JP5917337B2 - パターンデータ作成方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、パターンデータ作成方法、パターン検証方法および光学像算出方法に関する。
半導体装置の微細化に伴い、十分なリソグラフィマージンを持ってレジストパターンを形成することが困難になりつつある。このため、フォトマスクを作製する際には、事前にマスクパターンデータの合否がLCC(Lithography Compliance Check)などによって検証され、LCCに合格したマスクパターンデータを用いてフォトマスクを作製している。
従来のLCCでは、マスクパターンデータ、露光条件、プロセス条件(レジスト膜厚など)を用いてレジスト内での光学像を求めている。その際、光学像はレジスト膜厚方向に平均化させている。そして、このようにして求められた光学像を用いてレジストパターンを上面側から見た場合のレジスト寸法が導出され、このレジスト寸法に基づいて、マスクパターンデータの合否が判断されている。
しかしながら、このようなLCCでは、倒壊するようなレジストパターンの傾斜などは検査できなかった。その結果、実際にレジストパターンを形成してみるまで、レジストパターンの形成不良を確認することができなかった。このため、マスクパターンデータの良否を正確に判定することが望まれている。
特開2010−177374号公報
本発明が解決しようとする課題は、マスクパターンデータの良否を正確に判定することができるパターンデータ作成方法、パターン検証方法および光学像算出方法を提供することである。
実施形態によれば、パターンデータ作成方法が提供される。前記パターンデータ作成方法では、マスクパターンを有したマスクを用いて基板上のレジストに露光した場合の指定されたレジスト膜厚位置での光学像を、前記マスクパターンのパターンデータを用いて算出する。そして、前記レジスト膜厚位置でのレジストパターンの形状に関する特徴量を、前記光学像に基づいて抽出する。さらに、前記マスクパターンを用いて前記レジストパターンを形成した場合に、前記レジストパターンがパターン不良となるか否かを、前記特徴量に基づいて判定する。その後、前記レジストパターンがパターン不良になると判定されたマスクパターンのパターンデータを、前記レジストパターンがパターン不良にならないよう修正する。そして、前記レジスト膜厚位置は、3か所以上の高さ方向の膜厚位置である。また、前記光学像は、前記レジスト膜厚位置毎に算出される。さらに、前記特徴量は、前記レジスト膜厚位置毎の前記レジストパターンの断面形状に関する寸法である。また、前記光学像は、前記レジストパターンの、第1の高さにおける幅方向の第1の中央位置と、第2の高さにおける幅方向の第2の中央位置と、を含んでいる。そして、前記第1および第2の中央位置の差に基づいて、前記レジストパターンのパターン形状を判定し、前記パターン形状に基づいて、パターン不良となるか否かを判定する。
図1は、実施形態に係るマスクパターンデータ検証装置の構成を示すブロック図である。 図2は、フォトマスクの作製処理手順を示すフローチャートである。 図3は、マスクパターンデータのパターン検証処理手順を示すフローチャートである。 図4は、傾斜しているレジストパターンの断面形状を説明するための図である。 図5は、逆テーパー形状となっているレジストパターンの断面形状を説明するための図である。 図6は、高さ方向に膜減りしているレジストパターンの断面形状を説明するための図である。 図7は、底部で裾引きを発生しているレジストパターンの断面形状を説明するための図である。 図8は、光学像の算出処理を説明するための図である。 図9は、レジストパターンの傾斜または逆テーパー形状を判定する方法を説明するための図である。 図10は、レジストパターンが高さ方向に膜減りするか否かの判定方法を説明するための図である。 図11は、レジストパターンが底部で裾引きを発生するか否かの判定方法を説明するための図である。 図12は、レジストパターンの形成不良例を示す図である。 図13は、レジスト高さの指定例を説明するための図である。 図14は、パターン密度に応じた膜減り危険点の判定方法を説明するための図である。 図15は、マスクパターンデータ検証装置のハードウェア構成を示す図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態に係るパターンデータ作成方法、パターン検証方法および光学像算出方法を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
(実施形態)
図1は、実施形態に係るマスクパターンデータ検証装置の構成を示すブロック図である。マスクパターンデータ検証装置1は、マスクパターンデータを用いて形成されるレジストパターンの断面形状などに関するパターン検証(LCC:Lithography Compliance Check)を行うコンピュータなどである。マスクパターンデータ検証装置1は、レジストパターンの高さ(レジスト膜厚位置)毎に光学像を算出し、各光学像からレジストパターンの断面形状に関する特徴量を抽出する。そして、マスクパターンデータ検証装置1は、抽出した特徴量に基づいて、レジストパターンの断面形状に関するパターン検証を行う。
マスクパターンデータ検証装置1は、入力部11、レジスト高さ指定部12、光学像算出部13、特徴量抽出部14、判定部15、出力部16を備えている。入力部11は、露光条件、プロセス条件、マスクパターンデータなどを入力し、レジスト高さ指定部12に送る。また、入力部11は、基板に塗布されたレジストに露光処理を行うことによって形成されるレジストパターンに対し、検証したい膜厚位置(高さ)を複数指定する情報(以下、指定レジスト高さという)を入力し、レジスト高さ指定部12に送る。マスクパターンデータは、例えば外部装置(マスクパターンデータ作成装置)から入力部11に入力される。また、露光条件、プロセス条件、指定レジスト高さは、例えば、ユーザによってマウスやキーボードを介して入力部11に入力される。
レジスト高さ指定部12は、レジストパターンの高さが複数指定された情報を指定レジスト高さとして格納するメモリなどである。
光学像算出部13は、露光条件、プロセス条件、マスクパターンデータ、指定レジスト高さなどを用いて、指定レジスト高さで指定されたレジストパターンの高さ(レジスト高さ)毎に光学像を算出する。光学像算出部13が算出する光学像は、マスクパターンを有したマスクを用いて基板上のレジストに露光した場合の指定レジスト高さでの光学像である。光学像算出部13は、算出した光学像と、レジスト高さとを対応付けして、特徴量抽出部14に送る。
特徴量抽出部14は、必要に応じてレジスト高さ毎に光学像を変調する。光学像を変調する際には、レジスト拡散長、スレッショルド、イメージオフセット、スロープ変調などが用いられる。
また、特徴量抽出部14は、変調後または変調前の各光学像からレジストパターンの断面形状に関する特徴量(光学像の特徴量)を抽出する。特徴量抽出部14は、例えば、各光学像に対する光学像強度のスレッショルドに基づいて、各光学像からレジスト断面形状を求め、レジスト断面形状から特徴量(寸法など)を抽出する。特徴量抽出部14は、抽出した特徴量とレジスト高さとを対応付けして、判定部15に送る。
判定部15は、抽出されたレジスト高さ毎の特徴量を用いて、マスクパターンデータの良否を判定する。換言すると、判定部15は、レジストパターンの断面形状に関するパターン検証を行う。判定部15は、判定結果(検証の合否、レジストパターンが不良パターンとなるマスクパターン上でのパターン位置など)を出力部16に送る。出力部16は、判定結果を外部装置などに出力する。
つぎに、フォトマスクの作製処理手順について説明する。図2は、フォトマスクの作製処理手順を示すフローチャートである。まず、基板(ウエハなど)上に形成する基板上パターン(回路パターンなど)に対応する設計データが作成される(ステップS10)。
作成された設計データは、DRC(Design Rule Check)が行われる(ステップS20)。DRCは、配線間の寸法や配線の幅などの物理的なエラーを検証するエラーチェックである。
DRCで不合格となった場合(ステップS20、No)、設計データが修正され(ステップS25)、再度、DRCが行われる(ステップS20)。この後、DRCで合格となるまで、設計データの修正(ステップS25)とDRC(ステップS20)とが繰り返される。
一方、DRCで合格になると(ステップS20、Yes)、設計データを用いてリソグラフィターゲット(ターゲットパターンデータ)が作成される。そして、また、リソグラフィターゲットに対して、OPC(Optical Proximity Correction:光近接効果補正)が行われる(ステップS30)。これにより、マスクパターンデータが作成される(ステップS40)。
作成されたマスクパターンデータは、マスクパターンデータ検証装置1の入力部11に入力される。そして、マスクパターンデータ検証装置1でマスクパターンデータのLCCが行われる(ステップS50)。
LCCは、設計/OPC段階(マスク製造前)にマスクパターンデータの合否を判断する検査である。LCCでは、マスクパターンデータが作成された後にリソグラフィシミュレーションを行うことで、マスクパターンが有している露光マージンの量などが検証される。例えば、デフォーカスによって変化するレジストパターン寸法や、レジストパターンがショートするか否かなどが検証され、検証結果に基づいて、マスクパターンデータの合否が判断される。LCCで不合格(パターン不良)と判断されるマスクパターンの位置(危険点)は、レジストパターンを形成した場合にレジストパターンがパターン不良となる確率が所定値以上となるマスクパターンの位置である。
LCCで不合格となった場合には(ステップS50、No)、設計データの修正(ステップS25)またはOPC(ステップS30)が行われる。設計データを修正する場合には、ステップS25〜S50の処理が繰り返される。また、OPCを行なう場合には、OPC条件が変更された後、ステップS30〜S50の処理が繰り返される。
換言すると、マスクパターンデータ検証装置1によって危険点と判定されたマスクパターンの設計パターンやOPC条件を、マスクパターンデータ検証装置1で危険点が検出されないよう修正する。これにより、修正後のマスクパターンで基板に露光してレジストパターンを形成しても、パターン形成に十分なドーズ・フォーカスマージンによって、レジストパターンの形成不良を防止できる。具体的には、レジストパターンの倒れ、ショート、膜減り、裾引きなどを防止できる。また、レジストパターンを用いて下地の酸化膜を加工し、酸化膜のパターンを形成する際にも、酸化膜の膜厚を十分に保つことができる。このため、酸化膜間にメタルを埋め込んでCMPをした後のメタル間でのショートを防止できる。LCCで合格となった場合には(ステップS50、Yes)、合格となったマスクパターンデータを用いてフォトマスク(露光用マスク)が作製される(ステップS60)。
つぎに、マスクパターンデータのパターン検証処理手順について説明する。図3は、マスクパターンデータのパターン検証処理手順を示すフローチャートである。マスクパターンデータ検証装置1が、マスクパターンデータに対してパターン検証(LCC)を行う際には、入力部11に、露光条件、プロセス条件、マスクパターンデータなどが入力される(ステップS110)。これにより、入力部11は、露光条件、プロセス条件、マスクパターンデータをレジスト高さ指定部12に送る。
露光条件は、波長、NA、照明、フォーカス、収差、露光量などである。露光条件は、FEM(Focus Exposure Matrix)によって複数条件が指定されてもよい。プロセス条件は、レジストの膜厚、レジストよりも下層側に配置されている下地の構造などである。
また、入力部11には、指定レジスト高さが入力される。これにより、光学像の算出対象となるレジスト高さが指定される(ステップS120)。入力部11は、指定レジスト高さをレジスト高さ指定部12に送る。そして、レジスト高さ指定部12は、指定レジスト高さを光学像算出部13に送る。
光学像算出部13は、露光条件、プロセス条件、マスクパターンデータ、指定レジスト高さを用いて、指定レジスト高さで指定されたレジスト高さ毎にレジスト内での光学像を算出する(ステップS130)。このとき、露光条件には、ドーズやフォーカスなどを必要なリソグラフィマージン内で変化させた複数条件が用いられる。また、プロセス条件には、レジスト膜厚などが用いられる。光学像算出部13は、算出した光学像と、レジスト高さとを対応付けして、特徴量抽出部14に送る。
特徴量抽出部14は、必要に応じてレジスト高さ毎に光学像を変調する(ステップS140)。特徴量抽出部14は、変調後または変調前の各光学像からレジストパターンの断面形状に関する特徴量を抽出する(ステップS150)。特徴量抽出部14は、抽出した特徴量とレジスト高さとを対応付けして、判定部15に送る。
判定部15は、抽出されたレジスト高さ毎の特徴量を用いて、マスクパターンデータの良否を判定する。判定部15は、例えば、特徴量間の差を求める(ステップS160)。そして、判定部15は、求めた差が所定値以下であるか否かを判定する(ステップS170)。
求めた差が所定値以下である場合(ステップS170、Yes)、判定部15は、LCC合格と判定する(ステップS180)。一方、求めた差が所定値よりも大きい場合(ステップS170、No)、判定部15は、LCC不合格と判定する(ステップS190)。
つぎに、レジスト高さ毎の光学像と、レジストパターンの断面形状との関係について説明する。レジストパターンのうち、形成不良となるのは、レジストパターンの断面形状が、(1)傾斜している場合、(2)逆テーパー形状(底側部が上側部よりも狭い形状)となっている場合、(3)高さ方向に膜減り(膜厚不足)している場合、(4)底部で裾引きを発生している場合などである。例えば、(1)や(2)のような場合、レジストパターンが倒壊する場合があり、(3)や(4)の場合には、レジストパターンがオープン(断線)またはショート(接続)する場合がある。
(1)レジストパターンの断面形状が傾斜している場合
図4は、傾斜しているレジストパターンの断面形状を説明するための図である。図4の(a)は、レジストパターンの一例であるレジストパターン21の上面図である。このレジストパターン21の断面形状が傾斜する場合がある。
このようなレジストパターン21をA1−A2線(ラインパターンの短手方向)で切断した場合の断面形状について説明する。図4の(b)〜(d)は、レジストパターン21のA1−A2線におけるレジスト断面光学像およびレジスト断面形状を示している。レジストがポジレジストの場合、光学像の弱い部分が、レジストパターンの残る部分(形成領域)であり、レジストがネガレジストの場合、光学像の強い部分が、レジストパターンの残る部分(形成領域)である。
図4の(b)は、フォーカスが−H1(nm)(マイナスデフォーカス)の場合のレジスト断面光学像およびレジスト断面形状である。また、図4の(c)は、フォーカスがセンターの場合のレジスト断面光学像およびレジスト断面形状である。また、図4の(d)は、フォーカスが+H1(nm)(プラスデフォーカス)の場合のレジスト断面光学像およびレジスト断面形状である。
図4の(b)に示すように、例えばフォーカスが−H1(nm)の場合には、ラインパターンに対応する光学像81が外側に傾斜している。また、図4の(c)に示すように、フォーカスがセンターの場合には、ラインパターンに対応する光学像82がほとんど傾斜していない。また、図4の(d)に示すように、フォーカスが+H1(nm)の場合には、ラインパターンに対応する光学像83が内側に傾斜している。
外側に傾斜した光学像81に対応する現像後のレジスト断面形状が、レジスト断面形状31である。レジスト断面形状31は、リソグラフィシミュレーションに光学像81を適用することによって導出される。レジスト断面形状31は、光学像81と同様に外側に傾斜している。具体的には、3本のレジストパターン21(レジスト断面形状31)のうちの左端のレジストパターン(レジスト断面形状)が左側に傾き、右端のレジストパターン(レジスト断面形状)が右側に傾いている。
ほとんど傾斜していない光学像82に対応する現像後のレジスト断面形状が、レジスト断面形状32である。レジスト断面形状32は、リソグラフィシミュレーションに光学像82を適用することによって導出される。レジスト断面形状32は、光学像82と同様にほとんど傾斜していない。
内側に傾斜した光学像83に対応する現像後のレジスト断面形状が、レジスト断面形状33である。レジスト断面形状33は、リソグラフィシミュレーションに光学像83を適用することによって導出される。レジスト断面形状33は、光学像83と同様に内側に傾斜している。具体的には、3本のレジストパターン21(レジスト断面形状33)のうちの左端のレジストパターン(レジスト断面形状)が右側に傾き、右端のレジストパターン(レジスト断面形状)が左側に傾いている。
(2)レジストパターンの断面形状が逆テーパー形状となっている場合
図5は、逆テーパー形状となっているレジストパターンの断面形状を説明するための図である。図5の(a)は、レジストパターンの一例であるレジストパターン22の上面図である。このレジストパターン22の断面形状が逆テーパー形状となる場合がある。
このようなレジストパターン22をB1−B2線(ラインパターンの短手方向)で切断した場合の断面形状について説明する。図5の(b)は、フォーカスがマイナスデフォーカスの場合のレジストパターン21のB1−B2線におけるレジスト断面光学像およびレジスト断面形状を示している。
図5の(b)に示すように、ラインパターンの一部(ここでは、右端のラインパターン)に対応する光学像84が逆テーパー形状をなしている。逆テーパー形状の光学像84に対応する現像後のレジスト断面形状が、レジスト断面形状34である。レジスト断面形状34は、リソグラフィシミュレーションに光学像84を適用することによって導出される。レジスト断面形状34は、光学像84と同様に逆テーパー形状を有している。
なお、レジストがポジレジストの場合、光学像強度の弱い領域が逆テーパー形状を有していると、レジスト断面形状34が逆テーパー形状となる。一方、レジストがネガレジストの場合、光学像強度の強い領域が逆テーパー形状を有していると、レジスト断面形状34が逆テーパー形状となる。
(3)レジストパターンの断面形状が高さ方向に膜減りしている場合
図6は、高さ方向に膜減りしているレジストパターンの断面形状を説明するための図である。図6の(a)は、レジストパターンの一例であるレジストパターン23の上面図である。このレジストパターン23が高さ方向に膜減りする場合がある。
このようなレジストパターン23をC1−C2線(ラインパターンの短手方向)で切断した場合の断面形状について説明する。図6の(b)および(c)は、レジストパターン23のC1−C2線におけるレジスト断面光学像およびレジスト断面形状を示している。図6の(b)は、フォーカスがセンターの場合のレジスト断面光学像およびレジスト断面形状である。また、図6の(c)は、フォーカスが+H2(nm)の場合のレジスト断面光学像およびレジスト断面形状である。
図6の(b)に示すように、フォーカスがセンターの場合には、ラインパターンの一部(ここでは、中央の3本のラインパターン)に対応する光学像85が、所望のレジスト膜厚となるよう分布している。また、図6の(c)に示すように、フォーカスが+H2(nm)の場合には、ラインパターンの一部に対応する光学像86が、所望のレジスト膜厚とならないよう分布している。
所望のレジスト膜厚となるよう分布している光学像85に対応する現像後のレジスト断面形状が、レジスト断面形状35である。レジスト断面形状35は、リソグラフィシミュレーションに光学像85を適用することによって導出される。レジスト断面形状35は、光学像85と同様に所望の膜厚となっている。
一方、所望のレジスト膜厚とならないよう分布している光学像86に対応する現像後のレジスト断面形状が、レジスト断面形状36である。レジスト断面形状36は、リソグラフィシミュレーションに光学像86を適用することによって導出される。レジスト断面形状36は、光学像86と同様に所望の膜厚に到達していない。換言すると、レジストパターン21の一部が高さ方向に膜減りしている。
(4)レジストパターンの断面形状が底部で裾引きを発生している場合
図7は、底部で裾引きを発生しているレジストパターンの断面形状を説明するための図である。図7の(a)は、レジストパターンの一例であるレジストパターン24の上面図である。このレジストパターン24の断面形状が底部で裾引きしている場合がある。
このようなレジストパターン24をF1−F2線(ラインパターンの短手方向)で切断した場合の断面形状について説明する。図7の(b)は、フォーカスがプラスデフォーカスの場合のレジストパターン24のF1−F2線におけるレジスト断面光学像およびレジスト断面形状を示している。
図7の(b)に示すように、ラインパターン間(ここでは、中央部のラインパターン間)に対応する光学像87が底部で裾引きを発生している。底部で裾引きを発生している光学像87に対応する現像後のレジスト断面形状が、レジスト断面形状37である。レジスト断面形状37は、リソグラフィシミュレーションに光学像87を適用することによって導出される。レジスト断面形状37は、光学像87と同様に底部で裾引きしている。
なお、レジストがポジレジストの場合、光学像強度の弱い領域が底部で裾引きしていると、レジスト断面形状37が裾引き形状となる。一方、レジストがネガレジストの場合、光学像強度の強い領域が底部で裾引きしていると、レジスト断面形状37が裾引き形状となる。
本実施の形態では、特徴量抽出部14が、光学像またはレジスト断面形状から特徴量を抽出する。例えば、特徴量抽出部14は、光学像から特徴量を抽出する場合、所定の光学像強度の輪郭線に基づいて、特徴量を抽出する。
つぎに、光学像強度の算出処理について説明する。図8は、光学像の算出処理を説明するための図である。図8の(a)は、光学像強度をレジストパターンの高さ方向(膜厚方向)に平均化した場合のレジスト断面形状60Aを示している。図8の(b)は、レジストパターンの複数のレジスト高さにおける光学像強度を利用した場合のレジスト断面形状60Bを示す図である。
図8の(a)に示すように、光学像強度60Xをレジスト膜厚方向に平均化することにより、レジスト膜厚方向の平均値近傍における光学像強度が算出される。そして、算出した光学像強度を用いてレジストパターンを導出することにより、レジスト断面形状60Aを得ることができる。この場合の、レジスト断面形状60Aは、全ての膜厚位置で同じレジスト幅を有している。
図8の(b)に示すように、複数のレジスト膜厚位置毎に光学像強度60Xを算出し、算出した光学像強度60Xを用いてレジストパターンを導出することにより、レジスト断面形状60Bを得ることができる。図8の(b)では、第1のレジスト膜厚位置63a、第2のレジスト膜厚位置63b、第3のレジスト膜厚位置63c、第4のレジスト膜厚位置63dの各レジスト膜厚位置で光学像強度を算出し、算出したレジスト膜厚位置毎の光学像強度を用いてレジスト断面形状60Bを算出した場合を示している。
図8の(b)に示すように、複数のレジスト膜厚位置(レジスト高さ)における光学像強度を用いてレジスト断面形状60Bを算出することによって、正確なレジスト断面形状を得ることが可能となる。本実施の形態では、マスクパターンデータ検証装置1の光学像算出部13が、複数のレジスト膜厚位置における光学像強度を用いてレジスト断面形状を算出する。
光学像算出部13は、ユーザに指定された指定レジスト高さ(レジスト膜厚位置)における光学像を用いて指定レジスト高さのレジスト断面形状を算出してもよい。
つぎに、マスクパターンデータの良否判定方法例について説明する。図9は、レジストパターンの傾斜または逆テーパー形状を判定する方法を説明するための図である。図9の(a)では、レジストパターン(光学像)が傾斜する場合の、マスクパターンデータの良否判定方法を説明するための図を示している。また、図9の(b)では、レジストパターン(光学像)が逆テーパー形状となる場合の、マスクパターンデータの良否判定方法を説明するための図を示している。
マスクパターンに照射される露光光がマイナスデフォーカスの場合に、レジストパターンが外側に傾斜するか又は逆テーパー形状となる場合がある。また、マスクパターンに照射される露光光がプラスデフォーカスの場合に、レジストパターンが内側に傾斜する場合がある。そして、レジストパターンが傾斜するか又は逆テーパー形状となる場合に、レジストパターンが倒壊するパターン不良が発生する場合がある。
図9の(a)に示すよう、レジストパターン51の傾斜を判定する際には、特徴量抽出部14が、レジストパターン51の第1の高さにおける中央位置(左右のエッジの中央部)43と、レジストパターン51の第2の高さにおける中央位置44とを算出する。換言すると、レジストパターン51の断面形状を示す輪郭線から第1の高さにおける幅方向の中点と第2の高さにおける幅方向の中点とが特徴量抽出部14によって抽出される。
そして、判定部15が、第1の高さにおける中央位置43と第2の高さにおける中央位置44とを比較し、レジストパターン幅方向の差45を算出する。換言すると、レジスト断面形状の左右のエッジの中央部が高さ間(第1の高さから第2の高さまで)で変化する量(差45)が算出される。これにより、レジストパターン51の高さ方向の変化量が算出される。
なお、複数のレジストパターンからなるレジストパターン群の中央位置を算出する場合には、レジストパターン群の第1の高さにおける重心位置を中央位置43とし、レジストパターン群の第2の高さにおける重心位置を中央位置44としてもよい。
判定部15は、算出した差45が、所定値以下であれば、マスクパターンデータは正常であると判定する。一方、判定部15は、算出した差45が、所定値よりも大きければ、マスクパターンデータは異常(危険)であると判定する。差45と比較される所定値は、第1の高さと第2の高さとの間の距離毎に予め設定しておく。
なお、判定部15は、中央位置43と中央位置44とを結ぶ直線の方向に基づいて、マスクパターンデータの正常/異常を判定してもよい。この場合、判定部15は、中央位置43,44を通る直線と基板表面とのなす角度が所定値以下の場合に、マスクパターンデータは正常であると判定する。
ポジレジストを用いる場合、レジストパターンの残し部分(フォトマスクにおける遮光部分に対応する領域)の形状が逆テーパー形状になる(レジスト上部の方が下部よりも広くなる)場合がある。
図9の(b)に示すように、レジストパターン52が逆テーパー形状であるか否かを判定する際には、特徴量抽出部14が、レジストパターン52の第3の高さにおけるパターン幅46と、レジストパターン52の第4の高さにおけるパターン幅47とを算出する。換言すると、レジストパターン52の断面形状からパターン幅46,47が特徴量抽出部14によって抽出される。
そして、判定部15が、第3の高さにおけるパターン幅46と第4の高さにおけるパターン幅47とを比較し、その差45を算出する。換言すると、レジスト断面形状のパターン幅が高さ間(第3の高さから第4の高さまで)で変化する量が算出される。
判定部15は、算出した差45が、所定値以下であれば、マスクパターンデータは正常であると判定する。一方、判定部15は、算出した差45が、所定値よりも大きければ、マスクパターンデータは異常であると判定する。そして、判定部15は、異常であると判定したマスクパターンデータから異常の発生する箇所(危険点)と、異常と判定したレジストパターンの断面形状と、を出力部16に送る。
図10は、レジストパターンが高さ方向に膜減りするか否かの判定方法を説明するための図である。図10の(a)は、レジストパターンの一例であるレジストパターン53A,53Bの断面図を示し、図10の(b)は、レジストパターン53A,53Bの上面図を示している。
ポジレジストを用いる場合、レジストパターンの残し部分のうち、レジストパターンの上部で光学像強度が所定値以上であれば、レジストパターンの膜減りが発生する。特徴量抽出部14は、例えば、基板2上に形成されるレジストパターン53Aの高さ(膜厚)q0をレジストパターンの断面形状に関する特徴量として抽出する。また、特徴量抽出部14は、高さq0におけるレジストパターン53Aの幅q4(短手方向の寸法)を、レジストパターンの断面形状に関する特徴量として抽出する。
レジストパターン53Aを、上段部61、中段部62、下段部63とした場合に、中段部62や下段部63は、1本のラインパターンとして形成されるにもかかわらず、上段部61の一部が形成されない場合がある。この場合の上段部61と上段部61との間(断線区間)の距離q1が、レジストパターン53A(上段部61)の上面形状に関する特徴量として特徴量抽出部14によって抽出される。換言すると、上段部61として形成されるべきなのに形成されていない領域の長さが距離q1として抽出される。
本実施の形態の特徴量抽出部14は、高さq0、幅q4および距離q1の少なくとも1つをレジストパターンの形状に関する特徴量として抽出する。例えば、特徴量抽出部14は、距離q1や幅q4を抽出する場合には、ユーザに高さq0を指定させておく。
距離q1を抽出する場合、特徴量抽出部14は、上段部61を高さq0以上のパターンとする。そして、特徴量抽出部14は、上段部61が形成されるはずの領域から上段部61が途切れている領域の長手方向の長さである距離q1を算出する。このとき、特徴量抽出部14は、複数位置におけるレジスト断面光学像を用いて、距離q1を算出する。
また、幅q4を抽出する場合、特徴量抽出部14は、レジスト断面光学像の中からレジストパターンの高さが高さq0となっているレジストパターン53Aのレジスト断面光学像を抽出する。そして、特徴量抽出部14は、抽出したレジスト断面光学像に基づいて、幅q4を算出する。
判定部15は、高さq0、幅q4および距離q1の少なくとも1つに基づいて、レジストパターン53Aが高さ方向に膜減りするか否かを判定する。判定部15は、例えば、高さq0が所定値よりも低く、且つ幅q4が所定値よりも短く、且つ距離q1が所定値よりも長い位置を、レジストパターン53Aが高さ方向に膜減りする危険点であると判定する。
なお、判定部15は、高さq0が所定値よりも低い位置、または幅q4が所定値よりも短い位置、または距離q1が所定値よりも長い位置を、レジストパターン53Aが高さ方向に膜減りする危険点であると判定してもよい。
また、判定部15は、例えば、(距離q1)/(高さq0×幅q4)が所定値よりも大きい領域を、レジストパターン53Aが高さ方向に膜減りする危険点(危険領域)であると判定してもよい。
また、判定部15は、上段部61の膜減り領域(面積)である幅q4×距離q1が所定値よりも大きい領域を、レジストパターン53Aが高さ方向に膜減りする危険点(危険領域)であると判定してもよい。
図11は、レジストパターンが底部で裾引きを発生するか否かの判定方法を説明するための図である。図11の(a)は、レジストパターンの一例であるレジストパターン54A,54Bの断面図を示し、図11の(b)は、レジストパターン54A,54Bの上面図を示している。
ポジレジストを用いる場合、レジストパターンの抜き部分(フォトマスクにおける光透過部分に対応する領域)の形状が、レジストパターンの下部で裾引きを起こす場合がある。例えば、レジストパターン間(スペース領域となる箇所)での光学像強度が所定値よりも低い場合に裾引きが発生する。特徴量抽出部14は、基板2上に形成されるレジストパターン54Aとレジストパターン54Bとの間に形成されるレジスト膜55の高さ(膜厚)q2をレジストパターンの断面形状に関する特徴量として抽出する。
レジストパターン54Aを、上段部64A、中段部65A、下段部66Aとし、レジストパターン54Bを、上段部64B、中段部65B、下段部66Bとした場合に、下段部66Aと下段部66Bとの間がレジスト膜55によって繋がる場合がある。この場合の、レジストパターン54A,54Bの長手方向のレジスト膜55の距離q3が、特徴量抽出部14によって抽出される。換言すると、下段部66A,66Bの裾引きによって形成されるレジスト膜55の、下段部66A,66B間に垂直な方向の距離q3が抽出される。
本実施の形態の特徴量抽出部14は、高さq2および距離q3の少なくとも1つをレジストパターンの形状に関する特徴量として抽出する。例えば、特徴量抽出部14は、距離q3を抽出する場合には、ユーザに高さq2を指定させておく。
距離q3を抽出する場合、特徴量抽出部14は、下段部66A,66Bを高さq2以下のパターンとする。そして、特徴量抽出部14は、レジストパターンが形成されないはずの領域から高さq2以上のレジストパターン(レジスト膜55)が形成されている領域を抽出する。さらに、特徴量抽出部14は、レジスト膜55が形成される領域の長手方向の長さである距離q3を算出する。このとき、特徴量抽出部14は、複数位置におけるレジスト断面光学像を用いて、距離q3を算出する。
また、特徴量抽出部14は、下段部66A,66Bおよびレジスト膜55のレジスト断面光学像に基づいて、下段部66A,66Bのレジストパターン間距離(レジスト膜55の幅)を算出してもよい。これにより、特徴量抽出部14は、レジスト膜55の面積を求めることが可能となる。
判定部15は、高さq2および距離q3の少なくとも1つに基づいて、レジストパターン54A,54Bが底部で裾引きを発生するか否かを判定する。判定部15は、例えば、高さq2が所定値よりも高く、且つ距離q3が所定値よりも長い領域を、レジストパターン54A,54Bが底部で裾引きを発生する危険点であると判定する。
なお、判定部15は、高さq2が所定値よりも高い位置、または距離q3が所定値よりも長い位置を、レジストパターン54A,54Bが底部で裾引きを発生する危険点であると判定してもよい。また、判定部15は、例えば、(距離q2)×(高さq3)が所定値よりも大きい位置を、レジストパターン54A,54Bが底部で裾引きを発生する危険点であると判定してもよい。
なお、判定部15は、レジスト断面形状に限らず、光学像81〜86の強度分布に基づいて、マスクパターンにおける危険点を判定してもよい。この場合も、光学像81〜86の形状(所定値以上の大きさを有した光学像強度の傾きや寸法)に基づいて、危険点であるか否かが判定される。
また、判定部15は、レジスト膜55の面積(裾引き領域)である距離q3×レジスト膜55の幅が所定値よりも大きい領域を、レジストパターン54A,54Bが底部で裾引きを発生する危険点であると判定してもよい。
図12は、レジストパターンの形成不良例を示す図である。図12では、レジストパターン67が高さ方向に膜減りする場合の形成不良と、レジストパターン70A,70B間で裾引きを発生する場合の形成不良と、を上面図で示している。
レジストパターン67を上段部68と下段部69とした場合において、上段部68が所望の位置に形成されない場合に、レジストパターン67が高さ方向に膜減りすると判断される。図12では、レジストパターン67の位置38において、上段部68が所望の位置に形成されないので、レジストパターン67の位置38が高さ方向に膜減りする危険点であると判断される。
また、レジストパターン70A,70Bが隣接する場合において、レジストパターン70Aの下段部71Aとレジストパターン70Bの下段部71Bとがレジスト膜(レジスト残り)72で繋がる場合に、レジストパターン70A,70Bが底部で裾引きを発生すると判断される。換言すると、レジストパターン70A,70B間のスペース領域に所定量以上のレジスト膜72が残留している場合に裾引きが発生すると判断される。
図12では、レジストパターン70A,70B間の位置39において、下段部71Aと下段部71Bとがレジスト膜72を介して繋がるので位置39が底部で裾引きを発生する危険点であると判断される。
図13は、レジスト高さの指定例を説明するための図である。図13では、マスク3、レジストパターン100および基板2の断面図を示している。例えば、レジストパターン100の膜厚が80nmである場合、光学像算出部13は、レジストパターン100を膜厚方向にN分割(Nは2以上の自然数)する。図13では、レジストパターン100が膜厚方向に10分割されている場合を示している。
光学像算出部13は、各レジスト高さまたはユーザによって指定された指定レジスト高さでのレジスト内の光学像を算出する。例えば、10分割されたレジストパターン100の一番下の部分に対しては、高さ0〜8nmの光学像の平均値または高さ4nmでの光学像の値が算出される。そして、必要に応じて光学像が変調されてから、レジスト高さ毎に光学像の特徴量が算出される。
例えば、レジストパターン100の上段部が、10分割されたうちの最上層から4層目に設定されている場合、特徴量抽出部14は、1層目から4層目までの光学像の平均値を算出するとともに、算出した平均値から第1の特徴量(パターン幅など)を抽出する。また、レジストパターン100の下段部が、10分割されたうちの最下層に設定されている場合、特徴量抽出部14は、最下層の光学像の値を算出するとともに、算出した値から第2の特徴量(パターン幅など)を抽出する。
そして、判定部15は、特徴量抽出部14が抽出した第1の特徴量と第2の特徴量との差が所定値以下であるか否かに基づいて、レジストパターン100が危険点であるか否かを判定する。危険点であると判断されたレジストパターン100のマスクパターンデータは、レジストパターン100がパターン不良とならないよう、設計データやOPC条件などが修正される。これにより、マスクパターンデータが修正される。
ところで、レジストパターン上から酸化膜をエッチングして酸化膜パターンを形成する場合、レジストパターンに膜減りが発生していると酸化膜パターンの膜厚が薄くなる。このような場合に酸化膜パターン間にメタルを埋め込むと、メタル間がショートする場合がある。このため、レジストパターンに膜減りが生じると、危険点となる場合がある。
レジストパターン上から酸化膜をエッチングする際には、レジストパターン量の割合(スペース領域に対するパターン領域の割合)が少ないほど(開口面積が広いほど)、エッチングレートが速くなる。このため、レジストパターン量の割合が少ないほど、レジストが多く消費されることになり、その結果、危険度合いが大きくなる。したがって、危険点を導出する際に、レジストパターン密度に基づいて、レジスト膜減りの判定を行ってもよい。また、危険点を導出する際に、レジストパターン密度に基づいて、レジストパターンが底部で裾引きを発生するか否かを判定してもよい。
図14は、パターン密度に応じた膜減り危険点の判定方法を説明するための図である。図14では、レジストパターンの上面図を示している。図14の(a)は、パターン密度の小さいパターン領域88Aを示し、図14の(b)は、パターン密度の大きいパターン領域88Bを示している。
D1−D2線で切断されるレジストパターンに対応するマスクパターン形状と、E1−E2線で切断されるレジストパターンに対応するマスクパターン形状と、が同じマスクパターン形状であっても、パターン領域88Aの方がパターン領域88Bよりもパターン密度が小さいので膜減りの危険度は高くなる。
このため、本実施の形態の判定部15は、図10などで説明した膜減り判定方法にレジストパターン密度を考慮して危険点であるか否かを判定してもよい。これにより、パターン密度に応じた正確な膜減り判定を行うことが可能となる。
マスクパターンデータ検証装置1によるマスクパターンデータ検証やマスクパターンデータの修正は、例えばウエハプロセスのレイヤ毎に行われる。そして、必要に応じて修正されたマスクパターンデータを用いてフォトマスクが製造され、製造されたフォトマスクを用いて半導体装置(半導体集積回路)が製造される。
具体的には、ウエハに所定の膜(加工対象膜)を成膜した後、加工対象膜上にレジストが塗布される。そして、レジストの塗布されたウエハにフォトマスクを用いて露光が行なわれ、その後ウエハが現像されてウエハ上にレジストパターンが形成される。そして、レジストパターンをマスクとしてウエハの下層側がエッチングされる。これにより、レジストパターンに対応する実パターンがウエハ上に形成される。半導体装置を製造する際には、上述したマスクパターンデータの検証、マスクパターンデータの修正、成膜処理、露光処理、現像処理、エッチング処理などがレイヤ毎に繰り返される。
つぎに、マスクパターンデータ検証装置1のハードウェア構成について説明する。図15は、マスクパターンデータ検証装置のハードウェア構成を示す図である。マスクパターンデータ検証装置1は、CPU(Central Processing Unit)91、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)93、表示部94、入力部95を有している。マスクパターンデータ検証装置1では、これらのCPU91、ROM92、RAM93、表示部94、入力部95がバスラインを介して接続されている。
CPU91は、コンピュータプログラムであるマスクデータ検証プログラム97を用いてマスクパターンデータの検証を行う。マスクデータ検証プログラム97は、コンピュータで実行可能な、マスクパターンデータを検証するための複数の命令を含むコンピュータ読み取り可能かつ非遷移的な記録媒体を有するコンピュータプログラムプロダクトである。マスクデータ検証プログラム97では、前記複数の命令がマスクパターンデータを検証することをコンピュータに実行させる。
表示部94は、液晶モニタなどの表示装置であり、CPU91からの指示に基づいて、光学像、特徴量、マスクパターンデータの判定結果(検証結果)などを表示する。入力部95は、マウスやキーボードを備えて構成され、使用者から外部入力される指示情報(マスクパターンデータの検証に必要なパラメータ等)を入力する。入力部95へ入力された指示情報は、CPU91へ送られる。
マスクデータ検証プログラム97は、ROM92内に格納されており、バスラインを介してRAM93へロードされる。図15では、マスクデータ検証プログラム97がRAM93へロードされた状態を示している。
CPU91はRAM93内にロードされたマスクデータ検証プログラム97を実行する。具体的には、マスクパターンデータ検証装置1では、使用者による入力部95からの指示入力に従って、CPU91がROM92内からマスクデータ検証プログラム97を読み出してRAM93内のプログラム格納領域に展開して各種処理を実行する。CPU91は、この各種処理に際して生じる各種データをRAM93内に形成されるデータ格納領域に一時的に記憶させておく。
マスクパターンデータ検証装置1で実行されるマスクデータ検証プログラム97は、光学像算出部13、特徴量抽出部14、判定部15を含むモジュール構成となっており、これらが主記憶装置上にロードされ、これらが主記憶装置上に生成される。なお、光学像算出部13による光学像算出処理は、他のプログラムに実行させてもよい。
このように実施形態によれば、レジストパターンの複数の高さで光学像を算出し、各光学像から抽出したレジストパターンの形状に関する特徴量に基づいて、マスクパターンデータを検証するので、マスクパターンデータに対して、十分なリソグラフィマージンを持ってレジストパターンを形成することができるか否かを検証することが可能となる。したがって、マスクパターンデータの良否を正確に判定することが可能になる。また、マスクパターンデータの検証結果に基づいて、マスクパターンデータを修正するので、マスクパターンのリソグラフィマージンを向上させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…マスクパターンデータ検証装置、11…入力部、12…レジスト高さ指定部、13…光学像算出部、14…特徴量抽出部、15…判定部、16…出力部、31〜37,60A,60B…レジスト断面形状、81〜86…光学像。

Claims (1)

  1. マスクパターンを有したマスクを用いて基板上のレジストに露光した場合の指定されたレジスト膜厚位置での光学像を、前記マスクパターンのパターンデータを用いて算出する光学像算出ステップと、
    前記レジスト膜厚位置でのレジストパターンの形状に関する特徴量を、前記光学像に基づいて抽出する特徴量抽出ステップと、
    前記マスクパターンを用いて前記レジストパターンを形成した場合に、前記レジストパターンがパターン不良となるか否かを、前記特徴量に基づいて判定する判定ステップと、
    前記レジストパターンがパターン不良になると判定されたマスクパターンのパターンデータを、前記レジストパターンがパターン不良にならないよう修正するパターン修正ステップと、
    を含み、
    前記レジスト膜厚位置は、3か所以上の高さ方向の膜厚位置であり、
    前記光学像は、前記レジスト膜厚位置毎に算出され、
    前記特徴量は、前記レジスト膜厚位置毎の前記レジストパターンの断面形状に関する寸法であり、かつ前記レジストパターンの、第1の高さにおける幅方向の第1の中央位置と、第2の高さにおける幅方向の第2の中央位置と、を含み、
    前記判定ステップでは、前記第1および第2の中央位置の差に基づいて、前記レジストパターンのパターン形状を判定し、前記パターン形状に基づいて、パターン不良となるか否かを判定することを特徴とするパターンデータ作成方法。
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