JP5916739B2 - 6,7−ジヒドロイミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン化合物 - Google Patents

6,7−ジヒドロイミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン化合物 Download PDF

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Description

本発明は、6,7−ジヒドロイミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン化合物に関する。
抗酸菌の中で、ヒト結核菌(Mycobacterium tuberculosis)が広く知られており、人類の3分の1に感染しているといわれる。また、Mycobacterium africanum 及び Mycobacterium bovis が、ヒト結核菌と同様に結核菌群として知られ、ヒトに対して強い病原性を有するマイコバクテリアとして知られている。
これらの結核症に対しては、ファーストラインの薬として位置づけされているリファンピシン、イソニアジド及びエタンブトール(又はストレプトマイシン)の3剤、或いはこれらにピラジナミドを加えた4剤を用いた治療が施されている。
しかしながら、結核症の治療には極めて長期に及ぶ服薬が必要であるため、コンプライアンスが悪くなり、治療に失敗することも稀ではない。
また、リファンピシンには、肝障害、フルシンドローム、薬物アレルギー、P450関連の酵素誘導による他剤との併用禁忌、イソニアジドには末梢神経障害、リファンピシンとの併用で重篤な肝障害を誘発、エタンブトールには視神経障害による視力低下、ストレプトマイシンには第8脳神経障害による聴力の低下、ピラジナミドには肝障害、尿酸値上昇に伴う痛風発作、嘔吐等の副作用が報告されている(非特許文献1及び2)。
実際にこれらの副作用により標準の化学療法が実施できないケースが、全体(調査対象となった全入院患者228症例)の服薬中止症例(約23%、52症例)の70%を占めているという報告もある(非特許文献3)。
特に上記ファーストラインで併用使用されている5薬剤の内、リファンピシン、イソニアジド及びピラジナミドに共通する肝毒性は、最も頻発する副作用として知られている。また一方で、抗結核剤に耐性を示す結核菌、多剤耐性となった結核菌等が増加しており、治療を更に困難にしている。
WHOの調査(2008年)によると、多剤耐性結核は世界で39−51万人発生しており、結核全体の3.6%を占めると発表されており、また多剤耐性菌のうち5.4%が超多剤耐性結核菌であることも報告されている(非特許文献4)。
更には、HIV陽性患者のうち1/3が結核との重感染が疑われており,その数は1400万人といわれている(非特許文献5)。また、HIVと結核の重複感染により、通常よりも20〜37倍高い結核への発症リスクを伴うことが報告されている(非特許文献6)。
このような現状を踏まえ、望まれる抗結核剤のプロファイルとして、(1)多剤耐性結核菌にも有効なもの、(2)短期化学療法を可能にするもの、(3)副作用の少ないもの、(4)潜伏感染している結核菌(Latentな結核菌)に効力を示すもの、(5)経口投与可能なもの、等が挙げられる。
また、近年増加してきているMAC症(Mycobacterium avium-intracellulare complex症)の原因菌である Mycobacterium avium Mycobacterium intracellulareまた、その他 Mycobacterium kansasiiMycobacterium marinumMycobacterium simiaeMycobacterium scrofulaceumMycobacterium szulgaiMycobacterium xenopiMycobacterium malmoenseMycobacterium haemophilumMycobacterium ulceransMycobacterium shimoideiMycobacterium fortuitumMycobacterium chelonaeMycobacterium smegmatisMycobacterium aurum 等の非定型抗酸菌が、ヒトに病原性を有する菌として知られている。
今日、これらの非定型抗酸菌症に対して有望な治療薬は乏しく、抗結核剤であるリファンピシン、イソニアジド、エタンブトール、ストレプトマイシン、カナマイシン、一般細菌感染症治療薬であるニューキノロン剤、マクロライド系抗菌剤、アミノ配糖体系抗菌剤及びテトラサイクリン系抗菌剤が組み合わせて使用されているのが現状である。
しかしながら、非定型抗酸菌症の治療には、一般細菌による感染症に比較し、長期の服薬が強いられ、難治化し、死亡する症例も報告されている。このような現状を解決するために、より強い効力を示す薬剤の開発が望まれている。
例えば、特許文献1に、6−ニトロ−1,2,3,4−テトラヒドロ[2,1−b]イミダゾピラン化合物が、インビトロにおいて結核菌(H37Rv株)及び多剤耐性結核菌に対して殺菌作用を有していること及び結核感染動物モデルに対して経口投与で治療効果を有していることから、抗結核剤として有用であることが開示されている。
特許文献2及び3に、2,3−ジヒドロイミダゾ[2,1−b]オキサゾール化合物が、結核菌、多剤耐性結核菌及非定型抗酸菌に対して殺菌作用を有することが開示されている。
特許文献4に、ニトロイミダゾオキサジン及びニトロイミダゾオキサゾール化合物が、ヒト型結核菌(Mycobacterium tuberculosis)に対する薬剤として使用できることが記載されている。
しかしながら、上記文献に記載されている化合物は、本発明化合物とは構造が異なり、非類似の化合物である。
WO97/01562(特表平11−508270号公報) 特開2004−149527号公報 特開2005−320316号公報 WO2011/014776
A Clinician's Guide To Tuberculosis, Michael D. Iseman 2000 by Lippincott Williams & Wilkins, printed in the USA, ISBN 0-7817-1749-3, 結核 第2版,久世文幸、泉 孝英、医学書院1992年 Kekkaku Vol.74 : 77-82, 1999 Multidrug and extensively drug-resistant TB (M/XDR-TB): 2010 global report on surveillance and response The Internet Journal of Pulmonary Medicine 2008 : Volume 10 Number 1 The Global Plan To Stop TB 2011-2015
本発明は、結核菌及び多剤耐性結核菌に対して優れた殺菌作用を有する化合物を提供することを課題とする。また、本発明は、非定型抗酸菌に対して優れた殺菌作用を有する化合物を提供することを課題とする。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、結核菌、多剤耐性結核菌及び非定型抗酸菌に対して優れた殺菌作用を有する新規6,7−ジヒドロイミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン化合物の合成に成功した。本発明は、斯かる知見に基づき完成されたものである。
本発明は、下記一般式(1):
[式中、Rは、テトラヒドロイソキノリル、テトラヒドロキノリル、テトラヒドロベンゾアゼピニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、インドリル、イソインドリニル、ナフチル、キノリル、フェニル、ビフェニリル又はピリジルを示し、これらの基は置換基を有していてもよい。
で示されるフェニル及びピリジルはそれぞれ、リンカーを介して又は介さずに、テトラヒドロピリジル、ジアゼパニル、ジアザビシクロヘプタニル、テトラヒドロトリアゾロピラジニル、テトラヒドロイミダゾピラジニル、アザビシクロオクタニル、オキサゾリル、ピペラジニル、ピペリジル及びチアゾリルからなる群より選ばれる少なくとも1個の基で置換されており、これらの基は置換基を有していてもよい。
で示されるビフェニリルは、リンカーを介して又は介さずに、テトラヒドロピリジル、ジアゼパニル、ジアザビシクロヘプタニル、テトラヒドロトリアゾロピラジニル、テトラヒドロイミダゾピラジニル、アザビシクロオクタニル、オキサゾリル、ピペラジニル、ピペリジル、チアゾリル及びフェニルからなる群より選ばれる少なくとも1個の基で置換されており、これらの基は置換基を有していてもよい。
は、水素又は低級アルキルを示す。]
で表される化合物又はその塩を提供する。
本発明は、上記一般式(1)において、Rが、一般式(2):
−A−L1−B−L2−C−D (2)
[式中、Aは、(A1)〜(A12)から選ばれる2価の基を示し、
(A1)テトラヒドロイソキノリンジイル、
(A2)テトラヒドロキノリンジイル、
(A3)テトラヒドロベンゾアゼピンジイル、
(A4)ベンゾオキサゾールジイル、
(A5)ベンゾチアゾールジイル、
(A6)インドールジイル、
(A7)イソインドリンジイル、
(A8)ナフタレンジイル、
(A9)キノリンジイル、
(A10)フェニレン、
(A11)ビフェニルジイル、及び
(A12)ピリジンジイル、
上記基(A1)〜(A12)の環上には、ハロゲン及び低級アルキルからなる群より選ばれる少なくとも1個の基が置換していてもよく、
L1は、単結合、低級アルキレン、−N(低級アルキル)−、−O−、−O−低級アルキレン、−O−低級アルキレン−O−、低級アルキレン−O−、低級アルキレン−O−低級アルキレン、又は低級アルケニレンを示し、
Bは、(B1)〜(B11)から選ばれる2価の基を示し、
(B1)テトラヒドロピリジンジイル、
(B2)ジアゼピンジイル、
(B3)ジアザビシクロヘプタンジイル、
(B4)テトラヒドロトリアゾロピラジンジイル、
(B5)テトラヒドロイミダゾピラジンジイル、
(B6)アザビシクロオクタンジイル、
(B7)オキサゾールジイル
(B8)ピペラジンジイル、
(B9)ピペリジンジイル、
(B10)チアゾールジイル、及び
(B11)フェニレン、
上記基(B1)〜(B11)の環上には、低級アルキル、ハロ低級アルキル、アルケニル、低級アルコキシ、ハロ低級アルコキシ、低級アルコキシカルボニル、低級アルケニルオキシカルボニル、ヒドロキシ、低級アルキルスルホニル、及びハロ低級アルキルスルホニルからなる群より選ばれる少なくとも1個の基が置換していてもよく、
L2は、単結合、−CO−、−COO−、−COO−低級アルキニレン、−COO−低級アルキレン(当該低級アルキレンはフェニルで置換されていてもよい)、−COO−低級アルケニレン、−N(低級アルキル)−、−N(低級アルキル)−低級アルキレン、−NH−、−NH−低級アルキレン、−O−、−O−低級アルキレン、−S−、低級アルキレン(当該低級アルキレンは保護されていてもよいヒドロキシで置換されていてもよい)、低級アルキレン(当該低級アルキレンは保護されていてもよいヒドロキシで置換されていてもよい)−O−、低級アルキレン−N−(低級アルキル)−、低級アルキレン−N(低級アルキル)−低級アルキレン、低級アルキレン−O−低級アルキレン、低級アルキレン−S−、又は低級アルケニレン(当該低級アルケニレンは低級アルキル又はフェニルで置換されていてもよい)を示し、
Cは、(C1)〜(C28)から選ばれる2価の基又は単結合を示し、
(C1)テトラヒドロキノリンジイル、
(C2)ジヒドロベンゾジオキシンジイル、
(C3)ジヒドロベンゾオキサゾールジイル、
(C4)ジヒドロベンゾフランジイル、
(C5)ジヒドロベンゾオキサジンジイル、
(C6)アダマンタンジイル、
(C7)ベンゾチオフェンジイル、
(C8)ベンゾジオキソールジイル、
(C9)ベンゾイミダゾールジイル、
(C10)ベンゾフランジイル、
(C11)カルバゾールジイル、
(C12)クロマンジイル、
(C13)シクロヘキサンジイル、
(C14)フルオレンジイル、
(C15)フランジイル、
(C16)イミダゾピリジンジイル、
(C17)イミダゾ−ルジイル、
(C18)インドールジイル、
(C19)ナフタレンジイル、
(C20)ピペリジンジイル、
(C21)ピラゾールジイル、
(C22)ピリジンジイル、
(C23)ピロールジイル、
(C24)キノリンジイル、
(C25)チアゾールジイル、
(C26)チオフェンジイル、
(C27)フェニレン、及び
(C28)単結合、
上記基(C1)〜(C27)の環上には、アルコキシ、ハロ低級アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルコキシカルボニル、オキソ、低級アルカノイルアミノ、低級アルカノイルオキシ、ニトロ、低級アルキルチオ、ハロ低級アルキルチオ、シクロ低級アルキル、シクロ低級アルコキシ、シアノ、低級アルコキシカルボニルアミノ、ニトロ、アミノ、(モノ又はジ−低級アルキル)アミノ、低級アルキルスルホニル、低級アルキルスルホニルアミノ、アルケニルオキシ、及び(モノ又はジ−低級アルキル)アミノ低級アルコキシからなる群より選ばれる少なくとも1個の基が置換していてもよく、
Dは、(D1)〜(D35)から選ばれる基又は原子を示し、
(D1)オキサジアゾリル低級アルコキシ、
(D2)トリアゾリル、
(D3)イソキサゾリル低級アルコキシ、
(D4)イミダゾリル、
(D5)イミダゾリル低級アルキル、
(D6)チアゾリル低級アルコキシ、
(D7)チエニル、
(D8)チエニル低級アルコキシ、
(D9)フリル低級アルコキシ、
(D10)テトラヒドロピラニル、
(D11)ピラジニル低級アルコキシ、
(D12)ピペラジニルフェニル、
(D13)ピラゾリル、
(D14)ピリジル、
(D15)ピリジルオキシ、
(D16)ピリジル低級アルコキシ、
(D17)ピロリジニル、
(D18)ピロリル、
(D19)フェニル、
(D20)(モノ又はジ−フェニル)アミノ、
(D21)フェニル低級アルキル、
(D22)フェニル低級アルケニル、
(D23)(フェニル低級アルキル)(低級アルキル)アミノ、
(D24)(フェニル低級アルキル)アミノ、
(D25)フェニル低級アルキルスルホニル、
(D26)フェニル低級アルキルスルフィニル、
(D27)フェニル低級アルキルチオ、
(D28)フェニル低級アルケニルオキシ、
(D29)フェニル低級アルコキシ、
(D30)フェニル低級アルコキシフェニル、
(D31)フェノキシ、
(D32)フェノキシ低級アルキル、
(D33)フェノキシピペリジル、
(D34)モルホリニル低級アルキル、及び
(D35)水素、
上記基(D1)〜(D34)の環上には、低級アルキル、ハロ低級アルキル、低級アルキルチオ、低級アルコキシ、ハロ低級アルコキシ及びハロゲンからなる群より選ばれる少なくとも1個の基が置換していてもよい。
但し、Aが基(A10)又は(A12)、かつBが基(B11)でない場合、Cは基(C1)〜(C27)から選択される。]
で表される基である、化合物又はその塩を提供する。
本発明は、一般式(1)で表される化合物(本明細書において記載される当該一般式(1)に含まれる全ての下位概念の化合物を包含する。以下同じ。)又はその塩と、薬学的に許容可能な担体とを含む医薬組成物を提供する。
本発明は、一般式(1)で表される化合物又はその塩と、薬学的に許容可能な担体とを含む結核の予防及び/又は治療薬を提供する。
本発明は、結核を予防及び/又は治療するために使用される一般式(1)で表される化合物又はその塩を提供する。
本発明は、医薬組成物の製造のための、一般式(1)で表される化合物又はその塩の使用を提供する。
本発明は、医薬組成物としての、一般式(1)で表される化合物又はその塩の使用を提供する。
本発明は、結核を予防及び/又は治療する方法であって、患者に、一般式(1)で表される化合物又はその塩の有効量を投与することを含む、方法を提供する。
本発明化合物は、特に抗酸菌等の結核菌(結核菌属、非定型抗酸菌属)に対して特異的効力を有している。本発明化合物は、多剤耐性結核菌に対して優れた効果を有している。本発明化合物は、嫌気性菌に対して抗菌作用を有している。
本発明化合物は、インビトロで上記活性を示すばかりでなく、経口投与においても上記活性を発現する。
本発明化合物は、グラム陽性菌、グラム陰性菌等の一般細菌に対して幅広いスペクトラムを有している公知の抗菌剤に見られるような下痢症を誘発することもなく、既存薬と比べ副作用も少ないことから、長期間の服薬が可能な医療製剤になり得る。
本発明化合物は、抗酸菌感染症の主な感染臓器である肺組織に対し、良好に分布し得、薬効の持続時間が長い、安全性に優れている等の特性を有することから、高い治療効果が期待できる。
本発明化合物は、ヒト由来マクロファージ内寄生結核菌等の細胞内寄生菌に対しても既存の抗結核剤と比較して、強い殺菌力を示すことから、結核症の再燃率の低減、ひいては短期化学療法を可能にし、HIVと結核の混合感染が深刻な問題となっていることから行われている予防的投与薬の主軸としての使用も期待できるものである。
本発明化合物は、血漿中での代謝安定性に優れるため、生体内で殺菌作用の持続性が高いという特徴を有している。
本明細書中におけるR、R、A、B、C、D、L1及びL2で表される基又はそれらの置換基は、以下で説明される。
「少なくとも1個」という用語は、一般に1〜10個、好ましくは1〜6個、より好ましくは1〜3個である。
「アルキル」の例としては、1個〜12個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基が挙げられ、例えば以下の「低級アルキル」、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル及びドデシル等が挙げられる。
「低級アルキル」の例としては、1個〜6個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基が挙げられ、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、n−ペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル及び3−メチルペンチル等が挙げられる。
「アルケニル」の例としては、2個〜12個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルケニル基が挙げられ、例えば以下の「低級アルケニル」、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ドデセニル及び−CHCH=C(CH)CHCHCH=C(CH等が挙げられる。
「低級アルケニル」の例としては、2個〜6個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルケニル基が挙げられ、例えばメチル、ビニル、1−プロペニル、アリル、1−、2−又は3−ブテニル、1,3−ブタンジエニル及び1、2−、3−又は4−ペンテニル等が挙げられる。
「低級アルキレン」の例としては、1個〜6個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキレン基が挙げられ、例えばメチレン、エチレン、トリメチレン、2−メチルトリメチレン、2,2−ジメチルトリメチレン、1−メチルトリメチレン、メチルメチレン、エチルメチレン、ジメチルメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン及びヘキサメチレン等が挙げられる。
「低級アルケニレン」の例としては、2個〜6個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルケニレン基が挙げられ、例えばエテニレン、プロペニレン、ブテニレン、ペンテニレン及びヘキセニレン等が挙げられる。
「低級アルキニレン」の例としては、2個〜6個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキニレン基が挙げられ、例えばエチニレン、プロピニレン、ブチニレン、ペンチニレン及びヘキシニレン等が挙げられる。
「シクロ低級アルキル」の例としては、3個〜8個の炭素原子、好ましくは3個〜7個の炭素原子を有するシクロアルキルが挙げられ、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル及びシクロヘキシルメチル等が挙げられる。
「アルコキシ」の例としては、1個〜12個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルコキシ基が挙げられ、例えば以下の「低級アルコキシ」、n−ヘプチルオキシ、n−オクチルオキシ、n−ノニルオキシ、n−デシルオキシ及びn−ドデシルオキシ等が挙げられる。
「低級アルコキシ」の例としては、1個〜6個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルコキシ基が挙げられ、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、tert−ブトキシ、sec−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、ネオペンチルオキシ、n−ヘキシルオキシ、イソヘキシルオキシ及び3−メチルペンチルオキシ等が挙げられる。
「シクロ低級アルコキシ」の例としては、3個〜8個の炭素原子、好ましくは3個〜7個の炭素原子を有するシクロアルコキシが挙げられ、例えばシクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシ、シクロプロピルメチルオキシ及びシクロヘキシルメチルオキシ等が挙げられる。
「低級アルカノイル」の例としては、1個〜6個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルカノイル基が挙げられ、例えばホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ペンタノイル、tert−ブチルカルボニル及びヘキサノイル等が挙げられる。
「低級アルコキシカルボニル」の例としては、(1個〜6個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルコキシ)カルボニルが挙げられ、例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニル及びtert−ブトキシカルボニル等が挙げられる。
「低級アルケニルオキシカルボニル」の例としては、(2個〜6個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルケニルオキシ)カルボニルが挙げられ、例えばビニルオキシカルボニル、アリルオキシカルボニル、ブテニルオキシカルボニル及びイソブテニルオキシカルボニル等が挙げられる。
「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素である。
「ハロアルキル」の例としては、上記「アルキル」の少なくとも1個(例えば、1個〜全部、1〜10個、さらに1〜6個、特に1〜3個)の水素がハロゲンに置換された基である。
「ハロ低級アルキル」の例としては、上記「低級アルキル」の少なくとも1個(例えば、1〜10個、さらに1〜6個、特に1〜3個)の水素がハロゲンに置換された基であり、例えばトリハロメチル(例えば、−CF等)、トリハロエチル(例えば、−CHCF等)、ペンタハロエチル(例えば、−CFCF等)及びノナハロブチル(例えば、−CFCFCFCF)等が挙げられる。
「ハロ低級アルコキシ」の例としては、上記「低級アルコキシ」の少なくとも1個(例えば、1〜10個、さらに1〜6個、特に1〜3個)の水素がハロゲンに置換された基であり、例えばトリハロメトキシ(例えば、−OCF等)、ペンタハロエトキシ(例えば、−OCFCF等)及びノナハロブトキシ(例えば、−OCFCFCFCF)等が挙げられる。
「保護されていてもよいヒドロキシ」の保護基の例としては、テトラヒドロピラニル、アセチル、トリアルキルシリル(例えば、トリメチルシリル、トリエチルシリル、tert−ブチルジメチルシリル等)及びアルキルジフェニルシリル(例えば、tert−ブチルジメチルシリル等)等が挙げられる。
本発明は、一般式(1):
[式中、Rは、テトラヒドロイソキノリル、テトラヒドロキノリル、テトラヒドロベンゾアゼピニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、インドリル、イソインドリニル、ナフチル、キノリル、フェニル、ビフェニリル又はピリジルを示し、これらの基は置換基を有していてもよい。
で示されるフェニル及びピリジルはそれぞれ、リンカーを介して又は介さずに、テトラヒドロピリジル、ジアゼパニル、ジアザビシクロヘプタニル、テトラヒドロトリアゾロピラジニル、テトラヒドロイミダゾピラジニル、アザビシクロオクタニル、オキサゾリル、ピペラジニル、ピペリジル及びチアゾリルからなる群より選ばれる少なくとも1個の基で置換されており、これらの基は置換基を有していてもよい。
で示されるビフェニリルは、リンカーを介して又は介さずに、テトラヒドロピリジル、ジアゼパニル、ジアザビシクロヘプタニル、テトラヒドロトリアゾロピラジニル、テトラヒドロイミダゾピラジニル、アザビシクロオクタニル、オキサゾリル、ピペラジニル、ピペリジル、チアゾリル及びフェニルからなる群より選ばれる少なくとも1個の基で置換されており、これらの基は置換基を有していてもよい。
は、水素又は低級アルキルを示す。]
で表される6,7−ジヒドロイミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン化合物又はその塩を提供する。
で示されるピリジルは、リンカーを介して又は介さずに、ピペラジニル及びピペリジルからなる群より選ばれる少なくとも1個の基で置換されていることが好ましく、これらの基(ピペラジニル及びピペリジル)は置換基を有していてもよい。
一般式(1)において、7位の炭素原子は不斉炭素であり、一般式(1)で表される化合物は、当該不斉炭素原子に基づくR体、S体、ラセミ体、及びそれらの混合物のいずれをも包含する。
一般式(1)において、Rは、一般式(2)で表される基が好ましい。
−A−L1−B−L2−C−D (2)
式中、Aは、(A1)〜(A12)から選ばれる2価の基を示す:
(A1)テトラヒドロイソキノリンジイル、
(A2)テトラヒドロキノリンジイル、
(A3)テトラヒドロベンゾアゼピンジイル、
(A4)ベンゾオキサゾールジイル、
(A5)ベンゾチアゾールジイル、
(A6)インドールジイル、
(A7)イソインドリンジイル、
(A8)ナフタレンジイル、
(A9)キノリンジイル、
(A10)フェニレン、
(A11)ビフェニルジイル、及び
(A12)ピリジンジイル。
上記基(A1)〜(A12)の環上には、ハロゲン及び低級アルキルからなる群より選ばれる少なくとも1個(更に1〜3個、特に1又は2個)の基が置換していてもよい。
Aで示される「(A1)テトラヒドロイソキノリンジイル」とは、テトラヒドロイソキノリンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。テトラヒドロイソキノリンとしては、例えば、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンが挙げられる。テトラヒドロイソキノリンジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2,6−ジイル、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2,7−ジイルが挙げられる。
Aで示される「(A2)テトラヒドロキノリンジイル」とは、テトラヒドロキノリンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。テトラヒドロキノリンとしては、例えば、1,2,3,4−テトラヒドロキノリンが挙げられる。テトラヒドロキノリンジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1,6−ジイルが挙げられる。
Aで示される「(A3)テトラヒドロベンゾアゼピンジイル」とは、テトラヒドロベンゾアゼピンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。テトラヒドロベンゾアゼピンとしては、例えば、2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン、2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピンが挙げられる。テトラヒドロベンゾアゼピンジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−1,7−ジイル、2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピン−2,7−ジイルが挙げられる。
Aで示される「(A4)ベンゾオキサゾールジイル」とは、ベンゾオキサゾールから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。ベンゾオキサゾールとしては、例えば、ベンゾ[d]オキサゾールが挙げられる。ベンゾオキサゾールジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、2,5−ベンゾ[d]オキサゾールジイル、2,6−ベンゾ[d]オキサゾールジイルが挙げられる。
Aで示される「(A5)ベンゾチアゾールジイル」とは、ベンゾチアゾールから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。ベンゾチアゾールとしては、例えば、ベンゾ[d]チアゾールが挙げられる。ベンゾチアゾールジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、2,6−ベンゾ[d]チアゾールジイルが挙げられる。
Aで示される「(A6)インドールジイル」とは、インドールから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。インドールジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、1,5−インドールジイルが挙げられる。
Aで示される「(A7)イソインドリンジイル」とは、イソインドリンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。イソインドリンジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、2,5−イソインドリンジイルが挙げられる。
Aで示される「(A8)ナフタレンジイル」とは、ナフタレンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。ナフタレンジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられ、好ましくは2,6−ナフタレンジイルである。
Aで示される「(A9)キノリンジイル」とは、キノリンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。キノリンジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられれ、好ましくは2,6−キノリンジイルである。
Aで示される「(A10)フェニレン」とは、ベンゼンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。フェニレンの具体例としては、1,2−フェニレン、1,3−フェニレン、1,4−フェニレンが挙げられ、好ましくは1,4−フェニレンである。
Aで示される「(A11)ビフェニルジイル」とは、ビフェニルから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。ビフェニルジイルの具体例としては、
で示される基が挙げられ、好ましくは4,4’−ビフェニルジイルである。
Aで示される「(A12)ピリジンジイル」とは、ピリジンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。ピリジンジイルの具体例としては、2,3−ピリジンジイル、2,4−ピリジンジイル、2,5−ピリジンジイル、2,6−ピリジンジイル、3,4−ピリジンジイル、3,5−ピリジンジイルが挙げられ、好ましくは2,5−ピリジンジイルである。
L1は、単結合又はリンカーを表し、具体的には、単結合、低級アルキレン、−N(低級アルキル)−、−O−、−O−低級アルキレン、−O−低級アルキレン−O−、低級アルキレン−O−、低級アルキレン−O−低級アルキレン、又は低級アルケニレンを示す。
Bは、(B1)〜(B11)から選ばれる2価の基を示す:
(B1)テトラヒドロピリジンジイル、
(B2)ジアゼピンジイル、
(B3)ジアザビシクロヘプタンジイル、
(B4)テトラヒドロトリアゾロピラジンジイル、
(B5)テトラヒドロイミダゾピラジンジイル、
(B6)アザビシクロオクタンジイル、
(B7)オキサゾールジイル
(B8)ピペラジンジイル、
(B9)ピペリジンジイル、
(B10)チアゾールジイル、及び
(B11)フェニレン。
上記基(B1)〜(B11)の環上には、低級アルキル、ハロ低級アルキル、アルケニル、低級アルコキシ、ハロ低級アルコキシ、低級アルコキシカルボニル、低級アルケニルオキシカルボニル、ヒドロキシ、低級アルキルスルホニル、及びハロ低級アルキルスルホニルからなる群より選ばれる少なくとも1個(更に1〜3個、特に1又は2個)の基が置換していてもよい。
Bで示される「(B1)テトラヒドロピリジンジイル」とは、テトラヒドロピリジンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。テトラヒドロピリジンとしては、例えば、1,2,3,4−テトラヒドロピリジン、1,2,3,6−テトラヒドロピリジンが挙げられる。テトラヒドロピリジンジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−1,4−ジイルである。
Bで示される「(B2)ジアゼピンジイル」とは、ジアゼピンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。ジアゼピンジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、1,4−ジアゼピンジイルである。
Bで示される「(B3)ジアザビシクロヘプタンジイル」とは、ジアザビシクロヘプタンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。ジアザビシクロヘプタンとしては、例えば、2,5−ジアザビシクロ[2,2,1]ヘプタンが挙げられる。ジアザビシクロヘプタンジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。
Bで示される「(B4)テトラヒドロトリアゾロピラジンジイル」とは、テトラヒドロトリアゾロピラジンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。テトラヒドロトリアゾロピラジンとしては、例えば、5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンが挙げられる。テトラヒドロトリアゾロピラジンジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、5,6,7,8−テトラヒドロ[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−3,7−ジイルである。
Bで示される「(B5)テトラヒドロイミダゾピラジンジイル」とは、テトラヒドロイミダゾピラジンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。テトラヒドロトリアゾロピラジンとしては、例えば、5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジンが挙げられる。テトラヒドロイミダゾピラジンジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、5,6,7,8−テトラヒドロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−3,7−ジイルである。
Bで示される「(B6)アザビシクロオクタンジイル」とは、アザビシクロオクタンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。アザビシクロオクタンとしては、例えば、8−アザビシクロ[3,2,1]オクタンが挙げられる。アザビシクロオクタンジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。
Bで示される「(B7)オキサゾールジイル」とは、オキサゾールから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。オキサゾールジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、2,4−オキサゾールジイルである。
Bで示される「(B8)ピペラジンジイル」とは、ピペラジンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。ピペラジンジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、1,4−ピペラジンジイルである。
Bで示される「(B9)ピペリジンジイル」とは、ピペリジンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。ピペリジンジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、1,4−ピペリジンジイルである。
Bで示される「(B10)チアゾールジイル」とは、チアゾールから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。チアゾールジイルの具体例としては、例えば、
で示される基が挙げられる。好ましくは、2,4−チアゾールジイルである。
Bで示される「(B11)フェニレン」とは、ベンゼンから2個の水素原子を除いて得られる2価の基を意味する。フェニレンの具体例としては、1,2−フェニレン、1,3−フェニレン、1,4−フェニレンが挙げられ、好ましくは1,4−フェニレンである。
L2は、単結合又はリンカーを表し、具体的には、単結合、−CO−、−COO−、−COO−低級アルキニレン、−COO−低級アルキレン(当該低級アルキレンはフェニルで置換されていてもよい)、−COO−低級アルケニレン、−N(低級アルキル)−、−N(低級アルキル)−低級アルキレン、−NH−、−NH−低級アルキレン、−O−、−O−低級アルキレン、−S−、低級アルキレン(当該低級アルキレンは保護されていてもよいヒドロキシで置換されていてもよい)、低級アルキレン(当該低級アルキレンは保護されていてもよいヒドロキシで置換されていてもよい)−O−、低級アルキレン−N−(低級アルキル)−、低級アルキレン−N(低級アルキル)−低級アルキレン、低級アルキレン−O−低級アルキレン、低級アルキレン−S−、又は低級アルケニレン(当該低級アルケニレンは低級アルキル又はフェニルで置換されていてもよい)を示す。
Cは、(C1)〜(C28)から選ばれる2価の基又は単結合を示す。
(C1)テトラヒドロキノリンジイル、
(C2)ジヒドロベンゾジオキシンジイル、
(C3)ジヒドロベンゾオキサゾールジイル、
(C4)ジヒドロベンゾフランジイル、
(C5)ジヒドロベンゾオキサジンジイル、
(C6)アダマンタンジイル、
(C7)ベンゾチオフェンジイル、
(C8)ベンゾジオキソールジイル、
(C9)ベンゾイミダゾールジイル、
(C10)ベンゾフランジイル、
(C11)カルバゾールジイル、
(C12)クロマンジイル、
(C13)シクロヘキサンジイル、
(C14)フルオレンジイル、
(C15)フランジイル、
(C16)イミダゾピリジンジイル、
(C17)イミダゾ−ルジイル、
(C18)インドールジイル、
(C19)ナフタレンジイル、
(C20)ピペリジンジイル、
(C21)ピラゾールジイル、
(C22)ピリジンジイル、
(C23)ピロールジイル、
(C24)キノリンジイル、
(C25)チアゾールジイル、
(C26)チオフェンジイル、
(C27)フェニレン、及び
(C28)単結合。
上記基(C1)〜(C27)の環上には、アルコキシ、ハロ低級アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルコキシカルボニル、オキソ、低級アルカノイルアミノ、低級アルカノイルオキシ、ニトロ、低級アルキルチオ、ハロ低級アルキルチオ、シクロ低級アルキル、シクロ低級アルコキシ、シアノ、低級アルコキシカルボニルアミノ、ニトロ、アミノ、(モノ又はジ−低級アルキル)アミノ、低級アルキルスルホニル、低級アルキルスルホニルアミノ、アルケニルオキシ、及び(モノ又はジ−低級アルキル)アミノ低級アルコキシからなる群より選ばれる少なくとも1個(更に1〜3個、特に1又は2個)の基が置換していてもよい。
Dは、(D1)〜(D35)から選ばれる基又は原子を示す。
(D1)オキサジアゾリル低級アルコキシ、
(D2)トリアゾリル、
(D3)イソキサゾリル低級アルコキシ、
(D4)イミダゾリル、
(D5)イミダゾリル低級アルキル、
(D6)チアゾリル低級アルコキシ、
(D7)チエニル、
(D8)チエニル低級アルコキシ、
(D9)フリル低級アルコキシ、
(D10)テトラヒドロピラニル、
(D11)ピラジニル低級アルコキシ、
(D12)ピペラジニルフェニル、
(D13)ピラゾリル、
(D14)ピリジル、
(D15)ピリジルオキシ、
(D16)ピリジル低級アルコキシ、
(D17)ピロリジニル、
(D18)ピロリル、
(D19)フェニル、
(D20)(モノ又はジ−フェニル)アミノ、
(D21)フェニル低級アルキル、
(D22)フェニル低級アルケニル、
(D23)(フェニル低級アルキル)(低級アルキル)アミノ、
(D24)(フェニル低級アルキル)アミノ、
(D25)フェニル低級アルキルスルホニル、
(D26)フェニル低級アルキルスルフィニル、
(D27)フェニル低級アルキルチオ、
(D28)フェニル低級アルケニルオキシ、
(D29)フェニル低級アルコキシ、
(D30)フェニル低級アルコキシフェニル、
(D31)フェノキシ、
(D32)フェノキシ低級アルキル、
(D33)フェノキシピペリジル、
(D34)モルホリニル低級アルキル、及び
(D35)水素。
上記基(D1)〜(D34)の環上には、低級アルキル、ハロ低級アルキル、低級アルキルチオ、低級アルコキシ、ハロ低級アルコキシ及びハロゲンからなる群より選ばれる少なくとも1個(更に1〜3個、特に1又は2個)の基が置換していてもよい。
一般式(2)において、Aが基(A10)又は(A12)、かつBが基(B11)でない場合、Cは基(C1)〜(C27)から選択されることが好ましい。
一般式(2)において、好ましくは、Aが
(A1)テトラヒドロイソキノリンジイル、
(A2)テトラヒドロキノリンジイル、
(A9)キノリンジイル、
(A10)フェニレン、
(A11)ビフェニルジイル、又は
(A12)ピリジンジイル、
であり、上記基(A1)、(A2)、(A9)〜(A12)の環上には、ハロゲン及び低級アルキルからなる群より選ばれる少なくとも1個(好ましくは1、2又は3個)の基が置換していてもよい。
一般式(1)で表される化合物のうち、好ましくは、Rが一般式(2)で示される基であり、
Aが
(A1)テトラヒドロイソキノリンジイル(好ましくは、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−2,6−ジイル)、
(A2)テトラヒドロキノリンジイル(好ましくは、1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−1,6−ジイル)、
(A9)キノリンジイル(好ましくは、2,6−キノリンジイル)、
(A10)フェニレン(好ましくは、1,4−フェニレン)、
(A11)ビフェニルジイル(好ましくは、4,4’−ビフェニルジイル)、又は
(A12)ピリジンジイル(好ましくは、2,5−ピリジンジイル)
であり、
上記基(A1)、(A2)、(A9)〜(A12)の環上には、ハロゲン(好ましくは、フッ素)が1又は2個置換していてもよく、
L1が、単結合、低級アルキレン、−O−、−O−低級アルキレン、又は低級アルキレン−O−であり、
Bが、
(B7)オキサゾールジイル(好ましくは、2,4−オキサゾールジイル)、
(B8)ピペラジンジイル(好ましくは、1,4−ピペラジンジイル)、
(B9)ピペリジンジイル(好ましくは、1,4−ピペリジンジイル)、
(B10)チアゾールジイル(好ましくは、2,4−チアゾールジイル)、又は
(B11)フェニレン(好ましくは、1,4−フェニレン)
であり、
上記基(B7)〜(B11)の環上には、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロ低級アルキル、ハロ低級アルコキシ、ヒドロキシ、及びハロ低級アルキルスルホニルからなる群より選ばれる少なくとも1又は2個の基が置換していてもよく、
L2が、単結合、−N(低級アルキル)−、−O−、−O−低級アルキレン、低級アルキレン、低級アルキレン−O−、又は低級アルケニレンであり、
Cが、
(C13)シクロヘキサンジイル、
(C20)ピペリジンジイル、
(C27)フェニレン、又は
(C28)単結合
であり(但し、Aが(A10)又は(A12)、かつBが(B11)でない場合、Cは(C13)、(C20)又は(C27)である)、
上記基(C13)、(C20)及び(C27)の環上には、ハロ低級アルコキシ、ハロ低級アルキル、ヒドロキシ、及びハロ低級アルキルチオからなる群より選ばれる1又は2個の基が置換していてもよく、
Dが、
(D21)フェニル低級アルキル、
(D24)(フェニル低級アルキル)アミノ、
(D29)フェニル低級アルコキシ、
(D31)フェノキシ、又は
(D35)水素
であり、
上記基(D21)、(D24)、(D29)及び(D31)の環上には、ハロ低級アルキル及びハロ低級アルコキシからなる群より選ばれる1又は2個の基が置換していてもよい、
である化合物が挙げられる。
一般式(1)で表される化合物のうち、好ましくは、一般式(1−1):
[式中、Rは、ハロゲン又は低級アルキルであり、mは0、1又は2であり、mが2の時Rは同一又は異なっていてもよく、R、L1、B、L2、C及びDは前記に同じ]
である化合物が挙げられる。
このうち、RはFが好ましい。
mは0が好ましい。
L1は低級アルキレン(特に、−CH−)が好ましい。
Bは1,4−フェニレンが好ましい。
L2は−O−低級アルキレン(特に、−O−CH−)が好ましい。
Cはフェニレンが好ましく、当該基の環上に、ハロ低級アルキル(特に、トリフルオロメチル)が1個置換していてもよい。
Dは水素が好ましい。
一般式(1)で表される化合物のうち、好ましくは、一般式(1−2):
[式中、R、m、R、L1、B、L2、C及びDは前記に同じ]
である化合物が挙げられる。
このうち、mは0が好ましい。
L1は低級アルキレン−O−(特に、トリメチレン−O−)が好ましい。
Bはフェニレンが好ましく、当該基の環上に、ハロ低級アルコキシ(特に、トリフルオロメトキシ)が1個置換していてもよい。
L2及びCは共に単結合が好ましい。
Dは水素が好ましい。
一般式(1)で表される化合物のうち、好ましくは、一般式(1−3):
[式中、R、m、R、L1、B、L2、C及びDは前記に同じ]
である化合物が挙げられる。
このうち、mは0が好ましい。
L1は−O−低級アルキレン(特に、−O−CH−)が好ましい。
Bはフェニレンが好ましく、当該基の環上に、ハロ低級アルコキシ(特に、トリフルオロメトキシ)が1個置換していてもよい。
L2及びCは共に単結合が好ましい。
Dは水素が好ましい。
一般式(1)で表される化合物のうち、好ましくは、一般式(1−4):
[式中、Eは、N又はCHであり、Cは、上記基(C1)〜(C27)から選ばれる2価の基(各基の環上の置換基は前記に同じ)であり、R、m、R、L1、B、L2及びDは前記に同じ]
である化合物が挙げられる。
このうち、RはFが好ましい。
mは0又は1が好ましく、0がより好ましい。
EはCHが好ましい。
L1は単結合が好ましい。
Bは1,4−ピペリジンジイル又は1,4−ピペラジンジイルが好ましく、当該基の環上に、低級アルキル(特に、メチル)、ハロ低級アルキルスルホニル(特に、ペルフルオロブチルスルホニル)、低級アルコキシ(特に、メトキシ)からなる群より選ばれる1又は2個の基が置換していてもよい。
L2は単結合、低級アルキレン、−O−、低級アルキレン−O−、−N(低級アルキル)−、低級アルケニレンが好ましい。
Cはフェニレン、シクロヘキサンジイル又はピペリジンジイルが好ましく、当該基の環上に、ハロ低級アルコキシ(特に、トリフルオロメトキシ)、ハロ低級アルキル(特に、トリフルオロメチル)、及びハロ低級アルキルチオ(特に、トリフルオロメチルチオ)からなる群より選ばれる1又は2個の基が置換していてもよい。
Dはフェニル低級アルキル(特に、ベンジル)、(フェニル低級アルキル)アミノ(特に、ベンジルアミノ)、フェニル低級アルコキシ(特に、ベンジルオキシ)、フェノキシ又は水素が好ましく、当該基の環上に、ハロ低級アルキル(特に、トリフルオロメチル)及びハロ低級アルコキシ(特に、トリフルオロメトキシ)からなる群より選ばれる1又は2個の基が置換していてもよい。
一般式(1)で表される化合物のうち、好ましくは、一般式(1−5):
[式中、R、m、R、L1、B、L2、C及びDは前記に同じ]
である化合物が挙げられる。
このうち、mは0が好ましい。
L1は単結合が好ましい。
Bはピペリジンジイルが好ましく、当該基の環上に、ハロ低級アルキル(特に、トリフルオロメチル)及びヒドロキシからなる群より選ばれる1又は2個の基が置換していてもよい。
L2は単結合又は−O−が好ましい。
Cは単結合又はフェニレンが好ましく、当該基の環上に、ハロ低級アルコキシ(特に、トリフルオロメトキシ)が1個置換していてもよい。
Dは水素又はフェノキシが好ましく、当該基の環上に、ハロ低級アルコキシ(特に、トリフルオロメトキシ)が1個置換していてもよい。
一般式(1)で表される化合物のうち、好ましくは、後述する反応工程式1〜11に記載される、一般式(1a)〜(1n)で表される化合物が挙げられる。
一般式(1)で表される化合物のうち、より好ましくは、実施例1〜772で示される化合物又はその塩が挙げられる。更に好ましくは、実施例1、3、53、56、64、79、90、143、147、153、182、198、206、228、254、282、290、299、304、335、364、372、379、380、382、383、395、400、411、414、415、446、471、490で示される化合物又はその塩が挙げられる。
なお、本明細書において、上記一般式(2)で表される基における、A、L1、B、L2及びCで示される文字又は構造式で表された2価の基は、当該2価の基の両側に存在する2つの基と任意の向きで結合し得るものとする。例えば、L1が「低級アルキレン−O−」の場合、基Aと基Bとの結合様式は、「A−(低級アルキレン−O)−B」又は「A−(O−低級アルキレン)−B」のいずれをも意味する。そのうち、紙面上に表された当該2価の基をそのまま、紙面上に表された一般式(2)で表される基(−A−L1−B−L2−C−D)に結合させた結合様式が好ましい。例えば、L1が「低級アルキレン−O−」の場合、好ましい基Aと基Bとの結合様式は、「A−(低級アルキレン−O)−B」である。
本発明の一般式(1)で表される6,7−ジヒドロイミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン化合物又はその塩は、例えば次のようにして製造することができる。
反応工程式−1
[式中、R及びRは前記に同じ。Rはハロゲンが置換していてもよい低級アルキルスルホニル基、又は低級アルキル基若しくはニトロ基が置換していてもよいベンゼンスルホニル基を示す。X及びXは同一又は異なってハロゲンを示す。]
で示されるハロゲンが置換していてもよい低級アルキルスルホニル基としては、例えば、メタンスルホニル基、エタンスルホニル基、トリフルオロメタンスルホニル基等のハロゲンが1〜3個置換していてもよいC1〜6アルキルスルホニル基を挙げることができる。
で示される低級アルキル基が置換していてもよいベンゼンスルホニル基としては、例えば、ベンゼンスルホニル基、p−トルエンスルホニル基等のC1〜6アルキル基が1〜3個置換していてもよいベンゼンスルホニル基を挙げることができる。
で示されるニトロ基が置換していてもよいベンゼンスルホニル基としては、例えば、o−ニトロベンゼンスルホニル基、p−ニトロベンゼンスルホニル基等のニトロ基が1〜3個置換していてもよいベンゼンスルホニル基を挙げることができる。
及びXで示されるハロゲンとしては、フッ素、塩素、臭素及びヨウ素である。好ましくは、塩素又は臭素である。
(2)+(3)→(4):
化合物(2)と化合物(3)との反応は、一般的に行われているアルコールのスルホニル化反応の反応条件を広く適用できる。例えば、化合物(2)と化合物(3)とを、無溶媒又は適当な溶媒(例えば、塩化メチレン、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、トルエン等)に溶解し、塩基性化合物(例えば、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、テトラメチルエチレンジアミン(TMEDA)、テトラメチルプロピレンジアミン(TMPDA)等)の存在下で反応させることにより化合物(4)を製造することができる。
塩基性化合物の使用量は、化合物(2)に対して、通常等モル〜過剰モル、好ましくは1〜5倍モル、より好ましくは1〜2倍モルである。
化合物(3)は、化合物(2)に対して、通常等モル〜過剰モル、好ましくは0.9〜2倍モル、より好ましくは0.9〜1.5倍モルである。
反応温度は、通常−50〜150℃、好ましくは−20〜100℃、より好ましくは−10〜50℃である。反応時間は、通常10分〜24時間、好ましくは10分〜12時間である。
(4)+(5)→(6):
化合物(4)と化合物(5)との反応は、適当な溶媒(例えば、塩化メチレン、アセトニトリル、DMF、ジメチルアセトアミド(DMAc)等)中、塩基性化合物(例えば、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、テトラメチルエチレンジアミン(TMEDA)、テトラメチルプロピレンジアミン(TMPDA)等)の存在下で行うことができる。必要に応じ、さらに活性化剤として、例えばヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム等アルカリ金属ヨウ化物を反応系内に添加してもよい。
塩基性化合物の使用量は、化合物(5)に対して、通常等モル〜過剰モル、好ましくは1〜5倍モル、より好ましくは1〜2倍モルである。
活性化剤を用いる場合、活性化剤の使用量は、化合物(5)に対して、通常等モル〜過剰モル、好ましくは1〜5倍モル、より好ましくは1〜2倍モルである。
化合物(4)の使用量は、化合物(5)に対して、通常、0.5倍モル〜過剰モル、さらに等モル〜過剰モル、好ましくは0.9〜2倍モル、より好ましくは0.9〜1.5倍モルである。
反応温度は、通常−50〜150℃、好ましくは−30〜100℃、より好ましくは−10〜100℃である。反応時間は、通常10分〜48時間、好ましくは10分〜24時間である。
(6)→(7):
化合物(7)は、化合物(6)を加水分解反応に供することにより製造できる。加水分解反応は、一般的に行われている公知の反応条件を適用することができる。例えば、適当な溶媒(例えば、水、水とエタノール、テトラヒドロフラン(THF)等との混合溶媒等)中、酸(例えば、塩酸、硫酸等)の存在下で行うことができる。
酸の使用量は、化合物(6)に対して、触媒量〜過剰モルである。反応温度は、通常0〜50℃である。反応時間は、通常10分〜24時間である。
(7)+(3)→(8):
化合物(7)と化合物(3)との反応は、一般的に行われているアルコールのスルホニル化反応の反応条件を広く適用できる。例えば、化合物(2)と化合物(3)から化合物(4)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(8)+(9)→(10):
化合物(8)と化合物(9)との反応は、適当な溶媒中、塩基性化合物の存在下で行うことができる。
溶媒としては、本反応を阻害しない溶媒である限り公知の溶媒をいずれも使用できる。このような溶媒としては、例えば、水;DMF、DMSO、アセトニトリル等の非プロトン性極性溶媒;ベンゼン、トルエン、キシレン、テトラリン、流動パラフィン、シクロヘキサン等の炭化水素系溶媒;エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、tert−ブタノール等のアルコール系溶媒;THF、ジオキサン、ジプロピルエーテル、ジエチルエーテル、ジグライム等のエーテル系溶媒;酢酸エチル等のエステル系溶媒;アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶媒、又はこれらの混合溶媒等が挙げられる。
塩基性化合物としては、例えば、水素化ナトリウム等のアルカリ金属水素化物;ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、ナトリウムtert−ブトキシド、カリウムtert−ブトキシド等の金属アルコラート;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物;炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸セシウム等のアルカリ金属炭酸塩;炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素塩;リン酸三カリウム等のアルカリ金属リン酸塩;ナトリウムアミド;酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の酢酸塩;トリエチルアミン、トリメチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、ジメチルアニリン、1−メチルピロリジン、N−メチルモルホリン、1,5−ジアザビシクロ〔4.3.0〕ノネン−5(DBN)、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデセン−7(DBU)、1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタン(DABCO)等の含窒素有機塩基を例示できる。これらの塩基は、単独で用いてもよく、2種類以上を適当な比率で混合して用いてもよい。
必要に応じ、触媒(又は反応促進剤)として、例えばフッ化セシウム等アルカリ金属ハライド、ヨウ化ナトリウム、ヨウ化カリウム等アルカリ金属ヨウ化物を添加してもよい。
塩基性化合物の使用量は、化合物(8)に対して、通常等モル〜過剰モル、好ましくは1〜5倍モル、より好ましくは1〜2倍モルである。
化合物(9)の使用量は、化合物(8)に対して、通常0.5〜5倍モル、好ましくは0.8〜2倍モル、より好ましくは0.9〜1.5倍モルである。
触媒を用いる場合、触媒の使用量は、化合物(8)に対して、通常触媒量〜過剰モル、好ましくは0.01〜5倍モル、より好ましくは0.1〜2倍モルである。
反応温度は、通常−30〜150℃、好ましくは−10〜100℃、より好ましくは−10〜80℃である。反応時間は、通常10分〜24時間、好ましくは10分〜12時間、より好ましくは20分〜7時間である。
(10)→(1):
化合物(1)は、化合物(10)を閉環反応することにより製造できる。
閉環反応は、適当な溶媒(例えば、N−メチルピロリドン(NMP)、DMF、DMAc等)中、塩基性化合物(例えば、水素化ナトリウム、ナトリウムtert−ブトキシド等)の存在下で行うことができる。
塩基性化合物の使用量は、化合物(10)に対して、通常等モル〜過剰モル、好ましくは1〜5倍モル、より好ましくは1〜2倍モルである。
反応温度は、通常−50〜150℃、好ましくは−20〜100℃、より好ましくは−10〜50℃である。反応時間は、通常10分〜100時間、好ましくは10分〜72時間である。
本発明では、化合物(8)と化合物(9)の反応により生成する化合物(10)を単離することなく、反応混合物をそのまま引き続く閉環反応に供することができ、斯くして目的とする化合物(1)を製造することもできる。また、化合物(8)に対して、塩基性化合物を等モル〜過剰モル使用し、通常−10〜200℃、好ましくは0〜100℃で反応を行えば、中間体である化合物(10)が単離されずに、化合物(1)を一挙に製造することができる。
反応工程式−2
[式中、R、R、R、X及びXは前記に同じ。]
(11)→(12):
化合物(12)は、化合物(11)を酸化反応に供することにより製造できる。酸化反応は、一般的に行われている公知の反応条件を広く適用できる。例えば、適当な溶媒中、化合物(12)に酸化剤(例えば、m−クロロ過安息香酸(mCPBA)、過酸化水素等)を反応させて行うことができる。
(12)+(3)→(13):
化合物(12)と化合物(3)との反応は、一般的に行われているアルコールのスルホニル化反応の反応条件を広く適用できる。例えば、反応工程式−1における化合物(2)と化合物(3)から化合物(4)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(13)+(5)→(14):
化合物(13)と化合物(5)との反応は、反応工程式−1における化合物(4)と化合物(5)から化合物(6)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(14)+(9)→(10):
化合物(14)と化合物(9)との反応は、反応工程式−1における化合物(8)と化合物(9)から化合物(10)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(10)→(1):
化合物(10)から化合物(1)に導く反応は、反応工程式−1における化合物(10)から化合物(1)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
本発明では、化合物(14)と化合物(9)の反応により生成する化合物(10)を単離することなく、反応混合物をそのまま引き続く閉環反応に供することができ、斯くして目的とする化合物(1)を製造することもできる。また、化合物(14)に対して、塩基性化合物を等モル〜過剰モル使用し、通常−10〜200℃、好ましくは0〜100℃で反応を行えば、中間体である化合物(10)が単離されずに、化合物(1)を一挙に製造することができる。
反応工程式−3
[式中、R、R、R、X及びXは前記に同じ。X10はハロゲンを示す。]
10で示されるハロゲンとしては、例えば、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。
(11)→(15):
化合物(15)は、化合物(11)に適当な溶媒中、塩基性化合物の存在下、ベンジルハライド(例えば、ベンジルクロライド、ベンジルブロマイド等)を反応させて製造することができる(O−ベンジル化反応)。O−ベンジル化反応は、一般的に行われている公知の反応条件を広く適用できる。
(15)→(16):
化合物(15)から化合物(16)に導く反応は、反応工程式−2における化合物(11)から化合物(12)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(16)+(9)→(17):
化合物(16)と化合物(9)とから化合物(17)に導く反応は、反応工程式−2における化合物(14)と化合物(9)とから化合物(10)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(17)→(18):
化合物(17)は、化合物(18)を脱ベンジル化に供することにより製造できる。脱ベンジル化反応は、一般的に行われている公知の反応条件を広く適用できる。例えば、化合物(17)を接触水素化して行うことができる。
(18)+(3)→(19):
化合物(18)と化合物(3)との反応は、一般的に行われているアルコールのスルホニル化反応の反応条件を広く適用できる。例えば、反応工程式−1における化合物(2)と化合物(3)から化合物(4)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(19)+(5)→(10):
化合物(19)と化合物(5)との反応は、反応工程式−1における化合物(4)と化合物(5)から化合物(6)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(10)→(1):
化合物(10)から化合物(1)に導く反応は、反応工程式−1における化合物(10)から化合物(1)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
本発明では、化合物(19)と化合物(5)の反応により生成する化合物(10)を単離することなく、反応混合物をそのまま引き続く閉環反応に供することができ、斯くして目的とする化合物(1)を製造することもできる。また、化合物(19)に対して、塩基性化合物を等モル〜過剰モル使用し、通常−10〜200℃、好ましくは0〜100℃で反応を行えば、中間体である化合物(10)が単離されずに、化合物(1)を一挙に製造することができる。
反応工程式−4
[式中、R、R及びXは前記に同じ。Rは前記−C−Dで示される基であり、Rは低級アルキル基を示す。R51は低級アルキル基を示す。Xは脱離基を示す。]
で示される低級アルキル基としては、1〜6個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基が挙げられ、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、n−ペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル及び3−メチルペンチル等が挙げられる。
51で示される低級アルキル基としては、1〜5個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基が挙げられ、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、n−ペンチル及びネオペンチル等が挙げられる。
で示される脱離基としては、ハロゲン(例えば、塩素、臭素、ヨウ素等)及びスルホニルオキシ(例えば、p−トルエンスルホニルオキシ、o−又はp−ニトロベンゼンスルホニルオキシ、メタンスルホニルオキシ等)等が挙げられる。
(8)+(20)→(21):
化合物(8)と化合物(20)とから化合物(21)に導く反応は、反応工程式−1における化合物(8)と化合物(9)とから化合物(10)を経て化合物(1)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(21)→(22):
化合物(21)から化合物(22)に導く反応は、反応工程式−1における化合物(6)から化合物(7)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(22)+(23)→(1a):
化合物(22)と化合物(23)との反応は、無溶媒又は適当な溶媒中、還元剤の存在下に行うことができる(還元的アミノ化反応)。
化合物(23)の使用量は、化合物(22)に対して、通常0.5〜10倍モル、好ましくは0.6〜5倍モル、より好ましくは0.7〜2倍モルである。
溶媒としては、例えば、水;メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール、tert−ブタノール、エチレングリコール等の低級アルコール類;アセトニトリル;蟻酸、酢酸、トリフルオロ酢酸等の脂肪酸;ジエチルエーテル、THF、ジオキサン、モノグライム、ジグライム等のエーテル類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素類;又はこれらの混合溶媒等を例示できる。
還元剤としては、例えば、蟻酸、蟻酸ナトリウム等の蟻酸アルカリ金属塩;水素化硼素ナトリウム、水素化シアノ硼素ナトリウム、水素化トリアセチルオキシ硼素ナトリウム、水素化アルミニウムリチウム等の水素化還元剤又はこれらの水素化還元剤の混合物;パラジウム−黒、パラジウム−炭素、酸化白金、白金黒、ラネーニッケル等の接触水素還元剤等を例示できる。
還元剤として蟻酸及び/又は蟻酸アルカリ金属塩を使用する場合、反応温度は通常室温〜200℃程度、好ましくは50〜150℃程度付近が適当であり、反応は10分〜10時間程度にて終了する。蟻酸及び/又は蟻酸アルカリ金属塩の使用量は化合物(22)に対して大過剰量使用するのがよい。
水素化還元剤を使用する場合、反応温度は通常−80〜100℃程度、好ましくは−80〜70℃程度が適当であり、30分〜100時間程度で反応は終了する。水素化還元剤の使用量は、化合物(22)に対して通常等モル〜20倍モル量程度、好ましくは等モル〜6倍モル程度とするのがよい。該反応の反応系内には、酢酸、蟻酸、テトライソプロポキシチタン等の酸;トリメチルアミン、トリエチルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン等のアミン類;モレキュラーシーヴス 3A(MS−3A)、モレキュラーシーヴス 4A(MS−4A)等のモレキュラーシーヴス等を添加してもよい。
接触水素還元剤を用いる場合は、通常常圧〜20気圧程度、好ましくは常圧〜10気圧程度の水素雰囲気中で、又は蟻酸、蟻酸アンモニウム、シクロへキセン、飽水ヒドラジン等の水素供与剤の存在下で、通常−30〜100℃程度、好ましくは0〜60℃程度の温度で反応を行なうのがよく、通常1〜12時間程度で反応は終了する。接触水素還元剤の使用量としては、化合物(22)に対して通常0.1〜40重量%、好ましくは1〜20重量%程度とするのがよい。
(22)+(24)→(1b):
化合物(22)と化合物(24)との反応は、化合物(22)と化合物(23)とから化合物(1a)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(1b)+(25)→(1a):
化合物(1b)と化合物(25)との反応は、一般的に行われているN−アルキル化反応の反応条件を広く適用できる。例えば、化合物(1b)に、適当な溶媒中、塩基性化合物の存在下、化合物(25)を反応させて行うことができる。
(1b)+(26)→(1c):
化合物(1b)と化合物(26)との反応は、化合物(22)と化合物(23)とから化合物(1a)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
反応工程式−5
[式中、R、R及びXは前記に同じ。Aはテトラヒドロイソキノリンジイル、テトラヒドロキノリンジイル、テトラヒドロベンゾアゼピンジイル、又はイソインドリンジイル(これら基の環上には、ハロゲン及び低級アルキルからなる群より選ばれる少なくとも1個の基が置換していてもよい。)であり、Pと結合する原子が窒素である基を示す。Rは、前記−C−Dで示される基を示す。Pは窒素原子の保護基を示す。]
で示される窒素原子の保護基としては、反応に悪影響を与えないものであれば特に限定はなく、例えば、ホルミル、低級アルキルカルボニル(例えば、アセチル、エチルカルボニル等)、フェニルカルボニル、低級アルコキシカルボニル(例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、tert−ブトキシカルボニル(Boc)等)、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、アリルオキシカルボニル(Alloc)等が挙げられる。上記の保護基は、さらにハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)、ニトロ基等の置換基が1〜5個(例えば、1〜3個)置換していてもよい。好ましい窒素原子の保護基としては、Bocである。
(8)+(27)→(28):
化合物(8)と化合物(27)とから化合物(28)に導く反応は、反応工程式−1における化合物(8)と化合物(9)とから化合物(10)を経て化合物(1)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(28)→(29):
化合物(29)は、化合物(28)からPを脱保護することにより製造できる。脱保護反応は、一般的に行われている保護された窒素の脱保護反応、例えば、Green's Protective Groups in Organic Synthesis,-4th ed. John Wiley & Sons, Inc.に記載の方法等に準じて行うことができる。例えば、PがBocの場合には、無溶媒又は適当な溶媒中、化合物(28)を酸(例えば、塩酸、トリフルオロ酢酸等)の存在下に行うことができる。PがCbzの場合には、無溶媒又は適当な溶媒中、還元剤(例えば、蟻酸アルカリ金属塩、水素化還元剤、接触水素還元剤等)の存在下に行うことができる。PがAllocの場合には、パラジウム触媒の存在下行うことができる。
(29)+(30)→(1d):
化合物(29)と化合物(30)との反応は、反応行程式−4における化合物(22)と化合物(23)とから化合物(1a)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
反応工程式−6
[式中、A、L1、R、R、R、X及びPは前記に同じ。R61は、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、又はアルケニル基を示す。m1は0、1又は2を示す。]
61で示される低級アルキル基としては、1個〜6個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルキル基が挙げられ、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、sec−ブチル、n−ペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、イソヘキシル及び3−メチルペンチル等が挙げられる。
61で示されるハロ低級アルキル基としては、上記「低級アルキル基」の少なくとも1個(例えば、1〜10個、さらに1〜6個、特に1〜3個)の水素がハロゲンに置換された基であり、例えばトリハロメチル(例えば、−CF等)、トリハロエチル(例えば、−CHCF等)、ペンタハロエチル(例えば、−CFCF等)、ノナハロブチル(例えば、−CFCFCFCF)等が挙げられる。
61で示されるアルケニル基としては、2個〜6個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルケニル基が挙げられ、例えばメチル、ビニル、1−プロペニル、アリル、1−、2−又は3−ブテニル、1,3−ブタンジエニル、1、2−、3−又は4−ペンテニル、ヘプテニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ドデセニル、−CHCH=C(CH)CHCHCH=C(CH等が挙げられる。
Aは好ましくはフェニレン基であり、より好ましくはパラフェニレン基である。
L1は好ましくは単結合である。
(8)+(31)→(32):
化合物(8)と化合物(31)とから化合物(32)に導く反応は、反応工程式−1における化合物(8)と化合物(9)とから化合物(10)を経て化合物(1)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(32)→(33):
化合物(33)は、化合物(32)からPを脱保護することにより製造できる。脱保護反応は、反応工程式−5における化合物(28)から化合物(29)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(33)+(30)→(1e):
化合物(33)と化合物(30)との反応は、反応工程式−4における化合物(22)と化合物(23)とから化合物(1a)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
反応工程式−7
[式中、A、L1、R、R、R、X及びPは前記に同じ。R62は、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、アルケニル基、低級アルコキシ基、ハロ低級アルコキシ基又はヒドロキシを示す。m2は0、1又は2を示す。点線は二重結合であってもよいことを示す。]
62で示される低級アルキル基、ハロ低級アルキル基及びアルケニル基は、上記R61で示したものと同じである。
62で示される低級アルコキシ基としては、1個〜6個の炭素原子を有する直鎖又は分枝鎖のアルコキシ基が挙げられ、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、tert−ブトキシ、sec−ブトキシ、n−ペンチルオキシ、ネオペンチルオキシ、n−ヘキシルオキシ、イソヘキシルオキシ及び3−メチルペンチルオキシ等が挙げられる。
62で示されるハロ低級アルコキシ基としては、上記「低級アルコキシ」の少なくとも1個(例えば、1〜10個、さらに1〜6個、特に1〜3個)の水素がハロゲンに置換された基であり、例えばトリハロメトキシ(例えば、−OCF等)、ペンタハロエチル(例えば、−OCFCF等)、ノナハロブチル(例えば、−CFCFCFCF)等が挙げられる。
Aは好ましくはフェニレン基であり、より好ましくはパラフェニレン基である。
L1は好ましくは単結合である。
(8)+(34)→(35):
化合物(8)と化合物(34)とから化合物(35)に導く反応は、反応工程式−1における化合物(8)と化合物(9)とから化合物(10)を経て化合物(1)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(35)→(36):
化合物(36)は、化合物(35)からPを脱保護することにより製造できる。脱保護反応は、反応工程式−5における化合物(28)から化合物(29)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(36)+(30)→(1f):
化合物(36)と化合物(30)との反応は、反応工程式−4における化合物(22)と化合物(23)とから化合物(1a)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
反応工程式−8
[式中、A、L1、R、R、X及びPは前記に同じ。R63及びR64は同一又は異なって、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、アルケニル基、低級アルコキシ基、ハロ低級アルコキシ基又はヒドロキシを示す。m3及びm4は同一又は異なって、0、1又は2を示す。R81は、低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、低級アルコキシ基、ハロ低級アルコキシ基又はヒドロキシ基を示す。n1は1〜5の整数を示す。]
63、R64及びR81で示される低級アルキル基、ハロ低級アルキル基、アルケニル基、低級アルコキシ基、ハロ低級アルコキシ基又はヒドロキシは、上記R62で示したものと同じである。
Aは好ましくはフェニレン基であり、より好ましくはパラフェニレン基である。
L1は好ましくは単結合である。
(8)+(37)→(38):
化合物(8)と化合物(37)とから化合物(38)に導く反応は、反応工程式−1における化合物(8)と化合物(9)とから化合物(10)を経て化合物(1)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(38)→(39):
化合物(39)は、化合物(38)からPを脱保護することにより製造できる。脱保護反応は、反応工程式−5における化合物(28)から化合物(29)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(39)+(40)→(1g):
化合物(39)と化合物(40)との反応は、反応工程式−4における化合物(22)と化合物(23)とから化合物(1a)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
反応工程式−9
[式中、A、L1、R、R、R、X及びPは前記に同じ。R65は、低級アルキル基、又はハロ低級アルキル基を示す。m5は0又は1を示す。]
(8)+(41)→(42):
化合物(8)と化合物(41)とから化合物(42)に導く反応は、反応工程式−1における化合物(8)と化合物(9)とから化合物(10)を経て化合物(1)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(42)→(43):
化合物(43)は、化合物(42)からPを脱保護することにより製造できる。脱保護反応は、反応工程式−5における化合物(28)から化合物(29)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(43)+(30)→(1h):
化合物(43)と化合物(30)との反応は、反応工程式−4における化合物(22)と化合物(23)とから化合物(1a)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
反応工程式−10
[式中、式中、A、L1、R、R61及びm1は前記に同じ。R82は、低級アルキル基又はハロ低級アルキル基を示す。R83は−C−Dで表される基を示す。R84は−L2−C−Dで表される基であり、L2は低級アルキニレン、低級アルキレン(当該低級アルキレンはフェニル基で置換されていてもよい)、又は低級アルケニレンを示す。R85は−L2−C−Dで表される基であり、L2は単結合、又は低級アルキレン−O−を示す。R86は−L2−C−Dで表される基を示す。X41、X42、X43及びX44は脱離基を示す。]
41で示される脱離基としては、ハロゲン(例えば、塩素、臭素)、−O−SO82で示される基が挙げられる。
42で示される脱離基としては、ハロゲン(例えば、塩素、臭素)、ヒドロキシ等が挙げられる。
43で示される脱離基としては、ハロゲン(例えば、塩素、臭素)が挙げられる。
44で示される脱離基としては、ハロゲン(例えば、塩素、臭素)、スルホニルオキシ(例えば、p−トルエンスルホニルオキシ、o−又はp−ニトロベンゼンスルホニルオキシ、メタンスルホニルオキシ、トリフルオロメタンスルホニルオキシ等)等が挙げられる。
(33)+(44)→(1i):
化合物(33)と化合物(44)との反応は、一般的に行われているアミンのスルホニル化反応の反応条件を広く適用できる。例えば、化合物(33)と化合物(44)を、無溶媒又は適当な溶媒(例えば、塩化メチレン、アセトニトリル、DMF、DMSO、トルエン等)に溶解し、塩基性化合物(例えば、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等)の存在下に反応させることにより化合物(1i)を製造することができる。
塩基性化合物の使用量は、化合物(33)に対して、通常等モル〜過剰モル、好ましくは1〜5倍モル、より好ましくは1〜4倍モルである。
化合物(44)は、化合物(33)に対して、通常等モル〜過剰モル、好ましくは1〜2倍モル、より好ましくは1〜1.5倍モルである。
反応温度は、通常−50〜150℃、好ましくは−20〜100℃、より好ましくは−10〜50℃である。反応時間は、通常10分〜24時間、好ましくは10分〜12時間である。
(33)+(45)→(1j):
化合物(33)と化合物(45)との反応は、一般的に行われているアミンのアシル化反応の反応条件を広く適用できる。
例えば、化合物(45)のX42がハロゲンの場合、化合物(33)と化合物(45)を、無溶媒又は適当な溶媒(例えば、塩化メチレン、アセトニトリル、DMF、DMSO、トルエン等)に溶解し、塩基性化合物(例えば、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等)の存在下に反応させることにより化合物(1j)を製造することができる。
また、化合物(45)のX42がヒドロキシの場合、化合物(33)と化合物(45)を、無溶媒又は適当な溶媒(例えば、塩化メチレン、アセトニトリル、DMF、DMSO、トルエン等)に溶解し、適当な縮合剤(例えば、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩/1−ヒドロキシベンゾトリアゾール等)の存在下に反応させることにより化合物(1j)を製造することができる。
(33)+(46)→(1k):
化合物(33)と化合物(46)との反応は、一般的に行われているアミンのウレタン化反応の反応条件を広く適用できる。
例えば、化合物(33)と化合物(46)を、無溶媒又は適当な溶媒(例えば、塩化メチレン、アセトニトリル、DMF、DMSO、トルエン等)に溶解し、塩基性化合物(例えば、炭酸カリウム、炭酸水素カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、ピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等)の存在下に反応させることにより化合物(1k)を製造することができる。
(33)+(47)→(1l):
化合物(33)と化合物(47)との反応は、一般的に行われているアミンによるエポキシの開環反応の反応条件を広く適用できる。
例えば、化合物(33)と化合物(47)を、無溶媒又は適当な溶媒(例えば、塩化メチレン、アセトニトリル、DMF、DMSO、NMP、トルエン等)に溶解し、反応させることにより化合物(1l)を製造することができる。
(33)+(48)→(1m):
化合物(33)と化合物(48)とから化合物(1m)に導く反応は、一般的に行われているアミンのアルキル化反応の反応条件を広く適用できる。例えば、反応工程式−4における化合物(1b)と化合物(25)とから化合物(1a)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
反応工程式−11
[式中、R、R、R、X、R61、m1及びL2は前記に同じ。WはN又はCHを示す。]
(8)+(49)→(50):
化合物(8)と化合物(49)とから化合物(50)に導く反応は、反応工程式−1における化合物(8)と化合物(9)とから化合物(10)を経て化合物(1)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
(50)+(51)→(1n):
化合物(50)と化合物(51)とから化合物(1n)に導く反応は、反応工程式−4における化合物(22)と化合物(23)とから化合物(1a)に導く反応と同様の反応条件下で行うことができる。
本発明による式(1)の化合物、その中間体化合物及びその出発原料化合物は、上記の合成方法により製造することができ、また、本明細書の参考例及び実施例に記載された合成方法に基づき本出願時に既知又は公知の技術を参酌して製造することもできる。
上記反応式のそれぞれに示された出発原料化合物及び中間体化合物は、反応に供する前に、必要に応じて、公知の方法を用いて官能基を適当な保護基で保護し、反応終了後、公知の方法で当該保護基を脱保護することができる。
上記の反応式に従って得られる目的化合物のそれぞれを単離及び精製することができる。例えば、反応混合物を冷却した後に、粗反応生成物を分離するために濾過、濃縮、抽出等の単離手順を行い、その後粗反応生成物を、カラムクロマトグラフィー、再結晶化等の一般的な精製手順に供することにより、反応混合物から単離及び精製することができる。
上記反応式のそれぞれに示された出発原料化合物及び目的化合物には、溶媒が付加した溶媒和物(例えば、水和物、エタノール和物等)の形態である化合物が含まれる。
本発明による式(1)の化合物(最終化合物)、上記各反応式において得られる中間体化合物及びその出発原料化合物は、幾何異性体、立体異性体及び光学異性体が含まれる。
各種の異性体は公知の分離法により単離できる。例えば、ラセミ化合物は一般的な光学分割法(例えば、結晶化による光学分割、クロマトグラフィーによる直接光学分割する方法等)により、立体的に純粋な異性体に導くことができる。また、光学活性な化合物は適当な光学活性な原料を用いることにより製造することもできる。
上記反応式のそれぞれに表される出発原料化合物及び目的化合物を適切な塩形態で使用することができる。
本発明化合物は、医薬的に許容される塩を包含する。本発明の化合物の中で、塩基性基(単数又は複数)を有する化合物は一般的な薬学的に許容可能な酸と共に塩を形成することができる。かかる酸の例としては、塩酸、臭化水素酸、硝酸、硫酸、リン酸等の無機酸、メタンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、酢酸、クエン酸、酒石酸、マレイン酸、フマル酸、リンゴ酸、乳酸等の有機酸等が挙げられる。
本発明の化合物の中で、酸性基(単数又は複数)を有する化合物は薬学的に許容可能な塩基性化合物と共に塩を形成することができる。かかる塩基性化合物の例としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等が挙げられる。
本発明の化合物では、1つ又は複数の原子を1つ又は複数の同位体原子で置換することができる。同位体原子の例としては重水素(H)、三重水素(H)、13C、14N、18O等が挙げられる。
次に、本発明化合物を有効成分として含有する医療製剤(医薬組成物)について説明する。
上記医療製剤は、本発明化合物を通常の医療製剤の形態に製剤したものであって、本発明化合物と、薬学的に許容可能な担体とを用いて調製される。当該担体としては、通常使用される充填剤、増量剤、結合剤、付湿剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤等の希釈剤あるいは賦形剤が挙げられる。
このような医療製剤としては、治療目的に応じて種々の形態の中から選択でき、その代表的なものとして錠剤、丸剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤、坐剤、注射剤(液剤、懸濁剤等)等が挙げられる。
錠剤の形態に成形する際に用いられる担体としては、公知のものを広く使用でき、例えば、乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿素、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロース等の賦形剤、水、エタノール、プロパノール、単シロップ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶液、カルボキシメチルセルロース、セラック、メチルセルロース、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等の結合剤、乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、寒天末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセリド、デンプン、乳糖等の崩壊剤、白糖、ステアリン、カカオバター、水素添加油等の崩壊抑制剤、第4級アンモニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進剤、グリセリン、デンプン等の保湿剤、デンプン、乳糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸着剤、精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエチレングリコール等の滑沢剤等が挙げられる。
更に、錠剤は、必要に応じて通常の錠皮を施した錠剤、例えば、糖衣剤、ゼラチン被包錠、腸溶被錠、フィルムコーティング錠あるいは二重錠、多層錠とすることができる。
丸剤の形態に成形する際に用いられる担体としては、公知のものを広く使用でき、例えば、ブドウ糖、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、アラビアゴム末、トラガント末、ゼラチン、エタノール等の結合剤、ラミナラン、寒天等の崩壊剤等が挙げられる。
坐剤の形態に成形する際に用いられる担体としては、公知のものを広く使用でき、例えば、ポリエチレングリコール、カカオ脂、高級アルコール、高級アルコールのエステル類、ゼラチン、半合成グリセライド等が挙げられる。
注射剤として調製される場合は、液剤、乳剤及び懸濁剤は殺菌され、かつ血液と等張であるのが好ましい。これらの液剤、乳剤及び懸濁剤の形態に成形する際に用いられる希釈剤としては、公知のものを広く用いられているものを使用することができ、例えば、水、エタノール、プロピレングリコール、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルベタン脂肪酸エステル類等が挙げられる。なお、この場合、等張性の溶液を調製するのに十分な量の食塩、ブドウ糖あるいはグリセリンを医薬製剤中に含有させてもよく、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛化剤等を、更に必要に応じて着色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤等や他の医薬品を含有させてもよい。
医療製剤中に含有される本発明化合物の量は、特に限定されず広い範囲内から適宜選択することができるが、通常、医療製剤中に本発明化合物を1〜70重量%含有させるのが好ましい。
本発明に係る医療製剤の投与方法としては特に制限はなく、各種製剤形態、患者の年齢、性別、疾患の状態、その他の条件に応じた方法で投与される。例えば、錠剤、丸剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤及びカプセル剤の場合には経口投与される。また、注射剤の場合には、単独であるいはブドウ糖、アミノ酸等の通常の補液と混合して静脈内に投与したり、更には必要に応じて単独で筋肉内、皮内、皮下もしくは腹腔内に投与することができる。坐剤の場合には、直腸内に投与される。
上記医療製剤の投与量は、用法、患者の年齢、性別、疾患の程度、その他の条件に応じて適宜選択すればよく、通常、1日あたり体重1kgに対して0.01〜100mg、好ましくは0.1〜50mgを1回〜数回に分けて投与される。
上記投与量は、種々の条件で変動するので、上記範囲より少ない投与量で充分な場合もあるし、また上記範囲を超えた投与量が必要な場合もある。
本発明化合物は、抗酸菌等の結核菌(結核菌属、非定型抗酸菌属)に対して特異的効力を有している。本発明化合物は、多剤耐性結核菌に対して優れた効果を有している。本発明化合物は、嫌気性菌に対して抗菌作用を有している。そのため、本発明化合物には、結核の予防及び/又は治療剤として有用である。
本発明化合物は、グラム陽性菌、グラム陰性菌等の一般細菌に対して幅広いスペクトラムを有している公知の抗菌剤に見られるような下痢症を誘発することもなく、既存薬と比べ副作用も少ないことから、長期間の服薬が可能な医療製剤になり得る。
本発明化合物は、抗酸菌感染症の主な感染臓器である肺組織に対し、良好に分布し得、薬効の持続時間が長い、安全性に優れている等の特性を有することから、高い治療効果が期待できる。
本発明化合物は、ヒト由来マクロファージ内寄生結核菌等の細胞内寄生菌に対しても既存の抗結核剤と比較して、強い殺菌力を示すことから、結核症の再燃率の低減、ひいては短期化学療法を可能にし、HIVと結核の混合感染が深刻な問題となっていることから行われている予防的投与薬の主軸としての使用も期待できるものである。
本発明化合物は、血漿中での代謝安定性に優れるため、生体内で殺菌作用の持続性が高いという特徴を有している。
本発明化合物は他の治療薬と併用することができる。併用し得る薬剤としては、例えば1次抗結核薬、2次抗結核薬、キノロン系抗菌薬、マクロライド系抗菌薬、サルファ剤、抗HIVウィルス薬、デラマニド又は現在開発中の薬剤である PA-824 等が挙げられる。
以下に実施例を掲げて、本発明をさらに具体的に説明するが、これによって本発明が限定されるものではない。
なお、参考例において物性データが記載されていない化合物に関しては、更なる精製を行わずそのまま次の反応に用いた。
参考例1
2−クロロ−1−[2−(2−メチルオキシラニル)エチル]−4−ニトロ−1H−イミダゾールの合成
2−クロロ−4−ニトロ−1H−イミダゾール(953mg)、4−ニトロベンゼンスルホン酸 2−(2−メチルオキシラニル)エチル エステル(1.856g)のDMF溶液(20ml)に炭酸カリウム(1.16g)、フッ化セシウム(196mg)を加えて、60℃で一夜撹拌した。室温まで冷却後、反応液に水を加えて酢酸エチルで繰り返し抽出した。併せた有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過後、濾液を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=20:1)で精製して、黄色油状物の標記化合物(1.1g) を得た。
参考例2
2−クロロ−4−ニトロ−1−(2−オキシラニルエチル)−1H−イミダゾールの合成
適切な出発原料を使用して参考例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色油状物
参考例3
2−クロロ−1−[2−((R)−2,2−ジメチル[1,3]ジオキソラン−4−イル)−エチル]−4−ニトロ−1H−イミダゾールの合成
(4R)−2’−(2,2−ジメチル−[1,3]−ジオキソラン−4−イル)エタノール(100g)、N,N,N’,N’−テトラメチル−1,3−プロパンジアミン(172ml)のアセトニトリル溶液(400 ml)を−20 ℃で攪拌下、塩化 p−トルエンスルホニル(156.5g)のアセトニトリル溶液(350 ml)を0℃以下で滴下した。0−10℃で1時間攪拌した。反応液を水に加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過後、濾液を減圧濃縮した。得られた残渣にアセトニトリル(1000 ml)を加え、2−クロロ−4−ニトロ−1H−イミダゾール(100.90g)、炭酸カリウム (132.35g)、ヨウ化ナトリウム( 122.3g)を加えて終夜で加熱還流した。反応液を減圧濃縮して、得られた残渣に水を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過後して濾液を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n−へキサン=2:1→ 1:2)により精製し、イソプロピルエーテルで洗浄して、淡黄色粉末の標記化合物(101.35g)を得た。
1H NMR (CDCl3) δ: 1.35 (3H, s), 1.43 (3H, s), 1.95−2.00 (1H, m), 2.00−2.05 (1H, m), 3.63−3.68 (1H, m), 4.00−4.15 (2H, m), 4.18−4.30 (2H, m), 7.83 (1H, m).
参考例4
2−クロロ−1−[2−((S)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イル)エチル]−4−ニトロ−1H−イミダゾールの合成
適切な出発原料を使用して参考例3と同様にして表題の化合物を合成した。
無色柱状晶
参考例5
2−クロロ−1−[2−(2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イル)エチル]−4−ニトロ−1H−イミダゾールの合成
適切な出発原料を使用して参考例3と同様にして表題の化合物を合成した。
無色柱状晶
参考例6
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−ブタン−1,2−ジオールの合成
2−クロロ−1−[2−((R)−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキソラン−4−イル)エチル]−4−ニトロ−1H−イミダゾール(196.2 g)のテトラヒドロフラン溶液(700 ml)に室温攪拌下、1.0 M塩酸エタノール溶液(1100 ml)を加えて室温で6時間攪拌した。反応液を減圧濃縮して、得られた残渣にヘキサンを加えて減圧濃縮、その後、酢酸エチルを加えて減圧濃縮した。得られた固形物にイソプロピルエーテルを加えてしばらく攪拌した。析出した結晶を濾取して、無色固体の標記化合物(166.5 g)を得た。
1H NMR (DMSO−d6) δ: 1.63−1.74 (1H, m), 1.91−2.01 (1H, m), 3.22−3.28 (1H, m), 3.30−3.36 (1H, m), 3.40−3.49 (1H, m), 4.08−4.23 (2H, m), 4.62 (1H, t, J = 5.6 Hz), 4.81 (1H, d, J = 5.1 Hz), 8.56 (1H, s).
参考例7
(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)ブタン−1,2−ジオールの合成
適切な出発原料を使用して参考例6と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体
参考例8
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)ブタン−1,2−ジオールの合成
適切な出発原料を使用して参考例6と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例9
トルエン−4−スルホン酸 (R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブチル エステルの合成
2−クロロ−1−[4−((R)−1,2−ジヒドロキシ)ブチル]−4−ニトロ−1H−イミダゾール(166.5g)をピリジン(333 ml)に溶解させ、−30 ℃に冷却して塩化 p−トルエンスルホニル(148.19g)を−10℃以下で少しづつ加えて、−10℃で2時間攪拌した。濃塩酸(430 ml)と水(1500 ml)の混合溶液に反応液を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過後、濾液を減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:酢酸エチル=96:4→酢酸エチル)により精製し、酢酸エチル−イソプロピルエーテルから再結晶して、無色固体の標記化合物(212.12g)を得た。
1H NMR (CDCl3) δ: 1.83−2.00 (2H, m), 2.47 (3H, s), 2.53−2.73 (1H, m), 3.80−3.90 (1H, m), 3.93−3.98 (1H, m), 4.03−4.08 (1H, m), 4.23−4.28 (2H, m), 7.37 (2H, d, J = 8.0 Hz), 7.73−7.80 (3H, m).
参考例10
トルエン−4−スルホン酸 (S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例9と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例11
トルエン−4−スルホン酸 4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシ−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例9と同様にして表題の化合物を合成した。
白色固体
参考例12
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
トルエン−4−スルホン酸 4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシ−ブチル エステル(0.78g)をエタノール(12ml)に懸濁し、20%ナトリウムエトキシドエタノール溶液(0.68ml)を加えて室温で1時間撹拌した。4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノール(0.707g), リン酸三カリウム(0.509g)を加えて80℃で2時間撹拌した。室温まで冷却し、セライトろ過して不溶物を濾別、濾物を酢酸エチルで洗浄し、濾液と洗液を合わせて減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1から9:1)で精製し淡黄色粉末の標記化合物(0.314g)を得た。
参考例13
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[N−(4−クロロフェニル)−N−メチルアミノ]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
2−クロロ−4−ニトロ−1−(2−オキシラニルエチル)−1H−イミダゾール(810mg)をエタノール(20ml)に懸濁し、4−{4−[N−(4−クロロフェニル)−N−メチルアミノ]ピペリジン−1−イル}フェノール(982mg)、リン酸三カリウム(200mg)を加えて70℃で一夜撹拌した。室温まで冷却し、セライトろ過して不溶物を濾別、濾物を酢酸エチルで洗浄し、濾液と洗液を合わせて減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=10:1)で精製し、塩化メチレン−酢酸エチルから再結晶して黄色固体の標記化合物(486mg)を得た。
参考例14
4−{4−[4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェニル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例13と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例15
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例13と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色油状物
参考例16
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例13と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色固体
参考例17
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例18
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例19
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[N−メチル−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例20
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例21
(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例22
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末
参考例23
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例24
1−{4−[4−(4−クロロベンジルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例25
1−{4−[4−(4−クロロベンジルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例26
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色無定形固体
参考例27
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例28
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−クロロフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例29
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例30
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[N−メチル−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例31
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例32
1−{4−[4−(3,5−ビス−トリフルオロメチルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例33
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例34
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[1−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例35
4−{4−[4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェニル}ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例36
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例37
1−{4−[4−(4−クロロベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例38
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[N−(4−クロロフェニル)−N−エチルアミノ]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色油状物
MS(m/z):547[M+H
参考例39
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[N−エチル−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色油状物
MS(m/z):582[M+H
参考例40
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[N−エチル−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色油状物
MS(m/z):598[M+H
参考例41
4−{4−[4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェニル}−[1,4]ジアゼパン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
MS(m/z):510[M+H
参考例42
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−オキサゾール−2−イルメチル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
粉末
参考例43
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−オキサゾール−4−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例44
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)−オキサゾール−4−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
粉末
参考例45
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)チアゾール−4−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例46
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)チアゾール−4−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
参考例47
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例48
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例49
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例50
1−{4−[4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェニル}−4−トリフルオロメチルピペリジン−4−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例51
4−{5−[4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]ピリジン−2−イル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡赤色粉末
MS(m/z):496[M
参考例52
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシベンジル)チアゾール−4−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例53
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例54
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例55
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−[4−(4−メトキシ−4−トリフルオロメチルピペリジン−1−イル)フェノキシ]ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例56
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例57
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{6−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]ピリジン−3−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色無定形固体
参考例58
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{6−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−1−イル]ピリジン−3−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
参考例59
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{6−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]ピリジン−3−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例60
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(6−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末
参考例61
(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例62
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−[4−(4−プロポキシ−4−トリフルオロメチルピペリジン−1−イル)フェノキシ]ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例63
4−{4−[(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェニル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色油状物
MS(m/z):495[M
参考例64
(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[N−メチル−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
暗赤色無定形固体
参考例65
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例66
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例68
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[N−メチル−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
赤色無定形固体
参考例69
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{6−[4−(4−クロロフェノキシ)ピペリジン−1−イル]ピリジン−3−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
参考例70
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{6−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ピペリジン−1−イル]ピリジン−3−イルオキシ]ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例71
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{6−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]ピリジン−3−イルオキシ]ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例73
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−イルメチル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色無定形固体
参考例74
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[1−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−イルメチル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例75
4−{4−[4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]ベンジル}ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色油状物
参考例76
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(6−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色油状物
参考例77
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−[6−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシメチル)ピリジン−3−イルオキシ]ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体
参考例78
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例79
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(4−クロロフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例80
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例81
4−(2−{4−[4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェニル}−エチル)ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例82
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{2−クロロ−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色無定形固体
参考例83
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(4−クロロフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例84
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例85
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例86
1−{4−[4−(5−クロロベンゾフラン−2−イルメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例87
1−{4−[4−(5−クロロベンゾフラン−2−イルメトキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例88
4−{4−[4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシ−2−メチルブトキシ]フェニル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
4−{4−[2−ヒドロキシ−2−メチル−4−(トルエン−4−スルホニルオキシ)ブトキシ]フェニル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル4.69g(8.77ミリモル)、2−クロロ−4−ニトロ−1H−イミダゾール1.55g (10.52ミリモル)、炭酸水素ナトリウム (0.88g)、ジメチルホルムアミド(47ml)を混ぜ、90〜100℃にて終夜攪拌した。反応液を水に入れ、酢酸エチルにより抽出した。有機層を飽和食塩水により洗浄し、硫酸マグネシウムにより乾燥した。減圧濾過後、濾液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し(ヘキサン:酢酸エチル=1:0からヘキサン:酢酸エチル=3:7)、黄色無定系固体の標記化合物(2.12g)を得た。
MS(m/z):509[M
参考例89
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[3−(4−クロロフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例90
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(5−トリフルオロメチルベンゾフラン−2−イルメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例91
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[3−(4−クロロフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例92
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(5−トリフルオロメトキシベンゾフラン−2−イルメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例93
1−{4−[4−(5−クロロベンゾフラン−2−イルメトキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
粉末
参考例94
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−6−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色無定形固体
参考例95
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−6−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
赤色無定形固体
参考例96
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−1H−インドール−5−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
赤色無定形固体
参考例97
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−5−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例98
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−7−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
赤色無定形固体
参考例99
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{1−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−1,2,3,4−テトラヒドロ−キノリン−6−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
赤色無定形固体
参考例100
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{1−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−7−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例101
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]−キノリン−6−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
参考例102
4−{6−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]−キノリン−2−イル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例103
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]ベンゾチアゾール−6−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例104
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{2−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]ベンゾチアゾール−6−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例105
4−{6−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]ベンゾチアゾール−2−イル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例106
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−[4−(4,4−ジメトキシピペリジン−1−イル)フェノキシ]ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色無定形固体
参考例107
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(6−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}−ナフタレン−2−イルオキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体
参考例108
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例109
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例110
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(3,4−ジクロロフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例111
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例112
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(3,5−ジクロロピリジン−2−イルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
参考例113
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(4−クロロ−3−トリフルオロメチルフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
参考例114
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例115
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(2,4−ジクロロフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例116
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体
参考例117
(R)−1−(4−{4−[2−(4−クロロ−3−メチルフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例118
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例119
(R)−1−(4−{4−[2−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例120
(4−{4−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェニル}ピペラジン−1−イル)−カルバミン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例121
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体
参考例122
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]ベンゾオキサゾール−5−イルオキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例123
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例124
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[2−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例125
4−{4−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェノキシ}ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色無定形固体
参考例126
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ブチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例127
4−{4−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェニル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例88と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色無定形固体
参考例128
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−[4−(3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7−イル)フェノキシ]ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体
参考例129
(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色無定形固体
参考例130
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
参考例131
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−[4−(3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7−イル)フェノキシ]ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色無定形固体
参考例132
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
参考例133
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−[4−(4−{4−[N−メチル−N−(4−トリフルオロメチルベンジル)アミノ]フェニル}ピペラジン−1−イル)フェノキシ]ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体
参考例134
(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
参考例135
4−{4−[(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェノキシ}ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体
参考例136
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
赤色粉末
参考例137
4−{5−[(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]ベンゾオキサゾール−2−イル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例138
4−{5−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]ベンゾオキサゾール−2−イル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例139
(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−[4−(4,4−ジメトキシピペリジン−1−イル)フェノキシ]ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例140
5−[(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]−1,3−ジヒドロイソインドール−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色無定形固体
参考例141
5−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]−1,3−ジヒドロイソインドール−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色無定形固体
参考例142
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェノキシメチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
参考例143
(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェノキシメチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
参考例144
(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(2−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}ベンゾチアゾール−6−イルオキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例145
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4'−ジエトキシメチルビフェニル−4−イルオキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色油状物
参考例146
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(2−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}ベンゾチアゾール−6−イルオキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例147
7−[(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]−3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例148
7−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]−3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色無定形固体
参考例149
6−[(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]−3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例150
6−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]−3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例151
7−[(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]−1,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[c]アゼピン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色無定形固体
参考例152
7−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]−1,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[c]アゼピン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
白色無定形固体
参考例153
(2R,5S)−4−{4−[(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例154
(2R,5S)−4−{4−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェニル}−2,5−ジメチルピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
無定形固体
参考例155
4−{5−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]ピリジン−2−イル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色無定形固体
参考例156
4−{5−[(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]ピリジン−2−イル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色無定形固体
参考例157
5−{4−[(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェニル}−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色無定形固体
参考例158
4−{4'−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]ビフェニル−4−イル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体
参考例159
4−{4'−[(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]ビフェニル−4−イル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体
参考例160
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−({N−メチル−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]−アミノ}−メチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
参考例161
(S)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−({N−メチル−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]−アミノ}−メチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
参考例162
5−{4−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェニル}−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
参考例163
4−{4−[(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブトキシ]フェニル}ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例164
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色固体
参考例165
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色油状物
参考例166
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−メチル−1−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例88と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
MS(m/z):596[M
参考例167
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
赤褐色無定形固体
参考例168
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄赤色無定形固体
参考例169
(R)−1−{4−[4−(4−クロロベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄赤色無定形固体
参考例170
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色無定形固体
参考例171
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色無定形固体
参考例172
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−イルオキシ]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色無定形固体
参考例173
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[1−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−イルオキシ]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
黄赤色無定形固体
参考例174
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−メチル−1−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例88と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色油状物
MS(m/z):582[M
参考例175
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−メチル−1−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例88と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色油状物
参考例176
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色油状物
参考例177
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例178
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{N−エチル−N−[1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
参考例179
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−(4−{N−メチル−N−[1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−イル]アミノ}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色粉末
参考例180
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
赤色無定形固体
参考例181
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(2,2,2−トリフルオロ−エチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例12と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色油状物
MS(m/z):477[M
参考例182
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−[4−(4−{2−[N−メチル−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミノ]−エチル}ピペリジン−1−イル)フェノキシ]ブタン−2−オールの合成
トルエン−4−スルホン酸 (R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブチル エステル(988mg),4−(4−{2−[N−メチル−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミノ]エチル}ピペリジン−1−イル)フェノール(1.0g)をエタノール(30ml)に懸濁し、リン酸三カリウム(1.08g), よう化ナトリウム(418mg)を加えて、窒素雰囲気下80℃で4.5時間撹拌した。室温まで冷却後、反応液に酢酸エチル(20ml)を加えて不溶物を濾別し、濾液を減圧下に濃縮した。残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1から塩化メチレン:メタノール=97:3)で精製して赤褐色油状物のの標記化合物(1.17g)を得た。
参考例183
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−[4−(4−{[N−メチル−N−(4−トリフルオロメトキシベンジル)アミノ]メチル}ピペリジン−1−イル)フェノキシ]ブタン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例182と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色無定形固体
参考例184
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメチルスルファニルベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オールの合成
トルエン−4−スルホン酸 (R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブチル エステル(1.671 g)のエタノール溶液(20 ml)をアルゴン置換し、氷冷下、ナトリウムtert−ブトキシド(0.412g)を加え、室温で30分攪拌。次に4−[4−(4−トリフルオロメチルスルファニルベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノール(1.50 g)、リン酸三カリウム(0.867 g)を加え、4時間加熱還流下撹拌した。反応液を水に入れ、酢酸エチルで抽出、有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下に濃縮し、残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:0→0:10)で精製し、褐色油状の標記化合物(1.47 g)を得た。
MS(m/z):584[M
参考例185
(R)−1−{4−[4−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−[1,4']ビピペリジニル−1'−イル]フェノキシ}−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)ブタン−2−オールの合成
トルエン−4−スルホン酸 (R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブチル エステル(848mg), 4−[4−(tert−ブチルジメチルシラニルオキシ)[1,4']ビピペリジニル−1'−イル]フェノール(850mg)をエタノール(30ml)に懸濁し、リン酸三カリウム(1.02g),よう化ナトリウム(359mg)を加えて、窒素雰囲気下75℃で3時間撹拌した。室温まで冷却後、反応液を減圧下に濃縮し、残渣に水を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。残渣にイソプロピルエーテルを加えて析出した不溶物を濾取、乾燥して淡褐色粉末の標記化合物(470mg)を得た。
参考例186
4−(4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
1−(4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン(5.0g)をメタノール(50ml)に懸濁し、二炭酸ジ−tert−ブチル(6.8ml)を加えて室温で2時間撹拌した。減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=50:1)で精製し、白色粉末の標記化合物(7.88g)を得た。
1H NMR (CDCl3) δ 1.49(9H, s), 2.95−3.00(4H, m), 3.55−3.60(4H, m), 5.77(1H, s), 6.74−6.86(4H, m).
参考例187
4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
1−[4−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)フェニル]−4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ピペリジン(507mg)のエタノール溶液(3ml)にp−トルエンスルホン酸ピリジニウム(81mg)を加えて70−80℃で24時間撹拌した。室温まで冷却後、減圧下に濃縮し、残渣にを酢酸エチル及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、薄紫色固体の標記化合物(305mg)を得た。
1H NMR (CDCl3) δ 1.76−1.90(2H, m), 2.00−2.10(2H, m), 2.84(2H, m), 3.33−3.42(2H, m), 3.51−3.60(1H, m), 4.53(1H, brs), 4.63(2H, s), 6.74(2H, d, J=9.0Hz), 6.87(2H, d, J=9.0Hz), 7.48(2H, d, J=8.1Hz), 7.60(2H, d, J=8.2Hz).
参考例188
4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体
1H NMR (CDCl3)δ 1.71−1.93(2H, m), 1.95−2.15(2H, m), 2.71−2.93(2H, m), 3.26−3.46(2H, m), 3.46−3.63(1H, m), 4.50(1H, s), 4.57(2H, s), 6.74(2H, d, J=9.0Hz), 6.87(2H, d, J=8.9Hz), 7.19(2H, d, J=8.5Hz), 7.39(2H, d, J=8.4Hz).
参考例189
4−[4−(4−トリフルオロメチルフェニルアミノ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
無色無定形固体
1H NMR (CDCl3) δ 1.56−1.72(2H, m), 2.13−2.20(2H, m), 2.77−2.88(2H, m), 3.44−3.51(3H, m), 3.92(1H, d, J=7.94Hz), 4.86(1H, s), 6.59−6.63(2H, m), 6.72−6.79(2H, m), 6.85−6.92(2H, m), 7.38−7.42(2H, m).
参考例190
4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体
1H NMR (CDCl3) δ 1.48−1.63(2H, m), 1.87−1.98(3H, m), 2.62−2.72(2H, m), 3.51−3.57(2H, m), 3.83(2H, d, J=5.88Hz), 4.50(1H,brs), 6.73−6.78(2H, m), 6.84−6.91(4H, m), 7.12−7.16(2H, m).
参考例191
4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン(1.28g), 1,4−シクロヘキサンジオン(1.19g)のエタノール溶液(13ml)に 10%パラジウム炭素(64mg)を加えて70−80℃で8.5時間撹拌した。室温まで冷却し、触媒を濾別、濾液を減圧下に濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解し飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:0から6:4)で精製し、黒色油状物の標記化合物(305mg)を得た。
MS(m/z):351[M
参考例192
4−[4−(3,4−ジクロロベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色油状物
MS(m/z):335[M
参考例193
4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色油状物
1H NMR (CDCl3) δ 1.37−1.54(2H, m), 1.68−1.90(3H, m), 2.57−2.68(2H, m), 3.39(2H, d, J=6.29Hz), 3.46−3.52(2H, m), 4.57(2H, s), 5.28(1H, s), 6.67−6.74(2H, m), 6.83−6.89(2H, m), 7.43−7.47(2H, m), 7.58−7.62(2H, m).
参考例194
4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
灰色粉末
MS(m/z):379[M
参考例195
1−(4−ヒドロキシフェニル)−4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
黒色粉末
MS(m/z):353[M
参考例196
4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
黒色油状物
MS(m/z):379[M
参考例197
4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
1−(4−メトキシメトキシフェニル)−4−[2−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)エチル]ピペリジン(1.51g)のエタノール溶液(15ml) に6N−塩酸(1ml)を加えて60℃で2時間撹拌した。室温まで冷却し、減圧下に濃縮した。残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて、ジクロロメタンで抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮して桃色固体の標記化合物(1.34g)を得た。
1H NMR (CDCl3) δ 1.37−1.66 (5H,m), 1.75−1.81 (2H,m), 2.55−2.65 (2H,m), 3.44−3.50 (2H,m), 3.55 (2H, t , J = 6.3Hz), 4.44 (1H,s), 4.50 (2H,s), 6.72−6.78 (2H,m), 6.83−6.89 (2H,m), 7.18−7.22 (2H,m), 7.35−7.39 (2H,m)
参考例198
4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
灰色固体
1H NMR (CDCl3) δ 1.35−1.67 (5H,m), 1.76−1.82 (2H,m), 2.55−2.66 (2H,m), 3.44−3.50 (2H,m), 3.57 (2H, t , J = 6.3Hz), 4.38 (1H,s), 4.57 (2H,s), 6.72−6.78 (2H,m), 6.84−6.89 (2H,m), 7.43−7.48 (2H,m), 7.59−7.62 (2H,m)
参考例199
4−[4−(5−トリフルオロメチルベンゾフラン−2−イルメチル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
1−[4−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)フェニル]−4−(5−トリフルオロメチルベンゾフラン−2−イルメチル)ピペリジン(2.3g)のエタノール溶液に1N−塩酸を加えて80℃で1時間撹拌した。室温まで冷却し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて減圧下に濃縮した。残渣を酢酸エチルで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製して桃白色無定形固体の標記化合物(1.15g)を得た。
参考例200
4−[4−(3−トリフルオロメチルフェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノール の合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色固体
参考例201
4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色固体
参考例202
4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色固体
参考例203
4−[2−(4−クロロフェノキシメチル)オキサゾール−4−イル]フェノールの合成
2−ブロモ−1−(4−ヒドロキシフェニル)エタノン(2.90g)、2−(4−クロロフェノキシ)アセトアミド(5.0g)をN−メチルピロリドン(5ml)に加え、窒素雰囲気下100℃で撹拌した。室温まで冷却し、反応液に酢酸エチルおよび飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分液した。有機層を水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に濃縮した。残渣に酢酸ナトリウム(11.1g)およびジメチルホルムアミド(20ml)を加えて室温で2時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し生成した不溶物を濾別して濾液を減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1から1:1)で精製した。ヘキサン−酢酸エチルから再結晶して淡黄色粉末の標記化合物(1.63g)を得た。
参考例204
4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例205
4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色粉末
MS(m/z):457[M
参考例206
4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル}フェノールの合成
1−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル]ピペラジン(0.94g)をエタノール(19ml)およびTHF(19ml)の混合溶媒に溶解し、10%パラジウム炭素(94mg)を加えて水素雰囲気下50−60℃で8時間撹拌した。室温まで冷却し、触媒を濾別後、濾液を減圧下に濃縮して灰色粉末の標記化合物(0.72g)を得た。
MS(m/z):349[M−H]
参考例207
4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例206と同様にして表題の化合物を合成した。
灰色粉末
MS(m/z):366[M
参考例208
4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
MS(m/z):411[M
参考例209
3−フルオロ−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例206と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末
参考例210
4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
無定形固体
参考例211
4−{3,5−ジメチル−4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペラジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末
MS(m/z):392[M
参考例212
4−{(3R,5S)−3,5−ジメチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
MS(m/z):486[M
参考例213
4’−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イルメチル]−ビフェニル−4−オールの合成
4'−ヒドロキシビフェニル−4−カルバルデヒド(1.13g)、4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン(1.78g)の1,2−ジクロロエタン溶液(11ml)にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(1.69g)を加えて室温で一夜撹拌した。反応液に炭酸カリウム水溶液を加えてジクロロメタンで抽出した。有機層を水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:0から0:10)で精製し、黄色粉末の標記化合物(1.73g)を得た。
MS(m/z):443[M
参考例214
4−{3,5−ジメチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色粉末
MS(m/z):470[M
参考例215
4−{(R)−3−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
MS(m/z):456[M
参考例216
(R)−4−(4−ヒドロキシフェニル)−3−メチルピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色油状物
MS(m/z):292[M
参考例217
4−{(S)−3−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
MS(m/z):456[M
参考例218
(S)−4−(4−ヒドロキシフェニル)−3−メチルピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例206と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色油状物
MS(m/z):292[M
参考例219
1−(4'−ヒドロキシビフェニル−4−イル)−4−トリフルオロメチルピペリジン−4−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例206と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例220
4−{4−[3−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体
参考例221
4−{4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
白色固体
参考例222
4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色粉末
参考例223
4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
桃色粉末
参考例224
4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色油状物
参考例225
2−ヒドロキシ−4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンズアルデヒドの合成
2,4−ジヒドロキシベンズアルデヒド(15g)のアセトン溶液に炭酸カリウム(16.51g)および4−トリフルオロメチルベンジルブロミド(18.47ml)を加えて室温で15時間さらに60℃で7時間撹拌した。室温まで冷却し、減圧下に濃縮した。残渣に水を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に濃縮した。残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1)で精製し、白色粉末の標記化合物(12.76g)を得た。
参考例226
4−[4−(4−トリフルオロメチルスルファニルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
MS(m/z):369[M
参考例227
4−[4−(5−トリフルオロメチルベンゾフラン−2−イルメトキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
1−[4−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)フェニル]−4−(5−トリフルオロメチルベンゾフラン−2−イルメトキシ)ピペリジン(2.1g)のエタノール溶液(40ml)にp−トルエンスルホン酸1水和物(0.84g)を加えて1時間加熱還流下撹拌した。室温まで冷却し、反応液に水を加えてセライトろ過後、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に濃縮した。残渣をエーテルで洗浄後乾燥して白色粉末の標記化合物(1.4g)を得た。
1H NMR (CDCl3) δ 1.80−1.87(2H, m), 2.03−2.09(2H, m), 2.83(2H, dt, J=9.5, 2.9 Hz), 3.35−3.39(2H, m), 3.60−3.66(1H, m), 4.69(2H, s), 5.23(1H, brs), 6.70−6.76(3H, m), 6.85−6.88(2H, m), 7.52−7,56(2H, m), 7.84(1H, s).
参考例228
4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェニルスルファニル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例227と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.76−1.84(2H, m), 2.05−2.09(2H, m), 2.74(2H, dt, J=9.5, 2.6 Hz), 3.13−3.19(1H, m), 3.42−3.46(2H, m), 5.23(1H, brs), 6.70−6.76(2H, m), 6.82−6.86(2H, m), 7.15(2H, d, J=8.6 Hz), 7.44−7,47(2H, m).
参考例229
4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニルスルファニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例227と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.36−1.46(2H, m), 1.48−1.58(1H, m), 1.64(2H, dt, J=7.0, 7.5 Hz), 1.76−1.83(2H, m), 2.56−2.65(2H, m), 2.96(2H, t, J=7.5 Hz), 3.43−3.49(2H, m), 5.30(1H, brs), 6.70(2H, d, J=9.0Hz), 6.85(2H, d, J=9.0Hz), 7.12−7.16(2H, m), 7.31−7.35(2H, m).
参考例230
4−[4−(3,4−ジクロロフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
4−(3,4−ジクロロフェノキシ)ピペリジン(7.1g),1,4−シクロヘキサンジオン(6.47g)のエタノール溶液(50ml)に 10%パラジウム炭素(350mg)を加えて50−60℃で5時間撹拌した。室温まで冷却し、触媒を濾別、濾液を減圧下に濃縮した。残渣を酢酸エチルに溶解し飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1から3:1)で精製し、淡褐色粉末の標記化合物(5.2g)を得た。
1H NMR (CDCl3) δ 1.91−1.98(2H, m), 2.05−2.13(2H, m), 2.94−3.01(2H, m), 3.29−3.34(2H, m), 4.36−4.41(1H, m), 5.25(1H, brs), 6.72−6.79(3H, m), 6.87−6.90(2H, m), 7.02(1H, d, J=0.7 Hz), 7.31(1H, d, J=8.9 Hz).
参考例231
1−(4−ヒドロキシフェニル)−4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−オールの合成
1−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−オール(2g)をエタノール(20ml)および酢酸エチル(20ml)の混合溶媒に溶解し、20%水酸化パラジウム炭素(0.2g)を加えて、水素雰囲気下室温で1.5時間撹拌した。セライトろ過して触媒を濾別し、濾液を減圧下に濃縮した。残渣をエーテル−ヘキサン混合溶媒で洗浄後、乾燥して薄桃色粉末の標記化合物(1.43g)を得た。
参考例232
4−[4−メトキシ−4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例231と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例233
4−[4−メトキシ−4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例231と同様にして表題の化合物を合成した。
薄桃色粉末
参考例234
4−[4−(4−ヒドロキシベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
4−(4−メトキシベンジル)−1−(4−メトキシフェニル)ピペリジン(10.58g)に48%臭化水素酸(300ml)を加えて100℃で21時間撹拌した。室温まで冷却し、反応液を水で希釈、水酸化ナトリウム水溶液および炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて中和した。生成した不溶物を濾取、乾燥して灰褐色粉末の標記化合物(10.46g)を得た。
参考例235
4−(4−{1−メチル−1−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]−エチル}ピペラジン−1−イル)フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例227と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
参考例236
4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
淡赤色固体
参考例237
4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)チアゾール−4−イル]フェノールの合成
2−ブロモ−1−(4−ヒドロキシフェニル)エタノン4.09 gおよび4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)−チオブチルアミド 5.31 gを、エタノール100 ml中で一夜加熱還流下撹拌した。減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲル中圧カラム(ジクロロメタン)にて精製し、黄色油状物の表題化合物 (2.60 g, 6.57 mmol, 34.6 %)を得た。
参考例238
4−(4−ヒドロキシフェニル)ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例206と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例239
4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例240
4−[4−(4−クロロフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例241
4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例242
4−[4−(4−クロロベンジルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例243
4−{4−[N−(4−クロロフェニル)−N−メチルアミノ]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例244
4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例245
4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例246
4−[4−(4−クロロベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例247
4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例248
4−[4−(4−クロロベンジルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例249
4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例250
4−{4−[N−メチル−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例251
4−[1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−イルオキシ]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例206と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例252
4−(4−ヒドロキシフェノキシ)ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例206と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例253
4−[1−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−イルオキシ]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例206と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例254
4−{4−[N−メチル−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例255
4−{4−[N−(4−クロロフェニル)−N−エチルアミノ]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例256
4−(4’−ヒドロキシビフェニル−4−イル)ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例257
4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例258
4−(4−ヒドロキシフェニル)[1,4]ジアゼパン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例259
4−(4,4−ジメトキシピペリジン−1−イル)フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例206と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例260
4−[4−(5−クロロベンゾフラン−2−イルメチル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例261
4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)オキサゾール−4−イル]フェノールの合成
2−ブロモ−1−(4−ヒドロキシフェニル)エタノン 0.39gおよび4−トリフルオロメトキシベンズアミド0.39gをN,N−ジメチルホルムアミド10mlに溶かし、140℃で2時間撹拌した。室温まで冷却し、反応液に水を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を、水および飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=75:25)で精製した。減圧下に濃縮乾固して淡黄色固体の表題化合物70mgを得た。
参考例262
4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)オキサゾール−2−イルメチル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例261と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例263
[4−(4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン−1−イル]カルバミン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例264
4−[2−(4−トリフルオロメトキシベンジル)チアゾール−4−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例237と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例265
4−{4−[2−(4−クロロフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例266
4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例267
4−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例197と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例268
4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)オキサゾール−4−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例261と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例269
4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例197と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例270
4−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例271
4−{4−[2−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例272
4−{4−[N−エチル−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例273
4−[4−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例274
4−[4−(3,5−ビス−トリフルオロメチルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例275
4−{4−[N−エチル−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミノ]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例276
4−[1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例234と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例277
4−[1−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例234と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例278
1−(4−ヒドロキシフェニル)−4−トリフルオロメチルピペリジン−4−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例206と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例279
4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)チアゾール−4−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例237と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例280
4−(4−メトキシ−4−トリフルオロメチルピペリジン−1−イル)フェノールの合成
1−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−メトキシ−4−トリフルオロメチルピペリジン 0.7gのジクロロメタン溶液50mlに、0℃にて三塩化ホウ素(1Mジクロロメタン溶液)2.3mlを加えて20分間撹拌した。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてジクロロメタンで抽出した。有機層を水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下に濃縮し残渣をジエチルエーテルで洗浄後、乾燥して、淡黄色粉末の表題化合物508mgを得た。
参考例281
4−(4−プロポキシ−4−トリフルオロメチルピペリジン−1−イル)フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例206と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例282
4−[4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例283
4−[1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−イルメチル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例234と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例284
4−(4−ヒドロキシベンジル)ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例186と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例285
4−[1−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−イルメチル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例234と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例286
4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例287
4−[2−(4−ヒドロキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例186と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例288
2−クロロ−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例289
4−{4−[2−(4−クロロフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例290
4−[4−(5−クロロベンゾフラン−2−イルメトキシ)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例291
4−{4−[3−(4−クロロフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例292
4−{4−[3−(4−クロロフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例293
4−[4−(5−トリフルオロメトキシベンゾフラン−2−イルメチル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例294
4−[4−(5−クロロベンゾフラン−2−イルメトキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例295
4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}フェノール p−トルエンスルホン酸塩の合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例296
4−{4−[2−(3,4−ジクロロフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例297
4−{4−[2−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例298
4−{4−[2−(3,5−ジクロロピリジン−2−イルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例299
4−{4−[2−(4−クロロ−3−トリフルオロメチルフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例300
4−{4−[2−(2,4−ジクロロフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例301
4−{4−[2−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例206と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例302
4−{4−[2−(4−クロロ−3−メチルフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例303
4−{4−[2−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例304
4−{4−[2−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例305
4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例191と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例306
4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ブチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例307
4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例197と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例308
4−(4−{4−[N−メチル−N−(4−トリフルオロメチルベンジル)アミノ]フェニル}ピペラジン−1−イル)フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例197と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例309
4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例310
4−(3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7−イル)フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例311
4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例312
4−(3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロ−8H−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジン−7−イル)フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例206と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例313
4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェノキシメチル]ピペリジン−1−イル}フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例314
4'−ジエトキシメチルビフェニル−4−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例206と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例315
(2R,5S)−4−(4−ヒドロキシフェニル)−2,5−ジメチルピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例186と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例316
(1R,4R)−5−(4−ヒドロキシフェニル)−2,5−ジアザ−ビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例186と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例317
4−[4−({N−メチル−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]アミノ}メチル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例318
4−[4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−1−イル]フェノールの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例319
4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,2']ビピリジニル−5'−オールの合成
5'−ベンジルオキシ−4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,2']ビピリジニル 0.93gおよび10%パラジウム炭素93mgをエタノール9.3mlに加え水素雰囲気下(常圧)、室温で1時間撹拌した。触媒を濾別し、濾液を減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:0〜6:4)で精製した。減圧下に濃縮乾固して淡黄色粉末の表題化合物0.55gを得た。
参考例320
4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,2']ビピリジニル−5'−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例319と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例321
4−(5−ヒドロキシピリジン−2−イル)ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例319と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例322
4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,2’]ビピリジニル−5'−オールの合成
5'−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,2’]ビピリジニル 1.65gのエタノール溶液20mlにp−トルエンスルホン酸ピリジニウム(PPTS)0.917gを加えて、4時間加熱還流下、撹拌した。室温に冷却し、反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて、減圧下でエタノールを留去し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去して析出した固体を濾取、ジイソプロピルエーテルで洗浄後、乾燥して黄色粉末の表題化合物0.94gを得た。
参考例323
4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,2’]ビピリジニル−5'−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例322と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例324
4−(4−クロロフェノキシ)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,2’]ビピリジニル−5’−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例322と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例325
4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,2’]ビピリジニル−5’−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例322と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例326
4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,2’]ビピリジニル−5’−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例322と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例327
4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,2’]ビピリジニル−5’−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例322と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例328
6−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシメチル)ピリジン−3−オールの合成
5−メトキシメトキシ−2−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシメチル)ピリジン 2.3gのエタノール溶液 20mlに2N塩化水素―酢酸エチル溶液20mlを加えて室温で16時間撹拌した。減圧下に濃縮し、残渣に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1〜2:1)で精製した。減圧下に濃縮乾固して白色固体の表題化合物2.4gを得た。
参考例329
2−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]ベンゾチアゾール−6−オールの合成
2−ピペラジン−1−イルベンゾチアゾール−6−オール 0.1gおよび4−トリフルオロメトキシベンズアルデヒド0.067mlの1,2−ジクロロエタン溶液5mlにメタノール1ml、触媒量の酢酸およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム0.14gを加えて室温で一夜撹拌した。反応液に水を加えてジクロロメタンで抽出した。有機層を水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で濃縮し、無色無定形固体の標記化合物80mgを得た。
参考例330
4−(6−ヒドロキシキノリン−2−イル)ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
2−クロロ−6−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)キノリン 1.00gとピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル 0.76gをアルゴン雰囲気下、無溶媒で140℃に加熱して2時間撹拌した。室温に冷却し、反応混合物に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてジクロロメタンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=75:25〜67:33)で精製した。減圧下で濃縮乾固して淡黄色無定形固体の表題化合物0.55gを得た。
参考例331
2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]キノリン−6−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例330と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例332
6−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−6−オール臭化水素酸塩 8.3gおよび水酸化ナトリウム4.35gを1,4−ジオキサン50ml及び水50mlの混合溶媒に溶解し、氷冷下、二炭酸ジ−tert−ブチル(BocO)8.7gを滴下して加え、0〜10℃で2時間撹拌した。塩酸酸性として、ジクロロメタンで抽出した。有機層を水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に濃縮して褐色油状物の表題化合物4.1gを得た。
参考例333
5−ヒドロキシ−1,3−ジヒドロイソインドール−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例332と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例334
2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]ベンゾチアゾール−5−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例330と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例335
1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−オールの合成
6−ベンジルオキシ−1−[3−(4−トリフルオロメトキシ-フェノキシ)プロピル] −1,2,3,4−テトラヒドロ-キノリン 2.13gをエタノール10mlに溶解し、10%パラジウム炭素0.2gを加えて、水素雰囲気下室温で4時間撹拌した。セライト濾過して触媒を濾別し、濾液を減圧下で濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製した。減圧下で濃縮して表題化合物1.45gを得た。
参考例336
1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−1H−インドール−5−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例335と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例337
1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−7−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例335と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例338
1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−5−オールの合成
5−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン1.71gのエタノール溶液15mlに1N−塩酸水溶液10mlを加えて室温で1夜撹拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチルで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=6:1)で精製して無色油状物の標記化合物0.62gを得た。
参考例339
1−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例335と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例340
1−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピン−7−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例335と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例341
4−(6−ヒドロキシベンゾチアゾール−2−イル)ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例332と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例342
6−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}ナフタレン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例338と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例343
2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]ベンゾオキサゾール−5−オール 塩酸塩の合成
適切な出発原料を使用して参考例330と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例344
4−(5−ヒドロキシベンゾオキサゾール−2−イル)ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例332と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例345
7−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例332と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例346
2−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}−ベンゾチアゾール−6−オールの合成
2−クロロベンゾチアゾール−6−オール 1.37gの N,N−ジメチルホルムアミド溶液10mlに炭酸カリウム1.02gおよび4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジンを加えて80℃で2日間撹拌した。室温まで冷却し、減圧下で濃縮した。残渣に水を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を水および飽和食塩水の順で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1〜2:1)で精製し、白色粉末の標記化合物2.1gを得た。
参考例347
7−ヒドロキシ−1,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[c]アゼピン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例332と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例348
2−クロロ−6−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−キノリンの合成
2−クロロキノリン−6−オール 36g(0.20モル)、ジクロロメタン500ml、テトラヒドロフラン500mlを加えて氷冷で攪拌下、3,4−ジヒドロ−2H−ピラン74ml(0.81モル)、p−トルエンスルホン酸0.49g(0.005モル)を加えて室温で終夜攪拌した。反応液に10%水酸化ナトリウム水溶液を加えてジクルロロメタンで抽出した。炭酸カリウムで乾燥後、濾過後、濾液を減圧下で濃縮した。得られた粗結晶をエタノールで再結晶して無色粒状晶の標記化合物47g(収率:89%)を得た。
融点. 122−124℃
参考例349
(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)酢酸 メチル エステルの合成
ブロモ酢酸メチルエステル8ml(84.2ミリモル)、4−(トリフルオロメトキシ)フェノール10g(56.1ミリモル)、炭酸カリウム 11.6g(84.2ミリモル)にN,N−ジメチルホルムアミド50ml入れ、室温で終夜攪拌した。反応液を水にあけ、1N塩酸水溶液で中和、ジエチルエーテルで抽出した。濃縮して次の反応に用いた。
1H NMR(CDCl) δ3.80(s,3H),4.63(s,2H),6.89−6.92(m,2H),7.15−7.16(m,2H).
参考例350
2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)アセトアミドの合成
メタノール40ml中の(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)酢酸メチルエステルに、25%アンモニア水溶液20mlを入れ、室温で終夜攪拌した。溶媒を留去した後、残渣を水で洗浄、乾燥し白色固体の標記化合物12.1g(収率:91%)を得た。
1H NMR(CDCl)δ 4.50(s,2H),5.66(br,1H), 6.50(br,1H),6.92−6.94(m,2H),7.18−7.20(m,2H).
参考例351
1−(3−クロロプロポキシ)−4−トリフルオロメトキシベンゼンの合成
1−ブロモ−3−クロロプロパン2.37ml(24ミリモル)、4−(トリフルオロメトキシ)フェノール3.56g(20ミリモル)、炭酸カリウム4.15g(30ミリモル)をNMP 30ml中で終夜攪拌した。炭酸カリウムを濾別し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒留去して、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=89:11)で分取、精製して無色オイルの標記化合物5.09g(収率:99%)を得た。
1H NMR(CDCl)δ 2.23−2.25(m,2H),3.75(t, J=6.3Hz,2H),4.11(t,J=5.8Hz,2H),6.89(d,J=9.1Hz,2H),7.14(d,J=8.9Hz,2H).
参考例352
4'−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]ビフェニル−4−オールの合成
適切な出発原料を使用して参考例199と同様にして表題の化合物を合成した。
1H NMR(CDCl)δ1.85−2.04(m,2H),2.04−2.22(m,2H),3.07−3.23(m,2H),3.45−3.63(m, 2H),4.38−4.53(m,1H),4.74(s, 1H ),6.81−6.96(m,4H),7.01(d,J=8.8Hz,2H),7.08−7.20(m,2H),7.38−7.51(m,4H).
参考例353
4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
4−トリフルオロメトキシフェノール9.0gの N,N−ジメチルホルムアミド溶液100mlに氷冷下、水素化ナトリウム(60%油性)2.12gを加えて30分間撹拌した。4−[2−(トルエン−4−スルホニルオキシ)エチル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル 17.7gを加えて室温まで昇温して撹拌した。さらに50℃で1時間撹拌した。室温まで冷却後、反応液に水を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=67:33)で精製し、淡黄色油状物の表題化合物18.64gを得た。
参考例354
4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]ピペリジンの合成
4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの18.6gのジクロロメタン40ml溶液にトリフルオロ酢酸40mlを加えて室温で5時間撹拌した。減圧下で濃縮して残渣に氷水を加え、6N水酸化ナトリウム水溶液で処理して酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下で濃縮乾固して白色粉末の表題化合物14gを得た。
参考例355
6−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ニコチン酸 エチル エステルの合成
エチル 6−クロロニコチネート5.00g(26.9ミリモル)、4−(トリフルオロメトキシ)フェノール5.28g(29.6ミリモル)、炭酸カリウム4.84g(35.0ミリモル)、N,N−ジメチルホルムアミド50mlを加えて100℃から110℃で終夜攪拌した。反応液を水に入れ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムにて乾燥した。有機層を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製し、無色油状物の表題化合物7.48g(85%)を得た。
Mass:M+=327。
参考例356
[6−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピリジン−3−イル]メタノールの合成
6−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ニコチン酸 エチル エステル7.48g(22.9ミリモル)をテトラヒドロフラン75mlに溶かして−78℃まで冷却し、水素化ジイソブチルアルムニウムのトルエン溶液100.6ml(100.6ミリモル)を入れ、同温度で1時間攪拌した。反応液を1N水酸化ナトリウム水溶液に入れ、ジクロロメタンにより抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムにより乾燥した。有機層を濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜0:100)により精製し、無色油状物の表題化合物6.15g(94%)を得た。
Mass:M+=285。
参考例357
6−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピリジン−3−カルバルデヒドの合成
{6−[(4−トリフルオロメトキシ)フェノキシ]ピリジン−3−イル}メタノール3.00g(10.5ミリモル)、ジメチルスルホキシド90ml、2−ヨードキシ安息香酸3.53g(12.6ミリモル)を混ぜ、室温下で終夜攪拌した。反応液に水と酢酸エチルを入れ、不溶物を分離し、濾液を分液した。有機層を水洗し、硫酸マグネシウムにて乾燥した。有機層を濃縮、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製し、無色油状物の表題化合物2.96g(99%)を得た。
Mass:M+=283
参考例358
5'−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]−3,4,5,6−テトラヒドロ−2H−[1,2']ビピリジニルの合成
2−ブロモ−5−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)ピリジン 2.58g(10ミリモル)、4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]ピペリジン 3.18g(11ミリモル)、tert−ブトキシナトリウム 1.35g(14ミリモル)の混合物にトルエン15mlを加えて、窒素置換した。これにビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(Pd2(dba)3錯体)0.23g(0.25ミリモル)、9,9−ジメチル−4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)キサンテン(xantphos)0.36g(0.63ミリモル)を入れ、窒素雰囲気下、100℃で3時間加熱した。室温にして反応液を水に空け、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥させた。濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製(酢酸エチル:ヘキサン=10:90〜25:75)、目的物を得た。淡褐色粉末 4.45g(95%)。
1H NMR (CDCl) δ 1.34−1.38 (m,2H),1.52−1.85(m,10H),1.97−1.99(m,1H),2.75−2.80(m,2H),3.57−3.60(m,1H),3.91−3.95(m, 1H),3.99−4.03(m,2H),4.13−4.16(m,2H),5.21(s,1H),6.62−6.64(m,1H),6.86−6.89(m, 2H),7.13−7.14(m,2H),7.28(m,1H),8.04−8.05(m,1H).
参考例359
4−[(E)−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)アリル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
4−(トリフルオロメチル)ベンジルホスホン酸ジエチル 14.8g(50.0ミリモル)のテトラヒドロフラン40ml溶液を氷冷で攪拌下、カリウムtert−ブトキシド 5.78g(50.0ミリモル)を加えて、同温度で30分攪拌した。続いて4−(2−オキソエチル)ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル 11.4g(50.0ミリモル)のテトラヒドロフラン溶液10mlを0℃で滴下し、室温まで昇温して終夜攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=86:14)で精製し、無色油状物の標記化合物8.6g(収率:47%)を得た。
1H NMR (CDCl) δ 1.10−1.22(m,2H),1.44(s,9H),1.66−1.81(m,2H),2.17−2.25(m,2H),2.60−2.78(m,2H),4.00−4.22(m,3H),6.25−6.33(m,1H),6.37−6.44(m,1H),7.40−7.46(m,2H),7.52−7.56(m,2H)
参考例360
4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
4−[(E)−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)アリル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル 13.4g(36.2ミリモル)と10%パラジウム炭素1.4g(1.3ミリモル)をエタノール120 mlに懸濁し、水素雰囲気下(常圧)室温で5時間攪拌した。不溶物をろ別ののち得られた溶液を濃縮して無色油状の標記化合物を得た(crude)。
1H NMR (CDCl) δ 1.05−1.08 (m,2H),1.25−1.30(m,2H),1.37−1.41(m,1H),1.45(s,9H),1.59−1.68(m,4H),2.64−2.67(m,4H),4.11−4.13(m,2H),7.26−7.28(d,J=9.2Hz,2H),7.52−7.54(d,J=8.1,2H).
参考例361
4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペリジンの合成
参考例360で合成した4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル 13.45g(36.2ミリモル)をジクロロメタン50mlに溶解し、トリフルオロ酢酸25 ml(324ミリモル)を加えて室温で終夜攪拌した。反応液を減圧下に濃縮し、5N水酸化ナトリウム水溶液でPH10に調整した。混合液をジクロロメタンで4回抽出、無水硫酸ナトリウムで乾燥ののち濃縮して、淡褐色油状の標記化合物10.2g(quant.)を得た。
1H NMR(CDCl) δ 1.09−1.51(m,2H),1.25−1.29(m,2H),1.37(m,1H),1.61−1.69(m,4H),2.11(br,1H),2.56−2.66(m,4H),3.06−3.08(m,2H),7.27−7.28(d,J=7.8Hz,2H),7.52−7.53(d,J=8.1,2H).
参考例362
1−[4−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)フェニル]−4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペリジンの合成
2−(4−ヨードフェノキシ)テトラヒドロピラン 1.12g(3.7ミリモル) と 4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペリジン 1 g(3.7ミリモル) を脱気した無水トルエン 10mlに溶解し、ナトリウムtert−ブトキシド 0.50g(5.2ミリモル)、トリ−tert−ブチルホスフィン・テトラフルオロボラート(tBuP・HBF)0.09g(0.3ミリモル)と酢酸パラジウム 0.03g(0.15ミリモル)を加え、窒素雰囲気下5時間加熱還流した。室温まで放冷ののち水10mlを加え、酢酸エチルで抽出した。有機層をあわせて水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。不溶物を濾別した後、溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80 : 20)で精製して、淡黄色固体の表題化合物1.42g(86%)を得た。
1H NMR (CDCl) δ 1.32−1.35 (m,4H),1.59−1.85(m, 10H),1.93−2.05(m,1H),2.58(t,J=11.7Hz,2H),2.65−2.68(t,J=7.7Hz,2H),3.50−3.52(d,J=11.4Hz,2H),3.57−3.59(m,1H),3.92−3.96(t,J=9.3Hz,1H),5.29−5.30(m,1H),6.87−6.89(d,J=9.1Hz,2H),6.96−6.97(d,J=9.1,2H)7.28−7.30(d,J=7.9Hz,2H),7.52−7.54(d,J=8.05,2H).
参考例363
4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
tert−ブチル 4−(4−ヒドロキシベンジル)ピペリジン−1−カルボキシレート1.78g(6.1ミリモル)、炭酸カリウム1.27g(9.2ミリモル)、N,N−ジメチルホルムアミド 18ml、4−(トリフルオロメチル)ベンジルブロマイド 1.75g(7.3ミリモル)を混ぜ、室温で終夜攪拌した。反応液を水に入れ、酢酸エチルにより抽出した。有機層を水洗、硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜60:40)により精製し、無色粉末の表題化合物2.64g(96%)を得た。
Mass:M+=449。
参考例364
4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジンの合成
4−{4−[4−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ]ベンジル}ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル2.64g(5.9ミリモル)、ジクロロメタン5ml、トリフルオロ酢酸5mlを混ぜて室温下で2時間攪拌した。反応液を濃縮し、残渣にジクロロメタンを入れ、5N水酸化ナトリウムを入れ、激しく攪拌した。有機層を分離し、水洗、硫酸ナトリウムにより乾燥した。有機層を濃縮し、無色粉末の表題化合物2.06g(100%)を得た。
Mass:M+=349。
参考例365
4−(4−ベンジルオキシベンジリデン)ピペリジンの合成
4−(4−ベンジルオキシベンジリデン)ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル 3.80g(10ミリモル)、エタノール40ml、1N塩酸25mlを混ぜ、80℃で1時間攪拌した。エタノールを減圧留去し、水酸化ナトリウムで中和した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮し、うす黄色粉末の表題化合物2.32g(83%)を得た。
1H NMR(CDCl)δ 2.30(t,J=5.2Hz,2H),2.44(t,J=5.2Hz,2H),2.84(t,J=5.5Hz,2H),2.94(t,J=5.5Hz,2H),5.05(s,2H),6.22(s,1H),6.92−6.94(m,2H),7.13(d,J=8.6Hz,2H), 7.32−7.44(m,5H).
参考例366
4−(4−ベンジルオキシベンジリデン)−1−[4−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)フェニル]ピペリジンの合成
4−[4−(ベンジルオキシ)ベンジリデン]ピペリジン 2.32g(8.3ミリモル)、1−ブロモ−4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)ベンゼン 2.35g(9.1ミリモル)、トルエン20ml、ナトリウム tert−ブトキシド1.12g(11.6ミリモル)、酢酸パラジウム0.075g(0.3ミリモル)、トリtert−ブチルホスフィン テトラフルオロボレート0.19g(0.7ミリモル)を混ぜ、100℃で終夜攪拌した。反応液に水を入れ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥した。有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80:20〜50:50)により精製し、無色粉末の表題化合物を得た。
TLC:Rf=0.6(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)
参考例367
6−ベンジルオキシ−1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−1,2,3,4−テトラヒドロ-キノリンの合成
6−ベンジルオキシ−1,2,3,4−テトラヒドロ-キノリン 1.20g(5ミリモル)、1−(3−クロロプロポキシ)−4−トリフルオロメトキシベンゼン 1.42g(5.58ミリモル)、炭酸カリウム 1.04g(7.5ミリモル)、ヨウ化ナトリウム 0.90g(6ミリモル)をNMP 10ml中、90℃で終夜加熱撹拌した。水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製(ヘキサン:酢酸エチル=75:25)して黄色油状物の表題化合物2.13g(93%)を得た。
1H NMR (CDCl) δ 1.91−1.94(m,2H),2.03−2.06(m,2H),2.73(t,J=6.4Hz,2H),3.21(t, J=5.6Hz,2H),3.41(t,J=7.0Hz,2H),4.01(t, J=5.9Hz,2H),4.96(s,2H),6.53−6.55(m,1H),6.66−6.70(m,2H),6.88−6.90(m,2H),7.13−7.14(m,2H),7.30−7.32(m,1H),7.35−7.38(m,2H),7.41−7.42(m,2H).
参考例368
4−{1−[4−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)フェニル]ピペリジン−4−イルメチル}フェノールの合成
参考例366で合成した4−[4−(ベンジルオキシ)ベンジリデン]−1−[4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)フェニル]ピペリジン にエタノール20ml、酢酸エチル10mlを入れて窒素雰囲気下とし、パラジウム炭素0.378gを入れた。このあと水素雰囲気下、50℃で4時間攪拌した。不溶物をろ過し、濾液を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=6:1〜4:1)により精製し、無色無定形固体の表題化合物1.10gを得た。
参考例369
1−[4−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)フェニル]−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペリジンの合成
4−({1−[4−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}メチル)フェノール1.10g(3.0ミリモル)、炭酸セシウム0.977g(3.0ミリモル)、N−メチルピロリジノン5ml、1−ブロモ−4−(トリフルオロメトキシ)ベンゼン0.723g(2.99ミリモル)、ジピバロイルメタン0.3g(1.5ミリモル)を混ぜ、窒素雰囲気下とした。次に塩化銅0.030g(0.3ミリモル)を加え、120℃で24時間攪拌した。反応液に塩化アンモニウム水溶液を入れ、酢酸エチルで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=75:25)により精製し、無色粉末の表題化合物0.84g(53%)を得た。
TLC:Rf=0.2(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)
参考例370
6−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−2−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)−キノリンの合成
(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)メタノール 1.65ml(11.4ミリモル)のDMF40ml溶液に、0℃下、60%水素化ナトリウム 0.46g(11.4ミリモル)を加えてさらに20分攪拌した。氷冷で攪拌下、 2−クロロ−6−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−キノリン 3.0g(11.4ミリモル)を加えて室温に昇温して5時間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80:20)で精製し、得られた粗結晶をヘキサン−ジエチルエーテルで洗浄して白色粉末の標記化合物3.84g(収率:81%)を得た。
1H NMR(CDCl) δ 1.65−1.94(m,6H),3.45−3.58(m,1H),3.86−3.94(m,1H),5.51(s,2H),5.51−5.53(m,1H),6.92(d,J=9.0Hz,1H),7.22(d,J=8.5Hz,2H),7.34(d,J=3.0Hz,1H),7.39(dd,J=9.0, 3.0Hz,1H),7.55(d,J=8.5Hz,2H),7.77(d,J=9.0Hz,1H),7.92(d,J=9.0Hz,1H)
参考例371
2−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)−キノリン−6−オールの合成
6−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)−2−[4−(トリフルオロメトキシ)ベンジルオキシ]キノリン 3.5g(8.3ミリモル)のエタノール10ml溶液に、1N塩酸エタノール溶液 40mlを加えて室温で2時間攪拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、得られた粗結晶をヘキサンージエチルエーテルで洗浄して白色粉末の標記化合物 2.52g(収率:90%)を得た。
1H NMR (CDCl) δ 5.17(brs,1H),5.51(s,2H),6.93(d,J=8.8Hz,1H),7.08(d,J=2.8Hz,1H),7.22(d,J=8.4Hz,2H),7.23(dd,J=9.1, 2.8Hz,1H),7.54(d,J=8.4Hz,2H),7.57(d,J=9.1Hz,1H),7.87(d,J=8.9Hz,1H).
参考例372
4−ベンジルオキシ−1−ブロモ−2−フルオロベンゼンの合成
適切な出発原料を使用して参考例363と同様にして表題の化合物を合成した。
参考例373
1−(4−ベンジルオキシ−2−フルオロ-フェニル)−4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジンの合成
4−ベンジルオキシ−1−ブロモ−2−フルオロベンゼン 3.55g(12.6ミリモル)、4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン 3.0g(11.5ミリモル)、ナトリウムtert-ブトキシド1.55g(16.1ミリモル)、トルエン60ml、その後、酢酸パラジウム0.10g(0.46ミリモル)、2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル0.57g(0.92ミリモル)、を加えて窒素気流下4時間加熱、還流した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=80:20〜60:40)で精製し、得られた粗結晶をヘキサンージエチルエーテルで洗浄して白色粉末の標記化合物 3.76g(収率:71%)を得た。
1H NMR(CDCl) δ 1.90−2.02(m,2H),2.05−2.15(m,2H),2.89−2.94(m,2H),3.21−3.26(m,2H),4.40−4.45(m,1H),5.01(s,2H),6.65−6.75(m,2H),6.93(d,J=8.5Hz,2H),6.92−6.98(m,1H),7.14(d,J=8.5Hz,2H),7.24−7.42(m,5H).
参考例374
4−[4−(4−ベンジルオキシ−2−ヒドロキシ−2−メチルブトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
2−[2−(ベンジルオキシ)エチル]−2−メチルオキシラン2.60g(13.5ミリモル)、4−(4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル4.14g(14.9ミリモル)、リン酸三カリウム1.15g(5.4ミリモル)、エタノール26mlを混ぜ、80〜90℃で終夜攪拌した。反応液を水に入れ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜30:70)により精製し、うす黄色油状物の表題化合物6.16gを得た。
Mass:M+=470。
参考例375
4−[4−(2,4−ジヒドロキシ−2−メチルブトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
4−[4−(4−ベンジルオキシ−2−ヒドロキシ−2−メチルブトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル6.16g(13.1ミリモル)、水酸化パラジウム炭素0.62g、エタノール62mlを混ぜ、水素雰囲気下、50〜60℃で9時間攪拌した。触媒をろ過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜0:100)により精製し、無色粉末の表題化合物3.75gを得た。
Mass:M+=380。
参考例376
4−{4−[2−ヒドロキシ−2−メチル−4−(トルエン−4−スルホニルオキシ)ブトキシ]フェニル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
4−[4−(2,4−ジヒドロキシ−2−メチルブトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル3.75g(9.9ミリモル)、トシルクロリド2.07g(10.8ミリモル)、ジクロロメタン38ml、トリエチルアミン2.75ml(19.7ミリモル)を混ぜて氷冷し、1,1,3,3,−テトラメチルプロパンジアミン0.16ml(1.0ミリモル)を入れ、室温下で終夜攪拌した。反応液を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜40:60)により精製し、無色油状物の表題化合物4.69g(89%)を得た。
Mass:M+=534。
参考例377
4'−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)ビフェニル−4−カルバルデヒドの合成
2−(4−ブロモフェノキシ)テトラヒドロピラン 3.0gをN,N−ジメチルホルムアミド30mlに溶解し、4−ホルミルフェニルボロン酸2.1gテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)1.35gおよびリン酸三カリウム4.95gを加え、窒素雰囲気下、90〜100℃で3時間加熱した。反応終了後、反応液に酢酸エチルを加えてセライトろ過した。濾液を分液後、有機層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下、溶媒を留去し残渣を中圧シリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン: 酢酸エチル=100:0〜50:50)により精製。白色粉末の表題化合物1.49gを得た。
参考例378
(R)−4−(4−ベンジルオキシフェニル)−3−メチルピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
(3R)−1−tert−ブトキシカルボニル−3−メチルピペラジン3.0g(15.0ミリモル)、4−ベンジルオキシブロモベンゼン4.73g(18.0ミリモル)、ナトリウムtert−ブトキシド2.02g(21.0ミリモル)、トルエン30mlを混ぜて窒素雰囲気下とし、トリ tert−ブチルホスフィン テトラフルオロボレート0.52g(1.8ミリモル)、酢酸パラジウム0.34g(1.5ミリモル)を入れ、90〜100℃で4時間加熱した。茶色反応液に水と酢酸エチルを入れ、不溶物をろ過して除去した。濾液を分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜50:50)により精製し、無色油状物の表題化合物5.29g(92%)を得た。
Mass:M+1=383。
参考例379
(R)−4−(4−ベンジルオキシフェニル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸 ベンジル エステルの合成
(R)−2-メチルピペラジン−1−カルボン酸 ベンジル エステル4.42g(18.9ミリモル)、1−ベンジルオキシ−4−ブロモベンゼン5.95g(22.6ミリモル)、炭酸セシウム8.60g(26.4ミリモル)、トルエン49mlを混ぜて窒素雰囲気下とした後、酢酸パラジウム0.42g(1.9ミリモル)、トリtert−ブチルホスフィン テトラフルオロボレート0.66g(2.3ミリモル)入れ、90〜100℃で2日間攪拌した。反応液に水と酢酸エチルを入れ、不溶物をろ過して除去した。濾液を分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥した。有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜70:30)により精製し、茶色油状物の表題化合物6.18g(79%)を得た。
Mass:M+=416。
参考例380
(R)−4−(4−ヒドロキシフェニル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
(R)−4−(4−ベンジルオキシフェニル)−2−メチルピペラジン−1−カルボン酸 ベンジル エステル6.18g(14.8ミリモル)、酢酸62ml、10%パラジウム炭素0.62gを混ぜ、水素圧1気圧、室温下で8時間攪拌した。触媒をろ過し、濾液を濃縮した。残渣にメタノール62mlトリエチルアミン10ml、二炭酸 ジtert−ブチル3.89g(17.8ミリモル)を入れ、室温下で終夜攪拌した。反応液を濃縮し、残渣に水を入れ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜60:40)により精製し、うす茶色油状物の表題化合物4.65g(100%)を得た。
Mass:M+=292.
参考例381
1'−[4−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)フェニル]−[4,4']ビピペリジニル−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例362と同様にして表題の化合物を合成した。
1H NMR (CDCl) δ 1.11−1.32(m,4H),1.38−1.52(m,2H),1.46(s,9H),1.55−1.74(m,5H),1.75−1.89(m,4H),1.95−2.05(m,1H),2.56(dd,J=12.0, 2.0Hz,2H),2.60−2.75(m,2H),3.52−3.63(m,3H),3.91−4.01(m,1H),4.02−4.22(m,2H),5.31(d,J=2.0Hz,1H),6.86−6.90(m,2H),6.94−6.98(m,2H).
参考例382
1'−(4−ヒドロキシフェニル)−[4,4']ビピペリジニル−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して参考例187と同様にして表題の化合物を合成した。
1H NMR (CDCl) δ 1.08−1.30(m,4H),1.46(s,9H),1.54−1.69(m,4H),1.77−1.85(m,2H),2.59−2.72(m,2H),2.72(t,J=12.0,2H),3.53(d,J=12.0,2H),4.00−4.25(m,2H),6.79(d,J=9.0Hz,2H),7.00(d,J=9.0Hz,2H).
参考例383
4−トリフルオロメチルシクロヘキサンカルバルデヒドの合成
[cis−4−(トリフルオロメチル)シクロヘキシル]メタノール2.04g(10.2ミリモル)をジメチルスルホキシド30mlに溶かし、2−ヨードキシ安息香酸4.00g(14.3ミリモル)を入れ、室温下で終夜攪拌した。反応液に水と酢酸エチルを入れ、不溶物を濾過し、濾液を分液した。有機層を水洗、飽和食塩水で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。有機層を濃縮し、無色油状物の表題化合物2.3g(100%)を得た。
1H NMR(CDCl)δ1.28−1.39(m,2H),1.53−1.65(m,2H),1.78−1.88(m,2H),1.95−2.10(m, 1H),2.30(dd,J=14.1Hz,2.8Hz,2H),2.45−2.52(m,1H),9.71(s,1H).
参考例384
1−(4'−ベンジルオキシビフェニル−4−イル)−4,4'−ジエトキシ−ピペリジンの合成
4−(ベンジルオキシ)−4'−ブロモビフェニル 10.0g(29.5ミリモル)、4,4−ジエトキシピペリジン 5.62g(32.4ミリモル)、ナトリウムtert−ブトキシド 3.97g(41.3ミリモル)、トルエン 150ml、その後、酢酸パラジウム0.20g(0.88ミリモル)、トリtert−ブチルホスフィン テトラフルオロボレート0.39g(1.33ミリモル)、を加えて窒素気流下2時間加熱、還流した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加えて析出している結晶を濾取した。得られた粗結晶をアセトン−ヘキサンで洗浄して白色粉末の標記化合物10.4g(収率:82%)を得た。
参考例385
1−(4'−ベンジルオキシビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−オンの合成
1−(4'−ベンジルオキシビフェニル−4−イル)−4,4−ジエトキシ−ピペリジン 10.0g(23.2ミリモル)、アセトン100ml、5N塩酸水溶液35mlを加えて5時間加熱還流した。溶媒を留去して得られた残渣に1N水酸化ナトリウムを加えてジクロロメタンで抽出した。有機層を水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下で濃縮し、得られた粗結晶をジエチルエーテルで洗浄して白色粉末の標記化合物 7.2g(収率:87%)を得た。
1H NMR (CDCl) δ 2.57(t,J=6.1Hz,4H),3.64(t,J=6.1Hz,4H),5.10(s,2H),7.00−7.06(m,4H),7.33−7.39(m,1H),7.40−7.45(m,2H),7.46−7.52(m,6H).
参考例386
4−ベンジルオキシ−2−メチル−1−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン-1-イル}フェノキシ)ブタン−2−オールの合成
2−[2−(ベンジルオキシ)エチル]−2−メチルオキシラン1.00g(5.2ミリモル)、4−{4−[4−(トリフルオロメトキシ)フェネチル]ピペリジン−1−イル}フェノール2.28g(6.2ミリモル)のエタノール10ml溶液に、リン酸三カリウム0.44g(2.1ミリモル)を加えて、終夜加熱還流した。反応液を水に入れ、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0から50:50)により精製し、茶色粉末の表題化合物2.43g(86%)を得た。
1H NMR(CDCl)δ 1.32(s,3H),1.34−1.49(m, 3H),1.53−1.65(m,3H),1.78−1.89(m,2H),1.89−2.08(m,2H),2.53−2.63(m,2H),2.63−2.70(m,2H),3.42−3.55(m,2H),3.66−3.83(m, 4H),4.51(s,2H),6.81(d,J=9.1Hz,2H),6.90(d,J=9.1Hz,2H),7.13(d,J=8.0Hz,2H),7.20(d,J=8.6Hz,2H),7.27−7.41(m,5H).
参考例387
3−メチル−4−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−1,3−ジオールの合成
4−ベンジルオキシ−2−メチル−1−(4−{4−[4−(トリフルオロメトキシ)フェネチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−2−オール2.43g(4.5ミリモル)、エタノール24ml、20%水酸化パラジウム炭素0.24gを混ぜ、水素圧1気圧、50〜60℃で4時間攪拌した。触媒をろ過し、濾液を濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜0:100)により精製し、無色粉末の表題化合物1.68g(80%)を得た。
Mass:M+=467。
参考例388
トルエン−4−スルホン酸 3−ヒドロキシ−3−メチル−4−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブチル エステルの合成
3−メチル−4−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシ)ブタン−1,3−ジオール 1.68g(3.6ミリモル)、ジクロロメタン17ml、トリエチルアミン1.00ml(7.2ミリモル)、p−トルエンスルホニルクロリド0.82g(4.3ミリモル)を混ぜて氷冷し、1,1,3,3,−テトラメチルプロパンジアミン0.12ml(0.7ミリモル)を入れ、室温下で1時間攪拌した。反応液を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜50:50)により精製し、無色粉末の表題化合物2.03g(91%)を得た。
Mass:M+=621。
参考例389
4−[3−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
4−(3−ヒドロキシプロピル)ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル 15.0g(61.6ミリモル)、3−トリフルオロメチルフェノール 19.4g(64.7ミリモル)、トリフェニルホスフィン 1.40g(73.9ミリモル)、テトラヒドロフラン 200mlを加えて室温で攪拌下、DEAD 21.1ml(80.0ミリモル)を滴下して、その後、2日間加熱還流した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=87:13)で精製し、淡黄色油状物の標記化合物 20.5g(収率:86%)を得た。
1H NMR(CDCl) δ 1.05−1.21(m,2H),1.40−1.57(m,3H),1.46(s,9H),1.65−1.76(m,2H),1.81−1.89(m,2H),2.65−2.80(m,2H),3.98(t,J=6.4,2H),3.94−4.24(m,2H),7.04(dd,J=8.3, 2.4Hz,1H),7.11(d,J=2.4,1H),7.19(d,J=7.7,1H),7.38(ddd,J=8.3,7.7,2.4,1H).
参考例390
1−(4'−ベンジルオキシビフェニル−4−イル)−4−トリフルオロメチルピペリジン−4−オールの合成
1−(4'−ベンジルオキシビフェニル−4−イル)ピペリジン−4−オン 7.1g(19.9ミリモル)、テトラブチルアンモニウム酢酸0.3g(1.0ミリモル)、1,2−ジメトキシエタン100mlを加えて氷冷で攪拌下、トリフルオロメチルトリメチルシラン4.11ml(27.8ミリモル)を加えて室温まで昇温して6時間攪拌した。溶媒を留去して得られた残渣をテトラヒドロフラン100mlに溶解させて室温で攪拌下、1mol/lテトラブチルアンモニウムフルオリドのテトラヒドロフラン溶液23.8ml(23.8ミリモル)を加えて室温で終夜攪拌した。溶媒を留去して得られた残渣に水を加えてジクロロメタンで抽出した。有機層を水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下で濃縮し、得られた粗結晶をジエチルエーテルで洗浄して白色粉末の標記化合物 7.6g(収率:90%)を得た。
1H NMR (CDCl) δ 1.83(dd,J=14.0,2.4Hz,2H),2.08(dt,J=13.5, 4.5Hz,2H),3.11(dd,J=12.6,2.4Hz,2H),3.60−3.66(m,2H),5.10(s,2H),6.99−7.05(m,4H),7.34−7.39(m,1H),7.40−7.46(m,2H),7.47−7.54(m,6H).
参考例391
4−[3−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)プロピル]ピペリジンの合成
適切な出発原料を使用して参考例354と同様にして表題の化合物を合成した。
1H NMR(CDCl) δ 1.42−1.63(m,5H),1.80−1.90(m,4H),2.75−2.83(m,2H),3.24−3.33(m,2H),3.98(t,J=6.3,2H),7.04(dd,J=8.2, 2.3Hz,1H),7.10(d,J=2.3,1H),7.19(d,J=7.7,1H),7.39(ddd,J=8.2,7.7,2.3,1H).
参考例392
1−[4−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)フェニル]−4−[3−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)プロピル]ピペリジンの合成
適切な出発原料を使用して参考例362と同様にして表題の化合物を合成した。
1H NMR(CDCl) δ 1.37−1.55(m,5H),1.60−1.75(m,3H),1.83−1.90(m,6H),1.95−2.08(m,1H),2.63(t,J=10.0,2H),3.55−3.65(m,3H),3.91−3.98(m,1H),4.00(t,J=6.5,2H),5.31(t,J=2.0,1H),6.87−6.92(m,2H),6.96−6.99(m,2H),7.06(dd,J=8.3, 2.4Hz,1H),7.13(d,J=2.4,1H),7.20(d,J=7.7,1H),7.38(ddd,J=8.3,7.7,2.4,1H).
参考例393
1−[4−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)フェニル]−4−(4−トリフルオロメチルスルファニルフェノキシ)ピペリジンの合成
適切な出発原料を使用して参考例379と同様にして表題の化合物を合成した。
Mass:M+=453。
参考例394
cis−(4−トリフルオロメチルシクロヘキシル)メタノールの合成
cis−4−(トリフルオロメチル)シクロヘキサンカルボン酸1.05g(5.4ミリモル)とテトラヒドロフラン20mlを入れ、氷冷した。この液にボラン−テトラヒドロフラン錯体10.71ml(10.7ミリモル)を滴下した。滴下終了後反応液を室温下で終夜攪拌した。反応液に1規定塩酸を入れ、酢酸エチルで抽出した。有機層を水と飽和食塩水にて洗浄、硫酸ナトリウムにて乾燥した。有機層を濃縮し、無色油状物の表題化合物0.92g(94%)を得た。
1H NMR(CDCl)δ1.32(t,J=4.7Hz,1H),1.48−1.62(m,4H),1.64−1.74(m,4H),1.76−1.82(m,1H),2.05−2.17(m,1H),3.62(dd,J=4.5Hz,7.1Hz,2H).
参考例395
1−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−オールの合成
アルゴン雰囲気下、4−ヨードベンゾトリフルオリド 3.45ml(23.5ミリモル)のテトラヒドロフラン20ml溶液へ−10℃でイソプロピルマグネシウムクロリド(2Mテトラヒドロフラン溶液)11.73mlを滴下した。同温で5分間撹拌した後、室温で2時間撹拌後した。その後−10℃に冷却し1−(4−ベンジルオキシフェニル)ピペリジン−4−オン 6g(21.3ミリモル)のテトラヒドロフラン40ml溶液を滴下した。そのまま徐々に室温に戻しながら撹拌した。10時間後、飽和塩化アンモニウム水溶液/氷水へ注ぎ、酢酸エチル抽出、水、飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤を濾別後、溶媒留去。残渣を中圧シリカゲルカラム(ヘキサン:酢酸エチル=75:25 〜66:34)精製し、得られた物質をイソプロピルエーテル・ヘキサン混合溶媒で洗浄後、濾取し表題化合物6.69g(73%)を白色粉末として得た。
1H NMR(CDCl)δ=1.65(s,1H),1.82−1.88(m,2H),2.31(dt,J=4.6 Hz,13.3 Hz,2H),3.14(dt,J=2.5 Hz,12.3 Hz,2H),3.40−3.47(m,2H),5.03(s,2H),6.92−6.96(m,2H),6.96−7.01(m,2H),7.30−7.35(m,1H),7.36−7.41(m,2H),7.42−7.45(m,2H),7.63(d,J=8.6Hz,2H),7.67(d,J=8.6 Hz,2H).
参考例396
1−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−メトキシ−4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジンの合成
アルゴン雰囲気下、氷冷下で1−(4−ベンジルオキシフェニル)−4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−オール 2g(4.7ミリモル)、ヨードメタン0.585ml(9.4ミリモル)のN,N−ジメチルホルムアミド20ml溶液へ60%水素化ナトリウム0.225g(5.2ミリモル)を加え、同温で撹拌した。2時間後、氷水へ注ぎ析出物を濾取。得られた固体を酢酸エチル/ジクロロメタンに溶解し硫酸ナトリウム乾燥した。乾燥剤を濾別後、溶媒留去。残渣を中圧シリカゲルカラム(ジクロロメタン:酢酸エチル=100:0〜95:5)精製し、表題化合物1.64g(79%)を白色粉末として得た。
1H NMR(CDCl)δ=2.10−2.18(m,4H),3.02(s, 3H),3.05−3.15(m,2H),3.35−3.43(m,2H),5.03(s,2H),6.91−6.94(m,2H),6.94−6.98(m, 2H),7.29−7.34(m,1H),7.36−7.41(m,2H),7.42−7.45(m,2H),7.56(d,J=8.2Hz,2H),7.64(d,J=8.2Hz,2H).
参考例397
2−メチル−2−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]プロピオン酸の合成
アルゴン雰囲気下、[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]酢酸 メチル エステル 8g(24.7ミリモル)のN,N−ジメチルホルムアミド80ml溶液へヨードメタン4.63ml(74.0ミリモル)を加え、続いて氷冷下で水素化ナトリウム2.37g(54.3ミリモル)を少しずつ加えた。その後同温で30分間撹拌した後、室温で撹拌した。2時間後、ヨードメタン3.09ml(49.3ミリモル)を追加した。1時間後、水素化ナトリウム1.08g(24.7ミリモル)を追加した。その後室温で一晩撹拌した。モノメチル体が残るので、再び氷冷し、水素化ナトリウム1.08g(24.7ミリモル)を加え、5分間撹拌後、ヨードメタン3.09ml(49.3ミリモル)を加え室温で撹拌した。反応液を氷水500ml/酢酸6mlへ注ぎ撹拌し、酢酸エチルを加え飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和した後、酢酸エチル抽出、水、飽和食塩水洗浄、硫酸ナトリウム乾燥、溶媒を留去した。
残渣を再度,N,N−ジメチルホルムアミド80mlに溶解しアルゴン雰囲気下、氷冷下で水素化ナトリウム 1.08g(24.7ミリモル)を加え、同温で30分間撹拌した後、ヨードメタン3.09ml (49.3ミリモル)を加え室温に戻しながら撹拌した。10時間後、氷水/酢酸1.5mlへ注ぎ、しばらく撹拌した後、析出物を濾取した。得られた固体を酢酸エチルに溶解し硫酸ナトリウム乾燥、溶媒を留去した。
まだモノメチル体が残るので、再度,N,N−ジメチルホルムアミド80mlに溶解しアルゴン雰囲気下、氷冷下で水素化ナトリウム1.08g(24.7ミリモル)を加え、同温で30分間撹拌した後、ヨードメタン3.09ml(49.3ミリモル)を加え室温に戻しながら撹拌した。9時間後、氷水/酢酸1.5mlへ注ぎ、しばらく撹拌した後、析出物を濾取した。得られた固体を酢酸エチルに溶解し硫酸ナトリウム乾燥、溶媒を留去した。
まだモノメチル体が残るので、再度,N,N−ジメチルホルムアミド80mlに溶解しアルゴン雰囲気中、氷冷下で水素化ナトリウム1.08g(24.7ミリモル)を加え、同温で30分間撹拌した後、ヨードメタン3.09ml (49.3ミリモル)を加え室温に戻しながら撹拌した。10時間後、氷水/酢酸1.5mlへ注ぎ、しばらく撹拌した後、析出物を濾取した。得られた固体を酢酸エチルに溶解し硫酸ナトリウム乾燥、溶媒を留去した。
得られた物質をメタノール80mlに溶解し、5N水酸化ナトリウム25mlを加え還流下で撹拌した。2時間後、室温に戻し溶媒留去した。残渣を水に溶解し、ヘキサン洗浄した。水層を氷冷下、濃塩酸でpH=1〜2とし析出物を濾取した。得られた固体を酢酸エチルに溶解し硫酸ナトリウム乾燥、乾燥剤を濾別後、溶媒留去し表題化合物7.03g(84%)を白色粉末として得た。
1H NMR(CDCl)δ=1.59(s,6H),5.11(s,2H),6.91−6.95(m,2H),7.32−7.36(m,2H),7.54(d,J=8.1 Hz,2H),7.64(d,J=8.1Hz,2H).
参考例398
1−(2−イソシアナトプロパン−2−イル)−4−[4−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ]ベンゼンの合成
2−メチル−2−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]プロピオン酸 7.03g(10.8ミリモル)の1,4−ジオキサン70ml溶液へトリエチルアミン2.90ml(20.8ミリモル)、ジフェニルホスホリルアジド4.48ml(20.8ミリモル)を加え、加熱還流した。2時間後、溶媒留去し残渣へジエチルエーテルと水を加え、ジエチルエーテル抽出、水、飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウム乾燥、乾燥剤を濾別後、溶媒留去し表題化合物6.89g(99%)を淡褐色油状物として得た。
1H NMR(CDCl)δ= 1.70(s,6H),5.13(s,2H), 6.90−6.96(m,2H),7.33−7.39(m,2H),7.55(d,J=8.1Hz,2H),7.65(d,J=8.1Hz,2H).
参考例399
1−メチル−1−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]エチルアミンの合成
1−(2−イソシアナトプロパン−2−イル)−4−[4−(トリフルオロメチル)ベンジルオキシ]ベンゼン 4.35g(13.0ミリモル)の酢酸溶液24mlへ、濃塩酸 18mlを加え室温で撹拌した。2.5時間後、80℃に昇温して1時間撹拌した。その後、溶媒を留去した。残渣へ氷、5N水酸化ナトリウム水溶液を順次加え撹拌した後、酢酸エチル抽出、水、飽和食塩水洗浄、硫酸ナトリウム乾燥, 乾燥剤を濾別後、溶媒留去し表題化合物3.3g(82%)を褐色固体として得た。
1H NMR(CDCl)δ= 1.48(s,6H),1.76(brs, 2H),5.12(s,2H),6.90−6.94(m,2H),7.41−7.46(m,2H),7.55(d,J=8.0Hz,2H),7.64(d,J =8.0Hz,2H).
参考例400
1−{1−メチル−1−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]エチル}−4−(トルエン−4−スルホニル)ピペラジンの合成
1−メチル−1−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]エチルアミン 3.3g(10.7ミリモル)のジイソプロピルエチルアミン40ml懸濁液へN,N−ビス−2−(クロロ−エチル)−4−メチルベンゼンスルホンアミド 4.74g (16.0ミリモル)を加え、130℃で撹拌した。24時間後、加熱を止めた。溶媒留去し、残渣へ希水酸化ナトリウム水溶液を加え酢酸エチルで抽出し、水、飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した(同時にシリカゲル30gを加えた)。乾燥剤とシリカゲルを濾別後、溶媒留去した。残渣を中圧シリカゲルカラム(ヘキサン:酢酸エチル=90:10 〜 85:15 〜 80:20)で精製し表題化合物2.67g (47%)を白色固体として得た。
1H NMR(CDCl)δ= 1.29(s,6H),2.45(s,2H), 2.54(t,J=4.7Hz,4H),2.87−3.02(m,4H),6.82−6.87(m,2H),7.30−7.36(m,4H),7.54(d, J=8.1Hz,2H),7.60−7.66(m,4H).
参考例401
1−{1−メチル−1−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]エチル}ピペラジンの合成
1−{1−メチル−1−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]エチル}−4−(トルエン−4−スルホニル)ピペラジン 2.67g(5.0ミリモル)のメタノール50ml溶液へマグネシウム1.83g(75.0ミリモル)を加え、60℃で撹拌した。5時間後、マグネシウム0.61g(25.1ミリモル)を追加して更に撹拌した。1時間後、加熱を止め溶媒留去した。残渣へ氷と10%塩酸100mlを加え撹拌し、次に酢酸エチルを加えて撹拌した。分液し水層を25%水酸化ナトリウム水溶液で塩基性とした。酢酸エチルを加え撹拌し、不溶物をセライト上で濾別した。濾液を酢酸エチル抽出し、有機層を硫酸ナトリウム乾燥した。乾燥剤を濾別後、溶媒留去し表題化合物 1.05g(55%)を微黄色油状物として得た。
1H NMR(CDCl)δ= 1.32(s,6H),2.38−2.49(m, 4H),2.84(t,J=4.8Hz,4H),5.11(s,2H),6.87−6.92(m,2H),7.42−7.48(m,2H),7.56(d, J=8.0Hz,2H),7.64(d,J=8.0Hz,2H).
参考例402
1−{1−メチル−1−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]エチル}−4−[4−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)フェニル]ピペラジンの合成
適切な出発原料を使用して参考例362と同様にして表題の化合物を合成した。
1H NMR(CDCl)δ= 1.36(s,6H),1.53−1.73(m,3H),1.78−1.90(m,2H),1.94−2.04(m,1H),2.62(t,J=4.8Hz,4H),3.05(t,J=4.8Hz,4H),3.54−3.63(m,1H),3.90−3.98(m,1H),5.12(s,2H),5.30(t,J=3.4Hz,1H),6.83−6.88(m,2H),6.89−6.93(m,2H),6.95−6.99(m,2H),7.45−7.50(m,2H),7.56(d,J=8.2Hz,2H),7.65(d,J=8.2Hz,2H).
実施例1
2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オール(0.9g)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液(10ml)に氷冷下、60%水素化ナトリウム(70mg)を加え、室温で3日間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:酢酸エチル=8:2から塩化メチレン:酢酸エチル=2:8)で精製し、塩化メチレン−酢酸エチル−イソプロピルエーテルから再結晶して、淡黄色粉末の標記化合物(158mg)を得た。
融点:186.8−187.8℃
実施例2
4−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:199.5−200.3℃
実施例3
2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
4−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル(200mg)にトリフルオロ酢酸(6.0ml)を加え、室温で3時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残渣に塩化メチレン(2.0ml)とトリエチルアミン(2.0ml)を加え、室温で5分攪拌した。再び反応液を減圧下に濃縮し、残渣に1,2−ジクロロエタン(5ml)、4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアルデヒド(124μl)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(185mg)を加えて、室温で終夜攪拌した。反応液に水を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=10:0から塩化メチレン:メタノール=9:1)で精製し、塩化メチレン−イソプロピルエーテルから再結晶して、白色粉末の標記化合物(211mg)を得た。
融点:171.8−173.3℃
実施例4
N−(4−クロロフェニル)−N−メチル−N−{1−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:212.0−213.6℃
実施例5
2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:141−143℃
実施例6
2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:199.8−200.8℃
実施例7
7−{4−[4−(4’−クロロビフェニル−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:276.4−277.1℃
実施例8
2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:164.0−164.4℃
実施例9
2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:189−190℃
実施例10
N−メチル−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−{1−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}アミン
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:188−189℃
実施例11
2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:174−175℃
実施例12
2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:204−205℃
実施例13
(S)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:165−166℃
実施例14
2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:156−157℃
実施例15
2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:202−203℃
実施例16
7−{4−[4−(4−クロロベンジルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:149−150℃
実施例17
7−{4−[4−(4−クロロベンジルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:200−201℃
実施例18
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:163−164℃
実施例19
2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:207−209℃
実施例20
7−{4−[4−(4−クロロフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:183−185℃
実施例21
2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:214−216℃
実施例22
N−メチル−N−{1−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:208−209℃
実施例23
2−ニトロ−7−{4−[4−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:189−190℃
実施例24
7−{4−[4−(3,5−ビス−トリフルオロメチルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:199−200℃
実施例25
2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:213.9−214.0℃
実施例26
2−ニトロ−7−{4−[1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:200−201℃
実施例27
2−ニトロ−7−{4−[1−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:219−221℃
実施例28
2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:213.3−214.4℃
実施例29
4−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:182−183℃
実施例30
2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:179−180℃
実施例31
7−{4−[4−(4−クロロベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:175−176℃
実施例32
7−(4−{4−[4−(4−クロロベンジル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:205.7−206.2℃
実施例33
N−(4−クロロフェニル)−N−エチル−N−{1−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:195.2℃
実施例34
N−エチル−N−{1−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:206.2℃
実施例35
N−エチル−N−{1−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:184.8−185.3℃
実施例36
2−ニトロ−7−{4−[4−(4’−トリフルオロメトキシビフェニル−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:236.0−236.8℃
実施例37
2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:196.3−196.8℃
実施例38
2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:205.2−205.4℃
実施例39
2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:172.5−173.2℃
実施例40
2−ニトロ−7−(4−{4−[(E)−3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アリル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:203.6−204.3℃
実施例41
7−(4−{4−[4−(4−クロロベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:231.3−232.2℃
実施例42
2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]−[1,4]ジアゼパン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:157.8−158.0℃
実施例43
2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:167−168℃
実施例44
2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:180−181℃
実施例45
4−{4−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イルメチル}ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:217.5−217.8℃
実施例46
4−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]−[1,4]ジアゼパン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:176.7−177.1℃
実施例47
2−ニトロ−7−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)オキサゾール−4−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:238−239℃
実施例48
2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:172−174℃
実施例49
1−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]−4−トリフルオロメチルピペリジン−4−オールの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:209−211℃
実施例50
2−ニトロ−7−(4−{4−[1−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン−4−イルメチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
4−{4−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イルメチル}ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル(300mg)の塩化メチレン溶液(1.5ml)にトリフルオロ酢酸(1.5ml)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残渣に塩化メチレン(1.5ml)とトリエチルアミン(1.5ml)を加え、室温で5分攪拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残渣にメタノール(3ml)、4−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド(130mg)、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(160mg)、酢酸(1ml)の順に加え、室温で終夜撹拌した。反応液を炭酸カリウム水溶液に加え、塩化メチレンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=1:0から塩化メチレン:メタノール=9:1)で精製し、メタノールから再結晶して淡黄色粉末の標記化合物(50mg)を得た。
融点:214.3−217.2℃
実施例51
7−(4−{4−[1−(4−クロロベンジル)ピペリジン−4−イルメチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例50と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:211.1−213.2℃
実施例52
2−ニトロ−7−(4−{4−[1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−4−イルメチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例50と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:207.6℃
実施例53
2−ニトロ−7−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)オキサゾール−4−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:171−172℃
実施例54
2−ニトロ−7−(4−{4−[6−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピリジン−3−イルメチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:190.7℃
実施例55
2−ニトロ−7−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)チアゾール−4−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:219−220℃
実施例56
2−ニトロ−7−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)チアゾール−4−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
微黄色粉末 融点:235−236℃
実施例57
2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:156−158℃
実施例58
2−ニトロ−7−{4−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:206−207℃
実施例59
7−[4−(4−メトキシ−4−トリフルオロメチルピペリジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:167−168℃
実施例60
2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)オキサゾール−2−イルメチル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:87−89℃
実施例61
2−ニトロ−7−{4−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:186−187℃
実施例62
2−ニトロ−7−(4−{4−[6−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ピリジン−3−イルメチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:197.5−197.9℃
実施例63
7−(4−{4−[6−(4−クロロフェノキシ)ピリジン−3−イルメチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:199.1−200.6℃
実施例64
2−ニトロ−7−[4−(4−{3−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)フェニル]プロピル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:140.6−142.4℃
実施例65
2−ニトロ−7−(6−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:167.0−167.1℃
実施例66
2−ニトロ−7−(6−{4−[6−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピリジン−3−イルメチル]ピペラジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:186.0−186.1℃
実施例67
2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)エチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:156.0−158.2℃
実施例68
4−[5−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)ピリジン−2−イル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:205.4−205.7℃
実施例69
2−ニトロ−7−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシベンジル)チアゾール−4−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシベンジル)チアゾール−4−イル]フェノキシ}ブタン−2−オール(334mg)のジメチルホルムアルデヒド溶液(5ml)にナトリウムtert−ブトキシド(62mg)を加え、室温で撹拌した。反応の進行を確認しながらナトリウムtert−ブトキシド(62mg)を3回追加し、一夜攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、析出した固体を水、ジイソプロピルエーテルで順次洗浄した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n−へキサン=1:1から酢酸エチル)で精製し、淡褐色粉末の標記化合物(69mg)を得た。
融点:222−224℃
実施例70
2−ニトロ−7−{6−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]ピリジン−3−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:181−182℃
実施例71
2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)プロピル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:173.3−173.4℃
実施例72
2−ニトロ−7−{6−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−1−イル]ピリジン−3−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:184−185℃
実施例73
2−ニトロ−7−(6−{4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)プロピル]ピペラジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:164.2−164.7℃
実施例74
2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)プロピル]−[1,4]ジアゼパン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:177.4℃
実施例75
7−(4−{4−[5−(1−メチル−5−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−3−イル)チオフェン−2−イルメチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:204.6℃
実施例76
2−ニトロ−7−{6−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]ピリジン−3−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:181−182℃
実施例77
7−{4−[4−(4−ベンジルオキシベンジル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:219.5−220.5℃
実施例78
2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)エチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:166.5−168.8℃
実施例79
2−ニトロ−7−(6−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:140−141℃
実施例80
2−ニトロ−7−[4−(4−プロポキシ−4−トリフルオロメチルピペリジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:157−158℃
実施例81
4−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
トルエン−4−スルホン酸 (S)−4−(2−クロロ−4−ニトロ−イミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブチル エステル(25.00g)のエタノール溶液(250ml)に、20%ナトリウムエトキシドのエタノール溶液(25.00ml)を加え、室温で30分攪拌した。この反応液に4−(4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル(19.63g)、リン酸三カリウム(13.61g)を加え、4時間加熱還流した。反応液を減圧下に濃縮し、残渣に水を加えて塩化メチレンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:酢酸エチル=1:0から塩化メチレン:酢酸エチル=0:1)で精製し、減圧下に濃縮した。残渣のジメチルホルムアミド溶液(269ml)に、水素化ナトリウム(3.08g)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液を水に加え、塩化メチレンで抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:酢酸エチル=1:0から塩化メチレン:酢酸エチル=0:1)で精製し、黄色粉末の標記化合物(16.57g)を得た。
融点:201.0−202.7℃
実施例82
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:201−202℃
実施例83
N−メチル−N−{1−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:186−187℃
実施例84
7−{4−[4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:185−186℃
実施例85
7−(4−{4−[5−(2−メチル−5−トリフルオロメチル−2H−ピラゾール−3−イル)チオフェン−2−イルメチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末(アセトン−メタノール) 融点:180.3−180.8℃
実施例86
4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
トルエン−4−スルホン酸 (R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブチル エステル(3.00g)のエタノール溶液(30ml)に、20%ナトリウムエトキシドのエタノール溶液(3.02ml)を加え、室温で30分攪拌した。この反応液に4−(4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル(2.36g)、リン酸三カリウム(1.80g)を加え、4時間加熱還流した。反応液に水を加え、塩化メチレンで抽出した。有機層を水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、得られた残渣をジメチルホルムアミド(46ml)に溶かし、水素化ナトリウム(0.31g)を加え、室温で30分攪拌した。反応液に水を加え、塩化メチレンで抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:酢酸エチル=1:0から塩化メチレン:酢酸エチル=0:1)で精製し、アセトンから再結晶して黄色粉末の標記化合物(0.72g)を得た。
融点:206.7−208.0℃
実施例87
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:161.2−163.8℃
実施例88
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:162.6−163.2℃
実施例89
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色針状晶 融点:201−202℃
実施例90
N−メチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色針状晶 融点:186−187℃
実施例91
2−ニトロ−7−{6−[4−(4−クロロフェノキシ)ピペリジン−1−イル]ピリジン−3−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:171−172℃
実施例92
2−ニトロ−7−{4−[1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−イルメチル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:193−194℃
実施例93
7−{4−[4−(5−クロロチオフェン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:182.5−183.3℃
実施例94
2−ニトロ−7−{6−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ピペリジン−1−イル]ピリジン−3−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:168−169℃
実施例95
2−ニトロ−7−{6−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]ピリジン−3−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:199−200℃
実施例96
2−ニトロ−7−{4−[1−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−イルメチル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:186−188℃
実施例97
7−{4−[4−(2,2−ジフルオロベンゾ[1,3]ジオキソール−5−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:195.8−196.5℃
実施例98
2−ニトロ−7−{4−[1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−4−イルメチル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:185−186℃
実施例99
2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:170.7−171.0℃
実施例100
7−{4−[4−(4−クロロベンジル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:188.8−189.5℃
実施例101
2−ニトロ−7−{4−[1−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン−4−イルメチル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:180−181℃
実施例102
2−ニトロ−7−(4−{1−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペリジン−4−イルメチル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:197−198℃
実施例103
7−{4−[1−(4−クロロベンジル)ピペリジン−4−イルメチル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:194−195℃
実施例104
2−ニトロ−7−(6−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:162−163℃
実施例105
7−{4−[4−(4−メチルスルファニルベンジル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:191.1−191.5℃
実施例106
2−ニトロ−7−{4−[4−(5−トリフルオロメチルベンゾフラン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:181.0−181.6℃
実施例107
2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:168.5−168.8℃
実施例108
2−ニトロ−7−[6−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシメチル)ピリジン−3−イルオキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:105−106℃
実施例109
2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:210−211℃
実施例110
2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:171−172℃
実施例111
7−(4−{4−[2−(4−クロロフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:174−175℃
実施例112
2−{4−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}−1−(4−トリフルオロメチルフェニル)エタノールの合成
1)4−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル(300mg)にトリフルオロ酢酸(1.5ml)と塩化メチレン(1.5ml)を加え、室温で3時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残渣に塩化メチレン(1.5ml)とトリエチルアミン(1.5ml)を加え、室温で5分攪拌した。再び反応液を減圧下に濃縮した。
2)4−トリフルオロメチルフェネチルアルコール(1.5g)の塩化メチレン溶液(15ml)に氷冷下2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニルオキシラジカル(TEMPO)(13mg)、トリクロロイソシアヌル酸(1.93g)を加えて同温度で1時間撹拌した。不溶物を濾別、濾液を水で洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:0から1;1)で精製し、減圧下に濃縮した。
3)上記1)および2)で得られた残渣を1,2−ジクロロエタン(5ml)に溶解し、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.39g)を加えて室温で一夜撹拌した。反応液に塩化メチレンを加えて炭酸カリウム水溶液および水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:メタノール=1:0から9;1)で精製し、減圧下に濃縮した。残渣をメタノールから再結晶して淡黄色粉末の標記化合物(69mg)を得た。
融点:223.8−225.3℃
実施例113
2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:149.9−151.9℃
実施例114
7−(4−{4−[4−(4−クロロフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:134.7℃
実施例115
2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ブチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:186.3−186.5℃
実施例116
7−{2−クロロ−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:108−110℃
実施例117
7−(4−{4−[2−(4−クロロフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:212−214℃
実施例118
2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:180−181℃
実施例119
2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:184−185℃
実施例120
7−{4−[4−(5−クロロベンゾフラン−2−イルメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:157−158℃
実施例121
7−{4−[4−(5−クロロベンゾフラン−2−イルメトキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:198−200℃
実施例122
7−{4−[4−(4−フルオロ−ナフタレン−1−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:182.9−184.4℃
実施例123
2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
トルエン−4−スルホン酸 4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブチル エステル(1.12g)をエタノール(14ml)に懸濁し、20%ナトリウムエトキシドのエタノール溶液(1.13ml)を加え、室温で30分攪拌した。この反応液に4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル}フェノール(0.72g)、リン酸三カリウム(0.61g)を加え、4時間加熱還流した。室温まで冷却し反応液に水を加え、塩化メチレンで抽出した。有機層を水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:0からヘキサン:酢酸エチル=0:1)で精製し、メタノールから再結晶して淡黄色粉末の標記化合物(0.72g)を得た。
融点:213.6−213.7℃
実施例124
7−(4−{4−[3−(4−クロロフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:196−198℃
実施例125
2−ニトロ−7−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)−8−アザビシクロ[3.2.1]オクタ−8−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例123と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:220.5−222.6℃
実施例126
2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例123と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:214.6℃
実施例127
2−ニトロ−7−{4−[4−(5−トリフルオロメチルベンゾフラン−2−イルメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:171−172℃
実施例128
7−(4−{4−[3−(4−クロロフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:170−171℃
実施例129
2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例123と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:206.0−206.1℃
実施例130
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例123と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:209.5−210.4℃
実施例131
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:194.0−194.4℃
実施例132
2−ニトロ−7−{4−[4−(5−トリフルオロメトキシベンゾフラン−2−イルメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{4−[4−(5−トリフルオロメトキシベンゾフラン−2−イルメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシ}ブタン−2−オール(469mg)のN−メチルピロリドン溶液(5ml)にナトリウムtert−ブトキシド (81mg)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、析出した固体を水、ジイソプロピルエーテルで順次洗浄した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n−へキサン=1:1から3:1)で精製し、白色粉末の標記化合物(181mg)を得た。
融点:142−143℃
実施例133
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例123と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:217.0−220.3℃
実施例134
2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例123と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:217.2−217.3℃
実施例135
7−{4−[4−(5−クロロベンゾフラン−2−イルメトキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:130−132℃
実施例136
7−{4−[4−(4’−フルオロ−3’−トリフルオロメチルビフェニル−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:187.4−187.7℃
実施例137
7−{4−[4−(4’−フルオロビフェニル−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:232.4−233.0℃
実施例138
7−{4−[4−(4’−メチルスルファニルビフェニル−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:258.2−259.1℃
実施例139
2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:243.0−243.9℃
実施例140
7−{4−[4−(3−フルオロ−4’−トリフルオロメトキシビフェニル−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:179.0−180.4℃
実施例141
7−{4−[4−(3−フルオロ−4’−トリフルオロメチルビフェニル−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:211.6−212.9℃
実施例142
7−{4−[4−(4’−クロロ−3−フルオロビフェニル−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:234.5−235.1℃
実施例143
6−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:175−176℃
実施例144
2−ニトロ−7−(4−{4−[(E)−3−(5−トリフルオロメチルベンゾフラン−2−イル)アリル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:196.6−197.4℃
実施例145
2−ニトロ−7−{4−[4−(5−トリフルオロメトキシベンゾフラン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:185.5−185.6℃
実施例146
2−ニトロ−7−(4−{4−[(E)−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)アリル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:206.0−206.4℃
実施例147
7−{3−フルオロ−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:186−187℃
実施例148
7−{3−クロロ−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:143−144℃
実施例149
7−{3−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:199−200℃
実施例150
7−{2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:156−157℃
実施例151
6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エトキシ]キノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:156−157℃
実施例152
6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロポキシ]キノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:172−173℃
実施例153
6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)キノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:203−204℃
実施例154
6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:183−185℃
実施例155
(R)−2−ニトロ−7−{1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−1H−インドール−5−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:129−131℃
実施例156
7−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピンの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:159−160℃
実施例157
6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−1−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:194−196℃
実施例158
7−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−1−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[b]アゼピンの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
粉末 融点:133−134℃
実施例159
6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]キノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:193−195℃
実施例160
(R)−7−(2−メチル−4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:181−182℃
実施例161
(R)−7−(2−クロロ−4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:160−162℃
実施例162
(R)−2−ニトロ−7−(6−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}ナフタレン−2−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:234−235℃
実施例163
2−ニトロ−7−{4−[4−(4’−トリフルオロメチルビフェニル−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:256.9−257.9℃
実施例164
2−ニトロ−7−(4−{4−[6−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−イルメチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:201.2−203.7℃
実施例165
6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]キノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:218−221℃
実施例166
6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}キノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:208−211℃
実施例167
6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}キノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:226−230℃
実施例168
(R)−2−ニトロ−7−{2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]ベンゾチアゾール−6−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:189−191℃
実施例169
(R)−2−ニトロ−7−{2−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]ベンゾチアゾール−6−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
(R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−1−{2−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]ベンゾチアゾール−6−イルオキシ}ブタン−2−オール(662mg)のジメチルスルホキシド溶液(6ml)にナトリウムtert−ブトキシド(112mg)を加え、室温で3時間攪拌した。反応液に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、析出した固体を水、ジイソプロピルエーテルで順次洗浄した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n−へキサン=2:1から酢酸エチル)で精製し、淡黄色粉末の標記化合物(60mg)を得た。
融点:157−159℃
実施例170
(R)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エトキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:157.7℃
実施例171
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:193.4−193.9℃
実施例172
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:152−153℃
実施例173
2−ニトロ−7−(2−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ベンゾチアゾール−6−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:203−205℃
実施例174
(R)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロポキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:158.2−158.4℃
実施例175
(R)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[(E)−3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アリルオキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:183.0−183.9℃
実施例176
(R)−7−[4−(4−{4−[2−(4−クロロフェニル)エトキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:150.0−152.2℃
実施例177
(R)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロポキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:155.0−155.9℃
実施例178
(R)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[(E)−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)アリルオキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:196.1−199.1℃
実施例179
(R)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:168.3−169.5℃
実施例180
N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)フェニル]アミンの合成
1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−オン(700mg)、4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)フェニルアミン(557mg)を1,2−ジクロロエタン(20ml)、テトラヒドロフラン(20ml) に懸濁し、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(558mg)、酢酸(0.13ml)の順に加え、室温で20時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮後、残った水層を氷冷し、 20%炭酸ナトリウム水溶液を加えて、塩化メチレンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=100:1から塩化メチレン:メタノール=40:1)で精製し、イソプロピルアルコール−イソプロピルエーテルから再結晶して、黄色固体の標記化合物(226mg)を得た。
融点:119.6−121℃
実施例181
N−(4’−クロロビフェニル−4−イルメチル)−N−メチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例180と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:256.5−258℃
実施例182
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:198.8−200.8℃
実施例183
(R)−7−(4−{4−[4−(4−クロロベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:225.5−229.0℃
実施例184
(R)−7−(4−{4−[2−(3,4−ジクロロフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:152−153℃
実施例185
(R)−7−(4−{4−[2−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:140−143℃
実施例186
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:171−172℃
実施例187
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:172−175℃
実施例188
2−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エタノールの合成
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン(0.20g)に1N−HClエタノール溶液(6ml)を加えて室温で 3時間攪拌した。溶媒を留去して得られた残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、得られた粗結晶を塩化メチレン−エーテルで洗浄後、乾燥して白色粉末の標記化合物(0.16g)を得た。
融点:186−187℃
実施例189
(R)−7−(4−{4−[2−(3,5−ジクロロピリジン−2−イルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:143−145℃
実施例190
N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]アミンの合成
1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−オン(0.40g)および4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニルアミン(0.33g)の1,2−ジクロロエタン溶液(8ml)、にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.32g)および、酢酸(1ml)を加え、室温で5日攪拌した。反応液を塩化メチレンで希釈し、炭酸カリウム水溶液、水の順で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=1:0から塩化メチレン:メタノール=9:1)で精製し、黄色粉末の標記化合物(0.46g)を得た。
融点:226.9−228.6℃
実施例191
(R)−7−(4−{4−[2−(4−クロロ−3−トリフルオロメチルフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:116−118℃
実施例192
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:155.6−156.5℃
実施例193
(R)−7−(4−{4−[2−(2,4−ジクロロフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:164−166℃
実施例194
(R)−7−(4−{4−[2−(4−クロロ−3−メチルフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:166−168℃
実施例195
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:148−149℃
実施例196
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:176−177℃
実施例197
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:162−163℃
実施例198
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:261−262℃
実施例199
(R)−7−(4−{4−[2−(3−クロロ−4−フルオロフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:144−145℃
実施例200
(R)−2−ニトロ−7−{2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]ベンゾオキサゾール−5−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン 塩酸塩の合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:146−149℃
実施例201
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:207.6−208.2℃
実施例202
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:190.9℃
実施例203
(R)−7−[4−(4−{4−[(E)−3−(4−クロロフェニル)アリルオキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:210.6−213.6℃
実施例204
N−{4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}−N−(4’−トリフルオロメチルビフェニル−4−イルメチル)アミンの合成
{4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}カルバミン酸 tert−ブチル エステル(600mg)、塩化メチレン(3.0ml)の混合液にトリフルオロ酢酸(3.0ml)を加え、室温で40分間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残渣に塩化メチレン(3.0ml)とトリエチルアミン(3.0ml)を加え、室温で5分攪拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残渣を酢酸(8ml)に溶解し、4’−トリフルオロメチルビフェニル−4−カルバルデヒド(316 mg)、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(239mg)の順に加え、室温で2時間撹拌した。反応液を20%炭酸ナトリウム水溶液に加えて、塩化メチレンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=100:1から塩化メチレン:メタノール=40:1)で精製し、酢酸エチルーイソプロピルエーテルで洗浄して、無色固体の標記化合物(265mg)を得た。
融点:294−295℃
実施例205
(R)−2−ニトロ−7−{4−[1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−4−イルオキシ]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:151−152℃
実施例206
(R)−2−ニトロ−7−(4−{1−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−4−イルオキシ}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:163−164℃
実施例207
(R)−2−ニトロ−7−(4−{1−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペリジン−4−イルオキシ}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:127−128℃
実施例208
N−メチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]アミンの合成
N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]アミン(0.30g)をメタノール(3ml)に懸濁し、37%ホルムアルデヒド水溶液(0.11g)、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(89mg)、酢酸(1ml)を加えて、室温で1日攪拌した。37%ホルムアルデヒド水溶液(0.22g)、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(178mg)、酢酸(2ml)を追加して、室温で1日攪拌した。反応液を炭酸カリウム水溶液にゆっくり加えて、塩化メチレンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥し、濾液を減圧下に濃縮した。残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=10:0から塩化メチレン:メタノール=9:1)で精製し、メタノールから再結晶して、淡褐色粉末の標記化合物(0.20g)を得た。
融点:142.0−143.7℃
実施例209
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ブチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:160−162℃
実施例210
(R)−7−[4−(4−{4−[3−(4−クロロフェニル)プロポキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:200.7−200.9℃
実施例211
(R)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
灰色粉末 融点:147.3−150.0℃
実施例212
N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例190と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:233.2−235.6℃
実施例213
N−メチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]アミンの合成
N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]アミン(0.40g)とメタノール(3ml)を混ぜ、この混合液に37%ホルムアルデヒド水溶液(0.47g)、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.36g)、酢酸(3ml)を加え、室温で終夜攪拌した。反応液を炭酸カリウム水溶液に加え、塩化メチレンで抽出した。有機層を水洗し、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=1:0から塩化メチレン:メタノール=9:1)で精製し、黄色粉末の標記化合物(0.26g)を得た。
融点:170.6℃
実施例214
N−[4−(4−クロロベンジルオキシ)フェニル]−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例190と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:236.5−237.1℃
実施例215
N−[4−(4−クロロベンジルオキシ)フェニル]−N−メチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例213と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:205.6−206.5℃
実施例216
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡灰色粉末 融点:161.9−163.5℃
実施例217
(R)−7−(4−{4−[3−(4−クロロベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:167.8−167.9℃
実施例218
(R)−2−ニトロ−7−[4−(3−トリフルオロメチル−5,6−ジヒドロ−8H−イミダゾ[1,2−a]ピラジン−7−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:239−240℃
実施例219
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:174.2−174.4℃
実施例220
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシメチル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:207.2−208.2℃
実施例221
4−[4−(7−メチル−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
4−{4−[4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシ−2−メチルブトキシ]フェニル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル(2.12g)をジメチルホルムアミド(21ml)に溶かし、50%水素化ナトリウム(0.24g)を入れ、室温下にて3時間攪拌した。反応液を水に入れ、塩化メチレンにて抽出し、硫酸ナトリウムにより乾燥した。濾過後、濾液を減圧濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:酢酸エチル=1:0から塩化メチレン:酢酸エチル=1:1)により精製し、標記化合物の無色粉末(1.05g)を得た。
融点:208.2−208.8℃
実施例222
(R)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エトキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:149.1℃
実施例223
(R)−7−(4−{4−[3−(4−クロロフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:185.2−186.1℃
実施例224
(R)−2−ニトロ−7−(4−{1−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−4−イルオキシ}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:177−178℃
実施例225
7−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]−3−トリフルオロメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピラジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:145−146℃
実施例226
7−メチル−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:178.7−178.8℃
実施例227
7−メチル−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:162.1−162.7℃
実施例228
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡灰色粉末 融点:143.2−144.9℃
実施例229
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡灰色粉末 融点:143.5−146.9℃
実施例230
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:189−191℃
実施例231
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例169と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:190−191℃
実施例232
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:155.5−156.4℃
実施例233
(S)−7−(4−{4−[4−(4−クロロフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:135.7−138.7℃
実施例234
(S)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エトキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:147.8−149.5℃
実施例235
(S)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エトキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:169.8−170.6℃
実施例236
(S)−7−[4−(4−{4−[2−(4−クロロフェニル)エトキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:153.6℃
実施例237
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:174.1−174.5℃
実施例238
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシメチル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:208℃
実施例239
(S)−7−(4−{4−[4−(4−クロロフェノキシメチル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:228.6℃
実施例240
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:156.6−158.3℃
実施例241
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:188.0−188.5℃
実施例242
(R)−7−(4−{1−[4−(4−クロロベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−4−イルオキシ}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:176−177℃
実施例243
(S)−2−ニトロ−7−(4−{1−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−4−イルオキシ}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:162−164℃
実施例244
(S)−2−ニトロ−7−(4−{1−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−4−イルオキシ}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:156−158℃
実施例245
(S)−7−(4−{1−[4−(4−クロロベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−4−イルオキシ}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:146−148℃
実施例246
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:187−188℃
実施例247
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:187−189℃
実施例248
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)フェニル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体 融点:199−201℃
実施例249
N−メチル−N−(4−{4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}フェニル)−N−(4−トリフルオロメチルベンジル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:229−230℃
実施例250
(S)−7−(4−{4−[3−(4−クロロベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:186.1−186.2℃
実施例251
(S)−2−ニトロ−7−(2−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ベンゾオキサゾール−5−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:165−167℃
実施例252
(S)−2−ニトロ−7−(2−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ベンゾオキサゾール−5−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:174−176℃
実施例253
(R)−2−ニトロ−7−(2−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ベンゾオキサゾール−5−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:175−176℃
実施例254
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色粉末 融点:217.9−220.1℃
実施例255
(S)−7−(4−{(3R,5S)−3,5−ジメチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:122.1−122.6℃
実施例256
(R)−7−(4−{(3R,5S)−3,5−ジメチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:125.1℃
実施例257
(S)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:178.0−178.6℃
実施例258
(S)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:193.8℃
実施例259
(S)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロポキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:164.7−164.8℃
実施例260
(S)−7−[4−(4−{4−[3−(4−クロロフェニル)プロポキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:200.2−200.6℃
実施例261
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:208℃
実施例262
(S)−7−(4−{4−[4−(4−クロロベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:229.9℃
実施例263
N−{1−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
粉末 融点:228−229℃
実施例264
(S)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロポキシ]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:159.4−161.7℃
実施例265
(4−{4−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イルメチル}フェニル)カルバミン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:191.4−191.9℃
実施例266
N−メチル−N−{1−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]アミンの合成
N−{1−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]アミン(0.30g)を1,2−ジクロロエタン(2ml)に懸濁し、37%ホルムアルデヒド水溶液(0.362ml)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(149mg)を加えて、室温で1夜攪拌した。37%ホルムアルデヒド水溶液(0.362ml)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(149mg)を追加して、室温で1日攪拌した。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて、酢酸エチルで抽出した。有機層を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:1から塩化メチレン:メタノール=4:1)で精製し、エーテルで結晶化して、淡黄色粉末の標記化合物(130mg)を得た。
融点:143−145℃
実施例267
N−エチル−N−{1−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例266と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:147−150℃
実施例268
(R)−7−(4−{(3R,5S)−3,5−ジメチル−4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:190.6−191.4℃
実施例269
(S)−7−(4−{(3R,5S)−3,5−ジメチル−4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:190.6−191.5℃
実施例270
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[5−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ペンチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:165−168℃
実施例271
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[5−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ペンチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:166−168℃
実施例272
(S)−2−ニトロ−7−{2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:160−162℃
実施例273
(S)−2−ニトロ−7−{2−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:161−163℃
実施例274
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:210.2−212.2℃
実施例275
N−エチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]アミンの合成
N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]アミン(0.47g)を1,2−ジクロロエタン(5ml)に懸濁し、アセトアルデヒド(0.41ml)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.46g)を加えて、室温で3日攪拌した。反応液に炭酸カリウム水溶液を加えて、塩化メチレンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に濃縮した。残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=10:0から塩化メチレン:メタノール=9:1)で精製し、メタノールから再結晶して、黄色粉末の標記化合物(0.25g)を得た。
融点:95.2−97.0℃
実施例276
N−エチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例275と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色固体 融点:88.7−90.2℃
実施例277
(R)−2−ニトロ−7−{2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:161−164℃
実施例278
(R)−2−ニトロ−7−{2−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−5−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:160−163℃
実施例279
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェノキシメチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:210−215℃
実施例280
(R)−2−ニトロ−7−[4−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル]ベンジル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:187.6−188.8℃
実施例281
(R)−2−ニトロ−7−{4’−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イルメチル]ビフェニル−4−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:200.4−201.4℃
実施例282
(S)−2−ニトロ−7−{4’−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イルメチル]ビフェニル−4−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:196.9−198.0℃
実施例283
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェノキシメチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色粉末 融点:193−196℃
実施例284
(R)−7−(4−{(3R,5S)−3,5−ジメチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色粉末 融点:112.8℃
実施例285
(S)−7−(4−{(3R,5S)−3,5−ジメチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色粉末 融点:111.5℃
実施例286
(S)−2−ニトロ−7−(2−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}ベンゾチアゾール−6−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:190−191℃
実施例287
(R)−2−ニトロ−7−(2−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}ベンゾチアゾール−6−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:190−191℃
実施例288
7−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:147−150℃
実施例289
7−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:150−154℃
実施例290
N−(4−{4−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イルメチル}フェニル)−N−(4−トリフルオロメチルベンジル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:215.8−217.1℃
実施例291
7−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:149−151℃
実施例292
7−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:149−152℃
実施例293
N−メチル−N−(4−{4−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イルメチル}フェニル)−N−(4−トリフルオロメチルベンジル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例213と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:168.5−169.0℃
実施例294
(R)−7−(4−{4−[4−(2,4−ビス−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:185.4−186.3℃
実施例295
(S)−7−(4−{4−[4−(2,4−ビス−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:184.5−185.8℃
実施例296
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]ピペラジン−1−イルメチル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例190と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:212−214℃
実施例297
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)フェニル]ピペラジン−1−イルメチル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例190と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:140−142℃
実施例298
(4−{4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イルメチル}フェニル)カルバミン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:190.5−190.7℃
実施例299
(R)−7−(4−{(R)−3−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:151.0−152.2℃
実施例300
(S)−7−(4−{(R)−3−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:156.8−158.3℃
実施例301
6−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:196−198℃
実施例302
(R)−3−メチル−4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色粉末 融点:196.4℃
実施例303
6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:212−215℃
実施例304
6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:209−211℃
実施例305
7−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:196−198℃
実施例306
7−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:216−218℃
実施例307
N−(4−{4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イルメチル}フェニル)−N−(4−トリフルオロメチルベンジル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:216.0−217.7℃
実施例308
(R)−7−(4−{(S)−3−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:155.9℃
実施例309
(S)−7−(4−{(S)−3−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:150.6℃
実施例310
(R)−7−(4−{(R)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:164.5℃
実施例311
(R)−7−(4−{(R)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:154.3℃
実施例312
(R)−7−(4−{4−[4−(2−フルオロ−4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:166.4−167.2℃
実施例313
(S)−7−(4−{4−[4−(2−フルオロ−4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:166.4−167.8℃
実施例314
N−(4−{4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イルメチル}フェニル)−N−(4−トリフルオロメトキシベンジル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:226.3−228.2℃
実施例315
N−メチル−N−(4−{4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イルメチル}フェニル)−N−(4−トリフルオロメチルベンジル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例213と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:179.6−179.7℃
実施例316
7−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:195−196℃
実施例317
7−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−ベンゾ[c]アゼピンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:215−217℃
実施例318
(S)−3−メチル−4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:167.6℃
実施例319
(S)−3−メチル−4−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:195.0−195.4℃
実施例320
N−メチル−N−(4−{4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イルメチル}フェニル)−N−(4−トリフルオロメトキシベンジル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例213と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:184.8−184.9℃
実施例321
(R)−7−(4−{(S)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:132.5−132.8℃
実施例322
(R)−7−(4−{(S)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:155.6−155.8℃
実施例323
(S)−7−(4−{(S)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:148.0−148.3℃
実施例324
(S)−7−(4−{(S)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:163.7−164.2℃
実施例325
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:172.0−172.5℃
実施例326
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:171.9−172.2℃
実施例327
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:184.6−184.9℃
実施例328
(R)−7−(4−{(S)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:147.0−147.4℃
実施例329
(R)−7−(4−{(S)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:158.8℃
実施例330
(R)−3−メチル−4−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:164.3−164.9℃
実施例331
N−メチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例180と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:181.4−184.1℃
実施例332
N−メチル−N−{1−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例180と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:181.6−185.2℃
実施例333
(S)−7−(4−{(S)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:150.0−150.3℃
実施例334
(S)−7−(4−{(S)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:158.0−159.1℃
実施例335
(R)−7−(4−{(R)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:150.2−150.6℃
実施例336
(R)−7−(4−{(R)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:158.6−160.6℃
実施例337
(R)−2−ニトロ−7−(6−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体 融点:197.7−198.0℃
実施例338
(S)−2−ニトロ−7−(6−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体 融点:197−198℃
実施例339
(S)−7−(4−{(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:95−97℃
実施例340
(S)−7−(4−{(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:127.8−129.8℃
実施例341
(S)−7−(4−{(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:124.2−125.2℃
実施例342
(S)−7−(4−{(R)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:145.7−146.3℃
実施例343
(S)−7−(4−{(R)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:153.6−154.3℃
実施例344
(S)−7−(4−{(R)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:151.0−151.7℃
実施例345
(S)−7−(4−{(R)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:155.1−157.2℃
実施例346
(R)−7−(4−{4−[3−メチル−4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:172.9−173.8℃
実施例347
(R)−7−(4−{4−[3−メチル−4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:199.4−206.5℃
実施例348
(S)−7−(4−{4−[3−メチル−4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:169.8−170.2℃
実施例349
(S)−7−(4−{4−[3−メチル−4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:161.2−162.8℃
実施例350
(R)−7−(4−{(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
(R)−7−[4−((2S,5R)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン トリフルオロ酢酸塩(343mg)および1−(クロロメチル)−4−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]ベンゼン(269mg)のN−メチルピロリドン溶液(6ml)に、炭酸カリウム(135mg)およびヨウ化ナトリウム(146mg)を加え、60℃で3時間攪拌した。ナトリウムtert−ブトキシド(112mg)を加え、室温で3時間攪拌した。水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n−へキサン=1:1から酢酸エチル:n−へキサン=3:1)で精製し、淡褐色無定形固体の標記化合物(200mg)を得た。
1H NMR (CDCl3) δ 0.83 (d, J=6.1Hz, 3H), 1.14 (d, J=6.3Hz, 3H), 2.04 (t, J=8.9Hz, 1H), 2.26−2.54 (m, 2H), 2.55−2.73 (m, 2H), 2.82 (dd, J=12.0Hz, 2.9Hz, 1H), 2.93−3.17 (m, 2H), 3.22 (d, J=13.4Hz, 1H), 4.02 (d, J=13.4Hz, 1H), 4.06−4.35 (m, 4H), 4.65−4.78 (m, 1H), 6.84 (d, J=8.9Hz, 2H), 6.90−7.11 (m, 6H), 7.18 (d, J=8.8Hz, 2H), 7.34 (d, J=8.5Hz, 2H), 7.44 (s, 1H).
実施例351
(R)−7−(4−{(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例350と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色無定形固体 融点:119.5−121.5℃
1H NMR (CDCl3) δ 0.81 (d, J=6.1Hz, 3H), 1.13 (d, J=5.9Hz, 3H), 1.91−2.06 (m, 1H), 2.22−2.54 (m, 2H), 2.54−2.83 (m, 3H), 2.94−3.10 (m, 2H), 3.19 (d, J=13.1Hz, 1H), 3.89−4.34 (m, 5H), 4.62−4.77 (m. 1H), 5.06 (s, 2H), 6.84 (d, J=8.9Hz, 2H), 6.93 (d, J=8.6Hz, 2H), 7.04 (d, J=8.9Hz, 2H), 7.18−7.32 (m, 4H), 7.40−7.55 (m, 3H).
実施例352
(R)−7−(4−{(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例350と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色無定形固体 融点:108−110℃
1H NMR (CDCl3) δ 0.81 (d, J=6.1Hz, 3H), 1.13 (d, J=6.0Hz, 3H), 1.93−2.07 (m, 1H), 2.26−2.52 (m, 2H), 2.56−2.83 (m, 3H), 2.92−3.14 (m, 2H), 3.19 (d, J=13.2Hz, 1H), 3.99 (d, J=13.2Hz, 1H), 4.05−4.34 (m, 4H), 4.66−4.79 (m, 1H), 5.13 (s, 2H), 6.83 (d, J=8.9Hz, 2H), 6.93 (d, J=8.6Hz, 2H), 7.04 (d, J=8.9Hz, 2H), 7.18−7.28 (m, 2H), 7.45 (s, 1H), 7.56 (d, J=8.2Hz, 2H), 7.65 (d, J=8.2Hz, 2H).
実施例353
(R)−2−ニトロ−7−(4’−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ビフェニル−4−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:249.6−252.8℃
実施例354
(S)−2−ニトロ−7−(4’−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}ビフェニル−4−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:222.6−222.9℃
実施例355
N−メチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イルメチル}−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:167.0−170.1℃
実施例356
N−メチル−N−{1−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イルメチル}−N−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:170−171℃
実施例357
(S)−2−ニトロ−7−(4−{5−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例350と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:127−129℃
実施例358
(S)−2−ニトロ−7−(4−{5−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例350と同様にして表題の化合物を合成した。
粉末 融点:142−145℃
実施例359
(R)−2−ニトロ−7−(4−{5−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例350と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:165−168℃
実施例360
(R)−2−ニトロ−7−(4−{5−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例350と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:172−174℃
実施例361
7−{4−[2−(4−クロロフェノキシメチル)オキサゾール−4−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
トルエン−4−スルホン酸 4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブチル エステル(0.52g)のエタノール溶液(10ml)に、20%ナトリウムエトキシドのエタノール溶液(0.45ml)を加え、室温で30分攪拌した。この反応液に4−[2−(4−クロロフェノキシメチル)オキサゾール−4−イル]フェノール(0.40g)、リン酸三カリウム(0.34g)を加えて、2時間加熱還流した。水を加えて析出した固形物を濾取して60 ℃で乾燥した。得られた。残渣をジメチルホルムアミド(3ml)に溶かし、水素化ナトリウム(53 mg)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液を水に加え、塩化メチレンで抽出した。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥した。濾過後、濾液を減圧下に濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=10:0から塩化メチレン:メタノール=9:1)で精製し、淡黄色粉末の標記化合物(0.34g)を得た。
融点:199−200℃
実施例362
(R)−7−{4−[2−(4−クロロフェノキシメチル)オキサゾール−4−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例361と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:214−215℃
実施例363
(R)−2−ニトロ−7−{4−[1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−4−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル(2.0g)にトリフルオロ酢酸( 6ml)を加え、室温で40分間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残渣に塩化メチレン(6ml)とトリエチルアミン(6ml)を加え、室温で10分攪拌した。再び反応液を減圧下に濃縮し、残渣にN−メチルピロリドン(6ml)、4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアルデヒド(0.93ml)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(1.39g)を加えて、室温で3時間攪拌した。反応液に20%炭酸ナトリウム水溶液(20ml)、水(20ml)を加えて撹拌し、生成した不溶物を濾取、濾物を水およびヘキサンで洗浄後乾燥した。濾物を酢酸エチル−イソプロピルエーテル(1:1)に懸濁、室温で撹拌後濾取、乾燥して赤褐色固体の標記化合物(2.39g)を得た。
融点:183−184℃
実施例364
2−ニトロ−7−{4−[1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−4−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:178.6−180.2℃
実施例365
N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄橙色粉末 融点:214−216℃
実施例366
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:172.9−173.1℃
実施例367
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:186.6−197.0℃
実施例368
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
微黄色粉末 融点:162−164℃
実施例369
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:188−189℃
実施例370
N−エチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)アミンの合成
N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)アミン(2.2g)の酢酸溶液(11ml)にアセトアルデヒド(2.2ml)を加え、続いてトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(2.52g)を加え室温で3時間撹拌した。反応液を氷水へ注ぎ、5N水酸化ナトリウム水溶液, 飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和し、析出物を濾取、乾燥した。得られた固体をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:酢酸エチル=50:50)で精製し、アセトン−酢酸エチルから再結晶して、黄色粉末の標記化合物(1.96g)を得た。
融点:206℃
実施例371
N−メチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−(4−トリフルオロメチルフェニル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例370と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:208−209℃
実施例372
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[(E)−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)アリル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:207−210℃
実施例373
N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミンの合成
1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−オン(2.5g)の1,2−ジクロロエタン溶液(50ml) に4−(トリフルオロメトキシ)アニリン(1.271ml)を加え、続いてトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(1.992g)、酢酸(0.538ml)を加え室温で21時間撹拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて塩化メチレン抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム乾燥して溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:n−へキサン=1:1)で精製し、酢酸エチルから再結晶して、黄色粉末の標記化合物(2.55g)を得た。
融点:189−190℃
実施例374
N−エチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例370と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:184−185℃
実施例375
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[(E)−3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アリル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
微黄色粉末 融点:208−209℃
実施例376
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:137.7−139.8℃
実施例377
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:198.5−200℃
実施例378
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色固体 融点:123−127℃
実施例379
1−[4’−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)ビフェニル−4−イル]−4−トリフルオロメチルピペリジン−4−オールの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:225−230℃
実施例380
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(ノナフルオロブタン−1−スルホニル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
(R)−2−ニトロ−7−(4−ピペラジン−1−イルフェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン(0.30g)の塩化メチレン懸濁液(6ml)にトリエチルアミン(0.35ml)を加えた。続いて氷冷下、ビス(ノナフルオロ−1−ブタンスルホン酸)無水物(0.31ml)を滴下し、徐々に室温に戻しながら7.5時間撹拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて塩化メチレン抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム乾燥して溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:酢酸エチル=1:1)で精製し、アセトン−水から再結晶して、淡橙色粉末の標記化合物(0.19g)を得た。
融点:235−236℃
実施例381
(R)−2−ニトロ−7−[4−(4−トリフルオロメタンスルホニルピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例380と同様にして表題の化合物を合成した。
ベージュ色針状晶 融点:225−227℃
実施例382
7−メチル−2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:216.6−218.2℃
実施例383
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:172−173℃
実施例384
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:178−179℃
実施例385
(R)−7−{4−[4−(4−クロロベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:176.5−178℃
実施例386
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色固体 融点:199.3−199.5℃
実施例387
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
赤黄色固体 融点:206.5−207.5℃
実施例388
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:229−230℃
実施例389
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:183.2−186.6℃
実施例390
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:171−173℃
実施例391
7−メチル−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:170.4−171.6℃
実施例392
(R)−2−ニトロ−7−{4−[1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−イルオキシ]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:155−157℃
実施例393
(R)−2−ニトロ−7−{4−[1−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−イルオキシ]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:162.5−164℃
実施例394
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:180.0−180.3℃
実施例395
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色固体 融点:165.5−166.5 ℃
実施例396
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(3−トリフルオロメチルフェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
桃色粉末 融点:160.9−161.4℃
実施例397
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:185−186℃
実施例398
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:154.5−155.2℃
実施例399
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色固体 融点:147.5−148℃
実施例400
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:178−179℃
実施例401
(R)−7−{4−[4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:161−162℃
実施例402
7−メチル−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:178.8−178.9℃
実施例403
7−メチル−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:155.7−156.4℃
実施例404
7−メチル−2−ニトロ−7−(4−{4−[(E)−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)アリル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:186.2−186.9℃
実施例405
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:175.0−175.8℃
実施例406
(R)−2−ニトロ−7−{6−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色綿状結晶 融点:194℃
実施例407
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:199.5−199.9℃
実施例408
(R)−2−ニトロ−7−{4−[1’−(4−トリフルオロメトキシベンジル)−4,4’−ビピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:209.8−215.1℃
実施例409
7−メチル−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:154.2−156.2℃
実施例410
(R)−2−ニトロ−7−{6−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−1−イル]ピリジン−3−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:180.7℃
実施例411
7−メチル−2−ニトロ−7−(4−{4−[(E)−3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アリル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:158.3−159.2℃
実施例412
(R)−2−ニトロ−7−(6−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:171.7℃
実施例413
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチル−シクロヘキシルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:212.5−213.2℃
実施例414
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチル−シクロヘキシルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例3と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:214.4−214.8℃
実施例415
(R)−2−ニトロ−7−{4−[1’−(4−トリフルオロメチルベンジル)−4,4’−ビピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:223−225℃
実施例416
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:211.3℃
実施例417
(R)−2−ニトロ−7−(6−{4−[2−(4−トリフルオロメチルフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:211.2℃
実施例418
N−エチル−N−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]−N−[1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−イル]アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:166.4−168.1℃
実施例419
N−メチル−N−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]−N−[1−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−イル]アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色粉末 融点:182.1−184.2℃
実施例420
4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 エチル エステルの合成
(R)−2−ニトロ−7−(4−ピペラジン−1−イルフェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン(0.40g)の塩化メチレン懸濁液(6 ml)にトリエチルアミン(0.31ml)を加えた。続いて氷冷下、クロロギ酸エチル(0.11ml)を滴下し、徐々に室温に戻しながら14時間攪拌した。反応液に0.5N 塩酸水溶液を加えて塩化メチレンで抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム乾燥して溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=90:10)で精製し、アセトン−水から再結晶して、淡黄色粉末の標記化合物(0.36g)を得た。
融点:218℃
実施例421
(2−ヒドロキシ−4−トリフルオロメチルフェニル)−{4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}メタノンの合成
(R)−2−ニトロ−7−(4−ピペラジン−1−イルフェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン(0.40g)、4−(トリフルオロメチル)サリチル酸(0.25 g)の DMF 溶液(5ml)に1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.19 g)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(0.24 g)を加え、室温で11時間撹拌した。反応液に水を加え,しばらく撹拌した後、析出物を濾取した。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=90:10)で精製し、エタノール−アセトンから再結晶して、白色粉末の標記化合物(0.42g)を得た。
融点:217−220℃
実施例422
(R)−2−ニトロ−7−(6−{4−[3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:159.0−159.5℃
実施例423
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:186.5−187.2℃
実施例424
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:200.5−201.5℃
実施例425
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:164.8−165.2℃
実施例426
(R)−7−[4−(4−メタンスルホニルピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
(R)−2−ニトロ−7−(4−ピペラジン−1−イルフェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン(0.40g)の塩化メチレン懸濁液(6ml)へトリエチルアミン(0.31 ml)を加えた。続いて氷冷下、メタンスルホニルクロリド(0.09 ml)を滴下し徐々に室温に戻しながら14時間撹拌した。反応液に 0.5N 塩酸水溶液を加えて塩化メチレン抽出した。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウム乾燥して溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=90:10)で精製し、塩化メチレン−メタノールから再結晶して、ベージュ色粉末の標記化合物(0.15g)を得た。
融点:149−151℃
実施例427
(R)−2−ニトロ−7−(6−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:137.6−140.9℃
実施例428
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
(R)−2−ニトロ−7−(4−ピペラジン−1−イルフェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン(0.50g)、4−(5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)ベンズアルデヒド(0.41g)、N−メチルピロリドン(10ml)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.44g)を加えて、室温で16時間攪拌した。反応液を1N 水酸化ナトリウム水溶液に加えて、析出した結晶を濾取した。粗結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:酢酸エチル=8:2から塩化メチレン:酢酸エチル=2:8)で精製し、アセトン−エーテルから再結晶して、淡黄色粉末の標記化合物(0.55g)を得た。
融点:229−230℃
実施例429
(R)−2−ニトロ−7−{6−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]ピリジン−3−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:182.9−183.3℃
実施例430
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−1−イルメチル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体 融点:165−167℃
実施例431
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−1−イルメチル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体 融点:159.5−160.5℃
実施例432
(R)−2−ニトロ−7−{4−[1−(4−トリフルオロメチルベンジル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン 塩酸塩の合成
(R)−2−ニトロ−7−[4−(1,2,3,6−テトラヒドロ−ピリジン−4−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン トリフルオロ酢酸塩(1.0g)、4−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒド(0.41 ml)、N−メチルピロリドン(10 ml)の混合物へトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(0.631 g)を加え、室温で9時間撹拌した。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて10分攪拌した後、析出物を濾取した。得られた残渣を塩基性シリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン)で精製した。得られた生成物を塩化メチレン(30ml) に溶解し1N 塩酸エタノール溶液 (1.32ml)を加えて撹拌した。その後、減圧下に溶媒留去し、残渣に酢酸エチルを加え、室温で撹拌した。析出物を濾取し、得られた固体をエタノール−水で再結晶して、微黄色粉末の標記化合物(0.52g)を得た。
融点:210−213℃
実施例433
(R)−7−(4−{4−[3−フルオロ−4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体 融点:150−151℃
実施例434
(R)−7−(4−{4−[2−フルオロ−4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体 融点:157−158℃
実施例435
(R)−7−(4−{4−[3−メトキシ−4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:149.5−150℃
実施例436
(R)−7−{4−[4−((E)−3,7−ジメチル−オクタ−2,6−ジエニル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体 融点:142.5−144℃
実施例437
(R)−7−(4−{4−[5−(4−クロロフェニル)フラン−2−イルメチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:222−223.5℃
実施例438
(R)−7−[4−(4−アダマンタン−2−イルピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:245.5−246.5℃
実施例439
2−{4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イルメチル}−5−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェノール 塩酸塩の合成
適切な出発原料を使用して実施例432と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:192−194℃
実施例440
(R)−7−(4−{4−[2−メトキシ−4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン 塩酸塩の合成
適切な出発原料を使用して実施例432と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:214−217℃
実施例441
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[5−(4−トリフルオロメチルフェニル)チオフェン−2−イルメチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体 融点:225−226℃
実施例442
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[5−(4−トリフルオロメトキシフェニル)チオフェン−2−イルメチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体 融点:222−224℃
実施例443
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[5−(4−トリフルオロメチルフェニル)フラン−2−イルメチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:235−237℃
実施例444
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[5−(4−トリフルオロメトキシフェニル)フラン−2−イルメチル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例363と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体 融点:148.5−149.5℃
実施例445
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(5−トリフルオロメチルベンゾフラン−2−イルメチル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:159−161℃
実施例446
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルスルファニルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:162.6−163.9℃
実施例447
(R)−2−ニトロ−7−(4−{1−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン 塩酸塩の合成
(R)−2−ニトロ−7−[4−(1,2,3,6−テトラヒドロ−ピリジン−4−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン トリフルオロ酢酸塩(1.0g)、4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンズアルデヒド(0.72g)、N−メチルピロリドン(10 ml)の混合物へトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム (0.63g)を加えて室温で11時間撹拌した。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて10分攪拌した後、析出物を濾取した。得られた残渣を塩基性シリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン)で精製した。得られた生成物を塩化メチレン(30ml)に溶解し4N塩酸の酢酸エチル溶液(0.49ml)を加えてしばらく撹拌した。減圧下に溶媒留去し、残渣へ酢酸エチルを加え20分間撹拌した後、結晶を濾取した。得られた固体をエタノール−水から再結晶して、黄色粉末の標記化合物(0.58g)を得た。
融点:212−214℃
実施例448
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルスルファニル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン 塩酸塩の合成
適切な出発原料を使用して実施例447と同様にして表題の化合物を合成した。
微黄色粉末 融点:181−184℃
実施例449
N−メチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−(4−トリフルオロメトキシベンジル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例180と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:173−174℃
実施例450
N−メチル−N−(2−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−エチル)−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:166.5−167℃
実施例451
N−メチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イルメチル}−N−(4−トリフルオロメトキシベンジル)アミンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:181.5−182.5℃
実施例452
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルスルファニルベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:191.4−192.6℃
実施例453
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェニルメタンスルホニル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン 塩酸塩の合成
適切な出発原料を使用して実施例447と同様にして表題の化合物を合成した。
微黄色粉末 融点:222−225℃
実施例454
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェニルメタンスルフィニル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン 塩酸塩の合成
適切な出発原料を使用して実施例447と同様にして表題の化合物を合成した。
ベージュ色粉末 融点:205−208℃
実施例455
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(5−トリフルオロメチルベンゾフラン−2−イルメトキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例445と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:156−158℃
実施例456
(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェニルスルファニル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例445と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:161−162℃
実施例457
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニルスルファニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例445と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末 融点:166.7−167.3℃
実施例458
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例445と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末 融点:183−184℃
実施例459
1’−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]−[1,4’]ビピペリジニル−4−オールの合成
4−(tert−ブチルジメチルシラニルオキシ)−1’−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル][1,4’]ビピペリジニル(190mg)をテトラヒドロフラン(5ml) に溶解させて室温で攪拌下、1Mのテトラブチルアンモニウムフルオリド(1.11ml)を加えて 50℃で5時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮して得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=100:0から塩化メチレン:メタノール=80:20)で精製し、メタノール−イソプロピルエーテルから再結晶して、黄色固体の標記化合物(40mg)を得た。
融点:234.5−235℃
実施例460
2−メトキシ−4−((E)−3−{4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}プロペニル)フェノールの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体 融点:109−111℃
実施例461
1−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イルメチル}ピペリジン−4−オールの合成
適切な出発原料を使用して実施例459と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:189−190.5℃
実施例462
1−(4−クロロフェノキシ)−3−{4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}プロパン−2−オールの合成
(R)−2−ニトロ−7−(4−ピペラジン−1−イルフェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン(250mg)、2−(4−クロロフェノキシメチル)オキシラン(154mg)、N−メチルピロリドン(7ml) を加えて100℃で21時間攪拌した。室温まで冷却して、水(23ml) を加えて 5 分間攪拌した。析出した結晶を濾取して60℃で乾燥した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=100:0から塩化メチレン:メタノール=97:3)で精製し、1,2−ジクロルエタン−メタノール−酢酸エチルから再結晶して、無色固体の標記化合物(204mg)を得た。
融点:203−205℃
実施例463
1−{4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}−3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロパン−2−オールの合成
適切な出発原料を使用して実施例462と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:184.5−185℃
実施例464
(R)−7−{4−[4−(3,4−ジクロロベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例445と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:190−192℃
実施例465
(R)−7−(4−{4−[4−((E)−3,7−ジメチルオクタ−2,6−ジエニルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:145−146.5℃
実施例466
(R)−7−[4−(4−{(E)−3−[4−((E)−3,7−ジメチルオクタ−2,6−ジエニルオキシ)フェニル]アリル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:154−155℃
実施例467
1’−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)ベンジル]−[1,4’]ビピペリジニル−4−オールの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:164−165℃
実施例468
1−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)ベンジル]ピペリジン−4−イルメチル}ピペリジン−4−オールの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:174−175℃
実施例469
(R)−7−{4−[4−(3,4−ジクロロフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例445と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:180−181℃
実施例470
1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]−4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−オールの合成
アルゴン気流下、トルエン−4−スルホン酸 (R)−4−(2−クロロ−4−ニトロイミダゾール−1−イル)−2−ヒドロキシブチル エステル(1.16g)、1−(4−ヒドロキシフェニル)−4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−4−オール(1.0g)、リン酸三カリウム(2.52 g)及びエタノール( 10 ml)の混合物を60℃で15 時間撹拌した。反応液を塩化アンモニウム水溶液に加えてしばらく攪拌した。析出した粗結晶を濾取して、60℃で乾燥した。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:酢酸エチル=1:1)で精製し、アセトン−水から再結晶して、ベージュ色粉末の標記化合物(0.63g)を得た。
融点:201−202℃
実施例471
(R)−7−{4−[4−メトキシ−4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例470と同様にして表題の化合物を合成した。
微黄色粉末 融点:168−169℃
実施例472
(R)−7−{4−[4−メトキシ−4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例470と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:160−161℃
実施例473
1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]−4−(4−トリフルオロメトキシフェニル)ピペリジン−4−オールの合成
適切な出発原料を使用して実施例470と同様にして表題の化合物を合成した。
ベージュ色粉末 融点:204−206℃
実施例474
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例470と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末 融点:140−142℃
実施例475
(S)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例470と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末 融点:171−172℃
実施例476
(R)−2−ニトロ−7−{4−[1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−4−イルメトキシ]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体 融点:149.5−150℃
実施例477
(R)−2−ニトロ−7−(4−{2−[1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−4−イル]−エトキシ}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体 融点:132−133℃
実施例478
(R)−2−ニトロ−7−(4−{(E)−3−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]プロペニル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体 融点:163−164℃
実施例479
(R)−7−(4−{4−[4−(フラン−2−イルメトキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:190−192℃
実施例480
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(ピリジン−2−イルメトキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:213−214℃
実施例481
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(チオフェン−2−イルメトキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:208−209.5℃
実施例482
(R)−2−ニトロ−7−[4−(4−{1−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]−エチル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
1−(1−クロロエチル)−4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンゼン(0.54 g)の N−メチルピロリドン溶液( 5ml)に(R)−2−ニトロ−7−(4−ピペラジン−1−イルフェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン(0.56g)を加えた。次にジイソプロピルエチルアミン (0.54 ml)を加えて室温で12時間撹拌し、その後60℃に昇温して7時間攪拌した。反応液に水を加えて析出している固形物を濾取した。得られた固体を塩基性シリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン)で精製し、アセトン−水から再結晶して、微黄色粉末の標記化合物(0.15g)を得た。
融点:190−191℃
実施例483
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(ピリジン−4−イルメトキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:186−187℃
実施例484
(R)−7−(4−{4−[4−(3,5−ジメチル−イソオキサゾール−4−イルメトキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:122−123.5℃
実施例485
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(6−トリフルオロメチルピリジン−3−イルメトキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:191−192℃
実施例486
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(ピラジン−2−イルメトキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:233−233.5℃
実施例487
(R)−7−(4−{4−[4−(3−メチル−[1,2,4]オキサジアゾール−5−イルメトキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:194−195℃
実施例488
(R)−7−(4−{4−[4−(2−メチル−チアゾール−4−イルメトキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:186.5−187℃
実施例489
(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(ピリジン−3−イルメトキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例428と同様にして表題の化合物を合成した。
無色固体 融点:212.5−213℃
実施例490
(R)−7−[4−(4−{1−メチル−1−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]エチル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例470と同様にして表題の化合物を合成した。
微黄色粉末 融点:186−187℃
実施例491
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
4−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル(300 mg)を塩化メチレン(2 ml) へ懸濁し、トリフルオロ酢酸(2 ml)を加え室温撹拌1時間した。反応液を減圧下に濃縮し、残渣に塩化メチレン (2 ml)、トリエチルアミン(0.83 ml)を加え室温で10分撹拌した。反応液を減圧下に濃縮し、DMF 2ml へ溶解し炭酸カリウム(123 mg)を加え氷冷下で 1−(ブロモメチル)−4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンゼン(197 mg)を加えて室温で4時間撹拌した。反応液に水を加え、析出固体を濾取した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:酢酸エチル=1:0から塩化メチレン:酢酸エチル=2:3から塩化メチレン:メタノール=10:1)で精製し、アセトン−水から再結晶して、淡黄色固体の標記化合物(197mg)を得た。
融点:182.2−185.4℃
実施例492
(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルフェノキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例470と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体 融点:198.0−199.3℃
実施例493
4−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)ベンジル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.06−1.17 (m, 2H), 1.46 (s, 9H), 1.55−1.66 (m, 3H), 2.32−2.42 (m, 1H), 2.46−2.52 (m, 3H), 2.54−2.71 (m, 2H), 3.97−4.24 (m, 5H), 4.28−4.33 (m, 1H), 4.72−4.78 (m, 1H), 6.83 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.06 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 7.46 (s, 1H)
実施例494
4−{2−[4−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]エチル}ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.05−1.34 (m, 4H), 1.47 (s, 9H), 1.52−1.60 (m, 3H), 2.29−2.37 (m, 1H), 2.44−2.55 (m, 3H), 2.42−2.65 (m, 2H), 3.95−4.20 (m, 5H), 4.25−4.30 (m, 1H), 4.72−4.79 (m, 1H), 6.81 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.05 (d, J = 8.7 Hz, 2H), 7.45 (s, 1H)
実施例495
4−[6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)キノリン−2−イル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
橙色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 2.02 (s, 9H), 2.37−2.40 (m, 1H), 2.47−2.50 (m, 1H), 3.66 (br, 4H), 3.68 (br, 4H), 4.12−4.15 (m, 1H), 4.18−4.21 (m, 1H), 4.24−4.27 (m, 1H), 4.34−4.37 (m, 1H), 4.79 (br, 1H), 6.95−6.98 (m, 2H), 7.18−7.20 (m, 1H), 7.43 (s, 1H), 7.64 (d, J = 9.1 Hz, 1H), 7.82 (d, J = 9.1 Hz, 1H).
実施例496
4−[6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)ベンゾチアゾール−2−イル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.49 (s, 9H), 2.38−2.40 (m, 1H), 2.48−2.51 (m, 1H), 3.58 (br, 8H), 4.11−4.17 (m, 1H), 4.20−4.24 (m, 2H), 4.32−4.35 (m, 1H), 4.75−4.77 (m, 1H), 6.90−6.92 (m, 1H), 7.18 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.45−7.48 (m, 2H).
実施例497
(R)−7−[4−(4,4−ジメトキシピペリジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体
1H NMR (CDCl3) δ 1.90 (t, 4H), 2.17−2.48 (m, 2H), 3.12 (t,J=5.9Hz, 4H), 3.23 (s, 6H), 4.05−4.18(m,3H),4.18−4.32(dd,J=10Hz, 4.2Hz,1H),4.70−4.76(m,1H),6.80−6.95(m,4H),7.45 (s, 1H).
実施例498
1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−オンの合成
(R)−7−[4−(4,4−ジメトキシピペリジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン(5.16g)、アセトン(100ml)、水(17ml)を加えて室温で攪拌下、6N 塩酸水溶液 41mlを加え、室温で終夜攪拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残った水層を氷冷して 20%炭酸ナトリウム水溶液を加えて中和した。同温度で 10分間攪拌した後、析出した結晶を濾取した。60度で乾燥して、黄色固体の標記化合物(4.57g)を得た。
1H NMR (CDCl3) δ 2.20 (m, 6H), 3.48 (t, J=5.9Hz, 4H), 4.05−4.32 (m, 4H), 4.70−4.80 (m, 1H), 6.87 (d, J=9.2Hz, 2H), 6.96 (d, J=9.1Hz, 2H), 7.45 (s, 1H).
実施例499
{4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}カルバミン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.47 (s, 9H), 2.33−2.47 (m, 2H), 2.93−2.97 (m, 4H), 3.18−3.22 (m, 4H), 4.10−4.25 (m, 3H), 4.25−4.35 (dd, J=10Hz, 4.3Hz, 1H), 4.65−4.80 (m, 1H), 5.46 (br s, 1H), 6.78−6.92 (m, 4H), 7.45 (s, 1H).
実施例500
4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.46 (s, 9H), 1.65−1.77 (m, 2H), 1.86−1.93 (m, 2H), 2.35−2.54 (m, 2H), 3.29−3.41 (m, 2H), 3.68−3.80 (m, 2H), 4.10−4.38 (m, 5H), 4.74−4.80 (m, 1H), 6.81−6.90 (m, 4H), 7.46 (s, 1H)
実施例501
4−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.47 (s, 9H), 1.64−1.77 (m, 2H), 1.83−1.95 (m, 2H), 2.32−2.52 (m, 2H), 3.25−3.37 (m, 2H), 3.65−3.78 (m, 2H), 4.12−4.38 (m, 5H), 4.71−4.78 (m, 1H), 6.80−6.88 (m, 4H), 7.45 (s, 1H)
実施例502
4−[5−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)ベンゾオキサゾール−2−イル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.49 (s, 9H), 2.38−2.41 (m, 1H), 2.48−2.52 (m, 1H), 3.55−3.57 (m, 4H), 3.65−3.66 (m, 4H), 4.10−4.16 (m, 1H), 4.19−4.22 (m, 2H), 4.30−4.33 (m, 1H), 4.75−4.77 (m, 1H), 6.59−6.61 (m, 1H), 6.91−6.92 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.15 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.46 (s, 1H).
実施例503
4−[5−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)ベンゾオキサゾール−2−イル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.49 (s, 9H), 2.38−2.41 (m, 1H), 2.48−2.49 (m, 1H), 3.55−3.57 (m, 4H), 3.65−3.67 (m, 4H), 4.10−4.16 (m, 1H), 4.20−4.23 (m, 2H), 4.30−4.33 (m, 1H), 4.75−4.77 (m, 1H), 6.59−6.61 (m, 1H), 6.91−6.92 (d, J = 2.5 Hz, 1H), 7.15 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.46 (s, 1H).
実施例504
(S)−7−[4−(4,4−ジメトキシピペリジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.89−1.91 (m, 4H), 2.34−2.38 (m, 1H), 2.46−2.49 (m, 1H), 3.10−3.13 (m, 4H), 3.23 (s, 6H), 4.10−4.22 (m, 3H), 4.26−4.29 (m, 1H), 4.71−4.74 (m, 1H), 6.82−6.84 (m, 2H), 6.89−6.92 (m, 2H), 7.45 (s, 1H).
実施例505
1−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−オンの合成
適切な出発原料を使用して実施例498と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
1H NMR (DMSO−d6) δ 2.42 (m, 1H), 2.43 (m, 1H), 2.50−2.51 (m, 4H), 3.37−3.46(m, 5H),4.10−4.11 (m, 1H), 4.17−4.25 (m, 2H), 4.86−4.88 (m, 1H), 6.90−6.92 (m, 2H), 7.00−7.02 (m, 2H), 8.09 (s, 1H).
実施例506
5−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−1,3−ジヒドロイソインドール−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.52 (s, 9H), 2.37−2.41 (m, 1H), 2.48−2.50 (m, 1H), 4.11−4.17 (m, 1H), 4.20−4.24 (m, 2H), 4.30−4.33 (m, 1H), 4.59−4.66 (m, 4H), 4.75−4.77 (m, 1H), 6.77−6.84 (m, 2H), 7.13−7.19 (m, 1H), 7.46 (s, 1H).
実施例507
5−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−1,3−ジヒドロイソインドール−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.52 (s, 9H), 2.37−2.42 (m, 1H), 2.48−2.50 (m, 1H), 4.11−4.17 (m, 1H), 4.19−4.24 (m, 2H), 4.30−4.34 (m, 1H), 4.59−4.66 (m, 4H), 4.74−4.78 (m, 1H), 6.77−6.84 (m, 2H), 7.13−7.19 (m, 1H), 7.46 (s, 1H).
実施例508
7−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.49 (s, 9H), 2.36−2.39 (m, 1H), 2.46−2.49 (m, 1H), 2.77 (br, 2H), 3.63 (br, 2H), 4.10−4.23 (m, 3H), 4.28−4.31 (m, 1H), 4.54 (s, 2H), 4.74−4.75 (m, 1H), 6.65 (m, 1H), 6.73−6.75 (m, 1H), 7.05−7.07 (m, 1H), 7.46 (s, 1H).
実施例509
7−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.49 (s, 9H), 2.36−2.39 (m, 1H), 2.46−2.49 (m, 1H), 2.77 (br, 2H), 3.62 (br, 2H), 4.10−4.23 (m, 3H), 4.28−4.31 (m, 1H), 4.53 (s, 2H), 4.73−4.76 (m, 1H), 6.65 (d, J = 2.3 Hz, 1H), 6.73−6.75 (m, 1H), 7.05−7.07 (m, 1H), 7.46 (s, 1H).
実施例510
7−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−1,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[c]アゼピン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.39 (s, 9H), 1.76−1.77 (m, 2H), 2.37 (m, 1H), 2.47 (m, 1H), 2.89 (m, 2H), 3.64−3.68 (m, 2H), 4.11−4.22 (m, 3H), 4.30−4.37 (m, 3H), 4.74 (m, 1H), 6.64−6.71 (m, 2H), 7.10−7.11 (m, 1H), 7.45 (s, 1H).
実施例511
6−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.49 (s, 9H), 2.36−2.39 (m, 1H), 2.46−2.49 (m, 1H), 2.79−2.81 (m, 2H), 3.62 (m, 2H), 4.10−4.22 (m, 3H), 4.29−4.32 (m, 1H), 4.51 (s, 2H), 4.73−4.75 (m, 1H), 6.68 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 6.74−6.76 (m, 1H), 7.02−7.05 (m, 1H), 7.45 (s, 1H).
実施例512
6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.49 (s, 9H), 2.36−2.39 (m, 1H), 2.46−2.49 (m, 1H), 2.79−2.81 (m, 2H), 3.62 (m, 2H), 4.10−4.22 (m, 3H), 4.29−4.32 (m, 1H), 4.51 (s, 2H), 4.73−4.75 (m, 1H), 6.68 (d, J = 2.4 Hz, 1H), 6.74−6.76 (m, 1H), 7.02−7.05 (m, 1H), 7.45 (s, 1H).
実施例513
7−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−1,3,4,5−テトラヒドロベンゾ[c]アゼピン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.39 (s, 9H), 1.76−1.77 (m, 2H), 2.37 (m, 1H), 2.47 (m, 1H), 2.89 (m, 2H), 3.64−3.68 (m, 2H), 4.11−4.22 (m, 3H), 4.30−4.37 (m, 3H), 4.74 (m, 1H), 6.64−6.71 (m, 2H), 7.10−7.11 (m, 1H), 7.45 (s, 1H).
実施例514
(2R,5S)−2,5−ジメチル−4−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 0.96 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.26 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.48 (s, 9H), 2.34−2.42 (m, 1H), 2.42−2.53 (m, 1H), 2.94 (m, 1H), 3.22−3.25 (m, 1H), 3.41−3.45 (m, 1H), 3.77−3.85 (m, 2H), 4.11−4.25 (m, 3H), 4.26−4.29 (m, 1H), 4.43 (br, 1H), 4.73 (m, 1H), 6.79−6.84 (m, 4H), 7.44 (s, 1H).
実施例515
(2R,5S)−2,5−ジメチル−4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 0.96 (d, J = 6.5 Hz, 3H), 1.26 (d, J = 6.8 Hz, 3H), 1.48 (s, 9H), 2.34−2.42 (m, 1H), 2.42−2.53 (m, 1H), 2.94 (m, 1H), 3.22−3.25 (m, 1H), 3.41−3.45 (m, 1H), 3.77−3.85 (m, 2H), 4.11−4.25 (m, 3H), 4.26−4.29 (m, 1H), 4.43 (br, 1H), 4.73 (m, 1H), 6.79−6.84 (m, 4H), 7.44 (s, 1H).
実施例516
4−[5−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)ピリジン−2−イル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体
1H NMR (CDCl3) δ 1.48 (s, 9H), 2.42−2.44 (m, 2H), 3.39−3.43 (m, 4H), 3.51−3.57 (m, 4H), 4.12−4.27 (m, 4H), 4.65−4.78 (m, 1H), 6.64 (d, J=9.0Hz, 1H), 7.19 (dd, J=10.0Hz, 3.3Hz, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.94 (d, J=3.0Hz, 1H).
実施例517
4−[5−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)ピリジン−2−イル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体
1H NMR (CDCl3) δ 1.48 (s, 9H), 2.28−2.50 (m, 2H), 3.36−3.47 (m, 4H), 3.47−3.58 (m, 4H), 4.12−4.27 (m, 4H), 4.65−4.78 (m, 1H), 6.64 (d, J=9.0Hz, 1H), 7.19 (dd, J=10.0Hz, 3.3Hz, 1H), 7.45 (s, 1H), 7.94 (d, J=3.0Hz, 1H).
実施例518
(R)−7−[4−((2S,5R)−2,5−ジメチル−ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン トリフルオロ酢酸塩の合成
(2R,5S)−2,5−ジメチル−4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル(1.31g)のジクロロメタン溶液(4ml)に、トリフルオロ酢酸(4ml)を加え、一夜攪拌した。反応液を減圧下に濃縮し、褐色無定形固体の標記化合物(1.35g)を得た。
1H NMR (DMSO−d6) δ 0.84 (d, J = 10.2 Hz, 3H), 1.21 (d, J = 10.6 Hz, 3H), 2.15−2.40 (m, 2H), 2.71−2.85 (m, 2H), 3.08−3.26 (m, 2H), 3.36−3.40 (m, 2H), 4.11−4.33 (m, 4H), 4.88−4.91 (m, 1H), 6.96−6.99 (d, J = 14.8 Hz, 2H), 7.08−7.11 (d, J = 14.8 Hz, 2H), 8.10 (s, 1H), 8.89 (br, 1H), 9.21 (br, 1H).
実施例519
5−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例69と同様にして表題の化合物を合成した。
粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.40−1.44 (br, 9H), 1.83−2.08 (m, 2H), 2.32−2.48 (m, 2H), 3.01−3.22 (m, 1H), 3.32−3.65 (m, 3H), 4.07−4.36 (m, 5H), 4.31−4.46 (m, 1H), 4.60 (br, 1H), 6.47−6.50 (m, 2H), 6.82−6.85 (m, 2H), 7.44 (s, 1H).
実施例520
4−[4’−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)ビフェニル−4−イル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体
1H NMR (DMSO−d6) δ 1.43 (s, 9H), 2.13−2.42 (m, 2H), 3.1−3.15 (t, J=4.9Hz, 4H), 3.40−3.55 (t, J=5.4Hz, 4H), 4.04−4.40 (m, 4H), 4.88−4.96 (m, 1H), 7.01(d, J=8.4Hz, 2H), 7.04 (J=8.5Hz, 2H), 7.50 (d, J=8.8Hz, 2H). 7.55 (d, J=8.8Hz, 2H), 8.11 (s, 1H).
実施例521
4−[4’−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)ビフェニル−4−イル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色固体
1H NMR (DMSO−d6) δ 1.43 (s, 9H), 2.13−2.42 (m, 2H), 3.1−3.15 (t, J=4.9Hz, 4H), 3.40−3.55 (t, J=5.4Hz, 4H), 4.04−4.40 (m, 4H), 4.88−4.96 (m, 1H), 7.01(d, J=8.4Hz, 2H), 7.04 (J=8.5Hz, 2H), 7.50 (d, J=8.8Hz, 2H). 7.55 (d, J=8.8Hz, 2H), 8.11 (s, 1H).
実施例522
(S)−7−[4−(2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン トリフルオロ酢酸塩の合成
適切な出発原料を使用して実施例518と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
1H NMR (DMSO−d6) δ 1.87−1.90 (m, 1H), 2.11−2.29 (m, 3H), 3.13−3.18 (m, 3H), 3.57−3.60 (m, 1H), 4.09−4.21 (m, 4H), 4.41−4.53 (m, 2H), 4.80−4.91 (m, 1H), 6.61−6.64 (d, J = 15.0 Hz, 2H), 6.90−6.93 (d, J = 15.0 Hz, 2H), 8.10 (s, 1H), 8.52 (br, 1H), 8.96 (br, 1H).
実施例523
5−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例132と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.40−1.44 (br, 9H), 1.83−2.06 (m, 2H), 2.33−2.48 (m, 2H), 3.02−3.22 (m, 1H), 3.32−3.52 (m, 2H), 3.54−3.60 (m, 1H), 4.08−4.31 (m, 5H), 4.46−4.61 (m, 1H), 4.70−4.73 (m, 1H), 6.48−6.50 (m, 2H), 6.82−6.85 (m, 2H), 7.44 (s, 1H).
実施例524
(R)−7−[4−(2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例518と同様にして表題の化合物を合成した。
褐色無定形固体
1H NMR (DMSO−d6) δ 1.64−2.40 (m, 4H), 2.83−4.40 (m, 11H), 4.84 (m, 1H), 6.51−6.53 (d, J = 14.8 Hz, 2H), 6.84−6.87 (d, J = 14.9 Hz, 2H), 8.09 (s, 1H).
実施例525
4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
赤褐色固体
1H NMR (CDCl3) δ 1.48 (s, 9H), 1.51−1.64 (m, 3H), 1.78 (d, J=12.6Hz, 2H), 2.32−2.42 (m, 1H), 2.44−2.52 (m, 1H), 2.55−2.63 (m, 1H), 2.79 (br s, 2H), 4.10−4.35 (m, 5H), 4.70−4.79 (m, 1H), 6.86 (d, J=8.7Hz, 2H), 7.13 (d, J=8.6Hz, 2H), 7.45 (s, 1H).
実施例526
(R)−7−[4−(4,4−ジエトキシピペリジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
1HNMR(CDCl3) δ1.20(t, J=7.1Hz, 6H), 1.89−1.95(m, 4H), 2.31−2.41(m, 1H), 2.45−2.52(m, 1H), 3.08−3.17(m, 4H), 3.51(q, J=7.1Hz, 4H), 4.07−4.24(m, 3H), 4.28(dd, J=10.1Hz, 4.2Hz, 1H), 4.71−4.76(m, 1H), 6.81−6.85(m, 2H), 6.88−6.93(m, 2H), 7.44(s, 1H)
実施例527
(R)−2−ニトロ−7−(4−ピペラジン−1−イル−フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステル(4.51g)の塩化メチレン(22ml) 懸濁液へ4N塩酸の1,4−ジオキサン溶液(22ml)を少しずつ加え室温で2時間撹拌した。酢酸エチルで希釈し析出物を濾取した。得られた固体をエタノールでトリチュレートした後、濾取、乾燥した。得られた目的物の塩酸塩を水に溶解し、氷冷下5N水酸化ナトリウム水溶液で中和して攪拌した。析出物を濾取して60℃で乾燥し、黄色粉末の標記化合物(3.0g)を得た。
1HNMR(CDCl3) δ2.31−2.42(m, 1H), 2.44−2.53(m, 1H), 3.01−3.08(m, 8H), 4.08−4.23(m, 3H), 4.29(dd,J=10.2Hz, 4.2Hz, 1H), 4.69−4.75(m, 1H), 6.83−6.87(m, 2H), 6.87−6.91(m, 2H), 7.45(s, 1H)
実施例528
(R)−2−ニトロ−7−(4−ピペラジン−1−イル−フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン トリフルオロ酢酸塩の合成
適切な出発原料を使用して実施例518と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色粉末
1HNMR(DMSO−d6) δ2.13−2.24(m, 1H), 2.26−2.34(m, 1H), 3.16−3.29(m, 8H), 4.10(dt, J=5.1Hz, 12.4Hz, 1H), 4.14−4.22(m, 2H), 4.25(dd, J=11.1Hz, 3.3Hz, 1H), 4.84−4.90(m, 1H), 6.91−6.95(m, 2H), 6.95−6.99(m, 2H), 8.10(s, 1H), 8.77(brs, 2H)
実施例529
1’−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]−[4,4’]ビピペリジニル−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
淡黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 1.10−1.33 (m, 4H), 1.35−1.45 (m, 2H), 1.46 (s, 9H), 1.65−1.75 (m, 2H), 1.77−1.85 (m, 2H), 2.25−2.48 (m, 2H), 2.49−2.77 (m, 4H), 3.51−3.59 (m, 2H), 4.05−4.23 (m, 5H), 4.24−4.29 (m, 1H), 4.71−4.77 (m, 1H), 6.81−6.85 (m, 2H), 6.88−6.92 (m, 2H), 7.44 (s, 1H)
実施例530
4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例86と同様にして表題の化合物を合成した。
白色粉末
1HNMR(CDCl3) δ1.49(s, 9H), 2.34−2.44(m, 1H), 2.44−2.53(m, 3H), 3.61−3.67(m, 2H), 4.03−4.09(m, 2H), 4.09−4.18(m, 1H), 4.18−4.26(m, 2H), 4.33(dd, J=10.2Hz, 4.2Hz,1H), 4.72−4.80(m, 1H), 5.91−6.02(m, 1H), 6.85−6.92(m, 2H), 7.32(d, J=8.8Hz,2H), 7.46(s,1H)
実施例531
(R)−2−ニトロ−7−[4−(1,2,3,6−テトラヒドロ−ピリジン−4−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン トリフルオロ酢酸塩の合成
適切な出発原料を使用して実施例518と同様にして表題の化合物を合成した。
薄緑色粉末
1HNMR(DMSO−d6) δ2.14−2.26(m, 1H), 2.28−2.38(m, 1H), 2.61−2.69(m, 2H), 3.27−3.39(m, 2H), 3.71−3.78(m, 2H), 4.10(dt, J=5.2Hz, 12.4Hz, 1H), 4.15−4.22(m, 1H), 4.28(dd,J=11.1Hz, 5.8Hz, 1H), 4.34(dd, J=11.1Hz, 3.2Hz, 1H), 4.88−4.95(m, 1H), 6.09−6.13(m, 1H), 7.01(d, J=8.9Hz, 2H), 7.45(d, J=8.9Hz, 2H), 8.11(s,1H), 8.80(brs, 2H)
実施例532
4−(tert−ブチルジメチルシラニルオキシ)−1’−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]−[1,4’]ビピペリジニルの合成
適切な出発原料を使用して実施例1と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 0.04 (s, 6H), 0.89 (s, 9H), 1.53−1.96 (m, 7H), 2.31−2.53 (m, 6H), 2.64 (t, J=10.6Hz, 2H), 2.82 (br s, 2H), 3.59 (d, J=12.1Hz, 2H), 3.72 (br s, 1H), 4.05−4.22 (m, 3H), 4,22−4.30 (dd, J=10.0Hz, 4.3Hz, 1H), 4.68−4.77 (m, 1H), 6.82 (d, J=9.1Hz, 2H), 6.89 (d, J=9.1Hz, 2H), 7.45 (s, 1H).
実施例533
(R)−7−(4−{4−[4−(tert−ブチルジメチルシラニルオキシ)ピペリジン−1−イルメチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例470と同様にして表題の化合物を合成した。
赤黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 0.05 (s, 6H), 0.89 (s, 9H), 1.25−1.38 (m, 2H), 1.50−1.65 (m, 3H), 1.73 (br s, 2H), 1.85 (d, J=12.4Hz, 2H), 2.05−2.25 (m, 4H), 2.28−2.40 (m, 1H), 2.40−2.50 (m, 1H), 2.50−2.70 (m, 4H), 3.52 (d, J=12.0Hz, 2H), 3.63−3.72 (m, 1H), 4.04−4.21 (m, 3H), 4.21−4.30 (dd, J=10.3Hz, 4.3Hz, 1H), 4.65−4.75 (m, 1H), 6.76−6.85 (m, 2H), 6.85−6.94 (m, 2H), 7.44 (s, 1H).
実施例534
4−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェノキシメチル]ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例470と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体
1H NMR (CDCl3) δ 1.18−1.30 (m, 2H), 1.46 (s, 9H), 1.81 (d, J=13.1Hz, 2H), 1.93 (br s, 1H), 2.33−2.44 (m, 1H), 2.44−2.53 (m, 1H), 2.74 (br s, 2H), 3.75 (d, J=6.4Hz, 2H), 4.06−4.30 (m, 5H), 4.68−4.76 (m, 1H), 6.78−6.87 (m, 4H), 7.45 (s, 1H).
実施例535
4−{2−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェノキシ]エチル}ピペリジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例470と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体
1H NMR (CDCl3) δ 1.10−1.21 (m, 2H), 1.46 (s, 9H), 1.64−1.75 (m, 6H), 2.30−2.41 (m, 1H), 2.41−2.53 (m, 1H), 2.70 (br s, 2H), 3.96 (t, J=5.9Hz, 2H), 4.01−4.24 (m, 4H), 4.24−4.31 (dd, J=10.2Hz, 4.2Hz, 1H), 4.68−4.76 (m, 1H), 6.76−6.85 (m, 4H), 7.45 (s, 1H).
実施例536
(R)−2−ニトロ−7−[4−(ピペリジン−4−イルメトキシ)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例518と同様にして表題の化合物を合成した。
淡褐色固体
1H NMR (CDCl3) δ 1.23−1.34 (m, 2H), 1.76−1.97 (m, 5H), 2.31−2.45 (m, 1H), 2.45−2.53 (m, 1H), 2.60−2.75 (m, 2H), 3.14 (d, J=12.1Hz, 2H), 3.74 (d, J=6.3Hz, 2H), 4.04−4.32 (m, 3H), 4.68−4.78 (m, 1H), 6.78−6.88 (m, 4H), 7.45 (s, 1H).
実施例537
(R)−2−ニトロ−7−[4−(2−ピペリジン−4−イル−エトキシ)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジンの合成
適切な出発原料を使用して実施例518と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体
1H NMR (CDCl3) δ 1.14−1.30 (m, 2H), 1.61−1.83 (m, 5H), 2.05−2.53 (m, 3H), 2.60−2.70 (m, 2H), 3.10 (d, J=12.1Hz, 2H), 3.95 (t, J=6.2Hz, 2H), 4.02−4.31 (m, 4H), 4.70−4.78 (m, 1H), 6.83 (s, 4H), 7.45 (s, 1H).
実施例538
4−{(E)−3−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]−アリル}ピペラジン−1−カルボン酸 tert−ブチル エステルの合成
適切な出発原料を使用して実施例470と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色固体
1H NMR (CDCl3) δ 1.46 (s, 9H), 2.28−2.52 (m, 6H), 3.15 (d, J=6.7Hz, 2H), 3.46 (br s, 4H), 4.07−4.18 (m, 1H), 4.18−4.27 (m, 2H), 4.30−4.38 (dd, J=10.2Hz, 4.2Hz, 1H), 4.70−4.82 (m, 1H), 6.10−6.20 (m, 1H), 6.46 (d, J=15.8Hz, 1H), 6.86 (d, J=8.6Hz, 2H), 7.32 (d, J=8.6Hz, 2H), 7.46 (s, 1H).
実施例539
(R)−2−ニトロ−7−[4−((E)−3−ピペラジン−1−イル−プロペニル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン トリフルオロ酢酸塩の合成
適切な出発原料を使用して実施例518と同様にして表題の化合物を合成した。
黄色粉末
1H NMR (CDCl3) δ 2.33 (m, 2H), 2.60 (s, 1H), 3.28−3.56 (m, 4H), 3.56−3.78 (m, 4H), 4.06−4.42 (m, 4H), 4.78−4.88 (m, 2H), 6.05−6.18 (m, 1H), 6.66 (d, J=15.6Hz, 1H), 6.89 (d, J=8.7Hz, 2H), 7.35 (d, J=8.6Hz, 2H), 7.62 (s, 1H).
実施例540〜772
適切な出発原料を使用して上記の実施例と同じように以下の化合物を得た。

試験例1
抗菌試験(寒天平板希釈法)
実施例228で得られた2,3−ジヒドロ−6−ニトロイミダゾ[2,1−b]オキサジン化合物について、結核菌属(M. tuberculosis H37Rv)に対する最小発育阻止濃度を、7H11培地(BBL社製)を用いて求めた。上記菌株は、予め7H9培地(BBL社製)で培養し、−80℃で凍結保存し、生菌数を算出した。上記の保存した菌液を使用し、最終生菌数が約10CFU/mlの菌液を調製した。この調製した菌液約5μlを、試験化合物含有の7H11寒天培地に接種し、37℃で14日間培養した後、最小発育阻止濃度を測定するための試験に供した。
M.tuberculosis H37Rvに対する最小発育阻止濃度は、≦0.0004μg/mlであった。
試験例2
抗菌試験(寒天平板希釈法)
下記の表に示す供試化合物について、結核菌属(M. tuberculosis kurono)に対する最小発育阻止濃度を、7H11培地(BBL社製)を用いて求めた。上記菌株は、予め7H9培地(BBL社製)で培養し、−80℃で凍結保存し、生菌数を算出した。上記の保存した菌液を使用し、最終生菌数が約10CFU/mlの菌液を調製した。この調製した菌液約5μlを、試験化合物含有の7H11寒天培地に接種し、37℃で14日間培養した後、最小発育阻止濃度を測定するための試験に供した。
結果を以下の表に示す。

Claims (9)

  1. 一般式(1):

    [式中、Rは、一般式(2):
    −A−L1−B−L2−C−D (2)
    [式中、Aは、(A1)〜(A12)から選ばれる2価の基を示し、
    (A1)テトラヒドロイソキノリンジイル、
    (A2)テトラヒドロキノリンジイル、
    (A3)テトラヒドロベンゾアゼピンジイル、
    (A4)ベンゾオキサゾールジイル、
    (A5)ベンゾチアゾールジイル、
    (A6)インドールジイル、
    (A7)イソインドリンジイル、
    (A8)ナフタレンジイル、
    (A9)キノリンジイル、
    (A10)フェニレン、
    (A11)ビフェニルジイル、及び
    (A12)ピリジンジイル、
    上記基(A1)〜(A12)の環上には、ハロゲン及び低級アルキルからなる群より選ばれる少なくとも1個の基が置換していてもよく、
    L1は、単結合、低級アルキレン、−N(低級アルキル)−、−O−、−O−低級アルキレン、−O−低級アルキレン−O−、低級アルキレン−O−、低級アルキレン−O−低級アルキレン、又は低級アルケニレンを示し、
    Bは、(B1)〜(B11)から選ばれる2価の基を示し、
    (B1)テトラヒドロピリジンジイル、
    (B2)ジアゼピンジイル、
    (B3)ジアザビシクロヘプタンジイル、
    (B4)テトラヒドロトリアゾロピラジンジイル、
    (B5)テトラヒドロイミダゾピラジンジイル、
    (B6)アザビシクロオクタンジイル、
    (B7)オキサゾールジイル、
    (B8)ピペラジンジイル、
    (B9)ピペリジンジイル、
    (B10)チアゾールジイル、及び
    (B11)フェニレン、
    上記基(B1)〜(B11)の環上には、低級アルキル、ハロ低級アルキル、アルケニル、低級アルコキシ、ハロ低級アルコキシ、低級アルコキシカルボニル、低級アルケニルオキシカルボニル、ヒドロキシ、低級アルキルスルホニル、及びハロ低級アルキルスルホニルからなる群より選ばれる少なくとも1個の基が置換していてもよく、
    Aが(A10)又は(A12)の場合、Bは(B1)〜(B10)から選択され、
    L2は、単結合、−CO−、−COO−、−COO−低級アルキニレン、−COO−低級アルキレン(当該低級アルキレンはフェニルで置換されていてもよい)、−COO−低級アルケニレン、−N(低級アルキル)−、−N(低級アルキル)−低級アルキレン、−NH−、−NH−低級アルキレン、−O−、−O−低級アルキレン、−S−、低級アルキレン(当該低級アルキレンは保護されていてもよいヒドロキシで置換されていてもよい)、低級アルキレン(当該低級アルキレンは保護されていてもよいヒドロキシで置換されていてもよい)−O−、低級アルキレン−N−(低級アルキル)−、低級アルキレン−N(低級アルキル)−低級アルキレン、低級アルキレン−O−低級アルキレン、低級アルキレン−S−、又は低級アルケニレン(当該低級アルケニレンは低級アルキル又はフェニルで置換されていてもよい)を示し、
    Cは、(C1)〜(C28)から選ばれる2価の基又は単結合を示し、
    (C1)テトラヒドロキノリンジイル、
    (C2)ジヒドロベンゾジオキシンジイル、
    (C3)ジヒドロベンゾオキサゾールジイル、
    (C4)ジヒドロベンゾフランジイル、
    (C5)ジヒドロベンゾオキサジンジイル、
    (C6)アダマンタンジイル、
    (C7)ベンゾチオフェンジイル、
    (C8)ベンゾジオキソールジイル、
    (C9)ベンゾイミダゾールジイル、
    (C10)ベンゾフランジイル、
    (C11)カルバゾールジイル、
    (C12)クロマンジイル、
    (C13)シクロヘキサンジイル、
    (C14)フルオレンジイル、
    (C15)フランジイル、
    (C16)イミダゾピリジンジイル、
    (C17)イミダゾ−ルジイル、
    (C18)インドールジイル、
    (C19)ナフタレンジイル、
    (C20)ピペリジンジイル、
    (C21)ピラゾールジイル、
    (C22)ピリジンジイル、
    (C23)ピロールジイル、
    (C24)キノリンジイル、
    (C25)チアゾールジイル、
    (C26)チオフェンジイル、
    (C27)フェニレン、及び
    (C28)単結合、
    上記基(C1)〜(C27)の環上には、アルコキシ、ハロ低級アルコキシ、アルキル、ハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、低級アルコキシカルボニル、オキソ、低級アルカノイルアミノ、低級アルカノイルオキシ、ニトロ、低級アルキルチオ、ハロ低級アルキルチオ、シクロ低級アルキル、シクロ低級アルコキシ、シアノ、低級アルコキシカルボニルアミノ、ニトロ、アミノ、(モノ又はジ−低級アルキル)アミノ、低級アルキルスルホニル、低級アルキルスルホニルアミノ、アルケニルオキシ、及び(モノ又はジ−低級アルキル)アミノ低級アルコキシからなる群より選ばれる少なくとも1個の基が置換していてもよく、
    Dは、(D1)〜(D35)から選ばれる基又は原子を示し、
    (D1)オキサジアゾリル低級アルコキシ、
    (D2)トリアゾリル、
    (D3)イソキサゾリル低級アルコキシ、
    (D4)イミダゾリル、
    (D5)イミダゾリル低級アルキル、
    (D6)チアゾリル低級アルコキシ、
    (D7)チエニル、
    (D8)チエニル低級アルコキシ、
    (D9)フリル低級アルコキシ、
    (D10)テトラヒドロピラニル、
    (D11)ピラジニル低級アルコキシ、
    (D12)ピペラジニルフェニル、
    (D13)ピラゾリル、
    (D14)ピリジル、
    (D15)ピリジルオキシ、
    (D16)ピリジル低級アルコキシ、
    (D17)ピロリジニル、
    (D18)ピロリル、
    (D19)フェニル、
    (D20)(モノ又はジ−フェニル)アミノ、
    (D21)フェニル低級アルキル、
    (D22)フェニル低級アルケニル、
    (D23)(フェニル低級アルキル)(低級アルキル)アミノ、
    (D24)(フェニル低級アルキル)アミノ、
    (D25)フェニル低級アルキルスルホニル、
    (D26)フェニル低級アルキルスルフィニル、
    (D27)フェニル低級アルキルチオ、
    (D28)フェニル低級アルケニルオキシ、
    (D29)フェニル低級アルコキシ、
    (D30)フェニル低級アルコキシフェニル、
    (D31)フェノキシ、
    (D32)フェノキシ低級アルキル、
    (D33)フェノキシピペリジル、
    (D34)モルホリニル低級アルキル、及び
    (D35)水素、
    上記基(D1)〜(D34)の環上には、低級アルキル、ハロ低級アルキル、低級アルキルチオ、低級アルコキシ、ハロ低級アルコキシ及びハロゲンからなる群より選ばれる少なくとも1個の基が置換していてもよい。]
    で表される基であり、
    は、水素又は低級アルキルを示す。]
    で表される化合物又はその塩。
  2. 一般式(2)において、Aが基(A10)又は(A12)の場合、Cは基(C1)〜(C27)から選択される請求項1に記載の化合物又はその塩。
  3. 一般式(2)において、
    Aが、
    (A1)テトラヒドロイソキノリンジイル、
    (A2)テトラヒドロキノリンジイル、
    (A9)キノリンジイル、
    (A10)フェニレン、
    (A11)ビフェニルジイル、又は
    (A12)ピリジンジイル、
    であり、上記基(A1)、(A2)、(A9)〜(A12)の環上には、ハロゲン及び低級アルキルからなる群より選ばれる少なくとも1個の基が置換していてもよい、請求項1又は2に記載の化合物又はその塩。
  4. 一般式(2)において、
    Aが、
    (A1)テトラヒドロイソキノリンジイル、
    (A2)テトラヒドロキノリンジイル、
    (A9)キノリンジイル、
    (A10)フェニレン、
    (A11)ビフェニルジイル、又は
    (A12)ピリジンジイル、
    であり、
    上記基(A1)、(A2)、(A9)〜(A12)の環上には、ハロゲンが1又は2個置換していてもよく、
    L1が、単結合、低級アルキレン、−O−、−O−低級アルキレン、又は低級アルキレン−O−であり、
    Bが、
    (B7)オキサゾールジイル
    (B8)ピペラジンジイル、
    (B9)ピペリジンジイル、
    (B10)チアゾールジイル、又は
    (B11)フェニレン、
    であり、
    上記基(B7)〜(B11)の環上には、低級アルキル、ハロ低級アルキル、ハロ低級アルコキシ、ヒドロキシ、及びハロ低級アルキルスルホニルからなる群より選ばれる少なくとも1又は2個の基が置換していてもよく、
    L2が、単結合、−N(低級アルキル)−、−O−、−O−低級アルキレン、低級アルキレン、低級アルキレン−O−、又は低級アルケニレンであり、
    Cが、
    (C13)シクロヘキサンジイル、
    (C20)ピペリジンジイル、
    (C27)フェニレン、又は
    (C28)単結合
    であり、
    上記基(C13)、(C20)及び(C27)の環上には、ハロ低級アルコキシ、ハロ低級アルキル、ヒドロキシ、及びハロ低級アルキルチオからなる群より選ばれる1又は2個の基が置換していてもよく、
    Dが、
    (D21)フェニル低級アルキル、
    (D24)(フェニル低級アルキル)アミノ、
    (D29)フェニル低級アルコキシ、
    (D31)フェノキシ、又は
    (D35)水素
    であり、
    上記基(D21)、(D24)、(D29)及び(D31)の環上には、ハロ低級アルキル及びハロ低級アルコキシからなる群より選ばれる1又は2個の基が置換していてもよく、
    但し、Aが(A10)又は(A12)の場合、Cは(C13)、(C20)又は(C27)である、請求項1、2又は3に記載の化合物又はその塩。
  5. 一般式(1−1):

    [式中、Rは、ハロゲン又は低級アルキルであり、mは0、1又は2であり、mが2の時Rは同一又は異なっていてもよく、R、L1、B、L2、C及びDは前記に同じ]、
    一般式(1−2):

    [式中、R、m、R、L1、B、L2、C及びDは前記に同じ]、
    一般式(1−3):

    [式中、R、m、R、L1、B、L2、C及びDは前記に同じ]、
    一般式(1−4):

    [式中、Eは、N又はCHであり、Cは、上記基(C1)〜(C27)から選ばれる2価の基(各基の環上の置換基は前記に同じ)であり、R、m、R、L1、B、L2及びDは前記に同じ]、又は
    一般式(1−5):

    [式中、R、m、R、L1、B、L2、C及びDは前記に同じ]
    で表される請求項1、2、3又は4に記載の化合物又はその塩。
  6. 下記に示す化合物からなる群から選択される請求項1に記載の化合物又はそれらの塩;
    ・2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・2−ニトロ−7−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシメチル)オキサゾール−4−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・2−ニトロ−7−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)チアゾール−4−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・2−ニトロ−7−[4−(4−{3−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)フェニル]プロピル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・2−ニトロ−7−(6−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)エチル]ピペリジン−1−イル}ピリジン−3−イルオキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・N−メチル−N−{1−[4−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペリジン−4−イル}−N−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アミン、
    ・6−(2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−1−[3−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)プロピル]−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン、
    ・7−{3−フルオロ−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)キノリン、
    ・(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・(R)−2−ニトロ−7−(4−{1−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−4−イルオキシ}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・(S)−2−ニトロ−7−(4−{4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・(S)−2−ニトロ−7−{4’−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イルメチル]ビフェニル−4−イルオキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・N−(4−{4−[4−((S)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イルメチル}フェニル)−N−(4−トリフルオロメチルベンジル)アミン、
    ・(R)−7−(4−{(R)−3−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・6−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)−2−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)ベンジル]−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン、
    ・(R)−7−(4−{(R)−2−メチル−4−[4−(4−トリフルオロメトキシフェノキシ)ベンジル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・2−ニトロ−7−{4−[1−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−4−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[(E)−3−(4−トリフルオロメチルフェニル)アリル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・1−[4’−((R)−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン−7−イルメトキシ)ビフェニル−4−イル]−4−トリフルオロメチルピペリジン−4−オール、
    ・(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(ノナフルオロブタン−1−スルホニル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・7−メチル−2−ニトロ−7−(4−{4−[2−(4−トリフルオロメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメトキシベンジル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(3−トリフルオロメチルフェノキシ)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・(R)−2−ニトロ−7−(4−{4−[3−(4−トリフルオロメチルフェニル)プロピル]ピペリジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・7−メチル−2−ニトロ−7−(4−{4−[(E)−3−(4−トリフルオロメトキシフェニル)アリル]ピペラジン−1−イル}フェノキシメチル)−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチル−シクロヘキシルメチル)ピペラジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・(R)−2−ニトロ−7−{4−[1’−(4−トリフルオロメチルベンジル)−4,4’−ビピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・(R)−2−ニトロ−7−{4−[4−(4−トリフルオロメチルスルファニルフェノキシ)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、
    ・(R)−7−{4−[4−メトキシ−4−(4−トリフルオロメチルフェニル)ピペリジン−1−イル]フェノキシメチル}−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン、及び
    ・(R)−7−[4−(4−{1−メチル−1−[4−(4−トリフルオロメチルベンジルオキシ)フェニル]エチル}ピペラジン−1−イル)フェノキシメチル]−2−ニトロ−6,7−ジヒドロ−5H−イミダゾ[2,1−b][1,3]オキサジン。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の化合物又はその塩と、薬学的に許容可能な担体とを含む医薬組成物。
  8. 請求項1〜6のいずれかに記載の化合物又はその塩と、薬学的に許容可能な担体とを含む結核の予防及び/又は治療薬。
  9. 医薬組成物の製造のための請求項1〜6のいずれかに記載の化合物又はその塩の使用。
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