に示すようにモールド2よりも十数mm程直径の大きな被覆板27が、図2(b)に示すように密接した状態に装着され、この被覆板27の中心に前記軸22が取り付けられる。このような構成が採られることにより、前記液抜孔26hと、被覆板27に形成される液抜孔27hとが、中空部28を通じて連通状態となる。
次に前記ホッパ3は図2(c)に示すように、平面視において前記モールド2の直上部に、直立した状態で円筒状の収容部30が具えられるものであり、この収容部30の上部開口部が投入口31とされ、下部開口部が排出口32とされたものである。
次に前記ジャケット5は、前記ホッパ3における収容部30の外周部を囲繞するように設けられる部材であり、まずベース部51に形成された孔に収容部30が挿通状態とされ、このベース板51の外縁部に外周板52が立ち上がるようにして形成されたものである。なおホッパ3の投入口31は外周板52の上端から突出した状態とされている。
そして外周板52の適宜に箇所に排水口53が形成されており、外周板52と収容部30との間の空間に温水W1等の熱媒体を供給することにより、ホッパ3に投入されたチーズ原製品C0は所望の温度に保たれることとなる。
なおチーズ原製品C0を所望の温度に保つための機構としては、電気ヒータ等を用いることもできる。
またベース板33は、架台1における天板12に対して前記ホッパ3、ジャケット5及びホッパガイド6を浮動可能な状態で保持するための部材であり、ここでこのための構成について説明する。
まず図4(a)に示すように、天板12に形成された開口部と同様の開口部が形成された載置枠15が、グリップボルト15cによって天板12に固定されるものであり、この載置枠15には四隅にボルト孔15aが形成されるとともに、四箇所にボルト15bが立設されている。
また前記ベース板33の下面にはホッパガイド6がボルトによって組み付けられ、ベース板33の上面には、一体化されたホッパ3及びジャケット5が組み付けられる。このとき前記ホッパ3の排出口32は、図2(b)に拡大して示すように、ベース板33の中心に形成された孔から15mm程突出した状態となる。
そして前記ベース板33に形成されたボルト孔33aに対して、載置枠15に立設されたボルト15bを挿通状態とし、この状態でベース板33の上面側からスプリング34aを介在させてナット34bを締め付けることにより、天板12に対してホッパ3、ジャケット5及びホッパガイド6が浮動可能な状態で保持されることとなる。
そしてこのような構成が採られることにより、図2(a)、図6に示すように、モールド2の側周面25に対して、ホッパガイド6における正面視で円弧状に切除された部位(後述する擦切部64)が、スプリング34aの作用によって付勢状態で接触した状態とされるものである。
次に前記ホッパガイド6について説明すると、このものはホッパ3からモールド2に供給されるチーズ原製品C0の案内部材として機能し、更にモールド穴26に充填されたチーズ原製品C0の擦切り部材として機能する部材である。そしてホッパガイド6は図3に示すように、一例としてポリプロピレンのブロックから、側面視でT字状に、正面視で五角形の一頂部が円弧状に切除された形状に、平面視で長方形状に削り出された部材である。
そしてホッパガイド6における平面視で長方形状とされた固定部61の中心には、前記収容部30が嵌め込み状態となるような受入孔62が形成される。更に固定部61の四隅にボルト孔61aが形成されている。また、前記受入孔62の中心に、受入孔62よりも短径の流下孔63が形成されるものであり、この流下孔63は図2に示すように、前記モールド2の直上部に位置するものである。このためホッパ3における排出口32から流下するチーズ原製品Cは、ホッパガイド6における流下孔63を通じてモールド2の側周面25に接することとなるものである。
また図3(b)に示すように正面視で五角形の一頂部が円弧状に切除された部位に着目すると、この円弧部は図6(b)(c)に示すようにモールド穴26に充填されたチーズ原製品C0との接触面となり、円弧部と流下孔63との境界分部が、ホッパ3から供給されるチーズ原製品C0から、モールド穴26に充填されたチーズ原製品C0を擦り切るように切断するものである。そして前記円弧部を擦切部64、この擦切部64と流下孔63との境界分部を切断部64aと呼ぶものとする。
また図6(c)に示すように、モールド穴26の開口部が、流下孔63の下方から擦切部64側に完全に移動した状態において、擦切部64の先端部64bに取り付けられた擦切板65が、モールド穴26の先端部分を覆った状態となるように設定されるものとする。なお前記擦切板65を設ける代わりに、図3(b)中、仮想線で示すように先端部64bを前記擦切板65の先端部に相当する部位に形成するようにしてもよい。
本発明の手動式チーズモルダーMは一例として上述したように構成されるものであり、以下この装置の使用態様について、図6を参照しながら説明を行う。
〔ジャケットへの温水の供給〕
はじめに前記ジャケット5に対して約80〜90℃の温水W1を供給するものであり、外周板52と収容部30との間の空間に供給された温水W1は、収容部30を外側から暖めた後、排水口53から外部に排出される。
〔始発姿勢〕
次いで前記ハンドル24を操作して、手動式チーズモルダーMを始発姿勢の状態とするものであり、この実施例では一例として図6(a)に示したように、モールド穴26が流下孔63の直下に位置した状態のモールド2及びハンドル24の状態を始発姿勢とする。
〔チーズ原製品の投入〕
次いでチーズ原製品C0(一例として2〜3kg)を、適宜の漏斗を用いてホッパ3に投入すると、チーズ原製品C0は重力(自重)によって流下孔63を通過して流下し、モールド2におけるモールド穴26に充填されることとなる。なおこのときモールド穴26内の空気は、液抜孔26hから排出される。また被覆板27により、モールド2の軸方向へのチーズ原製品C0の漏れが防止される。
〔ハンドル操作〕
次いでハンドル24を時計回りに回転させると、モールド2は反時計回りに回転を始め、図6(b)に示すように切断部64aにより、モールド穴26に充填されたチーズ原製品C0が、流下孔63内に位置するチーズ原製品C0から擦り切られるように切断され、やがて図6(c)に示すように完全に切り離された状態となる。
そしてこのように、モールド穴26に充填されたチーズ原製品C0が、流下孔63内に位置するチーズ原製品C0から完全に切断されるまでは、擦切板65が、モールド穴26の先端部分を覆った状態となるため、成型途中の段階でチーズ原製品C0が引き戻されたり、モールド穴26から漏出してしまうことが防止される。
またチーズ原製品C0がモールド穴26に充填されると、チーズ原製品C0からホエイ(乳清)が滲出してくるが、このものは液抜孔26h、中空部28、液抜孔27hを経由してバット14内に収容される。
そして更にハンドル24を回転させると、図6(d)に示すように、モールド穴26は擦切部64及び擦切板65による被覆状態から解除されるものであり、この分部に対してノズル71から冷水W2を噴射することにより、モールド穴26内のチーズ原製品C0は冷却されて収縮する。
やがて図6(e)に示すように完全に解除されると、モールド穴26内のチーズ原製品C0は離型され、成型品C1が得られることとなる。
なお前記成型品C1は、冷水W2が満たされたバット14内に落下した段階で略球形状となるものであり、更に冷却されて硬化する。
このときもう一つのモールド穴26は、流下孔63の下方にさしかかるものであり(図6(e))、モールド穴26へのチーズ原製品C0の供給が開始される。そして図6(f)に示すように、手動式チーズモルダーMは再び始発姿勢の状態となるものであり、以降、同様の操作が繰り返されて成型品C1の製造が行われる。
そしてこのような一連の操作を通じて、モールド2の側周面25に対して、ホッパガイド6における擦切部64が、付勢状態で接触した状態とされるものであり、例えば軸22の芯が若干ずれていた様な場合であっても、ベース板33が浮動状態となるため、モールド穴26へのチーズ原製品C0の供給を安定して行うことができるものである。
なお操作者は始発姿勢時のハンドル24の位置を把握しておくことにより、始発姿勢でハンドル24を停止する等して、モールド穴26内へのチーズ原製品C0の充填を確実に行わせることができる。すなわち前記モールド2は、前記駆動ギヤ21aと従動ギヤ21bとのギヤ比が1:2に設定されているため、始発姿勢の状態から、ハンドル24を一回転させたときに、次のモールド穴26がホッパ3(流下孔63)直下に位置した始発姿勢が再現されることとなる。このため操作者は、モールド穴26の位置を確実に認識することができ、適切且つ安定した装置操作を行うことが可能となるものである。
なお駆動ギヤ21aと従動ギヤ21bとのギヤ比を1:3、1:4等に設定し、図5(c)(d)に示すようにモールド2に対してモールド穴26を120°、90°間隔で形成することにより、同様に始発姿勢からハンドル24を一回転させたときに、次のモールド穴26がホッパ3(流下孔63)直下に位置した始発姿勢を再現することが可能となる。
またホッパ3内のチーズ原製品C0の量が少なくなってくると、チーズ原製品C0の重力(自重)によるモールド穴26への充填速度が低下してくる。この場合には、ホッパ3内のチーズ原製品C0の表面を、柄の付いた平板で押し込んだり、あるいはホッパ3内のチーズ原製品C0の表面上に、落し蓋状の重し板を載置することにより、充填速度の回復を図ることができる。
〔メンテナンス〕
なお本発明の手動式チーズモルダーMは、モールド穴26へのチーズ原製品C0の充填並びにモールド穴26からの成型品C1の取り出しのために、複雑な機構が採られていないため、ジャケット5、ホッパ3、ホッパガイド6を、天板12から容易に取り外すことができ、更に止めネジ22dを緩めるだけでモールド2を簡単に取り外すことができるため、これらの部材の洗浄作業を容易に且つ効率的に行うことができるものである。
M チーズモルダー
1 架台
11 ステー
12 天板
13 底板
14 バット
15 載置枠
15a ボルト孔
15b ボルト
15c グリップボルト
2 モールド
20 ローラ受
21 ギヤボックス
21a 駆動ギヤ
21b 従動ギヤ
21c 凹部
22 軸
22a ローラ
22b 凸部
22c スリーブ
22d 止めネジ
23 側面
24 ハンドル
25 側周面
26 モールド穴
26h 液抜孔
27 被覆板
27h 液抜孔
28 中空部
3 ホッパ
30 収容部
31 投入口
32 排出口
33 ベース板
33a ボルト孔
34 ボルト
34a スプリング
34b ナット
5 ジャケット
51 ベース板
52 外周板
53 排水口
6 ホッパガイド
61 固定部
61a ボルト孔
61b ボルト
62 受入孔
63 流下孔
64 擦切部
64a 切断部
64b 先端部
65 擦切板
7 冷水シャワー
71 ノズル
72 給水口
C0 チーズ原製品
C1 成型品
W1 温水
W2 冷水

Claims (3)

  1. 手動によって回転駆動されるモールドと、このモールドにチーズ原製品を供給するためのホッパとが架台上に具えられ、前記モールドに形成されたモールド穴にチーズ原製品が充填されることにより、所定の形状に成型された成型品を得ることができるように構成されたチーズモルダーにおいて、
    前記ホッパは、モールド直上部に具えられたものであり、
    前記モールドは横軸配置の状態とされる円盤柱状の部材であり、
    このモールドの側周面に形成されるモールド穴の再深部には、中空部と連通する液抜孔が形成され、
    また前記モールドの側面には、被覆板が密接した状態に装着され、
    この被覆板に形成される液抜孔と、前記モールド穴に形成される液抜孔とが、中空部を通じて連通状態となるように構成され、
    更に前記モールドはハンドル操作によって回転駆動されるものであり、モールド穴がホッパ直下に位置する始発姿勢から、ハンドルを一回転させたときに、次のモールド穴がホッパ直下に位置して始発姿勢を再現するように構成されていることを特徴とする手動式チーズモルダー。
  2. 前記ホッパは加温可能に構成されたものであることを特徴とする請求項1記載の手動式チーズモルダー。
  3. 前記ホッパとモールドとの間には、ホッパガイドが介在するものであり、このホッパガイドは、ホッパ側からモールド側へのチーズ原製品の供給路となる流下孔が形成されて成るものであり、また前記ホッパガイドは、前記流下孔内に位置するチーズ原製品から、モールド穴に充填されたチーズ原製品を擦り切るように切断するための切断部と、前記モールド穴に充填されたチーズ原製品との接触面となる円弧状の擦切部とが形成されたものであり、前記モールドの回転にともなって、モールド穴の開口部が、前記流下孔の下方から擦切部の下方側に完全に移動した状態において、擦切部の先端部が、モールド穴の先端部分を覆った状態となるように形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の手動式チーズモルダー。
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