JP5914818B2 - 電力計測器 - Google Patents

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Description

本発明は一般に本体ユニットに増設ユニットを連接して構成される電力計測器に関するものである。
従来、本体ユニットと増設ユニットとで構成される電力計測器があり、この電力計測器は、1乃至複数の増設ユニットを本体ユニットに連接(順次連結)して構成される。そして、本体ユニットと増設ユニットとの間が信号線によって電気的に接続されることによって、本体ユニットと増設ユニットとの間の信号経路が形成される。従来の電力計測器としては、日本特許出願公報特開2005−55404に開示されている。
本体ユニットは、測定対象の回路電圧を降圧した電圧検出信号を生成し、この生成した電圧検出信号を信号線に出力する。本体ユニットは、信号線に接続した演算部を具備しており、演算部は、信号線を介して入力された電圧検出信号を用いて、測定対象における電力を演算する。具体的には、測定対象の回路電圧だけでなく、測定対象の回路電流の測定結果も取得し、この電圧、電流の検出値を用いた電力演算を行うことによって、測定対象における電力を測定する。
増設ユニットは、本体ユニットから信号線を介して、電圧検出信号を入力される。増設ユニットは、信号線に接続した演算部を具備しており、演算部は、信号線を介して入力された電圧検出信号を用いて、測定対象における電力を演算する。具体的には、測定対象の回路電圧だけでなく、測定対象の回路電流の測定結果も取得し、この電圧、電流の検出値を用いた電力演算を行うことによって、測定対象における電力を測定する。
そして、本体ユニットは、増設ユニットのそれぞれから電力の測定データを取得し、本体ユニットおよび増設ユニットの各測定データを管理する。
しかしながら、本体ユニットが信号線に出力した電圧検出信号は、実際の回路電圧に対して誤差を含む。例えば、回路電圧を抵抗を用いて分圧した場合、電圧検出信号は、この抵抗の精度に起因する誤差を含む。また、信号線を介して伝達される電圧検出信号は、信号線のインピーダンスによって電圧降下を生じ、この電圧降下に起因する誤差を含む。このような誤差を含む電圧検出信号を用いて演算された電力測定値は、精度が低下する。
そこで、電圧検出信号の誤差を低減させるために、従来、高精度の部品を用いて回路電圧の検出手段を構成していた。また、電圧検出信号をボリューム(可変抵抗)によって調整することによって、電圧検出信号の誤差を補正していた。しかしながら、これらの方法では、電圧検出信号の誤差を低減させるために、部品コスト、調整工数が増大するという問題があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、電力演算に用いる回路電圧の検出誤差を、低コスト且つ簡易に低減させることができる電力計測器を提供することにある。
本発明の電力計測器は、信号線を介して互いに電気的に接続する本体ユニットと増設ユニットとを備えて、前記増設ユニットの台数を増減可能に構成された電力計測器であって、前記本体ユニットは、測定対象の回路電圧を降圧した電圧検出信号を生成し、この生成した前記電圧検出信号を前記信号線に出力する電圧検出部と、前記電圧検出信号の誤差を補正するための補正情報を格納する補正情報格納部と、前記電圧検出信号を、前記補正情報格納部に格納された前記補正情報を用いて補正し、この補正した電圧検出信号を用いて電力を求める第1の演算部とを備え、前記増設ユニットは、前記本体ユニットから前記補正情報を取得する情報取得部と、前記信号線を介して入力された前記電圧検出信号を、前記情報取得部が取得した前記補正情報を用いて補正し、この補正した電圧検出信号を用いて電力を求める第2の演算部とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、本体ユニット、増設ユニットは、誤差を補正した電圧検出信号を用いるので、高精度の電力演算を行うことができる。また、電圧検出部に高精度の部品を用いる必要はなく、電圧検出信号をボリューム(可変抵抗)によって調整する必要もない。而して、電力演算に用いる回路電圧の検出誤差を、低コスト且つ簡易に低減させて、高精度の電力演算を行うことが可能になる。
一実施形態において、前記補正情報は、実際の前記回路電圧に対する前記電圧検出信号のずれを示す補正係数であり、前記電圧検出信号の大きさの誤差を補正するための情報を含む
この実施形態によれば、電圧検出信号の誤差を補正することができる。
一実施形態において、前記補正情報格納部は、不揮発性のメモリで構成される。
この実施形態によれば、本体ユニットの電源オフ時にも、補正情報を保持可能になる。したがって、本体ユニットの電源オフ後に再起動した場合でも、補正情報を用いた補正処理が可能になる。
一実施形態において、前記本体ユニットは、起動時に、前記補正情報格納部に格納されている前記補正情報を、前記増設ユニットへ送信し、前記増設ユニットの前記情報取得部は、前記本体ユニットから送信された前記補正情報を取得する。
この実施形態によれば、増設ユニットの追加、削除に関わらず、接続されている全ての増設ユニットへ補正情報を送信できる。すなわち、増設ユニットは、接続直後であっても、本体ユニットから受信した補正情報を用いて電圧検出信号を補正することができる。
一実施形態において、前記増設ユニットは、電源線を介して前記本体ユニットから電源を供給される。
また、一実施形態において、前記本体ユニットの製造時に、前記補正情報が前記補正情報格納部に格納される。
一実施形態において、1つの前記本体ユニットと複数の前記増設ユニットとが、前記信号線を介して直列接続され、前記補正情報は、前記信号線のインピーダンスによる前記電圧検出信号の電圧降下を補正するための情報である。
この実施形態によれば、信号線のインピーダンスによる電圧降下を補正した電圧検出信号を用いることができる。また、本体ユニットから遠い増設ユニットほど、電圧検出信号の誤差が大きくなるが、増設ユニットの接続順に関わらず、電圧検出信号の誤差を精度よく補正できる。
一実施形態において、前記本体ユニットは、複数の前記電圧検出部を備え、前記補正情報格納部は、複数の前記電圧検出部のそれぞれに対応する前記補正情報を格納する。
この実施形態によれば、相毎に発生する電圧検出信号の誤差を、相毎の補正係数を用いて補正できるので、各相の電力演算の精度が向上する。
本発明の好ましい実施形態をさらに詳細に記述する。本発明の他の特徴および利点は、以下の詳細な記述および添付図面に関連して一層良く理解されるものである。
実施形態1の構成を示すブロック図である。 同上の通信処理を示すシーケンス図である。 実施形態2の構成を示すブロック図である。 (a)〜(c)同上のアドレス信号を示す波形図である。
(実施形態1)
本実施形態の電力計測器は、図1に示すように、1台の本体ユニットMと、1乃至複数台の増設ユニットSi(i=1,2,…,n)とで構成される。本体ユニットMには、1乃至複数の増設ユニットSiが連接(順次連結)している。この電力計測器は、3相4線式の電力回路を測定対象とし、3相(R,S,T)の電圧Vr,Vs,Vt、および3相(R,S,T)の電流Ir,Is,Itを検出して、電力演算を行う。なお、電圧Vr,Vs,Vtが、本発明の回路電圧に相当する。
まず、本体ユニットMは、電圧検出部11r,11s,11tと、信号線12r,12s,12tと、信号変換部13と、演算部14(第1の演算部)と、補正情報格納部14aと、制御部15と、通信線16とを、主構成として備える。
電圧検出部11r,11s,11tは、電力回路の各相に接続して、回路電圧Vr,Vs,Vtを検出する。なお、電圧検出部11r,11s,11tを区別しない場合、電圧検出部11と称す。
電圧検出部11は、回路電圧Vr,Vs,Vtの各両端間に直列接続した抵抗111,112と、抵抗111,112の接続点の電圧(分圧電圧)が入力される増幅部113とを備える。増幅部113は、分圧電圧にバイアスをかけることによって、出力電圧波形を、所定範囲(例えば0〜5V)に収める。そして、電圧検出部11r,11s,11tの各増幅部113の出力は、信号線12r,12s,12tに接続されている。すなわち、電圧検出部11の出力は、回路電圧Vr,Vs,Vtを降圧した電圧検出信号であり、この電圧検出信号が信号線12r,12s,12tに出力される。
また、信号変換部13は、電流検出部17r,17s,17tに接続している。電流検出部17r,17s,17tは、変流器(CT:Current Transformer)で構成され、各相の電流Ir1,Is1,It1に応じた電流値を出力する。そして、信号変換部13は、電流検出部17r,17s,17tの各電流出力を電圧に変換し、電流Ir1,Is1,It1の検出信号(電流検出信号)を出力する。
演算部14は、マイクロコンピュータで構成されており、信号線12r,12s,12tを介して電圧検出信号を入力され、さらには、信号変換部13から電流検出信号を入力される。そして、演算部14は、電圧検出信号および電流検出信号をA/D変換し、電圧検出信号と電流検出信号との乗算を行うことによって、電力演算を行う。
また、本体ユニットMの少なくとも一方の側面には、信号線12r,12s,12tに接続した出力コネクタCN1が設けられている。
また、制御部15は、マイクロコンピュータで構成されており、演算部14に接続するとともに、通信線16にも接続している。この通信線16は、本体ユニットMの少なくとも一方の側面に設けた通信コネクタCN4に接続する。
次に、増設ユニットSiは、信号線21r,21s,21tと、信号変換部22と、演算部23(第2の演算部)と、情報取得部23aと、通信線24とを、主構成として備える。
信号線21r,21s,21tは、増設ユニットSiの一側面に設けた入力コネクタCN2、増設ユニットSiの他側面に設けた出力コネクタCN3に接続している。そして、増設ユニットS1の入力コネクタCN2は、本体ユニットMの出力コネクタCN1に接続し、増設ユニットS1の出力コネクタCN3は、増設ユニットS2の入力コネクタCN2に接続する。さらに、増設ユニットS2の出力コネクタCN3は、増設ユニットS3の入力コネクタCN2に接続する。以降、同様に、増設ユニットSiの入力コネクタCN2が、前段の増設ユニットSi−1の出力コネクタCN3に接続される。
而して、本体ユニットMの信号線12r,12s,12tが、増設ユニットSiのそれぞれの信号線21r,21s,21tに電気的に接続し、増設ユニットSiのそれぞれの信号線21r,21s,21tに電圧検出信号が伝達される。
また、信号変換部22は、電流検出部25r,25s,25tに接続している。電流検出部25r,25s,25tは、変流器(CT:Current Transformer)で構成され、各相の電流Ir2,Is2,It2に応じた電流値を出力する機能を有する。そして、信号変換部22は、電流検出部25r,25s,25tの各電流出力を電圧に変換し、電流Ir2,Is2,It2の検出信号(電流検出信号)を出力する。
演算部23は、マイクロコンピュータで構成されており、信号線21r,21s,21tを介して電圧検出信号を入力され、さらには、信号変換部22から電流検出信号を入力される。そして、演算部23は、電圧検出信号および電流検出信号をA/D変換し、電圧検出信号と電流検出信号との乗算を行うことによって、電力演算を行う。
なお、本体ユニットMが検出する電流Ir1,Is1,It1と、増設ユニットSiが検出する電流Ir2,Is2,It2とは、測定対象となる3相4線式の電力回路において、互いに異なる箇所の電流である。例えば、電流Ir1,Is1,It1は、主幹電流、電流Ir2,Is2,It2は分岐電流である。さらに、増設ユニットSi毎に、電流Ir2,Is2,It2の検出箇所は異なる。また、3相4線式の電力回路において、3相4線の系統、単相2線の系統のそれぞれの電力を検出する構成でもよい。
そして、演算部23は情報取得部23aを具備しており、情報取得部23aが通信線24に接続する。通信線24は、増設ユニットSiの一側面に設けた通信コネクタCN5、増設ユニットSiの他側面に設けた通信コネクタCN6に接続している。そして、増設ユニットS1の通信コネクタCN5は、本体ユニットMの通信コネクタCN4に接続し、増設ユニットS1の通信コネクタCN6は、増設ユニットS2の通信コネクタCN5に接続する。さらに、増設ユニットS2の通信コネクタCN6は、増設ユニットS3の通信コネクタCN5に接続する。以降、同様に、増設ユニットSiの通信コネクタCN5が、前段の増設ユニットSi−1の通信コネクタCN6に接続される。
而して、本体ユニットM、複数の増設ユニットSiのそれぞれは、通信線16,24を介して互いに通信可能に構成される。
ここで、電圧検出部11が生成する電圧検出信号は、抵抗111,112の抵抗値の精度、増幅部113の精度等による誤差を含む。すなわち、電圧検出信号は、電圧検出部11による誤差を含む。そこで、本体ユニットM、増設ユニットSiは、以下の動作を行うことによって、電圧検出信号を補正する。なお、電圧検出信号の誤差には、電圧検出信号の大きさの誤差、電圧検出部11のオフセットによる誤差等がある。
まず、本体ユニットMの演算部14は、不揮発性のメモリである補正情報格納部14aを備える。この補正情報格納部14aは、電圧検出信号の誤差を補正するための補正情報を格納している。補正情報は、実際の回路電圧Vr,Vs,Vtに対して、電圧検出部11が生成した電圧検出信号(電圧検出部11の出力端における電圧検出信号)のずれを示す補正係数であり、R相の電圧検出信号の補正係数Kr1、S相の電圧検出信号の補正係数Ks1、T相の電圧検出信号の補正係数Kt1とする。そして、演算部14は、信号線12r,12s,12tを介して入力されたR相,S相,T相の各電圧検出信号に、補正係数Kr1,Ks1,Kt1をそれぞれ乗じることによって、電圧検出信号を補正する。補正後の電圧検出信号は、抵抗111,112の抵抗値の精度、増幅部113の精度等による誤差を補正されたものになる。
例えば、本体ユニットMの製造時に、電圧検出部11の出力端における電圧検出信号が設計(理論)値に対してどの位ずれているかを、回路電圧Vr,Vs,Vtについて予め試験的に測定する。そして、補正係数Kr1,Ks1,Kt1は、この試験結果に基づいて設定され、補正情報格納部14aに格納される。設計(理論)値に対する電圧検出信号のずれがない場合、補正係数K1(Kr1,Ks1,Kt1)は「1」に設定される。
補正係数K1は、具体的には、K1=実際の回路電圧/回路電圧の測定値になる。例えば、補正係数K1=1の状態で、実際の回路電圧=100.0V、回路電圧の測定値=99.0Vの場合、補正係数K1=100.0/99.0=1.010101となる。この補正係数K1=1.010101の情報(補正情報)は、補正情報格納部14aに格納される。以降、演算部14は、この補正係数K1=1.010101を電圧検出信号に乗じて、電圧検出信号を補正する。
さらに、本体ユニットMに電源が投入されて動作を開始した起動時に、制御部15は、補正情報格納部14aから補正係数Kr1,Ks1,Kt1のデータ(補正情報)を取得し、増設ユニットSiのそれぞれに宛てた補正情報を通信線16に送出する。この補正情報は、本体ユニットMの通信線16から増設ユニットSiの通信線24に伝達される。増設ユニットSiの情報取得部23aは、通信線24上の信号のうち、自己宛の補正情報を受信することによって、本体ユニットMから補正情報を取得する。
例えば、増設ユニットSiは図示しない電源線を介して本体ユニットMから電源を供給されている。増設ユニットSiの追加、削除時には本体ユニットMの電源をオフし、増設ユニットSiへの電源供給も停止させる。そして、増設ユニットSiの追加後または削除後に本体ユニットMを起動して、増設ユニットSiにも電源供給される。而して、上述のように、本体ユニットMの起動時に、本体ユニットMが増設ユニットSiへ補正情報を送信することによって、増設ユニットSiの追加、削除に関わらず、接続されている全ての増設ユニットSiへ補正情報を送信できる。すなわち、増設ユニットSiは、接続直後であっても、本体ユニットMから受信した補正情報を用いて電圧検出信号を補正することができる。
図2は、本体ユニットMと増設ユニットSiとの間の通信シーケンスを示す。
まず、本体ユニットMの起動時に、制御部15は、演算部14に対して情報取得要求を送信する(Ya)。情報取得要求を受信した演算部14は、補正情報格納部14a内の補正情報を制御部15へ送信し、制御部15は、補正情報を取得する(Yb)。そして、制御部15は、増設ユニットSiの各々に補正情報を順次送信する(Yc1,Yc2,Yc3,...)。補正情報を取得した増設ユニットSiの情報取得部23aは、取得応答を本体ユニットの制御部15へ返信する(Yd1,Yd2,Yd3,...)。
そして、増設ユニットSiの演算部23は、信号線21r,21s,21tを介して入力されたR相,S相,T相の各電圧検出信号に、補正係数Kr1,Ks1,Kt1をそれぞれ乗じることによって、電圧検出信号を補正する。補正後の電圧検出信号は、抵抗111,112の抵抗値の精度、増幅部113の精度等による誤差を補正されたものになる。
したがって、本体ユニットM、増設ユニットSiは、電圧検出部11による誤差を補正した電圧検出信号を用いるので、高精度の電力演算を行うことができる。また、電圧検出部11に高精度の部品を用いる必要はなく、電圧検出信号をボリューム(可変抵抗)によって調整する必要もない。而して、電力演算に用いる回路電圧の検出誤差を、低コスト且つ簡易に低減させて、高精度の電力演算を行うことが可能になる。
また、演算部14,23は、電圧検出信号および電流検出信号をA/D変換したデジタル信号を用いて電力演算を行うので、補正処理が容易になり、さらには耐ノイズ性も向上する。
また、本体ユニットMは、不揮発性のメモリである補正情報格納部14aに補正情報を格納しているので、本体ユニットMの電源オフ時にも、補正情報を保持可能になる。したがって、本体ユニットMの電源オフ後に再起動した場合でも、補正情報を用いた補正処理が可能になる。なお、増設ユニットSiが、図示しないサーバ等の上位機器にネットワーク接続して、この上位機器から補正情報を取得する構成であっても、上記同様の効果を得ることができる。
また、補正情報は、実際の回路電圧Vr,Vs,Vtに対する電圧検出信号のずれを示す電圧値であってもよい。すなわち、補正情報は、実際の回路電圧Vr,Vs,Vtに対する電圧検出信号のずれを示す情報であれば、その形態は問わない。
また、3相(R,S,T)の回路電圧Vr,Vs,Vtを独立して検出する電圧検出部11r,11s,11tを備えており、補正情報は、相毎の補正係数Kr1,Ks1,Kt1で構成されている。そして、R相,S相,T相の各電圧検出信号に、補正係数Kr1,Ks1,Kt1をそれぞれ乗じることによって、相毎の電圧検出信号を独立して補正している。したがって、相毎に発生する電圧検出信号の誤差を、相毎の補正係数を用いて補正できるので、各相の電力演算の精度が向上する。
(実施形態2)
本実施形態の電力計測器は、図3に示す構成を備えており、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明は省略する。
本実施形態の補正情報は、信号線12r,12s,12t、信号線21r,21s,21t上における電圧検出信号のずれを示す補正係数Kr2,Ks2,Kt2を用いる。
本体ユニットMと複数の増設ユニットSiとは、信号線12r,12s,12t、信号線21r,21s,21tを介して直列接続されている。したがって、信号線12r,12s,12t、信号線21r,21s,21t上における電圧検出信号は、電圧検出部11r,11s,11tの出力端から離れるほど、信号線のインピーダンスによる電圧降下が増大する。すなわち、増設ユニットSiが本体ユニットMから取得する電圧検出信号の振幅は、S1,S2,S3,...の順に徐々に小さくなり、誤差が大きくなる。そこで、本実施形態では、電圧検出部11の精度による電圧検出信号のずれ、信号線12r,12s,12t、信号線21r,21s,21tのインピーダンスによる電圧検出信号の電圧降下の両方を補正する補正係数Kr2,Ks2,Kt2を用いる。
この補正係数Kr2,Ks2,Kt2は、本体ユニットMの補正係数Kr20,Ks20,Kt20、増設ユニットSiの補正係数Kr2i,Ks2i,Kt2iであり、補正情報格納部14aに格納されている。増設ユニットSiの補正係数Kr2i,Ks2i,Kt2iは、増設ユニットSiの接続順に応じて設定される。具体的には、本体ユニットMに近い順に、増設ユニットS1の補正係数Kr21,Ks21,Kt21、増設ユニットS2の補正係数Kr22,Ks22,Kt22、増設ユニットS3の補正係数Kr23,Ks23,Kt23、...となる。なお、補正係数Kr20,Ks20,Kt20、補正係数Kr2i,Ks2i,Kt2iを区別しない場合、補正係数Kr2,Ks2,Kt2と称す。
例えば、本体ユニットMの製造時に、実際の回路電圧Vr,Vs,Vtに対して、電圧検出部11の出力端における電圧検出信号がどの位ずれているかを予め試験的に測定する。さらに、本体ユニットMの信号線12r,12s,12tにおける電圧降下も予め導出する。このとき、本体ユニットMに実際に組み合わされる増設ユニットSiは不特定であるので、信号線21r,21s,21tにおける電圧降下は、多数の実測結果,シミュレーション等によって、例えば平均値を用いる。そして、補正係数Kr2,Ks2,Kt2は、これらの測定結果およびシミュレーション結果に基づいて設定され、補正情報格納部14aに格納される。
そして、本体ユニットMの演算部14は、補正情報格納部14aから補正係数Kr20,Ks20,Kt20を読み出す。演算部14は、信号線12r,12s,12tを介して入力されたR相,S相,T相の各電圧検出信号に、補正係数Kr20,Ks20,Kt20をそれぞれ乗じることによって、電圧検出信号を補正する。補正後の電圧検出信号は、電圧検出部11の精度、信号線12r,12s,12tのインピーダンスによる電圧降下に起因する誤差を補正されたものになる。
ここで、増設ユニットSiは、その接続順によって、電圧検出信号の補正に用いる補正係数Kr2i,Ks2i,Kt2iが異なる。そこで、増設ユニットSiが自己の接続順を認識するために、以下の処理を行う。
まず、本体ユニットMは、信号生成部18を備えており、本体ユニットMの少なくとも一方の側面には、信号生成部18の出力に接続した出力コネクタCN7が設けられている。
一方、増設ユニットSiは、アドレス生成部26を備える。アドレス生成部26の入力は、増設ユニットSiの一側面に設けた入力コネクタCN8に接続し、アドレス生成部26の出力は、増設ユニットSiの他側面に設けた出力コネクタCN9に接続する。
そして、増設ユニットS1の入力コネクタCN8は、本体ユニットMの出力コネクタCN7に接続し、増設ユニットS1の出力コネクタCN9は、増設ユニットS2の入力コネクタCN8に接続する。さらに、増設ユニットS2の出力コネクタCN9は、増設ユニットS3の入力コネクタCN8に接続する。以降、同様に、増設ユニットSiの入力コネクタCN8が、前段の増設ユニットSi−1の出力コネクタCN9に接続される。
本体ユニットMの信号生成部18は、図4(a)に示すHレベルとLレベルとを交互に繰り返す周期T1のアドレス信号を、次段の増設ユニットS1へ送信する。増設ユニットS1のアドレス生成部26は、周期T1のアドレス信号を受信したことによって、接続順「1」と認識する。そして、増設ユニットS1のアドレス生成部26は、図4(b)に示すHレベルとLレベルとを交互に繰り返す周期T2(=T1×2)のアドレス信号を、次段の増設ユニットS2へ送信する。増設ユニットS2のアドレス生成部26は、周期T2のアドレス信号を受信したことによって、接続順「2」と認識する。そして、増設ユニットS2のアドレス生成部26は、図4(c)に示すHレベルとLレベルとを交互に繰り返す周期T3(=T1×3)のアドレス信号を、次段の増設ユニットS3へ送信する。
以降、同様に、増設ユニットSiのアドレス生成部26は、前段から受信するアドレス信号の周期によって、本体ユニットMに対する自己の接続順を認識できる。
そして、本体ユニットMに電源が投入されて動作を開始した起動時に、制御部15は、補正情報格納部14aから補正係数Kr2i,Ks2i,Kt2iのデータ(補正情報)を取得し、通信線16に送出する。この補正情報は、本体ユニットMの通信線16から増設ユニットSiの通信線24に伝達される。すなわち、増設ユニットSiの通信線24には、補正係数Kr21,Ks21,Kt21、補正係数Kr22,Ks22,Kt22、補正係数Kr23,Ks23,Kt23、...の各情報が伝送される。
増設ユニットSiの情報取得部23aは、アドレス生成部26が認識した接続順に基づいて、通信線24上の信号のうち、自己の接続順に対応する補正係数Kr2i,Ks2i,Kt2iを受信する。而して、増設ユニットSiは、本体ユニットMから自己の補正情報を取得することができる。例えば、増設ユニットS1は、自己の接続順「1」に対応する補正係数Kr21,Ks21,Kt21を受信し、増設ユニットS2は、自己の接続順「2」に対応する補正係数Kr22,Ks22,Kt22を受信する。
そして、増設ユニットSiの演算部23は、信号線21r,21s,21tを介して入力されたR相,S相,T相の各電圧検出信号に、補正係数Kr2i,Ks2i,Kt2iをそれぞれ乗じることによって、電圧検出信号を補正する。補正後の電圧検出信号は、電圧検出部11の精度、信号線12r,12s,12t、信号線21r,21s,21tのインピーダンスによる電圧降下に起因する誤差を補正されたものになる。
したがって、本体ユニットM、増設ユニットSiは、電圧検出部11による誤差だけでなく、信号線のインピーダンスによる電圧降下も補正した電圧検出信号を用いるので、より高精度の電力演算を行うことができる。また、本体ユニットMから遠い増設ユニットSiほど、電圧検出信号の誤差が大きくなるが、増設ユニットSiの接続順を考慮した補正情報を用いることによって、増設ユニットSiの接続順に関わらず、電圧検出信号の誤差を精度よく補正できる。
また、上述の各実施形態において、本体ユニットM、増設ユニットSiは、回路電流を検出する信号変換部13,22を1回路づつ具備している。しかし、この信号変換部13,22を複数回路具備して、1台のユニットで複数個所の回路電流を測定可能に構成してもよい。
また、電力計測器の測定対象は、3相4線式の電力回路以外の、例えば3相3線式、単相3線式、単相2線式の電力回路であってもよい。
本発明を幾つかの好ましい実施形態について記述したが、この発明の本来の精神および範囲、即ち請求の範囲を逸脱することなく、当業者によって様々な修正および変形が可能である。

Claims (8)

  1. 信号線を介して互いに電気的に接続する本体ユニットと増設ユニットとを備えて、前記増設ユニットの台数を増減可能に構成された電力計測器であって、
    前記本体ユニットは、
    測定対象の回路電圧を降圧した電圧検出信号を生成し、この生成した前記電圧検出信号を前記信号線に出力する電圧検出部と、
    前記電圧検出信号の誤差を補正するための補正情報を格納する補正情報格納部と、
    前記電圧検出信号を、前記補正情報格納部に格納された前記補正情報を用いて補正し、この補正した電圧検出信号を用いて電力を求める第1の演算部とを備え、
    前記増設ユニットは、
    前記本体ユニットから前記補正情報を取得する情報取得部と、
    前記信号線を介して入力された前記電圧検出信号を、前記情報取得部が取得した前記補正情報を用いて補正し、この補正した電圧検出信号を用いて電力を求める第2の演算部とを備える
    ことを特徴とする電力計測器。
  2. 前記補正情報は、実際の前記回路電圧に対する前記電圧検出信号のずれを示す補正係数であり、前記電圧検出信号の大きさの誤差を補正するための情報を含むことを特徴とする請求項1記載の電力計測器。
  3. 前記補正情報格納部は、不揮発性のメモリで構成されることを特徴とする請求項1または2記載の電力計測器。
  4. 前記本体ユニットは、起動時に、前記補正情報格納部に格納されている前記補正情報を、前記増設ユニットへ送信し、
    前記増設ユニットの前記情報取得部は、前記本体ユニットから送信された前記補正情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の電力計測器。
  5. 前記増設ユニットは、電源線を介して前記本体ユニットから電源を供給されることを特徴とする請求項4記載の電力計測器。
  6. 前記本体ユニットの製造時に、前記補正情報が前記補正情報格納部に格納される
    ことを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載の電力計測器。
  7. 1つの前記本体ユニットと複数の前記増設ユニットとが、前記信号線を介して直列接続され、前記補正情報は、前記信号線のインピーダンスによる前記電圧検出信号の電圧降下を補正するための情報を含むことを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載の電力計測器。
  8. 前記本体ユニットは、複数の前記電圧検出部を備え、前記補正情報格納部は、複数の前記電圧検出部のそれぞれに対応する前記補正情報を格納することを特徴とする請求項1乃至7いずれか記載の電力計測器。
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