JP5917367B2 - 蓄圧式シリンジ型空気混合液噴出器 - Google Patents

蓄圧式シリンジ型空気混合液噴出器 Download PDF

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Description

本発明は、シリンダにピストンを押し込んで空気を混合させた内容液を、外界に噴出させることができる蓄圧式シリンジ型空気混合液噴出器に関するものである。
従来の蓄圧式シリンジ型噴出器としては、バルブを内蔵した噴霧ノズルを内容液が充填されたシリンダに装着し、ピストンで内容液を押し出すことで内容液を噴霧できるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−137344号公報
しかしながら、従来の蓄圧式シリンジ型噴出器は、使用者によって操作される操作器具に内容液を充填したものであることから、少量噴霧を目的にシリンダの小型化を図ると、使い勝手が悪くなる。このため、従来のシリンジ型噴出器は、少量の内容液を噴霧させるのには不向きであった。また、従来の蓄圧式シリンジ型噴出器は、内溶液のみを加圧して噴出させるにすぎず、内容液に空気を混合させるものではなかった。
本発明の目的とするところは、少量の内容液であっても空気を混合させた状態で取り出すことのできる、新規な蓄圧式シリンジ型空気混合液噴出器を提供することにある。
本発明の蓄圧式シリンジ型空気混合液噴出器は、使用者によって操作される操作部と、空気と内容液との混合液が噴出される噴出部とを備え、
前記操作部は、小径の先端筒部を有して空気が充填される空気充填シリンダと、空気充填シリンダ内に充填された空気を先端筒部に押し出す空気押出ピストンと、先端筒部の内側に配置されて当該先端筒部との間に環状の隙間を形成するとともに空気押出ピストンから受ける押し力によって先端筒部から突出するロッド部材とを備え、
噴出部は、噴出口を有して先端筒部に装着される外筒部と、噴出口に通じる開口部を有して外筒部の内側に配置される内筒部とを備え、
当該内筒部は、その内側に充填された内容液を押し出す液押出ピストンと、開口部に向かって拡径する円錐形の弁体を有する弾性弁と、この弾性弁と開口部との間に配置されて弾性弁からの内容液に回転力を与えて開口部に流通させる旋回溝が形成されたスピンエレメントを内蔵し、
内筒部と外筒部との間には、開口部から押し出された内容液を噴出口に流通させる液路と、当該液路に合流して環状の隙間から押し出された空気を前記液路に流通させる空気路とが形成されているものである。
本発明では、旋回溝が、開口部に向かって縮径する傾斜面に沿って形成されていることが好ましい。
本発明では、噴出口と合流部との間の液路に、少なくとも1つのメッシュを配置することができる。この場合、前記液路に、間隔を置いて複数のメッシュを配置するときには、開口部に最も近いメッシュの面積を最小にすることが好ましい。
本発明では、液路と空気路との合流部を、噴出口に向かって拡径する内周面で取り囲まれた、開口部よりも大きな断面積の空間とすることができる。
本発明では、噴出部が操作部に対して取り外し可能に装着されるものとすることができる。
本発明の蓄圧式シリンジ型空気混合液噴出器は、使用者が操作部の空気押出ピストンを押し込むことで、空気押出ピストンからの押し力を受けたロッド部材が空気充填シリンダの先端筒部から突出する。次いで、この先端筒部から突出したロッド部材は、噴出部の内筒部に内蔵された液押出ピストンとともに内容液を開口部に向かって押し込む。ここで、内筒部に内蔵された弾性弁は、開口部に向かって拡径する円錐形の弁体を有し、この弁体は、内容液が一定の圧力に達するまで開放されることがない。このため、内容液は、弾性弁が開放されるまで、弾性弁と液押出ピストンとの間で圧縮される。弁体が開放されると、内容液は一気に、スピンエレメントに押し出される。この押し出された内容液はさらに、スピンエレメント形成された旋回溝を通って回転力を得たのち、開口部から内筒部と外筒部との間に形成された液路に押し出される。
一方、使用者が操作部の空気押出ピストンを押し込むことで、空気充填シリンダからは、その先端筒部とロッド部材との間に形成された隙間を通して充填空気が噴出部に押し出される。この空気は、噴出部の内筒部と外筒部との間に形成された空気路を通して液路に合流する。
このように、本発明では、噴出部に充填した内容液を一定の圧力まで圧縮したのち、それを一気に開放するとともに、操作部から押し出された空気に混合させることで、一定の状態を保ちつつ内容液を安定的に噴出させることができる。
また、本発明では、内容液を噴出部に充填することで、内容液に空気を混合させて噴出させるための操作部を別構成とすることができる。このため、操作部を小型化させることなく、内容液が充填される噴出部のみを小型化することができる。従って、本発明は、操作性を損なうことなく、空気を混合させた内容液を少量だけ取り出したい場合に有効である。
本発明の一実施形態である、シリンジ型泡噴出器を一部断面で示す全体図である。 (a)は、同泡噴出器に係る噴出部の外筒部を示す断面図であり、(b)は、同噴出部の内筒部を示す断面図であり、(c)は、同噴出部を示す断面図である。 (a)は、同泡噴出器に係るスピンエレメントを示す上面図であり、(b)は、(a)のX−X断面図である。 図1の拡大図である。 同泡噴出器を操作して、内容液を泡状に噴出させた状態を示す拡大断面図である。 本発明の他の実施形態を示す拡大断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態である、シリンジ型泡噴出器を詳細に説明する。
図1中、符号1は、本発明の一実施形態である、シリンジ型泡噴出器(以下、「泡噴出器」)である。泡噴出器1は、使用者によって操作される操作部10と、空気を含む内容液Mo(図5参照)が噴出される噴出部20を備える。
符号11は、空気が充填される空気充填シリンダ(以下、「第1シリンダ」)である。第1シリンダ11は、中空の胴部11aの一端に形成された環状の肩部11bを介して当該胴部11aよりも小径の先端筒部11cが一体に設けられている。先端筒部11cの内側には、胴部11aの内側に形成された空間に通じる内部通路が形成されている。また、第1シリンダ11には、先端筒部11cを取り囲む装着筒部11dが設けられている。さらに、第1シリンダ11には、指掛け部11eが設けられている。
符号12は、空気押出ピストン(以下、「第1ピストン」)である。第1ピストン12は、第1シリンダ11との間に、空気の充填空間S1を形成する。第1ピストン12は、第1シリンダ11の胴部11aの内側に摺動可能に保持されている。符号13は、第1ピストン12が固定されるピストンシャフトである。ピストンシャフト13は、第1ピストン12が固定される本体13aと、使用者からの押し込み力を受ける押圧部13bを有する。これにより、ピストンシャフト13を押し込むことで、充填空間S1内の空気を先端筒部11cに押し出すことができる。
符号14は、第1シリンダ11内に配置されるロッド部材である。ロッド部材14は、先端筒部11cの内側に配置されるロッド本体14aを有する。ロッド本体14aは、先端筒部11cとの間に環状の隙間r1を形成する。隙間r1は、第1ピストン12で押し出された空気を噴出部20に導入するための空気導入路(以下、「空気導入路r1」)を形成する。また、ロッド本体14aには、第1ピストン12を受けるフランジ部14bが一体に設けられている。これにより、ロッド本体14aは、第1ピストン12から受ける押し力によって先端筒部11cから突出させることができる。フランジ部14bは、円板等の、板状の部材としてなる。さらに、フランジ部14bの外縁には、噴出器1の中心軸線(以下、「軸線」)O周り(以下、「周方向」)に間隔を置いて、複数の切り欠き14cが形成されている(図中は、例示的に1箇所のみ表示)。これにより、ロッド部材14を先端筒部11cに容易に押し出すことができるとともに、第1ピストン12とフランジ部14bとの間の空気も、先端筒部11cに押し出すことができる。
操作部10は、上述のように操作器具として構成される一方、噴出部20は、噴出ノズルとして構成される。噴出部20は、外筒部21と、外筒部21の内側に配置される内筒部22とを備える。
外筒部21は、先端部に噴出口1aを有する。外筒部21の内側には、噴出口1aに隣接(噴出口1aの下方位置)して2つのメッシュリング23が固定されている。メッシュリング23は、図2(a)に示すように、外筒部21の内側に嵌合保持されるリング部材23aと、リング部材23aに固定されるメッシュ部材23bで構成されている。外筒部21の内側には、軸線O周りを周回する環状の凸部21aが設けられている。メッシュリング23は、凸部21aによって抜け止め保持されている。
また、外筒部21の後端部は、装着筒部11dに装着される。後端部は、第1シリンダ11に固定されるフランジ部21eを形成する。フランジ部21eは、ねじ部として機能し、装着筒部11dの内側に形成されたねじ部11sに取り外し可能に螺合する。これにより、噴出部20は、図示のように、第1シリンダ11に螺合させることで、操作部10に装着させることができる。
内筒部22は、その先端部に噴出口1aに通じる開口部Aを有する。内筒部22の内側には、スピンエレメント24が固定されている。スピンエレメント24は、図2(b)に示すように、開口部Aに隣接する位置に固定される本体部24aと、この本体部24aから内筒部22の後端に向かって突出するシャフト部24bで形成されている。本体部24aは、内筒部22の内側に嵌合保持されることで、内筒部22との間を密封する。また、本体部24aには、図3(a)に示すように、2つの旋回溝24cが形成されている。2つの旋回溝24cは、軸線Oで合流して円筒形の合流部24dを形成する。これにより、内筒部22とスピンエレメント24との間には、図4に示すように、2つの旋回流路r2とともに、これらの旋回流路r2を開口部Aに通じさせる合流路r3が形成される。
また、本実施形態では、図3(b)に示すように、本体部24aは、傾斜面24fを有する。傾斜面24fは、開口部Aに向かって縮径する。旋回溝24cは、図3(a),(b)に示すように、傾斜面24fに沿って形成されている。このように、傾斜面24fに沿って旋回溝24cを形成すれば、流路の長さ(距離)を稼ぐことができる。これにより、スピンエレメント24が小径である場合にも、内容液Mを霧状にするために十分な回転力(旋回流)を得ることができる。
さらに、内筒部22の内側には、図4に示すように、弾性材料で形成された弾性弁25が配置されている。弾性弁25は、その基部25aがスピンエレメントのシャフト部24bによって固定保持されている。本実施形態では、弾性弁25は、基部25aに形成された凹部にシャフト部24bを嵌合させることで固定されている。これにより、弾性弁25は、スピンエレメント24に近接する位置に配置される。また、弾性弁25は、基部25aから一体に拡径する。これにより、弾性弁25は、スピンエレメント24に固定されることで、開口部Aに向かって拡径する円錐形の弁体25bを形成する。なお、本実施形態では、内筒部22の内側に、軸線O周りを周回する環状の隆起部22aが設けられている。
加えて、内筒部22の内側には、液押出ピストン(以下、「第2ピストン」)26が配置されている。第2ピストン26は、弾性弁25との間に、内容液Mの充填空間S2を形成する。第2ピストン26は、内筒部22の内側に摺動可能に保持されている。第2ピストン26の後端は、ロッド本体14aの先端から押し込み力を受ける押圧部として機能する。これにより、第2ピストン26は、ロッド部材14に押し込まれることで、充填空間S2内の内容液Mを開口部Aに向かって押し出すことができる。
また、図4に示すように、外筒部21と内筒部22との間には、開口部Aから押し出された内容液Mを噴出口1aに流通させる液路r4と、空気導入路r1から押し出された空気を流通させる空気路r5,r6,r7とともに、空気路r7を液路r4に合流させる合流路r8が形成されている。
本実施形態では、外筒部21は、図2(a)に示すように、メッシュリング23の内側とともに、開口部Aを噴出口1aに通じさせる貫通孔を形成する。これにより、液路r4は、同図に示すように、メッシュリング23の内側とともに、開口部Aを噴出口1aに通じさせる貫通孔として形成される。一方、内筒部22の先端部には、図2(b)に示すように、軸線O周りに周回する環状の突起部22bが設けられている。突起部22bには、周方向に間隔を置いて、複数の溝22cが形成されている。加えて、外筒部21の内側には、図2(a)に示すように、凸部21aから軸線O方向に間隔を置いて、軸線O周りを周回する環状の凸部21bが設けられている。これにより、外筒部21の内側に内筒部22を組み付けると、突起部22bは、図4に示すように、外筒部の凸部21aと凸部21bとの間に引っ掛かって抜け止め保持される。そしてこれと同時に、外筒部21と内筒部22との間には、開口部Aを噴出口1aに通じさせる液路r4とともに、空気路r6,r7及び合流路r8が形成される。特に、本実施形態では、突起部22bの内面22fが、図2(b)に示すように、内筒部22の先端部から離れるに従って軸線Oに対して外向きに傾斜する。これにより、合流路r8は、噴出口1aに向かって拡径する内周面で取り囲まれた、開口部Aよりも大きな断面積の空間として形成される。
さらに、内筒部22の下端部も、軸線O周りに周回する突起部22dで形成されている。突起部22dには、周方向に間隔を置いて、複数の溝22eが形成されている。加えて、外筒部21の内側には、図2(a)に示すように、軸線O周りを周回する段差21sとともに、段差21eから軸線O方向に間隔を置いて、軸線O周りを周回する環状の凸部21dが設けられている。これにより、外筒部21の内側に内筒部22を組み付けると、突起部22dは、図4に示すように、外筒部の段差21sと凸部21dとの間に引っ掛かって抜け止め保持される。そしてこれと同時に、外筒部21と内筒部22との間には、空気路r5が形成される。
泡噴出器1は、図1に示す状態から使用者が、操作部10のピストンシャフト13を押し込むことで、第1ピストン12からの押し力を受けたロッド本体14aが先端筒部11cから突出する。次いで、この先端筒部11cから突出したロッド本体14aは、噴出部20に内蔵された第2ピストン26とともに内容液Mを開口部Aに向かって押し込む。ここで、内筒部22に内蔵された弾性弁25は、図4に示すように、開口部Aに近接する位置に配置されて当該開口部Aに向かって拡径する円錐形の弁体25bを有し、この弁体25bは、内容液Mが一定の圧力に達するまで開放されることがない。このため、内容液Mは、弁体25bが開放されるまで、弾性弁25と第2ピストン26との間で圧縮される。弁体25bは、内容液Mの圧力に対して自己の弾性力によって内筒部22の内面を密閉する一方、内容液Mの圧力が弾性力を上回ると、その弾性力に抗して開放される。弁体25bが内容液Mの圧力によって開放されると、図5に示すように、内容液Mは一気に、スピンエレメント24に押し出される。この押し出された内容液Mはさらに、スピンエレメント24に形成された旋回流路r2を通って回転力を得たのち、開口部Aから外筒部21と内筒部22との間に形成された合流路r8に押し出される。
一方、使用者が操作部10のピストンシャフト13を押し込むことで、第1シリンダ11からは、その先端筒部11cとロッド本体14aとの間に形成された空気導入路r1を通して充填空気が噴出部20に押し出される。この空気は、噴出部20の外筒部21と内筒部22との間に形成された空気路r5〜r7を通して合流路r8に合流する。
合流路r8では、旋回流路r2を通って回転力を得た内容液Mと、空気路r7から押し出された空気とが混ざり合ったのち、2つのメッシュリング23に一気に押し出される。これにより、噴出口1aからは、空気を含んだ泡状の内容液M0が安定した状態で噴出する。
このように、本発明に従う泡噴出器1では、噴出部20に充填した内容液Mを一定の圧力まで圧縮したのち、それを一気に開放するとともに、操作部10から押し出された空気を混合させることで、一定の状態を保ちつつ泡状の内容液M0を安定的に噴出させることができる。
また、本発明に従う泡噴出器1では、内容液Mを噴出部20に充填することで、内容液Mに空気を混合させて噴出させるための操作部10を別構成とすることができる。このため、操作部10を小型化させることなく、内容液Mが充填される噴出部20のみを小型化することができる。従って、本発明に従う泡噴出器1は、操作性を損なうことなく、空気を混合させた泡状の内容液M0を少量だけ取り出したい場合に有効である。
また、噴出部20を操作部10と別構成にし、内容液Mの充填空間S2を弾性弁25と第2ピストン26で密封したことから、内筒部22は、図2(b)に示すように、交換可能なカートリッジとすることができる。このカートリッジを用いれば、そのまま外筒部22内に挿入するだけで、図2(c)に示すように、噴出部20を形成することができる。これにより、噴出部20は、上述のとおり、操作部10に対して取り外し可能に装着することができる。
さらに、図6は、本発明の他の実施形態であり、液路r4に、間隔を置いて2つのメッシュリング23を配置するとともに、開口部Aに近いメッシュリング23のメッシュ面積Φ1を他方のメッシュ面積Φ2よりも小さくしている。このように、複数のメッシュリング23を配置した場合、開口部Aに最も近いメッシュ面積Φ1を最小にすれば、内容液Mを効率よく泡にすることができる。
上述したところは、本発明の一形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、本発明によれば、噴出部20は、操作部10に対して取り外せないように構成することも可能である。また、メッシュリング23を省略することで、内容液Mは霧状に噴出させることも可能である。
本発明は、空気を混合させた内容液の噴出を目的とした噴出器であれば、様々なものに適用することができる。また、内容液の種類についても、限定されない。
1 シリンジ型泡噴出器
1a 噴出口
10 操作部
11 第1シリンダ
11a 胴部
11b 肩部
11c 先端筒部
11d 先端外筒
11e 指掛け部
11s ねじ部
12 第1ピストン
13 ピストンシャフト
13a 本体
13b 押圧部
14 ロッド部材
14a ロッド本体
14b フランジ部
20 噴出部
21 外筒部
21a 凸部
21b 凸部
21d 凸部
21e フランジ
21s 段差
22 内筒部
22a 隆起部
22b 突起部
22c 溝
22d 突起部
22e 溝
23 メッシュリング
23a リング部材
23b メッシュ部材
24 スピンエレメント
24a 本体部
24b シャフト部
24c 旋回溝
24d 合流部
24f 傾斜面
25 弾性弁
25a 基部
25b 弁体
26 第2ピストン
A 開口部
M 内容液
o 泡状の内容液
1 空気導入路(環状の隙間)
2 旋回流路
3 合流路
4 液路
5 空気路
6 空気路
7 空気路
8 合流路
1 充填空間(空気)
2 充填空間(内容液)

Claims (6)

  1. 使用者によって操作される操作部と、空気と内容液との混合液が噴出される噴出部とを備え、
    前記操作部は、小径の先端筒部を有して空気が充填される空気充填シリンダと、空気充填シリンダ内に充填された空気を先端筒部に押し出す空気押出ピストンと、先端筒部との間に環状の隙間を形成するとともに空気押出ピストンから受ける押し力によって先端筒部から突出するロッド部材とを備え、
    噴出部は、噴出口を有して先端筒部に装着される外筒部と、噴出口に通じる開口部を有して外筒部の内側に配置される内筒部とを備え、
    当該内筒部は、その内側に充填された内容液を押し出す液押出ピストンと、開口部に向かって拡径する円錐形の弁体を有する弾性弁と、この弾性弁と開口部との間に配置されて弾性弁からの内容液に回転力を与えて開口部に流通させる旋回溝が形成されたスピンエレメントを内蔵し、
    内筒部と外筒部との間には、開口部から押し出された内容液を噴出口に流通させる液路と、当該液路に合流して環状の隙間から押し出された空気を前記液路に流通させる空気路とが形成されている、蓄圧式シリンジ型空気混合液噴出器。
  2. 請求項1において、旋回溝が、開口部に向かって縮径する傾斜面に沿って形成されている、蓄圧式シリンジ型空気混合液噴出器。
  3. 請求項1又は2において、噴出口と合流部との間の液路に、少なくとも1つのメッシュを配置した、蓄圧式シリンジ型空気混合液噴出器。
  4. 請求項3において、前記液路に、間隔を置いて複数のメッシュを配置するとともに、開口部に最も近いメッシュの面積を最小にした、蓄圧式シリンジ型空気混合液噴出器。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、液路と空気路との合流部が、噴出口に向かって拡径する内周面で取り囲まれた、開口部よりも大きな断面積の空間である、蓄圧式シリンジ型空気混合液噴出器。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項において、噴出部が操作部に対して取り外し可能に装着されるものである、蓄圧式シリンジ型空気混合液噴出器。
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