JP5916523B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、板部材と裏ユニットが取り付けられた遊技機に関するものである。
近年、遊技機に取り付けられる遊技盤は、遊技釘、電動チューリップ(いわゆる「電チュー」)、センター役物などが配設された板部材と、図柄表示装置や可動体などが配設された裏ユニットとを重ねて配置することによって構成されている。この種の遊技機では、図柄表示装置によってキャラクタを登場させるなどの遊技演出を行うことに加えて、遊技演出の一環としてゲームの要所で可動体を動かすことにより、遊技の興趣を高める努力がなされている。
しかし、可動体を移動させる演出は、一般化してきているため、遊技者に与えるインパクトが弱い。そこで、近年では、可動体を大型化することにより、可動体の見栄えを向上させたり、可動体の動作態様をはっきりと見せるようにする遊技機が提案されつつある(例えば特許文献1参照)。
特開2011−104291号公報(図3等)
しかしながら、可動体は、大型化に伴って重量が増加する傾向にある。このため、可動体を裏ユニットに取り付けると、裏ユニットが撓んでしまうという問題がある。しかも、可動体は移動するものであるため、可動体の移動時に発生する慣性力が裏ユニットに作用すると、裏ユニットが大きく撓むおそれがある。また、裏ユニットには、可動体や配線基板等の部品を支持するためのボスが設けられているが、部品の大型化に伴い、ボスを高く形成したいという要望がある。しかし、ボスを高く形成すると強度が低下するため、大きく重量が嵩む部品をボスに取り付けると、ボスが変形し、部品を確実に支持できない可能性がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、裏ユニット及びボスの強度を向上させることにより、裏ユニットの撓みやボスの変形を防止することが可能な遊技機を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1(手段1)に記載の発明は、遊技球が流下可能な遊技領域が区画され板部材と、前記板部材の裏側に配置される樹脂製の裏ユニットが取り付けられ、前記裏ユニットが、平板状の本体部と、前記本体部の外周縁から前側に延びる複数の壁部とによって箱状に構成され、前記本体に、表示装置が取り付けられる表示装置取付孔が設けられた遊技機であって、前記本体部における前記表示装置取付孔よりも外周側に、部品が取り付けられる部品取付部が設定され、前記部品取付部に、前側に突出する複数の補強リブと、前側に突出するとともに前記補強リブに一体形成され、前記部品に接続されるボスとが設けられ、前記本体部における前記補強リブ及び前記ボスの形成領域内に段差部が形成され、前記補強リブ及び前記段差部は、前記本体部において複数箇所に形成され、前記補強リブ及び前記段差部の少なくとも一部は、互いに交差しており、正面視で格子状をなしており、前記壁部及び前記補強リブの少なくとも一部は、互いに接続されており、正面視で格子状をなしており、一部の前記補強リブの裏側には、前記壁部の外側面と前記本体部の外側面とにおいて開口する溝部が設けられていることを特徴とする遊技機をその要旨とする。
従って、請求項1に記載の発明によると、裏ユニットの本体部に補強リブを形成することにより、裏ユニットが補強される。さらに、強度が高い補強リブにボスが一体形成され、ボスに接続することによって部品が裏ユニットに取り付けられる。その結果、補強リブとボスとが互いに補強される。このため、重量のある部品を裏ユニットに取り付けた場合であっても、裏ユニットの撓みやボスの変形を防止することができる。
なお、板部材は、着色された材料によって形成されていてもよいし、無色透明の材料によって形成されていてもよい。仮に、板部材を着色された材料によって形成すれば、板部材を装飾性を有する部材として用いることができる。一方、板部材を無色透明の樹脂材料によって形成すれば、裏ユニットに表示装置を取り付けた際に、表示装置の表示画面が板部材を介して視認可能となる。
ここで、部品の正面視での形状としては、長方形状、正方形状、円形状、楕円形状、三角形状などが挙げられる。また、部品としては、正面視で左右方向、上下方向、斜め方向などに沿って直線的に移動するものや、任意の軸(例えば、裏ユニットの裏面に対して垂直に延びる軸)を中心として回転移動する可動体などが挙げられる。なお、可動体は、一方向のみに移動するものに限られる訳ではなく、多方向に移動するものであってもよい。
なお、補強リブ及びボスは、従来公知の様々な構造を適用することが可能である。補強リブは、裏ユニットの本体部において1箇所にのみ設けられていてもよいし、複数箇所に設けられていてもよいが、複数箇所に設けられることが好ましい。このようにすれば、裏ユニットが複数の補強リブによって補強されるため、裏ユニットの撓みを確実に防止することができる。また、ボスは、本体部において1箇所にのみ設けられていてもよいし、複数箇所に設けられていてもよいが、複数箇所に設けられることが好ましい。このようにすれば、部品が複数のボスによって位置決めされるため、部品のガタツキを防止することができる。なお、ボスが複数箇所に設けられている場合、各ボスを互いに離間して配置すれば、部品のガタツキをより確実に防止することができる。
ここで、補強リブの正面視での形状としては、直線状や曲線状などが挙げられるが、強度の観点から直線状であることが好ましい。また、補強リブは、基端側から先端側に行くに従って徐々に幅狭になる形状をなしていてもよいし、基端側から先端側に行くに従って徐々に幅広になる形状をなしていてもよい。
さらに、ボスの構造としては、特に限定されないが、ネジ穴を有するものであることが好ましい。この場合、部品に設けられたネジ挿通孔にネジを挿通し、挿通したネジをネジ穴に螺着させることにより、部品が裏ユニットに確実に固定されるようになる。その結果、部品の固定強度が向上する。なお、ボスは、ネジ穴を有していなくてもよく、補強リブの先端面に突設された位置決めピンであってもよい。この場合、部品に設けられた位置決め孔に位置決めピンを挿入させることにより、部品が裏ユニットに固定されるようになる。その結果、ボスを単純な形状とすることができるため、ボスの形成において裏ユニットの形成に用いられる金型の形状を大きく変えなくても済む。よって、ボスを設けたとしても、裏ユニットを低コストで形成することができる。
また、請求項に記載の発明によると、部品取付部が表示装置取付孔よりも上側の領域に設定されているため、表示装置取付孔よりも上側の領域が補強リブによって補強されるようになる。よって、表示装置取付孔よりも上側の領域、即ち、遊技機の上部に部品を取り付けることにより、遊技機の重量バランスが悪くなったとしても、部品を確実に支持することができる。
さらに、請求項に記載の発明によると、本体部における補強リブ及びボスの形成領域内、即ち、形成領域において補強リブやボスが存在しないために強度が低くなる箇所を、段差部を形成することによって補強することができる。即ち、例えば、補強リブを設けることが困難な場所であったとしても、裏ユニットを補強できるため、裏ユニットの撓みをより確実に防止することができる。また、補強リブ及び段差部の少なくとも一部が交差することにより、交差する部材が互いに補強される。従って、裏ユニットがより確実に補強されるため、裏ユニットの撓みをよりいっそう確実に防止することができる。
ここで、補強リブ及び段差部の少なくとも一部が交差する態様としては、補強リブ及び補強リブが交差すること、補強リブ及び段差部が交差すること、段差部及び段差部が交差することが挙げられる。また、「交差する」とは、一方の部材と他方の部材とが中間部分で交差して“X字状”をなすことのみをいうのではなく、一方の部材の端部が他方の部材の中間部分に接続されて“T字状”をなすことや、一方の部材の端部と他方の部材の端部とが接続されて“L字状”をなすことも含むものとする。さらに、「格子状」とは、一方の部材と他方の部材とが直交する形状や、一方の部材と他方の部材とがなす交差角が鋭角または鈍角となる形状などを含むものとする。但し、強度の観点から、一方の部材及び他方の部材は互いに直交する形状であることが好ましい。
また、請求項に記載の発明によると、壁部と補強リブとが互いに接続されることにより、壁部と本体部とが補強リブを介して互いに補強される。その結果、裏ユニットがより確実に補強されるため、裏ユニットの撓みをよりいっそう確実に防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記壁部側にある前記一部の前記補強リブは、裏側に前記溝部を有しており、他の前記補強リブの厚さよりも厚く設定されていることをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2において、前記本体部の外側面に裏側リブが突設されており、前記裏側リブ、前記補強リブ及び前記段差部の少なくとも一部は、正面視で格子状をなしていることをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項において、前記本体部と、前記複数の壁部のうち上側に位置する壁部とが、面取り部を介して接続されていることをその要旨とする。
請求項5(手段5)に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項において、数の前記補強リブの少なくとも一部は、前記部品としての中継基板に先端面が当接することにより、前記中継基板を支持し、前記本体部に、前記中継基板の前面を覆う基板カバーが取り付けられており、前記中継基板が、前記本体部と前記基板カバーとの間に挟み込まれ、前記基板カバーに面接触した状態で固定されていることをその要旨とする。
従って、請求項5に記載の発明によると、中継基板が補強リブによって支持されるため、中継基板の取付位置に補強リブが存在していたとしても、裏ユニットに中継基板を確実に取り付けることができる。また、中継基板を固定すれば、中継基板によって裏ユニットを補強することもできるため、裏ユニットの撓みをよりいっそう確実に防止することができる。
また、請求項に記載の発明によれば、中継基板が、本体部と基板カバーとの間に挟み込まれ、基板カバーに面接触するとともに補強リブの先端面に当接した状態で固定されている。従って、補強リブに加えて、中継基板及び基板カバーによって裏ユニットを補強することができるため、裏ユニットの撓みをよりいっそう確実に防止することができる。また、中継基板が、補強リブの先端面に当接するだけでなく、基板カバーの裏面にも面接触するため、中継基板のガタツキを小さくすることができる。しかも、中継基板が補強リブ側及び基板カバー側のいずれか一方のみに接触する場合に比べて、中継基板の固定強度が向上する。
以上詳述したように、請求項1〜に記載の発明によれば、裏ユニット及びボスの強度を向上させることにより、裏ユニットの撓みやボスの変形を防止することが可能な遊技機を提供することができる。特に、請求項に記載の発明によれば、例えば、補強リブを設けることが困難な場所であったとしても、裏ユニットを補強できるため、裏ユニットの撓みをより確実に防止することができる。
本発明におけるパチンコ機を示す正面図。 遊技盤を示す正面図。 裏ユニットを示す正面図。 裏ユニットを示す正面図。 (a)は図3のA−A線断面図、(b)は図3のB−B線断面図、(C)は図3のC−C線断面図。 裏ユニットを示す正面図。 裏ユニットを背面側から見たときの状態を示す斜視図。 裏ユニットを示す要部正面図。 裏ユニットを示す要部斜視図。 (a)は図8のD−D線断面図、(b)は図8のE−E線断面図、(C)は図8のF−F線断面図。 裏ユニットを示す要部正面図。 裏ユニットを示す要部断面図。 裏ユニットを示す要部正面図。 裏ユニットを示す要部斜視図。 裏ユニットを示す要部斜視図。
以下、本発明の遊技機をパチンコ機10に具体化した一実施形態を図面に基づき説明する。
(1)パチンコ機10全体の概略構成
図1には、パチンコ機10の機表側が略示されている。このパチンコ機10は、機体の外郭をなす縦長方形状の外枠11を備えている。外枠11の開口前面側には、機体を構成する縦長方形状の中枠12が、開閉及び着脱自在に組み付けられている。また、中枠12の前面側には、前枠14が横開き状態で開閉可能に組み付けられている。前枠14は、中央部に窓口14aを有するとともに、窓口14aの下方に上球皿15が一体的に組み付けられた構造を有している。前枠14の裏面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するためのガラス(図示略)が組み付けられている。
また、前枠14の前面には、上側枠ランプ16a、左側枠ランプ16b及び右側枠ランプ16cが設けられている。各枠ランプ16a〜16cは、図示しない発光体(発光ダイオードなど)を備え、同発光体にレンズ部材を覆い被せて構成されている。これらの枠ランプ16a〜16cでは、パチンコ機10の各種遊技の演出態様(大当り、リーチなど)に応じて点灯(点滅)・消灯などの発光装飾が行われるようになっている。
図1に示されるように、前枠14の左上部には左スピーカ17aが配設され、前枠14の右上部には右スピーカ17bが配設されている。左スピーカ17a及び右スピーカ17bは、各種音声を出力して音声演出を行うためのものである。左スピーカ17a及び右スピーカ17bは前枠14の裏面側に装着され、前枠14の前面側において左スピーカ17a及び右スピーカ17bと対応する箇所には複数の放音孔(図示略)が形成されている。
さらに、中枠12の前面側において前枠14の下方には、下球皿18が開閉可能に組み付けられている。下球皿18の右方には、遊技球を発射する際に遊技者によって回動操作される操作ハンドル19が装着されている。また、下球皿18の左方には、各種音声を出力して音声演出を行う下スピーカ17cが配設されている。なお、下スピーカ17cは中枠12に装着されている。
(2)遊技盤13の構成
図2〜図4等に示されるように、遊技盤13は、パチンコ機10に取り付けられている。遊技盤13である板部材3の背面(裏側)には、裏ユニット41が重ねて配置さている。板部材31及び裏ユニット41は、複数のネジ(図示略)によって互いに固定されている。板部材31は、ベニヤ板などの木製基板の表面に樹脂製のセルを貼付することによって略矩形板状に形成されている。一方、裏ユニット41は、板部材31と略同じ外形を有し、樹脂材料(例えば、無色透明のABS樹脂等)の射出成形によって略矩形枠状に形成されている。なお、裏ユニット41の裏側には、図柄表示装置(図示略)が着脱自在に取り付けられるようになっている。本実施形態の図柄表示装置は液晶式であるが、ドットマトリクス式、エレクトロルミネッセンス素子式、7セグメント式の図柄表示装置であってもよい。図柄表示装置では、変動画像(または画像表示)に基づく遊技演出(表示演出)が行われるようになっている。そして、図柄表示装置では、表示演出に関連して、複数種類の図柄を3列で変動させて図柄組み合わせを導出させる図柄変動ゲームが表示されるようになっている。
(2−1)板部材31の構成
図1,図2に示されるように、板部材31の前面(即ち、遊技盤13の遊技盤面13a)には、遊技球が流下可能な遊技領域32を区画する内レール33a及び外レール33bが略円形状に敷設されている。内レール33aと外レール33bとの間に生じる発射経路には、操作ハンドル19を操作した際に発射された遊技球が通過するようになっている。そして、発射経路を通過した遊技球は、発射経路の終端部から遊技領域32に進入し、遊技領域32内を流下するようになっている。
また、遊技盤面13aの略中央部には、開口部50aを有する枠状のセンター役物50が装着されている。開口部50aの下側部分は、後壁77によって塞がれている。さらに、センター役物50の左側部には、左側装飾部材78が取り付けられている。左側装飾部材78は、センター役物50の左側部の大部分を覆っており、左側に凸となる湾曲形状をなしている。さらに、左側装飾部材78は、板部材31の厚さ方向に沿って裏ユニット41側に延びており、発光面が遊技盤面13aに対して略垂直に配置されている。なお、左側装飾部材78は、樹脂材料(例えば、赤色に着色した透光性を有するABS樹脂等)の射出成形によって形成されている。そして、左側装飾部材78の表面全体には、光拡散処理(本実施形態では波模様)が施されている。
図1,図2に示されるように、遊技盤面13a上におけるセンター役物50の下方位置には、始動入賞口51aが形成された始動入賞装置51が配設されている。なお、始動入賞装置51への遊技球の入賞を契機として図柄表示装置による図柄変動ゲームが開始されると、所定数(本実施形態では3個)の賞球の払い出しが行われるようになっている。
また、遊技盤面13a上における始動入賞装置51の下方には、図示しないソレノイドにより開閉動作を行う大入賞口扉52aを備えた大入賞装置52が配設されている。大入賞装置52では、大入賞口への遊技球の入賞を契機として、所定数(本実施形態では15個)の賞球の払い出しが行われるようになっている。さらに、遊技盤面13a上におけるセンター役物50の左側には、遊技球の通過を検知する機能を有するゲート53が設けられている。ゲート53は、上下方向に開口しており、遊技領域32内を流下する遊技球が上方から通過可能になっている。
図1,図2に示されるように、遊技盤面13aにおいて始動入賞装置51の左方には、左下外普通入賞装置58a、左下中普通入賞装置58b及び左下内普通入賞装置58cが配設されている。各普通入賞装置58a〜58dは、遊技球が常時入賞可能となっており、互いに連なった状態に配置されている。さらに、遊技盤面13aにおいて始動入賞装置51の右上方には、右普通入賞装置58dが配設されている。右普通入賞装置58dには遊技球が常時入賞可能となっている。なお、各普通入賞装置58a〜58dでは、遊技球の入賞を契機として、所定数(本実施形態では10個)の賞球の払い出しが行われるようになっている。
また、遊技領域32内には風車34が配設され、遊技領域32の略全域には複数の遊技釘35が植設されている。風車34及び遊技釘35は、遊技領域32内を流下する遊技球の方向を変更するとともに、各入賞装置51,52,58a〜58cに向けて遊技球を誘導可能となっている。また、遊技領域32の最下部(内レール33aの下端部)には、いずれの入賞装置51,52,58a〜58cにも入賞しなかった遊技球を回収するためのアウト口57が配置されている。
(2−2)裏ユニット41の構成
図3〜図15に示されるように、裏ユニット41は、正面視略矩形板状の本体部42と、本体部42の外周縁から前側に延びる4つの壁部43,44,45,46とによって箱状に構成されている。なお、本体部42は、壁部44〜46に対して直接接続される一方、壁部43に対しては面取り部40を介して接続されている。また、本体部42(裏ユニット41)の略中央には、図柄表示装置が取り付けられる略矩形状の表示装置取付孔47が設けられている。表示装置取付孔47は、図柄表示装置の表示画面と略同じ大きさ及び形状をなしている。よって、図柄表示装置の表示画面は、表示装置取付孔47及びセンター役物50の開口部50aを介して板部材31の前面側から視認可能となる。また、本体部42の前面側には、普通入賞装置58a〜58dに連通する左普通入賞装置用球経路(図示略)、右普通入賞装置58dに連通する右普通入賞装置用球通路48、及び、始動入賞装置51に連通する始動入賞装置用球通路49が設けられている。
さらに、本体部42における表示装置取付孔47の下側には、始動入賞装置裏基板取付部61が設定されている。始動入賞装置裏基板取付部61には、発光ダイオードの発光などによる遊技演出を実行させる制御を行うためのランプ中継信号基板(図示略)が取り付けられている。また、本体部42における表示装置取付孔47の右下側には、右普通入賞装置裏基板取付部62が設定されている。右普通入賞装置裏基板取付部62には、主制御基板(図示略)から統括制御基板(図示略)に出力される信号を中継する電源中継基板(図示略)が取り付けられている。
図3,図4,図6に示されるように、本体部42における表示装置取付孔47の右下側(外周側)には右下可動体取付部65が設定され、本体部42における表示装置取付孔47の上側(外周側)には上部可動体取付部70が設定されている。即ち、右下可動体取付部65は、正面視で表示装置取付孔47よりも下側の領域に設定され、上部可動体取付部70は、正面視で表示装置取付孔47よりも上側の領域に設定されている。そして、右下可動体取付部65には右下可動体(図示略)が取り付けられ、上部可動体取付部70には上部可動体69(図1,図2参照)が取り付けられるようになっている。
(3)右上可動体取付部67等の構成
また、本体部42における表示装置取付孔47の右上側(外周側)には、『部品取付部』である右上可動体取付部67が設定されている。即ち、右上可動体取付部67は、正面視で表示装置取付孔47よりも上側の領域に設定されている。そして、右上可動体取付部67には、『部品』である右上可動体66(図1〜図5参照)が取り付けられるようになっている。なお、上述した複数の可動体のうち、右上可動体66及び上部可動体69は、センター役物50の裏側の空間に配置されている。
図1〜図5に示されるように、右上可動体66は、正面視で略円形状をなす可動体本体101を備えている。可動体本体101は、アーム103を介して、裏ユニット41の裏面41aに対して垂直に延びる軸102に取り付けられている。可動体本体101は、軸102を中心として揺動するようになっている。また、可動体本体101は、本体部42に取り付けられた可動体モータ104の回転に伴って揺動するようになっている。具体的に言うと、可動体モータ104の回転軸にはモータギア(図示略)が取り付けられ、モータギアには、軸102に取り付けられたアーム側ギア(図示略)が複数の中継ギア(図示略)を介して間接的に噛み合っている。そして、可動体モータ104、モータギア、中継ギア及びアーム側ギアが回転すると、可動体本体101が揺動するようになっている。なお、可動体本体101は、表示装置取付孔47の右側に設定された待機位置(図2,図3参照)、及び、表示装置取付孔47内の略中央に設定された演出位置(図4参照)の間を揺動する。
図5,図6,図8〜図10に示されるように、右上可動体取付部67には、前側に突出するとともに、正面視で直線状をなす補強リブ131a,131b,131c,131d,131e,131f,131g,131h,131i,131j,131kが複数箇所に設けられている。具体的に言うと、右上可動体取付部67には、壁部43と平行に配置された補強リブ131c,131dと、壁部43と直交した状態に配置された補強リブ131e〜131kと、壁部43に対して傾斜した状態に配置された補強リブ131a,131bとが設けられている。なお、補強リブ131a〜131kの高さは互いに異なっている。具体的に言うと、補強リブ131d,131e,131g,131iは補強リブ131a〜131c,131f,131h,131j,131kよりも高く設定され、補強リブ131a〜131cは補強リブ131f,131h,131j,131kよりも高く設定され、補強リブ131kは補強リブ131f,131h,131jよりも高く設定されている。また、補強リブ131d,131e,131g,131iの高さは互いに等しく設定され、補強リブ131a〜131cの高さは互いに等しく設定され、補強リブ131f,131h,131jの高さは互い等しく設定されている。
図5,図6,図8〜図10に示されるように、右上可動体取付部67には、前側に突出する略円筒状のボス132a,132b,132c,132d,132e,132fが複数箇所に設けられている。ボス132aは、補強リブ131aと壁部43との接続部分において補強リブ131aに一体形成され、ボス132bは、補強リブ131a上において補強リブ131aに一体形成されている。ボス132cは、補強リブ131a〜131c,131f及び壁部43によって囲まれた領域内において補強リブ131cに一体形成されている。ボス132dは、補強リブ131g上において補強リブ131gに一体形成され、ボス132eは、補強リブ131i上において補強リブ131iに一体形成され、ボス132fは、補強リブ131k上において補強リブ131kに一体形成されている。なお、ボス132a〜132fの高さは互いに異なっている。具体的に言うと、ボス132aはボス132b〜132fよりも高く設定され、ボス132b〜132dはボス132c,132fよりも高く設定され、ボス132cはボス132fよりも高く設定されている。また、ボス132b〜132dの高さは互いに等しく設定されている。さらに、ボス132a〜132fの外径も互いに異なっている。具体的に言うと、ボス132cの外径はボス132a,132b,132d〜132fの外径よりも大きく設定され、ボス132aの外径はボス132b,132d〜132fの外径よりも大きく設定されている。また、ボス132b,132d〜132fの外径は互いに等しく設定されている。
図5,図6,図8〜図10に示されるように、ボス132b,132d〜132fには、先端面(前端面)において開口するネジ穴133が設けられている。さらに、補強リブ131a,131i,131kには、先端面から突出する位置決めピン134が設けられ、ボス132cには、先端面から突出する突き出しピン135が設けられている。なお、右上可動体66に設けられた位置決め孔(図5(b)参照)に位置決めピン134を係合させるとともに、右上可動体66の裏面に突き出しピン135の先端面を当接させた状態で、右上可動体66に設けられたネジ挿通孔(図5(a)参照)を挿通したネジをネジ穴133に螺着させる(図5参照)。その結果、右上可動体66が本体部42に固定される。
また、本体部42における補強リブ131a〜131k及びボス132a〜132fの形成領域内には、壁部43と平行に配置された段差部136a,136bが設けられている。その結果、補強リブ131a〜131k及びボス132a〜132fの形成領域内において、段差部136aと段差部136bとの間の領域における本体部42の前面の位置は、壁部43と段差部136aとの間の領域、及び、補強リブ131c,131dと段差部136bとの間の領域における本体部42の前面の位置よりも裏ユニット41の裏面41a側に位置するようになる。また、補強リブ131a〜131k及びボス132a〜132fの形成領域内において、段差部136aと段差部136bとの間の領域にはボス132eが配置され、壁部43と段差部136aとの間の領域にはボス132a,132d,132fが配置され、補強リブ131c,131dと段差部136bとの間の領域にはボス132cが配置されている。
図5,図6,図8〜図10に示されるように、補強リブ131a〜131k、段差部136a,136b及び壁部43は、互いに交差しており、正面視で略格子状をなしている。詳述すると、補強リブ131a,131bは、補強リブ131aの端部と補強リブ131bの端部とが接続されることにより、正面視でく字状をなしている。補強リブ131b,131cは、補強リブ131bの端部と補強リブ131cの端部とが接続されることにより、正面視でく字状をなしている。補強リブ131c,131dは、補強リブ131cの端部と補強リブ131dの端部とが接続されることにより、正面視でI字状をなしている。補強リブ131d,131eは、補強リブ131dの端部と補強リブ131eの端部とが接続されることにより、正面視でL字状をなしている。補強リブ131c,131fは、補強リブ131fが補強リブ131cの中間部分に接続されることにより、正面視でT字状をなしている。補強リブ131d,131gは、補強リブ131dの端部と補強リブ131gの端部とが接続されることにより、正面視でL字状をなしている。補強リブ131d及び補強リブ131h〜131kは、補強リブ131h〜131kが補強リブ131dの中間部分に対して接続されることにより、それぞれの接続部分が正面視でT字状をなしている。また、補強リブ131f〜131k及び段差部136aは、補強リブ131f〜131kが段差部136aの中間部分に対して接続されることにより、それぞれの接続部分が正面視でT字状をなしている。補強リブ131f〜131k及び段差部136bは、互いに中間部分で交差することにより、それぞれの交差部分が正面視で十字状をなしている。さらに、壁部43及び補強リブ131aは、補強リブ131aが壁部43の中間部分に対して接続されることにより、正面視で略T字状をなしている。壁部43及び補強リブ131f〜131kは、補強リブ131f〜131kが壁部43の中間部分に対して接続されることにより、それぞれの接続部分が正面視でT字状をなしている。
図5,図6,図8〜図10に示されるように、補強リブ131a,131g,131i,131kの裏側には、壁部43の外側面と本体部42の外側面(即ち、裏ユニット41の裏面41a)とにおいて開口する溝部137(図5,図7,図10参照)が複数箇所に設けられている。溝部137を有する領域における補強リブ131a,131g,131i,131kの厚さは、溝部137を有しない領域における補強リブ131a,131g,131i,131kの厚さよりも厚くなっている。そして、補強リブ131aにおける溝部137を有する領域の先端面には、ボス132a,132b及び位置決めピン134が突設されている。ボス132a,132bは、接続リブ138を介して互いに接続されている。また、補強リブ131gにおける溝部137を有する領域の先端面には、ボス132dが突設されている。ボス132dは、接続リブ139を介して壁部43に接続されている。さらに、補強リブ131iにおける溝部137を有する領域の先端面には、ボス132e及び位置決めピン134が突設されている。ボス132e及び位置決めピン134は、接続リブ140を介して互いに接続されている。また、補強リブ131kにおける溝部137を有する領域の先端面には、ボス132f及び位置決めピン134が突設されている。ボス132f及び位置決めピン134は、接続リブ142を介して互いに接続されている。また、ボス132f及び位置決めピン134は、接続リブ143を介してそれぞれ壁部43に接続されている。
(4)中継基板取付部64等の構成
図3,図4,図6,図11,図12に示されるように、本体部42における表示装置取付孔47の左上側(外周側)には、『部品取付部』である中継基板取付部64が設定されている。即ち、中継基板取付部64は、正面視で表示装置取付孔47よりも上側の領域に設定されている。そして、中継基板取付部64には、『部品』である中継基板63が取り付けられている。
図11,図12に示されるように、中継基板取付部64には、前側に突出するとともに、正面視で直線状をなす複数の補強リブ151a,151c,151d,151e,151f,151g,151h,151i,151j,151k,151l,151m,151n,151o,151pと、正面視で曲線状をなす補強リブ151bとが設けられている。具体的に言うと、中継基板取付部64には、壁部43と平行に配置されるとともに壁部45と直交した状態に配置された補強リブ151a,151d,151f,151n〜151pと、壁部43と直交した状態に配置されるとともに壁部45と平行に配置された補強リブ151c,151e,151g〜151mと、壁部43,45に対して傾斜した状態に配置された補強リブ151bとが設けられている。なお、補強リブ151a〜151pの高さは互いに異なっている。具体的に言うと、補強リブ151gは補強リブ151a〜151f,151h〜151pよりも高く設定され、補強リブ151a〜151fは補強リブ151h〜151pよりも高く設定され、補強リブ151h〜151oは補強リブ151pよりも高く設定されている。また、補強リブ151a〜151fの高さは互いに等しく設定され、補強リブ151h〜151oの高さは互いに等しく設定されている。
図11,図12に示されるように、中継基板取付部64には、前側に突出する略円形状のボス152a,152b,152cが複数箇所に設けられている。ボス152aは、補強リブ151d,151g,151m及び壁部43によって囲まれた領域内において、接続リブ153を介して補強リブ151gに一体形成されている。ボス152bは、補強リブ151i,151p及び壁部43,45によって囲まれた領域内において、接続リブ154を介して壁部45に一体形成されている。ボス152cは、補強リブ151a,151b,151h,151oによって囲まれた領域内において、補強リブ151aに一体形成されている。なお、ボス152a〜152cの高さ及び外径は互いに等しく設定されている。また、ボス152a〜152cには、先端面(前端面)において開口するネジ穴が設けられている。さらに、中継基板取付部64には、前側に突出する位置決めピン155a,155b,155cが設けられている。位置決めピン155aは、補強リブ151d,151g,151m及び壁部43によって囲まれた領域内において、接続リブ156を介して壁部43に一体形成されている。位置決めピン155bは、補強リブ151i,151p及び壁部43,45によって囲まれた領域内において、接続リブ157を介して壁部43に一体形成されている。位置決めピン155cは、補強リブ151a,151b,151h,151oによって囲まれた領域内において、補強リブ151aに一体形成されている。なお、位置決めピン155a〜155cの高さ及び外径は互いに等しく設定されている。
また、本体部42における補強リブ151a〜151p及びボス152a〜152cの形成領域内には、壁部43と平行に配置されるとともに壁部45と直交した状態に配置された段差部158a,158bと、壁部43と直交した状態に配置されるとともに壁部45と平行に配置された段差部158cとが設けられている。その結果、補強リブ151a〜151p及びボス152a〜152cの形成領域内において、段差部158aと段差部158bとの間の領域における本体部42の前面の位置、及び、壁部45と段差部158c(及び補強リブ151j)との間の領域における本体部42の前面の位置は、それ以外の領域における本体部42の前面の位置よりも裏ユニット41の裏面41a側に位置するようになる。
図11,図12に示されるように、補強リブ151a〜151p、段差部158a〜158c及び壁部43,45は、互いに交差しており、正面視で略格子状をなしている。詳述すると、補強リブ151a,151bは、補強リブ151aの端部と補強リブ151bの端部とが接続されることにより、正面視で略く字状をなしている。補強リブ151b,151cは、補強リブ151bの端部と補強リブ151cの端部とが接続されることにより、正面視で略く字状をなしている。補強リブ151c,151dは、補強リブ151cの端部と補強リブ151dの端部とが接続されることにより、正面視でL字状をなしている。補強リブ151d,151eは、補強リブ151eが補強リブ151dの中間部分に接続されることにより、正面視でT字状をなしている。補強リブ151e,151fは、補強リブ151eの端部と補強リブ151fの端部とが接続されることにより、正面視でL字状をなしている。補強リブ151f,151gは、補強リブ151fの端部と補強リブ151gの端部とが接続されることにより、正面視でL字状をなしている。補強リブ151a,151hは、補強リブ151hが補強リブ151aの中間部分に対して接続されることにより、正面視でT字状をなしている。補強リブ151b,151kは、補強リブ151kが補強リブ151bの中間部分に対して接続されることにより、正面視で略T字状をなしている。補強リブ151c,151d,151lは、補強リブ151lが補強リブ151c,151dの中間部分に対して接続されることにより、正面視でT字状をなしている。補強リブ151d,151mは、補強リブ151mが補強リブ151dの中間部分に対して接続されることにより、正面視でT字状をなしている。補強リブ151c,151h,151nは、補強リブ151nが補強リブ151cの中間部分に対して接続されるとともに、補強リブ151hが補強リブ151nnの中間部分に対して接続されることにより、それぞれの接続部分が正面視でT字状をなしている。また、補強リブ151nと補強リブ151i〜151kとが互いに中間部分で交差することにより、それぞれの交差部分が正面視で十字状をなしている。補強リブ151b,151i,151j,151oは、補強リブ151oが補強リブ151bの中間部分に対して接続されるとともに、補強リブ151i,151jが補強リブ151oの中間部分に対して接続されることにより、それぞれの接続部分が正面視でT字状をなしている。また、補強リブ151hと補強リブ151oとが互いに中間部分で交差することにより、それぞれの交差部分が正面視で十字状をなしている。補強リブ151j,151pは、補強リブ151pが補強リブ151jの中間部分に対して接続されることにより、正面視でT字状をなしている。また、補強リブ151iと補強リブ151pとが互いに中間部分で交差することにより、それぞれの交差部分が正面視で十字状をなしている。
図11,図12に示されるように、補強リブ151g及び段差部158aは、段差部158aが補強リブ151gの中間部分に対して接続されることにより、正面視でT字状をなしている。補強リブ151i〜151m及び段差部158aは、互いに中間部分で交差することにより、それぞれの交差部分が正面視で十字状をなしている。補強リブ151g,151j及び段差部158bは、段差部158bが補強リブ151g,151jの中間部分に対して接続されることにより、それぞれの接続部分が正面視でT字状をなしている。補強リブ151k〜151m及び段差部158bは、互いに中間部分で交差することにより、それぞれの交差部分が正面視で十字状をなしている。補強リブ151a,151o及び段差部158cは、段差部158cが補強リブ151a,151oの中間部分に対して接続されることにより、それぞれの接続部分が正面視でT字状をなしている。さらに、壁部43及び補強リブ151g,151kは、補強リブ151g,151kが壁部43の中間部分に対して接続されることにより、それぞれの接続部分が正面視で略T字状をなしている。また、壁部45及び補強リブ151a,151n〜151pは、補強リブ151a,151n〜151pが壁部45の中間部分に対して接続されることにより、それぞれの接続部分が正面視でT字状をなしている。
図11,図12に示されるように、補強リブ151a〜151dは、中継基板63の外周縁の一部に当接することにより、中継基板63を支持するようになっている。このとき、中継基板63に設けられた3つの位置決め孔には、位置決めピン155a〜155cがそれぞれ係合するようになっている。そして、本体部42には、中継基板63の前面を覆う基板カバー21が取り付けられている。基板カバー21は、中継基板63と略同じ外形を有し、樹脂材料(例えば、無色透明のABS樹脂等)の射出成形によって板状に形成されている。なお、基板カバー21に設けられたネジ孔及び中継基板63に設けられたネジ挿通孔を挿通したネジを、ボス152a〜152cに設けられたネジ穴に螺着させる。その結果、中継基板63が本体部42に固定される。中継基板63は、本体部42と基板カバー21との間に挟み込まれ、かつ、基板カバー21に面接触するとともに補強リブ151a〜151dの先端面に当接した状態で固定される。
図3,図4,図6,図11,図12に示されるように、基板カバー21には、前側に突出する補強リブ20と、前側に突出するとともに補強リブ20に一体形成される略円筒状のボス22,23とが設けられている。ボス22,23には、先端面(前端面)において開口するネジ穴が設けられている。さらに、ボス23には、先端面から突出する位置決めピンが設けられている。
また、本体部42における中継基板取付部64の下側には、前側に突出する略円筒状のボス25が設けられ、本体部42における中継基板取付部64の右側にも、前側に突出する略円筒状のボス26が設けられている。ボス25,26には、先端面において開口するネジ穴が設けられている。さらに、ボス25には、先端面から突出する位置決めピンが設けられている。
図3,図4,図6,図7に示されるように、本体部42における表示装置取付孔47の開口端下部には、基台111が取り付けられている。基台111は、樹脂材料(例えば、赤色に着色したABS樹脂等)の射出成形によって形成されている。基台111は、表示装置取付孔47の開口部下端縁に沿って横方向に延びるとともに、両端部が上方に延びる形状をなしている。基台111の左側部分には、前側に突出する略円筒状の基台側ボス112が複数箇所に設けられている。各基台側ボス112には、先端面において開口するネジ穴が設けられている。さらに、図示されていない基台側ボス112には、先端面から突出する位置決めピンが設けられている。
図3,図4,図6,図11,図12に示されるように、裏ユニット41において左側装飾部材78の裏側となる位置よりも外周側の領域であって、本体部42において表示装置取付孔47よりも左側となる領域には、発光装置81が設けられている。発光装置81は、発光基板82、ケース部材83及びレンズ部材84を備えている。発光基板82は、略矩形板状をなし、実装面に複数の発光ダイオード(図示略)が実装されている。
ケース部材83は、樹脂材料(例えば、無色透明のABS樹脂等)の射出成形によって形成され、発光基板82を収容するようになっている。なお、発光基板82の実装面は、裏ユニット41の裏面41aから装飾部材141(図1,図2参照)側に傾斜している。本実施形態において、発光基板82の実装面と裏面41aとがなす傾斜角度は60°に設定されている。
図3,図4,図6,図11,図12に示されるように、ケース部材83には、後側に延びる一対の張出部95,96が設けられている。両張出部95,96の基端側にはネジ孔97が設けられ、両張出部95,96の先端側には位置決め孔98が設けられている。また、ケース部材83には、ケース部材83の両端側に突出する張出部121,123が設けられている。張出部121の中央部分にはネジ孔122が設けられている。張出部123の基端側には位置決め孔が設けられ、張出部123の先端側にはネジ孔が設けられている。なお、張出部95の位置決め孔98にボス23の位置決めピンを係合させ、張出部96の位置決め孔98にボス25の位置決めピンを係合させた状態で、各張出部95,96のネジ孔97を挿通したネジをボス23のネジ穴に螺着させる。また、張出部121のネジ孔122を挿通したネジをボス22のネジ穴に螺着させる。さらに、張出部123の位置決め孔に基台側ボス112の位置決めピンを係合させた状態で、張出部123のネジ孔を挿通したネジを基台側ボス112のネジ穴に螺着させる。その結果、ケース部材83が本体部42に固定される。
図3,図4,図6,図11,図12に示されるように、レンズ部材84は、各発光ダイオードの前側を覆うようにケース部材83に取り付けられている。このとき、ケース部材83内に収容されている発光基板82は、ケース部材83とレンズ部材84との間に挟み込まれた状態で固定される。レンズ部材84は、樹脂材料(例えば、無色透明のABS樹脂等)の射出成形によって形成されており、光拡散処理(本実施形態では網目模様)が施された発光面126を有している。また、発光面126は、裏ユニット41の裏面41aから装飾部材141側に傾斜しており、発光基板82の実装面と平行に配置されている。本実施形態において、発光面126と裏面41aとがなす傾斜角度は60°に設定されている。なお、発光面126の下端部は、裏面41aに対して垂直に配置されている。また、レンズ部材84は、各発光ダイオードが発する光の進行方向を、装飾部材141側とセンター役物50の左側装飾部材78と側とに変更する機能を有している。さらに、レンズ部材84は、装飾部材141によって反射された光をさらに左側装飾部材78側に反射させる機能も有している。
図1,図2に示されるように、裏ユニット41の本体部42において表示装置取付孔47よりも左側となる領域には、装飾部材141が設けられている。即ち、装飾部材141は、本体部42の略中央を包囲する位置に取り付けられている。装飾部材141は、発光装置81から光を反射させるとともに、反射した光をセンター役物50側の左側装飾部材78に照射する機能を有している。なお、装飾部材141は、裏ユニット41において発光装置81と隣接するように配置され、かつ、発光装置81よりも内周側に配置されている。装飾部材141は、正面視で円弧状をなし、裏ユニット41の壁部45側に凸となる湾曲形状をなしている。
装飾部材141は、樹脂材料(例えば、黒色に着色したABS樹脂等)の射出成形によって形成され、全面に鏡面処理(本実施形態では金色のめっき)が施されている。また、装飾部材141には、外周側に延びる3個の張出部(図示略)が互いに離間した状態で配設されている。各張出部の中央部分にはネジ孔が設けられている。なお、最も上側にある張出部のネジ孔を挿通したネジをボス26のネジ穴に螺着させる。また、残り2つの張出部を挿通したネジを、それぞれ基台側ボス112のネジ穴に螺着させる。その結果、装飾部材141が裏ユニット41の本体部42に固定される。
(5)基板支持台取付部161等の構成
図3,図4,図6,図13〜図15に示されるように、本体部42における表示装置取付孔47の左下側(外周側)には、『部品取付部』である基板支持台取付部161が設定されている。即ち、基板支持台取付部161は、正面視で表示装置取付孔47よりも下側の領域に設定されている。そして、基板支持台取付部161には、『部品』である基板支持台162が取り付けられるようになっている。なお、基板支持台162は、複数の発光ダイオード163が実装された発光基板を支持するようになっている。各発光ダイオード163は、普通入賞装置58a〜58cを有する側部装飾部材164(図1,図2参照)を照らすためのものである。
また、基板支持台取付部161には、前側に突出するとともに、正面視で直線状をなす複数の補強リブ165a,165b,165c,165d,165e,165f,165g,165h,165i,165jと、正面視で矩形環状をなす補強リブ165kとが設けられている。補強リブ165a〜165fは、壁部44と平行に配置されるとともに壁部45と直交した状態に配置され、補強リブ165g〜165jは、壁部44と直交した状態に配置されるとともに壁部45と平行に配置されている。なお、補強リブ165a〜165kの高さは互いに異なっている。具体的に言うと、補強リブ165d〜165f,165h〜165jは補強リブ165a〜165c,165gよりも高く設定されている。また、補強リブ165d〜165f,165h〜165jの高さは互いに等しく設定され、補強リブ165a〜165c,165gの高さは互いに等しく設定されている。
図14,図15に示されるように、基板支持台取付部161には、前側に突出する複数のボス166a,166bが設けられている。ボス166aは、補強リブ165h,165iの接続部分において、補強リブ165h,165iに一体形成されている。ボス166bは、補強リブ165d,165i,165jの接続部分において、補強リブ165d,165i,165jに一体形成されている。そして、ボス166bの先端面には、前側に突出する略円筒状のネジ部167と、前側に突出する位置決めピン168が設けられている。ネジ部167には、先端面(前端面)において開口するネジ穴が設けられている。なお、基板支持台162に設けられた位置決め孔にボス166bの位置決めピン168を係合させた状態で、基板支持台162に設けられたネジ挿通孔169を挿通したネジをネジ部167に設けられたネジ穴に螺着させる。その結果、基板支持台162が本体部42に固定される。
また、本体部42における補強リブ165a〜165k及びボス166a,166bの形成領域内には、壁部44と直交した状態に配置されるとともに壁部45と平行に配置された段差部170a,170bが設けられている。その結果、補強リブ165a〜165k及びボス166a,166bの形成領域内において、段差部170aと段差部170bとの間の領域における本体部42の前面の位置は、壁部45と段差部170aとの間の領域における本体部42の前面の位置よりも裏ユニット41の裏面41a側に位置するようになる。さらに、段差部170bよりも壁部46側の領域における本体部42の前面の位置は、段差部170aと段差部170bとの間の領域における本体部42の前面の位置よりも裏面41a側に位置するようになる。
図7,図13に示されるように、本体部42の裏面(即ち、裏ユニット41の裏面41a)には、裏側に突出するとともに、正面視で直線状をなす4つの裏側リブ171a,171b,171c,171dが突設されている。裏側リブ171a〜171dは、壁部44と平行に配置されるとともに壁部45と直交した状態に配置されている。また、各裏側リブ171a〜171dは、連結リブ172によって互いに連結されている。なお、裏側リブ171a〜171dの高さ(最大高さ)は互いに等しくなっている。
図13〜図15に示されるように、補強リブ165a〜165k、段差部170a,170b、壁部44,45及び裏側リブ171a〜171dは、互いに交差しており、正面視で略格子状をなしている。詳述すると、補強リブ165a,165hは、補強リブ165hが補強リブ165aの中間部分に接続されることにより、正面視でT字状をなしている。補強リブ165b,165iは、補強リブ165bが補強リブ165iの中間部分に接続されることにより、正面視でT字状をなしている。補強リブ165c,165iは、補強リブ165cが補強リブ165iの中間部分に対して接続されることにより、正面視でT字状をなしている。なお、補強リブ165cは補強リブ165kにも接続されている。補強リブ165d,165iは、補強リブ165dの端部と補強リブ165iの端部とがボス166bを介して接続されることにより、正面視でL字状をなしている。補強リブ165e,165f,165jは、補強リブ165e,165fが補強リブ165jの中間部分に対して接続されることにより、それぞれの接続部分が正面視で略T字状をなしている。補強リブ165d,165gは、補強リブ165gが補強リブ165dの中間部分に対して接続されることにより、正面視でT字状をなしている。なお、補強リブ165gは補強リブ165kにも接続されている。
図13〜図15に示されるように、補強リブ165a及び段差部170aは、補強リブ165aが段差部170aの中間部分に対して接続されることにより、正面視でT字状をなしている。補強リブ165d,165e及び段差部170aは、互いに中間部分で交差することにより、それぞれの交差部分が正面視で十字状をなしている。補強リブ165d及び段差部170bは、段差部170bが補強リブ165dの中間部分に対して接続されることにより、それぞれの接続部分が正面視でT字状をなしている。補強リブ165e,165f及び段差部170bは、互いに中間部分で交差することにより、それぞれの交差部分が正面視で十字状をなしている。さらに、壁部44及び補強リブ165jは、補強リブ165jが壁部44の中間部分(湾曲部分)に対して接続されることにより、正面視で略T字状をなしている。また、壁部44及び段差部170a,170bは、段差部170a,170bが壁部44の中間部分に対して接続されることにより、それぞれの接続部分が正面視でT字状をなしている。さらに、壁部45及び補強リブ165d〜165fは、補強リブ165d〜165fが壁部45の中間部分に対して接続されることにより、それぞれの接続部分が正面視でT字状をなしている。
図13〜図15に示されるように、補強リブ165g,165i及び裏側リブ171aは、互いに中間部分で直交することにより、正面視で十字状をなしている。補強リブ165j及び裏側リブ171b〜171dは、互いに中間部分で直交することにより、正面視で十字状をなしている。段差部170b及び裏側リブ171b〜171dは、互いに中間部分で直交することにより、正面視で十字状をなしている。
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態のパチンコ機10では、裏ユニット41の本体部42に補強リブ131a〜131k,151a〜151p,165a〜165kを形成することにより、裏ユニット41が補強される。さらに、強度が高い補強リブ131a〜131kにボス132a〜132fが一体形成され、ボス132a〜132fに接続することによって右上可動体66が裏ユニット41に取り付けられる。その結果、補強リブ131a〜131kとボス132a〜132fとが互いに補強される。このため、重量のある右上可動体66を裏ユニット41に取り付けた場合であっても、裏ユニット41の撓みやボス132a〜132fの変形を防止することができる。
(2)本実施形態では、本体部42における補強リブ131a〜131k及びボス132a〜132fの形成領域(右上可動体取付部67)内、具体的には、形成領域において補強リブ131a〜131kやボス132a〜132fが存在しないために強度が低くなる箇所を、段差部136a,136bに加えて面取り部40を形成することによって補強することができる。同様に、本体部42における補強リブ151a〜151p及びボス152a〜152cの形成領域(中継基板取付部64)内、具体的には、形成領域において補強リブ151a〜151pやボス152a〜152cが存在しないために強度が低くなる箇所を、段差部158a,158bに加えて面取り部40を形成することによって補強することができる。即ち、例えば、補強リブ131a〜131kや補強リブ151a〜151pを設けることが困難な場所であったとしても、裏ユニット41を補強できるため、裏ユニット41の撓みをより確実に防止することができる。
(3)本実施形態では、右上可動体取付部67内に形成される補強リブ131a,131g,131i,131kの裏側には、壁部43の外側面と本体部42の外側面(即ち、裏ユニット41の裏面41a)とにおいて開口する溝部137が設けられている。そして、溝部137を有する補強リブ131a,131g,131i,131kの先端面(前端面)にボス132a,132b,132d〜132fが突設されている。このため、ボス132a,132b,132d〜132f付近でのヒケの発生を防止することができる。
(4)本実施形態では、中継基板63が補強リブ151a〜151dによって支持されるため、中継基板63の取付位置に補強リブ151a〜151dが存在していたとしても、裏ユニット41に中継基板63を確実に取り付けることができる。また、中継基板63を固定すれば、中継基板63によって裏ユニット41を補強することもできるため、裏ユニット41の撓みをよりいっそう確実に防止することができる。
(5)本実施形態では、本体部42における補強リブ165a〜165k及びボス166a,166bの形成領域(基板支持台取付部161)内、具体的には、形成領域において補強リブ165a〜165kやボス166a,166bが存在しないために強度が低くなる箇所を、段差部170a,170bに加えて裏側リブ171a〜171dを形成することによって補強することができる。即ち、例えば、補強リブ165a〜165kやボス166a,166bを設けることが困難な場所であったとしても、裏ユニット41を補強できるため、裏ユニット41の撓みをより確実に防止することができる。また、裏側リブ171a〜171dが補強リブ165j及び段差部170a,170bと交差することにより、交差する部材が互いに補強される。従って、裏ユニット41がより確実に補強されるため、裏ユニット41の撓みをよりいっそう確実に防止することができる。
(6)本実施形態では、補強リブ131a〜131k,151a〜151p,165a〜165kやボス132a〜132f,152a〜152c,166a,166b等によって裏ユニット41が十分に補強されるため、裏ユニット41を金属等で補強しなくても済む。ゆえに、裏ユニット41を低コストで形成することができる。
なお、上記実施形態を以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、裏ユニット41に、補強リブ131a〜131k,151a〜151p,165a〜165k及びボス132a〜132f,152a〜152c,166a,166bが設けられていたが、補強リブやボスの数は適宜変更されていてもよい。なお、補強リブ及びボスの形状や形成位置は、上記実施形態のものに限定される訳ではなく、任意に変更することが可能である。
・上記実施形態では、中継基板取付部64、右上可動体取付部67及び基板支持台取付部161が、補強リブ及びボスを一体形成した部品取付部となっていた。しかし、上記の取付部64,67,161の少なくとも1つが、補強リブ及びボスを一体形成した部品取付部であればよい。なお、上記の取付部64,67,161の中でも、正面視で表示装置取付孔47よりも上側の領域に設定された中継基板取付部64及び右上可動体取付部67が、補強リブ及びボスを一体形成した部品取付部であることが好ましい。特には、重量のある右上可動体66が取り付けられる右上可動体取付部67が、補強リブ及びボスを一体形成した部品取付部であることが好ましい。
次に、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)上記手段1乃至6のいずれか1つにおいて、前記補強リブは、前記本体部において複数箇所に形成されており、前記補強リブは複数種類の高さを有することを特徴とする遊技機。
(2)上記手段1乃至6のいずれか1つにおいて、前記補強リブは、前記本体部において複数箇所に形成され、一部の前記補強リブの裏側には、前記壁部の外側面と前記本体部の外側面とにおいて開口する溝部が設けられており、前記溝部を有する前記補強リブの厚さは、前記溝部を有しない前記補強リブの厚さよりも厚く設定され、前記溝部を有する前記補強リブの先端面に前記ボスが突設されていることを特徴とする遊技機。
(3)上記手段3において、前記本体部の外側面に裏側リブが突設されており、前記裏側リブ、前記補強リブ及び前記段差部の少なくとも一部は、正面視で格子状をなしていることを特徴とする遊技機。
(4)上記手段1乃至6のいずれか1つにおいて、前記本体部と、前記複数の壁部のうち上側に位置する壁部とが、面取り部を介して接続されていることを特徴とする遊技機。
(5)上記手段6において、前記基板カバーに、前側に突出する前記補強リブと、前側に突出するとともに前記補強リブに一体形成され、前記部品に接続される前記ボスとが設けられることを特徴とする遊技機。
10…遊技機としてのパチンコ機
13…遊技盤
21…基板カバー
132a〜132f,152a〜152c,166a,166b…ボス
31…板部材
32…遊技領域
41…裏ユニット
42…本体部
43,44,45,46…壁部
47…表示装置取付孔
63…部品としての中継基板
64…部品取付部としての中継基板取付部
66…部品としての右上可動体
67…部品取付部としての右上可動体取付部
131a〜131k,151a〜151p、165a〜165k…補強リブ
136a,136b,158a〜158c,170a,170b…段差部
161…部品取付部としての基板支持台取付部
162…部品としての基板支持台

Claims (5)

  1. 遊技球が流下可能な遊技領域が区画され板部材と、前記板部材の裏側に配置される樹脂製の裏ユニットが取り付けられ、
    前記裏ユニットが、平板状の本体部と、前記本体部の外周縁から前側に延びる複数の壁部とによって箱状に構成され、
    前記本体に、表示装置が取り付けられる表示装置取付孔が設けられた
    遊技機であって、
    前記本体部における前記表示装置取付孔よりも外周側に、部品が取り付けられる部品取付部が設定され、
    前記部品取付部に、前側に突出する複数の補強リブと、前側に突出するとともに前記補強リブに一体形成され、前記部品に接続されるボスとが設けられ
    前記本体部における前記補強リブ及び前記ボスの形成領域内に段差部が形成され、
    前記補強リブ及び前記段差部は、前記本体部において複数箇所に形成され、
    前記補強リブ及び前記段差部の少なくとも一部は、互いに交差しており、正面視で格子状をなしており、
    前記壁部及び前記補強リブの少なくとも一部は、互いに接続されており、正面視で格子状をなしており、
    一部の前記補強リブの裏側には、前記壁部の外側面と前記本体部の外側面とにおいて開口する溝部が設けられている
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記壁部側にある前記一部の前記補強リブは、裏側に前記溝部を有しており、他の前記補強リブの厚さよりも厚く設定されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記本体部の外側面に裏側リブが突設されており、前記裏側リブ、前記補強リブ及び前記段差部の少なくとも一部は、正面視で格子状をなしていることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記本体部と、前記複数の壁部のうち上側に位置する壁部とが、面取り部を介して接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遊技機。
  5. 数の前記補強リブの少なくとも一部は、前記部品としての中継基板に先端面が当接することにより、前記中継基板を支持し、
    前記本体部に、前記中継基板の前面を覆う基板カバーが取り付けられており、
    前記中継基板が、前記本体部と前記基板カバーとの間に挟み込まれ、前記基板カバーに面接触した状態で固定されている
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の遊技機。
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