JP5914111B2 - 空調換気システムの制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、空調換気システムの制御方法に係り、特に全熱交換換気を採用するシステムにおける省エネ性と室内快適性を両立させる空調換気制御技術に関する。
従来、空調システムにおいて省エネ性と室内快適性の両立を図るため、全熱交換器を利用した換気技術が公知である(例えば特許文献1乃至3)。
このうち特許文献1は、全熱交換換気と普通換気と冷暖モードの切り替え制御に係る制御技術について開示している。
また特許文献2は、全熱交換換気と普通換気と切り替え制御に係る制御技術について開示している。
また特許文献3は、室内外温度差及びCO2濃度に基づいて、全熱交換換気と普通換気との切り替えおよび換気量制御技術について開示している。
しかしながら、いずれの文献についても室内温度が一定範囲のときに冷暖房を行わない帯域(ゼロエナジー帯域)について考慮されていない。さらに、室内外空気のエンタルピー比較についても考慮されていない。これらのことから、全熱交換換気採用による省エネルギー効果は限定的となるという問題がある。
特開昭63−99431号公報 特開平09−178242号公報 特開2001−304645号公報
さらに、全熱交換換気を行うペリメータ空調機(ウォールスルー空調機)に加えて、換気を行わず室内空気循環によるインテリア空調機を併存する空調システムにおいては、インテリア空調機の運転状態の関係によっては、ペリメータ空調とインテリア空調の混合損失や、ペリメータ空調単独で換気方式を選択することによる総合効率低下、等の問題がある。
本発明は上記課題に鑑み、ゼロエネルギーバンドや比エンタルピー制御を考慮した空調換気システム及びその制御方法を提供するものである。
本発明は以下の内容をその要旨とする。すなわち、本発明に係る空調換気システムの空調換気制御方法は、
(1)直接換気又は全熱交換換気及び換気風量を可変とする換気手段を有する空調機を備えた空調換気システムにおいて、
空調機の冷暖房設定温度と関連付けられる室温条件と、室内空気及び/又は室外空気の物性条件と、の複合条件に対応して、直接換気又は全熱交換換気のいずれかの換気方式の選択を行い、かつ、
該複合条件と室内の二酸化炭素(CO2)濃度条件に対応して、換気量の選択を行う、
ことを特徴とする。
本発明は、省エネルギー性向上と室内環境適正化を両立すべく、空調機の冷暖房運転設定温度との関係で定まる現在室温条件と、換気方式、換気量の設定条件と、を複合的に組み合わせた空調換気制御を内容とするものである。
(2)上記(1)において、前記室温条件が、現在室温と、暖房開始温度(Ths)、室内設定温度(Ts)及び冷房開始温度(Tcs)と、の大小関係であり、
前記物性条件が、外気温(To)と室温(Ti)の大小関係である、ことを特徴とする。
(3)上記(1)において、前記室温条件が、現在室温と、暖房開始温度(Ths)、室内設定温度(Ts)、冷房開始温度(Tcs)のいずれかと、の大小であり、
前記物性条件が、室内空気と室外空気の比エンタルピーの大小関係である、ことを特徴とする。
(4)上記(1)において、前記室温条件が、現在室温と、暖房開始温度(Ths)、室内設定温度(Ts)、冷房開始温度(Tcs)のいずれかと、の大小であり、
前記物性条件が、室内空気と室外空気の比エンタルピーの大小関係と、外気の乾球温度、相対湿度及び比エンタルピーにより設定される適正外気条件(Zc)範囲内か否かの組み合わせ、であることを特徴とする。
(5)上記(2)の発明において、 換気方式については、
To>Ti、かつ、Ti≦Tsの領域(A1、A2)、及び、To≦Ti、かつ、Ti>Tsの領域(A7、A8)では、直接換気を選択し、
To≦Ti、かつ、Ti≦Tsの領域(A5、A6)、及び、To>Ti、かつ、Ti>Tsの領域(A3、A4)では、全熱交換換気を選択し、
換気量については、
CO2濃度が基準値以下のときは、
To>Ti、かつ、Ti≦Thsの領域(A1)、及び、To≦Ti、かつ、Ti>Tcsの領域(A8)では、換気量増加又は最大を選択し、
To≦Ti、かつ、Ti≦Thsの領域(A5)、及び、To≦Ti、かつ、Ti≦Tcsの領域(A4)では、換気量減少又は最小を選択し、
Ths<Ti≦Tcsの領域(A2、A3、A6、A7)では、換気量維持又は標準を選択し、
CO2濃度が基準値を超えるときは、
全ての領域で換気量増加又は最大を選択する、
ことを特徴とする(図3,4参照)。
但し、暖房開始温度(Ths)、室内設定温度(Ts)、冷房開始温度(Tcs)。
換気量について、最大、標準、最小とは3段階制御の場合の制御パターンをいう。また、「増加」、「減少」とは、一定の制御周期で1段増加、または維持または減少する制御をいう。
なお、「標準」とは、例えば居住者の平均人数により適宜決定される風量を意味する。
(6)上記(3)の発明において、 換気方式については、
ho>hi、かつ、Ti≦Tsの領域(B1、B2)、及び、ho≦hi、かつ、Ti>Tsの領域(B7、B8)では、直接換気を選択し、
ho≦hi、かつ、Ti≦Tsの領域(B5、B6)、及び、ho>hi、かつ、Ti>Tsの領域(B3、B4)では、全熱交換換気を選択し、
換気量については、
CO2濃度が基準値以下のときは、
ho>hi、かつ、Ti≦Thsの領域(B1)、及び、ho≦hi、かつ、Ti>Tcsの領域(B8)では、換気量増加又は最大を選択し、
ho≦hi、かつ、Ti≦Thsの領域(B5)、及び、ho≦hi、かつ、Ti>Tcsの領域(B4)では、換気量減少又は最小を選択し、
Ths<Ti≦Tcsの領域(B2、B3、B6、B7)では、換気量維持または標準を選択し、
CO2濃度が基準値を超えるときは、全ての領域で換気量増加又は最大を選択する、
ことを特徴とする(図5,6参照)。
但し、室外空気エンタルピー(ho)、室内空気エンタルピー(hi)。
(7)上記(4)の発明において、 換気方式については、
外気が適正ゾーン(Zc)内のときは、
ho>hi、かつ、Ti≦Tsの領域(C1、C2)、及び、ho≦hi、かつ、Ti>Tsの領域(C7、C8)では、直接換気を選択し、
ho≦hi、かつ、Ti≦Tsの領域(C5、C6)、及び、ho≦hi、かつ、Ti≦Tsの領域(C3、C4)では、全熱交換換気を選択し、
外気が適正ゾーン(Zc)外のときは、全ての領域で全熱交換換気を選択する、
換気量については、
CO2濃度が基準値以下のときは、
外気が適正ゾーン(Zc)内の場合は、
ho>hi、かつ、Ti≦Thsの領域(C1)、及び、ho≦hi、かつ、Ti>Tcsの領域(C8)では、換気量増加又は最大を選択し、
ho≦hi、かつ、Ti≦Tsの領域(C5)、及び、ho≦hi、かつ、Ti>Tcsの領域(C4)では、換気量減少又は最小を選択し、
Ths<Ti≦Tcsの領域(C2、C3、C6、C7)では、換気量維持または標準を選択し、
外気が適正ゾーン(Zc)外の場合は、
ho>hi、かつ、Ti≦Tcsの領域(C1,C2,C3)、及び、ho≦hi、かつ、Ti>Tcsの領域(C8)では、換気量増加又は最大を選択し、
ho≦hi、かつ、Ti≦Tsの領域(C5,C6,C7)、及び、ho≦hi、かつ、Ti>Tcsの領域(C4)では、換気量減少又は最小を選択し、
CO2濃度が基準値を超えるときは、外気が適正ゾーン(Zc)内外に関わらず、全ての領域で換気量増加又は最大を選択する、ことを特徴とする(図8−10参照)。
(8)上記(1)乃至(4)の発明において、室内空気循環によるインテリア空調機を、さらに備え、
該インテリア空調機の冷房、暖房、運転停止に対応して、前記空調機の換気方式及び換気量の選択を行うことを特徴とする。
(9)上記(8)の発明において、前記インテリア空調機が冷房運転状態のときは、
換気方式については、
ho>hp、かつ、Ti≦Thsの領域(D1)、及び、ho≦hp、かつ、Ti>Tcsの領域(D8)では、直接換気を選択し、
ho>hp、かつ、Ti>Tcsの領域(D2、D3、D4)、及び、ho≦hi、かつ、Ti≦Tcsの領域(D5、D6、D7)では、全熱交換換気を選択し、
換気量については、
CO2濃度が基準値以下のときは、
ho>hp、かつ、Ti≦Thsの領域(D1)、及び、ho≦hp、かつ、Ti>Thsの領域(D6、D7、D8)では、換気量増加又は最大を選択し、
ho≦hp、かつ、Ti≦Thsの領域(D5)、及び、ho>hp、かつ、Ti>Thsの領域(D2、D3、D4)では、換気量減少又は最小を選択し、
CO2濃度が基準値を超えるときは、全ての領域で換気量増加又は最大を選択する、ことを特徴とする(図12,13参照)。但し、前記空調機吸込み空気エンタルピー(hp)。
(10)上記(8)の発明において、前記インテリア空調機が運転停止状態のときは、
換気方式については、
ho>hp、かつ、Ti≦Tsの領域(D1、D2)、及び、ho≦hp、かつ、Ti>Tsの領域(D7、D8)では、直接換気を選択し、
ho≦hp、かつ、Ti≦Tsの領域(D5、D6)、及び、ho>hp、かつ、Ti>Tsの領域(D3、D4)では、全熱交換換気を選択し、
換気量については、
CO2濃度が基準値以下のときは、
ho>hp、かつ、Ti≦Thsの領域(D1)、及び、ho≦hp、かつ、Ti>Tcsの領域(D8)では、換気量増加又は最大を選択し、
ho≦hp、かつ、Ti≦Thsの領域(D5)、及び、ho>hp、かつ、Ti>Tcsの領域(D4)では、換気量減少又は最小を選択し、
Ths<Ti≦Tcsの領域(D2、D3、D6、D7)では、換気量維持または標準を選択し、
CO2濃度が基準値を超えるときは、全ての領域で換気量増加又は最大を選択する、
ことを特徴とする(図14,15参照)。
(11)上記(8)の発明において、前記インテリア空調機が暖房運転状態のときは、
換気方式については、
ho>hp、かつ、Ti≦Tcsの領域(D1、D2、D3)、及び、ho≦hp、かつ、Ti>Tcsの領域(D8)では、直接換気を選択し、
ho>hp、かつ、Ti>Tcsの領域(D4)、及び、ho≦hi、かつ、Ti≦Tcsの領域(D5、D6、D7)では、全熱交換換気を選択し、
換気量については、
CO2濃度が基準値以下のときは、
ho>hp、かつ、Ti≦Tcsの領域(D1、D2、D3)、及び、ho≦hp、かつ、Ti>Thsの領域(D8)では、換気量増加又は最大を選択し、
ho≦hp、かつ、Ti≦Thsの領域(D5、D6、D7)、及び、ho>hp、かつ、Ti>Tcsの領域(D4)では、換気量減少又は最小を選択し、
CO2濃度が基準値を超えるときは、全ての領域で換気量増加又は最大を選択する、ことを特徴とする(図16,17参照)。
上記各発明によれば、室内環境の快適性(CO2濃度)を確保しつつ、外気導入の適正化を図ることにより、送風動力、空調負荷の軽減が可能となり、省エネルギー性向上が可能となる。
また、インテリア空調機の運転状態に対応してウォールスルー空調機の空調換気制御を行う発明にあっては、混合損失を抑制することができ、より高度の省エネルギー性向上が実現できるという効果がある。
以下、本発明に係る空調システムの各実施形態について、図1乃至17を参照してさらに詳細に説明する。重複説明回避のため、各図において同一構成には同一符号を用いて示している。なお、本発明の範囲は特許請求の範囲記載のものであって、以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。
<第一の実施形態>
本実施形態は、ゼロエナジー帯域、すなわち室内温度が一定範囲のときに冷暖房を行わず、換気方式、換気量制御により省エネルギー化を図るものである。
図1を参照して、本実施形態に係る空調換気システム1は、空調対象室4内にウォールタイプの空調機(室内機)2を備えている。空調機2は、室内機内部に全熱交換器3と、蒸発器2b、送風ファン2cを備えている。なお、空調機2は屋外または室内機と一体として室外機部を備えているが図示を省略してある。
全熱交換器3の熱交換部3aには、外気を取り入れる給気ダクト3bと、熱交換後の室内空気を排出する排気ダクト3cと、が接続されている。これらにより、給気ダクト3bを介して導入される外気と還気口3eを経由して戻される室内空気とを熱交換して、外気を冷却(冷房時)又は昇温(暖房時)した後に蒸発器2bに送り、さらに冷却又は昇温させて送風ファン2cにより室内に吹き出すように構成されている。一方、熱交換後の室内空気は排気ダクト3cを介して屋外に排出されるように構成されている。また、全熱交換することなく外気を直接蒸発器2bに導入可能とするための外気導入流路3dが設けられている。全熱交換換気又は直接換気の切り替え、及び、外気導入量は、それぞれ不図示のダンパー又はファン回転数制御により可能に構成されている。
空調換気制御システム1は以上のように構成され、次に図2を参照して、空調換気システム1における空調方式の選択方法について説明する。
図2(a)を参照して、室内温度(Ti)=室外温度(To)のライン(L1)、暖房開始温度(Ths)ライン(L2)、室内設定温度(Ts)ライン(L3)、冷房開始温度(Tcs)ライン(L4)として、これらにより区画される領域をA1〜A8とする。
(1)冷暖房切り替え
図2を参照して、冷房ゾーンはTi≧Tcs、すなわちA4、A8領域であり、また、暖房ゾーンはTi≦Ths、すなわちA1、A5領域となる。本設定を前提として、以下の換気方式、換気量を設定することとなる。なお、冷暖房切り替え基準については、以下の全ての実施形態について同一である。
(2)換気方式(全熱交換換気又は直接換気)設定
図3を参照して、換気方式については室内温度(Ti)=室外温度(To)のライン(L1)と室内設定温度(Ts)ライン(L3)に基づいて、以下の通り切り替えることが省エネルギー上有効である。
Ti≦Tsの場合、Ti≦Toの領域(A1,A2)では、室温より高温の外気を直接取り入れることが暖房効果を考慮して有効であるため、直接換気とする。これに対してTi>Toの領域(A5,A6)では、より高温の室内空気と外気とを熱交換させてから取り入れることが有効であるため、全熱交換換気とする。
Ti>Tsの場合、Ti≦Toの領域(A7,A8)では、室温より低温の外気を直接取り入れることが冷房効果を考慮して有効であるため、直接換気とする。これに対してTi≦Toの領域(A3,A4)では、室内空気と外気とを熱交換させてから取り入れることが有効であるため、全熱交換換気とする。
(3)換気量設定(図4参照)
換気量設定に際しては、室内CO2濃度を考慮する必要がある。すなわち、ビル管法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)による建築物環境衛生管理基準に基づくCO2基準値未満の場合には、省エネの観点に基づいて設定すればよいが、基準値を超える場合には換気量を多くする必要があるからである。具体的には以下の通りに設定することが適当である。
(a)CO2基準値未満の場合(図4(a)参照)
Ti≦Thsの場合、Ti>Toの領域(A1)では、室温より高温の外気をより多く取り入れることが有効であるため、換気量大とする。これに対してTi≦Toの領域(A5)では、換気量が少ないほど省エネルギー上有効であるため、換気量小とすることが適当である。
Ths<Ti≦Tcsの場合、CO2濃度を安定させるのに必要な設計上の標準風量で足りるため、標準換気量とすることが適当である。
Ti>Tcsの場合、Ti>Toの領域(A4)では、換気量が少ないほど省エネルギー上有効であるため、換気量小とすることが適当である。これに対してTi≦Toの領域(A8)では、室温より高温の外気をより多く取り入れることが有効であるため、換気量大とする。
(b)CO2基準値以上の場合(図4(b)参照)
この場合はCO2濃度低下を図るため、全ての領域で増加(又は最大)とする。
<第二の実施形態>
次に、図5、6を参照して、本発明の他の実施形態について説明する。本実施形態は、室外空気、室内空気の比エンタルピー大小を考慮した空調換気制御に係る。本実施形態の構成は空調換気システム1と同一であるので、重複説明を省略する。
本実施形態における空調方式の選択方法について説明する。図5を参照して、室外空気比エンタルピー(ho)=室内空気の比エンタルピー(hi)のライン(L5)と、上述の各ラインL2〜L4により区画される領域をB1〜B8とする。
(1)換気方式設定
図5を参照して、換気方式については室内温度(Ti)=室外温度(To)のライン(L1)と室内設定温度(Ts)ライン(L3)に基づいて、以下の通り切り替えることが省エネルギー上有効である。
Ti≦Tsの場合、ho>hiの領域(B1,B2)では、より高エンタルピーの外気を直接取り入れることが有効であるため、直接換気とする。これに対してho≦hiの領域(B5,B6)では、より高エンタルピーの室内空気と外気とを熱交換させてから取り入れることが有効であるため、全熱交換換気とすることが適当である。
次にTi>Tsの場合、ho≦hiの領域(B7,B8)では、より低エンタルピーの外気を直接取り入れることが有効であるため、直接換気とする。これに対してho>hiの領域(B3,B4)では、より低エンタルピーの室内空気と外気とを熱交換後に導入することが有効であるため、全熱交換換気とする。
(2)換気量設定
図6を参照して、換気量設定については上述の理由により、室内CO2濃度を考慮する必要がある。
(a)CO2基準値未満の場合
Ti≦Thsの場合、ho>hiの領域(B1)では、室温より高温の外気をより多く取り入れることが有効であるため、換気量大とする。これに対してho≦hiの領域(B5)では、換気量が少ないほど省エネルギー上有効であるため、換気量小とすることが適当である。
Ths<Ti≦Tcsの場合、上述の実施形態と同一理由により領域B2、B3、B6、B7全てにおいて標準換気量とすることが適当である。
Ti>Tcsの場合、ho>hiの領域(B4)では、換気量が少ないほど省エネルギー上有効であるため、換気量小とすることが適当である。これに対してho≦hiの領域(B8)では、室温より高温の外気をより多く取り入れることが有効であるため、換気量大とする。
(b)CO2基準値以上の場合
第一の実施形態と同様に、は換気量を可能な限り大きくしてCO2濃度低下を図るため、全ての領域で増加(又は最大)とする。
<第三の実施形態>
さらに、図7乃至10を参照して本発明の他の実施形態について説明する。本実施形態は、直接外気導入条件を考慮して室内温度変動、温度分布、ドラフト、結露発生のリスク回避を図る空調換気制御に係る。本実施形態の構成についても空調換気システム1と同一であるので、重複説明を省略する。
図7に示すように、室内の制御範囲とかけ離れた直接外気導入を避けるため,外気を直接導入する条件として乾球温度、相対湿度及び比エンタルピーの好適範囲により定める。例えば、乾球温度については下限(18℃)から上限(28℃)の範囲、相対湿度については40〜70%、比エンタルピーについては65kJ/kg(DA)である。
次に、本実施形態における空調方式の選択方法について説明する。図7を参照して、本実施形態における領域区分は、室外空気の比エンタルピー(ho)=室内空気の比エンタルピー(hi)のライン(L5)と、上述の各ラインL2〜L4により区画される領域C1〜C8となる。
(1)換気方式設定
図7を参照して、外気条件が適切外気条件Zc内に適合している場合には(同図(a))、第二の実施形態と同様である。すなわち、
Ti≦Tsの場合、ho>hiの領域(C1,C2)では、より高エンタルピーの外気を直接取り入れることが暖房効果を考慮して有効であるため、直接換気とする。これに対してho≦hiの領域(C5,C6)では、より高エンタルピーの室内空気と外気とを熱交換させてから取り入れることが有効であるため、全熱交換換気とすることが適当である。
次にTi>Tsの場合、ho≦hiの領域(C7,C8)では、より低エンタルピーの外気を直接取り入れることが冷房効果を考慮して有効であるため、直接換気とする。これに対してho>hiの領域(C3,C4)では、低エンタルピーの室内空気と外気とを熱交換後に導入することが有効であるため、全熱交換換気とする。
これに対して、外気条件が適切外気条件Zc範囲外の場合には、室内空気条件に近付けるため全熱交換換気とすることが適当である。
(2)換気量設定
換気量設定については、外気条件及び室内CO2濃度により以下の通りに設定することが適当である。
(a)CO2基準値未満の場合
(a1)外気条件Zc範囲内の場合
図8に示すように、この場合には第二の実施形態のCO2基準値未満の場合の換気量設定と同一となる。
(a2)外気条件Zc範囲外の場合
ho>hiの場合、Ti≦Tcsの領域(C1、C2、C3)では、室温より高温の外気をより多く取り入れることが有効であるため、換気量大とする。これに対してTi≦Tcsの領域(C4)では、換気量が少ないほど省エネルギー上有効であるため、換気量小とすることが適当である。
ho≦hiの場合には、Ti≦Thsの領域(C5)では、換気量が少ないほど省エネルギー上有効であるため換気量小とすることが適当である。これに対してTi>Thsの領域(C6、C7、C8)では、室温より高温の外気をより多く取り入れることが有効であるため、換気量大とする。
外気条件がZc範囲外の場合には、室内の制御範囲とかけ離れた直接外気導入を避けるため、全熱交換の場合であっても必要最低限の風量とすることが適当である。そのため、省エネ効果が確実な領域以外は、極力外気量を絞るべく、ゼロエナジー帯内は外気を絞ることとしている。
(b)CO2基準値以上の場合
この場合は換気量を可能な限り大きくしてCO2濃度低下を図るため、全ての領域で増加(又は最大)とする。
<第四の実施形態>
本実施形態は、インテリア空調機の運転状態(冷房・暖房)信号を受けて、ウォールスルー空調機の換気量、方式、冷暖房切り替え等を制御する形態に係る。
図11を参照して、本実施形態に係る空調換気システム20の構成が上述の空調換気システム1の構成と異なる点は、ウォールスルー空調機2に加えて、インテリア空調機21を備えていることである。空調機21は室外機21a、室内機21bを備え、外気を導入することなく室内空気を循環して空調(冷房又は暖房)を行うように構成されている。さらに、インテリア空調機21の制御部22の運転状態信号を通信線22aを介してウォールスルー空調機2の制御部23が受けて、空調機2自身の運転制御を行うように構成されている。その他の構成については空調換気システム1と同一であるので、重複説明を省略する。
次に、図12乃至16を参照して、インテリア空調機21の運転状態に対応するウォールスルー空調機2の空調換気制御の内容について説明する。
本実施形態における空調方式の選択方法について説明する。図12を参照して、室外空気比エンタルピー(ho)=ウォールスルー空調機2の吸い込み空気の比エンタルピー(hp)のライン(L6)と、上述の各ラインL2〜L4により区画される領域をD1〜D8とする。
暖冷房選択については、上述の各実施形態と同一であり、図12において冷房ゾーンはTi≧Tcs、すなわちD4、D8領域であり、また、暖房ゾーンはTi≦Ths、すなわちD1、D5領域となる。
以下、インテリア空調機21の運転態様に対応するウォールスルー空調機2の空調換気制御の態様について説明する。
(1)インテリア空調機21が冷房運転の場合(図12、図13参照)
(1−1)換気方式設定
図12を参照して、ho>hpの場合、Tp≦Thsの領域(D1)では、より高エンタルピーの外気を直接取り入れることが有効であるため、直接換気を選択する。これに対してTi>Thsの領域(D2〜D4)では、全熱交換換気を選択することが適当である。
インテリア側が冷房運転の場合、ウォールスルー側も極力、高エンタルピーの外気を直接導入しないほうが省エネ上有効である。そのため、換気をする場合であっても全熱交換換気として熱ロスを最小化することが適当である。
またho≦hpの場合、Tp≦Tcsの領域(D5〜D7)では、より高エンタルピーの室内空気と外気とを熱交換させてから取り入れることが有効であるため、全熱交換換気とすることが適当である。
(1−2)換気量設定
図13を参照して、換気量設定については室内CO2濃度に対応して、以下の通りに設定することが適当である。
(a)CO2基準値未満の場合
Tp≦Thsの場合、ho>hpの領域(D1)では、室温より高エンタルピーの外気をより多く取り入れることが有効であるため、換気量大とする。これに対してho≦hpの領域(D5)では、換気量が少ないほど省エネルギー上有効であるため、換気量小とすることが適当である。
Tp>Thsの場合、ho>hpの領域(D2〜D4)では、換気量が少ないほど省エネルギー上有効であるため、換気量小とすることが適当である。これに対してho≦hpの領域(D6〜D8)では、室内空気より高エンタルピーの外気をより多く取り入れることが有効であるため、換気量大とする。
同上の理由により省エネ上の観点から、例えばD2のように設定温度より低い領域であっても、ゼロエナジー帯内であれば外気導入を最小とすることで、インテリアの負荷を増やさないようにするものである。なお、通常設定温度より低い場合には、高エンタルピーの外気を導入することが適当である。
(b)CO2基準値以上の場合
この場合は換気量を可能な限り大きくしてCO2濃度低下を図るため、全ての領域で増加(又は最大)とする。
(2)インテリア空調機21が運転停止状態の場合
この場合は、第二の実施形態に帰するから、本実施形態における換気方式、換気量の選択は、図14、15に示す通り、上述の図5、図6と同一となる。
(3)インテリア空調機21が暖房運転の場合
(3−1)換気方式選択
ho>hpの場合、Ta≦Tcsの領域(D1〜D3)では、より高エンタルピーの外気を直接取り入れることが有効であるため、直接換気を選択する。これに対してTa>Tcsの領域(D4)では、より高エンタルピーの室内空気と外気とを熱交換させてから取り入れることが有効であるため、全熱交換換気を選択することが適当である。
またho≦hpの場合、Ta≦Tcsの領域(D5〜D7)では、より高エンタルピーの室内空気と外気とを熱交換させてから取り入れることが有効であるため、全熱交換換気とすることが適当である。これに対してTa>Tcsの冷房ゾーン(D8)では、より低エンタルピーの外気を直接取り入れることが有効であるため、直接換気を選択する。
(3−2)換気量設定
(a)CO2基準値未満の場合
Ta≦Thsの場合、ho>hpの領域(D1〜D3)では、室内空気より高エンタルピーの外気をより多く取り入れることが有効であるため、換気量大とする。これに対してho≦hpの領域(D5)では、換気量が少ないほど省エネルギー上有効であるため、換気量小とすることが適当である。
Tp>Thsの場合、ho>hpの領域(D2〜D4)では、換気量が少ないほど省エネルギー上有効であるため、換気量小とすることが適当である。これに対してho≦hpの領域(D6〜D8)では、室内空気より高エンタルピーの外気をより多く取り入れることが有効であるため、換気量大とする。
(b)CO2基準値以上の場合
この場合は換気量を可能な限り大きくしてCO2濃度低下を図るため、全ての領域で増加(又は最大)とする。
本発明は、事務所空調のみならず、機械室空調を含め空調システム一般に広く適用可能である。
第一の実施形態に係る空調換気システム1の構成を示す図である。 第一の実施形態における冷房、暖房ゾーンを示す図である。 第一の実施形態における換気方式選択態様を示す図である。 第一の実施形態における換気量選択態様を示す図である。 第二の実施形態における換気方式選択態様を示す図である。 第一の実施形態における換気量選択態様を示す図である。 第三の実施形態における適正外気ゾーンZcを示す図である。 第三の実施形態における換気方式選択態様を示す図である。 第三の実施形態における適正外気ゾーンZc内の場合の換気量選択態様を示す図である。 同じく適正外気ゾーンZc外の場合の換気量選択態様を示す図である。 第四の実施形態に係る空調換気システム20の構成を示す図である。 第四の実施形態におけるインテリア空調機が冷房時の換気方式選択態様を示す図である。 同上条件時の換気量選択態様を示す図である。 第四の実施形態におけるインテリア空調機が停止時の換気方式選択態様を示す図である。 同上条件時の換気量選択態様を示す図である。 第四の実施形態におけるインテリア空調機が暖房時の換気方式選択態様を示す図である。 同上条件時の換気量選択態様を示す図である。
1、20・・・・空調換気システム
2・・・・ウォールスルー(ペリメータ)空調機
3・・・・全熱交換器
3a・・・熱交換部
3b・・・給気ダクト
3c・・・排気ダクト
3d・・・外気導入流路
3e・・・還気口
4・・・・空調対象室
21・・・・インテリア空調機

Claims (3)

  1. 直接換気又は全熱交換換気及び換気風量を可変とする換気手段を有する空調機と、室内空気循環によるインテリア空調機と、を備えた空調換気システムにおいて、
    空調機の冷暖房設定温度と関連付けられる室温条件と、室内空気及び/又は室外空気の物性条件と、の複合条件に対応して、直接換気又は全熱交換換気のいずれかの換気方式の選択を行い、かつ、該複合条件と室内の二酸化炭素(CO2)濃度条件に対応して、換気量の選択を行い、さらに、
    該インテリア空調機の冷房、暖房、運転停止に対応して、前記空調機の換気方式及び換気量の選択を行うものであり、
    該インテリア空調機が冷房運転状態のときは、
    換気方式については、
    ho>hp、かつ、Ti≦Thsの領域(D1)、及び、ho≦hp、かつ、Ti>Tcsの領域(D8)では、直接換気を選択し、
    ho>hp、かつ、Ti>Tcsの領域(D2、D3、D4)、及び、ho≦hi、かつ、Ti≦Tcsの領域(D5、D6、D7)では、全熱交換換気を選択し、
    換気量については、
    CO2濃度が基準値以下のときは、
    ho>hp、かつ、Ti≦Thsの領域(D1)、及び、ho≦hp、かつ、Ti>Thsの領域(D6、D7、D8)では、換気量増加又は最大を選択し、
    ho≦hp、かつ、Ti≦Thsの領域(D5)、及び、ho>hp、かつ、Ti>Thsの領域(D2、D3、D4)では、換気量減少又は最小を選択し、
    CO2濃度が基準値を超えるときは、全ての領域で換気量増加又は最大を選択する、
    ことを特徴とする空調換気システムの空調換気制御方法。
    但し、外気温(To)、室温(Ti)、暖房開始温度(Ths)、室内設定温度(Ts)及び冷房開始温度(Tcs)、
    室外空気エンタルピー(ho)、室内空気エンタルピー(hi)、前記空調機吸込み空気エンタルピー(hp)。
  2. 請求項1の空調換気システムにおいて、前記インテリア空調機が運転停止状態のときは、
    換気方式については、
    ho>hp、かつ、Ti≦Tsの領域(D1、D2)、及び、ho≦hp、かつ、Ti>Tsの領域(D7、D8)では、直接換気を選択し、
    ho≦hp、かつ、Ti≦Tsの領域(D5、D6)、及び、ho>hp、かつ、Ti>Tsの領域(D3、D4)では、全熱交換換気を選択し、
    換気量については、
    CO2濃度が基準値以下のときは、
    ho>hp、かつ、Ti≦Thsの領域(D1)、及び、ho≦hp、かつ、Ti>Tcsの領域(D8)では、換気量増加又は最大を選択し、
    ho≦hp、かつ、Ti≦Thsの領域(D5)、及び、ho>hp、かつ、Ti>Tcsの領域(D4)では、換気量減少又は最小を選択し、
    Ths<Ti≦Tcsの領域(D2、D3、D6、D7)では、換気量維持または標準を選択し、
    CO2濃度が基準値を超えるときは、全ての領域で換気量増加又は最大を選択する、
    ことを特徴とする空調換気システムの空調換気制御方法。
  3. 請求項1の空調換気システムにおいて、前記インテリア空調機が暖房運転状態のときは、
    換気方式については、
    ho>hp、かつ、Ti≦Tcsの領域(D1、D2、D3)、及び、ho≦hp、かつ、Ti>Tcsの領域(D8)では、直接換気を選択し、
    ho>hp、かつ、Ti>Tcsの領域(D4)、及び、ho≦hi、かつ、Ti≦Tcsの領域(D5、D6、D7)では、全熱交換換気を選択し、
    換気量については、
    CO2濃度が基準値以下のときは、
    ho>hp、かつ、Ti≦Tcsの領域(D1、D2、D3)、及び、ho≦hp、かつ、Ti>Thsの領域(D8)では、換気量増加又は最大を選択し、
    ho≦hp、かつ、Ti≦Thsの領域(D5、D6、D7)、及び、ho>hp、かつ、Ti>Tcsの領域(D4)では、換気量減少又は最小を選択し、
    CO2濃度が基準値を超えるときは、全ての領域で換気量増加又は最大を選択する、
    ことを特徴とする空調換気システムの空調換気制御方法。
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